JP2010051766A - 転倒防止ストッパー - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明では、陳列されている商品が自重でユーザーなどの手前にスライドする形態の陳列棚から、商品が転倒落下するのを防止するとともに、工場の生産ラインにおける部品供給装置においてもスライドしてきた部品の転倒落下を防止できる転倒防止ストッパーを提供することにある。
【解決手段】 転倒防止ストッパー1の複数の突起部3が嵌合される複数の開口部4を有するスライド板2と、平板状でその上端または下端の少なくとも一方に複数の突起部3を有する転倒防止ストッパー1であって、前記スライド板2の開口部4と一体的に組合せた転倒防止ストッパー。
【選択図】図1

Description

本発明は、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等の小売店の食料品売り場におけるプラスチック製の陳列装置の改良および工場などのプラスチック製の部品供給装置に関するものである。具体的製品としては、缶、びん等の容器入り飲料等が陳列販売される陳列装置や工場での製品運搬用のパレットや部品供給用のパレットなどに用いられる転倒防止ストッパーを提供するものである。
(陳列装置について)
小売店等では多種類の缶入り飲料水、瓶入り飲料水、合成樹脂製ボトル入り飲料水等が販売されている。これらの商品は、商品棚に陳列されており、各種飲料水などの商品は、陳列棚の棚板上で各種類毎に分けて陳列棚の前列側から奥側に向けて整列させている。
客は陳列棚を見て自分が欲しい種類のものを選択しその最前列に置かれている商品から順次取り出して購入していく。一方、店員は残り少なくなってきた種類の商品を前列側へと送り出し奥側に新しい商品を補充していく。奥側に新しい商品を補充するのは、元から陳列している商品を先に販売する必要がある。
商品を確実に手前側にスライドさせるスライド板としては、ローラー付きのものがあり新品のころのスライド性能は抜群であるが、ショーケース内での水滴や経時変化による棚板材の変質などで時間の経過とともにスライド性能が悪くなった。
さらに、簡易型の他の既存スライド板は、鉄板の表面を塗装したり、凹凸を設けて、かつ、棚の奥から手前にむけて5度から20度程度の傾斜をつけるタイプのものがあったが、塗装がはげたり凹凸面での摩擦係数が大きいためにスライド性能面の問題があった。
以上のスライド性能面での問題に加えて、背が高くて重心位置が高い缶やボトルにおいては、スライド板が載置される棚板の手前側にボトルなどの転倒防止ストッパーが設けられていたが、単なるアクリル板などからなる平板状のストッパーだったので、スライドする背の高いボトルなどは転倒して棚から落下することが多かった。ストッパーの高さを充分に高くすれば転倒や落下を防止できるものの、それではお客さんがボトルなどを取り出すのに不便であり、ストッパーを高くするのにも限度があった。
上述の従来例については、特許文献1に示される商品転落防止部を設ける構造が一般的である。
具体的には、商品陳列棚の前方に向かって傾斜する状態に架設された多数のローラーと、その多数のローラーを整列させて一体化した前出しレール枠体と、商品をガイドする中間部に設けられた側板(転倒防止ストッパー)と、商品陳列棚の前方部に設置する商品転落防止部を各部品単位で組み合わせる商品陳列ユニットである。
特開平11−216046
(工場などの部品供給装置について)
工場での製品生産時には、生産作業者が部品を組み付ける際に、多数の部品を身の周りに配置しておき適宜それを取ってコンベア上の仕掛り製品に組み込む作業をしている。その場合、多数の部品が例えばボックスの中や平板上に配置され、それを生産作業者がひとつずつ取って仕掛り製品に組み込む作業をする。特にセル方式または屋台方式といわれる生産方式では、一人の生産作業者が全部品を組み上げて完成品にするので、その多品種で多数の部品を取り上げる工程の効率化も課題になっている。
前記工程の効率化のひとつの対応としては、生産作業者の身の回りに配置されている多数の部品を載せたボックス状や平板状のパレットを改善して、作業を容易にすることであった。
生産用に使用する部品は、部品供給用のパレット上で各種類毎に分けて、生産作業者の手前から奥側に向けて整列させている。
生産作業者は、工場製品の組み立て手順により、その都度必要とされる部品を選択し最前列に置かれている部品から順次取り出して工場製品を組立ててゆく。順次、手前の部品から奥側の部品を取り出してゆくと、部品数が多い場合は手が届かないほど遠くなり、部品を取るための移動が生じて、それが生産工程のロスにつながっていた。
そのために、部品を確実に手前側にスライドさせるスライド板として、ローラー付きのベルトコンベアなどが考えられるが、現状ではこれらの改善には目が向けられていなかったのが実情である。そこで、上述の商品の陳列棚用のスライド板を適用することと、それに加えて、スライドしてきた部品類が生産作業者の手元で、転倒落下しないようにする工夫が必要になっていた。
発明が解決しようとする課題
そこで、本発明では、陳列されている商品が自重でユーザーなどの手前にスライドする形態の陳列棚から、商品が転倒落下するのを防止するとともに、工場の生産ラインにおける部品供給装置においてもスライドしてきた部品の転倒落下を防止できる転倒防止ストッパーを提供することにある。
また、上記の陳列棚装置や部品供給装置をプラスチック材料で構成することが特徴である。この種の装置は、強度や反りの対策のため、通常は鉄板などの金属材料を使用するのが普通であるが、装置そのものが重くなり棚類への加重が問題になるし、移動などの作業性が悪くなるという欠点があった。さらに、プラスチック材料に比較して、切削や板金および各種の形状加工の際の困難性があった。そこで、本発明は、軽量で加工性の良いプラスチック材料で陳列棚装置や部品供給装置を形成しようとするもので、さらには転倒防止ストッパーをスライド板と一体的に組み合わせることを可能としたものである。
課題を解決するための手段
本発明は、上記課題を解決するためのもので、以下の特徴を有する。
請求項1においては、
商品陳列装置や工場設備等の部品供給装置に用いられるプラスチック製のスライド板において、以下の構成としたことを特徴とする転倒防止ストッパー。
(1)転倒防止ストッパーの複数の突起部が嵌合される複数の開口部を有する、スライド板。
(2)平板状で、その上端または下端の少なくとも一方に複数の突起部を有する転倒防止ストッパーであって、前記スライド板の開口部と一体的に組合せた転倒防止ストッパー。
請求項2においては、前記請求項1に加えて、
前記転倒防止ストッパーの側面の上部に、商品または部品が当接する当接部を形成したことを特徴とする転倒防止ストッパー。
請求項3においては、前記請求項1に加えて、
ストッパーの弾性を強化するために、前記転倒防止ストッパーの側面に、薄肉部を形成したことを特徴とする転倒防止ストッパー。
請求項4においては、前記請求項1に加えて、
転倒防止ストッパーの弾性を強化するために、前記転倒防止ストッパーの上部をスライド板の水平面側に湾曲させ、商品や部品に前記転倒防止ストッパーの上端部を当接させたことを特徴とする転倒防止ストッパー。
請求項5においては、前記請求項3に加えて、
転倒防止ストッパーの弾性を強化するために、前記転倒防止ストッパーをスライド板の水平面に対し、傾斜角度を80度から70度の範囲で傾斜をつけて組合せたことを特徴とする転倒防止ストッパー。
請求項6においては、前記請求項2に加えて、
前記転倒防止ストッパーの当接部をスポンジやゴムなどの弾性材で形成したことを特徴とする転倒防止ストッパー。
請求項7においては、
商品陳列装置や工場設備等の部品供給装置に用いられるプラスチック製のスライド板において、以下の構成としたことを特徴とする転倒防止ストッパー。
(1)転倒防止ストッパーの突起部が嵌合される複数の開口部を有する、スライド板。
(2)平板上で、その上端または下端の少なくとも一方に複数の突起部を有する、商品や部品を手前方向に整列させるための転倒防止ストッパーであって、前記スライド板の開口部と一体的に組合せて転倒防止ストッパーとして兼用できることを特徴とする転倒防止ストッパー。
請求項8においては、
スライド板の先端部に、転倒防止ストッパーとなる折り曲げ部を一体成形で一体的に形成したことを特徴とする転倒防止ストッパー。
発明の効果
本発明の請求項1においては、
スライド板と一体に組み合わされた転倒防止ストッパーなので、従来の棚板に取付ける転倒防止板とは異なり、スライド板と転倒防止ストッパーとの位置合わせが不要であること、および、棚板への設置時にはスライド板と転倒防止ストッパーが組み合わされた状態で設置できるので設置作業が簡単になる。また、スライド装置としての組品で、スライド板と転倒防止ストッパーを同梱して配送や販売などの取り扱いが出来るので、取り扱いが非常に便利になる利点も持っている。
本発明の請求項2ないし6においては、
転倒防止ストッパーに、商品や部品が当接する際の衝撃を少なくするための弾性を持たせたので、商品や部品の転倒を補助的に防止することが出来る。当接部を設けることや、転倒防止ストッパーの傾斜角度を80度から70度の範囲で傾斜させることで
スライド板に対して直立した平板状のストッパーのみでは、重心の高い部品においては確実に転倒を防止できない。
転倒の主な原因は、ストッパーに商品や部品が当接時に生じる衝撃にあるので、この衝撃を吸収すれば転倒が防止できる。ストッパーの高さを低くしたい場合などには非常に有効なものである。
本発明の請求項7においては、
商品や部品を手前方向に整列させるための転倒防止ストッパーを、スライド板の開口部と一体的に組合せて転倒防止ストッパーとして兼用するもので、必要部品点数を少なく出来るメリットがある。通常、転倒防止ストッパーは、背の低い平板であるが、背の低い商品や部品の棚においては兼用できる。
本発明の請求項8においては、
ストッパーとスライド板を完全に一体化したもので、成形工数や商品や部品がストッパーに当接する時の衝撃を充分吸収できるとともに、単に嵌合による結合したストッパーより、本発明の一体成形されたストッパーは強度的にも強いという利点がある。
以下に、実施例を掲げて本発明を具体的に説明するが、この発明の範囲はこれらの例示に限定されるものではない。本発明は、工場生産用の部品供給装置に適用されることは当然であるが、本発明中の説明において「陳列棚」という場合は、缶、びん、等の容器入り飲料及び包装された菓子等の商品が陳列販売されるショーケースや、自動販売機、保温庫や冷蔵庫等にも適用できるものである。
以下実施例に基いて詳細に説明をする。説明の中の「部品」や「商品」の字句は、互いに置き換えることができるのは当然である。
図1は、本発明の転倒防止ストッパーとスライド板を示すもので、1は平板状の転倒防止ストッパーである。前記転倒防止ストッパー1の上端と下端には突起部3が形成され、その突起部3が2のスライド板の両端に設けられた開口部4に嵌合される。この嵌合によって、スライド板2に転倒防止ストッパー1が直立するように組み合わされる。実施例においては、この開口部は長方形状の角穴にしてある。
また、スライド板2の両端には、商品をスライド板上で整列させるための仕切り板(図示しない)を係合するための複数の丸穴5が形成される。図においては、スライド板2は、3列からなる丸穴を例示しているが、商品に応じてその列数や孔の間隔を変えれば良い。同様に、スライド板2の開口部4も商品に応じてその列数や孔の間隔を変えれば良い。
また、本実施例においては、転倒防止ストッパー1の突起部3を、転倒防止ストッパー1の上端と下端に設けているが、転倒防止ストッパー1を一方向のみで使用する場合は、上端か下端のいずれか一方に複数の突起部3を設ければ良い。
当然、転倒防止ストッパー1の高さや突起部3の位置・個数は、スライド板2のサイズや商品のサイズによって変わり得る。
図2は、図1のA−A‘断面図を示すもので、平板状の転倒防止ストッパー1の上端・下端にそれぞれ突起部3を有する。実施例においては、舌片のような形状の突起であるが、丸棒状の突起であっても良い。
図3は、本発明の転倒防止ストッパー1の他の実施例を示す断面図であり、スライド板2の開口部4に嵌合するための突起部3を、転倒防止ストッパー1の下端にのみ設けたものである。さらに、転倒防止ストッパー1の上部に一体的に当接部6を設けた。この当接部6は、スライド板2上を摺動して来た商品が転倒防止ストッパー1に当接する際の衝撃を緩和するためのもので、商品が転倒防止ストッパー1の全体に衝突する前に、当接部6で最初の衝突を受け止めて商品の衝突時のエネルギーを転倒防止ストッパー1全体の弾性で受け止める構造である。このことで、転倒防止ストッパー1に対する商品の当たりを弱めることで商品の転倒を防止するものである。
図4は、本発明の転倒防止ストッパー1の他の実施例を示す断面図であり、スライド板2の開口部4に嵌合するための突起部3を、転倒防止ストッパー1の下端にのみ設けたものである。さらに、転倒防止ストッパー1の上部にスポンジやゴムなどの弾性材料を当接部6にしたものである。この弾性材料による当接部6は、商品の種類・形状により随時変更可能なもので、適応性に優れている。当接部6の効果は、図3の効果と同等である。
図5は、突起部3を丸棒状にした転倒防止ストッパー1の他の実施例で、スライド板2の両端に設けられている丸穴に嵌合できる。商品をスライド板上で整列させるための仕切り板(図示しない)を係合するための複数の丸穴5を兼用するものである。実施例においては、この丸穴5の形状は、突起部3の嵌合時のクリアランスを持たすために、真円ではなく楕円の形状にしてある。
本図において、スライド板2は、その両端に3列からなる丸穴5を例示しているが、商品に応じてその列数や孔の間隔を変えれば良い。この丸穴5は仕切り板の嵌合のためのものであるが、本実施例ではスライド板2の開口部4も兼ねる。
また、この転倒防止ストッパー1は、と突起部3が丸棒であるので、両端にある丸穴に転倒防止ストッパー1の両端を嵌合することで仕切り板としても使用できる。仕切り板として使用する場合も、転倒防止ストッパー1の当接部6はそのまま商品を整列させるときの当接部として使用しても良い。
図6は、図5のB−B‘断面図を示すもので、転倒防止ストッパー1の上部に一体成形された当接部6と、下端に丸棒状の突起部3が形成されている。突起部3がスライド板2の仕切り板用の丸穴5に嵌合される。転倒防止ストッパー1として3列の丸穴群の中の最先端側の丸穴に嵌合するとともに、仕切り板が必要なときは、前記3列の丸穴群の中の中心列または最後端側の丸穴に別物の転倒防止ストッパー1を嵌合させる。
図7は転倒防止ストッパー1の上部に湾曲部9を形成したもので、商品が転倒防止ストッパー1に当たるときに、転倒防止ストッパー1の先端部が最初に当たることで、商品の衝突時の衝撃を吸収する働きをする。湾曲部9の作用で転倒防止ストッパー1自体の弾性がさらに強まり、この弾性で商品の衝突時の衝撃を吸収する。図8は、転倒防止ストッパー1の上部に一体成形で形成された当接部6にスポンジやゴムなどからなる弾性当接部8を被覆したもので、商品の種類や転倒防止ストッパー1の種々の高さに応じて、弾性の度合いを変えられるので非常に使い勝手の良い転倒防止ストッパー1を提供できる。さらには、弾性を強化するために転倒防止ストッパー1に薄肉部7を設けて、商品の転倒防止を確実にしたものある。
図9ないし図11は、転倒防止ストッパー1をスライド板2の表面に対して、80度以内の傾斜角度をつけて転倒防止ストッパー1に組み合わせるものである。転倒防止ストッパー1をスライド板2に垂直に組み合わせた場合は、転倒防止ストッパー1の弾性は自身の弾性による作用のみで、商品の当接時の衝撃を吸収しなければならない。そのためにその弾性力を補強するために、これまで説明してきた各種の当接部6や湾曲部9などを転倒防止ストッパー1に形成する必要があった。80度以内の傾斜角度をつけた転倒防止ストッパー1の場合は、その傾斜により弾性の度合いが強くなり、各種の当接部6や湾曲部9などを必要としないメリットがある。そして、もしその弾性をさらに補強する必要があるならば、転倒防止ストッパー1に当接部6や薄肉部7を設けても良い。これらの弾性補強構造は、転倒防止ストッパー1の成形時に一体成形できるので、工数やコストアップにはならないので有効活用すれば良い。
図9は、薄肉部7を形成して単純に80度から70度の範囲で傾斜させたものである。突起部3はスライド板2に垂直になるように形成される。実験の結果、この傾斜角度は、80度から70度程度が最も転倒防止ストッパー1の弾性が効いてくる。傾斜角度が50度前後になると、むしろ低い位置での壁になってしまい弾性がなくなる。つまり、背の低い転倒防止ストッパーと同等となり、転倒しやすくなる。図10は、図9の実施例に当接部6を付加したものである。図11は、、図9の実施例に弾性の当接部6を付加したものである。
図12は、本発明の転倒防止ストッパーとスライド板が一体化された一例を示す斜視図である。転倒防止ストッパー1を別物として組み合わせるのではなく、スライド板2と一体に成形して形成するものである。この場合は、商品に応じた転倒防止ストッパー1にはならない可能性もあるが、工数が減るので一定の商品に対するスライド板には有効である。スライド板2には、複数の縦方向のリブに対して、斜め方向の複数のリブを組み合わせた格子状リブ10を形成し、さらにスライド板2の両端には仕切り板(図示しない)が嵌合される丸穴5が一列ずつ形成されている。そして、スライド板2の一端に、80度から70度の範囲で傾斜させた転倒防止ストッパー1を一体成形で形成する。スライド板2の格子状リブ10は、本出願人が既に出願している形状であるが、本発明においては従来のローラーを使った構造のスライド板や単純な傾斜板を使った従来例にも適用可能である。従来のスライド板に転倒防止ストッパー1を直接的に組み合わせるための開口部4や丸穴部5を設ければ良い。
本発明の転倒防止ストッパーとスライド板の一例を示す斜視図である。 本発明の転倒防止ストッパーの断面図である。 本発明の転倒防止ストッパーの他の実施例を示す断面図である。 本発明の転倒防止ストッパーの他の実施例を示す断面図である。 本発明の転倒防止ストッパーとスライド板の他の実施例を示す斜視図である。 本発明のスライド板の一例を示す部分拡大斜視図である。 本発明の転倒防止ストッパーの他の実施例を示す断面図である。 本発明の転倒防止ストッパーの他の実施例を示す断面図である。 本発明の転倒防止ストッパーの他の実施例を示す断面図である。 本発明の転倒防止ストッパーの他の実施例を示す断面図である。 本発明の転倒防止ストッパーの他の実施例を示す断面図である。 本発明の転倒防止ストッパーとスライド板が一体化された一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 転倒防止ストッパー
2 スライド板
3 突起部
4 開口部
5 丸穴
6 当接部
7 薄肉部
8 弾性当接部
9 湾曲部
10 格子状リブ

Claims (8)

  1. 商品陳列装置や工場設備等の部品供給装置に用いられるプラスチック製のスライド板において、以下の構成としたことを特徴とする転倒防止ストッパー。
    (1)転倒防止ストッパーの複数の突起部が嵌合される複数の開口部を有する、スライド板。
    (2)平板状で、その上端または下端の少なくとも一方に複数の突起部を有する転倒防止ストッパーであって、前記スライド板の開口部と一体的に組合せた転倒防止ストッパー。
  2. 前記請求項1において、
    前記転倒防止ストッパーの側面の上部に、商品または部品が当接する当接部を形成したことを特徴とする転倒防止ストッパー。
  3. 前記請求項1において、
    転倒防止ストッパーの弾性を強化するために、前記転倒防止ストッパーの側面に、薄肉部を形成したことを特徴とする転倒防止ストッパー。
  4. 前記請求項1において、
    転倒防止ストッパーの弾性を強化するために、前記転倒防止ストッパーの上部をスライド板の水平面側に湾曲させ、商品や部品に前記転倒防止ストッパーの上端部を当接させたことを特徴とする転倒防止ストッパー。
  5. 前記請求項1において、
    転倒防止ストッパーの弾性を強化するために、前記転倒防止ストッパーをスライド板の水平面に対し、傾斜角度を80度から70度の範囲で傾斜をつけて組合せたことを特徴とする転倒防止ストッパー。
  6. 前記請求項2において、
    前記転倒防止ストッパーの当接部をスポンジやゴムなどの弾性材で形成したことを特徴とする転倒防止ストッパー。
  7. 商品陳列装置や工場設備等の部品供給装置に用いられるプラスチック製のスライド板において、以下の構成としたことを特徴とする転倒防止ストッパー。
    (1)転倒防止ストッパーの複数の突起部が嵌合される複数の開口部を有する、スライド板。
    (2)平板上で、その上端または下端の少なくとも一方に複数の突起部を有する、商品や部品を手前方向に整列させるための仕切り板であって、前記スライド板の開口部と一体的に組合せて転倒防止ストッパーとして兼用できることを特徴とする転倒防止ストッパー。
  8. スライド板の先端部に、転倒防止ストッパーとなる折り曲げ部を一体成形で一体的に形成したことを特徴とする転倒防止ストッパー。
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