JP2009542047A - リアルタイムサービスのための優先度特定の方法及び装置 - Google Patents

リアルタイムサービスのための優先度特定の方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009542047A
JP2009542047A JP2009515539A JP2009515539A JP2009542047A JP 2009542047 A JP2009542047 A JP 2009542047A JP 2009515539 A JP2009515539 A JP 2009515539A JP 2009515539 A JP2009515539 A JP 2009515539A JP 2009542047 A JP2009542047 A JP 2009542047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
data packet
router
destination
hops
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009515539A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4782226B2 (ja
Inventor
ボッシュ,ピーター
サミュエル,ルイス,グウィン
Original Assignee
アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド filed Critical アルカテル−ルーセント ユーエスエー インコーポレーテッド
Publication of JP2009542047A publication Critical patent/JP2009542047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4782226B2 publication Critical patent/JP4782226B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/1066Session management
    • H04L65/1101Session protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/20Hop count for routing purposes, e.g. TTL
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/302Route determination based on requested QoS
    • H04L45/306Route determination based on the nature of the carried application
    • H04L45/3065Route determination based on the nature of the carried application for real time traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/24Traffic characterised by specific attributes, e.g. priority or QoS
    • H04L47/2416Real-time traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/28Flow control; Congestion control in relation to timing considerations
    • H04L47/286Time to live
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/10Flow control; Congestion control
    • H04L47/35Flow control; Congestion control by embedding flow control information in regular packets, e.g. piggybacking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L65/00Network arrangements, protocols or services for supporting real-time applications in data packet communication
    • H04L65/80Responding to QoS
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/10Flow control between communication endpoints
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W8/00Network data management
    • H04W8/02Processing of mobility data, e.g. registration information at HLR [Home Location Register] or VLR [Visitor Location Register]; Transfer of mobility data, e.g. between HLR, VLR or external networks
    • H04W8/04Registration at HLR or HSS [Home Subscriber Server]

Abstract

データパケットを多数のホップからなるネットワーク経路を介して発信元から宛先へ送信するためのシステム及び方法が開示される。データパケットに関連する再生時間とホップ数の合計がデータパケットのヘッダ内に記憶される。データパケットはネットワーク経路を介して発信元から宛先に送信される。

Description

本発明は概略としてインターネットプロトコル(IP)ネットワークにおけるサービス品質に関し、より具体的にはIPネットワークにおけるデータパケットの優先付けに関する。
インターネットプロトコル(IP)ネットワークにおけるサービス品質(QoS)とは、IPネットワークを介して伝送される異なるデータストリームに対してIPネットワークによって提供されるスループット保障(即ち、保障されたスループットレベル)である。
ルーターのようなネットワーク構成物はパケットを正しくルーティングするためにIPヘッダ内の表示メカニズムに依存することが多い。いくつかのIPパケット標準又はバージョンが存在する。例えば、パケットはインターネットプロトコルバージョン4(IPv4)(即ち、IPv4パケット)又はインターネットプロトコルバージョン6(IPv6)(即ち、IPv6パケット)によって規定される標準に従う。
図1はサービスのタイプ(TOS)フィールド104を含むIPv4パケットヘッダ100のブロック図である。TOSフィールド104はインターネットサービス品質の選択のためのものである。サービスのタイプは優先度(Precedence)、遅延(Delay)、スループット(Throughput)、及び信頼性(Reliability)等のパラメータを介して指定される。IPv4ヘッダ100はまた、生存時間(TTL)フィールド108を含む。TTLフィールド108は、パケットがネットワーク内に相当長く存在し、廃棄されるべきか否かをネットワークルーター又はスイッチに示す値を含む。様々な理由のために、パケットが合理的な長さの時間内にその宛先に配信されないことがある。例えば、正しくないルーティングテーブルによってパケットが2つのルーター間を無限にループしてしまうことがある。解決策は所定時間後にそのパケットを廃棄することである。初期TTL値108はパケットヘッダの8ビットフィールドにおいて設定される。各ルーターがTTLフィールドから少なくとも1カウントを引くことを要求されるので、通常カウントはパケットが廃棄される前に許されるルーターホップ数を示すのに使用される。
図2はトラフィッククラス(TC)フィールド104を含むIPv6ヘッダ200のブロック図である。IPv6ヘッダ200はまた、ホップ限界フィールド208を含む。ホップ限界フィールド208はパケットが廃棄前に移動できる最大ホップ数を示す。
図3(a)にIPv4TOSフィールド104の詳細を示す。TOSフィールド104は優先度(precedence)フィールド304及び優先権(priority)フィールド306を含む。優先度フィールド304はIPv4パケットに優先を与えるために使用されるフィールドである。優先度フィールド304は、ネットワークが優先権フィールド306を用いてパケットの優先度を決定するのか、又は優先権フィールド306が無視されてネットワークはパケットの優先度を決定しないのかを指定する。優先権フィールド306によってネットワークがネットワーク内で存在し得る種々の待ち行列処理及び輻輳制御メカニズムの利益を受けることができる。
図3(b)にIPv6TCフィールド204の詳細を示す。TCフィールド204は開始ルーター及び/又は転送ルーターによる使用においてIPv6パケットの異なるクラス又は優先権を識別し、区別するために利用できる。TCフィールド204はIPv6パケットに対する種々の形態の「差異付けられたサービス」を提供するために使用される。ディファレンシャル・サービス・コード・ポイント(DSCP)又はDiffServiceは、ネットワークルーターに差異付けられたグレードのサービスを様々なパケットストリームに適用するよう促し、それらを異なるパー・ホップ・ビヘイビア(PHB)に従って転送する各IPパケットヘッダ内のマーカーである。これによってインターネット及び他のIPに基づくネットワークサービスプロバイダが、差異付けられたレベルのサービスを顧客及び彼らの情報ストリームに提供することが可能となる。DiffServはIPv4パケットのTOSフィールドにも実装されている。
パケットがIPルーターに入ると、そのIPヘッダが検査される。検査によって、パケットが現在のルーターから転送される次のホップ及び優先度が決定される。優先度はIPv4パケットのTOSフィールド104についての優先度フィールド304及び優先権フィールド306並びにIPv6パケットのTCフィールド204内のディファレンシャル・サービス・コード・ポイント(DSCP)値を検査することによって決定される。パケットのヘッダフィールドがその優先度を決定するのに十分な情報を提供しない場合は、優先度決定が行えるような更に多くの情報を得るために深いパケット検査が実行される。
パケットの優先度は、いつパケットがその次のホップに送信されるようにスケジューリングされるかに影響する。有線ネットワークにおいては、パケットスケジューリングの作業は(一定の電力、データレートで、1つの共有チャネルを介して)パケットをタイムスロットに関連付けることである。有線ネットワークにおいては、パケットのスケジューリングは、パケットが転送されるときにその機能がタイムスロット、電力、データレート、又はこれらの組合せ等のリソースをスケジューリングすることよりも大雑把なものと言える。具体的には、発信元の特性、QoS要求、チャネル状態及び/又は待ち行列長に基づいて、無線スケジューラはタイムスロット、電力、データレート及び/又はチャネルを送信用パケットに割り当てる。
リアルタイム・トランスポート・プロトコル(RTP)はオーディオ及びビデオのようなリアルタイムデータを送信するためのインターネットプロトコルである。RTPはデータのストリーミングをサポートする。RTP音声ストリームを無線チャネル上でスケジューリングするために、パケットが宛先ルーターで期限となる時間(即ち、パケットの期限)が音声ストリームを送信するルーターによって知られる必要がある。しかし、RTP音声ストリームのパケットは暗号化されていることがある。音声ストリームが暗号化されている場合、パケットから期限が取得されることはない。具体的には、パケットが暗号化されている場合、パケット検査を関与させるあらゆる方法は通常、パケットデータの重要度についての更なる知識・情報が暗号化のために取得され得ないので、有効なものとはならない。
無線リンクはネットワークにおいて通常は最初か最後のリンクにある。QoSの大部分は最後の無線ホップノード(即ち、ルーター)の挙動によって決定されることが多い。最後の無線ホップノードは、同じサービスアンサンブル(例えば、単一のボイス・オーバー・インターネット・プロトコル(VoIP)電話呼)のパケット間でパケットの相対的重要度を決定するために、パケットのヘッダを単独で使用することは通常はできない。
従って、最後のホップノードにおけるパケットの優先度を識別するための改善された方法が必要である。
本発明は多数のホップを有するネットワーク経路を介して発信元から宛先までパケットを送信するための方法及び装置である。データパケットに関連する再生遅延及びホップ数の合計がデータパケットのヘッダに記憶される。データパケットは発信元から宛先へネットワーク経路を介して送信される。
一実施例では、再生遅延及びホップ数の合計が発信元で計算される。あるいは、その合計が宛先側で計算される。
一実施例では、データパケットは再生遅延及びホップ数の合計が尽きる前にVoIP電話呼中に処理される(例えば、無線電話によって再生される)。再生遅延及びホップ数の合計はパケットのヘッダのTTLフィールドに記憶される。ホップ数は、例えば、発信元によって送信先をピングする(テスト送信して応答を求める)ことによって決定され得る。データパケットの優先度は再生遅延及びホップ数から決定され得る。
これら及び他の発明の有利な効果は以下の発明の詳細な説明及び添付図面を参照することによって当業者に明らかなものとなる。
本発明の実施例によると、図4は送信ノード404から受信ノード406へ送信される通信のブロック図を示す。一実施例では、送信ノード404及び/又は受信ノード406は無線電話である。送信ノード404はパケットを送信ルーター408(例えば、基地局ルーター(BSR))に送信する。送信ルーター408はパケットのTOS又はTCフィールドをDiffServに準拠するように設定できる。
送信ルーター408はTTL値を所定の最大値(即ち、TTLMAX)に設定する。この所定の最大値は(例えば、セッション開始プロトコル(SIP)/セッション記述プロトコル(SDP)セッションニゴシエーションにおいて)送信ルーター408と宛先ルーター424(例えば、BSR)間で交渉されたパラメータ(TTLNEG)とすることができる。あるいは、所定の最大値はデフォルトの最大値とすることもできる。
パケットは第2のホップ412、第3のホップ416、及び第4のホップ420へ送信される。これらのホップ412、416、420の各々は、例えば、ルーター又はスイッチであればよい。各ルーター412、416、420はパケットヘッダのTTLフィールドから1を引く。パケットは宛先ルーター424に送信される。宛先ルーター424は受信TTL(即ち、TTLRX)を抽出する。一実施例では、宛先ルーター424はホップカウントを決定する。ホップカウントは、
Hops=TTLMAX−TTLRX
又は、
Hops=TTLNEG−TTLRX
から決定される。
宛先ルーター424はスケジューラ428を含む。スケジューラ428はパケットがそのホップカウントを使い切る前に受信ノード406に到着することを保障する。スケジューラ428はスケジュールするパケットにどれくらい柔軟性があるかを判断するためにホップカウントを使用する。パケット時間(即ち、パケットに関連する所定の時間間隔)毎に、スケジューラ428はホップカウントから1を引く。
宛先ルーター424は後続のリアルタイム(RT)パケットについてTTL値を、TTL=Hops+1に設定する。宛先ルーター424はTTLRXについて連続的なチェックを実行する。TTLRX≠0の場合、宛先ルーター424はホップカウントを再評価し、必要に応じてホップ数を再計算する。TTLRX=0の場合、宛先ルーター424はTTL=Hops+1を使用し続ける。
上記はTTLフィールドを使用するものとして記載したが、発明はまた、IPv6パケットに、特にホップ限界フィールドを用いることにも適合する。以下に詳細を記載するように、本発明のある実施例ではTOS又はTCフィールドをTTL又はホップ限界フィールドとの関係で使用する。
図5は音声ストリームパケットの期限を決定するための発明の一実施例において実施されるステップを示すフローチャートである。修正されたTTL(又はホップ限界)フィールドの使用のため、パケットの期限を決定するのに深いパケット検査は必要ではない。
まず、パケットを送信ルーター408から宛先ルーター424へIPネットワークを介して搬送するのに必要なホップ数がステップ504で決定される。一実施例では、送信ルーター408が宛先ルーター424をピングしてホップ数を決定する。ホップ数を決定する理由は、宛先ルーター424がその後、パケットの期限を決定するために送信ルーター408と宛先ルーター424間のIPルーターホップカウントを使用するためである。
次に、(例えば、無線電話で出力する等)パケットを処理するのに必要な期間が宛先ルーター424によって決定される。通常のVoIPアプリケーションは入着パケットを再生出力バッファにバッファリングし、種々のネットワーク遅延(即ち、ジッタ)を補償するためにそれらの再生出力を遅らせる。これによって、最も遅いパケットが再生出力されるのに間に合うように到着する。宛先ルーター424によって課された再生遅延の長さ(即ち、再生出力バッファの長さ)はステップ508で決定される。
宛先ルーター424における再生出力バッファ長を決定する理由は、どれくらい多くの追加「仮想」ホップがホップカウントに追加される必要があるかの判断によって、パケットの期限を示すことが可能となるためである。「仮想」ホップを決定することは、ホップについてTTLフィールドに追加された合計に等しい再生出力バッファについてのTTLフィールドの合計を追加することである。
例えば、送信ルーターと宛先ルーター間のホップカウントがN回ホップであり、宛先ルーター内の再生出力バッファがX個のパケットである場合、ホップカウントはN+Xに設定される必要がある。従って、Xはそのパケットの他のパケットに対する重要度を表している。
パケットが宛先ルーターによって受信されたときに残っているホップカウントは、ステップ512において、パケット期限のスケジューラに対するインジケータとして使用される。音声パケットがIPネットワークを介して送信ルーターから宛先ルーターまで進むとき、IPルーター毎に、送信ルーターによって設定されたホップカウントから1を引く。
宛先ルーターはホップカウントXを受け取る。上述したように、その後宛先ルーターはこの残りのホップカウントXを、パケットのスケジューリングにおいてスケジューラがどれだけの柔軟性を有しているかの、無線チャネルスケジューラに対するインジケータとして使用する。パケット時間毎に無線チャネルスケジューラはXから1を引く。Xが大きい場合、小さい値Xの場合と比較して、無線チャネルスケジューラは端末にパケットを配信するためにより積極的なスケジューリングメカニズムを用いることができる。Xが増加すると、スケジューラはパケットが使われなければならない前により長い時間を持つことになるので、Xはパケットの相対的重要度を表す。同様に、Xが減少すると、スケジューラはパケットが使われなければならない前により短い時間を持つことになる。その結果、Xはパケットの重要度を表すことになる(即ち、パケットの重要度が高いほどXは小さい)。
受信ノード406によって送信ノード404に送信されたパケットについて、同じ処理が適用される。従って、宛先ルーター424が受信ノード406から送信ノード404へ送信するパケットを受信するとき、宛先ルーター424は、宛先ルーター424が送信ルーター408から以前に受信したパケットに基づいてパケットのホップカウントをどう設定するかを既に「知っている」ことになる。ホップカウントが設定されると、ステップ512において、送信ルーター408はパケットを受信し、パケットが例えば高い優先度を有し、送信ノード404に早く配信される必要があると判断することができる。
図6は宛先ルーター424によってパケット受信時に実行されるステップのフローチャートである。宛先ルーター424はステップ604においてIPネットワークから到着パケットを受信し、ステップ608においてTOS(又はTC)フィールド及びTTL(又はホップ限界)フィールドをチェックする。ステップ612において、宛先ルーター524はTOS(又はTC)フィールドが「即時(immediate)」又は「優先(priority)」に等しいかを判断する。ステップ612においてTOSフィールドが「即時」又は「優先」に等しくない場合、宛先ルーター424(即ち、スケジューラ428)は、ステップ614において「通常」優先度扱いの方法を使用する。通常優先度扱いの方法は、(例えば、TTLフィールドが宛先ルーター424から送出される前にTTLフィールドがゼロまで減少しない程に十分に高いときに)パケットが待ち行列に向かった順序でパケットを宛先ルーターの待ち行列に並ばせるステップを含む。
ステップ612においてTOSフィールドが「即時」又は「優先」の場合、ステップ616において宛先ルーター424はTTL=0か否かを判断する。肯定の場合、ステップ620において宛先ルーター424(即ち、スケジューラ428)はパケットを送信のために優先権を与える(即ち、そのパケットを迅速に処理する)。宛先ルーター424は、そのパケットをできるだけ早く「再生」するために宛先ルーターの待ち行列内でそのパケットを繰り上げ移動することによってそのパケットを迅速に処理する。否定の場合、ステップ624において、宛先ルーター424は通常の優先度での送信をそのパケットに用いる。宛先ルーター424は受信ノード406からパケットを受信することもできる。この場合、宛先ルーター424はTTLフィールドを1だけ減少させる(即ち、通常TTL扱いの挙動をとる)。
前述の説明は、発明の実施例を実施するのに必要な処理ステップという観点で本発明の実施例を記載するものである。これらのステップは適切にプログラムされた(その構成が本技術分野で周知の)コンピュータによって実行され得る。適切なコンピュータは、例えば、公知のコンピュータプロセッサ、メモリユニット、記憶装置、コンピュータソフトウェア及び他の部材を用いて実施できる。そのようなコンピュータの高レベルのブロック図を図7に示す。コンピュータ702は、そのような動作を規定するコンピュータプログラムインストラクションを実行することによってコンピュータ702の全体動作を制御するプロセッサ704を含む。コンピュータプログラムインストラクションは記憶装置712(例えば磁気ディスク)に記憶され、コンピュータプログラムインストラクションの実行が望まれるときにメモリ710に読み込まれる。コンピュータ702はまた、他の装置と(例えば、ローカルに、又はネットワークを介して)通信するために1以上のインターフェイス706を含む。コンピュータ702はまた、コンピュータ702とのユーザ相互作用を可能とする装置を表す入出力部708(例えば、ディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカ、ボタン等)を含む。
当業者であれば、実際のコンピュータの実施が他の部材も同様に含み、図7がそのようなコンピュータの部材の一部の高レベルの例示目的の代表例であることが分かるはずである。例えば、コンピュータ702は図4の送信ルーター及び/又は受信ルーターを表すものといえる。さらに、当業者であれば、ここに記載される処理ステップは専用ハードウェア(その回路にはそのような処理ステップを実行するために具体的に構成されている)を用いても実施できることが分かるはずである。あるいは、処理ステップはハードウェア及びソフトウェアの様々な組合せを用いて実施できる。また、処理ステップはコンピュータ内で行われてもよいし、より大きな機械の一部であってもよい。
以上の詳細な説明はそれぞれの説明及び例示ごとに理解されるべきものであり、限定的なものではない。ここに開示される発明の範囲はこの詳細な説明によってではなく、特許法によって認められる全幅で解釈されるように特許請求の範囲で決定される。ここに開示又は説明した実施例は本発明の原理の説明のためだけのものであり、種々の変形例が当業者によって発明の範囲と精神から離れることなく実施され得る。当業者は発明の範囲と精神から逸脱することなく種々の他の構成の組合せを実施し得る。
図1は従来技術のIPv4パケットヘッダのブロック図である。 図2は従来技術のIPv6パケットヘッダのブロック図である。 従来のIPv4パケットヘッダのサービスタイプ(TOS)フィールドのブロック図である。 従来のIPv6パケットヘッダのトラフィッククラス(TC)フィールドのブロック図である。 図4は本発明の実施例による、送信ルーターがパケットを宛先ルーターに送信するブロック図である。 図5は本発明の実施例による、パケットの期限をスケジューリングするために実行されるステップのフローチャートである。 図6は本発明の実施例による、送信ルーターから受信されたパケットの優先度を決定するために宛先ルーターで実行されるステップのフローチャートである。 図7は本発明の実施例によるコンピュータの高レベルのブロック図である。

Claims (10)

  1. データパケットを多数のホップからなるネットワーク経路を介して発信元から宛先へ送信するための方法であって、該方法が、
    前記データパケットのヘッダ内に、前記データパケットに関連する再生時間と前記ホップ数の合計を記憶するステップ、及び
    前記データパケットを前記発信元から前記宛先へ前記ネットワーク経路を介して送信するステップ
    からなる方法。
  2. 請求項1の方法であって、さらに、前記合計を前記発信元及び前記宛先の少なくとも1つにおいて計算するステップを含む方法。
  3. 請求項1の方法であって、さらに、前記再生時間及び前記ホップ数から前記データパケットの優先度を決定するステップからなる方法。
  4. 請求項1の方法において、前記記憶するステップが、前記合計を前記データパケットのヘッダの生存時間(TTL)フィールド及びホップカウントフィールドの少なくとも1つに記憶するステップからなる方法。
  5. 請求項1の方法であって、スケジューリングの順序を決定するために前記合計を使用するステップからなる方法。
  6. 請求項1の方法であって、前記データパケットに関連する再生時間を決定するステップからなる方法。
  7. データパケットを多数のホップからなるネットワーク経路を介して発信元から宛先へ送信するためのシステムであって、該システムが、
    前記データパケットのヘッダ内に、前記データパケットに関連する再生時間と前記ホップ数の合計を記憶するように構成され、前記データパケットを前記発信元から前記宛先へ前記ネットワーク経路を介して送信するように構成された発信元
    からなるシステム。
  8. 請求項7のシステムであって、さらに、前記データパケットに関連する再生時間を決定するように構成されたプロセッサからなるシステム。
  9. 請求項7のシステムにおいて、前記宛先が、前記再生時間と前記ホップ数の合計が尽きる前に前記データパケットを処理するシステム。
  10. 請求項7のシステムにおいて、前記宛先が前記再生時間及び前記ホップ数から前記データパケットの優先度を決定するシステム。
JP2009515539A 2006-06-23 2007-06-19 リアルタイムサービスのための優先度特定の方法及び装置 Expired - Fee Related JP4782226B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/474,197 US8050259B2 (en) 2006-06-23 2006-06-23 Method and apparatus of precedence identification for real time services
US11/474,197 2006-06-23
PCT/US2007/014420 WO2008002440A2 (en) 2006-06-23 2007-06-19 Method and apparatus of precedence identification for real time services

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009542047A true JP2009542047A (ja) 2009-11-26
JP4782226B2 JP4782226B2 (ja) 2011-09-28

Family

ID=38805765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009515539A Expired - Fee Related JP4782226B2 (ja) 2006-06-23 2007-06-19 リアルタイムサービスのための優先度特定の方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8050259B2 (ja)
EP (1) EP2036278B1 (ja)
JP (1) JP4782226B2 (ja)
KR (1) KR101106027B1 (ja)
CN (1) CN101479998B (ja)
WO (1) WO2008002440A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11240164B2 (en) 2016-07-12 2022-02-01 Huawei Technologies Co., Ltd. Method for obtaining path information of data packet and device

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060227774A1 (en) * 2005-04-06 2006-10-12 International Business Machines Corporation Collective network routing
US7733773B2 (en) * 2006-10-18 2010-06-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Playout based delay scheduler
JP5076581B2 (ja) * 2007-03-23 2012-11-21 日本電気株式会社 光通信システムおよびノード装置およびサービスクラス設定方法
US8295280B2 (en) * 2009-12-21 2012-10-23 Manipal Institute Of Technology Multi-service adaptable routing protocol for wireless sensor networks
US8589498B2 (en) * 2010-04-15 2013-11-19 Avaya Inc. Phase based prioritization of IMS signaling messages for overload throttling
KR20120005613A (ko) * 2010-07-09 2012-01-17 삼성전자주식회사 무선통신시스템에서 메시지 전송 오버헤드를 줄이기 위한 장치 및 방법
EP3332522B8 (en) * 2015-08-06 2019-07-31 British Telecommunications public limited company Data packet network
EP3614526B1 (en) * 2018-08-21 2024-01-03 Schneider Electric IT Corporation Method and network system for power management
KR102142708B1 (ko) * 2019-05-14 2020-08-07 주식회사 시큐아이 네트워크 시스템 및 이의 운용 방법
EP3748643A1 (de) * 2019-06-05 2020-12-09 Siemens Healthcare GmbH Steuerung der übertragung von medizinischen bilddatenpaketen über ein netzwerk
CN114765590A (zh) * 2021-01-11 2022-07-19 艾锐势企业有限责任公司 用于语音数据传输的设备、方法、介质和计算机程序产品
CN116264560A (zh) * 2021-12-14 2023-06-16 中国移动通信有限公司研究院 路径规划方法及装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153503A (en) * 1978-05-25 1979-12-03 Fujitsu Ltd Processing system for delayed information frame
JPS59190757A (ja) * 1983-04-13 1984-10-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケツト通信方式
JP2001186170A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケットスケジューリング方式及び方法及びこの方法を実行するプログラムを記録した記録媒体。

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4769815A (en) * 1987-04-10 1988-09-06 American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories Packet flow control method
FI104670B (fi) * 1996-09-24 2000-04-14 Nokia Networks Oy Pakettien reititys tietoliikennejärjestelmässä
US6335927B1 (en) * 1996-11-18 2002-01-01 Mci Communications Corporation System and method for providing requested quality of service in a hybrid network
US6731625B1 (en) * 1997-02-10 2004-05-04 Mci Communications Corporation System, method and article of manufacture for a call back architecture in a hybrid network with support for internet telephony
US6934249B1 (en) * 1997-04-01 2005-08-23 Cisco Technology, Inc. Method and system for minimizing the connection set up time in high speed packet switching networks
US6975629B2 (en) * 2000-03-22 2005-12-13 Texas Instruments Incorporated Processing packets based on deadline intervals
US7023971B1 (en) * 2000-10-31 2006-04-04 Cisco Technology, Inc. Method and system for call answer while connected to voice mail
US7116639B1 (en) * 2000-12-21 2006-10-03 International Business Machines Corporation System and method for determining network discrete utilization
US6977905B1 (en) * 2001-06-01 2005-12-20 Cisco Technology, Inc. Network with self regulating quality of service (QoS)
US6999447B2 (en) * 2002-06-26 2006-02-14 Motorola, Inc. VOIP transmitter and receiver devices and methods therefor
TWI318831B (en) * 2002-09-27 2009-12-21 Panasonic Corp Resource management system
US20050047396A1 (en) * 2003-08-29 2005-03-03 Helm David P. System and method for selecting the size of dynamic voice jitter buffer for use in a packet switched communications system
JP3947146B2 (ja) * 2003-09-18 2007-07-18 富士通株式会社 ルーティングループ検出プログラム及びルーティングループ検出方法
GB0407144D0 (en) 2004-03-30 2004-05-05 British Telecomm Networks
US20070023971A1 (en) * 2004-09-01 2007-02-01 Subrata Saha Method of microwave processing ceramics and microwave hybrid heating system for same
EP1872496A4 (en) * 2005-04-11 2011-09-07 Nokia Corp METHOD AND APPARATUS FOR DYNAMIC SPEECH COMPARISON
GB2426886A (en) * 2005-06-01 2006-12-06 Agilent Technologies Inc Measuring a delay time metric
US20070002740A1 (en) * 2005-06-30 2007-01-04 Scott Evans Biasing of network node prioritization to improve per-hop behavior based on performance necessary for a packet to meet end-to-end QoS goals
WO2007148300A2 (en) * 2006-06-20 2007-12-27 Gal Zuckerman Methods and systems for push-to-storage

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153503A (en) * 1978-05-25 1979-12-03 Fujitsu Ltd Processing system for delayed information frame
JPS59190757A (ja) * 1983-04-13 1984-10-29 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケツト通信方式
JP2001186170A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> パケットスケジューリング方式及び方法及びこの方法を実行するプログラムを記録した記録媒体。

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11240164B2 (en) 2016-07-12 2022-02-01 Huawei Technologies Co., Ltd. Method for obtaining path information of data packet and device

Also Published As

Publication number Publication date
CN101479998A (zh) 2009-07-08
KR101106027B1 (ko) 2012-01-17
WO2008002440A2 (en) 2008-01-03
EP2036278A2 (en) 2009-03-18
KR20090016695A (ko) 2009-02-17
WO2008002440A3 (en) 2008-02-21
CN101479998B (zh) 2012-12-12
US20070297401A1 (en) 2007-12-27
EP2036278B1 (en) 2017-05-10
US8050259B2 (en) 2011-11-01
JP4782226B2 (ja) 2011-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4782226B2 (ja) リアルタイムサービスのための優先度特定の方法及び装置
Barreiros et al. QoS-Enabled networks: Tools and foundations
JP5594970B2 (ja) セッション開始プロトコルメッセージを優先度付けするシステム及び方法
US8589578B2 (en) Streaming video over multiple network interfaces
US8218543B2 (en) Method and apparatus for SIP message prioritization
JP4971519B2 (ja) Ev−doネットワークを介したサービス品質パケット送信のための優先度付け技術
EP1708438B1 (en) Communication processing apparatus, data communication system, and communication processing method
KR100881925B1 (ko) 이동통신 기지국 시스템에서 하향 음성 패킷망 패킷스케줄링 장치 및 방법
US20060268692A1 (en) Transmission of electronic packets of information of varying priorities over network transports while accounting for transmission delays
US7974203B2 (en) Traffic control system, traffic control method, communication device and computer program
WO2017091941A1 (zh) 一种处理业务数据包的方法及装置
WO2000056023A1 (en) Methods and arrangements for policing and forwarding data in a data communications system
Wang et al. Real-time traffic over the cognitive packet network
US9059917B2 (en) Technique for processing flows in a communications network
US8159944B2 (en) Time based queuing
JP2009260888A (ja) 通信装置
Chakraborty et al. Quality of Service Management—Design Issues
KR102163269B1 (ko) 브이오아이피 프레임 전송 방법 및 장치
CN117939531A (zh) 无线网络的信息处理方法、装置、设备及存储介质
JP2008017075A (ja) 通信制御装置及びそれに用いる通信制御方法並びにそのプログラム
Lorenz et al. Evaluation of End–to–End QoS Mechanisms in IP Networks

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100816

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110613

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110706

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140715

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees