JP2010028571A - 通信端末および通信処理方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

通信端末および通信処理方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】物流取引における貨物の位置を好適に追跡し、管理することができるようにする。
【解決手段】本発明に係る通信端末においては、記憶部は、少なくとも地域別オペレータ情報および地域情報を記憶し、制御部は、通信端末の位置に関する位置情報を取得し、少なくとも、取得された位置情報と、記憶されている地域別オペレータ情報および地域情報とに基づいて、通信端末が存在する位置で1または複数のオペレータによって管理されている1または複数のローミングネットワークの中から、いずれか1つのローミングネットワークを決定し、携帯電話無線通信部を制御し、位置情報を管理する情報管理装置に、決定されたローミングネットワークを介して、位置情報を送信する。
【選択図】 図5

Description

本発明は通信端末および通信処理方法、記録媒体、並びにプログラムに係り、特に、物流取引における貨物の位置を追跡・管理することができるようにした通信端末および通信処理方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
今日、国内の遠隔地の間で様々な物流取引が行われている。このような物流取引においては、貨物が目的地まで正しく到達したか否かを管理することが重要となる。そこで、貨物が目的地まで到達したかを管理するために、物流過程における貨物の現在位置を例えばGPS受信機を用いて逐次測位し、このGPS測位に基づく位置情報を用いて貨物の現在位置を追跡し、管理する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
近年、インターネットなどのIP技術の普及に伴い、様々な分野で世界的な規模の拡大(グローバル化)が図られている。とりわけ、国際間で行われる物流取引においてグローバル化の流れは顕著である。ところが、国際間での物流取引の場合、国内物流取引と比べてより遠隔地関での取引となるだけでなく、様々な国の人々を介することとなることから、輸送する貨物の紛失や到達時間の把握の困難性が指摘されている。そのため、国際間での物流取引では、貨物が目的地まで紛失することなく、設定された到達時刻までに目的地まで正しく到達したか否かをより適切に管理することが求められる。このように、国際間での物流取引においては、貨物の現在位置を取得し、取得された現在位置を用いて貨物を追跡するサービスが将来急速に普及する可能性を秘めている。
特開2001−213503号公報
物流取引における貨物の現在位置を例えばGPS測位に基づく位置情報を用いて管理する場合、貨物を輸送する輸送車両や物流機器、あるいは貨物自体などに、少なくともGPS受信機が搭載された端末を設けるようにする。この輸送車両や貨物などが一旦物流過程にのると、長期間にわたってGPS受信機が搭載された端末の利用が要求される。そのため、長期間にわたってこの端末を利用することができるように、端末における消費電力を低減する必要性がある。また、輸送車両や貨物などにこの端末が一度設置されると、日々様々な場所で貨物の輸送が行われるため、短いサイクルで端末を回収にメンテナンスを行うことは困難であり、メンテナンスフリーが求められている。特に、国際間での物流取引では、輸送距離が長距離となることから、輸送車両や貨物などが一旦物流過程にのると、より長期間にわたってGPS受信機が搭載された端末の利用が要求され、端末における消費電力の低減とメンテナンスフリーが重要な問題となる。
さらに、このような物流取引においては、国内外問わず、多くの輸送車両を用いて貨物が輸送されるため、貨物の現在位置を追跡・管理する際に要するコストが安価であることも求められる。このように、従来では、国内または国際間での物流取引において、輸送される貨物の現在位置を適切に追跡・管理することが困難であるという課題があった。
このような課題は、特許文献1に提案されている技術では、解決することはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、物流取引における貨物の位置を好適に追跡し、管理することができる通信端末および通信処理方法、記録媒体、並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明の通信端末は、上述した課題を解決するために、少なくとも地域別オペレータ情報および地域情報を記憶する第1の記憶手段と、通信端末の位置に関する位置情報を取得する取得手段と、少なくとも、取得手段により取得された位置情報と、第1の記憶手段により記憶されている地域別オペレータ情報および地域情報とに基づいて、通信端末が存在する位置で1または複数のオペレータによって管理されている1または複数のローミングネットワークの中から、いずれか1つのローミングネットワークを決定するネットワーク決定手段と、位置情報を管理する情報管理装置に、ネットワーク決定手段により決定されたローミングネットワークを介して、位置情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明の通信処理方法は、上述した課題を解決するために、少なくとも地域別オペレータ情報および地域情報を記憶する記憶ステップと、通信端末の位置に関する位置情報を取得する取得ステップと、少なくとも、取得ステップの処理により取得された位置情報と、記憶ステップの処理により記憶されている地域別オペレータ情報および地域情報とに基づいて、通信端末が存在する位置で1または複数のオペレータによって管理されている1または複数のローミングネットワークの中から、いずれか1つのローミングネットワークを決定するネットワーク決定ステップと、位置情報を管理する情報管理装置に、ネットワーク決定ステップの処理により決定されたローミングネットワークを介して、少なくとも位置情報を送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の記録媒体のプログラムは、上述した課題を解決するために、少なくとも地域別オペレータ情報および地域情報を記憶する記憶ステップと、通信端末の位置に関する位置情報を取得する取得ステップと、少なくとも、取得ステップの処理により取得された位置情報と、記憶ステップの処理により記憶されている地域別オペレータ情報および地域情報とに基づいて、通信端末が存在する位置で1または複数のオペレータによって管理されている1または複数のローミングネットワークの中から、いずれか1つのローミングネットワークを決定するネットワーク決定ステップと、位置情報を管理する情報管理装置に、ネットワーク決定ステップの処理により決定されたローミングネットワークを介して、少なくとも位置情報を送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のプログラムは、上述した課題を解決するために、少なくとも地域別オペレータ情報および地域情報を記憶する記憶ステップと、通信端末の位置に関する位置情報を取得する取得ステップと、少なくとも、取得ステップの処理により取得された位置情報と、記憶ステップの処理により記憶されている地域別オペレータ情報および地域情報とに基づいて、通信端末が存在する位置で1または複数のオペレータによって管理されている1または複数のローミングネットワークの中から、いずれか1つのローミングネットワークを決定するネットワーク決定ステップと、位置情報を管理する情報管理装置に、ネットワーク決定ステップの処理により決定されたローミングネットワークを介して、少なくとも位置情報を送信する送信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、物流取引における貨物の位置を好適に追跡し、管理することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
ここで、本発明の実施形態を説明する前に、本発明に係る概略的な概念について説明する。
今日、国際間での物流取引においては、貨物の現在位置を取得し、取得された現在位置を用いて貨物を追跡するサービスが将来急速に普及する可能性を秘めている。ここで、最近では、携帯電話機に代表される携帯端末では、契約している通信事業者のサービスを、その事業者のサービス範囲外であっても、提携している他の事業者の設備を利用して受けることを可能とする「ローミング」という方法が知られている。また、このローミングの中には、海外の事業者の設備を用いて、契約している通信事業者のサービスを受けることを可能にする「国際ローミング」という方法も存在する。
そこで、国内または国際間での物流取引において、貨物の現在位置を例えばGPS受信部などを用いて取得し、取得されたGPS測位に基づく位置情報を、貨物の現在位置を追跡・管理する際に用いられるサーバに、携帯電話機に関するローミングネットワークを用いて送信(通知)するようにする。これにより、国際間での物流取引であったとしても、GPS受信部と携帯電話機に関するローミングネットワークを利用することで、貨物の現在位置を国際間でシームレスに追跡・管理することが可能となり、国際レベルでの盗難が発生した場合における追跡や、製品トレーサビリティなどに応用することも可能となる。
ところで、貨物を輸送する輸送車両や貨物などが一旦物流過程にのると、長期間にわたってGPS受信機が搭載された端末の利用が要求される。そのため、長期間にわたってこの端末を利用することができるように、端末における消費電力を低減する必要性がある。また、輸送車両や貨物などにこの端末が一度設置されると、日々様々な場所で貨物の輸送が行われるため、短いサイクルで端末を回収にメンテナンスを行うことは困難であり、メンテナンスフリーが求められている。特に、国際間での物流取引では、輸送距離が長距離となることから、輸送車両や貨物などが一旦物流過程にのると、より長期間にわたってGPS受信機が搭載された端末の利用が要求され、端末における消費電力の低減とメンテナンスフリーが重要な問題となる。さらに、このような物流取引においては、国内外問わず、多くの輸送車両(物流機器)などを用いて貨物が輸送されるため、貨物の現在位置を追跡・管理する際に要するコストが安価であることも求められる。
GPS測位に基づく位置情報の送信時に携帯電話機に関するローミングネットワークを用いる場合には、国際ローミングによって利用する事業者ごとのローミングネットワークによって、基地局との間で無線接続する際の接続環境(通信速度や電界強度などに関する環境)や通信コストが異なり、上述した課題を解決するにあたって、事業者ごとのローミングネットワークの違いも考慮する必要がある。
そこで、例えばGPS測位に基づく位置情報を、貨物の現在位置を追跡・管理する際に用いられるサーバに、携帯電話機に関するローミングネットワークを用いて送信(通知)するとともに、GPS測位に基づく位置情報の送信時に携帯電話機に関するローミングネットワークを用いる場合には、基地局との間で無線接続する際の接続環境や通信コストなどに基づいて、複数のローミングネットワークの中からいずれか1つのローミングネットワークを選択するようにする。これにより、物流取引における貨物の位置を好適に追跡し、管理することが可能となる。以下、本発明の実施形態について説明する。なお、本発明の実施形態においては、説明の便宜上、国際間での物流取引において貨物の現在位置を追跡・管理する場合について説明するが、このような場合に限られず、国内間での物流取引の場合にも本発明を適用することができる。
図1は、本発明を適用したネットワークシステム1の全体の構成を表している。
ネットワークシステム1には、通信サービスの提供エリアを所望の大きさに分割したセル内にそれぞれ固定無線局である基地局3が設置されており、公衆移動電話機(携帯電話機)の事業者(オペレータ)ごとに、セル内にそれぞれ基地局3が設置されている。例えばオペレータAの場合、オペレータAが管理する基地局3−1として複数の基地局3−1−1乃至3−1−nが設置されている。例えばオペレータBの場合、オペレータBが管理する基地局3−2として複数の基地局3−2−1乃至3−2−nが設置されている。例えばオペレータCの場合、オペレータCが管理する基地局3−3として複数の基地局3−3−1乃至3−3−nが設置されている。以下、オペレータXが管理する基地局3−xついても同様である。なお、本発明の実施形態においては、公衆移動電話機(携帯電話機)のオペレータがn個である場合について記載したが、このオペレータ数nは1つ以上であればよい。
これらの基地局3−1乃至3−nには、移動無線局である通信端末2が例えばW-CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)と呼ばれる符号分割多元接続方式や、GSM(Global System for Mobile Communications)方式などの種々の無線接続方式によって無線接続される。例えばW-CDMAと呼ばれる符号分割多元接続方式によって無線接続される場合、例えば2[GHz]の周波数帯の5[MHz]帯域を利用して静止時に2[Mbps]、移動時に384[Kbps]のデータ転送速度でデータを高速に通信することができる。この通信端末2は、国際間を移動する輸送車両(物流機器)あるいは貨物自体に取り付けられる。従って、通信端末2は、一般的には、輸送する貨物(あるいは輸送車両など)の量に応じて複数存在する。
この通信端末2は、図示せぬGPS受信部(図2のGPS受信部)を備えており、GPS衛星4−1乃至4−4からのGPS波(GPS情報)をGPS受信部にて受信する。
また、基地局3−1乃至3−nは、有線回線を介して公衆回線網であるローミングネットワーク群5に接続されており、携帯電話機の事業者(オペレータ)ごとに1つのローミングネットワークが設置されて管理されている。例えばオペレータAには、ローミングネットワーク5−1が設置されて管理されている。また、例えばオペレータBには、ローミングネットワーク5−2が設置されて管理されている。さらに、例えばオペレータCには、ローミングネットワーク5−3が設置されて管理されている。以下、同様に、例えばオペレータXには、ローミングネットワーク5−xが設置されて管理されている。
ローミングネットワーク群5には、インターネットサービスプロバイダのアクセスサーバ(図示せず)を介してネットワーク6(例えば、インターネット(IP)、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、その他の各種のネットワークを含む)が接続されている。ネットワーク6には、通信端末2からローミングネットワーク群5(ローミングネットワーク5−1乃至5−3)を介して適宜送信される通信端末2に関する位置情報を管理するサーバ7(本発明に係る情報管理装置)が接続される。
なお、基地局3−1乃至3−nは、以下において、それぞれを個々に区別する必要がない場合、基地局3と総称する。
図2は、本発明に係る通信端末2の内部の構成を表している。図2に示されるように、基地局3から送信されてきた無線信号は、アンテナ11で受信された後、アンテナ共用器(DUP)12を介して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13は、受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)14から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波数信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、受信回路13は、このダウンコンバートされた中間周波数信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。なお、周波数シンセサイザ14から発生される局部発振信号の周波数は、制御部18から出力される制御信号SYCによって指示される。
受信回路13からの受信ベースバンド信号は、信号処理部16に入力される。信号処理部16は、図示せぬRAKE受信機を備える。このRAKE受信機では、受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれの拡散符号(すなわち、拡散された受信信号の拡散符号と同一の拡散符号)で逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号は、位相が調整された後、コヒーレントRake合成される。Rake合成後のデータ系列は、デインタリーブおよびチャネル復号(誤り訂正復号)が行われた後、2値のデータ判定が行われる。これにより、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは、圧縮伸張処理部17に入力される。
圧縮伸張処理部17は、DSP(Digital Signal Processor)などにより構成され、信号処理部16から出力された受信パケットデータを図示せぬ多重分離部によってメディアごとに分離し、分離されたメディアごとのデータに対してそれぞれ復号処理を行う。
一方、通信端末2に関する位置情報をローミングネットワーク群5を介してサーバ7に送信する場合、制御部18は、GPS受信部21にて受信されたGPS波(GPS情報)に基づいてGPS測位に基づく位置情報を生成し、生成されたGPS測位に基づく位置情報などを圧縮伸張処理部17に入力する。
圧縮伸張処理部17は、制御部18からのGPS測位に基づく位置情報を含むデータを図示せぬ多重分離部で所定の伝送フォーマットに従って多重化した後にパケット化し、パケット化後の送信パケットデータを信号処理部16に出力する。
信号処理部16は、圧縮伸張処理部17から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施し、スペクトラム拡散処理後の出力信号を送信回路(TX)15に出力する。送信回路15は、制御部18の制御に従い、スペクトラム拡散処理後の信号を例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式やGMSK(Gaussian Filtered Minimum Shift Keying)などの種々のディジタル変調方式を使用して変調する。送信回路15は、ディジタル変調後の送信信号を、周波数シンセサイザ14から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換(アップコンバート)する。そして、送信回路15は、制御部18により指示される送信電力レベルとなるように、このアップコンバートにより生成された無線信号を高周波増幅する。この高周波増幅された無線信号は、アンテナ共用器12を介してアンテナ11に供給され、このアンテナ11から基地局3に向けて送信される。
制御部18は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部19からRAMにロードされた、オペレーティングシステム(OS)を含む各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより通信端末2を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
記憶部19は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、制御部18のCPUにより実行される種々のアプリケーションプログラムや種々のデータ群を格納している。記憶部19は、コマンドにより構成されるコマンドプログラム、各種ファームウェア、地域別オペレータ情報、地域情報、および履歴学習データなどをそれぞれのメモリ領域に記憶している。具体的には、図3に示されるように、例えば記憶部19の各メモリ領域(例えばデータメモリ領域、コマンドプログラムメモリ領域やファームウェアメモリ領域など)に、データやコマンドプログラム、ファームウェアなどが記憶(格納)されており、これらのデータは適宜作業用メモリであるRAMにロードされる(読み出される)。
さらに、通信端末2には、現在の正確な現在の時刻を測定する時計回路(タイマ)20が設けられている。
GPS受信部21は、制御部18の制御に従い、GPS衛星4−1乃至4−4からのGPS波(GPS情報)を、GPS用アンテナ22を介して受信する。このGPS情報には、例えばそれぞれのGPS衛星4−1乃至4−4からの発信時刻情報が含まれている。その後、このGPS情報は制御部18に入力される。そして、制御部18は、取得されたGPS情報を用いて、通信端末2の現在地を示す位置情報(緯度経度の情報)を計算し(なお、例えば3つ乃至4つのGPS情報から計算することが望ましい)、通信端末2の現在地を示す位置情報であるGPS測位に基づく位置情報を求める。なお、このGPS情報に基づいて求められる位置情報として緯度経度を取得することが一般的であるが、更に緯度経度に対応した住所情報を取得するようにしてもよい。従って、「GPS測位に基づく位置情報」とは、GPS情報から計算された位置情報(例えば緯度経度情報)や、その情報に対応する住所情報などの情報も含むものとする。
電源回路24は、バッテリ23の出力を基に所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。
図4は、本発明に係る情報管理装置としてのサーバ7の内部の構成を表している。図4に示されるように、サーバ7は、制御部31、記憶部32、入力部33、表示部34、および通信部35により構成される。これらは、バス36を介して相互に接続されている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部32からRAMにロードされた、オペレーティングシステム(OS)を含む各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することによりサーバ7を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。
記憶部32は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、制御部31のCPUにより実行される種々のアプリケーションプログラムや種々のデータ群を格納している。特に、記憶部32は、端末情報データベース40を有しており、この端末情報データベース40には、通信端末2の現在の位置情報などに関する情報が対応付けられて登録されている。また、記憶部32は、通信端末2に必要に応じて転送するデータセットの要素として、コマンドにより構成されるコマンドプログラム、各種ファームウェア、地域別オペレータ情報、地域情報、および履歴学習データなどをそれぞれのメモリ領域に記憶しており、これらのデータは適宜更新される。
入力部33は、操作キーやボタン、あるいはキーボードなどにより構成される。表示部34は、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)や、有機ELあるいはCRT(Cathode Ray Tube)などにより構成されるディスプレイである。
通信部35は、モデム、ターミナルアダプタ、およびネットワークインタフェース(いずれも図示せず)などより構成され、ローミングネットワーク5およびネットワーク6を介して通信端末2に接続される。
制御部31は、本発明に係る特徴的な構成として、端末リロードデータ管理部37、主制御部38、および端末リモート監視制御部39を有している。端末リロードデータ管理部37は、通信端末2に必要に応じてデータセットを転送する際、記憶部32に記憶されているデータセットの要素の中から所望のデータセットを抽出する。主制御部38は、サーバ7を統括的に制御する。端末リモート監視制御部39は、通信部35にて適宜受信される通信端末2からの位置情報(GPS測位に基づく位置情報)に基づいて、記憶部40に記憶されている端末情報データベース40を更新するとともに、更新された端末情報データベース40を参照して、通信端末2のリモート監視を行う。
次に、図5のフローチャートを参照して、通信端末2における位置情報送信処理について説明する。なお、この通信端末2における位置情報送信処理は、通信端末2が転送車両や貨物自体に取り付けられた後、直ちに開始される。
なお、この通信端末2における位置情報送信処理の実行に際し、図6に示されるように、制御部18のCPUは、例えば記憶部19の各メモリ領域(例えばデータメモリ領域、コマンドプログラムメモリ領域やファームウェアメモリ領域など)から、作業用メモリとしてのRAMにデータやコマンドプログラム、ファームウェアなどを適宜ロードし(読み出し)、ロードされたプログラムや各種データに従って各種の処理を実行する。
具体的には、例えば図6の場合、記憶部19のデータメモリ領域に記憶されているDB1およびDB3がRAM上にロードされて展開されている。また、記憶部19のコマンドプログラムメモリ領域に記憶されているコマンドプログラム(JPN2)がRAM上にロードされて展開されている。さらに、記憶部19のファームウェアメモリ領域に記憶されているファームウェアA(通信方式Aに関するファームウェア)、ファームウェアC(タイムスロットに関するファームウェア)、ファームウェアF(コスト比較に関するファームウェア),およびファームウェアX(***に関するファームウェア)がRAM上にロードされて展開されている。
そして、この通信端末2における位置情報送信処理を説明する前提として、例えば図7に示されるように、通信端末2が地点L1からL3に移動中である場合に、通信端末2が現在地点L2に存在するものとする。このとき、通信端末2は、「方向16」により示される進行方向で移動している。なお、通信端末2の進行方向を示す「方向」は、例えば360度を所定の数で分割することで与えられる。例えば分割数60である場合、1方向により示される角度の幅は6度となり、通信端末2の進行方向を、方向1乃至方向60までの60個の方向により示すことが可能となる。
ステップS1において、制御部18は、時計回路20を用いて、直近にて位置情報送信処理が終了してから予め設定された所定の時間(例えば1時間など)が経過したか否かを判定し、直近にて位置情報送信処理が終了してから予め設定された所定の時間が経過したと判定するまで待機する。なお、タイマ判定処理は、時計回路20を用いるようにしたが、このような場合に限られず、例えばソフトタイマにより所定の時間が経過したか否かを判定するようにしてもよい。また、所定の時間は例えば10分間や30分間でもよいが、所定の時間を短くすると通信端末2の現在の位置が詳細に追跡することができるが、その分通信端末2における消費電力が増加してしまう。そこで、消費電力の増加をある程度抑制しつつ、通信端末2の現在の位置が正確に把握することが可能な程度に、所定の時間を設定することが望ましい。
ステップS1において制御部18が、直近にて位置情報送信処理が終了してから予め設定された所定の時間が経過したと判定した場合、制御部18はステップS2で、GPS受信部21を起動し、GPS衛星4−1乃至4−4からのGPS波(GPS情報)の受信を開始させる。GPS受信部21は、制御部18の制御に従い、GPS衛星4−1乃至4−4からのGPS波(GPS情報)を、GPS用アンテナ22を介して受信する。このGPS情報には、例えばそれぞれのGPS衛星4−1乃至4−4からの発信時刻情報が含まれている。その後、このGPS情報は制御部18に入力される。
なお、本発明の実施形態においては、タイマを用いて定期的に通信端末2に関するGPS測位に基づく位置情報を取得するようにしたが、このような場合に限られず、例えばサーバ7からの命令に従い、GPS測位に基づく位置情報を取得するようにしてもよい。
ステップS3において、制御部18は、取得されたGPS情報を用いて、通信端末2の現在地を示す位置情報(緯度経度の情報)を計算し、通信端末2の現在地を示す位置情報であるGPS測位に基づく位置情報を求める。このGPS測位に基づく位置情報には、例えば「E122.23.98-N34.32.23 34」などの経度緯度に関する情報が含まれている。このことは、例えば図7の場合、通信端末2が現在存在する地点L2の経度緯度が「E122.23.98-N34.32.23 34」により示される経度緯度であることを示している。
このとき、制御部18は、GPS情報に含まれる発信時刻情報のずれなどを用いて通信端末2の進行方向を求める。例えば図7の場合、通信端末2の進行方向として「方向16」が算出される。また、制御部18は、GPS情報に含まれる発信時刻情報から現在の時刻(GPS測位に基づく位置情報を取得した時刻)を取得する。
ステップS4において、制御部18は、取得されたGPS測位に基づく位置情報の測位精度が有効であるか否か、すなわち、GPS測位に基づく位置情報が測位精度の高い状態で取得されたか否かを判定する。例えばGPS測位に基づく測位精度がレベル1乃至3までの中で最低のレベル1であった場合、通信端末2の現在の位置を示す位置情報として用いることが望ましくないことから、GPS測位に基づく位置情報の測位精度が有効ではないと判定される。
ステップS4において制御部18が、GPS測位に基づく位置情報の測位精度が有効であると判定した場合、制御部18は、記憶部19に記憶されている最新の履歴学習データを読み出す。この履歴学習データには、通信端末2がGPS測位に基づく位置情報などを用いてローミングネットワーク5−xを決定する際に生成される経路に関するレコードが順次登録されている。
ここで、本発明の実施形態においては、各通信端末2にてそれぞれ生成される経路に関するレコード、あるいは、そのレコードを用いて更新される履歴学習データは、この位置情報送信処理の際などに適宜サーバ7に送信されるとともに、サーバ7が、各通信端末2からのレコード(履歴学習データ)がマージ(統合)されて1つの履歴学習データとして一元的に管理するようにする。そして、サーバ7から各通信端末2に対してデータセットが送信される際に、サーバ7に一元的に管理されている最新の履歴学習データをこのデータセットの一部に含めて各通信端末2に送信するようにする。これにより、例えば図8に示されるように、各通信端末2(例えば通信端末2−1乃至2−3)にて管理されている各履歴学習データと同期をとることができ、サーバ7を介して各通信端末2にて生成される新たな経路に関するレコードを共有することができる。勿論、このような場合に限られず、各通信端末2ごとに履歴学習データを管理するようにしてもよい。
図9は、記憶部19に記憶されている履歴学習データのデータ構造の一例を表している。図9に示されるように、履歴学習データには、通信端末2が過去に通過した経路がレコード(記録)として例えばテーブルの形式で登録されている。具体的には、図9の履歴学習データには、レコード番号、ルートNO、経路ID,オペレータ、位置、進行方向、測位時間帯、隣接経路ID、および学習数が対応付けられて登録されている。なお、履歴学習データは記憶部19にて複数のテーブル形式にて管理されており、図9に示される履歴学習データは、そのうち、通信端末2の現在の位置が「E122.23.98-N34.32.23 34」である場合における履歴学習データのデータ構造である。
例えば第1行目の場合、レコード番号は「0001」であり、通信端末2が過去に通過した経路を記録したレコード番号が「0001」であることを示している。ルートNOは「9898」であり、通信端末2の移動時に出発地と目的地によって選択されたルートNOが「9898」であることを示している。経路IDが「2222」であり、通信端末2の移動時に短距離的に選択された移動経路の経路IDが「2222」であることを示している。オペレータが「A」であり、選択された事業者が「事業者A」であることを示している。位置は「E122.23.98-N34.32.23 34」であり、GPS受信部21を用いて測位された通信端末2の現在の位置が「E122.23.98-N34.32.23 34」であることを示している。進行方向は「35」であり、通信端末2の進行方向が「方向35」により示される進行方向であることを示している。測位時間帯は「12」であり、GPS受信部21を用いて測位された時間帯が「12時00分00秒乃至12時59分59秒」であることを示している。隣接経路IDは「1111」であり、経路ID「2222」により示されるこの移動経路に隣接する経路IDが「1111」であることを示している。学習数は「3」であり、これまで過去にGPS受信部21を用いて通信端末2の現在位置が算出された結果、同様の算出結果となり、このレコードが用いられた回数が「3回」であることを示している。第2行目以降についても同様である。
なお、国際間での物流取引の場合、輸送車両または貨物自体に取り付けられた通信端末2が、同一の場所を同一の経路で移動することが一般的に想定される。このとき、同一時間帯に、かつ、同一の進行方向による移動であれば、後述する学習数インクリメント処理(ステップS15またはステップS17の処理)によって対応する経路に関するレコードの学習数がインクリメントされる。本発明の実施形態においては、サーバ7にて、各通信端末2からのレコード(履歴学習データ)がマージ(統合)されて1つの履歴学習データとして一元的に管理されるようにしているため、例えば図8に示されるように、通信端末2−1が同一のレコードを生成しなくても、他の通信端末2(図8の場合、通信端末2−2乃至2−3)によって同一のレコードが生成されれば、サーバ7を介してそのレコードに関する学習数が逐次インクリメントされることとなる。具体的には、図9の履歴学習データの場合、第7行目によって示されるように、同一の位置(「E122.23.98-N34.32.23 34」により示される位置)で、時間帯が「12」で進行方向が「38」のレコードが合計「99」回生成されている。このことは、第7行目のレコードにより示される移動経路が、各通信端末2が移動の際に適宜計算処理を行った結果、この位置において最も多くの回数行われた移動経路であることを示している。換言すれば、このことは、ある物流経路において、第7行目のレコードにより示される移動経路が最も利用される経路であり、なおかつ、通信安定性および通信コストの双方の観点から最適なオペレータおよびローミングネットワーク5−xを明示すると推定されることを意味している。
ステップS6において、制御部18は、読み出された履歴学習データを参照して、取得されたGPS測位に基づく位置情報、進行方向、および現在時刻に基づいて、過去の履歴経路と一致するか否かを判定する。例えば図7の場合、GPS測位に基づく位置情報が「E122.23.98-N34.32.23 34」であり、かつ、進行方向が「方向16」であることから、GPS受信部21を用いて測位された時間帯が「12時」であれば、図9の履歴学習データの第2行目に記述されている過去の履歴経路と同一の算出結果であることから、過去の履歴経路と一致すると判定される。
一方、例えば図7の場合に、GPS測位に基づく位置情報が「E122.23.98-N34.32.23 34」であり、かつ、GPS受信部21を用いて測位された時間帯が「12時」であったとしても、そもそも進行方向が「方向16」ではないときには、図9の履歴学習データの第2行目に記述されている過去の履歴経路と同一の算出結果ではないことから、過去の履歴経路と一致しないと判定される。すなわち、GPS測位に基づく位置情報が「E122.23.98-N34.32.23 34」であったとしても、通信端末2の進行方向、GPS受信部21を用いて測位された時間帯のいずれかが異なれば、図9の履歴学習データの第2行目に記述されている過去の履歴経路と同一の算出結果ではないことから、過去の履歴経路と一致しないと判定される。
なお、例えば図10に示されるように、通信端末2−1乃至2−3が同一の位置を通過する場合に、その位置での進行方向が異なるために、過去の履歴経路と一致しないと判定されてしまい、その結果、異なるオペレータが選択され、異なるローミングネットワーク5−xが決定されることも十分に考えられる。これによって、GPS測位に基づく位置情報を用いたローミングネットワーク5−xの決定処理時におけるCPUの処理負荷が増加しすぎてしまうと考えられる。
そこで、ステップS6の判定処理によって過去の履歴経路と一致しないと判定された場合であったとしても、同一の位置でかつ同一の時間帯で、進行方向のみが異なるために過去の履歴経路(レコード)と一致しないと判定された場合には、履歴学習データにより逐次更新されている学習数を用いて、最も学習数の多い履歴経路(レコード)を以下のローミングネットワーク決定処理時に利用するようにする。
ステップS6において制御部18が、過去の履歴経路と一致しないと判定した場合、制御部18はステップS7で、読み出された履歴学習データを参照して、取得されたGPS測位に基づく位置情報、進行方向、および現在時刻に基づいて、過去の履歴経路のうち、GPS測位に基づく位置情報と時間帯が同一である履歴経路が存在するか否かを判定する。例えば同一の位置(「E122.23.98-N34.32.23 34」により示される位置)でかつ同一の時間帯(時間帯「12」)の場合、図9では、レコード番号「0001」、「0004」乃至「0008」が、GPS測位に基づく位置情報と時間帯が同一である履歴経路に該当すると判定される。
ステップS7において制御部18が、過去の履歴経路のうち、GPS測位に基づく位置情報と時間帯が同一である履歴経路が存在しないと判定した場合、制御部18はステップS8で、現在履歴学習データに登録されているレコードは利用することはできないことから、記憶部19に記憶されている地域別オペレータ情報、および地域情報などを読み出す。
地域別オペレータ情報においては、例えば図11に示されるように、地域、オペレータ、通信速度、通信コストが対応付けられて登録されている。例えば図11の第1行目の場合、「地域X」において無線接続の際に利用可能なオペレータは「A」、「B」、および「F」であることを示しており、それぞれの通信速度は「中速」、「低速」、および「低速」であるとともに、それぞれの通信コストは「中(中程度)」、「安(安い)」、および「高(高い)」であることを示している。なお、図9の第2行目以降についても同様である。
また、地域情報においては、例えば図12に示されるように、地域および位置が対応付けられて登録されている。例えば図12の第1行目の場合、「地域X」に含まれる経度緯度は経度緯度α乃至βであることを示している。なお、図12の第2行目以降についても同様である。
ステップS9において、制御部18は、読み出された地域別オペレータ情報、および地域情報などに基づいて、通信安定性や通信コストなどを考慮し、無線接続する際に用いるオペレータを選択し、ローミングネットワーク群5の中からいずれかのローミングネットワーク5−xを決定する。
具体的には、制御部18は、例えば図12の地域情報を用いて、取得されたGPS測位に基づく位置情報に含まれる経度緯度がいずれの地域に含まれるか否かを判断する。次に、制御部18は、該当する地域に含まれるオペレータに関し、図11の地域別オペレータ情報に含まれる通信速度と通信コストによって重み付けを行い、複数のオペレータの中から優先度の高いオペレータを抽出するための数値を算出する。すなわち、制御部18は、例えば通信速度が「低速」、「中速」、および「高速」である場合、それぞれに重み付け係数として例えば「1」、「2」、「3」を付与する(割り当てる)。また、制御部18は、例えば通信コストが「安」、「中」、および「高」である場合、それぞれに重み付け係数として例えば「3」、「2」、「1」を付与する。
そして、例えば地域Xにおいては、オペレータAに関しては、重み付け係数「2」×「2」=「4」の式によって、「4」という数値が算出される。また、オペレータBに関しては、重み付け係数「1」×「3」=「3」の式によって、「3」という数値が算出される。さらに、オペレータFに関しては、重み付け係数「1」×「3」=「3」の式によって、「3」という数値が算出される。このとき、算出された数値が高いものほど優先度が高いことを意味していることから、制御部18は、例えば地域Xにおいては、無線接続する際に用いるオペレータとして、オペレータ「A」を選択し、ローミングネットワーク群5の中から、オペレータ「A」が管理するローミングネットワーク5−1を決定する。このとき、過去の履歴経路と一致しないと判定されたことから、新たなレコード番号が付与され、例えば図9の場合においては、新たなレコード番号として「0009」が付与される。そして、その他のルートNO,や経路IDなども同時に付与される。
これにより、通信安定性および通信コストの双方の観点から、その地域において最適なローミングネットワーク5−xがローミングネットワーク群5の中から決定される。
なお、通信速度や通信コスト以外にも、例えば電界強度に関する情報なども用いて、その地域において最適なローミングネットワーク5−xをローミングネットワーク群5の中から決定するようにしてもよい。
ステップS10において、制御部18は、携帯電話無線通信部を制御し、決定されたローミングネットワーク5−xにアンテナ11を介して基地局3経由で無線接続する。このとき、決定されたローミングネットワーク5−xに応じた通信方式で無線接続される。なお、その地域の電界強度が弱く、ローミングネットワーク5−xへの無線接続が確立できない場合、予め設定された所定の回数(例えば2、3回など)接続処理の再試行を行うようにしてもよい。
ステップS11において、制御部18は、決定されたローミングネットワーク5−xとの無線接続が確立されると、携帯電話無線通信部を制御し、取得されたGPS測位に基づく位置情報をその他の新たに生成されたレコード番号などのデータ(または履歴学習データ)とともにローミングネットワーク5−xやネットワーク6などを介してサーバ7に送信させる。
このとき、制御部18は、通信端末2のハードウェア状態、動作状態、電波受信状態などに関するステータス情報を、ローミングネットワーク5−xやネットワーク6などを介してサーバ7に送信させる。これにより、サーバ7側にて、遠隔地を移動する輸送車両や貨物自体に取り付けられた通信端末2の種々の状態を監視し、不具合があった場合に適宜リモート制御することができる。
その後、ステップS12において、制御部18は、取得されたGPS測位に基づく情報や、新たに付与されたレコード番号などに基づいて、記憶部19に記憶されている履歴学習データを更新する。例えば図9の履歴学習データは、図13に示されるように更新される。図13の場合の第9行目に、レコード番号「0009」、ルートNO「9899」、経路ID「1115」,オペレータ「A」、位置「E122.23.98-N34.32.23 34」、進行方向「16」、測位時間帯「15」、隣接経路ID「1111」、および学習数「1」が対応付けられて登録される。
その後、処理はステップS1に進み、ステップS1以降の処理が繰り返し実行され、予め設定された所定の時間ごとに、GPS測位に基づく位情報が取得され、取得されたGPS測位に基づく位情報を用いてローミングネットワーク5−xの決定が行われるとともに、決定されたローミングネットワーク5−xによる無線接続が行われて、GPS測位に基づく位情報がサーバ7に送信される。
一方、ステップS7において制御部18が、過去の履歴経路のうち、GPS測位に基づく位置情報と時間帯が同一である履歴経路が存在すると判定した場合、制御部18はステップS13で、該当するレコードの中で最も学習数が高いものを抽出する。
例えば同一の位置(「E122.23.98-N34.32.23 34」により示される位置)でかつ同一の時間帯(時間帯「12」)の場合に、図9では、レコード番号「0001」、「0004」乃至「0008」が、GPS測位に基づく位置情報と時間帯が同一である履歴経路に該当すると判定されることから、このレコードのうち、最も学習数が高いレコードとして第7行目のレコードが抽出される。
ステップS14において、制御部18は、抽出された最も学習数が高いレコードを用いて、無線接続する際に用いるオペレータを選択し、ローミングネットワーク群5の中からいずれかのローミングネットワーク5−xを決定する。
例えば図9に、最も学習数が高いレコードとして第7行目のレコードが抽出されたとすると、無線接続する際に用いるオペレータがオペレータ「L」に選択され、ローミングネットワーク群5の中から、オペレータ「L」が管理するローミングネットワーク5−12が接続時に用いられるローミングネットワーク5−xに決定される。
これにより、GPS測位に基づく位置情報を用いたローミングネットワーク5−xの決定処理時に、学習数が高いレコードを優先的に利用することが可能となり、実際にCPUの演算によって行われるローミングネットワーク決定処理時における無駄な負荷を極力削減することができる。また、サーバ7を介して通信端末2に提供される他の通信端末2にて得られたレコードを有効に利用することができる。
ステップS15において、制御部18は、抽出された最も学習数が高いレコードの学習数を1だけインクリメントする。例えば図9の場合、図14に示されるように更新され、第7行目のレコードの学習数が「99」から「100」に更新される。
その後、処理はステップS10に進み、ステップS10以降の処理が実行される。すなわち、決定されたローミングネットワーク5−xを用いて無線接続され、GPS測位に基づく位置情報が更新されたレコードなどのデータとともにサーバ7に送信される。
一方、ステップS6において制御部18が、過去の履歴経路と一致すると判定した場合、制御部18は、該当する過去の履歴経路(レコード)を抽出する。例えば図7の場合、GPS測位に基づく位置情報が「E122.23.98-N34.32.23 34」であり、かつ、進行方向が「方向16」であることから、GPS受信部21を用いて測位された時間帯が「12時」であれば、図9の履歴学習データの第2行目に記述されている過去の履歴経路と同一の算出結果であることから、過去の履歴経路と一致すると判定され、この第2行目のレコードが抽出される。
そして、制御部18はステップS16で、抽出されたレコードを用いて、無線接続する際に用いるオペレータを選択し、ローミングネットワーク群5の中からいずれかのローミングネットワーク5−xを決定する。例えば図9の第2行目のレコードが抽出された場合、無線接続する際に用いるオペレータがオペレータ「B」に選択され、ローミングネットワーク群5の中から、オペレータ「B」が管理するローミングネットワーク5−12が接続時に用いられるローミングネットワーク5−xに決定される。
これにより、GPS測位に基づく位置情報を用いたローミングネットワーク5−xの決定処理時に、過去の履歴経路による演算処理結果としてのレコードを利用することが可能となり、実際にCPUの演算によって行われるローミングネットワーク決定処理時における無駄な負荷を極力削減することができる。
ステップS17において、制御部18は、抽出されたレコードの学習数を1だけインクリメントする。例えば図9の第2行目のレコードが抽出された場合、図15に示されるように更新され、第2行目のレコードの学習数が「1」から「2」に更新される。
その後、処理はステップS10に進み、ステップS10以降の処理が実行される。すなわち、決定されたローミングネットワーク5−xを用いて無線接続され、GPS測位に基づく位置情報が更新されたレコードなどのデータとともにサーバ7に送信される。
一方、ステップS4において制御部18が、GPS測位に基づく位置情報の測位精度が有効ではないと判定した場合、制御部18はステップS18で、予め設定された所定の回数(例えば2、3回など)位置情報取得処理の再試行が行われたか否かを判定する。ステップS18において制御部18が、予め設定された所定の回数(例えば2、3回など)位置情報取得処理の再試行が行われていないと判定した場合、処理はステップS2に戻り、ステップS2以降の処理が繰り返し実行され、予め設定された所定の回数(例えば2、3回など)位置情報取得処理の再試行が行われるまで、位置情報取得処理が繰り返し実行される。
ステップS18において制御部18が、予め設定された所定の回数(例えば2、3回など)位置情報取得処理の再試行が行われたと判定した場合、制御部18はステップS19で、その地域におけるGPS衛星4−1乃至4−4からの電波の状況などが悪く、GPS測位に基づく位置情報を正確に取得できないと認識し、エラー処理を行う。なお、予め設定された所定の回数に限ることなく、GPS測位に基づく位置情報が有効に取得されるまで繰り返し取得処理を実行するようにしてもよい。
その後、処理はステップS1に戻る。
なお、図5のフローチャートを用いて説明した位置情報送信処理においては、通信端末2の位置に関する位置情報としてGPS測位に基づく位置情報を用いるようにしたが、このような場合に限られず、例えば基地局3からの基地局情報を用いるようにしてもよい。
次に、図16のフローチャートを参照して、図5の通信端末2における位置情報送信処理に対応する、図4のサーバにおける位置情報受信処理について説明する。
ステップS21において、通信部35は、ローミングネットワーク群5およびネットワーク6を介して各通信端末2からGPS測位に基づく位置情報およびその他の更新されたレコードなどに関するデータを受信し、受信されたGPS測位に基づく位置情報およびその他の更新されたレコードなどに関するデータをバス36を介して主制御部28に供給する。
ステップS22において、主制御部38は、通信部35から供給されたGPS測位に基づく位置情報およびその他の更新されたレコードなどに関するデータを取得し、取得されたGPS測位に基づく位置情報およびその他の更新されたレコードなどに関するデータに基づいて、記憶部32に記憶されている端末情報データベースを更新する。
図17は、記憶部32に記憶されている端末情報データベースの構成例を表している。例えば図17に示されるように、通信端末2ごとに位置履歴、ハードウェア状態、動作状態、電波受信状態などが対応付けられて登録されている。この端末情報データベースは、通信部35を介して取得された各通信端末2からのGPS測位に基づく位置情報や、ハードウェア状態、動作状態、電波受信状態などに関するステータス情報に基づいて更新される。
ステップS23において、主制御部38は、取得されたGPS測位に基づく位置情報およびその他の更新されたレコードなどに関するデータに基づいて、記憶部32に記憶されている履歴学習データを更新する。
これにより、各通信端末2により生成されて管理されている新たな経路に関するレコードをサーバ7側にてマージした上で一元的に管理することができる。
ステップS24において、主制御部38は、端末リモート監視制御部39を制御し、端末情報データベースに登録されている最新の各通信端末2に関する位置情報およびステータス情報に基づいて、各通信端末2を監視させ、適宜制御信号を生成し、生成された制御信号を通信部35を介して各通信端末2に送信することで各通信端末2を制御する。
具体的には、1つの通信端末2のハードウェア状態が良くない場合、端末リモート監視制御部39は、そのハードウェア状態が悪い原因を解析するとともに、解析された原因をリモート制御に手解消することが可能であるときには、対応する制御信号を生成し、その通信端末2に通信部35を介して送信させる。
その後、この位置情報受信処理は終了し、各通信端末2からのGPS測位に基づく位置情報などが受信される度に、この位置情報受信処理は実行される。
なお、サーバ7の記憶部32に記憶されているコマンドプログラムやファームウェア、地域別オペレータ情報、地域情報などは、遠隔地に存在する通信端末2をメンテナンスするために適宜、変更されて更新される。特に、地域別オペレータ情報などは、オペレータ(事業者)やプロバイダーなどの統廃合に伴い変更されることもあり、また、通信料金などもプランの変更に伴って適宜変更される。そして、更新されたこれらのデータは1つのデータセットとして各通信端末2に送信される。以下、この方法を用いたサーバ7におけるデータセット送信処理について説明する。
図18のフローチャートを参照して、図4のサーバ7におけるデータセット送信処理について説明する。
ステップS31において、主制御部38は、記憶部32に記憶されているコマンドプログラムやファームウェア、地域別オペレータ情報、地域情報、履歴学習データなどが更新されたか否かを判定し、これらのいずれかが更新されたと判定するまで待機する。
ステップS31において主制御部38が、コマンドプログラムやファームウェア、地域別オペレータ情報、地域情報、履歴学習データなどが更新されたと判定した場合、主制御部38はステップS32で、端末リロードデータ管理部37を制御し、それぞれの通信端末2に転送するデータセットを抽出させる。
ステップS33において、主制御部38は、端末リロードデータ管理部37により抽出された通信端末2ごとのデータセットを、通信部35を制御し、各通信端末2にローミングネットワーク群5およびネットワーク6を介して送信させる。
これにより、各通信端末2には、適宜、必要なコマンドプログラム、ファームウェア、地域別オペレータ情報、地域情報、履歴学習データなどがサーバ7からローミングネットワーク群5おとびネットワーク6介してダウンロードされ、ダウンロードされた各種データに基づいて更新が行われる。これにより、これらのデータに更新があった場合に、遠隔地に存在する通信端末2をネットワーク6などを介してメンテナンスすることができ、必要に応じて通信端末2を直接メンテナンスする手間を省くことができ、メンテナンスフリーを実現することができる。従って、長期間にわたって臨機応変に対応可能な通信端末2を提供することができ、より低価格で、かつ、長寿命な製品とすることができる。
なお、図18の場合、データセットを、各通信端末2にローミングネットワーク群5およびネットワーク6を介して送信させるようにしたが、このような場合に限られず、例えば各通信端末2やサーバ7に無線LAN通信部(図示せず)を設けるようにして、IEEE802.11a/b/gなどの所定の規格に準拠した無線LAN通信によって送受信するようにしてもよい。
なお、図18のフローチャートを用いて説明したデータセット送信処理においては、記憶部32に記憶されているコマンドプログラムやファームウェア、地域別オペレータ情報、地域情報、履歴学習データなどが更新されたと判定された場合に、適宜、サーバ7が各通信端末7に送信するようにしたが、このような場合に限られず、例えば通信端末2からの位置情報送信処理後に合わせて、サーバ7が各通信端末7にデータセットを送信するようにしてもよい。
図19のフローチャートを参照して、図18のサーバ7におけるデータセット送信処理に対応する、図2の通信端末2におけるデータセット受信処理について説明する。
ステップS41において、通信端末2の制御部18は、携帯電話無線通信部を制御し、ローミングネットワーク5群およびネットワーク6を介して、サーバ7からのデータセットを受信する。
ステップS42において、制御部18は、携帯電話無線通信部を介して受信されたデータセットを取得し、取得されたデータセットに基づいて、記憶部19に記憶されている種々のデータ(例えばコマンドプログラムやファームウェア、地域別オペレータ情報、地域情報、履歴学習データなど)を更新する。
ここで、図20を用いて、本発明を適用したより具体的なローミングネットワーク決定方法について説明する。
例えば図20に示されるように、通信端末2が移動している最中、無線接続に用いるオペレータをオペレータ「A」→「C」→「D」にように次々に決定する。このとき、第1にオペレータ「A」を選択した理由は、その地域が位置情報取得要求(サーバ7からの位置情報取得要求)が高い地域であり、オペレータ「A」が管理するローミングネットワーク5−1は通信速度が「中速」で、かつ通信コストが「中」であることからである。
第2に、オペレータ「C」を選択した理由は、次の移動候補地域が位置情報取得要求が高く、通信方式やオペレータの種類も多様であることから、サーバ7から必要なコマンドプログラムなどをダウンロードする必要があり、移動中でのダウンロードを保証するために、通信コストが高くても高速な通信速度があるネットワークを選択するためである。
第3に、オペレータ「D」を選択した理由は、オペレータ「D」が管理するローミングネットワーク5−1は通信速度が「高速」で、かつ通信コストが「安」で、通信方式が「X」であることからである。
このように、図5のフローチャートを用いて説明した通信端末2におけるローミングネットワークの決定において、位置情報の取得要求の頻度や次の地域性などを考慮して、現在の位置と時刻から業務運用に支障がない程度でローミングネットワーク5−xを適切に決定するようにしてもよい。
なお、図5のフローチャートを参照して説明した通信端末2における位置情報送信処理においては、通信端末2が、予め設定された所定の時間ごとに、サーバ7にGPS測位に基づく位置情報を送信するようにしたが、複数の通信端末2が狭域に集中すると、局所的なネットワークトラフィックの混雑が発生してしまい、所望のローミングネットワーク5−xに接続することができなくなってしまう状況が発生し得る。そこで、この狭域に存在する通信端末2のネットワーク接続をサーバ7側からのタイムスロット制御によって、異なるオペレータに選択し、そのオペレータが管理するローミングネットワーク5−xに接続するようにしてもよい。なお、この方法を用いた通信端末2における位置情報送信処理は、図21のフローチャートに示される。なお、図21のステップS51乃至S54、ステップS56乃至S68、およびステップS70乃至S71の処理は、図5のステップS1乃至S19の処理と基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
図21の場合、ステップS55において、制御部18は、サーバ7からタイムスロット制御信号が予め取得されているか否かを判定する。ステップS55において制御部18が、サーバ7からタイムスロット制御信号が予め取得されていないと判定した場合、処理はステップS57に進み、ステップS57以降の処理に進む。
一方、ステップS55において制御部18が、サーバ7からタイムスロット制御信号が予め取得されていると判定した場合、制御部18はステップS69で、携帯電話無線通信部を制御し、タイムスロット制御に基づくローミングネットワーク5−xに接続する。その後、処理はステップS61に進み、ステップS61以降の処理が実行され、タイムスロット制御信号に含まれる任意のローミングネットワーク5−xに接続される。
これにより、局所的なネットワークトラフィックの混雑が発生してしまった、あるいは発生する可能性がある場合に、狭域に存在する通信端末2に、サーバ7側からのタイムスロット制御によって、異なるオペレータに選択させ、そのオペレータが管理するローミングネットワーク5−xに接続させることができる。
本発明の実施形態においては、少なくとも地域別オペレータ情報および地域情報を記憶し、通信端末2の位置に関する位置情報(例えばGPS測位に基づく位置情報)を取得し、少なくとも、取得された位置情報と、記憶されている地域別オペレータ情報および地域情報とに基づいて、通信端末2が存在する位置で1または複数のオペレータによって管理されている1または複数のローミングネットワーク(ローミングネットワーク群5)の中から、いずれか1つのローミングネットワーク5−xを決定し、位置情報を管理する情報管理装置であるサーバ7に、決定されたローミングネットワーク5−xを介して、位置情報を送信することができる。
また、送信処理が行われる度に、少なくとも、取得された位置情報、位置情報に基づく通信端末2の進行方向、位置情報が取得された時間帯、および、決定されたローミングネットワーク5−xを管理するオペレータを対応付けて履歴経路(レコード)に関するデータとして記憶し、記憶されている複数の前記履歴経路に関するデータと一致するか否かを判定し、記憶されている複数の履歴経路に関するデータと一致すると判定された場合、一致すると判定された履歴経路に関するデータを用いて、1または複数のローミングネットワーク5−xの中から、いずれか1つのローミングネットワークを決定することができる。
これにより、通信端末2のシームレスな位置情報の取得が行うことができるとともに、通信端末2における演算処理を極力削減することができ、通信端末2における消費電力を低減することができる。また、ネットワーク5−xへの接続保証を図りつつ、貨物の現在位置を追跡・管理する際に要するコストを安価に抑えることができる。
また、サーバ7から送信されてきたデータセットをネットワークを介して受信し、受信されたデータセットに基づいて、記憶されている複数の前記履歴経路に関するデータや、地域別オペレータ情報、地域情報、コマンドプログラム、ファームウェアなどが適宜更新される。これにより、通信端末2のメンテナンスをネットワークを介してサーバ7によって遠隔的に行うことができ、メンテナンスフリーとすることができる。
以上のように、国内外を問わず、物流取引における貨物の位置を好適に追跡し、管理することができ、シームレスな位置情報の取得と長期間の稼動、およびメンテナンスフリーを実現することができる。
なお、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
また、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明を適用したネットワークシステムの全体の構成を示す図。 本発明に係る通信端末の内部の構成を示すブロック図。 制御部および記憶部を用いたハードウェア設計を示す図。 本発明に係る情報管理装置としてのサーバの内部の構成を示すブロック図。 図2の通信端末における位置情報送信処理を説明するフローチャート。 図2の制御部のRAM上にロードされて実行される記憶部の各メモリ領域に記憶(格納)されているデータを示す図。 通信端末の移動経路を示す図。 サーバにて一元的に管理される履歴学習データの概念を説明する説明図。 通信端末の記憶部に記憶されている履歴学習データの構成例を示す図。 異なる通信端末が同一の位置を移動する場合において異なるローミングネットワークが決定される様子を説明する説明図。 通信端末の記憶部に記憶されている地域別オペレータ情報の構成例を示す図。 通信端末の記憶部に記憶されている地域情報の構成例を示す図。 通信端末の記憶部に記憶されている履歴学習データの他の構成例を示す図。 通信端末の記憶部に記憶されている履歴学習データの他の構成例を示す図。 通信端末の記憶部に記憶されている履歴学習データの他の構成例を示す図。 図4のサーバにおける位置情報受信処理を説明するフローチャート。 サーバの記憶部に記憶されている端末情報データベースの構成例を示す図。 図4のサーバにおけるデータセット送信処理を説明するフローチャート。 図2の通信端末におけるデータセット受信処理を説明するフローチャート。 本発明を適用したより具体的なローミングネットワーク決定方法を説明する説明図。 図2の通信端末における他の位置情報送信処理を説明するフローチャート。
符号の説明
1…ネットワークシステム、2…通信端末、3(3−1乃至3−n)…基地局、4(4−1乃至4−4)…GPS衛星、5…ローミングネットワーク群、6…ネットワーク、7…サーバ、11…アンテナ、12…アンテナ共用器(DUP)、13…受信回路(RX)、14…周波数シンセサイザ(SYN)、15…送信回路(TX)、16…信号処理部、17…圧縮伸張処理部、18…制御部、19…記憶部、20…時計回路、21…GPS受信部、22…GPS用アンテナ、23…バッテリ、24…電源回路、31…制御部、32…記憶部、33…入力部、34…表示部、35…通信部、36…バス、37…端末リロードデータ管理部、38…主制御部、39…端末リモート監視制御部。

Claims (15)

  1. 少なくとも地域別オペレータ情報および地域情報を記憶する第1の記憶手段と、
    通信端末の位置に関する位置情報を取得する取得手段と、
    少なくとも、前記取得手段により取得された前記位置情報と、前記第1の記憶手段により記憶されている前記地域別オペレータ情報および前記地域情報とに基づいて、前記通信端末が存在する位置で1または複数のオペレータによって管理されている1または複数のローミングネットワークの中から、いずれか1つのローミングネットワークを決定するネットワーク決定手段と、
    前記位置情報を管理する情報管理装置に、前記ネットワーク決定手段により決定された前記ローミングネットワークを介して、少なくとも前記位置情報を送信する送信手段とを備えることを特徴とする通信端末。
  2. 前記送信処理が行われる度に、少なくとも、前記取得手段により取得された前記位置情報、前記位置情報に基づく前記通信端末の進行方向、前記取得手段により前記位置情報が取得された時間帯、および、前記ネットワーク決定手段により決定された前記ローミングネットワークを管理するオペレータを対応付けて履歴経路に関するデータとして記憶する第2の記憶手段と、
    前記第2の記憶手段により記憶されている複数の前記履歴経路に関するデータと一致するか否かを判定する判定手段とをさらに備え、
    前記判定手段により、前記第2の記憶手段により記憶されている複数の前記履歴経路に関するデータと一致すると判定された場合、前記ネットワーク決定手段は、前記判定手段により一致すると判定された前記履歴経路に関するデータを用いて、1または複数の前記ローミングネットワークの中から、いずれか1つの前記ローミングネットワークを決定することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記判定手段により、前記第2の記憶手段により記憶されている複数の前記履歴経路に関するデータと一致すると判定された場合、前記ネットワーク決定手段による決定の際に用いられた前記履歴経路に関するデータに対応する学習数を1だけインクリメントする計数手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記判定手段により、前記第2の記憶手段により記憶されている複数の前記履歴経路に関するデータと一致しないと判定された場合、前記ネットワーク決定手段は、前記第2の記憶手段により記憶されている複数の前記履歴経路に関するデータの中から、前記履歴経路に関するデータに対応する学習数が最大のものを抽出する抽出手段をさらに備え、
    前記ネットワーク決定手段は、前記抽出手段により抽出された前記履歴経路に関するデータを用いて、1または複数の前記ローミングネットワークの中から、いずれか1つの前記ローミングネットワークを決定することを特徴とする請求項2に記載の通信端末。
  5. 前記情報管理装置から送信されてきたデータセットをネットワークを介して受信する受信手段をさらに備え、
    前記受信手段により受信された前記データセットに基づいて、前記第2の記憶手段により記憶されている複数の前記履歴経路に関するデータは更新されることを特徴とする請求項2に記載の通信端末。
  6. 前記情報管理装置から送信されてきたデータセットをネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記データセットに基づいて、前記第1の記憶手段により記憶されている前記地域別オペレータ情報および地域情報は更新されることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  7. 前記通信端末において用いられる、コマンドにより構成されるコマンドプログラム、およびファームウェアを記憶する第2の記憶手段と、
    前記情報管理装置から送信されてきたデータセットをネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記データセットに基づいて、前記第2の記憶手段により記憶されている前記コマンドプログラムおよび前記ファームウェアは更新されることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  8. 予め設定された所定の時間ごとに、あるいは、前記情報管理装置からの取得要求またはタイムスロット制御に従い、前記取得手段は、前記位置情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  9. 前記地域別オペレータ情報には、少なくとも、オペレータごとに管理されている前記ローミングネットワークを利用する際の通信速度および通信コストに関するデータが含まれていることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  10. 前記位置情報は、GPS測位に基づく位置情報または基地局情報であることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  11. 前記送信手段は、前記位置情報の送信の際、前記情報管理装置に、前記ネットワーク決定手段により決定された前記ローミングネットワークを介して、前記通信端末に関するステータス情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  12. 前記ステータス情報には、少なくとも、前記通信端末のハードウェア状態、動作状態、および電波受信状態に関するステータス情報が含まれることを特徴とする請求項11に記載の通信端末。
  13. 少なくとも地域別オペレータ情報および地域情報を記憶する記憶ステップと、
    通信端末の位置に関する位置情報を取得する取得ステップと、
    少なくとも、前記取得ステップの処理により取得された前記位置情報と、前記記憶ステップの処理により記憶されている前記地域別オペレータ情報および前記地域情報とに基づいて、前記通信端末が存在する位置で1または複数のオペレータによって管理されている1または複数のローミングネットワークの中から、いずれか1つのローミングネットワークを決定するネットワーク決定ステップと、
    前記位置情報を管理する情報管理装置に、前記ネットワーク決定ステップの処理により決定された前記ローミングネットワークを介して、少なくとも前記位置情報を送信する送信ステップとを含むことを特徴とする通信処理方法。
  14. 少なくとも地域別オペレータ情報および地域情報を記憶する記憶ステップと、
    通信端末の位置に関する位置情報を取得する取得ステップと、
    少なくとも、前記取得ステップの処理により取得された前記位置情報と、前記記憶ステップの処理により記憶されている前記地域別オペレータ情報および前記地域情報とに基づいて、前記通信端末が存在する位置で1または複数のオペレータによって管理されている1または複数のローミングネットワークの中から、いずれか1つのローミングネットワークを決定するネットワーク決定ステップと、
    前記位置情報を管理する情報管理装置に、前記ネットワーク決定ステップの処理により決定された前記ローミングネットワークを介して、少なくとも前記位置情報を送信する送信ステップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  15. 少なくとも地域別オペレータ情報および地域情報を記憶する記憶ステップと、
    通信端末の位置に関する位置情報を取得する取得ステップと、
    少なくとも、前記取得ステップの処理により取得された前記位置情報と、前記記憶ステップの処理により記憶されている前記地域別オペレータ情報および前記地域情報とに基づいて、前記通信端末が存在する位置で1または複数のオペレータによって管理されている1または複数のローミングネットワークの中から、いずれか1つのローミングネットワークを決定するネットワーク決定ステップと、
    前記位置情報を管理する情報管理装置に、前記ネットワーク決定ステップの処理により決定された前記ローミングネットワークを介して、少なくとも前記位置情報を送信する送信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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