JP2010057129A - 符号化装置、及び復号装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 量子化歪みを拡散することにより、主観的悪影響を軽減する。
【解決手段】
変換処理部504は、N個のデータブロックそれぞれの予測残差、若しくは符号化済みのブロックを用いた予測処理を行っていないブロックに対してはデータブロック生成部501が生成したデータブロックそれぞれに対して、変換行列Aによる変換処理をおこなってM個のデータに変換する。変換行列Aを用いると、変換前のデータに比べて、変換後のデータが滑らかに変化するようになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、符号化装置及び復号装置に関する。
映像や音声といった、時間系列、空間系列をなすデータを、空間的な小領域に、または、周波数空間で複数の異なる帯域に分割し、予測、変換、量子化等の処理を行うことで高い符号化効率を得ていた。
動画像を符号化する方法として、H.264が用いられている。H.264においては、ブロック単位(マクロブロック、サブマクロブロック)の大きさで、ブロック歪みや、モスキート歪みが生じていた。また、ブロックのモード切り替えによる画質の変化といった画質劣化が発生することがあった(例えば特許文献1)。
また、静止画像の符号化方法では、JPEG2000が高い符号化効率が得られる方式として用いられている。これらの、ウェーブレット符号化を用いた方式では、高域の帯域の量子化により、焦点ボケのような画質劣化が生じ、また、低域の帯域の量子化により、画像の広範囲に渡るうねり状の歪みが生じていた。被写体の構造を損なうような劣化が発生することがあった(例えば特許文献2)。
これらの手法では、非可逆な符号化を行った場合、量子化誤差に起因する量子化歪みが、分割した小領域や帯域内に局在するため、知覚されやすい主観的な劣化が生じていた。
特開2001−145104号 公報 特開2000−308058号 公報
本発明は、ブロック内で隣接するデータ間の相関の低いデータ配列であっても効率的な符号化が可能な、符号化装置、及び復号装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、データ系列を符号化する符号化装置であって、入力データ系列からN個のデータを有する1次元のデータ列Xであるデータブロックを生成するデータブロック生成手段と、M≧NであるM行N列の変換行列Aのi行j列の要素をai,jとし、前記変換行列Aの逆変換を表す逆変換行列Bのi行j列の要素をbi,jとした場合、前記変換行列Aの行列成分の行の番号を示すkに対して、不等式(式1)を満たす前記変換行列Aを前記データ列Xに対し乗じ、M個のデータを有する変換データを得る変換手段と、前記変換データを符号化する符号化手段と、を有することを特徴とする符号化装置を提供する。また、それに対応する復号装置を提供する。
また、データ系列を符号化する符号化装置であって、入力された時間的な系列、空間的な系列、あるいはそれらの複数のチャンネルを有する入力データ系列からN個のデータを有するN行N列の2次元のデータ列Xであるデータブロックを生成するデータブロック生成手段と、M行N列の変換行列A、M行N列の変換行列Aのそれぞれi行j列の要素をai,jとし、前記変換行列A1、の逆変換を表す逆変換行列B、Bのi行j列の要素をそれぞれbi,jとした場合、前記変換行列Aの行列成分の行の番号を示すkに対して、不等式(式2)を満たす前記変換行列A1、を用いてAXA を算出し、M行M列の2次元のデータ列Yである変換データを得る変換手段と、前記変換データを符号化する符号化手段と、を有することを特徴とする符号化装置を提供する。また、それに対応する復号装置を提供する。
本発明によれば、ブロック内で隣接するデータ間の相関の低いデータ配列であっても効率的な符号化が可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同じ構成には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
本実施形態の符号化装置は、2次元の動画像のデータ系列を符号化する例である。本実施形態では、符号化対象のデータが画素の輝度値である場合について例示する。
図1は、本実施形態の符号化装置5の構成を示す図である。
符号化装置5は、データブロック生成部501、予測データブロック生成部502、メモリ503、変換処理部504、逆変換処理部505、符号化部506、局所復号部507、加算部509、減算部508を有する。
データブロック生成部501は、入力された動画像の各画素から、複数のデータブロックを生成する。データブロック生成部501が生成するデータブロックの例を図3に示す。図3では、2次元の入力された1フレームの画像である入力データ列601を破線で区切る4×4の小領域に分割し、その各小領域からデータを一つずつ順に取り出して出力データブロック群として新たな出力データブロック6021を順次生成している。この場合、出力データブロック6021はデータ数N=16のデータブロックである。なお、各出力データブロック6021内のデータは図3では模式的に2次元で示しているが、ラスタスキャン等により1次元のデータ列に並べ替えられる。
1つの出力データブロック群602に含まれるデータが、複数の入力データ列601の小領域から順次選択されるように出力データブロック群602を生成する。
なお、本実施形態では、入力データ列601の小領域に分類されるデータと出力データブロック6021に含まれるデータとが異なるように並べ替えを行うことで、ブロック歪等の影響を抑える構成にしているが、入力データ列601の小領域をそのまま出力データブロック6021としてもよい。入力データ列601の小領域に含まれるデータと出力データブロック6021に含まれるデータとの相違度が大きいほど、ブロック歪の局所的な集中を抑えることが出来るが、その分必要なメモリ量や処理の遅延が増える。
データブロック生成部501が生成した[k,l]番目のデータブロックX[k,l]に含まれるデータは、図3に示す例では、(A4,B4,C4,D4,E4,F4,G4,H4,I4,J4,K4,L4,M4,N4,O4,P4)である。これを、X[k,l]=(x1,…,xN)Tと記載する。[k,l]番目のデータブロックとはフレーム内でブロックをラスタスキャンした場合の順番を模式的に示すものである。データブロック生成部501は、フレームの入力データ系列601についてデータブロックを生成する。なお、本実施形態では、入力されたフレーム内のデータを全て出力データブロック6021に分割してから、予測データブロックの生成処理を行う例について示したが、1つの出力データブロック6021を生成する毎に予測を行っても良い。
予測データブロック生成部502は、データブロック生成部501が生成したデータブロックに対して、符号化済みの近接データブロックの局所復号データから予測データを生成する。予測データブロック生成部502が行う処理を、図3を参照して説明する。
予測データブロック生成部502は出力データブロック6021をラスタスキャン順に順次予測処理を行う。そうすると、データブロックX[k,l]の予測データを生成する場合、データブロックX[k-1,l]、X[k,l-1]、X[k-1,l-1]は既に予測処理済みである。局所復号部507が局所復号化し、その後逆変換処理部505が逆変換処理することにより、データブロックX[k-1,l]、X[k,l-1]、X[k-1,l-1]に関する局所復号データXLD [k-1,l]、XLD [k,l-1]、XLD [k-1,l-1]が得られる。局所復号データXLD [k-1,l]、XLD [k,l-1]、XLD [k-1,l-1]を用いてデータブロックX[k,l]に対する予測処理が行われる。データブロックX[k,l]の予測データXp [k,l]は、例えば(式1)によって生成される。
Figure 2010057129
ここで、si,jは適当な重み係数であり、n,mは、予測に用いる処理済みデータブロックの範囲を表す。なお、この和の計算ではi=j=0の場合は除外する。重み係数si,jは、入力データの性質により決める。これは、目的に応じてあらかじめ決めておいてもよいし、あるいは、適当なデータ期間ごとに、XとXpの二乗誤差が最小になるように設定して、その設定した値も符号化して出力するようにしてもよい。また、重み係数si,jをスカラー値とした場合には、予測に使うデータブロックごとに一つの重み係数を使うことになるが、重み係数si,jをN×Nの対角行列とすると、予測に使うデータブロック内の各データに個別の重み係数を設定できるようになる。
減算部508は、入力データと予測データとの差をとった予測残差を変換処理部504に出力する。
変換処理部504は、データブロックのN個の予測残差、若しくは符号化済みのブロックを用いた予測処理を行っていないブロックに対してはデータブロック生成部501が生成したデータブロックそれぞれに対して、変換行列Aによる変換処理をおこなってM個のデータに変換する。なお、変換行列Aは、(式2)の条件を満たす変換行列である。行列Aのi行j列の要素をai,j、逆変換行列Bのi行j列の要素をbi,jと記す。なお、MはNと等しいか、Nよりも大きな整数である。また変換行列Aによる変換処理は、M行N列の行列Aとの行列演算として表現することがでる。
Figure 2010057129
(式2)の条件を満たす変換行列Aを用いると、変換前のデータに比べて、変換後のデータが滑らかに変化するようになる。(式2)の条件を満たす行列による変換処理を行うことで、変換後のデータが滑らかになる効果の説明は後述する。
符号化部506は、差分パルス符号変調(DPCM)、あるいは、離散的コサイン変換(DCT)等の直交変換をブロック毎に行う。直交変換後に、量子化、エントロピー符号化といった符号化処理を行う。
局所復号部507は、符号化部506が符号化した符号化済のデータをブロック毎に復号する。
逆変換処理部505は、変換処理部504が行った変換処理と対になる逆変換を行う。逆変換処理部505は、局所復号部507が復号化したデータに対して、先に説明した変換行列Aに対応する逆変換行列Bを用いて逆変換を行う。M=Nの場合には、逆変換行列Bは変換行列Aの逆行列となり、B=A−1である。M>Nの場合には、変換行列Aの一般逆行列を用いて、B=(AA)−1と表すことができる。
メモリ503は、局所復号部507で復号化され、その後逆変換処理部505で逆変換処理されたローカルデコード画像を別のデータブロックの予測に用いるために記憶する。
加算部509は、予測データに、局所復号された予測残差の値を加えて符号化の結果である局所復号された画素値を得る。
図2は、本実施形態の符号化部506と、局所復号部507の構成を抜き出して示す図である。
符号化部506は、直交変換部5061、量子化部5062、エントロピー符号化部5063を有する。
局所復号部507は、逆量子化部5071、逆直交変換部5072を有する。
直交変換部5061は、離散直交変換(DCT)やKurhunen-Loeve変換(KL変換)といった直交変換を行う。
量子化部5062は、直交変換後の係数値を量子化する。
エントロピー符号化部5063は、量子化された係数値に対してエントロピー符号化を行う。
逆量子化部5071は、エントロピー符号化が行われる前の量子化された係数値を逆量子化する。
逆直交変換部5072は、逆量子化後のデータを直交変換部5061が行った直交変換に対応する逆直交変換を行う。
図2に示す構成は、画像符号化方式として広く使われているものであり、その構成要素を利用し、実施をすることができる。
次に、変換処理部504による(式2)の条件を満たす変換行列Aによる変換処理を行うことで、変換後のデータが変換前のデータと比較して滑らかになる効果について説明する。
データブロック生成部501が生成したデータブロックをX=(x,…,x、変換行列Aを用いた変換処理後のデータをY=(y,…,yと表す。変換処理部504が行う変換処理は、Y=AXのYを求める処理である。YがXよりも滑らかに変化するとは、Yの隣接するデータyk、k+1の差分を量子化幅Qyで量子化した値の分散が、Xの隣接するデータxk、k+1の差分を量子化幅Qxで量子化した値の分散よりも小さくなる、ということである。すなわち、V[.]を分散を表す演算子として、取り得る任意のkに対して、
Figure 2010057129
を満たす必要がある。Xを量子化幅Qxで量子化した場合の量子化誤差と、Xを変換行列Aで変換して得られるYを量子化幅Qyで量子化した場合の量子化誤差とが等しくなるように、量子化幅QxおよびQyを仮定する。
分散について、V[ax+bx]=aV[x]+2abV[x,x]+bV [x]が成り立つ。V[x,x]はxとxの共分散を表し、xとxが独立ならばゼロとなる。X=(x,…,xの各データは独立であるとすると、
Figure 2010057129
となるので、(式3)の条件は、(式5)に書き換えることが出来る。
Figure 2010057129
次に、QとQの関係を求める。まず、変換行列Aによる変換後のデータYの隣接するデータの差分y−yk+1に対して、量子化幅Qyで量子化したときの量子化誤差の大きさの期待値を考える。ここで、変換行列Aによる変換後のデータYの、隣接データの差分をY=(y−y,…,yi−yi+1,…,yM−yとする。この各要素に量子化Qyによる量子化誤差E=(ε,…,ε)が加わり、Y’=Y+E’となったとする。このとき、逆変換Bにより、X’=BY’となる。これと、量子化誤差が無い場合の値X=BYとの差が復号側でみたときの誤差となる。その誤差の大きさは、(式6)に示す値となる。
Figure 2010057129
よって、量子化誤差の期待値は、
Figure 2010057129
となる。E[・]は期待値を取る演算子で、p(ε)は量子化誤差に対する確率密度関数である。量子化誤差の分散V[ε]は量子化幅Qyの2乗と比例する。例えば、p(ε)が一様分布となる場合、V[ε]=Qy /12となる。一方、変換行列Aによる変換を行わずに、入力Xの隣接データの差分を直接量子化幅Qyで量子化した場合の量子化誤差の期待値は、
Figure 2010057129
となる。Xに加わる量子化誤差の分散V[ε]は、今度はQの2乗に比例し、たとえば、p(ε)が一様分布となる場合では、V[ε]=Q /12となる。これより、(式3)で求めた量子化誤差の大きさの期待値と、(式4)で求めた量子化誤差の大きさの期待値が等しくなるようにするには、
Figure 2010057129
とすればよい。最終的に、(式9)を用いて、(式2)の条件が求められる。(式2)が、取り得る全てのkに対して、成り立てばよい。この条件を満たすような変換行列Aは、(式3)を満たす。したがって、変換行列Aを用いると、変換前のデータに比べて、変換後のデータが滑らかに変化することが期待できる。変換行列Aによる変換後に、DPCMやDCT等による符号化を行う際に効率的な符号化が行えるようになる。
次に、(式2)の条件を満たす変換行列の例を(式10)〜(式15)に示す。(式10)および(式14)はN=M=4の例である。(式11)および(式12)はN=M=8の例である。(式13)はN=M=16の例である。(式15)はN=8,M=16の例である。(式10)から(式13)に示した例は、いずれも行列の形を巡回行列としたものである。また、(式15)に示した例では、行列の奇数行目、あるいは、偶数行目だけを取り出した場合に、それぞれが巡回行列となる行列である。一方、(式14)に示した例は、行列の形を巡回行列に限らずに、行列の各要素を自由に設定して(式2)を満たすように作成したものである。参考として、(式2)の左辺を右辺で除した値をrとして、変換行列Aの例と一緒に記しておく。rが1未満の行列は、(式2)の条件を満たす行列である。
Figure 2010057129
Figure 2010057129
Figure 2010057129
Figure 2010057129
Figure 2010057129
Figure 2010057129
以上、変換行列Aの具体的な例を示したが、(式2)を満たす変換行列Aはここで示した例に限らず、様々なバリエーションが存在する。
次に、データブロック生成部501がデータブロックを生成する際のデータの並べ替えの規則の例を示す。図4および図5は1次元のデータ列を並べ替える例を示す。
図4に示した例は、N=4の例であり、連続する4個の入力データを並べ替えて1つのデータブロックとしているが、その並べ替えの規則を4種類用意し、データブロックごとに並べ替えの規則を順に変えていくものである。
図5に示した例は、N=4の例であり、連続する4個の入力データは、それぞれ別のデータブロックに入るようにデータブロック生成部501の方式が定められている。
図4、図5で示した例、または例示していない別の規則の中から、どの規則を利用するかについては、入力データの性質と出力データに要求される要件から、適切なものを選択すればよい。図4で示した例では、入力データで近傍であった範囲でデータの並べ替えを行っているため、図5示した例に比べると歪みの拡散効果は少ない。しかし、並べ替えを入力データ列の狭い範囲内で行うため、並べ替えに要する遅延やメモリ量を少なくすることができる。
図6は、本実施形態の符号化装置の変形例である符号化装置6の構成を示す図である。
符号化装置6は、予測は変換処理部504による変換処理を行った後のデータに対して行う点が特徴である。符号化装置5は、(式16)に示す、処理対象のブロックのデータXとその予測データXの差分の残差データに対して変換行列Aによる変換処理を行っていた。
Figure 2010057129
変換処理部504が行う変換処理が線形であるため、重み係数si,jがスカラー値の場合は、変換処理の前後どちらに予測を行ってもよい。重み係数をN×Nの対角行列とした場合は、一般にsi,jとは異なる行列となるが、適当な重み係数行列ri,jを用いることにより、各データに個別の重み係数を設定できるようになる。
符号化装置6では、変換処理部504で変換処理を行った後に予測を行うため、逆変換処理部505による逆変換を行う必要がない。
本実施形態の符号化装置では、データブロック生成部が生成するデータ列が1次元である例について示したが、2次元のデータ列を生成してもよい。その場合、入力されたデータブロック内のデータをN×Nの2次元データ行列とすると、2次元データ行列Xに対して、M行N列の変換行列Aと、M行N列の変換行列Aを用いて、変換処理部504は、行列演算AXA を行う。A、A共に、(式2)を満たす行列である。
本実施形態の符号化装置では、変換処理部504が連続するデータが滑らかに変化するようなデータ列へと変換をする変換行列Aによる変換処理を行う。そのため、データブロック生成部501が入力された画像のデータ列を並べ替え、隣接データ間の相関が低いブロックを生成した場合であっても、その後の変換処理によって隣接データが滑らかに変化するデータブロックに変換することが可能である。その後に符号化部506が行う直交変換による符号量の増加を抑えることができる。したがって、量子化歪みの固有パターンや伝送路でのバーストエラーが、元の並びに戻した際に局在化させず画面内に拡散させることができ、歪みが知覚されにくく、かつ符号量を抑えた符号化処理が可能となる。
図7は、H.264動画像符号化方式で用いられているイントラ予測方式の例を示す図である。H.264イントラ予測方式では、入力画像データに対して、入力されたデータ配列で小領域(ブロック)に分割している。あるブロックの予測を行う際に、有効な予測を行うために用いる参照画素データは符号化済みのブロックと処理対象のブロックとの境界に位置するデータのみであった。また、処理対象のブロック内のデータのうち、符号化済みブロックから離れた位置のデータは、参照画素データとの相関が低いため、予測効率の低下が生じていた。
これに対して、本実施形態の符号化方法では、入力されたデータ配列の並べ替えを行い新たなブロックを生成し、生成されたブロック毎に符号化処理が行われる。そのため、符号化済みのデータが入力されたデータ配列の位置上で点在するため、処理対象のデータの近くに処理済みのデータが存在し、多くのデータの予測を有効に行うことができる。よって、効率の良い予測が可能となる。
(第2の実施形態)
図8は、本実施形態の符号化装置7の構成を示す図である。符号化装置7では、変換行列Aによる変換処理後のデータを波形に近似する波形近似部508がさらに加えられている。
波形近似部508は、変換処理部504による変換行列Aによる変換処理後のデータを波形に近似する。近似する波形は、あらかじめ定められた周期(例えば2π)を持つ正弦波であり、近似波形の振幅と位相とバイアスを求める。また、変換行列Aによる変換処理後のデータと、求めた近似波形をM個の等間隔にサンプリングした値との差分データを求める。また、この近似波形をM個にサンプリングした値は、局所復号部507で局所復号されたデータに加えられ、逆変換処理部505へと送られる。
波形近似部508は、データブロックごとに近似波形の振幅と位相とバイアスの値を求め復号側に送る。この際、振幅・位相およびバイアスの情報は、適当な方法で符号化を行って、符号化処理後のデータに多重化しても良い。
図9は、変換行列Aによる変換処理後のデータと、その近似波形との例を2つ示した図である。図9中の離散的な棒グラフの値は、M=64の変換処理後のデータである。また、同図での連続した波形が、波形近似部508が求めた近似波形である。図9では、2つのデータブロックの近似波形について示しているが、それぞれ異なる振幅と位相とバイアスの波で近似されている。
変換行列Aによる変換処理後のデータ系列に波形近似を行う効果を説明する。変換行列Aとして、(式10)〜(式13)のような巡回行列を用いた場合、あるいは、(式15)のように2つの巡回行列を併せて一つの行列としたような場合、変換行列Aによる変換処理後のデータ列は、そのエンベロープが比較的滑らかな1周期分の波形となる。このような波形近似を行うと、近似を行わなかった場合と比較して、その後の符号化部506で、より少ない符号量での符号化が可能となる。
波形近似では、変換処理部の出力Y=(y1, …,yM)Tに対して、k=1,…,Mとして、たとえば、(式17)に示す形で近似する。
Figure 2010057129
ここで、周期ωは、変換行列Aの形から決まり、巡回行列の場合には、ω=2π/Mとなる。バイアスbは、Yの平均値より、b=Σ/Mとなる。振幅Aと位相φは、例えば
Figure 2010057129
として、
Figure 2010057129
と求めればよい。波形近似は、巡回行列に限らず、周期構造を持つ行列を変換行列Aとして用いた場合、Aから決まる周期を用い、近似波形の振幅、位相、バイアスをデータブロック毎に求めればよい。
このように、本実施形態の符号化方法によれば、より少ない符号量での効率的な符号化が可能となる。
(第3の実施形態)
図10は、本実施形態のデータブロック生成部501の構成を抜き出して示す図である。本実施形態のデータブロック生成部501は、複数のデータ並べ替え方法を持ち、入力されたデータに対してその内の1つの方法で並べ替えを順次行っていく。
(式20)に、N=4で、方法の数k=5の場合の並べ替え方法の例を示す。
Figure 2010057129
この並べ替え方法の内、どの方法を用いるかは、入力されたデータブロックの順番に応じて適宜採用すればよい。例えば、(1)から(5)までを順に繰り返し適用する決まりとする。
データブロック生成部501で、このような複数の並べ替え方法を順次切り替えて用いることにより、その後の符号化処理で量子化誤差が発生した場合であっても、復号側で元のデータの並びに戻すと、量子化誤差の固有パターンが特定の小領域に集中しないようにすることができる。量子化誤差の固有パターンとは、例えば、DCT係数の量子化が行なわれた場合、DCT基底の形状が歪みとして現れる。
並べ替え方法をどのように設定するか、あるいは、データブロックの入力順から並べ替え方法を選択する方法をどのように設定するかは、量子化誤差の固有パターンの発生傾向等を考慮して、適切に設定を行えばよい。
(第4の実施形態)
図11は、本実施形態の変換処理部504の構成を抜き出して示す図である。
本実施形態の、変換処理部504は、変換行列Aを複数(図11ではk個)用意し、データブロックの入力順から一意に定まる方法で、用いる変換行列Aを順次変更するものである。
行列演算部509は、選択された変換行列Aを用いてデータブロックに対して変換処理を行う。
量子化歪みの固有パターンは、引き続く符号化処理で発生する量子化歪みのパターンと、逆変換処理部505で逆変換処理に用いる逆行列Bとで、どのデータ位置に固有パターンが現れるかが決まる。そのため、変換行列Aとそれに対応する逆変換行列Bを複数用意して切り替えることにより、最終的に元のデータ位置に並べ直した際に、特定の小領域に量子化歪みの固有パターンが発生することを避けることが可能となる。
(第5の実施形態)
図12は、データブロック生成部が生成するデータブロックの例を示す図である。図12では、隣接する入力データ列をあらかじめ定められた大きさのデータブロックに分割する。分割されたブロック内をさらに2つに分け、ブロックPとブロックSを生成する。
ブロックPのデータ列は、後でブロックSのデータ列を予測するために用いるため、この予測が効率よく行われるように、入力されたデータ系列の中で広範囲に分布し、データブロックSのデータにできるだけ多く隣接するように配置されている。図に示した例では、規則正しく四分の一サブサンプルしブロックPの配置を定めているが、この配置に限ない。例えば、ブロックPに属するデータの数を少なく、あるいは、多く取るように定めても良い。あるいは、ランダムな配置によってブロックPを出力するような構成でも良い。
ブロックPは先ほど述べたように、ブロックSのデータとより多く隣接するように配置されているため、ブロックP自身のデータは、元のデータ列で見たときには必ずしも隣接していない。そのため、ブロックPの隣接するデータの相関は低くなっている。そのような互いに相関の低いデータ系列であっても、変換処理部504の変換処理により、データが滑らかになる。
一方、ブロックSは、データブロックPの局所復号データを用いて生成された予測ブロックSとの差分が計算され、その予測残差データが符号化部506でデータ圧縮が行われる。
なお、ブロックPは、そのまま変換処理部504による変換処理および符号化部506での圧縮を行う構成ではなく、符号化済みのデータブロックのデータからブロックPのデータを予測し、その予測残差データに対して、変換処理および符号化を行う構成でもよい。この場合は、ブロックSの予測にも、ブロックPの局所復号データだけではなく、符号化済みのデータブロックのデータを同様に使うことができる。
また、ブロックSについては、予測残差データの符号化処理の前に、変換行列Aにより、予測残差データを滑らかにする処理を行うことも効果的である。
さらに、変換処理Aの後に、第4の実施形態で説明した、波形近似データブロック生成部による波形近似を行うことも効果的である。
(第6の実施形態)
本実施形態の復号装置10は、第1の実施形態の画像符号化装置が行った符合化済みのデータを復号する装置である。
図13は、本実施形態の復号装置10の構成を示す図である。
復号部701は、入力された符合化済みのデータに対して、符号化部506に対応する復号処理を行う。
逆変換処理部702は、変換行列Aの逆変換を行う逆変換行列Bによる逆変換を復号部701が復号したデータに行う。
予測データブロック生成部705は、予測データブロック生成部502と同じ処理によって、予測データブロックを生成する。
加算器703は、逆変換がなされたデータと、予測データブロック生成部が生成した予測データブロックとを加算する。
メモリ704は、加算されたデータを記憶する。
データ列再生部706は、データブロック生成部501と対応する並べ替えを行い、元のデータの並びに戻し出力する。
図14は、復号部701の構成を抜き出して示す図である。
復号部701は、エントロピー復号部7011、逆量子化部7012、逆直交変換部7013を有する。
エントロピー復号部7011は、エントロピー符号化部5063が行ったエントロピー符号化処理と対応する復号処理を行う。
逆量子化部7012は、量子化部5062が行った量子化処理と対応する逆量子化を、エントロピー復号がなされたデータに行う。
逆直交変換部7013は、逆量子化後のデータに対して直交変換部5061が行った直行変換に対応する逆直交変換を行う。
(第7の実施形態)
図15は、第2の実施形態の符号化装置7が行った符合化済みのデータを復号する復号装置11の構成を示す図である。
復号装置11は、波形近似データブロック生成部707をさらに有する。
波形近似データブロック生成部707は、波形近似部508が求めた近似波形の位相と振幅とバイアスの情報を用いて、あらかじめ定められた周期を持つサイン波をM個の等間隔にサンプリングした値を出力する。その後サンプリングした値は、復号処理が行われた後のデータに加算されて、逆変換処理される。
なお、上記の各実施形態で用いている変換行列Aと、本実施例における直交変換を表現する行列の積をあらかじめ用意しておき、別々に行列演算せずに一度の行列演算にまとめて処理を行っても良い。逆変換処理部についても同様である。また、本発明を画像符号化に用いる場合は、画面内符号化のみならず、画面間符号化として、動き補償予測残差画像を入力とすることも可能である。
上記の各実施形態では、符号化の対象のデータが画像データである場合について例示したが、データ系列は、時間的な系列、あるいは、空間的な系列、あるいは、一つ以上の複数のチャンネルからなる系列、あるいは、時間的・空間的・複数チャンネルの任意の組み合わせからなる系列であってよい。例えば、音声データ等も本発明の符号化方法によって符号化することができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
第1の実施形態の符号化装置の構成を示す図。 符号化部、局所復号部の構成を示す図。 データブロックを生成する動作を説明する図。 データブロックを生成する動作を説明する図。 データブロックを生成する動作を説明する図。 第1の実施形態の符号化装置の別の構成を示す図。 H.264イントラ予測の例を示す図。 第2の実施形態の符号化装置の構成を示す図。 変換行列Aによる変換処理後のデータと、その近似波形との例を示す図。 第3の実施形態の符号化装置のデータブロック生成部の構成を示す図。 第4の実施形態の符号化装置の変換処理部の構成を示す図。 第5の実施形態の符号化装置の構成を示す図。 第6の実施形態の復号装置の構成を示す図。 第6の実施形態の復号部の構成を示す図。 第7の実施形態の復号装置の構成を示す図。
符号の説明
5,6,7・・・符号化装置
501・・・データブロック生成部
502・・・予測データブロック生成部
503・・・メモリ
504・・・変換処理部
505・・・逆変換処理部
506・・・符号化部
507・・・局所復号部
508・・・波形近似部
5061・・・直交変換部
5062・・・量子化部
5063・・・エントロピー符号化部
5071・・・逆量子化部
5072・・・逆直交変換部
603・・・行列演算部
10,11・・・復号装置
701・・・復号部
702・・・逆変換処理部
703・・・加算器
704・・・メモリ
705・・・予測データブロック生成部
706・・・データ列再生部
707・・・波形近似データブロック生成部
7011・・・エントロピー復号部
7012・・・逆量子化部
7013・・・逆直交変換部
601・・・入力データ列
602・・・出力データブロック群
6021・・・出力データブロック

Claims (7)

  1. データ系列を符号化する符号化装置であって、
    入力データ系列からN個のデータを有する1次元のデータ列Xであるデータブロックを生成するデータブロック生成手段と、
    M≧NであるM行N列の変換行列Aのi行j列の要素をai,jとし、前記変換行列Aの逆変換を表す逆変換行列Bのi行j列の要素をbi,jとした場合、前記変換行列Aの行列成分の行の番号を示すkに対して、不等式
    Figure 2010057129
    を満たす前記変換行列Aを前記データ列Xに対し乗じ、M個のデータを有する変換データを得る変換手段と、
    前記変換データを符号化する符号化手段と、
    を有することを特徴とする符号化装置。
  2. 前記データブロック生成手段は、前記入力データ系列のデータの配列とは異なる配列に各データを並べ替え、並べ替えた後のデータ系列の配列に基づき前記データブロックを生成することを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  3. 前記データブロック生成部は、生成する同じ前記データブロックに、前記入力データ系列の配列に基づきデータブロックを生成した場合に複数のブロックに分類されるデータが含まれるように前記入力データ系列を並べ替えることを特徴とする請求項2記載の符号化装置。
  4. 前記変換データを関数に近似する近似関数を算出する近似関数算出手段をさらに有し、
    前記符号化手段は、前記近似関数と、前記変換データの差分のデータに基づき符号化を行うことを特徴とする請求項1記載の符号化装置。
  5. データ系列を符号化する符号化装置であって、
    入力された時間的な系列、空間的な系列、あるいはそれらの複数のチャンネルを有する入力データ系列からN個のデータを有するN行N列の2次元のデータ列Xであるデータブロックを生成するデータブロック生成手段と、
    行N列の変換行列A、M行N列の変換行列Aのそれぞれi行j列の要素をai,jとし、前記変換行列A1、の逆変換を表す逆変換行列B、Bのi行j列の要素をそれぞれbi,jとした場合、前記変換行列Aの行列成分の行の番号を示すkに対して、不等式
    Figure 2010057129
    を満たす前記変換行列A1、を用いてAXA を算出し、M行M列の2次元のデータ列Yである変換データを得る変換手段と、
    前記変換データを符号化する符号化手段と、
    を有することを特徴とする符号化装置。
  6. データ系列を復号する復号装置であって、
    入力された符号化済みデータを復号し、変換データYを得る復号手段と、
    符号化された際のM行N列の変換行列Aのi行j列の要素をai,jとし、前記変換行列Aの逆変換を表す逆変換行列Bのi行j列の要素をbi,jとした場合、前記変換行列Aの行列成分の行の番号を示すkに対して、不等式
    Figure 2010057129
    を満たす前記逆変換行列Bを前記変換データYに対し乗じることで、1次元のデータ列Xであるデータブロックを得る逆変換手段と、
    1次元のデータ列Xであるデータブロックから、時間的な系列、空間的な系列、あるいはそれらの複数のチャンネルを有する入力データ系列を再生する再生手段と、
    を有することを特徴とする復号装置。
  7. データ系列を復号する復号装置であって、
    入力された符号化済みデータを復号し、変換データYを得る復号手段と、
    符号化されたM行N列の変換行列A、M行N列の変換行列Aのそれぞれi行j列の要素をai,jとし、前記変換行列A1、の逆変換を表す逆変換行列B、Bのi行j列の要素をそれぞれbi,jとした場合、前記変換行列Aの行列成分の行の番号を示すkに対して、不等式
    Figure 2010057129
    を満たす前記変換行列B1、を用いてBYB を算出し、N個のデータを有する2次元のN行N列のデータ列である変換データを得る変換手段と、
    2次元のデータ列Xであるデータブロックから、時間的な系列、空間的な系列、あるいはそれらの複数のチャンネルを有する入力データ系列を再生する再生手段と、
    を有することを特徴とする符号化装置。
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