JP2010054575A - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】検知面攪拌部材70Yは、第二搬送スクリュー62Yの軸部62aYから径方向に突出し、軸部62aYと平行に配設された板状のフィン72Yと、フィン72Yの先端から軸部62aYの径方向に延出するように貼付けられた弾性体シート71Yとを備え、フィン72Yには、中央部に四角形状の開口部72aYが形成されている。第二搬送スクリュー62Yが回転すると、開口部72aYを現像剤が通過し、検知面80Yを弾性体シート71Yの先端部71aYが摺擦して検知面80Y近傍に現像剤Gが滞留することなく確実に攪拌され、現像剤Gの剤密度変化を抑制可能としている。
【選択図】図4
Description
一方、現像剤中のトナー濃度が高すぎると地汚れ等が発生する。このように、高画質な画像を得るためには、現像剤担持体に供給される現像剤収容部内の現像剤のトナー濃度を一定範囲内に制御することが必要である。そこで、現像剤収容部内にトナーを補給するトナー補給装置を備えるものがある。このような現像装置では、現像剤収容部内のトナー濃度を検知する検知手段としてのトナー濃度検知装置(以下、トナー濃度センサという)と、現像剤収容部へのトナー補給量を制御するトナー補給量制御装置を設け、現像剤収容部内へのトナー補給を制御している。
そこで、特許文献1においては、現像剤収容部内の現像剤を攪拌しながら搬送する搬送スクリューの軸部の検知面と対向する位置に平板部材を軸部に対して平行になるように固定し、この平板部材に弾性体シートが平行になるように固定されたものが提案されている。そして、平板部材及び弾性体シートが搬送スクリューとともに回転し、弾性体シートが検知面を摺擦することで検知面の現像剤を攪拌する。このように、検知面の現像剤を攪拌することによりトナー濃度センサの検知面に現像剤が滞留することによる誤検知を防止することができる。
このような攪拌動作時の検知面での剤密度の差が大きいと、トナー濃度センサの検知精度が低下するため、検知面での剤密度の差を低減することが望まれる。また、攪拌動作時の検知面での剤密度の差は、搬送スクリューの回転数、設置環境、現像剤の経時劣化など使用条件の外乱によってばらつきが生じ、攪拌動作時の検知面での剤密度の差が大きいとユーザーの使用条件ごとのトナー濃度検知制度もばらつきも大きくなるため、検知面での剤密度の差を低減することが望まれる。
本発明は、以上の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、トナー濃度センサの検知面に現像剤が滞留することによる誤検知を防止しつつ、攪拌動作時の検知面での剤密度の差を低減することができる現像装置、及びこれを用いたプロセスカートリッジ並びに画像形成装置を提供することである。
また、請求項2の発明は、請求項1記載の現像装置において、前記支持部は、現像剤の撹拌動作によって変形しない剛性を有していることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2記載の現像装置において、前記支持部の開口部は、当該支持部の中央部に形成され、当該支持部の枠部で形成された四角形状の透孔であることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載の現像装置において、前記検知面は、前記ケーシングの底部内壁面の一部に形成されることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項記載の現像装置において、前記検知面攪拌部材は、前記軸部から径方向に複数突出されていることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項6記載の現像装置において、前記複数の検知面攪拌部材は、前記軸部上に前記搬送スクリューの現像剤の搬送方向に沿ってずれた位置にそれぞれ配設されていることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7のいずれか1項記載の現像装置において、前記内壁面に囲まれて前記搬送スクリューによって前記現像剤を搬送する現像剤搬送路の前記軸部に直交する平面における断面積を、前記搬送スクリューの搬送方向の前記検知面に対して上流側の当該断面積に比べて、該検知面の方で小さくしたことを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項8記載の現像装置において、前記ケーシングの上蓋部の前記検知面に対応する内壁面に、前記軸部に向かって突出する突部を形成したことを特徴とする。
また、請求項11の発明は、少なくとも、表面に静電潜像が形成される像担持体と、当該像担持体上の静電潜像にトナーを供給してトナー像化する現像装置とを一体的に連結したプロセスカートリッジにおいて、前記現像装置は、請求項1乃至10のいずれか1項記載の現像装置であることを特徴とする。
また、請求項12の発明は、表面に静電潜像が形成される像担持体と、当該像担持体上の静電潜像にトナーを供給してトナー像化する現像装置とを備えた画像形成装置において、前記現像装置は、請求項1乃至10のいずれか1項記載の現像装置であることを特徴とする。
また、請求項13の発明は、請求項12記載の画像形成装置において、前記像担持体と前記現像装置は、一体的に連結され、当該画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジであること特徴とする。
図1は、本発明による一実施形態に係る画像形成装置である電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタ100という)の概略構成を示す図である。図1において、このプリンタ100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像をそれぞれ生成するための4つの後述するプロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY、M、C、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。
Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを例にすると、図2に示すように、プロセスカートリッジ6Yは、ドラム状の感光体1Yを中心に、その周囲に、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像装置5Y等を感光体1Yと一体に連結されている。従って、このプロセスカートリッジ6Yは、プリンタ100本体に脱着可能であり、感光体1Yとドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像装置5Yとをプリンタ100本体から引き出して、保守、点検が可能となると共に、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像装置5Y等消耗部品を一度に交換できるようになっている。このプロセスカートリッジ6Yとしては、感光体1Yとドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像装置5Yの全てを必ずしも一体に連結する必要がなく、本発明においては、少なくとも、感光体1Yと現像装置4Yとが一体に連結されたプロセスカートリッジであれば良い。
感光体1Y上に形成されたYトナー像は、一次転写バイアスローラ9Yによって中間転写ベルト8上に中間転写される。ドラムクリーニング装置2Yは、一次転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去する。また除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他のプロセスカートリッジ6M、6C、6Kにおいても、同様にして感光体1M、1C、1K上にM、C、Kのトナー像が形成され、中間転写ベルト8上に中間転写される。
露光装置7の図1中下側には、紙収容カセット26、これらに組み込まれた給紙ローラ27、レジストローラ対28などを有する給紙手段が配設されている。紙収容カセット26は、記録体たる転写紙Pが複数枚重ねて収納しており、それぞれの一番上の転写紙Pには給紙ローラ27が当接している。
給紙ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転せしめられると、一番上の転写紙Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給紙される。レジストローラ対28は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを回転駆動するが、転写紙Pを挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述の二次転写ニップに向けて送り出す。かかる構成の給紙手段においては、給紙ローラ27と、タイミングローラ対たるレジストローラ対28との組合せによって搬送手段が構成されている。この搬送手段は、転写紙Pを収容手段たる紙収容カセット26から後述の二次転写ニップまで搬送するものである。
一次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んでそれぞれ一次転写ニップを形成している。これらの一次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)に配置された一次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。
中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY、M、C、K用の一次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体1Y、1M、1C、1K上のY、M、C、Kトナー像が重ね合わせて一次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
二次転写ニップにおいては、転写紙Pが互いに順方向に表面移動する中間転写ベルト8と二次転写ローラ19との間に挟まれて、レジストローラ対28側とは反対方向に搬送される。二次転写ニップから送り出された転写紙Pは、定着装置20のローラ間を通過する際に熱と圧力とにより、表面に転写された4色トナー像が定着される。その後、転写紙Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て機外へと排出される。そして、プリンタ100本体の上面には、スタック部30が形成されており、排紙ローラ対29によって機外に排出された転写紙Pは、このスタック部30に順次スタックされる。
中間転写ユニット15と、これよりも上方にあるスタック部30との間には、ボトル収容器31が配設されている。このボトル収容器31は、Y、M、C、Kトナーを収容する補給用トナー収容部としてのトナーボトル32Y、32M、32C、32Kを収容している。トナーボトル32Y、32M、32C、32Kは、ボトル収容器31上にトナー各色毎に上から置くようにして設置する。トナーボトル32Y、32M、32C、32K内のY、M、C、Kトナーは、後述するトナー搬送手段としてのトナー補給装置により、プロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kの現像装置5Y、5M、5C、5Kにそれぞれ適宜補給される。これらのトナーボトル32Y、32M、32C、42Kは、プロセスカートリッジ6Y、6M、6C、6Kとは独立してプリンタ100本体に脱着可能である。
現像装置5Yは、内部に磁界発生手段を備え、磁性粒子とトナーを含む二成分系現像剤を表面に担持して搬送する現像剤担持体としての現像スリーブ51Yと、現像スリーブ51Y上に担持されて搬送される現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材としての現像ドクタ52Yとを備えている。現像スリーブ51Yの下方には、ケーシング55Yに囲まれた現像剤収容部があり、仕切り壁59Yによって、現像スリーブ51に現像剤を供給する第一現像剤収容部53Yと、トナー補給部58Yからトナーの補給を受ける第二現像剤収容部54Yとに仕切られている。第一現像剤収容部53Y内にはトナーを撹拌搬送するための第一搬送スクリュー61Yを備えており、第二現像剤収容部54Y内には第二搬送スクリュー62Yを備えている。第二搬送スクリュー62Yは、螺旋状の羽部62bYを軸部62aYに固定した構造になっており(図3参照)、第一搬送スクリュー61Yも同様の構成となっている。
また、第二現像剤収容部54Yのケース55Yの下方外壁面55aYには、第二現像剤収容部54Y内の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサ56Yが取り付けられている。外壁面にトナー濃度センサ56Yを取り付けた箇所のケース55Yの底部内壁面55bYは、トナー濃度センサ56Yのトナー濃度を検知する検知領域としての検知面80Yとなる。第二搬送スクリュー62の回転軸62aYの検知面80Yに対向する位置には、詳細は後述する検知面攪拌部材70Yが固定されている。
また、検知面80Yとしては、現像剤収容部(本実施形態においては、第二現像剤収容部54Y)内のトナー濃度を検知する際のトナー濃度センサ56Yが検知する領域の現像剤収容部を形成するケーシング55Yの内壁面55bYであり、検知面として特別な部材を設けているわけではない。
第一現像剤収容部53Y内の帯電したトナーを含む現像剤Gは、内部に磁極を有する現像スリーブ51Yの表面に供給され、磁力により現像剤層を形成して担持される。現像スリーブ51Yに担持された現像剤層は、現像スリーブ51Yの回転に伴い矢印方向に搬送される。途中、現像ドクタ52Yで現像剤層の層厚を規制されたのち、感光体1Yと対向する現像領域まで搬送される。そして、現像領域では、感光体1Y上に形成された静電潜像にトナーが供給されて現像が行われる。
現像スリーブ51Y上に残った現像剤層は現像スリーブ51Yの回転に伴い第一現像剤収容部53Yの現像剤搬送方向上流部分に搬送される。現像によりトナーが消費され、現像装置5Y内のトナー濃度が低下すると、検知面80Y周辺の現像剤のトナー濃度も低下し、第二現像剤収容部54Yの下方底部のトナー濃度センサ56Yによりトナー濃度の低下を検知する。その検知結果に基づいて、制御部57Yは不図示のトナー補給装置の駆動モータ41Yを駆動し、トナー搬送パイプ43Yからトナーの補給がなされる。
図5は、トナー濃度センサ56Yを設けた位置での第二現像剤収容部54Yの拡大断面図である。図5中の破線で示す61cY及び62cYは、それぞれ第一搬送スクリュー61Yの羽部61bY及び第二搬送スクリュー62Yの羽部62bYの径方向外側端部(図5中の61eY及び62eY)が描く軌道を示している。
図4に示すように、第1実施形態に係る検知面攪拌部材70Yは、第二搬送スクリュー62Yが図中矢印D方向に回転することによって共に回転し、検知面80Y(図3参照)上の現像剤Gを除去し、攪拌するものである。そして、本実施形態の検知面攪拌部材70Yは、第二搬送スクリュー62Yの軸部62aYから径方向に突出し、軸部62aYと平行に配設された板状の平面部材としての支持部であるフィン72Yと、フィン72Yの先端から軸部62aYの径方向に延出するようにフィン72Yに貼付けられた弾性体シート71Yとを備えている。
フィン72Yには、中央部に四角形状の開口部72aYが形成されており、開口部72aYの外周には、枠部72bYが形成されている。従って、第二搬送スクリュー62Yが回転すると、フィン72Yの開口部72aYを現像剤が通過することが可能となっている。また、検知面80Yを弾性体シート71Yの先端部71aYが摺擦するので検知面80Y近傍に現像剤Gが滞留することなく確実に攪拌され、現像剤Gの剤密度変化を抑制可能としている。
この場合、フィン72Yは、弾性体シート71Yによる現像材Gの攪拌を適切に行うために、現像剤Gの攪拌動作によって変形しない剛性を有することが好ましい。このような剛性を付与するために、フィン72Yに形成される開口部72aYの開口率(フィン72Yの平面面積に対する開口部72aYの面積比率)は、40%〜80%が好ましい。40%未満の開口率では、開口部72aYを通過する現像剤量が少なくなり、剤密度の変動を抑えることが困難になる。
一方、開効率が80%を越す場合には、フィン72Yの剛性が小さくなり、適切が開口部72aYの現像剤の通過が困難となる。また、開口部72aYの形状は、円形、楕円形、四角形等いずれの形状であっても良いが、中央部に四角形状の開口部72aYが形成され、開口部72aYの外周に、枠部72bYが形成されたフィン72Y形状とする場合には、フィン72Yの剛性及び現像剤Gの通過を適切に行うことが可能となるので好適である。
また、弾性体シート71Yは、ウレタンシート、ポリエステルシート等の合成樹脂シートを使用することができるが、検知面80Yとの摺接部分の長さは、検知面80Yの長さの半分以下となるようにすることが好ましい。この摺接部分の長さが検知面80Yを全て被覆する長さとすると現像剤Gの剤密度の変動が生じるので好ましくない。
図5に示すように、第1実施形態で示す検知面攪拌部材70Yは、第二搬送スクリュー62Yの軸部62aYに固定され、四角形状の開口部72aYを有するフィン72Yとフィン72Yに貼り付けられた弾性体シート71Yとを備えている。そして、第二搬送スクリュー62Yが図中矢印D方向に回転すると、弾性体シート71Yによって検知面80Y上の現像剤Gが攪拌されるようになっている。
図5中の破線で示す弾性体シート71Yは、弾性変形していない状態での弾性体シート71Yを仮想的に描いたものであり、実際には、弾性体シート71Yをフィン72Yに取り付け、現像装置5Y内に装填すると、図5中の実線で示すように弾性体シート71Yは弾性変形した状態で、検知面80Yを摺擦する。これにより、検知面上の現像剤を除去し、検知面上の現像剤を攪拌することができる。
しかし、このような現像装置では、弾性体シートで検知面の現像剤を撹拌する際、弾性体シートの先端が検知面を通過する前後で生じる現像剤密度差が大きくなるという問題があった。これは、検知面攪拌部材である弾性体シートが一度に多くの現像剤を攪拌することに起因していると考えられる。また、現像剤密度差は、線速モード、環境、現像剤の流動性、などの外乱でばらつくため、ユーザーの使用条件ごとにトナー濃度検知精度もばらついてしまう。
これにより、剤密度が最大となる弾性体シート71Yの先端が検知面80Yを通過する直前における検知面80Yの現像剤密度の上昇、及び、剤密度が最小となる弾性体シート71Yの先端が検知面80Yを通過した直後における検知面80Yの現像剤密度の低下を抑制することができる。剤密度の最大値の上昇、及び、最小値の低下を抑制することができるので、弾性体シート71Yの先端が検知面80Yを通過する前後で生じる現像剤密度差を抑制することができる。また、現像剤密度差を抑制できることにより、本実施形態の現像装置5Yでは、線速モード、環境、現像剤の流動性、などの外乱による現像剤密度差のばらつきを抑制することができる。
このような現像装置では、トナー濃度センサ検知領域近傍の現像剤の嵩密度が変動すると、同じトナー濃度であっても現像剤の磁束密度が変化し、検知誤差の原因になる問題があった。このような問題を改善するために、本第2実施形態においては、トナー濃度センサの設置位置およびその近傍領域における現像搬送路の軸部に直交する平面における断面積を、現像装置の上部カバー67Yの内面位置を下げることにより、それ以外の現像剤搬送路の断面積に比べ小さくすることで、現像剤の嵩密度変動を低減するようにしている。
図6に示すように、第二現像剤収容部54Yの検知面攪拌部材70Yと対向する位置の上部カバー67Yの内壁面(天井)が他の部分の天井よりも低くなるように、上部カバー67Yに天井凸部67aYを設けている。この天井凸部67aYの断面形状は、図5に示すように、羽部62bYの径方向外側端部62eYが描く軌道に沿った形状となっている。このような天井凸部67aYを設けた位置では第二現像剤収容部54Yの他の位置よりも断面積が狭くなり、他の位置よりも現像剤が詰まった状態となり、現像剤の嵩密度の変動が生じにくくなる。
本実施形態においては、検知面攪拌部材70Yである弾性体シート71Yによって検知面80Y上の現像剤を攪拌する構成であって、フィン72は開口部72aYを持つ構成をとっている。このように開口部72aYを具備させることで、現像剤の攪拌を行う際に開口部72aYから現像剤Gが通過できるようになる。
つまりは、弾性体シート71によって現像剤Gを跳ね上げても、現像剤Gがフィン72の後方へ通過可能となっているため、検知面攪拌部材70Yに開口部72aYを有していない構成に比べて、検知面攪拌部材70Yの攪拌動作に起因する嵩密度の変動を防止することができる。
なお、以上の本実施形態については、イエロー(Y)トナーを用いるイエロー用の現像装置5Y及びプロセスカートリッジ6Yについて説明したが、他色のトナーを用いるトナーについても同様の構成を用いることができる。
図7に示すように、第3実施形態においては、第二搬送スクリュー62Yに前述の第1実施形態において説明した検知面攪拌部材70Yを複数個取り付けた構成である。図7では具体例として二個の検知面攪拌部材70YA、70YBを取り付けた場合を図示するが、検知面攪拌部材70Yの個数はこれに限るものではない。第二搬送スクリュー62Yが図中矢印D方向に回転すると、弾性体シート71YA、71YBによって検知面80Y上の現像剤が攪拌されるようになっている。
トナー濃度センサ56Yは、前述の第1実施形態と同様に、ケーシング55の外壁面55aYに取り付けられ、トナー濃度センサ56Yを設けた箇所のケースシング55Yの内壁面55bYはトナー濃度センサ56Yの検知領域としての検知面80Yとなる。
また、前述の第1実施形態で述べたように、フィン71YA、71YBに開口部71aYA、71aYBを設けることで、一度に弾性体シート71YA、71YBによって攪拌、清掃する検知面80Yの面積を少なくすることが可能となるので、現像剤密度の変動をより防止することができる。したがって、検知面攪拌部材70YA、70YBの攪拌動作に起因する嵩密度の変動を防止することができる。
このような第3実施形態の検知面攪拌部材70YA、70YBは、第1実施形態の場合と同様に、弾性体シート71YA、71YBの先端が検知面80を通過する前後で生じる現像剤密度差を抑制することが出来る。また、このようにして現像剤密度差を抑制することが出来るので、前述の第1実施形態と同様に、線速モード、環境、現像剤の流動性などの外乱による現像剤密度差のばらつきを抑制することが出来る。
以上のような構成にすることで、検知面攪拌部材70YA、70YBによる攪拌前後で起こる現像剤密度の変動を減少させつつ、流動性が低下した現像剤で起こりうる現像剤の滞留を解消することが可能となる。このような第3実施形態の検知面攪拌部材70YA、70YBは、第1実施形態の場合と同様に、弾性体シート71YA、71YBの先端が検知面80Yを通過する前後で生じる現像剤密度差を抑制することができる。また、現像剤密度差を抑制することができることにより、第1実施形態と同様に、線速モード、環境、現像剤の流動性、などの外乱による現像剤密度差のばらつきを抑制することができる。
図8に示すように、第4実施形態に係る現像装置5Yの第二搬送スクリュー62Yは、検知面80Y近傍の領域Wにおける羽部62bYのピッチ幅を他の位置よりも狭める羽部62cYを有する構成となっている。このようにピッチ幅を狭めた羽部62cYを形成することにより、領域Wにおいて現像剤Gを滞留させることができ、他の位置よりも現像剤が詰まった状態となり、現像剤の嵩密度の変動が生じにくくなる。そして、このピッチ幅を狭めた羽部62cYの間の軸部62aYに検知面攪拌部材70Yが形成されている。従って、検知面80Yは検知面攪拌部材70Yと対向する位置にあるため、上述第2実施形態における天井凸部67aYを設けた場合と同様に、この第4実施形態においても、検知面80Y近傍の現像剤の嵩密度が変動することを抑制可能としている。
なお、この第4実施形態における検知面攪拌部材70Yとしては、前述の第3実施形態のように、複数個形成しても良いし、第2実施形態で示すように、天井突部67aYを設けた構成としても良い。
また、上記実施形態においては、検知面攪拌部材70Yは、第2搬送スクリュー62Yに形成しているが、トナー濃度検知センサ56を第1現像剤収容部53Yの底部外壁部に取り付け、検知面攪拌部材70Yを第1搬送スクリュー61Yに取り付けても良い。
Claims (13)
- トナーとキャリアとを含む現像剤を担持し、現像に用いる現像剤担持体と、
当該現像剤担持体に供給する現像剤を収容する現像剤収容部を形成するケーシングと、
螺旋状の羽部を有する軸部を中心に回転することによって当該羽部で前記ケーシング内の現像剤を攪拌しながら軸部の軸線方向に搬送する搬送スクリューと、
当該搬送スクリューの軸部と平行な前記ケーシングの内壁面の一部を検知面として前記現像剤中のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段と、を備えた現像装置において、
前記検知面と対向する位置の前記軸部に配設され、前記搬送スクリューの回転によって当該検知面上の現像剤を攪拌する検知面攪拌部材を有し、
当該検知面撹拌部材は、前記軸部から径方向に突出して前記搬送スクリューの回転によって前記検知面に接触することなく回転する当該軸部と平行に配設される板状の支持部と、当該支持部の先端から軸部の径方向に延出して前記検知面と弾性的に摺接する攪拌部を有し、
前記支持部は、前記搬送スクリューの回転によって前記現像剤の透過を許容する開口部を有していることを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置において、
前記支持部は、現像剤の撹拌動作によって変形しない剛性を有していることを特徴とする現像装置。 - 請求項1又は2記載の現像装置において、
前記支持部の開口部は、当該支持部の中央部に形成され、当該支持部の枠部で形成された四角形状の透孔であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項記載の現像装置において
前記攪拌部は、前記搬送スクリューの回転によって弾性変形しながら前記検知面と摺接する弾性体シートであることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項記載の現像装置において、
前記検知面は、前記ケーシングの底部内壁面の一部に形成されることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項記載の現像装置において、
前記検知面攪拌部材は、前記軸部から径方向に複数突出されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項6記載の現像装置において、
前記複数の検知面攪拌部材は、前記軸部上に前記搬送スクリューの現像剤の搬送方向に沿ってずれた位置にそれぞれ配設されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至7のいずれか1項記載の現像装置において、
前記内壁面に囲まれて前記搬送スクリューによって前記現像剤を搬送する現像剤搬送路の前記軸部に直交する平面における断面積を、前記搬送スクリューの搬送方向の前記検知面に対して上流側の当該断面積に比べて、該検知面の方で小さくしたことを特徴とする現像装置。 - 請求項8記載の現像装置において、
前記ケーシングの上蓋部の前記検知面に対応する内壁面に、前記軸部に向かって突出する突部を形成したことを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至9のいずれか1項記載の現像装置において、
前記検知面に対応する前記羽部の螺旋ピッチ幅が、前記搬送スクリューの現像剤の搬送方向における前記検知面に対して上流側の螺旋ピッチ幅に比べて、狭く形成されていることを特徴とする現像装置。 - 少なくとも、表面に静電潜像が形成される像担持体と、当該像担持体上の静電潜像にトナーを供給してトナー像化する現像装置とを一体的に連結したプロセスカートリッジにおいて、
前記現像装置は、請求項1乃至10のいずれか1項記載の現像装置であることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 表面に静電潜像が形成される像担持体と、当該像担持体上の静電潜像にトナーを供給してトナー像化する現像装置とを備えた画像形成装置において、
前記現像装置は、請求項1乃至10のいずれか1項記載の現像装置であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項12記載の画像形成装置において、
前記像担持体と前記現像装置は、一体的に連結され、当該画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されたプロセスカートリッジであること特徴とする画像形成装置。
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