JP2010028284A - 無線通信装置及び無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】空間多重を用いたフレーム再送信時等の処理負担を軽減することのできる無線通信装置及び方法を提供する。
【解決手段】新規フレームの送信の前に、該新規フレームの宛先ユーザと共に多重するユーザを含む第1のユーザ群を選択し、前記第1のユーザ群に属するユーザと共に多重可能な別のユーザを含む第2のユーザ群を選択するユーザ選択部と、前記第1のユーザ群を多重して前記新規フレームを含む第1の複数フレームを送信した後、前記第1のユーザ群に属するいずれかのユーザを再送宛先とする再送信を行う場合に、前記再送宛先のユーザと共に前記第2のユーザ群に属するユーザを多重して再送フレームを含む第2の複数フレームを送信する送信部と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の端末装置に対して空間多重伝送を行なう無線通信装置及び方法に関する。
近年、有限な周波数資源を有効利用する技術の一つとして、空間分割多元接続が注目されている。空間分割多元接続では、同時に同一の周波数チャネルを用いて、複数の端末装置に対してデータを送信する。送信端末では、データ送信前に多重するユーザを選択し、選択したユーザの組み合わせに応じて各ユーザへの送信時間長を揃えるためにフレーム長を調節したり、送信レートを決定したり、さらには送信ウェイトベクトルを計算したりといった空間多重伝送特有の処理が発生する。
一方、データの再送信については、新規送信の場合と比較して厳しい遅延制限が課せられるという傾向がある。例えば、IEEE802.11系の無線LANでは、データ送信端末が送信失敗を認識してからSIFS(すなわち16[μsec])以内に再送信を行なう場合もある。このような再送遅延を考慮すると、再送信時には、できる限り送信処理の負荷を低減することが望ましい。つまり、上述のような空間多重伝送特有の処理を、再送信時にも新規送信時と全く同様に実行することは好ましくない。
従来、空間多重する端末の組み合わせを決定するさまざまなアルゴリズムが提案されている。例えば、互いに干渉とならない端末を多重ユーザとして選択して組み合わせる方式である(例えば下記特許文献1参照。)。
一方、再送信を考慮した多重ユーザ選択方法として、再送フレーム送信時には送信電力配分を考慮して干渉除去能力の高い端末を多重ユーザとして選択する方式も提案されている(例えば下記特許文献2参照。)。
特開2003−110485号公報 特開2006−238423号公報
互いに干渉とならない端末を多重ユーザとして選択して組み合わせる上記特許文献1に記載された技術は、新規送信と再送信の区別をすることなく、送信毎に常に同じ方式で多重ユーザを選択する。つまり、再送信を行う場合にも新規送信時と同様のユーザ選択処理が発生する。
特許文献2に記載された技術は、再送信を考慮した多重ユーザ選択方法である。特許文献2には、再送フレームの送信を行う場合には送信電力配分を考慮して干渉除去能力の高い端末を多重ユーザとして選択することが記載されている。
空間多重伝送を利用して無線媒体の利用効率を向上しスループットを向上するには、再送信においても多重数を一定以上に保つことが好ましい。しかし、再送時等において、空間多重によりフレームを送信する宛先のユーザを多重数を維持するため新たに追加する際に、ユーザ選択処理の負担がかかるという問題点がある。
そこで本発明は、空間多重を用いたフレーム再送信時等の処理負担を軽減することのできる無線通信装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点に係る無線通信装置は、新規フレームの送信前に、該新規フレームの宛先ユーザと共に多重するユーザを含む第1のユーザ群を選択し、前記第1のユーザ群に属するユーザと共に多重可能な別のユーザを含む第2のユーザ群を選択するユーザ選択部と、前記第1のユーザ群を多重して前記新規フレームを含む第1の複数フレームを送信した後、前記第1のユーザ群に属するいずれかのユーザを再送宛先とする再送信を行う場合に、前記再送宛先のユーザと共に前記第2のユーザ群に属するユーザを多重して再送フレームを含む第2の複数フレームを送信する送信部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、空間多重による新規フレームの送信のために多重ユーザを選択する際に、再送時に追加するユーザをあらかじめ選択しておくことができる。再送を行う場合には、既に選択されているユーザの中から必要に応じてユーザを選択するだけでよい。したがって、空間多重を用いたフレーム再送信時等の処理負担を軽減することができ、再送時の処理遅延を短く抑えることができる。さらに、再送時に追加するユーザを考慮して、あらかじめ再送時の送信パラメータ(送信レート、データサイズ、送信ウェイトベクトル)を計算しておくことにより、再送時の処理負荷をさらに低減することもできる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1に、実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す。同図に示すように、1台の無線基地局(AP)に対して、5台の無線端末局(STA1,STA2,STA3,STA4,STA5)が接続し、1つのBSS(Basic Service Set)を形成している。このBSSは、APが集中的に管理している。図1では、APが3台の無線端末局(STA1,STA2,STA3)に空間多重伝送により同時送信する様子を示している。このように、APは1台以上の無線端末局を選択し、それぞれの無線端末局宛てのデータを同時に送信する。なお、無線基地局に接続する無線端末局の台数や端末種類は、本発明を限定するものではない。
図2は、実施形態に係る無線通信装置の構成例を示すブロック図である。実施形態に係る無線通信装置は、複数のアンテナ10、受信RF部20、再送管理部30、および送信ユニット40を備える。送信ユニット40は、送信キュー50、ユーザ選択部60、長さ調節部70、送信部80、送信RF部90、記憶部200を備える。ここでは説明のために、図2に示す無線通信装置は、図1におけるAPであるものとする。
<再送管理部30>
無線通信装置が新規フレーム送信後、宛先端末からの送達確認応答が受信されない場合、再送管理部30は送信ユニット40に対してフレーム再送信の指示を出す。送信ユニット40はフレーム再送信の指示を受け取ると、再送であることを示す情報を対応するフレームに書き込む。再送であることを示す情報は、例えばIEEE802.11系無線LANの再送ビットのようにフレーム本体に書き込んでも良いし、フレームに付随する情報としてフレーム毎に管理しても良い。または、送信ユニット40内の各モジュールに信号やフラグで通知してもよい。
<ユーザ選択部60>
ユーザ選択部60は、空間多重して送信する宛先ユーザを決定する。図3は、ユーザ選択部60の動作例を示すフローチャートである。新規送信フレームの到着、もしくはフレームの再送信の発生をトリガとして図3の処理が開始される。
まず、ユーザ選択部60では、送信予定のフレームが新規送信であるか、または再送信であるかを判定する(ステップ1)。新規送信フレームであるか、または再送信フレームであるかを識別するための情報は、上述したように例えばフレームの付随情報としてフレーム毎に管理されている。
到着した送信予定フレームが新規送信の場合、送信予定フレームの宛先であるユーザと共に空間多重して送信を行う多重ユーザを選択する(ステップ2)。ここでは仮に、STA1宛の新規送信フレーム1が到着し、STA1と共に空間多重して送信を行う宛先ユーザをSTA2からSTA5の中からAPが選択するものとする。
多重ユーザをどのようにして選択するかについては、送信予定である新規送信フレーム1と同じトラヒックタイプのフレームの宛先端末から選択する、互いに大きな干渉とならないユーザを選択する、空間的に異なる方向の端末を選択する、新規送信フレーム1とデータ長が近いフレームの宛先端末から多重ユーザを選択する等、さまざまな方法が考えられる。ここでは、上記いずれかの方法により、例えばSTA2とSTA3が多重ユーザとして選択されたものとする。これらSTA2,STA3は、新規送信フレーム1の送信の際にSTA1(ユーザ)と共に多重されるユーザであって、これらSTA1,STA2,STA3は第1のユーザ群を成す。
続いて、再送用の多重ユーザを選択する(ステップ3)。再送用の多重ユーザとは、例えば新規送信フレーム1を送信した結果、宛先端末(STA1)から送達確認応答が得られなかった場合、新規送信フレーム1の再送信を行う場合に該新規送信フレーム1の宛先ユーザと共に空間多重して送信を行うユーザである。このステップ3で選択される再送用の多重ユーザは、広義には、上記第1のユーザ群に属するユーザと共に多重可能な、上記第1のユーザ群に属するユーザとは別のユーザを含む第2のユーザ群を成す。
図4に、空間多重を用いたフレーム送信の一例をシーケンス図によって示す。APはまずSTA1を宛先とするフレームf1(上記新規送信フレーム1に相当)と、ステップ2で選択した多重ユーザ(STA2,STA3)を宛先とするフレームf2,f3とを空間多重して送信する。その結果、仮に、STA1のみに送達確認応答(ACKフレーム)f4が返信された場合、STA2及びSTA3宛のフレーム送信は失敗したと判断し、STA2宛のフレームf2とSTA3宛のフレームf3を再送することになる。このときAPはSTA1宛のフレームf1はもはや送信する必要がないので、新規にユーザを追加し、空間多重して送信することができる。このときに宛先として追加するユーザが、図3のステップ3で選択する再送用の多重ユーザである。ステップ2において上記の通り既にSTA2とSTA3が選択されているので、ステップ3ではそれ以外の端末(STA4、STA5)の中から選択される。ステップ3では、例えばSTA4が再送用多重ユーザとして選択される。この再送用多重ユーザ(STA4)を識別する情報は、図2の記憶部200に書き込まれ(ステップ4)、再送が完了するまで保持される。
ステップ3で再送用に追加する多重ユーザをどのようにして選択するかについては、上記ステップ2と同様に、新規送信フレーム1と同じトラヒックタイプのフレームの宛先端末から選択する、互いに大きな干渉とならないユーザを選択する、空間的に異なる方向の端末を選択する、新規送信フレーム1とデータ長が近いフレームの宛先端末から多重ユーザを選択する等、さまざまな方法が考えられる。なお、ステップ3の時点では、今後、STA1、STA2、STA3のどの宛先についてフレームの再送が発生するかは不明であり、どの宛先のフレームと多重することになるかについても不明である。したがって、STA1だけでなく、STA2及びSTA3のそれぞれと組み合わせて多重を行う場合を考慮して再送用多重ユーザを選択することが好ましい。例えば、互いに大きな干渉とならないユーザを選択する場合には、STA1だけでなくSTA2、STA3に対しても大きな干渉とならないようなユーザを選択する。
一方、到着したフレームが新規送信であるか、または再送信フレームであるかをステップ1で判定した結果、再送信フレームであった場合、ユーザ選択部60は再送用多重ユーザ(の識別情報)を記憶部200から取得する(ステップ5)。ここでは、ステップ4において記憶部200にはSTA4が書き込まれているので、記憶部200からSTA4が再送用多重ユーザとして取得される。その結果、図4に示すように、APは、再送用多重ユーザとしてSTA4を選択し、STA2宛の再送フレームf5とSTA3宛の再送フレームf6と共に、STA4宛の新規フレームf7を空間多重して送信することになる。
ユーザ選択部60における多重ユーザ選択処理(ステップ2)、再送用多重ユーザ選択処理(ステップ3)の後、決定された多重ユーザのフレームが送信キュー50から切り出される。つまり、STA1宛のフレームf1と、ステップ2において選択されたSTA2、STA3宛のフレームf2,f3が送信キュー50から取り出される。このとき、ステップ3において選択されたSTA4宛のフレームf7についても送信キュー50から取り出し、記憶部200に格納しておいてもよい。
なお、ユーザ選択部60がステップ3で選択する再送用多重ユーザの数は、2ユーザ以上であってもよい。すなわち、上記第1のユーザ群のユーザのみを多重して送信した後、該第1のユーザ群のうち少なくとも1ユーザ宛の再送信が生じた場合に、上記第2のユーザ群のうちいずれか1ユーザ以上を選択し再送宛先ユーザと共に多重して送信を行う。
前述の例では、1ユーザ(STA4)のみが選択されているが、2ユーザ(STA4,STA5)が選択されても良い。この場合、ステップ4では、STA4とSTA5が記憶部200に書き込まれる。STA4とSTA5を記憶部200に書き込む際、優先順位を示す情報を付加して格納してもよい。例えば、STA4が高優先であり、STA5が低優先である場合を考える。ステップ5において、再送用多重ユーザを記憶部200から取得する際に、優先順位を参照し、まずは高優先のSTA4を再送用追加ユーザとして決定する。そして仮にSTA2、STA3宛のフレームの再送が発生したとすると、高優先のSTA4宛のフレームのみを加えて空間多重して送信する。仮にSTA3宛のフレームのみの再送が発生したとすると、STA4宛のフレームとSTA5宛のフレームとを加えて、空間多重して送信する。このように再送用多重ユーザとして複数ユーザを選択する場合には、メモリ量やアンテナ数などに応じて、記憶部200に保持するユーザ数を定めてもよい。
以上のように、ユーザ選択部60において、新規フレーム送信時の多重ユーザ選択時に、あらかじめ再送用多重ユーザについても選択しておくことにより、再送時には記憶部200から多重ユーザの識別情報を取得すれば良いことになるから、再送時の処理を削減できる。
<長さ調節部70>
長さ調節部70は、ユーザ選択部60で選択された多重ユーザについて、その各々のユーザ宛のデータ送信時間長が互いに等しくなるように、送信パラメータを決定する。各多重ユーザ宛のデータ送信時間長が等しいとは、多重した各ユーザ宛の送信データに対する各ユーザからの送達確認応答の受信が同時であるとみなせる時間内に、各データ送信時間長の差が収まることである。データ送信時間長を等しくすることにより多重宛先の各ユーザから同時に送達確認応答が送信されたとき、これを受信した多重データ送信端末(ここではAP)は複数ユーザからの送達確認応答を正しく分離することができる。一方、各ユーザからの送達確認応答を受信する時刻がばらついていると、複数ユーザから受信した送達確認応答を正しく分離することが困難になる。
特にIEEE802.11系の無線LANのようなCSMAのシステムでは、各端末が非同期にフレームを送信するので、複数ユーザから同時刻に送達確認応答を送信してもらうためには、各多重ユーザ宛のデータ送信時間長を揃えることにより各多重ユーザ間の同期をとる必要がある。
各多重ユーザ宛のデータ送信時間長を揃えない場合には、各宛先ユーザに対して送達確認応答の返信時刻を通知するために、送達確認応答の返信時刻を記載したフレームを別途送信するか、または、各多重ユーザ宛の送信データのヘッダに送達確認応答の返信時刻を記載することが必要になる。どちらの方法でも、フレーム送信に時間を要したりヘッダ長が長くなったりするのでオーバーヘッドが増加し、スループットが劣化する。そこで、実施形態では、各多重ユーザ宛のデータ送信時間長が互いに等しくなるようにし、このための送信パラメータを決定する長さ調節部70を設けている。
送信パラメータとは、フレームサイズと、送信レート(変調方式や符号化率、送信帯域幅等)とを含む。実施形態の例では、ユーザ選択部60において、STA1,STA2,STA3が多重ユーザとして選択され、STA4が再送用多重ユーザとして選択されたので、STA1,STA2,STA3、STA4宛のフレームの送信時間長が互いに等しくなるように、各フレームのフレームサイズと送信レートを調節する。フレームサイズの調節には、例えば必要に応じてパディングを施し、冗長なデータを付加することで実現できる。
図5は、長さ調節部70の動作例を示すフローチャートである。実施形態の例では、図3に示したユーザ選択部60の処理の後に、長さ調節部70の処理が開始されるものとするが、多重ユーザの選択処理に本発明を適用しない場合であっても、図5に示す長さ調節部70による処理は実施可能である。すなわち、図3に示した本発明に係るユーザ選択部60の処理が行われず、単に図3のステップ2のみが実行されるような場合であっても、図5に示す長さ調節部70による処理は適用可能である。
まず、長さ調節部70では、送信予定のフレームが新規送信であるか、または再送信であるかを判定する(ステップ1)。到着した送信予定フレームが新規送信の場合、ユーザ選択部60で選択した全ユーザ(STA1,STA2,STA3,STA4)宛のフレームの送信時間長が等しくなるように、各端末宛フレームそれぞれの送信レートとフレームサイズを決定する(ステップ2)。実施形態の例では、ユーザ選択部60により選択されたユーザの識別情報を記憶部200に格納し、長さ調節部70が記憶部200を参照することにより、該ユーザの識別情報を取得することが可能であるが、該ユーザの識別情報をユーザ選択部60から長さ調節部70に通知するように構成しても良い。
ステップ2で長さ調節部70により決定された送信レートとフレームサイズを用いて、各多重フレームは送信されることになる。この場合、図4から分かるように全多重フレームf1,f2,f3が等しい送信時間長となる。長さ調節部70は、決定した送信パラメータを記憶部200に書き込み、保持する(ステップ3)。
一方、到着したフレームが新規送信であるか、または再送信フレームであるかをステップ1で判定した結果、再送信フレームであった場合、長さ調節部70は送信パラメータを記憶部200から取得する(ステップ4)。その結果、図4から分かるように、STA2宛の再送フレームf5とSTA3宛の再送フレームf6と共に、STA4宛の新規フレームf7を追加して空間多重する際、APは長さ調節を再度行なうことなく、これらフレームf5,f6,f7の送信時間長を互いに等しくすることができる。
なお、例えばチャネルがタイムスロットで構成されるTDMAのような場合には、多重するフレームの送信時間長を必ずしも揃える必要は無い。このような場合には、無線端末装置が長さ調節部70を備えてない構成としても良い。
以上のように、長さ調節部70において、新規フレーム送信時の多重ユーザ選択時に、あらかじめ再送用多重ユーザのフレーム長も考慮してフレーム送信時間を調節しておくことにより再送時に長さ調節を行なう必要がなく、再送の処理が軽減される。
<送信部80>
送信部80は、複数のアンテナ10の送信指向性の制御に用いられる送信ウェイトベクトルを算出する。指向性を向ける適切な方向が多重ユーザの組み合わせ毎に異なる場合があるので、送信ウェイトベクトルは多重ユーザの組み合わせ毎に算出する。
図6は、第1の実施形態に係る送信部80の動作例を示すフローチャートである。送信フレームが送信部80に到着すると、送信部80は、送信予定のフレームが新規送信であるか、または再送信であるかを判定する(ステップ1)。到着した送信予定フレームが新規送信の場合、ユーザ選択部60で選択された多重ユーザ(STA1,STA2,STA3)の組み合わせについて、送信ウェイトベクトルを計算する(ステップ2)。実施形態の例では、ユーザ選択部60により選択されたユーザの識別情報を記憶部200に格納し、送信部80が記憶部200を参照することにより、該ユーザの識別情報を取得することが可能であるが、該ユーザの識別情報をユーザ選択部60から送信部80に通知するように構成しても良い。
続いて、再送用のウェイトベクトルを計算する(ステップ3)。実施形態の例では、再送用多重ユーザとしてSTA4が選択されているので、STA1,STA2,STA3,STA4を用いて考えられる各組み合わせに対して、送信部80は送信ウェイトベクトルを計算する。新規送信時の多重ユーザはSTA1,STA2,STA3であり、以下のような再送が発生する場合が考えられる。
(a)3端末宛の全フレームを再送:
再送時のユーザの組み合わせは、(STA1,STA2,STA3)である。この場合、新規送信時と同じ多重ユーザの組み合わせなので、新規送信時と同じステップ2で計算した送信ウェイトベクトルを適用する。
(b)3端末中、2端末宛のフレームを再送:
再送時のユーザの組み合わせとして、(STA1,STA2,STA4)、(STA1,STA3,STA4)、(STA2,STA3,STA4)の3通りが考えられる。
(c)3端末中、1端末宛のフレームを再送:
再送時のユーザの組み合わせは、(STA1,STA4)、(STA2,STA4)、(STA3,STA4)の3通りが考えられる。
したがって、ステップ3では、上記(b)、(c)の各組み合わせ(全6通り)について、送信ウェイトベクトルを計算する。
ステップ2、3で計算した送信ウェイトベクトルは、図2の記憶部200に書き込まれ(ステップ4)、再送が完了するまで保持される。
なお、ここではステップ2(新規送信用)、ステップ3(再送用)に分けて送信ウェイトベクトルを計算する例を説明したが、実際の計算処理ではステップ2とステップ3をまとめて実行しても良い。
一方、到着したフレームが新規送信であるか、または再送信フレームであるかをステップ1で判定した結果、再送信フレームであった場合、送信部80は、送信ウェイトベクトルを記憶部200から取得する(ステップ5)。この時点では、ステップ4において記憶部200には想定される再送ケースの全通りのユーザ組み合わせに対する送信ウェイトベクトルが書き込まれている。そこでステップ5では、発生した再送ケースに応じて、再送時の多重ユーザに対応する送信ウェイトベクトルを選択し、記憶部200から取得する。例えば、STA1、STA2宛のフレームに再送が発生した場合には、再送用追加ユーザSTA4と組み合わせて多重して送信されるので、ステップ5では(STA1,STA2,STA4)の組み合わせに対応する送信ウェイトベクトルを取得する。再送が発生したユーザの情報は、再送制御部30あるいはユーザ選択部60から送信部80へと通知してもよいし、送信部80に到着した再送フレーム本体に記載の宛先アドレスから取得してもよい。
図6の処理完了後、取得した送信ウェイトベクトルを用いて、複数のアンテナ10の指向性を制御し、フレームを空間多重して送信する。
以上のように、送信部80において、あらかじめ再送用多重ユーザの組み合わせの送信ウェイトベクトルを計算し保持しておくことにより、再送時に送信ウェイトベクトルを再計算する必要がなく、再送の処理が軽減される。
<記憶部200>
なお、記憶部200は、ユーザ選択部60、長さ調節部70、送信部80がそれぞれ別メモリとして備えても良いし、図2のように共有の記憶部として設けてもよい。
以上のように、ユーザ選択、長さ調節、送信ウェイトベクトル計算を新規フレーム送信前に再送時を考慮してあらかじめ実行し保持しておくことにより、再送時の処理が削減できる。
以上の構成要素の一部は、コンピュータに所定の手順を実行させる無線通信プログラムとして実現することができる。この無線通信プログラムは、コンピュータ内のプログラム記憶装置に格納される。プログラム記憶装置は、例えば不揮発性半導体記憶装置や磁気ディスク装置等からなる。上記無線通信プログラムが図示しないCPUからの制御でランダムアクセスメモリ(RAM)に読み込まれ、同CPUにより実行される。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、全ユーザを対象とした組み合わせについてウェイトベクトルを送信部80が算出して保持する例を説明したが、第2の実施形態ではいくつかのウェイトベクトルを選択して保持する例を説明する。第2の実施形態に係る無線通信装置の基本的な構成は、図2に示したものと同様である。
図7は、第2の実施形態に係る送信部80の動作例を示すフローチャートである。送信部80以外の構成要素に関しては、第1の実施形態と同様である。図7におけるステップ1〜3の処理は、第1の実施形態と同様である。第2の実施形態では、送信ウェイトベクトル計算後、保持する再送用ウェイトベクトルの選択(ステップ4)を実行する。
ステップ4では、ステップ3において計算した再送用ウェイトベクトルのうち、記憶部200に保持するためのウェイトベクトルをいくつかを選択する。選択する数は、例えば、記憶部200のメモリ量に応じて決定する。例として、記憶部200のメモリ量が、3通りの組み合わせを格納する分だけしか残っていない場合には、第1の実施形態で記述したように全6通りの再送用ユーザ組み合わせに対する送信ウェイトベクトルのうちから、3つを選択し(ステップ4)、記憶部200に保持する(ステップ5)。また、図7におけるステップ3の再送用ウェイトベクトル計算時に、あらかじめ選択した多重ユーザの組み合わせに関してのみ、送信ウェイトベクトルを計算しても良い。例えば、第1の実施形態では、6通りの組み合わせに関して送信ウェイトベクトル計算を行ったが、選択した3通りの再送用多重ユーザの組み合わせに関してのみ送信ウェイトベクトルを計算し、記憶部200に保持するようにしてもよい。
保持する送信ウェイトベクトル選択は、例えば、なるべく全端末を網羅するように選択する方法が考えられる。第1の実施形態と同様の例を用いると、(STA1,STA2,STA4)、(STA1,STA3,STA4)、(STA2,STA3,STA4)、(STA1,STA4)、(STA2,STA4)、(STA3,STA4)という6通りの組み合わせのうち、多重ユーザ数が多い(STA1,STA2,STA4)、(STA1,STA3,STA4)、(STA2,STA3,STA4)の3通りの送信ウェイトベクトルを選択する。こうすることにより、どのような組み合わせの再送が発生しても、対応できるようになる。ステップ6において送信ウェイトベクトルを取得するときに、仮にSTA1、STA3宛のフレームを再送する場合には、(STA2,STA3,STA4)の送信ウェイトベクトルを取得し、空間多重送信に使用する。別の例として、仮にSTA2宛のフレームを再送する場合には、(STA1,STA2,STA4)、または(STA2,STA3,STA4)のうちいずれかの送信ウェイトベクトルを取得する。
その他、送信ウェイトベクトルの選択方法として、あらかじめ再送が発生しやすいと予測される端末を含む組み合わせを優先的に選択する方法も考えられる。例えば、STA2のチャネル状態が悪く、再送が発生しやすいと予測される場合には、STA2を含む(STA1,STA2,STA4)、(STA2,STA3,STA4)、(STA2,STA4)の3通りに対する送信ウェイトベクトルを選択する。
さらに、送信ウェイトベクトルの選択方法の別の例として、ユーザ選択部において選択した多重ユーザ数の合計があらかじめ定めた閾値よりも少ない場合には、全通りの組み合わせに対する送信ウェイトベクトルを記憶部200に保持し、ユーザ選択部において選択した多重ユーザ数の合計が、あらかじめ定めた閾値よりも多い場合には、上述のような何らかの方式で保持する送信ウェイトベクトルを選択する、という方法も考えられる。
さらに、送信ウェイトベクトルの選択方法の別の例として、ユーザ選択部において選択した多重ユーザ数の合計と自端末が有する送信アンテナ数を比較し、多重ユーザ数の合計数と自端末が有する送信アンテナ数との差が、あらかじめ定めた閾値よりも小さい場合には、全通りの組み合わせに対する送信ウェイトベクトルを記憶部200に保持し、多重ユーザ数の合計数と自端末が有する送信アンテナ数との差が、あらかじめ定めた閾値よりも大きい場合には、上述のような何らかの方式で保持する送信ウェイトベクトルを選択する、という方法も考えられる。送信アンテナ数が多重ユーザ数よりも多ければ多いほど、高精度で指向性ビームを形成することができ、全通りのウェイトベクトルを保持しなくてもよいと考えられるためである。
以上のように、再送用多重ユーザの全通りの組み合わせに対する送信ウェイトベクトルを保持するのではなく、送信ウェイトベクトルを選択して保持することにより、メモリ使用量の増大を回避することができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では再送時にも空間多重を用いてフレーム送信する例を説明したが、第3の実施形態では再送時に空間多重を用いる場合と、空間多重しないで送信する場合を使い分ける例を説明する。第3の実施形態に係る無線通信装置の基本的な構成は、図2に示したものと同様である。
図8は、第3の実施形態に係る再送管理部30の動作例を示すフローチャートである。再送管理部30以外の構成要素に関しては、第1の実施形態と同様である。第3の実施形態に係る再送管理部30では、複数ユーザ宛のフレームを空間多重して送信した後に再送が発生した場合、再送フレームの数と、あらかじめ定めた閾値とを比較する(ステップ1)。再送フレームの数、すなわち再送宛先の数が閾値よりも多い場合には、再送時にも空間多重を用いて送信する(ステップ2)。一方、再送フレームの数が閾値よりも少ない場合には、空間多重を用いずに1ユーザ宛毎に再送を行う(ステップ3)。
第1の実施形態と同様の例を用いて、STA1、STA2、STA3宛にフレームを新規送信し、閾値が「2」に設定されている場合を考える。STA1、STA2宛のフレームに再送が発生した場合には、再送フレーム数が「2」となり閾値と等しいので、空間多重を用いないで再送する。この場合、第1の実施形態に記述したようなユーザ選択部60、長さ調節部70、送信部80での処理は実行しなくても良い。再送はSTA1宛のフレームの送信と、STA2宛のフレームの送信の2回で行われるので、送信順番や、各フレームの再送完了の管理は再送管理部30が行なう。
一方、STA1、STA2、STA3宛のフレームに再送が発生した場合には、再送フレーム数が「3」となり閾値よりも多いので、空間多重を用いて再送する。この場合、第1の実施形態と同様にユーザ選択部、長さ調節部70、送信部80での処理が実行される。
以上のように、再送フレーム数に応じて空間多重を適用するか非適用とするかを選択することにより、空間多重の非適用時には空間多重に関連する処理を省略することができ、空間多重使用時よりも送信成功する可能性を高め、確実に送達することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す図 実施形態に係る無線通信装置の構成例を示すブロック図 実施形態に係るユーザ選択部の動作例を示すフローチャート 実施形態に係る空間多重を用いたフレーム送信例を示すシーケンス図 実施形態に係る長さ調節部の動作例を示すフローチャート 第1の実施形態に係る送信部の動作例を示すフローチャート 第2の実施形態に係る送信部の動作例を示すフローチャート 第3の実施形態に係る再送管理部の動作例を示すフローチャート
符号の説明
10…アンテナ
20…受信RF部
30…再送管理部
40…送信ユニット
50…送信キュー
60…ユーザ選択部
70…長さ調節部
80…送信部
90…送信RF部
200…記憶部

Claims (12)

  1. 新規フレームの送信前に、該新規フレームの宛先ユーザと共に多重するユーザを含む第1のユーザ群を選択し、前記第1のユーザ群に属するユーザと共に多重可能な別のユーザを含む第2のユーザ群を選択するユーザ選択部と、
    前記第1のユーザ群を多重して前記新規フレームを含む第1の複数フレームを送信した後、前記第1のユーザ群に属するいずれかのユーザを再送宛先とする再送信を行う場合に、前記再送宛先のユーザと共に前記第2のユーザ群に属するユーザを多重して再送フレームを含む第2の複数フレームを送信する送信部と、
    を具備することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記第1の複数フレーム及び前記第2の複数フレームにおける各フレームの送信時間長の差が所定の時間内となるように、前記各フレームの送信時間長を揃える長さ調節部をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記所定の時間は、前記各フレームに対する送達確認応答の受信が同時であるとみなせる時間であることを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記長さ調節部は、前記各フレームの送信時間長を揃えるための送信レート及びフレームサイズを決定し、
    前記送信部は、各フレームの送信パラメータとして前記送信レート及びフレームサイズを用いて前記第1の複数フレームを送信し、各フレームの送信パラメータとして前記送信レート及びフレームサイズを用いて前記第2の複数フレームを送信することを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  5. 前記再送信の必要が生じた再送宛先の数が閾値以上の場合、ユーザを多重して前記第2の複数フレームを送信し、前記再送信の必要が生じた再送宛先の数が閾値よりも少ない場合、ユーザを多重しないで前記再送フレームを送信するよう前記送信部を制御する再送制御部をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の無線通信装置。
  6. 前記第1のユーザ群及び前記第2のユーザ群の各ユーザをそれぞれ1以上含む複数の組み合わせに関してウェイトベクトルを計算する計算部と、
    前記複数の組み合わせに関するウェイトベクトルを記憶する記憶部とをさらに具備し、
    前記送信部は、前記再送信を行う場合に、前記第2の複数フレームの宛先の組み合わせに対応するウェイトベクトルを前記記憶部から求め、該ウェイトベクトルを用いて前記第2の複数フレームを送信する請求項1乃至5のいずれかに記載の無線通信装置。
  7. 前記記憶部の記憶容量に応じて、記憶する前記複数の組み合わせに関するウェイトベクトルの数を制限することを特徴とする請求項6記載の無線通信装置。
  8. 前記記憶部は、前記第1のユーザ群及び前記第2のユーザ群の全てのユーザの数が閾値よりも少ない場合、前記ユーザの組み合わせの全てに関してウェイトベクトルを記憶することを特徴とする請求項6記載の無線通信装置。
  9. 前記記憶部は、前記第1のユーザ群及び前記第2のユーザ群の全てのユーザの数が閾値以上の場合、前記ユーザの組み合わせの一部に関してウェイトベクトルを記憶する請求項6記載の無線通信装置。
  10. 前記記憶部は、送信アンテナ数と前記第1のユーザ群及び前記第2のユーザ群の全ユーザ数との差が閾値よりも大きい場合に、前記ユーザの組み合わせの一部に関してウェイトベクトルを記憶する請求項6記載の無線通信装置。
  11. 新規フレームの送信前に、該新規フレームの宛先ユーザと共に多重するユーザを含む第1のユーザ群を選択し、前記第1のユーザ群に属するユーザと共に多重可能な別のユーザを含む第2のユーザ群を選択するステップと、
    前記第1のユーザ群を多重して前記新規フレームを含む第1の複数フレームを送信するステップと、
    前記第1のユーザ群に属するいずれかのユーザを再送宛先とする再送信を行う場合に、前記再送宛先のユーザと共に前記第2のユーザ群に属するユーザを多重して再送フレームを含む第2の複数フレームを送信するステップと、
    を具備することを特徴とする無線通信方法。
  12. 新規フレームの送信前に、該新規フレームの宛先ユーザと共に多重するユーザを含む第1のユーザ群を選択し、前記第1のユーザ群に属するユーザと共に多重可能な別のユーザを含む第2のユーザ群を選択する手順と、
    前記第1のユーザ群を多重して前記新規フレームを含む第1の複数フレームを送信する手順と、
    前記第1のユーザ群に属するいずれかのユーザを再送宛先とする再送信を行う場合に、前記再送宛先のユーザと共に前記第2のユーザ群に属するユーザを多重して再送フレームを含む第2の複数フレームを送信する手順と、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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