JP2010035503A - 立体造形花壇 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体造形花壇において、重量を軽くすると共に、容易に作製できるようにする。
【解決手段】立体造形花壇1は、所望の形状に形成された発泡樹脂から成る躯体2と、躯体2の表面を被覆する植物3とを備える。植物3は、保水体である水苔4を植物3の根部31に巻付けた生育可能な状態で、躯体2に取付けられる。また、植物3は、躯体2に刺し込まれる専用の固定具5を用いて、躯体2に取付けられる。固定具5は、一本の金属を折り曲げて形成され、又は樹脂成型されており、水苔4及び植物の根部31に貫通させた状態で、躯体2に刺し込まれる。植物3は、躯体2に刺し込まれた固定具5に支えられることにより、躯体2に取付けられて、躯体2の表面を被覆する。躯体2が発泡樹脂から成るため、立体造形花壇1の重量を軽くすることできる。また、躯体2の表面に植物3を取付けるだけで、立体造形花壇1を容易に作製することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、植物を用いて立体的に造形した立体造形花壇に関するものである。
従来、植物を用いて鳥、熊、象等を模した形を立体的に造形する手法は、ツゲ等の植物を所望の形に刈り込む手法と(例えば特許文献1参照)、イギリスやカナダ等で行われているモザイクカルチャーと呼ばれる手法がある。モザイクカルチャーの手法では、(1)造形しようとする作品の骨格部分を鉄骨、鉄筋、鉄線等を用いて溶接等の手法で形造し、(2)骨格部分の外側に金網等を巻付けて作品の概略形状を形造り、(3)更に、金網の外側に土漏れ防止用の粗めの布状物を巻付け又は添着して、その上から手ぐす(ナイロン糸等)で布状物を固定し、(4)骨格部分と金網(布状物)との間隙に培養土を詰め込み、(5)布状物の外表面から、布状物を植物の小苗を植え込む必要サイズ(3〜5cm位)に切り開いたり押し開いたりして、そこへ植物の小苗の根部を押し込んで植え付ける、という工程で作品が製作される。
特開平6−70644号公報
ところが、上述したモザイクカルチャーの手法では、(1)骨格部分と金網との間隙に大量の培養土を詰め込むので、作品に重量があり、大型の作品は移動が難しい、(2)潅水等により重量のかかる部分があり、作品の形状が崩れ易い、(3)作品の上面と下面とで乾燥、過湿等、水分状態が異なり、水分管理が難しい、(4)植え込む植物は小さな苗しか使えないため、通常、1mあたり500本以上使用され、カナダのように夏期冷涼な地域では植物がむれずにゆっくり成長するので管理が容易であるが、日本では気候の変化が大きく植物が夏期に早く成長するのでむれたりして管理が難しい、等の欠点がある。このように、モザイクカルチャーの手法は、作品に重量があり移動が難しく、また、作製方法が煩雑なうえ、植物の植え込みに大変な労力を要すると共に、後の維持管理が難しいため、日本では普及していない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、重量を軽くすると共に容易に作製することができる立体造形花壇を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、所望の形状に形成された発泡樹脂から成る躯体と、躯体の表面を被覆する植物とを備え、植物は、培地に植付けた生育可能な状態で、又は水苔、スポンジを含む保水体を該植物の根部に巻付けた生育可能な状態で、躯体に取付けられて成るものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の立体造形花壇において、植物は、躯体に刺し込まれる先端に脱落防止の反しを有する固定具を用いて該固定具に支えられることにより、躯体に取付けられて成るものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載の立体造形花壇において、植物は、接着剤を用いて躯体の表面に接着されることにより、躯体に取付けられて成るものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の立体造形花壇において、躯体は、発泡樹脂の内部に骨格が設けられているものである。
請求項1の発明によれば、躯体が発泡樹脂から成るため、立体造形花壇の重量を軽くすることできる。また、躯体の表面に植物を取付けるだけで、容易に立体造形花壇を作製することができる。しかも、植物を躯体に直接に植え込まずに、別途育てた植物を躯体に取付けるため、ある程度大きく育った植物を使用でき、すぐに鑑賞できる立体造形花壇を作製することができる。さらに、取付ける植物の大きさにより、植物の取付け位置を自由に調節できるメリットがあると共に、成長の早い植物は取付け間隔を広く取るなど、植物の性質に合わせて植物の取付け位置を調節することができ、容易に立体造形花壇を作製することができる。
請求項2の発明によれば、固定具を用いて容易に植物を躯体に取付けて立体造形花壇を作製することができる。
請求項3の発明によれば、接着剤を用いて容易に植物を躯体に取付けて立体造形花壇を作製することができる。
請求項4の発明によれば、骨格によって躯体の耐力性が高められ、形状が崩れ難い立体造形花壇を作製することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態による立体造形花壇について図面を参照して説明する。図1は、立体造形花壇の構成を示す。立体造形花壇1は、植物を用いて立体的に造形したものであり、発泡樹脂から成る躯体2と、躯体2の表面を被覆する多数の植物3とを備える。躯体2は、所望の形状(立体的に造形して表現しようとするものの概略形状)に形成されている。各植物3は、保水体である水苔4を植物3の根部31に巻付けた生育可能な状態で、躯体2に取付けられている。また、各植物3は、専用の固定具5を用いて、躯体2に取付けられている。この立体造形花壇1は、動物の熊を立体的に造形して表現しており、台10に固定された状態で、例えば庭園等の地面に設置される。立体造形花壇1は、躯体2を作製し、その躯体2に植物3を取付けることにより、作製される。
躯体2の作製方法について説明する。躯体2は、例えば、発泡樹脂(発泡スチロール)を所望の形状に削り出すことにより作製する。この場合、1つの大きな発泡樹脂の塊りから、所望の形状に削り出してもよいし、複数の発泡樹脂の小片を接着して概ねの形状を形造った後、その細部を削って、所望の形状に削り出してもよい。なお、躯体2が大型の場合には、鉄骨や鉄筋を使用した骨格、木製の骨格、樹脂製の骨格に発泡樹脂を接着して、躯体2を作製してもよい。このようにすれば、躯体2は、発泡樹脂の内部に骨格が設けられたものとなり、骨格によって躯体2の耐力性が高められ、形状が崩れ難い立体造形花壇1を作製することができる。
また、躯体2は、例えば、金網状のものを用いて所望の形状を形造って、その外側にビニールシート等を巻付け、そして、その内部へ樹脂を注入、発泡させた後、表面のビニールシート等を取外すことにより、作製してもよい。
また、同じ形状の躯体2を複数個作製する場合には、上記の2つの方法のいずれかによって作製した躯体2を原型にして、FRP等で外型をとり、そして、外型を組み合わせて、その内部へ樹脂を注入、発泡させた後、外型を取外すことにより、躯体2を作製してもよい。このようにすれば、容易に、同形状の躯体2を複数個作製することができる。なお、躯体2が複雑な形状の場合には、発泡樹脂を複数の部分に分割成型して、それら分割成型した発泡樹脂を組立てて、躯体2を作製してもよい。また、躯体2が大型の場合には、鉄筋等で構成した芯部分に網状体(金網又は樹脂製網)を巻付けた骨格を用い、その骨格を内部に含むように外型を組み合わせて、その内部へ樹脂を注入、発泡させた後、外型を取外すことにより、躯体2を作製してもよい。このようにすれば、躯体2は、骨格に発泡樹脂が発泡成型されて、発泡樹脂の内部に骨格が設けられたものとなり、骨格によって躯体2の耐力性が高められ、形状が崩れ難い立体造形花壇1を作製することができる。
図2(a)(b)(c)は、植物3の構成、固定具5の構成、及び固定具5を用いた植物3の躯体2への取付構造を示す。図2(a)(b)(c)を参照して、植物3の構成、固定具5の構成、及び固定具5を用いた植物3の躯体2への取付けについて説明する。植物3は、ピット苗(根部31が径2〜3cm位の小さな苗)であり、別途栽培育成されたもので、根部31に培地を有していないものが用いられる。
固定具5は、躯体2に刺し込まれる2本の針状部51を備えており、各針状部51の先端(すなわち躯体2に刺し込まれる先端)に、躯体2からの脱落防止の反し52を有している。2本の針状部51は、繋ぎ部53を介して繋がれており、互いに略平行になっている。この固定具5は、一本の金属を折り曲げて形成されているか、又は、成型した樹脂により形成されている。
植物3は、このような構成の固定具5を用いて、躯体2に取付けられる。すなわち、植物3の根部31に水苔4を巻付けた後、固定具5の2本の針状部51を水苔4及び植物3の根部31に貫通させ(図2(b)参照)、そして、水苔4及び植物3の根部31に貫通させた2本の針状部51の先端を躯体2に刺し込む(図2(c)参照)。これにより、植物3及び水苔4は、躯体2に刺し込まれた固定具5の2本の針状部51によって支えられると共に、固定具5の繋ぎ部53によって針状部51からの抜けが防止される。躯体2に刺し込まれた針状部51は、反し52によって躯体2からの脱落が防止される。つまり、植物3は、水苔4を根部31に巻付けた生育可能な状態で、躯体2に刺し込まれた固定具5に支えられることにより、躯体2に取付けられる。
また、植物3の根部31に水苔4を巻付けた後、固定具51の2本の針状部51によって水苔4及び植物3の根部31を挟み込み、そして、植物3の水苔4及び植物3の根部31を挟み込んだ2本の針状部51の先端を躯体2に刺し込んでもよい。また、固定具5の2本の針状部51の一部に植物3の根部31を巻付けた後、植物3の根部31及び固定具5の2本の針状部51の一部に水苔4を巻付け、そして、植物3の根部31及び水苔4の巻付けられた2本の針状部51の先端を躯体2に刺し込んでもよい。これらのようにしても、植物3は、躯体2に刺し込まれた固定具5に支えられることにより、躯体2に取付けられる。
このような構成の立体造形花壇1によれば、躯体2が発泡樹脂から成るため、立体造形花壇1の重量を軽くすることができる。また、固定具5を用いて躯体2の表面に植物3を取付けるだけで、容易に立体造形花壇1を作製することができる。しかも、植物3を躯体2に直接に植え込まずに、別途育てた植物3を躯体2に取付けるため、ある程度大きく育った植物3を使用でき、すぐに鑑賞できる立体造形花壇1を作製することができる。さらに、取付ける植物3の大きさにより、植物3の取付け位置を自由に調節できるメリットがあると共に、成長の早い植物3は取付け間隔を広く取るなど、植物3の性質に合わせて植物3の取付け位置を調節することができ、容易に立体造形花壇1を作製することができる。また、躯体2が発泡樹脂から成るため、植物3を取付けながら、躯体2を削って、躯体2の形状を微調整することができる大きな利点があり、植物3を取付けながら躯体2の形状を微調整することにより、動物の体の曲線等を美しく造り出すことができる。
なお、上記実施形態において、水苔4に代えて、スポンジ等の水を含むことのできる物質を用いてもよい。すなわち、植物3は、スポンジ等の水を含むことのできる物質を植物3の根部31に巻付けた生育可能な状態で、躯体2に取付けられてもよい。また、植物3は、固定具5を用いずに、接着剤を用いて、植物3の根部31又は水苔4を躯体2の表面に接着することにより、躯体2に取付けられてもよく、固定具5と接着剤を併用して、躯体2に取付けられてもよい。
図3(a)(b)は、植物3の別の例、及びこの植物3の躯体2への取付構造を示す。この植物3は、上記図1及び図2に示したものと同様に、ピット苗(根部31が径2〜3cm位の小さな苗)であり、別途栽培育成されたものである。但し、この植物3は、上記図1及び図2に示したものと異なり、根部31に培地6を有している。植物3は、このようなものを用いてもよい。
このような植物3を用いる場合、植物3は、接着剤7を用いて、躯体2に取付けられる。すなわち、培地6の底面に接着剤を塗布し、そして、培地6の底面を躯体2の表面に貼り合せる。これにより、植物3及び培地6は、接着剤7によって躯体2の表面に接着される。つまり、植物3は、培地6に植付けた生育可能な状態で、接着剤7によって躯体2の表面に接着されることにより、躯体2に取付けられる。
なお、このような植物を用いる場合、植物3は、接着剤7を用いずに、上記図1及び図2に示した固定具5を用いて、躯体2に取付けられてもよい。この場合、固定具5の2本の針状部51を培地6に貫通さて躯体2に刺し込んでもよいし、また、固定具51の2本の針状部51によって培地6を挟み込み、そして、培地6を挟み込んだ2本の針状部51の先端を躯体2に刺し込んでもよい。これらのようにすれば、植物3は、培地6に植付けた生育可能な状態で、躯体2に刺し込まれた固定具5に支えられることにより、躯体2に取付けられる。また、植物3は、接着剤7と固定具5を併用して、躯体2に取付けられてもよい。
図4(a)(b)は、植物3のさらに別の例、及びこの植物3の躯体2への取付構造を示す。この植物3は、複数の植物単体3aが1つのマット状の培地6に栽培されたマット状植物であり、別途栽培育成されたものである。植物3は、このようなものを用いてもよい。なお、この植物3の栽培に用いられているマット状の培地6には、植物が堆積し、腐植化したピートモスと呼ばれる農業、園芸用土が用いられる。
このような植物3を用いる場合、植物3は、接着剤7及び上記図1及び図2に示した固定具5を併用して、躯体2に取付けられる。すなわち、培地6の底面に接着剤を塗布し、そして、培地6の底面を躯体2の表面に貼り合せると共に、固定具5の2本の針状部51を培地6に貫通させて躯体2に刺し込む。これにより、植物3及び培地6は、接着剤7によって躯体2の表面に接着されると共に、躯体2に刺し込まれた固定具5の2本の針状部51によって支えられる。つまり、植物3は、培地6に植付けた生育可能な状態で、接着剤7によって躯体2の表面に接着されると共に、躯体2に刺し込まれた固定具5に支えられることにより、躯体2に取付けられる。また、植物3は、図1乃至図4に示したものを混在させて躯体2に取付けてもよい。
図5は、固定具5の別の構成を示す。この固定具5は、躯体2に刺し込まれる1本の針状部51により構成されており、針状部51の先端(すなわち躯体2に刺し込まれる先端)に、躯体2からの脱落防止の反し52を有している。この固定具5は、一本の金属を折り曲げて形成されているか、樹脂成型されている。固定具5は、このような構成であってもよい。
図6は、固定具5のさらに別の構成を示す。この固定具5は、躯体2に刺し込まれる1本の針状部51により構成されており、針状部51の先端(すなわち躯体2に刺し込まれる先端)に、躯体2からの脱落防止の複数の反し52を有している。この固定具5は、プラスチック等の樹脂を成型加工して形成されている。固定具5は、このような構成であってもよい。
図7は、立体造形花壇1の別の構成を示す。立体造形花壇1(1a、1b,1c)は、例えばビルなどの建築物90の地面に垂直な壁面91に設置されており、レリーフ(浮彫)に造形されている。各立体造形花壇1a、1b,1cは、上記図1及び図2の構成と同様に、発泡樹脂から成る躯体2(2a、2b,2c)に、多数の植物3を生育可能な状態で取付けた構成となっている。立体造形花壇1aは、絵柄「★」の形をレリーフに造形して表現しており、表面は平面的になっている。立体造形花壇1bは、文字「A」の形をレリーフに造形して表現しており、表面は平面的になっている。立体造形花壇1cは、人の顔の形をレリーフに造形して表現しており、表面は凹凸のある形状になっている。
図8は、立体造形花壇1aの構成を示す。立体造形花壇1aは、絵柄「★」の形の外郭線を成す外郭枠11aを作って、その外郭枠11aを壁面91に取付け、そして、その外郭枠11aに囲まれた内側のボックス状になっている部分に、発泡樹脂から成る躯体2aを固定し、その躯体2aに多数の植物3を取付けることにより、作製される。外郭枠11aは、例えば、鉄板や木板によって作られる。植物3は、例えば、根部31に培地を有していないピット苗(上記図1及び図2に示したもの)が用いられる場合、上記図1及び図2の構成と同様に、水苔4を植物3の根部31に巻付けた生育可能な状態で、固定具5を用いて、躯体2aに取付けられる。
図9は、立体造形花壇1bの構成を示す。立体造形花壇1bは、文字「A」の形の外郭線を成す外郭枠11bを作って、その外郭枠11bを壁面91に取付け、そして、その外郭枠11bに囲まれた中に、発泡樹脂から成る躯体2bを固定し、その躯体2bに多数の植物3を取付けることにより、作製される。外郭枠11bは、上記図8の構成と同様に、例えば、鉄板や木板によって作られる。植物3は、上記図8の構成と同様に、例えば、根部31に培地を有していないピット苗が用いられる場合、水苔4を植物3の根部31に巻付けた生育可能な状態で、固定具5を用いて、躯体2bに取付けられる。
図10(a)(b)は、立体造形花壇1cの構成を示す。立体造形花壇1cは、人の顔の形の外郭線を成す外郭枠11cを作って、その外郭枠11cを壁面91に取付け、そして、その外郭枠11cに囲まれた中に、所望の凹凸形状(人の顔の凹凸形状)に削り出した発泡樹脂から成る躯体2cを固定し、その躯体2cに植物3を取付けることにより、作製される。外郭枠11cは、上記図8の構成と同様に、例えば、鉄板や木板によって作られる。植物3は、上記図8の構成と同様に、例えば、根部31に培地を有していないピット苗が用いられる場合、水苔4を植物3の根部31に巻付けた生育可能な状態で、固定具5を用いて、躯体2cに取付けられる。
本発明の一実施形態に係る立体造形花壇の構成を示す斜視図。 同立体造形花壇の植物の構成、固定具の構成、及び固定具を用いた植物の躯体への取付構造を示す斜視図であり、(a)は植物の根部に水苔を巻付ける前の図、(b)は植物の根部に水苔を巻付けた後、固定具を水苔及び植物の根部に貫通させた状態の図、(c)は水苔及び植物の根部に貫通させた固定具を躯体に刺し込んで、植物を躯体に取付けた状態の図。 同立体造形花壇に用いる植物の別の例、及びこの植物の躯体への取付構造を示す側面図であり、(a)は植物を躯体に取付ける前の図、(b)は植物を躯体に取付けた状態の図。 同立体造形花壇に用いる植物のさらに別の例、及びこの植物の躯体への取付構造を示す側面図であり、(a)は植物を躯体に取付ける前の図、(b)は植物を躯体に取付けた状態の図。 同立体造形花壇の植物を取付けるために用いる固定具の別の構成を示す正面図。 同立体造形花壇の植物を取付けるために用いる固定具のさらに別の構成を示す正面図。 同立体造形花壇の別の複数の構成を示す正面図。 同立体造形花壇の別の複数の構成のうちの1つの構成を示す分解斜視図。 同立体造形花壇の別の複数の構成のうちの別の1つの構成を示す分解斜視図。 (a)は同立体造形花壇の別の複数の構成のうちのさらに別の1つの構成を示す分解斜視図、(b)は同側面図。
符号の説明
1、1a、1b,1c 立体造形花壇
2、2a、2b,2c 躯体
3 植物
3a 植物単体
4 水苔(保水体)
5 固定具
6 培地
7 接着剤
31 植物の根部
51 針状部
52 反し
53 繋ぎ部

Claims (4)

  1. 所望の形状に形成された発泡樹脂から成る躯体と、前記躯体の表面を被覆する植物とを備え、
    前記植物は、培地に植付けた生育可能な状態で、又は水苔、スポンジを含む保水体を該植物の根部に巻付けた生育可能な状態で、前記躯体に取付けられて成ることを特徴とする立体造形花壇。
  2. 前記植物は、前記躯体に刺し込まれる先端に脱落防止の反しを有する固定具を用いて該固定具に支えられることにより、前記躯体に取付けられて成ることを特徴とする請求項1に記載の立体造形花壇。
  3. 前記植物は、接着剤を用いて前記躯体の表面に接着されることにより、前記躯体に取付けられて成ることを特徴とする請求項1に記載の立体造形花壇。
  4. 前記躯体は、発泡樹脂の内部に骨格が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の立体造形花壇。
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