JP2010053581A - Auxiliary holder of handrail - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、手摺りの補助保持具に関し、特に、握力の弱い高齢者や身体障害者が、手摺りを保持しながら安全に階段の昇降等ができるようにした手摺りの補助保持具に関するものである。 The present invention relates to a handrail auxiliary holder, and more particularly, to a handrail auxiliary holder that enables an elderly person or a handicapped person with weak grip strength to safely move up and down stairs while holding a handrail. It is.
従来、公共施設や家庭の階段において、昇降を補助するために手摺りが設けられている。 Conventionally, handrails have been provided to assist in raising and lowering in public facilities and household stairs.
ところで、手摺りには、通常、円形や楕円形等の所定の断面形状をした長尺の棒状部材が用いられているが、この棒状部材は、歩行者の手が引っかからないように滑らかに形成されているため、特に、握力の弱い高齢者や身体障害者の場合には、棒状部材を持つ手が滑って歩行に支障を来すという問題があった。 By the way, a long bar-shaped member having a predetermined cross-sectional shape such as a circle or an ellipse is usually used for the handrail, but this bar-shaped member is formed smoothly so that a pedestrian's hand is not caught. Therefore, particularly in the case of an elderly person with a weak grip and a handicapped person, there is a problem that a hand having a rod-like member slips and hinders walking.
これに対処するため、棒状部材の断面形状を異形にすることも提案されている(例えば、特許文献1参照)が、この場合、歩行者が身体のバランスの維持のために棒状部材から得ようとする保持力の方向が、棒状部材の軸方向と一致するため、大きな保持力を得にくいという問題があった。
本発明は、上記従来の手摺りの有する問題点に鑑み、握力の弱い高齢者や身体障害者であっても、身体のバランスを維持するための保持力を得やすくして、安全に階段の昇降等ができるようにした手摺りの補助保持具を提供することを目的とする。 In view of the problems of the conventional handrails described above, the present invention makes it easy to obtain a holding force for maintaining the balance of the body, even for an elderly person or a handicapped person with weak grip strength, and safely An object of the present invention is to provide a handrail auxiliary holder that can be moved up and down.
上記目的を達成するため、本発明の手摺りの補助保持具は、長尺の棒状部材を主体とする手摺りの補助保持具であって、手摺りを構成する棒状部材に、該棒状部材の軸に対して略直角に上方に突出して取り付けられる握り部材からなることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the handrail auxiliary holder of the present invention is a handrail auxiliary holder mainly composed of a long bar-like member, and the bar-like member constituting the handrail is provided with the bar-like member. It is characterized by comprising a gripping member that is mounted to protrude upward at a substantially right angle to the shaft.
この場合において、握り部材を、直線状の棒状片から構成することができる。 In this case, the gripping member can be composed of a straight bar-shaped piece.
また、握り部材を、先端側を曲げた棒状片から構成することができる。 In addition, the gripping member can be constituted by a rod-shaped piece whose tip side is bent.
本発明の手摺りの補助保持具によれば、手摺りを構成する棒状部材の軸に対して略直角に上方に突出して握り部材を取り付けるようにしたことから、歩行者が身体のバランスの維持のために棒状部材から得ようとする保持力を、棒状部材の軸に対して略直角に上方に突出して取り付けられることによって、上記保持力の方向と直交する方向に延びる握り部材を介して得ることができるため、例えば、握力の弱い高齢者や身体障害者であっても、身体のバランスを維持するための保持力が得やすく、手摺りを持つ手が滑って歩行に支障を来すようなことがなく、安全に階段の昇降等をできるようにすることができる。 According to the handrail auxiliary holder of the present invention, the pedestrian maintains the balance of the body because the grip member is attached by protruding upward substantially at right angles to the axis of the bar-shaped member constituting the handrail. Therefore, the holding force to be obtained from the rod-shaped member is obtained by projecting upward at a substantially right angle with respect to the axis of the rod-shaped member, and thereby being obtained via the grip member extending in the direction perpendicular to the direction of the holding force. Therefore, for example, even elderly people with weak grip and disabled people can easily obtain holding power to maintain the balance of the body, so that a hand with a handrail can slip and interfere with walking. It is possible to safely ascend and descend the stairs without any problems.
この場合において、握り部材を、直線状の棒状片から構成することにより、簡易な構造の握り部材により、所期の作用効果を得ることができる。 In this case, by configuring the grip member from a straight bar-shaped piece, the desired effect can be obtained by the grip member having a simple structure.
また、握り部材を、先端側を曲げた棒状片から構成することにより、握り部材の棒状片の基部と先端部とを、先端歩行者が保持しやすく、身体のバランスを維持するための保持力が得やすい異なる角度に設定することができ、より安全に階段の昇降等をできるようにすることができる。 Also, by constructing the grip member from a rod-shaped piece bent at the tip side, the holding force for maintaining the balance of the body is easy for the distal pedestrian to hold the base and tip of the rod-shaped piece of the grip member. Therefore, it is possible to set the stairs up and down more safely.
以下、本発明の手摺りの補助保持具の実施の形態を、図面に基づいて説明する。 DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a handrail auxiliary holder according to the present invention will be described with reference to the drawings.
図1〜図5に、本発明の手摺りの補助保持具の一実施例を示す。
この手摺りの補助保持具は、歩行者が身体のバランスの維持のために長尺の棒状部材2を主体とする手摺りHから得ようとする保持力を得やすくするための補助保持具であって、手摺りHを構成する棒状部材2に、この棒状部材2の軸に対して略直角に上方に突出して取り付けられる握り部材1から構成される。
FIG. 1 to FIG. 5 show an embodiment of the handrail auxiliary holder of the present invention.
This handrail auxiliary holder is an auxiliary holder that makes it easy for a pedestrian to obtain a holding force that the pedestrian wants to obtain from the handrail H mainly composed of the long rod-
握り部材1の形状や材料、さらには、手摺りHへの取付構造は、歩行者が手摺りHから十分な保持力を得ることができ、かつ、耐久性を含む強度に問題がないものであれば、特に限定されるものではなく、種々の形状、金属、合成樹脂、ゴム、木材等の種々の材料、ネジ、接着剤等を用いた取付構造を用いることができる。
この握り部材1は、握り部材1を歩行者が握ることによって手摺りHから得ようとする保持力を得やすくするためのものであるので、歩行者が握りやすく、かつ、歩行に可能な限り支障を来さないように、棒状部材2の軸に対して略直角に上方に5〜20cm、好ましくは、10cm程度突出して取り付けられるようにする。
ここで、「棒状部材2の軸に対して略直角に上方に突出して取り付けられる」とは、図1に示すように、握り部材1を、棒状部材2の軸に直交する面Pに対して±10°、好ましくは、±5°程度の範囲内に取り付けることを意味し、本発明は、このように若干傾斜して取り付ける態様を排除するものでない。
また、握り部材1は、棒状部材2の真上に突出して取り付けるほか、例えば、棒状部材2を壁面に取り付ける場合には、歩行に可能な限り支障を来さないように、壁面側に30°程度までの範囲で傾斜して取り付けこともでき、本発明は、このように若干傾斜して取り付ける態様を排除するものでない。
The shape and material of the
Since the
Here, “attached by projecting upward at a substantially right angle with respect to the axis of the rod-
In addition to attaching the gripping
そして、本実施例においては、握り部材1は、プレス成形品よりなる取付金具11と、この取付金具11に固定したボルトナットからなる芯材12と、芯材12の表面を覆う、ABS樹脂等の合成樹脂からなり、インサート成型することにより形成される内層13と、エラストマからなり、インサート成型することにより形成される外層14とから構成するようにしている。
In this embodiment, the
プレス成形品よりなる取付金具11は、手摺りHを構成する棒状部材2にネジを用いて取り付けることができるようにしている。
なお、握り部材1の手摺りHへの取付は、手摺りHを構成する棒状部材2に直接取り付けるほか、手摺りHを構成する棒状部材2を壁面等に取り付けるためのブラケット3に取り付けるようにしたり、ブラケット3と一体に構成するようにすることもできる。
The
The
取付金具11に固定したボルトナットからなる芯材12の表面を覆う、ABS樹脂等の合成樹脂からなり、インサート成型することにより形成される内層13は、芯材12と外層14の一体性を高めるとともに、握り部材1の概略形状を規定するためのもので、特に、外層14との一体性を高めるために、インサート成型する際に表面に凹凸形状を形成することが好ましい。
The
エラストマからなり、インサート成型することにより形成される外層14は、握り部材1の外形状を規定するためのもので、特に、保持力を得やすくするために、インサート成型する際に表面にしぼやディンプル等の微細な凹凸形状を形成することが好ましい。
The
ところで、本実施例においては、図1に示すように、握り部材1を、手摺りHを構成する棒状部材2に、階段Sの2段ごとに設けるようにしているが、握り部材1の取付位置は、これに限定されず、手摺りHを構成する棒状部材2の適宜位置、例えば、階段Sの1段ごと、3段以上ごと、さらには、歩行者が身体のバランスを崩しやすい任意の位置に選択的に設けることができる。
By the way, in this embodiment, as shown in FIG. 1, the
また、本実施例においては、握り部材1の外形状を、角を落とした横断面形状が矩形で、上方に向けて漸次拡大するようにした、直線状の棒状片から構成するようにしたが、握り部材1の外形状はこれに限定されず、例えば、図6に示す第1変形実施例のように、円柱状の棒状片から構成したり、図7に示す第2変形実施例のように、上部を曲面に形成した球状片(この場合、握り部材1を上方から握ることができる。)から構成することもできる。
Further, in the present embodiment, the outer shape of the gripping
さらに、握り部材1の外形状を、図8に示す第3変形実施例のように、先端側を曲げることにより、手摺りHを構成する棒状部材2に対する角度を、握り部材1の基部1aと先端部1bとで異ならせた棒状片から構成することができる。
この場合、握り部材1の曲げられた先端側が、手摺りHを構成する棒状部材2の下傾斜側に位置するように取り付けるようにする。
これにより、握り部材1の棒状片の基部1aと先端部1bとを、先端歩行者が保持しやすく、身体のバランスを維持するための保持力が得やすい異なる角度に設定することができ、より具体的には、階段Sを上るときには、図8(a)に示すように、握り部材1の基部1aを握って、一方、階段Sを下るときには、図8(b)に示すように、握り部材1の先端部1bを握って、安全に階段Sを昇降することができる。
なお、本実施例においては、握り部材1をく字状に折り曲げるようにしたが、曲線状に曲げることにより、アーチ状に形成することもできる。
Further, the outer shape of the
In this case, it is made to attach so that the bent front end side of the
Thereby, the
In the present embodiment, the
この手摺りの補助保持具によれば、手摺りHを構成する棒状部材2の軸に対して略直角に上方に突出して握り部材1を取り付けるようにしたことから、歩行者が身体のバランスの維持のために棒状部材2から得ようとする保持力を、棒状部材2の軸に対して略直角に上方に突出して取り付けられることによって、上記保持力の方向と直交する方向に延びる握り部材1を介して得ることができるため、例えば、握力の弱い高齢者や身体障害者であっても、身体のバランスを維持するための保持力が得やすく、手摺りHを持つ手が滑って歩行に支障を来すようなことがなく、安全に階段Sの昇降等をできるようにすることができる。
According to this handrail auxiliary holder, since the
以上、本発明の手摺りの補助保持具について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。 The handrail auxiliary holder of the present invention has been described based on a plurality of embodiments. However, the present invention is not limited to the configurations described in the above embodiments, and may be appropriately selected without departing from the scope of the present invention. The configuration can be changed.
本発明の手摺りの補助保持具は、握力の弱い高齢者や身体障害者であっても、身体のバランスを維持するための保持力を得やすいことから、階段の手摺りの用途に好適に用いることができるほか、例えば、スロープに設けられる手摺り、高齢者や身体障害者の歩行用に水平に設けられる手摺りやリハビリテーション用の手摺り等の用途にも用いることができ、また、本発明の手摺りの補助保持具は、新設の手摺りのほか、既設の手摺りにも適用することができる。 The handrail auxiliary holder of the present invention is suitable for use as a handrail for stairs because it is easy to obtain a holding force for maintaining the balance of the body, even for elderly people with weak grip and disabled persons. Besides, it can also be used for applications such as handrails provided on slopes, handrails provided horizontally for walking of elderly people and persons with physical disabilities, and handrails for rehabilitation. The handrail auxiliary holder can be applied to existing handrails in addition to new handrails.
1 握り部材
11 取付金具
12 芯材
13 内層
14 外層
2 棒状部材
3 ブラケット
H 手摺り
S 階段
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008218940A JP2010053581A (en) | 2008-08-28 | 2008-08-28 | Auxiliary holder of handrail |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20130299762A1 (en) * | 2012-05-11 | 2013-11-14 | Michael Joseph Grudzien | Removable Handrail Assistance Device |
US9637930B2 (en) | 2012-05-11 | 2017-05-02 | Michael Joseph Grudzien | Removable reversible handrail assistance device |
CN108560844A (en) * | 2018-06-13 | 2018-09-21 | 广东工业大学 | A kind of auxiliary rail for balustrade |
-
2008
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US8925155B2 (en) * | 2012-05-11 | 2015-01-06 | Michael Joseph Grudzien | Removable handrail assistance device |
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CN108560844B (en) * | 2018-06-13 | 2023-11-14 | 广东工业大学 | Auxiliary handrail for stair railing |
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