JP2010008966A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示装置の画面サイズを設置環境に応じて任意に調整可能にする。
【解決手段】 複数の信号線12及び前記複数の信号線12のそれぞれと交差するように配列された複数の走査線11を有する表示パネルと、前記走査線11に接続された複数の判定線14と、前記走査線に供給される電力により前記判定線が前記走査線に接続されているか否かを判定する判定部41とを具備する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えばマトリックス駆動などの表示装置に関する。
現在広く用いられている大画面を実現する表示装置においては、画面サイズや精細度が予め決められた規格に従うLCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)などのフラットパネルディスプレイ(FPD)や、画面サイズは任意に調整できるが、その精細度については例えばXGAやフルスペックハイビジョンなどの予め決められた規格の従うリアプロジェクションなどが用いられている。これらは、そのデバイス製造段階で使用される画素数が決定しており、例えばXGA規格ならば、その規格に従った画素配列と表示駆動を行っている。
また、これらの表示装置では、デバイスとして表示可能な画素数内では、予め決められた画像の変換係数に従って画像を調整することができる。例えば、XGA規格では1024×768の画素数であるが、これより画素数の少ないVGAではそれぞれ0.625倍の画素数である640×480である。したがって、画像情報がXGAで表示装置がVGAの場合、この画素数の差を変換係数として画像調整することにより、その内容が表示可能となる。
なお、本願に関連する公知文献として次のようなものがある。
特開平10−161632号公報
しかしながら、上記に示されるような表示装置においては、表示装置の画面サイズをユーザの設置環境に合わせて、表示画像に違和感なく任意に変更することが難しい。特に広告媒体として用いられるパブリックディスプレイなどにおいては、今後、ユーザの設置環境に応じて、ディスプレイデバイスの形状が自由に変えられることが望まれる。
例えば、走査線方向に1mの長さがあるディスプレイデバイスを用いるとする時、ユーザの設置環境に応じて、例えば走査線方向に0.8mで設置することを可能にすることが望まれる。それゆえ、ディスプレイデバイスにおいて、ちょうど壁紙を壁に貼るのと同様に、任意位置にて切り出すことが可能なディスプレイデバイスが必要である。
また、その表示方法についても、任意の位置切り出したディスプレイデバイスを用いて、違和感の少ない映像表示が必要である。従来の表示装置の駆動方法を用いた場合、例えば走査線方向にそのディスプレイデバイスの一部を切り取った場合、これを検知する手段がないため、映像信号処理系では、切断する前の、ディスプレイデバイス形成時に設計した画素数にて画像形成するため、所望する映像情報が表示できない難点がある。
例えば、映像情報が16:9で走査線が1080本相当の映像情報である場合、ディスプレイデバイスを800本のところで切断したとする。このとき、映像信号は走査線番号で1から800までを表示可能であるが、801本から1080本まではディスプレイデバイスを切り取ってしまうため、表示することができない。このため、走査線の801本から1080本までの映像が表示されない上部に偏った映像を表示することになる。また、処理装置や駆動回路は、ディスプレイデバイスが走査線数801本にも関わらず、1080本分の映像処理を行うため、801本から1080本までは映像表示をしない部分についても処理を行うことになる。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、表示装置の画面サイズを設置環境に応じて任意に調整可能な表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、この発明の第1の態様は、複数の信号線及び前記複数の信号線のそれぞれと交差するように配列された複数の走査線を有する表示パネルと、前記走査線に接続された複数の判定線と、前記走査線に供給される電力により前記判定線が前記走査線に接続されているか否かを判定する判定部とを具備する。
また、この発明の第2の態様は、複数の信号線及び前記複数の信号線のそれぞれと交差するように配列された複数の走査線を有する表示パネルと、前記信号線に接続された複数の判定線と、前記信号線に供給される電力により前記信号線が前記信号線に接続されているか否かを判定する判定部とを具備する。
さらに、この発明の第3の態様は、複数の信号線及び前記複数の信号線のそれぞれと交差するように配列された複数の走査線を有する表示パネルと、前記走査線に接続された複数の第1判定線と、前記信号線に接続された複数の第2判定線と、前記走査線に供給される電力により前記第1判定線が前記走査線に接続されているか否かを判定する第1判定部と前記信号線に供給される電力により前記第2判定線が前記信号線に接続されているか否かを判定する第2判定部とを具備する。
したがってこの発明によれば、表示装置の画面サイズを設置環境に応じて任意に調整可能な表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置の概略構成図を示している。
図1において、本表示装置は、例えばマトリックス駆動のフラットパネルディスプレイであり、表示パネル1と、走査駆動部3と、信号駆動部5と、およびこれらを駆動する動回路2駆動回路2とを備える。表示パネル1は、列方向に配列された複数の信号線12及びこの複数の信号線11のそれぞれと交差するように行方向に配列された複数の走査線11を有する。走査駆動部3は、駆動回路2の制御により、複数の走査線11に走査位置を規定するための電界を順次印加する。信号駆動部5は、駆動回路2の制御により、複数の信号線12に表示すべき情報に応じた信号を導入する。
さらに、本表示装置は、図1に示すように、信号切断位置検出部6および走査切断位置検出部4を備えている。走査切断位置検出部4は、例えば図1中のA−A’部で表示パネル1を切断した場合に、その切断位置を検出する機能を有する。また、信号切断位置検出部6は、図1中のB−B’部で表示パネル1を切断した場合に、その切断位置を検出する機能を有する。走査切断位置検出部4及び信号切断位置検出部6でそれぞれ検出された切断位置を表す情報は駆動回路2に送られる。
図2は、図1に示した構成に映像変換部を追加した構成例を示している。例えば、TFT−LCDとる場合、図1が液晶モジュールで、図2が液晶モニタを示す構成例となる。映像変換部8は、入力された映像情報を表示パネル1の有効な画素数に応じて変換した映像信号を駆動回路2に供給する。駆動回路2は、走査切断位置検出部4及び信号切断位置検出部6で検出された切断位置を表す情報を有効走査線数及び有効信号線数として映像変換部8に事前にフィードバックする。このようにすることで、本表示装置は、表示可能なエリアに合わせた表示が可能になる。
以下、本実施形態に係る表示装置の詳細構成について各実施例にしたがって説明する。
(実施例1)
実施例1は、線状構造体の集積構造による表示装置への適応例である。
図3は、実施例1における表示装置の構成例である。実施例1では、信号線12として光導波可能なファイバ形状の光導波路を用いている。各光導波路の端部には、光源15としての発光ダイオードが取り付けられており、この光源15は走査・信号駆動部35に配線されている。走査・信号駆動部35による制御にしたがって、光源15から光導波路へ表示すべき情報に基づいて調光された光が導入される。光導波路には、全反射条件が満たされる状態で光導波路の長手方向に導波されていくことになる。
一方、走査線11は、信号線12と対向する側に反射面を有し、かつ、電界印加が可能な電極を付与した構造となっている。さらに、この走査線11を介して、走査給電線13と接続判定線14とがそれぞれ電気的に接続された状態で配置された構成となっている。ここで、走査給電線13は、該当する走査線11と走査・信号駆動部35を電気的に接続する配置となっており、接続判定線14は該当する走査線11と接続検知回路部42と電気的に接続する配置となっている。また、各信号線12と各走査線11の交差部には、電圧でその屈折率が変化する材料や電界印加により機械的にその位置が変位して信号線表面での屈折率が変化する構造を有している。なお、走査給電線13は、例えば走査線11で共用する構成とすることも可能である。
ここで、ある走査線11に走査駆動部3から走査電界を印加した場合、当該走査線11と交差する信号線12のそれぞれにおいては、各交差部での信号線12の屈折率が変化することになり、各交差部では信号線12内の光が全反射条件を満たさない状態とすることができる。これによって、信号線12の端部から導入した光源15による光は、該当する交差部で光を外部に取り出すことができる。以上から、走査線11への電界印加を順次行い、該当する走査線11上の信号線12に表示すべき情報に応じた波長と光量の光を導入することにより、表示装置として機能させることが可能となる。なお、走査給電線13および接続判定線14を信号線12への動作回路である走査・信号駆動部35と同一に形成したのは、回路構成部を集約するためと走査線方向に任意に切り出しやすくするためである。
本実施例における走査給電線13と接続判定線14とが走査線12と接続されている場合の模式例を図4に示す。すなわち、本図は、切断可能な表示装置において、接続後も表示可能な領域に相当する。本図においては、走査給電線13は走査・信号駆動部35と、接続判定線13は接続検知回路部42とそれぞれ結線されており、かつ、それぞれ走査線11とも結線されている。したがって、図4に示すように、接続数判定処理部41から接続検知回路部42に接続検知指示があった場合、走査・信号駆動部35→走査給電線13→走査線11→接続判定線14→接続検知回路部42という一連の接続を確保できているため、これに基づいて走査線11を介して走査給電線13と接続判定線14とが接続された状態であることを検知可能できる。
一方、図5は、上記図4とは異なり、走査給電線13と接続判定線14が走査線11と接続されていない場合の模式例である。本図では、走査線が3本目以降が切断された例を示している。本図は、切断可能な表示装置において、切断された側の領域、すなわち、走査線が3本目以降が切断後は表示不可能な領域に相当する。本図においては、走査給電線13は走査・信号駆動部35と、接続判定線14は接続検知回路部42とそれぞれ結線されているが、それぞれ走査線11を介しては結線されていない。したがって、図5に示すように、接続数判定処理部41からの接続検知回路部42に接続検知指示があった場合、走査給電線13と接続判定線14との間では電気的に接続されていないため閉回路を構成できないことになるため、これに基づいて走査線11を介して走査給電線13と接続判定線14とが接続されていない状態であることを検知可能できる。
図6は、図4に示す接続状態の検知動作の際の回路構成例を示したものである。図4のように走査線11を介して走査給電線13と接続判定線14とが接続された状態では、図6のように閉回路を構成することになるため、例えば、接続数判定処理部41からの接続検知指示に基づいて、該当する走査給電線13にバイアス印加を行った場合、接続検知回路部42に設置した電圧計において、印加バイアスに応じて抵抗部に流れる電流により電圧検知が可能となる。
一方、図7は、図5に示す非接続状態の検知動作の際の回路構成例を示したものである。図5のように走査線11を介して走査給電線13と接続判定線14とが接続されていない状態では、上記図6のように閉回路を構成することができないため、例えば、接続数判定処理部41からの接続検知指示に基づいて、該当する走査給電線13にバイアス印加を行った場合、接続検知回路部42に設置した電圧計においては、印加電圧によらず抵抗部に電流が流れないため電圧が検知できないことになる。したがって、例えば、この図6と図7における電圧計における電圧変化を、各走査線11に対応する接点に各走査線11において順次切り換えることにより検知すれば表示領域として有効な走査線の検知が可能となる。例えば、この検知動作を走査・信号駆動部35の側から順次各走査線11へ行うことにより、表示装置の任意の位置で走査線方向に表示装置を切断したとしても、表示可能な範囲と表示不可能な走査線範囲とその位置が検出できる。
また、接続検出後においては、図8のように、切換スイッチをいずれの走査線11とも結線されていない位置に配置すれば、すべての各走査線は接続検知回路部42と接続されない状態を保つことが可能である。このため、表示装置としての走査動作への大きな影響は回避できる。
次に、このように構成された本表示装置の動作について説明する。
図9は、本表示装置の走査線数の検知処理を示すフローチャートである。本表示装置においては、まず、設置時に設置環境に合わせて表示装置を設置し、設置領域からはみ出す余剰部については切断することによりオンデマンドに配置することが可能となる。その後、この図9に示す処理手順にて走査線数を検知することが可能である。
まず、走査線数の変更を検知するためのイニシャライズを行うか否かを判断する(ステップS1a)。これは例えばディップスイッチ設定などのヒューマンインターフェースを利用しても良いし、電源投入時の初期動作に設定しても良い。なお、出荷段階(表示装置を製造した段階)では、走査線数Nは製造した段階での走査線数Nがメモリに格納されているものとする。また、上記ステップS1aにおいて走査線数Nのイニシャライズを行わないと判断された場合には、予め格納されている走査線数Nに応じた映像変換が行われることになる。
走査線数Nのイニシャライズを行う場合には、接続数判定処理部41は、接続検知回路42を動作させ(ステップS2a)、例えば走査・信号駆動部35に近い走査線11から順に、その走査線11を介して走査給電線13と接続判定線14とが接続状態であるか非接続状態であるかを判定する(ステップS3a)。ステップS3aの判定で、当該走査線11について接続状態と判定された場合は、走査線数を示すn(初期値はn=0)をn=n+1に加算し(ステップS4a)、次の走査線11について接続/非接続判定に移行する。この処理をステップS3aで非接続と判定されるまで繰り返す。非接続と判定された場合、この時のnの値が本表示装置の走査線数Nとして検知されたことになる(ステップS5a)。接続数判定処理部41は、この走査線数Nをメモリ(図示せず)に格納し(ステップS6a)、接続検知回路42を停止する(ステップS7a)。
駆動回路2は、上記メモリに格納された走査線数Nを読み出して、映像変換部8に送る(ステップS8a)。映像変換部8は、この走査線数Nに基づいて映像変換係数を算出する(ステップS9a)。映像変換部8は、表示対象の映像信号が入力される毎に(ステップS10a)、上記算出された映像変換係数を用いて映像変換処理を行い(ステップS11a)、有効な走査線数Nに応じて映像変換された映像信号を駆動回路2に出力する(ステップS12a)。
このようにすることで、本表示装置は、ユーザが表示装置の走査方向に任意の位置で切断した場合でも、表示可能な走査線数を検知して認識することが可能となる。これにより、製造時に規定した表示画素数が信号線方向にP、走査線方向にQと設定された場合でも、設置後の表示可能な領域が信号線方向にP、走査線方向にNと変更可能である。
なお、上記した走査線切断位置の検出動作については、切断位置を検出した後、その位置をメモリ格納して保持することができるため、例えば、設置直後の設定時や表示装置動作開始直後のイニシャライズ時などの映像を描画する時とは異なるタイミングにて検出動作が可能である。図10は、表示装置の起動時毎に走査線数の検知動作を行う場合のフローチャートである。図9との違いは、ステップS1aの走査線イニシャライズ判定処理が無いところにある。この場合は、図10に示すように、起動時毎に走査線数の検知動作が行われるため、出荷時に製造した段階での走査線数Nをメモリに格納しておく必要がない。また、表示装置の起動時に、例えば全画面に黒の表示動作を1回行い(観察者には視認されない)、この時に前回と表示装置の状態が変化することを走査線駆動部3が検知した場合にのみ、上記走査線数の検知動作を行うようにすることもできる。
ここで、図11に本表示装置に入力される映像情報の一例を示す。なお、本例では、図11のX方向を信号線方向、Y方向を走査線方向とする。上記したように表示パネルを走査線方向で切断する前、すなわち、製造時に規定した表示画素数が信号線方向にP、走査線方向にQの場合の表示内容を図11の破線で区分された中央の領域とする。このとき、切断前の表示装置では、図11内の破線部領域と同様の映像表示が可能である。
図12に、表示パネルを走査線方向に切断後に走査線数の検知動作を行わない場合の表示例を示す。本図において斜線領域は切り出された領域を示す。ここで検出動作を行わない場合には、表示装置としては、どの走査線まで表示可能領域か判断できないため、切断前と同様に、表示画素数が信号線方向にP、走査線方向にQとした処理に基づいて動作を行うため、図12のように本来表示したい映像の一部が上から順に切断位置まで表示されることになる。したがって、本表示装置では、表示すべき内容の一部が欠けた映像表示となってしまう。
これに対し、上記実施例1にしたがって、表示パネルを走査線方向に切断後に走査線数の検知動作を行った場合の表示例を図13に示す。図9に示した処理により任意の位置で有効走査線数Nが事前に検知されている。これにしたがって、映像変換部8は、図11に示した映像を、例えば、N/Q倍にする、すなわち、走査線数をN本、信号線数をP×N/Q本とする変換処理を行うことで、図13のように任意の位置で走査線を切断しても、当初の表示内容の全体を表示することが可能となる。ただし、図13に示すように、本変換処理例では、表示エリアに斜線で示すような非表示領域が生じることになる。
さらに、現在の映像配信技術では所定の規格に留まらず、例えば360°配信とった表示装置の規格に拘らない配信が可能である。この場合、走査線を切断することにより変化する縦横比に応じて変換することも可能である。例えば、図11の実線部に示される範囲が映像配信されており、切断前の表示エリアが図11の破線部にて示される範囲である場合、上記切断後に、映像変換部8は、例えば、まず源映像の信号線方向の有効映像範囲をP×Q/Nの領域とする。なお、本実施例ではこれを図11における実線枠内の範囲と仮定する。次に、これをN/Q倍に映像変換を行うことにより、図14に示すような表示が可能となる。このように、本表示装置における画面サイズの自由度は、設置環境に応じて表示装置のサイズを任意に決められるだけでなく、映像情報に応じて、所望の縦横比で表示可能なように、ユーザが調整できるということも可能である。
すなわち、本実施例1によれば、走査線方向に切断した表示装置を用いても、実際の表示領域に応じて、元になる画像を変換して表示可能となり、設置者は違和感のない映像を享受することが可能となる。なお、実施例1では、走査線方向に切断した場合について述べたが、信号線方向についても同様に対応可能である
(実施例2)
上記実施例1では、信号線側には光導波路を用いたマトリックス駆動に関する実施例を示した。本発明は、ディスプレイデバイスのマトリックス駆動方法に限定されるものではない。例えば、特開2004−123387公報に示されるようなマトリックスの交差部に発光部位が配置された自発光型ディスプレイにおいても適応可能である。
図15に、実施例2における表示装置の構成例を示す。本実施例2では、上記実施例1とは異なり走査線駆動部3と信号線駆動部5は、直交する配置となっており、これに応じて走査線切断検出部4と信号線切断検出部6もそれぞれ配置されている。さらに、本実施例2では、予め、切断されない領域を決定しており、これが走査線駆動部3と信号線駆動部5とにより囲まれた範囲と一致している。このような構造を採用することにより、各駆動回路部と各切断検出部自体は切断されることがないため、使用する回路部品や構成の範囲を広げることができる。走査線駆動部3から各走査線11および信号線駆動部5から各信号線12への結線は、柔軟性があり切断可能な配線材料からなっている。このような構成により、例えば図15に示されるA−A’、B−B’断面での表示装置の切断が可能となる。図16は。図15における画素部の拡大構成例である。図16に示されるように、本構成の表示装置においては、その網状構造を活かして、図16のA−A’、B−B’位置にて切断が可能である。したがって、図15における走査切断検出部4と信号切断検出部6とにおいて、その位置を上記実施例1の図9に示した検知フローに従って、検知して有効な走査線数、信号線数を検出することにより、切断後に適した状態での表示動作を可能することができる。
(実施例3)
また、本表示装置において、切断位置に応じて映像情報を変換する処理部を表示装置と別個に設けることも可能である。例えば非常に多くの画素数を有する場合には映像情報の変換には大きな処理能力が必要となるためである。
図17に、実施例3における表示装置の構成例を示す。本構成は大きく2つに区分され表示装置10と映像処理装置9とから構成される。表示装置10は、表示パネル1と、走査駆動部3と、信号駆動部5と、走査線方向の切断位置を検出する走査切断位置検出部4と、信号線方向の切断位置を検出する信号切断位置検出部6と、表示パネル1の駆動回路2と電源回路7を備える。なお、本図において表示パネル1で示す構成例としては図3の一部である走査給電線13と接続判定線14を具備したもので良い。
映像処理装置9は、電源回路91と、検出された走査線、信号線の有効ライン数情報に基づく映像変換処理を行う映像変換部92と、制御部93とを備え、さらに、例えば映像蓄積部94などを付加させることも可能である。本構成においては、表示装置10では、表示動作前に、走査切断位置検出部4及び信号断位置検出部6において検出された検出位置により走査線、信号線の有効ライン数情報を映像処理装置9に送信する。映像処理装置9では表示装置10から受信した走査線、信号線の有効ライン数情報をもとに、映像変換部92において、映像情報を現在の表示装置に合わせて変換処理した映像信号を表示装置10に送信することになる。これにより、画像変換処理に多大なる負荷を生じる場合、表示装置内における処理負荷を低減できることになる。
(実施例4)
実施例4では、予め決められた位置で切断可能な表示装置について説明する。本表示装置を所望の形状に加工する場合、予めそのサイズを規定することも可能である。例えば壁面に表示装置を設置する場合、居住空間における壁面高さは、規格化された約1.8m、2.0m、及び2.2mのいずれかが選択される場合が多い。この場合、任意位置で表示装置を切断するのではなく、これらの選択枝から選択して表示装置を加工できれば良いことになる。
図18に、実施例4における表示装置の構成例を示す。図18に示す表示装置は予め切断位置を一定の画素数毎に、例えばX1−X1’、X2−X2’やY1−Y1’、Y2−Y2’、Y3−Y3’のように規定されている。また、この切断位置に併せて走査駆動部及び信号線駆動部が、走査線駆動部31〜33、及び信号線駆動部51〜54に区分されており、走査切断位置検出部4と走査線駆動部31〜33のそれぞれとが接続され、信号切断位置検出部6と信号線駆動部51〜54のそれぞれが接続された構成である。
例えばX2−X2’ラインにて表示装置を切断した場合、走査切断位置検出部4が走査線駆動部32と走査線駆動部33との間にて表示装置が切断されたことを検知して駆動回路2に表示装置の有効ライン数の変更情報を送る。これにより駆動回路2は、出荷時には表示領域が表示領域11から表示領域43であった表示装置が、表示領域が表示領域11,21、31、41、12,22,32,42のみにて構成されていることを認識することが可能である。このため、駆動回路2は、映像変換部によりこれに応じた映像変換処理を行わせることにより、表示装置を切断しても違和感のない表示が可能になる。
実施例4の構成を採用した場合、任意の位置での走査線または信号線の切断はできないが、信号駆動部51〜54や走査駆動部31〜33を切断されない位置に配置可能であるため、例えばLSIチップなどの切断が難しい素子を使用することが可能である。また、必要な接続判定線の本数を少なくすることができる。走査線方向及び信号線方向の切断位置検出処理についても、予め決められた切断位置間の切断及び非切断のみを検出すればよいことになるため、短時間で検出処理を行うことが可能である。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の一実施形態に係る表示装置の概略構成図。 図1に示すデバイス構成に映像変換部を追加した構成例を示す図。 実施例1における表示装置のデバイス構成例を示す図。 実施例1における走査線接続状態を模式的に表した図。 実施例1における走査線非接続状態を模式的に表した図。 走査線接続状態の検知時の回路構成例を示す図。 走査線非接続状態の検知時の回路構成例を示す図。 走査線接続の検知を行わない時の回路構成例を示す図。 本表示装置の動作例を示すフローチャート。 本表示装置の他の動作例を示すフローチャート。 表示装置に入力される映像情報の一例を示す図。 走査線切断位置の検出処理を行わない場合の表示例。 実施例1における表示装置の表示例。 実施例1における表示装置の他の表示例。 実施例2における本発明のデバイス構成例。 実施例2における画素部の詳細構造を示す図。 実施例3におけるデバイス構成例を示す図。 実施例4におけるデバイス構成例を示す図。
符号の説明
1…表示パネル、2…駆動回路、3…走査駆動部、4…走査切断位置検出部、5…信号駆動部、6…信号切断位置検出部、11…走査線、12…信号線、7…電源回路、8…映像変換部、13…走査給電線、14…接続判定線、15…光源、35…走査・信号駆動部、41…接続数判定処理部、42…接続検知回路部、9…映像処理装置、91…電源回路、92…映像変換部、93…制御回路部、94…映像蓄積部、10…表示装置、31〜33…走査駆動部、51〜54…信号駆動部。

Claims (13)

  1. 複数の信号線及び前記複数の信号線のそれぞれと交差するように配列された複数の走査線を有する表示パネルと、
    前記走査線に接続された複数の判定線と、
    前記走査線に供給される電力により前記判定線が前記走査線に接続されているか否かを判定する判定部と
    を具備することを特徴とする表示装置。
  2. 前記複数の走査線のそれぞれに給電を行う複数の給電線をさらに具備し、
    前記判定部は、前記給電線と前記判定線とが前記走査線を介して接続されているか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記判定部は、前記複数の信号線に信号を導入する側から前記接続の判定を順次行うことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 前記判定部は、前記接続の判定結果をもとに表示可能な走査線の数を求めることをさらに特徴とする請求項1記載の表示装置。
  5. 前記判定部により求められた走査線の数に応じて映像情報の表示サイズを変換する変換部をさらに具備することを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  6. 前記判定線は、一定の走査線数毎に設けられることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  7. 複数の信号線及び前記複数の信号線のそれぞれと交差するように配列された複数の走査線を有する表示パネルと、
    前記信号線に接続された複数の判定線と、
    前記信号線に供給される電力により前記信号線が前記信号線に接続されているか否かを判定する判定部と
    を具備することを特徴とする表示装置。
  8. 前記複数の信号線のそれぞれに給電を行う複数の給電線をさらに具備し、
    前記判定部は、前記給電線と前記判定線とが前記信号線を介して接続されているか否かを判定することを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  9. 前記判定部は、前記複数の走査線の走査順に前記接続の判定を順次行うことを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  10. 前記判定部は、前記接続の判定結果をもとに表示可能な信号線の数を求めることをさらに特徴とする請求項7記載の表示装置。
  11. 前記判定部により求められた信号線の数に応じて映像情報の表示サイズを変換する変換部をさらに具備することを特徴とする請求項10記載の表示装置。
  12. 前記判定線は、一定の信号線数毎に設けられることを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  13. 複数の信号線及び前記複数の信号線のそれぞれと交差するように配列された複数の走査線を有する表示パネルと、
    前記走査線に接続された複数の第1判定線と、
    前記信号線に接続された複数の第2判定線と、
    前記走査線に供給される電力により前記第1判定線が前記走査線に接続されているか否かを判定する第1判定部と
    前記信号線に供給される電力により前記第2判定線が前記信号線に接続されているか否かを判定する第2判定部と
    を具備することを特徴とする表示装置。
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