JP2010009996A - 埋込型照明装置 - Google Patents

埋込型照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010009996A
JP2010009996A JP2008169438A JP2008169438A JP2010009996A JP 2010009996 A JP2010009996 A JP 2010009996A JP 2008169438 A JP2008169438 A JP 2008169438A JP 2008169438 A JP2008169438 A JP 2008169438A JP 2010009996 A JP2010009996 A JP 2010009996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
irradiation port
lamp support
embedded
irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008169438A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4977095B2 (ja
Inventor
Atsuo Higuchi
厚男 樋口
Mitsugi Okada
貢 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koizumi Lighting Technology Corp
Kokubu Denki Co Ltd
Original Assignee
Koizumi Lighting Technology Corp
Kokubu Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koizumi Lighting Technology Corp, Kokubu Denki Co Ltd filed Critical Koizumi Lighting Technology Corp
Priority to JP2008169438A priority Critical patent/JP4977095B2/ja
Publication of JP2010009996A publication Critical patent/JP2010009996A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4977095B2 publication Critical patent/JP4977095B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】照射口を小さくしつつ、灯具により照射口を中心とした広い領域を照射することができる天井埋込型照明装置を提供する。
【解決手段】埋込型照明装置1において、照射口11が下面に形成される外枠10と、外枠10内に配置される複数の灯具40・40・40・40と、を備え、各灯具40を照射口11に向けた状態で上下に案内するように伸縮する伸縮部材33を備えた、複数の灯具支持部30・30・30・30と、照射口11の周囲を回動させるように各灯具支持部30を案内する案内部20と、を更に備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置に関し、より詳細には天井埋込型の照明装置に関する。
近年、建造物の内装を良好とするために、天井内部に照明装置の本体部を設置し、照明装置の下面を天井部分と面一状態に取り付け、照明装置の本体部を隠した埋込型の照明装置が採用される場合がある。また、照明目的に応じて蛍光灯のように広範囲を照射するタイプの灯具だけでなく、スポットライトのように局所的な範囲を照射するタイプの灯具が使用される場合が増加する傾向にある。
このようなスポットライトのようなタイプの灯具を使用した天井埋込型の照明装置において、内装の外観をより良好とするためには、灯具を見えないようにすることが求められることから、照射光を通過させる天井の照射口ができるだけ小さくなっている。そのため、灯具からの照射光の照射角度を変更して照射位置を変更する場合、天井が照射光を遮断する範囲が大きくなって、照射可能範囲が極端に狭くなる不具合があった。
そこで、この問題を解消する手段として、例えば、特許文献1に記載されているように、灯具に回動可能かつ移動可能に構成されたアーム等を設け、灯具からの照射光の照射角度および照射位置を変更可能とする天井埋込型の照明装置の技術が公知となっている。この技術を用いることによって、照射口が小さな場合において、照射可能範囲の拡大化が図られている。
特開2005−26100号公報
特許文献1に記載の技術は、複数の灯具を具備する場合には、灯具毎にこれと対向する照射口を設ける必要があったため、照射口にある程度の大きさをもたせなければならず、天井の照射口をできるだけ小さくするという目的に対して不利な場合があった。また、各灯具に備えられたアーム等が干渉するため、灯具の移動範囲がある一定の移動範囲に規制されて、灯具により一部の方向を照射することができないという不具合が生じていた。
そこで本発明は、照射口を小さくしつつ、灯具により照射口を中心とした広い領域を照射することができる天井埋込型照明装置を提供することを目的とする。
請求項1においては、照射口が下面に形成される外枠と、前記外枠内に配置される複数の灯具と、を備えた埋込型照明装置であって、前記照射口の中心軸上を中心とする前記照射口の周縁部から前記照射口の上方に至る仮想の円弧に沿って上下に伸縮する伸縮部材を備え、前記灯具を前記仮想の円弧の半径方向で前記照射口に向けた状態で前記伸縮部材に配設した複数の灯具支持部と、前記照射口の周囲を回動させるように前記各灯具支持部を案内する案内部と、を備えたものである。
請求項2においては、前記案内部は、前記照射口の周囲に設けられる環状のレール部材であり、前記灯具支持部は、前記レール部材に沿って移動するものである。
請求項3においては、前記複数の灯具支持部のうち、一の灯具支持部は、前記灯具を前記照射口の直上まで案内するものである。
請求項4においては、前記灯具支持部は、前記灯具を上下に移動させる移動機構を備え、前記移動機構の操作部は、前記照射口に向けて設けられているものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1の如く構成したので、灯具を灯具支持部の伸縮部材により照射口に向けた状態で上下に案内して移動させる場合、灯具を上方に移動させた状態では、この灯具により埋込型照明装置の直下付近の領域を照射することが可能となり、灯具を下方に移動させた状態では、この灯具により埋込型照明装置から離れた領域を照射することが可能となる。また、灯具を案内部により照射口の周囲を回動させるように案内する場合、この灯具により照射する領域を照射口を中心として回動させることが可能となる。したがって、照射口を小さくしつつ、灯具により照射口を中心とした広い領域を照射することができる。そのうえ、灯具を灯具支持部の伸縮部材により上下に移動させても、左右に隣接する他の灯具に接触しにくくなる。したがって、灯具支持部の案内時に、灯具同士の干渉を防止しつつ、灯具により任意の方向を照射することができる。
請求項2の如く構成したので、灯具支持部をその下部で案内部であるレール部材に支持することが可能となる。したがって、灯具支持部の一部に重力が集中することがなくなり、灯具により照射する領域を照射口を中心として回動させる場合に、灯具支持部を安定した状態で支持しつつ、移動させることができる。
請求項3の如く構成したので、一の灯具支持部で、灯具を照射口の直上まで案内するが、残りの灯具支持部では、灯具を照射口の直上まで案内しないこととなる。したがって、灯具支持部による案内時に、灯具同士の干渉を防止しつつ、一の灯具支持部の灯具により埋込型照明装置の直下付近の領域も確実に照射することができる。
請求項4の如く構成したので、操作部を照射口側から操作して、移動機構を作動させることが可能となる。したがって、たとえば埋込型照明装置が建造物の天井内部に埋め込まれ状態であっても、灯具を上下に容易に移動させることができる。
次に、本発明の一実施形態について説明する。なお、以下において、図1における矢印U方向を上方向として上下方向を規定する。
図1に示すように、埋込型照明装置1は、建造物の天井内部に埋め込まれ、照射光を天井から下方へ照射可能となるように構成される。埋込型照明装置1には、主として外枠10と、複数の灯具40・40・40・40と、灯具40と同数の灯具支持部30・30・30・30と、案内部20とが備えられる。ただし、灯具の個数は、本実施形態においては、四つとするが、これに限定するものではなく、三つや五つでもよい。
外枠10は、側面視略直方形状に形成され、前述の他の部材を内装するように構成される。外枠10は、底部中央に有する照射口11を天井面に形成された天井開口部13にあわせて配置され、側面に設けられた吊り具12・12により、梁等の建造物の構造体に固定される。ここでは、照射口11は、外枠10内部の各灯具40からの照射光を下方へ向けて通過させるように、適宜の開口面積をもった円形状とされる。
図2に示すように、案内部20は、レール部材21で構成される。レール部材21は、複数の円弧状の分割レール部材21a・21a・21a・21aを適宜に接続することにより環状に形成され、埋込型照明装置1の平面視で、その中心が照射口11の中心Pと一致するように、照射口11の周囲に同心円状に配置される。レール部材21は、各分割レール部材21a同士の接続部で、外枠10の底部に上方へ向けて立設された支持部材22にボルト23にて固定される。
レール部材21には、その円周方向に適宜の間隔をとって複数の灯具支持部30・30・30・30が支持され、後述するように、レール部材21に沿って移動可能とされる。そのうえで、レール部材21には、ストッパ15が上方へ向けて突出するように設けられる。このストッパ15は、灯具支持部30と灯具支持部30との間に配置され、灯具支持部30がレール部材21に沿って移動する場合に、この灯具支持部30と接触して、灯具支持部30の移動を規制するようになっている。
図3に示すように、各灯具支持部30は、台座31と、伸縮部材33とで構成される。台座31は、レール部材21の上方に配置され、このレール部材21に四つの案内輪32・32・32・32を介して支持される。各案内輪32・32・32・32は、その円周方向にレール部材21と嵌合可能な溝部32bを有して構成され、台座31の底部に下方へ向けて突出するように設けられた支軸32aに回転自在に支持される。
四つの案内輪32・32・32・32は二つ一組とされ、各組がレール部材21の円周方向に並べて配置される。各組において、二つの案内輪32・32は、レール部材21の内径側と外径側とに配置され、その両側からレール部材21を挟むように設けられる。このとき、各案内輪32は、その溝部32bでレール部材21の外周縁部または内周縁部と嵌合され、その嵌合状態を維持しながら回転可能とされる。
こうして、台座31が四つの案内輪32・32・32・32の回動によりレール部材21に沿って移動可能とされ、その移動により台座31を含めた灯具支持部30が灯具40をともなって照射口11の周囲を回動するように案内されることとなっている。そして、このように移動可能とされた台座31に、伸縮部材33が上方へ向けて立設されるとともに、この伸縮部材33に支持される灯具40のインバーター31aや端子台等の機器が載置される。
また、台座31には、ロック部材37が設けられる。ロック部材37は、棒状部材で構成され、レール部材21の内周面に対して直交する方向、即ちレール部材21の半径方向延伸され、台座31の底部に下方へ向けて突設されたL字状のプレート37bに螺挿される。このロック部材37は、照射口11側の端部に操作部37aを備えて、この操作部37aの回動操作によりレール部材21の半径方向に移動可能とされ、他端部でレール部材21に圧接可能とされる。
よって、操作部37aが回動操作された場合に、ロック部材37がレール部材21に圧接されるとき、台座31ひいては灯具支持部30がレール部材21に対して固定されるようになっている。一方、この圧接状態が解除されたとき、台座31がレール部材21に沿って移動可能となり、灯具支持部30が照射口11の周囲を回動するように案内可能ととなっている。このとき、操作部37aは、照射口11に向けて設けられていることから、容易に回動操作可能となっている。
伸縮部材33は、一対の灯具案内部材34・34と、灯具支持部材35とで構成される。一対の灯具案内部材34・34は、台座31上でレール部材21の円周方向に所定間隔をとって対向配置され、各々の下部で台座31に固定される。各灯具案内部材34は、伸縮部材33の側面視で、台座31側から照射口11の中心Pを同じく中心として、照射口11の周縁部から照射口11の上方に至る仮想の円弧Rに沿って湾曲しながら上方に延伸される。
各灯具案内部材34の上部には、仮想の円弧Rに沿って上下方向に延伸し、かつ他方の灯具案内部材34側に突出する凸部34bが仮想の円弧Rの半径方向に所定幅をもって備えられ、この凸部34bに同様に仮想の円弧Rに沿って上下方向に延伸する案内溝34aが形成される。また、両灯具案内部材34・34の上下中途部の間には、一対の支持部材38・38が架設され、仮想の円弧Rの半径方向に所定間隔をとって対向配置される。
灯具支持部材35は、平面視略長方形の板状部材で構成され、板厚方向を仮想の円弧Rの半径方向として、伸縮部材の側面視で、案内溝34aと同一の曲率(仮想の円弧Rの曲率)をもって湾曲しながら上下方向に延伸される。灯具支持部材35は、一対の灯具案内部材34・34の間、かつ一対の支持部材38・38の間に配置され、各支持部材38・38と一定の距離を保ちつつ、両側の長辺部分でそれぞれ対向する灯具案内部材34の案内溝34aに嵌合される。
こうして、灯具支持部材35は、灯具案内部材34・34の案内溝34a・34aに沿って摺動可能とされ、その摺動により灯具案内部材34・34に対して仮想の円弧Rに沿って上下方向に移動できるようになっている。つまり、灯具支持部材35が仮想の円弧Rに沿って上方向に移動した場合に、伸縮部材33が伸長し、灯具支持部材35が仮想の円弧Rに沿って下方向に移動した場合に、伸縮部材33が収縮することとなっている。
ここで、複数の灯具支持部30・30・30・30のうち、一の灯具支持部30に備えられる伸縮部材33の最大伸長量は、残りの伸縮部材33の最大伸長量よりも長く設定される。具体的には、一の灯具支持部30に備えられる伸縮部材33の最大伸長量は、灯具支持部材35の上端部が照射口11の直上、即ちその中心Pの上方に到達するように設定される。残りの伸縮部材33の最大伸長量は、灯具支持部材35の上端部が照射口11の中心の上方には到達しないように設定される。
図4、図5に示すように、移動機構36は、灯具支持部材35を灯具案内部材34・34に対して仮想の円弧Rに沿って上下方向に移動させることで、灯具40を上下に移動させるためのものである。この移動機構36は、ラック35aと、ピニオン36aと、ピニオン軸36bと、複数のナイロンワッシャ36c・36c・36c等の摩擦部材と、二つのナット36d・36dと、操作部36eとで構成され、灯具案内部材34・34と灯具支持部材35との間に設けられる。
ピニオン軸36bは、移動機構36の側面視で、一対の支持部材38・38に対して直交する方向、即ち仮想の円弧Rの半径方向に両支持部材38・38の間にわたって延伸され、その両端部で各支持部材38・38に回動可能に貫通支持される。一方の支持部材38を貫通して照射口11側に突出されるピニオン軸36bの端部には、操作部36eが照射口11を臨むように設けられ、この操作部36eの回動操作によりピニオン軸36bが回動可能とされる。
ピニオン36aは、両支持部材38・38の間に配置され、ピニオン軸36bに支持される。また、二つのナット36d・36dも、両支持部材38・38の間に配置され、ピニオン36aをピニオン軸36bの軸心方向で挟むように、ピニオン軸36bに螺合される。こうして、ピニオン36aがピニオン軸36b上で両ナット36d・36dにより位置決めされ、ピニオン軸36bと一体回転可能とされる。
複数のナイロンワッシャ36c・36c・36cは、それぞれピニオン軸36bに外嵌され、操作部36eと一方の支持部材38との間と、一方の支持部材38と一方のナット36dとの間と、他方のナット36dと他方の支持部材38との間とに介装される。このナイロンワッシャ36c・36c・36cが生じさせる摩擦力によって、操作部36eが回動操作されるときを除いて、ピニオン軸36b上のピニオン36aが回転しない構成とされる。
ラック35aは、両支持部材38・38の間に配置される灯具支持部材35に形成される。具体的には、灯具支持部材35に開口部16が短手方向にピニオン36aの径よりも若干大きな程度の幅を有して、長手方向に沿って延伸するように長方形状に開口され、この開口部16の一方の長辺部分にラック35aが当該長辺部分に沿って形成される。そして、ピニオン軸36b上のピニオン36aが開口部16の内側に配置され、ラック35aと噛合される。
こうして、操作部36eが回動操作されるとき、移動機構36が作動されることとなり、ピニオン軸36bが回動され、このピニオン軸36bとともにピニオン36aが回動されて、このピニオン36aに噛合されるラック35aが移動されるようになっている。したがって、灯具支持部材35が灯具案内部材34に沿って移動されることとなり、伸縮部材33が仮想の円弧Rに沿って伸縮されることとなる。
図3、図6に示すように、灯具40は、灯具支持部材35の先端に設けられた吊下げアーム41を介して、照射光が照射口11の中心Pを通過するように、照射口11を向いた状態に伸縮部材33に支持される。吊下げアーム41は、灯具支持部材35に取り付けられる略コの字状の取付部41aと、取付部41aの両端から延設された一対の腕部41b・41bとを有し、取付部41aで灯具支持部材35に固定され、腕部41b・41bでボルト41c・41cにて灯具40を固定するように構成される。なお、灯具40には、外枠10の上部中央から延出される図示しないコードが接続され、このコードを介して電力が供給される。
取付部41aは、吊下げアーム41の側面視での短手方向の幅Wをもつ短冊状の板状部材を折り曲げて略コの字状に形成され、その中央の平面部が灯具支持部材35と対向し、平面部の両側の折曲部が照射口11の中心P側に向かって仮想の円弧Rの半径方向に延出するように配置される。各腕部41bは、吊下げアーム41の側面視での短手方向の幅を取付部41aの短手方向の幅Wと略同一として略短冊状に形成され、それぞれ取付部41aの折曲部の外側に配置される。
取付部41aの両折曲部には孔41dが形成され、各腕部41bの基端部には長孔41fが腕部41bの長手方向に延伸するように形成される。そして、取付部41aの各折曲部と、各腕部41bの基端部とが、それぞれの孔41dおよび長孔41fを一致させるように重ね合わせられ、孔41dおよび長孔41fに螺合されたボルト41gにて回動可能に固定される。また、各腕部41bの先端部側には、折曲部41e・41eが両側の長辺部分を一定範囲で直角に折り曲げて形成される。なお、各腕部41bにおいて、長孔41fと折曲部41e・41eとは、腕部41b・41bの長手方向において、重ならないように設定される。
よって、図3に示すように、長孔41fの範囲内で、各腕部41bが取付部41aに対して仮想の円弧Rの半径方向に最も上方に移動させることで、各腕部41bの折曲部41eが、取付部41aの折曲部に接した状態となる。この状態で、各腕部41bの長孔41fと取付部41aの孔41dにボルト41gが螺合され締められることで、各腕部41bは折曲部41e・41eにより取付部41aに対する回動を規制された状態で固定されることとなる。すなわち、灯具40が、照射口11の中心Pを向いて伸縮部材33に固定されることとなる。
そして、ボルト41gが緩められることで、腕部41bは自重により長孔41fに沿って下方に移動され、折曲部41e・41eが取付部41aの折曲部から離れることとなる。よって、図6に示すように、腕部41bは長孔41fのボルト41gを中心として回動可能となり、灯具40の向きを変えることが可能となる。ボルト41gは、照射口11に臨むように配置されているため、照射口11側から扱うことが可能となっている。こうして、メンテナンス等を行う際には、ボルト41gを緩めて、容易に灯具40の向きを変えることができるようなっている。
このように構成することにより、埋込型照明装置1において、灯具40は、灯具支持部30とともに案内部20であるレール部材21に沿って移動可能となり、照射口11の周囲を回動して、照射位置(領域)を変更することができるようになっている。また、灯具40は、灯具支持部30で伸縮部材33の伸縮によって、照射口11の周縁部上方から照射口11の中央部上方まで、照射口11の中心Pを向いた状態で、照射口11の中心Pを中心とする仮想の円弧Rに沿って上下に移動可能となり、照射光の照射角度を変更することができるようになっている。
以上のように、本発明の一実施形態に係る埋込型照明装置1は、照射口11が下面に形成される外枠10と、外枠10内に配置される複数の灯具40・40・40・40と、を備えたものであって、照射口11の中心軸上を中心とする照射口11の周縁部から照射口11の上方に至る仮想の円弧Rに沿って上下に伸縮する伸縮部材33を備え、灯具40を仮想の円弧Rの半径方向で照射口11に向けた状態で伸縮部材33に配設した複数の灯具支持部30・30・30・30と、照射口11の周囲を回動させるように各灯具支持部30を案内する案内部20と、を備えた構成とされる。
これにより、灯具40を灯具支持部30の伸縮部材33により照射口11に向けた状態で上下に案内して移動させる場合、灯具40を上方に移動させた状態では、この灯具40により埋込型照明装置1の直下付近の領域を照射することが可能となり、灯具40を下方に移動させた状態では、この灯具40により埋込型照明装置1から離れた領域を照射することが可能となる。また、灯具40を案内部20により照射口11の周囲を回動させるように案内する場合、この灯具40により照射する領域を照射口11を中心として回動させることが可能となる。したがって、照射口11が小さくても、灯具40により照射口11を中心とした広い領域を照射することができる。そのうえ、灯具40を灯具支持部30の伸縮部材33により上下に移動させても、左右に隣接する他の灯具40に接触しにくくなる。したがって、灯具支持部30の案内時に、灯具40同士の干渉を防止しつつ、灯具40により任意の方向を照射することができる。
埋込型照明装置1は、また、案内部20は、照射口11の周囲に設けられる環状のレール部材21であり、灯具支持部30は、レール部材21に沿って移動する構成とされる。
これにより、灯具支持部30をその下部で案内部20であるレール部材21に支持することが可能となる。したがって、灯具支持部30の一部に重力が集中することがなくなり、灯具40により照射する領域を照射口11を中心として回動させる場合に、灯具支持部30を安定した状態で支持しつつ、移動させることができる。
また、本実施形態では、レール部材21が、複数の分割レール部材21・21・21・21を適宜に接続して環状に構成されていることから、メンテナンスを行う際に、一つの分割レール部材21の接続を解除するだけで、すべての灯具支持部30・30・30・30をレール部材21から容易に取り外すことが可能となる。そのため、灯具40を灯具支持部30・30・30・30から容易に取り外すことができる。
埋込型照明装置1は、また、複数の灯具支持部30のうち、一の灯具支持部30は、灯具40を照射口11の直上まで案内する構成とされる。
これにより、一の灯具支持部30で、灯具40を照射口11の直上まで案内するが、残りの灯具支持部30では、灯具40を照射口11の直上まで案内しないこととなる。したがって、灯具支持部30による案内時に、灯具40同士の干渉を防止しつつ、一の灯具支持部30の灯具40により埋込型照明装置1の直下付近の領域も確実に照射することができる。
埋込型照明装置1は、また、灯具支持部30は、灯具40を上下に移動させる移動機構36を備え、移動機構36の操作部36eは、照射口11に向けて設けられている構成とされる。
これにより、操作部36eを照射口11側から操作して、移動機構36を作動させることが可能となる。したがって、たとえば埋込型照明装置1が建造物の天井内部に埋め込まれ状態であっても、灯具40を上下に容易に移動させることができる。
埋込型照明装置の構成を示す側面断面図。 埋込型照明装置の構成を示す平面断面図。 灯具支持部の構成を示す一部断面側面図 駆動機構の構成を示す矢印Aの矢視図。 駆動機構の構成を示す矢印B−B´の矢視断面図 灯具の向きを変えた場合における灯具支持部の構成を示す一部断面側面図
符号の説明
1 埋込型照明装置
10 外枠
11 照射口
20 案内部
21 レール部材
30 灯具支持部
33 伸縮部材
36 移動機構
36e 操作部
40 灯具
P 照射口の中心
R 仮想の円弧

Claims (4)

  1. 照射口が下面に形成される外枠と、
    前記外枠内に配置される複数の灯具と、
    を備えた埋込型照明装置であって、
    前記照射口の中心軸上を中心とする前記照射口の周縁部から前記照射口の上方に至る仮想の円弧に沿って上下に伸縮する伸縮部材を備え、前記灯具を前記仮想の円弧の半径方向で前記照射口に向けた状態で前記伸縮部材に配設した複数の灯具支持部と、
    前記照射口の周囲を回動させるように前記各灯具支持部を案内する案内部と、
    を備えたことを特徴とする埋込型照明装置。
  2. 前記案内部は、前記照射口の周囲に設けられる環状のレール部材であり、
    前記灯具支持部は、前記レール部材に沿って移動することを特徴とする請求項1に記載の埋込型照明装置。
  3. 前記複数の灯具支持部のうち、一の灯具支持部は、前記灯具を前記照射口の直上まで案内することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の埋込型照明装置。
  4. 前記灯具支持部は、前記灯具を上下に移動させる移動機構を備え、前記移動機構の操作部は、前記照射口に向けて設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の埋込型照明装置。
JP2008169438A 2008-06-27 2008-06-27 埋込型照明装置 Active JP4977095B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008169438A JP4977095B2 (ja) 2008-06-27 2008-06-27 埋込型照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008169438A JP4977095B2 (ja) 2008-06-27 2008-06-27 埋込型照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010009996A true JP2010009996A (ja) 2010-01-14
JP4977095B2 JP4977095B2 (ja) 2012-07-18

Family

ID=41590223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008169438A Active JP4977095B2 (ja) 2008-06-27 2008-06-27 埋込型照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4977095B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015103311A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 三菱電機株式会社 発光装置
JP5851062B1 (ja) * 2015-07-03 2016-02-03 伊藤 英明 照明装置
JP2018045868A (ja) * 2016-09-14 2018-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070274082A1 (en) * 2006-05-25 2007-11-29 Lightology, Llc. Recessed light fixture

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070274082A1 (en) * 2006-05-25 2007-11-29 Lightology, Llc. Recessed light fixture

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015103311A (ja) * 2013-11-21 2015-06-04 三菱電機株式会社 発光装置
JP5851062B1 (ja) * 2015-07-03 2016-02-03 伊藤 英明 照明装置
JP2017016954A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 伊藤 英明 照明装置
JP2018045868A (ja) * 2016-09-14 2018-03-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4977095B2 (ja) 2012-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9689565B2 (en) Recessed luminaire adjustment mechanism
JP5142616B2 (ja) 照明装置
CN205299287U (zh) 发光单元
KR101553506B1 (ko) 광 조사각 및 조사 방향 조절이 용이한 엘이디 조명장치
KR20130044921A (ko) 개량형 다운 라이트
JP4977095B2 (ja) 埋込型照明装置
CN101799145B (zh) 一种聚泛光反射器及手提式聚泛光灯
JP2010272358A (ja) 反射笠
JP6088117B2 (ja) 照明装置
JP2011154828A (ja) 反射照明システム
US8206008B2 (en) Stage light
JP5020038B2 (ja) 照明器具
JP5756913B2 (ja) 照明器具
CN209782550U (zh) 一种灯具角度调节装置及灯具
JP5311625B2 (ja) 照明器具
JP2009266545A (ja) 照明器具
CN103836470A (zh) 一种旋转射灯
JP2010192314A (ja) 照明器具
JP6475291B2 (ja) 照明装置
JP2012221771A (ja) 照明器具
JP2012094306A (ja) 照明器具
CN103672748B (zh) 光源结构及含有该光源结构的投光灯
KR100970698B1 (ko) 음향방송장비용 리니어 조명장치
KR200414629Y1 (ko) 가변 조사 면적 조명 기구
JP5276459B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4977095

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250