JP2009539452A - 液体加熱用家庭電化製品 - Google Patents

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Abstract

タンクと、前記タンクの一部に確保される絶縁板(2)上にスクリーンプリントされる少なくとも1つの抵抗路(1)を有する加熱要素と、前記加熱要素の電源供給を制御し、少なくとも1つの温度計(9)、前記加熱要素に対する電源回路を開閉できるスイッチ部品(11)、前記温度計(9)からの出力信号により前記スイッチ部品(11)を制御する制御部品(6)の内から数個の電子部品を含む制御装置と、を含む液体加熱用家庭電化製品であって、少なくとも1つの前記温度計(9)、スイッチ部品(11)、及び制御部品(6)が、抵抗路(1)と電子部品(6,9,11)とを有さない外縁部領域に囲まれる、抵抗路(1)を有さない単一の領域内の前記絶縁板(2)上に配置されることを特徴とする液体加熱用家庭電化製品。

Description

本発明は液体を加熱するための家庭電化製品に関し、該家庭電化製品は、例えば湯沸しなどのように、加熱される液体を収容するタンクを備える。本発明は、加熱される液体を収容する容器としての役目を果たすタンクを有する、家庭電化製品の分野に含まれる。
通常”湯沸し”という用語は、加熱される液体を収容するタンクを有する家庭電化製品を意味している。また湯沸しは、通常タンクの底部に位置付けられた抵抗体を有する加熱要素を備える。この抵抗体に電流が流れるとき、ジュール効果によってタンク内に収容された液体を加熱することができる。
通常電気湯沸しは、一般的に3000W未満という低電力と、一般的に2.5L未満という比較的低い容積によって特徴付けられている。通常、このような電気湯沸しは、可能な限り早くそして一日に数回に亘り、水を沸騰させるのに使われる。それゆえ湯沸しは、その他量販家庭電化製品のように、丈夫で、高効率で、そして安価でなくてはならない。
仏国特許第FR-A-2 791 857号明細書 WO-A-98 54931号明細書
しかしながら従来技術で既知とされる湯沸しは、信頼性及び/又はコストの点で十分に満足できるものではない。第一に、例えば湯沸しはその下方部分において、抵抗路によって放出される熱を伝達する金属性皿の真下に、加熱、調節、安全、接続、及び制御といった機能に必要な全ての部品を完備した部分組立品を内蔵している。
前記の部分組立品は通常、電源に接続するための電気機械式コネクタを備え、該電気機械式コネクタは複雑であるがゆえに高価となる。
さらにこれら全ての部品は、加熱要素から一定の距離に配置されなくてはならず、このことは結果として重大な空間的必要条件を来たす。加えて、沸騰を調節又は検出する機能は、バイメタル”として知られる部品によって実行されることが多く、”バイメタル”はそれを形成する2金属間における熱膨張の差異によって、加熱要素への電源回路を遮断する。しかしながら、バイメタルがそれらの役割を担えるには、タンクに収容される液体の沸騰によって生成される水蒸気と接触して、それらを運搬可能なダクトを備えることが必要である。前記の構成は製造原価を著しく増加させ、その結果、前記湯沸しの原価を増加させる傾向がある。さらにバイメタル部品の精度は、比較的限定されており、すなわち、これら部品による加熱の中断は一定の時間で生じるわけではない。
最近になって、このバイメタルは電子温度計、すなわち、NTC抵抗器型又はサーモスタット型の、加熱中に上昇温度を計測できる部品に置き換えられた。温度計は、その周囲の温度とともに変化し得る電気信号を伝達する部品であると理解される。
しかしながら、このような電子部品は、耐用年数及び温度計測の精度の点で実際にバイメタル部品よりも優れているのだが、そのような部品の位置が加熱要素に近いことで、従来技術の湯沸しにおける問題を生じる。すなわち、このような電子部品は比較的高い温度にも耐えることができるので、加熱要素の抵抗路近く、すなわち、特許文献1における湯沸しの事例のように、スケール形成にとって有利な領域の近傍に配置される。
上述される温度計の機能は通常、加熱された液体温度の代表温度を計測することであり、液体温度を直接的に計測しない。見方を変えれば、これらの温度計は抵抗路温度の変化量を計測しており、前述された特許文献1の湯沸し事例のように、加熱された液体温度を間接的に示している。
事実、液体が加熱されている限り、抵抗路の温度は上昇する。液体が沸騰するとき、すなわち、液体温度がもはや変化しなくなったとき、抵抗路から液体への熱エネルギー散逸が鈍化し、そして結果として抵抗路の温度が停滞し始める。加熱要素へ供給する電力を遮断する制御回路につながる調節回路によって、この停滞が検出される。
しかしながら、液体に熱を伝達する皿上での熱サイクルにともなって徐々に形成されるスケール層は、加熱された液体から抵抗路を熱的に“遮断する”傾向がある。結果として、湯沸しにスケールが堆積すると、抵抗路における温度、すなわち上述の温度計によって計測される温度は、加熱された液体温度よりも低い温度を示す傾向にある。
このドリフトは、液体を沸点に至るまで専ら加熱する時間帯を、長くも短くもさせる場合があり、この事は利用者にとって望ましいことではない。湯沸しの電力消費が、過度な加熱時間によって増加するか、又は液体がもはや、例えば沸騰している場合でも100℃という目標温度に到達しない。
最悪の場合、過度なドリフトは、例えば温度ヒューズのような加熱要素と関連する安全部品の破壊をもたらし、結果として、湯沸しのスイッチを永久に切ってしまう。
さらに、特許文献2は、温度計が抵抗路のための担持板のおよそ中央に構成され、その他制御部品が湯沸しの柄に移動させられる、湯沸しを開示している。
それゆえ本発明の目的は、スケールが堆積するときに、加熱要素の温度計測における誤差をなくす、又は少なくとも厳しく制限し、そして、加熱された液体の温度調節におけるあらゆるドリフトを抑制することである。
信頼性を是正することに加え、本発明の目的はまた、従来技術における湯沸しのその他不利益、詳細には製造の容易さ、それに伴ってコスト、及び空間的必要条件の緩和の点における不利益を是正することである。
したがって本発明は、温度調整が加熱要素上のスケールの量に依存せず、容易且つ安価に製造できる設計がなされ、そして電気部品をより小さな範囲に配置可能な、液体を加熱する家庭電化製品に関する。
本発明は液体を加熱する家庭電化製品に関し、該家庭電化製品は、加熱された液体を収容するタンクと、前記タンクの一部と一体化する絶縁板上でのシルクスクリーンによって形成される少なくとも1つの抵抗路を有する加熱要素と、前記加熱要素に供給する電力を制御する装置とを備える。この制御装置は、少なくとも1つの温度計及び、前記加熱要素の電源回路を開閉できるスイッチ部品、前記温度計からの出力信号に従って前記スイッチ部品を制御する制御部品、の内から複数の電子部品を備える。本発明によるとこの装置は、少なくとも1つのこれら温度計及びスイッチ部品、制御部品が、抵抗路を有さない単一領域内の前記絶縁板上に配置されることで特徴付けられており、この領域は抵抗路及び電子部品を有さない辺縁部領域によって囲まれている。
すなわち温度計は、抵抗路から所定の距離をおいて配置される。したがって温度計はある領域における絶縁板の温度を計測し、前記絶縁板の温度は発熱エレメントよりも液体の温度によってより影響を受ける。次の説明において”絶縁板”とは、その全体を絶縁する必要は無いが、少なくとも抵抗路を受ける表面を絶縁する板を意味している。したがって絶縁板は金属板、一般的にはステンレス鋼であっても良く、ステンレス鋼は抵抗路を受けるその表面上に、食料との相性のためにエナメル又は同様の層で覆われている。また絶縁板は絶縁素材の板、一般的にはセラミック又はガラスを基にした素材であっても良く、これらの上に抵抗路を直接スクリーンプリントすることができる。使用に応じてこの板は、液体と接触するその表面を、食料と接触するのに相性の良い層で覆われても良い。例えばこの層は、ステンレス鋼ベースであっても良い。
実際には、辺縁部の幅はタンク内に液体が存在するときに、特に温度計近傍の辺縁部のいずれか一点の最高温度が105℃以下に留まるようにすることができる。
したがってその部品は、比較的小さいスケールが形成される範囲に配置することができる。
さらに、制御装置の主な電子部品が同じ特徴を有する領域内に全て配置されるという事実は、制御装置の電子部品によって占領されるスペースを減らすことを可能にする。
本発明の1つの実施形態によると、辺縁部の幅は5mm以上であって良い。
これは、温度計が配置される領域の温度を限定することを可能にする。
本発明の別の有用な特徴によると、前記領域の表面は、絶縁板表面全体の少なくとも10%、より詳細には少なくとも15%に相当すれば良い。
このことは、そこに配置される電子部品固有の機能の要因となる、この領域における温度を比較的低くすることを可能にする。
本発明の有用な実施形態によると、温度計は絶縁板の中央部に配置されても良い。
これは特に、加熱された液体温度の代表温度を計測することを可能にする。
実質的に温度計は、抵抗路が広がる絶縁板表面において実装されるとすることができる。この特徴は、電化製品の製造を容易にさせ、そしてその容量を減らし、したがって原価を低減させる。
実際に温度計は、前記領域近傍に位置付けられる絶縁板の温度によって抵抗値が変化するサーミスターとしても良い。このような部品は、電化製品の熱サイクルに適切な精度、計測範囲、及び感応性で温度を計測することを可能にする。
実際に、サーミスターはNTC型として良い。このような部品は、スイッチ部品を制御するのに容易に利用され得る信号を有する。
本発明の別の有用な実施形態によると、家庭電化製品は、抵抗路近傍の前記絶縁板に配置される第二温度計を有しても良い。
したがって、最初の温度計とは異なりこの第二温度計は、スケールが比較的容易に堆積する加熱要素の範囲に位置付けられても良い。結果として、この第二温度計によって計測された温度と最初の温度計によって計測された温度とを比較することによって、電化製品におけるスケールの範囲を確定することができる。詳細には、この第二温度計は、湯沸しが空タンク状態でスイッチを入れられたとき、”乾燥運転”として認知される運転形態によって、抵抗路が破壊されるまで急速に温度上昇しそうになるのを検出することができる。
実際には、電化製品は、2つの温度計によって計測された温度差が所定の閾値を超えるとき、可視又は可聴式信号を発し得る警告回路を備えることができる。
さらに本発明はまた、液体を加熱する家庭電化製品の製造に対して、実装が簡易化される方法に関する。そのような方法は、低コストで前記電化製品を製造することを可能にする。
本発明に係る前記方法は、液体加熱用家庭電化製品の製造に関し、該家庭電化製品は、加熱された液体を収容するタンクを有し、このタンクは絶縁板を含む加熱要素を備える。本発明によると、この製造方法は、
-絶縁板上へのシルクスクリーニングによる抵抗路の自動化生産
-少なくとも1つの保護層を有する絶縁板の自動化被膜
-少なくとも1つの温度計、加熱要素の電源供給回路を開閉できるスイッチ部品、温度計からの出力信号に従ってこのスイッチ部品を制御する制御部品の内から複数の電子部品を有し、該電子部品は生産が自動化される導電路により接続される、制御装置の自動化生産
から成る段階を含む。
本発明に係る製造方法は、少なくとも一つの温度計が、抵抗路を有しない領域内の前記絶縁板上に配置されることで特徴付けられており、前記領域は抵抗路及び電子部品を有しない辺縁部領域によって囲まれている。
実際に、前記領域内におけるこれら全ての電子部品の配置は、自動化とすることができる。
本発明が実施され得る方法と、この方法から生じる利点とは、下記の具体的な実施形態によってより一層明白になるだろう。下記実施形態は1つの基準として提供され、添付図面によってサポートされるが、それに限定されるものではない。
本発明による家庭電化製品の、幾つかの電気部品の概略斜視図である。 本発明による、家庭電化製品のタンクを含む主要部の断面図である。
図1は、本発明に係る1つの実施形態による、図2に示される家庭電化製品の電気部品を示している。通常、図2に示すように、湯沸かし器の底部は全体的に円盤形状をする皿20を備えるが、本発明の適用範囲から逸脱しないその他形状を有し得る。湯沸しを形成するタンクの底部において皿20はここでは、通常プラスチック材である湯沸しの壁体24に結合される金属平面の基部21から成る。
皿20は通常、プレス絞り加工によって製造されるフランジ(図示されず)によって結合され、金属製基部21の外周に設けられる。プラスチック材の壁体24を過熱させないために、皿20は、フランジ温度を制限する温度勾配を引き起こすことのできる例えば円錐環などの部品又は形状を、その辺縁部に有しても良い。
この場合皿は、2つの外縁輪である上輪28と下輪29との間において密封された型式で保持される加熱板2から成り、これら2つの外縁輪自身は、湯沸しの外壁に広がる下部固定スカート27によって堅固に保持されている。
金属製基部21は、例えばステンレス鋼のような、衛生対策及び食物に関する条件に適合する金属から形成される。また、ステンレス鋼はスケールが形成される度合いによって選択されても良く、スケール形成を遅らせそして抑制させる。
したがって結合された皿20は、その表面に、下向きに転じる部品を備える。さらに従来どおり、湯沸しの基部は電源供給用基部に接続することが出来る。
図1は通常、湯沸しを構成するタンク底部に位置付けられる、皿の”乾燥”表面を示している。この表面は加熱された液体と接触する表面とは対照的に、”乾燥”として説明されている。皿の他方の表面又は”上”表面は実際に液体と接触しており、そのため、絶縁板2の”湿潤”表面と呼ぶことができる。湿潤表面は通常金属製基部21を形成する金属から作られ、皿20の表面全体に亘って、熱エネルギーを加熱される液体に伝達する。
図1が示すように”乾燥”表面上には、絶縁板2の上に形成される抵抗路1を有する加熱要素が存在する。図1及び図2との内容において、”絶縁板”は、皿20を構成する金属製基部21上に堆積された絶縁被膜を有する板、という意味で理解される。この場合、絶縁板22は、皿20を構成する金属製基部21の下方表面を覆う、1層又はそれ以上のエナメル層を有する。
皿20が形成されるその他の材料と同様に、エナメル層の厚さと特性は、抵抗路におけるジュール効果によって放出された熱エネルギーを、加熱される液体に十分に伝達するように選択される。すなわち、皿20が形成される材料は電気的に絶縁してはいるが、それでもなお比較的良好な熱伝導体である。
皿20における本実施形態に代わるものとして、皿の基部は、例えばセラミック材又はガラス材のような、絶縁材から形成する事ができる。このため、衛生対策及び食物に関する条件に適合する材料を利用でき、又は絶縁材はこの相性を有する膜で被覆することができる。加えてタンクの残部、詳細には壁部は、ガラスから形成することができ、詳細にはガラスは比較的良い熱絶縁性をもたらし、加熱される液体の状態の視覚的な観察を可能とする。
数個の電子部品から構成される加熱要素に供給する電力を制御する装置は、絶縁板2の中央部に位置付けられる。これら電子部品は詳細には、この場合にはNTC抵抗器である温度計9、加熱要素の電源回路を開閉できるスイッチ部品11、及び温度計9からの出力信号に従ってスイッチ部品11を制御する制御部品6を含む。
このように、図1に示される例において、温度計とはNTC抵抗器であるが、周囲の温度とともに変化しうる電気信号を生成でき、そして高温、一般的に100℃から125℃の範囲への温度上昇サイクルに耐えられるその他の電子部品とすることもできる。
したがって温度計9はマイクロコントローラーから成っても良く、詳細には、抵抗路へ供給する電力を制御するマイクロコントローラーとすることができる。事実、特定のマイクロコントローラーにおけるクロック周波数は、それらの周囲すなわち近接した領域の温度によって変化する。この構造は、必要とされる電子部品の数を減らすことができる。
電力供給を遮断する部品として定義されるスイッチ部品11は、図1に示す例ではトライアックである。しかしながら、例えばリレーのような別の電子部品がこの機能を担うことができる。
同様に、トライアック11を制御する制御部品6は、ここではマイクロコントローラーによって図示されている。しかしながら、ここでもまた、本発明の技術的範囲を越えない、スイッチ部品11を制御するその他部品を使うことも可能である。
本発明によると、温度計9は、抵抗路1を有しない領域内の絶縁板2上に配置される。加えて、太線によって図1に記載されるこの領域は、これもまた抵抗路1及び電子部品を有しない辺縁部領域に囲まれている。したがってこの辺縁部は、一種の”何もない領域”又は”電気的な砂漠”である。
結果として、抵抗路1から所定の距離をもって位置付けられる。したがって温度計9は、比較的広範囲に亘るスケールの蒸着が各熱サイクルとともに徐々に堆積する、皿の領域に近接していない。
したがって本発明により構成される電化製品では、たった一つの液体の実際温度に対して、皿へのスケール形成が、実質的に温度計9により生成される信号のドリフトを生じさせることはできない。すなわち温度計は、規定の較正による補間によって補正される中間計測を利用せずに、液体の温度を可能な限り直接計測している。
さらに加熱された液体の温度を計測する電子部品の利用は、従来は液体の沸騰を検出するのに使われた蒸気管を排除することを可能にする。また、NTCタイプの可変抵抗器が使われる場合には、液体の温度計測をより正確に行うことが可能になる。
すなわち温度計9は、比較的”低温”として表現でき、抵抗路の近傍に広がる領域内の絶縁板2上に位置付けられる。確かに、液体内で生じる熱対流及び皿で生じる熱伝導を考えると、”低温”領域の温度は、上述された液体の温度を、特に沸騰中にはわずかに上昇させる。
したがって水の場合、沸点は100℃であり、一方で、低温領域の最高温度は80℃から105℃の間である。液体が明らかに存在しない場合、抵抗路1によって放出される熱エネルギーは、あまり消散されない。なぜなら、低温領域が105℃を超えても良いからである。しかしながらそのような場合、例えばヒューズのような熱的安全部品が、電力供給を遮断するために備えられ得る。
実際には、外縁部は少なくとも5mm幅の抵抗路1及び電子部品のない領域を有する。したがってそれは、”中間領域”又は絶縁板2の”低温”領域を定める何もない場所又は電気的砂漠を構成する。
図1に示される事例において、制御装置における全ての電子部品はこの低温領域内に配置され、この低温領域は、電子部品が最小の耐用年数の幅を有することを確実にする、る。さらに、抵抗路1を有しない低温領域の表面は、絶縁板2の表面全体の15%を示す。この特徴は、最大温度が液体温度よりもわずかに高い、比較的広範囲な低温領域を定めることを可能にする。
さらに図1に示される事例において、温度計9は絶縁板2の中央部に位置付けられる。これは、加熱された液体のより直接的な代表値であり、タンクの端、従って皿の端で生じ得る熱対流の事例と実質的に無関係な、温度を計測することを可能にする。
図1はまた、湯沸しの制御装置におけるその他の部品も示しており、その機能は従来技術のそれらと同様である。これらの部品は、とりわけ以下を含む。
-そのピンが例えば銀製の金属層に半田付けされ、そして絶縁板2上にシルクスクリーニングされる、例えば220Vという本線電圧で電力供給するための接続器3、23
-例えばステンレス鋼の金属製基部21に直接半田付けされ、ラジエーターとして作用する、絶縁板2を形成する絶縁層によって電力供給ピンから絶縁され得るアースピン4
-抵抗器がその基部上に配置されるとすぐに、電化製品の電子制御回路(図1における絶縁板2の中央)へ、例えば15Vという低電圧で電力を供給するための抵抗器5
-マイクロコントローラー6の入力端子に接続される幾つかの起動接触子7
-マイクロコントローラー6によって制御される調節回路における故障の場合に、安全装置として振舞う標準温度ヒューズ13
-信号をオン/オフして発光するように作用し、その光が湯沸しの外側へ向かって伝達される、発光ダイオード12
-NTCサーミスターから成る場合において、”乾燥”運転、すなわち液体が無い状態での運転を検出する部品10
運転中、加熱要素の抵抗路1に電力が供給されるとき、タンクに収容される液体が温まり、温度計9周辺の温度上昇を引き起こす。したがって水が沸騰するとき、抵抗路1に電力を供給する回路を開け、よって液体の加熱を止めるように、マイクロコントローラー6が温度計9から出力する信号によりスイッチ部品11を制御する。沸点までの水の遷移は、NTC抵抗器9によってなされる計測により定められる。
さらに本発明に係る他の有利な実施形態によると、図1には示されていないが、第二温度計8がスケール形成の影響を受けやすい領域に配置され得、よって湯沸しのスケールを検出又は定量化するように、実際に抵抗加熱路に近接(約3mm)している。
実際には、この第二温度計8は、”乾燥”運転の検出のための部品10と同じ部品とすることが出来る。
確かに、温度計9と第二追加温度計とによって計測される温度差は、皿上に堆積するスケール層の厚さに依存する。結果として、湯沸しのスケールを定量化することが可能になり、所定の閾値を越えた場合に利用者に警告することが可能になる。
したがって利用者に、湯沸しのスケールについて憂慮水準を知らせても良い。もし湯沸しが湯垢落としされれば、その近傍に堆積し得る少量のスケールは時間経過とともに排除されるので、そのような特徴はまた第一温度計のドリフトの無い運転を確実にさせる。
本発明に係る電気製品の製造において、実施が比較的自動化される工程を利用して稼動することは可能であり、低コスト及び安定した品質でそのような電気製品を製造することができる。
そのような工程は、以下の段階からなる。
-金属製基部21上における主要絶縁層の自動化生産
-絶縁板又は絶縁層2上におけるシルクスクリーニングによる抵抗路1の自動化生産
-絶縁板又は絶縁層2上における導電回路の自動化生産
-少なくとも1層の保護層を有する絶縁層2の自動化被膜及び、部品と接続器を接続するように配置される開口部の自動化生産
-複数の電子部品を有する制御装置の自動化生産
これらの部品はとりわけ、NTC抵抗器9、加熱要素に電力供給する回路に対するスイッチ部品11、NTC抵抗器9からの信号によりスイッチを制御する部品6、及び湯沸しのスケール度合いを定める第二NTC抵抗器(図示されず)を含む。部品間の電気的な接続が形成される段階の間、電子部品は導電回路により接続され、自動化方式で製造される。
この方法により、NTC抵抗器9は抵抗路1を有しない領域内の絶縁板2上に配置され、”中間領域”すなわち抵抗路と電子部品とを有しない辺縁部領域に囲まれている。
さらに、部品と導電回路の接触端子との間での電気的な接続は、適切な位置に配置される開口部において、例えば銀製の層を堆積することにより形成される。次いでその他の層が、例えば抵抗路や電気的接続のような、皿の”乾燥”表面に配置される全ての電子部品及び導体を保護するように形成される。
上述の結果、本発明に係る電化製品がより信頼性を有するということになる。なぜなら、温度調節は加熱要素のスケールに依存しないからである。さらにその構造を考えると、前記の電化製品の製造はより容易化され、したがってその原価と空間的必要条件は低減される。
加えて、電気部品又は電子部品の配置は、より小さな空間で達成されることができ、さらに同時にそれらの耐用年数は比較的長いことが確実になる。なぜなら、抵抗路からのそれらの距離は、過度な加熱がされないということを意味しているからである。
制御装置回路における発光ダイオードの配置は、止め輪28、29又は下部スカート27から延伸する光導体を経由して、微少な追加費用で蛍光表示を形成することを可能にする。光導体は、より良い視認性のために下部スカート27上の幾つかの辺縁部に光を導くことが出来る。
そのような電化製品は、水、ミルク、又は同様の液体を加熱するのに使うことが出来る。その利用に応じて、一般に湯沸し又はミルク泡立て器等と呼ばれても良い。
1 抵抗路
11 スイッチ部品
12 発光ダイオード
13 温度ヒューズ
2 加熱板(絶縁板)
20 皿
21 基部
22 絶縁板
23 接続器
24 壁体
27 下部スカート
28 上輪
29 下輪
3 接続器
4 アースピン
5 抵抗器
6 マイクロコントローラー(制御部品)
7 起動接触子
8 第二温度計
9 温度計(NTC抵抗器)

Claims (12)

  1. 加熱された液体を収容するよう意図されたタンクと、
    前記タンクの一部と一体化して絶縁板(2)上にシルクスクリーンにより形成される少なくとも1つの抵抗路(1)を有する加熱要素と、
    前記加熱要素への供給電力を制御し、少なくとも1つの温度計(9)及び、前記加熱要素の電源回路を開閉できるスイッチ部品(11)、及び前記温度計(9)からの出力信号により前記スイッチ部品(11)を制御する制御部品(6)を含む複数の電子部品を有する制御装置と、
    を備える液体加熱用家庭電化製品であって、
    少なくとも1つの前記温度計(9)、スイッチ部品(11)、及び制御部品(6)が、前記絶縁板(2)上の前記抵抗路(1)を有さない単一領域内に配置され、前記領域は、前記抵抗路(1)と前記電子部品(6,9,11)を有していない外縁部領域に囲まれていることを特徴とする液体加熱用家庭電化製品。
  2. 前記外縁部の任意の点、詳細には前記温度計(9)の近傍における最高温度は、前記タンク内に液体がある状態で105℃以下に留まるように、前記外縁部が所定の幅を有することを特徴とする請求項1に記載の家庭電化製品。
  3. 前記外縁部の幅は5mm以上であることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の家庭電化製品。
  4. 前記領域の表面は、前記絶縁板(2)の全表面積の少なくとも10%、より詳細には少なくとも15%に相当することを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の家庭電化製品。
  5. 前記温度計(9)は、前記絶縁板(2)の中央部に配置されることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の家庭電化製品。
  6. 前記温度計(9)は、前記抵抗路(1)が広がる前記絶縁板(2)の表面に搭載されることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の家庭電化製品。
  7. 前記温度計(9)は、前記領域近傍に位置付けられる前記絶縁板(2)の温度により抵抗値が変化するサーミスターであることを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の家庭電化製品。
  8. 前記サーミスターは、NTC抵抗器型であることを特徴とする請求項7に記載の家庭電化製品。
  9. 前記抵抗路(1)の近傍に前記絶縁板(2)上に配置される第二温度計を有することを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の家庭電化製品。
  10. 前記温度計によって計測された温度差が所定の閾値を越えるとき、可視又は可聴式信号を発することのできる警告回路を有することを特徴とする前記請求項のいずれか1つに記載の家庭電化製品。
  11. 加熱される液体を収容し、絶縁板(2)を含む加熱要素を有するタンクを備える液体加熱用家庭電化製品の製造方法であって、
    前記製造方法は、
    -前記絶縁板(2)上にシルクスクリーンによる抵抗路(1)の自動化生産
    -少なくとも1つの保護層を有する前記絶縁板(2)の自動化被膜
    -少なくとも1つの温度計(9)、前記加熱要素の電源回路を開閉できるスイッチ部品(11)、及び前記温度計(9)からの出力信号に従って前記スイッチ部品(11)を制御する制御部品(6)、を含む複数の電子部品であって、自動化生産される導電回路によって接続される電子部品を備える制御装置の自動化生産
    から成る段階を含む製造方法であって、
    少なくとも1つの前記温度計(9)、前記スイッチ部品(11)、及び前記制御部品(6)が、前記抵抗路(1)と前記電子部品(6,9,11)とを有さない外縁部領域に囲まれる、前記抵抗路(1)を有さない単一領域内の前記絶縁板(2)上に配置されることを特徴とする液体加熱用家庭電化製品の製造方法。
  12. 前記領域内における前記全ての電子部品(6,9,11)の配置が自動化されることを特徴とする、請求項11に記載の製造方法。
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