JP2010031966A - トルクコンバータ、及びこれを備えた車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の始動後から、トルクコンバータの容量係数を制御することで、内燃機関の暖機を促進可能な制御技術を提供する。
【解決手段】車両1は、内燃機関10からポンプインペラ22に伝達された機械的動力を、ATFを介してタービンランナ24で受けて駆動輪9に向けて伝達可能であり、且つ容量係数を変更可能なトルクコンバータ20を有する。ECU100は、内燃機関10の始動後からトルクコンバータ20の容量係数を最も小さくする。ポンプインペラ22とタービンランナ24との間においてATFを介して伝達される機械的動力の伝達効率を内燃機関10の始動後から低下させて、トルクコンバータ20における動力損失を増大させることで、ATFの温度を上昇させて内燃機関10の暖機を促進する。また、伝達効率が低下した分、機関出力を増大させることで、当該機関出力の増大により内燃機関10の暖機を促進する。
【選択図】図1

Description

本発明は、容量係数を変更可能なトルクコンバータの制御技術に関し、特に、当該トルクコンバータと内燃機関を備えた車両の制御技術に関する。
ポンプインペラからの機械的動力を、フルード(ATF)を介して、タービンランナで受けるトルクコンバータには、その特性の一つである容量係数を変更可能なものがある(例えば、特許文献1,2参照)。特許文献1には、ポンプインペラ、タービンランナ、及びステータで構成されるATFの流路に面して温度に応じて変形する板状部材を設けることで、当該フルードの温度が上昇したときに、当該流路の断面積を小さくして、容量係数を変化させる技術が提案されている。
また、下記の特許文献3には、内燃機関と変速機とを備え、内燃機関を流れた冷却水の供給を受けて、上記ATFに相当する変速機油を加熱する熱交換器(以下、ATF加熱器と記す)を備えたものが提案されている。内燃機関の冷間時にあっては、ATF加熱器に向う冷却水流量を低減することで、内燃機関の暖機を促進することが提案されている。
特許第2635359号公報 特開平1−169170号公報 特開2002−89668号公報
ところで、上述のような容量係数を変更可能なトルクコンバータを備えた車両においては、内燃機関を始動した後、当該内燃機関や変速機をなるべく早期に暖機することが求められている。特に、内燃機関を始動した直後から、容量係数を制御することで、内燃機関の暖機を優先して行う制御技術が求められている。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、内燃機関の始動後から、トルクコンバータの容量係数を制御することで、内燃機関の暖機を促進可能な制御技術を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る車両は、原動機としての内燃機関と、内燃機関からポンプインペラに伝達された機械的動力を、ATFを介してタービンランナで受けて駆動輪に向けて伝達可能であり、且つ容量係数を変更可能なトルクコンバータと、トルクコンバータの容量係数と、内燃機関の始動とを制御可能な制御手段と、を有する車両であって、制御手段は、内燃機関の始動後からトルクコンバータの容量係数を最も小さくすることを特徴とする。
上記の車両において、制御手段は、内燃機関の機関本体を貫流した冷却水の温度である機関水温を推定する機関水温推定手段を含み、内燃機関の始動後から、少なくとも機関水温が予め設定された判定水温を上回るまでは、トルクコンバータの容量係数を最も小さくするものとすることができる。
上記の車両において、内燃機関の機関本体を貫流した冷却水の供給を受けて、前記ATFを加熱するATF加熱器と、内燃機関の機関本体からATF加熱器への冷却水の供給を制御可能な制御弁と、を備えるものであり、制御手段は、内燃機関の始動後から、機関水温が前記判定水温を上回るまでは、前記制御弁によりATF加熱器への冷却水の供給を停止させるものとすることができる。
上記の車両において、制御手段は、前記ATFの温度であるATF温を推定するATF温推定手段を含み、内燃機関の始動後から、ATF温が予め設定された判定油温を上回るまでは、トルクコンバータの容量係数を最も小さくするものとすることができる。
また、本発明に係る車両は、原動機としての内燃機関と、内燃機関からポンプインペラに伝達された機械的動力を、ATFを介してタービンランナで受けて駆動輪に向けて伝達可能であり、且つ容量係数を変更可能なトルクコンバータと、トルクコンバータの容量係数と、内燃機関の始動とを制御可能な制御手段と、を有し、制御手段は、内燃機関の機関本体を貫流した冷却水の温度である機関水温を推定する機関水温推定手段と、前記ATFの温度であるATF温を推定するATF温推定手段を含み、内燃機関の始動後から機関水温が予め設定された判定水温を上回るまでは、ATF温が予め設定された判定油温を上回る場合に比べて、トルクコンバータの容量係数を小さくするものとすることができる。
上記の車両において、制御手段は、トルクコンバータの容量係数を小さくする場合には、容量係数を大きくする場合に比べて、内燃機関からポンプインペラに向けて出力する機械的動力を増大させるものとすることができる。
また、本発明に係るトルクコンバータは、内燃機関の機関出力軸に係合するポンプインペラと、駆動輪に係合可能なタービンランナとを有し、当該ポンプインペラからの機械的動力を、ATFを介して、タービンランナに伝達可能であり、且つ容量係数を変更可能なトルクコンバータであって、内燃機関の始動後から容量係数が最も小さくなるよう制御する制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、制御手段は、内燃機関の始動後からトルクコンバータの容量係数を最も小さくするものとしたので、ポンプインペラとタービンランナとの間においてATFを介して伝達される機械的動力の伝達効率を内燃機関の始動後から低下させ、トルクコンバータにおける動力損失を増大させることで、ATFの温度を上昇させることができ、内燃機関の暖機を促進することができる。加えて、駆動輪に所望の機械的動力を伝達させるにあたって、上述のように伝達効率が低下した分、内燃機関から出力する機械的動力を増大させることとなるため、当該機械的動力の増大により内燃機関の暖機を促進することができる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態(以下、実施形態と記す)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
まず、本実施形態に係るトルクコンバータの制御技術が適用される車両の概略構成と、内燃機関の冷却回路について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、車両の概略構成を示す模式図である。図2は、内燃機関の冷却回路を示す模式図である。図3は、トルクコンバータにおける速度比、伝達効率、及び容量係数との関係を示す説明図である。
図1に示すように、車両1には、駆動輪9を駆動するための原動機としての内燃機関10と、内燃機関10からの機械的動力を、変速して推進軸7に伝達する自動変速機40と、推進軸7からの機械的動力を、左右の駆動輪9に分配する終減速装置8等が設けられている。車両1は、内燃機関10からの機械的動力を、自動変速機40により変速し、トルクを変化させて、推進軸7に伝達する。車両1は、機関出力のうち推進軸7に伝達された機械的動力を、終減速装置8により左右の駆動軸に分配して駆動輪9に伝達する。駆動輪9の接地面に生じた駆動力により車両1は駆動される。
内燃機関10と自動変速機40は、一体に結合されて動力出力装置(パワープラント)5を構成し、車両1に搭載される。車両1には、内燃機関10、自動変速機40のトルクコンバータ20及び変速機構44を協調して制御する制御手段として車両用電子制御装置(以下、単に「ECU」と記す)100が設けられている。ECU100は、各種の制御定数を記憶する記憶手段としてROM(図示せず)を有している。
内燃機関10は、燃料のエネルギを燃焼により機械的動力に変換して出力する熱機関であり、ピストン往復動機関である。内燃機関10は、図示しない燃料噴射装置、点火装置、及びスロットル弁装置を備えている。これら装置は、ECU100により制御される。内燃機関10は、発生した機械的動力を、機関出力軸(クランク軸)12から出力する。機関出力軸12には、後述する自動変速機40を構成するトルクコンバータ20のポンプインペラ22が係合している。内燃機関10が機関出力軸12から出力する機械的動力(以下、機関出力と記す)は、ECU100により制御される。
また、内燃機関10には、シリンダブロック14及びシリンダヘッド16(図2参照)で構成される機関本体の内部を貫流した冷却水(クーラント)の温度(以下、機関水温と記す)の温度を検出する水温センサ55が設けられており、検出した機関水温に係る信号を、ECU100に送出している。
また、車両1には、内燃機関10(原動機)が機関出力軸12から出力する機関出力を変速して推進軸7に伝達する動力伝達装置として、自動変速機40が設けられている。自動変速機40は、内燃機関10からの機械的動力を受けて変速機構44に伝達するトルクコンバータ20と、トルクコンバータ20からの機械的動力を変速して、駆動輪9に係合する推進軸7に伝達する変速機構44とを有している。
トルクコンバータ20及び変速機構44の内部には、自動変速機40用のフルード(以下、ATFと記す)が充填されている。ATFは、変速機構44の潤滑及び冷却と、トルクコンバータ20内における動力伝達に供される。ATFは、トルクコンバータ20内と、変速機構44内とを、それぞれ貫流し、自動変速機40内を循環する。つまり、ATFは、トルクコンバータ20と変速機構44で共用されている。また、自動変速機40には、トルクコンバータ20及び変速機構44の内部を流れるATFを加熱可能な熱交換器であるATF加熱器70(図2参照)と、ATF加熱器70に内燃機関10からの冷却水を流すか否かを切替えるATF加熱器用制御弁(以下、単に「制御弁」と記す)74が設けられている。制御弁74の開閉弁状態は、ECU100により制御される。
トルクコンバータ20は、ポンプインペラ22とタービンランナ24とステータ26から構成されている流体伝動装置であり、容量係数を変更可能に構成されている。ポンプインペラ22は、機関出力軸12に係合しており、内燃機関10の機関出力軸12からの機械的動力である機関出力が伝達される。タービンランナ24は、伝達軸28を介して変速機構44の入力軸(図示せず)に係合している。つまり、タービンランナ24は、変速機構44を介して駆動輪9に係合可能となっており、ポンプインペラ22からの機械的動力を受けて、駆動輪9に向けて伝達可能となっている。
ステータ26は、ワンウェイクラッチ27に結合されており、当該ワンウェイクラッチ27は、反力部材30及びブレーキ機構33を介して自動変速機40のハウジング41に係合可能に構成されている。ブレーキ機構33は、ワンウェイクラッチ27のうち、ステータ26が結合される側と反対側は、反力部材30に固定されている。ブレーキ機構33は、ワンウェイクラッチ27の一方側が固定された反力部材30と、ハウジング41とを係合させる力(以下、係合力と記す)を調整可能に構成されている。ブレーキ機構33の係合力は、図示しないアクチュエータを介してECU100により制御される。
トルクコンバータ20は、内燃機関10の機関出力軸12からの機械的動力を、ポンプインペラ22で受けて、作動媒体としてのATFを介してタービンランナ24に伝達する。ポンプインペラ22からタービンランナ24に流れたATFは、ステータ26により流動方向を変えられて、再びポンプインペラ22に流入する。これにより、ポンプインペラ22からタービンランナ24に伝達されるトルクを増大させる。このとき、ポンプインペラ22に対してタービンランナ24の回転速度は減少する。すなわち、ポンプインペラ22とタービンランナ24との間には、速度比(タービンランナの回転速度/ポンプインペラの回転速度)が生じる。
このように構成されたトルクコンバータ20において、ECU100がブレーキ機構33の係合力を増大させて、反力部材30をハウジング41に対して静止させると、ステータ26は、反力部材30に対して、ポンプインペラ22及びタービンランナ24と同一方向にのみ回転可能となる。この状態において、トルクコンバータ20の容量係数は、図3に実線で示すように、各速度比において最も大きくなり、伝達効率が各速度比において最も高くなる。
一方、ECU100がブレーキ機構33の係合力を、上述の状態から低下させる、例えばゼロにすると、ステータ26、ワンウェイクラッチ27、及び反力部材30は、正逆自在に回転可能となり、図3に一点鎖線で示すように、トルクコンバータ20の容量係数は、各速度比において最も小さくなり、トルクコンバータ20の伝達効率も、各速度比において最も低くなる。ECU100が、ブレーキ機構33の係合力を小さくするに従って、トルクコンバータ20の容量係数を小さくすることができ、伝達効率を低下させることができる。つまり、ECU100は、トルクコンバータ20の容量係数、すなわちトルクコンバータ20における伝達効率を制御可能なものとなっている。
トルクコンバータ20の伝達効率が低下すると、内燃機関10からポンプインペラ20に伝達された機械的動力のうち、タービンランナ24から駆動輪9に向けて伝達される機械的動力の割合が減少し、その分、トルクコンバータ20における動力損失(摩擦損失)が増大する。つまり、内燃機関10の機関出力のうち、駆動輪9に伝達される機械的動力(以下、駆動動力と記す)が占める割合が減少する。
したがって、ECU100がトルクコンバータ20の容量係数が比較的小さくなるよう制御している場合、駆動輪9に所望の駆動動力を伝達するには、容量係数が大きくなるよう制御している場合に比べて機関出力を増大させる必要がある。機関出力の増大は、内燃機関10の機関本体(シリンダブロック14及びシリンダヘッド16)における発熱量を増大させて、当該機関本体(14,16)を貫流した冷却水の温度である機関水温を上昇させる。
加えて、ECU100がトルクコンバータ20の容量係数が比較的小さくなるよう制御している場合、トルクコンバータ20における摩擦損失が増大する。当該摩擦損失は、熱エネルギとしてトルクコンバータ20内を流れるATFに放散されて、ATFの温度(以下、ATF温と記す)を上昇させる。自動変速機40には、トルクコンバータ20を含む自動変速機40内を流れるATF温を検出するATF温センサ85が設けられており、ATF温に係る信号をECU100に送出している。
次に、本実施形態に係る内燃機関の冷却回路について、図2を用いて説明する。図2は、内燃機関10の冷却回路を示す模式図である。
図2に示すように、内燃機関10には、シリンダブロック14に隣接して、冷却水を圧送する冷却水ポンプ50が設けられており、冷却水ポンプ50より冷却水の流動方向の上流側(以下、単に「上流側」と記す)には、サーモスタット弁64を収容するサーモハウジング54が配設されている。冷却水ポンプ50は、機関出力軸12からの機械的動力を受けて作動し、サーモハウジング54内の冷却水をシリンダブロック14、及びシリンダヘッド16に向けて圧送する。シリンダヘッド16を流れた冷却水のうち一部は、バイパス通路52を通ってサーモハウジング54に戻るよう構成されている。
また、車両1は、走行風等を受けて冷却水を冷却可能な熱交換器であるラジエータ60と、暖房等のために冷却水の熱を車室内に放散可能な熱交換器であるヒータコア67とを有している。上述のサーモスタット弁64は、所定の機関水温で、ラジエータ60に冷却水を流すか否かを切り替えることが可能に構成されている。サーモスタット弁64が開弁状態にある場合、シリンダヘッド16を流れた冷却水のうち一部は、通路56を通ってラジエータ60を貫流し、通路62を通ってサーモハウジング54に戻る。一方、サーモスタット弁64の開閉弁状態に拘らず、シリンダヘッド16からの冷却水の一部は、通路66を通ってヒータコア67を貫流し、通路68を通ってサーモハウジング54に戻る。
なお、内燃機関10の冷却回路は、サーモスタット弁64の開閉弁に拘らず、シリンダヘッド16(機関本体)を流れた冷却水を、内燃機関10のスロットル装置やEGR(排気ガス再循環)装置に導き、サーモハウジング54に戻す冷却回路を含むものとしても良い。
また、自動変速機40には、上述のようにATFを加熱可能な熱交換器であるATF加熱器70が設けられている。車両1には、シリンダブロック14(機関本体)からATF加熱器70に冷却水を導くフィード通路72と、ATF加熱器70を貫流した冷却水を、上述のヒータコア67に向かう通路66に流すリターン通路76が設けられている。内燃機関10の冷却回路は、シリンダブロック14において熱せられた冷却水をATF加熱器70に流すことで、ATF加熱器70において冷却水の熱をATFに向けて放散し、ATFを加熱することが可能となっている。フィード通路72の途中には、ATF加熱器70を流れる冷却水の流量を調整可能な制御弁74が設けられている。制御弁74の開閉弁状態は、ECU100により制御される。
また、車両1には、運転者により選択された走行レンジを検出するシフトポジションセンサ(図示せず)が設けられている。走行レンジには、主に駐車時に用いられ自動変速機40を機械的にロックして駆動輪9が回転しない状態にするPレンジと、自動変速機40に後進の変速段を選択させて車両1の後進走行を可能にするRレンジと、自動変速機40を中立状態すなわち原動機からの機械的動力を駆動輪9に伝達させない状態にするNレンジと、自動変速機40に前進の変速段を選択させて車両1の前進走行を可能にするDレンジなどがある。シフトポジションセンサは、運転者により選択された走行レンジに係る信号をECU100に送出している。
ECU100は、水温センサ55からの機関水温に係る信号と、ATF温センサ85からのATF温に係る信号とを検出しており、機関水温、及びATF温を制御変数として推定している。また、運転者により操作されるイグニッションキー(スイッチ)のオン/オフ状態など内燃機関10の始動の有無に係る信号や、運転者により選択された走行レンジに係る信号等を検出しており、内燃機関10の作動/非作動状態を把握している。これら制御変数に基づいて、ECU100は、ブレーキ機構33の係合力すなわちトルクコンバータ20の容量係数と、内燃機関10の始動と、内燃機関10の機関出力と、制御弁74の開度及び開閉弁状態とを、協調して制御することが可能となっている。
以上のように構成された車両1においては、内燃機関10を始動した後、当該内燃機関10や自動変速機40をなるべく早期に暖機することが求められている。特に、内燃機関を始動した直後(以下、単に「内燃機関の始動後」と記す)から、トルクコンバータ20の容量係数を制御することで、内燃機関10の暖機を促進することが求められている。
そこで、本実施形態に係る車両1において、制御手段としてのECU100は、内燃機関10の始動後からトルクコンバータ20の容量係数が最も小さくなるよう制御しており、以下に図1〜図6を用いて説明する。図4は、制御手段(ECU)が実行するトルクコンバータ制御を示すフローチャートである。図5は、制御手段(ECU)が実行するトルクコンバータ制御と、機関水温とATF温の変化を示すタイミングチャートである。図6は、ATF温とATF粘度との関係を示す図である。
図5に時点t0に示すように、運転者によりイグニッションキー等が操作されて、内燃機関10が始動して作動状態となり、さらに、運転者によりDレンジが選択されて走行可能となったときに、ECU100は、本実施形態に係るトルクコンバータ制御を開始する。この時点t0における機関水温をTw0とし、ATF温をTf0とする。
図4に示すように、ECU100は、まずステップS100において、各種制御変数を取得する。制御変数には、機関水温、ATF温等が含まれている。
そして、ステップS102において、ECU100は、機関水温が、予め設定された判定水温Tw1より低いか否かを判定する。判定水温Tw1は、内燃機関10において、筒内における燃焼が安定するような機関水温であり、例えば、可変バルブタイミング機構により吸気中心角を変更して筒内に内部EGRガスを導入する制御が許可されるような機関水温等に設定されている。この判定水温Tw1を下回る場合、ECU100は、内燃機関10の暖機を最も優先すべきと判断する。この判定水温Tw1は、予め適合実験等により求められており、制御定数としてECU100のROMに記憶されている。
図5に時点t0〜t1で示すように、機関水温が、判定水温Tw1を下回る(S102:Yes)の場合、ECU100は、内燃機関10の暖機を最優先すべきと判断して、ステップS104において、ATF加熱器用の制御弁74を閉弁する。これにより、シリンダブロック14(機関本体)からATF加熱器70への冷却水の流れを遮断して、機関水温を上昇させる。
これと共に、ステップS106において、ECU100は、トルクコンバータ20の容量係数が最も小さくなるよう、ブレーキ機構33の係合力をゼロに制御して、伝達効率を低下させる。このように伝達効率を低下させた分、ECU100は、内燃機関10の機関出力を増大させて、駆動輪9に伝達される駆動動力を所望の値に維持する。これにより、内燃機関10の機関本体(シリンダヘッド14及びシリンダブロック16)における発熱量を増大させる。このようにして、時点t0〜t1においては、動力出力装置5のうち内燃機関10の暖機を優先的に促進する。
一方、図5に時点t1以降に示すように、機関水温が、判定水温Tw1以上である(S102:No)場合には、ECU100は、ステップS108において、ATF加熱器70用の制御弁74を開弁する。これにより、動力出力装置5は、機関本体を貫流して熱せられた冷却水を、ATF加熱器70に供給して、自動変速機40内を循環するATFを加熱する。これにより、ATFの温度が上昇し、図6に示すように、ATFの温度が上昇するに従って、ATFの粘度が低下していく。
そして、ステップS110において、ECU100は、ATF温が、予め設定された判定油温Tf2を上回るか否かを判定する。判定油温Tf2は、図6に示すように、これ以上ATF温が上昇しても、さほど粘度が低下していかないようなATF温に設定されている。判定油温Tf2は、予め適合実験等により求められており、制御定数としてECU100のROMに記憶されている。
図5に時点t1〜t2で示すように、ATF温が判定油温Tf2を下回る(S110:Yes)場合、ステップS106に進み、ECU100は、トルクコンバータ20の容量係数を、そのまま最も小さくなるよう制御する。これにより、時点t1〜t2においては、内燃機関10の暖機が、引き続き優先的に行われる。内燃機関10の優先的な暖機が行われると共に、ATF加熱器70がATFを加熱することにより自動変速機40の暖機も行われる。
一方、図5に時点t2以降に示すように、ATF温が判定油温Tf2以上である(S110:No)と判定された場合、ECU100は、ステップS112において、トルクコンバータ20の容量係数が最も大きくなるよう、ブレーキ機構33の係合力を増大し、反力部材30及びワンウェイクラッチ27をハウジング41に対して静止させて、伝達効率を増大させる。これにより、ATFの粘度が低下して自動変速機40の暖機が完了した時点t2以降において、車両1は、所望の駆動動力を駆動輪9に伝達するにあたって、なるべく機関出力を低いものにすることができ、内燃機関10における燃料消費を抑制することができる。
以上に説明したように本実施形態に係る車両1は、内燃機関10からポンプインペラ22に伝達された機械的動力を、ATFを介してタービンランナ24で受けて駆動輪9に向けて伝達可能であり、且つ容量係数を変更可能なトルクコンバータ20と、トルクコンバータ20の容量係数と、内燃機関10の始動とを制御可能な制御手段としてのECU100とを有する。ECU100は、内燃機関10の始動後(時点t0)からトルクコンバータ20の容量係数を最も小さくするものとしたので、ポンプインペラ22とタービンランナ24との間においてATFを介して伝達される機械的動力の伝達効率を内燃機関10の始動後から低下させ、トルクコンバータ20における動力損失を増大させることで、ATFの温度を上昇させることができ、内燃機関10の暖機を促進することが可能となる。加えて、駆動輪9に所望の駆動動力を伝達させるにあたって、上述のように伝達効率が低下した分、機関出力を増大させることとなり、当該機関出力の増大により内燃機関10の暖機を促進することができる。
また、本実施形態に係る車両1において、ECU100は、内燃機関10の機関本体(14,16)を貫流した冷却水の温度である機関水温を推定する機能(機関水温推定手段)を含み、内燃機関10の始動後から、少なくとも機関水温が予め設定された判定水温Tw1を上回るまでは、トルクコンバータ20の容量係数を最も小さくするものとした。内燃機関10の始動後から判定水温Tw1に至るまでは、ATFの温度上昇及び機関出力の増大により内燃機関10の暖機を促進することができる。
また、本実施形態に係る車両1は、内燃機関10の機関本体(14,16)を貫流した冷却水の供給を受けて、前記ATFを加熱するATF加熱器70と、内燃機関10の機関本体(14,16)からATF加熱器70への冷却水の供給を制御可能な制御弁74とを備えるものであり、ECU100は、内燃機関10の始動後から、機関水温が前記判定水温Tw1を上回るまでは、前記制御弁74により、ATF加熱器70への冷却水の供給を停止させるものとしたので、判定水温Tw1に達するまでは、機関水温の上昇を促進して内燃機関10の暖機を優先的に行うことができる。一方、判定水温Tw1に達した後は、機関本体(14,16)からATF加熱器70に冷却水を供給して、トルクコンバータ20や、これを含む自動変速機40の暖機を促進することが可能となる。
また、本実施形態に係る車両1において、ECU100は、前記ATFの温度であるATF温を推定する機能(ATF温推定手段)を含み、内燃機関10の始動後から、ATF温が予め設定された判定油温Tf2を上回るまでは、トルクコンバータ20の容量係数を最も小さくするものとしたので、トルクコンバータ20やこれを含む自動変速機40が所望の温度にまで暖機されるまでは、トルクコンバータ20の伝達効率を低下させて、ATFの温度上昇及び機関出力の増大により内燃機関10及びトルクコンバータ20の暖機を図ることができる。
なお、本実施形態に係る車両1において、ECU100は、内燃機関10の始動後からトルクコンバータ20の容量係数を最も小さくするものとしたが、容量係数の制御手法は、これに限定されるものではない。内燃機関10の始動後の所定の期間においては、内燃機関10及び自動変速機40の暖機がある程度達成された場合に比べて、トルクコンバータ20における伝達効率を低下させることができれば良い。つまり、内燃機関10の始動後から機関水温が判定水温Tw1を上回るまでは、ATF温が判定油温Tf2を上回る場合に比べて、トルクコンバータ20の容量係数を比較的小さくするものすることも好適である。
また、本実施形態に係る車両1において、ECU100は、トルクコンバータ20の容量係数を小さくする場合には、容量係数を大きくする場合に比べて、内燃機関10からポンプインペラ22に向けて出力する機械的動力を増大させるものとしたので、容量係数を小さくして、トルクコンバータ20の伝達効率が低下しても、所望の機械的動力を駆動輪9に伝達させることが可能となる。
また、本実施形態に係るトルクコンバータ20は、内燃機関10の機関出力軸12に係合するポンプインペラ22と、駆動輪9に係合可能なタービンランナ24とを有し、当該ポンプインペラ22からの機械的動力を、ATFを介して、タービンランナ24に伝達可能であり、且つ容量係数を変更可能なトルクコンバータ20であって、内燃機関10の始動後(時点t0)から容量係数が最も小さくなるよう制御する制御手段(ECU100)を備えることを特徴とする。ECU100は、ポンプインペラ22とタービンランナ24との間においてATFを介して伝達される機械的動力の伝達効率を内燃機関10の始動後から低下させ、トルクコンバータ20における動力損失を増大させることで、ATFの温度を上昇させることができ、トルクコンバータ20、及びトルクコンバータ20のポンプインペラ22に機械的動力を出力する内燃機関10の暖機を促進することができる。
なお、本実施形態において、ECU100は、内燃機関10の始動後(時点t0)から、ATF温が予め設定された判定油温Tf2を上回るまでは、トルクコンバータの容量係数を最も小さくし、その後、容量係数を大きくするものとしたが、容量係数を変化させる態様は、これに限定されるものではない。内燃機関10の始動後から、少なくとも機関水温が予め設定された判定水温Tw1を上回るまでは、トルクコンバータの容量係数が最も小さく制御されれば良く、機関水温が判定水温Tw1を下回る場合には、容量係数が最も小さくなるよう制御し、判定水温Tw1に達した後は、容量係数が大きくなるよう制御しても良い。この態様によれば、内燃機関10の暖機がある程度達成された時点からは、トルクコンバータ20の伝達効率を高くして、所望の駆動動力を駆動輪9に伝達するにあたっての、内燃機関10が出力すべき機関出力を抑制し、内燃機関10における燃料消費を抑制することができる。
また、本実施形態において、ECU100は、ワンウェイクラッチ27の一方側が固定された反力部材30と、自動変速機40のハウジング41とを係合させる係合力を調整することで、トルクコンバータ20の容量係数を変化させるものとしたが、当該容量係数を変化させる手法は、これに限定されるものではない。ポンプインペラ、タービンランナ、及びステータを循環するATFの流路断面積を変化させることで、トルクコンバータの容量係数を変化させるものとしても良い。トルクコンバータの容量係数を変化させる手法については、様々な技術を用いることが可能である。
以上のように、本実施形態に係るトルクコンバータ及び車両の制御技術は、容量係数を変更可能なトルクコンバータに有用であり、特に、当該トルクコンバータと、原動機としての内燃機関を備えた車両に有用である。
本実施形態に係る車両の概略構成を示す模式図である。 本実施形態に係る内燃機関の冷却回路を示す模式図である。 本実施形態に係るトルクコンバータにおける速度比、伝達効率、及び容量係数との関係を示す説明図である。 本実施形態に係る制御手段(ECU)が実行するトルクコンバータ制御を示すフローチャートである。 本実施形態に係る制御手段(ECU)が実行するトルクコンバータ制御と、機関水温とATF温の変化を示すタイミングチャートである。 ATF温とATF粘度との関係を示す図である。
符号の説明
1 車両
9 駆動輪
10 内燃機関
12 機関出力軸
14 シリンダブロック(機関本体)
16 シリンダヘッド(機関本体)
20 トルクコンバータ
22 ポンプインペラ
24 タービンランナ
26 ステータ
27 ワンウェイクラッチ
30 反力部材
33 ブレーキ機構
40 自動変速機
44 変速機構
50 冷却水ポンプ
55 水温センサ
64 サーモスタット弁
70 ATF加熱器
74 ATF加熱器用制御弁(制御弁)
85 ATF温センサ
100 電子制御装置(ECU、制御手段、機関水温推定手段、ATF温推定手段)

Claims (7)

  1. 原動機としての内燃機関と、
    内燃機関からポンプインペラに伝達された機械的動力を、ATFを介してタービンランナで受けて駆動輪に向けて伝達可能であり、且つ容量係数を変更可能なトルクコンバータと、
    トルクコンバータの容量係数と、内燃機関の始動とを制御可能な制御手段と、
    を有する車両であって、
    制御手段は、
    内燃機関の始動後からトルクコンバータの容量係数を最も小さくする
    ことを特徴とする車両。
  2. 請求項1に記載の車両において、
    制御手段は、
    内燃機関の機関本体を貫流した冷却水の温度である機関水温を推定する機関水温推定手段を含み、
    内燃機関の始動後から、少なくとも機関水温が予め設定された判定水温を上回るまでは、トルクコンバータの容量係数を最も小さくする
    ことを特徴とする車両。
  3. 請求項2に記載の車両において、
    内燃機関の機関本体を貫流した冷却水の供給を受けて、前記ATFを加熱するATF加熱器と、
    内燃機関の機関本体からATF加熱器への冷却水の供給を制御可能な制御弁と、
    を備えるものであり、
    制御手段は、
    内燃機関の始動後から、機関水温が前記判定水温を上回るまでは、前記制御弁によりATF加熱器への冷却水の供給を停止させる
    ことを特徴とする車両。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両において、
    制御手段は、
    前記ATFの温度であるATF温を推定するATF温推定手段を含み、
    内燃機関の始動後から、ATF温が予め設定された判定油温を上回るまでは、トルクコンバータの容量係数を最も小さくする
    ことを特徴とする車両。
  5. 原動機としての内燃機関と、
    内燃機関からポンプインペラに伝達された機械的動力を、ATFを介してタービンランナで受けて駆動輪に向けて伝達可能であり、且つ容量係数を変更可能なトルクコンバータと、
    トルクコンバータの容量係数と、内燃機関の始動とを制御可能な制御手段と、
    を有し、
    制御手段は、
    内燃機関の機関本体を貫流した冷却水の温度である機関水温を推定する機関水温推定手段と、
    前記ATFの温度であるATF温を推定するATF温推定手段を含み、
    内燃機関の始動後から機関水温が予め設定された判定水温を上回るまでは、ATF温が予め設定された判定油温を上回る場合に比べて、トルクコンバータの容量係数を小さくする
    ことを特徴とする車両。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両において、
    制御手段は、
    トルクコンバータの容量係数を小さくする場合には、容量係数を大きくする場合に比べて、内燃機関からポンプインペラに向けて出力する機械的動力を増大させる
    ことを特徴とする車両。
  7. 内燃機関の機関出力軸に係合するポンプインペラと、駆動輪に係合可能なタービンランナとを有し、当該ポンプインペラからの機械的動力を、ATFを介して、タービンランナに伝達可能であり、且つ容量係数を変更可能なトルクコンバータであって、内燃機関の始動後から容量係数が最も小さくなるよう制御する制御手段を備えることを特徴とするトルクコンバータ。
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