JP2010028451A - デジタルカメラおよびデジタルカメラを制御するプログラム - Google Patents

デジタルカメラおよびデジタルカメラを制御するプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザの操作によって、適切な連写速度で撮影可能とすることを目的とする。
【解決手段】 被写体を撮像してアナログ画像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子の出力信号のA/D変換を行うA/D変換部と、前記A/D変換部により出力したRAWデータを一時的に記録するRAWバッファ領域と所定の空き容量を有する予備領域とを少なくとも有するバッファメモリと、前記予備領域を使用する指示をユーザから受け付けるメモリ拡張スイッチと、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出しないときには前記予備領域の使用を制限し、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出すると前記予備領域を使用可能にするメモリ制御部とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被写体を撮像して画像データを生成するデジタルカメラおよびデジタルカメラを制御するプログラムに関する。
従来から、電子カメラにおいて、連写を行うと、画像データを一時的に記録するバッファメモリがすぐに画像データで満たされ、その時点から連写速度が遅くなる場合がある。そこで、連写速度を向上するために、特許文献1のデジタルカメラでは、バッファメモリを増設して対処している。
特開平7−99629号公報
しかし、上述したデジタルカメラにおいても、増設したバッファメモリが画像データで満たされると、連写速度は遅くなる。また、連写速度が遅くならないように、ユーザがバッファメモリの空き容量を考慮して撮影することは難しい。
そこで、本発明のデジタルカメラおよびデジタルカメラを制御するプログラムは、ユーザの操作によって、適切な連写速度で撮影可能とすることを目的とする。
本発明のデジタルカメラは、被写体を撮像してアナログ画像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子の出力信号のA/D変換を行うA/D変換部と、前記A/D変換部により出力したRAWデータを一時的に記録するRAWバッファ領域と所定の空き容量を有する予備領域とを少なくとも有するバッファメモリと、前記予備領域を使用する指示をユーザから受け付けるメモリ拡張スイッチと、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出しないときには前記予備領域の使用を制限し、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出すると前記予備領域を使用可能にするメモリ制御部とを備える。
なお、好ましくは、前記メモリ制御部は、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出した回数に応じて、前記予備領域のうち、使用可能にする容量を段階的に拡張しても良い。
また、好ましくは、前記予備領域のうち、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出しないときに使用可能な容量の設定をユーザから受け付ける受付部をさらに備え、前記メモリ制御部は、前記受付部により受け付けた前記容量の設定に基づいて、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出しないときに前記予備領域の使用を制限しても良い。
また、好ましくは、レリーズONおよびOFFの指示をユーザから受け付けるレリーズ部をさらに備え、前記メモリ制御部は、前記レリーズ部がONからOFFに移行して撮像が終了したことを検出すると前記バッファメモリを、前記予備領域を使用可能にする前の状態に戻しても良い。
また、好ましくは、ユーザの操作に応じて被写体を繰り返し撮像する連写モードを設定する設定部と、前記A/D変換部により出力したRAWデータに対して画像処理および圧縮処理を施して圧縮データを生成する画像処理部と、前記バッファメモリに含まれ、前記画像処理部により生成した圧縮データを一時的に記録する圧縮バッファ領域と、前記設定部により前記連写モードが設定されたときに、前記RAWバッファ領域と前記圧縮バッファ領域とのうち、いずれが早く前記RAWデータまたは前記圧縮データで満たされるかを判定する判定部とをさらに備え、前記メモリ制御部は、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出すると前記判定部により判定した結果に基づいて、前記RAWバッファ領域と前記圧縮バッファ領域とのいずれか一方の追加領域として前記予備領域を使用可能にしても良い。
本発明のプログラムは、被写体を撮像してアナログ画像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子の出力信号のA/D変換を行うA/D変換部と、前記A/D変換部により出力したRAWデータを一時的に記録するRAWバッファ領域と所定の空き容量を有する予備領域とを少なくとも有するバッファメモリと、前記予備領域を使用する指示をユーザから受け付けるメモリ拡張スイッチと、ユーザの操作に応じて被写体を繰り返し撮像する連写モードを設定する設定部とを備えるデジタルカメラを制御するプログラムであって、前記設定部により前記連写モードが設定されたときに、高速連写を行うか、または前記高速連写より連写速度が遅い低速連写を行うかを判定する判定ステップと、前記設定部により前記連写モードが設定されたときに、前記メモリ拡張スイッチにより前記予備領域を使用する指示を受け付けると前記予備領域を使用可能にするメモリ拡張ステップとを有する。
なお、好ましくは、前記判定ステップでは、前記高速連写可能な枚数を算出し、前記算出した枚数が所定の枚数以下の場合には、前記低速連写を行うと判定しても良い。
また、好ましくは、前記デジタルカメラは、前記所定の枚数の指定をユーザから受け付ける枚数受付部をさらに備え、前記判定ステップでは、前記算出した枚数が前記枚数受付部により受け付けた枚数以下の場合には、前記低速連写を行うと判定しても良い。
本発明のデジタルカメラおよびデジタルカメラを制御するプログラムによれば、ユーザの操作によって、適切な連写速度で撮影可能となる。
(第1実施形態)
以下、図面を用いて本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態におけるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、デジタルカメラ1は、撮像レンズ2、撮像素子3、A/D変換部4、画像処理部5、バッファメモリ6、制御部8、表示部9、記録I/F部10、記録媒体11、操作部12、バス16を備える。
撮像レンズ2は、撮像素子3の撮像面に被写体像を結像する。撮像素子3は、撮像レンズ2を通過した光束による被写体像を光電変換し、R,G,Bの各色に対応するアナログ画像信号を出力する。また、撮像素子3は、撮影待機時(非レリーズ時)にも所定間隔毎に間引き読み出しでスルー画像を撮像する。上記のスルー画像は、表示部9に表示される。A/D変換部4は、撮像素子3の出力信号のA/D変換を行う。
画像処理部5は、A/D変換部4から出力されたRAWデータにホワイトバランス調整や色補間処理などを施すとともに、輝度Yと色差Cb,Crとからなる色差データ(以下、YCbCrデータと称する)に変換する。また、画像処理部5は、YCbCrデータをJPEG形式で圧縮してJPEGデータを生成する処理や、JPEGデータを伸長復元する処理をも実行する。
バッファメモリ6は、画像処理部5による画像処理の前工程や後工程において、上記のRAWデータを一時的に記録するRAWバッファ領域60、YCbCrデータを一時的に記録するYCbCrデータ領域61、JPEGデータを一時的に記録するJPEGバッファ領域62などを有する。また、バッファメモリ6は、使用を適宜制限可能な予備領域7を有する。予備領域7の詳細については後述する。
制御部8は、所定のシーケンスプログラムにしたがって、デジタルカメラ1の統括的な制御を行うプロセッサである。表示部9は、制御部8の制御により各種の画像を表示する。表示部9に表示される各種の画像は、本画像、スルー画像、記録媒体11に記録した画像、メニュー画面などを含む。
記録I/F部10は、記録媒体11を接続するためのコネクタが形成される。そして、記録I/F部10は、コネクタに接続された記録媒体11に対してデータの書き込み/読み出しを実行する。操作部12は、レリーズスイッチ13、メモリ拡張スイッチ14、操作スイッチ15などを有する。レリーズスイッチ13は、レリーズ指示の入力をユーザーから受け付ける。メモリ拡張スイッチ14は、後述する予備領域7を制御する指示をユーザから受け付ける。操作スイッチ15は、例えばコマンドダイヤルや十字状のカーソルキーなどで構成され、ユーザーから上記のメニュー画面等での各種設定の入力操作を受け付ける。なお、操作部12の状態は制御部8により検知される。
なお、画像処理部5、バッファメモリ6、制御部8、記録I/F部10はそれぞれバス16を介して相互に接続される。A/D変換部4の出力はバス16を介して画像処理部5に接続される。また、画像処理部5、記録I/F部10の出力はそれぞれバス16を介して表示部9に接続される。
デジタルカメラ1は、レリーズスイッチ13がONされると被写体を1回撮像する単写モードと、レリーズスイッチ13がONされるとレリーズスイッチ13がOFFされるまで被写体を繰り返し撮像する連写モードとを備える。単写モードおよび連写モードの設定は、操作スイッチ15を介してメニュー画面により行われる。
ところで、上記のメニュー画面により連写モードが設定されたときに、画像処理部5による画像処理の速度がRAWバッファ領域60にRAWデータを記録する速度より遅い場合には、RAWバッファ領域60がRAWデータで満たされる。その結果、RAWバッファ領域60がRAWデータで満たされていないときと比較して、連写速度が遅くなる。
そこで、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14がONされないときには、予備領域7を空けておく。すなわち、予備領域7の使用を制限する。そして、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14がONされると、操作履歴を残すとともに、予備領域7をRAWバッファ領域60の追加領域として使用する。なお、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14がONされた回数を記録した操作履歴に応じて、予備領域のうち、使用可能にする容量を段階的に拡張する。
以下、予備領域7を予備領域71、予備領域72、予備領域73の3つの領域に分割する例を示す。制御部8は、ユーザが初めて電源を入れたときや所望するタイミングで、操作スイッチ15を介して、予備領域7を制限するモードの指定入力をユーザから受け付ける。例えば、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14がONされないときに、予備領域71と、予備領域72と、予備領域73とのうち、(1)いずれも使用しないモード1、(2)予備領域71を使用し、予備領域72と予備領域73とを使用しないモード2、(3)予備領域71と予備領域72とを使用し、予備領域73を使用しないモード3、(4)全てを使用するメモリ拡張設定なしモード、の4つのモードのうち、いずれかのモードの指定入力をユーザから受け付ける。図2は、それぞれのモードにおけるバッファメモリ6の使用領域を示す図である。
図3は、第1実施形態のデジタルカメラ1における連写モードによる撮像時の制御部8の動作を示すフローチャートである。
ステップS1で、制御部8は、連写モードを開始する。例えば、制御部8は、撮像素子3を制御して、スルー画像の撮像を開始する。なお、連写モード開始の時点では、予備領域7は使用不可とする。
ステップS2で、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14ONの操作履歴があるか否かを判定する。操作履歴がある場合(YES)には、ステップS3に移行する。一方、操作履歴がない場合(NO)には、ステップS8に移行する。
ステップS3で、制御部8は、予めユーザから受け付けたモードおよびステップS2でメモリ拡張スイッチ14がONされた回数を記録した操作履歴に応じて、予備領域71、予備領域72、予備領域73を段階的に使用可能にする。例えば、モード2が設定されている場合には、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14が1回ONされると、使用可能な領域を予備領域72まで拡張する。さらに、メモリ拡張スイッチ14が1回ONされると、制御部8は、使用可能な領域を予備領域73まで拡張する。これにより、デジタルカメラ1は、予備領域72と予備領域73とがRAWデータで満たされるまで連写速度を下げることなく、連写を行うことができる。
ステップS4で、制御部8は、レリーズスイッチ13がONされたか否かを判定する。レリーズスイッチ13がONされた場合(YES)には、ステップS5に移行する。一方、レリーズスイッチ13がONされない場合(NO)には、ステップS2に戻り、操作履歴があるか否かを判定する。
ステップS5で、制御部8は、撮像素子3を制御して、後述するステップS6でレリーズスイッチ13がOFFされるまで画像を繰り返し撮像する。そして、制御部8は、画像処理部5を制御して、RAWデータに画像処理および圧縮処理を施すとともに、JPEGデータを記録媒体11に記録する。
ステップS6で、制御部8は、レリーズスイッチ13がOFFされたか否かを判定する。レリーズスイッチ13がOFFされた場合(YES)には、ステップS7に移行する。一方、レリーズスイッチ13がOFFされない場合(NO)には、ステップS5に戻り、画像を繰り返し撮像する。
ステップS6でレリーズスイッチ13がOFFされたことにより、ステップS7で、制御部8は、連写を終了する。そして、制御部8は、予備領域7の設定を、予めユーザから受け付けた予備領域7を制限するモードに戻し、ステップS11に移行する。
ステップS2で操作履歴がない場合(NO)には、ステップS8で、制御部8は、レリーズスイッチ13がONされたか否かを判定する。レリーズスイッチ13がONされた場合(YES)には、ステップS9に移行する。一方、レリーズスイッチ13がONされない場合(NO)には、ステップS2に戻り、操作履歴があるか否かを判定する。
ステップS9で、制御部8は、撮像素子3を制御して、後述するステップS10でレリーズスイッチ13がOFFされるまで画像を繰り返し撮像する。そして、制御部8は、画像処理部5を制御して、RAWデータに画像処理および圧縮処理を施すとともに、JPEGデータを記録媒体11に記録する。
ステップS10で、制御部8は、レリーズスイッチ13がOFFされたか否かを判定する。レリーズスイッチ13がOFFされた場合(YES)には、ステップ11に移行する。一方、レリーズスイッチ13がOFFされない場合には、ステップS9に戻り、画像を繰り返し撮像する。
ステップS11で、制御部8は、連写モードを終了する指示をユーザから受け付けたか否かを判定する。連写モードを終了する指示を受け付けた場合(YES)には、連写モードを終了して、一連の処理を終了する。一方、連写モードを終了する指示を受け付けない場合(NO)には、ステップS2に戻り、操作履歴があるか否かを判定する。
なお、第1実施形態では、予備領域7を3つの領域に分割する例を示したが、これに限らない。例えば、予備領域7を複数の領域に分割しなくても良いし、4つ以上の領域に分割しても良い。
また、メモリ拡張スイッチ14がONされた回数を記録した操作履歴に応じて、予備領域7を段階的に使用可能にする構成にしたが、これに限らない。例えば、メモリ拡張スイッチ14が1回ONされると、予備領域7に含まれる全ての領域を使用可能にしても良い。
また、制御部8によりメモリ拡張スイッチ14がONされたか否かを判定する例を示したが、これに限らない。例えば、バッファメモリ6によりメモリ拡張スイッチ14がONされたか否かを判定して、予備領域7を使用可能にする等ハード的に予備領域7を制御する構成にしても良い。また、第1実施形態のデジタルカメラでは連写モードによる撮像時を例に挙げて説明したが、連写モード以外の撮像時においても同様に適用することができる。
第1実施形態のデジタルカメラによれば、メモリ拡張スイッチ14がONされないときには、予備領域7の使用を制限し、メモリ拡張スイッチ14がONされると、操作履歴を残すとともに、予備領域7を使用可能にする。したがって、ユーザの操作によって、適切な連写速度で撮影可能とすることができ、シャッターチャンスを逃すおそれを減らすことができる。さらに、レリーズスイッチをOFFすることにより、ユーザから受け付けた予備領域を制限するモードに戻すため、ユーザにとって使い勝手の良いデジタルカメラとなる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について説明する。ここで、第2実施形態におけるデジタルカメラの構成は、図1に示す第1実施形態のデジタルカメラと共通するので重複説明は省略する。
第2実施形態では、以下の点が第1実施形態と異なる。デジタルカメラ1は、予備領域7を複数の領域に分割しない。また、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14が長押し状態の間は、予備領域7をRAWバッファ領域60の追加領域として使用可能にする。その後、メモリ拡張スイッチ14の長押し状態が終了し、メモリ拡張スイッチ14からユーザの指が離れると、制御部8は、予備領域7を使用不可にする。
さらに、制御部8は、RAWバッファ領域60の空き容量に応じて、連写速度を切り替える。例えば、制御部8は、最高連写速度で連写する「高速連写」と、画像処理部5による画像処理速度、圧縮処理速度、記録媒体11にデータを書き込む速度などに基づいて、RAWバッファ領域60の空き容量にかかわらず連写可能な速度で連写する「低速連写」とを切り替える。
図4および図5は、第2実施形態のデジタルカメラ1における連写モードによる撮像時の制御部8の動作を示すフローチャートである。
ステップS101で、制御部8は、連写モードを開始する。例えば、制御部8は、撮像素子3を制御して、スルー画像の撮像を開始する。なお、連写モード開始の時点では、予備領域7は使用不可とする。
ステップS102で、制御部8は、高速連写を行ったときに、バッファメモリ6にRAWデータを最大何枚記録可能かを算出する。例えば、デジタルカメラ1は、予備領域7を使用可能にしたときにRAWデータを最も多く記録できる。そこで、制御部8は、RAWバッファ領域60の容量と予備領域7の容量とを足した容量をRAWデータのサイズで割って最大記録枚数を算出する。なお、算出した最大記録枚数において、小数点以下はRAWデータ1枚の容量に満たないため、切り捨てる。
ステップS103で、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14が長押しされているか否かを判定する。メモリ拡張スイッチ14が長押しされている場合(YES)には、ステップS104に移行する。一方、メモリ拡張スイッチ14が押されていない場合(NO)には、ステップS106に移行する。
ステップS104で、制御部8は、予備領域7を使用可能にする。これにより、ステップS102で算出した枚数に達するまで高速連写可能になる。
ステップS105で、制御部8は、フラグを1に設定する。1のフラグは、予備領域7が使用可能であることを示す。
ステップS103でメモリ拡張スイッチ14が押されていない場合(NO)には、ステップS106で、制御部8は、高速連写可能枚数を算出する。例えば、制御部8は、予備領域7が使用不可であるため、RAWバッファ領域60の容量をRAWデータのサイズで割って、高速連写可能枚数を算出する。なお、以下、算出した高速連写可能枚数において、小数点以下はステップS102と同様の理由で切り捨てる。
ステップS107で、制御部8は、フラグを0に設定する。0のフラグは、予備領域7が使用不可であることを示す。
ステップS108で、制御部8は、ステップS106で算出した高速連写可能枚数が0枚か否かを判定する。0枚の場合(YES)には、ステップS109に移行する。一方、1枚以上の場合(NO)には、ステップS110に移行する。
ステップS109で、制御部8は、表示部9を制御して、高速連写可能枚数「0」を表示する。これにより、ユーザは、高速連写不可であることを認識できる。
ステップS110で、制御部8は、フラグが1の場合には、表示部9を制御して、ステップS102で算出した枚数を表示する。また、制御部8は、フラグが0の場合には、表示部9を制御して、ステップS108で1枚以上と判定した高速連写可能枚数を表示する。これにより、ユーザは、高速連写可能枚数を認識できる。
ステップS111で、制御部8は、レリーズスイッチ13がONされたか否かを判定する。レリーズスイッチ13がONされた場合(YES)には、ステップS112に移行する。一方、レリーズスイッチ13がONされない場合(NO)には、ステップS127に移行する。
ステップS112で、制御部8は、撮像素子3を制御して、後述するステップS127でレリーズスイッチ13がOFFされるまで画像を繰り返し撮像する。そして、制御部8は、画像処理部5を制御して、RAWデータに画像処理および圧縮処理を施すとともに、JPEGデータを記録媒体11に記録する。
ステップS113で、制御部8は、高速連写可能枚数を算出する。例えば、制御部8は、フラグが0の場合には、ステップS112で画像を撮像するごとに、ステップS106で算出した高速連写可能枚数から1枚引いて、高速連写可能枚数を算出する。また、制御部8は、フラグが1の場合には、ステップS112で画像を撮像するごとに、ステップS102で算出した枚数から1枚引いて、高速連写可能枚数を算出する。
ステップS114で、制御部8は、ステップS113で算出した高速連写可能枚数が0枚か否かを判定する。0枚の場合(YES)には、ステップS115に移行する。一方、1枚以上の場合(NO)には、ステップS117に移行する。
ステップS115で、制御部8は、表示部9を制御して、高速連写可能枚数「0」を表示する。
ステップS116で、制御部8は、撮像素子3を含む各部に低速連写を設定する。これにより、RAWバッファ領域60の空き容量を増加し、高速連写に備えることができる。
ステップS114で高速連写可能枚数が1枚以上の場合(NO)には、ステップS117で、制御部8は、ステップS113で算出した高速連写可能枚数を表示する。
ステップS118で、制御部8は、撮像素子3を含む各部に高速連写を設定する。これにより、シャッターチャンスを逃すおそれを減らすことができる。
ステップS119で、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14が長押しされているか否かを判定する。メモリ拡張スイッチ14が長押しされている場合(YES)には、ステップS120に移行する。一方、メモリ拡張スイッチ14が押されていない場合(NO)には、ステップS123に移行する。
ステップS120で、制御部8は、フラグが0か否かを判定する。フラグが0の場合(YES)には、予備領域7は使用不可である。そこで、ステップS119でメモリ拡張スイッチ14が長押しされていることにより、予備領域7を使用可能にするため、ステップS121に移行する。一方、フラグが1の場合(NO)には、予備領域7は使用可能のままで良いため、ステップS127に移行する。
ステップS121で、制御部8は、予備領域7を使用可能にする。これにより、ステップS102で算出した枚数に達するまで高速連写可能になる。
ステップS122で、制御部8は、フラグを1に設定する。
ステップS119でメモリ拡張スイッチ14が押されていない場合(NO)には、ステップS123で、制御部8は、フラグが1か否かを判定する。フラグが1の場合(YES)には、予備領域7は使用可能である。そこで、ステップS119でメモリ拡張スイッチ14が押されていないことにより、予備領域7を使用不可にするため、ステップS124に移行する。一方、フラグが0の場合(NO)には、予備領域7は使用不可のままで良いため、ステップS127に移行する。
ステップS124で、制御部8は、予備領域7を使用不可にする。
ステップS125で、制御部8は、ステップS106と同様に、高速連写可能枚数を算出する。
ステップS126で、制御部8は、フラグを0に設定する。
ステップS127で、制御部8は、レリーズスイッチ13がOFFされたか否かを判定する。レリーズスイッチ13がOFFされた場合(YES)には、ステップS128に移行する。一方、レリーズスイッチ13がOFFされない場合(NO)には、ステップS112に戻り、連写を継続する。
ステップS127でレリーズスイッチ13がOFFされたことにより、ステップS128で、制御部8は、連写を終了する。その後、制御部8は、連写モードを終了する指示をユーザから受け付けたか否かを判定する。連写モードを終了する指示を受け付けた場合(YES)には、一連の処理を終了する。一方、連写モードを終了する指示を受け付けない場合(NO)には、ステップS103に戻り、メモリ拡張スイッチ14が長押しされているか否かを判定する。
第2実施形態のデジタルカメラによれば、高速連写可能枚数に応じて、高速連写と低速連写とを切り替える。また、メモリ拡張スイッチ14が長押し状態の間は、予備領域を使用可能にする。したがって、ユーザは、好みのタイミングで高速連写を行うことができ、シャッターチャンスを逃すおそれを減らすことができる。
また、第2実施形態のデジタルカメラは、高速連写可能枚数を表示する。そのため、ユーザは、メモリ拡張スイッチを操作するタイミングを把握しやすい。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態について説明する。ここで、第3実施形態におけるデジタルカメラの構成は、図1に示す第1実施形態のデジタルカメラと共通するので重複説明は省略する。
第3実施形態では、以下の点が第1実施形態と異なる。デジタルカメラ1は、予備領域7を複数の領域に分割しない。また、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14がONされるごとに、予備領域7の使用不可/使用可を切り替える。すなわち、メモリ拡張スイッチ14が1回ONされると、予備領域7を使用可能にする。その後、予備領域7を使用可能にした状態で、メモリ拡張スイッチ14が1回ONされると、予備領域7を使用不可にする。
例えば、制御部8は、不図示のタイマーを制御して、数10msごとにメモリ拡張スイッチ14の状態の変化を読み取る。メモリ拡張スイッチ14がONされた場合には、制御部8は、操作履歴を残す。制御部8は、最新の操作履歴に応じて、予備領域7の使用不可/使用可を切り替える。なお、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14の状態の変化を読み取るごとに操作履歴を更新する。
さらに、第2実施形態と同様に、制御部8は、RAWバッファ領域60の空き容量に応じて、高速連写と低速連写とを切り替える。
図6および図7は、第3実施形態のデジタルカメラ1における連写モードによる撮像時の制御部8の動作を示すフローチャートである。
ステップS201で、制御部8は、連写モードを開始する。例えば、制御部8は、撮像素子3を制御して、スルー画像の撮像を開始する。
ステップS202で、制御部8は、予備領域7を使用不可にするとともに、フラグを0に設定する。0のフラグは、予備領域7が使用不可であることを示す。
ステップS203で、制御部8は、図2のステップS102と同様の処理により、最大記録枚数を算出する。
ステップS204で、制御部8は、操作履歴があるか否かを判定する。操作履歴がある場合(YES)には、ステップS205に移行する。一方、操作履歴がない場合(NO)には、ステップS210に移行する。
ステップS205で、制御部8は、フラグが0か否かを判定する。フラグが0の場合(YES)には、予備領域7は使用不可である。そこで、ステップS204の操作履歴を、予備領域7を使用可能にするためにメモリ拡張スイッチ14がONされたとして、ステップS206に移行する。一方、フラグが1の場合(NO)には、予備領域7は使用可能である。そこで、ステップS204の操作履歴を、予備領域7を使用不可にするためにメモリ拡張スイッチ14がONされたとして、ステップS208に移行する。
ステップS206で、制御部8は、予備領域7を使用可能にする。これにより、ステップS203で算出した枚数に達するまで高速連写可能になる。
ステップS207で、制御部8は、フラグを1に設定する。1のフラグは、予備領域7が使用可能であることを示す。
ステップS205でフラグが1の場合(NO)には、ステップS208で、制御部8は、予備領域7を使用不可にする。
ステップS209で、制御部8は、フラグを0に設定する。
ステップS210で、制御部8は、フラグが0か否かを判定する。フラグが0の場合(YES)には、ステップS211に移行する。一方、フラグが1の場合(NO)には、ステップS214に移行する。
ステップS211で、制御部8は、高速連写可能枚数を算出する。なお、フラグが0であり、予備領域7は使用不可である。そのため、制御部8は、RAWバッファ領域60の容量をRAWデータのサイズで割って、高速連写可能枚数を算出する。なお、以下、算出した高速連写可能枚数において、小数点以下は図2のステップS102と同様の理由で切り捨てる。
ステップS212で、制御部8は、ステップS211で算出した高速連写可能枚数が0枚か否かを判定する。0枚の場合(YES)には、ステップS213に移行する。一方、1枚以上の場合(NO)には、ステップS214に移行する。
ステップS213で、制御部8は、表示部9を制御して、高速連写可能枚数「0」を表示する。これにより、ユーザは、高速連写不可であることを認識できる。
ステップS214で、制御部8は、フラグが1の場合には、表示部9を制御して、ステップS203で算出した枚数を表示する。また、制御部8は、フラグが0の場合には、表示部9を制御して、ステップS212で1枚以上と判定した高速連写可能枚数を表示する。これにより、ユーザは、高速連写可能枚数を認識できる。
ステップS215で、制御部8は、レリーズスイッチ13がONされたか否かを判定する。レリーズスイッチ13がONされた場合(YES)には、ステップS216に移行する。一方、レリーズスイッチ13がONされない場合(NO)には、ステップS231に移行する。
ステップS216で、制御部8は、撮像素子3を制御して、後述するステップS230でレリーズスイッチ13がOFFされるまで画像を繰り返し撮像する。そして、制御部8は、画像処理部5を制御して、RAWデータに画像処理および圧縮処理を施すとともに、JPEGデータを記録媒体11に記録する。
ステップS217で、制御部8は、高速連写可能枚数を算出する。例えば、制御部8は、フラグが0の場合には、ステップS216で画像を撮像するごとに、ステップS211で算出した高速連写可能枚数から1枚引いて、高速連写可能枚数を算出する。また、制御部8は、フラグが1の場合には、ステップS216で画像を撮像するごとに、ステップS203で算出した枚数から1枚引いて、高速連写可能枚数を算出する。
ステップS218で、制御部8は、ステップS217で算出した高速連写可能枚数が0枚か否かを判定する。0枚の場合(YES)には、ステップS219に移行する。一方、1枚以上の場合(NO)には、ステップS221に移行する。
ステップS219で、制御部8は、ステップS213と同様の処理を行う。
ステップS220で、制御部8は、撮像素子3を含む各部に低速連写を設定する。これにより、RAWバッファ領域60の空き容量を増加し、高速連写に備えることができる。
ステップS218で高速連写可能枚数が1枚以上の場合(NO)には、ステップS221で、制御部8は、ステップS217で算出した高速連写可能枚数を表示する。
ステップS222で、制御部8は、撮像素子3を含む各部に高速連写を設定する。これにより、シャッターチャンスを逃すおそれを減らすことができる。
ステップS223で、制御部8は、操作履歴があるか否かを判定する。操作履歴がある場合(YES)には、ステップS224に移行する。一方、操作履歴がない場合(NO)には、ステップS230に移行する。
ステップS224で、制御部8は、フラグが0か否かを判定する。ステップS205と同様に判定して、フラグが0の場合(YES)には、ステップS225に移行する。一方、フラグが1の場合(NO)には、ステップS227に移行する。
ステップS225〜ステップS226において、制御部8は、ステップS206〜ステップS207と同様の処理を行う。
ステップS224でフラグが1の場合(NO)には、ステップS227で、制御部8は、予備領域7を使用不可にする。
ステップS228で、制御部8は、ステップS211と同様の処理により、高速連写可能枚数を算出する。
ステップS229で、制御部8は、フラグを0に設定する。
ステップS230で、制御部8は、レリーズスイッチ13がOFFされたか否かを判定する。レリーズスイッチ13がOFFされた場合(YES)には、ステップS231に移行する。一方、レリーズスイッチ13がOFFされない場合(NO)には、ステップS216に戻り、連写を継続する。
ステップS230でレリーズスイッチ13がOFFされたことにより、ステップS231で、制御部8は、連写を終了する。その後、制御部8は、連写モードを終了する指示をユーザから受け付けたか否かを判定する。連写モードを終了する指示を受け付けた場合(YES)には、連写モードを終了して、一連の処理を終了する。一方、連写モードを終了する指示を受け付けない場合(NO)には、ステップS204に戻り、操作履歴があるか否かを判定する。
第3実施形態のデジタルカメラによれば、第2実施形態のデジタルカメラと同様の効果を得ることができる。
なお、上記の各実施形態では、予備領域7をRAWバッファ領域60の追加領域として使用する例を示したが、これに限らない。例えば、デジタルカメラ1において、JPEGデータを書き込む速度が遅い記録媒体11が接続された場合や、記録媒体11にデータを書き込む速度が遅い機種がある。このようなデジタルカメラ1において、連写モードが設定されたときには、記録媒体11にデータを書き込む速度が画像処理部5による画像処理の速度より遅く、JPEGバッファ領域62がJPEGデータで満たされる場合がある。
そこで、制御部8は、RAWバッファ領域60の容量、JPEGバッファ領域62の容量、記録媒体11の種類、デジタルカメラ1の機種などに基づいて、連写モードが設定されたときに、RAWバッファ領域60とJPEGバッファ領域62とのうち、いずれが早くRAWデータまたはJPEGデータで満たされるかを判定する。そして、JPEGバッファ領域62が早くJPEGデータで満たされると判定した場合には、制御部8は、メモリ拡張スイッチ14がONされると、予備領域7をJPEGバッファ領域62の追加領域として使用しても良い。
また、上記の各実施形態では、メモリ拡張スイッチ14がONされると、予備領域7を制御する例を示したが、部材はこれに限らない。例えば、連写モードが設定されているときに、操作スイッチ15のいずれかのスイッチをメモリ拡張スイッチ14の代わりに用いても良い。また、スライド式のスイッチやダイヤル式のスイッチなどを用いても良い。
また、第2実施形態のステップS102において、制御部8は、RAWバッファ領域60と予備領域7とを足した容量をRAWデータのサイズで割り、最大記録枚数を算出したが、これに限らない。例えば、制御部8は、RAWバッファ領域60の容量、記録媒体11にデータを書き込む速度などに基づいて、最大記録枚数を算出する構成にしても良い。
また、第2実施形態のステップS106においても、制御部8は、同様に、RAWバッファ領域60の容量、記録媒体11にデータを書き込む速度などに基づいて、高速連写可能枚数を算出する構成にしても良い。なお、ステップS106で算出した高速連写枚数が0枚未満の可能性がある。そこで、ステップS106で算出した高速連写可能枚数が0枚未満の場合には、ステップS108で、制御部8は、高速連写可能枚数が0枚未満か否かを判定しても良い。また、同様の理由で、ステップS113で算出した高速連写可能枚数が0枚未満の場合には、ステップS114で、制御部8は、高速連写可能枚数が0枚未満か否かを判定しても良い。また、第3実施形態における高速連写可能枚数の算出においても同様の構成にしても良い。
また、第2実施形態のステップS114において、高速連写可能枚数が0枚の場合には、撮像素子3に低速連写を設定する例を示したが、これに限らない。例えば、所定の枚数の指定をユーザから受け付ける。そして、ステップS114で、制御部8は、高速連写可能枚数がこの受け付けた枚数以下の場合には、撮像素子3に低速連写を設定する構成にしても良い。また、第3実施形態のステップS218においても同様の構成にしても良い。
本発明の第1実施形態におけるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。 それぞれのモードにおけるバッファメモリ6の使用領域を示す図である。 第1実施形態のデジタルカメラ1における連写モードによる撮像時の制御部8の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態のデジタルカメラ1における連写モードによる撮像時の制御部8の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態のデジタルカメラ1における連写モードによる撮像時の制御部8の動作を示すフローチャートの続きである。 第3実施形態のデジタルカメラ1における連写モードによる撮像時の制御部8の動作を示すフローチャートである。 第3実施形態のデジタルカメラ1における連写モードによる撮像時の制御部8の動作を示すフローチャートの続きである。
符号の説明
3…撮像素子、4…A/D変換部、5…画像処理部、6…バッファメモリ、7…予備領域、8…制御部、13…レリーズスイッチ、14…メモリ拡張スイッチ、15…操作スイッチ

Claims (8)

  1. 被写体を撮像してアナログ画像信号を出力する撮像素子と、
    前記撮像素子の出力信号のA/D変換を行うA/D変換部と、
    前記A/D変換部により出力したRAWデータを一時的に記録するRAWバッファ領域と所定の空き容量を有する予備領域とを少なくとも有するバッファメモリと、
    前記予備領域を使用する指示をユーザから受け付けるメモリ拡張スイッチと、
    前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出しないときには前記予備領域の使用を制限し、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出すると前記予備領域を使用可能にするメモリ制御部と
    を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記メモリ制御部は、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出した回数に応じて、前記予備領域のうち、使用可能にする容量を段階的に拡張する
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記予備領域のうち、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出しないときに使用可能な容量の設定をユーザから受け付ける受付部をさらに備え、
    前記メモリ制御部は、前記受付部により受け付けた前記容量の設定に基づいて、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出しないときに前記予備領域の使用を制限する
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    レリーズONおよびOFFの指示をユーザから受け付けるレリーズ部をさらに備え、
    前記メモリ制御部は、前記レリーズ部がONからOFFに移行して撮像が終了したことを検出すると前記バッファメモリを、前記予備領域を使用可能にする前の状態に戻す
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    ユーザの操作に応じて被写体を繰り返し撮像する連写モードを設定する設定部と、
    前記A/D変換部により出力したRAWデータに対して画像処理および圧縮処理を施して圧縮データを生成する画像処理部と、
    前記バッファメモリに含まれ、前記画像処理部により生成した圧縮データを一時的に記録する圧縮バッファ領域と、
    前記設定部により前記連写モードが設定されたときに、前記RAWバッファ領域と前記圧縮バッファ領域とのうち、いずれが早く前記RAWデータまたは前記圧縮データで満たされるかを判定する判定部とをさらに備え、
    前記メモリ制御部は、前記メモリ拡張スイッチにより前記指示を検出すると前記判定部により判定した結果に基づいて、前記RAWバッファ領域と前記圧縮バッファ領域とのいずれか一方の追加領域として前記予備領域を使用可能にする
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 被写体を撮像してアナログ画像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子の出力信号のA/D変換を行うA/D変換部と、前記A/D変換部により出力したRAWデータを一時的に記録するRAWバッファ領域と所定の空き容量を有する予備領域とを少なくとも有するバッファメモリと、前記予備領域を使用する指示をユーザから受け付けるメモリ拡張スイッチと、ユーザの操作に応じて被写体を繰り返し撮像する連写モードを設定する設定部とを備えるデジタルカメラを制御するプログラムであって、
    前記設定部により前記連写モードが設定されたときに、高速連写を行うか、または前記高速連写より連写速度が遅い低速連写を行うかを判定する判定ステップと、
    前記設定部により前記連写モードが設定されたときに、前記メモリ拡張スイッチにより前記予備領域を使用する指示を受け付けると前記予備領域を使用可能にするメモリ拡張ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムにおいて、
    前記判定ステップでは、前記高速連写可能な枚数を算出し、前記算出した枚数が所定の枚数以下の場合には、前記低速連写を行うと判定する
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムにおいて、
    前記デジタルカメラは、前記所定の枚数の指定をユーザから受け付ける枚数受付部をさらに備え、
    前記判定ステップでは、前記算出した枚数が前記枚数受付部により受け付けた枚数以下の場合には、前記低速連写を行うと判定する
    ことを特徴とするプログラム。
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