JP2010038023A - デポジットの除去装置及び燃焼機関 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマを用いた適切かつ効率的なデポジットの除去装置を提供する。
【解決手段】デポジットの除去装置は、デポジットの堆積するインジェクタ130の先端部分131に面する空間に連通する空間内で放電により荷電粒子を供給する荷電粒子の供給器150と、電磁波を照射し放電の生じる空間の電場強度を高めることにより荷電粒子にエネルギを与えプラズマを形成させる電磁波放射器151と、放電の生じる空間内のプラズマ中の荷電粒子の加速器300とを備える。加速器300は、デポジットをプラズマに曝露させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃焼機関に付着するデポジットの除去装置に関し、特に、プラズマを用いたデポジットの除去装置及び燃焼機関に関する。
内燃機関をはじめとする燃焼機関の内部には、燃料や潤滑油、それらに混入する添加物や不純物等の混入物、または、それら燃料、潤滑油、混入物の不完全燃焼生成物等が付着し堆積することがある。この堆積物はデポジットと呼ばれる。デポジットの過度の堆積は、燃焼機関の部品の性能や排出物性状に悪影響を及ぼす。その結果、想定通りの運転ができなくなり、排気中の炭化水素量の増加、燃焼機関の振動増大、燃費の低下などの問題を誘引する。特にインジェクタ、点火プラグ等に付着するデポジットは、燃焼機関の運転に深刻な影響を及ぼす。デポジットは、分解洗浄により除去することは可能であるが、燃焼機関を分解することなく、さらには、運転中も随時除去することが望ましい。
デポジットの除去技術として、洗浄液による洗浄、触媒等のコーティング、強制的なノッキング、光触媒の利用等の従来の一般的な技術の他に、プラズマを用いてデポジットを除去する技術がある。例えば、特許文献1に記載の燃料噴射装置は、燃料噴射装置の弁体の先端に放電電極を設け、放電電極と噴孔周縁との間に非熱平衡のプラズマを生じさせるデポジット除去機構を備えている。
特開2006−161731号公報
特許文献1に記載のデポジット除去機構は、放電電極と噴孔周縁との間でコロナ放電、または、ストリーマ放電を行うよう構成されている。一般に、燃焼機関の作動流体の流路内は大気圧以上の高圧となる。雰囲気が高圧になるほど電子及びイオンの平均自由工程が短くなるため、高圧雰囲気下でコロナ放電、または、ストリーマ放電を成立させるためには、電極間距離を接近させる必要がある。したがって、このデポジット除去機構の構成部材のうち少なくとも放電電極は、デポジットの生じる領域に接近させなければならない。
デポジットの生じる領域は、燃料、潤滑油、またはそれらの不完全燃焼生成物が飛来し付着する領域である。その近傍の部材もまた、それらの飛来及び付着を免れない。さらに、このような部材自体が燃料等の流れを停留させ、燃料、潤滑油、またはそれらの不完全燃焼生成物の蓄積を促す虞がある。それ故に特許文献1に記載のデポジット除去機構は、デポジットの生成を促進しつつそれを除去するという非効率的な機構となる。
本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、プラズマを用いた適切かつ効率的なデポジットの除去装置及び燃焼機関を提供しようとするものである。
前述の課題を解決し、その目的を達成するために、本発明に係るデポジットの除去装置は、以下のいずれか一の構成を有するものである。
〔構成1〕
燃焼機関内のデポジットの除去装置であって、デポジットの堆積する第1空間に連通する第2空間内への荷電粒子の供給手段と、電磁波を照射し第2空間の電場強度を高めることにより荷電粒子にエネルギを与えプラズマを形成させる電磁波放射手段と、第2空間内のプラズマ中の荷電粒子の加速手段とを備え、加速手段は、第2空間内のプラズマを第1空間へ導入しデポジットをプラズマに曝露させることを特徴とするものである。
荷電粒子の供給手段が供給する荷電粒子は、電磁波照射手段が照射する電磁波の曝露を受け、第2空間内でいわゆる電子雪崩を誘起する。すなわち、荷電粒子が電磁波のエネルギを受けて加速し第2空間内の物質と衝突する。衝突を受けた物質は電離し荷電粒子となる。この連鎖により、第2空間にプラズマが生成する。このような荷電粒子の供給と電磁波照射との組合せにより、容易にプラズマが始動し、拡大成長する。その結果、デポジット除去に十分な量の荷電粒子を準備される。加速手段は、プラズマを第1空間に導入する。第1空間に堆積したデポジットは、導入されたプラズマの曝露を受ける。これにより、デポジットはエッチングされる。または、デポジットはプラズマ内の高い酸化力の化学種と反応し分解する。
〔構成2〕
構成1を有するデポジットの除去装置であって、荷電粒子の供給手段は、燃焼機関の着火手段を用いて荷電粒子を供給することを特徴とするものである。
燃焼機関においては、着火方式に違いこそあれ、燃焼を始動するために着火手段を備える。この着火手段は、燃料を着火させるための諸動作により、またはその結果として行われる燃焼により、荷電粒子を発生させる。この荷電粒子を第2空間に供給することにより、デポジット除去のための一連の動作が始動する。
〔構成3〕
構成1または構成2を有するデポジットの除去装置であって、加速手段は、電場、磁場、及び、圧力場のいずれかの制御により、プラズマ中の荷電粒子を加速させることを特徴とするものである。
電場、磁場、圧力場の制御によってプラズマをデポジットの付着する部分に導入することにより、デポジットの付着する部分からデポジットの除去装置の各構成要素を遠ざけることができる。
〔構成4〕
構成1乃至構成3のいずれか一を有するデポジットの除去装置を搭載した燃焼機関であって、第1空間に隣接する面が誘電体によりその周囲の部材から電気的に絶縁されることを特徴とするものである。
第1空間に隣接する部材が誘電体からなるものであると、第1空間に接する部材壁面での電場の拘束条件が緩和する。そのため、第1空間の近くまで強い電場強度の領域を形成される。すなわち、第2空間が第1空間に接近する。第2空間が第1空間に接近する分、加速手段による荷電粒子の加速に要するエネルギが低減する。
〔構成5〕
請求項1乃至請求項3のいずれか一を有するデポジットの除去装置を搭載した燃焼機関であって、少なくともデポジットの除去装置の稼働時に、電磁波放射手段により放射される電磁波の定在波を形成しかつその腹となる空間が第2空間と重複するよう選ばれた形状の共振室を形成することを特徴とするものである。
共振構造を利用することにより、第2空間における強電場の領域を形成が容易になる。
構成1によれば、デポジットの堆積する第1空間とは別の第2空間でプラズマを形成し、そのプラズマを第1空間に導入することにより、プラズマを用いてデポジットを除去できる。第1空間内にプラズマを形成するための部材を配置することを要しないため、デポジットの生成を促進しつつそれを除去するというような非効率的な機構を採ることなくプラズマによるデポジット除去を実現できる。
構成2によれば、デポジット除去のための機能を燃焼機関が予め備える着火手段によって実現するため、部品点数を削減できる。または、デポジット除去のための機構を用いて着火または燃焼促進を行うことが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、同一の部品には同一の符号を付してある。同一の符号を付した部品の構造、機能及び動作はいずれも同一である。したがって、同一の符号を付した部品についてはその説明を繰返さない。
〔第1の実施形態〕
図1は、第1の実施形態の概略構成及びその燃焼機関への適用例におけるインジェクタのデポジット除去への適用例を示す図である。図1に示すように、燃焼機関100は筒内直噴型のディーゼルエンジンであって、所定方向(図1上では上下方向、以下、この方向を「縦方向」と呼ぶ)に伸びる直線を法線とする各断面(以下、この断面を「横断面」と呼ぶ)形状が概ね一様にその直線とその断面との交点を中心とする円形をなす壁面を有するシリンダブロック101を備える。シリンダブロック101は、この壁面によりシリンダCを規定する。ディーゼルエンジン100はさらに、ガスケット104を介してシリンダCの一方の端部を覆うようにシリンダブロック101に組み付けられシリンダCにそれぞれ導通する複数の貫通孔が設けられたシリンダヘッド102と、横断面形状がシリンダCの横断面形状に対応する概ね円形の部分を有しその部分でシリンダヘッド101のシリンダCを形成する壁面(以下、この壁面を「シリンダ内壁」と呼ぶ)と摺接するようにシリンダC内に往復自在に挿入されたピストン103とを備えており、シリンダブロック101、シリンダヘッド102及びピストン103が燃焼室CCを形成している。なお、シリンダブロック101及びシリンダ102は、電気的には筐体接地される。
ピストン103のシリンダヘッド102側には、ピストンチャンバと称する窪みが設けられており、その反対側は、コネクティングロッドを介してこのディーゼルエンジン100の出力軸であるクランクシャフトに連結される。コネクティングロッド及びクランクシャフト、並びにそれらの連結機構については周知であり、ここでは説明を行わない。
シリンダヘッド102の貫通孔のうち少なくとも1つは、図示しない排気管に連通するよう設けられており、この貫通孔が吸気ポートINを形成している。シリンダヘッド102にはさらに、吸気ポートINからこのシリンダヘッド102の外壁まで貫通するガイド孔が設けられている。このガイド孔には棒状のバルブステム121が往復自在に嵌められ、バルブステム121の吸気ポートIN側には傘型のバルブヘッド122が設けられている。バルブステム121とバルブヘッド122は、吸気ポートINの燃焼室側端部を開閉する吸気バルブ120を構成している。
シリンダヘッド102の貫通孔のうち別の少なくとも1つは、図示しない排気管に連通するよう設けられており、この貫通孔が排気ポートEXを形成している。シリンダヘッド102にはさらに、排気ポートEXからこのシリンダヘッド102の外壁まで貫通するガイド孔が設けられている。このガイド孔には棒状のバルブステム126が往復自在に嵌められ、バルブステム126の排気ポートEX側には傘型のバルブヘッド127が設けられている。バルブステム126とバルブヘッド127は、排気ポートEXの燃焼室側端部を開閉する排気バルブ125を構成している。吸気バルブ120と排気バルブ125とはそれぞれ、カムまたはソレノイド等を有する図示しない動弁機構により駆動する。
シリンダヘッド102の貫通孔のうちさらに別の1つには、インジェクタ130が設置されている。インジェクタ130の燃焼室CCを臨む先端部分131にはノズルが設けられており、内部に図示しない電磁弁が組み込まれている。インジェクタ130は、図示しない油送管、蓄圧容器及びサプライポンプを介して燃料タンクから燃料の導入を受けるよう接続されており、油送管、蓄圧容器及びサプライポンプ、並びにこれらを制御するECU(エンジン制御ユニット)、EDU(駆動ユニット)とともに、燃料噴射システムを構成している。燃料噴射システム自体の詳細の動作については周知であり、ここでは説明しないが、この燃料噴射システムが駆動すると、先端部分131のノズルから燃料を噴射する。なお、本実施形態においては、インジェクタ130の少なくとも先端部分131は金属等の導電体からなるものである。
ノズルから燃料が噴射されると、燃料が飛散し先端部分131に付着する。または燃料噴射後、燃料がノズルに残留する。このようにして付着または残留した燃料が最終的にはデポジットとなる。このデポジットを除去するために、このディーゼルエンジン100は、以下に説明する構成を有する。
シリンダヘッド102の別の貫通孔に、高圧導体及び接地導体を誘電体で被覆してなる放電用線路140を挿入しシリンダヘッド102に接合する。放電用線路140の燃焼室CC側の端部には、高圧電極及び接地電極からなる電極対150を設け、他方側の端部は、高圧電極と接地電極との間の作動流体を絶縁破壊させるのに十分な電圧を発生する放電用電圧発生装置160を接続する。
放電用線路140及び電極対150は、燃焼室CC内の環境に耐えうるだけの熱的耐久性及び機械的耐久性を備えていることが望ましい。そのため、放電用線路140及び電極対150は、具体的には内燃機関用のスパークプラグであってもよい。この場合プラグボディ及びプラグボディが螺入されるシリンダヘッド102が放電用線路140の接地導体となる。放電用線路140及び電極対150として点火プラグを用いる場合、その形式は、一般的な単極ギャップ型のものであってもいわゆる多極プラグであってもよい。また、沿面放電タイプやセミ沿面放電タイプと称されるものであってもよい。放電用電圧発生装置160としては、具体的には自動車用の12V電源に接続された点火コイルを用いてもよく、その他の種々の形式の電圧発生装置を適宜選択して用いてもよい。放電用電圧装置160が発生する電圧は、直流電圧、交流電圧のいずれであってもよい。
そして、シリンダヘッド102の別の貫通孔に、電磁波伝送線路141を挿入しシリンダヘッド102に接合する。電磁波伝送線路141の燃焼室CC側の端部にはアンテナ151を設け、他方側の端部は、所定周波数の電磁波を発生する電磁波発生装置161を接続する。
電磁波発生装置161は、電力の供給を受けて発振し所定周波数の電磁波を発生する発振器とその電源とを備える。発振器は、帰還型、弛緩型のいずれであってもよい。また、いわゆる高周波発電機であってもよい。なお、2.45GHz発振のマグネトロンは、安価でかつ高出力であり発振器として好適である。電源は、使用する発振器に合わせて適宜選択すればよい。例えばインバータ方式のパルス電源装置を用いてもよい。電磁波伝送線路141は、同軸線路、平行線路、導波管のいずれの形式のものであってよい。図1においては、アンテナ151としてモノポールアンテナを例示しているが、電磁波伝送線路141及びアンテナ151は、電磁波発生装置161が発生する電磁波を良好に伝送し放射するものであればよく、その形状・形式等については適宜選択すればよい。具体的にはアンテナ151は、線状アンテナ、面状アンテナ、立体アンテナ、進行波アンテナ、EHアンテナ、磁界アンテナ、誘電体アンテナのいずれであってもよく、アンテナアレイを構成するものであっても、ダイバーシチ方式のアンテナを構成するものであってもよい。また、アンテナ151への給電方式は電流給電であっても、電圧給電であってもよい。
さらに、シリンダヘッド102は、先端部分131が燃焼室CC内に所定の長さLだけ突出するようにこのインジェクタ130を支持・接合する。インジェクタ130の先端部分131先端からシリンダヘッド102までの距離Lは、先端部分131の部材が電磁波発生装置161の発生する電磁波と同じ周波数の電磁波を受けて励振するのに十分な長さになるよう選ばれる。先端部分131は、シリンダヘッド102を介して接地されていてもよい。なお、電極対150及びアンテナ151はいずれも、インジェクタ130からの噴霧が直撃しない位置に配置されることが望ましい。
放電用電圧発生装置160及び電磁波発生装置161は、所定の入力信号170を受ける制御装置171に接続する。制御装置171は、具体的にはCPU(中央演算ユニット)、並びに、メモリ及び不揮発性記憶装置等、並びに、信号の入出力インタフェースを備えたコンピュータであり、メモリ及び不揮発性記憶装置等に記憶されたコンピュータプログラムに従い動作し、入力信号170を演算処理して放電用電圧発生装置160に対する制御信号と、電磁波発生装置161に対する制御信号とを発生し出力する機能を備える。入力信号170は、手動操作に対応する操作信号であってもよく、ECUからの指令信号であってもよい。または、ディーゼルエンジン100若しくはそれを搭載したシステムに設置された各種センサの出力信号であってもよい。センサは、例えば圧力センサ、空燃比センサ、温度センサ、クランク角センサ等であってもよく、光学式のセンサであってもよい。これらは直接的にデポジットの付着を検知するものであってもよく、また、種々の検知結果に基づきデポジットの付着を間接的に検知し、または、推定するものであってもよい。
以上の構成において、放電用線路140、電極対150及び放電用電圧発生装置160からなる電気系統(以下、この系統を「放電系」と呼ぶことがある)は、制御装置171による制御に従い動作し電極対150の高圧電極−接地電極間で放電により電子、イオン等の荷電粒子を生じさせる荷電粒子の供給器を構成する。電磁波伝送線路141、アンテナ151及び電磁波発生装置161からなる電気系統(以下、この系統を「電磁波放射系」と呼ぶことがある)は、制御装置171による制御に従い動作しアンテナ151から電磁波を放射することにより少なくとも放電の生じる部分を包含する空間に所定値以上の強度の電場を形成し荷電粒子にエネルギを与えプラズマを形成させる電磁波照射器を構成する。電磁波放射系とインジェクタ130の先端部分131とは、電磁波放射系による電磁波の放射を受けて先端部分131が励振することにより、プラズマの形成される空間内の荷電粒子にエネルギを与えプラズマを先端部分131まで導入する加速器を構成する。
制御装置171が入力信号170を受けると、制御装置171は、放電系が稼働した状態に対応する制御信号を放電用電圧発生装置160に与える。制御信号を与えるタイミングは、燃料噴射開始前が望ましい。なお、ディーゼルエンジン100の燃焼室CCは、ピストンの往復によって容積、形状が変化する。燃焼室CCがアンテナ151から放射される電磁波の定在波を形成しかつその腹となる空間が第2空間と重複するような共振室を形成するタイミングで制御信号を与えるようにすると、強電場の領域を形成が容易になる。
放電用電圧発生装置160はこの制御信号に応答して、放電用線路140を介して電極対150に対し電圧印加を開始する。この電圧印加により電極対150では放電が開始し、荷電粒子が発生する。
制御装置171はさらに、放電により荷電粒子が存在している期間中に電磁波放射系が電磁波の放射を開始するよう、電磁波放射系が稼働した状態に対応する制御信号を電磁波発生装置161に与える。この際、制御装置171は、放電系及び電磁波放射系の動作時間遅れを考慮したタイミングで、制御信号を電磁波発生装置161に与えることが望ましい。電磁波発生装置161は、この制御信号に応答して発振を開始し、電磁波伝送路141に電磁波を印加する。印加された電磁波は、電磁波伝送路141内を進行し、アンテナ151より放射する。
放電により生じた荷電粒子は、アンテナより放射された電磁波の照射を受け、いわゆる電子雪崩を誘起する。すなわち、荷電粒子が電磁波のエネルギを受けて加速し第2空間内の物質と衝突する。衝突を受けた物質は電離し荷電粒子となる。この連鎖により、第2空間にプラズマが生成する。このような荷電粒子の供給と電磁波照射との組合せにより、容易にプラズマが始動し、拡大成長する。その結果、デポジット除去に十分な量の荷電粒子を準備される。
ただし、燃焼室C内のシリンダボディ101及びシリンダヘッド102付近の領域は、シリンダボディ101及びシリンダヘッド102が接地されているために電場が拘束される。そのためこの領域では電場強度が弱く、電子雪崩が生起する可能性は低い。インジェクタ130の表面は、直流的な観点で言えば接地されている。しかし、先端部分131が突出しているため、上述のとおりこの部分は電磁波を受けて励振する。そのため先端部分131付近の空間及び先端部分131の部材表面においては、強い強度の電場が形成される。
電磁波照射により生じたプラズマ内の荷電粒子、特に電子がこの強い電場の領域に到達すると、その荷電粒子はエネルギを受けて加速し、電子雪崩が生起する。結果として、先端部分131のデポジットの付着した部分までプラズマが形成される。デポジットは、このプラズマの曝露を受ける。これにより、デポジットはエッチングされる。または、デポジットはプラズマ内の高い酸化力の化学種と反応し分解する。
なお、本実施形態では、インジェクタ130の先端部分131を励振させるために、先端部分131を突出させたが、励振させるための構造はこのようなものには限定されない。使用される電磁波の周波数に応じて、この部分が励振するよう、その形状、構造、材質及び他の部材との接合形態等を適宜選択すればよい。
〔第2の実施形態〕
第1の実施形態では、インジェクタ130の先端部分131の部材は、アンテナ151から放射される電磁波により励振したが、インジェクタ130の先端部分131にも別途電磁波給電を行い、先端部分131の部材を励振させてもよい。この場合、インジェクタ130の先端部分131の部材は、電磁波発生装置161から給電を受けてもよい。また、電磁波発生装置161とは別に電磁波の発生源と伝送路とを設け、これらから給電を受けるようにしてもよい。
〔第3の実施形態〕
さらに、インジェクタ130の先端部分131の部材に給電を行う場合、この部材がアンテナ151の機能を兼ねるようにしてもよい。また、放電用線路140の高圧側の線路に電磁波を重畳させ、電極対150の高圧側の電極をアンテナ151として用いてもよい。
〔第4の実施形態〕
上述の第1の実施形態〜第3の実施形態では、デポジットの付着する部分の部材を励振させて荷電粒子を加速することにより、デポジットの付着部分までプラズマを導入したが、本発明はこのような実施形態には限定されない。本実施形態においては、デポジットの付着する部分とプラズマの形成領域の少なくとも一部との間に電位差が生じるよう電場を形成することにより、プラズマをデポジットの付着する部分まで導入する。
図2は、本実施形態の概略構成及びその筒内直噴型のディーゼルエンジンにおけるインジェクタのデポジット除去への適用例を示す図である。図2に示すように、本実施形態においては、電磁波伝送線路141と電磁波発生装置161との間に、この両者を電界結合するコンデンサ200を設け、コンデンサ200の電磁波伝送線路141側の極板よりアンテナ151側に直流電源201を接続する。そして、インジェクタ130の先端部分131はシリンダヘッド102を介して接地する。なお、本実施形態においては、インジェクタ130の先端部分131が第1の実施形態のようにシリンダヘッド102からLだけ突出していることを必要としない。
本実施形態において、放電による荷電粒子の供給と電磁波放射によるプラズマの形成及び拡大とは、いずれも第1の実施形態と同様に行われる。この状態で直流電源201が直流電圧を印加すると、インジェクタ130の先端部分131とアンテナ151との間に、定常的に電位差が生じる。この電位差により、プラズマ中の荷電粒子は分極するよう加速される。電子など負に帯電した荷電粒子はインジェクタ130の先端部分131をはじめとする接地された部材に向けて加速される。正に帯電した荷電粒子はアンテナに向かって加速される。その結果、プラズマはインジェクタ130の先端部分131まで到達し、この部分に付着するデポジットは、プラズマ中の荷電粒子に曝露される。このように本実施形態では、デポジットの付着する部分と電極との間で直接的に放電を生じさせるのではなく、予め生成しておいたプラズマに対し電圧を印加する。そのため、直流電源201は、アンテナ151とデポジットの付着部分との間の作動流体が直接に絶縁破壊するほど強い直流電場を形成することを要しない。その分、プラズマを形成するための構成要素とデポジットの付着部分との距離を長くとっても、印加電圧を低く抑えることができる。
なお、本実施形態においては、インジェクタ130の先端部分131とアンテナ151との極性が逆であっても良い。また、本実施形態では、電位差を形成するために直流電源201を用いて直流電圧を印加したが、交番電圧、または、交流電圧を印加するようにしてもよい。
〔第5の実施形態〕
上述した各実施形態では、電場形成によりプラズマをデポジットの付着部分まで導入した。しかし、本発明はこのようなものには限定されない。本実施形態においては、インジェクタ130付近の作動流体の流れによってプラズマをデポジットの付着部分に吹き付けて導入する。
図3は、本実施形態の概略構成図である。図3に示すように、本実施形態では、電極対150とアンテナ151とを囲うように小容量のキャビティ300を設ける。キャビティ300を形成する壁面には、インジェクタ130の先端部分131を臨む位置に、燃焼室CCとキャビティ300内部の空間とを連通するよう開口302を設ける。なお、本実施形態においても第4の実施形態と同様、インジェクタ130の先端部分131が第1の実施形態のようにシリンダヘッド102からLだけ突出していることを必要としない。
本実施形態では、キャビティ300とプラズマの形成までの期間にキャビティ300内に流入する作動流体とが、以下のようにプラズマの加速器として作用する。
本実施形態において、放電による荷電粒子の供給と電磁波放射によるプラズマの形成及び拡大とは、いずれも第1の実施形態と同様に行われる。この動作において投入されるエネルギの一部はキャビティ300内の作動流体の加熱に供される。キャビティ300内の作動流体が加熱されると、キャビティ300の内部の圧力が上昇し、キャビティ300の内外で圧力差が生じる。キャビティ300の内部と外部とは開口302により連通しているため、キャビティ300内からキャビティ外への流れが生じ、この流れによりキャビティ300内に発生したプラズマは、開口302から噴出する。開口302はインジェクタ130の先端部分131に向けて設けられているため、噴出したプラズマはインジェクタ131の先端部分に向けて流れる。その結果、プラズマは先端部分131のデポジットの付着する部分に導入され、この部分に付着するデポジットは、プラズマ中の荷電粒子に曝露される。
以上のように本実施形態では、プラズマ発生時に作動流体にエネルギを熱エネルギとして利用し、プラズマの加速を行う。そのため、エネルギ効率が高い。
なお、本実施形態では、小容量のキャビティを用いて圧力差を発生させることによりプラズマを加速し輸送した。しかし、本発明はこのようなものには限定されない。燃焼室CC内に生じるスキッシュ流若しくはスワール若しくはタンブル等の流れ、圧力振動、衝撃波等、ディーゼルエンジン100の動作中に生じる作動流体の流れや乱れをプラズマの加速・輸送に利用してもよい。
〔第6の実施形態〕
上述した第1の実施形態から第4の実施形態では、電場形成によりプラズマをデポジットの付着部分まで導入した。しかし、本発明はこのようなものには限定されない。例えば、インジェクタ130のノズルよりシリンダヘッド102側を囲むようにコイルを設置し、このコイルに磁場を発生させることにより磁気共振型加速器を構成するようにしてもよい。その他、磁場を用いた種々のプラズマの閉じ込め手法または加速手法を用いてプラズマをデポジットの付着する部分に導入してもよい。
〔第7の実施形態〕
第1の実施形態では、アンテナ151から放射する電磁波を用いてインジェクタ130の先端部分131を励振させ、デポジットの付着する部分の電場強度を高めることにより、プラズマをこの部分に導入したが、デポジットが付着する部分から接地された部材までの絶縁距離を長くとることによって、この部分の電場強度を維持させることもできる。例えば、インジェクタ130の先端部分131をセラミックス等の誘電体で形成するようにしてもよく、また、先端部分131の表面を誘電体で被覆してもよい。また例えば、インジェクタ130自体、または、その先端部分131の部材をシリンダヘッド102から電気的に絶縁してもよい。
〔その他変形例等〕
上述の各実施形態では、放電によりプラズマ形成の契機となる荷電粒子を準備し供給したが、荷電粒子の供給はこのようなものには限定されない。例えば、フィラメントやセラミックヒータ、グロープラグのようなヒータによる加熱で熱電子を放出させてもよい。火打石やマッチなど衝撃や摩擦により熱または荷電粒子を放出させてもよい。ガスタービン機関等の再着火及び保炎に用いられるパイロットバーナや、火薬、導火線等を用いて火炎を形成するようにしてもよい。レーザ光等を用いた着火装置も荷電粒子の供給に利用できる。ディーゼルエンジン100での圧縮着火により燃焼室CC内に形成される火炎もまた、荷電粒子の供給源として利用できる。このように、燃焼機関における着火、燃焼に伴う動作により、荷電粒子が発生する。この荷電粒子を契機としてプラズマを形成するようにしてもよい。また逆に、上述した荷電粒子の供給器または電磁波放射器を、着火、または、着火若しくは燃焼の支援に用いてもよい。またこのような荷電粒子の供給器をデポジットの付着する位置のごく近傍に設置してもよい。例えばインジェクタのノズル間の部材表面にヒータ等を設置してもよい。ただし、この場合は、荷電粒子の供給器はインジェクタからの燃料の飛沫を浴びないよう選ばれた適切な位置に配置することが望ましい。
上述した荷電粒子の供給器、電磁波放射器、及び、加速器はいずれも必ずしもシリンダヘッド102に設置することを要しない。シリンダボディ101、ピストン103、ガスケット104、吸気バルブ120、排気バルブ125などに設置してもよく、また、ディーゼルエンジン100のその他の部材に設置してもよい。
上述した各実施形態では、直噴方式のエンジンのインジェクタ130の先端部分131に付着したデポジットを除去した。しかし、本発明はこのようなものには限定されない。インジェクタは、PFI(Port Fuel Injection)方式や副室燃焼方式のエンジンに適用してもよい。
上述の各実施形態では、燃焼機関としてディーゼルエンジンを例示したが、本発明はこのようなものには限定されない。ガソリンエンジンをはじめとする火花点火式の内燃機関、HCCI(予混合圧縮自着火)エンジン、SCCI(成層圧縮自着火)エンジン等の自着火エンジンであってもよい。また、ピストン式の内燃機関に限らずロータリエンジン、ガスタービン機関、ラム機関等の内燃機関であってもよい。また、内燃機関に限らす外燃機関の燃焼器や炉などにも適用可能である。また、除去対象のデポジットは、インジェクタのノズルに付着するものには限定されない。点火プラグ、ピストンヘッドとシリンダとの境界部、本発明の適用対象となる燃焼機関において作動流体が流通するいずれの部分においても、本発明は適用可能である。これらの場合、荷電粒子の供給器、電磁波放射器及び加速器の配置及び構成は、適用対象となる燃焼機関及び除去対象のデポジットの付着位置に応じて適宜選択すればよい。
なお、今回開示した実施形態は単なる例示であって、本発明の範囲が前述の各実施形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、明細書及び図面の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明は、燃焼機関のデポジット除去に限らず、プラズマ洗浄一般、特に常時汚れが付着する分解洗浄が困難な部材のプラズマ洗浄に適用可能である。
第1の実施形態の概略構成及びその筒内直噴型のディーゼルエンジンにおけるインジェクタのデポジット除去への適用例を示す図である。 第4の実施形態の概略構成及びその筒内直噴型のディーゼルエンジンにおけるインジェクタのデポジット除去への適用例を示す図である。 第5の本実施形態の概略構成図である。
符号の説明
100 燃焼機関(ディーゼルエンジン)
101 シリンダブロック
102 シリンダヘッド
103 ピストン
104 ガスケット
120 吸気バルブ
125 排気バルブ
140 放電用線路
141 電磁波伝送線路
150 電極対
151 アンテナ
160 放電用電圧発生装置
161 電磁波発生装置
171 制御装置
200 コンデンサ
201 直流電源
300 キャビティ

Claims (5)

  1. 燃焼機関内のデポジットの除去装置であって、
    デポジットの堆積する第1空間に連通する第2空間内への荷電粒子の供給手段と、
    電磁波を照射し前記第2空間の電場強度を高めることによりこの空間に存在する荷電粒子にエネルギを与えプラズマを形成させる電磁波放射手段と、
    前記第2空間内のプラズマ中の荷電粒子の加速手段と
    を備え、
    加速器は、前記第2空間内のプラズマを前記第1空間へ導入しデポジットをプラズマに曝露させる
    ことを特徴とするデポジットの除去装置。
  2. 荷電粒子の供給手段は、燃焼機関の着火手段を用いて荷電粒子を供給する
    ことを特徴とする請求項1記載のデポジットの除去装置。
  3. 前記加速手段は、電場、磁場、及び、圧力場のいずれかの制御により、前記プラズマ中の荷電粒子を加速させる
    ことを特徴とする請求項1、または、請求項2記載のデポジットの除去装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のデポジットの除去装置を搭載した燃焼機関であって、
    前記第1空間に隣接する面が誘電体によりその周囲の部材から電気的に絶縁される
    ことを特徴とする燃焼機関。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のデポジットの除去装置を搭載した燃焼機関であって、
    少なくとも前記デポジットの除去装置の稼働時に、前記電磁波放射手段により放射される電磁波の定在波を形成しかつその腹となる空間が第2空間と重複するよう選ばれた形状の共振室を形成する
    ことを特徴とする燃焼機関。
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