JP2010041939A - 発光ルアー - Google Patents

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幸史 中野
Toko Nakano
瞳子 中野
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Abstract

【課題】水中での使用においても十分に機能する発光機構を備えた安価なルアーを提供する。
【解決手段】発光ルアーは、発光ユニット2と、この発光ユニット2を内包する分割式のケースである第1ケース1及び第2ケース10とから構成される。発光ユニット2は、第1ケース1の空間部1Aに内包される外形を備え、LED3、電池4及び回路基板5を封し材料(シリコン等)で一体化したものであって、絶縁部材6並びに接点電極7A及び接点電極7Bのみが露出した外観を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、釣り対象の魚が餌とする小魚の形状又は動作を模倣した疑似餌(以下、ルアー)に関し、特に、内部に発光機構を具備したルアーに関する。
一般的に、釣りはその対象とする魚が好む各種の餌(生体)を用いて行なわれる。一方、生体ではない、取扱いが容易な疑似餌を用いた釣りもある。疑似餌には、魚の種類に応じて毛針や烏賊針等種々の形態を有するものが存在するが、魚が餌とする小魚の形状に形成されたルアーが用いられることが多い。
このようなルアーは、糸の先端に取り付けられた状態で水中に投げ込まれ、釣人により糸が引かれた際に、小魚の泳ぎを模倣する。水中を移動するルアーを見つけた魚は、ルアーに接近した際に取り付けられた針により引掛けられ、釣り上げられる。
生体の餌では、餌からの臭いの拡散もあり、餌の近傍まで魚が誘い寄せられる場合もあるが、疑似餌では、このような臭いによる集魚効果は期待できない。従って、集魚力を高めるために、表面に反射物を貼付する場合がある。この反射物に自然光が反射し、その集魚効果を高める。しかしながら、水中を移動させるルアーでは、自然光の水中への入射が減少するために、思ったような集魚効果は期待できない。同じ理由で、自然光が元々少ない早朝又は夕暮れ時においても集魚効果は期待できない。このようなことを背景として、内部に発光機構を具備したルアーが、以下に示すような特許文献を含め種々提案されている。
実用新案第3050421号公報 特開2000−189004号公報(特許第3330889号公報) 特開平10−257839号公報(特許第3474752号公報)
しかしながら、上述した特許文献に開示された発光ルアーは、分割式の発光ルアーであって、その内部に発光機構を内包して、防水のために分割部を結合した部分にOリング等の防水パッキン(防水機構)を用いている。このため、この防水対策費用が必要となりコストが上昇する。さらに、このような防水対策を施しても使用環境及び経年変化等により防水効果が劣化することがある。このように防水効果が劣化すると、内包された発光機構(多くの場合、電源とLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)とで構成される)に水が浸入して、電気素子等が損傷して発光しなくなり、この場合、発光機構の部分のみならず防水機構をも交換して使用するか、廃棄して新品を使用するかしかない。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、水中での使用においても十分に機能する発光機構を備えた安価なルアーを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明の発光ルアーは、電源及び電源から供給された電力により発光する発光機構を含み、防水加工されたユニットと、ユニットを着脱自在に内包する第1ケースと、ユニットが内包された第1ケースに接合される第2ケースとから構成される。
電源及び発光機構を含むユニットは、その外面が防水加工されているので、この発光ルアーを水中に投じて第1ケースと第2ケースとの接合面から水が浸入しても、ユニット内の電源及び発光機構が損傷することがない。このため、第1ケースと第2ケースとの接合面に防水機構(Oリング等の防水パッキン)を設ける必要がなくなり、水中での使用においても十分に機能する発光機構を備えた安価なルアーを提供することができる。
また、ユニットの外面には、露出した複数の端子が設けられ、複数の端子が電気的に接続されると、電源から発光機構へ電力が供給される電気回路が形成されるように構成している。
このため、光ることが本質的に必要な水中でのみ発光させることを、特段のスイッチを用いることなく実現できる。
さらに、ユニットの外面には、露出した複数の端子が設けられ、複数の端子が電気的に接続されると、電源から発光機構へ電力が供給される電気回路が形成されるように構成して、第1ケースと第2ケースとは螺合して接合され、第2ケースには、ユニットを内包した第1ケースと第2ケースとが螺合して接合されたときに、露出した複数の端子を電気的に接続する接続部材を設けるように構成できる。
第1ケースと第2ケースとを螺合して接合することにより接続部材が複数の端子を電気的に接続する。これにより、第1ケースと第2ケースとを螺合させてルアー本体を組立てるだけで、特段のスイッチを用いることなく、ルアーを発光させることができる。
ユニットの外面には、露出した複数の端子が設けられ、複数の端子が電気的に接続されると、電源から発光機構へ電力が供給される電気回路が形成されるように構成して、発光ルアーは、第2のケースに挿入されるスイッチ部材をさらに含み、スイッチ部材には、ユニットを内包した第1ケースに接合された第2ケースに挿入されると、露出した複数の端子を電気的に接続する接続部材を設けるように構成できる。
第1ケースと第2ケースとが接合した状態でスイッチ部材を第2ケースに挿入することにより接続部材が複数の端子を電気的に接続する。これにより、ルアー本体にスイッチ部材を挿入するだけでルアーを発光させることができ、ルアー本体に挿入されたスイッチ部材を抜き出すだけでルアーの発光を停止させることができる。
本発明に係る発光ルアーによれば、水中での使用においても十分に機能する発光機構を備えた安価なルアーを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を、図を基に説明する。なお、以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1実施形態>
図1〜図3に、本実施形態に係る発光ルアー11を示す。図1は、発光ルアー11の内部が理解しやすいように、その内部を実線にて示した、発光ルアー11を側面から見た図であり(破断線を省略して内部構造を示している)、図2は、図1に対応する発光ルアー11の分解図であり、図3は、図2に対応する発光ルアー11の斜視図である。
これらの図に示すように、この発光ルアー11は、発光ユニット2と、この発光ユニット2を内包する分割式のケースである第1ケース1及び第2ケース10とから構成される。第1ケース1と第2ケース10とは、第1ケース1のねじ部1Bと第2ケース10のねじ部10Bとが螺合することにより一体化される。なお、後述するように、この第1ケース1と第2ケース10との接合面(または接合部)に防水機構(例えば、Oリング)は設けられていない。
第1ケース1は、例えば、樹脂成型物により構成され、略円筒の形状を備える。第1ケース1は、水中での抵抗を低減するために先端部(第2ケース10が螺合される側とは逆側の端部)が丸みを帯びている。
この第1ケース1の内部には、発光ユニット2を内包するための円筒形状の空間部1Aが設けられている。空間部1Aは、発光ユニット2の外形に合致した形状であって、容易に収納できるように空間部1Aの内径は発光ユニット2の外径よりも少し大きくなっている。また、発光ユニット2を空間部1Aに収納する時の抵抗を低減するために、発光ユニット2の先端部(発光ユニット2の接点電極(端子)7A及び接点電極(端子)7Bが配置された側とは逆側の端部)が丸みを帯びていることに対応して、空間部1Aの先端部(第2ケース10が螺合される側とは逆側の端部)もその丸みに対応させている。
第1ケース1における、空間部1Aの解放側の端部(第2ケース10が螺合される側の端部)には、第2ケース10のねじ部10Bと螺合させるためのねじ部1Bが設けられている。
また、図示しないが、第1ケース1において、発光ユニット2のLED3の部分に対応する部分は、発光ルアー11の外部にLED3の光が到達するように第1ケース1における透明な部分(光の伝導路)を備える。
なお、第1ケース1には、釣糸又は釣針が結び付けられる、複数の円環1Cが設けられている。
第2ケース10は、第1ケース1と同様に例えば樹脂成型物により構成される。第2ケース10は、発光ユニット2を収納した第1ケース1の蓋となる部材である。第2ケース10も、第1ケース1と同様に、水中での抵抗を低減するために先端部(第1ケース1が螺合される側とは逆側の端部)が丸みを帯びている。
この第2ケース10の内部には、発光ユニット2の2つの接点電極7A及び接点電極7Bに当接して、これらの2つの接点電極7A及び接点電極7Bを電気的に接続させることにより、電池4からLED3への電気回路を形成するU字型の通電部材が設けられている。
第1ケース1と第2ケース10とが螺合して一体化すると、通電部材9の先端に設けられた通電部材電極(端子)9Aは発光ユニット2の接点電極7Aに当接し、通電部材9の先端に設けられた通電部材電極(端子)9Bは発光ユニット2の接点電極7Bに当接し、通電部材9により発光ユニット2の接点電極7A及び接点電極7Bが電気的に接続されて、電池4からLED3への(閉じた)電気回路が形成される。さらに、第2ケース10には、この電気的な接続を確実にするために、ばね部材8が設けられている。ばね部材8は、接点電極7Aと通電部材電極9Aとが互いに近接する方向に、かつ、接点電極7Bと通電部材電極9Bとが互いに近接する方向に、ばねの弾性力が作用するように、設けられている。
第2ケース10における、解放側の端部(第1ケース1が螺合される側の端部)には、第1ケース1のねじ部1Bと螺合させるためのねじ部10Bが設けられている。
なお、第2ケース10には、釣糸又は釣針が結び付けられる、円環10Cが設けられている。
発光ユニット2は、第1ケース1の空間部1Aに内包される外形を備える。発光ユニット2は、LED3、電池4及び回路基板5を封し材料(シリコン等)で一体化したものであって、絶縁部材6並びに接点電極7A及び接点電極7Bのみが露出した外観を有するとともに、発光ルアー11を水中に投じても、封し材料によりLED3、電池4及び回路基板5に水が浸入することはない。
詳しくは、発光ユニット2は、第1ケース1の空間部1Aに収容される略筒形のユニットケース2aと、このユニットケース2aに設けられたLED3、電池4及び回路基板5と、ユニットケース2aの側面に設けられた絶縁部材6、接点電極7A、接点電極7Bとを備えている。ユニットケース2aの内部に封し材料2bが充填されている。
なお、封し材料2bを筒状に形成することにより、その内部にLED3、電池4及び回路基板5を設けると共に、その側面に絶縁部材6、接点電極7A、接点電極7Bを設けることにより発光ユニット2を形成してもよい。このような場合は、ユニットケース2aを省くことができる。
電池4は、LED3に電力を供給するためのもので、充電可能な2次電池も充電不可能な1次電池も含んでいる。この電池4は、非充電式タイプ又は充電式タイプ(接点充電式でも非接点充電式でも構わない)であって、例えば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、リチウムボタン電池等である。
電気回路5は、例えば、LED3の発光設定を切り換える回路部分を含んでいる。ただし、電気回路5は、LED3を発光するために必要な回路を構成していればよく、上記に限定されない。電気回路5は、例えば、後述するように、発光間隔又は発光輝度を非接触のスイッチ操作やリモコン操作等で切換えるための電気回路であってもよく、発光色を非接触のスイッチ操作やリモコン操作等で切換えるための電気回路(例えば、無線、通信回路)であってもよい。 絶縁部材6は、接点電極7A及び接点電極7Bとが不必要に短絡することを防止するものである。
発光ユニット2のLED3の部分であって、発光ユニット2の外側へ向かう部分は少なくとも透明の部材で構成される。これは、発光ルアー11の外部にLED3の光が到達するように発光ユニット2における透明な部分(光の伝導路)となる。すなわち、LED3から発した光は、発光ユニット2における透明な部分(光の伝導路)及び第1ケース1における透明な部分(光の伝導路)を通って、発光ルアー11の外部に到達するようになっている。
LED3は、単色LEDであっても、複数の色を発光する複合LED(RGB(3原色)やRGBW(4原色)など色を発光する)であっても構わない。回路基板5は、例えば、単色LEDを使用した場合、発光間隔又は発光輝度を非接触のスイッチ操作やリモコン操作等で切換えるための電気回路を備えたり、複合LEDを使用した場合、発光間隔又は発光輝度に加えて発光色を非接触のスイッチ操作やリモコン操作等で切換えるための電気回路を備えたりする。1つの発光ルアー11で発光状態を変化させることで、水の汚濁状態(濁った水や澄んだ水)、時間帯、魚の種類等の状態に対して、この1つの発光ルアー11で対応できるようになる。
なお、単色LEDの場合、上述した光の伝導路に有色のフィルタ等を備え、そのフィルタを交換可能とすることにより、発光ルアー11の外部に向けて様々な色の光で発光ルアー11を発光されることができる。
電池4が充電式の場合には、図示しない充電器を用いて、接点電極7A及び接点電極7Bから充電電力を供給して、電池4を充電する。電池4が満充電状態になると、第1ケース1の空間部1Aの中に発光ユニット2を挿入する。
発光ユニット2が挿入された第1ケース1のねじ部1Bと、第2ケース10のねじ部10Bとを螺合させて、第1ケース1と第2ケース10とを一体化させて、発光ルアー11を組立てる。
なお、上述したように、発光ユニット2はシリコン等の封し材料で防水加工されており、互いに螺合される第1ケース1と第2ケース10との間には防水機構(例えばOリング等)が設けられていないので、第1ケース1と第2ケース10との接合部から水が、ケース内部に浸入することがあり得る。この場合であっても、封し材料により一体化された発光ユニット2のLED3、電池4及び回路基板5に水が浸入することはない。
この場合において、発光ユニット2の露出した接点電極7A及び接点電極7Bに水が接触すると、その水が通電物質の代わりとなる。接点電極7Aと接点電極7Bとが水により電気的に接続されるとLED3と電池4との間で閉じた電気回路を形成して、LED3が点灯する。ただし、水が接触しているだけの状態であると、このようなスイッチとしての安定性が低いが、第1ケース1及び第2ケース10で構成される空間に水が充満すれば安定的にLED3を点灯させることができる。
さらに、水が浸入しない場合や水が十分に浸入しない場合を想定して、通電部材9又はばね部材8が備えられている。露出した接点電極7Aと接点電極7Bが通電部材9により電気的に接続されることにより、LED3と電池4との間で閉じた電気回路を形成して、LED3が点灯する。この際、電気的な接続を安定化させるために、接点電極7A及び接点電極7Bと通電部材9との間に、ばね部材8等が設けられている。
以上のようにして、本実施形態に係る発光ルアー11によると、第1ケース1に、封し材料によりLED3、電池4及び回路基板5が一体化された発光ユニット2を挿入して、第2ケース10を第1ケース1にねじ込むことにより、ばね部材8の作用も相まって接点電極7Aと接点電極7Bが通電部材9により電気的に接続されて、LED3が点灯する。さらに、このようにして組み立てられた発光ルアー11を水中に投じて、第1ケース1と第2ケース10との接合部から水が浸入しても、露出した接点電極7Aと接点電極7Bとが電気的に接続されるに過ぎない。さらに、第1ケース1と第2ケース10との接合部から水が浸入しても、発光ユニット2は、封し材料で防水加工されているため、LED3が点灯しなくなるという問題の発生を抑制できる。特に、ケースの接合部分に防水機構(Oリング等)を用いることが不要となるので、安価な発光ルアーを提供できる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態に係る発光ルアー111について説明する。なお、以下の説明において、前述の第1実施形態に係る発光ルアー11と同じ構成については同じ参照符号を付してある。それらの機能も同じである。従ってそれらのついての説明はここでは繰り返さない。
特に、発光ユニット2は、第1実施形態に係る発光ルアー11と第2実施形態に係る発光ルアー111とで共通する、全く同じユニットである。この発光ユニット2を内包するケースの内部形状も同じである。このようにすることにより、1つの発光ユニット2を、種々のルアー(ケース)に内包することができる。このため、釣り対象の魚に対応させてルアー(ケース)を選択して、そのルアー(ケース)に、共用の1つの発光ユニットを挿入することにより、高価な発光ユニットを1つ有するだけで種々のルアー(ケース)を発光させることができ、経済的である。
図4及び図5に、本実施形態に係る発光ルアー111を示す。図4は、発光ルアー111の内部が理解しやすいように、その内部を実線にて示した、発光ルアー111を側面から見た図であり(破断線を省略して内部構造を示している)、図5は、図4に対応する発光ルアー11の分解図である。
これらの図に示すように、この発光ルアー111は、発光ユニット2と、この発光ユニット2を内包する分割式のケースである第1ケース100、第2ケース110及び第2ケース110に挿入されるスイッチ部材120とから構成される。第1ケース100と第2ケース110とは、第1ケース100の嵌合部100B1及び嵌合部100B2と、第2ケース110の嵌合部110B1及び嵌合部110B2とが嵌合することにより一体化される。なお、後述するように、この第1ケース100と第2ケース110との接合面(または接合部)に防水機構(例えばOリング)は設けられていない。さらに、スイッチ部材120が第2ケース110に挿入されると発光ユニット2のLED3が発光して、スイッチ部材120が第2ケース110から離脱されると発光ユニット2のLED3の発光が停止する。
第1ケース100は、例えば樹脂成型物により構成され、略小判型に類似する形状を備える。第1ケース100は、水中での抵抗を低減するために先端部(第2ケース110が嵌合される側とは逆側の端部)が丸みを帯びている。
この第1ケース100の内部には、発光ユニット2を内包するための円筒形状の空間部100Aが設けられている。空間部100Aは、発光ユニット2の外形に合致した形状であって、容易に収納できるように空間部100Aの内径は発光ユニット2の外径よりも少し大きくなっている。また、発光ユニット2を空間部100Aに収納する時の抵抗を低減するために、発光ユニット2の先端部(発光ユニット2の接点電極7A及び接点電極7Bが配置された側とは逆側の端部)が丸みを帯びていることに対応して、空間部100Aの先端部(第2ケース110が螺合される側とは逆側の端部)もその丸みに対応させている。
第1ケース100における、空間部100Aの解放側の端部(第2ケース110が嵌合される側の端部)には、第2ケース110の嵌合部110B1と螺合させるための嵌合部100B1、第2ケース110の嵌合部110B2と螺合させるための嵌合部100B2が設けられている。
また、図示しないが、第1ケース100において、発光ユニット2のLED3の部分に対応する部分は、発光ルアー111の外部にLED3の光が到達するように第1ケース100における透明な部分(光の伝導路)を備える。
なお、第1ケース100には、釣糸又は釣針が結び付けられる、複数の円環100Cが設けられている。
第2ケース110は、第1ケース100と同様に例えば樹脂成型物により構成される。第2ケース110は、発光ユニット2を収納した第1ケース100の蓋となる部材である。第2ケース110も、第1ケース100と同様に、水中での抵抗を低減するために先端部(第1ケース100が嵌合される側とは逆側の端部)が丸みを帯びている。
第2ケース110における、解放側の端部(第1ケース100が嵌合される側の端部)には、第1ケース100の嵌合部100B1と嵌合させるための嵌合部110B1、第1ケース100の嵌合部100B2と嵌合させるための嵌合部110B2が設けられている。
さらに、第2ケース110における端部(第1ケース100が嵌合される逆側の端部)には、スイッチ部材120の嵌合面120Dが嵌合する嵌合面110Dが設けられている。
なお、第2ケース110には、釣糸又は釣針が結び付けられる、円環110Cが設けられている。
このスイッチ部材120は、第2ケース110の端部(第1ケース100が嵌合される逆側の端部)に挿入される。このとき、スイッチ部材120の嵌合面120Dが、第2ケース110の嵌合面110Dに嵌合する。
このスイッチ部材120の内部には、発光ユニット2の2つの接点電極7A及び接点電極7Bに当接して、これらの2つの接点電極7A及び接点電極7Bを電気的に接続させることにより、電池4からLED3への電気回路を形成する、U字型の通電部材129が設けられている。第1ケース100と第2ケース110とが嵌合して一体化されている状態で第2ケース110にスイッチ部材120を挿入すると、通電部材129の先端に設けられた通電部材電極(端子)129Aは発光ユニット2の接点電極7Aに当接し、通電部材129の先端に設けられた通電部材電極(端子)129Bは発光ユニット2の接点電極7Bに当接し、通電部材129により発光ユニット2の接点電極7A及び接点電極7Bが電気的に接続されて、電池4からLED3への(閉じた)電気回路が形成される。さらに、スイッチ部材120には、この電気的接続を確実にするために、ばね部材128が設けられている。ばね部材128は、接点電極7Aと通電部材電極129Aとが互いに近接する方向に、かつ、接点電極7Bと通電部材電極129Bとが互いに近接する方向に、ばねの弾性力が作用するように、設けられている。
[発光ルアーの組立て]
発光ユニット2が挿入された第1ケース100の嵌合部100B1及び嵌合部100B2と、第2ケース110の嵌合部110B1及び嵌合部110B2とをそれぞれ嵌合させて、第1ケース100と第2ケース110とを一体化させて、さらに、第2ケース110にスイッチ部材120を挿入して、発光ルアー111を組立てる。
このときに、第1ケース100、第2ケース110及びスイッチ部材120の接合面に防水機構を備えないことや、そのことによる水の浸入については第1実施形態と同じである。
第2ケース110にスイッチ部材120を挿入されると、露出した接点電極7Aと接点電極7Bが通電部材129により電気的に接続されることにより、LED3と電池4との間で閉じた電気回路を形成して、LED3が点灯する。この際、電気的な接続を安定化するために、接点電極7A及び接点電極7Bと通電部材129との間に、ばね部材128等が設けられている。
以上のようにして、本実施形態に係る発光ルアー111によると、第1ケース100に、封し材料によりLED3、電池4及び回路基板5が一体化された発光ユニット2を挿入して、第2ケース110を第1ケース100に嵌め込んで、スイッチ部材120を第2ケース110に嵌め込むことにより、ばね部材128の作用も相まって接点電極7Aと接点電極7Bが通電部材129により電気的に接続されて、LED3が点灯する。スイッチ部材120を第2ケース110から抜き出すことにより、通電部材129による接点電極7Aと接点電極7Bとの電気的な接続が解放されて、LED3が消灯する。さらに、このようにして組み立てられた発光ルアー111を水中に投じて、第1ケース100と第2ケース110との接合部や第2ケース110におけるスイッチ部材120の挿入部から水が浸入しても、露出した接点電極7Aと接点電極7Bとが電気的に接続されるに過ぎない。さらに、第1ケース100と第2ケース110との接合部や第2ケース110におけるスイッチ部材120の挿入部から水が浸入しても、発光ユニット2は、封し材料で防水加工されているため、LED3が点灯しなくなるという問題の発生を抑制できる。特に、ケースの接合部分に防水機構(Oリング等)を用いることが不要となるので、安価な発光ルアーを提供できる。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1実施形態に係る発光ルアーの内部を示した側面から見た図である。 図1の発光ルアーの分解図である。 図2の発光ルアーの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る発光ルアーの内部を示した側面から見た図である。 図4の発光ルアーの分解図である。
符号の説明
11、111 発光ルアー
1、100 第1ケース
2 発光ユニット
3 LED
4 電池
5 回路基板
6 絶縁部品
7A、7B 接点電極
8、128 ばね部材
9、129 通電部材
9A、9B、129A、129B 通電部材電極
10、110 第2ケース
120 スイッチ部材

Claims (4)

  1. 電源及び前記電源から供給された電力により発光する発光機構を含み、防水加工されたユニットと、
    前記ユニットを着脱自在に内包する第1ケースと、
    前記ユニットが内包された第1ケースに接合される第2ケースとから構成される、発光ルアー。
  2. 前記ユニットの外面には、露出した複数の端子が設けられ、前記複数の端子が電気的に接続されると、前記電源から前記発光機構へ電力が供給される電気回路が形成されるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の発光ルアー。
  3. 前記ユニットの外面には、露出した複数の端子が設けられ、前記複数の端子が電気的に接続されると、前記電源から前記発光機構へ電力が供給される電気回路が形成されるように構成され、
    前記第1ケースと前記第2ケースとは螺合して接合され、
    前記第2ケースには、前記ユニットを内包した前記第1ケースと前記第2ケースとが螺合して接合されたときに、前記露出した複数の端子を電気的に接続する接続部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発光ルアー。
  4. 前記ユニットの外面には、露出した複数の端子が設けられ、前記複数の端子が電気的に接続されると、前記電源から前記発光機構へ電力が供給される電気回路が形成されるように構成され、
    前記発光ルアーは、前記第2のケースに挿入されるスイッチ部材をさらに含み、
    前記スイッチ部材には、前記ユニットを内包した前記第1ケースに接合された前記第2ケースに挿入されると、前記露出した複数の端子を電気的に接続する接続部材が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の発光ルアー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013247947A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Susumu Kogure 集魚灯用点灯装置およびこの点灯装置を用いた集魚灯

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