JP2009542302A - コレクティングシース及びその使用方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 身体器官または内部通路から回収された物体を取り除くための装置及び方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、身体器官または通路から物体回収カテーテルによって回収された物体を、拡張可能なコンテナースリーブを遠位端に有する長寸のチューブと、長寸のチューブ及び拡張可能なコンテナースリーブに沿って進み、物体回収カテーテルが通り抜けるのに適しているルーメンとを含むコレクティングシースによって、安全に抜去するための装置及び方法に関する。拡張可能なコンテナースリーブは、その断面積を小さくするために折り畳まれた状態で身体器官または通路内に導入され得る。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明は、身体器官または通路から物体回収カテーテルによって回収された物体を、拡張可能なコンテナースリーブを遠位端に有する長寸のチューブと、長寸のチューブ及び拡張可能なコンテナースリーブに沿って進み、物体回収カテーテルが通り抜けるのに適しているルーメンとを含むコレクティングシースによって、安全に抜去するための装置及び方法に関する。拡張可能なコンテナースリーブは、その断面積を小さくするために折り畳まれた状態で身体器官または通路内に導入され得る。
【選択図】 図2
Description
本発明は、身体器官または内部通路から物体を取り除く手段に関する。より詳細には、本発明は、身体器官または内部通路から集められた被回収物体を有する物体回収カテーテルを安全に抜去する装置及び方法に関する。
身体器官または通路(例えば血管)から物体(例えばデブリ)を回収することができるバルーンカテーテルが、特許文献1、特許文献2及び特許文献3に詳細に記載されているが、これらは全て本発明の譲受人に譲渡されたものであり、これらの開示全体は引用を以って本明細書の一部となす。
分かりやすいように、身体器官または内部通路12から物体15を回収するべく設計されたバルーンカテーテル10(本明細書中では物体回収カテーテルとも呼ばれる)の可能な実施形態の構造及び操作について、図1を参照して簡単に説明する。バルーンカテーテル10はアウターチューブ18を含み、アウターチューブ18内にはインナーチューブ19が通っており、インナーチューブ19の遠位端はアウターチューブ18の遠位開口部を通って外向きに突出するようになっている。バルーン5は、取付点7及び6においてそれぞれチューブ18及び19にしっかりと適合するように構成されたテーパ状末端を有する膨張式スリーブによって実現され得る。このチューブ構造は、チューブ18と19の間に環状のインフレーションルーメン16を画定し、インフレーションルーメン16は、適切な膨張媒体によりバルーン5を膨張させるために用いられ得る。図1に示されているように、インナーチューブ19を近位に引っ張りかつその後にバルーン5から膨張媒体の一部を放出することによって、バルーン5を内向きに折り畳むことができる。すると、折り畳まれたバルーン構造内に凹部14が形成され、これは、有利には、身体器官または内部通路12(例えば血管)から物体15(例えばデブリ)を回収するために用いられ得る。
しかし、バルーン5内に物体15を回収した後、バルーン5の内向きに折り畳まれた状態での収縮径は、被治療者の体から抜去される際に通過すべきガイディングカテーテル(30,図3に示されている)のインナールーメンの直径よりも大きいことがある。バルーン5がガイディングカテーテルに近位に引き込まれたら、バルーン5は押し潰され、回収された物質15の一部が凹部14から放出されて身体器官または内部通路12内へ戻ることがある。
特許文献4に回収装置が記載されており、ここでは、組織サンプルを回収するために、拡張可能なクランプに接続されたバリヤ膜が用いられている。組織回収後、クランプに接続されたバリヤ膜がサンプル組織を含む小袋構造に変わるようにクランプが回収装置内に後退させられる。
モジュール式の調整可能な血液フィルタ装置が特許文献5に記載されている。このフィルタ装置には、シャフトと、収縮状態と拡大状態の間で調整可能なフィルタフレームと、フレームサイジング機構と、そこに結合されたフィルタメッシュとが含まれている。挿入後、フレームサイジング機構がフィルタフレームの直径を血管の内腔に適合するように調整する。調整可能なフレームは、塞栓物質を閉じ込めるために閉じられて収縮した状態になり、調整可能なフィルタは、挿入装置内に引っ込められることができる。
別の塞栓捕捉システムが特許文献6に記載されており、ここでは、拡張可能な塞栓捕捉装置が、長寸部材の遠位端の近くに取り付けられており、半径方向に拡張した位置と半径方向に収縮した位置との間を移動可能であり、半径方向に拡張した位置では、塞栓捕捉装置は、近位に開口する口を備えたバスケット(かご)を形成する。受容端を有するデリバリーデバイスが、塞栓捕捉装置を受容し、半径方向に後退させた位置で少なくとも塞栓捕捉装置の口を保持するように構成されている。
特許文献7に記載の血餅除去装置は、遠位の閉塞物体受容部と近位の閉塞物体保持部材の裾広遠位端との間で血餅が捕捉されるようにガイドカテーテルの遠位端から前に進められることができる半径方向に裾広でかつ外に開くことができる遠位端を有する近位の閉塞物体保持部材を含む。
特許文献8では、医療処置中に除去されたデブリを回収するために血管内フィルタが用いられ、遠位シース内で少なくとも一部分においてフィルタを回収するために駆動可能ダイレータ先端部が利用される。特許文献9は、ガイドワイヤから半径方向外向きに離間した空間部分を有する拡張可能部材を含む塞栓捕捉システムについて説明しており、塞栓捕捉装置は拡張可能部材に結合されている。
身体器官または内部通路から集められた被回収物体を有する物体回収カテーテルを安全に抜去するための適切な手段は、それでもやはり必要である。
従って、本発明の目的は、身体器官または内部通路から回収された物体を取り除くための装置及び方法を提供することである。
本発明の別の目的は、身体器官または内部通路から物体回収カテーテルによって回収された物体の保持及び放出防止のための装置及び方法を提供することである。
本発明の他の目的及び利点は、説明が進むにつれて明らかになるであろう。
本発明は、身体器官または通路から物体回収カテーテルによって回収された物体を安全に抜去する装置及び方法に関する。身体器官または通路から物体回収カテーテルによって回収された物体は、拡張可能なコンテナースリーブを遠位端に有する長寸のチューブと、長寸のチューブ及び拡張可能なコンテナースリーブに沿って進み、物体回収カテーテルが通り抜けるのに適しているルーメンとを含むコレクティングシースによって、被治療者の体から安全に抜去されることができることを、本発明の発明者は発見した。拡張可能なコンテナースリーブは、その断面積を小さくするために、折り畳まれた状態で身体器官または通路内に導入され得る。物体回収カテーテルは、コレクティングシースを身体器官または通路内に導入する前または後に導入され得るか、あるいは、その挿入中にそのルーメンに包含され得る。
コレクティングシースは、ガイドワイヤに被せて、または先行して導入した物体回収カテーテルに被せて、またはガイディングカテーテルを通して、身体器官または通路内へ導入され得る。
物質回収カテーテルによって身体器官または通路から物質を回収した後、物質回収カテーテルは拡張可能なコンテナースリーブ内の遠位開口部を通ってコレクティングシースのルーメン内に導入され、それによって、拡張可能なコンテナースリーブを半径方向に拡張させかつ開放させて折り畳まれていない状態にする。その後、コレクティングシース及びそのルーメンに包含された物質回収カテーテルは、近位に後退させられ、被治療者の体から抜去される。
一態様では、本発明は、身体器官または通路から物体回収カテーテルによって回収された物体を取り除くための装置に関し、当該装置は、拡張可能なコンテナースリーブを遠位端に有する長寸のチューブと、それに沿って進むルーメンとを含み、ルーメンは、物体回収カテーテルが通り抜けるのに適したものであり、拡張可能なコンテナースリーブは、折り畳まれた状態で身体器官または通路内に導入され、拡張可能なコンテナースリーブは、回収された物体を有する物体回収カテーテルの遠位部分をそのルーメン内に遠位端開口部を通して導入することによって、半径方向に拡張させて折り畳まれていない状態にされることができる。
拡張可能なコンテナースリーブは、折り畳まれた状態で、その長さに沿って形成された多数の襞を含むのが好ましく、襞は、凹形の重なり合う折り目(折り畳みリング、環状ベロー形の折り目)を形成し得る。
本発明の特定の実施形態では、バルーンカテーテル装置は、陥入したバルーンによって身体器官または通路から物体を回収するために用いられる。有利には、拡張可能なコンテナースリーブの長さは、バルーンの陥入した状態での長さの半分より僅かに大きい。
バルーンカテーテルは、拡張可能なコンテナースリーブの遠位エッジを留めるための、拡張可能なコンテナースリーブの不用意な開口を防ぎかつそれを折り畳まれた状態に維持するための、スリーブ留め具手段を含み得る。スリーブ留め具手段は、バルーンカテーテルの外周面に適合された幅細の遠位端と、拡張可能なコンテナースリーブが折り畳まれた状態にあるときにその遠位エッジを受容しかつ固定するように構成されたより幅広の近位端部分とを有するスカートの形状に構成され得る。有利には、拡張可能なコンテナースリーブは、弾性材(例えば、絹、ナイロン、PET)から製造され得る。
別の態様では、本発明は、身体器官または通路から物体回収カテーテルによって回収された物質を取り除く方法に関し、当該方法は、身体器官または通路内に、拡張可能なコンテナースリーブを遠位端に有する長寸のチューブとその中を通るルーメンとを含む装置を導入するステップと(ここで、ルーメンは、物体回収カテーテルが長寸のチューブ及び拡張可能なコンテナースリーブを通り抜けるのに適したものであり、拡張可能なコンテナースリーブは、折り畳まれた状態で身体器官または通路内に導入される)、回収された物体を有する物体回収カテーテルの遠位部分を、拡張可能なコンテナースリーブを通るルーメン内にその遠位開口部を通して導入し、それによって、拡張可能なコンテナースリーブを半径方向に拡張させて折り畳まれていない状態にするステップと、上記装置及びその中に包含された物体回収カテーテルを被治療者の体から抜去するステップとを含む。
上記装置は、物体回収カテーテルが身体器官または通路に挿入される前または後に身体器官または通路内へ導入され得る。装置は、ガイドワイヤに被せて、または物体回収カテーテルに被せて、またはガイディングカテーテルを通して、身体器官または通路内へ導入され得る。
物体回収カテーテルは、陥入したバルーンによって身体器官または通路から物体を回収することができるバルーンカテーテル装置によって実現され得る。バルーンカテーテルは、拡張可能なコンテナースリーブの遠位エッジを留めるためのスリーブ留め具手段を含み得る。ここで、拡張可能なコンテナースリーブの状態は、スリーブ留め具手段の留めを解除することによって、折り畳まれていない状態に変えられる。
本発明は、添付図面に一例として示されており、同様の符号は一貫して同様の構成要素を示している。
身体器官または内部通路から物体を回収するのに適したバルーンカテーテルの可能な実装を概略的に示す。
本発明のコレクティングシース装置の好適実施形態を概略的に示す。
ガイディングカテーテルを通してのバルーンカテーテル及びコレクティングシース装置の導入を概略的に示す。
バルーンによって物体を回収した後のバルーンカテーテル及びコレクティングシース装置を概略的に示す。
コレクティングシースのコンテナースリーブへのバルーンカテーテルの挿入を概略的に示す。
バルーンカテーテルのアウターシャフトがスリーブ留め具手段を含むような本発明のコレクティングシース及びバルーンカテーテルの好適実施形態を概略的に示す。
バルーンカテーテルのアウターシャフトがスリーブ留め具手段を含むような本発明のコレクティングシース及びバルーンカテーテルの好適実施形態を概略的に示す。
本発明は、身体器官または内部通路からの回収された物体を安全に抜去する装置及び方法に関する。被回収物体は、様々な方法で獲得され得るが、本発明の好適実施形態では、物体は、図1を参照して上記に例示したようにバルーンの遠位部分を内向きに折り畳むことによってバルーンカテーテル装置の陥入したバルーンに形成された凹部内に吸引される。本発明の装置は、回収された物体を放出して治療部位または体のその他の場所に戻すことなく比較的細いガイディングカテーテルを介して回収された物体を包含している内向きに折り畳まれたバルーンを押し潰す収縮中の力に耐えるように設計されている。
一般に、本発明の物体除去装置(本明細書中ではコレクティングシースとも呼ばれる)は、長寸のチューブであってその中をバルーンカテーテルが通れるように設計されたものと、長寸のチューブの遠位端開口部に接続されたコンテナースリーブとを含む。バルーンカテーテルを含むコレクティングシースは、そのコンテナースリーブが小さくなった横断面形状をとるように折り畳まれた状態で、ガイディングカテーテルを通して被治療者の体内に導入されるのが好ましい。治療部位に到達後、バルーンを含むバルーンカテーテルの遠位部分は、必要な治療を行いかつその中に獲得された物体を回収するために、コンテナースリーブの遠位開口部を通って外向きに前進させられる。次に、内向きに折り畳まれたバルーンがコンテナースリーブ内に押されかつそれゆえに折り畳まれたコンテナースリーブの壁を半径方向に押して開いた折り畳まれていない状態にするようにバルーンカテーテルの遠位部分を近位にコンテナースリーブ内に後退させることによって、コンテナースリーブは開放されて折り畳まれていない状態になり得る。
あるいは、先ずバルーンカテーテルをガイドワイヤに被せて導入し、必要な治療を行いかつバルーンカテーテルで物体を回収する前または後に、コレクティングシースをそれに被せて前進させる。
図2は、身体器官または内部通路から回収された物体を取り除くために用いられ得る本発明のコレクティングシース20の好適実施形態を概略的に示す。コレクションシース20には、長いチューブ22と、コンテナースリーブ24とが含まれ、長いチューブ22のインナールーメンは、バルーンカテーテル10(図3ないし図5に示す)が内部を通り抜けられる直径を有し、コンテナースリーブ24は、治療部位から物体を回収した後バルーンカテーテル10を受容し、それをそこからガイディングカテーテル(30)を通して被治療者の体から安全に抜去するように構成されている。コンテナースリーブ24の長さは、それが折り畳まれた状態(図1に示されている)で、バルーン5の長さより長くあるべきである。
コレクションシース20のチューブ22の近位端は、治療手技中に、そこから流体(例えば血液)が流出することを防ぐため、または、装置がオプションフラッシングチューブ23によってフラッシュされるときに、その中に獲得されたフラッシング流体が流出することを防ぐために用いられる近位封止部21を含む。オプションのフラッシングチューブ23は、チューブ22に接続され、治療の前または後に適切な流体(例えばヘパリン加生理食塩水)によりシースを繰り返しフラッシュすることができる。
図3は、ガイディングカテーテル30を通しての治療部位(図示せず)へのバルーンカテーテル10及びコレクティングシース20の導入を概略的に示す。コレクティングシース20は、そのルーメンにバルーンカテーテル10が包含されている間、ガイディングカテーテル30を通って治療部位に向かって前進させられることができる。あるいは、コレクティングシース20は、そこを通ってバルーンカテーテルを挿入できるような治療部位内への挿入準備が整って近位に保たれることができるので、手技の後期にコレクティングシース20の中をバルーンカテーテル10が通り抜けられる。図3に例示されているように、被治療者の体内への挿入中にコンテナースリーブ24は、ガイディングカテーテル30を通って容易に前進できるように折り畳まれた状態にあり、バルーン5は、同様に収縮した状態にある。
図3に例示されているように、コンテナースリーブ24は、折り畳まれた状態で、コンテナースリーブ24の長さに沿って形成された多数の襞を含み得る。襞は、飲用ストロー形状が得られるように凹形の重なり合う折り目(折り畳みリング、環状ベロー形の折り目)を形成し得る。
通常、治療部位でバルーン5を膨張させ、インナーチューブ19を近位に引っ張ってバルーン5を内向きに折り畳み、その後、バルーン5から膨張媒体の一部を放出して凹部14を形成する(凹部14内には、得られた吸引効果により物体15が集められる)ことによって、デブリまたは他の粒状物体がバルーン5によって回収される。バルーン5は、バルーン5内及び環状のインフレーションルーメン16内に陰圧状態が得られる状態まで完全に収縮されるのが好ましい。ガイドワイヤ11は、インナーチューブ19のルーメンの中に通すものであるが、被治療者の体内でバルーンカテーテル10を操作するために用いられ得る。図4は、バルーン5によって治療部位から物体15を回収した後のバルーンカテーテル10及びコレクティングシース20を概略的に示す。
バルーン5によって物体15を回収した後、操作者は、バルーン5が遠位端開口部24aを通ってコンテナースリーブ24の内部空洞に入るまで、バルーン5とコレクションシース20を徐々に互いに近付くように動かすことができ、コンテナースリーブ24は、それによって、開放されて図5に示されているような折り畳まれていない状態になる。
その後、コレクティングシース20及びバルーンカテーテル10は、後方に(近位に)(図示せず)ガイディングカテーテル30内まで引っ張られる。実際には、コンテナースリーブ24及びバルーン5はガイディングカテーテル30に押し込まれ、その間に、回収された物体15の一部が凹部14からコンテナースリーブ24内にこぼれ落ちることがある。しかし、放出された物体のこの部分は、コレクションシース20のチューブ22の遠位端付近でコンテナースリーブ24内にとどまる。バルーンカテーテル10及びその内部の回収された物体15を含むコレクションシース20が、次に、被治療者の体から安全に抜去されるまでガイディングカテーテル30を通って後方に引っ張られる。
コレクションシース20の本体は、ナイロン12またはペバックス(登録商標)などの任意の適切な生体適合性材料から、あるいは類似化合物から製造され得る。コンテナースリーブ24は、コレクションシース20の本体と同じ材料から、あるいは座屈に対してコンテナースリーブ24を強化できる添加物(例えばガラス繊維、ステンレス鋼メッシュ、炭素繊維など)を含むより複雑な材料から作られることができる。面摩擦を減少させるために、コレクションシース20の表面が処理され得るか、あるいは適切な添加物がコレクションシース20の原材料に加えられ得る。手技中のイメージングを向上させるために、コレクションシース20の遠位部分にいくらかの放射線不透過性マーカが加えられることがある。
チューブ22の内径は、バルーンカテーテル10の外径に適合するべきであり、それは約0.8mmないし1.5mmである。コレクションシース20の肉厚は、0.05mmから0.2mmまでの値を取り得る。コレクションシース20の長さは、バルーンカテーテル10の長さより僅かに短く、約0.7メートルないし1.5メートルであるのが好ましい。
コンテナースリーブ24の長さは、通常、バルーン5の折り畳まれていない状態での長さの半分より2mmないし10mm長いのが好ましい。コンテナースリーブ24の内径は、バルーン5の膨張した状態での外径と同じかまたは僅かに大きいのが好ましい。コンテナースリーブ24の肉厚は、その横断形状を小さくしかつ尚も安定性を保持するためにできる限り小さくあるべきであり、例えば5ミクロンないし50ミクロンの範囲にあり得る。
図6A及び図6Bに示されている本発明の別の好適実施形態では、アウターチューブ18上に取り付けられたスリーブ留め具手段60が、コンテナースリーブ24の遠位エッジを留めるため、そしてそれによってコンテナースリーブ24の不用意な開口を防ぎかつそれを折り畳まれた状態に維持するために用いられている。スリーブ留め具手段60は、図6Aに示されているように、アウターチューブ18の外周面にしっかりと適合するように設計された幅細の遠位端部分と、コンテナースリーブ24が折り畳まれた状態にあるときにその遠位エッジを受容するように構成されたより幅広の近位端部分とを有するスカートの形状に構成され得る。
コレクティングシース20及びバルーンカテーテル10を治療部位内に挿入した後、例えばコレクティングシース20に比べて遠位にバルーンカテーテルを前進させてスリーブ留め具手段60の留めを解除することによって、あるいは、バルーンカテーテル10に比べて近位にコレクティングシース20を後退させることによって、バルーンとスリーブは互いに離される。図6Bに示されているように、バルーンカテーテル10を遠位に前進させた後、コンテナースリーブ24は、折り畳まれていない状態になるように開き始めることができる。有利には、コンテナースリーブ24は、遠位エッジの留めの解除後に全長が大きくなって折り畳まれていない状態(図2に示されている)になるように、弾性材(例えば、絹、ナイロン、PET)から製造され得る。
スリーブ留め具手段60は、ポリウレタン、ペバックス(登録商標)またはシリコーンなどエラストマーの一種から、好適にはポリウレタンから製造されることがあり、熱接合によってチューブ18の外周面に取り付けられ得る。あるいは、スリーブ留め具手段60は、バルーンカテーテル10の不可分の一部として製造され得る。スリーブ留め具手段60の長さは、通常1mmないし3mmの範囲、好適には約2mmであり得、その近位端部分の直径は、通常1mmないし3mmの範囲、好適には約1.5mmであり得る。
本発明の好適実施形態では、物体回収装置は、冠動脈に通常見られ得るような血管内病変部からアテローム性デブリを回収するために用いられる。
上記したパラメータは全て、ほんの一例として与えられており、本発明の様々な実施形態の異なる要求に従って変更され得る。それゆえ、上記したパラメータは、何ら本発明の範囲を制限するものと解釈されるべきではない。加えて、当然のことながら、上記した様々なチューブ、バルーン、スリーブ及びその他の部材は、前述の説明で例示されているものと異なる種々の形状(例えば平面図で卵形、四角形などを有する)及び大きさで構成され得る。
上記の説明は、当然ながら、説明のためだけに与えられており、本発明を多少なりとも制限することを意図するものではない。当業者には分かるように、本発明は、本発明の範囲を全く越えることなく、上記した技術のうち2つ以上の技術を用いて様々な方法で実行されることができる。
Claims (18)
- 身体器官または通路から物体回収カテーテルによって回収された物体を取り除くための装置であって、
拡張可能なコンテナースリーブを遠位端に有する長寸のチューブと、
その中を通るルーメンとを含み、
前記ルーメンが、前記物体回収カテーテルが前記長寸のチューブ及び前記拡張可能なコンテナースリーブを通り抜けるのに適したものであり、
前記拡張可能なコンテナースリーブが、折り畳まれた状態で身体器官または通路内に導入され、
前記拡張可能なコンテナースリーブが、該拡張可能なコンテナースリーブ内に前記物体回収カテーテルの遠位部分を導入することによって、半径方向に拡張されて折り畳まれていない状態になることを特徴とする装置。 - 前記拡張可能なコンテナースリーブが、折り畳まれた状態で、その長さに沿って形成された多数の襞を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記物体回収カテーテルがバルーンカテーテル装置であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 前記バルーンカテーテル装置が、陥入したバルーンによって身体器官または通路から物体を回収することができることを特徴とする請求項3に記載の装置。
- 前記拡張可能なコンテナースリーブの長さが、前記バルーンの陥入した状態での長さの半分より僅かに大きいことを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 前記バルーンカテーテルが、前記拡張可能なコンテナースリーブの前記遠位エッジを留めるためのスリーブ留め具手段をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の装置。
- 前記スリーブ留め具手段が、幅細の遠位端部分と、折り畳まれた状態で拡張可能なコンテナースリーブの遠位エッジを受容しかつ固定するように構成されたより幅広の近位端部分とを有するスカートの形状に構成されていることを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 前記拡張可能なコンテナースリーブが、弾性材から作られていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 前記拡張可能なコンテナースリーブが、次の群、すなわち、絹、ナイロン、PETから選択された1若しくは複数の材料から作られていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の装置。
- 前記装置を被治療者の体に導入/被治療者の体から抜去するためにガイディングカテーテルが用いられることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 身体器官または通路から物体回収カテーテルによって回収された物質を取り除く方法であって、
拡張可能なコンテナースリーブを遠位端に有する長寸のチューブとその中を通るルーメンとを含む装置を前記身体器官または通路内に導入するステップを含み、前記ルーメンが、前記物体回収カテーテルが前記長寸のチューブ及び前記拡張可能なコンテナースリーブを通り抜けるのに適したものであり、前記拡張可能なコンテナースリーブが、折り畳まれた状態で身体器官または通路に導入され、
前記方法が、さらに
前記拡張可能なコンテナースリーブ内に前記物体回収カテーテルの遠位端部分を導入し、それによって、前記拡張可能なコンテナースリーブを半径方向に拡張させて折り畳まれていない状態にするステップと、
前記装置及びそのルーメンに包含された前記物体回収カテーテルを被治療者の体から抜去するステップとを含むことを特徴とする方法。 - 前記装置が、前記物体回収カテーテルの前記身体器官または通路への挿入の前に、前記身体器官または通路内に導入されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
- 前記装置が、前記物体回収カテーテルの前記身体器官または通路への挿入の後に、前記身体器官または通路内に導入されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
- 前記装置が、ガイドワイヤに被せて、または前記物体回収カテーテルに被せて、前記身体器官または通路内に導入されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
- 前記装置が、ガイディングカテーテルを通して前記身体器官または通路内に導入されることを特徴とする請求項11に記載の方法。
- 前記物体回収カテーテルがバルーンカテーテル装置であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
- 前記バルーンカテーテル装置が、陥入したバルーンによって前記身体器官または通路から物体を回収することができることを特徴とする請求項16に記載の方法。
- 前記バルーンカテーテルが、前記拡張可能なコンテナースリーブの前記遠位エッジを留めるためのスリーブ留め具手段を含み、
前記拡張可能なコンテナースリーブの状態が、前記スリーブ留め具手段の前記留めを解除することによって、折り畳まれていない状態に変えられることを特徴とする請求項16に記載の方法。
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