JP2010028217A - 携帯情報端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影中の広い被写界中に存在する特定の対象物を、撮影画面中における位置に応じて拡大表示させると共に、その対象物についての情報も表示させるようにした携帯情報端末を提供すること。
【解決手段】携帯情報端末1は、カメラ1cを備えていて、被写界Aの撮影画像をリアルタイムで第1表示部1dに表示させている。特定された対象物は、第1表示部1dの撮影画面中における特定の範囲に存在すると、第2表示部1eに、その範囲の拡大画像が表示されると共に、その対象物についての名称等の情報も表示されるようになる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影画面中における対象物を、画面中での位置に応じ、拡大して観察できるようにした携帯情報端末に関する。
最近の携帯情報端末は、撮影手段を備えていて、撮影画像を、表示手段に表示させて観察できるようにしたり、静止画像や動画として記録できるようにしたものが多くなっている。ところが、そのような携帯情報端末での観察中において、表示画面中では画像が小さくて、その対象物が何であるのかを識別するのが難しかったり、その対象物についての特徴を十分認識するのが難しかったりすることがある。そのような場合には、その対象物の画像を、表示画面に拡大して表示させることができると好都合である。
下記の特許文献1には、そのようなことを実現させるために参考となる画像表示装置が記載されている。そして、その画像表示装置の場合には、撮影位置を移動(カメラの移動又は被観察物全体の移動)させているときと、静止させているときとでは、画像の拡大倍率が変るようになっており、移動させているときには広い視野での観察が可能であるが、静止させるとその視野の一部が拡大して表示されるようになっている。そのため、このような画像表示装置は、特許文献1に記載されている実施例のように、虫眼鏡のような製品として実施するのに適している。
特開2001−216309号公報
ところが、本発明で対象としている携帯情報端末によって行う撮影は、一般に、視野範囲の広い被写界の下で行なうのが普通である。また、上記したように、表示画面中における小さな対象物が何であるかを確認したいとか、対象物の特徴を十分に見極めたいというような理由によって、表示画面中の一部の画像を拡大して観察したいという要求は、広い遠景での撮影中に生じるのが普通である。
そのため、このような要求に対しては、特許文献1に記載されているような画像表示装置を採用するのは不適当である。つまり、そのような画像表示装置を採用した場合は、携帯情報端末の移動を静止させると、その静止時の表示画像が拡大されて一部だけが表示画面全体に表示されてしまうため、広い視野範囲での被写界を観察したいときには、携帯情報端末の位置を移動させ続けなければならなくなり、所定の画枠の被写界を継続的に観察することができなくなってしまうからである。
また、観察者が、広い範囲にわたる撮影画面の中から、特定の対象物を拡大して観察したいという要求が生じるのは、その特定の対象物についての関心が極めて大きいということでもある。そのため、観察者としては、当然のことながら、その対象物の名前やそれ以外の詳しい情報を知りたいという要求も強いはずである。しかしながら、特許文献1においては、上記のようにして被観察物を拡大表示させることについての記載はあるが、そのような要求に応えられるようにすることについての記載はない。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、撮影中の広い被写界中に存在する特定の対象物を、撮影画面中におけるその対象物の位置に応じて拡大表示させ、観察者がその対象物の画像を観察し易くすると共に、その対象物についての情報も表示させることができるようにした携帯情報端末を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の携帯情報端末は、撮影手段と、前記撮影手段によって撮影されている画像を表示画面に表示させる表示手段と、前記表示画面中における対象物の位置に応じ該対象物の画像を所定の大きさに拡大表示させる画像表示制御手段と、前記対象物の撮影画像を入力情報として前記対象物についての情報をデータベースから検索する検索手段と、前記検索手段によって得られた前記情報を表示させる情報表示制御手段と、を備えているようにする。その場合、前記撮影手段がズーム手段を有しており、前記画像表示制御手段は、前記対象物の撮影画像を入力情報として前記対象物のズーム倍率を算出する拡大倍率算出手段を有していて、該拡大倍率算出手段の算出した倍率によって前記対象物を拡大表示させるようにすることが好ましい。
また、前記画像表示制御手段は、前記対象物が前記表示画面中の特定の範囲内に存在するとき、その範囲を拡大表示させるようにしてもよいし、前記対象物が前記表示画面の中心を含む特定の範囲内に存在するとき、その範囲を拡大表示させるようにしてもよいし、前記表示画面の中心から前記対象物までの距離に対応して、前記対象物が前記表示画面の中心に近いほど、前記対象物を拡大表示させるようにしてもよいし、前記対象物の画像全体が入る最小限の領域の大きさに基づいてズーム倍率を決定し、前記対象物を拡大表示させるようにしてもよい。
また、本発明の携帯情報端末は、前記表示画面中から拡大表示をさせたい特定の対象物を指定することの可能な拡大表示対象物指定手段を備えていて、前記画像表示制御手段は、該拡大表示対象物指定手段によって入力された情報によって前記対象物を拡大表示させることができるようにすると、より好ましいものになる。
また、本発明の携帯情報端末は、前記撮影手段が、光学ズーム手段とデジタルズーム手段とを有していて、該デジタルズーム手段は、前記拡大倍率算出手段の算出したズーム倍率が該光学ズーム手段の制御可能な最大ズーム倍率を超えた場合にだけ、該光学ズーム手段による制御に続き、前記拡大倍率算出手段で算出されたズーム倍率まで拡大制御を行なうようにしてもよい。その場合、前記光学ズーム手段のズーム倍率は、3倍以上であることが好ましい。
また、本発明の携帯情報端末は、前記表示画面中から情報表示の可能な対象物を画像認識する抽出手段を備えていて、前記検索手段は、その抽出された対象物についての情報をデータベースから検索するようにしてもよく、また、前記画像表示制御手段によって拡大表示された画面中から情報表示の可能な対象物を画像認識する抽出手段を備えていて、前記検索手段は、その抽出された対象物についての情報をデータベースから検索するようにしてもよい。
また、本発明の携帯情報端末は、前記表示画面中に存在する情報表示の可能な対象物の中から情報を表示させたい対象物を指定することの可能な情報表示対象物指定手段を備えていて、前記検索手段は、該情報表示対象物指定手段によって指定された対象物についての情報をデータベースから検索するようにしてもよく、また、前記画像表示制御手段によって拡大表示された画面中から情報を表示させたい対象物を指定することの可能な情報表示対象物指定手段を備えていて、前記検索手段は、該情報表示対象物指定手段によって指定された対象物についての情報をデータベースから検索するようにしてもよい。
そして、前記情報表示対象物指定手段によって指定された対象物が、前記表示画面中の特定の範囲内に存在するときや、前記表示画面の中心を含む特定の範囲内に存在するときには、前記情報表示制御手段は、それらの特定の範囲外に存在するときよりもより詳細な情報を表示させるようにすると、好ましいものになる。また、前記情報表示対象物指定手段によって指定された対象物が、前記表示画面の中心に近いときほど、前記情報表示制御手段が、その対象物のより詳細な情報を表示させるようにしても、好ましいものになる。
更に、本発明の携帯情報端末は、前記表示手段のほかに第2表示手段を備えていて、該第2表示手段には、前記画像表示制御手段によって拡大表示される画像と、前記情報表示制御手段によって表示される情報とのうち、少なくとも一方が表示されるようにすると、観察者にとって見易いものになる。
本発明の携帯情報端末は、撮影画面を観察中に、特定の対象物を、撮影画面中の位置に応じて拡大表示させ且つその対象物についての情報を表示させるようにすると共に、その情報についても対象物の位置に応じた情報量で表示させることを可能にしたため、観察者は、関心の深い対象物についての知識を好適に得ることができるという特徴がある。
本発明の携帯情報端末の実施形態を、図1及び図2を用いて説明し、その後に、図3〜図18を用いて、その携帯情報端末の代表的な種々の使用態様を説明する。
そこで先ず、図1を用いて、本発明の携帯情報端末の構成例を説明する。本実施態様の携帯情報端末1は、ヒンジで折り畳み可能な第1本体部1aと第2本体部1bとで構成されている。そして、第1本体部1aは、外面側に、後述する撮影手段として、ズーム手段を有するカメラ1cを備えており、内面側には、後述する第1表示手段としての第1表示部1dを備えている。また、第2本体部1bは、内面側に、後述する第2表示手段としての第2表示部1eと、複数のキーを有する操作部1fを備えている。
それらのうち、カメラ1cは、CCDなどの撮像素子を備えていて、操作部1fの操作によって、所望の視野の被写界Aを撮影し、その画像を、第1表示部1dにリアルタイムで表示させることが可能であるほか、静止画や動画として記憶装置に記憶させることも可能になっている。また、このカメラ1cは、撮影レンズに入射した被写界光が二つの撮像素子に別々に導かれるようになっており、一方の撮像素子で撮影された画像は、上記のように被写界Aの全体画像として第1表示部1dに表示されるが、他方の撮像素子はデジタルズーム用に備えてあるため、撮影した画像は、所定の拡大画像として、第2表示部1eに表示されるようになっている。そして、本実施態様においては、そのズーム手段は、拡大倍率を連続的に変え得るものであるが、ステップ的に変え得るようにしたものにしても差し支えない。
尚、本発明の撮影手段は、最小限、拡大画像が一つだけ得られるようにしたものでもよい。そのため、必ずしもこのようにズーム手段を備える必要はなく、例えば、撮影レンズを切り換えて拡大画像が得られるようにしたものでもよい。また、ズーム手段を備える場合であっても、本実施態様のようにデジタルズーム手段だけに限るものではなく、光学ズーム手段を備えるようにしても、光学ズーム手段とデジタルズーム手段の両方を備えるようにしても構わない。そして、いずれの場合でも、光学ズーム手段のズーム倍率は、3倍以上であることが好ましい。また、光学ズーム手段とデジタルズーム手段の両方を備える場合は、デジタルズーム手段による制御は、拡大倍率が光学ズーム手段によって可能な最大ズーム倍率を超えたときだけ、光学ズーム手段の制御にひき続いて行なわれるようにすると、拡大倍率を大きくしても良質の拡大画像が得られやすい。但し、本実施態様において光学ズーム手段を用いた場合には、拡大画像が第2表示部1eに表示されると、第1表示部1dに表示されている画像はフリーズされることになる。
第1表示部1dはタッチパネルになっており、観察者が、第1表示部1dに表示されている画像の中から、所望の対象物に指2を触れると、その対象物についての情報を表示させることができるようになっている。また、所望の対象物が、例えば動物であるということを操作部1fで入力しておいてから、第1表示部1dに表示されている複数の動物のうち特定の動物にタッチすることによって、その動物についての情報を表示させることができるようになっている。また、第1表示部1dがタッチパネルになっているかどうかに関係なく、操作部1fで画面上での特徴的な情報を入力するだけで、その動物についての情報を表示させることができるようになっている。また、操作部1fの操作によって、「動物」についての情報表示を指定すると、第1表示部1dに表示されている複数の動物のうち、情報の表示可能な全ての動物に対して、情報を表示することも可能になっている。
尚、本実施態様では、上記のようになっているが、携帯情報端末1の製作段階で、例えば動物についての情報しか表示できないようにしておき、第1表示部1dに動物が表示された場合には、情報を表示することの可能な全ての動物に対して、情報が自動的に表示されるようにしても構わない。
また、以下の本実施態様の説明においては、上記の情報に対して、簡易情報と詳細情報という用語が用いられる。それらのうち、簡易情報とは、対象物の名称などのように、比較的少ない情報量でその対象物を特定することができる情報をいい、詳細情報とは、その対象物についての解説のように比較的情報量の大きい情報をいう。そして、一つの対象物の簡易情報の中にも、例えば、一般名称(「へび」)と固有名称(「アオダイショウ」)のように情報量の異なる複数の情報がある場合もある。また、詳細情報の中にも、解説文の長さが異なる場合などのように、同じ対象物についての、情報量の異なる複数の詳細情報が用意されている場合がある。
但し、本発明の携帯情報端末は、本実施態様のように、一つの対象物について、簡易情報と詳細情報の両方が表示され得るものとは限らず、それらの一方だけが表示されるものでも差し支えない。また、本発明の携帯情報端末は、それらの簡易情報と詳細情報とを、いずれも、第1表示部1dの画面上に表示させるようにしても差し支えないが、本実施態様では、第1表示部1dと第2表示部1eとを備えているので、第1表示部1dの画面上には簡易情報だけを表示させることを可能にし、第2表示部1eの画面上には、簡易情報と詳細情報との両方を表示させ得るようにしてある。
ところで、本実施態様における携帯情報端末1は、特定の対象物が、第1表示部1dの画面上で所定の位置に存在すると、その対象物を含む最小限の領域、又はその対象物を含む所定の範囲の領域が、上記したズーム手段によって拡大表示されるようになっている。そして、その拡大画像は、第2表示部1eの画面上に表示されるようになっているが、本発明は、そのような構成には限定されず、第1表示部1dの画面上に表示するようにしても構わない。そして、本実施態様においては、拡大画像の表示される第2表示部1eもタッチパネルになっており、画面上に複数の対象物が存在する場合は、所望の対象物にタッチすると、その拡大画面に表示されている情報よりも詳しい情報が、第2表示部1eに表示されるようになっている。
また、携帯情報端末1の操作部1fは、上記のような操作に使用されるだけではなく、携帯情報端末1としての諸々の操作を行なうためにも使用されるものである。そのため、第1本体部1aと第2本体部1bの内部には、上記のような、撮影画像を拡大表示させたり、対象物の情報を表示させたりするために必要な電子部品のほかにも、外部との種々の通信に関連した電子部品が備えられている。そこで次に、主に、図2を用いて、上記のような機能を実現するための表示システムの一例を説明する。
図2において、撮影手段11は、ズーム手段を有する上記のカメラ1cに相当するものである。また、第1表示手段12は、上記の第1表示部1dに相当するものであって、その表示画面上には、撮影手段11によって撮影されている上記の被写界Aの画像全体が表示されるようになっている。更に、本実施態様においては、観察者は、その第1表示手段12の画面に表示されている全ての対象物を観察しながら、所望の対象物を拡大表示対象物指定手段13によって指定し、その対象物を拡大表示させることが可能になっている。また同様に、第1表示手段12の画面に表示されている全ての対象物を観察しながら、所望の対象物を情報表示対象物指定手段14によって指定し、その対象物の情報を表示させるようにすることも可能になっている。そして、それらの指定を行う場合は、予め上記の操作部1fでそのようにすることを入力しておき、第1表示手段12の画面上で、その所望の対象物にタッチするか、カーソルを合わせてクリックするようにする。
抽出手段15は、形状や色などの主に外観上の特徴から対象物の実像を情報として抽出する手段である。そして、上記のように、拡大表示対象物指定手段13や情報表示対象物指定手段14を用いて、対象物が、表示画面上でタッチされた場合には、その対象物の抽出情報は画像認識によって得られることになる。また、抽出情報は、操作部1fのキーを用いて打ち込むようにしてもよいし、音声入力によって得るようにしてもよい。尚、後述する使用態様の説明においては、便宜上、抽出可能な対象物が動物の場合で説明するが、本実施態様の携帯情報端末1は、建造物や風景なども抽出できるようになっていて、操作部1fのキーによって、いずれの分野のものを抽出可能にするかを、予め選択できるようになっている。
対象物位置検出手段16は、抽出手段15で抽出された対象物が、第1表示手段12の画面上で、どこの位置にあるのかを検出するものである。また、画像表示制御手段17は、対象物位置検出手段16から得た対象物の位置情報によって、その対象物の画像を、図1に示されている第2表示部1eに相当する第2表示手段18に拡大表示させるためのものである。
そして、画像表示制御手段17は、特定の対象物が、第1表示手段12の画面上で、例えば、隅の方に存在するようなときには機能しないが、特定の範囲内に存在するような場合、特に、画面の中心を含む特定の範囲内に存在する場合には、その範囲を拡大表示させるようにする。また、画面上の特定された範囲を全て拡大表示するのではなく、対象物の全体画像を含む最小限の領域だけを拡大表示させるようにすることもできる。更に、特定の対象物を、画面中心からの距離に対応した大きさで、すなわち中心に近くなればなるほど大きくなるように拡大表示させるようにすることもできる。そして、それらのうち、どの拡大表示方法を採用するかは、操作部1fのキー操作によって選択される。また、拡大画像の倍率は、画像表示制御手段17に含まれている拡大倍率算出手段によって算出される。
また、画像表示制御手段17の拡大倍率算出手段によって算出された拡大情報は、撮影手段11のズーム手段に与えられる。そうすると、本実施態様の場合には、第1表示手段12に表示されている上記の被写界Aでの撮影画像は、そのまま第1表示手段12に表示され続けるが、新たに拡大画像が第2表示手段18に表示されるようになる。尚、本実施態様では、拡大画像を第2表示手段18に表示させているが、第1表示手段12に表示されている画像と並べるようにして第1表示手段12に表示させたり、第1表示手段12に表示されている画像の一部に重ねるようにして優先的に表示させるようにすることも可能である。
検索手段19は、抽出手段12で抽出された対象物に関する情報をもとにして、データベース20で検索し、その検索によって得られた情報を情報表示制御手段21に与える。尚、この検索手段19とデータベース20は、必ずしも携帯情報端末1に備える必要はなく、携帯情報端末1には通信手段を備えておき、検索手段19とデータベース20とは外部施設に備え、その通信手段を介して、検索手段19にデータベース20の情報を検索させ、得られた情報を通信手段を介して情報表示制御手段21に与えるようにしても構わない。また、携帯情報端末1に検索手段19とデータベース20を備えた場合でも、そのデータベース20では得られない情報を、通信手段を介して、外部のデータベースから得るようにしても構わない。
情報表示制御手段21は、検索手段19が検索した情報を、第1表示手段12及び/又は第2表示手段18に表示する。即ち、本実施態様の場合、簡易情報は、第1表示手段12と第2表示手段18の一方又は両方の、対象物位置検出手段16が検出した対象物の位置の近傍に表示し、詳細情報は、第2表示手段18に、拡大画像と重ならないようにして表示する。但し、本発明の携帯情報端末は、必ずしも第2表示手段18を備えなくてもよいので、第1表示手段12に詳細情報を表示可能にしてもよいことは言うまでもない。
そして、本実施態様においては、抽出手段15が第1表示手段12の撮影画面上に存在する複数の動物についての情報を抽出したとき、情報表示制御手段21は、検索手段19によって検索された全ての動物についての簡易情報を第1表示手段12に表示させることが可能になっている。また、情報表示制御手段21は、第2表示手段18に拡大画面が表示されたとき、第1表示手段12の撮影画面上には簡易情報を表示させず、第2表示手段18の表示画面上に簡易情報と詳細情報の少なくとも一方を表示させることも可能になっている。
また、特定の対象物が、第1表示手段12の撮影画面上で、所定の位置や特定の範囲内に存在した場合、特に、画面の中心を含む特定の範囲内に存在するような場合には、それ以外の位置に存在する場合よりも情報量の多い情報を表示させるようにすることが可能になっている。また、画面の中心から特定の対象物までの距離に対応して、すなわち画面の中心に近くなればなるほど情報量の多い情報を表示させるようにすることが可能になっている。そして、それらのうちのどの情報表示方法を採用するかは、操作部1fのキー操作によって選択される。
更に、本実施態様の拡大表示対象物指定手段13は、上記したように、第1表示手段12の撮影画面を観察しながら特定の対象物を指定し、画像表示制御手段17によって第2表示手段18の画面上に拡大して表示させることが可能であるが、第2表示手段18の画面上に表示されている対象物を指定することも可能になっていて、そのような指定をしたときには、画像表示制御手段17は、さらに拡大した画像を表示させることも可能になっている。
また、本実施態様の情報表示対象物指定手段14は、上記したように、第1表示手段12の撮影画面に表示されている対象物を観察しながら特定の対象物を指定し、その対象物についての情報を表示させることが可能であるが、第2表示手段18の拡大画像を観察しながら特定の対象物を指定することも可能になっている。そして、そのような指定をしたときには、情報表示制御手段21は、これまで表示されている情報よりも情報量の多い情報を第2表示手段18に表示させることも可能になっている。
そこで次に、このような携帯情報端末1の代表的な使用態様を、上記の説明に用いた図1及び図2のほか、図3〜図18を用いて順に説明することにするが、それらの使用態様では、いずれも、拡大表示や情報表示をする対象物が動物である場合で説明する。
先ず、第1使用態様を、図1〜図6を用いて説明する。尚、新たに用いる図3〜図6のうち、図3及び図4は、上記した携帯情報端末1の第1表示部1dの表示画面を示したものであり、図5及び図6は、第2表示部1eの表示画面を示したものである。そして、図3及び図4に表示されている「+」印は、画面の中心を示すものであり、撮影画像とは区別できるようにして表示されているが、このことは、後で説明する図7,図9,図11,図13〜図15の場合も同じである。また、図3及び図4に破線で表示されている長方形の枠は画面の中心を含む特定の範囲Bを示すものであって、実際には,撮影画像とは区別できるようにして表示されているが、このことは、後で説明する図13〜図15の場合も同じである。そして、撮影画像を記憶手段に記憶させる場合、それらの「+」印や長方形の枠は記憶されないようになっている。
第1使用態様は、予め上記の操作部1fを操作しておき、何らかの動物が、第1表示部1dの撮影画面の中心を含む特定の範囲B内に存在した場合、その特定の範囲Bの拡大画像と、そこに表示されている対象物の情報とを、第2表示部1eに表示させるようにした場合である。図3は、上記のカメラ1cで撮影を開始したときの、第1表示部1dに表示された撮影画像を示したものであるが、このとき、画面に表示されている動物は、右側の高木の根元から這い出し、池に向かっている1匹の蛇だけである。尚、蛇は、実際にはもっと小さくて、周知のように身体の殆どを地面に接触させた姿勢をしているが、図面上では便宜的な姿で描かれている。
このようにして、その後もカメラ1cの向きを変えることなく撮影を続けていると、やがて、蛇は特定の範囲Bに入ってくるが、そのときの撮影画面が図4に示されている。そして、この状態になると、上記の抽出手段15が蛇の特徴を自動的に抽出し、その抽出情報を対象物位置検出手段16と検索手段19とに与える。そのため、一方では、画像表示制御手段17が撮像手段11に指令して、特定の範囲Bの拡大画像を第2表示部1eの表示画面中の左寄りの領域に表示させるようにする。
他方、検索手段19は、データベース20から引き出した蛇についての情報を情報表示制御手段21に与えるので、情報表示制御手段21は、簡易情報のうちの一般名称である「へび」という文字を、対象物位置検出手段16で検出した情報に基づいて、第2表示部1eに表示された拡大画像中の蛇の近傍位置に表示する。そのような第2表示部1eの表示状態が図5に示されている。尚、このとき、「へび」という文字を、第1表示部1dに表示されている蛇の近傍位置にだけ表示するようにしても構わないし、第1表示部1dと第2表示部1eの両方に表示させるようにしても構わない。また、第2表示部1eに表示する場合には、拡大画像中ではなく、右側の空いてるスペースに表示させるようにしても構わない。
ところで、観察者は、このような拡大画像を観察して、蛇が「へび」という名称のものであり、どのような容貌や縞模様などをしているかを知ることができたが、それだけでは満足できず、もっと拡大して観察したり、もっと詳しい情報を知りたい場合がある。そのような場合には、上記した拡大表示対象物指定手段13と情報表示対象物指定手段14を活用することになる。そこで、もっと拡大して観察したい場合には、その旨を操作部1fで入力しておいてから、図5に示された拡大画像中の蛇にタッチするようにする。そうすると、蛇を中心にした範囲のさらに大きな拡大画像が表示される。しかも、操作部1fの入力次第では、蛇の全体画像が含まれるだけの最小限の領域を拡大表示させることもできる。
また、図5の表示状態において、「へび」という情報だけでは飽きたらず、もっと詳しい情報を知りたい場合には、その旨を操作部1fで入力しておいてから、図5に示された拡大画像中の蛇にタッチする。そうすると、拡大画像中の蛇の近傍位置に指定マークである「×」印が表示され、第2表示部1eの空いているスペースに詳細情報が表示される。また、その詳細情報は、タッチを重ねるごとに情報量が多くなるようにすることもできる。図6は、そのようにして、第2表示部1eに、拡大画像と詳細情報の両方が表示された状態を示したものである。そして、その後、蛇が特定の範囲Bの外へ移動していった場合には、拡大表示機能と情報表示機能は失われ、第2表示部1eには何も表示されないようになる。
尚、本使用態様の説明においては、説明の都合上、撮影中に携帯情報端末1に備えられたカメラ1cの向きを変えず、動物の方が移動する場合で説明したが、カメラ1cを動物の方に向けていくようにした場合も、第2表示部1eには、上記の説明と同じように表示される。また、上記においては、拡大表示対象物指定手段13と情報表示対象物指定手段14を活用するときは、拡大画像の対象物にタッチする場合で説明したが、対象物が特定の範囲Bに存在するか否かに関係なく、第1表示部1dの撮影画像中で所望の対象物にタッチしても、同様にして第2表示部1eに拡大画像と情報とを表示させることが可能である。また、上記においては、特定の範囲Bに1匹の蛇が存在する場合で説明したが、その蛇のほかにも動物が存在すれば、その動物にも簡易情報が表示されることは言うまでもない。
更に、特定の対象物に対する観察者の注目度を考慮すると、特定の範囲Bの中心は、撮影画面の中心であることが好ましい。しかし、本使用態様のように若干ずれているようにしても構わないし、撮影画面の中心を含まない範囲にしても構わない。そのため、カメラの向きを変えることなく、この特定の範囲Bを撮影画面中において移動させることを可能にしてもよい。そして、ここで、特定の範囲Bについて述べたことは、下記の第3使用態様の場合にも言えることである。
次に、第2使用態様を、図1,図2,図7〜図12を用いて説明する。尚、新たに用いる図7〜図12のうち、図7,図9,図11は、上記した携帯情報端末1の第1表示部1dの表示画面を示したものであり、図8,図10,図12は、上記した携帯情報端末1の第2表示部1eの表示画面を示したものである。
第2使用態様は、予め上記の操作部1fを操作しておき、拡大表示対象物指定手段13と情報表示対象物指定手段14とによって指定された特定の対象物が、第1表示部1dの撮影画面の中心(「+」印)に近ければ近いほど、第2表示部1eに、拡大倍率を大きくして表示され、且つ情報量の多い情報が表示されるようにした場合である。そして、図7及び図8は、上記のように、操作部1fを操作しておいてから、第1表示部1dの撮影画面上で、右側の高木の根元から池に向かって這い出してきた蛇にタッチしたときの表示状態を示したものである。
このとき、蛇は、図7に示されているように、未だ右側の高木の根元にいて、撮影画面の中心からかなり離れた位置にいる。そのため、図8に示されているように、抽出手段15の抽出情報に基づいて、画像表示手段17を介して第2表示部1eに表示された所定範囲の画像中では、蛇の大きさは、第1表示部1dに表示されている大きさと殆ど同じである。また、第2表示部1eに表示されている蛇の近傍位置には、抽出手段15の抽出情報に基づいて検索された情報のうち、一般名称の「へび」という簡易情報が、情報表示制御手段21を介して表示されている。尚、上記の使用態様の説明の中でも述べたように、この「へび」という文字は、第2表示部1eだけではなく、第1表示部1dの撮影画面にも表示させることが可能である。
また、このとき、第1表示部1dと第2表示部1eにおいて、蛇の近傍位置には、情報表示制御手段21によって指定マーク(「×」印)が表示されている。この場合、第1表示部1dの撮影画面においては、動物は蛇が1匹居るだけである。そのため、そのような指定マークが表示されなくても、蛇が第2表示部1eにも表示されたことによって、その蛇が指定されていることは、十分に認識することが可能である。しかしながら、第1表示部1dに蛇が何匹も表示されていたり、他の似通った動物が複数表示されている場合のことを考えると、このような指定マークを表示することが、極めて有効である。
その後もカメラ1cの向きを変えずに撮影を続けていると、蛇はだんだん池に近づいてくる。即ち、第1表示部1dの撮影画面の中心(「+」印)に近づいてくる。そして、蛇の位置は対象物位置検出手段16によって連続的に検出されているため、第2表示部1eに表示されている蛇を含む画像は、カメラ1cのズーム手段によって徐々に拡大されていく。図9及び図10は、そのようにして、蛇が池までの行程のほぼ中間位置に達したときにおける、第1表示部1dと第2表示部1eの表示状態を示したものである。
このとき、第2表示部1eに表示されている蛇の大きさは、図8に示されている大きさよりもかなり大きくなっていて、蛇の具体的な形状も何とか確認できるようになってきたし、色や縞模様も識別可能になってきている。他方、情報表示制御手段21は、この状態になると、対象物位置検出手段16からの位置情報によって、第2表示部1eの右側の空きスペースに、蛇の固有名称と学名だけの比較的情報量の少ない詳細情報を表示している。このとき、拡大画像中に表示されている「へび」はそのままであるが、消去するようにしても構わない。
蛇は、その後もさらに池に近づいていくので、第2表示部1eの拡大画像は、さらに拡大されていく。図11及び図12は、そのようにして、蛇が池のそばまできたとき、すなわち蛇が第1表示部1dの撮影画面の中心の近傍位置に達したときにおける、第1表示部1dと第2表示部1eの表示状態を示したものである。このとき、第2表示部1eに表示されている蛇は、観察者が十分に満足できる大きさに拡大されている。また、情報表示制御手段21は、この状態になると、対象物位置検出手段16からの位置情報によって、さらに情報量の多い詳細情報を表示させている。更に、拡大画像中に表示されていた「へび」を固有名称の「アオダイショウ」に変えているが、必要性を感じなければ、そのように変える必要はない。
そして、その後、蛇が第1表示部1dの撮影画面の中心から離れていくと、これまでの説明とは逆に、第2表示部1eの拡大画像は縮小してゆき、蛇についての情報も情報量が少なくなっていく。そして、その後、蛇が第1表示部1dの撮影画面から外れたり、草むらなどに完全に隠れた場合には、所定の時間後に再度現れないと、蛇に対する指定は自動的に解除され、第2表示部1eには何も表示されないようになる。尚、上記においては、詳細情報が2段階で表示される場合を説明したが、3段階以上で表示されるようにしても構わない。
次に、第3使用態様を、図1,図2,図13〜図18を用いて説明する。尚、新たに用いる図13〜図18のうち、図13〜図15は、上記した携帯情報端末1の第1表示部1dの表示画面を示したものであり、図16〜図18は、上記した携帯情報端末1の第2表示部1eの表示画面を示したものである。
第3使用態様は、指定した対象物が第1表示部1dの撮影画面の中心を含む特定の範囲B内に存在すると、その拡大画像を第2表示部1eに表示させ、且つ指定した対象物が特定の範囲B外に存在するときは簡易情報が表示させ、特定の範囲B内に存在するときは詳細情報を表示させるようにした場合である。そして、そのように表示させることについては、予め操作部1fを操作して決められる。
図13は、そのような操作をした後に、第1表示部1dに表示されている撮影画像を示したものである。このとき、第1表示部1dの画面上に表示されている動物は、遠方の丘にいる2頭の象と、池に入っている1頭の河馬と、右側の高木の根元から這い出してきた1匹の蛇と、手前側の潅木付近で戯れている2匹の蝶である。そして、象は若干動いてはいるものの、遠方に居るので撮影画面上での移動は殆どない。また、河馬も池の中で動かない。更に、蝶も右隅で戯れているだけで、撮影画面上での大きな移動はしていない。ただ、蛇だけは、ひたすら池を目指して移動している。そして、このとき、特定の範囲Bの中には動物が居ないので、第2表示部1eには何も表示されていない。
このような撮影画面上で、全ての動物を指定したいときは、上記のように拡大表示対象物指定手段13と情報表示対象指定手段14とによって指定するのもよいが、動物が多い場合は、いちいち指定するのが面倒であるし、実際には表示されていても小さい場合には見落としてしまうおそれもあるので、本実施態様の携帯情報端末1は、操作部1fのキーを操作することによって、表示されている動物を一括して指定することができるようになっている。
そのため、そのような一括指定を行なうと、抽出手段15の抽出情報に基づいて、検索手段19が、全ての動物の情報をデータベース20から引き出し、情報表示制御手段21に与える。そして、この場合には、全ての動物についての簡易情報が得られたので、情報表示制御手段21は、対象物位置検出手段16の位置情報に基づいて、象には「ぞう」、河馬には「かば」、蛇には「へび」、蝶には「ちょう」という一般名称の簡易情報を、それぞれの近傍位置に表示させる。図14は、そのような表示状態を示したものである。尚、象と蝶のように、複数の場合には、簡易情報をそれぞれに表示することも可能であるが、本実施態様の携帯情報端末1は、複数の同一の動物が近接状態にあるときは、簡易情報の数を少なくして表示させることが可能になっている。
このようにして撮影を続けていると、やがて、蛇は特定の範囲Bに入ってくるが、そのときの第1表示部1dの撮影画面が図15に示されている。この状態になると、対象物位置検出手段16からの位置情報で、画像表示制御手段17が撮像手段11に指令し、ズーム手段で拡大された特定の範囲Bの拡大画像を第2表示部1eの表示画面中に表示させるようにする。他方、情報表示制御手段21は、対象物位置検出手段16からの位置情報で、蛇についての詳細情報を、第2表示部1eの右側の空いてるスペースに表示させる。つまり、蛇については、特定の範囲Bに入っているときと入っていないときとでは、異なる情報表示が行なわれ、特定の範囲Bに入っているときの方が情報量が多くなる。図16は、そのときの第2表示部1eの表示状態を示したものである。
また、第1使用態様の説明でも述べたように、この図15,図16の表示状態で、観察者が、もっと拡大して観察したり、もっと詳しい情報を知りたい場合には、上記した拡大表示対象物指定手段13や情報表示対象物指定手段14を活用することができる。即ち、拡大表示対象物指定手段13を活用することによって、蛇を中心にした範囲のさらに大きな拡大画像を表示させたり、蛇の全体画像が含まれるだけの最小限の領域を拡大表示させることができる。また、情報表示対象物指定手段14を活用することによって、図6に示されているような、さらに詳しい詳細情報を表示させることもできる。このようにして観察した後、蛇が特定の範囲Bの外へ移動していった場合には、それまでの拡大表示機能と情報表示機能は失われ、第2表示部1eには何も表示されないようになる。
ところで、本使用態様においては、特定の範囲Bの中に複数の動物が存在していることがある。そのため、ここで、そのような場合のことについて、図17及び図18を用いて説明をしておく。図17は、上記の図16と同様な状況における第2表示部1eの表示画面の一例を示したものである。このとき、特定の範囲Bの拡大画像には、特定の範囲Bの中に完全に入っている蛇と、完全にではないが大部分が入っている河馬とが表示されている。このような場合、詳細情報は、完全に入っている蛇についてだけ表示させるようにすることもできるが、本使用態様においては、河馬についても大部分が入っているうえに、指定マークや簡易情報も完全に入っていることから、蛇と河馬の両方の詳細情報を表示させている。
このような表示状態において、観察者が、河馬については特に関心がなく、蛇についてだけ、さらに詳しい情報を知りたいと考えたときは、上記した情報表示対象物指定手段14を用い、第2表示部1eの拡大画面中で蛇にタッチする。図18は、そのようにした結果、蛇についてのさらに詳しい詳細情報が、第2表示部1eに表示された状態を示したものである。
尚、図18においては、河馬についての詳細情報が消えてしまっているが、表示スペースに余裕があれば、残すようにしても構わない。残した場合であっても、両者の情報量の差によって、蛇についてだけ、さらに詳しい詳細情報を指定したことを理解することができる。しかしながら、そのようにする場合でも、図18のように表示する場合でも、そのような、さらに詳しい詳細情報が、拡大画面に表示されている「へび」についての情報であるのか、「かば」についての情報であるのかを、明確に識別できるようにすると都合がよい。そのようにする場合は、図18に示されているように、蛇の指定マーク「×」を太くして表示させるようにしてもよい。また、「へび」や「×」の色を変えるようにしてもよいし、「×」を「○」に変えるようにしてもよい。そして、色を変える場合には、詳細情報の文字も同じ色で表示させるようにすると、対比関係の認識が容易になる。
本発明の携帯情報端末の実施態様を示した概要説明図である。 実施態様に採用されている情報表示システムを説明するためのブロック図である。 実施態様の第1使用態様を説明するための図であって、第1表示部における撮影画像の初期段階における表示状態を示したものである。 対象物が図3の位置から画面の特定の範囲内に移動してきたときの第1表示部の表示状態を示した図である。 図4の表示時期における第2表示部の表示状態を示した図である。 図5において、第2表示部に、対象物の詳細情報を表示させた状態を示す図である。 実施態様の第2使用態様を説明するための図であって、第1表示部における撮影画像の初期段階において対象物を指定したときの表示状態を示したものである。 図7の表示時期における第2表示部の表示状態を示した図である。 対象物が図8の位置よりも画面の中央に向けて途中まで移動してきたときの第1表示部の表示状態を示した図である。 図9の表示時期における第2表示部の表示状態を示した図である。 対象物が図9の位置よりもさらに画面の中央に移動してきたときの第1表示部の表示状態を示した図である。 図11の表示時期における第2表示部の表示状態を示した図である。 実施態様の第3使用態様を説明するための図であって、第1表示部における撮影画像の初期段階における表示状態を示したものである。 図13の表示状態において、全ての対象物に簡易情報を表示させた状態を示す図である。 図14の表示状態から一つの対象物が画面の特定の範囲内に移動してきたときの第1表示部の表示状態を示した図である。 図15の表示時期における第2表示部の表示状態を示した図である。 図16の表示状態とは異なり、第1表示部において二つの対象物が画面の所定の範囲内に存在するときの第2表示部の表示状態を示した図である。 図17の表示状態において、一方の対象物についてのさらに詳細な情報の表示を指定したときにおける第2表示部の表示状態を示した図である。
符号の説明
A 被写界
B 特定の範囲
1 携帯情報端末
1a 第1本体部
1b 第2本体部
1c カメラ
1d 第1表示部
1e 第2表示部
1f 操作部
2 指
11 撮影手段
12 第1表示手段
13 拡大表示対象物指定手段
14 情報表示対象物指定手段
15 抽出手段
16 対象物位置検出手段
17 画像表示制御手段
18 第2表示手段
19 検索手段
20 データベース
21 情報表示制御手段

Claims (17)

  1. 撮影手段と、
    前記撮影手段によって撮影されている画像を表示画面に表示させる表示手段と、
    前記表示画面中における対象物の位置に応じ該対象物の画像を所定の大きさに拡大表示させる画像表示制御手段と、
    前記対象物の撮影画像を入力情報として前記対象物についての情報をデータベースから検索する検索手段と、
    前記検索手段によって得られた前記情報を表示させる情報表示制御手段と、
    を備えていることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記撮影手段がズーム手段を有しており、前記画像表示制御手段は、前記対象物の撮影画像を入力情報として前記対象物のズーム倍率を算出する拡大倍率算出手段を有していて、該拡大倍率算出手段の算出した倍率によって前記対象物を拡大表示させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記画像表示制御手段は、前記対象物が前記表示画面中の特定の範囲内に存在するとき、その範囲を拡大表示させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末。
  4. 前記画像表示制御手段は、前記対象物が前記表示画面の中心を含む特定の範囲内に存在するとき、その範囲を拡大表示させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末。
  5. 前記画像表示制御手段は、前記表示画面の中心から前記対象物までの距離に対応して、前記対象物が前記表示画面の中心に近いほど、前記対象物を拡大表示させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末。
  6. 前記画像表示制御手段は、前記対象物の画像全体が入る最小限の領域の大きさに基づいてズーム倍率を決定し、前記対象物を拡大表示させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末。
  7. 前記表示画面中から拡大表示をさせたい特定の対象物を指定することの可能な拡大表示対象物指定手段を備えていて、前記画像表示制御手段は、該拡大表示対象物指定手段によって入力された情報によって前記対象物を拡大表示させるようにしたことを特徴とする請求項1,2,5又は6に記載の携帯情報端末。
  8. 前記撮影手段が、光学ズーム手段とデジタルズーム手段とを有していて、該デジタルズーム手段は、前記拡大倍率算出手段の算出したズーム倍率が該光学ズーム手段の制御可能な最大ズーム倍率を超えた場合にだけ、該光学ズーム手段による制御に続き、前記拡大倍率算出手段で算出されたズーム倍率まで拡大制御を行なうようにしたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の携帯情報端末。
  9. 前記光学ズーム手段のズーム倍率は、3倍以上であることを特徴とする請求項8に記載の携帯情報端末。
  10. 前記表示画面中から情報表示の可能な対象物を画像認識する抽出手段を備えていて、前記検索手段は、その画像認識された対象物についての情報をデータベースから検索するようにしたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の携帯情報端末。
  11. 前記画像表示制御手段によって拡大表示された画面中から情報表示の可能な対象物を画像認識する抽出手段を備えていて、前記検索手段は、その画像認識された対象物についての情報をデータベースから検索するようにしたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の携帯情報端末。
  12. 前記表示画面中に存在する情報表示の可能な対象物の中から情報を表示させたい対象物を選択することの可能な情報表示対象物指定手段を備えており、前記検索手段は、該情報表示対象物指定手段によって指定された対象物についての情報をデータベースから検索するようにしたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の携帯情報端末。
  13. 前記画像表示制御手段によって拡大表示された画面中から情報を表示させたい対象物を選択することの可能な情報表示対象物指定手段を備えており、前記検索手段は、該情報表示対象物指定手段によって指定された対象物についての情報をデータベースから検索するようにしたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の携帯情報端末。
  14. 前記情報表示対象物指定手段によって指定された対象物が、前記表示画面中の特定の範囲内に存在するとき、前記情報表示制御手段は、その対象物が前記表示画面中の特定の範囲外に存在するときよりもより詳細な情報を表示させるようにしたことを特徴とする請求項12に記載の携帯情報端末。
  15. 前記情報表示対象物指定手段によって指定された対象物が、前記表示画面の中心を含む特定の範囲内に存在するとき、前記情報表示制御手段は、その対象物が前記表示画面の中心を含む特定の範囲外に存在するときよりもより詳細な情報を表示させるようにしたことを特徴とする請求項12に記載の携帯情報端末。
  16. 前記情報表示対象物指定手段によって指定された対象物が、前記表示画面の中心に近いときほど、前記情報表示制御手段は、その対象物のより詳細な情報を表示させるようにしたことを特徴とする請求項12に記載の携帯情報端末。
  17. 前記表示手段のほかに第2表示手段を備えていて、該第2表示手段には、前記画像表示制御手段によって拡大表示される画像と、前記情報表示制御手段によって表示される情報とのうち、少なくとも一方が表示されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の携帯情報端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020034609A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 大日本印刷株式会社 表示装置、表示方法、プログラム及び画像投影システム
CN114727006A (zh) * 2021-01-06 2022-07-08 北京小米移动软件有限公司 图像拍摄方法和装置

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