JP2010004438A - 基地局装置および管理サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】自己の基地局と通信する無線通信端末を制限すると共に従来と比較して効率的に省電力化を図ることができる基地局装置を提供すること。
【解決手段】広域基地局で通信可能な広域エリア内にある狭域エリアで通信可能な狭域基地局を構成する狭域基地局装置10は、狭域基地局10と通信することが許可された無線通信端末と通信する無線通信送受信部11と、無線通信送受信部11の電波の送信を制御する制御部16とを備え、全ての許可された無線通信端末との通信ができなくなった場合、制御部16が、無線通信送受信部11に対し電波の受信を可能とした状態で電波の送信を停止させ、電波の送信を停止させた状態で無線通信送受信部11が無線通信端末から送信された電波を受信した場合であって、制御部16が、電波を送信した無線通信端末が許可されたものであると受信電波の信号から判定したとき、無線通信送受信部11に対し電波の送信を開始させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、狭域のエリア内で無線通信端末と通信する基地局装置および管理サーバに関する。
近年、無線通信システムにおいて、フェムトセル(Femtocell)と呼ばれる、ごく狭い範囲をカバーする基地局の通信方式が提案されており、フェムトセルは、半径1km〜数km程度の公衆網のサービスエリアより狭く、局所的なサービスエリアで無線通信端末の通信を可能にするものである。フェムトセルでカバーされるエリアは、例えば、家の中や小さなオフィスなど、せいぜい数m程度のエリアである。
また、従来では、基地局の設置に認可が必要であったが、フェムトセル基地局の設置は、通信事業者が包括的に認可を取得することとなり、実際にフェムトセル基地局を設置するユーザは認可申請をする必要はない。公衆網のサービスエリアに電波が届かない範囲にフェムトセル基地局が設置されれば、設置したポイントの周辺でサービスエリアが広がり、フェムトセル基地局の設置が個人でも可能になる点もあって、今後普及が進むと思われる。
また、特許文献1に開示された技術としては、メイン基地局と呼ばれる広範囲をカバーする基地局の中に、スポット基地局と呼ぶ狭範囲をカバーする基地局の設置を想定しているという、フェムトセルに類似しているものが知られている。特許文献1の技術はスポット基地局に関するものであり、スポット基地局は、カバーする範囲内のメイン基地局の識別子および無線通信端末の識別子を取得し、メイン基地局に自スポット基地局へのハンドオフを指示することにより、メイン基地局のトラヒック量等を低減している。
また、フェムトセル基地局からキャリア網までのネットワークでは、利用者が契約した回線(フェムトセル利用者の契約回線)が利用されるため、契約対象外の端末がフェムトセル基地局に接続して契約回線を利用してしまう問題があり、不特定多数の端末とフェムトセル基地局との接続を認めないアクセスコントロールが必要になり、設置者あるいはフェムトセル基地局に接続する端末は制限される必要性がある。
ここで、マクロセルとフェムトセルとを有する従来の無線通信システムについて図22を参照して説明する。
図22に示した従来の無線通信システムは、それぞれのフェムトセル9a、9bをカバーする狭域基地局装置90a、90b、それぞれのフェムトセルを含むマクロセル8をカバーする広域基地局20、および、広域基地局20に接続されている「CDMA2000 1xEV−DO」に準拠した無線通信ネットワーク11を有している。
さらに、図22に示した従来の無線通信システムは、狭域基地局装置90a、90bとそれぞれ接続するルータ23、22、これらルータと接続する公衆網92、公衆網92および無線通信ネットワーク11と接続するゲートウェイ24、および、ゲートウェイ24と接続する管理サーバ91を有している。管理サーバ91は、OAM(Operation And Maintenance)機能を有しており、例えば、フェムトセル9および狭域基地局装置10に関する情報を管理している。
また、無線通信端末30は、狭域基地局装置90aとの通信を許可されており、無線通信端末31は、狭域基地局装置90aとの通信を許可されていない。狭域基地局装置90aは、無線通信端末30と通信を行っているとき、(1)無線通信端末30がフェムトセル9aの圏外に出て、(2)広域基地局20にハンドオフしたとする。フェムトセル9aの圏内には通信を許可されている端末が1台も無いが、(3)狭域基地局装置90aの電波の送信は行われ続ける。
例えば、無線通信端末30の利用者が昼間や仕事や学校に出かけていて、狭域基地局装置90aが設置されている家には利用者が誰もいないという状況において、狭域基地局装置90aの電波の送信は行われ続けることがあり、この状況で、狭域基地局装置90aが許可された無線通信端末30を検出するための電波を送信し続けるのは、電力の無駄であると言える。
特許文献2に開示された技術では、一定時間内に通信が無い場合には、基地局の送信を停止し、この間に無線通信端末が発呼する場合は、無線通信端末が基地局に対して送信要求を送信し、基地局はこの信号を受信して送信機を再起動することが提案されている。
特許第3332554号公報 特開2002−152129号公報
しかしながら、上述した従来の無線通信システムにおいて、無線通信端末は、基地局の電波を受信することで圏内に入ったことを検知するので、基地局の電波が停止している状態では、いつ送信要求を出したら良いのか判断できないという問題がある。
また、例えば、マンション等ではフェムトセルが密集している可能性があり、そのような状況では、頻繁に非許可の無線通信端末がフェムトセルの圏内に入ることが予想され、何らかの手段によりフェムトセルの圏内に入った段階で、非許可の無線通信端末が電波を送信したとする。このとき、狭域基地局装置は、送信された電波を検知して、送信を再開し、許可されている無線通信端末かどうかを判断し、送信した無線通信端末が非許可のものであった場合に送信を停止してしまうことは、非許可の無線通信端末に対し電波を送信するので、その分の電力が無駄になる。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、自己の基地局と通信する無線通信端末を制限すると共に従来と比較して効率的に省電力化を図ることができる基地局装置および管理サーバを提供することを目的とする。
本発明の基地局装置は、広域基地局で通信可能な広域エリア内にある狭域エリアで通信可能な狭域基地局を構成する基地局装置において、前記狭域基地局と通信することが許可された無線通信端末と通信する無線通信部と、前記無線通信部の電波の送信を制御する制御部とを備え、全ての前記許可された無線通信端末との通信ができなくなった場合、前記制御部が、前記無線通信部に対し電波の受信を可能とした状態で電波の送信を停止させ、電波の送信を停止させた状態で前記無線通信部が無線通信端末から送信された電波を受信した場合であって、前記制御部が、電波を送信した無線通信端末が許可されたものであると受信電波の信号から判定したとき、前記無線通信部に対し電波の送信を開始させる構成を有している。
この構成により、全ての前記許可された無線通信端末との通信ができなくなった場合、電波の受信を可能とした状態で電波の送信を停止し、その状態で無線通信端末から送信された電波を受信した場合であって電波を送信した無線通信端末が許可されたものであると受信電波の信号から判定したとき、電波の送信を開始するため、自己の基地局と通信する無線通信端末を制限すると共に従来と比較して効率的に省電力化を図ることができる。
また、本発明の基地局装置は、前記許可された無線通信端末の端末識別子を記憶する記憶部と、無線通信端末が通信している際の通信識別子と対応する端末識別子を通知する管理サーバと通信を行うサーバ通信部を備え、前記制御部は、前記受信電波の信号から求めた前記通信識別子を前記サーバ通信部を介して前記管理サーバに送信し、送信した通信識別子と対応する端末識別子が前記管理サーバによって通知され、通知された端末識別子が前記記憶部で記憶されているとき、前記無線通信部に対し電波の送信を開始させる構成を有している。
この構成により、通知された端末識別子が、自己に登録されているとき、電波の送信を開始するため、端末識別子を通じて許可された無線通信端末だけに対し電波の送信を開始することができる。
また、本発明の基地局装置は、前記許可された無線通信端末が通信している際の通信識別子を通知する管理サーバと通信を行うサーバ通信部と、前記許可された無線通信端末が前記狭域エリアから前記広域エリアに移動したときに前記管理サーバから通知される通信識別子を記憶する記憶部とを備え、前記制御部は、前記受信電波の信号から通信識別子を求め、該通信識別子と前記記憶部に記憶された通信識別子とが一致するとき、前記無線通信部に対し電波の送信を開始させる構成を有している。
この構成により、受信電波の信号から求めた通信識別子と自己に登録された通信識別子とが一致するとき、電波の送信を開始するため、通信識別子許可された無線通信端末だけに対し電波の送信を開始することができる。
また、本発明の基地局装置は、前記記憶部は、前記許可された無線通信端末と通信しているときの通信識別子を予め記憶しており、前記管理サーバから変更前の通信識別子および変更後の通信識別子が通知され、前記制御部は、前記記憶部から変更前の通信識別子を特定し、特定した変更前の通信識別子から変更後の通信識別子に替えて前記記憶部に記憶させる構成を有している。
この構成により、変更前の通信識別子および変更後の通信識別子が通知されたとき、変更前の通信識別子から変更後の通信識別子に替えて記憶させるため、通信識別子が変更になっても対応することができる。
本発明の管理サーバは、基地局装置と無線通信端末とが通信している際の通信識別子に対応する端末識別子が、前記基地局装置から要求された際、前記通信識別子と対応する端末識別子を、前記無線通信端末と通信する前記広域基地局に接続される無線通信ネットワークから取得する制御部と、前記制御部が取得した端末識別子を前記基地局装置に送信する通信部とを備えた構成を有している。
この構成により、通信識別子と対応する端末識別子を基地局装置に送信するため、基地局装置が、端末識別子を通じて許可された無線通信端末だけに対し電波の送信を開始することができる。
また、本発明の管理サーバは、基地局装置と無線通信端末とが通信している際の通信識別子に変更があったとき、変更前の通信識別子および変更後の通信識別子を入手する制御部と、前記変更前の通信識別子および変更後の通信識別子を前記基地局装置に送信する通信部とを備えた構成を有している。
この構成により、変更前の通信識別子および変更後の通信識別子を基地局装置に送信するため、基地局装置が、通信識別子が変更になっても対応することができる。
本発明は、自己の基地局と通信する無線通信端末を制限すると共に従来と比較して効率的に省電力化を図ることができる基地局装置および管理サーバを提供するものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<第1実施例>
図1は、第1実施例に係る無線通信システムの構成図である。図1に示した無線通信システムは、フェムトセル9a、9bそれぞれをカバーする狭域基地局装置10a、10b、フェムトセル9a、9b(狭域エリア)を含むマクロセル8(広域エリア)をカバーする広域基地局20、および、広域基地局20に接続されている無線通信ネットワーク11を有している。本実施例では、無線通信ネットワーク11は、「CDMA2000 1xEV-DO」に準拠している。なお、フェムトセルのそれぞれを区別する場合には、フェムトセル9a、9bと記載し、それぞれを区別しない場合には、フェムトセル9と記載する。狭域基地局装置のそれぞれを区別する場合には、狭域基地局装置10a、10bと記載し、狭域基地局装置のそれぞれを区別しない場合には、狭域基地局装置10と記載する。
さらに、図1に示した無線通信システムは、狭域基地局装置10a、10bとそれぞれ接続するルータ23、22、ルータ23、22と接続するフェムトセル契約回線網25、フェムトセル契約回線網25および無線通信ネットワーク11と接続するゲートウェイ24、および、ゲートウェイ24と接続する管理サーバ40を有している。管理サーバ40は、OAM(Operation And Maintenance)機能を有しており、例えば、フェムトセル9および狭域基地局装置10に関する情報を管理している。
また、無線通信端末30は、狭域基地局装置10aとの通信を許可されており、無線通信端末31は、狭域基地局装置10aとの通信を許可されていない。
図2は、第1実施例に係る狭域基地局装置のブロック図である。図2(A)は、第1実施例に係る狭域基地局装置のハードウエアのブロック図である。図2(B)は、第1実施例に係る狭域基地局装置の機能ブロック図である。
狭域基地局装置10は、無線通信送受信部11、有線通信送受信部12、表示部13、キー入力部14、記憶部15、および制御部16によって構成されている。無線通信送受信部11は、無線通信端末と無線で通信するための部材であり、有線通信送受信部12は、有線のネットワークと通信するためのインタフェースである。
表示部13は、液晶ディスプレイなどのディスプレイであり、キー入力部14は、テンキーなどから構成され、利用者によって操作されるキーである。記憶部15は、フラッシュメモリーやハードディスクなどの記憶媒体などによって構成されており、制御部16は、CPUなどによって構成されている。
制御部16は、端末情報登録制御部16a、端末上り信号監視制御部16b、周辺基地局情報取得制御部16c、端末上り信号解析制御部16d、監視端末ESN変換制御部16e、監視端末ESN判定制御部16f、圏内通信許可端末数取得制御部16g、および電波送信制御部16hによって構成されている。これらの部材は、例えばプログラムのモジュールである。
端末情報登録制御部16aは、許可された無線通信端末の端末識別子、および、無線通信端末と通信する際のチャンネル情報を記憶部15に予め登録するものである。周辺基地局情報取得制御部16cは、自己の狭域基地局装置10の周辺にある広域基地局20に関する周辺基地局情報を登録するものである。
端末上り信号監視制御部16bは、無線通信端末の上り信号を監視するものである。端末上り信号解析制御部16dは、監視中に受信した無線通信端末の上り信号を解析するものである。監視端末ESN変換制御部16eは、無線通信端末の上り信号に含まれており、無線通信端末が通信している際の通信セッションの通信識別子(例えば、UATI:Unicast Access terminal identifier)を無線通信システムで一意な無線通信端末の端末識別子(例えば、ESN:Electronic Serial Number)に変換するものである。
監視端末ESN判定制御部16fは、監視中に取得したESNと記憶部15に予め登録されたESNとが一致するか否か判定するものである。圏内通信許可端末数取得制御部16gは、自己の狭域基地局装置10と通信する圏内にいる無線通信端末の数を取得するものである。電波送信制御部16hは、無線通信送受信部11の電波の送信を開始したり停止したり制御するものである。
図3は、第1実施例に係る管理サーバのブロック図である。図3(A)は、第1実施例に係る管理サーバのハードウエアのブロック図である。図3(B)は、第1実施例に係る管理サーバの機能ブロック図である。
管理サーバ40は、有線通信送受信部42、表示部43、キー入力部44、記憶部45、および制御部46によって構成されている。有線通信送受信部42は、有線のネットワークと通信するためのインタフェースである。
表示部43は、液晶ディスプレイなどのディスプレイであり、キー入力部44は、キーボードなどから構成される利用者によって操作されるキーである。記憶部45は、ハードディスクまたはフラッシュメモリーなどの記憶媒体などによって構成されており、制御部46は、CPUなどによって構成されている。
制御部46は、ESN変換制御部46a、基地局情報取得部46b、および周辺基地局情報要求受付部46cによって構成されている。これらの部材は、例えばプログラムのモジュールである。
ESN変換制御部46aは、通信セッションの通信識別子からESNに変換するものである。基地局情報取得部46bは、無線通信ネットワーク11から広域基地局20に関する基地局情報を取得し、取得した基地局情報を記憶部45に記憶させるものである。周辺基地局情報要求受付部46cは、狭域基地局装置10から要求を受けて、この狭域基地局装置10の周辺の広域基地局20の情報である周辺基地局情報を、記憶部45に記憶されている基地局情報から抽出し、要求のあった狭域基地局装置10に周辺基地局情報を返却するものである。
次に、第1実施例に係る無線通信システムの動作について説明する。本実施例に係る無線通信システムの動作については、準備フェーズ、監視フェーズ、検出フェーズ、判定フェーズの4つに分けられる。
<準備フェーズ>
図1は、第1実施例に係る無線通信システムの準備フェーズの動作について説明するための図である。図1に示したように、(1)狭域基地局装置10aは、狭域基地局装置10aとの通信が許可された無線通信端末30のESNおよび使用するチャンネル情報を登録する。(2)狭域基地局装置10aは、狭域基地局装置10aの周辺にある広域基地局20の周辺基地局情報を管理サーバ40から取得する。
次に、第1実施例に係る無線通信システムの準備フェーズの動作の詳細をシーケンス図として図4に示す。狭域基地局装置10の端末情報登録制御部16aは、許可された無線通信端末30のESN、および使用するチャンネル情報(BandClass等)をユーザ(無線通信端末でもよい)から取得し、取得したものを登録する(S101、F101)。
管理サーバ40の基地局情報取得部46bは、無線通信ネットワーク11から広域基地局20に関する基地局情報を取得する(S102)。その後、狭域基地局装置10の周辺基地局情報取得制御部16cは、自身の基地局の識別子である自局識別子を管理サーバ40に送信し(S103)、管理サーバ40の周辺基地局情報要求受付部46cは、自局識別子の狭域基地局装置10の周辺にある広域基地局20の周辺基地局情報を取得して狭域基地局装置10に返却する(S104)。狭域基地局装置10の周辺基地局情報取得制御部16cは、返却された周辺基地局情報を登録する(F102)。
管理サーバ40から取得した情報は、具体例として、監視に必要なBandClass、Channel、PNであり、復調に必要なColorCode、SectorIDである。なお、狭域基地局装置10は、GPSやNTPにより周辺にある広域基地局20と時間同期を行っており、復調する際に同期をとっている。
<監視フェーズ>
図5は、第1実施例に係る無線通信システムの監視フェーズの動作について説明するための図である。図5に示したように、(3)狭域基地局装置10aは、自身の圏内に通信が許可された無線通信端末30がいなくなったことを契機に、電波の送信を停止し、(4)準備フェーズで取得したチャンネル情報で無線通信端末の上り信号を監視する。無線通信端末30は、狭域基地局装置10aの圏内から外れれば、通常では広域基地局20にハンドオーバする。
次に、第1実施例に係る無線通信システムの監視フェーズの動作の詳細をフローチャートとして図6に示す。狭域基地局装置10の端末上り信号監視制御部16bは、通信が許可された無線通信端末と通信しておらず(F201)、許可された無線通信端末の上り信号を一定時間受信していないと判定した場合(F202)、電波送信制御部16hは、電波の受信を可能とした状態で電波の送信を停止する(F203)。電波の送信を停止した後、無線通信端末の上り信号を監視していない場合(F204)、端末上り信号監視制御部16bは、無線通信端末の上り信号の監視を行う(F205)。なお、監視対象の信号は、F101で登録されたBandClass、Channel、PNによって決定される。
<検出フェーズ>
図7は、第1実施例に係る無線通信システムの検出フェーズの動作について説明するための図である。図7に示したように、(5)狭域基地局装置10aは、無線通信端末の上り信号の監視中に、上り信号を送信する無線通信端末を検出した場合、(6)上り信号から無線通信端末30のその通信セッションで一意な通信識別子(以下、本実施例ではUATIとする)を取得し、(7)UATIを管理サーバ40に送信する。その後、(8)管理サーバ40は、UATIに対応するESNを問い合わせ、(9)無線通信ネットワーク11からESNを取得し、(10)取得したESNを狭域基地局装置10aに送信する。
次に、第1実施例に係る無線通信システムの検出フェーズの動作の詳細をシーケンス図として図8に示す。無線通信端末が広域基地局20に対して待ち受け中であり(S301)、この状態で狭域基地局装置10の圏内に入り、無線通信端末は、上り信号を広域基地局20に対して送信したとする(S302)。
監視中の狭域基地局装置10の端末上り信号解析制御部16dは、この上り信号を傍受した場合F102で取得したColorCode, SectorIDにて上り信号の復調を行った結果、復調が成功すれば(F301)、復調して得られたデータからMAC(Medium Access Control)ヘッダを取得する(F302)。復調が失敗した場合、狭域基地局装置10は監視を継続する。
図21にMACヘッダの一部の構成を示す。MACヘッダの構成は、図21(A)に示すように、「ATI Record」を含み、MACヘッダに含まれる「ATI Record」の構成は、図21(B)に示している。狭域基地局装置10aは、MACヘッダの「ATI Record」の最初2ビットが“10”であった場合、以降の32ビットがUATIとして取得する。なお、図21(B)によれば、最初の2ビットが“10”では無い場合、UATIでは無いことを意味し、通信識別子としては使用出来ないので、狭域基地局装置10は監視を継続する。
次に、狭域基地局装置10の監視端末ESN変換制御部16eは、F303で取得したUATIを管理サーバ40に送り、UATIに対応するESNを要求する。(S304)。管理サーバ40のESN変換制御部46aは、受信したUATIに対応するESNを無線通信ネットワーク11から取得する。(S305,S306)。管理サーバ40のESN変換制御部46aは、S306で取得したESNを要求元の狭域基地局装置10に返信する(S307)。
<判定フェーズ>
図9は、第1実施例に係る無線通信システムの判定フェーズの動作について説明するための図である。図9に示したように、(11)狭域基地局装置10aは、返信されたESNが狭域基地局装置10aと通信を許可された無線通信端末のものであるならば、電波の送信を再開する。
次に、第1実施例に係る無線通信システムの判定フェーズの動作の詳細をフローチャートとして図10に示す。狭域基地局装置10の監視端末ESN判定制御部16fは、S307で取得した無線通信端末のESNがF101で登録された無線通信端末のESN(許可された無線通信端末)であると判定した場合(F401)、電波送信制御部16hは、電波の送信を再開する(F402)。狭域基地局装置10は、通信を許可する無線通信端末と実際に通信を開始した場合(F403)、無線通信端末の上り信号の監視を停止する(F404)。
以上説明したように、第1実施例に係る無線通信システムは、狭域基地局装置10の圏内には通信を許可されている無線通信端末が1台も無い場合に狭域基地局装置10が電波の送信を停止し、狭域基地局装置10が事前に保持している許可された無線通信端末のESNと、圏内に入った無線通信端末のESNとが一致した場合、許可された無線通信端末がフェムトセル圏内に入ったとし、電波の送信を再開することで省電力を実現することができる。
<第2実施例>
図11は、第2実施例に係る無線通信システムの構成図である。なお、本第2実施例に係る無線通信システムの構成する要素のうち、本第1実施例に係る要素と同じものには、同じ符号を付し、それぞれの説明を省略する。
図11に示した無線通信システムは、フェムトセル9a、9bそれぞれをカバーする狭域基地局装置50a、50b、フェムトセル9a、9bを含むマクロセル8をカバーする広域基地局20、および、広域基地局20に接続されている無線通信ネットワーク11を有している。本実施例では、無線通信ネットワーク11は、「CDMA2000 1xEV−DO」に準拠している。なお、フェムトセルのそれぞれを区別する場合には、フェムトセル9a、9bと記載し、それぞれを区別しない場合には、フェムトセル9と記載する。狭域基地局装置のそれぞれを区別する場合には、狭域基地局装置50a、50bと記載し、狭域基地局装置のそれぞれを区別しない場合には、狭域基地局装置50と記載する。
さらに、図11に示した無線通信システムは、狭域基地局装置50a、50bとそれぞれ接続するルータ23、22、ルータ23、22と接続するフェムトセル契約回線網25、フェムトセル契約回線網25および無線通信ネットワーク11と接続するゲートウェイ24、および、ゲートウェイ24と接続する管理サーバ60を有している。管理サーバ60は、OAM(Operation And Maintenance)機能を有しており、例えば、フェムトセル9に関する情報を管理している。
図12は、第2実施例に係る狭域基地局装置のブロック図である。図12(A)は、第2実施例に係る狭域基地局装置のハードウエアのブロック図である。図12(B)は、第2実施例に係る狭域基地局装置の機能ブロック図である。
狭域基地局装置50は、無線通信送受信部11、有線通信送受信部12、表示部13、キー入力部14、記憶部15、および制御部56によって構成されている。制御部56は、CPUなどによって構成されている。
制御部56は、端末情報登録制御部56a、端末上り信号監視制御部16b、周辺基地局情報取得制御部16c、端末上り信号解析制御部16d、監視端末UATI判定制御部56f、圏内通信許可端末数取得制御部16g、および電波送信制御部16hによって構成されている。これらの部材は、例えばプログラムのモジュールである。
端末情報登録制御部56aは、無線通信端末のUATIを記憶部15に登録させるものである。監視端末UATI判定制御部56fは、監視中に取得したUATIと記憶部15に予め登録されたUATIとが一致するか否か判定するものである。
図13は、第2実施例に係る管理サーバのブロック図である。図13(A)は、第2実施例に係る管理サーバのハードウエアのブロック図である。図13(B)は、第2実施例に係る管理サーバの機能ブロック図である。
管理サーバ60は、有線通信送受信部42、表示部43、キー入力部44、記憶部45、および制御部66によって構成されている。制御部66は、CPUなどによって構成されている。
制御部66は、UATI管理部66a、基地局情報取得部46b、および周辺基地局情報要求受付部46cによって構成されている。これらの部材は、例えばプログラムのモジュールである。UATI管理部66aは、無線通信端末が通信しているときのUATIを管理するものである。
次に、第2実施例に係る無線通信システムの動作について説明する。本実施例に係る無線通信システムの動作については、準備フェーズ、監視フェーズ、検出フェーズ、判定フェーズの4つに分けられる。
<準備フェーズ>
図11は、第2実施例に係る無線通信システムの準備フェーズの動作について説明するための図である。図11に示したように、(1)狭域基地局装置50aは、自身との通信が許可された無線通信端末30から、UATI、ESN、および使用するチャンネル情報を登録する。(2)狭域基地局装置50aは、無線通信端末30が自身の圏外に出で、無線通信端末30のUATIが変更されたときのために、変更された無線通信端末30のUATIの通知を要求する。(3)狭域基地局装置50aは、狭域基地局装置50aの周辺にある広域基地局20の周辺基地局情報を管理サーバ60から取得する。
次に、準備フェーズの動作の詳細をシーケンス図として図14に示す。なお、本第2実施例に係る動作のうち、本第1実施例に係る動作と同じものには、同じ符号を付し、それぞれの説明を省略する。
狭域基地局装置50の端末情報登録制御部56aは、許可された無線通信端末のUATI、ESN、および使用するチャンネル情報(BandClass等)を無線通信端末から取得し、取得したものを登録する(S501、F501)。狭域基地局装置50の端末情報登録制御部56aは、無線通信端末が自身の圏外に出で、無線通信端末のUATIが変更されたときのために、変更された無線通信端末30のUATIの通知を要求するように、現在のUATI、ESN、および自身の基地局の識別子である自局識別子を管理サーバ60に送信する(S502)。管理サーバ60のUATI管理部66aは、UATIの変更通知を要求するように、送信されたこれらのUATI、ESN、および自局識別子を無線通信ネットワーク11に送信する(S503)。
<監視フェーズ>
図15は、第2実施例に係る無線通信システムの監視フェーズの動作について説明するための図である。図15に示したように、(4)狭域基地局装置50aは、自身の圏内に通信が許可された無線通信端末30がいなくなったことを契機に、電波の送信を停止し、(5)準備フェーズで取得したチャンネル情報で無線通信端末の上り信号を監視する。また、無線通信端末30は、狭域基地局装置50aの圏内から外れて広域基地局20にハンドオーバする。(6)例えばUATIの有効期限が経過したときに、UATIが変更されることがあり、無線通信端末30のUATIが変更されたとき、狭域基地局装置50aは、変更された無線通信端末30のUATIの通知を無線通信ネットワーク11から管理サーバ60を介して受ける。
次に、第2実施例に係る無線通信システムの監視フェーズの動作の詳細をフローチャートとして図16に示す。F201〜F205の動作は、本第1実施例に係る動作と同じである。無線通信ネットワーク11で、登録されたESNの無線通信端末のUATIが変更されたとき(F601)、旧UATIおよび新UATIと対象となる狭域基地局装置50の識別子とが管理サーバ60に通知され(S601)、管理サーバ60のUATI管理部66aは、旧UATIおよび新UATIを狭域基地局装置50に通知する(S602)。狭域基地局装置50の端末情報登録制御部56aは、旧UATIに替えて新UATIを登録する(F602)。なお、再度、無線通信端末のUATIが変更されたときには、S601、S602、F602が処理される。
<検出フェーズ>
図17は、第2実施例に係る無線通信システムの検出フェーズの動作について説明するための図である。図17に示したように、(7)狭域基地局装置50aは、無線通信端末の上り信号の監視中に、上り信号を送信する無線通信端末を検出した場合、(8)上り信号から無線通信端末30のUATIを取得する。
次に、第2実施例に係る無線通信システムの検出フェーズの動作の詳細をシーケンス図として図18に示す。なお、S301〜S303、F301〜F303の動作は、本第1実施例に係る動作と同じである。
<判定フェーズ>
図19は、第2実施例に係る無線通信システムの判定フェーズの動作について説明するための図である。図19に示したように、(9)狭域基地局装置50aは、取得したUATIが、登録されたUATIであるならば、狭域基地局装置50aと通信を許可された無線通信端末30のものとし、電波の送信を再開する。
次に、第2実施例に係る無線通信システムの判定フェーズの動作の詳細をフローチャートとして図20に示す。狭域基地局装置50の監視端末UATI判定制御部56fは、F303で取得したUATIが、F602で登録した無線通信端末のUATI、または、UATIに変更が無ければF501で登録した無線通信端末のUATIであると判定した場合(F701)、電波送信制御部16hは、電波の送信を再開する(F402)。なお、F402〜F404の動作は、本第1実施例に係る動作と同じである。
以上説明したように、第2実施例に係る無線通信システムは、狭域基地局装置50の圏内には通信を許可されている無線通信端末が1台も無い場合に狭域基地局装置50が電波の送信を停止し、狭域基地局装置50が事前に保持している許可された無線通信端末のUATIと、圏内に入った無線通信端末のUATIとが一致した場合、許可された無線通信端末がフェムトセル圏内に入ったとし、電波の送信を再開することで省電力を実現することができる。
本発明は、自己の基地局と通信する無線通信端末を制限すると共に従来と比較して効率的に省電力化を図ることができる効果を有し、狭域のエリア内で無線通信端末と通信する基地局装置およびサーバなどとして幅広く有用である。
第1実施例に係る無線通信システムの構成図である。 第1実施例に係る狭域基地局装置のブロック図である。 第1実施例に係る管理サーバのブロック図である。 第1実施例に係る無線通信システムの準備フェーズの動作の詳細をシーケンス図である。 第1実施例に係る無線通信システムの監視フェーズの動作について説明するための図である。 第1実施例に係る無線通信システムの監視フェーズの動作の詳細をフローチャートである。 第1実施例に係る無線通信システムの検出フェーズの動作について説明するための図である。 第1実施例に係る無線通信システムの検出フェーズの動作の詳細をシーケンス図である。 第1実施例に係る無線通信システムの判定フェーズの動作について説明するための図である。 第1実施例に係る無線通信システムの判定フェーズの動作の詳細をフローチャートである。 第2実施例に係る無線通信システムの構成図である。 第2実施例に係る狭域基地局装置のブロック図である。 第2実施例に係る管理サーバのブロック図である。 第2実施例に係る無線通信システムの準備フェーズの動作の詳細をシーケンス図である。 第2実施例に係る無線通信システムの監視フェーズの動作について説明するための図である。 第2実施例に係る無線通信システムの監視フェーズの動作の詳細をフローチャートである。 第2実施例に係る無線通信システムの検出フェーズの動作について説明するための図である。 第2実施例に係る無線通信システムの検出フェーズの動作の詳細をシーケンス図である。 第2実施例に係る無線通信システムの判定フェーズの動作について説明するための図である。 第2実施例に係る無線通信システムの判定フェーズの動作の詳細をフローチャートである。 MACヘッダの構成図である。 従来の無線通信システムの構成図である。
符号の説明
8 マクロセル
9 フェムトセル
10、50 狭域基地局装置
11 無線通信ネットワーク
11 無線通信送受信部
12 有線通信送受信部
13 表示部
14 キー入力部
15 記憶部
16、56 制御部
16a 端末情報登録制御部
16b 端末上り信号監視制御部
16c 周辺基地局情報取得制御部
16d 端末上り信号解析制御部
16e 監視端末ESN変換制御部
16f 監視端末ESN判定制御部
16g 圏内通信許可端末数取得制御部
16h 電波送信制御部
20 広域基地局
22 ルータ
24 ゲートウェイ
25 フェムトセル契約回線網
30、31 無線通信端末
40、60 管理サーバ
42 有線通信送受信部
43 表示部
44 キー入力部
45 記憶部
46、66 制御部
46a ESN変換制御部
46a 基地局情報制御部
46b 基地局情報取得部
46c 周辺基地局情報要求受付部
50 狭域基地局装置
56a 端末情報登録制御部
56f 監視端末UATI判定制御部
60 管理サーバ
66a UATI管理部

Claims (6)

  1. 広域基地局で通信可能な広域エリア内にある狭域エリアで通信可能な狭域基地局を構成する基地局装置において、
    前記狭域基地局と通信することが許可された無線通信端末と通信する無線通信部と、
    前記無線通信部の電波の送信を制御する制御部とを備え、
    全ての前記許可された無線通信端末との通信ができなくなった場合、前記制御部が、前記無線通信部に対し電波の受信を可能とした状態で電波の送信を停止させ、
    電波の送信を停止させた状態で前記無線通信部が無線通信端末から送信された電波を受信した場合であって、前記制御部が、電波を送信した無線通信端末が許可されたものであると受信電波の信号から判定したとき、前記無線通信部に対し電波の送信を開始させることを特徴とする基地局装置。
  2. 前記許可された無線通信端末の端末識別子を記憶する記憶部と、
    無線通信端末が通信している際の通信識別子と対応する端末識別子を通知する管理サーバと通信を行うサーバ通信部を備え、
    前記制御部は、前記受信電波の信号から求めた前記通信識別子を前記サーバ通信部を介して前記管理サーバに送信し、送信した通信識別子と対応する端末識別子が前記管理サーバによって通知され、通知された端末識別子が前記記憶部で記憶されているとき、前記無線通信部に対し電波の送信を開始させることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記許可された無線通信端末が通信している際の通信識別子を通知する管理サーバと通信を行うサーバ通信部と、
    前記許可された無線通信端末が前記狭域エリアから前記広域エリアに移動したときに前記管理サーバから通知される通信識別子を記憶する記憶部とを備え、
    前記制御部は、前記受信電波の信号から通信識別子を求め、該通信識別子と前記記憶部に記憶された通信識別子とが一致するとき、前記無線通信部に対し電波の送信を開始させることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  4. 前記記憶部は、前記許可された無線通信端末と通信しているときの通信識別子を予め記憶しており、
    前記管理サーバから変更前の通信識別子および変更後の通信識別子が通知され、前記制御部は、前記記憶部から変更前の通信識別子を特定し、特定した変更前の通信識別子から変更後の通信識別子に替えて前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項3に記載の基地局装置。
  5. 請求項2に記載の基地局装置と無線通信端末とが通信している際の通信識別子に対応する端末識別子が、前記基地局装置から要求された際、前記通信識別子と対応する端末識別子を、前記無線通信端末と通信する前記広域基地局に接続される無線通信ネットワークから取得する制御部と、
    前記制御部が取得した端末識別子を前記基地局装置に送信する通信部とを備えたことを特徴とする管理サーバ。
  6. 請求項3に記載の基地局装置と無線通信端末とが通信している際の通信識別子に変更があったとき、変更前の通信識別子および変更後の通信識別子を入手する制御部と、
    前記変更前の通信識別子および変更後の通信識別子を前記基地局装置に送信する通信部とを備えたことを特徴とする管理サーバ。
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