JP2010029967A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、電動工具の電池部のからモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たすFET素子等の電子部品や変速制御に用いられる電子部品を金属製の放熱フィン部の保持方法として、変速制御に用いられる電子部品にストレスを与えることなく、かつ、限られた狭い場所にも金属製の放熱フィン部、変速制御に用いられる電子部品を配設できることにある。
【解決手段】
スイッチ部の変速、電池部からモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たす保護回路等に用いられるFET素子等の電子部品、該FET素子等の電子部品の放熱効率を向上するための金属製の放熱フィン部の前記FET素子との接触面の境界部付近に凹形状の溝部を配設することにより解決することができる。
【選択図】 図3
本発明は、電動工具の電池部のからモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たすFET素子等の電子部品や変速制御に用いられる電子部品を金属製の放熱フィン部の保持方法として、変速制御に用いられる電子部品にストレスを与えることなく、かつ、限られた狭い場所にも金属製の放熱フィン部、変速制御に用いられる電子部品を配設できることにある。
【解決手段】
スイッチ部の変速、電池部からモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たす保護回路等に用いられるFET素子等の電子部品、該FET素子等の電子部品の放熱効率を向上するための金属製の放熱フィン部の前記FET素子との接触面の境界部付近に凹形状の溝部を配設することにより解決することができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、直流方式あるいは交流方式のモータを備えた電動工具の電池部からモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たす保護回路部や変速制御に用いられる電子部品の保持構造に関するものである。
従来技術なる一般的な電動工具の電池部からモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たす保護回路部や変速制御に用いられる電子部品の保持構造としては、前記金属製の放熱フィン部の一平面上に、変速制御に用いられる電子部品をネジを用いて締結する構造がある。
また、他の方法として、前記ネジを用いての締結時に、前記ネジと前記電子部品間に生じる摩擦力で前記電池部からモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たす保護回路部や前記変速制御に用いられる電子部品が回動してしまうことを防止する構造としては、図8〜9に示す様に、前記金属製の放熱フィン部13の断面を凹形状(二段形状)として、底面部に前記変速制御に用いられる電子部品16をネジを用いて締結し、両サイドの壁面部にて前記変速制御に用いられる電子部品16の回転を抑え、指定した位置に前記変速制御に用いられる電子部品16を配設できる構造がある。
従来技術なる電動工具の電池部からモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たす保護回路部や変速制御に用いられる電子部品の保持構造としては、金属製の放熱フィン部13の一平面上に、変速制御に用いられる電子部品16をネジを用いて締結する構造がある。
上記構造は、前記金属製の放熱フィン部13の一平面上に、変速制御に用いられる電子部品16をネジを用いて締結する時、ネジの締付け方向に摩擦力で変速制御に用いられる電子部品が回動してしまうことにより、詳細な位置決めが困難となる。
また、別構造として、前記金属製の放熱フィン部13の断面を凹形状(二段形状)として、前記凹形状(二段形状)の底面部に前記変速制御に用いられる電子部品16をネジを用いて締結する構造がある。
上記構造においては、前記金属製の放熱フィン部13の両サイドに壁面部13bを配設したことにより、ネジを用いての締結時に、変速制御に用いられる電子部品16が回動しようとしても、前記両サイドに壁面部13bに抑止され、詳細な位置決めが可能となる。
しかしながら、図10に示す様に、前記金属製の放熱フィン部13凹形状(二段形状)の底面と壁面の角部にR形状(角R)が存在した場合、前記変速制御に用いられる電子部品16をネジを用いて前記金属製の放熱フィン部13をネジを用いて締結時、前記変速制御に用いられる電子部品16の角部と、前記金属製の放熱フィン部13凹形状(二段形状)の底面と壁面部13b角部のR形状(角R)が干渉する。
尚、前記金属製の放熱フィン部13は、製造コストを考慮すると機械加工にて行うことは難しく、アルミのダイキャスト等の型物として製作するのが一般的で、型の寿命を考慮すると、前記金属製の放熱フィン部13凹形状(二段形状)の底面と壁面の角部をR無し形状(直角形状)とすることは困難を有する。
前記金属製の放熱フィン部13凹形状(二段形状)の底面と壁面の角部にR形状(角R)が付加され、前記変速制御に用いられる電子部品16の角部と、前記金属製の放熱フィン部13凹形状(二段形状)の底面と壁面の角部にR形状(角R)が干渉した場合、前記金属製の放熱フィン部13と前記変速制御に用いられる電子部品16が面接触できなくなり放熱効率が悪化するのに加え、前記変速制御に用いられる電子部品16にストレスが発生、機械的に損傷、そして機能を満たさなくなる不具合が生ずることとなる。
本発明の目的は、電動工具の電池部のからモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たすFET素子等の電子部品や変速制御に用いられる電子部品を金属製の放熱フィン部へ保持する方法として、電子部品にストレスを与えることなく、かつ、限られた狭い場所にも金属製の放熱フィン部、変速制御に用いられる電子部品を配設できることにある。
上記目的は、FET素子、サイリスタ等の電子部品、該FET素子、サイリスタ等の電子部品の放熱効率を向上するための金属製の放熱フィン部の前記FET素子、サイリスタ等の変速制御に用いられる電子部品との接触面の境界部付近に凹形状の溝部を配設することによって達成される。
本発明によれば、電動工具の電池部からモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たす、或いは、変速制御に用いられる電子部品を金属製の放熱フィン部へ保持する方法として、電子部品にストレスを与えることなく、かつ、限られた狭い場所にも金属製の放熱フィン部、変速制御に用いられる電子部品を配設できることにある。
本発明を充電式電動工具であるコードレスロータリーハンマドリルに適用した場合の実施の形態を以下に説明する。
図1は本発明を使用する電動工具の正面側断面図である。
モータ1の回転はアマチュアピニオン1a、ファーストギヤ2を介してセカンドシャフト3に伝達され、セカンドピニオン4、セカンドギヤ5、シリンダ6を介して先端工具(図示せず)を回転させる。一方、セカンドシャフト3とスプライン勘合し軸方向に移動可能なクラッチ3aと、該セカンドシャフト3上に回転可能に遊合するレシプロベアリング7はモータ1の回転運動をピストン8の往復運動に変換し、空気バネ9を介して先端工具に打撃力を付与する構造である。
モータ1の回転はアマチュアピニオン1a、ファーストギヤ2を介してセカンドシャフト3に伝達され、セカンドピニオン4、セカンドギヤ5、シリンダ6を介して先端工具(図示せず)を回転させる。一方、セカンドシャフト3とスプライン勘合し軸方向に移動可能なクラッチ3aと、該セカンドシャフト3上に回転可能に遊合するレシプロベアリング7はモータ1の回転運動をピストン8の往復運動に変換し、空気バネ9を介して先端工具に打撃力を付与する構造である。
前記モータ1への給電は、電池部10より供給された電圧が、停止及び変速を制御するスイッチ部11を介して給電される。
また、電池部10の保護手段として、FET素子12、該FET素子12の金属製の放熱フィン13から構成される保護回路部14が電池部10からモータ部1へ過電流が流れることを防止する役割を果たしている。
前記保護回路部14は、二つ割ハウジング15のハンドル握り部15aの内壁に挟持されており、二つ割ハウジング15のハンドル握り部15aが、使用者の操作性を考慮して非常に細くなっており、前記保護回路部14の配設可能なスペースには限界がある。
図2は本発明を使用する金属製の放熱フィン13の正面図、図3は本発明を使用する金属製の放熱フィン13の側面図、図4は本発明を使用する金属製の放熱フィン13側面の拡大図を示す。図2、図4の斜線部が、前記FET素子12との接触面を基準とした時の凹形状の溝部13aを示す。
図5は本発明を使用する電動工具の正面側の部品組図、図6は本発明を使用する電動工具の側面側の部品組図、図7は本発明を使用する電動工具の側面側組部品の拡大図である。
前記保護回路部14は、FET素子12が放熱フィン13にネジで締結された組部品であり、凹形状の溝部13aを配設することによって、隙間(図7のL1寸法)が、L1>0で配設可能となり、狭いスペースへの実装も可能となり、加えて、前記FET素子12にストレスが発生、機械的に損傷、そして機能を満たさなくなる不具合を防ぐことが可能となる。
また今回は、実施例として、直流方式のモータ部を搭載した充電式電動工具の電池部10からモータ部1へ過電流が流れることを防止する役割を果たす保護回路部14を取り上げたが、前記スイッチ部11の変速に用いられるFET素子、交流方式のモータ部を採用した前記スイッチ部11の変速制御に用いられるサイリスタを放熱フィン部に取り付ける場合など電動工具の動作時に発熱する電子部品を金属製の放熱フィン部に取り付ける場合などにおいてもコードレスロータリーハンマドリルを用いた上記実施例と同様の効果を得ることが出来る。
また今回は、実施例として、直流方式のモータ部を搭載した充電式電動工具の電池部10からモータ部1へ過電流が流れることを防止する役割を果たす保護回路部14を取り上げたが、前記スイッチ部11の変速に用いられるFET素子、交流方式のモータ部を採用した前記スイッチ部11の変速制御に用いられるサイリスタを放熱フィン部に取り付ける場合など電動工具の動作時に発熱する電子部品を金属製の放熱フィン部に取り付ける場合などにおいてもコードレスロータリーハンマドリルを用いた上記実施例と同様の効果を得ることが出来る。
1はモータ、1aはアマチュアピニオン、2はファーストギヤ、3はセカンドシャフト、3aはクラッチ、4はセカンドピニオン、5はセカンドギヤ、6はシリンダ、7はレシプロベアリング、8はピストン、9は空気バネ、10は電池部、11はスイッチ部、12はFET素子、13は金属製の放熱フィン、13aは金属製の放熱フィン凹形状の溝部、14は保護回路部、15は二つ割ハウジング、15aは二つ割ハウジングのハンドル握り部、16は変速制御に用いられる電子部品
Claims (2)
- 回転子であるアマチュア部、固定子であるマグネット部、及びファン部から構成される駆動部としての直流方式のモータ部、該直流方式のモータの起動、停止及び変速を制御するスイッチ部、該スイッチ部へ駆動源となる電圧を供給する電源部等からなる電動工具において、
前記スイッチ部の変速、前記電池部からモータ部へ過電流が流れることを防止する役割を果たす保護回路等に用いられるFET素子等の電子部品、該FET素子等の電子部品の放熱効率を向上するための金属製の放熱フィン部の前記FET素子との接触面の境界部付近に凹形状の溝部を配設したことを特徴とする電動工具。 - 回転子であるアマチュア部、固定子であるステータ部、及びファン部等から構成される駆動部としての交流方式モータ部、該モータの起動、停止及び変速を制御するスイッチ部からなる電動工具において、
前記スイッチ部の変速制御に用いられるサイリスタ、該サイリスタの放熱効率を向上するための金属製の放熱フィン部の前記サイリスタとの接触面の境界部付近に凹形状の溝部を配設したことを特徴とする電動工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008193349A JP2010029967A (ja) | 2008-07-28 | 2008-07-28 | 電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008193349A JP2010029967A (ja) | 2008-07-28 | 2008-07-28 | 電動工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010029967A true JP2010029967A (ja) | 2010-02-12 |
Family
ID=41735087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008193349A Withdrawn JP2010029967A (ja) | 2008-07-28 | 2008-07-28 | 電動工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010029967A (ja) |
-
2008
- 2008-07-28 JP JP2008193349A patent/JP2010029967A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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