JP2010004330A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮像装置の設定情報が不明の場合、その撮像装置を分解するか、又は通信で設定情報を確認する必要があり、撮像装置の制御が可能になるまでに多大な時間を要していた。この撮像装置の制御が可能になるまでに要する時間を短縮する。
【解決手段】撮像装置が外部機器から制御コマンドを受信すると、受信した制御コマンドの内容と返信コマンドの内容をモニタにOSD表示するために送信する。更に、撮像装置に電源が投入された場合には、通信設定情報をモニタにOSD表示するために送信する。
【選択図】図3
【解決手段】撮像装置が外部機器から制御コマンドを受信すると、受信した制御コマンドの内容と返信コマンドの内容をモニタにOSD表示するために送信する。更に、撮像装置に電源が投入された場合には、通信設定情報をモニタにOSD表示するために送信する。
【選択図】図3
Description
本発明は、テレビカメラなどを可動に支持し、遠隔からコマンド等により操作できるリモコン雲台装置に関する。
従来、リモコン雲台装置は、雲台のパン・チルト位置や、レンズのズーム、ワイパーやウォッシャの作動、あるいは、雲台装置が支持しているテレビカメラにおける種々の設定(露出、絞り、ホワイトバランス、蓄積モードのオン/オフなど)をリモートで制御するために、通信手段とI/O手段を備えている。通信手段には、(映像伝送用とは別個の)通信路を介して雲台コントローラが接続されており、雲台装置は、雲台コントローラから受信したコマンドに従い、パン・チルト等を制御したり、その制御の結果をコマンドに対する応答として雲台コントローラに返信したりする(例えば、特許文献2参照。)。
前述のように、従来技術には、撮像装置の設定情報が不明の場合、その撮像装置を分解するか、又は通信で設定情報を確認する必要があり、撮像装置の制御が可能になるまでに多大な時間を要していた。しかしながら、従来の雲台装置では、送信したコマンドの通りに動作しない場合、通信路の障害によりたまたまコマンドが届かなかったのか、雲台に不具合があるのか、遠隔から原因の切り分けをすることが困難であった。例えば、停電や落雷により、通信手段の設定(例えば、ボーレート)が変わってしまった場合、原因の切り分けができないために迅速な復旧の障害となる場合があった。
本発明は、上記のような問題に鑑み、撮像装置の制御が可能になるまでに要する時間を短縮することを目的とする。
本発明は、上記のような問題に鑑み、撮像装置の制御が可能になるまでに要する時間を短縮することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明のリモコン雲台は、撮像装置(カメラ)を可動に支持するリモコン雲台装置において、カメラで撮像した映像に文字をスーパーインポーズするOSD部と、操作器と通信するとともに前記スーパーインポーズがなされた映像を外部へ送出するインターフェース部と、前記操作器から雲台を制御する制御コマンドを受信したときに当該制御コマンドに対応した文字をスーパーインポーズするか、或いは当該リモコン雲台装置の電源が投入されたときに前記通信の設定を示す文字をスーパーインポーズするように前記OSD部を制御する制御部と、を備えたものである。
また好ましくは、上記本発明の撮像装置は、レンズ部とレンズ駆動部を備え、上記制御部は、上記外部機器から送信された制御コマンドに従って上記レンズ駆動部を介して上記レンズを制御するものである。
また好ましくは、上記本発明の撮像装置の上記制御部は、更に、上記撮像装置の制御状態の情報を上記外部機器の表示画面に表示するために、上記外部機器に送信するものである。
また好ましくは、上記本発明の撮像装置の上記制御部は、更に、上記撮像装置の制御状態の情報を上記外部機器の表示画面に表示するために、上記外部機器に送信するものである。
また好ましくは、上記本発明の撮像装置の上記制御部は、更に、電源が投入された時に、上記撮像装置と上記外部機器との接続設定に関する通信設定情報の文字列を上記外部機器に送信することを備えたものである。
本発明によれば、雲台カメラ等の撮像装置の制御が可能になるまでに要する時間を短縮できる。
また、本発明によれば、雲台カメラ等の撮像装置の制御不能の場合に、その撮像装置の制御に必要な設定情報がすぐ分かるため、原因追求までの時間が大幅に短縮できる。
また、本発明によれば、雲台カメラ等の撮像装置の制御不能の場合に、その撮像装置の制御に必要な設定情報がすぐ分かるため、原因追求までの時間が大幅に短縮できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各図において、共通な機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、できるだけ説明の重複を避けるため、説明を省略する。
図1は、本発明の雲台一体型撮像装置の一実施例の構成を示すブロック図である。100は撮像装置(カメラ)、101はレンズ部、102は撮像素子、103は映像処理部、104は同軸重畳インターフェース(I/F)部、105は同軸ケーブル等を介して外部機器と電気的な接続をするための入出力端子部、106はレンズ駆動部、107は駆動回路部、108は制御部、109は雲台、110は雲台駆動部、111はOSD( On Screen Display )部、112は設定記憶部である。
撮像装置100は、例えば、雲台一体型TVカメラである。また制御部108は、例えば、CPU( Central Processing Unit )である。
なお、図1の実施例では、電源部等、特に説明をしない構成要素を省略した。
撮像装置100は、例えば、雲台一体型TVカメラである。また制御部108は、例えば、CPU( Central Processing Unit )である。
なお、図1の実施例では、電源部等、特に説明をしない構成要素を省略した。
図1の撮像装置100において、制御部108は、撮像装置100に所定の動作をさせるためのプログラムを内蔵し、内蔵したプログラムに従って、撮像装置100内の構成要素を動作させる。
視野内からの入射光は、レンズ部101を通って撮像素子102で結像する。撮像素子102は、駆動回路部107が出力した駆動信号によって、入射光を映像信号に変換して映像処理部102に出力する。映像処理部103は、入力された映像信号に周知の画像処理を施し、所定の映像フォーマットに変換してOSD部111に出力する。
また、映像処理部103は、必要に応じて、焦点調整用の制御信号やレンズ絞り調整用の制御信号等を制御部108からレンズ駆動部106に出力することができるように、制御部108に焦点調整用のデータや絞り調整用のデータを出力する。同軸重畳I/F部104は、OSD部111からのアナログ映像信号と、制御部108からの制御信号(RS−485相当)と、電源とを、1本のケーブルに多重化して伝送できるようにするための一般的なインターフェースである。レンズ駆動部106は、入力された焦点調整用の制御信号やレンズ絞り調整用の制御信号等に従ってレンズ部101を制御する。
視野内からの入射光は、レンズ部101を通って撮像素子102で結像する。撮像素子102は、駆動回路部107が出力した駆動信号によって、入射光を映像信号に変換して映像処理部102に出力する。映像処理部103は、入力された映像信号に周知の画像処理を施し、所定の映像フォーマットに変換してOSD部111に出力する。
また、映像処理部103は、必要に応じて、焦点調整用の制御信号やレンズ絞り調整用の制御信号等を制御部108からレンズ駆動部106に出力することができるように、制御部108に焦点調整用のデータや絞り調整用のデータを出力する。同軸重畳I/F部104は、OSD部111からのアナログ映像信号と、制御部108からの制御信号(RS−485相当)と、電源とを、1本のケーブルに多重化して伝送できるようにするための一般的なインターフェースである。レンズ駆動部106は、入力された焦点調整用の制御信号やレンズ絞り調整用の制御信号等に従ってレンズ部101を制御する。
外部機器から撮像装置100を制御するための制御コマンドは、外部機器と接続された入出力端子105とI/F部104を介して制御部108に入力される。例えば、制御部108は、雲台109のパン角やチルト角を変更するための制御コマンドが入力されると、入力されたコマンドに対応する制御信号を雲台駆動部110に出力する。雲台駆動部110は、入力された制御信号に従って雲台のパン角やチルト角を駆動して、コマンドの指示を実行する。また例えば、制御部108は、レンズ部101のズーム倍率を変更するための制御コマンドが入力されると、入力された制御コマンドに対応する制御信号をレンズ駆動部106に出力する。レンズ駆動部106は、入力された制御信号に従ってレンズ部101のズーム倍率を変更する。制御部108はまた、制御コマンドに対する応答を生成して、同軸重畳I/F部104を介して外部機器に返信するとともに、当該制御コマンドや返信した応答をOSD部111に出力する。OSD部111は、そのコマンド等の文字列を画像化して、映像処理部103からの映像信号に重ね合成(スーパーインポーズ)し同軸重畳I/F部104に出力する。
次に、図2によって、本発明の撮像装置の設定情報の表示の一実施例について説明する。200はモニタ、201はモニタ201の表示画面、210は同軸ケーブルである。図2は、モニタ200の表示画面201にOSD( On Screen Display )に通信に関する情報を表示する実施例である。なお、図2においても、電源部等特に説明をしない構成要素を省略した。モニタ200は、前記多重化を分離するデマルチプレクサを内蔵しており、本例では少なくとも映像信号を分離して表示画面201に表示することができる。
図2に示すように、撮像装置100の入出力端子105(図1参照)を同軸ケーブル210によって、モニタ200と接続する。
そして、撮像装置100の電源を立ち上げる。電源がオンになったことによって、制御部108は起動し、撮像装置100の通信に関する情報(通信設定情報)を読出し、OSD部111に出力してスーパーインポーズ処理をさせる。モニタ200は、入力された映像の通信設定情報を表示画面201に表示する。表示画面201には、(1)“RS485:4W”、(2)“MLTI:OFF”、及び(3)“TRM:OFF”と表示される例を示した。
そして、撮像装置100の電源を立ち上げる。電源がオンになったことによって、制御部108は起動し、撮像装置100の通信に関する情報(通信設定情報)を読出し、OSD部111に出力してスーパーインポーズ処理をさせる。モニタ200は、入力された映像の通信設定情報を表示画面201に表示する。表示画面201には、(1)“RS485:4W”、(2)“MLTI:OFF”、及び(3)“TRM:OFF”と表示される例を示した。
ここで、先ず、(1)は入出力端子105と接続されたケーブルの仕様を示す。例えば“RS485”は、RS485仕様による接続を意味し、接続ケーブルのTYPEを示している。そして、文字区切りの記号“:”の次の“4W”は、2線式のRS485仕様を示している。
(2)“MLTI”は同軸重畳であるか否かの情報を示し、そして、文字区切りの記号“:”の次の“OFF”は同軸重畳ではないことを示す。
(3)“TRM”は終端の有無の情報を示し、そして、文字区切りの記号“:”の次の“OFF”は終端していないことを示す。
これらの表示は、電源の投入から所定時間、あるいは何らかの制御コマンドが正常に受信できるまで続けられる。
(2)“MLTI”は同軸重畳であるか否かの情報を示し、そして、文字区切りの記号“:”の次の“OFF”は同軸重畳ではないことを示す。
(3)“TRM”は終端の有無の情報を示し、そして、文字区切りの記号“:”の次の“OFF”は終端していないことを示す。
これらの表示は、電源の投入から所定時間、あるいは何らかの制御コマンドが正常に受信できるまで続けられる。
上記、図2の実施例によれば、モニタに接続して撮像装置に電源を投入すれば、自動的にモニタに通信設定情報が表示されるので、通信設定情報をすぐ簡単に把握できるため、リモート制御の設定が迅速かつ正確に実行できる。
また、誤った設定がされていても、比較や確認が簡単に可能となり、リモート制御の再設定が迅速かつ正確に実行できる。
また、誤った設定がされていても、比較や確認が簡単に可能となり、リモート制御の再設定が迅速かつ正確に実行できる。
図2には明示していないが、一般に雲台装置は大きな電力供給を必要とするため、カメラ本体(符号101、102、103、104に相当)とは別個の電源によって電力を供給する場合が多い。例えば、設置場所において商用電源を確保する場合や、電源線(雲台用)を同軸ケーブル210と併設する場合などがあるが、いずれの場合も配電設備の遠隔制御手段(本例の雲台制御とは別個のもの)等を用いて、1台あるいは複数台単位で電源の入り切りを制御できるようになっている。したがって、雲台が制御不能に陥っても、電源を入れなおせば通信設定情報などが表示されるので、対処が可能になる。
次に、図3によって、本発明の撮像装置の設定情報の表示の他の実施例について説明する。301はモニタ200の表示画面、300は操作器、311と312は同軸ケーブルである。図3は、撮像装置100が操作器300から送信された制御コマンドを受信した時に、モニタ200の表示画面301のOSD( On Screen Display )に制御コマンドに関する情報及び返信コマンドに関する情報を表示する実施例である。なお、図3においても、電源部等特に説明をしない構成要素を省略した。
操作器300は、一般的な操作器であって、撮像装置100側で多重化された映像信号と制御信号を分離する分離部を有し、ボタン等(図示せず)の操作により対応する制御コマンドを発したり、撮像装置から受信した応答信号を表示部(図示せず)に表示したりする。また分離した映像信号を外部に出力する。本例ではその映像出力が、モニタ200の映像入力端子に入力される。
操作器300は、一般的な操作器であって、撮像装置100側で多重化された映像信号と制御信号を分離する分離部を有し、ボタン等(図示せず)の操作により対応する制御コマンドを発したり、撮像装置から受信した応答信号を表示部(図示せず)に表示したりする。また分離した映像信号を外部に出力する。本例ではその映像出力が、モニタ200の映像入力端子に入力される。
図3に示すように、ユーザが操作器300を使って撮像装置100を操作する場合には、操作器300からユーザの操作に対応した制御コマンドが撮像装置100に送信される。撮像装置100の制御部108は、操作器300から受信した制御コマンドに対応して、撮像装置100内の構成要素を制御し、かつ、受信した制御コマンドと同一の文字列若しくは対応する文字列を撮像映像にスーパーインポーズして同軸重畳I/F部104と入出力端子105を介して送信する。また、従来通り、応答の制御信号(RS−485)も同軸重畳I/F部104で多重化して送信する。送信された制御信号は操作器300で受信され、映像信号は、操作器300を中継してモニタ200に入力される。モニタ200は受信した映像(スーパーインポーズされた文字列を含む)を表示画面301に表示する。
例えば、モニタ200の表示画面301に、(4)“RX:A001000000010111FFAFEC”、及び(5)“TX:A00000100001011100AFEB”と表示される。
ここで、(4)の“RX”は操作器300から送信され撮像装置100が受信したコマンドを示す。そして文字区切りの記号“:”の次の“A001000000010111FFAFEC”は制御コマンドの内容である。
また、(5)“TX”は撮像装置100が送信した返信コマンドの内容である。そして文字区切りの記号“:”の次の“A00000100001011100AFEB”は返信コマンドの内容である。なお、返信コマンドの内容は、例えば、受信した制御コマンドに対して実行した結果情報である。例えば、送信されてきた制御コマンドの内容が“パン角を右30°旋回”という指示であれば、そのコマンドを実行した結果として、パン角の角度の情報、若しくは実行したコマンドの情報を意味する文字列である。これらの表示は、撮像装置側でコマンドを受信してから所定時間あるいは次のコマンドを正常に受信するまで行われる。
上記実施例では、モニタ200の表示画面301に表示された文字をそのままコマンドとして使用可能であるが、例えば、“パン角を右30°旋回”等、ユーザがすぐ分かるように、その制御コマンドが意味する内容も同時に表示するようにしても良い。
ここで、(4)の“RX”は操作器300から送信され撮像装置100が受信したコマンドを示す。そして文字区切りの記号“:”の次の“A001000000010111FFAFEC”は制御コマンドの内容である。
また、(5)“TX”は撮像装置100が送信した返信コマンドの内容である。そして文字区切りの記号“:”の次の“A00000100001011100AFEB”は返信コマンドの内容である。なお、返信コマンドの内容は、例えば、受信した制御コマンドに対して実行した結果情報である。例えば、送信されてきた制御コマンドの内容が“パン角を右30°旋回”という指示であれば、そのコマンドを実行した結果として、パン角の角度の情報、若しくは実行したコマンドの情報を意味する文字列である。これらの表示は、撮像装置側でコマンドを受信してから所定時間あるいは次のコマンドを正常に受信するまで行われる。
上記実施例では、モニタ200の表示画面301に表示された文字をそのままコマンドとして使用可能であるが、例えば、“パン角を右30°旋回”等、ユーザがすぐ分かるように、その制御コマンドが意味する内容も同時に表示するようにしても良い。
上記、図3の実施例によれば、操作器が送信した制御コマンドの内容がモニタに表示されるので、正しい制御コマンドが撮像装置に送信されたか否か(若しくは、撮像装置で受信されたか否か)を迅速に確認できるので、リモート制御が迅速かつ正確に実行できる。また、誤った制御コマンドが送信された場合に、迅速に変更操作や対策操作が可能となり、リモート制御が迅速かつ正確に実行できる。
また、操作器の操作に対応して、撮像装置の返信コマンドの内容がモニタに表示されるので、撮像装置が正しい制御を実行したか否かを迅速に確認できる。また、誤った制御が実行された場合に、迅速に変更操作や対策操作が可能となり、リモート制御が迅速かつ正確に実行できる。
また、操作器の操作に対応して、撮像装置の返信コマンドの内容がモニタに表示されるので、撮像装置が正しい制御を実行したか否かを迅速に確認できる。また、誤った制御が実行された場合に、迅速に変更操作や対策操作が可能となり、リモート制御が迅速かつ正確に実行できる。
図3の実施例では、操作器を介してモニタと撮像装置とが接続されている。しかし、必ずしもこの結線である必要はなく、例えば、ループ状に操作器と撮像装置とモニタを接続しても良く、また、スイッチ等の切替器を経由して接続して、必要に応じて切替えるように接続しても良い。
またコマンドをスーパーインポーズ表示したくない場合も考えられるので、非表示コマンドを新設し、従来のコマンドとセットにして操作器300から送信するようにする。それを受信した撮像装置100の制御部108は、そのコマンドに限り、OSD部111へ重ね表示の指示を行わない。
またコマンドをスーパーインポーズ表示したくない場合も考えられるので、非表示コマンドを新設し、従来のコマンドとセットにして操作器300から送信するようにする。それを受信した撮像装置100の制御部108は、そのコマンドに限り、OSD部111へ重ね表示の指示を行わない。
上述の実施例では、撮像装置は、モニタ若しくは操作器と同軸ケーブルで接続した。しかし、撮像装置若しくは操作器等の仕様に応じて他の多重化伝送路、IP( Internet Protocol )ネットワーク回線であっても良く、また多重化せずにVSB( Vestigial Sideband )映像信号を同軸ケーブル、制御信号をRS−485、RS−422等でそれぞれ別個に伝送しても良い。
IPネットワーク回線を用いる場合、同軸重畳I/F部104は映像をデジタル化部、映像符号化部、IP化部を備えることになる。MPEG当の符号化方式を用いる場合、映像符号化部からI(イントラ予測)フレームタイミングを取得し、OSD部111はそのIフレームでスーパーインポーズが開始、変更、あるいは解除されるように制御すると、符号発生量あるいはその変動を小さくすることができる。またIフレームのときだけその都度スーパーインポーズを解除し、スーパーインポーズ部分が差分画像として最初のP(予測)フレームで送信されるようにしても良い。
また図2及び図3におけるモニタの表示は、一例であって、これら文字以外の文字表示以外であっても良く、それらの組み合わせでも良い。
また更に、図2及び図3における実施例では、モニタと操作器とが別体であった。しかし、モニタが、操作器に付属した、若しくは一体化した構成であっても良い。
なお、文字列をスーパーインポーズするOSD部111及びその制御プログラムは、撮像装置100が元々操作のために内蔵しているものに追加又は流用しても良い。その場合、元々内蔵しているOSD手段による表示と重ならない様に、本実施例のOSD部111の表示位置を制御する。
また、OSDにより表示する内容は、上記実施例の他に、撮像部100に制御状態の情報、例えば、パン角、チルト角、ズーム倍率、等でも良い。
また更に、図2及び図3における実施例では、モニタと操作器とが別体であった。しかし、モニタが、操作器に付属した、若しくは一体化した構成であっても良い。
なお、文字列をスーパーインポーズするOSD部111及びその制御プログラムは、撮像装置100が元々操作のために内蔵しているものに追加又は流用しても良い。その場合、元々内蔵しているOSD手段による表示と重ならない様に、本実施例のOSD部111の表示位置を制御する。
また、OSDにより表示する内容は、上記実施例の他に、撮像部100に制御状態の情報、例えば、パン角、チルト角、ズーム倍率、等でも良い。
また、上述の実施例では、撮像装置内に文字発生部を設け、文字発生部から読出す文字情報をモニタに表示するようにした。しかし、文字発生部である必要はなく、予め必要な文字列を記録したメモリでも良く、また、文字発生部が制御部と一体化した若しくは制御部内に含まれた構成でも良い。
100:撮像装置、 101:レンズ部、 102:撮像素子、 103:映像処理部、 104:同軸重畳I/F部、 105:入出力端子部、 106:レンズ駆動部、 107:駆動回路部、 108:制御部、 109:雲台、 110:雲台駆動部、 111:OSD部、 112:設定記憶部、 200:モニタ、 201:表示画面、 210:同軸ケーブル、 300:操作器、 301:表示画面、 311、312:RS485ケーブル。
Claims (1)
- カメラを可動に支持するリモコン雲台装置において、カメラで撮像した映像に文字をスーパーインポーズするOSD部と、操作器と通信するとともに前記スーパーインポーズがなされた映像を外部へ送出するインターフェース部と、前記操作器から雲台を制御する制御コマンドを受信したときに当該制御コマンドに対応した文字をスーパーインポーズするか、或いは当該リモコン雲台装置の電源が投入されたときに前記通信の設定を示す文字をスーパーインポーズするように前記OSD部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とするリモコン雲台。
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