JP2009538666A - 口腔衛生手段 - Google Patents

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ステュワート、ティモシー・ナタニエル
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Abstract

本発明は、口腔衛生手段に関し、特に、歯ブラシ内の第1の通路が接続可能な活性流体用のチャンバと、このチャンバの可撓性のパネルと、この可撓性のパネルと共働するピストンと、このピストン用の駆動手段と、歯ブラシ内の第2の通路が接続可能な使用済み流体のチャンバと、この使用済み流体のチャンバに接続され、低圧又は負圧を生じさせる手段とを具備し、少なくとも前記活性流体用のチャンバが、口腔衛生の動作ごとに近い捨て可能並びに交換可能である口腔衛生手段に関する。

Description

本発明は、口腔衛生、特に、寝たきりの使用者、医学上の身体的障害を持つ人、並びに、何がしかの永続的又は一時的な理由で自分自身の歯をきちんと磨くことのできない人に適した携帯可能な口腔衛生手段を提供することに関するが、これに限定される必要はない。
病院又は他の施設での口腔衛生の実用は、注意力やスタッフの訓練が不足し、ルーチーン、即ち日常業務として処理されている。明らかにそうでない場合、口腔衛生が適切に実施されることがいかに重要であり得るかという事実が高まっている。
歯の効果的な洗浄又は他の口腔衛生の実施には、洗浄媒体として作用するかペーストのような洗浄作用を助ける薬用又は非薬用の流体を口腔内に供給する必要がある。このような流体は、また、衛生的なうがい薬として必要とされ得る。特に昏睡状態又は半昏睡状態の寝たきりの人や、例えば卒中を患った人又は例えば関節炎を患っている人に対して、流体を口腔内に供給したり口腔内から除去したりすることは、自分自身、病院又は他の施設の職員、又は、このような状況での訓練を十分に受けていないホームヘルパーにとって、特に困難である。
圧力を受けた流体源又は送出システムに歯ブラシを接続可能にすることに利益があり得ることは、以前から認識されており、このような歯ブラシは、流体が剛毛ヘッド中又は近くに供給されるように、構成されている。また、吸引源に接続された剛毛ヘッドの所又は近くに入口開口部を有するブラシ内に通路を備えることにより、ブラシを通して口腔内から流体を除去させる試みに利点があることは、認識されていた。このような装置は、米国特許第4,672,953号に見ることができる。しかし、口腔内に流体を供給するには、ブラシのバルブ手段を正確に駆動させる必要があり、これは、医学上の身体的障害を持つ者によって容易になされることではない。昏睡状態であり得る患者の口腔内を水で溢れさせてしまう危険に対して、患者の口腔内を溢れさせない量だけ流体が口腔内に供給されるのを確実にするように、ヘルパーによって実施される必要がまだある。また、口腔内で適用される吸引作用は、患者が口をブラシハンドルを含んだままうっかり閉じてしまった場合に、かなりの不快感をもたらし得る。このような課題は、欧州特許第0557337号により注目され、この特許文献では、エアーブリードの通路が、患者が口をブラシハンドルを含んだまま閉じてしまった場合に、空気を吸引チューブ中へと吸引し得るように、患者の唇まで到達され得るポイントを超えてハンドルの吸引ラインまで、ハンドル内に与えられている。しかし、この欧州特許第0557337号に開示されている流体送出システム並びに回復システムは、厄介であり、周期的に流体送出チャンバを装填して使用済み流体チャンバを空にする必要がある。また、これらシステムが実在するときに要求を満たさない衛生面上の意味合いを有している。
本発明の第1の目的は、病院又は他の施設での使用や、寝たきりの使用者又は自分の歯を自宅できちんと磨くことのできない人による使用に理想的に適した口腔衛生手段を提供することである。また、本発明の第2の目的は、上述された欠点を回避する口腔衛生手段を提供することである。
本発明の第1の態様に係われば、口腔衛生手段は、歯ブラシ内の第1の通路が接続可能な活性流体用のチャンバと、このチャンバの可撓性のパネルと、この可撓性のパネルと共働するピストンと、このピストン用の駆動手段と、歯ブラシ内の第2の通路が接続可能な使用済み流体のチャンバと、この使用済み流体のチャンバに接続されて、低圧又は負圧を生じさせる手段とを有し、少なくとも前記活性流体用のチャンバは、口腔衛生動作ごとに使い捨て可能並びに交換可能である。
理想的には、前記使用済みの流体チャンバが、また、口腔衛生動作のたびに使い捨て可能並びに交換可能であり、好ましくは、活性流体用のチャンバと使用済み流体のチャンバとは、組み合わされたユニットである。例えば米国特許第6,315,556号に開示されているような周知のタイプの歯ブラシには、流体用の第1の通路と第2の通路とが設けられることができる。この第1の通路は、前記活性流体用のチャンバに接続され、また、第2の通路は、前記使用済み流体のチャンバに接続されている。使用者の口の中で吸引力が上昇するのを防止するために、ブリード通路が、ブラシに設けられ、患者の口がブラシハンドルをくわえ得る位置を越えて、第2の通路を雰囲気に接続している。
本発明の第2の態様に係われば、口腔衛生手段に使用されるためのカートリッジは、使用済み流体のチャンバとして作用する第1のチャンバと、低圧源又は負圧源への接続のための前記第1のチャンバの出口と、ブラシへの接続のための前記第1のチャンバに対する入口とを有し、前記第1のチャンバ中には、活性流体を収容する第2のチャンバがあり、この第2のチャンバは、カートリッジの一壁部の共働するホールから延びており、可撓性の膜が、このホールを覆い、このホールの周りでカートリッジの一壁部とシール係合し、また、ブラシへの接続のための前記第2のチャンバの出口接続部を有している。前記第2のチャンバは、前記ホールを有する前記一壁部に対向するカートリッジの他壁部のリセスとして形成されることができ、このリセスの他壁部は、カートリッジ全体に渡って延び、ホールの周りで前記一壁部とシール係合している。
望ましくは、把持手段が、カセットがマシンに対して着脱されるときに、カセットの効果的な把持を助けるように、カセットの一側(前側)に設けられている。
理想的には、第2のチャンバの前記出口と、第1のチャンバの前記入口とは、近接し、可撓性の接続チューブが、カートリッジと係合し得るアダプターに取着されているときに、これら接続チューブに第1の通路と第2の通路とを接続する。
本発明の手段の部品は、カートリッジが装着され得るリセスを一側(前側)のパネルに有したハウジング内に配置され、このリセスの後壁は、ハウジング内のピストンのための通路を有している。好ましくは、互いに共働する位置付け手段が、カートリッジをリセス中にしっかりと保持するように、カートリッジとハウジングとに設けられている。また、リセスの後壁は、例えば真空ポンプのような低圧源又は負圧源への接続部を有することができ、また、カートリッジは、第1のチャンバ中に開口部を有することができる。カートリッジがハウジングの前側のパネルのリセス中に挿入されたときに、この開口部に、前記接続部が取着される。リセスの底面には、ブリードホールが、カートリッジが漏れてしまった際に、又は流体チャンバが破損してしまった際に、流体がマシン中に達することのないように、マシンの外への流体用の通路を設けるように、与えられることができる。
ハウジングのリセス中にカートリッジを保持させる位置付け手段が、引き込み可能なタブにより与えられることができる。これらタブは、ハウジング中に後退されたとき、カートリッジをハウジングのリセス中に適合させた状態で、リセスの壁部のスロット中に移動されて、カートリッジの側壁の共働するリセスと係合する。各タブは、カートリッジを所定の位置へと押圧する際にリセスの後壁のスイッチにより、このタブに対応したソレノイドを駆動させ、また、口腔衛生手段の電源が口腔衛生動作の終了時にスイッチオフされたときに非駆動されることができる。好ましくは、
漏れた流体がマシンの内部に到達するのを防止するのを助けるように、スイッチとタブとが夫々通る所に設けられている。マシンに位置されたカートリッジの存在を検出し、マシンを電源に接続するようにスイッチ手段を動作させる検出手段をマシンに設けることが、更に好ましい。
ピストン用の駆動手段は、モータースクリュードライブであっても良いし、ステップリングモーターであっても良い。また、シールリングが、ピストンと通路との間にシールを与えるように設けられることができる。
かくして、動作の開始時に、口腔衛生手段の電源が、スイッチオンされ、新しいカートリッジが、ケーシングのリセスに与えられる。このカートリッジの存在が検出され、電力が供給され、最初に、ロックタブが駆動される。次に、吸引ポンプが、ピストン用の駆動モーターのように、スイッチオンされる。このとき、ピストンが、このピストンから、流体が剛毛ヘッド近くに現われるブラシへと流体を吐出するように、可撓性の膜と接触され、これと同時に、負圧が、ブラシの第2の通路に吸引作用を生じさせるように、カートリッジの内側チャンバ内に形成される。歯の洗浄作業が進むのに従って、流体が、口腔内へと送られ、基本的にこれと同量の流体が、口腔内から吸引され、かくして、患者の口腔内を溢れさせてしまうのを防止する。そして、使用済み流体が、カートリッジの内側チャンバへと戻される。
動作の終了時に、電源がスイッチオフされ、カートリッジのロック手段が解除され、そして、カートリッジが廃棄のために外される。使用済み流体の漏れの防止を確実にするために、閉成可能なバルブ手段が、カートリッジが外されるときに内側チャンバの出口を閉じるように、設けられることができる。
ブラシが、カートリッジの廃棄の前にカートリッジから外されることができるが、病院並びに他の施設での使用において、ブラシは、カートリッジと一緒に廃棄されることが好ましい。
病院又は他の施設での使用において本発明の口腔衛生手段の適応性を向上させるために、並びに、例えば資格を持った在宅介護士により使用されるために、マイクロプロセッサの制御手段が、少なくとも1つの対応したバーコードリーダーを有することができる。また、この制御手段は、本発明の手段の不正又は不適切な使用を防止するオーバーライド制御を有することができる。かくして、各々の患者にバーコードシートが与えられ、かくして、複数のバーコードシートが存在する。病院の職員は、自分個人のバーコードを有している。かくして、本発明の手段を使用しようとする職員は、最初に、自分のバーコードを読み取らせ、次に、担当医/立会い医を識別するバーコードを読み取らせる。これに続いて、バーコードが、職員が本発明の手段に適合し患者に使用するように意図したカートリッジのバーコードと一緒に、患者を識別するために読み取られる。代わって、第2のバーコードリーダーが、カートリッジがマシンに装着されたときにこのカートリッジのバーコードを読み取るように、マシンに設けられることができる。この情報の全てがマイクロプロセッサのメモリに安全にストアされた状態で、オーバーライドロックが外され、マシンをスイッチオンし、カートリッジが、所定の位置に装着されロックされ、そして、歯の洗浄が実施される。ストアされた情報は、この後に、病院の主記録データベースに送られることができる。正しいカートリッジが特定の患者のニーズに適したハウジングに装着されるのを確実にするように、マイクロプロセッサを予めプログラミングすることが、等しく可能である。
好ましくは、前記ハウジングには、非使用時に、ペン形状の少なくとも1つのスキャナーを保持する位置付けブラケットが設けられている。
本発明の2つの態様が、単なる一例として添付図面に示される。
本発明に係わる口腔衛生手段の正面斜視図である。 図1に対応しているが、カートリッジが外された状態で示している。 図1の配面図である。 ケーシングの前側の半体が外された図1の正面図である。 ケーシングの後側の半体が外された図1の配面図である。 ケーシングの前側の半体が外された図1を一側から見た図である。 図6に対応しているが、ケーシングの後側の半体が外された状態を示している。 本発明の第2の態様の斜視図であり、図1のマシン用のカートリッジを示している。 図8の背面斜視図である。 図8の10−10線に沿った断面図である。 図9の11−11線に沿った断面図である。 カートリッジのコネクタブロックの側面図である。
図1ないし6において、口腔衛生手段は、基部4上に装着されたケーシングの前側の半体2とケーシングの後側の半体3とを有するマシン1を備え、このマシンは、収納可能なキャリーハンドル5を有している。このマシンの前側に、前記ケーシングの半体2は、カートリッジ7を受け入れるリセス6を有している。特に図2に示されているように、このカートリッジ7を所定の位置に保持させる引き込み可能なキャッチ8がある。これらキャッチは、リセス6の壁部のスロットを通って夫々延びている。このリセス6は、バーコードリーダーのためのウインド9を有している。前側の半体2には、また、マシンを制御するプログラムの進行状況を知らせる、若しくは、故障又は誤動作を知らせる液晶情報ディスプレイと信号のLCD(signal LCD's)とが設けられている。リセスの底部には、ホール10が形成され、このホールを通ってピストンヘッド11が突出し、また、低圧力源/吸引源への接続部12が突出している。
図3に示されているように、前記ケーシングの後側の半体3は、前記マシンを適切なコンピュータに接続するUSB接続体13と、電源接続ソケット14とを有している。
前記ケーシングの前側の半体が外されている図4により示されているように、ケーシング中には、前記基部4上に配置され、かつ前記接続部12に接続された吸引ポンプ15が設けられている。また、両方が前記ソケット14に接続されたバッテリーパック16と変圧器17とが、バッテリーパック内の再充電可能なバッテリーを充電し、操作者の安全のために、マシンを動作させるように低電圧を供給するために、設けられている。また、前記基部上には、例えばステッピングモータのようなピストンアクチュエータ18が装着され、前記ピストンヘッド11が取着されたピストンドライブシャフト19がある。ピストンアクチュエータの近くには、前記ウインド9に対応したバーコードリーダー20があり、また、前記ケーシングの半体3に固定された支持体21には、前記キャッチ8が装着された、ソレノイド22形状のアクチュエータが配置されている。ハウジングの半体3(図2)の上面には、ペン23形状のバーコードリーダーが設けられ、また、ハウジングの半体3中には、マイクロプロセッサのプリント回路基板24が設けられている。
近接センサー25が、前記リセス6中に位置されたカートリッジ7の存在を検出するように、リセス6の後で前記回路基板からケーシングの前側の半体2に向けて延びている。
図8ないし11には、本発明の第2の態様、即ちカートリッジ7が示されている。このカートリッジは、第1のチャンバ28として作用するキャビティを形成するように適切に一緒に結合された前側部分26と後側部分27とで形成されている。前側部分26の壁部には、球状の底部を有したリセス29がモールド成形され、このリセス29が、カートリッジの内側へと、後側部分27の壁部に接触並びに結合される程度の長さで延びている内側円筒形部材30を形成している。後側部分の壁部には、この円筒形部材30と同軸の円形の開口部31が形成され、この開口部は、後側部分27に結合された不透水性の可撓性の膜32により覆われて閉じられ、従って、カートリッジ中に第2のチャンバ33を形成している。前記前側部分と後側部分とには、互いに共働するリセス34,35が夫々形成され、これらリセスの底部には、前記第1のチャンバと第2のチャンバとに夫々通じたアクセスホール36,37が形成されている。また、後側部分27には、第1のチャンバ28を低圧源又は吸引源に接続する開口部38が形成されている。
前記カートリッジの各側部には、リセス39が形成されている。
前記リセス34,35中には、コネクタブロック40が装着され、このコネクタブロックは、出口42に通じた通路を有し、かつ前記ホール37に係合するコネクタ41と、入口44に通じた通路を有し、かつ前記ホール36に係合するコネクタ43とを有している。このコネクタブロック中には、マグネット45が埋設されている。
下端部に、前記カートリッジは、カートリッジの着脱を容易にするために、指による係合を可能にするようなリップを有している(lipped)。
米国特許第6,315,556号に開示されているタイプの歯ブラシには、出口に取着される流体パイプと、入口に取着される吸引パイプとが設けられ得る。
かくして、マシンを使用し始めるとき、マシンは、ソケット13を介して電源に接続されるか、バッテリーパック16により動作される状態である。カートリッジ7がリセス6に与えられると、センサー25が、カートリッジのマグネットの存在を検出し、適切なスイッチング手段に適正に接続されることにより、電力が、ソレノイド22を駆動するように供給され、ラッチ8を、これらと共働する、カートリッジの両側壁のリセス39に係合させる。これと同時に、接続部12が、カートリッジに係合する。
バーコードリーダーが、ウインド9を介してカセットのバーコードを読み取り、この情報をマイクロプロセッサのプリント回路基板24に与える。同時に、バーコード用のペン23が、患者、看護士又は他の操作者、並びに、患者の治療に最も責任を負うべき医師/立会い医を識別するバーコードを読み取るために使用される。この情報は、マイクロプロセッサに与えられて、予め読み込まれた情報と比較される。そして、このマイクロプロセッサが、カートリッジとこのカートリッジの中身とがその患者のために処方されるべきことを検出したときにのみ、信号が、ピストンアクチュエータ18と吸引ポンプ15とに送られ得る。尚、看護士/操作者、並びにドクター/立会い医に関する情報は、記録目的によりストアされる。
吸引ポンプ15とピストンアクチュエータ18とが駆動されると、低圧力又は吸引力が、カートリッジの第1のチャンバ28に加えられ、ピストンヘッドが、カートリッジの可撓性の膜32に対して駆動されてこの膜を押し下げる。適切な流体が予め充填されたカートリッジの第2のチャンバ33において、米国特許第6,315,556号に開示されている方法の後に、流体が、この第2のチャンバから、出口42を通って、歯ブラシの剛毛へと移動される。これと同時に、第1のチャンバ28内の低圧力又は吸引力により、流体が、使用者の口腔から入口44へと吸引され、この入口から、収容並びに廃棄のために、第1のチャンバ28内に溜められる。
歯の洗浄動作の終了時に、電力が、例えば適切な主スイッチにより、マイクロプロセッサのプリント回路基板から遮断され、かくして、ソレノイド22の動作を停止して、カートリッジをマシンから取り外し可能にする。
前記マイクロプロセッサ自体は、特に患者の歯の洗浄に関する情報をストアし得るメモリを有しているが、長期間の保存の場合には、マイクロプロセッサが、例えば主フレームコンピュータに接続され、この主フレームコンピュータに、全ての情報がマイクロプロセッサのメモリからダウンロードされ得る。
本発明の第1の態様は、処方された正しいカートリッジと、このカートリッジの特定の流体の充填とが正しい患者に使用されることを実質的に保障し、患者の歯を洗浄した看護士/操作者、並びに主治医の記録を作成する。
本発明の第2の態様は、処方された流体の正しい量が使用されることを保障し、容易で長期の保存と平等に簡単な搬送及び廃棄とを可能にする理想的な手段を提供する。

Claims (19)

  1. 歯ブラシ内の第1の通路が接続可能な活性流体用のチャンバと、このチャンバの可撓性のパネルと、この可撓性のパネルと共働するピストンと、このピストンのための駆動手段と、歯ブラシ内の第2の通路が接続可能な使用済み流体のチャンバと、この使用済み流体のチャンバに接続されて、低圧又は負圧を生じさせる手段とを具備し、少なくとも前記活性流体用のチャンバが、口腔衛生の動作ごとに使い捨て可能並びに交換可能であることを特徴とする口腔衛生手段。
  2. 前記使用済み流体のチャンバが、また、口腔衛生の動作ごとに使い捨て可能並びに交換可能であることを特徴とする請求項1の口腔衛生手段。
  3. 前記活性流体用のチャンバと前記使用済み流体のチャンバとは、組み合わされたユニットであることを特徴とする請求項1の口腔衛生手段。
  4. 前記両チャンバは、カートリッジ内に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1の口腔衛生手段。
  5. 中に口腔衛生手段の部品が配置されたハウジングが設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1の口腔衛生手段。
  6. 前記ハウジングは、前記カートリッジが中に配置されるリセスを有している請求項4又は5の口腔衛生手段。
  7. 前記低圧又は負圧を生じさせる手段は、カートリッジ用の前記リセス内に、対応した入口を有する前記ハウジング内に配置されている吸引ポンプである請求項6の口腔衛生手段。
  8. 前記ピストンは、前記ハウジング内にあり、このピストンを前記カートリッジに支持し得るようにハウジングの前記リセスの底部の開口部とアライメントされたピストンヘッドを有するピストンアクチュエータを備えている請求項4ないし7のいずれか1の口腔衛生手段。
  9. 複数のアクチュエータが、引き込み可能なタブを移動させて、前記カートリッジをハウジングの前記リセスに対してロック並びに非ロックするように、前記ハウジング中に設けられている請求項4ないし8のいずれか1の口腔衛生手段。
  10. センサー手段が、前記リセス内のカートリッジの存在を検出するように設けられていることを特徴とする請求項4ないし9のいずれか1の口腔衛生手段。
  11. 少なくとも1つのバーコードリーダーが設けられている請求項4ないし10のいずれか1の口腔衛生手段。
  12. 2つのバーコードリーダーが設けられ、一方のバーコードリーダーは、前記カートリッジがハウジングの前記リセス中に位置されたときに、このカートリッジのバーコードを自動的に読み取り、また、他方のバーコードリーダーは、患者、操作者/看護士、並びに主治医に特有のバーコードを読み取る請求項11の口腔衛生手段。
  13. マイクロプロセッサ手段が、関連した情報をストアして、口腔衛生手段の動作のシーケンスを制御するように設けられている請求項1ないし12のいずれか1の口腔衛生手段。
  14. 使用済み流体のチャンバとして作用する第1のチャンバと、低圧源又は負圧源に接続されるための前記第1のチャンバの出口と、ブラシに接続されるための前記第1のチャンバの入口とを具備し、前記第1のチャンバ内には、活性流体を収容する第2のチャンバがあり、この第2のチャンバは、カートリッジの一壁部の共働するホールから延び、また、可撓性の膜が、このホールを覆い、このホールの周りでカートリッジの前記一壁部とシール係合し、更に、ブラシに接続されるための前記第2のチャンバの出口接続部を具備することを特徴とする口腔衛生手段に使用されるためのカートリッジ。
  15. 前記第2のチャンバは、前記ホールを有する前記一壁部に対向するカートリッジの他壁部のリセスであり、このリセスの他壁部は、カートリッジ全体に渡って延び、前記ホールの周りで前記一壁部とシール係合していることを特徴とする請求項14のカートリッジ。
  16. 把持手段が、カセットがマシンに対して着脱されるときに、このカセットの効果的な把持を助けるように、カセットの一側(前側)に設けられていることを特徴とする請求項14又は15のカートリッジ。
  17. 前記第2のチャンバの前記出口と、前記第1のチャンバの前記入口とは、互いに近接しており、可撓性の接続チューブが、カートリッジと係合し得るアダプターに取着されているときに、これら接続チューブに第1の通路と第2の通路とを接続することを特徴とする請求項14ないし16のいずれか1のカートリッジ。
  18. 第1のチャンバとして作用するキャビティを形成するように適切に一緒に結合された前側部分と後側部分とを具備し、前記前側部分の壁部には、球形の底面を有するリセスがモールド成形され、このリセスは、カートリッジの内側に延びている内側円筒形部材を形成し、この内側円筒形部材は、前記後側部分の壁部に接触並びに結合されるような長さを有し、また、この後側部分の壁部は、前記円筒形部材と同軸の円形の開口部を有し、この円形の開口部を、第2のチャンバを形成するように、不透水性の可撓性の膜が覆って閉じ、また、カートリッジに取着されたコネクタブロックに夫々接続された前記第1のチャンバの入口開口部と前記第2のチャンバの出口開口部とがあり、また、前記後側部分の壁部は、低圧源又は負圧源に接続されるための手段を有していることを特徴とする口腔衛生手段に使用されるためのカートリッジ。
  19. 把持手段が、カートリッジの容易な着脱を可能にするように設けられていることを特徴とする請求項18のカートリッジ。
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