JP2010028245A - デジタル放送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、データ復号化用チップとデータ圧縮及び解凍用チップとを電気的に接続する第1及び第2の信号用配線パターンから復号化デジタルデータが不正に取得されることを防止することのできるデジタル放送受信機を提供することを課題とする。
【解決手段】データ復号化用チップ12とデータ圧縮及び解凍用チップ18とを多層配線基板31にフリップチップ接続し、復号化デジタルデータを伝送する第1及び第2の信号用配線パターン81,82に設けられた多層配線基板31の面方向Aに延在する第3の配線パターン87,93を、複数の絶縁層51〜56のうち、最上層に配置された絶縁層56及び最下層に配置された絶縁層51以外の絶縁層52,53に配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、データ復号化用チップにより複合化された復号化デジタルデータを、多層配線基板に形成された信号用配線パターンを介して、録画機器と電気的に接続されたデータ圧縮及び解凍用チップとデータ復号化用チップとの間で送受信するデジタル放送受信機に関する。
近年のデジタル放送受信機では、例えばハードディスク等の録画機器と接続可能であり、録画機能を有するものがある。録画機能を有するデジタル放送受信機は、外部から受信した暗号化されたデジタルデータを復号化して、さらに圧縮して録画機器へ送信することで、録画機能を実現することができる。
従来の録画機能を有していないデジタル放送受信機では、暗号化されたデジタルデータの復号化を行うデータ復号化用チップに、デジタルデータの圧縮及び解凍を行う圧縮及び解凍用チップを接続することで、既存の資源を活かして録画機能を実現することができる。この場合、復号化用チップと圧縮及び解凍用チップとの間では、復号化されたデジタルデータの受け渡しが行われるため、復号化されたデジタルデータが不正に取得される虞があり、著作権保護の観点から考えて好ましくない。
そこで、復号化されたデジタルデータの不正な取得を防止する必要となる。デジタルデータの不正な取得を防止する技術の一例として、例えば特許文献1が挙げられる。
特許文献1には、多層基板と、多層基板に実装された復号化回路、モニター回路、及び再生回路とを備えたモニター装置が記載されている。このモニター装置には、復号回路により複合化された復号化データを伝送する信号用配線のうち、多層基板の面方向に延在する部分の信号用配線を多層基板の最下層に内設することで、信号用配線を介して、複合化データが不正に取得されることを防止可能な構成とすることが記載されている。
特開2003−163660号公報
しかしながら、上記説明した従来のモニター装置では、復号化データを送信する信号用配線を多層基板の最下層に内設していたため、最下層に配置された層を少し削ることで、復号化されたデータが容易かつ不正に取得されてしまう。
このような構成(信号用配線を多層基板の最下層に内設した構成)を、暗号化されたデジタルデータを復号化して復号化デジタルデータを生成するデータ復号化用チップと、録画機器と電気的に接続され、復号化デジタルデータを圧縮し、圧縮した復号化デジタルデータを録画機器に送信するデータ圧縮及び解凍用チップと、積層された複数の絶縁層、データ復号化用チップからデータ圧縮及び解凍用チップに復号化デジタルデータを送信する第1の信号用配線パターン、及びデータ圧縮及び解凍用チップからデータ復号化用チップに復号化デジタルデータを送信する第2の信号用配線パターンを有する多層配線基板と、を備えたデジタル放送受信機に適用した場合、第1及び第2の信号用配線パターンから復号化デジタルデータが容易かつ不正に取得されてしまうという問題があった。
なお、1つの信号用配線パターンを用いて復号化デジタルデータを送信する場合も同様な問題が発生する。
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、データ復号化用チップからデータ圧縮及び解凍用チップに復号化デジタルデータを送信する第1の信号用配線パターン、及びデータ圧縮及び解凍用チップからデータ復号化用チップに復号化デジタルデータを送信する第2の信号用配線パターンから復号デジタルデータが不正に取得されることを防止することのできるデジタル放送受信機を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、暗号化されたデジタルデータを受信し、暗号化されたデジタルデータを復号化することで復号化デジタルデータを生成するデータ復号化用チップ(12)と、録画機器(24)と電気的に接続され、前記復号化デジタルデータを圧縮し、圧縮した前記復号化デジタルデータを録画機器(24)に送信すると共に、前記録画機器(24)に記憶された圧縮された前記復号化デジタルデータを解凍するデータ圧縮及び解凍用チップ(18)と、積層された複数の絶縁層(51〜56)と、前記データ復号化用チップ(12)から前記データ圧縮及び解凍用チップ(18)に前記復号化デジタルデータを送信する第1の信号用配線パターン(81)と、前記データ圧縮及び解凍用チップ(18)から前記データ復号化用チップ(12)に解凍された前記復号化デジタルデータを送信する第2の信号用配線パターン(82)と、有する多層配線基板(31)と、を備えたデジタル放送受信機(10)であって、前記データ復号化用チップ(12)及び前記データ圧縮及び解凍用チップ(18)は、多層配線基板(31)にフリップチップ接続されており、前記第1及び第2の信号用配線パターン(81,82)は、前記データ復号化用チップ(12)の下方に配置される第1の配線パターン(85,91)と、前記データ圧縮及び解凍用チップ(18)の下方に配置される第2の配線パターン(86,92)と、前記多層配線基板(31)の面方向(A)に延在すると共に、前記第1及び第2の配線パターン(85,91,86,92)と接続された第3の配線パターン(87,93)とを有しており、前記複数の絶縁層(51〜56)のうち、最上層に配置された絶縁層(56)及び最下層に配置された絶縁層(51)以外の絶縁層(52〜55)に、前記第1及び第2の信号用配線パターン(81,82)を構成する第3の配線パターン(87,93)を配置したことを特徴とするデジタル放送受信機(10)が提供される。
本発明によれば、データ復号化用チップ(12)及びデータ圧縮及び解凍用チップ(18)を多層配線基板(31)にフリップチップ接続し、第1及び第2の信号用配線パターン(81,82)は、データ復号化用チップ(12)の下方に配置される第1の配線パターン(85,91)と、データ圧縮及び解凍用チップ(18)の下方に配置される第2の配線パターン(86,92)と、多層配線基板(31)の面方向(A)に延在すると共に、第1及び第2の配線パターン(85,91,86,92)と接続された第3の配線パターン(87,93)とを有し、複数の絶縁層(51〜56)のうち、最上層に配置された絶縁層(56)及び最下層に配置された絶縁層(51)以外の絶縁層(52〜55)に、第1及び第2の信号用配線パターン(81,82)を構成する第3の配線パターン(87,93)を配置することにより、多層配線基板(31)から第1及び第2の信号用配線パターン(81,82)を露出させることが困難となるため、第1及び第2の信号用配線パターン(81,82)から復号化デジタルデータが不正に取得されることを防止できる。
また、前記第1及び第2の信号用配線パターン(81,82)を構成する前記第3の配線パターン(87,93)を、前記複数の絶縁層(51〜56)のうち、中央付近に配置された絶縁層(53,54)に設けてもよい。これにより、第1及び第2の信号用配線パターン(81,82)から復号化デジタルデータが不正に取得されることを確実に防止できる。
また、前記多層配線基板(31)は、前記第1及び第2の信号用配線パターン(81,82)を構成する前記第3の配線パターン(87,93)と絶縁された電源層(75)及びグラウンド層(71)を有しており、前記第1及び第2の信号用配線パターン(81,82)を構成する前記第3の配線パターン(87,93)を、前記電源層(75)と前記グラウンド層(71)との間に配置してもよい。これにより、電源層(75)及びグラウンド層(71)が、第3の配線パターン(87,93)を保護するシールド層として機能するため、第3の配線パターン(87,93)により伝送される復号化デジタルデータがデジタル放送受信機(10)の外部で発生したノイズの影響を受けることを防止できる。
尚、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、本願発明が図示の態様に限定されるものではない。
本発明は、データ復号化用チップとデータ圧縮及び解凍用チップとを電気的に接続する第1及び第2の信号用配線パターンから復号化デジタルデータが不正に取得されることを防止できる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係るデジタル放送受信機の概略構成図である。なお、図1では、本実施の形態のデジタル放送受信機10の構成要素の1つである多層配線基板31(図2参照)の図示を省略する。
図1を参照するに、本実施の形態のデジタル放送受信機10は、デジタルチューナ11と、データ復号化用チップ12と、デコーダ14と、映像出力部15と、音声出力部16と、データ圧縮及び解凍用チップ18と、記憶部19と、USB(Universal Serial Bus)21と、多層配線基板31(後述する図2参照)を有する。
デジタルチューナ11は、デジタル放送受信機10の外部から送信される暗号化されたデジタルデータ(以下、「暗号化デジタルデータB」という)を受信し、暗号化デジタルデータBをデータ復号化用チップ12(具体的には、後述するインターフェース26)に送信する。暗号化デジタルデータBとしては、例えば、所望のチャンネルの地上デジタルテレビション放送信号(H.264に対応した放送信号)を用いることができる。
データ復号化用チップ12は、インターフェース26と、暗号解除部27とを有する。インターフェース26は、デジタルチューナ11が受信した暗号化デジタルデータBを受信可能な状態で、デジタルチューナ11と接続されると共に、映像出力部15、音声出力部16、データ圧縮及び解凍用チップ18、記憶部19、及び暗号解除部27と接続されている。インターフェース26は、記憶部19に格納された起動用ソフトにより起動させられる。インターフェース26は、デジタルチューナ11から暗号化デジタルデータBを受信した際、暗号解除部27に暗号化デジタルデータBを送信する。
また、インターフェース26は、暗号解除部27を介して、暗号解除部27が復号化した暗号化デジタルデータB(以下、「復号化デジタルデータC」という)をデコーダ14が変換したデータ(以下、「復号化デジタルデータD」という)を受信する。また、インターフェース26は、復号化デジタルデータDを受信した際、データ圧縮及び解凍用チップ18に復号化デジタルデータDを送信する。また、インターフェース26は、録画機器24に記憶された圧縮された復号化デジタルデータD(以下、「圧縮復号化デジタルデータE」という)をテレビ22で再生する際、データ圧縮及び解凍用チップ18が解凍した圧縮復号化デジタルデータE(復号化デジタルデータD)を受信し、復号化デジタルデータDを映像出力部15及び音声出力部16に出力する。
暗号解除部27は、記憶部19、インターフェース26、及びデコーダ14と接続されている。暗号解除部27は、記憶部19に格納された起動用ソフトに基づいて、起動させられる。暗号解除部27は、インターフェース26から送信された暗号化デジタルデータBを復号化(暗号を解除)することで、復号化デジタルデータCを取得すると共に、デコーダ14に復号化デジタルデータCを送信する。また、暗号解除部27は、デコーダ14が復号化デジタルデータCを変換することで取得される復号化デジタルデータDを受信すると共に、復号化デジタルデータDをインターフェース26に送信する。
図2は、図1に示すデジタルチューナ及びデータ復号化用チップが多層配線基板に実装された部分のデジタル放送受信機の断面図である。図2において、Aは多層配線基板31の面方向(以下、「面方向A」という)を示している。また、図2において、図1に示すデジタル放送受信機10と同一構成部分には同一符号を付す。
図2を参照するに、データ復号化用チップ12は、信号OUT用電極パッド33と、信号IN用電極パッド34と、電源用電極パッド35と、グラウンド用電極パッド36とを有する。データ復号化用チップ12は、多層配線基板31に設けられた後述するパッド61〜64にフリップチップ接続されている。
このように、多層配線基板31にデータ復号化用チップ12をフリップチップ接続することにより、データ復号化用チップ12の実装領域の下方に対応する部分の多層配線基板31に、後述する第1及び第2の信号用配線パターン81,82を構成する第1の配線パターン85,91を内設することができる。
なお、信号OUT用電極パッド33、信号IN用電極パッド34、電源用電極パッド35、及びグラウンド用電極パッド36が、多層配線基板31に設けられたどのパッド61〜64と接続されているかについては、多層配線基板31の構成を説明する際に合わせて説明する。
図1を参照するに、デコーダ14は、映像出力部15、音声出力部16、及び暗号解除部27と接続されている。デコーダ14は、例えば、暗号化デジタルデータBがH.264に対応する放送信号の場合、暗号解除部27から送信される復号化デジタルデータCをMPEG2−TS(MPEG2-Transport Stream)に対応する復号化デジタルデータDに変換するためのものである。デコーダ14は、リアルタイムでテレビ22を観る場合、復号化デジタルデータDを映像出力部15及び音声出力部16に送信する。また、録画機器24により録画を行う場合、デコーダ14は、暗号解除部27を介して、インターフェース26に復号化デジタルデータDを送信する。
なお、暗号化デジタルデータBがMPEG2−TS(MPEG2-Transport Stream)に対応するデジタルデータの場合、デコーダ14は不要となる。
映像出力部15は、デコーダ14、インターフェース26、及びテレビ22と接続されている。映像出力部15は、デコーダ14から送信される復号化デジタルデータD、又はインターフェース26から送信される復号化デジタルデータD(解凍された圧縮復号化デジタルデータE)をアナログ映像データに変換し、このアナログ映像データをテレビ22に出力する。
音声出力部16は、デコーダ14、インターフェース26、及びテレビ22と接続されている。音声出力部16は、デコーダ14から送信される復号化デジタルデータD、又はインターフェース26から送信される復号化デジタルデータD(解凍された圧縮復号化デジタルデータE)をアナログ音声データに変換し、このアナログ音声データをテレビ22に出力する。
データ圧縮及び解凍用チップ18は、記憶部19、USB21、及びインターフェース26と電気的に接続されている。データ圧縮及び解凍用チップ18は、記憶部19に格納された起動用ソフトにより起動させられる。データ圧縮及び解凍用チップ18は、信号IN用電極パッド41と、信号OUT用電極パッド42と、電源用電極パッド43と、グラウンド用電極パッド44とを有する(図2参照)。データ圧縮及び解凍用チップ18は、多層配線基板31に設けられた後述するパッド65〜68にフリップチップ接続されている。
このように、多層配線基板31にデータ圧縮及び解凍用チップ18をフリップチップ接続することにより、データ圧縮及び解凍用チップ18の実装領域の下方に対応する部分の多層配線基板31に後述する第1及び第2の信号用配線パターン81,82を構成する第2の配線パターン86,92を内設することができる。
なお、信号IN用電極パッド41、信号OUT用電極パッド42、電源用電極パッド43、及びグラウンド用電極パッド44が、多層配線基板31に設けられたどのパッド65〜68と接続されているかについては、多層配線基板31の構成を説明する際に合わせて説明する。
信号IN用電極パッド41は、第1の信号用配線パターン81を介して、データ復号化用チップ12と電気的に接続されている。信号IN用電極パッド41は、第1の信号用配線パターン81を介して、データ復号化用チップ12の信号OUT用電極パッド33から送信される復号デジタルデータDを受信する。この際、データ圧縮及び解凍用チップ18は、復号化デジタルデータDを圧縮して、圧縮復号化デジタルデータEを取得すると共に、USB21を介して、圧縮復号化デジタルデータEを録画機器24に送信する。
信号OUT用電極パッド42は、第2の信号用配線パターン82を介して、データ復号化用チップ12と電気的に接続されている。データ圧縮及び解凍用チップ18は、録画機器24に記憶された圧縮復号化デジタルデータEをテレビ22で観る場合、圧縮復号化デジタルデータEを解凍して復号化デジタルデータDを取得し、第2の信号用配線パターン82を介して、復号化デジタルデータDをインターフェース26に送信する。
記憶部19は、データ復号化用チップ12及びデータ圧縮及び解凍用チップ18と電気的に接続されている。記憶部19には、データ復号化用チップ12(具体的には、インターフェース26及び暗号解除部27)を起動させるための起動用ソフト、及びデータ圧縮及び解凍用チップ18を起動させるための起動用ソフトが格納されている。
USB21は、データ圧縮及び解凍用チップ18及び録画機器24と電気的に接続されている。USB21は、デジタル放送受信機10と録画機器24とを電気的に接続するための外部接続端子である。
図2を参照するに、多層配線基板31は、積層された複数の絶縁層51〜56と、パッド61〜68と、グラウンド層71と、ビア72,73,76,77と、電源層75と、第1の信号用配線パターン81と、第2の信号用配線パターン82とを有する。
絶縁層51は、複数の絶縁層51〜56のうち、最下層に配置された絶縁層である。絶縁層52は、絶縁層51の上面51Aに設けられている。絶縁層53は、絶縁層52の上面52Aに設けられている。絶縁層54は、絶縁層53の上面53Aに設けられている。絶縁層55は、絶縁層54の上面54Aに設けられている。絶縁層56は、複数の絶縁層51〜56のうち、最上層に配置された絶縁層であり、絶縁層55の上面55Aに設けられている。
パッド61〜64は、データ復号化用チップ12の実装領域に対応する部分の絶縁層56の上面56Aに設けられている。パッド61〜64は、データ復号化用チップ12をフリップチップ接続するためのパッドである。パッド61は、信号OUT用電極パッド33及び第1の信号用配線パターン81と電気的に接続されている。パッド62は、信号IN用電極パッド34及び第2の信号用配線パターン82と電気的に接続されている。パッド63は、電源用電極パッド35及び電源層75と電気的に接続されている。パッド64は、グラウンド用電極パッド36及びグラウンド層71と電気的に接続されている。
パッド65〜68は、データ圧縮及び解凍用チップ18の実装領域に対応する部分の絶縁層56の上面56Aに設けられている。パッド65〜68は、データ圧縮及び解凍用チップ18をフリップチップ接続するためのパッドである。パッド65は、信号IN用電極パッド41及び第1の信号用配線パターン81と電気的に接続されている。パッド66は、信号OUT用電極パッド42及び第2の信号用配線パターン82と電気的に接続されている。パッド67は、電源用電極パッド43及び電源層75と電気的に接続されている。パッド68は、グラウンド用電極パッド44及びグラウンド層71と電気的に接続されている。上記パッド61〜68の材料としては、例えば、Cuを用いることができる。
グラウンド層71は、後述する第3の配線パターン87,93(第1及び第2の信号用配線パターン81,82の構成要素の1つ)の下方に位置する部分の絶縁層51の上面51Aに設けられている。グラウンド層71は、グラウンド電位とされた金属層である。グラウンド層71としては、例えば、Cu層を用いることができる。
ビア72は、パッド64とグラウンド層71との間に位置する部分の絶縁層52〜56を貫通するように配置されている。ビア72の上端部は、パッド64と接続されており、ビア72の下端部は、グラウンド層71と接続されている。これにより、ビア72は、パッド64とグラウンド層71とを電気的に接続している。
ビア73は、パッド68とグラウンド層71との間に位置する部分の絶縁層52〜56を貫通するように配置されている。ビア73の上端部は、パッド68と接続されており、ビア73の下端部は、グラウンド層71と接続されている。これにより、ビア73は、パッド68とグラウンド層71とを電気的に接続している。ビア72,73の材料としては、例えば、Cuを用いることができる。
電源層75は、後述する第3の配線パターン87,93(第1及び第2の信号用配線パターン81,82の構成要素の1つ)の上方に位置する部分の絶縁層55の上面55Aに設けられている。電源層75は、電源電位とされた金属層である。電源層75としては、例えば、Cu層を用いることができる。
このように、第1及び第2の信号用配線パターン81,82の構成要素の1つである第3の配線パターン87,93の下方にグラウンド層71を配置すると共に、第3の配線パターン87,93の上方に電源層75を配置し、絶縁層52,54,55を介して、グラウンド層71と電源層75との間に第3の配線パターン87,93を挟み込むことにより、第3の配線パターン87,93に伝送される復号化デジタルデータDがデジタル放送受信機10の外部で発生したノイズの影響を受けることを防止できる。
ビア76は、パッド63と電源層75との間に位置する部分の絶縁層56を貫通するように配置されている。ビア76の上端部は、パッド63と接続されており、ビア76の下端部は、電源層75と接続されている。これにより、ビア76は、パッド63と電源層75とを電気的に接続している。
ビア77は、パッド67と電源層75との間に位置する部分の絶縁層56を貫通するように配置されている。ビア77の上端部は、パッド67と接続されており、ビア77の下端部は、電源層75と接続されている。これにより、ビア77は、パッド67と電源層75とを電気的に接続している。上記ビア76,77の材料としては、例えば、Cuを用いることができる。
第1の信号用配線パターン81は、パッド61,65と接続されている。第1の信号用配線パターン81は、パッド61を介して、データ復号化用チップ12に設けられた信号OUT用電極パッド33と電気的に接続されている。また、第1の信号用配線パターン81は、パッド65を介して、データ圧縮及び解凍用チップ18に設けられた信号IN用電極パッド41と電気的に接続されている。第1の信号用配線パターン81は、データ復号化用チップ12からデータ圧縮及び解凍用チップ18に、復号化デジタルデータDを送信するための配線パターンである。
第1の信号用配線パターン81は、第1〜第3の配線パターン85〜87を有した構成とされている。第1の配線パターン85は、データ復号化用チップ12の下方に配置されたパッド61と第3の配線パターン87との間に位置する部分の絶縁層53〜56を貫通するように配置されている。第1の配線パターン85の上端部は、パッド61と接続されており、第1の配線パターン85の下端部は、第3の配線パターン87と接続されている。
このように、第1の信号用配線パターン81の構成要素の1つである第1の配線パターン85を、データ復号化用チップ12の下方に配置されたパッド61と第3の配線パターン87との間に位置する部分の絶縁層53〜56を貫通するように内設することにより、第1の配線パターン85から復号化デジタルデータCが不正に取得されることを防止できる。
第2の配線パターン86は、データ圧縮及び解凍用チップ18の下方に配置されたパッド65と第3の配線パターン87との間に位置する部分の絶縁層53〜56を貫通するように配置されている。第2の配線パターン86の上端部は、パッド65と接続されており、第2の配線パターン86の下端部は、第3の配線パターン87と接続されている。
このように、第1の信号用配線パターン81の構成要素の1つである第2の配線パターン86を、データ圧縮及び解凍用チップ18の下方に配置されたパッド65と第3の配線パターン87との間に位置する部分の絶縁層53〜56を貫通するように内設することにより、第2の配線パターン86から復号化デジタルデータCが不正に取得されることを防止できる。
第3の配線パターン87は、多層配線基板31の面方向Aに延在する配線パターンであり、第1及び第2の配線パターン85,86の下端部と接続されている。第3の配線パターン87は、絶縁層52の上面52Aに設けられている。言い換えれば、第3の配線パターン87は、積層された複数の絶縁層51〜56のうち、最上層に配置された絶縁層56及び最下層に配置された絶縁層51以外の絶縁層(この場合、絶縁層52の上面52A)に設けられている。
このように、第1の信号用配線パターン81の構成要素の1つであり、多層配線基板31の面方向Aに延在する第3の配線パターン87を、積層された複数の絶縁層51〜56のうち、最上層に配置された絶縁層56及び最下層に配置された絶縁層51以外の絶縁層52の上面52Aに設けることにより、第3の配線パターン87を絶縁層51,52から露出させることが困難となる。これにより、第3の配線パターン87から復号化デジタルデータDが不正に取得されることを防止できる。
また、第3の配線パターン87は、積層された複数の絶縁層51〜56のうち、中央付近に配置された絶縁層(この場合、絶縁層52〜54の上面52A,53A,54A)に形成するとよい。これにより、第3の配線パターン87から復号化デジタルデータDが不正に取得されることを確実に防止することができる。
また、第3の配線パーン87の下方にグラウンド層71を配置することで、第3の配線パターン87がグラウンド層71により保護されるため、第3の配線パターン87から復号化デジタルデータCが不正に取得されることを防止できる。
第2の信号用配線パターン82は、パッド62,66と接続されている。第2の信号用配線パターン82は、パッド62を介して、データ復号化用チップ12に設けられた信号IN用電極パッド34と電気的に接続されている。また、第2の信号用配線パターン82は、パッド66を介して、データ圧縮及び解凍用チップ18に設けられた信号OUT用電極パッド42と電気的に接続されている。第2の信号用配線パターン82は、データ圧縮及び解凍用チップ18が圧縮復号化デジタルデータE(録画機器24に記憶されたデータ)を解凍することで取得される復号化デジタルデータDをデータ圧縮及び解凍用チップ18からデータ復号化用チップ12に送信するための配線パターンである。
第2の信号用配線パターン82は、第1〜第3の配線パターン91〜93を有した構成とされている。第1の配線パターン91は、データ復号化用チップ12の下方に配置されたパッド62と第3の配線パターン93との間に位置する部分の絶縁層54〜56を貫通するように配置されている。第1の配線パターン91の上端部は、パッド62と接続されており、第1の配線パターン91の下端部は、第3の配線パターン93と接続されている。
このように、第2の信号用配線パターン82の構成要素の1つである第1の配線パターン91を、データ復号化用チップ12の下方に配置されたパッド62と第3の配線パターン93との間に位置する部分の絶縁層54〜56を貫通するように内設することにより、第1の配線パターン91から復号化デジタルデータDが不正に取得されることを防止できる。
第2の配線パターン92は、データ圧縮及び解凍用チップ18の下方に配置されたパッド66と第3の配線パターン93との間に位置する部分の絶縁層54〜56を貫通するように配置されている。第2の配線パターン92の上端部は、パッド66と接続されており、第2の配線パターン92の下端部は、第3の配線パターン93と接続されている。
このように、第2の信号用配線パターン82の構成要素の1つである第2の配線パターン92を、データ圧縮及び解凍用チップ18の下方に配置されたパッド66と第3の配線パターン93との間に位置する部分の絶縁層54〜56を貫通するように内設することにより、第2の配線パターン92から復号化デジタルデータDが不正に取得されることを防止できる。
第3の配線パターン93は、多層配線基板31の面方向Aに延在する配線パターンであり、第1及び第2の配線パターン91,92の下端部と接続されている。第3の配線パターン93は、絶縁層53の上面53Aに設けられている。言い換えれば、第3の配線パターン93は、積層された複数の絶縁層51〜56のうち、最上層に配置された絶縁層56及び最下層に配置された絶縁層51以外の絶縁層(この場合、絶縁層53の上面)に設けられている。
このように、第1の信号用配線パターン82の構成要素の1つであり、多層配線基板31の面方向Aに延在する第3の配線パターン93を、積層された複数の絶縁層51〜56のうち、最上層に配置された絶縁層56及び最下層に配置された絶縁層51以外の絶縁層53の上面53Aに設けることにより、第3の配線パターン87を絶縁層54〜56から露出させることが困難となる。これにより、第3の配線パターン93から復号化デジタルデータDが不正に取得されることを防止できる。
また、第3の配線パターン93は、積層された複数の絶縁層51〜56のうち、中央付近に配置された絶縁層(この場合、絶縁層52〜54の上面52A,53A,54A)に形成するとよい。これにより、第3の配線パターン93から復号化デジタルデータDが不正に取得されることを確実に防止することができる。
また、第3の配線パーン93の上方に電源層75を配置することで、第3の配線パターン93が電源層75により保護されるため、第3の配線パターン93から復号化デジタルデータDが不正に取得されることを防止できる。
本実施の形態のデジタル放送受信機によれば、データ復号化用チップ12及びデータ圧縮及び解凍用チップ18を多層配線基板31にフリップチップ接続して、第1及び第2の信号用配線パターンを構成する第1の配線パターン85,91をデータ復号化用チップ12の下方に位置する部分の絶縁層に内設させ、第1及び第2の信号用配線パターン81,82を構成する第2の配線パターン86,92をデータ圧縮及び解凍用チップ18の下方に位置する部分の絶縁層に内設させ、積層された複数の絶縁層51〜56のうち、最上層に配置された絶縁層56及び最下層に配置された絶縁層51以外の絶縁層52,53に、第1及び第2の信号用配線パターン81,82を構成する第3の配線パターン87,93を配置することにより、多層配線基板31から第1及び第2の信号用配線パターン81,82を露出させることが困難となるため、第1及び第2の信号用配線パターン81,82から復号化デジタルデータDが不正に取得されることを防止できる。
なお、本実施の形態では、第3の配線パターン87を絶縁層52の上面52Aに設けると共に、第3の配線パターン93を絶縁層53の上面53Aに設けた場合を例に挙げて説明したが、第3の配線パターン87,93は、積層された複数の絶縁層51〜56のうち、最上層に配置された絶縁層56及び最下層に配置された絶縁層51以外の絶縁層52〜55に設ければよく、第3の配線パターン87,93の形成位置は、本実施の形態の形成位置に限定されない。
また、グラウンド層71及び電源層75は、少なくとも1つの絶縁層を介して、第3の配線パターン87,93を挟むように形成されておればよく、グラウンド層71及び電源層75の形成位置は、本実施の形態の形成位置に限定されない。
また、本実施の形態で説明した第1及び第2の信号用配線パターン81,82のいずれか一方のみの信号用配線パターンを用いて、データ復号化用チップ12とデータ圧縮及び解凍用チップ18との間の復号化デジタルデータDの送受信を行ってもよい。この場合、第1及び第2の信号用配線パターン81,82を用いてデータ復号化用チップ12とデータ圧縮及び解凍用チップ18との間の復号化デジタルデータDの送受信を行った場合(図2に示す構成の場合)と同様な効果を得ることができる。
さらに、本実施の形態において、上記説明した多層配線基板31の代わりに、後述する図3に示す多層配線基板101又は図4に示す多層配線基板111を用いてもよい。
図3は、デジタルチューナ及びデータ復号化用チップが実装される多層配線基板の変形例を示す図である。図3において、図2に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
図3を参照するに、多層配線基板101は、先に説明した多層配線基板31(図2参照)に設けられた第2の信号用配線パターン82の代わりに、第2の信号用配線パターン103を設けた以外は、多層配線基板31と同様に構成される。
第2の信号用配線パターン103は、先に説明した第2の信号用配線パターン82に設けられた第1及び第3の配線パターン91,93の代わりに、第1及び第3の配線パターン104,105を設けた以外は第2の信号用配線パターン82と同様に構成される。
第1の配線パターン104は、パッド62と第3の配線パターン105の構成要素の1つである後述する配線部107との間に配置された部分の絶縁層55,56を貫通するように配置されている。第1の配線パターン104の上端部は、パッド62と接続されており、第1の配線パターン104の下端部は、第3の配線パターン105の構成要素の1つである配線部107と接続されている。これにより、パッド62と第3の配線パターン103とが電気的に接続されている。
第3の配線パターン105は、配線部107,108と、ビア部109とを有する。配線部107は、絶縁層54の上面54Aに設けられている。配線部107は、第1の配線パターン104を介して、パッド62と電気的に接続されている。
配線部108は、絶縁層53の上面53Aに設けられている。つまり、配線部108は、配線部107とは異なる層に配置されている。配線部108は、第2の配線パターン92の下端部と接続されている。これにより、配線部108は、パッド66と電気的に接続されている。
ビア部109は、配線部107と配線部108との間に位置する部分の絶縁層54を貫通するように配置されている。ビア部109の上端部は、配線部107と接続されており、ビア部109の下端部は、配線部108と接続されている。これにより、ビア部109は、配線部107と配線部108とを電気的に接続している。
このように、第2の信号用配線パターン103を2つの絶縁層53,54に亘って配置することにより、他の配線パターンの形成領域と重ならないように、第2の信号用配線パターン103を形成することができる。
上記構成とされた第2の信号用配線パターン103の材料としては、例えば、Cuを用いることができる。
なお、図3では、第2の信号用配線パターン103が2つの絶縁層53,54に亘るように配置した場合を例に挙げて説明したが、絶縁層の積層数に応じて、例えば、3つ以上の絶縁層に亘るように、第2の信号用配線パターン103を配置してもよい。
また、第2の信号用配線パターン103を2つの絶縁層53,54に亘るように配置する代わりに、第1の信号用配線パターン81を2つの絶縁層53,54に亘るように配置してもよい。
また、第1及び第2の信号用配線パターン81,103のいずれか一方のみの信号用配線パターンを用いて、データ復号化用チップ12とデータ圧縮及び解凍用チップ18との間の復号化デジタルデータDの送受信を行ってもよい。この場合、第1及び第2の信号用配線パターン81,103を用いてデータ復号化用チップ12とデータ圧縮及び解凍用チップ18との間の復号化デジタルデータDの送受信を行った場合(図3に示す構成の場合)と同様な効果を得ることができる。
図4は、デジタルチューナ及びデータ復号化用チップが実装される多層配線基板の変形例を示す図である。図4において、図3に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
図4を参照するに、多層配線基板111は、図3に示す多層配線基板101に設けられた第1の信号用配線パターン81の代わりに、第1の信号用配線パターン113を設けた以外は、多層配線基板101と同様に構成される。
第1の信号用配線パターン113は、第1の信号用配線パターン81に設けられた第1及び第3の配線パターン85,87の代わりに、第1及び第3の配線パターン114,115を設けた以外は第1の信号用配線パターン81と同様に構成される。
第1の配線パターン114は、パッド61と第3の配線パターン113の構成要素の1つである後述する配線部116との間に配置された部分の絶縁層54〜56を貫通するように配置されている。第1の配線パターン114の上端部は、パッド61と接続されており、第1の配線パターン114の下端部は、第3の配線パターン115の構成要素の1つである配線部116と接続されている。これにより、パッド61と第3の配線パターン115とが電気的に接続されている。
第3の配線パターン115は、配線部116,117と、ビア部118とを有する。配線部116は、絶縁層53の上面53Aに設けられている。配線部116は、第1の配線パターン114を介して、パッド61と電気的に接続されている。
配線部117は、絶縁層52の上面52Aに設けられている。つまり、配線部117は、配線部116とは異なる層に配置されている。配線部117は、第2の配線パターン86の下端部と接続されている。これにより、配線部117は、パッド65と電気的に接続されている。
ビア部118は、配線部116と配線部117との間に位置する部分の絶縁層53を貫通するように配置されている。ビア部118の上端部は、配線部116と接続されており、ビア部118の下端部は、配線部117と接続されている。ビア部118は、配線部116と配線部117とを電気的に接続している。
このように、第1の信号用配線パターン113を2つの絶縁層52,53に亘って配置すると共に、第2の信号用配線パターン103を2つの絶縁層53,54に亘って配置することにより、他の配線パターンの形成領域と重ならないように、第1の信号用配線パターン113及び第2の信号用配線パターン103を形成することができる。
上記構成とされた第1の信号用配線パターン113の材料としては、例えば、Cuを用いることができる。
なお、図4では、第1の信号用配線パターン113が2つの絶縁層52,53に亘るように配置した場合を例に挙げて説明したが、絶縁層の積層数に応じて、例えば、3つ以上の絶縁層に亘るように、第1の信号用配線パターン113を配置してもよい。
また、第1及び第2の信号用配線パターン113,103のいずれか一方のみの信号用配線パターンを用いて、データ復号化用チップ12とデータ圧縮及び解凍用チップ18との間の復号化デジタルデータDの送受信を行ってもよい。この場合、第1及び第2の信号用配線パターン113,103を用いてデータ復号化用チップ12とデータ圧縮及び解凍用チップ18との間の復号化デジタルデータDの送受信を行った場合(図4に示す構成の場合)と同様な効果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、データ復号化用チップにより複合化された復号化デジタルデータを、多層配線基板に形成された信号用配線パターンを介して、録画機器と電気的に接続されたデータ圧縮及び解凍用チップとデータ復号化用チップとの間で送受信するデジタル放送受信機に適用可能である。
本発明の実施の形態に係るデジタル放送受信機の概略構成図である。 図1に示すデジタルチューナ及びデータ復号化用チップが多層配線基板に実装された部分のデジタル放送受信機の断面図である。 デジタルチューナ及びデータ復号化用チップが実装される多層配線基板の変形例を示す図(その1)である。 デジタルチューナ及びデータ復号化用チップが実装される多層配線基板の変形例を示す図(その2)である。
符号の説明
10 デジタル放送受信機
11 デジタルチューナ
12 データ復号化用チップ
14 デコーダ
15 映像出力部
16 音声出力部
18 データ圧縮及び解凍用チップ
19 記憶部
21 USB
22 テレビ
24 録画機器
26 インターフェース
27 暗号解除部
31,101,111 多層配線基板
33,42 信号OUT用電極パッド
34,41 信号IN用電極パッド
35,43 電源用電極パッド
36,44 グラウンド用電極パッド
51〜56 絶縁層
51A,52A,53A,54A,55A,56A 上面
61〜68 パッド
71 グラウンド層
72,73,76,77 ビア
75 電源層
81,113 第1の信号用配線パターン
82,103 第2の信号用配線パターン
85,91,104,114 第1の配線パターン
86,92 第2の配線パターン
87,93,105,115 第3の配線パターン
107,108,116,117 配線部
109,118 ビア部
A 面方向
B 暗号化デジタルデータ
C,D 復号化デジタルデータ
E 圧縮復号化デジタルデータ

Claims (4)

  1. 暗号化されたデジタルデータを受信し、前記暗号化されたデジタルデータを復号化することで復号化デジタルデータを生成するデータ復号化用チップと、
    録画機器と電気的に接続され、前記復号化デジタルデータを圧縮し、圧縮した前記復号化デジタルデータを前記録画機器に送信すると共に、前記録画機器に記憶された圧縮された前記復号化デジタルデータを解凍するデータ圧縮及び解凍用チップと、
    積層された複数の絶縁層と、前記データ復号化用チップから前記データ圧縮及び解凍用チップに前記復号化デジタルデータを送信する第1の信号用配線パターンと、前記データ圧縮及び解凍用チップから前記データ復号化用チップに前記録画機器に記憶された前記復号化デジタルデータを送信する第2の信号用配線パターンと、有する多層配線基板と、を備えたデジタル放送受信機であって、
    前記データ復号化用チップ及び前記データ圧縮及び解凍用チップは、前記多層配線基板にフリップチップ接続されており、
    前記第1及び第2の信号用配線パターンは、前記データ復号化用チップの下方に配置される第1の配線パターンと、前記データ圧縮及び解凍用チップの下方に配置される第2の配線パターンと、前記多層配線基板の面方向に延在すると共に、前記第1及び第2の配線パターンと接続された第3の配線パターンとを有しており、
    前記複数の絶縁層のうち、最上層に配置された絶縁層及び最下層に配置された絶縁層以外の絶縁層に、前記第1及び第2の信号用配線パターンを構成する前記第3の配線パターンを配置したことを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 前記第1及び第2の信号用配線パターンを構成する前記第3の配線パターンは、前記複数の絶縁層のうち、中央付近に配置された絶縁層に設けたことを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信機。
  3. 前記第1及び第2の信号用配線パターンを構成する前記第3の配線パターンは、配線部と、ビア部とを有しており、
    前記第1及び第2の信号用配線パターンを構成する前記第3の配線パターンを、少なくとも2つの前記絶縁層に亘るように配置したことを特徴とする請求項1または2記載のデジタル放送受信機。
  4. 前記多層配線基板は、前記第1及び第2の信号用配線パターンを構成する前記第3の配線パターンと絶縁された電源層及びグラウンド層を有しており、
    前記第1及び第2の信号用配線パターンを構成する前記第3の配線パターンを、前記電源層と前記グラウンド層との間に配置したことを特徴とする請求項1ないし3のうち、いずれか1項記載のデジタル放送受信機。
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