JP2009540136A - 疎水性香料成分を含む複数回使用布地コンディショニング組成物 - Google Patents

疎水性香料成分を含む複数回使用布地コンディショニング組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2009540136A
JP2009540136A JP2009513829A JP2009513829A JP2009540136A JP 2009540136 A JP2009540136 A JP 2009540136A JP 2009513829 A JP2009513829 A JP 2009513829A JP 2009513829 A JP2009513829 A JP 2009513829A JP 2009540136 A JP2009540136 A JP 2009540136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
perfume
fabric conditioning
free
free perfume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009513829A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009540136A5 (ja
Inventor
ジョージ、カビン、モーガン、ザ、サード
ザイヨウ、リウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2009540136A publication Critical patent/JP2009540136A/ja
Publication of JP2009540136A5 publication Critical patent/JP2009540136A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/001Softening compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/04Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties combined with or containing other objects
    • C11D17/041Compositions releasably affixed on a substrate or incorporated into a dispensing means
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/04Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties combined with or containing other objects
    • C11D17/041Compositions releasably affixed on a substrate or incorporated into a dispensing means
    • C11D17/047Arrangements specially adapted for dry cleaning or laundry dryer related applications
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/50Perfumes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M13/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M13/005Compositions containing perfumes; Compositions containing deodorants

Abstract

3.0以上のClogPを有する香料成分を少なくとも1つ含む、疎水性の遊離香料組成物を含む複数回使用布地コンディショニング組成物は、自動衣類乾燥機内での布地のコンディショニングに有用である。

Description

本発明は、改良された布地コンディショニング組成物及び同組成物の使用及び製造方法に関する。
乾燥機添加型の布地コンディショニング製品は、すすぎ添加型の布地コンディショニング製品と比べて、すすぎサイクル開始のちょうどその時に居合わせなければならないという必要を消費者から省くことから、消費者により優れた利便性を提供する。複数回使用の乾燥機添加型製品は、消費者が乾燥機サイクルの度に製品を乾燥機内に入れることを覚えておく必要がないことから、1回使用製品よりも大きな利便性を提供する。例えば米国特許:第3,634,947号;第3,676,199号;第3,967,008号;第4,004,685号;第4,014,105号;第4,014,432号;第4,053,992号;第4,149,977号;第4,642,908号;第5,040,311号;第5,300,238号;第5,480,567号;第5,787,606号;第5,966,831号;第6908041号;第6908040号;及び米国特許公開:第2003/0192197号;第2003/0195130号;第2005/0192204号;第2005/0192207号参照。しかし、多数の複数回使用製品、特に20又は30回以上の乾燥機サイクルを意図した製品は、製品の全寿命を通して一貫した布地コンディショニング効果及び香料送達を提供しない場合がある。これらの複数回使用製品の低下した又は一貫性のない性能の一因は、加熱及び冷却の乾燥機サイクルの繰返しが、寿命最後の低性能につながる製品のアニーリング及びそれによる硬化にあると考えてもよい。
それ故、製品の全寿命を通じて、より一貫した水準の布地コンディショニング活性物質及び香料の布地への付着を提供する複数回使用布地コンディショニング製品を提供することの継続的必要性が存在する。
複数回使用布地コンディショナー組成物の製造に伴う別の問題は、組成物の半径方向の厚さにわたる香料組成物の濃度勾配である。これは、高温の融解組成物を固結するときに組成物中の前記成分が優先的に結晶化することによって生じる。このプロセスは、香料がコンディショニング組成物と共に勾配を形成する原因にもなる場合がある。この望ましくない組成物の勾配は、コンディショナー活性物質と香料との両方の放出速度に差を引き起こし、それによってユーザが製品の寿命を通して一貫した性能を経験するのを妨げることがある。それ故、布地コンディショナー組成物の成分に対するこのような濃度勾配を低減する必要がある。
本発明は、上記及びその他の必要性に対処しようと試みる。したがって、本発明の第1の態様は、
(a)布地コンディショニング活性物質、
(b)キャリア成分、および
(c)遊離香料成分を含む遊離香料組成物であって、前記遊離香料組成物の全重量の少なくとも約50%が、約3以上のオクタノール/水分配係数(「ClogP」)を有する、遊離香料組成物を含み;
前記組成物が、自動衣類乾燥機の内側表面に操作可能に接続可能である、複数回使用の布地コンディショニング組成物を提供する。
1つの実施形態において、遊離香料組成物は、遊離香料成分が前記遊離香料組成物の全重量の少なくとも約25%であり、約240℃以上の沸点を有することを特徴とする。
別の実施形態において、遊離香料組成物は、遊離香料成分が前記遊離香料組成物の全重量の少なくとも25%であり、約250℃以上の沸点を有することを特徴とする。
本発明の別の態様は、前記布地を本発明の布地ケア組成物に接触させる工程、好ましくは自動衣類乾燥機の内部の布地に接触させる工程を含む、布地のコンディショニング方法を提供する。
本発明の複数回使用布地コンディショニング組成物は、好ましくは組成物キャリアに操作可能に接続されて複数回使用布地コンディショニング物品を形成する。そして次に、布地コンディショニング物品は、好ましくは衣類乾燥機の内側表面に操作可能に接続可能である。好ましい実施形態では、前記物品はさらに結合部材を含み、前記組成物キャリアが前記結合部材に操作可能に接続でき、そして次に、前記結合部材が衣類乾燥機の内側表面に操作可能に接続可能である。別の実施形態では、布地コンディショニング物品は、組成物キャリア又は結合部材を含まないか又は実質的に含まない。
「遊離香料組成物」とは、1つ以上の遊離香料成分の組成物である。そして次に、用語「遊離香料成分」は、本発明の目的で、香料分野の当業者によって理解されるように、香料キャリアの上又は中への吸収(例えば、ゼオライト類又は粘土類又はシクロデキストリン類上への吸収)及び封入(例えば、香料マイクロカプセルへの)のいずれもされない、処理された布地に所望の香りを付与する化合物である。
「香料前駆体」は、本発明の「香料成分」の定義に包含される。用語「香料前駆体」は、US2005/0192204 A1号、段落5以下及びそこに引用された参照に一般的に記載されている。香料前駆体の一例は、クリフベース(Cliff-base)であり、例えば、米国特許公開番号2005/0239667 A1;2005/0043208 A1;2004/0106528 A1;2003/0153474 A1;2003/0064899 A1参照。
香料技術分野では、無香又は極微香のいくつかの物質は、希釈剤又は増量剤として使用されることが認識されている。これらの物質の非限定的な例は、ジプロピレングリコール、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、ミリスチン酸イソプロピル、及び安息香酸ベンジルである。これらの物質は、例えば、いくつかの香料成分を希釈及び安定化するために用いられる。本発明の目的で、これらの物質は「香料成分」又は「遊離香料成分」の定義のいずれにも包含されず、それ故用語「遊離香料組成物」の一部として明確に除外される。
遊離香料成分を測定及び同定するための1つの好適な方法としては、ガスクロマトグラフィー/質量分析計システム(GC/MS)の使用が挙げられる。例えば、複数回使用布地コンディショニング組成物の試料2gを、5mLのジクロロメタン(HPLCグレード、シグマ(Sigma)−ミズーリ州セントルイス(St. Louis))で抽出する。前記抽出物を、カチオン抽出樹脂に通して、カチオン性界面活性剤を除去する。上清を、緩やかな窒素下で1.0mL未満まで濃縮し、ジクロロメタンで1.0mlに戻す。遊離香料組成物を含有する濃縮された抽出物を、続いて、アジジェント(Agigent)5973又は5972 GC/MSシステムを用いて分析する。遊離香料成分は、米国標準技術局(National Bureau of Standard and Technologies (NIST))が作成した香料質量分析ライブラリ(perfume Mass Spectrometry library)、2002年版を用いて同定される。遊離香料成分の定量化は、解像度及び干渉のレベルに応じて、水素炎イオン化検出器若しくは選択されたイオンモニタリング法(cys(シカモア)ガス質量分析)又はこれらの組み合わせを用いて、実施される。
理論に束縛されるものではないが、多数の加熱及び/又は柔軟化サイクルを経験する複数回使用布地コンディショニング組成物に組み込まれる遊離香料組成物は、拡散及び/又は揮発によって消耗されうると考えられる。さらに、組成物の全耐用期間の間、より揮発性の高い遊離香料成分はより速く拡散し、布地コンディショニング組成物からより速く消耗されると考えられる。したがって、後期の乾燥サイクルでは香料の喪失のために衣類に与えられる香料の強度がより低くなるだけでなく、後期のサイクルで高揮発性遊離香料成分が不均衡により多く喪失されるために香料の特徴も変化する。さらに、固体の布地コンディショニング組成物に完全に混合された遊離香料組成物は、前記固体コンディショニング組成物を柔軟化し、それによって布地コンディショニング活性物質の布地への分配速度を増加させる効果があると考えられる。初期の乾燥サイクルでは、固体組成物は比較的多くの香料を含有し、それ故、固体布地コンディショニング組成物が比較的より少ない香料を含有し(香料喪失により)、それ故固体布地コンディショニング組成物がより硬くなって、1サイクル当たりの布地に放出する活性物質がより少ない後期(特に組成物の耐用期間の後半のサイクルにおいて)と比べて、より柔軟で、1サイクル当たりの布地に放出する活性物質がより多い。
さらにまた、理論に束縛されるものではないが、遊離香料組成物は、抽出及びスタンピングプロセス中の結晶形成において、固体布地コンディショニング組成物に対する溶媒として作用してもよいと考えられる。これに関連して、異なる香料成分を含有する遊離香料組成物は、異なる溶媒特性を示し、それ故固体の布地コンディショニング組成物の硬度に種々のレベルの影響を生じ、それ故、布地コンディショニング活性物質及び香料の放出速度に影響する。所与の複数回使用布地コンディショニング組成物について、高レベルの疎水性香料成分を含有する遊離香料組成物からは、低レベルの疎水性遊離香料成分を含有する遊離香料組成物の場合と比べて、より硬いコンディショニング組成物が得られることが観察されている。本発明は、部分的に、この観察結果に基づく。オクタノール/水分配係数(以後「ClogP」)が約3.0以上、好ましくは約3.5以上である遊離香料成分は、製品の全耐用期間を通じて、特に製品のライフサイクルの後期(例えば、30回目、40回目、50回目、又はそれ以上のサイクル)に、布地へのより一貫した布地コンディショニング活性物質の送達及び/又は香料付着を提供することが観察されている。
布地コンディショニング組成物が自動衣類乾燥機内の湿った洗濯物を柔軟化するために用いられるとき、前記組成物の放出特性に香料が与える影響を例証するため、それぞれが異なる遊離香料成分を含む複数回使用布地コンディショニング組成物の3つの例を提供する。前記3つの組成物の間の唯一の変数は、遊離香料組成物を含む成分である。この目的のため、遊離香料成分は3.0以上のClogP値を含有する重量パーセントの程度が異なる。3つの遊離香料組成物は以下のものである:
Figure 2009540136
(a)エチレンビスステアルアミドは、ロンザ(Lonza)より入手可能。
(b)ジ−(タローイルオキシエチル)−N,N−メチルヒドロキシエチルアンモニウムメチルサルフェ−トは、デグサ(Degussa)より入手可能。
複数回使用布地コンディショニング組成物は、いかなる組成物キャリア又は結合部材(例えば、米国特許公開番号2003/0192197 A1による「製品ディスペンサー」及び/又は「キャリア」)も包含しておらず、重量が約55gである。
香料A、B、及びCは、遊離香料成分が異なる遊離香料組成物である。香料Aは、ClogP値が3.0以上の遊離香料成分を、遊離香料組成物の36.8重量%含有する。香料Bは、ClogP値が3.0以上の遊離香料成分を、遊離香料組成物の77.2重量%含有する。香料Cは、ClogP値が3.0以上の遊離香料成分を、遊離香料組成物の100重量%含有する。
放出データは、自動衣類乾燥機内の湿った洗濯物を用いて作成される。湿った洗濯物は、綿、ポリエステル、及びこれらの混紡のような、混合した布地の種類を含有する、3.4kg(7.5ポンド)の布地束(乾燥重量)からなる。米国1位の自動洗濯機では、各束が、香料を含まない洗剤マトリックスを用いて、64l(17ガロン)の32℃(90°F)の水で12分サイクル洗浄される。各束(bundle)は、その後16℃(60°F)の水ですすがれる。すすぎ後、遊離した及び/又は隣接する水が、回転サイクルにかけられることによって束から除去される。洗浄された布地束の各々は、複数回使用布地コンディショニング物品が乾燥機の胴の羽根に取り付けられた自動洗濯乾燥機内に置かれる。各布地束は、55分間乾燥され、10分の冷却サイクルがおかれる。各複数回使用布地コンディショニング組成物は、各サイクルの後で除去され、そのサイクル中に放出された布地コンディショニング組成物の量を決定するために秤量される。
図1のグラフは、10回の乾燥機サイクルの過程の各乾燥サイクル後の、3つそれぞれの布地コンディショニング組成物の放出を図示している。Y軸は放出される組成物の量を規定し、X軸は乾燥機サイクルの数を規定する。グラフが示すように、本発明の範囲外である香料Aは、1回目の乾燥機サイクルと3回目の乾燥機サイクルとの間に放出される組成物の量が劇的に減少する。布地コンディショニング組成物の1回目のサイクルは約12gを付着したのに対し、3回目のサイクルは約4g未満の組成物を放出した。これは、放出される組成物に3倍近い差があることを示す。対照的に、本発明の好ましい実施形態である香料Cは、4gをわずかに超える布地コンディショニング組成物及び約2gの組成物を3回目の乾燥機サイクルで放出した。これは、1回目と3回目の乾燥機サイクルで放出される布地コンディショニング組成物の量に約2倍の差しかないことを示す。このデータは、本発明の遊離香料組成物が初期の乾燥機サイクルの間により一貫した布地コンディショニング組成物の放出を提供することを実証するだけでなく、このような高レベルの組成物が初期の乾燥機サイクルで放出されるときに起こる可能性がある(香料Aの場合のように)布地の染みが発生する可能性が高いことも示す。
本発明の1つの実施形態では、当該組成物は、重量対重量で、1回目のサイクルと3回目のサイクルを比較して、それぞれ約3:1未満という放出特性を示す。別の実施形態では、この比はそれぞれ約3:2未満、好ましくは5:3未満、より好ましくは2:1未満である。さらに別の実施形態では、この比はそれぞれ約1:1である。さらに別の実施形態では、この比は5サイクル、好ましくは10サイクル、より好ましくは20サイクル、さらにより好ましくは30サイクルにわたる。
本発明の第1の態様は、遊離香料組成物を含む複数回使用布地コンディショニング組成物であって、前記遊離香料組成物が遊離香料成分を含み、前記遊離香料成分が約3以上のオクタノール/水分配係数(「ClogP」)を含む、複数回使用布地コンディショニング組成物を提供する。
本発明の目的のため、ClogPを測定又は計算する多数の好適な方法がある。本発明の目的で、用語「ClogP」は、報告されたlogP値、実測logP値、又は計算されたlogP値を包含する。例えば、多くの香料成分についてlogPが報告されており、例えば、デイライト・ケミカル・インフォーメーション・システム社(Daylight Chemical Information Systems, Inc.)(デイライト(Daylight)CIS)(カリフォルニア州アービン(Irvine))から提供されているプロモナ(Promona)92データベースに、オリジナル文献からの引用に加えて多数の値が掲載されている。しかしながら、logP値は、これもデイライト(Daylight)CIS社から入手可能な「CLOGP」プログラムによって最も便利に算出される。このプログラムはまた実測logP値も、それらがプロモナ(Promona)92データベースにおいて入手可能な場合には、一覧にしている。logPの計算値は、ハンシュ(Hansch)及びレオ(Leo)のフラグメントアプローチにより求められる(A.レオ(A. Leo)の「総括医薬品化学(Comprehensive Medicinal Chemistry)」、第4巻、C.ハンシュ(C.Hansch)、P.G.サメンス(P.G.Sammens)、J.B. テイラー(J.B.Taylor)、及びC.A.ランスデン(C. A. Ransden)編、295頁、ペルガモン出版(Pergamon Press)、1990年を参照し、これを参照として本明細書に組み込む)。フラグメントアプローチは、各香料成分の化学構造に基づいており、原子の数と種類、原子の結合性、及び化学結合を考慮に入れている。logPの計算値は、この物理化学特性に関して主として信頼でき広く使用されている推定値であり、本発明で有用な遊離香料成分の選択において実測logP値の代わりに使用されるのが好ましい。
好ましい実施形態では、遊離香料組成物は、複数回使用布地コンディショニング組成物中の遊離香料組成物の少なくとも約50重量%、又は少なくとも約60重量%、又は少なくとも約70重量%、又は少なくとも約80重量%、又は少なくとも約85重量%、又は少なくとも約90重量%、又は少なくとも約95重量%、又は少なくとも約97重量%の、あるいは約99重量%を超えない、遊離香料成分を含有し、前記遊離香料成分が3.0以上、好ましくは約3.2以上、好ましくは約3.4以上、好ましくは約3.5以上、好ましくは約3.6以上のClogP値を有する。
本発明の組成物で有用となる可能性のある疎水性遊離香料成分の非限定例としては、ヘキシル2−メチルブタノエート、ジメチルベンジルカルビニルブチラート、ジフェニルメタン、ジフェニルオキシド、α−ヘキシルシンナムアルデヒド、p−トイルフェニルアセテート、イソブチルフェニルアセテート、フェネチルフェニルアセテート、ゲラニルフェニルアセテート、ジメチルフェニルエチルカルビニルアセテート、酪酸ベンジル、ケイ皮酸ベンジル、β−ブロムスチロール、シクラメンアルデヒド、エチルリナロール、アネトール、γウンデカラクトン、イソブチルカプロエート、ギ酸シトロネリル、ギ酸ゲラニル、ゲラニルアセテート、エチレンブラシレート、ペンタデカノリド、3,7−ジメチル−1−オクタノール、シトロネロール、シトロネラール、ゲラニルブチレート、エチルヘプトエート、メチルn−ノニルアセトアルデヒド、メチル2−ノニノエート、ミルセニルアセテート、メチルノニルケトン、カプリンアルコール、カプルアルデヒド、ウンデカナール、10−ウンデカナール、ラウルアルデヒド、ジヒドロジャスモン、リナリルアセテート、ギ酸リナリル、ベチバーアセテート、ベンジルサリチレート、ベンゾフェノン、イソオイゲノールベンジルエーテル、ベンジルベンゾエート、α−アミルシンナムアルデヒド、ベンジルイソアミルエーテル、β−ミルセン、8−ヘキサデセノリド、ノナアルデヒド、イソボルニルアセテート、2−(secブチル)−1−ビニルシクロヘキシルアセテート、メチル2−ヘキシル−3−オキソ−シクロペンタンカルボキシレート、5−シクロヘキサデセノン、イソヘキセニルシクロヘキセニルカルボキシアルデヒド、2−デセナール、イソノニルアセテート、14−オキサビシクロ[10.3.0]−2−ペンタデセン、2−イソプロピル−5−メチルヘキシルアセテート、リナロールエチルアセタール、シス−3−ヘキセニルイソブチレート、トランス−アネトール、3,4,5,6−テトラヒドロプソイドイオノン、ファルネソール、2−ドデセナール、ビサボレン、p−メンタン−8−オール、カルバクロール、シクロペンタデカノン、ゲラニルニトリル、シトロネリルニトリル、2,4,6−トリメチル−4−フェニル−1,3−ジオキサン、ジヒドロミルセノールアセテート、n−ペンチルブチラート、ムスコン、ヘキシルネオペンタノエート、ジブチルスルフィド、デシルプロピオネート、2−ブチル−4,4,6−トリメチル−1,3−ジオキサン、環状エチレンドデカンジオエート、3−メチル−5−フェニル−1−ペンタノール、フェネチルイソアミルエーテル、カンフェン、イソプレギルアセテート、シス−8−ウンデセン−1−アール、3,5,5−トリメチルヘキシルアセテート、ホルムアルデヒドシクロドデシルエチルアセタール、テルピノレン、ジヒドロ−α−テルピニルアセテート、テトラヒドロゲラニアール、α−アミル−シンナムアルデヒドジエチルアセタール、3,7−ジメチル−2(3),6−ノナジエンニトリル類、ベチバリルアセテート、n−ヘキシルサリチレート、1−(4−イソプロピルシクロヘキシル)エタノール、トランス−4−デセン−1−アール、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
1つの実施形態では、本発明の遊離香料組成物は、すべてClogPが約3以上の、好ましくは約3.5以上の異なる遊離香料成分を、少なくとも約2つ、又は少なくとも約3つ、又は少なくとも約4つ、又は少なくとも約5つ、又は少なくとも約6つ、又は少なくとも約7つ、又は少なくとも約8つ、又は少なくとも約9つ、又は少なくとも約10、含む。
1つの実施形態では、本発明の複数回使用布地コンディショニング組成物は、前記複数回使用布地コンディショニング組成物の約0.01重量%〜約15重量%、あるいは約0.05重量%〜約10重量%、あるいは約0.1重量%〜約6重量%;あるいは約0.3重量%〜約4重量%、又はあるいは約0.5重量%〜約3重量%の遊離香料組成物を含む。
以下は、本発明の高疎水性遊離香料成分の非限定的な例である:
Figure 2009540136
低疎水性遊離香料成分は、好ましくは本発明の複数回使用コンディショニング組成物において最小限に抑えられ、約3未満のClogPを有する。布地コンディショニング組成物のいくつかの実施形態では、いくつかの低疎水性遊離香料成分を、例えば製品の香り特性のバランスをとるために、少量使用できる。
低揮発性香料成分
本発明の別の態様は、約3以上のClogPを有し、約240℃以上の沸点を有することを特徴とする、遊離香料成分を提供する。
多くの香料成分の沸点は、例えば「香料及び風味料ケミカル(Perfume and Flavor Chemicals)(アロマケミカルズ(Aroma Chemicals))」、S.アークタンダー(S. Arctander)、著者により出版、1969年、に報告されている。その他の沸点の値は、バイルスタイン・ハンドブック(Beilstein Handbook)、ランゲの化学ハンドブック(Lange’s Handbook of Chemistry)、並びに、化学及び物理学のCRCハンドブック(CRC Handbook of Chemistry and Physics)のような、様々な化学ハンドブック及びデータベースから入手することができる。沸点が非標準圧力、通常は標準圧力よりも低い圧力で与えられるか又は測定されている場合、「化学者必携(The Chemist’s Companion)」、A. J.ゴードン(Gordon)及びR.A.フォード(Ford)著、ジョン・ワイリー&サンズ出版(John Wiley & Sons Publishers)、1972年、30〜36頁のような、沸点−圧力計算図表を用いて、標準圧力での沸点をおおよそ予測することができる。該当する場合、沸点値は、「ピラン類及びピロール類の標準沸点のコンピュータ援用予測(Computer-Assisted Prediction of Normal Boiling Points of Pyrans and Pyrroles)」、D.T.スタントン(Stanton)ら、化学情報コンピュータサイエンス誌(J. Chem. Inf. Comput. Sci.)、32(1992年)、306〜316頁、「フラン類、テトラヒドロフラン類、及びチオフェン類の標準沸点のコンピュータ援用予測(Computer-Assisted Prediction of Normal Boiling Points of Furans, Tetrahydro-furans, and Thiophenes)」、D.T.スタントン(Stanton)ら、化学情報コンピュータサイエンス誌(J. Chem. Inf. Comput. Sci.)、31(1992年)、301〜310頁及びそこに引用されている文献、並びに「分子構造からの物理特性の予測(Predic
ting Physical Properties from Molecular Structure)」、R.ムルガン(Murugan)ら、ケムテック(Chemtech)、1994年6月号、17〜23頁に記載されているような、分子構造データに基づくコンピュータプログラムで計算することもできる。
1つの実施形態では、遊離香料成分が、遊離香料組成物の全重量の少なくとも約50%、又は約60%、又は約70%、又は約80%、又は約90%、又は約100重量%を有することを特徴とし、約3.0以上、好ましくは約3.5以上のClogPを有し、ここに、前記遊離香料成分が遊離香料組成物の全重量の少なくとも約25%、又は約35%、又は約45%、又は約55%、又は約65%、又は約75%の、あるいは約99重量%以下であり、約240℃以上、より好ましくは約250℃以上の沸点を含むことをさらに特徴とし、ここに、前記沸点は標準圧力(すなわち、760mmHg)で測定される。
さらに別の実施形態では、本発明の遊離香料成分は、少なくとも約3つ、又は4つ、又は5つ、又は6つ、又は7つ、又は8つ、又は9つ、又は10、又はそれ以上の異なる遊離香料成分を含有してもよく、各々が約240℃以上、より好ましくは約250℃以上の沸点を有する、ここに、各遊離香料成分は、約3以上、好ましくは約3.5以上のClogPも有する。
これらの「低揮発性」遊離香料成分は、布地コンディショニング活性物質の放出速度のバラツキを低減、及び/又は組成物の耐用期間中に送達される香料の強度及び特徴のバラツキを低減、及び/又は組成物の香り、特に組成物の初期の香りを低減するのに役立つ場合があり、製品の耐用期間を通じて布地へのより一貫したコンディショニング活性物質の送達及び/又は香料付着も提供する場合がある。
香料デリバリーシステム
本発明の別の態様は、香料デリバリーシステムをさらに含む複数回使用布地コンディショニング組成物に対応している。用語「香料デリバリーシステム」は、遊離香料成分を包含しない。香料デリバリーシステムの非限定例としては、香料マイクロカプセル類、シクロデキストリン、細胞マトリックスマイクロカプセル類、及び多孔質キャリアマイクロカプセル類が挙げられる。1つの実施形態では、複数回使用布地コンディショニング組成物は、前記複数回使用布地コンディショニング組成物の約0.001重量%〜約15重量%の香料デリバリーシステムを含む。
香料マイクロカプセル1つの実施形態では、香料デリバリーシステムは香料マイクロカプセルを含む。次に、封入された香料を含む香料マイクロカプセル。「封入された香料」は、本発明の目的で、用語「遊離香料組成物」の定義の範囲内ではない。香料マイクロカプセルは、香料の潜在的供給源を提供し、US 2005/0192204 A1、段落37〜43に一般的に記載されている。香料マイクロカプセルは、US 2003/215417 A1;US 2003/216488 A1;US 2003/158344 A1;US 2003/165692 A1;US 2004/071742A1;US 2004/071746 A1;US 2004/072719 A1;US 2004/072720 A1;EP 1393706 A1;US 2003/203829 A1;US 2003/195133 A1;US 2004/087477 A1;US 2004/0106536 A1;米国特許第6645479号;米国特許第6200949号;米国特許第4882220号;米国特許第4917920号;米国特許第4514461号;US RE 32713;米国特許第4234627にも記載されている。
本発明の実施形態の1つでは、マイクロカプセルの外殻はアミノプラスト樹脂を含む。このような外殻カプセルの形成方法としては、重縮合が挙げられる。アミノプラスト樹脂類は、1種類以上のアミン類と1種類以上のアルデヒド類、典型的にはホルムアルデヒドとの反応物である。好適なアミン類の非限定的な例として、尿素、チオ尿素、メラミン及びその誘導体、ベンゾグアナミン及びアセトグアナミン、及びアミン類の組合せが挙げられる。好適な架橋剤(例えば、トルエンジイソシアネート、ジビニルベンゼン、ジアクリル酸ブタンジオールなど)も用いることができ、二次ウォールポリマーも、例えば無水物、及びそれらの誘導体、特に、米国特許公開第2004/0087477 A1号に開示される無水マレイン酸のポリマー及びコポリマーを、必要に応じて用いることができる。
別の実施形態では、マイクロカプセルの外殻は、ユリア−ホルムアルデヒド、メラミン−ホルムアルデヒド、又はこれらの組み合わせを含む。
1つの実施形態では、マイクロカプセルは、砕けやすい性質のものである。「破砕性」とは、マイクロカプセルが直接的な外部圧力又は剪断力を受けたときに破裂又は破断開裂する性質を指す。本発明の目的のため、使用されるマイクロカプセルは、前記マイクロカプセルで処理される布地に取りつけられている間に、カプセルを含有する布地がすり減らされる又は取扱われることで操作されるときに遭遇する力によって破壊され得る(それによってカプセルの内容物を放出する)場合に、「砕けやすい」。
1つの実施形態で、外殻カプセルは典型的には1μm〜100μm、あるいは5μm〜80μm、あるいは10μm〜75μm、及びあるいは15μm〜50μmの範囲の平均直径を有する。粒径分布を、狭く、広く、又は多峰性にすることができる。
別の実施形態では、マイクロカプセルは、寸法が様々であり、約5μm〜約300μm、あるいは約10μm〜約200μmの最大直径を有する。カプセル粒径が300μmに近づくにつれて、例えば、250μmで、布地に同伴されるカプセルの数の減少が観察されてもよい。
別の実施形態では、本発明にて利用されるカプセルは一般に、約0.1μm〜50μm、あるいは約1μm〜約10μmの範囲の平均外殻厚を有する。
シクロデキストリン本発明の別の態様は、シクロデキストリンを含む香料デリバリーシステムを提供する。本明細書で使用するとき、用語「シクロデキストリン」は、6〜12個のグルコース単位を含有する非置換型シクロデキストリン類、特にβ−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリン、α−シクロデキストリン、及び/又はこれらの誘導体及び/又はこれらの混合物のような既知である任意のシクロデキストリンのいずれかを含む。本発明で使用するのに有用かもしれないシクロデキストリンのより詳細な記述は、US2005/0192204A1、段落40〜43に記載されている。
細胞マトリックスマイクロカプセル本発明の別の態様は、香料細胞マトリックスマイクロカプセルを含む香料成分を提供する。香料細胞マトリックスの香料マイクロカプセル、好ましくは水分活性化されるもの、及び/又は水溶性であるものは、粒子中の細胞の中に安定して保持される香料を含有する固体粒子である。香料細胞マトリックスマイクロカプセルは、US2005/0192204 A1、段落44に記載されている。1つの実施形態において、水分活性化香料細胞マトリックスのマイクロカプセルは、デンプンを細胞マトリックス物質として用いる香料デンプンマイクロカプセルを含む。
多孔質キャリアマイクロカプセル本発明の別の態様は、多孔質キャリアマイクロカプセルを含む香料デリバリーシステムを提供する。香料組成物の一部又はすべては、ゼオライト又は粘土のような、多孔質キャリアの上及び/又は中に吸収されていることによって封入され、香料多孔質キャリアマイクロカプセルを形成することもできる。多孔質キャリアマイクロカプセルは、US2005/0192204 A1、段落53に記載されている。
布地コンディショニング活性物質
本発明の別の態様は、布地コンディショニング活性物質を含む複数回使用布地コンディショニング組成物に対応している。用語「布地コンディショニング活性物質」とは、遊離香料成分、又は香料デリバリーシステム、又は香料を包含しない、布地に所望の効果を付与するいかなる化合物も意味する。1つの実施形態では、布地コンディショニング活性物質は、布地柔軟化活性物質及び/又は帯電防止活性物質である。特定の活性物質が1つを超える布地コンディショニング効果を有してもよいことは理解される。布地柔軟化活性物質としては、アルキル化第四級アンモニウム化合物、環状又は環式第四級アンモニウム化合物、芳香族第四級アンモニウム化合物、ジ第四級アンモニウム化合物、アルコキシル化第四級アンモニウム化合物、アミドアミン第四級アンモニウム化合物、エステル第四級アンモニウム化合物、及びこれらの混合物が挙げられる。
布地コンディショニング活性物質の別の非限定例には、US2003/0195130 A1、段落14〜17に記載されているものが包含されてもよい。1つの実施形態では、本発明の複数回使用布地コンディショニング組成物は、約1%〜約90%、あるいは約5%〜約70%、あるいは約10%〜約50%の布地コンディショニング活性物質を含む。
キャリア成分
本発明の別の態様は、キャリア成分を提供する。用語「キャリア成分」とは、組成物内の布地コンディショニング活性物質の含有を助け、布地コンディショニング活性物質が自動衣類乾燥機の乾燥サイクル中に湿った洗濯物に移動できるようにする、構造化合物を意味する。このような作用機構の1つは、周辺温度で固体であり、乾燥機の動作温度を超える融解温度又は軟化温度を有する、複数回使用布地コンディショニング組成物を提供する。代表的なキャリア成分としては、エチレンビスアミド類、一級アルキルアミド類、アルカノールアミド類、ポリアミド類、少なくとも12個の炭素原子を含有するアルコール類、少なくとも12個の炭素原子のアルキル鎖を含有するアルコキシル化アルコール類、少なくとも12個の炭素原子を含有するカルボン酸類、及びこれらの誘導体類が挙げられる。キャリア成分のその他の例としては、US2005/0192204 A1、段落66〜76に記載されているものが挙げられる。実施形態において、キャリア成分は、1つ以上の高融点ワックスを含む(例えば、90℃を超える)。
1つの実施形態では、複数回使用布地コンディショニング組成物は、前記組成物の約1重量%〜約90重量%、あるいは約5重量%〜約75重量%、あるいは約10重量%〜約60重量%、あるいは約15重量%〜約50重量%のキャリア成分を含む。
加工剤
本発明の別の態様は、加工剤を含む複数回使用布地コンディショニング組成物を提供する。加工剤の非限定例は、オクラホマ州サンドスプリングス(Sand Springs)のベーカー・ヒューズ社(Baker Hughes)のベーカーペトロライトポリマー事業部(Baker Petrolite Polymers Division)から入手可能なヴィバー(Vybar)103ポリマーのような炭化水素ポリマーである。この炭化水素ポリマーは、気泡、色むらの除去を助けてもよく、香料結合剤として作用してもよい。
操作可能に接続される又は接続可能
布地コンディショニング組成物は、前記組成物が自動衣類乾燥機の乾燥サイクル中に湿った洗濯物に接触するよう、回転式乾燥機の内側表面、例えば乾燥機の羽根(又はバッフル)上に操作可能に接続されるか又は操作可能に接続可能である。組成物は、例えばUS 2003/0192197に開示されているクレードルのようなクレードルによって、乾燥機の内側に操作可能に接続可能である。
乾燥サイクル中、布地コンディショニング組成物は、所望のレベルの柔軟化及び清新化特性並びに任意には帯電特性を提供するのに十分な量の布地コンディショニング組成物を布地に放出すべきである。さらに、布地コンディショニング組成物は、洗濯物のしみを生じると思われる、多すぎる布地コンディショニング活性物質を放出すべきではない。乾燥サイクル中、布地コンディショニング組成物は、乾燥した洗濯物454グラム(1ポンド)につき約0.01g〜約1gの布地コンディショニング組成物を放出するであろう。1回の乾燥サイクル当たりの放出量は、乾燥した洗濯物454グラム(1ポンド)につき約0.02g〜0.75gの布地コンディショニング組成物であることができ、乾燥した洗濯物454グラム(1ポンド)につき約0.05〜0.50gの布地コンディショニング組成物であることができる。乾燥機の寸法及び布地コンディショニング組成物の寸法は、異なる種類の乾燥機及び乾燥条件で変動しうることが理解されるべきである。例えば、産業用洗濯設備において及び住宅又は消費者環境で一般的に使用される様々な寸法の乾燥機が存在する。
任意成分
本発明の組成物は、汚れ放出剤、キレート剤、移染防止剤、染料固着剤、脱塩素剤、蛍光増白剤、賦香剤、抗菌剤、殺真菌剤、しわ防止剤、酸化防止剤、防腐剤、可塑剤、防虫剤、イガ忌避剤、加工助剤、離型剤、及びこれらの混合物のような任意成分を有効量含有することができる。好ましい汚れ放出ポリマー類、キレート剤、移染防止剤、染料固着剤、脱塩素剤、及び酸化防止剤は、米国特許第6,046,154号(トリン(Trinh)ら、2000年4月4日発行)及びそこに引用される文献に示されている。好ましい賦香剤(シクロデキストリン類、金属塩類、及びゼオライト類のような)、しわ防止剤、抗菌剤、殺真菌剤、防腐剤、防虫剤、又はこれらの組み合わせ。一実施形態では、上記の任意成分の1つ以上を含まないか又は実質的に含まない。
複数回使用
用語「複数回使用」は、当該布地コンディショニング組成物が、それを交換する必要が生じるまでに、洗濯物を乾燥するために交換する必要が生じるまでに、少なくとも2サイクル、好ましくは少なくとも約10サイクル、より好ましくは少なくとも約20サイクル、より一層好ましくは少なくとも約30サイクル、さらにより好ましくは少なくとも約40サイクル、さらにより一層好ましくは少なくとも約50サイクル、あるいは100サイクルを超えない間、所望の量の布地コンディショニング活性物質を布地に送達するために使用できることを意味する。用語「洗濯物」とは、特に家庭環境において、洗濯されるいかなる織物又は布地材料も指すことが理解されるべきである。
本発明の複数回使用布地コンディショニング組成物が使用できる乾燥機は、熱及び攪拌を用いて洗濯物から水を除去するいかなる種類の自動衣類乾燥機も包含する。代表的な乾燥機としては、電気又はガスによって加熱される回転式乾燥機が挙げられ、その際洗濯物は乾燥機の運転中に洗濯物を混転させる回転ドラム内に提供される。
好適な布地コンディショニング組成物の例としては、US 2003/0195130、段落29〜51に記載されているものが挙げられ、使用される香料は、上記に与えられた香料Aである。
以下は、本組成物のより非限定的な例である。
Figure 2009540136
(a)エチレンビスステアルアミド、ロンザ(Lonza)より入手可能。
(b)バリソフト(Varosoft)DS−110は、約70%のメチルビス−(水素添加タローアミドエチル)2−ヒドロキシエチルアンモニウムメチルサルフェートと約30%のアルキルエトキシレートとを含み、ウイスコンシン州ジェーンズビル(Janesville)のゴールドシュミット・ケミカル・コーポレーション(Goldschmidt Chemical Corporation)より入手可能である。
(c)ヴィバー(Vybar)、ワッカー(Whacker)より入手可能。
(d)β−シクロデキストリンの香料複合体。
Figure 2009540136
(e)非複合型β−シクロデキストリン、粒径約20μm未満。
上記の処方は、次のように調製されてもよい。アクラワックス(Acrawax)Cのような、ワックスキャリアを、ビーカー及びホットプレートを用いるか又はキャリアの融点(アクラワックス(Acrawax)の場合、143℃〜160℃(290〜320°F)に設定された2軸押し出し機に通すことで融解する。当業者は、おそらく、いかなる種類の実験用融解システムも、前記装置がワックスキャリアの融点よりも高温に加熱できる限り、使用できることを容易に理解するであろう。その後、布地柔軟化活性物質(例えば、バリソフト(Varosoft)DS−110又はKRAのような第四級アミン)を、融解したキャリアに添加する。最善の結果は、布地柔軟化活性物質追加の間、液体ワックスキャリアを攪拌し、活性物質を融解ワックスの温度により速く到達させることで得られる。最善の結果は、特にKRA添加のとき、予備融解された布地柔軟化活性物質を融解ワックスに10%漸増アリコートで添加し、次の布地柔軟化活性物質アリコートを添加する前に、布地柔軟化活性物質を完全に融解させたときに得られる。香料組成物は、添加される最後の成分である。ワックスキャリア及び布地柔軟化活性物質を攪拌し、ワックスの融点を超える温度に維持しながら、香料を添加する(必要であれば液体に予備溶融する)。組成物キャリア(例えば、米国特許公開第2003/0192197A1号による「製品ディスペンサー」及び/又は「キャリア」を、金型の上に置き、固定する。複数回使用布地コンディショニング組成物のホットメルトを、前記金型内に注ぎ、少なくとも30分間冷却する。バーの冷却を促進するために、ファンを用いて空気を循環させてもよい。バーの外部温度が布地柔軟化活性物質の融点よりも6.7℃(20°F)を超えて低くなった後、バーを金型から取り出すことができる(製品キャリアと共に)。
実施例4及び5では、ポリ(エチレン/プロピレン)テレフタレート−ポリエチレンオキシドテレフタレートブロックコポリマーを、ワックスキャリアと布地柔軟化活性物質との融解混合物に混合しながら添加する。デンプン香料マイクロカプセルを、その後融解混合物に添加してもよい。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれているが、いずれの文献の引用も、本発明に対する先行技術であることの容認と解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参考として組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と対立する範囲については、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義を適用するものとする。
特に記載のない限り、冠詞「a」、「an」、及び「the」は、「1つ又はそれ以上」を意図する。
本明細書に記述される全ての百分率は、特に指定のない限り、重量による。本明細書全体を通じて記載されているあらゆる最大数値限定には、それより小さいあらゆる数値限定が、そのようなより小さい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含まれると理解すべきである。本明細書全体を通じて記載されているあらゆる最小数値限定には、それよりも大きいあらゆる数値限定が、あたかもこうしたそれよりも大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含まれる。本明細書全体を通じて記載されているあらゆる数値範囲には、こうしたより広い数値範囲内に入る、それよりも狭いあらゆる数値範囲が、あたかもこうしたそれよりも狭い数値範囲がすべて本明細書に明確に記載されているかのように含まれる。
本発明の特定の実施形態を例示し記載してきたが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく他の様々な変更および修正を実施できることが、当業者には明白であろう。従って、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
図1のグラフは、各々が異なる遊離香料組成物を含む3つの布地コンディショニング組成物の、10回の乾燥機サイクルの間の各乾燥サイクル後の放出を図示。

Claims (11)

  1. 複数回使用布地コンディショニング組成物であって、
    (a)布地コンディショニング活性物質、
    (b)キャリア成分、
    (c)約3.0以上のClogPを含む少なくとも1つの香料成分を含む遊離香料組成物、を含み、かつ
    (d)前記組成物が、自動衣類乾燥機の内側表面に操作可能に接続可能である、複数回使用布地コンディショニング組成物。
  2. 遊離香料組成物の全重量の少なくとも約50%の遊離香料成分が、約3以上のClogPを含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 遊離香料組成物の全重量の少なくとも約70%の遊離香料成分が、約3以上のClogPを含み、約3以上のClogPを有する前記遊離香料成分が、前記布地コンディショニング組成物の約0.1重量%〜約10重量%を含む、請求項1または2に記載の組成物。
  4. 前記遊離香料組成物の全重量の少なくとも約50%の遊離香料成分が、約3.5以上のClogPを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 遊離香料組成物の全重量の少なくとも約70%の遊離香料成分が、約3.5以上のClogPを含み、約3.5以上のClogPを有する前記遊離香料成分が、前記布地コンディショニング組成物の約0.1重量%〜約10重量%を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 約3以上のClogPを有する前記遊離香料成分が、前記遊離香料組成物の全重量の少なくとも約25%であり、約240℃以上の沸点を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 約3以上のClogPを有する前記遊離香料成分が、前記遊離香料成分の全重量の少なくとも約25%であり、約250℃以上の沸点を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 約3.5以上のClogPを有する前記遊離香料成分が、前記遊離香料組成物の全重量の少なくとも約25%であり、約240℃以上の沸点を含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 約3.5以上のClogPを有する前記遊離香料成分が、前記遊離香料成分の全重量の少なくとも約25%であり、約250℃以上の沸点を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 前記複数回使用が、少なくとも40回の乾燥機サイクルを含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物を、自動衣類乾燥機の内側表面に操作可能に固定する工程を含む、布地柔軟化の方法。
JP2009513829A 2006-06-06 2007-06-06 疎水性香料成分を含む複数回使用布地コンディショニング組成物 Pending JP2009540136A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/447,388 US20070281880A1 (en) 2006-06-06 2006-06-06 Multiple use fabric conditioning composition comprising hydrophobic perfume ingredients
PCT/IB2007/052129 WO2007141740A1 (en) 2006-06-06 2007-06-06 Multiple use fabric conditioning composition comprising hydrophobic perfume ingredients

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009540136A true JP2009540136A (ja) 2009-11-19
JP2009540136A5 JP2009540136A5 (ja) 2012-02-16

Family

ID=38566828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009513829A Pending JP2009540136A (ja) 2006-06-06 2007-06-06 疎水性香料成分を含む複数回使用布地コンディショニング組成物

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20070281880A1 (ja)
EP (1) EP2046928A1 (ja)
JP (1) JP2009540136A (ja)
CA (1) CA2654071C (ja)
MX (1) MX2008015683A (ja)
WO (1) WO2007141740A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012514687A (ja) * 2009-01-30 2012-06-28 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 布地に賦香する方法
JP2013524035A (ja) * 2010-04-01 2013-06-17 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 両親媒性物質含有香料組成物

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2763781A1 (en) * 2009-06-30 2011-01-06 The Procter & Gamble Company Multiple use fabric conditioning composition with aminosilicone
CA2766350C (en) * 2009-07-01 2014-04-15 The Procter & Gamble Company Method of making a dryer bar
CN107835681A (zh) 2015-06-30 2018-03-23 宝洁公司 包含多个包含香料的微胶囊群体的组合物
CN107809994A (zh) 2015-06-30 2018-03-16 宝洁公司 包含多个微胶囊群体的组合物
US11085008B2 (en) 2015-06-30 2021-08-10 The Procter & Gamble Company Methods for making compositions containing multiple populations of microcapsules

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08508547A (ja) * 1993-03-31 1996-09-10 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 未複合化シクロデキストリンを含有する乾燥機活性化布帛コンディショニング組成物
JPH10507793A (ja) * 1994-10-20 1998-07-28 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 環境影響の減少した布帛柔軟剤組成物
JP2001503803A (ja) * 1996-11-07 2001-03-21 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 香料組成物
WO2002003926A2 (en) * 2000-07-10 2002-01-17 Unilever Plc Fabric conditioning composition
WO2005085404A1 (en) * 2004-02-27 2005-09-15 The Procter & Gamble Company Multiple use fabric conditioning composition with improved perfume

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3435537A (en) * 1967-06-20 1969-04-01 Joseph F Rumsey Jr Apparatus for deodorizing or treating clothes in a clothes drier
US4012326A (en) * 1971-06-29 1977-03-15 Lever Brothers Company Additives for clothes dryers
US3676199A (en) * 1970-10-20 1972-07-11 Colgate Palmolive Co Fabric conditioning article and use thereof
US4053992A (en) * 1970-10-20 1977-10-18 Colgate-Palmolive Company Apparatus and method for conditioning fibrous materials, utilizing and abradable conditioning agent fastened to the interior of an automatic laundry dryer door
BE793339A (fr) * 1970-10-20 1973-06-27 Henkel & Cie Gmbh Agent de traitement complementaire du linge et son procede de preparation
US3698095A (en) * 1970-10-20 1972-10-17 Colgate Palmolive Co Fiber conditioning article
US3634947A (en) * 1970-10-20 1972-01-18 Colgate Palmolive Co Coating apparatus
US3736668A (en) * 1971-05-19 1973-06-05 Colgate Palmolive Co Device for dryer applied textile conditioners
US4004685A (en) * 1972-03-07 1977-01-25 Economics Laboratory, Inc. Treatment of fabrics in machine dryers
US3967008A (en) * 1973-03-07 1976-06-29 Economics Laboratory, Inc. Treatment of fabrics in machine dryers
US3948387A (en) * 1973-06-25 1976-04-06 Kleen Test Products, Inc. Fabric package for a vaporizable anti-static and fabric softening bar
US4041205A (en) * 1973-10-18 1977-08-09 Colgate-Palmolive Company Residue-free fabric softening article for use in laundry dryer
US4035307A (en) * 1974-01-04 1977-07-12 American Can Company Fabric conditioner
US3977980A (en) * 1974-01-04 1976-08-31 American Can Company Solid fabric conditioner composition
US4057673A (en) * 1974-10-09 1977-11-08 Colgate Palmolive Company Fabric conditioning with improved composition containing a plasticizer
US3947971A (en) * 1974-11-06 1976-04-06 John Levey Fabric softener and dispenser
US4105813A (en) * 1974-11-25 1978-08-08 Economics Laboratory, Inc. Treatment of fabrics in machine dryers
GB1546763A (en) * 1975-04-09 1979-05-31 Unilever Ltd Product for treating fabric
CA1084209A (en) * 1975-06-12 1980-08-26 The Procter & Gamble Company Fabric conditioning methods and articles
US4223029A (en) * 1976-01-15 1980-09-16 Blue Cross Laboratories Fabric softening product and method of use in dryer
US4108600A (en) * 1977-04-26 1978-08-22 The Procter & Gamble Company Fabric conditioning articles and processes
US4149977A (en) * 1978-01-10 1979-04-17 Economics Laboratory, Inc. Treatment of fabrics in machine dryers
US4328110A (en) * 1980-09-17 1982-05-04 Beecham Inc. Fabric conditioning articles and methods of use
US4642258A (en) * 1983-07-05 1987-02-10 Economics Laboratory, Inc. Treatment of fabrics in machine dryers using treating means containing fabric treating composition having resistance to change in viscosity and release rate with temperature change
US4769159A (en) * 1986-02-18 1988-09-06 Ecolab Inc. Institutional softener containing cationic surfactant and organic acid
US5020240A (en) * 1990-03-01 1991-06-04 Wagi Partnership Fabric softener dispenser
US5480567A (en) * 1994-01-14 1996-01-02 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Surfactant mixtures for fabric conditioning compositions
US5510042A (en) * 1994-07-08 1996-04-23 The Procter & Gamble Company Fabric softening bar compositions containing fabric softener, nonionic phase mofifier and water
US5500137A (en) * 1994-10-20 1996-03-19 The Procter & Gamble Company Fabric softening bar compositions containing fabric softener and enduring perfume
US5668094A (en) * 1996-02-26 1997-09-16 The Procter & Gamble Company Fabric softening bar compositions containing fabric softener and enduring perfume
US6103678A (en) * 1996-11-07 2000-08-15 The Procter & Gamble Company Compositions comprising a perfume and an amino-functional polymer
US5787606A (en) * 1997-03-18 1998-08-04 Bokholdt; Timothy A. Fabric softner sheet dispenser
JP2001517740A (ja) 1997-09-25 2001-10-09 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 色および他の布帛効果を発揮させるために塩素スカベンジャーを含んだ乾燥機添加布帛柔軟剤組成物
TW517127B (en) * 2000-10-18 2003-01-11 Unilever Nv Fabric treatment device
CA2442753A1 (en) * 2001-05-04 2002-11-14 The Procter & Gamble Company Dryer-added fabric softening articles and methods
US6620777B2 (en) * 2001-06-27 2003-09-16 Colgate-Palmolive Co. Fabric care composition comprising fabric or skin beneficiating ingredient
US7087572B2 (en) * 2002-04-10 2006-08-08 Ecolab Inc. Fabric treatment compositions and methods for treating fabric in a dryer
US6883723B2 (en) * 2002-04-10 2005-04-26 Ecolab Inc. Product dispenser and carrier

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08508547A (ja) * 1993-03-31 1996-09-10 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 未複合化シクロデキストリンを含有する乾燥機活性化布帛コンディショニング組成物
JPH10507793A (ja) * 1994-10-20 1998-07-28 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 環境影響の減少した布帛柔軟剤組成物
JP2001503803A (ja) * 1996-11-07 2001-03-21 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 香料組成物
WO2002003926A2 (en) * 2000-07-10 2002-01-17 Unilever Plc Fabric conditioning composition
WO2005085404A1 (en) * 2004-02-27 2005-09-15 The Procter & Gamble Company Multiple use fabric conditioning composition with improved perfume
WO2005085409A1 (en) * 2004-02-27 2005-09-15 The Procter & Gamble Company Multiple use fabric conditioning composition with blooming perfume
WO2005085515A1 (en) * 2004-02-27 2005-09-15 The Procter & Gamble Company Improved multiple use fabric conditioning article with replacement indicium
WO2005085516A2 (en) * 2004-02-27 2005-09-15 The Procter & Gamble Company Methods and instructions for installing and removing a fabric conditioning article in a dryer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012514687A (ja) * 2009-01-30 2012-06-28 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 布地に賦香する方法
JP2013524035A (ja) * 2010-04-01 2013-06-17 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 両親媒性物質含有香料組成物

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007141740A1 (en) 2007-12-13
EP2046928A1 (en) 2009-04-15
MX2008015683A (es) 2009-01-12
CA2654071A1 (en) 2007-12-13
CA2654071C (en) 2013-08-06
US20070281880A1 (en) 2007-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4813378B2 (ja) 改良された香料を有する多使用布地コンディショニング組成物
JP2009540136A (ja) 疎水性香料成分を含む複数回使用布地コンディショニング組成物
US6740631B2 (en) Multi component controlled delivery system for fabric care products
US5425887A (en) Encapsualted perfume in fabric conditioning articles
US6531444B1 (en) Controlled delivery system for fabric care products
US20070179082A1 (en) Dryer-added fabric care articles
EP2027240A1 (en) Process of incorporating microcapsules into dryer-added fabric care articles
SG173391A1 (en) Fabric softening compositions comprising polymeric materials
US8338360B2 (en) Fabric conditioning fabric care articles comprising a particulate lubricant agent
CA2763781A1 (en) Multiple use fabric conditioning composition with aminosilicone
US20120291523A1 (en) Kit for assessing the fragrance intensity of a fabric care product
WO2007135636A1 (en) Dryer-added fabric care articles imparting fabric feel benefits
US20020010107A1 (en) Perfume composition for laundry detergent
US20080300162A1 (en) Solid Fabric Softening Composition

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111124

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111201

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20111226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120928