JP2010010996A - リモコンの配列構造およびリモコン配列装置 - Google Patents
リモコンの配列構造およびリモコン配列装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010010996A JP2010010996A JP2008166995A JP2008166995A JP2010010996A JP 2010010996 A JP2010010996 A JP 2010010996A JP 2008166995 A JP2008166995 A JP 2008166995A JP 2008166995 A JP2008166995 A JP 2008166995A JP 2010010996 A JP2010010996 A JP 2010010996A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- remote control
- remote
- control base
- arrangement structure
- front panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
【課題】 建物に設けられた設備機器の操作を、一箇所で集約的に管理して誰でも簡単に操作することができるようにし、将来的には機器の更新・交換や、増設にも容易に対応可能とする。
【解決手段】 建物に設置された各種の設備機器を操作、管理あるいは監視等する複数のリモコン2が集約的に配置されるリモコン配列装置であって、壁面10には凹部101が設けられ、凹部101内に複数のリモコン2が長手方向に列設されるとともに、これらの複数のリモコン2をスライド自在となるように一体的に保持するリモコンベース4を備えている。前面パネル5には、リモコン2を視認しうる開口扉52が開閉自在に設けられ、開口扉52を開閉するとともに、対象とする設備機器のリモコン2を、リモコンベース4をスライドさせて使用することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】 建物に設置された各種の設備機器を操作、管理あるいは監視等する複数のリモコン2が集約的に配置されるリモコン配列装置であって、壁面10には凹部101が設けられ、凹部101内に複数のリモコン2が長手方向に列設されるとともに、これらの複数のリモコン2をスライド自在となるように一体的に保持するリモコンベース4を備えている。前面パネル5には、リモコン2を視認しうる開口扉52が開閉自在に設けられ、開口扉52を開閉するとともに、対象とする設備機器のリモコン2を、リモコンベース4をスライドさせて使用することができる。
【選択図】 図4
Description
本発明は、建物に設置された設備機器に接続するリモコンの配列構造およびリモコン配列装置に関する。
従来、住宅などの建物においては、エアコンや床暖房等の冷暖房設備、照明機器、給湯器などを操作するためのリモコンやスイッチ類は、これらの設備が設置されている居室の壁面各所に、それぞれ分散して設けられているのが一般的である。また、家電機器についても機器本体に対する操作スイッチや専用のリモコン等が付属しており、居室内の適当な場所に置かれたり、付近の壁面に設置されたりしている。このように、設備機器に接続されたリモコン類は、居室内の様々な箇所に設けられたり置かれたりしているため、操作のために毎回それらのある場所まで移動したり、リモコンのある場所を探したりする不便さがあった。
そこで、住宅などにおいては、図5に示すように、キッチンやリビングなど人の集まりやすい場所の壁面9に、これらの複数のリモコン91や操作パネル92、インターホン93などを一箇所にまとめて設置し、操作のための動線を集約するようにして利便性を高める例がある。しかしながら、このように壁面9の一箇所を凹設してリモコン類を集約して配置すると、壁面には、形状や大きさなどが異なったこれらのリモコン類がばらばらに配置されて露出しており、見栄えが悪く、雑然とした印象を与えてインテリアとしての美観を損なってしまうという欠点があった。
加えて、長年の使用を経て設備機器を交換する場合や新たに増設する場合には、壁面に設けられたリモコン類も交換したり増設したりする必要性が生じる。このような場合、リモコン類の大きさは新旧異なることが多く、新規のものに付け替えるとき、壁面設けられていた開口部やビス穴などが壁面に露出してしまい、これらを塞ぐ処理が必要となって手間がかかったり、壁面に新たな開口部を設けて設置工事を行う必要があったりした。また、壁面のリモコン類が設置されていた箇所が交換により露出すると、壁紙の汚れや色あせなどが目立ってしまうこともあり、より見栄えが悪くなったりするという不都合もあった。
従来、例えば特許文献1には、給湯器類とカメラ付きインターホンを一体的に構成し、一つの画面で給湯表示とテレビ映像表示とを表示できるようにして、台所で一括集中して操作を行うことのでき給湯装置が提案されている。この装置では、給湯器の操作やインターホンの操作等をタッチパネルの同一画面上で行い、台所での作業時の管理の集中化を図っている。
特開2001−12796号公報
上記のような操作パネルの装置では、パネル上で操作できるようにする設備機器が、あらかじめ家庭内ネットワークに接続可能なものである必要があり、広く一般家庭で使用されている家電機器には対応できない場合もあり、導入できるケースが限定される。また、その操作も慣れない者にとっては難しく、さらに、設備機器の増設や更新には容易に対応できず、対応できる場合でも専門業者による新規の設定作業を必要とし、長期的な使用にかんがみても好ましくない。また、技術進歩の著しい設備機器において、製造メーカによって多様な製品が提供されており、将来、どのような機器が必要となってどのような機器を選択するかが不明な状況で、このような操作パネル上でネットワークを用いた管理形態では対応できないケースも多いと考えられる。
そこで本発明は、上記のような事情に対して、建物に設けられた複数の設備機器を、一箇所で集約的に管理して誰でも簡単に操作することができるようにし、将来的には設備機器およびリモコンの更新・交換や、増設にも容易に対応することができて、かつ室内の美観を向上させることのできるリモコンの配列構造およびリモコン配列装置を提供するものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、建物に設置された各種の設備機器を操作、管理あるいは監視等するための複数のリモコンが集約的に配置されるリモコンの配列構造であって、壁面に設けられた凹部内に前記複数のリモコンが凹部の長手方向に列設されるとともに、これらの複数のリモコンを前記長手方向にスライド自在となるように一体的に保持するリモコンベースが備えられたことを特徴とする。
このような発明により、複数のリモコンを一箇所で集約的に配置して、操作、管理あるいは監視等することができ利便性が高められるとともに、長手方向に列設したリモコンを一体的に保持してスライド可能であるので、操作性も高めることができる。
また、本発明は、前記構成のリモコンの配列構造において、前記凹部の内側には長手方向に沿ってスライドレールが備えられ、このスライドレールにリモコンベースが配設されて、リモコンベースに保持されたリモコンがスライドレールに沿ってスライド自在となされたことを特徴とする。
これにより、簡易な構造でスライド可能なリモコンの設置形態を実現でき、リモコンを使用できる高さ位置に適宜、移動させることができる。
また、本発明は、前記構成のリモコンの配列構造において、前記凹部は建物内部の壁面に高さ方向に長く形成され、リモコンベースに対して複数のリモコンが上下方向に列設されるとともに、当該リモコンベースおよびリモコンが上下方向にスライド自在であることを特徴とする。
このような構成により、リモコンの設置個数が多くても、省スペースで操作性よく配置することができ、外観上も好ましいものとすることができる。
また、本発明は、前記構成のリモコンの配列構造において、前記リモコンベースは、同一モジュールにより形成された個別のホルダが前記凹部内のスライドレールに複数個配設されて構成され、これらの複数個の各ホルダには、リモコンがそれぞれ取り替え可能に取り付けられていることを特徴とする。
このような構成により、リモコンの大きさや形態にかかわらず設置することができ、リモコンベースを用いてリモコンの更新や増設にも容易に対応することができる。
また、本発明は、前記構成のリモコンの配列構造において、前記リモコンベースには、スライド操作するためのハンドルがリモコンベースに対して出没可能に設けられていることを特徴とする。
これにより、リモコンおよびリモコンベースのスライド操作を簡単に行うことができ、操作性よく、かつ利便性も高めることができる。
また、本発明は、前記構成のリモコンの配列構造において、前記凹部には凹部前面を閉止する前面パネルが着脱可能に備えられるとともに、この前面パネルには内側に配列されているリモコンを視認しうる開口扉が開閉自在に設けられ、対象とする設備機器のリモコンを、前記リモコンベースをスライドさせて当該開口扉の背後に配置させるとともに、開口扉を開閉してリモコンを使用可能となされたことを特徴とする。
このような構成により、複数個設置されたリモコンは、前面パネルで隠蔽されているため、室内の美観を損なうことがなく、また、操作時には開口扉を開閉して必要なリモコンにアクセスすることができる。また、開口扉はリモコンを視認可能に形成されているので、リモコンに直接操作を必要とせず、目視で管理または監視するだけであれば、開口扉を介して覗くだけで達成することができる。
また、本発明は、前記構成のリモコンの配列構造において、前記前面パネルには前記ハンドルに対応させたスリットが設けられており、ハンドルの出没動作およびスライド動作を許容しうることを特徴とする。
これにより、前面パネルが取り付けられた状態でハンドルの操作が可能となり、外観上をすっきりと納めつつ、操作性をよくすることができる。
また、本発明は、建物に設置された各種の設備機器を操作、管理あるいは監視等するための複数のリモコンを集約的に設置するリモコン配列装置であって、建物の壁面に設けられた凹部内に、長手方向に沿って配設されるスライドレールを備え、スライドレールには前記複数のリモコンを一体的に保持するリモコンベースがスライド自在に配設され、このリモコンベースに前記リモコンが取り替え可能に配列されており、前記凹部の前面には、凹部を閉止する着脱可能な前面パネルが備えられ、この前面パネルには内側に配列されているリモコンを視認しうる窓部を有する開口扉が開閉自在に設けられており、前記リモコンベースをスライドさせて対象とする設備機器のリモコンを使いやすい位置に移動可能であるとともに、前記開口扉を開閉してリモコンを使用可能とされていることを特徴とする。
このような発明によれば、複数のリモコンを一箇所で集約的に配置して、操作、管理あるいは監視等することができ利便性が高められるとともに、長手方向に列設したリモコンを一体的に保持してスライド可能であるので、操作性も高めることができる。また、複数個設置されたリモコンは、前面パネルで隠蔽されているため、雑然とした印象を与えず、室内の美観を高め、また、操作時には開口扉を開閉することで容易に必要なリモコンにアクセスすることができる。また、リモコンに直接操作を必要とせず、目視で管理または監視するだけであれば、開口扉の窓部からリモコンを視認して状態を把握することも可能である。
なお、上記のリモコンとしては、建物に設置された各種の設備機器を遠隔操作するリモコン装置だけでなく、動作運転状態を管理したり、あるいは監視したりする端末装置やモニタ類を備えたリモコンに類する機器も含む。
上述のように構成される本発明のリモコンの配列構造およびリモコン配列装置によれば、建物に設けられた複数の設備機器を、機器の種類や設置場所にかかわらず一箇所で集約的に管理して誰でも簡単に操作することができるようにし、将来的には設備機器やリモコンの更新・交換や、増設にも容易に対応することができて、その上で、室内の美観を向上させることも可能となる。
特に、通常の住宅などにおいて、複数の住宅設備機器が導入されて、同一箇所に複数のリモコンが集中して配置されることが好ましい場合に、美観を損なうことなく、また操作性を犠牲にすることなく、優れた配置形態を提供することができる。
以下、本発明に係るリモコンの配列構造およびリモコン配列装置を実施するための最良の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4は本発明のリモコンの配列構造および配列装置の一例を示し、図1は分解斜視図、図2はリモコンベースの分解斜視図、図3は横断面図、図4は使用時の一例を示す斜視図である。
図1に示すように、本発明に係るリモコンの配列構造およびリモコン配列装置1は、建物に設置された各種の設備機器に対応する複数のリモコン2…2が集約的に配置されている。
制御対象とする設備機器には、設けられる建物により適宜選択されるが、例えば、エアコン、床暖房等の冷暖房設備機器、換気設備、インターホン、電気錠、防犯設備機器、給湯器、照明機器、および太陽光発電システムなどがあげられる。また、これらに対応させて設けられるリモコン2…2には、前記各設備機器を遠隔操作するリモコンだけでなく、動作運転状態を管理したり、あるいは監視したりする端末装置やモニタ類などのリモコンに類する機器も含む。
壁面10には、高さ方向に長い凹部101が設けられている。凹部101の内側面には、長手方向に沿ってスライドレール3が備えられている。例示の形態では、スライドレール3は、向かって左右の両内側面に対向させて配設されている。スライドレール3には、溝型またはC型の溝形状を有するレール材が用いられ、内装下地に固定されている。
また、これらのスライドレール3には、リモコンベース4がスライド自在に配設されている。リモコンベース4は、各種の設備機器に対応するリモコン2を個々に保持するホルダ41が複数個、高さ方向に並べて配設されて形成されている。そして、これらの複数個のホルダ41は、スライドレール3に対して一体的にスライド可能となるように設けられている。
リモコンベース4は、例えば上下に昇降動作しうるように、ベアリング機構や油圧機構等を備え、小さな力でも容易にスライドさせることができるように構成されている。これにより、リモコンベース4に保持された各リモコン2は、スライドレール3に沿って上下方向にスライド自在であり、複数種類のリモコン2が一箇所に集中的に配置されて、かつ一体的に保持されている。
また、リモコンベース4の複数個のホルダ41…41は、それぞれ凹部101の幅に対応させて、リモコン2を保持しうる大きさに形成されており、また、いずれも同一の寸法を有してモジュール化されている。これにより、ホルダ41の配設順序が限定されず、入れ替えや増設も容易に行えるようになっている。
例示の形態では、図1,2に示すように、壁面10に内法寸法で250〜300mmの幅で高さ2500mmの凹部101を設け、ホルダ41はそれぞれが上下方向の大きさhを150〜200mmとして形成されている。
これらの複数個の各ホルダ41には、リモコン2がそれぞれ取り替え可能に取り付けられる。図2に例示するように、リモコンベース4の各ホルダ41は、フレーム42と表面プレート43とを備え、表面プレート43にはリモコン2に接続するリモコンケーブル21を挿通させる挿通孔44が設けられている。表面プレート43は止着具Aを用いてフレーム42に固定されている。
リモコン2は、リモコンベース4のいずれかのホルダ41を選択して、表面プレート43を取り外し、表面プレート43に止着具等により固定されるとともに、リモコンケーブル21を挿通孔44に挿通させて、ホルダ41に設置固定される。リモコンケーブル21は、ホルダ41のフレーム42の背後に導出され、凹部101内に配線されて、各設備機器に接続されている。リモコンケーブル21等の配線類が不要なリモコン2である場合は、そのままリモコン2をホルダ41に固定することができる。
また、図1に示すように、凹部101には、凹部101の前面を閉止する前面パネル5が設けられている。前面パネル5は、凹部101内のリモコン2…2等のメンテナンス時には、取り外して内部にアクセスできるように、着脱可能とされている。
この前面パネル5には、使用者の立ち姿勢での目線の高さ(例えば、高さ方向の略中央部付近)を考慮して開口部51が形成され、開口扉52が設けられている。開口扉52は、内側に配列されているリモコン2を視認しうる窓部53を備え、前面パネル5に開閉自在に設けられている。開口扉52の開閉方式は、片開き式のほか、跳ね上げ式、上げ下げ式など、どのような方式であってもよい。
さらに、前記リモコンベース4には、スライド操作するためのハンドル6が設けられている。ハンドル6は、ホルダ41ごとに個別に設けられていてもよいが、図1に示すように、複数個のホルダ41にまたがって、リモコンベース4の全体に対して一つのハンドル6が設けられていてもよい。
前面パネル5には、このようなハンドル6に対応させたスリット54が長手方向に設けられている。これにより、前面パネル5が閉止された状態で、ハンドル6を握り、上下方向にスライドさせたとき、スリット54によりハンドル6のスライド動作が許容されている。
また、かかるハンドル6は、スライド操作が必要のないときには不要となるため、リモコンベース4に対して出没可能に設けられていることが好ましい。
図3(a)に示すように、リモコン2を操作するときには、前面パネル5の開口扉52を開けてリモコン2を露出させることができる。ハンドル6は、突出させた状態にある。図3(b)では、開口扉52の上方または下方を示し、前面パネル5が閉じられた状態であり、ハンドル6はこの前面パネル5のスリット54を貫通して表面に突出している。図3(c)では、ハンドル6を前面パネル5の背面側へ没入させた状態が示され、ハンドル6が前面パネル5の表面側に突出せずに隠蔽されているので、壁面10に不要な出っ張りもなく、すっきりと納めることができる。
ハンドル6の出没機構は適宜であるが、例えば付勢手段を備えてハンドル6のプッシュ操作により突出するプッシュアップ形式や、あるいは係止手段を備えてハンドル6の引出し操作により突出状態に係止されるフック形式とすることができる。
このように、リモコンベース4において複数のリモコン2…2が上下方向に列設されるとともに、リモコンベース4とリモコン2…2が一体となって上下方向にスライド自在である。これにより、図4に示すように、開口扉52を開け、ハンドル6を突出させてから、ハンドル6の操作によりリモコンベース4を上下方向にスライドさせて、対象とする設備機器のリモコン2を開口扉52の開口位置に移動させ、この開口部51から視認したり、操作したりすることができる。リモコン2の操作後は、ハンドル6を没入させ、開口扉52を閉じればよく、開口扉52の窓部53から操作後のリモコン2を見て様子を確認することもできる。
リモコン2…2の配置形態は、居住者の好みや操作頻度に応じて選択可能であり、高さ方向の中央部に使用頻度の高いリモコン2を設置し、上下端部に近いほど使用頻度の低いリモコン2を設置するとよい。図1において説明すると、例えば上から順に、太陽光発電システムの監視モニタ、インターホン、電気錠、エアコン、床暖房設備、給湯器、などというように配列される。これにより、頻繁に視認したり操作したりするリモコン2を開口扉52の窓部53を通して常時見えるようにしておくことができ、スライド操作を必要とせず、より利便性が高められる。また、最下端には予備のホルダ41を設けてあってもよい。
各リモコン2のリモコンケーブル21は、壁面10の凹部101を配線空間として配設されて各設備機器に接続されており、前面パネル5により凹部101が閉止されることで隠蔽保護されている。したがって、居室にこのように多数のリモコン2が一箇所に集約して配置されていても、前面パネル5で覆われて露出していないため、雑然とした印象がまったくなく、非常にすっきりとした外観を形成することができる。
また、将来、新規設備の導入や増設があった場合には、前面パネル5を取り外してリモコン2を設置したり取り替えたりすることで、容易に対応することができる。リモコン2の増設に際しては、予備のホルダ41を利用したり、ホルダ41の個数を増やしたりすることで対応することできる。また、各ホルダ41は同一モジュールにより形成されているので、リモコン2の大きさが大きい場合には、複数のホルダ41にまたがって配置させることも可能である。よって、建物に設置される設備機器の種類や用途に限らず、またリモコン2の形状や大きさに限らず、どのような場合にも対応でき、操作性、メンテナンス性、および意匠性のいずれにも優れたものとすることができる。
なお、本発明は上記形態に限定されることなく、他の様々な形態も可能であり、高さ方向の配置形態だけでなく、水平方向の配置形態であってもよい。また、各部の構造についても同様に、リモコンをスライド自在に保持するリモコンベースの構造やスライド機構、また、リモコンベースの形状、ホルダの個数等も上記に限定されず、どのような形態であってもよい。
本発明は、建物に設けられる設備機器の動作制御および操作を一箇所で集約的に行うのに好適に利用することができる。
1 リモコン配列装置
2 リモコン
3 スライドレール
4 リモコンベース
41 ホルダ
5 前面パネル
52 開口扉
53 窓部
54 スリット
6 ハンドル
10 壁面
101 凹部
2 リモコン
3 スライドレール
4 リモコンベース
41 ホルダ
5 前面パネル
52 開口扉
53 窓部
54 スリット
6 ハンドル
10 壁面
101 凹部
Claims (8)
- 建物に設置された各種の設備機器を操作、管理あるいは監視等するための複数のリモコンが集約的に配置されるリモコンの配列構造であって、
壁面に設けられた凹部内に前記複数のリモコンが凹部の長手方向に列設されるとともに、これらの複数のリモコンを前記長手方向にスライド自在となるように一体的に保持するリモコンベースが備えられたことを特徴とするリモコンの配列構造。 - 請求項1に記載のリモコンの配列構造において、
前記凹部の内側には長手方向に沿ってスライドレールが備えられ、このスライドレールにリモコンベースが配設されて、リモコンベースに保持されたリモコンがスライドレールに沿ってスライド自在となされたことを特徴とするリモコンの配列構造。 - 請求項1又は2に記載のリモコンの配列構造において、
前記凹部は建物内部の壁面に高さ方向に長く形成され、リモコンベースに対して複数のリモコンが上下方向に列設されるとともに、当該リモコンベースおよびリモコンが上下方向にスライド自在であることを特徴とするリモコンの配列構造。 - 請求項1〜3のいずれか一つの請求項に記載のリモコンの配列構造において、
前記リモコンベースは、同一モジュールにより形成された個別のホルダが前記凹部内のスライドレールに複数個配設されて構成され、これらの複数個の各ホルダには、リモコンがそれぞれ取り替え可能に取り付けられていることを特徴とするリモコンの配列構造。 - 請求項1〜4のいずれか一つの請求項に記載のリモコンの配列構造において、
前記リモコンベースには、スライド操作するためのハンドルがリモコンベースに対して出没可能に設けられていることを特徴とするリモコンの配列構造。 - 請求項1〜5のいずれか一つの請求項に記載のリモコンの配列構造において、
前記凹部には凹部前面を閉止する前面パネルが着脱可能に備えられるとともに、この前面パネルには内側に配列されているリモコンを視認しうる開口扉が開閉自在に設けられ、対象とする設備機器のリモコンを、前記リモコンベースをスライドさせて当該開口扉の背後に配置させるとともに、開口扉を開閉してリモコンを使用可能となされたことを特徴とするリモコンの配列構造。 - 請求項6に記載のリモコンの配列構造において、
前記前面パネルには前記ハンドルに対応させたスリットが設けられており、ハンドルの出没動作およびスライド動作を許容しうることを特徴とするリモコンの配列構造。 - 建物に設置された各種の設備機器を操作、管理あるいは監視等するための複数のリモコンを集約的に設置するリモコン配列装置であって、
建物の壁面に設けられた凹部内に、長手方向に沿って配設されるスライドレールを備え、スライドレールには前記複数のリモコンを一体的に保持するリモコンベースがスライド自在に配設され、このリモコンベースに前記リモコンが取り替え可能に配列されており、
前記凹部の前面には、凹部を閉止する着脱可能な前面パネルが備えられ、この前面パネルには内側に配列されているリモコンを視認しうる窓部を有する開口扉が開閉自在に設けられており、
前記リモコンベースをスライドさせて対象とする設備機器のリモコンを使いやすい位置に移動可能であるとともに、前記開口扉を開閉してリモコンを使用可能とされていることを特徴とするリモコン配列装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008166995A JP2010010996A (ja) | 2008-06-26 | 2008-06-26 | リモコンの配列構造およびリモコン配列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008166995A JP2010010996A (ja) | 2008-06-26 | 2008-06-26 | リモコンの配列構造およびリモコン配列装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010010996A true JP2010010996A (ja) | 2010-01-14 |
Family
ID=41590970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008166995A Pending JP2010010996A (ja) | 2008-06-26 | 2008-06-26 | リモコンの配列構造およびリモコン配列装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010010996A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101605627B1 (ko) | 2014-08-09 | 2016-04-01 | 전봉균 | 리모컨 멀티 홀더 |
JP2016161804A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 株式会社ノーリツ | 表示装置 |
CN113888854A (zh) * | 2021-11-02 | 2022-01-04 | 金华好哥信息技术有限公司 | 可调节晾杆升降位置的晾衣机遥控器及晾衣机的控制方法 |
-
2008
- 2008-06-26 JP JP2008166995A patent/JP2010010996A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101605627B1 (ko) | 2014-08-09 | 2016-04-01 | 전봉균 | 리모컨 멀티 홀더 |
JP2016161804A (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-05 | 株式会社ノーリツ | 表示装置 |
CN113888854A (zh) * | 2021-11-02 | 2022-01-04 | 金华好哥信息技术有限公司 | 可调节晾杆升降位置的晾衣机遥控器及晾衣机的控制方法 |
CN113888854B (zh) * | 2021-11-02 | 2023-05-09 | 金华好哥信息技术有限公司 | 可调节晾杆升降位置的晾衣机遥控器及晾衣机的控制方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11572737B2 (en) | Shade motor with power supplied by brackets | |
US11421473B2 (en) | Architectural roller shade housing with adjustable battery compartment | |
RU2351530C2 (ru) | Дверная рама шахтной двери с системой управления лифтом и способ доступа к блоку управления | |
CN207303426U (zh) | 用于hvac壁可安装连接器的跳接开关 | |
EP2982910B1 (en) | Indoor unit of air-conditioning apparatus | |
CN116917592A (zh) | 具有布线在门和外门框内以与电气设备连接的线束的门系统 | |
JP2010010996A (ja) | リモコンの配列構造およびリモコン配列装置 | |
CN110621942B (zh) | 空调机 | |
JP5066114B2 (ja) | コンロ付厨房装置 | |
JP2016079665A (ja) | 室内用ハンドル台座及びこれを用いた錠電動化方法 | |
CN206059970U (zh) | 一种带卷帘门的开关柜 | |
US20190257142A1 (en) | System and method for a modular door structure | |
JP3194575U (ja) | 集合住宅 | |
CN210295606U (zh) | 一种智能可控家居演示系统展示柜 | |
CN211115596U (zh) | 一种新型节能防火门窗 | |
JP6926364B2 (ja) | 施解錠表示用スイッチ装置 | |
JP2005037117A (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
SK2332018U1 (sk) | Ovládací panel | |
CN218442708U (zh) | 八通道空调设备红外控制器 | |
CN212623641U (zh) | 一种便于拆装的智能化家居控制器盒 | |
JP5080364B2 (ja) | 扉装置 | |
KR200411545Y1 (ko) | 건축물용 공기 순환장치 | |
CN201293397Y (zh) | 一种空调器 | |
JP2007078267A (ja) | 床暖房用コントローラ及び床暖房システム | |
KR20110023414A (ko) | 방충 및 방범 겸용 도어 구조 |