JP2009542485A - 有体物を層別に製造する方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】有体物のより高速な製造を可能にする。
【解決手段】有体物(5)を層別に製造する方法の方法サイクルは、予め定められた形状を有する固体層(14)を得るため、構造付形物(6)に隣接する液体(3)の液体層(10)の予め定められた領域を凝固させ、前記固体層を前記構造付形物から分離し、分離された固体層および構造付形物を互いに対して予め定められた位置まで移動させて、分離された固体層と構造付形物との間に液体を流入させるという経時的工程を含む。低減された圧力が、液体(3)などの少なくとも1つの流体に印加される。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載の有体物を層別に製造する方法に関する。本発明はまた有体物を層別に製造するシステムに関する。本発明は、さらに、そのようなシステムに使用されるコントローラ、ならびに、そのようなコントローラの機能を行うプログラムコード部分を含む、コンピュータプログラム製品に関する。
そのような方法が知られている。例えば、ドイツ特許公開公報No.DE10256672A1から、液体溜めが、分離層をその上面に有する透明な底部プレートを有することが知られている。底部プレートの上の空間には、上下に移動させることができるキャリアプレートがある。キャリアプレートは、その移動の間、液位の下からその上に及ぶ位置に達することができる。有体物の最初に形成された固体層は、キャリアプレートの下側に付着される。連続して形成された固体層はそれぞれ、予め形成された固体層に付着される。
ドイツ特許公開公報第10256672号
最後に形成された固体層を底部プレートの分離層から分離するため、新たな層が凝固された後ごとに、キャリアプレートは、それに付着した先に凝固された層とともに上方に移動される。そのような分離の後ごとに、分離された固体層は、底部プレートの分離層からある距離にある予め定められた位置まで移動されて、分離された固体層と底部プレートの分離層との間に液体が流入される。流入した液体を含む層の予め定められた領域を凝固させることにより、有体物の次の固体層が得られる。
キャリアプレートを上方に分離させる移動は、外力をキャリアプレートに働かせることを必要とする。この外力は、製造されている有体物中の内部応力の増加をもたらす。特に、変動する断面をもつ物体中における垂直方向の引張応力は、局所的に非常に高くなる可能性がある。これらの応力が高くなりすぎた場合、物体は、変形、劣化、または破断する可能性がある。既知の方法の場合、高速分離には、外力が高いことが必要であるため、そのような高速分離の間の有体物中の内部応力もやはり高い。したがって、既知の方法の欠点は、迅速に形成することができる物体の種類が限定されていることである。他の種類の物体、特に断面が大きく変動するものは、既知の方法で迅速に形成することができない。
本発明の1つの目的は、有体物のより高速な製造を可能にすることである。
したがって、本発明の第1の態様によれば、請求項1に記載の方法が提供される。
本発明の第1の態様によるこの方法では、少なくとも1つのそのような方法サイクルを行う間少なくとも一時的に、外部環境に比べて低減された圧力が、液体溜め内の液体など、少なくとも1つの流体に印加され、この少なくとも1つの流体は、少なくとも1つのそのような方法サイクルに先立って行われた方法サイクルにおいて凝固された、製造中の物体の層に接触している。そのような低減された圧力の印加における好ましい効果は以下のように説明される。
構造付形物(construction shape)から最後に形成された固体層の高速分離の間、液体(樹脂)が、固体層と構造付形物との間の隙間における抵抗力/圧力と平衡状態にない期間がある。その結果、前記隙間内に(真空またはガス状液体の)低減された圧力が作られて、拡張している隙間内に液体を流入させる抵抗力が生じる。したがって、その結果、前記隙間内の(低い)圧力と、接触している層上の少なくとも1つの流体によって働く(高い)圧力との間に圧力差が存在する(既知の方法の場合、液位の上にあってそれに隣接した空間内の圧力は、通常の環境圧力、即ち大気圧であることに留意されたい)。前記圧力差の存在は、特に断面が(大きく)変動する物体の場合、固体層を構造付形物から分離するのに必要な、求められる外力作用に大きく関与する。外力作用のこの大幅な行使は、その際、前記分離の間における物体中の内部応力の増加に関与する。
低減された圧力を少なくとも1つの流体に印加することにより、前記圧力差は減少される。したがって、前記圧力差を克服するのに必要な、求められる外力作用の一部が減少され、その結果、求められる外力作用のその部分は、物体中の内部応力の前記増加の程度がより少なくなることに寄与する。これにより、最大容認可能な内部応力レベルを所与として、分離の間に生じる他のタイプの抵抗を克服するのに、より多い割合の外力が利用可能になる。換言すれば、低減された圧力を印加することにより、前記圧力差を克服するために浪費される外力の割合がより少なくなり、したがって、分離の加速を達成するという利益のために利用可能な外力の割合がより多くなる。したがって、断面が大きく変動する物体の場合であっても(また実際には、特にその場合)、有体物を製造する方法における分離工程を加速することができる。
それに加えて、低減された圧力を印加することは、以下のように説明される別の好ましい効果を有する。方法によれば、分離工程の次に位置決め工程が行われ、該工程では、分離された固体層および構造付形物が、互いに対して予め定められた位置まで互いに対して移動されて、分離された固体層と構造付形物との間に液体が流入される。通常、分離が完了した直後に、この相対移動のいわゆる「行過ぎ」が生じる。すなわち、位置決め工程の初期段階では、分離された固体層および構造付形物は所望よりもさらに離れるように移動される。この行過ぎは、位置決め工程の後期段階の間、分離された固体層および構造付形物を再び近づけるように移動させることによって補正されなければならない。この補正移動の間、分離された固体層と構造付形物との間の隙間にそれまでに入った液体の余剰分が、この隙間から再び押し出されなければならない。この押出しは、特に構造付形物が可撓性のとき時間がかかる。
低減された圧力を少なくとも1つの流体に印加することにより、少なくとも次の2つの利点が得られる。第一に、分離工程の初期段階の間に克服されなければならない対応する低減された圧力差により、行過ぎの程度が軽減される。このより少ない行過ぎの発生は、既にそれ自体が位置決め工程を加速するが、それは、位置決め工程で補正されるべき行過ぎがより少ないためである。第二に、第一の利点とは別に、低減された圧力を印加することで、液体の余剰分の前記押出しがさらに加速されるが、それは、押出しの際に克服されなければならない圧力差がより少ないためである。
したがって、有体物を製造する方法の分離工程だけではなく、位置決め工程も加速することができる。
さらに、本発明の第2の態様によれば、請求項9に記載のシステムが提供される。本発明の第3の態様によれば、請求項12に記載のコントローラが提供される。第4の態様によれば、請求項13に記載のコンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の特定の実施形態を従属請求項に記載する。
本発明のこれらおよび他の態様は、以下に記載する実施形態から明白になり、またそれらを参照して説明する。
本発明のさらなる詳細、態様、および実施形態は、単に例示として図面を参照することによって記載される。
本発明によるシステムの一実施形態の一実施例の概略横断面図である。 本発明による方法の一段階の間の、図1のシステムの概略部分図である。
有体物5を層別に製造するシステム1の一実施例を示す図1および2を参照する。システム1は、有体物を層別に製造する方法の一実施例を行うことができる。有体物5は製造中の状態で示される。有体物は、例えば、製品のプロトタイプもしくはモデル、または他の適切なタイプの物体であってもよい。
システム1は、図示される実施例では、液位4まで液体で充填されている液体溜め2を備える。システム1はさらに、液体溜め2内の液位4よりも下に位置する構造付形物6を備える。図示される実施例では、構造付形物6は、液体溜め2の下部プラットフォーム7を備え、またプラットフォーム7の頂部には、ゴム状の層またはシリコン層などの粘着防止層8を含む。しかし、構造付形物の他の多くのタイプおよび形状を代わりに適用することができる。
システム1はさらに、液体の層10の予め定められた領域を凝固させる凝固手段9を備え、有体物5の固体層14を得て、ひいては固体層14が予め定められた形状を有するように、前記液体層10は構造付形物6の液位4に面する面11に隣接する。
凝固手段9は、液体層10の予め定められた領域を凝固させるあらゆる適切な化学的または物理的プロセスを使用することができる。凝固手段9は、例えば、液体中の成分の化学反応を開始して、それによって固体の反応生成物がもたらされてもよい。例えば、液体3は、電磁放射によって硬化させることができる液体樹脂、例えば、適切な波長の光を投射することによってその重合作用を活性化することができる感光性ポリマーであってもよい。液体は、適切なタイプのエネルギーによって固体に変態させることができ、凝固手段9は、エネルギーを予め定められた領域に選択的に提供することができるエネルギー源を含んでもよい。エネルギー源は、例えば、電磁放射源を含んでもよい。凝固手段9は、光15を放出することができる光源を含んでもよく、その光は、凝固手段9の投射部を介して、固体層14の所望の形状およびサイズに対応するパターンで液体層10の予め定められた領域上に投射される。光または他の放射15が液体溜め2に侵入することを可能にするため、構造付形物6は放射15を透過させる窓を含んでもよい。
システム1はさらに、前記固体層14を前記構造付形物6から分離する分離手段を備える。図示される実施例では、分離手段は、構造付形物6の上に位置するキャリアプレート20を備える。図1において二重矢印25によって示されるように、キャリアプレート20は、キャリアプレートアクチュエータ21の動作によって、構造付形物6に対して上下に移動可能である。キャリアプレート20は、その移動の間、液位4の下からその上に及ぶ位置に達することができる。有体物5の最初に形成された固体層24は、キャリアプレート20の下側に付着される。連続的して形成された固体層34はそれぞれ、予め形成された固体層に付着される。新たな層が凝固された後ごとに、キャリアプレートは、それに付着した凝固層とともに上方に移動され、その結果、最後に形成された固体層(solid layed)は、そのたびごとに構造付形物6から分離される。
そのような分離の後ごとに、分離された固体層14はさらに、構造付形物6からある距離にある予め定められた位置まで移動されて、分離された固体層14と構造付形物6との間に液体が流入される。次に、流入した液体を含む同様の液体層の予め定められた領域を同様に凝固させることによって、有体物5の次の固体層が得られる。この位置決め移動の移動手段は、キャリアプレートアクチュエータ21によって移動可能なキャリアプレート20を備える。
有体物を層別に製造する方法は周期的な方法であり、凝固、分離、および位置決めの記載される経時的工程はともに、方法の単一サイクルに含まれることが明白になるであろう。
システム1はさらに、内部空間36を規定する減圧チャンバ41を含む。内部空間36は、少なくとも1つの流体を、この場合は液体溜め2内の液体3だけではなく、液位4の上に存在するガス状流体も収容する。図示される実施例では、減圧チャンバ41の事実上気密の境界は、キャリアプレート20を液体溜め2の側壁と接続する境界40を備える。キャリアプレート20は液体溜め2に対して方向25で移動可能なので、これらの境界40は、図示されるような折畳み式の仕切りを備える。他の配置が可能であることが認められる。例えば、内部空間36は2つ以上の異なる流体を収容してもよい。減圧チャンバ41の内部空間36は、さらには、完全に液体3のみで充填されてもよい。
システム1はさらに、少なくとも1つの流体が製造中の物体の層に接触しているとき、外部環境に対して低減された圧力を少なくとも1つの流体に印加する圧力制御手段42を含む。この実施例では、圧力制御手段42は、ピストン43、シリンダ44、およびピストンアクチュエータ45を備え、ピストン43は、ピストンアクチュエータ45によって、図1に示される二重矢印26の方向でシリンダ44内で移動可能である。
図2は、最後に形成された層14の構造付形物6からの前記分離における初期段階の間の状態を示す。この分離が高速のとき、液体(樹脂)3が、固体層14と構造付形物6との間の隙間35における抵抗力/圧力と平衡状態にない期間がある。その結果、前記隙間35内に(真空またはガス状液体の)低減された圧力が作られて、拡張している空間35内に液体3を流入させる抵抗力が生じる。隙間35のこの状態は図2に示される。したがって、その結果、隙間35内の圧力と内部空間36の残りの部分内の圧力との間に圧力差が存在する。前記圧力差が大きい場合、それは、固体層14を構造付形物6から分離するのに必要な、求められる外力作用に大きく関与する。この外力の行使は、その際、前記分離の間の物体中の内部応力の増加に関与する。
圧力制御手段42によって内部空間36内のガス状流体の圧力を低減することにより、前記圧力差は減少する。したがって、前記求められる外力作用および前記内部応力の増加は減少する。例えば、液位4の上のガス状流体の圧力レベルを、隙間35内の圧力レベルに向かってより一層減少するように制御することにより、物体5中の内部応力の増加をより一層調節することができる。これにより、最大容認可能な内部応力レベルを所与として、分離の間に生じる他のタイプの抵抗を克服するのに、より多い割合の外力が利用可能になる。換言すれば、低減された圧力を印加することにより、前記圧力差を克服するために浪費される外力の割合がより少なくなり、したがって、分離の加速を達成するという利益のために利用可能な外力の割合がより多くなる。したがって、断面が大きく変動する物体の場合であっても(また実際には、特にその場合)、有体物を製造する方法における分離工程を加速することができる。
上述したように、図示される実施例では、圧力制御手段42はシリンダ44内のピストン43を備える。ただし、内部空間36内の圧力を制御する他の手段、例えばポンプシステムも適用することができる。ピストンとシリンダの構成を適用する利点は、内部空間36の減圧中、蒸発した液体成分が実質的に内部空間36内に残ることである。それにより、沸騰による液体の劣化、または液体の最も揮発性が高い成分の多すぎる損失が防止される。互いに組み合わせるか、またはピストンとシリンダの構成の上述のような適用と組み合わせるかにかかわらず、蒸発の影響を最小限に押える他のやり方としては、圧力制御チャンバ41内の液体3の少なくとも1つの成分のガス状形態を注入すること、および、内部空間36の体積が可能な限り小さくなるように圧力制御チャンバ41を設計することが挙げられる。
図2では、破線51は、構造付形物6からある距離にある予め定められた位置を指す。分離された固体層14の位置決め移動では、層は、層14の下側が予め定められた位置51に最終的に到達するようにして、構造付形物6に対して移動される。液体3が、分離された固体層14と構造付形物6との間に完全に流入しているとき、構造付形物6の面11に隣接する新たな液体層50が得られる。この新たな液体層50の新たな予め定められた領域を凝固させることにより、有体物5の新たな固体層が得られ、ひいてはその新たな固体層が予め定められた形状を有する。
通常、分離が完了した直後に、層14と構造付形物6との相対移動においていわゆる「行過ぎ」が生じることが認められる。すなわち、位置決め工程の初期段階では、分離された固体層および構造付形物は所望よりもさらに離れるように移動される。この行過ぎは、位置決め工程の後期段階の間、分離された固体層および構造付形物を再び近づけるように移動させることによって補正されなければならない。この補正移動の間、分離された固体層と構造付形物との間の隙間にそれまでに侵入した液体の余剰分が、この隙間から再び押し出されなければならない。この押出しは、特に構造付形物が可撓性のとき時間がかかる。
低減された圧力を少なくとも1つの流体に印加することにより、少なくとも次の2つの利点が得られる。第一に、分離工程の初期段階の間に克服されなければならない対応する低減された圧力差により、行過ぎの程度が軽減される。このより少ない行過ぎの発生は、既にそれ自体が位置決め工程を加速するが、それは、位置決め工程で補正されるべき行過ぎがより少ないためである。第二に、第一の利点とは別に、低減された圧力を印加することで、液体の余剰分の前記押出しがさらに加速されるが、それは、押出しの際に克服されなければならない圧力差がより少ないためである。
上述のことから、方法サイクルの分離工程は、分離工程を行う間少なくとも一時的に前記低減された圧力を印加することによって加速することができると結論付けることが可能である。また、方法サイクルの位置決め工程は、位置決め工程を行う間少なくとも一時的に前記低減された圧力を印加することによって加速することができると結論付けることが可能である。
好ましくは、少なくとも1つの流体に印加される低減された圧力は、大気圧の75%未満、より好ましくは大気圧の50%未満、さらにより好ましくは大気圧の25%未満である。
通常、分離工程の少なくとも初期段階の後、液体は、少なくとも部分的に分離された固体層と構造付形物との間の隙間にゆっくりとしか流入しないことが知られている。これは、液体が粘性であることと併せて、前記隙間が狭いことによるものである。したがって、この態様は、物体の製造速度に対して負の影響を有する。この理由で、少なくとも1つのそのような方法サイクルの前記分離工程の少なくとも一部の後、前記低減された圧力が少なくとも一時的に増加されることが好ましい。このようにして、液体は、そのように得られた増加された圧力差の影響を受けて、より迅速に前記隙間に流入するように促進される。
図1に示される実施例では、システム1はさらに、コントローラ60を備える。図示される実施例では、コントローラ60は、圧力制御手段42への接続61によって、この場合はピストンとシリンダの構成によって通信接続される。このようにして、圧力制御手段42の動作はコントローラ60によって制御される。
図示される実施例では、コントローラ60はまた、キャリアプレートアクチュエータ21の動作を制御するため、接続62によってキャリアプレートアクチュエータ21に通信接続される。さらに、コントローラ60は、凝固手段9の動作を制御するため、接続63によって凝固手段9に通信接続される。
コントローラ60は任意の適切な手法で実現されてもよい。コントローラ60により、物体の製造を制御するため、ピストンアクチュエータ45、キャリアプレートアクチュエータ21、および凝固手段9の動作の制御を互いに連動させることができる。
任意に、システムはさらに、キャリアプラットフォーム20に働く抵抗力またはその抵抗力に関するパラメータの決定値に基づいて、物体の製造を制御するように構成されてもよい。その目的のため、コントローラ60は、例えば、前記抵抗力を測定するセンサから測定値を受け取ってもよい。ただし、コントローラ60が、測定値ではなく、例えば物体5に作用する抵抗力のモデルから決定された値を受け取ることも可能である。例えば、コントローラ60は、そのようなモデルが格納されるメモリを含み、例えば、コントローラに通信接続されたコンピュータから、物体の3Dデジタルモデルのスライスを表すデータを受け取ってもよい。データが、続いて、抵抗力モデルに入力されて、例えば時間の関数としての抵抗力が計算され、計算された抵抗力に基づいてシステム1が制御されてもよい。抵抗力のそのような決定値に基づいて、例えば、分離工程または位置決め工程の時間単位での進行を監視することができるので、ピストンアクチュエータ45および/またはキャリアプレートアクチュエータ21および/または凝固手段9の動作の制御を、製造をより高速にするためにさらに改善することができる。
本発明はまた、コンピュータシステムなどのプログラム可能な装置上で稼動させたとき、本発明による方法の工程を行うための、またはプログラム可能な装置が本発明によるデバイスもしくはシステムの機能を行うことができるようにするコード部分を少なくとも含む、コンピュータシステム上で稼動させるコンピュータプログラムの形で実現されてもよい。そのようなコンピュータプログラムは、コンピュータシステムのメモリにロード可能なコンピュータプログラムを表すデータが格納された、CD―ROMまたはディスケットなどのデータ媒体に提供されてもよい。データキャリアはさらに、電話ケーブルまたは無線接続などのデータ接続であってもよい。
上述の明細書では、本発明の実施形態の特定例を参照して本発明を記載してきた。しかし、添付の特許請求の範囲に記載されるような本発明のより広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、本明細書を様々に修正し変更してもよいことが明白になるであろう。例えば、液体溜めは、図1に示されるものよりも高くても低くてもよい。さらに、物体はあらゆる適切なサイズおよび形状を有してもよい。
また、方法およびシステムは、製造中の物体の下側層ではなく上側層が、各方法サイクルの間に凝固されるように構成することができる。その結果、キャリアプレートを、製造中の物体の上ではなく下に載置することができるとともに、例えば凝固手段の光源を、製造中の物体の下ではなく上に載置することができる。
さらに、様々な種類の分離移動が可能であり、すなわち、分離移動の間、最後に凝固された層が構造付形物に平行なままである、図示される分離移動に限らない。例えば、物体と構造付形物との間の接触の異なる局所領域が異なる時期に分離する分離移動が可能である。また、図示されるものと異なる相対方向での分離移動が可能である。
また、本発明は、プログラム不能なハードウェアに実装される物理的デバイスまたはユニットに限定されず、適切なプログラムコードに従って動作させることによって所望のデバイス機能を行うことができる、プログラム可能なデバイスまたはユニットに適用することも可能である。さらに、デバイスは、単一デバイスとして機能的に動作しながら、多数の装置にわたって物理的に分配されてもよい。例えば、コントローラ60は、ピストンアクチュエータ45またはポンプシステムの動作を制御する別個の装置、キャリアプレートアクチュエータ21の動作を制御する別の装置、および凝固手段9の動作を制御するさらに別の装置を含んでもよい。
また、別個のデバイスを機能的に形成するデバイスが単一の物理的デバイスに統合されてもよい。例えば、コントローラ60は単一の集積回路として実現されてもよい。
ただし、他の修正、変更、および代替案も可能である。したがって、明細書および図面は限定的な意味ではなく例示として見なされるべきである。
特許請求の範囲において、括弧内に示されるあらゆる参照符号は請求項を限定するものとして解釈されないものとする。「備える(含む)」という単語は、請求項中に列挙されるもの以外の要素または工程が存在することを除外しない。さらに、「1つの(’a’および‘an’)」という単語は、「1つのみの」に限定されるものとして解釈されるものではなく、その代わりに、「少なくとも1つの」を意味するために使用され、複数を除外しない。単に、相互に異なる請求項中に特定の手段が列挙されているという事実は、利益を得るためにそれらの手段の組み合わせを使用することができないことを示唆するものではない。
1 システム
2 液体溜め
3 液体
5 有体物
6 構造付形物
9 凝固手段
10 液体層
14 固体層
21 分離手段
21 移動手段
36 内部空間
41 減圧チャンバ
43 ピストン
44 シリンダ
42 圧力制御手段
60 コントローラ

Claims (13)

  1. 液体(3)を収容する液体溜め(2)を提供する工程と、
    構造付形物(6)を提供する工程と、
    方法サイクルを繰り返し行う工程とを含み、各方法サイクルが、
    有体物(5)の固体層(14)を得て、その結果、前記固体層(14)が予め定められた形状を有するように、前記液体(3)の、前記構造付形物(6)に隣接する液体層(10)の予め定められた領域を凝固させ、
    前記固体層(14)を前記構造付形物(6)から分離させ、
    分離された前記固体層(14)および前記構造付形物(6)を、互いに対して予め定められた位置まで互いに対して移動させて、前記分離された固体層(14)と前記構造付形物(6)との間に前記液体(3)を流入させ、それによって、前記構造付形物(6)に隣接するとともに、その予め定められた領域を同様に凝固させる次のそのような方法サイクルに使用される類似の液体層が得られ、それによって前記固体層(14)に付着される次のそのような固体層が得られるという、経時的工程を含む、有体物(5)を層別に製造する方法であって、
    外部環境に比べて低減された圧力を、少なくとも1つのそのような方法サイクルを行う間少なくとも一時的に、前記液体溜め内の前記液体(3)など、前記少なくとも1つのそのような方法サイクルの前に既に行われた方法サイクル中に凝固された製造中の前記有体物の層に接触する少なくとも1つの流体に対して印加することを特徴とする、有体物を層別に製造する方法。
  2. 前記低減された圧力が、前記少なくとも1つの方法サイクルの少なくとも前記分離工程を行う間、少なくとも一時的に印加される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記低減された圧力が、前記少なくとも1つの方法サイクルの少なくとも前記位置決め工程を行う間、少なくとも一時的に印加される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 低減された圧力を印加する前記工程の間、前記液体(3)の少なくとも1つの成分のガス状形態が、前記少なくとも1つの流体を収容する減圧チャンバに注入される、先行する請求項のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのそのような方法サイクルの前記分離工程の少なくとも一部の後、前記低減された圧力が、少なくとも部分的に分離された前記固体層(14)と前記構造付形物(6)との間への前記液体の流入を促進するため、少なくとも一時的に増加される、先行する請求項のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの流体に印加される前記低減された圧力が大気圧の75%未満である、先行する請求項のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの流体に印加される前記低減された圧力が大気圧の50%未満である、請求項6に記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つの流体に印加される前記低減された圧力が大気圧の25%未満である、請求項7に記載の方法。
  9. 液体(3)を中に収容する液体溜め(2)と、
    前記液体溜め内の前記液体と接触する構造付形物(6)と、
    有体物(5)の固体層(14)を得て、その結果前記固体層が予め定められた形状を有するようにするため、前記構造付形物(6)に隣接する前記液体(3)の液体層(10)の予め定められた領域を凝固させる凝固手段(9)と、
    前記固体層(14)を前記構造付形物(6)から分離する分離手段(21)と、
    分離された前記固体層(14)および前記構造付形物(6)を、互いに対して予め定められた位置まで互いに対して移動させて、前記分離された固体層(14)と前記構造付形物(6)との間に前記液体(3)を流入させ、それによって、前記構造付形物(6)に隣接するとともに、その予め定められた領域を同様に凝固させるのに使用される類似の液体層が得られ、それによって前記固体層(14)に付着される次のそのような固体層が得られる移動手段(21)とを備える、有体物(5)を層別に製造するシステムであって、
    前記液体溜め内の前記液体(3)などの少なくとも1つの流体を収容する内部空間(36)を規定する減圧チャンバ(41)と、
    前記少なくとも1つの流体が製造中の前記有体物の層に接触するとき、外部環境に比べて低減された圧力を前記少なくとも1つの流体に印加する圧力制御手段(42)と、
    前記凝固手段(9)、前記分離手段(21)、前記移動手段(21)、および前記圧力制御手段(42)の動作を制御するように構成されたコントローラ(60)とを備えることを特徴とする、有体物を層別に製造するシステム。
  10. 前記圧力制御手段(42)がシリンダ(44)内のピストン(43)を備える、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記コントローラ(60)が、前記固体層(14)および前記構造付形物(6)の前記分離ならびに/または前記移動のために働く抵抗力の、あるいは前記抵抗力に関するパラメータの決定値に基づいて、前記有体物(5)の製造を制御するように構成された、請求項9または10に記載のシステム。
  12. 請求項9から11のいずれか一項に記載のシステム(1)に使用されるコントローラ。
  13. プログラム可能な装置上で稼動されたとき、請求項12に記載のコントローラ(60)の機能を行うプログラムコード部分を含む、コンピュータプログラム製品。
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