JP2010049487A - 入札支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】応札可能な入札情報の発見が容易な入札支援システムを提供する。
【解決手段】入札情報配信サーバ1と入札管理システム2とを備え、入札情報配信サーバ1が、抽出情報と入札公告書ファイルとを含む入札情報を記憶する入札情報記憶手段を備え、入札管理システム2が、マッチング先情報を記憶するマッチング先情報記憶手段と、入札情報配信サーバ1から入札情報をダウンロードする入札情報ダウンロード手段と、抽出情報に含まれるマッチング元情報をマッチング先情報と照合することにより、マッチング先情報に適合した抽出情報を検索するマッチング手段と、マッチング先情報に適合した抽出情報中の入札対象識別情報を優先的に表示する入札対象識別情報表示手段と、表示された入札対象識別情報の抽出元の発注情報に含まれる入札公告書を、入札公告書ファイルに基づいて表示する入札支援システムS。
【選択図】 図1

Description

本発明は、公共土木工事等の入札を支援する入札支援システムに関し、特に、応札可能な発注情報の発見を容易にする入札支援システムに関する。
国土交通省等の中央省庁、都道府県・市区町村等の自治体、水資源機構、NEXCO(旧日本道路公団)等では、インターネットのWebサイト(Webページ)上に、発注情報として土木・建築工事等の入札公告書を掲載しており、土木・建築工事等を行う会社では、掲載された入札公告書を閲覧して応札可能なものを検索している。しかし、インターネット上に掲載される入札公告書の数は膨大であり、しかも、入札公告書は一般に長文で文章も難解であることから、応札可能な入札公告書を検索することは困難であった。このため、下記特許文献1の調達情報自動検索システムでは、予め記憶しておいたURLに自動アクセスし、そのURLのホームページ掲載の情報を取り込んで記憶し、そのホームページ掲載の情報を構文解析することにより、予め登録した企業の情報に適合する入札情報を抽出して、同文献の図4に示すような入札情報一覧として出力している。
特開2002−358390号公報
しかし、実際に応札可能かどうかを判断するには、元の入札公告書に記載された詳細な条件を閲覧することが必要であるが、上記調達情報自動検索システムでは、出力された入札情報一覧から元の入札公告書を閲覧することが容易でないため、実際に応札可能な入札情報の発見が容易でないという問題があった。
また、他の問題として、工事に応札するときは工事従事者を決定する必要があるが、多数の社員がいる建設会社等では異なる工事間で重複しないように工事従事者を決定することが困難であるという問題があった。
この発明は、上述した問題を解決するものであり、応札可能な入札情報を優先的に表示可能、または、応札可能な入札情報のみを表示可能であるとともに、元の入札公告書を容易に閲覧できるため、実際に応札可能な入札情報の発見が容易な入札支援システムを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、従事者の重複確認を容易とする入札支援装置を提供することである。
請求項1記載の入札支援システムは、入札情報配信サーバと、前記入札情報配信サーバと交信可能であって表示部を備えた入札管理システムとを備えた入札支援システムであって、前記入札情報配信サーバが、それぞれ入札公告書を含む複数の発注情報について、前記発注情報から抽出された抽出情報であって入札対象識別情報を含む抽出情報と、前記入札公告書を内容とする入札公告書ファイルと、を含む入札情報を記憶する入札情報記憶手段を備え、前記入札管理システムが、マッチング先情報を記憶するマッチング先情報記憶手段と、前記入札情報配信サーバから前記入札情報をダウンロードする入札情報ダウンロード手段と、ダウンロードされた前記入札情報中の前記抽出情報に含まれるマッチング元情報を、前記マッチング先情報記憶手段に記憶されている前記マッチング先情報と照合することにより、前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報を検索するマッチング手段と、前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報を、前記マッチング先情報に適合しなかった前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報に優先させて、若しくは、前記マッチング先情報に適合しなかった前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報と区別して、前記表示部に表示するか、または、前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報についてのみ前記入札対象識別情報を前記表示部に表示する入札対象識別情報表示手段と、前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報の抽出元の前記発注情報に含まれる前記入札公告書を、当該入札公告書を内容とする前記入札公告書ファイルに基づいて、前記表示部に表示する入札公告書表示手段と、を備えることを特徴とする。
これによれば、マッチング先情報に適合した抽出情報に含まれる入札対象識別情報、すなわち、応札可能な入札対象の入札対象識別情報が優先的に、若しくは、区別されて表示され、または、応札可能な入札対象についてのみ入札対象識別情報が表示され、さらに、その入札対象識別情報の元の発注情報に含まれていた入札公告書が表示されるので、入札公告書に記載された詳細な条件の確認が容易であり、実際に応札可能な入札対象を発見することが容易となる。
請求項2記載の入札支援システムは、前記入札管理システムが、前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記することより、応札見込み物件情報を作成し、さらに入力された情報を前記応札見込み物件情報に追加することにより、前記入札対象識別情報で示される入札対象に従事する従事者の従事者識別情報及び従事期間情報を含む前記応札見込み物件情報を作成する応札見込み物件作成手段と、前記応札見込み物件作成手段により作成した前記応札見込み物件情報を記憶する応札見込み物件記憶手段と、前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示する重複従事者表示手段と、を備えることを特徴とする。
これによれば、応札見込みのある入札対象について、抽出情報から応札見込み物件情報が作成されるので、応札見込み物件情報の作成が容易であるとともに、作成中の応札見込み物件情報と既登録の応札見込み物件情報との照合が行われ、重複する従事者を示す情報が表示されるので、従事者の重複確認が容易となって、従事者の重複を回避できる。
請求項3記載の入札支援システムは、前記入札管理システムが、前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報について、前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報に含まれている期間・期日情報に基づいて、当該期間・期日情報によって示される期間又は期日が表示されたカレンダーを、前記表示部に表示するカレンダー表示手段を備えることを特徴とする。
これによれば、抽出情報に含まれている期間・期日情報が示す期間・期日が、カレンダー上に表示されるので、スケジュールを視覚的に確認できる。
請求項4記載の入札支援システムは、前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段を備え、前記各クライアント装置が、前記入札情報ダウンロード手段と、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報を受信する手段とを備え、前記マッチング手段は、前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合することを特徴とする。
請求項5記載の入札支援システムは、前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段と、前記入札情報ダウンロード手段とを備え、前記各クライアント装置が、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報と前記入札情報とを受信する手段とを備え、前記マッチング手段は、前記情報管理サーバから受信した前記抽出情報に含まれる前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合し、前記入札公告書表示手段は、前記入札公告書を、前記情報管理サーバから受信した、当該入札公告書を内容とする前記入札公告書ファイルに基づいて、前記表示部に表示することを特徴とする。
請求項6記載の入札支援システムは、前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段と、前記応札見込み物件記憶手段とを備え、前記各クライアント装置が、前記入札情報ダウンロード手段と、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記応札見込み物件作成手段と、前記重複従事者表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報と前記応札見込み物件情報とを受信する手段とを備え、前記応札見込み物件記憶手段は、前記応札見込み物件情報を前記クライアント装置から受信して記憶し、前記マッチング手段は、前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合し、前記重複従事者表示手段は、前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記情報管理サーバから受信した、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示することを特徴とする。
請求項7記載の入札支援システムは、前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段と、前記入札情報ダウンロード手段と、前記応札見込み物件記憶手段とを備え、前記各クライアント装置が、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記応札見込み物件作成手段と、重複従事者表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報と前記入札情報と前記応札見込み物件情報とを受信する手段とを備え、前記応札見込み物件記憶手段は、前記応札見込み物件情報を前記クライアント装置から受信して記憶し、前記マッチング手段は、前記情報管理サーバから受信した前記抽出情報に含まれる前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合し、前記入札公告書表示手段は、前記入札公告書を、前記情報管理サーバから受信した、当該入札公告書を内容とする前記入札公告書ファイルに基づいて、前記表示部に表示し、前記重複従事者表示手段は、前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記情報管理サーバから受信した、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示することを特徴とする。
請求項8記載の入札支援システムは、前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段を備え、前記各クライアント装置が、前記入札情報ダウンロード手段と、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記カレンダー表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報を受信する手段とを備え、前記マッチング手段は、前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合することを特徴とする。
請求項9記載の入札支援システムは、前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段と、前記入札情報ダウンロード手段とを備え、前記各クライアント装置が、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記カレンダー表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報と前記入札情報とを受信する手段とを備え、前記マッチング手段は、前記情報管理サーバから受信した前記抽出情報に含まれる前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合し、前記入札公告書表示手段は、前記入札公告書を、前記情報管理サーバから受信した、当該入札公告書を内容とする前記入札公告書ファイルに基づいて、前記表示部に表示することを特徴とする。
請求項10記載の入札支援システムは、請求項4記載の入札支援システムにおいて、前記各クライアント装置が、前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記することより、応札見込み物件情報を作成し、さらに情報が追加入力された場合には当該情報を前記応札見込み物件情報に追加する応札見込み物件作成手段と、前記応札見込み物件作成手段により作成された前記応札見込み物件情報を、その転記元の抽出情報と同じ前記入札情報に含まれる前記入札公告書ファイルと共に、前記情報管理サーバにアップロードする応札見込み物件アップロード手段と、を備え、前記情報管理サーバが、アップロードされた前記応札見込み物件情報と前記入札公告書ファイルとを記憶する応札見込み物件記憶手段を備え、さらに、前記各クライアント装置が、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報を、前記情報管理サーバから受信して前記表示部に表示する応札見込み物件表示手段と、前記応札見込み物件表示手段により表示された前記応札見込み物件情報に対応する前記入札公告書を、当該応札見込み物件情報と共に前記情報管理サーバにアップロードされた前記入札公告書ファイルを前記情報管理サーバから受信することにより、前記表示部に表示する応札見込み公告書表示手段と、を備えることを特徴とする。
請求項11記載の入札支援システムは、請求項5記載の入札支援システムにおいて、前記各クライアント装置が、前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記することより、応札見込み物件情報を作成し、さらに情報が追加入力された場合には当該情報を前記応札見込み物件情報に追加する応札見込み物件作成手段と、前記応札見込み物件作成手段により作成された前記応札見込み物件情報を、前記情報管理サーバにアップロードする応札見込み物件アップロード手段と、を備え、前記情報管理サーバが、アップロードされた前記応札見込み物件情報を、当該応札見込み物件情報の転記元の前記抽出情報と同じ前記入札情報に含まれる前記入札公告書ファイルと対応付けて、記憶する応札見込み物件記憶手段を備え、さらに、前記各クライアント装置が、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報を、前記情報管理サーバから受信して前記表示部に表示する応札見込み物件表示手段と、前記応札見込み物件表示手段により表示された前記応札見込み物件情報に対応する前記入札公告書を、当該応札見込み物件情報に対応付けられた前記入札公告書ファイルを前記情報管理サーバから受信することにより、前記表示部に表示する応札見込み公告書表示手段と、を備えることを特徴とする。
請求項12記載のプログラムは、それぞれ入札公告書を含む複数の発注情報について、前記発注情報から抽出された抽出情報であって入札対象識別情報を含む抽出情報と、前記入札公告書を内容とする入札公告書ファイルと、を含む入札情報を記憶する入札情報記憶手段を備えた入札情報配信サーバと交信可能なコンピュータであって、マッチング先情報を記憶するマッチング先情報記憶手段と、応札見込み物件情報を記憶する応札見込み物件記憶手段と、を備えた情報管理サーバと交信可能なコンピュータを、前記入札情報配信サーバから前記入札情報をダウンロードする入札情報ダウンロード手段、前記マッチング先情報を前記情報管理サーバから受信する手段、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報を、ダウンロードされた前記入札情報中の前記抽出情報に含まれるマッチング元情報と照合することにより、前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報を検索するマッチング手段、前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報を、前記マッチング先情報に適合しなかった前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報に優先させて、若しくは、前記マッチング先情報に適合しなかった前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報と区別して、前記コンピュータが備える表示部に表示するか、または、前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報についてのみ前記入札対象識別情報を前記表示部に表示する入札対象識別情報表示手段、前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報の抽出元の前記発注情報に含まれる前記入札公告書を、ダウンロードされた前記入札情報中の当該入札公告書を内容とする前記入札公告書ファイルに基づいて、前記表示部に表示する入札公告書表示手段、前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記することより、応札見込み物件情報を作成し、さらに入力された情報を前記応札見込み物件情報に追加することにより、前記入札対象識別情報で示される入札対象に従事する従事者の従事者識別情報及び従事期間情報を含む前記応札見込み物件情報を作成する応札見込み物件作成手段、前記情報管理サーバから前記応札見込み物件情報を受信する手段、前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記情報管理サーバから受信した、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示する重複従事者表示手段、及び、前記応札見込み物件作成手段により作成された前記応札見込み物件情報を、前記情報管理サーバに送信して前記応札見込み物件記憶手段に記憶させる登録手段として機能させるためのものである。
請求項13記載の入札支援装置は、入札対象識別情報と、前記入札対象識別情報で示される入札対象に従事する従事者の従事者識別情報及び従事期間情報とを含む応札見込み物件情報を作成する応札見込み物件作成手段と、前記応札見込み物件作成手段により作成した前記応札見込み物件情報を記憶する応札見込み物件記憶手段と、前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示する重複従事者表示手段と、を備えることを特徴とする。
これによれば、作成中の応札見込み物件情報と既登録の応札見込み物件情報との照合が行われ、重複する従事者を示す情報が表示されるので、従事者の重複確認が容易となって、従事者の重複を回避できる。
請求項14記載の入札支援装置は、請求項13記載の入札支援装置であって、入札公告書を含む発注情報から抽出された抽出情報であって、前記入札対象識別情報を含む抽出情報を取得する抽出情報取得手段と、前記抽出情報取得手段により取得された前記入札対象識別情報を表示する入札対象識別情報表示手段と、を備え、前記応札見込み物件作成手段が、前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記し、さらに入力された情報を追加することにより、前記応札見込み物件情報を作成することを特徴とする。
これによれば、抽出情報から情報を転記することにより応札見込み物件情報を作成できるので、応札見込み物件情報の作成が容易となる。
請求項15記載のプログラムは、コンピュータを、入札対象識別情報と、前記入札対象識別情報で示される入札対象に従事する従事者の従事者識別情報及び従事期間情報とを含む応札見込み物件情報を作成する応札見込み物件作成手段、前記応札見込み物件作成手段により作成した前記応札見込み物件情報を記憶する応札見込み物件記憶手段、及び、前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示する重複従事者表示手段、として機能させるためのものである。
請求項16記載のプログラムは、請求項15記載のプログラムであって、前記コンピュータを、入札公告書を含む発注情報から抽出された抽出情報であって、入札対象識別情報を含む抽出情報を取得する抽出情報取得手段、前記抽出情報取得手段により取得した入札対象識別情報を表示する入札対象識別情報表示手段、及び、前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記し、さらに入力された情報を追加することにより、前記応札見込み物件情報を作成する前記応札見込み物件作成手段として機能させるためのものである。
本発明の入札支援システムでは、マッチング先情報に適合した入札対象識別情報を優先させて若しくは区別して表示するか、または、マッチング先情報に適合した抽出情報についてのみ入札対象識別情報を表示し、さらに、表示した入札対象識別情報の抽出元の入札公告書を、入札公告書ファイルに基づいて表示する。すなわち、応札可能な入札対象の入札対象識別情報を優先的に若しくは区別して表示するか、または、応札可能な入札対象についてのみ入札対象識別情報を表示するとともに、元の入札公告書を容易に閲覧できるので、入札公告書に記載された詳細な条件の確認が容易であり、実際に応札可能な入札対象を発見することが容易となる。
また、本発明の入札支援装置では、従事者の重複確認が容易となって、従事者の重複を回避でき、従事者が重複したまま着工しようとした場合に課されるペナルティを回避できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。入札支援システムSは、図1に示すように、入札情報配信サーバ1と、入札情報配信サーバ1にインターネットを介して接続され、入札情報配信サーバ1と交信可能な入札管理システム2とから構成されている。本実施形態では、入札支援システムSは自治体等が発注する工事への入札を支援するものとし、入札管理システム2は建設会社等に設けられている。したがって、1つの入札情報配信サーバ1に、別々の会社に設けられた入札管理システム2が接続される等、複数の入札管理システム2が接続され得るが、本実施形態では説明を簡単にするために1つの入札管理システム2が接続されているものとする。
入札情報配信サーバ1はコンピュータからなり、マウス、キーボード等から構成された入力部、CPU、RAM、ROM等から構成された演算・制御部、半導体メモリ、ハードディスク装置、コンパクト・ディスク装置等から構成された記憶部、通信回線を介して他のコンピュータと通信を行うための通信部、及び、液晶ディスプレイ等から構成された表示部を備えている。入札情報配信サーバ1は、記憶部に入札情報データベース(以下、データベースを「DB」と表記する。)11を備え、入札情報DB11には、後述するように複数の入札情報が格納される。各入札情報には、入札公告書(以下、単に「公告書」ともいう。)を含む発注情報から抽出された抽出情報と、その入札公告書を内容とする入札公告書ファイルとが含まれる。また、入札情報配信サーバ1は、各ユーザについて、入札情報配信サーバ1にアクセスするためのID及びパスワードと、そのユーザが契約している都道府県を示す情報とを記憶部に記憶している。
入札管理システム2は、情報管理サーバ3と、情報管理サーバ3にLANを介して接続され、情報管理サーバ3と交信可能な複数のクライアント装置(以下、単に「クライアント」ともいう。)4とから構成されている。
情報管理サーバ3はコンピュータからなり、マウス、キーボード等から構成された入力部、CPU、RAM、ROM等から構成された演算・制御部、半導体メモリ、ハードディスク装置、コンパクト・ディスク装置等から構成された記憶部、通信回線を介して他のコンピュータと通信を行うための通信部、及び、液晶ディスプレイ等から構成された表示部を備えている。情報管理サーバ3の記憶部には、情報管理サーバ3にアクセスするための各ユーザのID及びパスワードが記憶され、また、工事情報が格納される工事情報記憶部13が設けられている。工事情報には、応札見込みのある入札対象(物件)に関する情報である応札見込み物件情報及びその応札見込み物件情報に対応する公告書ファイルと、落札した物件に関する情報である落札物件情報及びその落札物件情報に対応する公告書ファイルとがある。応札見込み物件情報のステータスが「落札」になると落札物件情報となる。
また、情報管理サーバ3は記憶部にマッチング先情報を記憶している。マッチング先情報は、入札管理システム2のユーザである会社の認定状況を示す情報であり、具体的には、どの発注機関に対する認定かを示す発注機関情報と、どの工種に対する認定かを示す工種情報と、格付情報とからなり、格付情報は、認定されたランク(等級、格付等とも称される。)又は格付評点(総合評点、総合評定値等とも称される。)の少なくとも一方を含んでいる。
マッチング先情報は、クライアント4においてユーザがマッチング先情報登録画面(図示せず。)に入力し確定操作を行うことにより、クライアント4から情報管理サーバ3に送信され、情報管理サーバ3に登録(記憶)される。表1は、鹿児島県のある業者の認定状況の例であり、この業者であれば、発注機関情報が「国土交通省九州地方整備局」、工種が「土木一式工事」、格付情報が「ランクA、格付評点1024点」であるマッチング先情報等、5つのマッチング先情報を情報管理サーバ3に登録する。
Figure 2010049487
各クライアント4はパーソナル・コンピュータからなり、マウス、キーボード等から構成された入力部、CPU、RAM、ROM等から構成された演算・制御部、半導体メモリ、ハードディスク装置、コンパクト・ディスク装置等から構成された記憶部、通信回線を介して他のコンピュータと通信を行うための通信部、及び、液晶ディスプレイ等から構成された表示部を備え、インターネットに接続されて、入札情報配信サーバ1と交信可能である。
各クライアント4には入札管理プログラムがインストールされている。入札管理プログラムは、コンピュータを、上述した入札情報ダウンロード手段、マッチング手段、入札対象識別情報表示手段、入札公告書表示手段、カレンダー表示手段、応札見込み物件作成手段、重複従事者表示手段、応札見込み物件表示手段、応札見込み公告書表示手段、登録手段、及び、情報管理サーバ3から各種情報を受信する手段として機能させるためのものであり、この入札管理プログラムがインストールされることにより、各クライアント4の演算・制御部は、記憶部、通信部、表示部等と協働して、上記各手段として機能する。
入札情報配信サーバ1には、インターネットを介して入札情報登録サーバ7が接続され、入札情報登録サーバ7には、インターネットを介して複数の登録者のクライアント装置5が接続されている。
入札情報登録サーバ7は、コンピュータからなり、マウス、キーボード等から構成された入力部、CPU、RAM、ROM等から構成された演算・制御部、半導体メモリ、ハードディスク装置、コンパクト・ディスク装置等から構成された記憶部、通信回線を介して他のコンピュータと通信を行うための通信部、及び、液晶ディスプレイ等から構成された表示部を備えている。入札情報登録サーバ7は、記憶部に入札情報登録DB12を備え、入札情報登録DB12には、後述するように、発注情報から抽出された抽出情報と、同じ発注情報に含まれていた公告書の公告書ファイルとが、互いに対応付けられて格納される。
各登録者のクライアント5はパーソナル・コンピュータからなり、マウス、キーボード等から構成された入力部、CPU、RAM、ROM等から構成された演算・制御部、半導体メモリ、ハードディスク装置、コンパクト・ディスク装置等から構成された記憶部、通信回線を介して他のコンピュータと通信を行うための通信部、及び、液晶ディスプレイ等から構成された表示部を備えている。各クライアント5は、インターネットを介して、国土交通省等の中央省庁や都道府県・市区町村等の自治体等の各発注者のサーバ6と交信可能である。各発注者のサーバ6はコンピュータからなり、公告書を含む発注情報が掲載されるWebサイトを備えている。
次に、入札情報配信サーバ1に入札情報が登録されるまでの処理について、図2に基づいて説明する。
クライアント5は、登録者の操作に応じて、発注者のサーバ6に、サーバ6内のWebサイトに掲載されている発注情報の表示を要求し(図2のステップS101)、サーバ6から受信したデータに基づいて発注情報を表示部に表示する(S102、103)。例えば、図3は、クライアント5において、鹿児島県のWebサイト上に掲載されている工事の発注情報を、ある検索条件で検索した結果表示された画面であり、検索条件に合致した発注情報が一覧表示されている。
また、図4は、図3の一覧の1番目の発注情報をクリックすることにより表示された発注情報の詳細情報であり、図5は、図4の発注情報に含まれている公告書を、公告・提示欄20をクリックすることにより表示させたものである。すなわち、工事「県営海岸保全施設整備事業 双子島地区 20‐1工区」の発注情報は、図4の詳細情報及び図5の公告書により構成されている。各登録者は公告書を含む発注情報から所定種類の情報を抽出して、クライアント5に入力する(S104)。
発注情報から抽出される情報(以下、「抽出情報」という。)には、基本情報(各公告物件の基本的な情報)、期間・期日情報(各種手続期間や期日に関する情報)、開札日時、建設業許可区分(入札・工事施工を行うために必要な建設業許可区分)、及び、入札参加条件がある。さらに、基本情報、期間・期日情報、及び入札参加条件としては、以下のように複数の情報を抽出する。
基本情報としては、発注者(発注機関)の属する都道府県名、発注機関名(担当部署名を含む。)、公告日、件名または工事名、施工場所、工事概要、受注企業形態(工事を受注するために必要な企業形態。例えば「単独」、「経常建設共同企業体」、「特定建設共同企業体」等)、工期、価格とその種類(例えば「予定価格」、「設計金額」等)とその税区分(「税込」、「税抜」、または、「税に関する記載無し」の区分)、及び、その発注情報が掲載されているWebサイトのURLを抽出する。
期間・期日情報としては、各種手続期間や期日(時刻を含む場合もあり。)とその種類(どのような手続についての期間・期日かを示すもの。例えば「入札申請書の提出期間」等、)を抽出する。なお、各登録者は、期間・期日の区分も期間・期日情報としてクライアント5に入力する。期間・期日の区分とは、重要な期間や期日を区分するためのものであり、例えば、入札申請期間や入札期間等、重要なものについては「1」、それ以外については「2」とする等、期間・期日の種類に応じた所定の区分が定められている。
入札参加条件としては、工種区分(各発注機関が認定する工種の名称。例えば「土木一式工事」、「舗装工事」等)、条件の対象(条件が設定されている対象。例えば「単独受注の場合」、「特定建設共同企業体の場合」等)、及び、格付情報を抽出する。格付情報は、ランクまたは格付評点の少なくとも一方から構成される。例えば図6は、あるWebサイト上の入札公告書の一部であるが、この入札公告書には、「九州地方整備局における建築工事に係るC等級の一般競争参加資格の認定を受けていること」と記載されているため、この入札公告書からは、工種区分として「建築工事」、ランクとして「C」が抽出され、格付評点は抽出されない。また、ランク及び格付評点の両方が抽出される場合には、両方を満たしていることが要求される場合と、どちらか一方を満たしていればよい場合とがあるので、各登録者はいずれの場合であるかを示す区分も、格付情報としてクライアント5に入力する。
なお、抽出情報中の、件名または工事名、発注機関の属する都道府県名、発注機関名、及び、施工場所は、これらによって入札対象が識別されるので、入札対象識別情報を構成する。また、抽出情報中の発注機関名、工種区分、及び、格付情報は、マッチング先情報と照合されるマッチング元情報を構成する。
また、クライアント5は、登録者の操作に従って、公告書を内容とする公告書ファイルを記憶部に保存(記憶)する(S105)。なお、Webサイト上の公告書が、PDFファイル、Excel(商標または登録商標)ファイル、Word(商標または登録商標)ファイル等、そのまま単一のファイルとして扱える形式のものであれば、そのままの形式で保存するが、公告書がHTMLで記載されたWebページであるときは、テキストや画像等の複数のファイルで構成されていることが多く、そのままでは取扱いが不便であるため、mhtファイル(単一HTMLファイル)にして保存する。
そして、クライアント5は、登録者の操作に従って、抽出情報と、その抽出情報の抽出元の発注情報に含まれていた公告書の公告書ファイルとを、1件の入札情報として、入札情報登録サーバ7にアップロードする(S106)。入札情報登録サーバ7は、受信した入札情報(抽出情報と公告書ファイルとの組)を、入札情報登録DB12に格納する(S107)。
次に、入札情報登録サーバ7は、オペレータの操作に従って、入札情報登録DB12内の入札情報毎に、入札情報中の抽出情報が記載されたXMLファイルと、入札情報中の公告書ファイルを圧縮したZIPファイルとを作成し、これら2つのファイルの組を新たに1件の入札情報とする(S108)。なお、抽出情報をXMLファイルに記載するのは、抽出情報は色々な所で利用されるものであり、タグを付加しておけば各情報の種類等が容易に分かって利用し易いからである。入札情報登録サーバ7は、オペレータの操作に従って、作成した入札情報(XMLファイルとZIPファイルとの組)を入札情報配信サーバ1にアップロードする(S109)。入札情報配信サーバ1は、受信した入札情報を入札情報DB11に格納する(S110)。
次に、入札支援システムSにおける入札情報表示処理について、図7−1に基づいて説明する。
ユーザがクライアント4において入札管理プログラムを起動し、情報管理サーバ3にアクセスするためのID及びパスワードを入力してログイン操作を行うと、クライアント4は情報管理サーバ3にID及びパスワードを送信する(S201−1)。情報管理サーバ3は、受信したID及びパスワードを記憶している各ユーザのID及びパスワードと照合する認証を行い(S201−2)、認証に成功すると、工事情報記憶部13に登録されている各アイテムを一覧表示するメイン画面をクライアント4に送信し(S201−3)、クライアント4には図8に示すようなメイン画面が表示部に表示される(S201−4)。なお、「画面を送信する」とは、HTMLファイル等の画面データを送信する意である。
工事情報記憶部13内のアイテムの種類には、フォルダ、工事情報、工事フォルダ、及び、ファイルがあるものとする。本実施形態では、応札見込み物件情報は対応する公告書ファイルと共に工事情報として工事情報記憶部13に登録される。なお、クライアント4に表示されるアイテムは、ログインしたユーザが参照を許可されているものだけである。すなわち、ユーザはアイテムを工事情報記憶部13に登録するときに、各ユーザに対して、編集、参照、または、削除を許可するか否かのセキュリティ情報をアイテムに付加することができ、情報管理サーバ3は各アイテムのセキュリティ情報に基づいて、ログインしたユーザが参照を許可されているアイテムだけをメイン画面に表示する。
ユーザがメイン画面の入札公告情報ボタン30をクリックすると(S201−5)、クライアント4は、入札情報配信サーバ1にアクセスするためのID及びパスワードの入力画面(図示せず)を表示部に表示し(S201−6)、ユーザがその画面においてID及びパスワードを入力して確定操作を行うと、クライアント4は入力されたID及びパスワードを入札情報配信サーバ1に送信する(S201−7)。入札情報配信サーバ1は、受信したID及びパスワードを、登録された各ユーザのID及びパスワードと照合する認証処理を行い(S202)、認証に成功すれば、記憶部に記憶しているそのユーザが契約している都道府県を示す情報に基づいて、そのユーザが契約している都道府県の入札情報のみをクライアント4に送信する(S203、204)。このとき、例えば、クライアント4から最新のダウンロード日時を入札情報配信サーバ1に送信することにより、入札情報配信サーバ1がその日時以降に入札情報配信サーバ1にアップロードされた入札情報のみを送信する等、クライアント4は、既にクライアント4にダウンロード済みの入札情報以外の入札情報のダウンロードを要求し、入札情報配信サーバ1は、クライアント4に既にダウンロード済みの入札情報以外の入札情報を送信する。クライアント4は受信した入札情報を記憶部に記憶する。
クライアント4は、新たにダウンロードした入札情報及び既にダウンロード済みの入札情報(但し、入札締切日を過ぎたものは除く。)に基づいて、それらの入札情報に含まれている入札対象識別情報を一覧表示する図9に示すような入札情報一覧画面を、表示部に表示する(S205)。入札情報一覧画面の各入札情報表示行40には、入札対象(ここでは、工事)毎の入札対象識別情報、すなわち、件名または工事名、発注機関の属する都道府県名、発注機関名、及び、施工場所が表示され、さらに、入札締切日、工期、公告日、工種、予定価格、参加申請締切日、開札日、及び、入札参加条件の工種区分と格付情報が表示されている。
ユーザが入札情報一覧画面に設けられた並べ替えボタン44をクリックすると(S206)、クライアント4はマッチング先情報を情報管理サーバ2に要求し、情報管理サーバ2はクライアント4にマッチング先情報を送信する(S207)。クライアント4は、入札情報一覧画面に表示された入札対象識別情報を含む各抽出情報について、その中のマッチング元情報と、受信したマッチング先情報とを照合し、マッチング先情報に適合する抽出情報を検索する(S208)。具体的には、マッチング先情報を構成する発注機関情報、工種情報、及び、格付情報を、各抽出情報中の発注機関名、入札参加条件の工種区分、及び、格付情報とそれぞれ照合することにより、マッチング先情報に適合した抽出情報を検索する。例えば、マッチング先情報が表1に示す会社であれば、発注機関が鹿児島県で入札参加条件の工種区分が土木一式工事の抽出情報のうち、格付情報がランクAの抽出情報は適合するが、ランクSやランクBの抽出情報は適合しないことになる。
かかる検索後、クライアント4は、各入札情報表示行40に表示された情報を並べ替えて、マッチング先情報に適合した抽出情報に含まれる入札対象識別情報を、マッチング先情報に適合しなかった抽出情報に含まれる入札対象識別情報に優先させて(本実施形態では、マッチング先情報に適合しなかった抽出情報に含まれる入札対象識別情報よりも上位に)表示する(S209)。勿論、入札対象識別情報と同じ入札情報表示行40に表示されていた他の情報も、入札対象識別情報と共に並べ替えて表示する。図10は、図9の入札情報一覧画面において並べ替えを行ったものであり、ここでは、図9で1、3、4行目に表示されていた入札対象識別情報を含む抽出情報がマッチング先情報に適合したため、図9で3、4行目に表示されていた入札対象識別情報が、図10では2、3行目に表示されている。なお、マッチング先情報に適合した抽出情報中の入札対象識別情報を表示する行40と、マッチング先情報に適合しなかった抽出情報中の入札対象識別情報を表示する行40とで、背景色を異ならせてもよい。
ユーザが入札情報一覧画面において入札情報表示行40をクリックにより選択し、画面上の詳細情報表示ボタン41をクリックすると(S210)、クライアント4は、図11に示すような詳細情報表示画面を表示部に表示する(S211)。詳細情報表示画面は、選択された入札情報表示行40の入札対象識別情報を含む抽出情報、すなわち、その入札対象識別情報が示す入札対象についての抽出情報をすべて表示する画面である。
また、ユーザが入札情報一覧画面において入札情報表示行40を選択し、画面上のサイト表示ボタン42をクリックすると(S212)、クライアント4は、選択された入札情報表示行40の入札対象識別情報を含む抽出情報中のURLに基づいて、発注情報が掲載されているWebサイトにアクセスし、そのWebサイトを表示部に表示する(S213)。
さらに、ユーザが入札情報一覧画面において入札情報表示行40を選択し、画面上の公告書表示ボタン43をクリックすると(S214)、クライアント4は、選択された入札情報表示行40の入札対象識別情報と同じ入札情報に含まれている公告書ファイルに基づいて、公告書を表示部に表示する(S215)。この公告書は、選択された入札情報表示行40の入札対象識別情報の抽出元の発注情報に含まれていた公告書である。例えば、図10の画面において1行目の入札情報表示行40を選択して、公告書表示ボタン43をクリックすると、図5と同様に公告書が表示される。
また、ユーザが入札情報一覧画面において入札情報表示行40を選択し、画面上のカレンダー表示ボタン45をクリックすると(S216)、クライアント4は、選択された入札情報表示行40の入札対象識別情報を含む抽出情報中の期間・期日情報に基づいて、図12に示すようなカレンダー表示画面を表示部に表示する(S217)。カレンダー表示画面は、期間・期日情報によって示される期間及び期日を、カレンダー上に表示する画面である。なお、ベースとなるカレンダーは、クライアント4が予め記憶しているカレンダー情報(年月日と曜日との対応や祝祭日の情報等)によって表示される。図12は、図11に示すような期間・期日情報によって示される期間及び期日のうち、設計図書等の閲覧の開始日及び終了日、入札参加受付の開始日及び終了日、入札書提出受付の開始日及び終了日、及び、開札日をカレンダー上に表示している。なお、期間・期日情報によって示される期間及び期日のうち、例えばユーザにとって重要なものだけを表示する等してもよいし、重要な期間・期日については、背景色を他の期間・期日とは変える等、区別可能に表示するようにしてもよい。
なお、図7−1では示していないが、図9に示すような並べ替え前の入札情報一覧画面においても同様に、詳細情報表示画面、発注情報が掲載されたWebサイト、公告書、及び、カレンダー表示画面の表示が可能であり、また、それらの表示画面から入札情報一覧画面に戻ることも勿論可能である。
続いて、入札管理システム2における応札見込み物件登録処理について、図7−2に基づいて説明する。
ユーザは、上記各画面で公告書等を閲覧し、各工事物件について応札の見込みがあるか否かを判断する。そして、応札見込みのある工事については、入札情報一覧画面において入札情報表示行40を選択し、画面上の工事登録ボタン46のクリック等、所定の操作を行う(S218)。すると、クライアント4は、選択された入札情報表示行40の入札対象識別情報によって示される入札対象について、その入札対象識別情報を含む抽出情報から必要な情報を転記することにより、応札見込み物件情報を作成し、図13に示すような工事作成・変更画面を表示部に表示する(S221)。なお、本実施形態では、抽出情報のすべてを応札見込み物件情報に転記するものとするが、勿論、必要なもののみ転記すればよい。
工事作成・変更画面には、抽出情報から情報を転記することにより作成された応札見込み物件情報が表示されているので、ユーザがさらにこの画面において必要な情報を入力すると、クライアント4は、入力された情報を応札見込み物件情報に追加する(S222)。以下、応札見込み物件情報に情報を追加する処理について、図7−3、7−4に基づいて説明する。
まず、クライアント4は、図13に示すように、基本情報入力部48が表示された工事作成・変更画面を表示する(S222−1)。基本情報入力部48には、応札見込み物件情報のうち抽出情報から転記された件名または工事名が表示されているので、ユーザは他の必要な情報を入力し、クライアント4は入力された情報を応札見込み物件情報に追加する(S222−2)。
次に、ユーザが表示切替部47で「施工場所・発注者」を選択すると、クライアント4は、工事作成・変更画面に施工場所・発注者情報入力部(図示せず。)を表示する(S222−3)。施工場所・発注者情報入力部には、応札見込み物件情報のうち、抽出情報から転記された都道府県名、発注機関名、施工場所等が表示されているので、ユーザは必要な情報の入力を行う(S222−4)。同様に、ユーザが表示切替部47で「請負人」、「工事期間」を選択すると、それぞれ、クライアント4は図示しない請負人情報入力部、工事期間情報入力部を工事作成・変更画面に表示するので、ユーザは、抽出情報から転記された情報以外の情報を各入力部において入力し、クライアント4は入力された情報を応札見込み物件情報に追加する(S222−5〜S222−8)。
また、ユーザが表示切替部47で「工事従事者」を選択すると、クライアント4は、工事作成・変更画面に図14に示すような従事者情報入力部52を表示する(S222−9)。ユーザは、従事者情報入力部52に、従事者情報として、入札対象である工事に従事させる予定の者の氏名、肩書き、従事開始日、及び、従事終了日をそれぞれ入力する。クライアント4は入力された情報を応札見込み物件情報に追加する(S222−10)。なお、本実施形態では、説明を簡単にするために同姓同名の者はいないものとして、氏名を従事者識別情報とするが、社員毎に異なるように振られたコード(番号)を従事者識別情報としてもよい。
上記のように工事作成・変更画面における情報入力後、ユーザが画面上の新規作成ボタン49をクリックすると(S222−11)、情報管理サーバ3は、工事情報記憶部13に登録されている、そのユーザが参照を許可されている他の工事の応札見込み物件情報及び落札物件情報をクライアント4に送信する(S222−12)。クライアント4は受信したそれらの情報に含まれる従事者情報と、現在作成中の応札見込み物件情報に含まれる従事者情報とを照合し(S222−14)、従事期間が重複する従事者が存在すると判断した場合には(S222−15でYES)、図15に示すような工事従事者重複確認画面に、重複している従事者の従事者情報を表示する(S222−16)。なお、本実施形態では、重複している従事者の従事者情報をすべて表示しているが、少なくとも従事者を示す情報を表示すればよい。従事者を示す情報とは、従事者を特定可能な情報であればよく、上述した従事者識別情報と同じでもよいし、別でもよい。本実施形態では、従事者識別情報、及び、従事者を示す情報を、いずれも氏名としたが、前者を上記コード、後者を氏名としてもよい。
工事従事者重複確認画面には、現在作成中の応札見込み物件情報に含まれる従事者情報が第1従事者表示部53に、重複した他の工事の応札見込み物件情報または落札物件情報に含まれる従事者情報が第2従事者表示部54に表示されている。図15の例では、「佐藤一郎」が重複している。したがって、ユーザは工事従事者を変更する必要があるので、第1従事者表示部53の右側に設けられている確認ボタン55をクリックする(S222−17)。すると、クライアント4は、現在作成中の応札見込み物件情報について、従事者情報入力部52を有する工事作成・変更画面を表示する(S222−9)。この工事作成・変更画面には、図14と同様の画面であるが、従事者情報入力部52には入力済みの従事者情報が表示され、新規作成ボタン49の代りに変更ボタンが設けられている。この画面において、ユーザは重複している従事者の変更等を行い(S222−10)、変更ボタンをクリックする(S222−11)。すると、クライアント4は、新規作成ボタン49がクリックされたときと同様に、情報管理サーバ3から工事情報記憶部13に記憶されている応札見込み物件情報及び落札物件情報を受信し、以下、ステップS222−15でNOと判断されるまで、上述した処理を繰返す。
なお、ユーザが第2従事者表示部54に表示されている従事者情報を選択し、第2従事者表示部54の右側の確認ボタン56をクリックすると、クライアント4は、選択された従事者情報を含む応札見込み物件情報について、従事者情報入力部52を有する工事作成・変更画面を表示する。この工事作成・変更画面は、図14と同様の画面であるが、従事者情報入力部52には、選択された従事者情報を含む応札見込み物件情報中のすべての従事者情報が表示され、新規作成ボタン49の代りに変更ボタンが設けられている。例えば、図15で2番目の従事者情報を選択したとすると、「平成21年度○○工事」についての工事作成・変更画面が表示され、その従事者情報入力部52に「平成21年度○○工事」のすべての従事者情報が表示される。ユーザはこの工事作成・変更画面において上記と同様にして従事者を変更することができる。すなわち、重複する従事者が存在するとき、現在作成中の応札見込み物件情報について従事者情報を変更することもできるし、重複する相手方の工事(但し、落札していないものに限る。)について従事者情報を変更することもできる。
クライアント4は、現在作成中の応札見込み物件情報と受信した他の応札見込み物件情報または落札物件情報との間で、従事期間が重複する従事者が存在しないと判断した場合には(S222−15でNO)、応札見込み物件情報に情報を追加する処理を終える。
図7−2に戻って説明すると、クライアント4はステップS222で作成した応札見込み物件情報を、その応札見込み物件情報の転記元の抽出情報と同じ入札情報に含まれる公告書ファイルと共に、情報管理サーバ3にアップロードする(S224)。情報管理サーバ3は、受信した応札見込み物件情報と公告書ファイルとを工事情報として工事情報記憶部13に登録する(S225)。
ユーザが、クライアント4において入札情報一覧画面を再表示させると(S226)、クライアント4は、図16に示すように、工事情報が工事情報記憶部13に登録された入札対象については、工事マーク51を表示し、他の入札対象と区別可能にする。さらに、ユーザがクライアント4においてメイン画面を再表示させると(S227)、図17に示すように、新たに登録された工事情報がアイテムとして表示されている。
工事情報記憶部13に登録された各アイテムは、登録したユーザ以外のユーザも閲覧可能である。詳説すれば、他のユーザが他のクライアント4において入札管理プログラムを起動すると、そのクライアント4には図17に示すようなメイン画面が表示される。メイン画面において、ユーザが工事マーク51が付されたアイテム(すなわち、工事情報)を選択し、所定のボタンのクリック等所定の操作を行うと、クライアント4は、その工事マーク51が付された工事情報中の応札見込み物件情報の表示を情報管理サーバ3に要求し(S228)、情報管理サーバ3からクライアント4に応札見込み物件情報が送信され(S229)、クライアント4には応札見込み物件情報が、上述したような工事作成・変更画面に表示される(S230)。この工事作成・変更画面には、抽出情報から転記された情報の他、従事者情報等、応札見込み物件情報に追加入力された情報が表示される。ユーザは、この工事作成・更新画面において応札見込み物件情報に対してさらに追加入力や変更を行うことができる。
また、メイン画面において、ユーザが工事マーク51が付された工事情報を選択し、所定のボタンのクリック等所定の操作を行うと、クライアント4は選択された工事情報について公告書の表示を情報管理サーバ3に要求し(S231)、情報管理サーバ3は、選択された工事情報に含まれる公告書ファイルをクライアント4に送信し(S232)、クライアント4は受信した公告書ファイルに基づいて、公告書を表示する(S233)。
このように、入札支援システムSによれば、並べ替えにより、マッチング先情報(本実施形態では、自社の認定状況を示す情報)に適合した入札対象の入札対象識別情報が優先的に表示されるので、応札確度の高い入札対象の発見が容易であり、しかも、ダウンロードされた入札情報の中に含まれている公告書ファイルに基づいて、公告書を表示させることができるので、公告書に記載された詳細な条件の確認が容易であり、実際に応札可能な入札対象の発見が容易となる。
また、応札見込みのある入札対象について、抽出情報から情報を転記することにより応札見込み物件情報を作成できるので、応札見込み物件情報の作成が容易であるとともに、作成中の応札見込み物件情報と既登録の応札見込み物件情報及び落札物件情報との照合を行い、重複する従事者を示す情報を表示するので、従事者の重複確認が容易となって、従事者の重複を回避でき、従事者が重複したまま着工しようとした場合に課されるペナルティを回避できる。
さらに、作成された応札見込み物件情報は公告書ファイルと共に情報管理サーバ3に登録され、登録された応札見込み物件情報及び公告書ファイルの内容(すなわち、公告書)は他のユーザからも閲覧できるので、情報の共有化が図られる。
また、抽出情報に含まれる期間・期日情報が示す期間・期日を、カレンダー上に表示できるので、スケジュールを視覚的に確認できる。
なお、上記実施形態では、クライアント4が入札情報配信サーバ1から入札情報をダウンロードすることとしたが、情報管理サーバ3が入札情報配信サーバ1から入札情報をダウンロードすること(すなわち、情報管理サーバ3が入札情報ダウンロード手段を備える実施形態)としてもよい。かかる場合には、クライアント装置4は、情報管理サーバ3から入札情報を受信して、受信した入札情報中の抽出情報に含まれているマッチング元情報を、情報管理サーバ3から受信したマッチング先情報と照合し、また、受信した入札情報中の公告書ファイルに基づいて公告書を表示することとなる。また、情報管理サーバ3は公告書ファイルを有しているので、クライアント4が応札見込み物件情報を情報管理サーバ3にアップロードする際に公告書ファイルを共にアップロードする必要は無く、情報管理サーバ3が、アップロードされた応札見込み物件情報を、その転記元の抽出情報と同じ入札情報に含まれている公告書ファイルと対応付けて工事情報記憶部13に記憶し、クライアント4から応札見込み物件情報に対応する公告書の閲覧要求があった場合には、その応札見込み物件情報に対応付けられた公告書ファイルをクライアント4に送信して、クライアント4が受信した公告書ファイルに基づいて公告書を表示するように構成すればよい。なお、応札見込み物件情報を公告書ファイルと対応付けて工事情報記憶部13に記憶する方法には、例えば、応札見込み物件情報と公告書ファイルとを1つのフォルダにまとめて工事情報記憶部13に記憶する方法や、公告書ファイルは入札情報配信サーバ1からダウンロードしたときの記憶場所に保存しておき、公告書ファイルのファイル名を応札見込み物件情報に付加して工事記憶部13に記憶する方法等がある。
また、入札支援システムSは、上述したようなサーバ・クライアント型のシステムでなくてもよく、単体のコンピュータからなるシステムでもよい。かかる場合には、そのコンピュータがマッチング先情報を記憶するとともに、入札情報を入札情報配信サーバ1からダウンロードし、ダウンロードした入札情報中の抽出情報に含まれているマッチング元情報と、マッチング先情報との照合を行って、マッチング先情報に適合した抽出情報中の入札対象識別情報を優先表示したり、ダウンロードした入札情報中の公告書ファイルに基づいて、元の発注情報に含まれていた公告書を表示したりすればよい。また、そのコンピュータが応札見込み物件記憶手段を備えることとし、作成中の応札見込み物件情報と既登録の応札見込み物件情報及び落札物件情報とを照合して、重複する従事者を示す情報を表示するように構成すればよい。
また、マッチング先情報に適合した抽出情報中の入札対象識別情報(以下、「適合したもの」という。)を、マッチング先情報に適合しなかった抽出情報中の入札対象識別情報(以下、「適合しなかったもの」という。)に優先させて表示するとは、上記実施形態のように、入札対象識別情報を上から下に並べて表示する場合には、適合したものを適合しなかったものよりも上位に表示することをいうが、例えば、入札対象識別情報を右から左に並べて表示する場合には、適合したものを適合しなかったものよりも右方に表示する等してもよい。すなわち、優先させるとは、必ずしも上位に表示するものに限らず、表示順位において優先していればよい。また、例えば入札公告日の早い順に上から表示する等、適合したものの優先表示は行わないが、適合したものと適合しなかったものとで背景色を異ならせる等、適合したものと適合しなかったものとを区別して表示するように構成してもよい。また、例えば図10の画面で入札情報表示行40を上から3行だけ表示する等、マッチング先情報に適合した抽出情報についてのみ、入札対象識別情報を表示するようにしてもよい。
本実施形態の各クライアント4は本発明の入札支援装置に相当する。すなわち、上述したように、各クライアント4は、入札情報配信サーバ1から入札情報をダウンロードする入札情報ダウンロード手段を有し、入札情報は、公告書を含む発注情報から抽出された抽出情報を含み、抽出情報は入札対象識別情報を含むものであるので、各クライアント4は、入札公告書を含む発注情報から抽出された抽出情報であって、入札対象識別情報を含む抽出情報を取得する抽出情報取得手段を備えることとなる。また、各クライアント4は、抽出情報取得手段により取得した入札対象識別情報を表示する入札対象識別情報表示手段と、入札対象識別情報表示手段により表示された入札対象識別情報を含む抽出情報から情報を転記し、さらに入力された情報を追加することにより、入札対象識別情報と、入札対象識別情報で示される入札対象に従事する従事者の従事者識別情報及び従事期間情報とを含む応札見込み物件情報を作成する応札見込み物件作成手段と、応札見込み物件作成手段により作成した応札見込み物件情報を記憶(登録)する応札見込み物件記憶手段と、応札見込み物件作成手段による作成中の応札見込み物件情報に含まれる従事者識別情報及び従事期間情報と、応札見込み物件記憶手段に記憶されている応札見込み物件情報に含まれる従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を表示部に表示する重複従事者表示手段とを備えることとなる。
なお、各クライアント4は、応札見込み物件情報との照合のみならず、落札物件情報との照合も行って、重複する従事者が存在する場合には、その従事者を示す情報を表示する。
ここで、各クライアント4の抽出情報取得手段は、入札情報配信サーバ1から入札情報をダウンロードすることにより抽出情報を取得したが、抽出情報の取得方法はこれに限らず、例えば、ユーザが公告書を見て抽出した抽出情報を直接クライアント4に入力することとしてもよいし、抽出情報が格納されたファイル(例えば、他のシステムからダウンロードしたファイルや、記録媒体に記録されたファイル等)から抽出情報を読込むこととしてもよい。また、公告書が掲載されたWebページにアクセスして構文解析することにより、抽出情報を自動抽出することとしてもよい。
さらに、各クライアント4の応札見込み物件作成手段は、入札対象識別情報表示手段により表示された入札対象識別情報のうちのユーザにより選択された入札対象識別情報を含む抽出情報から情報を転記し、さらにユーザにより入力された情報を追加することにより、応札見込み物件情報を作成したが、ユーザにより入力された情報のみにより応札見込み物件情報を作成することとしてもよい。
本発明の一実施形態に係る入札支援システムの構成図である。 入札情報配信サーバに入札情報が登録されるまでの処理のフローチャートである。 Webサイト上に掲載されている工事の発注情報を、ある検索条件で検索した結果表示された画面の例である。 図3の1件目の発注情報の詳細情報が表示された画面の例である。 図4の発注情報に含まれている公告書が表示された画面の例である。 他の公告書が表示された画面の例である。 入札支援システムにおける入札情報表示処理のフローチャートである。 入札管理システムにおける応札見込み物件登録処理及び応札見込み物件閲覧処理のフローチャートである。 入札管理システムにおける応札見込み物件情報への情報追加処理のフローチャートである。 入札管理システムにおける応札見込み物件情報への情報追加処理のフローチャートである。 メイン画面の例である。 入札情報一覧画面の例である。 並べ替え後の入札情報一覧画面の例である。 詳細情報表示画面の例である。 カレンダー表示画面の例である。 基本情報入力部が表示された工事作成・変更画面の例である。 従事者情報入力部が表示された工事作成・変更画面の例である。 工事従事者重複確認画面の例である。 応札見込み物件情報登録後の入札情報一覧画面の例である。 応札見込み物件情報登録後のメイン画面の例である。
符号の説明
1…入札情報配信サーバ
2…入札管理システム
3…情報管理サーバ
4…クライアント装置(入札支援装置)
S…入札支援システム

Claims (16)

  1. 入札情報配信サーバと、前記入札情報配信サーバと交信可能であって表示部を備えた入札管理システムとを備えた入札支援システムであって、
    前記入札情報配信サーバが、それぞれ入札公告書を含む複数の発注情報について、前記発注情報から抽出された抽出情報であって入札対象識別情報を含む抽出情報と、前記入札公告書を内容とする入札公告書ファイルと、を含む入札情報を記憶する入札情報記憶手段を備え、
    前記入札管理システムが、
    マッチング先情報を記憶するマッチング先情報記憶手段と、
    前記入札情報配信サーバから前記入札情報をダウンロードする入札情報ダウンロード手段と、
    ダウンロードされた前記入札情報中の前記抽出情報に含まれるマッチング元情報を、前記マッチング先情報記憶手段に記憶されている前記マッチング先情報と照合することにより、前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報を検索するマッチング手段と、
    前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報を、前記マッチング先情報に適合しなかった前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報に優先させて、若しくは、前記マッチング先情報に適合しなかった前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報と区別して、前記表示部に表示するか、または、前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報についてのみ前記入札対象識別情報を前記表示部に表示する入札対象識別情報表示手段と、
    前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報の抽出元の前記発注情報に含まれる前記入札公告書を、当該入札公告書を内容とする前記入札公告書ファイルに基づいて、前記表示部に表示する入札公告書表示手段と、
    を備えることを特徴とする入札支援システム。
  2. 前記入札管理システムが、
    前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記することより、応札見込み物件情報を作成し、さらに入力された情報を前記応札見込み物件情報に追加することにより、前記入札対象識別情報で示される入札対象に従事する従事者の従事者識別情報及び従事期間情報を含む前記応札見込み物件情報を作成する応札見込み物件作成手段と、
    前記応札見込み物件作成手段により作成した前記応札見込み物件情報を記憶する応札見込み物件記憶手段と、
    前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示する重複従事者表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の入札支援システム。
  3. 前記入札管理システムが、
    前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報について、前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報に含まれている期間・期日情報に基づいて、当該期間・期日情報によって示される期間又は期日が表示されたカレンダーを、前記表示部に表示するカレンダー表示手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載の入札支援システム。
  4. 前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、
    前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段を備え、
    前記各クライアント装置が、前記入札情報ダウンロード手段と、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報を受信する手段とを備え、
    前記マッチング手段は、前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合することを特徴とする請求項1記載の入札支援システム。
  5. 前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、
    前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段と、前記入札情報ダウンロード手段とを備え、
    前記各クライアント装置が、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報と前記入札情報とを受信する手段とを備え、
    前記マッチング手段は、前記情報管理サーバから受信した前記抽出情報に含まれる前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合し、
    前記入札公告書表示手段は、前記入札公告書を、前記情報管理サーバから受信した、当該入札公告書を内容とする前記入札公告書ファイルに基づいて、前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の入札支援システム。
  6. 前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、
    前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段と、前記応札見込み物件記憶手段とを備え、
    前記各クライアント装置が、前記入札情報ダウンロード手段と、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記応札見込み物件作成手段と、前記重複従事者表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報と前記応札見込み物件情報とを受信する手段とを備え、
    前記応札見込み物件記憶手段は、前記応札見込み物件情報を前記クライアント装置から受信して記憶し、
    前記マッチング手段は、前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合し、
    前記重複従事者表示手段は、前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記情報管理サーバから受信した、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項2記載の入札支援システム。
  7. 前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、
    前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段と、前記入札情報ダウンロード手段と、前記応札見込み物件記憶手段とを備え、
    前記各クライアント装置が、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記応札見込み物件作成手段と、重複従事者表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報と前記入札情報と前記応札見込み物件情報とを受信する手段とを備え、
    前記応札見込み物件記憶手段は、前記応札見込み物件情報を前記クライアント装置から受信して記憶し、
    前記マッチング手段は、前記情報管理サーバから受信した前記抽出情報に含まれる前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合し、
    前記入札公告書表示手段は、前記入札公告書を、前記情報管理サーバから受信した、当該入札公告書を内容とする前記入札公告書ファイルに基づいて、前記表示部に表示し、
    前記重複従事者表示手段は、前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記情報管理サーバから受信した、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項2記載の入札支援システム。
  8. 前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、
    前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段を備え、
    前記各クライアント装置が、前記入札情報ダウンロード手段と、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記カレンダー表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報を受信する手段とを備え、
    前記マッチング手段は、前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合することを特徴とする請求項3記載の入札支援システム。
  9. 前記入札管理システムが、情報管理サーバと、前記情報管理サーバと交信可能であって前記表示部を備えた複数のクライアント装置とから構成され、
    前記情報管理サーバが、前記マッチング先情報記憶手段と、前記入札情報ダウンロード手段とを備え、
    前記各クライアント装置が、前記マッチング手段と、前記入札対象識別情報表示手段と、前記入札公告書表示手段と、前記カレンダー表示手段と、前記情報管理サーバから前記マッチング先情報と前記入札情報とを受信する手段とを備え、
    前記マッチング手段は、前記情報管理サーバから受信した前記抽出情報に含まれる前記マッチング元情報を、前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報と照合し、
    前記入札公告書表示手段は、前記入札公告書を、前記情報管理サーバから受信した、当該入札公告書を内容とする前記入札公告書ファイルに基づいて、前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項3記載の入札支援システム。
  10. 前記各クライアント装置が、
    前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記することより、応札見込み物件情報を作成し、さらに情報が追加入力された場合には当該情報を前記応札見込み物件情報に追加する応札見込み物件作成手段と、
    前記応札見込み物件作成手段により作成された前記応札見込み物件情報を、その転記元の抽出情報と同じ前記入札情報に含まれる前記入札公告書ファイルと共に、前記情報管理サーバにアップロードする応札見込み物件アップロード手段と、
    を備え、
    前記情報管理サーバが、
    アップロードされた前記応札見込み物件情報と前記入札公告書ファイルとを記憶する応札見込み物件記憶手段
    を備え、
    さらに、前記各クライアント装置が、
    前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報を、前記情報管理サーバから受信して前記表示部に表示する応札見込み物件表示手段と、
    前記応札見込み物件表示手段により表示された前記応札見込み物件情報に対応する前記入札公告書を、当該応札見込み物件情報と共に前記情報管理サーバにアップロードされた前記入札公告書ファイルを前記情報管理サーバから受信することにより、前記表示部に表示する応札見込み公告書表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4記載の入札支援システム。
  11. 前記各クライアント装置が、
    前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記することより、応札見込み物件情報を作成し、さらに情報が追加入力された場合には当該情報を前記応札見込み物件情報に追加する応札見込み物件作成手段と、
    前記応札見込み物件作成手段により作成された前記応札見込み物件情報を、前記情報管理サーバにアップロードする応札見込み物件アップロード手段と、
    を備え、
    前記情報管理サーバが、
    アップロードされた前記応札見込み物件情報を、当該応札見込み物件情報の転記元の前記抽出情報と同じ前記入札情報に含まれる前記入札公告書ファイルと対応付けて、記憶する応札見込み物件記憶手段
    を備え、
    さらに、前記各クライアント装置が、
    前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報を、前記情報管理サーバから受信して前記表示部に表示する応札見込み物件表示手段と、
    前記応札見込み物件表示手段により表示された前記応札見込み物件情報に対応する前記入札公告書を、当該応札見込み物件情報に対応付けられた前記入札公告書ファイルを前記情報管理サーバから受信することにより、前記表示部に表示する応札見込み公告書表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5記載の入札支援システム。
  12. それぞれ入札公告書を含む複数の発注情報について、前記発注情報から抽出された抽出情報であって入札対象識別情報を含む抽出情報と、前記入札公告書を内容とする入札公告書ファイルと、を含む入札情報を記憶する入札情報記憶手段を備えた入札情報配信サーバと交信可能なコンピュータであって、マッチング先情報を記憶するマッチング先情報記憶手段と、応札見込み物件情報を記憶する応札見込み物件記憶手段と、を備えた情報管理サーバと交信可能なコンピュータを、
    前記入札情報配信サーバから前記入札情報をダウンロードする入札情報ダウンロード手段、
    前記マッチング先情報を前記情報管理サーバから受信する手段
    前記情報管理サーバから受信した前記マッチング先情報を、ダウンロードされた前記入札情報中の前記抽出情報に含まれるマッチング元情報と照合することにより、前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報を検索するマッチング手段、
    前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報を、前記マッチング先情報に適合しなかった前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報に優先させて、若しくは、前記マッチング先情報に適合しなかった前記抽出情報に含まれる前記入札対象識別情報と区別して、前記コンピュータが備える表示部に表示するか、または、前記マッチング先情報に適合した前記抽出情報についてのみ前記入札対象識別情報を前記表示部に表示する入札対象識別情報表示手段、
    前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報の抽出元の前記発注情報に含まれる前記入札公告書を、ダウンロードされた前記入札情報中の当該入札公告書を内容とする前記入札公告書ファイルに基づいて、前記表示部に表示する入札公告書表示手段、
    前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記することより、応札見込み物件情報を作成し、さらに入力された情報を前記応札見込み物件情報に追加することにより、前記入札対象識別情報で示される入札対象に従事する従事者の従事者識別情報及び従事期間情報を含む前記応札見込み物件情報を作成する応札見込み物件作成手段、
    前記情報管理サーバから前記応札見込み物件情報を受信する手段、
    前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記情報管理サーバから受信した、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示する重複従事者表示手段、
    及び、
    前記応札見込み物件作成手段により作成された前記応札見込み物件情報を、前記情報管理サーバに送信して前記応札見込み物件記憶手段に記憶させる登録手段
    として機能させるためのプログラム。
  13. 入札対象識別情報と、前記入札対象識別情報で示される入札対象に従事する従事者の従事者識別情報及び従事期間情報とを含む応札見込み物件情報を作成する応札見込み物件作成手段と、
    前記応札見込み物件作成手段により作成した前記応札見込み物件情報を記憶する応札見込み物件記憶手段と、
    前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示する重複従事者表示手段と、
    を備えることを特徴とする入札支援装置。
  14. 入札公告書を含む発注情報から抽出された抽出情報であって、前記入札対象識別情報を含む抽出情報を取得する抽出情報取得手段と、
    前記抽出情報取得手段により取得された前記入札対象識別情報を表示する入札対象識別情報表示手段と、
    を備え、
    前記応札見込み物件作成手段が、前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記し、さらに入力された情報を追加することにより、前記応札見込み物件情報を作成することを特徴とする請求項13記載の入札支援装置。
  15. コンピュータを、
    入札対象識別情報と、前記入札対象識別情報で示される入札対象に従事する従事者の従事者識別情報及び従事期間情報とを含む応札見込み物件情報を作成する応札見込み物件作成手段、
    前記応札見込み物件作成手段により作成した前記応札見込み物件情報を記憶する応札見込み物件記憶手段、
    及び、
    前記応札見込み物件作成手段による作成中の前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報と、前記応札見込み物件記憶手段に記憶されている前記応札見込み物件情報に含まれる前記従事者識別情報及び従事期間情報とを照合することにより、異なる入札対象間で同期間に重複する従事者の有無を判定し、重複する従事者が存在する場合には、重複する従事者を示す情報を前記表示部に表示する重複従事者表示手段、
    として機能させるためのプログラム。
  16. 前記コンピュータを、
    入札公告書を含む発注情報から抽出された抽出情報であって、入札対象識別情報を含む抽出情報を取得する抽出情報取得手段、
    前記抽出情報取得手段により取得された入札対象識別情報を表示する入札対象識別情報表示手段、
    及び、
    前記入札対象識別情報表示手段により表示された前記入札対象識別情報を含む前記抽出情報から情報を転記し、さらに入力された情報を追加することにより、前記応札見込み物件情報を作成する前記応札見込み物件作成手段
    として機能させるための請求項15記載のプログラム。
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