JP2010005830A - Multi-refill writing utensil - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、多芯筆記具に関する。詳細には、軸筒内に複数の筆記体を収容し、筆記体とその後端に連結される操作体とを交換可能に構成した多芯筆記具に関する。 The present invention relates to a multi-core writing instrument. More specifically, the present invention relates to a multi-core writing instrument in which a plurality of writing bodies are accommodated in a shaft cylinder, and the writing body and an operation body connected to the rear end thereof are replaceable.
従来この種の多芯筆記具において、特許文献1には、軸筒の後端に、窓孔を後方に開口させる開閉自在の開口部を設け、前記開口部を介して筆記体と操作体とを、連結状態で、軸筒内から取り外し可能且つ軸筒内に挿入可能に構成したことが開示されている。また、特許文献1には、筆記体としてシャープペンシルを採用し、前軸に対して後軸を前後方向に移動可能に構成し、後軸の前進により鉛芯の繰り出しを可能にすることが記載されている。
前記特許文献1には、筆記体としてシャープペンシルを採用することが記載されているとしても、シャープペンシルからなる筆記体は、ボールペンからなる筆記体に比べて、筆記体の前端部(例えば、チャック体等を備えた繰り出し機構部)外面が凸凹した形状を有する。そのため、シャープペンシルからなる筆記体を、軸筒の後端の開口部より軸筒内に挿入する際、シャープペンシルからなる筆記体の前端部が、筆記体を後方に付勢するコイルスプリングの内部、コイルスプリングの前端が当接されるスプリング支持部の内孔、または操作体が径方向外方に突出する窓孔に、引っ掛かり易く、シャープペンシルからなる筆記体を軸筒内にスムーズに挿入できないおそれがある。 Even if it is described in Patent Document 1 that a mechanical pencil is adopted as a cursive body, a cursive body composed of a mechanical pencil is more inferior to a cursive body composed of a ballpoint pen (for example, a chuck). The feeding mechanism portion provided with a body or the like) The outer surface has an uneven shape. Therefore, when a cursive body made of mechanical pencil is inserted into the shaft tube from the opening at the rear end of the shaft tube, the front end portion of the cursive body made of mechanical pencil is inside the coil spring that urges the cursive body backward. The writing body made of mechanical pencil cannot be inserted smoothly into the shaft tube because it is easy to get caught in the inner hole of the spring support part where the front end of the coil spring abuts or the window hole where the operating body protrudes radially outward. There is a fear.
本発明は、シャープペンシルからなる筆記体を、軸筒の後端の開口部から軸筒内にスムーズに挿入することができる多芯筆記具を提供しようとするものである。尚、本発明において、「前」とはペン先側を指し、「後」とは反対側を指す。 An object of the present invention is to provide a multi-core writing instrument capable of smoothly inserting a writing body made of a mechanical pencil into an axial tube from an opening at the rear end of the axial tube. In the present invention, “front” refers to the pen tip side, and “rear” refers to the opposite side.
[1]本願の第1の発明は、軸筒2内に複数の筆記体6を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体6をコイルスプリング8により後方に付勢し、前記各々の筆記体6の後端に操作体7を連結し、軸筒2の側壁に前後方向に延びる複数の窓孔41を径方向に貫設し、前記各々の窓孔41から径方向外方に前記各々の操作体7の操作部71を突出させ、一つの操作体7を窓孔41に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体7に連結された筆記体6のペン先を軸筒2の前端孔31から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体6のペン先を軸筒2内に没入させてなり、さらに、軸筒2の後端に、窓孔41を後方に開口させる開閉自在の開口部42を設け、前記開口部42を介して筆記体6及び操作体7を、軸筒2内から取り外し可能且つ軸筒2内に挿入可能に構成した多芯筆記具であって、少なくとも筆記体6の一つがノック式のシャープペンシルであり、前記シャープペンシルが、鉛芯収容筒体61と、該鉛芯収容筒体61の前端に取り付けられる連結筒体62と、該連結筒体62の前端に設けたチャック体63と、前記チャック体63を内部に収容し且つ前記連結筒体62に対して前後方向に移動可能に取り付けられる前端筒体64と、該前端筒体64内に収容され且つ前記チャック体63を締め付ける締め付けリング65と、前記前端筒体64と前記連結筒体62との間に介在され、前記前端筒体64を前記連結筒体62に対して前方に付勢するチャックスプリング66とからなり、前記前端筒体64、前記連結筒体62、前記鉛芯収容筒体61、及び前記チャックスプリング66の最大外径を、前記各々のコイルスプリング8の内径より小さく形成したことを要件とする。
[1] In the first invention of the present application, a plurality of
前記第1の発明の多芯筆記具1は、前端筒体64、連結筒体62、鉛芯収容筒体61、及びチャックスプリング66の最大外径を、各々のコイルスプリング8の内径より小さく形成したことにより、シャープペンシルからなる筆記体6を軸筒2の後端の開口部42から挿入する際、筆記体6がコイルスプリング8に引っ掛かることを回避し、筆記体6がコイルスプリング8内部にスムーズに挿通される。その結果、シャープペンシルからなる筆記体6の前端部外面が凸凹した形状を有していても、シャープペンシルからなる筆記体6を軸筒2後端の開口部42から軸筒2内にスムーズに挿入することができる。尚、本発明で、コイルスプリング8とは、圧縮コイルスプリングである。尚、本発明で、前記コイルスプリング8の内径とは、非圧縮状態(フリー状態)の前記コイルスプリング8の内径をいう。
In the multi-core writing instrument 1 of the first invention, the maximum outer diameters of the front
[2]本願の第2の発明は、前記第1の発明の多芯筆記具において、前記軸筒2の内壁にコイルスプリング8の前端が当接するスプリング支持部9を設け、前記スプリング支持部9に各々の筆記体6が挿通可能な複数の内孔91を軸方向に貫設し、前記シャープペンシルからなる筆記体6の前端筒体64、連結筒体62、鉛芯収容筒体61、及びチャックスプリング66の最大外径を、前記各々の内孔91の内径より小さく形成したことを要件とする。
[2] According to a second invention of the present application, in the multi-core writing instrument according to the first invention, a
前記第2の発明の多芯筆記具1は、シャープペンシルからなる筆記体6の前端筒体64、連結筒体62、鉛芯収容筒体61、及びチャックスプリング66の最大外径を、各々の内孔91の内径より小さく形成したことにより、シャープペンシルからなる筆記体6を軸筒2の後端の開口部42から挿入する際、筆記体6がスプリング支持部9の内孔91に引っ掛かることを回避し、筆記体6がスプリング支持部9の内孔91にスムーズに挿通される。その結果、シャープペンシルからなる筆記体6の前端部外面が凸凹した形状を有していても、シャープペンシルからなる筆記体6を軸筒2後端の開口部42から軸筒2内にスムーズに挿入することができる。
The multi-core writing instrument 1 of the second invention has the maximum outer diameters of the
[3]本願の第3の発明は、前記第1または第2の発明の多芯筆記具において、前記シャープペンシルからなる筆記体6の前端筒体64、連結筒体62、鉛芯収容筒体61、及びチャックスプリング66の最大外径を、前記各々の窓孔41の幅寸法Wより小さく形成したことを要件とする。
[3] A third invention of the present application is the multi-core writing instrument of the first or second invention, wherein the
前記第3の発明の多芯筆記具1は、シャープペンシルからなる筆記体6の前端筒体64、連結筒体62、鉛芯収容筒体61、及びチャックスプリング66の最大外径を、前記各々の窓孔41の幅寸法Wより小さく形成したことにより、シャープペンシルからなる筆記体6を軸筒2の後端の開口部42から挿入する際、筆記体6が、窓孔41に引っ掛かることを回避し、スプリング支持部9の窓孔41にスムーズに挿通される。その結果、シャープペンシルからなる筆記体6の前端部が凸凹した形状を有していても、シャープペンシルからなる筆記体6を軸筒2後端の開口部42から軸筒2内にスムーズに挿入することができる。
The multi-core writing instrument 1 of the third invention has the maximum outer diameters of the front
[4]本願の第4の発明は、前記第1、第2または第3の発明の多芯筆記具において、シャープペンシルからなる筆記体6のペン先64aが軸筒2の前端孔31から突出した状態において、操作体7の操作部71を前方に押圧操作可能なよう、操作体7の操作部71が窓孔41より径方向外方に突出してなることを要件とする。
[4] According to a fourth invention of the present application, in the multi-core writing instrument of the first, second or third invention, the
前記第4の発明の多芯筆記具1は、シャープペンシルからなる筆記体6のペン先64aが軸筒2の前端孔31から外部に突出した状態において、操作体7の操作部71を前方に押圧操作可能なよう、操作体7の操作部71が窓孔41より径方向外方に突出してなることにより、鉛芯の繰り出し操作が容易となる。
The multi-core writing instrument 1 according to the fourth aspect of the present invention presses the
[5]本願の第5の発明は、前記第4の発明の多芯筆記具において、前記シャープペンシルからなる筆記体6の後端に連結された操作体7は、操作体7の表面からの操作部71の径方向の最大突出長さAが、操作体7の表面と操作体7の裏面との径方向の最大長さBより大きく形成されることを要件とする。
[5] The fifth invention of the present application is the multi-core writing instrument according to the fourth invention, wherein the
前記第5の発明の多芯筆記具1は、シャープペンシルからなる筆記体6の後端に連結された操作体7において、操作体7表面からの操作部71の径方向の最大突出長さAを、操作体7の表面と操作体7の裏面との径方向の最大長さBより大きく形成したことにより、シャープペンシルからなる筆記体6のペン先突出状態において、操作体7の操作部71が窓孔41より径方向外方に十分に突出されるため、操作部71を直接指で前方に押圧でき、確実に、鉛芯の繰り出し操作を行うことができる。尚、本発明で、操作体7の表面とは、軸筒2内に収容された操作体7において、窓孔41より露出される側の、操作部71以外の面をいう。尚、本発明で、操作体7の裏面とは、軸筒2内に収容された操作体7において、軸筒の軸心方向に位置する側(即ち前側突出部72側及び後側突出部73側)の面をいう。
In the multi-core writing instrument 1 of the fifth invention, the
[6]本願の第6の発明は、前記第1乃至5の何れかの発明において、前記シャープペンシルからなる筆記体6の後端(即ち鉛芯収容筒体61の後端)に連結された操作体7の操作部71に、シャープペンシルからなる筆記体6の内部(即ち鉛芯収容筒体61の内部)に収容される鉛芯67の、硬さ、太さ、または色を表示する識別表示部10を設けたことを要件とする。
[6] The sixth invention of the present application is connected to the rear end of the
前記第6の発明の多芯筆記具1は、操作体7の操作部71に、鉛芯67の、硬さ、太さ、または色を表示する識別表示部10を設けたことにより、シャープペンシルからなる筆記体6の内部に収容する鉛芯67の、硬さ、太さ、または色を、容易に識別することができる。特に、シャープペンシルからなる筆記体6を、複数本、軸筒2内部に収容する場合、鉛芯67の硬さ、鉛芯67の太さ、または鉛芯67の色を迅速且つ確実に識別選択し、好みの鉛芯を使用できる。
The multi-core writing instrument 1 according to the sixth aspect of the present invention is provided with an
尚、本発明で、軸筒2内に収容する筆記体6の本数は、2本以上であればよく、具体的には、2本、3本、4本、5本、6本等が挙げられる。
In the present invention, the number of the
本発明は、シャープペンシルからなる筆記体を、軸筒の後端の開口部から軸筒内にスムーズに挿入することができる。 According to the present invention, a writing body made of a mechanical pencil can be smoothly inserted into the shaft tube from the opening at the rear end of the shaft tube.
図1乃至図6に本発明の実施の形態を示す。
本実施の形態の多芯筆記具1は、軸筒2内に複数本(具体的には2本)の筆記体6が前後方向に移動可能に収容されている。前記各々の筆記体6は、圧縮コイルスプリングよりなるコイルスプリング8により後方に付勢されている。
1 to 6 show an embodiment of the present invention.
In the multi-core writing instrument 1 of the present embodiment, a plurality (specifically, two) of writing
(軸筒)
前記軸筒2は、先細状の円筒体からなる前軸3と、該前軸3の後端部と螺合または圧入により取り付けられる円筒状の後軸4とからなる。前記前軸3の前端には、筆記体6のペン先が突出可能な前端孔31が軸方向に貫設される。前記前軸3及び後軸4は、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト等)または金属により形成される。
(Shaft tube)
The
前記後軸4の後部の側壁には、複数本(具体的には2本)の前後方向に延びる細長状の窓孔41が、径方向に貫設される。前記2本の窓孔41は、互いに、軸線に対して対称の位置に形成される。
A plurality (specifically, two) elongated window holes 41 extending in the front-rear direction are provided in a radial direction in the rear side wall of the
また、前記後軸4の窓孔41の相互間の側壁内面には、前後方向に延びるリブよりなる係止壁部43が形成され、前記係止壁部43に、ペン先が突出した際の筆記体6の操作体7の後端が係止される。
Further, a locking
前記後軸4の窓孔41の相互間の側壁外面には、クリップ44が設けられる。
A
(蓋部)
前記後軸4の後端部には、前記開口部42を開閉自在にする蓋部5が回動自在に設けられる。前記蓋部5の一端部は、クリップ44基部に、ヒンジ部52により回動自在に接続される。前記ヒンジ部52は、ペン先下向きでクリップ44を正面視したときのクリップ44の左右方向に延設され、それにより、前記蓋部5は、略前後方向に回動自在となる。前記蓋部5の前面には、当接壁部51が形成される。前記当接壁部51に、没入状態の筆記体6の後端に連結された操作体7の後端が、衝止される。本実施の形態では、前記ヒンジ部52は、具体的には、回動軸により回動自在に接続される構成が採用されているが、これ以外にも、屈曲変形可能な可撓性を有する連結部または薄肉部により一体に接続される構成であってもよい。
(Cover)
At the rear end portion of the
前記蓋部5の他端部の前面には、係合部53が設けられる(具体的には係合凹部または係合孔部が形成される)。後軸4の後端には、前記係合部53と係合可能な被係合部45が設けられる(具体的には係合凸部が突設される)。前記係合部53(係合凹部または係合孔部)の内面には、内向突起が形成され、一方、前記被係合部45(係合凸部)の外面には、前記内向突起と乗り越え係止可能な外向突起が形成される。
An
前記係合部53と前記被係合部45とは、蓋部5が開口部42を閉鎖した際、互いに係合状態にあり(具体的には内向突起と外向突起が乗り越え係止状態にあり)、コイルスプリング8の後方への付勢による操作体7と蓋部5前面の当接壁部51との当接では、その係合状態は解除されず、蓋部5が開くことはない。
The engaging
また、前記係合部53と被係合部45の構成以外にも、前記係合部53が係合凸部よりなり、前記被係合部45が係合凹部または係合孔部からなる構成でもよい。
In addition to the configuration of the engaging
(筆記体)
前記各々の筆記体6は、ノック式のシャープペンシルであり、鉛芯収容筒体61と、該鉛芯収容筒体61の前端に鉛芯補充可能に着脱自在に取り付けられる連結筒体62と、該連結筒体62の前端に設けたチャック体63と、前記連結筒体62前端部及び前記チャック体63を内部に収容し、前記連結筒体62に対して前後方向に移動可能に取り付けられる前端筒体64と、該前端筒体64内に収容され、前記チャック体63を締め付ける締め付けリング65と、前記前端筒体64と前記連結筒体62との間に介在され、前記前端筒体64を前記連結筒体62に対して前方に付勢するチャックスプリング66とからなる。前記前端筒体64の前端部が筆記体6のペン先64aとなる。
(Cursive)
Each of the writing
前記鉛芯収容筒体61内には、鉛芯67が収容される。前記鉛芯収容筒体61をチャックスプリング66の付勢に抗して前端筒体64に対し前方に押圧すると、鉛芯収容筒体61の前進とともに、連結筒体62及びチャック体63が前進し、チャック体63が締め付けリング65から離れる。前記チャック体63の前進に伴い鉛芯67が前方に繰り出され、前記前端筒体64の前端開口部から鉛芯67が前方に突出される。そして、前記鉛芯収容筒体61の前端筒体64に対する前方への押圧を解除すると、チャック体63がチャックスプリング66の付勢によって後退し、締め付けリング65がチャック体63の外周面に係合し、締め付けリング65がチャック体63を径方向内方に締め付けることにより、チャック体63が、前記繰り出された鉛芯67を再び保持する。それにより、前記前端筒体64の前端開口部からの鉛芯67の突出状態が維持される。
A
本実施の形態において、前記前端筒体64、前記連結筒体62、前記鉛芯収容筒体61、及び前記チャックスプリング66の最大外径は、前記各々のコイルスプリング8の内径(非圧縮状態のコイルスプリングの内径)より小さく形成される。
In the present embodiment, the maximum outer diameters of the front
本実施の形態において、前記前端筒体64、前記連結筒体62、前記鉛芯収容筒体61、及び前記チャックスプリング66の最大外径は、スプリング支持部9の各々の内孔91の内径より小さく形成される。
In the present embodiment, the maximum outer diameters of the front
本実施の形態において、前記前端筒体64、前記連結筒体62、前記鉛芯収容筒体61、及び前記チャックスプリング66の最大外径は、前記各々の窓孔41の幅寸法Wより小さく形成される。
In the present embodiment, the maximum outer diameters of the
(操作体)
前記各々の筆記体6の後端(即ち鉛芯収容筒体61の後端開口部42)には、操作体7が取り付けられる。前記各々の操作体7は、操作部71と、後側突出部73と、前側突出部72と、嵌入部74と、鍔部75とを備える。前記操作部71は、操作体7の後端部に形成され且つ軸筒2の窓孔41から外部に突出される。前記後側突出部73は、操作体7の操作部71の反対側に設けられる。前記前側突出部72は、操作体7の操作部71の反対側の後側突出部73の前方に設けられる。前記嵌入部74は、操作体7の前端部に形成され且つ鉛芯収容筒体61の後端開口部42に嵌入される。前記鍔部75は、前記嵌入部74の後方に形成される。前記鍔部75の前面には、コイルスプリング8の後端が係止される。
(Operation body)
The operating
また、前記操作体7の両方の側面には係止突起(図示せず)が形成される。前記係止突起は窓孔41の両側壁に抜け止め係合可能である。前記操作体7は、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール樹脂等)の成形体により得られる。
Further, locking projections (not shown) are formed on both side surfaces of the operating
筆記体6のペン先64aが没入状態のとき、その筆記体6に取り付けられた操作体7の後端部は、窓孔41後端に形成された当接壁部51に衝止される。一方、筆記体6のペン先64aが突出状態のとき、その筆記体6に取り付けられた操作体7の後端部は、軸筒2の内壁に形成された係止壁部43に係止される。
When the
ペン先没入状態にある筆記体6の後端に連結された操作体7の前側突出部72は、その操作体7の操作部71を前方にスライド操作した際、先に突出状態にある他の筆記体6の後端に連結された操作体7の後側突出部73と当接され、他の筆記体6のペン先突出状態が解除される。
The front projecting
(識別表示部)
前記各々の操作体7の操作部71の外面には、識別表示部10が設けられる。前記識別表示部10は、例えば、その操作体7が連結される鉛芯収容筒体61の内部に収容される鉛芯67の硬さを表示するもの、その操作体7が連結される鉛芯収容筒体61の内部に収容される鉛芯67の太さを表示するもの、またはその操作体7が連結される鉛芯収容筒体61の内部に収容される鉛芯67の色を表示するものが挙げられる。
(Identification display part)
The
前記鉛芯の硬さを表示する識別表示部10は、例えば、2H、H、HB、B、2B等の文字記号が挙げられる。前記鉛芯の太さを表示する識別表示部10は、例えば、0.3、0.5、0.7等の文字記号が挙げられる。前記鉛芯の色を表示する識別表示部10は、鉛芯の色と同色の着色層が挙げられる。
Examples of the
本実施の形態では、前記識別表示部10は、操作体7の操作部71の側面に設けられる(好ましくは操作体7の操作部71の両側面に設けられる)。前記操作部71の側面は、操作部71の表面に比べ大きい面積を有する。そのため、遠くからでも容易に識別可能な比較的大きな識別表示部10を形成できる。前記識別表示部10は、印刷、シール貼付、凸設、凹設等の手段により設けられる。前記識別表示部10は、ペン先突出状態にある筆記体6の後端に連結された操作体7の、径方向外方に突出される操作部71の側面に設けられる。
In the present embodiment, the
前記操作体7は、操作体7表面からの操作部71の径方向の最大突出長さAが、操作体7の表面と操作体7の裏面との径方向の最大長さBより大きく形成される。それにより、筆記体6のペン先64aが軸筒2の前端孔31から突出した状態において、操作体7の操作部71を前方に押圧操作可能(即ち鉛芯繰り出し操作可能)なよう、操作体7の操作部71が窓孔41より径方向外方に大きく突出される。
The operating
尚、本実施の形態では、操作体7表面からの操作部71の径方向の最大突出長さAは、操作部71頂部と操作体7表面との間の径方向の長さである。本実施の形態では、操作体7の表面と操作体7の裏面との径方向の最大長さBは、操作体7の表面と後側突出部73頂部との径方向の長さである。
In the present embodiment, the maximum protrusion length A in the radial direction of the
(スプリング支持部)
軸筒2の内壁(即ち後軸4の内壁)には、円筒状のスプリング支持部9が設けられる。前記スプリング支持部9は、筆記体6が挿通される複数(具体的には2個)の内孔91が軸方向に貫設されている。前記スプリング支持部9の後面と、各々の操作体7の鍔部75の前面との間には、コイルスプリング8が配置される。前記各々のコイルスプリング8の内部に筆記体6が遊挿されるとともに、各々のコイルスプリング8の前端はスプリング支持部9の後面により係止され、各々のコイルスプリング8の後端は操作体7の鍔部75の前面に係止される。
(Spring support)
A cylindrical
また、スプリング支持部9の後面の各々の内孔91の周囲には、後方に突出する筒状突出部よりなる保持部が形成される。前記各々の保持部の内面は、各々のコイルスプリング8の前端部外面が圧入保持される。それにより、各々の筆記体6及び操作体7を交換する際、軸筒2内から開口部42を通して各々のコイルスプリング8が脱落することを防止できる。
Further, around each
前記各々のコイルスプリング8は、各々の操作体7(即ち各々の筆記体6)を、常時、後方に付勢している。前記各々のコイルスプリング8は、ペン先突出状態及びペン先没入状態のいずれにおいても圧縮状態(即ち筆記体6が後方に付勢された状態)にあり、それにより、各々の操作体7の前後のがたつきが防止される。また、前記各々のコイルスプリング8は、その内部に筆記体6が挿通される前の状態では、非圧縮状態(フリー状態)となる。
Each
(ペン先の出没)
本実施の形態におけるペン先の出没作動について説明する。
一つの操作体7の操作部71をコイルスプリング8の後方付勢に抗して窓孔41に沿って前方にスライド操作すると、そのスライド操作された操作体7の前側突出部72が、先に突出状態にある他の筆記体6の操作部71の後側突出部73を径方向外方に持ち上げる。それにより、軸筒2内壁の係止壁部43と他の筆記体6の操作体7との係止状態が解除され、他の筆記体6がコイルスプリング8の後方付勢により後方に移動され、他の筆記体6のペン先64aが軸筒2内に没入され、他の筆記体6の操作部71の後端が窓孔41後端の当接壁部51に当接衝止される。前記他の筆記体6のペン先64aの没入と同時に、前記前方にスライド操作した操作体7に連結された筆記体6のペン先64aが、軸筒2の前端孔31より外部に突出されるとともに、前方にスライド操作された操作体7の後端が軸筒2内壁の係止壁部43に係止され、そのペン先突出状態が維持される。
(Invitation of the nib)
The pen tip operation in the present embodiment will be described.
When the operating
(鉛芯の繰り出し操作)
ペン先64aを軸筒の前端孔31より前方に突出された状態において、そのペン先突出状態にある筆記体6に連結された操作体7の操作部71を前方に押圧操作すると、筆記体の前端筒体64の外面が軸筒2の前端部内壁に係止されるとともに、鉛芯収容筒体64、連結筒体62、及びチャック体63が、チャックスプリング65の付勢に抗して前方に移動される。それに伴い、チャック体63がチャックリング65の締め付けから開放されるとともに、鉛芯67が前方に繰り出され、前端筒体64の前端開口部から鉛芯67が前方に突出される。そして、操作部71の前方への押圧を解除すると、チャック体63がチャックスプリング66の付勢によって後退し、締め付けリング65がチャック体63の外周面に係合し、締め付けリング65がチャック体63を径方向内方に締め付けることにより、チャック体63が、前記繰り出された鉛芯67を再び保持する。それにより、前端筒体64の前端開口部(ペン先64aの前端)からの鉛芯67の突出状態が維持される。
(Lead lead feeding operation)
In a state where the
(筆記体及び操作体の交換)
本実施の形態における筆記体6及び操作体7の交換について説明する。
筆記体6を交換する際、蓋部5が軸筒2の後端の開口部42を閉鎖した状態(図1参照)から、蓋部5のヒンジ部52と反対側の操作端部を後方に押圧し、係合部53と被係合部45との係合を解除し、蓋部5を後方に回動させ、軸筒2の後端の開口部42を開口する。前記開口部42を開口させると、前記開口部42から各々の操作体7が、コイルスプリング8の後方付勢により後方外部に突出される。前記軸筒2の後端の開口部42が開口した状態(図3参照)で、操作体7を取り出すことにより、その操作体7と互いに連結状態にある筆記体6を、前記開口部42を通して軸筒2内から取り出し、その後、互いに連結状態にある新たな筆記体6と新たな操作体7とを前記開口部42を通して軸筒2内に挿入する。そして、蓋部5の当接壁部51に各々の操作体7を当接させ、各々の操作体7を前方に押圧しながら蓋部5を前方に回動させ、その後、係合部53と被係止部とを係合させ、開口部42を閉鎖する。これにより、筆記体6及び操作体7の交換作業が終了する。
(Replace cursive and operating body)
The replacement of the
When the
1 多芯筆記具
2 軸筒
3 前軸
31 前端孔
4 後軸
41 窓孔
42 開口部
43 係止壁部
44 クリップ
45 被係合部
5 蓋部
51 当接壁部
52 ヒンジ部
53 係合部
6 筆記体
61 鉛芯収容筒体
62 連結筒体
63 チャック体
64 前端筒体
64a ペン先
65 締め付けリング
66 チャックスプリング
67 鉛芯
7 操作体
71 操作部
72 前側突出部
73 後側突出部
74 嵌入部
75 鍔部
8 コイルスプリング
9 スプリング支持部
91 内孔
10 識別表示部
W 窓孔の幅寸法
A 操作体の表面からの操作部の径方向の最大突出長さ
B 操作体の表面と操作体の裏面との径方向の最大長さ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (6)
少なくとも筆記体の一つがノック式のシャープペンシルであり、
前記シャープペンシルが、鉛芯収容筒体と、該鉛芯収容筒体の前端に取り付けられる連結筒体と、該連結筒体の前端に設けたチャック体と、前記チャック体を内部に収容し且つ前記連結筒体に対して前後方向に移動可能に取り付けられる前端筒体と、該前端筒体内に収容され且つ前記チャック体を締め付ける締め付けリングと、前記前端筒体と前記連結筒体との間に介在され、前記前端筒体を前記連結筒体に対して前方に付勢するチャックスプリングとからなり、
前記前端筒体、前記連結筒体、前記鉛芯収容筒体、及び前記チャックスプリングの最大外径を、前記各々のコイルスプリングの内径より小さく形成したことを特徴とする多芯筆記具。 A plurality of writing bodies are accommodated in the shaft cylinder so as to be movable in the front-rear direction, each writing body is urged rearward by a coil spring, and an operating body is connected to a rear end of each writing body. A plurality of window holes extending in the front-rear direction are provided in the side wall of each of the plurality of window holes in the radial direction, the operation portions of the respective operation bodies project radially outward from the respective window holes, and one operation body serves as the window hole. The pen tip of the cursive body connected to the one operation body is projected from the front end hole of the shaft cylinder, and the pen tip of the other cursive body that has been in the projecting state is pivoted. In addition, an openable and closable opening that opens the window hole to the rear is provided at the rear end of the shaft cylinder, and the writing body and the operating body are removed from the shaft cylinder through the opening. A multi-core writing instrument configured to be capable of being inserted into a shaft cylinder,
At least one of the cursive letters is a knock-type mechanical pencil,
The mechanical pencil includes a lead core containing cylinder, a connecting cylinder attached to the front end of the lead core containing cylinder, a chuck body provided at the front end of the connecting cylinder, the chuck body being accommodated therein, and A front end cylinder that is attached to the connection cylinder so as to be movable in the front-rear direction, a tightening ring that is accommodated in the front end cylinder and that clamps the chuck body, and a gap between the front end cylinder and the connection cylinder A chuck spring that is interposed and biases the front end cylinder forward with respect to the connection cylinder;
The multi-core writing instrument, wherein the front end cylinder, the connecting cylinder, the lead core containing cylinder, and the chuck spring have a maximum outer diameter smaller than an inner diameter of each of the coil springs.
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---|---|---|---|
JP2008165318A JP2010005830A (en) | 2008-06-25 | 2008-06-25 | Multi-refill writing utensil |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101279452B1 (en) * | 2011-09-05 | 2013-07-02 | 장진우 | Multipen and operation method thereof |
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- 2008-06-25 JP JP2008165318A patent/JP2010005830A/en active Pending
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