JP2010049646A - 電源系統データ作成装置、電源系統データ作成プログラム、および電源系統データ作成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源系統に関わる回路部品および接続ネットの親子関係を示す電源系統データを効率的に作成する電源系統データ作成装置を提供する。
【解決手段】電源系統データ作成装置10は、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を抽出する部品抽出手段152と、第1の回路部品が電源部品であるか否かを判断する部品判断手段153と、電源部品であると判断された第1の回路部品に接続される第2の接続ネットを抽出するネット抽出手段154と、第2の接続ネットが電源ネットであるか否かを判断するネット判断手段155と、第1の接続ネットと第1の回路部品の第1の親子関係と、第1の回路部品と第2の接続ネットとの第2の親子関係を定義する定義手段156と、第1および第2の親子関係を示す電源系統データ166を作成する作成手段157とを備える。
【選択図】図3
【解決手段】電源系統データ作成装置10は、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を抽出する部品抽出手段152と、第1の回路部品が電源部品であるか否かを判断する部品判断手段153と、電源部品であると判断された第1の回路部品に接続される第2の接続ネットを抽出するネット抽出手段154と、第2の接続ネットが電源ネットであるか否かを判断するネット判断手段155と、第1の接続ネットと第1の回路部品の第1の親子関係と、第1の回路部品と第2の接続ネットとの第2の親子関係を定義する定義手段156と、第1および第2の親子関係を示す電源系統データ166を作成する作成手段157とを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、回路部品と接続ネットとの親子関係を示す情報を作成するための電源系統データ作成装置、電源系統データ作成プログラム、および電源系統データ作成方法に関し、特に、電源部品と電源ネットとの親子関係を示す電源系統データを作成するための電源系統データ作成装置、電源系統データ作成プログラム、および電源系統データ作成方法に関する。
電子回路の設計においては、家庭用電源などから供給された電力を、各回路部品が正常動作可能となるように、各回路部品に分配する方法や、必要に応じて増幅して供給する方法などを検討する作業(以下、電源設計という。)が必要である。電源設計においては、たとえば、レギュレータやDC/DCコンバータ部品などのような電源系統に関する回路部品や、電源電圧が供給される各集積回路部品や、それらの回路部品同士の接続関係などを示した電源系統図と呼ばれる図面を作成することが一般的に行われている。
電源設計に関して、たとえば、特開2004−234295号公報(特許文献1)には、論理回路の系統図作成方法及び論理回路の系統図作成装置が開示されている。特開2004−234295号公報(特許文献1)によると、複数の論理ブロックが相互に接続する論理回路において、論理回路に入力される信号を示す入力信号と、論理回路に出力される信号を示す出力信号と、論理回路を機能毎に小規模回路で分割し所定のブロック配置ルールに従って配置した論理ブロックと、論理ブロックに接続する信号をその方向性を矢印で表す矢印信号と、矢印信号の分岐と結合を示す交点表示とを含み、論理ブロックの配置に関しては、矢印信号の長さが最も短くなるような配置とする。
また、A.V.エイホ著,J.D.ウルマン著,J.E.ホップクロフト著,大野義夫訳,「データ構造とアルゴリズム」(情報処理シリーズ),培風館,1987年3月,p.211には「広さ優先探索法」が開示されている。特に、「場合わけ優先探索」の項目には、「広さ優先探索法」の説明として「場合わけ優先探索」や「横型探索」に関する手法が開示されている。
特開2004−234295号公報
A.V.エイホ著,J.D.ウルマン著,J.E.ホップクロフト著,大野義夫訳,「データ構造とアルゴリズム」(情報処理シリーズ),培風館,1987年3月,p.211
電源設計において作成される電源系統図は、電子回路全体の中で全ての電子回路部品が正常動作可能となるように電源設計が行われているかを検討および確認するための図面である。すなわち、電源設計においては、電源系統に関わる回路部品と接続ネットとを抽出した上で、当該回路部品と接続ネットとを図面などに記述する必要がある。そのため、電源系統に関わる回路部品と接続ネットとを効率的に抽出して電源系統図を作成する技術が要求されている。
なお、上述した従来技術は、着目した出力信号の伝達ルートをたどることによって、系統図構成要素を検索していく方法に関するものである。そのため、当該技術においては、着目した信号から先の新たな信号のルートである系統図構成要素を検索することができない。すなわち、当該技術においては、末端ノードまで全ての系統図構成要素を検索することはできない。
本発明は上記の不具合を解決するためになされたものであって、本発明の主たる目的は、電源系統に関わる回路部品および接続ネットの親子関係を示す電源系統データを効率的に作成する電源系統データ作成装置、電源系統データ作成プログラム、および電源系統データ作成方法を提供することである。
この発明のある局面に従えば、電源系統データ作成装置が提供される。電源系統データ作成装置は、複数の回路部品の各々に関する部品情報と複数の回路部品の各々に接続される接続ネットの各々に関するネット情報とを格納する回路情報を記憶する記憶部と、回路情報を参照して、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を抽出する部品抽出手段と、抽出された第1の回路部品が電源部品であるか否かを判断する部品判断手段と、回路情報を参照して、電源部品であると判断された第1の回路部品に接続される第2の接続ネットを抽出するネット抽出手段と、抽出された第2の接続ネットが電源ネットであるか否かを判断するネット判断手段と、第1の接続ネットを親とし、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を子とした第1の親子関係を定義し、電源部品であると判断された第1の回路部品を親とし、第1の回路部品に接続されるとともに電源ネットであると判断された第2の接続ネットを子とした第2の親子関係を定義する定義手段と、第1および第2の親子関係を示す電源系統データを作成する作成手段とを備える。
好ましくは、部品抽出手段は、電源ネットであると判断された第2の接続ネットに接続される第2の回路部品を抽出する。定義手段は、電源ネットであると判断された第2の接続ネットを親とし、第2の接続ネットに接続される第2の回路部品を子とした第3の親子関係を定義する。作成手段は、第3の親子関係を示す電源系統データを作成する。
好ましくは、電源系統データ作成装置は、複数の接続ネットの中から第1の接続ネットを選択する選択命令を受け付ける受付手段をさらに備える。
好ましくは、部品情報は、対応する回路部品が電源部品であるか否かを示す部品属性情報を含む。部品判断手段は、部品属性情報に基づいて、回路部品が電源部品であるか否かを判断する。
好ましくは、部品情報は、対応する回路部品の種類を示すファミリーコードを含む。部品判断手段は、ファミリーコードが第1の所定値であるか否かを判断することにより回路部品が電源部品であるか否かを判断する。
好ましくは、部品情報は、対応する回路部品が有する端子数を含む。部品判断手段は、回路部品の端子数が第2の所定値以下であるか否かを判断することにより回路部品が電源部品であるか否かを判断する。
好ましくは、ネット情報は、対応する接続ネットが電源ネットであるか否かを示すネット属性情報を含む。ネット判断手段は、ネット属性情報に基づいて、接続ネットが電源ネットであるか否かを判断する。
好ましくは、ネット情報は、対応する接続ネットの線幅を含む。ネット判断手段は、線幅が第3の所定値以上であるか否かを判断することにより接続ネットが電源ネットであるか否かを判断する。
好ましくは、ネット情報は、対応する接続ネットの線色を含む。ネット判断手段は、線色が所定色であるか否かを判断することにより接続ネットが電源ネットであるか否かを判断する。
好ましくは、ネット情報は、対応する接続ネットの名称を含む。ネット判断手段は、名称が所定文字を含むか否かを判断することにより接続ネットが電源ネットであるか否かを判断する。
好ましくは、定義手段は、広さ優先探索法を用いることによって、回路部品と接続ネットとの親子関係を再帰的に定義する。
この発明の別の局面に従うと、コンピュータに電源系統データを作成させるための電源系統データ作成プログラムが提供される。コンピュータは、演算処理部と、記憶部とを含む。電源系統データ作成プログラムは、演算処理部に、複数の回路部品の各々に関する部品情報と複数の回路部品の各々に接続される接続ネットの各々に関するネット情報とを格納する回路情報を記憶部に記憶させるステップと、回路情報を参照して、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を抽出するステップと、抽出された第1の回路部品が電源部品であるか否かを判断するステップと、回路情報を参照して、電源部品であると判断された第1の回路部品に接続される第2の接続ネットを抽出するステップと、抽出された第2の接続ネットが電源ネットであるか否かを判断するステップと、第1の接続ネットを親とし、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を子とした第1の親子関係を定義し、電源部品であると判断された第1の回路部品を親とし、第1の回路部品に接続されるとともに電源ネットであると判断された第2の接続ネットを子とした第2の親子関係を定義するステップと、第1および第2の親子関係を示す電源系統データを作成するステップとを実行させる。
この発明の別の局面に従うと、コンピュータに電源系統データを作成させるための電源系統データ作成方法が提供される。コンピュータは、演算処理部と、記憶部とを含む。演算処理部が、複数の回路部品の各々に関する部品情報と複数の回路部品の各々に接続される接続ネットの各々に関するネット情報とを格納する回路情報を記憶部に記憶させるステップと、演算処理部が、回路情報を参照して、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を抽出するステップと、演算処理部が、抽出された第1の回路部品が電源部品であるか否かを判断するステップと、演算処理部が、回路情報を参照して、電源部品であると判断された第1の回路部品に接続される第2の接続ネットを抽出するステップと、演算処理部が、抽出された第2の接続ネットが電源ネットであるか否かを判断するステップと、演算処理部が、第1の接続ネットを親とし、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を子とした第1の親子関係を定義し、電源部品であると判断された第1の回路部品を親とし、第1の回路部品に接続されるとともに電源ネットであると判断された第2の接続ネットを子とした第2の親子関係を定義するステップと、演算処理部が、第1および第2の親子関係を示す電源系統データを作成するステップとを備える。
以上のように、この発明によれば、電源系統に関わる回路部品と接続ネットとを効率的に抽出して電源系統図を作成する電源系統データ作成装置、電源系統データ作成プログラム、および電源系統データ作成方法が提供される。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお以下の説明では、同一の部品については同一の符号を付すものとし、それらの部品の名称や機能が同一である場合には、それらの部品についての詳細な説明は繰り返さない。
<用語の定義>
そして、「出力」とは、データや信号に基づいて表示や印刷を行う動作だけでなく、少なくともデータや信号を他のプログラムや装置に与える動作も含む概念である。すなわち、「出力」とは、コンピュータ内部において他のアプリケーションなどにデータを受け渡す動作や、ネットワークを介してデータを送信する動作も含む概念である。
そして、「出力」とは、データや信号に基づいて表示や印刷を行う動作だけでなく、少なくともデータや信号を他のプログラムや装置に与える動作も含む概念である。すなわち、「出力」とは、コンピュータ内部において他のアプリケーションなどにデータを受け渡す動作や、ネットワークを介してデータを送信する動作も含む概念である。
また、「受け付け」や「入力」とは、少なくともデータや信号を取得する動作をいうものであって、演算処理部がキーボードやマウスや音声入力装置などによって人間からの情報を受け付ける動作だけでなく、他のプログラムや他の媒体などからデータや信号を受け付ける動作も含む概念である。すなわち、「受け付け」や「入力」は、コンピュータ内部において他のアプリケーションなどからデータを受け付ける動作や、ネットワークを介してコンピュータの外部からデータを受信する動作も含む概念である。
<全体構成>
まず、本実施の形態に係る電源系統データ作成装置の一例であるコンピュータ10の全体構成について説明する。本実施の形態に係るコンピュータ10は、電子回路図などを表現するための回路情報に含まれる回路部品や接続ネットの中から電源部品や電源ネットを抽出することによって、回路部品(あるいは電源部品)と電源ネットとから構成される電源系統データを作成する。そして、本実施の形態に係るコンピュータ10によって作成された電源系統データは、回路部品(あるいは電源部品)および電源ネットが抽出されたものであるため、当該電源系統データを参照したユーザは、対象となる電子回路に関する電源系統を容易に把握することができる。すなわち、本実施の形態に係るコンピュータ10によって電源設計が容易になる。
まず、本実施の形態に係る電源系統データ作成装置の一例であるコンピュータ10の全体構成について説明する。本実施の形態に係るコンピュータ10は、電子回路図などを表現するための回路情報に含まれる回路部品や接続ネットの中から電源部品や電源ネットを抽出することによって、回路部品(あるいは電源部品)と電源ネットとから構成される電源系統データを作成する。そして、本実施の形態に係るコンピュータ10によって作成された電源系統データは、回路部品(あるいは電源部品)および電源ネットが抽出されたものであるため、当該電源系統データを参照したユーザは、対象となる電子回路に関する電源系統を容易に把握することができる。すなわち、本実施の形態に係るコンピュータ10によって電源設計が容易になる。
<ハードウェア構成>
図1は、本実施の形態に係るコンピュータ10を示す斜視図である。図1を参照して、このコンピュータ10は、FD(Flexible Disk)駆動装置21およびCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)駆動装置23を備えたコンピュータ本体11と、モニタ12と、キーボード13と、マウス14とを含む。
図1は、本実施の形態に係るコンピュータ10を示す斜視図である。図1を参照して、このコンピュータ10は、FD(Flexible Disk)駆動装置21およびCD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)駆動装置23を備えたコンピュータ本体11と、モニタ12と、キーボード13と、マウス14とを含む。
図2は、本実施の形態に係るコンピュータ10のハードウェア構成を示す制御ブロック図である。図2を参照して、コンピュータ本体11は、上記したFD駆動装置21およびCD−ROM駆動装置23に加えて、相互に内部バス18で接続されたCPU(Central Processing Unit)15と、RAM(Random access memory)などのメモリ16と、HDD(Hard Disk Drive)などの固定ディスク17と、通信インターフェイス19とを含む。FD駆動装置21にはFD12が装着される。CD−ROM駆動装置23にはCD−ROM14が装着される。
モニタ12は、液晶パネルやCRTから構成されるものであって、CPU15が出力した情報を表示する。キーボード13は、キー入力により、ユーザから情報を受け付ける。マウス14は、クリックされたりやスライドされることによって、ユーザから情報を受け付ける。メモリ16は、各種の情報を記憶するものであって、たとえば、CPU15がプログラムを実行する際に必要となるデータを一時的に記憶する。固定ディスク17は、CPU15が実行するプログラムやデータベースを記憶する。
CPU15は、コンピュータ10の各要素を制御するものであって、各種の演算を実施する装置である。また、CPU15は、後述するように、メモリ16へと読み出された回路情報に基づいて、電源系統に関する回路部品や接続ネットを抽出して、電源系統に関する回路部品や接続ネットの接続関係を示す電源系統データを作成するものである。CPU15は、電源系統データを所定領域に格納したり、当該電源系統データを内部バス18を介してモニタ12に出力したり、通信インターフェイス19を介して外部の装置に送信したりする。
通信インターフェイス19は、CPU15が出力した情報を電気信号へと変換するものであって、すなわちCPU15が出力した情報をその他の装置が利用できる信号へと変換する装置でもある。また、通信インターフェイス19は、本実施の形態に係るコンピュータ10の外部から入力された信号を受信して、CPU15が利用できる情報に変換する装置でもある。また、コンピュータ10には、必要に応じて、プリンタなどの他の出力装置が接続され得る。
既に述べたように、本実施の形態に係る電源系統データ作成装置および電源系統データの作成処理は、コンピュータ10などのハードウェアと制御プログラムなどのソフトウェアとによって実現される。一般的にこうしたソフトウェアは、FD12やCD−ROM14などの記録媒体に格納されて、もしくはネットワークなどを介して流通する。そして、ソフトウェアは、FD駆動装置21やCD−ROM駆動装置23などにより記録媒体から読取られて、若しくは通信インターフェイス19にて受信されて、固定ディスク17に格納される。そして、ソフトウェアは、固定ディスク17からメモリ16に読出されて、CPU15により実行される。
<機能構成>
次に、本実施の形態に係るコンピュータ10が有する各機能について説明する。図3は、本実施の形態に係る電源系統データ作成装置(コンピュータ10)の機能構成を示すブロック図である。図3を参照して、本実施の形態に係るコンピュータ10は、受付部151と、部品抽出部152と、部品判断部153と、ネット抽出部154と、ネット判断部155と、定義部156と、作成部157とを含む。また、前述したように、コンピュータ10は、メモリ16(あるいは固定ディスク17)、モニタ12なども含む。
次に、本実施の形態に係るコンピュータ10が有する各機能について説明する。図3は、本実施の形態に係る電源系統データ作成装置(コンピュータ10)の機能構成を示すブロック図である。図3を参照して、本実施の形態に係るコンピュータ10は、受付部151と、部品抽出部152と、部品判断部153と、ネット抽出部154と、ネット判断部155と、定義部156と、作成部157とを含む。また、前述したように、コンピュータ10は、メモリ16(あるいは固定ディスク17)、モニタ12なども含む。
受付部151と、部品抽出部152と、部品判断部153と、ネット抽出部154と、ネット判断部155と、定義部156と、作成部157とはCPU15などによって実現される機能ブロックである。より詳細には、CPU15が有する各機能は、CPU15がメモリ16や固定ディスク17などに記憶される制御プログラムを実行して、図1および図2に示される各ハードウェアを制御することによって実現される機能である。
本実施の形態においては、電源系統データの作成処理を実行するための機能がCPU15上で実行されるソフトウェアによって実現される構成としているが、各ブロックの機能や各ステップの処理をソフトウェアによって実現する代わりに、各々を専用のハードウェア回路等によって実現してもよい。
なお、CPU15は、不揮発性の固定ディスク17に格納されている各種制御プログラムや回路情報161を、ワークメモリとして機能するメモリ16へと一旦読み出した上で、メモリ16に記憶されているプログラムや回路情報161を利用して電源系統データの作成処理を実行する。
メモリ16は、回路情報161と、検索ネットリスト162と、一時部品リスト163と、一時ネットリスト164と、親子関係リスト165と、電源系統データとを記憶する。
より詳細には、メモリ16は、対象となる電子回路に含まれる回路部品同士の接続状態を格納する回路情報161を記憶する。
図4は、回路情報161によって表される電子回路図の一例を示すイメージ図である。図4を参照して、回路情報161は、たとえば、電子回路に含まれる複数の回路部品100,101,102,103,104,105同士の接続関係を表す。すなわち、回路情報161は、複数の回路部品100,101,102,103,104,105同士を接続するための接続ネット(配線)200,201,202,203,204の情報をも含む。
本実施の形態においては、対象となる電子回路に含まれる回路部品100,101,102,103,104,105のうち、回路部品100,102が電源部品であるものとする。そして、対象となる電子回路に含まれる接続ネット200,201,202,203,204のうち、接続ネット200,202,203,204が電源ネットであるものとする。
ここで、電源部品とは、レギュレータ部品やDC/DCコンバータ部品などのように、入力電源配線と出力電源配線とが接続されている部品や、インダクタ部品やフェライトビーズ部品などのように、入力されている接続ネットと出力されている接続ネットとの間で電気的意味が変わらない部品をいう。また、電源ネットとは、回路部品に電力を供給するための配線をいう。
図5は、回路情報161のデータ構造を示すイメージ図である。図5を参照して、回路情報161は、各回路部品毎に、回路部品の属性を示す部品情報161Aを含む。そして、部品情報161Aは、対応する回路部品100が配置される座標や、回路部品100を電子回路図上に記述するときの図形情報や、回路部品100に備えられているピン情報(部品端子)や、その他の回路部品100の属性情報を含む。部品情報161Aは、その他の属性情報として、回路部品100の種類を示すファミリーコードや、回路部品100が電源部品であるか否かを示すその他の情報などを含む。
また、ファミリーコードとは、回路部品の種類を管理するためのコード(以下、リファレンスともいう。)である。電子回路図においては、抵抗部品にはR100、集積回路部品にはIC100といったように、回路部品の種類が判別できる頭文字(リファレンス)をつけることによって回路部品をナンバリングすることがよく行われる。CPU15は、このようなリファレンスを利用することによって、たとえば、Q***、もしくはL***、もしくはFB***、とナンバリングされた回路部品が電源部品であると判断することができる。
また、回路情報161は、各接続ネット毎に、接続ネットの属性を示すネット情報161Bを含む。たとえば、ネット情報161Bは、対応する接続ネット200が配置される座標や、接続ネット200を電子回路図上に記述するときの図形情報や、接続ネット200が接続される回路部品を特定するための接続情報や、その他の接続ネット200の属性情報を含む。
ネット情報161Bは、接続情報として、対応する接続ネットが、回路部品Xの20番ピンと、回路部品Xの30番ピンに接続されている旨の情報を含む。ネット情報161Bは、図形情報として、接続ネット200を電子回路図上に記述するときの線幅や線色などを含む。ネット情報161Bは、その他の属性情報として、接続ネット200が電源ネットであるか否かを示すその他の情報などを含む。また、ネット情報161Bは、接続ネットの名称などをも含む。
本実施の形態に係るCPU15は、ユーザからの電子回路内の回路部品同士の接続状態に関する情報や回路部品の属性情報や接続ネットの属性情報の入力を受け付けて、メモリ16に回路情報161を記憶させたり、回路情報161を更新したりする。
そして、CPU15は、回路情報161を参照することによって、電源系統データの作成処理の対象となる電子回路の接続関係や、当該電子回路を構成する回路部品および接続ネットの属性情報を取得することができる。CPU15は、回路情報161を参照することによって、回路部品が電源部品であるか否かを判断することができ、接続ネットが電源ネットであるか否かを判断することができる。
図3を参照して、CPU15が有する各機能について説明する。まず、受付部151は、キーボード13やマウス14を介して、ユーザから、電子回路を構成する接続ネットの中からルートネットを選択する選択命令を受け付ける。受付部151は、選択命令を受け付けて、ルートネットとして選択された接続ネット200を検索ネットリスト162に登録する。
図6は、検索ネットリスト162のデータ構造を示す第1のイメージ図である。図3および図6に示すように、受付部151は、選択命令に対応する接続ネット200を1つのレコードとして登録する。検索ネットリスト162は、接続ネット200毎に、対象となる電子回路において接続ネット200を特定するための回路固有IDと、登録された順序と、解析処理を完了したか否かを示すフラグとを、1つのレコードとして格納する。受付部151は、接続ネット200を検索ネットリスト162に登録する際に、接続ネット200に対応するフラグをOFFにする。
図3を参照して、受付部151は、ユーザによって選択された接続ネット200をルートネットとして、定義部156に受け渡す。
図7は、親子関係リスト165のデータ構造を示す第1のイメージ図である。図3および図7に示すように、定義部156は、接続ネット200を受け付けて、接続ネット200を1つのノードとして親子関係リスト165に登録する。親子関係リスト165は、接続ネット200や回路部品100などのノード毎に、対象となる電子回路において当該ノードを特定するためのノードIDと、対象となる電子回路において当該ノードに対応する接続ネット200や回路部品100を特定するための回路固有IDと、当該ノードの親ノードを特定するための親ノードのノードIDとを、1つのレコードとして格納する。
図3を参照して、部品抽出部152は、回路情報161を参照することによって、検索ネットリスト162に登録されている接続ネットのうち、対象となる接続ネット200に接続されている回路部品100,101,102を抽出する。図8は、検索ネットリスト162のデータ構造を示す第2のイメージ図である。図3および図8を参照して、部品抽出部152は、接続ネット200に接続されている回路部品を抽出する際に、検索ネットリスト162の接続ネット200のフラグをONにする。これによって、CPU15は、検索ネットリスト162を参照して、いずれの接続ネットに関する処理が探索済みであって、いずれの接続ネットに関する処理が未探索であるかを認識することができる。
図9は、一時部品リスト163のデータ構造を示す第1のイメージ図である。図3および図9に示すように、部品抽出部152は、抽出した回路部品100,101,102を一時部品リスト163に登録する。一時部品リスト163は、抽出された回路部品100毎に、対象となる電子回路において当該回路部品を特定するための回路固有IDを格納する。
そして、部品抽出部152は、抽出された回路部品100,101,102を、定義部156と部品判断部153とに順次受け渡す。ここでは、まず、部品抽出部152が、一時部品リスト163に一番はじめに登録された回路部品100を、定義部156と部品判断部153とに受け渡す。
図10は、親子関係リスト165のデータ構造を示す第2のイメージ図である。図3および図10に示すように、定義部156は、回路部品100を受け付けて、回路部品100をノード2として親子関係リスト165に登録する。ここで、回路部品100は接続ネット200に接続される回路部品として抽出されたので、定義部156は、回路部品100に対応する親ノードのノードIDとしてノード1を登録する。
部品判断部153は、一時部品リスト163に登録されている回路部品100,101,102毎に、順次、当該回路部品100が電源部品であるか否かを判断する。ここでは、まず、部品判断部153は、回路情報161の部品情報161Aを参照して回路部品100が電源部品であるか否かを判断する。
より詳細には、部品判断部153は、部品情報161Aのその他の属性情報を参照して、対象となる回路部品100のファミリーコードが予め設定されているコードに一致するか否かを判断する。そして、部品判断部153は、回路部品100のファミリーコードが予め設定されているコードに一致する場合に、当該回路部品100が電源部品であると判断する。
また、部品判断部153は、部品情報161Aのピン情報を参照して、対象となる回路部品100が有する端子数が予め設定された本数以下であるか否かを判断する。そして、部品判断部153は、回路部品100の端子数が予め設定された本数以下である場合に、当該回路部品100が電源部品であると判断する。電源系統データに電源部品以外としてリストアップすべき部品である集積回路部品(以下、アプリケーション部品ともいう。)と比較して、一般的に電源部品はその端子数が少ない傾向がある。そこで、部品判断部153は、対象となる回路部品の端子数が、例えば10端子以下の部品を電源部品と判断してもよい。
部品判断部153は、上記のような電源部品の判断方法のいずれか一つに基づいて、回路部品が電源部品であるか否かを判断してもよいし、判断方法に優先度を付加することによって複数の判断方法に基づいて判断してもよい。
部品判断部153は、このようにして電源部品であると判断された回路部品100をネット抽出部154へと受け渡す。
図3を参照して、ネット抽出部154は、回路情報161を参照して、対象となる回路部品100に接続されている接続ネット200,201,202,203を抽出する。図11は、一時ネットリスト164のデータ構造を示す第1のイメージ図である。図3および図11に示すように、ネット抽出部154は、抽出した接続ネット200,201,202,203を一時ネットリスト164に登録する。一時ネットリスト164は、抽出された接続ネット毎に、対象となる電子回路において当該接続ネットを特定するための回路固有IDを格納する。
ネット判断部155は、一時ネットリスト164に登録されている接続ネット200,201,202,203毎に、それらが検索ネットリスト162に登録されているか否かを判断する。そして、ネット判断部155は、検索ネットリスト162に登録されていない接続ネット201,202,203毎に、順次、回路情報161を参照することによって、当該接続ネットが電源ネットであるか否かを判断する。
より詳細には、ネット判断部155は、接続ネット201に対応するネット情報161Bの図形情報に基づいて、接続ネット201が電源ネットであるか否かを判断する。たとえば、ネット判断部155は、接続ネット201の線幅が予め設定された所定値以上であるか否かを判断する。そして、ネット判断部155は、接続ネット201の線幅が予め設定された所定値以上であるに、接続ネット201が電源ネットであると判断する。
また、ネット判断部155、接続ネット201の線色が所定色であるか否かを判断する。ネット判断部155は、接続ネット201の線色が所定色である場合に、接続ネット201が電源ネットであると判断する。
また、ネット判断部155は、接続ネット201の名称が所定文字を含むか否かを判断する。ネット判断部155は、接続ネット201の名称が所定文字を含む場合に、接続ネット201が電源ネットであると判断する。たとえば、ネット判断部155は、接続ネット201の名称として設定されている属性値が“(数値)V”という文字列を含むか否かを判断することによって、接続ネット201が電源ネットであるか否かを判断する。一般的に電源ネットは、“D5V”、“PLL3V”などのように、その電源ネットの電源電圧値をその電源ネットの名称として設定されている場合が多い。
ネット判断部155は、上記のような電源ネットの判断方法のいずれか一つに基づいて、接続ネット201が電源ネットであるか否かを判断してもよいし、判断方法に優先度を付加することによって複数の判断方法に基づいて判断してもよい。
図12は、検索ネットリスト162のデータ構造を示す第3のイメージ図である。図3および図12を参照して、ネット判断部155は、上記のようにして電源ネットと判断された接続ネット201を1つのレコードとして検索ネットリスト162に登録する。ネット判断部155は、接続ネット201を検索ネットリスト162に登録する際に、接続ネット201に対応するフラグをOFFにする。
また、ネット判断部155は、上記のようにして電源ネットと判断された接続ネット201を定義部156へ受け渡す。図13は、親子関係リスト165のデータ構造を示す第3のイメージ図である。図3および図13に示すように、定義部156は、接続ネット201を受け付けて、接続ネット201をノード3として親子関係リスト165に登録する。ここで、接続ネット201は回路部品100に接続される接続ネットとして抽出されたので、定義部156は、接続ネット201に対応する親ノードのノードIDとしてノード2を登録する。
同様に、ネット判断部155は、一時ネットリスト164に登録されている次の接続ネット202が電源ネットであるか否かを判断する。ここでは、図4に示すように、接続ネット202が電源ネットでないものとする。接続ネット202が電源ネットでない場合は、ネット判断部155は、接続ネット202を検索ネットリスト162に登録せず、接続ネット202を定義部156に渡さない。
同様に、ネット判断部155は、一時ネットリスト164に登録されている次の接続ネット203が電源ネットであるか否かを判断する。ここでは、図4に示すように、接続ネット203が電源ネットであるものとする。
図14は、検索ネットリスト162のデータ構造を示す第4のイメージ図である。図3および図14を参照して、ネット判断部155は、上記のようにして電源ネットと判断された接続ネット203を1つのレコードとして検索ネットリスト162に登録する。ネット判断部155は、接続ネット203を検索ネットリスト162に登録する際に、接続ネット202に対応するフラグをOFFにする。
また、ネット判断部155は、上記のようにして電源ネットと判断された接続ネット203を定義部156へ受け渡す。図15は、親子関係リスト165のデータ構造を示す第4のイメージ図である。図3および図15に示すように、定義部156は、接続ネット203を受け付けて、接続ネット203をノード3として親子関係リスト165に登録する。ここで、接続ネット203は回路部品100に接続される接続ネットとして抽出されたので、定義部156は、接続ネット203に対応する親ノードのノードIDとしてノード2を登録する。
このようにして、ネット判断部155が、一時ネットリスト164の全ての接続ネット200,201,202,203についての電源ネットの判断を完了する。ネット判断部155が一時ネットリスト164の全ての接続ネットについての電源ネットの判断を完了すると、部品抽出部152は、一時部品リスト163から次の回路部品101を読み出して、当該回路部品101を定義部156と部品判断部153とに順次受け渡す。あるいは、ネット判断部155が一時ネットリスト164の全ての接続ネットについての電源ネットの判断を完了すると、定義部156と部品判断部153とが、一時部品リスト163から次の回路部品101を読み出す。
図16は、親子関係リスト165のデータ構造を示す第5のイメージ図である。図3および図16に示すように、定義部156は、回路部品101を受け付けて、回路部品101をノード5として親子関係リスト165に登録する。ここで、回路部品101は接続ネット200に接続される回路部品として抽出されたので、定義部156は、回路部品101に対応する親ノードのノードIDとしてノード1を登録する。
そして、部品判断部153は、回路部品101が電源部品であるか否かを判断する。図4に示すように、回路部品101は電源部品ではないので、部品判断部153は回路部品101をネット抽出部154へ渡さない。
次に、部品抽出部152は、一時部品リスト163から次の回路部品102を読み出して、当該回路部品102を定義部156と部品判断部153とに順次受け渡す。あるいは、定義部156と部品判断部153とが、一時部品リスト163から次の回路部品102を読み出す。
図17は、親子関係リスト165のデータ構造を示す第6のイメージ図である。図3および図17に示すように、定義部156は、回路部品102を受け付けて、回路部品102をノード6として親子関係リスト165に登録する。ここで、回路部品102は接続ネット200に接続される回路部品として抽出されたので、定義部156は、回路部品102に対応する親ノードのノードIDとしてノード1を登録する。
そして、部品判断部153は、回路部品102が電源部品であるか否かを判断する。図4に示すように、回路部品102は電源部品であるので、部品判断部153は、電源部品であると判断された回路部品102をネット抽出部154へと受け渡す。
図3を参照して、前述したように、ネット抽出部154は、回路情報161を参照して、対象となる回路部品102に接続されている接続ネット204を抽出する。図18は、一時ネットリスト164のデータ構造を示す第2のイメージ図である。図3および図18に示すように、ネット抽出部154は、抽出した接続ネット204を一時ネットリスト164に登録する。
ネット判断部155は、一時ネットリスト164に登録されている接続ネット204が検索ネットリスト162に登録されているか否かを判断する。そして、ネット判断部155は、回路情報161を参照して、検索ネットリスト162に登録されていない接続ネット204が電源部品であるか否かを判断する。
図19は、検索ネットリスト162のデータ構造を示す第5のイメージ図である。図3および図19を参照して、ネット判断部155は、上記のようにして電源ネットと判断された接続ネット204を1つのレコードとして検索ネットリスト162に登録する。ネット判断部155は、接続ネット204を検索ネットリスト162に登録する際に、接続ネット204に対応するフラグをOFFにする。
また、ネット判断部155は、上記のようにして電源ネットと判断された接続ネット201を定義部156へ受け渡す。図20は、親子関係リスト165のデータ構造を示す第7のイメージ図である。図3および図10に示すように、定義部156は、接続ネット204を受け付けて、接続ネット204をノード7として親子関係リスト165に登録する。ここで、接続ネット204は回路部品102に接続される接続ネットとして抽出されたので、定義部156は、接続ネット204に対応する親ノードのノードIDとしてノード6を登録する。
このようにして、ネット判断部155が、一時ネットリスト164の全ての接続ネット204についての電源ネットの判断を完了する。ここでは、同時に、部品判断部153が一時部品リスト163の全ての回路部品100,101,102についての電源部品の判断を完了する。
すると、部品抽出部152は、検索ネットリスト162の次の接続ネット201について、回路情報161を参照して、対象となる接続ネット201に接続されている回路部品100,103を抽出する。図21は、検索ネットリスト162のデータ構造を示す第6のイメージ図である。図3および図21を参照して、部品抽出部152は、接続ネット201に接続されている回路部品を抽出する際に、検索ネットリスト162の接続ネット201のフラグをONにする。そして、部品抽出部152と部品判断部153とネット抽出部154とネット判断部155と定義部156とは、上記の接続ネット200についての処理と同様にして、接続ネット201についての処理を実行する。
図22は、親子関係リスト165のデータ構造を示す第8のイメージ図である。図3および図22に示すように、部品抽出部152と部品判断部153とネット抽出部154とネット判断部155と定義部156とは、上記の接続ネット200についての処理と同様にして、接続ネット201についての処理を実行し、親子関係リスト165を更新する。
このようにして、定義部156は、対象となる電子回路図に含まれる全ての電源ネットおよび回路部品(あるいは電源部品)についての親子関係を親子関係リスト165に登録する。
すなわち、定義部156は、第1の接続ネット200を親とし、第1の接続ネット200に接続される回路部品100,101,102を子とした親子関係を定義する。また、定義部156は、第1の接続ネット201を親とし、第1の接続ネット201に接続される回路部品103を子とした親子関係を定義する。また、定義部156は、第1の接続ネット203を親とし、第1の接続ネット203に接続される回路部品104を子とした親子関係を定義する。また、定義部156は、第1の接続ネット204を親とし、第1の接続ネット204に接続される回路部品105を子とした親子関係を定義する。
そして、定義部156は、電源部品であると判断された回路部品100を親とし、回路部品100に接続されるとともに電源ネットであると判断された第2の接続ネット201,203を子とした親子関係を定義する。また、定義部156は、電源部品であると判断された回路部品102を親とし、回路部品102に接続されるとともに電源ネットであると判断された第2の接続ネット204を子とした親子関係を定義する。
作成部157は、親子関係リスト165に基づいて、上記の親子関係を示す電源系統データを作成する。図23は、電源系統データの一例としての電源系統ツリー166を示すイメージ図である。図3および図23に示すように、作成部157は、親子関係リスト165に基づいて、回路部品および接続ネットの親子関係を示す電源系統ツリー166を作成して出力する。より詳細には、作成部157は、作成した電源系統ツリー166をメモリ16に記憶したうえで、当該電源系統ツリー166をモニタ12などに出力する。
なお、定義部156は、広さ優先探索法を用いることによって、回路部品と接続ネットとの親子関係を再帰的に定義するものであってもよい。ここで、広さ優先探索法とは、たとえば、A.V.エイホ著,J.D.ウルマン著,J.E.ホップクロフト著,大野義夫訳,「データ構造とアルゴリズム」(情報処理シリーズ),培風館,1987年3月,p.211などに記載されている。
より詳細には、広さ優先探索法とは、木(電源系統ツリー166のようなツリー構造)で表現される状態空間の探索において、探索木の浅い接点から順に探索を行う方法である。そして、2度同じ接点についての探索(訪問)が行われないように、訪問済みの接点にマークを付しながら探索するものである。
たとえば、検索ネットリスト162において、初期状態では、ルートネットに対応する回路固有IDが、探索順序 “1”と未探索のフラグとともに格納されているものとする。ルートネットに対して探索を実行し、ルートネットに接続される回路部品が3つ発見された場合、回路部品に対応する回路固有IDのそれぞれを、発見された順序“2”〜“4”と未探索のフラグとともに、検索ネットリスト162に格納する。そして、ルートネットには探索済みのフラグを設定する。
そして、検索ネットリスト162内において、未探索(未探索のフラグがON)であって、かつ発見された順序が若い回路部品である回路部品1について探索を実行する。探索の結果、接続ネット1〜2が発見された場合、接続ネットに対応する回路固有IDのそれぞれを、発見された順序“5”〜“6”と未探索のフラグとともに検索ネットリスト162に格納し、探索された回路部品1には探索済みのフラグを設定する。次に探索されるのは、未探索の回路部品の中で最も若い順序“3”を有する回路部品2である。
コンピュータ10は、以上の探索方法を、検索ネットリスト162に格納されている全ての接続ネットが探索済みになるまで繰り返し実行してもよい。すなわち、本実施の形態に係るコンピュータ10のCPU15は、このような広さ優先探索法に基づいて、部品抽出部152と部品判断部153とネット抽出部154とネット判断部155と定義部156とを繰り返し機能させる検索実行部の機能を有する。
このように、本実施の形態に係るコンピュータ10においては、電源ネットであると判断された接続ネット毎に部品抽出部152と部品判断部153と定義部156とが繰り返し機能するものである。また、本実施の形態に係るコンピュータ10においては、電源部品であると判断された回路部品毎にネット抽出部154とネット判断部155と定義部156とが繰り返し機能するものである。
<電源系統データの作成処理>
次に、本実施の形態に係るコンピュータ10における電源系統データの作成処理について説明する。図24は、本実施の形態に係るコンピュータ10における電源系統データの作成処理手順を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態に係るコンピュータ10における電源系統データの作成処理について説明する。図24は、本実施の形態に係るコンピュータ10における電源系統データの作成処理手順を示すフローチャートである。
図24を参照して、まず、CPU15が、ルートネットの選択命令を受け付ける(ステップS102)。たとえば、ユーザや他のプログラムが、ルートネットの選択命令を入力する。
CPU15は、検索ネットリスト162にルートネットを登録する(ステップS104)。CPU15は、親子関係リスト165にルートネットを登録する(ステップS106)。そして、CPU15は、検索ネットリスト162に登録されている第1の接続ネットA(1〜L)について、順序が最も若い接続ネットから順次、以下の処理を繰り返す(ステップS108)。
CPU15は、対象となる接続ネットAが未探索であるか否かを判断する(ステップS110)。すなわち、CPU15は、対象となる接続ネットAに対応するフラグがOFFであるか否かを判断する。CPU15は、対象となる接続ネットAが探索済みである場合(ステップS110にてNOである場合)、検索ネットリスト162から次の接続ネットを抽出したうえで、ステップS108からの処理を繰り返す。
一方、CPU15は、対象となる接続ネットAが未探索である場合(ステップS110にてYESである場合)、検索ネットリスト162の対象となる接続ネットAに対するフラグをONにする(ステップS112)。CPU15は、回路情報161に基づいて、対象となる接続ネットAに接続される全ての回路部品X(1〜M)を抽出して、全ての回路部品X(1〜M)を一時部品リスト163に登録する(ステップS114)。そして、CPU15は、対象となる接続ネットAに接続される全ての回路部品X(1〜M)について、順次、以下の処理を繰り返す(ステップS116)。
CPU15は、対象となる回路部品Xが電源部品であるか否かを判断する(ステップS118)。CPU15は、対象となる回路部品Xが電源部品でない場合(ステップS118にてNOである場合)、回路部品Xを対象となる接続ネットAの子供ノードとして、かつ電源部品ではない回路部品として、親子関係リスト165に登録する(ステップS134)。そして、CPU15は、一時部品リスト163から次の回路部品を抽出したうえで、ステップS116からの処理を繰り返す。
一方、CPU15は、対象となる回路部品Xが電源部品である場合(ステップS118にてYESである場合)、回路部品Xを接続ネットAの子供ノードとして、かつ電源部品として、親子関係リスト165に登録する(ステップS120)。次に、CPU15は、回路情報161を参照して、対象となる回路部品Xに接続される第2の接続ネットB(1〜N)を抽出して一時ネットリスト164に登録する。そして、CPU15は、対象となる回路部品Xに接続される全ての接続ネットB(1〜N)について、順次、以下の処理を繰り返す(ステップS122)。
CPU15は、対象となる接続ネットBが検索ネットリスト162に登録されているか否かを判断する(ステップS124)。CPU15は、対象となる接続ネットBが検索ネットリスト162に登録されている場合(ステップS124にてYESである場合)、一時ネットリスト164から次の接続ネットを抽出したうえで(ステップS132)、ステップS122からの処理を繰り返す。
CPU15は、対象となる接続ネットBが検索ネットリスト162に登録されていない場合(ステップS124にてNOである場合)、接続ネットBが電源ネットであるか否かを判断する(ステップS126)。CPU15は、接続ネットBが電源ネットでない場合(ステップS126にてNOである場合)、一時ネットリスト164から次の接続ネットを抽出したうえで(ステップS132)、ステップS122からの処理を繰り返す。
CPU15は、接続ネットBが電源ネットである場合(ステップS126にてYESである場合)、接続ネットBを検索ネットリスト162に登録する(ステップS128)。CPU15は、接続ネットBを回路部品Xの子供ノードして親子関係リスト165に登録する(ステップS130)。そして、CPU15は、一時ネットリスト164から次の接続ネットを抽出したうえで(ステップS132)、ステップS122からの処理を繰り返す。
一時ネットリスト164に次の接続ネットが存在する場合、CPU15はステップS122からの処理を繰り返す(ステップS132)。一時ネットリスト164に次の接続ネットが存在せず、一時部品リスト163に次の回路部品が存在する場合(ステップS134)、CPU15はステップS116からの処理を繰り返す。
そして、一時部品リスト163に次の回路部品が存在せず、検索ネットリスト162に次の接続ネットが存在する場合、CPU15はステップS108からの処理を繰り返す(ステップS138)。検索ネットリスト162に次の接続ネットが存在しない場合、CPU15は電源系統ツリー166を作成する(ステップS140)。CPU15は、電源系統ツリー166をモニタ12に表示させて、電源系統データの作成処理を終了する。
<その他の実施の形態>
本発明に係るプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
本発明に係るプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記憶された記憶媒体とを含む。
さらに、本発明に係るプログラムによって実現される機能(たとえば、図3に示す機能ブロック)の一部または全部を専用のハードウェアによって構成してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 コンピュータ、11 コンピュータ本体、12 モニタ、13 キーボード、14 マウス、15 CPU、16 メモリ、17 固定ディスク、18 内部バス、19 通信インターフェイス、100,101,102,103,104,105 回路部品、151 受付部、152 部品抽出部、153 部品判断部、154 ネット抽出部、155 ネット判断部、156 定義部、157 作成部、161 回路情報、161A 部品情報、161B ネット情報、162 検索ネットリスト、163 一時部品リスト、164 一時ネットリスト、165 親子関係リスト、166 電源系統データ、200,201,202,203,204 接続ネット。
Claims (13)
- 複数の回路部品の各々に関する部品情報と前記複数の回路部品の各々に接続される接続ネットの各々に関するネット情報とを格納する回路情報を記憶する記憶部と、
前記回路情報を参照して、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を抽出する部品抽出手段と、
抽出された前記第1の回路部品が電源部品であるか否かを判断する部品判断手段と、
前記回路情報を参照して、電源部品であると判断された前記第1の回路部品に接続される第2の接続ネットを抽出するネット抽出手段と、
抽出された前記第2の接続ネットが電源ネットであるか否かを判断するネット判断手段と、
前記第1の接続ネットを親とし、前記第1の接続ネットに接続される前記第1の回路部品を子とした第1の親子関係を定義し、電源部品であると判断された前記第1の回路部品を親とし、前記第1の回路部品に接続されるとともに電源ネットであると判断された前記第2の接続ネットを子とした第2の親子関係を定義する定義手段と、
前記第1および第2の親子関係を示す電源系統データを作成する作成手段とを備える、電源系統データ作成装置。 - 前記部品抽出手段は、電源ネットであると判断された前記第2の接続ネットに接続される第2の回路部品を抽出し、
前記定義手段は、電源ネットであると判断された前記第2の接続ネットを親とし、前記第2の接続ネットに接続される前記第2の回路部品を子とした第3の親子関係を定義し、
前記作成手段は、前記第3の親子関係を示す前記電源系統データを作成する、請求項1に記載の電源系統データ作成装置。 - 前記複数の接続ネットの中から前記第1の接続ネットを選択する選択命令を受け付ける受付手段をさらに備える、請求項1または2に記載の電源系統データ作成装置。
- 前記部品情報は、対応する回路部品が電源部品であるか否かを示す部品属性情報を含み、
前記部品判断手段は、前記部品属性情報に基づいて、前記回路部品が電源部品であるか否かを判断する、請求項1から3のいずれか1項に記載の電源系統データ作成装置。 - 前記部品情報は、対応する回路部品の種類を示すファミリーコードを含み、
前記部品判断手段は、前記ファミリーコードが第1の所定値であるか否かを判断することにより前記回路部品が電源部品であるか否かを判断する、請求項1から4のいずれか1項に記載の電源系統データ作成装置。 - 前記部品情報は、対応する回路部品が有する端子数を含み、
前記部品判断手段は、前記回路部品の端子数が第2の所定値以下であるか否かを判断することにより前記回路部品が電源部品であるか否かを判断する、請求項1から5のいずれか1項に記載の電源系統データ作成装置。 - 前記ネット情報は、対応する接続ネットが電源ネットであるか否かを示すネット属性情報を含み、
前記ネット判断手段は、前記ネット属性情報に基づいて、前記接続ネットが電源ネットであるか否かを判断する、請求項1から6のいずれか1項に記載の電源系統データ作成装置。 - 前記ネット情報は、対応する接続ネットの線幅を含み、
前記ネット判断手段は、前記線幅が第3の所定値以上であるか否かを判断することにより前記接続ネットが電源ネットであるか否かを判断する、請求項1から7のいずれか1項に記載の電源系統データ作成装置。 - 前記ネット情報は、対応する接続ネットの線色を含み、
前記ネット判断手段は、前記線色が所定色であるか否かを判断することにより前記接続ネットが電源ネットであるか否かを判断する、請求項1から8のいずれか1項に記載の電源系統データ作成装置。 - 前記ネット情報は、対応する接続ネットの名称を含み、
前記ネット判断手段は、前記名称が所定文字を含むか否かを判断することにより前記接続ネットが電源ネットであるか否かを判断する、請求項1から9のいずれか1項に記載の電源系統データ作成装置。 - 前記定義手段は、広さ優先探索法を用いることによって、前記回路部品と前記接続ネットとの親子関係を再帰的に定義する、請求項1から10のいずれか1項に記載の電源系統データ作成装置。
- コンピュータに電源系統データを作成させるための電源系統データ作成プログラムであって、
前記コンピュータは、
演算処理部と、
記憶部とを含み、
前記電源系統データ作成プログラムは、前記演算処理部に、
複数の回路部品の各々に関する部品情報と前記複数の回路部品の各々に接続される接続ネットの各々に関するネット情報とを格納する回路情報を前記記憶部に記憶させるステップと、
前記回路情報を参照して、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を抽出するステップと、
抽出された前記第1の回路部品が電源部品であるか否かを判断するステップと、
前記回路情報を参照して、電源部品であると判断された前記第1の回路部品に接続される第2の接続ネットを抽出するステップと、
抽出された前記第2の接続ネットが電源ネットであるか否かを判断するステップと、
前記第1の接続ネットを親とし、前記第1の接続ネットに接続される前記第1の回路部品を子とした第1の親子関係を定義し、電源部品であると判断された前記第1の回路部品を親とし、前記第1の回路部品に接続されるとともに電源ネットであると判断された前記第2の接続ネットを子とした第2の親子関係を定義するステップと、
前記第1および第2の親子関係を示す電源系統データを作成するステップとを実行させる、電源系統データ作成プログラム。 - コンピュータに電源系統データを作成させるための電源系統データ作成方法であって、
前記コンピュータは、
演算処理部と、
記憶部とを含み、
前記演算処理部が、複数の回路部品の各々に関する部品情報と前記複数の回路部品の各々に接続される接続ネットの各々に関するネット情報とを格納する回路情報を前記記憶部に記憶させるステップと、
前記演算処理部が、前記回路情報を参照して、第1の接続ネットに接続される第1の回路部品を抽出するステップと、
前記演算処理部が、抽出された前記第1の回路部品が電源部品であるか否かを判断するステップと、
前記演算処理部が、前記回路情報を参照して、電源部品であると判断された前記第1の回路部品に接続される第2の接続ネットを抽出するステップと、
前記演算処理部が、抽出された前記第2の接続ネットが電源ネットであるか否かを判断するステップと、
前記演算処理部が、前記第1の接続ネットを親とし、前記第1の接続ネットに接続される前記第1の回路部品を子とした第1の親子関係を定義し、電源部品であると判断された前記第1の回路部品を親とし、前記第1の回路部品に接続されるとともに電源ネットであると判断された前記第2の接続ネットを子とした第2の親子関係を定義するステップと、
前記演算処理部が、前記第1および第2の親子関係を示す電源系統データを作成するステップとを備える、電源系統データ作成方法。
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JP2008215566A Withdrawn JP2010049646A (ja) | 2008-08-25 | 2008-08-25 | 電源系統データ作成装置、電源系統データ作成プログラム、および電源系統データ作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010049646A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014063354A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Nec Corp | 設計支援装置、設計支援方法、及び設計支援プログラム |
WO2014069080A1 (ja) * | 2012-11-01 | 2014-05-08 | 日本電気株式会社 | 電力系統ツリー作成システム、電力系統ツリー作成システムの制御方法、および、プログラム |
JP2016502206A (ja) * | 2012-12-18 | 2016-01-21 | シノプシス タイワン カンパニーリミテッド | 低電力設計のための階層的電源マップ |
KR102278157B1 (ko) * | 2020-02-05 | 2021-07-16 | 주식회사 애니게이트 | 스카다 시스템의 그래픽 오브젝트 연결 정보를 이용한 탐색 및 표시방법 |
-
2008
- 2008-08-25 JP JP2008215566A patent/JP2010049646A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102278157B1 (ko) * | 2020-02-05 | 2021-07-16 | 주식회사 애니게이트 | 스카다 시스템의 그래픽 오브젝트 연결 정보를 이용한 탐색 및 표시방법 |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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