JP2009540166A - 手動操作可能な排水装置 - Google Patents

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Abstract

排水管を通して廃棄されるべき液体から固形廃棄物を分離すると共に、排水管を通る更に効率的な処分のために斯かる固形廃棄物の断片のサイズを縮小する手動操作可能装置および方法。サイズ縮小組立体は固定本体部に関して手動により移動可能であり、且つサイズ縮小組立体は、排水管内へ流れる液体から固形物を捕捉する穿孔材と、固形物の断片のサイズを、その後に排水管を通して下方に通過し得る更に小寸の断片へ縮小すべく切断もしくは引き裂きもしくは研磨を行う少なくとも一つの構成要素とを含み得る。幾つかの実施形態においてサイズ縮小組立体は、手または足からの圧力により下方へ駆動され得る。物質の縮小サイズの断片は、上記装置を通り排出される液体により装置から押し流される。

Description

関連出願に対する相互参照
本出願は、2006年6月15日に出願された米国仮出願第60/814,409号、2006年6月15日に出願された米国仮出願第60/814,495号、2006年6月15日に出願された米国仮出願第60/814,497号、2006年10月30日に出願された米国仮出願第60/855,577号、および2006年12月8日に出願された米国仮出願第60/873,657号の特典を主張する。
本発明は、毛髪の如き固形物を処理し、家庭の流し台、浴漕およびシャワーの排水管の目詰りを低減する装置に関する。より詳細には本発明は、毛髪および他の固形廃棄物の断片のサイズを、排水管に堆積して目詰りする可能性が少ない相対的に小さい断片に縮小する手動操作可能装置に関する。
流し台、シャワーおよび浴漕用の排水受器は、多くの場合、固形物が排水管に進入し、下流箇所で排水管を目詰りさせるのを阻止するために、容器を覆うもしくはその開口内に着座する濾過器(strainer)およびフィルタを有する。斯かる濾過器は、固形物を止める一方で液体の通過を許容することが意図される。しかし、斯かる装置が十分に機能するために装置は周期的に洗浄されなければならない。なぜならば、装置は目詰りし易いからである。斯かる装置の洗浄は、典型的には、細菌を運ぶ妨害物であって絡みついた人間の毛髪を含むことが多い障害物を手で摘んで除去することを必要とする。
食品調理領域における流し台は、典型的に、連結された排水管を目詰りさせずに排水管内へ固形廃棄物が通過するのを許容するために、固形廃棄物を粉砕する装置を有している。これらの装置は、通常は、手動洗浄および操作の必要が殆どない電動式の“生ゴミ処理器”であるが、設置のための相当のスペース、動作のための電力、および保守のための適切なアクセスを必要とする。これらの要件を、キッチン領域以外の典型的なシャワー、浴漕または流し台において満足することは、困難もしくは不可能である。
種々の手動操作可能な排水濾過器、廃棄物トラップ、および人間の毛髪を切断するように設計された粉砕もしくは剪断装置等の粉砕装置を提供する従前の試みは、特に成功していなかった。
例えば特許文献1は、一般的な流し台の吐出口の下方に装着された手動操作装置を記述しているが、該装置は目詰りし易く、複雑であり、且つ不都合に大きい。斯かる装置を用いた固形物の粉砕は、固定されたブレードに対して中央軸を中心とする円錐体の手動回転を介して行われる。
特許文献2は、粉砕チャンバを通して液体を排出することにより該チャンバから粉砕済み固形物を適切に押し流す電気式の生ゴミ処理器の早期の具体例を記述しており、流し台の下方における設備として示されている。
特許文献3は、手動操作される自浄式流し台用ストッパを示すと共に、固形廃棄物の濾過機能および切断機能を備えた手動操作に対処している。しかし、一般的に遭遇する物質が切断面に到達するのを完全に阻止する入口濾過器が含まれており、この入口濾過器は、そのレベルで捕捉された物質の手動洗浄を必要とする。更に、その装置は毛髪が付着し易い。
特許文献4は、水噴射により駆動される生ゴミ処理器を記述している。該装置は、設置および保守のために相当のスペースを要すると共に、毛髪が付着し易い垂直配向シャフトを有している。該装置は、水流が不十分な動力を提供するときには、手動操作を許容しない。
特許文献5は、流し台排水管における廃棄物を攪拌して断片化する水流駆動式装置を記述している。該装置は、濾過器バスケットと手動によって係合し得る水圧駆動式推進器を含んでいる。しかし中央シャフトは、排水管に進入する固形廃棄物に露出されていることから、汚れ易い。
特許文献6は、流し台排水管内で回転するように中央に取付けられたロータを含む装置を開示している。しかし、該装置は、ロータのねじ切りボアへ浸入する急激ピッチのねじ切りロッドの線形ストロークにより起動され、且つねじ切りロッドは固形廃棄物に露出されるので汚れ易い。
特に毛髪を切断するように設計された電気カミソリの如き他の装置は、流し台、浴漕またはシャワーの排水管部品上に捕捉された毛髪の処理に使用されてそのような排水管の目詰りを阻止するためには、容易に適合しない。特許文献7および特許文献8は、一般的な電気髭剃り器において使用される切断装置を記述しているが、流し台、浴漕またはシャワーの排水管に捕捉された毛髪は、これらの装置が効果的に配向される可能性は低い傾向がある。
米国特許第1,614,358号 米国特許第2,012,680号 米国特許第2,479,485号 米国特許第4,183,470号 米国特許第5,271,571号 米国特許第5,141,166号 米国特許第4,549,352号 米国特許第5,901,446号
故に必要とされるのは、家庭用排水管の濾過器ボウル(strainer bowl)もしくは同様の最初の容器部に従来から利用可能なスペース内に容易に取付けられもしくは適合する構成であるか、または斯かる濾過器ボウルもしくは類似容器に置換できる構成の装置であって、その他の場合には家庭用流し台、浴漕およびシャワー排水管の排水管路内に堆積して目詰りを起こす毛髪および他の固形廃棄物の断片サイズを縮小して、排水管を通る廃棄物の更に効率的な処分を促進する装置である。斯かる装置は、操作者の最小限度の身体的努力により手動操作可能であると共に、該装置の動作から帰着する処を超える頻繁な洗浄を必要とすることなく目詰りを防止しなければならない。
(発明の概要)
本開示は、浴漕、シャワーもしくは流し台等の従来設備から排出される水の流れから、人間の毛髪、編織繊維、草の小片、または他の植物、指の爪、足指の爪および他の廃棄物の如き物質の大きい断片を分離すると共に、堆積された斯かる廃棄物の断片のサイズを、通常の排水管路の大きな閉塞を引き起こし得る量で容易に堆積することなく斯かる排水管路を通り容易に下方へ押し流される十分に小さいサイズへ周期的に縮小する手動操作可能装置および方法の記述を示している。
幾つかの実施形態において、上記装置は既存の排水管内に容易に設置される。他の実施形態は、流し台、浴漕もしくはシャワーに取付けられる排水管受器の一体的部品として製造され得る。
上記排水管取付け装置の単純化は製造および設置を容易とし、モータ駆動生ゴミ処理器の如き更に複雑な機構と比較して大きな利点を獲得する。幾つかの実施形態において排水容器の上方の箇所で廃棄物を濾過する結果、濾過された廃棄物をチャンバもしくはバスケット構造で収集する他の装置におけるよりも排水管の閉塞の可能性は更に低くなる。
本発明の一つの見地に係る、穿孔部材とキャップとを含むサイズ縮小組立体を有する排水管保護装置の斜視図である。 図1に示された装置の分解斜視図である。 図1の3−3線に沿う断面図である。 本明細書中に開示された装置の一実施形態に係る、代替的な穿孔キャップを含むサイズ縮小組立体構造の上部から側部にかけての斜視図である。 図4に示された組立体の逆の視点からの斜視図である。 シールおよび差込掛止特定構造を含む代替的な排水管保護装置の断面図である。 異なる穿孔部材構造を有する組立体を示す図4と同様の図である。 本明細書中に開示された装置の別の代替実施形態に係る、穿孔部材とキャップとを有する排水管保護組立体の斜視図である。 図8に示された装置の分解斜視図である。 図8における10−10線に沿う断面図である。 本明細書中に開示された排水管取付け装置の更に別の代替実施形態である排水管取付け可能組立体の斜視図である。 図11に示された装置の分解斜視図である。 図11に示された装置の、図11の13−13線に沿った断面図である。 図11に示された装置の底平面図である。 本明細書中に開示された装置の別の実施形態であり、排水管において使用される手動操作可能装置の斜視図である。 図15に示された装置の減少縮尺における分解斜視図である。 図15に示された装置の斜視図であり、その移動可能なサイズ縮小組立体は下方位置へ移動されている。 図15に示された装置の18−18線に沿った断面図であり、装置が設置される排水管の濾過器部分を示している。
本発明の上述のおよび他の目的、特徴および利点は、次の本発明の詳細な説明を添付図面と併せて考慮することにより更に容易に理解されよう。
最初に図1乃至図5を参照すると、図1において組立てて示された手動操作可能に排水管取付け装置20は、台所以外の家庭もしくは事務所で一般的に遭遇する毛髪、繊維、爪、石鹸残渣等の固形物の処分のために流し台、浴漕またはシャワーの排水管の濾過器部におけるのと同様に、上方に開放した排水管用濾過器もしくは同様の受器22内に設置され得る。
図1を参照すると装置20は、操作前に、典型的な排水管用濾過器22に嵌合されて準備完了状態にある。移動可能な小型組立体24は、他の形状であってよい円形孔として示された穿孔28を形成する筒状穿孔管26を含む。穿孔28のサイズ、間隔および個数は、所望の流速もしくは流量(flow rates)を得るため、且つ排出される液体流に運ばれる一定物質を目標にして、変更され得る。中央に位置決めされた穿孔管26の底30は排水管用濾過器22の頂部32内で下方に延在し、他方、穿孔上部34は排水管濾過器ボウル上で上方に伸長し、排出されるべき液体を受ける。液体の流れに運ばれる毛髪および長い繊維材は、液体から濾過されるときに、上部34の回りで円周方向に延びる傾向がある。中央に位置決めされた穿孔管26の上端をキャップ26が覆い且つ該キャップは上記上端に締結されるので、装置20のユーザは、装置20を操作するために快適面を下方に押圧すればよい。典型的に、キャップ36上にユーザの足または手により容易に加えられる下方圧力で十分である。キャップ36は、上記装置の起動時にユーザを快適にするために、円滑頂面を有し得る。ユーザがキャップ36を押圧すると、サイズ縮小組立体24は矢印38により示された如く垂直下方へ移動し、且つキャップ36が下方へ移動するときにユーザの足または手を幾分か回転させることにより回転運動成分が付与されてキャップ36が回転する。
穿孔管26の内側には、押圧された後で該穿孔管および上記キャップをそれらの元の位置へ復帰させるために使用されるスプリング40が設置される。中央コイル・スプリング40が理想的であるが、リーフ・スプリングおよび他の装置が容認可能である。スプリング40は、典型的な排水管受器の濾過器部22の底に見られる交差部材支持体42により直接的に支持され得る。スプリング40は、排水管の濾過器22において一般的であるキャップ36と交差部材42との間で、サイズ縮小組立体24の移動により圧縮される。
上記装置の上記移動可能な小寸組立体は、該装置の固定本体部44の中央に位置すると共に、スプリング40に結合され得る。代替的にスプリング40は、上記装置の固定本体部44により包囲されたスペース内に取付けられてよく、そのばね力は上記排水管の構造に分配される。スプリング40または他の適切な弾性材料は、上記装置の保護領域において被覆されることにより、毛髪による汚れが阻止されてよい。
図2に示された如く固定本体部44は、研磨内面48を有する内スリーブ46を含む。スリーブ46は、上記排水管の濾過器22内に保持され、穿孔管24の外部に並置してる。研磨面48は、例えば、板金裏当てに対して接着された適切な基盤内に保持された炭化ホウ素、酸化アルミニウムまたはケイ酸アルミニウムの如き耐久性研磨剤の粒子を含み得る。研磨剤は、種々の構造の内の任意の一つの構造を用いて、移動可能な穿孔管26の表面に対して保持され得る。一つの選択肢は、例えば、ネオプレン・ゴム等の適切な弾性材料製の最外スリーブ50を使用し、研磨面48を移動可能な穿孔管26に対して圧搾することである。
上記の二つの部材間における密接な並置の維持が望ましい。この並置関係が少なくとも一部でも維持されない場合には、研磨面48は穿孔管26から離間する方向に摩耗し、該管材と研磨面48との間を毛髪が滑動することになるからである。
研磨剤被覆面48を含むスリーブ46は、既存の排水管用濾過器22の内側面を保護する役割を果たし得る。斯かる保護スリーブによれば家人は、本明細書中に開示された排水管取付け装置20の使用による既存の配管系統の損傷を懸念する必要はない。
スリーブ46の内側面を研磨剤で被覆する代替策として、移動可能なサイズ縮小組立体24の穿孔材26を研磨層48で被覆すること、および両方の表面を被覆することが挙げられる。いずれの表面が被覆されるかに拘わらず、上記サイズ縮小組立体が下方へと移動するときに、上記の二つの表面間に捕捉された毛髪および他の物質は単一(もしくは複数)の研磨剤被覆により更に小寸の断片へ粉砕される。更に小寸の断片は、排出される液体の流れにより上記穿孔を通り搬送され、上記穿孔管内を流れ、且つ関連する排水管路に捕捉されて目詰りを起こすことなく排水管路を下方へ通過する。
装置20の半径方向の最外部は典型的な排水管組立体内に様々の方法で固定され得るか、または上記外スリーブは濾過器22の如き排水管受器の一体的部分として製造され得る。例えば、研磨面48を有するスリーブ46は、締まり嵌めもしくは圧力嵌め、または他の締結手段を用いて外スリーブ内に緊密に嵌合され得ると共に、上記外スリーブは同ように上記排水管組立体内に嵌合され得る。固定本体部44を固定すると排水管保護組立体20は所定位置に保持され、他方で研磨面48により処理される廃棄物は、典型的な排水管路の先端に堆積して目詰りする可能性の少ない更に小寸の断片に粉砕される。上記装置の通常使用の間に摩耗し易い穿孔管26、研磨材48および外スリーブ50等の表面および部材は、交換可能である。
上記装置は、排水管内へ流れる液体から固形物を濾過すると共に、濾過された物質を、移動可能なサイズ縮小組立体と外スリーブの並置面との間で引き続いて粉砕する。スプリング40は、移動可能なサイズ縮小組立体24を固定本体部44に対して初期の上方位置へ復帰させ、かつ毛髪および他の固形廃棄物の断片を細分するために装置20を続く下方ストロークに準備する。そこで、装置20は、排出される液体により洗浄され、粉砕された廃棄物が排水管路の先端部を目詰りさせる可能性が更に低くされた後で、廃棄物を穿孔管26の内部から下方へ押し流す。本明細書中に開示された上記装置の幾つかの実施形態における研磨材による毛髪および他の廃棄物の断片の粉砕は、基本的に液体流から物質を濾過することに焦点を合わせる装置に利点を与える。研磨面の使用は、粉砕される毛髪を一定配向に保持する重要性を低減する一方、穿孔内への液体の流れに帰因する通常配向は移動可能なサイズ縮小組立体24に対して概ね円周方向、従って、相対移動方向に対して概ね直交している。結果として、研磨剤は長繊維または毛髪を把持し、数本の更に短い断片へ効果的に分裂もしくは切断し得る。
故に、手動操作可能装置20を備える排水管受器の洗浄は、上述の単純な作動を超える作業を必要としない。
図4および図5は上記装置に使用される代替的移動可能なサイズ縮小組立体52を示し、キャップ36には穿孔材による他の装置が取付けられる。密接すると共に概ね筒状の穿孔板材によるセクタ形態の数個の区画54(この場合には4区画)は、各セクタ区画54が共同で概ね筒状管形状を形成するように、夫々の半径方向延在部56により支持される。サイズ縮小組立体52が周囲スリーブ46内で所定位置にあるときに、区画54の穿孔板材は外方へ弾性により付勢され、かつ穿孔区画54の各々が周囲の研磨面48に適合し該研磨面に当接するように形成される。上記穿孔材は耐久性および弾性の最適な組み合わせを達成する板金であり、穿孔58は直交する行列で配置され得る。この構成によれば、研磨面を含む部材を上記穿孔材に当接させて保持するためのゴムもしくは他の弾性外スリーブに対する必要性が解消される。
図6に示された手動操作可能装置の他の実施形態は、差込型留具(bayonet-type catch)62を有する穿孔のサイズ縮小組立体60を含む。差込型留具62は、ユーザが排水管を閉塞して洗面台もしくは浴漕に水を維持することを選択し得るように、手動操作可能な排水管保護装置20に含まれ得る。キャップ66の下方には、ゴムの如き弾性可撓材料製の半径方向延在シール部材64が配置される。差込型留具62は、下方垂下部材68と、概ね水平に延在するアーム70とを含み得る。アーム70の頂面72は傾斜してスプリング40の力に対抗すると共にサイズ縮小組立体60を下方に引張り維持することによりシール部材64を排水管用濾過器22のフランジの頂部32に接触させ、排水管をシールして洗面台もしくは浴漕から水が流出するのを阻止し得る。差込型留具62は、その他の点で管材26に類似する穿孔管74の一体的部分として含まれ得る。この差込型留具は、排水管の濾過器部材22に共通する複数の交差部材42の内の一つと係合する。
図7は、図1乃至図6に示された円形孔28の代わりに矩形の切欠もしくはスロット84を含む異なる穿孔材製の管状構造82を含む移動可能なサイズ縮小組立体80を示す。他の穿孔パターンも使用され得るが、並置されたスリーブの構成に依存し、特定の穿孔パターンは優れた性能を提供し得る。例えば、図2のように研磨面48を有する組立ての場合、穿孔管26に対して対角線状に配置した円形穿孔28が好適であり得る。
別の選択として、上記穿孔管構造に並置された研磨面48を有するスリーブ46を含む代わりに、図1乃至図6に示された如き手動操作可能な排水管保護装置20は、剪断縁92を形成する上面90を有するスリーブ46を含み得る。剪断縁92は、穿孔管26、74もしくは82またはセクタ54の如き穿孔材に当接する。剪断縁92と、穿孔管26等の表面との間の半径方向間隙は、0.0005〜0.002インチ(約0.00127〜0.00508cm)の範囲の如く十分に小さくすることにより、上記穿孔管が下方に移動したときに毛髪の如き小径の繊維を効果的に捕捉して剪断し得る。斯かる剪断縁92を形成するスリーブ46は耐食性の金属で制作され得るが、斯かる材料に制限される必要はない。スリーブ46は、また、典型的な既存の排水管用濾過器の内側の保護スリーブの役割も果たし得る。上述の如く、スリーブ46に嵌装される適切な直径の弾性材料による圧縮外スリーブ50が、スリーブ46およびその縁92を穿孔管26に向けて圧搾して過剰な間隙を排除するために、使用される。但し、タイトな設計および製造の許容差を容易に維持することは、斯かるスリーブ50に対する必要性を排除する。
毛髪の配向は、共働する各剪断縁に直交することが好適である。図1乃至図6に示された如く、上記穿孔材の穿孔28および58は円形である。最初に、毛髪は液体の流れにより穿孔材の外部に向けて搬送され、穿孔材に当接して捕捉され、穿孔材の表面と平行に配向される。しかし、上記サイズ縮小組立体が下方に移動するときに毛髪の一部分は屈曲して穿孔28内へ延び、剪断縁を形成する面に直交位置になる。
図7に示された穿孔管82において、図1乃至図6に示されと同様の形態の装置において穿孔管82が剪断縁92に沿って移動するときに、穿孔84により形成される剪断縁に対して毛髪の一部分が直交して更に良好に配置されるように、且つ改良された“裁断効果”を達成するために、穿孔84は矩形であり且つ水平から僅かに傾斜してよい。
図8、図9および図10を参照すると、図8には、典型的な排水管組立体の(破線で示された)濾過器部材22内に着座して通常の液体受け状態にある手動操作可能な排水管保護装置100が示される。濾過器部材22は半径方向フランジを含み、その上面32は、上記濾過器が典型的な流し台、浴漕もしくはシャワーに設置されたときに流し台、浴漕もしくはシャワーの排水管領域の内面と実質的に面一に着座し、且つ流し台、浴漕もしくはシャワーから離れて排水管路内へ下方に通ずる排水管組立体の下取入ボウルもしくは受器部に連結される。中央に位置決めされた穿孔管102の底は、上記排水管受器のフランジの高さの下方である。穿孔管102は丸形孔103として示された穿孔を有するが、図7に示されたスロット84が代わりに設けられてよい。中央に位置決めされた穿孔管102の上端にキャップ104が取付けられることから、ユーザは、キャップ104と穿孔管102とを含むサイズ縮小組立体106を移動させるときに快適な表面を押圧し得る。各遮閉フィンガ(screening fingers)108間の穿孔103を流し台もしくは浴漕の底面のレベルの上方とすれば、浴漕もしくは流し台のレベルで上記装置により捕捉された固形物は、そのレベルの上方で穿孔内へ流れる液体を阻止しない。
キャップ104は周辺回りに、遮閉フィンガ108のアレイを含み遮閉フィンガは、穿孔管102の外側に接近しもしくは接触して下方に伸長する垂直配向したバーもしくは指の形状に類似の部材であり、フィンガ間には、フランジのレベル上で上方に延在する穿孔管102の部分が視認可能である。垂直配向された遮閉フィンガ108は、液体の流れから固形物の断片を濾過する役割をする。濾過機能が与えられる場合、排水管取付け装置100内への改良された液体の流れが所望される場合には、キャップ104の頂面から下方に延在する垂直の遮閉フィンガ108は、穿孔管102の必要性を排除し得る。各遮閉フィンガ108は、周囲の固定本体部114の上側縁部もしくはショルダ112に沿って離間し共働すべく半径方向内方に向けた複数の歯110の間に形成された夫々の通路内へ浸入する。各フィンガ108と、内方を向いた歯110の隣接面間には密接な滑り嵌めが形成されることにより、移動可能なサイズ縮小組立体106が押し下げられ各フィンガが上記歯を通過して摺動するときに、フィンガ108と歯110との間に捕捉された毛髪および他の物質は剪断もしくは引き裂かれる。上記各面間の間隔は、毛髪の如き小径の物質が適切に粉砕されずに配管系統内へ簡単に押し進められるのを回避し乍ら、該物質を十分に捕捉し、引き裂き、且つ切断するに十分な許容差で最適化される。切断、引き裂きおよび遮閉を行うフィンガ108および歯110は望ましくは耐食性材料で作成され得るが、斯かる材料に限定されず、且つそれらは物質の把持を助ける研磨剤で被覆され得る。
フィンガ108と歯110との間を通過した後の切断されもしくは引き裂かれた物質の断片はサイズが更に小寸であり、流体流内へ、且つ排水管保護装置100および他の配管系統の障害物を通過して下方へ流れ込むべく、十分に小寸である。フィンガ108の少なくとも幾本かは、特に毛髪および他の繊維である廃棄物の断片に係合してそれを担持し、該断片を各歯110間で引張ることにより、それらを更に小寸の断片へと引き裂き、分裂しもしくは切断するために、外面上に下方へ開放したノッチ116を形成していてよい。
キャップ104の下方で、穿孔管102の内側には、移動可能なサイズ縮小組立体106を元の位置へ復帰させるために使用されるスプリング118が存在する。ユーザがキャップ104を押し下げるにつれ、装置のサイズ縮小組立体106は固定本体部114内でフィンガ108と歯110との間の上記関係により案内されて垂直下方に移動し、フィンガおよび歯は、単純な直線形態で示されているが、サイズ縮小組立体106の運動に対して螺旋成分を付与するように形成される。
装置100の一実施形態においてフィンガ108は、図10の右側に示された如く、排水管用濾過器22のフランジの頂面32の下方に配置され得る。各フィンガ108は、固定本体部114の頂縁112に沿って配置された各歯110に密接に沿ってそれらの間を移動して切断機能を提供するが、切断もしくは引き裂き動作は、安全性を改善するために、フランジの頂面32の高さの下方で行われる。穿孔またはスロット形成された材料102を排水管用濾過器部材22内に着座させると、そのレベルの上方における水頭圧により排出速度が向上される。フィンガ108のいずれの箇所においても、穿孔されもしくはスロット形成された材料102は、液体流から固形廃棄物の断片を分離すべく、且つ捕捉された(毛髪の如き)物質を続く切断もしくは引き裂きのために好適に配向させる役割をする。理解されるように、穿孔もしくはスロット103の個数および形状は、変更され得ると共に製造に使用される材料、所望の流速、および容認可能な製造コストに依存する。毛髪の如き固形物は、排水管の濾過器部22の内面と、切断もしくは引き裂きもしくは遮閉フィンガ108との間の間隙120内へ落下し、且つ間隙120は、上記排水管取付け装置の切断もしくは引き裂き機能を最適化する適切なサイズとされ得る。即ち、固定本体部114の半径方向厚み122は、間隙120の有効幅を増減すべく変更され得る。
スプリング118は、圧縮後に、移動可能なサイズ縮小組立体106を初期位置に復帰させるべく作動する。スプリング118は、キャップ104と、典型的な排水管組立体に共通する(不図示の)交差部材との間で圧縮されるか、またはスプリング118に支持座を提供すべく固定本体部114の底に含まれる水平支持部材124により保持され得る。固定本体部114の最外部は、幾つかの方法(例えば、圧力嵌め、ネジ山)の内の任意方法により典型的な排水管組立体濾過器22に固定されるか、または上記排水管受器の濾過器部材の一体的部分として製造され得る。典型的な排水管組立体に含まれ得る(不図示の)交差部材は、排水管保護装置100が起動するときに該装置を支持し得る底構造を提供するが、固定本体部114は排水管用濾過器22の内面に固定されて、サイズ縮小組立体106が上記装置の作動時に垂直方向へ移動する間、排水管保護装置100を所定位置に保持する。
毛髪が目詰りの主たる原因である場合に、図8乃至図10に示された上記排水管保護装置は毛髪を切断し引き裂くように設計された。典型的に、毛髪は上記移動可能なサイズ縮小組立体の垂直運動に対して直交し整列する。遮閉フィンガ108が縁112上の歯110を通過するとき、該フィンガは毛髪を回転させ、撚り、且つ絡ませて複雑な撚房(strand)にする傾向がある。この撚房は、フィンガ108および歯110が相互に対して移動するときに容易に分裂し、絡合した撚房は、個々の毛髪が破断される程度まで延伸される。故に、絡み合わされた毛髪の撚房は、隣接するフィンガ108相互間の距離に略々等しい長さの小寸部分へ切断または分裂され得る。各フィンガ108が歯110を通過するときに、この絡み合った撚房は、しばしば、単に破断する代わりに引張り離されることがある。例えば、フィンガ108の外面は粗面化され得る。斯かる粗面フィンガ108は、フィンガ108が歯110を通過するときに次の引き裂きのために、毛髪を固定位置に保持する傾向がある。フィンガ108の切断および引き裂き機能は、また、フィンガの形状の変更、フィンガの縁の研削、または研磨剤による被覆によって最適化され得る。
図11、図12、図13および図14に示された手動操作可能な排水管保護装置123において、液体の流れからの毛髪を含む固形廃棄物の断片は、穿孔底を備える濾過器カップ130において濾過される。排水装置128は、典型的な排水管組立体の濾過器部材22の如き一般的な排水管受器内に密接に嵌合するように製造される。切断もしくは引き裂き表面を含むブレード132および134は、サイズ縮小組立体136が上下に移動するときに、大寸断片を更に小寸の断片へ切断し、分裂し、または引き裂く。
図12に最良に見られる如く、カップ130の底から上方へ中央の塔状体138が延在する。シャフト140は下端に、半径方向に延在する一個以上の切断もしくは引き裂きブレード132を担持し、本明細書中に示された装置128には4個の斯かるブレードが含まれる。シャフト140は上記塔状体における中央通路142を経て上方に伸長し、該塔状体は、上記中央通路と連通する半径方向スロット144を形成し、半径方向スロット144は、図11および図14に示された位置までブレード132をカップ130内で上方へ摺動させる。濾過器カップ130の底もまたスロット145を形成し、サイズ縮小組立体136が図11および図13に示された位置から下方に移動するときに、該スロット内へ、切断もしくは引き裂きブレード132が移動し得る。例えば、スロット145は、約0.2インチ(約0.508cm)幅であり、約0.325インチ〜0.65インチ(0.8255cm〜1.651cm)の半径方向長さ147を有し得る。切断もしくは引き裂きブレード132を濾過器カップ130を経て下方へ通過させるスロット144および145は、切断もしくは引き裂きブレード132の形状に密に対応するX形状スロットを含んでよい。スロット145は縁146も形成し、該縁に対して、移動する上記ブレードより捕捉された毛髪が引き裂かれまたは剪断される。
上の切断もしくは引き裂きブレード134は担体本体148から延在すると共にカップ底内の付加的スロット150と整列し、付加的スロットもまた鋭利縁部を有し、付加的スロット内へ切断もしくは引き裂きブレード134が移動することにより固形廃棄物の断片が引き裂かれもしくは切断され得る。担体本体148は、塔状体138の回りに摺動可能に嵌合する略円筒状スリーブであって、中央シャフト140に取付けられたキャップ152と一体的に上下に移動し得る。各ブレード134を濾過器カップ内の各孔と整列して維持するために、担体本体148の内側には、塔状中央体に沿って延在する共働溝154内を移動する一本以上の内方突出リブが設けられ、担体本体148にはブレード132と共働するノッチ156が形成され得る。キャップ152は担体本体148まで延在する中空円筒状コネクタ管部158を含み、それにより、キャップを下方に移動させると、シャフト140、ブレード担体148および切断もしくは引き裂きブレード132および134が移動する。
切断もしくは引き裂きブレード132および134は、濾過器カップ130内の夫々のスロット144および150のサイズおよび形状に対して密に対応し、且つ固形廃棄物を剪断する上でエッジ146と共働する鋭利エッジを有し得る。数個の切断もしくは引き裂きブレードを相互から短距離だけ離間させることにより、サイズ縮小組立体136は、毛髪または他の繊維材の長い撚房を数個のスロット144および150内へ同時に押圧し、撚房を、排水管路を目詰りさせずに排水管を自由に通る十分に小さい数個の更に小寸もしくは更に短寸の断片へ切断もしくは剪断し得る。
図13に示された濾過器カップ130は、液体の流れに運ばれる物質を、切断もしくは引き裂きブレード132および134の下の箇所に向けて装置128の頂部内へと案内するように円錐状または弓状に凹状に形成され、それにより毛髪および他の細長い断片が中央の塔状体138の回りに円周方向に位置するように配向させる。濾過器カップ130の下部もしくは下側は、図13に示された如く凹状とされ得る。
図示された如く、濾過器カップ130の回りには、円形または他の形状の複数の穿孔159が離隔形成されている。濾過器カップ130の穿孔159は、好適には、固形物を捕捉する機能により、カップ130からの液体の流出の均衡を図る最適サイズにされる。
濾過器カップ130の内側の塔状体138の頂面上には、コイル・スプリング160の如き適切なスプリングが着座する。シャフト140は、スプリング160の中央を通り上方へ伸長し、適合する螺条によりキャップ152の底に取付けられる。スプリング160は、サイズ縮小組立体136が下方へ移動した後に、切断もしくは引き裂きブレード132および134を初期位置もしくは上方の位置へ復帰させる。
キャップ152が下方に押圧されたとき、切断もしくは引き裂きブレード132および134は、濾過器カップ130内の対応スロット144および150を通り下方へ移動する。濾過器カップ130内に捕捉された物質は、最終的に排水管に向けて下方へ流出するサイズへ細断される。キャップ152の下方に延在する円筒状中央部158はスプリング160を完全に包囲し、排水管の濾過器カップ130に流入する毛髪もしくは他の固形廃棄物によりスプリング160が汚れることを阻止する。
ブレード132および134の切断もしくは引き裂き面は、粗面化し、研削し、もしくは研磨剤で被覆することにより、または図12に示されたノッチ162および164の如き廃棄物保持溝を形成することにより、または図14に示された如き狭幅で浅底の毛髪保持溝166を形成することにより、毛髪もしくは他の物質を把持するように最適化され得る。故に、両面ともにサイズ縮小組立体136の下方移動により捕捉物を切断しもしくは引き裂く、切断もしくは引き裂きブレード132および134の底面、または濾過器カップ130の内面は、最適化され得る。
代替的に濾過器カップ130は、図13の右側に示されたフランジ付き排水管受器もしくは濾過器170であって、図11に示された装置の如き“差込式(drop-in)”装置であるのとは対照的に、流し台等の底における従来濾過器部材22の代わりに設置されるフランジ付き排水管受器もしくは濾過器170と一体的に形成され得る。排水管受器のフランジ付き濾過器部は、カップ130の凹状底と対照的に、実質的に一定の材料厚を有する凹状もしくはカップ形の底部材172を含み得る。
図15、図16、図17および図18に示された更に別の排水管保護装置180は、浴漕、シャワーもしくは流し台に対する従来排水管の濾過器部182内に厳密に適合するサイズで製造され、その場合に濾過器部182は、濾過器底内にセンタリングされたねじ切り孔186を形成する水平な底支持交差部材184を含む。図18の断面図に最適に示される如く装置180は穿孔底濾過器兼切断プレート188を含み、切断プレート188は、固定され、濾過器182の水平な底交差部材184の上方に小距離で支持され得る。移動可能なサイズ縮小組立体190は、切断プレート188を貫通して下方に延びた一組の孔194の対応する孔内へ下方に移動するように配置され、以下においてフィンガ192と呼ぶ垂直延在部材を含み、液体の流れ中の固体を、排水管システムを通り安全に下方に流出する十分に小さい断片へ切断もしくは分裂する。孔194の上エッジは鋭利とされ得る。
排水管用濾過器182の底交差部材184に中央支持シャフト196が取付けられ、該シャフトは殆どの場合、ねじ切り孔186との係合関係により強固に螺合される。底濾過器/切断プレート188はシャフト196を受ける中央開口198を形成し、且つ底プレート188に形成された一組の4個の貫通ボア204の内の対向ボア内に設置された一対のピン202により、水平な八角形の基部上に取付けられた基本的に直立壁の形態のスプリング・カバー200は、切断プレート188の頂上で固定位置に設置される。切断プレート188における他の2個の貫通ボア204は、スプリング・カバー200の基部を貫通する夫々の孔205と整列して、上記スプリング・カバー内からの排水を可能にする。
中央本体206は概ね円筒形状を有し、且つ垂直に配向された複数のフィンガ192は、相互に平行に延在すると共に、中央本体206の回りで相互から離間している。フィンガ192の各々は下端部208を有し、該下端部は独立に下方に延在し、粗面または研磨剤被覆された面を有し、もしくは中央本体206の円周に概ね整列された浅底溝210を形成する。各フィンガの下端部208は、底プレート188により形成された対応する形状の孔194の内の一つに整列し、且つ関連する孔194の鋭利縁と共働する鋭利縁を有する。排水管保護装置180を通して液体を排出するための通路として、付加的な貫通孔195が底濾過器兼切断プレート188を貫通している。
中央本体206は中空であると共に、スプリング・カバー200の回りに嵌合する開放底端を有している。各フィンガ192の内側は、上記スプリング・カバーの夫々の平坦側と整列する。中央本体206は、フィンガ192の下端部208が底プレート188の上方に短距離で配置される上位置と、上記下端部の全てが底プレート188内の対応する孔194の夫々へ下方に伸長する下位置との間において、上下に往復移動可能である。
スプリング・カバー200および移動可能な中央本体206内にはステッピング機構が包囲され、該機構に依れば、中央本体206の頂部に連結されたキャップ212を下方に押圧することにより、サイズ縮小組立体190は下方に移動して下位置に掛止され得る。キャップ212は、手または足により快適に押圧され得る快適な上面213を有している。キャップ212および取付けられた中央本体206の連続的下方移動により、サイズ縮小組立体190は解除されて上記上位置へ上昇する。図16および図18に示された斯かる一つのステッピング機構において、ステッピング機構の中空シャフト214は中央支持シャフト196の上端に堅固に取付けられている。中空シャフト214の外側の複数の垂直リブもしくは襞216は、上記ステッピング機構の一部を形成する。各襞216間に形成された溝は、中央本体206の上端内に配置された複数の内方突出体218を受けることにより、サイズ縮小組立体190が底プレート188および中央シャフト196に対して上下に往復移動するときに、中空シャフト214は中央本体206の上端を案内して中央シャフト196に整列させる。キャップ212を押圧することにより中央本体206が反復的に完全に下方に移動するときに、周知方法により配置された上スプリング220および下スプリング222および回転ステッピングラチェット体224が、中央本体206をその上方位置および下方位置に連続的に保持する。
回転ステッピングラチェット体224が下方位置に在るとき、上スプリング220は中央本体206を下方位置へ付勢し、且つ中央本体206の上ショルダ228の回りに嵌合する半径方向に延在する截頭円錐形の弾性で撓曲可能なシール部材(seal member)226として示されたシール部材も下降して下方位置へ付勢される。そこで、シール部材226は排水管の濾過器もしくは受器部182の半径方向に延在するフランジ230を付勢し、上記装置内へ液体が流入することを阻止する。中央本体206が図15および図18に示された上方位置にあるとき、シール部材226はフランジ230から上方に離間し、且つ装置180が設置される浴漕または流し台等から排出される液体は、上記シール部材の下方の濾過器182へ自由に進入する。
キャップ212は、ねじの螺合により中央本体206の頂上に確実に保持され、且つシール部材226の中央ハブに対して着座した下縁部232を含み、進入するために排出液体は、シール部材226の下方を流れ、次に、捕捉された毛髪を含む廃棄固形断片を担持する各フィンガ192間で、中央本体206の円筒部の外側の回りを流れることにより、装置180を通過する。フィンガ194は直線状で垂直であることから、液体の流れにおける廃棄物は制約されずに底プレート188まで搬送され得る。
廃棄物の固形断片を含む液体の流れが装置180の濾過器シェル182もしくは固定本体部内を下方に進行するときに、固形廃棄物の断片は底濾過器/切断プレート188の頂上に且つ少なくとも部分的にフィンガ192の下端208下に着座し、中央本体206がキャップ212上の圧力により下方へ移動するときに、フィンガ192の下端208における浅底溝210は固形物を把持し対応する孔194へ付勢して、廃棄物の比較的大きい断片を、濾過器182の下方の排水管路を自由に通過するに十分に小寸である縮小サイズの断片へ分裂もしくは剪断することにより、所定距離の下流箇所における関連排水管路を目詰りさせる堆積の可能性を大幅に減少する。
毛髪および草の断片の如き繊維材料でさえも、排水管路内で厄介な程度まで堆積する可能性の低い更に小寸の断片へ分割される。長寸毛髪234の如き長寸繊維断片が中央本体206の周囲のスペース内へ搬送されたとき、これらの繊維は水の流れによりフィンガ192に沿って下方に搬送されることにより、斯かる長寸断片234は図15に示された如く八角形スプリング・カバー200の回りに自然に整列され、且つフィンガ192の底端におけるノッチ210は斯かる繊維材料を把持すると共に、絡み合った毛髪234の撚房の離間部分を底プレート188を貫通すべく対応する略矩形の孔194の内の隣接する孔を介して同時に付勢することを助け、毛髪234または他の繊維の撚房を短寸断片236へ剪断もしくは分裂すると共に引き裂き、短寸断片は、十分に短寸にされたときに、底プレート188内の孔194を通り落下し、その後、装置180から、該装置の下方における排水管路内へ液体の流れへ流出される。中央支持シャフト196の下端は、排水管用濾過器182における底支持部材184の上方に所定距離を置いて底プレート188を保持し、そのようにして斯かる廃棄物の縮小サイズ断片を運ぶために液体の流れが底プレート188を通るクリア(clear)な通路を形成する。
サイズ縮小組立体190の最初の下方ストロークにより十分に分割されない廃棄物の断片は、該サイズ縮小組立体の上方位置から、フィンガ192の下端が孔194を通過する該組立体の下方位置までの該サイズ縮小組立体の連続的な下方ストロークにより、更に縮小され得る。
中央本体206を下方位置へと完全に移動させるためにキャップ212が更に十分に押圧されたとき、シール部材226は半径方向に延在するフランジに係合して排水管用濾過器182内への液体の流れを停止し、装置180は、キャップ212および取付けられた中央本体206が僅かに上昇した後に再び押し下げられ、排水管保護装置180の中央に配置された上記ステッピング機構が作動するまで、排水管を封止し、且つ装置180が設置された流し台、シャワーまたは浴漕に液体を保持する。上記中央本体および上記スプリング・カバーは相互に摺動自在に係合し得ると共に、上記スプリング・カバー内に形成されたスペース内へ水が進入する余地はあるが、上記スプリング・カバーの底における各孔により水は自由に排出され、且つ中央本体206とスプリング・カバー202との間のスペースは、上記ステッピング機構の作動により、大きな障害となる可能性の高い廃棄物の進入を阻止できる小さいものであってよい。装置180全体は金属製とされ得るが、数個の部材は、代わりに適切なプラスチック材料製とすることによりコストを削減できる。
上述の明細書において使用された用語および表現は限定のためでなく説明のための用語として使用されており、且つ斯かる用語および表現の使用は、図示され且つ記述された特徴またはその一部の均等物を除外することを意図せず、本発明の有効範囲は添付の各請求項によってのみ規定かつ限定されると理解されている。

Claims (54)

  1. 家庭用排水管の取入口受器に使用され、前記受器に対して連結された排水管路を通る液体の自由な流れの維持を助ける手動操作可能装置であって、
    (a)固定本体と、
    (b)少なくとも部分的に前記固定本体内で所定位置に配置されて、液体の流れを受け且つ固形廃棄物の比較的大寸の断片を捕捉すると共に一時的に保持する濾過器部と、
    (c)前記固定本体内に延在すると共に、前記固定本体に対して上方位置と下方位置との間で往復移動可能である手動移動可能なサイズ縮小組立体と、
    (d)前記移動可能なサイズ縮小組立体を、前記上方位置に向けて付勢するスプリングと、を備え、
    (e)前記手動移動可能なサイズ縮小組立体は、前記移動可能なサイズ縮小組立体が上方位置と下方位置との間で移動する間に、前記廃棄物の比較的に大寸の断片の内の少なくとも幾つかと係合し、且つ前記固定本体と共働作動して、係合した廃棄物の断片の少なくとも幾つかの断片を更に小寸へ縮小する、
    手動操作可能装置。
  2. 前記濾過器部は前記移動可能なサイズ縮小組立体に含まれる、請求項1記載の装置。
  3. 前記固定本体は、研磨面を含むスリーブを前記濾過器部の外面に向けて内方に付勢する弾性外部材を含む、請求項2記載の装置。
  4. 前記濾過器部は板材製の穿孔管を含み、且つ前記移動可能なサイズ縮小組立体は前記穿孔管の上端に隣接して配置されたキャップを含み、且つ前記穿孔管は前記固定本体の一部の剪断面と並置された外面を含む、請求項2記載の装置。
  5. 前記固定本体はスリーブを含み、且つ前記移動可能なサイズ縮小組立体は前記濾過器部を含み、且つ前記濾過器部は、前記スリーブに対して並置されると共に、前記スリーブ内において前記上方位置と前記下方位置との間で往復移動可能である、請求項1記載の装置。
  6. 前記スリーブは研磨内面を有し、且つ前記濾過器部は前記研磨内面に対して並置された外面を有し、それにより廃棄物は前記濾過器により担持されて前記研磨面に接触し、且つ前記上方位置および下方位置との間における前記移動可能なサイズ縮小組立体の往復移動により廃棄物の比較的に大寸の断片は更に小寸のサイズへ縮小され得る、請求項5記載の装置。
  7. 前記濾過器部は板材製の穿孔管を含み、且つ前記移動可能なサイズ縮小組立体は前記穿孔管の上端に隣接して配置されたキャップを含む、請求項5記載の装置。
  8. 前記スプリングは、部分的に前記穿孔管内に設置され、且つ前記キャップを付勢する上端を有する、請求項7記載の装置。
  9. 前記穿孔管は複数の穿孔弓状セクタを含み、各前記セクタはセクタ自体の弾性により前記研磨面に向けて半径方向外方に付勢されている、請求項7記載の装置。
  10. 前記固定本体は、前記濾過器の外側表面に向けて前記研磨面を含む前記スリーブを内方に付勢する弾性外部材を含む、請求項5記載の装置。
  11. 前記移動可能なサイズ縮小組立体はキャップを含み、且つ前記キャップは、前記移動可能なサイズ縮小組立体が上方位置に位置するときに、液体の流れ内に設置される垂直方向に平行に配向された遮閉部材のアレイを含む、請求項1記載の装置。
  12. 前記移動可能なサイズ縮小組立体は、前記キャップから下方に延在する垂直配向フィンガのアレイを有するキャップを含み、且つ
    前記固定本体部材は、前記移動可能なサイズ縮小組立体が上方位置から下方位置に向けて往復移動するときに複数フィンガの内の対応するフィンガを受けるべく整列された複数の通路を形成するショルダを含む、請求項1記載の装置。
  13. 前記廃棄物の比較的大寸の断片の内の一つの断片に係合し、且つ前記廃棄物を複数の通路の内の対応する通路内へ下方に搬送するために、前記複数のフィンガの内の少なくとも一つのフィンガは前記フィンガの外面上の所定位置に配置されて下方に開放したノッチを形成している、請求項12記載の装置。
  14. 前記移動可能なサイズ縮小組立体は前記濾過器部を含み、前記濾過器部は前記キャップに取付けられた穿孔管であって前記キャップから下方に延在する穿孔管を含み、且つ
    前記垂直配向フィンガは前記穿孔管の外面に沿って下方に延在する、請求項12記載の装置。
  15. 前記濾過器部は、前記固定本体内に設置された且つ貫通して下方に伸長した複数の通路を形成する穿孔カップを含み、前記通路は複数のスロットを含み、且つ
    前記移動可能なサイズ縮小組立体は、上部材と、前記上部材から下方に延在する支持部材と、前記支持部材上に取付けられ且つ前記穿孔カップ内の複数のスロットの内の対応するスロットに対して整列された複数のブレードとを含み、
    前記ブレードは、前記移動可能なサイズ縮小組立体が上方位置にあるときに、前記穿孔カップの上面の上方に配置され、且つ
    前記移動可能なサイズ縮小組立体がその下方位置に向けて下方に移動するとき、前記ブレードは廃棄物を担持して廃棄物の断片を更に小寸の断片へ縮小すべく移動可能である、請求項1記載の装置。
  16. 前記固定本体は、中央通路と、交差する側方スロットとを形成する上方に延在する中央塔状部を含み、
    前記複数のブレードの内の一つのブレードは前記側方スロットを貫通し、且つ前記支持部材は中央ボアを上方に貫通している、請求項15記載の装置。
  17. 前記塔状部の回りに摺動可能に配設されたカラーと、前記カラーから下方に延在し且つ前記穿孔カップに形成された複数のスロットの内の一つのスロットと整列する複数のブレードとを更に含む、請求項16記載の装置。
  18. 前記上部材は快適な上面を有するキャップである、請求項15記載の装置。
  19. 前記ブレードおよび前記スロットは、共働して廃棄物を剪断すべく相互に整列された夫々の剪断エッジを形成している、請求項15記載の装置。
  20. 前記複数のブレードの内の一つのブレードは廃棄物保持溝を形成する底面を有する、請求項15記載の装置。
  21. 前記複数のブレードの内の一つのブレードは複数の毛髪保持溝を形成する底面を有する、請求項15記載の装置。
  22. 前記複数のブレードの内の一つのブレードは鋭利エッジを有する、請求項15記載の装置。
  23. 前記濾過器は前記固定本体の一体部として形成されている、請求項15記載の装置。
  24. 前記複数のブレードの内の一つのブレードは研磨底面を有する、請求項15記載の装置。
  25. 前記固定本体は家庭用排水管の従来濾過器部材内に取付けられ得る、請求項1記載の装置。
  26. 家庭用排水管の従来濾過器部と組み合わされた請求項1記載の装置であって、
    前記従来濾過器部は水平な交差部材を含み、且つ
    前記スプリングは、前記移動可能なサイズ縮小組立体が上方位置と下方位置との間で移動するときに前記移動可能なサイズ縮小組立体と前記交差部材との間で圧縮されるべく前記交差部材上に当接している、装置。
  27. 前記固定本体は従来排水管用濾過器部材で置換され得る、請求項1記載の装置。
  28. 前記固定本体は半径方向に延在するフランジを含む、請求項27記載の装置。
  29. 前記濾過器は穿孔ベースプレートを含み、且つ
    前記移動可能なサイズ縮小組立体は、底プレートに形成された夫々の開口と整列して前記開口内へ移動可能な下端部を各々が有する複数の垂直延在部材を含む、請求項1記載の装置。
  30. 前記複数の垂直延在部材の内の一つの垂直延在部材の下端部は廃棄物収集ノッチを含む、請求項29記載の装置。
  31. 前記複数の垂直延在部材の内の一つの垂直延在部材の下端部は研磨面を有する、請求項30記載の装置。
  32. 前記移動可能なサイズ縮小組立体を下方位置に選択的に維持すべく前記移動可能なサイズ縮小組立体と前記固定本体との間に作動可能に介設された掛止機構を含み、且つ
    前記移動可能なサイズ縮小組立体が下方位置にあるときに液体が前記装置へ流れることを阻止すべく配置されたシール部材を含む、
    請求項1記載の装置。
  33. 前記濾過器部は前記固定本体の底部材を含み、前記固定本体は前記底部材から上方に延在する中央配置部を含み、前記移動可能なサイズ縮小組立体は複数の垂直配向フィンガを含み、且つ前記底部材は前記フィンガの内の対応するフィンガを受けるべく配設された複数の開孔を形成している、請求項32記載の装置。
  34. 家庭用排水管の濾過器部材と組み合わされた請求項33記載の装置であって、
    前記濾過器部材は半径方向に延在する上フランジを含み、且つ
    前記シール部材は、前記移動可能なサイズ縮小組立体に含まれると共に、前記サイズ縮小組立体を下方位置へ移動することによりシール・フランジに接触する位置へ移動可能である、装置。
  35. 前記濾過器部は前記固定本体の底部材を含み、前記固定本体は前記底部材から上方に延在する中央配置部分を含み、前記移動可能なサイズ縮小組立体は複数の垂直配向フィンガを含み、且つ前記底部材は前記フィンガの内の対応するフィンガを受けるべく配設された複数の開孔を形成している、請求項1記載の装置。
  36. 家庭用排水管の濾過器部材と組み合わされた請求項1記載の装置であって、
    前記濾過器部材は半径方向に延在する上フランジを含み、且つ
    前記移動可能なサイズ縮小組立体は、前記サイズ縮小組立体を下方位置へ移動することによりシール・フランジに接触する位置へ移動可能なシール部材を含む、装置。
  37. (a)排水管受器に向かう水の流れに含まれた所定量の廃棄物を受け、
    (b)廃棄物を含む水の流れを、前記排水管受器内に取付けられた手動操作可能装置の一部に隣接する所定位置へ案内し、
    (c)前記排水管受器内に配置された前記手動操作可能装置の一部材に隣接する第一箇所において水の流れから所定量の廃棄物を収集し、
    (d)水の流れを維持して第一箇所に廃棄物を保持する一方、前記所定量の廃棄物の一部を把持すべく前記装置のサイズ縮小組立体部を手動で移動し、
    (e)その後、前記サイズ縮小組立体を更に移動することにより、廃棄物の一部を複数の更に小寸の断片へ分割し、
    (f)その後、水の流れにおいて、更に小寸の断片を前記排水管受器から離し且つ排水管路へ搬送することを含む、
    廃棄物による家庭用排水管の目詰りを阻止する方法。
  38. 前記サイズ縮小組立体を手動で移動するに先立ち、水の流れを使用して所定量の廃棄物を前記装置内で所定配置に整列させる工程を含む、請求項37記載の方法。
  39. 前記所定配置は、廃棄物の内の少なくとも幾分かを撚房(strand)にすることを含む、請求項38記載の方法。
  40. 水の流れを使用し、前記装置の受部を通る複数の隣接する水路に跨る箇所に廃棄物の撚房を保持する工程を含む、請求項39記載の方法。
  41. 廃棄物を粉砕する工程は、前記サイズ縮小組立体を下方へ移動することを含み、それにより複数のノッチ形成フィンガを前記撚房に対して接触させ且つ水路の内の対応する水路内へ付勢して前記撚房を小寸断片へと分裂する、請求項39記載の方法。
  42. 廃棄物を整列させる前記工程の一部として、廃棄物に含まれた複数の毛髪を収集して絡み合わせる工程を含む、請求項38記載の方法。
  43. 所定量の廃棄物に含まれた複数の毛髪を収集かつ整列させて撚房を形成する更なる工程を含む、請求項37記載の方法。
  44. 廃棄物の一部分を研磨面に沿って機械的に搬送する工程を含み、それにより廃棄物の幾分かを更に小寸の断片へ切断する、請求項37記載の方法。
  45. 前記サイズ縮小組立体に形成された開口内に廃棄物の断片を捕捉し、且つ前記サイズ縮小組立体と前記装置の固定部との共働運動により廃棄物の断片を剪断する工程を含む、請求項37記載の方法。
  46. 廃棄物の撚房の複数の部分を把持すると共に、撚房の複数の部分を複数の対応する開孔内へ押圧することにより、廃棄物を更に小寸の断片へと剪断する工程を含む、請求項37記載の方法。
  47. 廃棄物の撚房を長手に沿って複数の箇所で把持し乍ら、撚房の複数の部分を複数の対応する開孔へと押圧することにより廃棄物を更に小寸の断片へ分裂する工程を含む、請求項37記載の方法。
  48. 廃棄物の撚房の長手に沿った複数の箇所を保持すると同時に押圧する工程を含み、それにより撚房を複数の隣接する開孔内へ同時に押圧し、且つそれにより廃棄物を引張り且つ更に小寸の断片へ分裂する、請求項37記載の方法。
  49. 前記サイズ縮小組立体を前記排水管受器の一部に係合させて前記排水管を閉鎖する工程を含み、それにより前記サイズ縮小組立体上に担持されたシール部材を前記排水管受器の表面と封止状態で接触させて保持する、請求項37記載の方法。
  50. 前記サイズ縮小組立体に含まれるスプリングを使用して前記排水管を閉鎖することにより、前記サイズ縮小組立体上に担持されたシール部材を前記排水管受器の表面と対して封止関係で保持する工程を含む、請求項37記載の方法。
  51. 複数の毛髪を相互に並べて整列し且つ毛髪を前記装置の中央部に向けて付勢するために、水の流れを利用して廃棄物の細長い撚房を形成する工程を含む、請求項37記載の方法。
  52. その後に前記サイズ縮小組立体を初期位置へ後退させ、且つその後に請求項34記載の各工程を反復する更なる工程を含む、請求項37記載の方法。
  53. 所定量の廃棄物を整列する前記工程の一部として、廃棄物に含まれる複数の毛髪を収集し且つ絡み合わせ、且つ
    水の流れを使用して、水の流れを横切る方向に交差させて毛髪の撚房を整列することを含む、請求項37記載の方法。
  54. 廃棄物の撚房を前記撚房に沿って複数の箇所で把持し、その後に前記撚房の夫々の部分を、前記手動操作可能装置の底部材における複数の離間開口内へ同時に付勢する工程を含み、それにより前記撚房を十分に細長くして複数の更に短い断片へ破断する、請求項37記載の方法。
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