JP2010051341A - Display for goods, and stopper used for the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、陳列用具に関し、特に壁や陳列什器に取り付けられて、物品を陳列する陳列用具、及びこれに使用するストッパに関するものである。 The present invention relates to a display tool, and more particularly to a display tool that is attached to a wall or display fixture and displays an article, and a stopper used therefor.
この種の陳列用具は、壁や陳列什器に直接設けた係止穴、あるいは壁や陳列什器に取り付けた係止穴部材(サポート部材と呼ばれることもある)に設けた係止穴を利用して、これらの壁や陳列什器等に取り付けられるものであるが、この陳列用具は、図12の(a)〜(d)に示すような衣服を掛けたハンガーを吊下したり、帽子や手袋、バッグ、装身具、時計等の身回品を掛けたりする「陳列用ブラケット」、図13に示すような陳列棚を受ける「陳列棚用ブラケット」、そして図14に示すような係止バーを支持する「ハンガーブラケット」等、種々なタイプのものがある。 This type of display device uses a locking hole provided directly on a wall or display fixture, or a locking hole provided on a wall or display fixture (sometimes called a support member). These display devices can be attached to these walls, display fixtures, etc., and this display tool can be used to hang hangers with clothes as shown in FIGS. 12 (a) to (d), hats and gloves, Supports a "display bracket" for hanging personal items such as bags, accessories, watches, etc., a "display shelf bracket" for receiving a display shelf as shown in FIG. 13, and a locking bar as shown in FIG. There are various types such as “hanger bracket”.
また、この種の陳列用具は、図12にも示したように、壁や陳列什器に取り付けた係止穴部材や、陳列什器の柱を構成している係止穴部材を利用して取り付けられるものであり、これらの係止穴部材には、図1にも示すような係止穴(スリット)が形成してある。そのために、この種の陳列用具は、図15にも示すように、各係止穴に係合するための係止爪を備えているのが一般的である。 In addition, as shown in FIG. 12, this type of display device is attached by using a locking hole member attached to a wall or a display fixture, or a locking hole member constituting a column of the display fixture. These locking hole members are formed with locking holes (slits) as shown in FIG. For this purpose, this type of display device generally includes a locking claw for engaging with each locking hole as shown in FIG.
そして、この種の陳列用具は、季節に合った商品の展示を行うため、あるいは店舗の改装に応じて、そのレイアウトを変更しなければならないが、その場合には、その係止爪を各係止穴から外して別の係止穴に係合させなければならないし、別の陳列用具を採用することもある。何れにしても、陳列用具を使用する店舗の改修等を行うには、各係止爪を、壁や陳列什器に直接設けた係止穴、あるいは壁や陳列什器に取り付けた係止穴部材の係止穴に対して取り付けたり取り外したりしなければならない。 And this kind of display equipment must be changed in its layout in order to display seasonal products or in accordance with store renovation. It must be removed from the blind hole and engaged with another locking hole, and another display device may be employed. In any case, in order to refurbish a store that uses display equipment, each locking claw is provided with a locking hole provided directly on the wall or display fixture, or a locking hole member attached to the wall or display fixture. Must be attached or removed from the locking hole.
以上のような陳列用具の係止穴に対する取り付けや取り外し操作を行い易くするために、当然のことながら、各係止穴の大きさは、図2の(a)にも示すように、係止爪に対して少し大きめにしてある。つまり、係止穴部材に対して取り付けた陳列用具の各係止爪と、各係止穴との間には少しクリアランスが存在しているのであり、このクリアランスの存在によって陳列用具が横揺れすることがあり、支持部分から衣服等を外す際や、例えば地震発生時等において、各係止爪が破損したり、陳列用具自体が係止穴から不用意に外れてしまうことがあり得る。 In order to facilitate the attachment and detachment operation of the display device with respect to the locking holes as described above, as a matter of course, the size of each locking hole is set as shown in FIG. It is slightly larger than the nails. That is, there is a little clearance between each locking claw of the display device attached to the locking hole member and each locking hole, and the display device rolls due to the presence of this clearance. In some cases, when removing clothes or the like from the support portion, for example, when an earthquake occurs, each locking claw may be damaged, or the display device itself may be unintentionally removed from the locking hole.
このような陳列用具の横揺れ防止を図るために、例えば、特許文献1においてその対策が施されている。
In order to prevent such a roll of the display device from rolling, for example,
この特許文献1には、「横揺れ防止が必要なブラケットに対して簡単に横揺れを防止させることができるブラケットを提供すること」を目的とした「陳列棚用ブラケット」が提案されている。この「陳列棚用ブラケット」は、図15にも示すように、「サポート部材102に上下多段に設けられたスリット107に挿入されるブラケット1の後端に設けられた係止フック10と、この係止フック10の前方部に設けられたリブ凹所12と、このリブ凹所12に係合するリブ22が設けられブラケット1に摺動自在に装着される板状の揺れ止め部材2と、を備える。揺れ止め部材2は、スリット107と係止フック10間の間隙に嵌め込まれる突出リブ21が形成されている」といった構成を有しているものである。
This
つまり、この特許文献1の「陳列棚用ブラケット」では、「横揺れ防止」を果たすことが十分行えるとは思うが、「ブラケット1に摺動自在に装着した板状の揺れ止め部材2に突出リブ21を形成し、この突出リブ21が、(サポート部材102側の)スリット107と係止フック10間の間隙に嵌め込まれる」ようにしなければならないものとなっているから、当該陳列棚用ブラケットの変更時等の作業は簡単ではない。
In other words, in the “display shelf bracket” of
すなわち、この特許文献1の「陳列棚用ブラケット」では、ブラケット(以下、陳列用具という)の展示位置の変更を行おうとすると、サポート部材(係止穴部材)側に深く食い込んでいる上記「板状の揺れ止め部材2」を「抜き出し」て、位置が決まればこれの「差し込み」及び固定を行わなければならないから、相当の手間が必要となるものと思われる。
That is, in the “display shelf bracket” of
特に、この種の「陳列用具」は、陳列什器や壁に直接設けられている係止穴、または陳列什器や壁に設けられている係止部材の係止穴に取り付けられて、商品を陳列什器や壁から大きく突出させた状態で陳列するものであり、火災や地震が発生したときには、この種の陳列用具が製品とともに落下しないようにしっかりと固定しておかなければならない。勿論、火災が発生したり地震余地情報が発令されたときには、この種の陳列用具を製品とともに早急に取り外さなければならないが、そのような緊急の際に、当該陳列用具の取り外し作業が手間取るようでは、問題となると考えられるのである。 In particular, this kind of “display device” is attached to a locking hole provided directly on a display fixture or wall, or a locking hole provided on a locking fixture provided on the display fixture or wall to display a product. It is to be displayed in a state where it protrudes greatly from furniture and walls, and when a fire or earthquake occurs, this type of display device must be securely fixed so that it does not fall with the product. Of course, when a fire breaks out or seismic room information is issued, this type of display equipment must be removed with the product as soon as possible, but in such an emergency it would be time consuming to remove the display equipment. It is considered to be a problem.
そこで、本発明者等は、この種の「陳列用具」について、その係止穴に対する取り付け及び取り外しが簡単に行え、通常展示時には、当該陳列用具が係止穴に対して横揺れしないように、しかも簡単には外れないように固定するにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。 Therefore, the present inventors can easily attach and detach the "display tool" of this kind to the locking hole, and at the time of normal display, the display tool should not roll with respect to the locking hole. In addition, the present invention has been completed as a result of various studies on how to fix it so that it cannot be easily removed.
すなわち、本発明の目的とするところは、係止穴に対する取り付け及び取り外しが簡単に行え、通常展示時には、脱落を確実に防止することができ、しかも係止穴または係止穴部材に対して横揺れしないように固定できる陳列用具、及びこれに使用するストッパを簡単な構造によって提供することにある。 That is, the object of the present invention is that attachment and detachment with respect to the locking hole can be easily performed, and during normal display, it can be reliably prevented from falling off, and further, it is lateral to the locking hole or the locking hole member. An object of the present invention is to provide a display tool that can be fixed so as not to shake, and a stopper used for the display tool by a simple structure.
以上の課題を解決するために、まず、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200に設けられた係止穴210に取り付けられて、物品を陳列するために使用される陳列用具100であって、
係止穴210に挿入して係合される係止爪11を有した基部10と、この基部10に一体化されたストッパ30とを備え、
このストッパ30を、基部10に一体化されるベース部材31と、当該ストッパ30の前面に形成されて当該陳列用具100が係止穴210に取り付けられたとき、壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200の表面220に当接して、各係止爪11の挿入方向に直交する当接面32とを備えたものとしたことを特徴とする陳列用具100」
である。
In order to solve the above problems, first, the means taken by the invention according to
“A
A
When the
It is.
すなわち、この請求項1に係る陳列用具100は、壁や陳列什器に取り付けられた係止穴部材200の係止穴210、または壁や陳列什器に直接設けられた係止穴210に挿入して係合される係止爪11を有した基部10と、この基部10に一体化された支持部分20とを有するという基本構成は、図15にも示した従来の陳列棚用ブラケットと同様であるが、基部10に一体化されたストッパ30を備えた点が従来のそれと基本的に異なる部分である。
That is, the
本発明に係る陳列用具100は、図12の(a)〜(d)に示すような衣服を掛けたハンガーを吊下したり、帽子や手袋、バッグ、装身具、時計等の身回品を掛けたりする「陳列用ブラケット」、図13に示すような陳列棚を受ける「陳列棚用ブラケット」、そして図14に示すような係止バーを支持する「ハンガーブラケット」等、種々なタイプのものが含まれるものである。
The
そして、本発明に係る陳列用具100では、そのストッパ30を、基部10に一体化されるベース部材31と、当該ストッパ30の前面に形成されて当該陳列用具100が、壁等に直接形成してある係止穴210、あるいは係止穴部材200の係止穴210に取り付けられたとき、この係止穴210の周囲に存在する表面220に当接して、各係止爪11の各係止穴210への挿入方向に直交する当接面32とを備えたものとしたことが特徴となっているのである。
In the
なお、ストッパ30の、基部10に対する一体化は、例えば図1を代表として示すような、ストッパ30のベース部材31を基部10の何れかの辺に溶接して固着する方法は勿論、図10または図11に示すような取付部36をベース部材31に取り付けておき、この取付部36の挿入部36a内に基部10を挿入してネジ止めする方法等、種々な方法がある。
The integration of the
ここで、ベース部材31については、後述する実施例におけるように、基部10に一体化された筒状のものであっても、あるいは、単なるブロック状のものであってもよい。また、後述するような取付部36を一体化した筒またはブロックでもよい。さらに、このベース部材31は、図8の(1)〜(3)に示すように、基部10に対して固定されていても、進退可能になされていてもよく、このベース部材31が基部10に対して進退されるようにするにあたっては、後述するスプリング33やネジ軸35bを介して行われるようなものであってもよいし、単なる手指で行うようなものであってもよい。
Here, the
一方、当接面32については、上記条件、つまり、係止穴210に取り付けられたときに、係止穴210の周囲に存在する表面220に当接するという条件を満たすのであれば、固定されたあるいは進退可能にされたブロック状のベース部材31の前面に形成したり、後述する筒状のベース部材31の前面、またはこのベース部材31内に収納される後述する案内部35の前面、あるいはこれらの前面の合計したものであってもよいものである。いずれにしても、当該ストッパ30の前面に形成された当接面32は、各係止穴210内に落ち込まないで、壁や係止穴部材200の表面220に対して、当該陳列用具100の揺動支点を、「点」ではなく当接面32という「面」にするのである。
On the other hand, the
以上のように構成した請求項1に係る陳列用具100を、図1あるいは図2に示した状態に取り付けるには、図3に示すように、まず、壁や陳列什器あるいは係止穴部材200の取り付けたい位置の係止穴210を決定し、これらの係止穴210に対して基部10に形成してある係止爪11を挿入する。図4の(a)に示すように、各係止爪11が係止穴210内に挿入されれば、今度は、当該陳列用具100全体を少し落とすと、図4の(b)に示すように、各係止爪11に形成してある係止溝13が係止穴210に係止することになって、当該陳列用具100の、壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200に対する取り付けが完了するのである。
In order to attach the
以上の取付作業時で重要なことは、当該ストッパ31の前面に形成してある当接面32が、図4の(a)及び(b)に示すように、壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200の表面220に当接していることである。図4の(a)に示す係止爪11の各係止穴210内での落とし込み時においては、この当接面32が壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200の表面220に当接していることによって、陳列用具100全体の位置決めを行って落とし込みを安定的に行っているのであり、図4の(b)に示す固定時においては、この当接面32が表面220に当接していることによって、当該陳列用具100の揺動支点を、「点」ではなく当接面32という「面」にするのである。勿論、この陳列用具100を係止穴210から取り外すには上述したのとは逆の手順で行えばよいのである。
What is important during the above mounting operation is that the
特に、壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200に固定された陳列用具100には、当然その支持部分20側に衣服等の商品が掛けられることになるから、その重みによって、図1中の矢印とは逆の方向の回転力が基部10に加わることになるが、この力は、当接面32の「面」による支持をより大きなものにするだけでなく、当該陳列用具100が、壁や陳列什器等の表面220に損傷を与えたり、傷を付けたりすることがなくなるのである。
In particular, the
以上の取付あるいは取り外しのいずれの場合も、ドライバー等の工具を使用しなくても行えるのである。まして、図15に示した従来例におけるような嵌め込み材の抜き出しや打ち込みを行うことは、本発明に係る陳列用具100においては一切必要ないのである。
In either case of the above attachment or removal, it can be performed without using a tool such as a screwdriver. In addition, it is not necessary at all for the
従って、この請求項1の陳列用具100によれば、通常時の固定を横揺れを生ずることなくしっかりと行えて、脱落防止が図られているだけでなく、その壁や陳列什器あるいは係止穴部材200に対する取り付けや取り外しは、工具を必要としないで素早く行えるものとなっているのであり、通常の商品交換や店舗改装時は勿論、地震や火災が発生したような緊急時において、取り外しや取り付けが商品の販売を行っている店員でも簡単に行えるのである。
Therefore, according to the
特に、この陳列用具100によれば、その取付時において、当接面32が、壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200の表面220に当接するに際して、「面」によって支持されているから、商品を掛けたり外したりする際は勿論、緊急時においても横揺れを生じることがなく、商品を掛けたままの陳列用具100が壁や陳列什器から不用意に脱落したり落下してくることはないのである。
In particular, according to the
また、以上の課題を解決するために、請求項2に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載の陳列用具100について、
「ストッパ30の前面に形成してある当接面32を、基部10に対して進退可能にしたこと」
である。
Moreover, in order to solve the above-mentioned subject, the means which the invention which concerns on
“The
It is.
すなわち、この請求項2に係る陳列用具100では、例えば図8の(3)及び(4)に示すように、そのストッパ30の前面に形成してある当接面32を、基部10に対して進退可能にしてあることが特徴となっているのである。当接面32を基部10に対して進退可能にする手段としては、後述する請求項3または請求項4のようなものとして実施することができる他、何であってもよい。
That is, in the
当該陳列用具100において、当接面32が基部10に対して進退可能になっているとは、当接面32が必要に応じて基部10から後退させること(図8の(4)では回動させることになる)ができて、その必要性が無くなれば、当接面32を基部10に対して進めることができるようになっていることを意味する。
In the
以上のように構成した請求項2に係る陳列用具100では、その取り付けや取り外し作業がより一層簡単になっているのである。何故なら、当該陳列用具100を係止穴210に取り付ける場合には、各係止爪11を係止穴210内に挿入完了した際、当接面32が係止穴部材200等の表面220に当接したままであるとその落とし込みが困難になる場合があり得るが、そのような場合には、当該当接面32を係止穴部材200等の表面220から一旦後退させるようにするのである。そうすると、当接面32が係止穴部材200等の表面220から少し離れるから、そのまま各係止爪11の係止穴210内での落とし込みが簡単に行える。勿論、取り外し作業の場合には、上記とは反対の手順を踏めばよい。
In the
従って、この請求項2の陳列用具100は、上記請求項1のそれと同様な機能を発揮する他、取り付け取り外し作業時の操作性をより一層向上させ得るのである。
Therefore, the
さらに、以上の課題を解決するために、請求項3に係る発明の採った手段は、上記請求項1または請求項2に記載の陳列用具100について、
「当接面32を有する部材を、ベース部材31に対して螺進螺退可能にしたこと」
である。
Furthermore, in order to solve the above-mentioned problem, the means taken by the invention according to
“The member having the
It is.
すなわち、この請求項3の陳列用具100では、図4の(a)及び(b)、図8の(5)に示すように、ベース部材31の後端に形成してあるメネジ部31a内にネジ軸35bをねじ込むことができるようにすることにより、当接面32を有する部材(例えばベース部材31や案内部35)が、ベース部材31に対して螺進螺退可能になっているのである。
That is, in the
以上のように構成した請求項3に係る陳列用具100では、その取り付けや取り外し作業がより一層簡単になっているのである。何故なら、当該陳列用具100を係止穴210に取り付ける場合には、例えばつまみ35cを使用してネジ軸35bをベース部材31から螺退させて、図2の(b)中の矢印にて示すように、当該当接面32を係止穴210等の表面220から一旦後退させるのである。そうすると、当接面32が後退して表面220から離れるから、そのまま各係止爪11の係止穴210内での落とし込みが簡単に行え、その後に、つまみ35cを使用してネジ軸35bをベース部材31に対して螺進させて、当該当接面32を元位置に復帰させれば、固定時に当接面32全体を表面220に当接させることができる。勿論、取り外し作業の場合には、上記とは反対の手順を踏めばよい。
In the
従って、この請求項3の陳列用具100は、上記請求項1または請求項2のそれと同様な機能を発揮する他、取り付け取り外し作業時の操作性をより一層向上させ得るのである。
Therefore, the
次に、上記課題を解決するために、請求項4に係る発明の採った手段は、上記請求項1または請求項2に記載の陳列用具100について、
「当接面32を有する部材とベース部材31との間にスプリング33を介装して、当接面32を基部10に対して進退可能にしたこと」
である。
Next, in order to solve the above-described problem, the means taken by the invention according to
“The
It is.
この請求項4の陳列用具100では、図4の(a)及び(b)、図8の(6)に示すように、当接面32を有する部材(具体的には案内部35である)とベース部材31との間にスプリング33を介装して、当接面32を基部10に対して進退可能にしたものである。「進退可能」とは、当該当接面32を進退させようとすれば自在に行えることをいい、進退させる力を抜けば元位置に復帰し得る状態にあることをいう。
In the
以上のように構成した請求項4に係る陳列用具100では、その取り付けや取り外し作業がより一層簡単になっているのである。何故なら、当該陳列用具100を係止穴210に取り付ける場合には、例えばつまみ35cを使用してネジ軸35bをベース部材31からスプリング33の付勢力に抗して引いて、当該当接面32を係止穴部材200等の表面220から一旦後退させるのである。そうすると、当接面32による当接力が軽減されるから、そのまま各係止爪11の係止穴210内での落とし込みが簡単に行え、その後に、つまみ35cから手を離せばネジ軸35bはスプリング33の弾性力によってベース部材31に対して元位置に復帰するから、固定時に必要な十分な当接力を発生させることができる。勿論、取り外し作業の場合には、上記とは反対の手順を踏めばよい。
In the
従って、この請求項4の陳列用具100は、上記請求項1または請求項2のそれと同様な機能を発揮する他、取り付け取り外し作業時の操作性をより一層向上させ得るのである。
Therefore, the
また、上記課題を解決するために、請求項5に係る発明の採った手段は、上記請求項1〜請求項4の何れかに記載の陳列用具100について、
「当接面32の一部に、係止穴210内に侵入し得る係止ピン34を設けたこと」
である。
Moreover, in order to solve the said subject, the means which the invention which concerns on
“A locking
It is.
すなわち、この請求項5の陳列用具100では、図1にも示すように、当接面32の一部に、係止穴210内に侵入し得る係止ピン34が設けてあるのであり、この係止ピン34によって、当該陳列用具100の係止穴210に対する取り付けが確実に行えるようにしたものである。
That is, in the
係止ピン34は、当接面32が係止穴部材200等の表面220に当接しているときの当接力の他に、係止穴210内に係合するということにより、当該陳列用具100の係止穴部材200等に対する固定が確実になるようにするものである。換言すれば、この係止ピン34が、図1または図2の(a)に示したように、係止穴210内に完全に係合していれば、当該陳列用具100の係止穴部材200等に対する固定が完全になっているとともに、当該陳列用具100が図1の手前や紙背方向に揺れたとしても、当該係止ピン34の係止穴210に対する係合によって、陳列用具100が揺れたり外れたりすることはないのである。
The locking
また、この係止ピン34は、当該陳列用具100を係止穴210に取り付ける場合は、係止穴210内に対して表面220側から裏面230側へ差し込まれ、あるいは、当該陳列用具100を係止穴210から取り外す場合は、上述したのとは反対に抜き出されるのであるが、その際の摩擦力は殆ど発生しない。つまり、この係止ピン34は、固定時の維持を図ることはするが、陳列用具100の係止穴部材200等に対する取り付けや取り外し作業に邪魔になるものではないのである。
In addition, when the
従って、この請求項5に係る陳列用具100は、上記請求項1〜請求項4の何れかに記載の陳列用具100と同様な機能を発揮する他、係止ピン34によって固定時の安定をより一層図ることができるものとなっているのである。
Therefore, the
そして、請求項6に係る発明の採った手段は、上記請求項1に記載の陳列用具100について、
「ストッパ30側のベース部材31に、係止穴210内に侵入し得る係止ピン34を進退可能に設けたこと」
である。
And the means taken by the invention according to
“The locking
It is.
すなわち、この請求項6の陳列用具100は、図9に示すように、ストッパ30側のベース部材31に、係止穴210内に侵入し得る係止ピン34を進退可能に設けたものである。係止ピン34が進退可能であることは、上記請求項5の場合に比して、ストッパ30側のベース部材31に対する規制がないことを意味している。
In other words, as shown in FIG. 9, the
換言すれば、この請求項6の係止ピン34は、当接面32の存在とは独立して係止ピン34が進退し、係止穴部材200の係止穴210内に係合し得るようにしたものである。例えば、当接面32が係止穴部材200等の表面220に当接したままの状態で係止ピン34が進退し、係止穴210内に係合し得るもの、逆に言えば、当接面32が係止穴部材200等の表面220に当接したまま表面220上を移動して行き、先端に係止穴210が来たときに初めて係止ピン34が突出してその係止穴210内に係合するような場合を想定しているものである。
In other words, the locking
従って、この請求項6の陳列用具100は、上記請求項1のそれと同様な機能を発揮する他、係止ピン34を当接面32から自在に出入し得るものとして、取り付け及び取り外し作業をより一層簡単にし得るものとなっているのである。
Accordingly, the
そして、上記課題を解決するために、請求項7に係る発明の採った手段は、
「壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200に設けられた係止穴210に挿入して係合される係止爪11を有した基部10、またはこの基部10に一体化された支持部分20に取り付けられて、物品を陳列するための陳列用具を固定するストッパ30であって、
このストッパ30を、基部10または支持部分20に連結されるベース部材31と、当該ストッパ30の前面に形成されて当該陳列用具が係止穴210に取り付けられたとき、壁や陳列什器または係止穴部材200の表面220に当接して、各係止爪11の挿入方向に直交する当接面32とを備えたものとしたことを特徴とするストッパ30」
である。
And in order to solve the said subject, the means which the invention which concerns on Claim 7 took is,
“
When the
It is.
すなわち、この請求項7に係る発明は、上述した陳列用具100を構成しているストッパ30に関するものであり、壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200に設けられた係止穴210に挿入して係合される係止爪11を有した基部10、またはこの基部10に一体化された支持部分20に、所謂「後付」で取り付けられるものを規定しているものである。つまり、この請求項7のストッパ30は、物品を陳列するための陳列用具を固定するものであって、当該ストッパ30を有していない陳列用具を想定し、このストッパ30を有していない陳列用具に後付される場合を想定しているものである。
That is, the invention according to claim 7 relates to the
換言すれば、この請求項7で述べている陳列用具は、上記請求項1〜請求項6で述べてきた係止爪11を有する基部10や、種々な形状の支持部分20は有するが、上記請求項1〜請求項6で述べたそれとは異なってストッパ30を含まないものであり、現在市販されている一般的なものを含むものである。
In other words, the display device described in claim 7 includes the base 10 having the locking
この請求項7に係るストッパ30は、前述した請求項1〜請求項6のそれと同様に、基部10または支持部分20に連結されるベース部材31と、当該ストッパ30の前面に形成されて当該陳列用具が係止穴210に取り付けられたとき、この係止穴部材200等の表面220に当接して、各係止爪11の挿入方向に直交する当接面32とを備えたものであるから、このストッパ30の作用及び機能については、上記請求項1の発明で述べたのと同様である。
The
また、この請求項7に係るストッパ30については、上述した請求項2〜請求項6で述べたような部材を付加することができて、請求項2〜請求項6で述べたのと同様な作用及び機能を有する陳列用具100とすることが可能である。
Further, the
従って、この請求項7に係るストッパ30は、これを陳列用具に取り付けたとき、この陳列用具を、通常時の固定を横揺れ、あるいは脱落を生ずることなくしっかりと行えるだけでなく、係止穴部材200に対する取り付け及び取り外しが簡単に行え、通常展示時には係止穴部材200に対して横揺れしないように簡単に固定できるものとし得るものである。
Accordingly, when the
以上説明した通り、本発明においては、
「壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200に設けられた係止穴部材200の係止穴210に取り付けられて、物品を陳列するために使用される陳列用具100であって、
係止穴210に挿入して係合される係止爪11を有した基部10と、この基部10に一体化された支持部分20と、基部10に一体化されたストッパ30とを備え、
このストッパ30を、基部10に一体化されるベース部材31と、当該ストッパ30の前面に形成されて当該陳列用具100が係止穴210に取り付けられたとき、この係止穴210の周囲に存在する、前記壁や陳列什器、または係止穴部材200の表面220に当接して、各係止爪11の挿入方向に直交する当接面32とを備えたものとしたこと」
にその構成上の主たる特徴があり、これにより、係止穴部材200に対する取り付け及び取り外しが簡単に行えるだけでなく、通常展示時には、脱落を防止することができて、係止穴210に対して横揺れしないように固定できる陳列用具100を、簡単な構造によって提供することができるのである。
As described above, in the present invention,
“A
A base 10 having a locking
When the
The main feature of the structure is that it can be easily attached to and detached from the locking
つまり、この陳列用具100の係止穴210に対する取り付けや取り外しは、工具を必要としないで素早く行えるものとなっているのであり、通常の商品交換や店舗改装時は勿論、地震や火災が発生したような緊急時においても、商品の販売を行っている作業経験のない店員でも簡単に行えるのである。
In other words, the mounting and removal of the
また、この陳列用具100によれば、その取付時において、当接面32が大きな当接面積で係止穴部材200等の表面220に当接するため、係止穴210にしっかりと固定されているから、商品を掛けたり外したりする際は勿論、緊急時においても横揺れを生じることがなく、商品を掛けたままの陳列用具100が壁や陳列什器から不用意に落下してくることはないのである。
Further, according to the
次に、以上のように構成した各請求項に係る発明を、図面に示した最良の形態に基づいて説明するが、図1〜図9には、請求項1〜請求項6に係る陳列用具100について示してあって実施例1としている。また、図10及び図11には、請求項7に係るストッパ30について示してあって実施例2としている。
Next, the invention according to each claim configured as described above will be described based on the best mode shown in the drawings. In FIGS. 1 to 9, the display device according to
(実施例1)
図1には、本発明に係る陳列用具100について、その各係止爪11を係止穴210内に係合させて、当該陳列用具100の係止穴部材200に対する固定が完了した状態が示してあるが、係止穴部材200は、図12に示したように、壁の一部に埋め込まれた状態で取り付けられることも、また陳列什器や陳列ケースの一部に設けられることもある。また、係止穴210についても、陳列什器や陳列ケースの一部に直接設けられることもある。勿論、この係止穴部材200は、図1にも示したように、店舗内に露出する表面220と、この表面220の反対側面となる、例えば図2の(a)に示したような裏面230とを有しているものであり、各係止穴210は同じピッチで形成したものである。
Example 1
FIG. 1 shows the
また、衣服や装身具等を陳列するための陳列用具100は、当然のことながら、図1や図12に示したように、上述した係止穴部材200の係止穴210に挿入して係合される係止爪11を有した基部10と、この基部10に一体化された支持部分20と、を有しており、これらの基部10や支持部分20は種々な態様のものが採用される。
Further, the
基部10は、図1〜図7等の随所において示したように、少なくとも2本の係止爪11を有している。この係止爪11は、1本であると、当該陳列用具100全体の係止穴部材200に対する取り付けや固定が良好に行えないため、少なくとも2本で係止穴部材200側の2つの係止穴210内に係合できるようにしてるのが一般的である。勿論、必要に応じて、これら係止爪11の本数は適宜選択される。
The
各係止爪11についてみてみると、図3、図5、図6、または図7の(a)にて示したように、その先端下部にあご部12を有していて、このあご部12の直ぐ直後(係止穴部材200とは反対側になる方)に係止溝13が形成してある。各あご部12は、図4の(b)に示したように、係止穴部材200の内側面(図4では図示左側面)に当接して、係止溝13内に係止穴部材200の一部をしっかりと保持する役目を果たすものである。
Looking at each locking
以上の基部10の一側には支持部分20が溶接などによって一体化してあるが、この支持部分20としては、図12に示したように、種々な形態のものがあり、このため、係止爪11を有する基部10に対する一体化がなされる端面は、この基部10の上面だったり、下面だったり、図1に示したように、側面であったりするのである。
The
この支持部分20には、図1にも示したようなハンガー掛け21が取り付けられることもある。また、この支持部分20の基部10側下端部は、図5及び図6に示したように、丸味を付けたり、別部材の丸味部22を取り付けたりして、それより下方に位置するつまみ35cの操作性が良好となるように(例えば怪我をしないように)してある。
A
基部10に一体化されたストッパ30は、本発明の重要構成要素となるものであるが、本最良形態のストッパ31では、図7に示したように、基部10に一体化されるベース部材31と、このベース部材31内に進退可能に収納される案内部35と、この案内部35がベース部材31から突出するように付勢するスプリング33と、案内部35の先端に一体化した係止ピン34とを備えたものである。
The
また、このストッパ31は、その前面に当接面32を有したものであるが、この当接面32としては、当該ストッパ31をどのような部材によって構成するかによって異なってくる。本最良形態における当接面32は、後述する筒状のベース部材31の先端面と、案内部35の先端面の両方の合計となっているものである。
The
当接面32は、上記ストッパ30の前面に直接形成されることもあるが、当該陳列用具100が係止穴210に取り付けられたとき、この係止穴部材200等の表面220に当接して、各係止爪11の挿入方向に直交するものであるという条件を有したものである。従って、この当接面32としては、後述するベース部材31と案内部35の両前端面である場合のように、分割して考えることもあるものである。
The
基部10に一体化されるベース部材31は、他の部材を基部10側に連結したり取り付けたりするためのもので、例えばブロック状のもの等種々な形態のものが採用されるが、本最良形態では、有底筒状のものとした。勿論、この「筒状」とは、実施例のような円筒の場合は勿論、案内部35の回転を阻止するために楕円状のものとしたり、完全に四角形状のものとしたりする場合を言い、「有底」であることは必ずしも必要ではない。このベース部材31が「有底」であった方が、後述するように、この底部にメネジ部31aを形成する上で有利となることは言うまでもない。
The
以上の、最良形態に係る筒状のベース部材31内には、図7の(a)等に示したように、同軸的な支持軸35aとネジ軸35bとによって支持された案内部35が進退可能に収納されている。そして、この案内部35は、支持軸35aに介装したスプリング33によって常に突出方向に付勢されている。勿論、この案内部35をスプリング33によって突出させるようにするためには、その支持軸35aにネジ軸35bを一体化する必要はないが、このネジ軸35bをベース部材31のメネジ部31aに螺合させておくことにより、次のように有利となる。
In the
最良形態では、そのネジ軸35bの外端につまみ35cを一体化したものであり、当該ネジ軸35bをこのつまみ35cの操作によって螺進螺退できるようにしてある。つまり、当該案内部35は、スプリング33の付勢力によって常に突出する方向に付勢されてはいるが、この案内部35をベース部材31内に収納したい場合には、このスプリング33の付勢力に抗して、つまみ35cによってメネジ部31aに螺合しているネジ軸35bを強制的に回転させるのである。逆に、スプリング33の付勢力とともに、さらに案内部35の前面の当接面32を係止穴部材200等の表面220に強力に押し付けたい場合には、つまみ35cを上記とは反対側に回転させるのである。なお、このネジ軸35bやこれが螺合するメネジ部31aがない場合には、つまみ35cは単に案内部35を押し引きされるだけに使用される。
In the best mode, the
そして、本最良形態では、図7の(d)にも示したように、案内部35の前端面に係止ピン34が一体化してあるが、これらの案内部35と係止ピン34とを同一材料によって形成することもなされる。この係止ピン34は、上述した係止穴210内に、図2の(a)及び(b)に示したように、係合し得るものであり、案内部35が回転されることもあることを想定して、丸棒としたものである。
In the best mode, as shown in FIG. 7D, the locking
以上の係止ピン34が係止穴210内に係合すれば、当該陳列用具100全体の位置決めが完全になるのであり、当接面32が係止穴部材200等の表面220に当接していることとも相まって、当該陳列用具100の係止穴210に対する安定的な固定を行うことになるものである。
If the
(実施例2)
さて、図10及び図11には、請求項7に係るストッパ30が示してあるが、このストッパ30は、物品を陳列するための陳列用具100を、係止穴210に固定するものである。換言すれば、これらの図10及び図11に示したストッパ30は、上述してきた請求項1〜請求項6におけるストッパ30を有さない陳列用具100に後付で取り付けられるものであり、これにより、上述してきた請求項1〜請求項6における陳列用具100と同様な機能と作用を発揮させることになるものである。
(Example 2)
10 and 11 show a
このストッパ30は、基部10または支持部分20に連結されるベース部材31と、当該ストッパ30の前面に形成されて当該陳列用具100が係止穴210に取り付けられたとき、係止穴部材200等の表面220に当接して、少なくとも係止穴210よりも大きいとともに、各係止爪11の挿入方向に直交する当接面32とを備えたものであることは、上述してきたストッパ30と同様であり、また、上述した最良形態におけるように、スプリング33、係止ピン34、あるいは案内部35を必要に応じて有したものとすることも、上述した最良形態におけるストッパ30と同様である。
The
この実施例2のストッパ30は、図10及び図11に示したように、そのベース部材31に取付部36が取り付けられており、この取付部36によって、当該ストッパ30は、壁や陳列什器、あるいは係止穴部材200に設けられた係止穴210に挿入して係合される係止爪11を有した基部10、またはこの基部10に一体化された支持部分20に取り付けられるものである。
As shown in FIGS. 10 and 11, the
すなわち、図10に示した取付部36は、ベース部材31側に固定された部分と、このベース部材31側部分に対してネジ軸を介して平行移動し得る上側部分とからなるものであり、これらのベース部材31側部分と上側部分の各対向面に、係止爪11を有する基部10を挿入するための挿入部36aを形成したものである。一方、図11に示した取付部36は、ベース部材31側に固定された門型形状のものであり、その内側に、係止爪11を有する基部10を挿入するための挿入部36aを形成したものである。
That is, the
以上のように構成したストッパ30は、当該ストッパ30を有さない陳列用具100を係止穴210側に固定するにあたって、図10及び図11の(a)に示したように、その各挿入部36a内に基部10を各係止爪11とともに挿入するのである。そして、図10及び図11の(b)に示したように、ネジ軸またはナットを回動させることにより、当該ストッパ30を基部10に固定して一体化するのであるが、この場合、基部10が有している係止溝13が完全に露出し得るようにする必要がある。係止溝13が係止穴210に完全に係合し得るようにするためである。
The
以上の説明から理解できるように、当該ストッパ30は、市販されている一般的な陳列用具であって、係止穴210に係止される係止爪11を一体化した基部10を有するものであれば、簡単に取り付けて一体化できるから、市販の陳列用具を上記請求項1〜請求項6の陳列用具100に変えることができるのである。
As can be understood from the above description, the
以上のように構成した本発明に係る陳列用具100は、壁、陳列什器、あるいは係止穴部材200に対する取り付け及び取り外しが簡単に行え、通常展示時には、当該陳列用具100が係止穴部材200に対して横揺れしないように簡単に固定できることは前述した通りであるが、店舗改装者の業務も発展させる可能性を有している。何故なら、当該陳列用具100は、上述したように、簡単な作業で取り付けや取り外しが行えるため、改装作業を短時間で効率よく行えるからである。
The
勿論、当該陳列用具100は固定状態がしっかりとしているし、取り外しが簡単に行えるから、衣服などの販売店自身による店舗改装が簡単に行えるだけでなく、緊急時の安全性確保にも十分役立つものであり、当該販売店の信用確保にも繋げることができる。
Of course, since the
100 陳列用具
10 基部
11 係止爪
12 あご部
13 係止溝
20 支持部分
21 ハンガー掛け
22 丸味部
30 ストッパ
31 ベース部材
31a メネジ部
32 当接面
33 スプリング
34 係止ピン
35 案内部
35a 支持軸
35b ネジ軸
35c つまみ
36 取付部
36a 挿入部
200 係止穴部材
210 係止穴
220 表面
230 裏面
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記係止穴に挿入して係合される係止爪を有した基部と、この基部に一体化されたストッパとを備え、
このストッパを、前記基部に一体化されるベース部材と、当該ストッパの前面に形成されて当該陳列用具が前記係止穴に取り付けられたとき、この係止穴の周囲に存在する、前記壁や陳列什器、あるいは係止穴部材の表面に当接して、前記各係止爪の挿入方向に直交する当接面とを備えたものとしたことを特徴とする陳列用具。 A display device attached to a wall, a display fixture, or a locking hole provided in a locking hole member and used to display an article,
A base having a locking claw inserted into the locking hole and engaged, and a stopper integrated with the base;
When the stopper is formed on the front surface of the stopper and the display device is attached to the locking hole, the wall or A display device comprising a display fixture or a contact surface that is in contact with the surface of the locking hole member and orthogonal to the insertion direction of each locking claw.
このストッパを、前記基部または支持部分に連結されるベース部材と、当該ストッパの前面に形成されて当該陳列用具が、前記壁や陳列什器、あるいは係止穴部材に取り付けられたとき、前記壁や陳列什器、または係止穴部材の表面に当接して、前記各係止爪の挿入方向に直交する当接面とを備えたものとしたことを特徴とするストッパ。 It is attached to a base having a locking claw that is inserted into a wall, a display fixture, or a locking hole provided in a locking hole member and engaged therewith, or a support part integrated with this base, A stopper for fixing a display tool for display,
When the stopper is attached to the base member or the support member, and the display tool formed on the front surface of the stopper and attached to the wall, the display fixture, or the locking hole member, A stopper comprising a display fixture or a contact surface perpendicular to the insertion direction of each of the locking claws in contact with the surface of the locking hole member.
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JP5936295B1 (en) * | 2015-10-26 | 2016-06-22 | 株式会社セラタ | Display shelf assembly structure and components thereof |
-
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- 2008-08-26 JP JP2008216163A patent/JP2010051341A/en active Pending
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