JP2009533002A - ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法 - Google Patents

ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009533002A
JP2009533002A JP2009504461A JP2009504461A JP2009533002A JP 2009533002 A JP2009533002 A JP 2009533002A JP 2009504461 A JP2009504461 A JP 2009504461A JP 2009504461 A JP2009504461 A JP 2009504461A JP 2009533002 A JP2009533002 A JP 2009533002A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
interpolated
encoding
generate
encoded data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009504461A
Other languages
English (en)
Inventor
シ、ファン
ラビーンドラン、ビジャヤラクシュミ・アール.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2009533002A publication Critical patent/JP2009533002A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • H04N19/577Motion compensation with bidirectional frame interpolation, i.e. using B-pictures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/103Selection of coding mode or of prediction mode
    • H04N19/105Selection of the reference unit for prediction within a chosen coding or prediction mode, e.g. adaptive choice of position and number of pixels used for prediction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/10Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding
    • H04N19/102Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using adaptive coding characterised by the element, parameter or selection affected or controlled by the adaptive coding
    • H04N19/132Sampling, masking or truncation of coding units, e.g. adaptive resampling, frame skipping, frame interpolation or high-frequency transform coefficient masking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/30Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using hierarchical techniques, e.g. scalability
    • H04N19/31Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using hierarchical techniques, e.g. scalability in the temporal domain
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • H04N19/573Motion compensation with multiple frame prediction using two or more reference frames in a given prediction direction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/587Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal sub-sampling or interpolation, e.g. decimation or subsequent interpolation of pictures in a video sequence

Abstract

【課題】
【解決手段】側面は、マルチメディア送信システムの符号器における処理を改善する方法とシステムを備える。他の側面は、マルチメディア送信システムの復号器における処理の方法とシステムを備える。例えば、1つの側面は、挿間フレームの観点から符号化することにより符号器における削減された符号化サイズの装置及び方法を備える。他の側面は、挿間フレームを参照して符号化されたビデオ信号を復号するように構成された復号器を備える。
【選択図】 図4

Description

本願発明は、マルチメディア信号処理に関し、特に、ビデオ符号化及びビデオ復号化に関する。
ビデオエンコーダといったマルチメディア処理システムは、MPEG−xやH.26x標準のような国際標準に基づいた符号化方法を用いて、マルチメディアデータを符号化し得る。そのような符号化方法は、一般的にマルチメディアデータを送信用及び/又は記憶用に圧縮することを対象としている。圧縮とは、広義にはデータから冗長性を除去する処理である。
ビデオ信号は、フレーム(画像全体)又はフィールド(例えば、インタレースビデオストリームは、画像の互い違いの奇数ライン又は偶数ラインのフィールドを備える)を含む一連の画像の観点から説明し得る。本明細書では、「フレーム」という用語を、画像、フレーム、又はフィールドを言及するのに広く用いる。ビデオエンコーダといったマルチメディアプロセッサは、フレームを例えば16×16ピクセルの「マクロブロック」又はブロックに分割することで符号化し得る。エンコーダは更に、各マクロブロックをサブブロックに分割してもよい。各サブブロックは更に、付加的なサブブロックを含んでもよい。例えば、マクロブロックのサブブロックは、16×8個のサブブロックと8×16個のサブブロックを含み得る。8×16個のサブブロックのサブブロックは、8×8個のサブブロックを含んでもよく、以下同様である。本明細書において、「ブロック」という用語は、マクロブロック又はサブブロックをいう。
ビデオ符号化方法は、ロスレス又はロッシー圧縮アルゴリズムを用いて、各フレーム又は当該フレームのブロックを圧縮することにより、ビデオ信号を圧縮する。フレーム内符号化とは、フレームを当該フレームからのデータを用いて符号化することをいう。フレーム間符号化とは、フレームを他の「参照」フレームに基づいて符号化することを含む仕組みといった予測符号化の仕組みをいう。例えば、ビデオ信号はしばしば、フレームの時間的な系列において互いに近接するフレームが、少なくとも一致する部分を有するか、少なくとも互いに部分的に一致する、時間的な冗長性を示す。エンコーダは、この時間的な冗長性を利用して、符号化されたデータのサイズを削減することができる。
エンコーダは、フレームを、当該フレームと1つ又は複数の参照フレームとの間の差異の観点から符号化することで、この時間的な冗長性を利用し得る。例えば、ビデオエンコーダは、符号化されつつあるフレームのブロックを1つ又は複数の他のフレームの一部に一致させる、動き補償に基づくアルゴリズムを使用してもよい。符号化されたフレームのブロックは、参照フレームの一致する部分に関連してフレーム内でシフトされてもよい。このシフトは、動きベクトルによって特徴づけられる。ブロックと、参照フレームの部分的に一致する部分との間の如何なる差異も、残余(residual)の観点から特徴づけられ得る。従って、エンコーダは、フレームを、当該フレームの特定の部分(partitioning)についての1つ又は複数の動きベクトルと残余を含むデータとして符号化し得る。フレームを符号化するためのブロックの特定の部分は、例えば、符号化サイズと、符号化の結果得られるフレームのコンテンツに対する歪みとのバランスをとる費用関数をほぼ最小化することによって選択されてもよい。
参照フレームは、ビデオ信号の1つ又は複数の先行するフレーム、又は出力順序の観点からビデオ信号のフレームに続く1つ又は複数のフレームを含んでもよい。例えば、H.264標準は、最も一致するブロックを検索する際に5つの参照フレームを用いる構成を備える。一般に、より多くの参照フレームを検索することは、エンコーダが、符号化されつつあるフレームのブロックに厳密に一致する参照フレームのうちの一つの部分を見つける能力を高める。より一致すれば符号化する差異が小さくなり、このことは一般に、よりコンパクトな符号化につながる。しかし、そのような一致を符号化することはなお、有意な量の帯域幅を必要とし得る。従って、ビデオデータを符号化する、より良い方法の必要性がある。
[概要]
本特許出願は、本願の譲受人に譲渡され、本明細書に参照することにより明白に組み込まれる、2006年4月4日に出願され、"Encoder Assisted Frame Rate Up Conversion"と題された米国仮特許出願第60/789,319号の優先権を主張する。
本願発明のシステム、方法及び装置は、それぞれ幾つかの側面を有し、そのいずれも単独でその望ましい属性を担うわけではない。添付の特許請求の範囲によって表されるような本願発明の範囲を限定することなく、その卓越した特徴を簡単に論じる。この議論を検討した後、特に「詳細な説明」と題されたセクションを読んだ後、当業者は、本願発明の特徴が、ビデオ信号についての削減された帯域幅要件を含む利点をどのようにして提供するかを理解するであろう。
1つの側面は、マルチメディアデータを処理する方法を備える。この方法は、少なくとも1つの挿間フレームを生成することを含む。この方法は更に、前記挿間フレームを含む複数の参照フレームを識別することを含む。この方法は更に、少なくとも前記複数の参照フレームに基づいて少なくともフレームの一部を符号化することを含む。
別の側面は、マルチメディアデータを処理する装置を備える。この装置は、少なくとも1つの挿間フレームを生成するように構成された生成器を備える。この装置は更に、前記挿間フレームを含む複数の参照フレームを識別するように構成された識別器を備える。この装置は更に、少なくともフレームの一部を少なくとも前記複数の参照フレームに基づいて符号化するように構成された符号器を備える。
別の側面は、マルチメディアデータを処理する装置を備える。この装置は、少なくとも1つの挿間フレームを生成する手段を備える。この装置は更に、前記挿間フレームを含む複数の参照フレームを識別する手段を備える。この装置は更に、少なくとも前記複数の参照フレームに基づいて少なくともフレームの一部を符号化する手段を備える。
別の側面は、少なくとも1つの挿間フレームを生成し、前記挿間フレームを含む複数の参照フレームを識別し、少なくとも前記複数の参照フレームに基づいて少なくともフレームの一部を符号化する構成を備える、マルチメディアデータプロセッサを備える。
別の側面は、マルチメディアデータを処理する命令を備える機械読み取り可能な媒体を備える。前記命令は実行時に機械に対して、少なくとも1つの挿間フレームを生成させ、前記挿間フレームを含む複数の参照フレームを識別させ、少なくとも前記複数の参照フレームに基づいて少なくともフレームの一部を符号化させる。
1つの側面は、マルチメディアデータを処理する方法を備える。この方法は、少なくともフレームの一部について挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信することを含む。この方法は更に、少なくとも前記挿間された参照フレームの一部を生成することを含む。この方法は更に、少なくとも前記フレームの一部を前記挿間された参照フレームの前記生成された部分に少なくとも部分的に基づいて復号することを含む。
別の側面は、マルチメディアデータを処理する装置を備える。この装置は、少なくともフレームの一部について挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信するように構成された受信器を備える。この装置は更に、少なくとも前記挿間された参照フレームの一部を生成するように構成された生成器を備える。この装置は更に、前記挿間された参照フレームの前記生成された一部に少なくとも部分的に基づいて少なくとも前記フレームの一部を復号するように構成された復号器を備える。
別の側面は、マルチメディアデータを処理する装置を備える。この装置は、少なくともフレームの一部について挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信する手段を備える。この装置は更に、少なくとも前記挿間された参照フレームの一部を生成する手段を備える。この装置は更に、前記挿間された参照フレームの前記生成された一部に少なくとも部分的に基づいて少なくとも前記フレームの一部を復号する手段を備える。
別の側面は、少なくともフレームの一部について挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信し、少なくとも前記挿間された参照フレームの一部を生成し、前記挿間された参照フレームの前記生成された一部に少なくとも部分的に基づいて少なくとも前記フレームの一部を復号する構成を備える、マルチメディアデータプロセッサを備える。
別の側面は、マルチメディアデータを処理する命令を備える機械読み取り可能な媒体を備える。この命令は実行時に機械に対して、少なくともフレームの一部について挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信させ、少なくとも前記挿間された参照フレームの一部を生成させ、前記挿間された参照フレームの前記生成された一部に少なくとも部分的に基づいて少なくとも前記フレームの一部を復号させる。
以下の詳細な説明は、本願発明の一部の特定の側面を対象とする。しかしながら、本願発明は、特許請求の範囲で定義され網羅されるように、多くの異なる方法で具現化することができる。本説明では、全体に渡って同様の部分は同様の符号で示される図面が参照される。以下の説明において、特定の詳細は、記載される側面を充分に理解するために与えられる。しかし、当業者には、これらの特定の詳細なしに、その側面が実施され得ることが理解されるであろう。例えば、電子部品は、その側面を不必要に詳述して不明確にしないようにブロック図で示され得る。他の例では、そのような部品、他の構造及び技術は、その側面を更に説明するために詳細に示され得る。
また、側面によっては、本明細書に記載される如何なる方法、処理、ブロック図、及びフローチャートの特定の動作や事象も、異なる順序で実施することができ、付加したり、併合したり、あるいは全体として省略したりしてもよい(例えば、記載される全ての動作や事象が方法の実施に必要とは限らない)ことが認識されるべきである。更に、特定の側面では、動作や事象は、例えば、マルチスレッド処理、割り込み処理、あるいはマルチプロセッサを通して、順次に実行するのではなく同時に実行されてもよい。更に、本明細書に記載される方法、処理、ブロック図、及びフローチャートは、全て又は部分的に繰り返されてもよい。
側面は、マルチメディア送信システムの符号器における処理を改善する方法及びシステムを備える。他の側面は、マルチメディア送信システムの復号器における処理のシステムと方法を備える。マルチメディアデータは、動画、音声、静止画像、又は任意の他の適当なタイプの音声映像データのうちの1つ又は複数を含み得る。例えば、1つの側面は、補間フレームの観点から符号化することによる、符号器における削減された符号化サイズ(reduced encoding size)の方法を備える。補間フレームとは、復号器(又は符号器)が近くのフレームからデータを補間することによって生成するフレームである。補間フレームの1つのタイプとして、ビデオ復号器の出力フレームレートを増加させるために生成されるフレームレートアップコンバージョンフレームがある。そのようなフレームは通常、符号器と復号器との間でやり取りされないが、時間的に近いフレームに基づいて復号器で生成される。符号器は、そのような補間フレームを参照してフレームを符号化することにより、ある一定の効率性を達成し得ることが分かっている。特に、符号器は、例えば、符号化された残りのデータの量を削減することによって、復号器がフレームを補間する際に動き補償データを生成するフレームについて符号化されたデータ中の動き補償データの量を減少させ得る。
別の側面は、標準的なマルチメディア符号化フォーマットを用いて、補間フレームへの参照を符号器から復号器へ通信することを備える。符号化フォーマットによっては、標準的な符号化データフォーマットを用いて補間フレームに対する参照を符号化することは、符号器から出力される符号化されたフレームデータのサイズを、例えばビットを用いて補間フレームに対する参照を伝えることによって、更に小さくすることができる。
図1は1つの側面によるマルチメディア通信システム100を示すブロック図である。システム100は、ネットワーク140を介して復号器装置150と通信する符号器装置110を備える。一例において、符号器装置はマルチメディア信号を外部ソース102から受け取り、当該信号をネットワーク140上での送信のために符号化する。
本例において、符号器装置110は、トランシーバ116とメモリ114に結合されたプロセッサ112を備える。プロセッサ112は、マルチメディアデータソースからのデータを符号化し、それをネットワーク140での通信のためにトランシーバ116に供給する。
本例において、復号器装置150は、トランシーバ156とメモリ154に結合されたプロセッサ152を備える。プロセッサ152は、汎用プロセッサ又はデジタル信号プロセッサのうちの1つ又は複数を備え得る。メモリ154は、1つ又は複数のソリッドステートストレージ又はディスクベースの記憶装置を備えてもよい。トランシーバ156は、ネットワーク140を介してマルチメディアデータを受信し、それをプロセッサ152に復号化のために供給するように構成されている。一例において、トランシーバ156は無線トランシーバを備える。ネットワーク140は、イーサネット(登録商標)、電話(例えば、POTS)、ケーブル、電力線、及び光ファイバシステム、及び/又は、符号分割多元接続(CDMAあるいはCDMA2000)通信システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、GSM/GPRS(General Packet Radio Service)/EDGE(enhanced data GSM environment)といった時分割多元接続(TDMA)システム、TETRA(Terrestrial Trunked Radio)携帯電話システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)システム、高データレート(1xEV−DOあるいは1xEV−DOゴールドマルチキャスト)システム、IEEE802.11システム、MediaFLOシステム、DMBシステム、又はDVB−Hシステムを含む無線システムのうちの1つ又は複数を備える、有線通信システムあるいは無線通信システムのうちの1つ又は複数を備え得る。
図2は、図1に示されるようなシステムにおいてビデオフレームの一部を符号化する方法のある側面を図示している。フレームは、他のフレームへの参照なしに符号化されるイントラ(I)フレーム、時間的に先行するフレームを参照して符号化される予測(P)フレーム、並びに、時間的に先行するフレーム及び/又は未来のフレームに関して符号化される双方向予測(B)フレームを含み得る。
図2に示されるように、フレーム170は、多くのマクロブロック171aに分割され得る。各マクロブロック171aは、ピクセルの配列、例えば、フレーム170の16×16のピクセルの配列を含む。また、符号器110は、マクロブロック171を、例えば8×8のサブブロック171bあるいは4×4のサブブロック171cといった、任意の数のより小さなブロックに分割してもよい。随意で、符号器110は、サブブロックのサイズをフレーム170内で、及び/又は符号化されたフレーム170間で変えてもよい。マクロブロック171aと、サブブロック171bといったマクロブロックを分割したものとを、本明細書ではまとめて「ブロック」と称し、図2のアイテム171を参照して集合的に言及される。
符号化されたビデオフレーム170(あるいはフレーム170のブロック171)は、他のフレームに依存せずに(例えば、イントラモードで)、又は他の符号化されたフレームに予測的に基づいて(例えば、インターモードで)符号化され得る。フレーム170の一部に用いられる符号化の特定の様式は、(符号化の)「モード」と称され得る。符号器110は、フレーム170の異なる部分、例えば、異なるブロック171又はサブブロック171を、異なるモードを用いて符号化してもよい。例えば、動き予測アルゴリズムを用いて、フレーム170、あるいはフレーム170の1つ又は複数のブロック171を符号化してもよい。一例による符号器110は、フレーム170を、16×16、16×8、8×16、8×8、8×4、4×8、4×4(ただし、他のサイズを用いてもよい)といったサイズのブロックを含むブロックの観点から符号化する。符号化されたフレーム170は、フレーム170の実質的に全てのピクセルを符号化する、フレーム170を一組の符号化されたブロック171に分割したもの備え得る。符号化されたブロック171は、異なったサイズであってよく、符号化されたデータサイズや、結果として得られる画像の歪みといった要素の加重平均に基づいて、異なる符号化方法の比較を可能にする費用関数に基づいて選択されてよい。
上述したように、ビデオフレームを予測する一つの方法は、ビデオデータ中の時間的な冗長性を利用して、あるフレームから別のフレーム、例えば、参照フレームへと、少なくとも部分的には一致するブロック171に基づいてフレーム170を符号化する、動き予測アルゴリズムを用いることである。動き予測アルゴリズムは、フレーム170のブロック171に類似する(例えば、少なくとも部分的に一致する)が、符号化されたフレーム174内での位置をおそらくシフトされた、1つ又は複数の参照フレーム174のブロック176を識別する。あらゆる側面で、動き予測アルゴリズムは、現在のフレーム170に時間的に先行する参照フレーム174、フレーム170に続く参照フレーム174、又はその双方の参照フレーム174を用い得ることに留意されたい。フレーム170のブロック171は、ブロック171とブロック176との間の位置的な差異を示す動きベクトルと、1つ又は複数の参照フレーム174(例えば、参照フレーム174a、174b、174c、174d、及び174e)のリストから得られる参照ブロック(例えば、参照フレーム174cのブロック176)に関するフレーム170のブロック171のピクセル値間の差異を表す残余のデータの観点から符号化される。参照フレーム174は、ビデオ信号中のフレーム170に先行するフレーム又は後続するフレームの時間的に順序付けられたリスト180であってよい。図2に示されるように、符号器110は、フレーム170のブロック171bを参照フレーム174と比較して、フレーム174cのブロック176といった対応するブロックを識別し得る。
符号器110は、ブロック171の16×16、16×8、8×16、8×8、8×4、4×8、及び4×4ブロック(パーティション)といった一組のブロックの各々について、動き補償データ、例えば、動きベクトルと残余を計算してもよい。符号器110は、より大きなブロック171、例えば、16×16についての動き補償データを最初に計算し、その後より大きなブロックのサブブロック、例えば、16×8、8×8等の各々について動き補償データを計算してもよい。符号器110は、フレーム170の実質的に全てを網羅する1つ又は複数のサイズの1組のブロック171又は特定のパーティションを選択することができる。符号器110は、例えば、フレームのブロックの特定の組についての動きベクトルと残余の特定の組と、結果として得られる画像の歪みに対応する予測値を用いて、フレーム又はフレームの一部の符号化データサイズに基づいて、符号化のサイズと歪みとをトレードオフする手段を有する、レート歪み(RD)関数といった費用関数に基づいて、フレーム170の各部分について特定のブロックとそれぞれの予測データを選択してもよい。符号器110は、従来から知られているものを含む、任意の適当な費用関数を用い得る。例えば、適当な費用関数は、IEEE TRANSACTIONS ON CIRCUITS AND SYSTEMS FOR VIDEO TECHNOLOGY, Vol. 13、NO. 7,688 (July 2003)の”Rate-Constrained Coder Control and Comparison of Video Coding Standards”に開示されている。費用関数は、例えば、レート歪み関数、最小の残余、及び/又は絶対差合計(SAD)関数を含み得る。
図3は、補間フレームを用いて、システム100においてビデオフレーム170の一部を符号化する方法の一部分を図示する。上述したように、フレームレートアップコンバージョン(FRUC)は、再構成されたビデオのフレームレートを高めるための、ビデオ復号器150におけるビデオ補間の処理である。そのようなフレームは、例えば、送信されたビデオ信号の受信品質を改善するために復号器150がフレームを生成するレートを高めるために用いることができる。図3に示されるように、FRUCフレーム174fもまた、ビデオフレーム170を符号化するのに用いるべく符号器110によって生成されてもよい。例えば、FRUCフレーム174fは、符号化されるべきフレームと同じタイムインデックスに対応するように生成され得る。FRUCフレームは、例えば、BフレームやPフレームといった種々のタイプのフレームに対して生成されてもよいことが認識されるべきである。
図3に示されるように、符号器110は、FRUCフレーム174fを、フレーム170を符号化するための参照フレームのリストに加え得る。場合によっては、フレーム170の一部は、フレーム170と同じタイムインデックスの補間フレームを参照して、よりコンパクトに予測符号化され得ることが分かっている。符号化されたデータのサイズの削減を達成できるのは、FRUCフレームの参照データが、符号化されるべきフレームデータにより近いことがあり得、従って、動きデータ(例えば、動きベクトル又は残余)は削減されるか、(正確に一致するもの、あるいは充分に近いものが突き止められる場合は)おそらく除去されるためである。その代わりに、復号器150は、FRUCフレームを補間し、除去された動き補償データに代えてそのデータを用いることができる。
実施においては、1つの側面において、予測符号化のために考慮されるべき参照フレームの数(例えば、参照リスト180のサイズ)がN(例えば、5)である場合、符号化されたブロックは、符号化されたブロックについて符号化されたデータの、特定の参照フレーム番号、0..N−1、を参照して符号化されてもよい。ブロックがFRUCフレーム174fを参照して符号化される場合、参照フレーム番号は、参照フレーム174の典型的なリストに見出されるであろうものよりも一つ大きいNに設定され得る。従って、符号化されたデータの同一のフィールドは、補間された参照フレームに基づいた符号化を示すため、及び、補間されていない(non-interpolated)参照フレームに基づいた符号化を示すために用いられる。例えば、符号器110が、H.264ビットストリーム構文といった、標準的な構文に準拠したビットストリームを生成し、標準的なH.264の構成といった、符号化の仕様に従って参照フレームを3ビットフィールドの0からN−1と識別するように構成されている場合、符号器110は付加的な参照フレームの使用を、参照フレームフィールド値をNに設定することで識別してもよく、これによって、参照フレーム0からN−1のうちの1つを識別するのに用いられるように、同じ標準的な符号化フィールド中の同じビットを用いる。従って、復号器150は、符号化されたデータに基づいてブロックを復号するときに、補間されたFRUCフレームの使用を識別し得る。更に、参照フレーム番号は標準的な符号化フォーマットで用いられるので、符号器150は、その出力符号化データ中に付加的なデータを含まずにFRUCフレームを参照して符号化してもよい。
また、FRUCフレームを参照フレーム174のリスト180に加えることで、FRUCフレームを符号化の参照として用いることから削減された符号化のサイズを得るときに、若干の付加的な複雑さが(参照リストのサイズの増加に起因して行われる付加的な検索以外に)参照フレーム検索アルゴリズムに付加される。また、符号化サイズの更なる削減は、符号化されたデータフォーマット中の既存のデータフィールドを用いて、FRUCフレームの観点から符号化を識別することによって達成できることがわかっている。例えば、符号化されたデータフォーマットの動きベクトル(MV)と残余(又は符号化されたブロックパターン(CBP))インジケータフィールドは、(上述したような)参照フレームリスト中の付加的な位置への参照と共に、ブロック又はフレームの符号化データにデータフィールドを追加することなく、FRUCフレーム174fに基づいてブロックを符号化するのに用いることができる。以下の表1は、参照リスト190のFRUCフレーム174fの観点からブロックを符号化するための符号化されたデータ中のMV及びCBPフィールドを用いて符号化モードの4つの例を説明するものである。
Figure 2009533002
図4は、システム100のビデオストリームの一部を符号化する方法200の一例を示すフローチャートである。方法200は、フローチャート項目222から始まるが、ここで符号器110は少なくとも一つの補間フレーム、例えばフレーム174fを生成する。補間フレームはFRUCフレームを含み得る。次にフローチャート項目224で、符号器110は複数を、例えば、フレーム174fといった挿間フレームを含む、参照フレーム174のリスト180を識別する。ある側面において、同時発生する(contemporaneous)FRUCフレームは、符号化されるべき予測フレームの各々について補間される。ある側面において、同時発生するFRUCフレーム174fが生成され、符号化されるBフレームの各々についてリスト180に挿入される。ある側面において、フレームは、“IBPBPBP”パターンといった、一定の画像のグループ(GOP)パターン(各Iフレーム間で定義されるフレームのパターン)に従って生成される。そのようなGOPの実施においてBフレームを符号化するために、FRUCフレームはBフレームに隣接するPフレームから補間され、参照フレームのリスト180に付加される。別の面では、符号器110は、ビデオコンテンツに基づいて調整する、適応的なGOP符号化に従ってフレームを生成してもよい。適応的なGOPスキームの一例では、複数のBフレームが、各Pフレーム間で符号化され得る。例えば、3つのBフレームは、2つのPフレームの間で符号化されてもよい。各Bフレームについて、独立したFRUCフレームは、特定のBフレームと同時に生成され得る。ある面では、各Bフレームに対応するFRUCフレームは、各Bフレームについての参照フレームリスト180に挿入される。各Bフレームについて独立したFRUCフレームを生成するために、各隣接するPフレームからのデータがしかるべくスケーリングされる(scaled)ことに留意されたい。
フローチャート項目228に進むと、符号器110は、フレームの少なくとも一部を、少なくとも複数の参照フレーム174に基づいて符号化する。任意の特定のフレーム170のブロック又は一部は、特定の参照フレーム174と符号化されるべき特定のフレーム170のコンテンツに応じて、補間フレーム174fを参照して符号化されても、参照しないで符号化されてもよいことが認識されるべきである。上述したように、符号器110は、参照リスト中の残りのフレームと比較して、補間フレームに基づいた符号化の費用関数を評価し、それに応じて参照フレームを選択する。方法200は、フレーム170のブロック171の各部分について繰り返されてもよく、また、ビデオ信号中の予測符号化されたフレームの各々について繰り返されてもよい。
図5は、方法200に従ってビデオデータを処理する符号器110の一例を示すブロック図である。符号器110は、補間フレームを生成するモジュール302といったブロック又はモジュールと、参照フレームを識別するモジュール304と、フレームを符号化するモジュール306を備える。補間フレームを生成するモジュール302は、少なくとも一つの補間フレーム、例えばフレーム174fを、図4のフローチャート項目222に従って生成するように構成されている。参照フレームを識別するモジュール304は、複数の参照フレーム174、例えば、フレーム174fといった補間フレームを含むリスト180を識別して、図4のフローチャート項目224に従ってフレーム170を符号化するように構成されている。フレームを符号化するモジュール306は、少なくとも参照フレーム174のリスト180に基づいてフレーム170の少なくとも一部を符号化するように構成されている。
図6は、方法200によって符号化されるようなビデオデータを復号化する方法400の一例を、より詳細に示すフローチャートである。この方法は、復号器150が挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信する、フローチャート項目402から始まる。ある側面では、符号化されたデータは、補間されたフレーム参照が表1を参照しつつ上述したように符号化される、標準的な符号化データフォーマットを備える。ある側面において、復号器150は、参照フレームインデックスがNに設定されていることに基づいて、参照フレームを補間されたものとして識別するが、補間されていない参照フレームは0からN−1と番号付けられる。フローチャート項目406に進むと、復号器150は少なくとも補間フレームの一部を生成する。ある側面では、補間フレームはFRUCフレームである。フレームは表示されないので、補間されたFRUCフレームの生成は簡略化されてもよい(他のFRUCフレームはなお、フレームレートアップコンバージョンのために生成され得るが、そのようなFRUCフレームは、画質を維持すべく、この簡略化された処理なしで生成され得る)。例えば、動きベクトルのマージング及びスケーリングは省略されてもよい。動きベクトルの平滑化もまた、例えば3×3メジアン平滑法(median soothing)の簡素化されたバージョンに簡略化されてもよい。フローチャート項目408に進むと、復号器150は、少なくとも予測フレームの一部を、少なくとも補間フレームに部分的に基づいて復号する。復号器150は、方法400の動作をビデオ信号中のフレーム又はブロックごとに繰り返してもよい。また、復号器150は、他のブロック又はフレームを、補間フレームへの参照なしに復号してもよい。
図7は、方法400に係る復号器150の一例を示すブロック図である。復号器150は、符号化されたデータを受信するモジュール420、補間フレームを生成するモジュール424、及び予測フレームを復号するモジュール426といった、モジュール又はブロックを備える。符号化されたデータを受信するモジュール420は、例えば図6のフローチャート項目402を参照して既述したように、少なくとも予測フレームの一部についての参照フレームを示す符号化されたデータを受信するように構成されている。補間フレームを生成するモジュール424は、少なくとも補間フレームの一部を生成するように構成されている。ある側面では、補間フレームは、例えば、図6のフローチャート項目406を参照しつつ既述したような、FRUCフレームである。予測フレームを復号するモジュール426は、例えば、図6のフローチャート項目408を参照しつつ既述したように、少なくとも補間フレームに部分的に基づいて少なくとも予測フレームの一部を復号するように構成されている。
上記を鑑みるに、本願発明は、ビデオデータといったマルチメディアデータを符号化する課題を克服することが理解されるであろう。例えば、削減された帯域幅を有する符号化されたビデオ信号を生成することができる。あるいは、同じ帯域幅を、より改善したビデオ品質といった他の目的のために用いることができる。
当業者は、本明細書に開示される側面に関連して記載される、種々の例証となる論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又はその双方の組み合わせとして実施され得ることを認識するであろう。このハードウェアとソフトウェアの互換性を明確に説明するために、種々の例証となる部品、ブロック、モジュール、回路、及びステップは、一般的にそれらの機能性の観点から上述した。そのような機能性がハードウェアとして実施されるか、ソフトウェアとして実施されるかは、システム全体に課される設計制約や特定の応用例に依存する。熟達した熟練工は、記載された機能性を特定の応用例ごとに様々な方法で実施し得るが、そのような実施の決定は、本願発明の範囲からの逸脱をもたらすものとして解釈されるべきではない。
本明細書に開示される側面に関連して記載される、種々の例証となる論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)あるいは他のプログラム可能な論理装置、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、又は、本明細書に記載された機能を実行すべく設計されたこれらの任意の組み合わせと共に実行又は実施され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよいが、代案では、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは状態機械であってもよい。プロセッサはまた、例えばDSPとマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに連動する1つ又は複数のマイクロプロセッサ、又は任意の他のそのような構成といった、コンピューティングデバイスの組み合わせとして実施してもよい。
本明細書に開示される側面に関連して記載されるアルゴリズムや方法のステップは、直接ハードウェアとして、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールとして、又はこの2つの組み合わせとして具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、又は、従来から知られている任意の他の形態の記憶媒体に存在し得る。例示的な記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体から情報を読み出し、また当該記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。別の方法では、記憶媒体はプロセッサと一体であってもよい。プロセッサと記憶媒体は、ASICに存在してもよい。ASICは、ユーザターミナルに存在し得る。別の方法において、プロセッサと記憶媒体は、ユーザターミナル内の別個の構成要素として存在してもよい。
開示された側面についての先の説明は、いかなる当業者も本願発明を作成又は使用できるように提供される。これらの側面に対する種々の変形は、当業者には容易に明らかとなり、本明細書に定義される一般的な原理は、本願発明の範囲や精神から逸脱することなく他の側面にも応用し得る。従って、本願発明は、本明細書に示される側面に限定されることを意図するものではなく、本明細書に開示される新規な特徴や原理と一致する最も広い範囲に合致すべきものである。
上記の詳細な説明は、本願発明の新規な特徴が様々な側面に適用されるようすを示し、記載し、指摘したが、説明された処理や装置の詳細及び形態における、種々の省略、置換及び変更は、本願発明の精神から逸脱することなく当業者によってなされ得る。認識されるように、本願発明は、本明細書に示される利点及び特徴の全てを提供しない形態において具現化されてもよく、いくつかの特徴は他のものとは別個に実行又は使用され得る。本願発明の範囲は、前述した記載よりもむしろ添付の特許請求の範囲によって示される。
図1は、1つの側面によるマルチメディア通信システムを示すブロック図である。 図2は、図1に示されるようなシステムにおいてビデオフレームの一部を符号化する方法の一部を図示する。 図3は、図1に示されるようなシステムにおいて順方向アップコンバージョンフレーム(forward up conversion frame)を用いてビデオフレームの一部を符号化する方法の一部を図示する。 図4は、図1に示されるようなシステムにおいてビデオストリームの一部を符号化する方法の一例を示すフローチャートである。 図5は、図4に示される方法に従ってビデオデータを処理する装置の例を示すブロック図である。 図6は、図4に示される方法で符号化されたようなビデオデータを復号化する方法の例をより詳細に示すフローチャートである。 図7は、図7に示される方法に従ってビデオデータを処理する装置の例を示すブロック図である。

Claims (55)

  1. マルチメディアデータを処理する方法であって、
    少なくとも1つの挿間フレームを生成し、
    前記挿間フレームを含む複数の参照フレームを識別し、
    少なくとも前記複数の参照フレームに基づいて少なくともフレームの一部を符号化する
    ことを含む方法。
  2. 前記複数の参照フレームは、少なくとも1つの参照フレームのリストを含み、前記少なくとも1つの挿間フレームは前記リストの特定の位置にあることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 前記特定の位置は、前記少なくとも1つの参照フレームのリストの末端にあることを特徴とする、請求項2記載の方法。
  4. 符号化することは、少なくとも前記挿間フレームに部分的に基づいて前記一部を予測することを特徴とする、請求項1記載の方法。
  5. 予測することは、動きベクトル又は残余のうちの少なくとも1つを前記挿間フレームに基づいて生成することを含むことを特徴とする、請求項4記載の方法。
  6. 符号化することは、標準準拠のビットストリーム構文に従って符号化データを生成することを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  7. 前記標準準拠のビットストリーム構文は、H.264準拠のビットストリーム構文を含むことを特徴とする、請求項6記載の方法。
  8. 符号化することは、挿間された参照フレーム又は挿間されていない参照フレームのいずれかを示すフィールドを有する符号化データを生成することを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  9. 符号化することは、符号化モードと残余のパターンを示す符号化データを生成することを含み、前記符号化データは更に、前記一部が前記挿間フレームに基づいて符号化されているか否かを示すことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  10. 前記複数の参照フレームは、参照フレームの系列を備え、前記挿間フレームは前記系列の特定の位置にあり、前記符号化データは前記系列における前記特定の位置を示すことを特徴とする、請求項9記載の方法。
  11. 生成することは、前記挿間フレームを少なくとも1つの予測フレームに基づいて生成することを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  12. 生成することは、アップコンバージョンフレームを生成することを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  13. 生成することは、前記挿間フレームを前記フレームの前記一部の前記符号化に実質的に関連付けられたときに生成することを含むことを特徴とする、請求項1記載の方法。
  14. マルチメディアデータを処理する装置であって、
    少なくとも1つの挿間フレームを生成するように構成された生成器と、
    前記挿間フレームを含む複数の参照フレームを識別するように構成された識別器と、
    少なくとも前記複数の参照フレームに基づいて少なくともフレームの一部を符号化するように構成された符号器と
    を備えることを特徴とする、装置。
  15. 前記複数の参照フレームは、少なくとも1つの参照フレームのリストを含み、前記少なくとも1つの挿間フレームは前記リストの特定の位置にあることを特徴とする、請求項14記載の装置。
  16. 前記特定の位置は、前記少なくとも1つの前記参照フレームのリストの末端であることを特徴とする、請求項15記載の装置。
  17. 前記符号器は、前記挿間フレームに少なくとも部分的に基づいて前記一部を予測するように構成されたことを特徴とする、請求項14記載の装置。
  18. 前記符号器は、動きベクトル又は残余のうちの少なくとも1つを前記挿間フレームに基づいて生成するように構成されたことを特徴とする、請求項17記載の装置。
  19. 前記符号器は、標準準拠のビットストリーム構文に従って符号化データを生成するように構成されたことを特徴とする、請求項14記載の装置。
  20. 前記標準準拠のビットストリーム構文は、H.264準拠のビットストリーム構文を含むことを特徴とする、請求項19記載の装置。
  21. 前記符号器は、挿間された参照フレーム又は挿間されていない参照フレームのいずれかを示すフィールドを有する符号化データを生成するように構成されたことを特徴とする、請求項14記載の装置。
  22. 前記符号器は、符号化モードと残余のパターンを示す符号化データを生成するように構成され、前記符号化データは更に、前記一部が前記挿間フレームに基づいて符号化されているか否かを示すことを特徴とする、請求項14記載の装置。
  23. 前記複数の参照フレームは、参照フレームの系列を備え、前記挿間フレームは前記系列の特定の位置にあり、前記符号化データは前記系列における前記特定の位置を示すことを特徴とする、請求項22記載の装置。
  24. 前記生成器は、前記挿間フレームを少なくとも1つの予測フレームに基づいて生成するように構成されたことを特徴とする、請求項14記載の装置。
  25. 前記生成器は、アップコンバージョンフレームを生成するように構成されたことを特徴とする、請求項14記載の装置。
  26. 前記生成器は、前記挿間フレームを前記フレームの前記一部の前記符号化に実質的に関連付けられたときに生成するように構成されたことを特徴とする、請求項14記載の装置。
  27. マルチメディアデータを処理する装置であって、
    少なくとも1つの挿間フレームを生成する手段と、
    前記挿間フレームを含む複数の参照フレームを識別する手段と、
    少なくとも前記複数の参照フレームに基づいて少なくともフレームの一部を符号化する手段と
    を備えることを特徴とする、装置。
  28. 前記複数の参照フレームは、少なくとも1つの参照フレームのリストを含み、前記少なくとも1つの挿間フレームは前記リストの特定の位置にあることを特徴とする、請求項27記載の装置。
  29. 前記特定の位置は、前記少なくとも1つの前記参照フレームのリストの末端であることを特徴とする、請求項28記載の装置。
  30. 前記符号化する手段は、前記挿間フレームに少なくとも部分的に基づいて前記一部を予測するように構成されたことを特徴とする、請求項27記載の装置。
  31. 前記符号化する手段は、動きベクトル又は残余のうちの少なくとも1つを前記挿間フレームに基づいて生成するように構成されたことを特徴とする、請求項30記載の装置。
  32. 前記符号化する手段は、標準準拠のビットストリーム構文に従って符号化データを生成するように構成されたことを特徴とする、請求項27記載の装置。
  33. 前記標準準拠のビットストリーム構文は、H.264準拠のビットストリーム構文を含むことを特徴とする、請求項32記載の装置。
  34. 前記符号化する手段は、挿間された参照フレーム又は挿間されていない参照フレームのいずれかを示すフィールドを有する符号化データを生成するように構成されたことを特徴とする、請求項27記載の装置。
  35. 前記符号化することは、符号化モードと残余のパターンを示す符号化データを生成するように構成され、前記符号化データは更に、前記一部が前記挿間フレームに基づいて符号化されているか否かを示すことを特徴とする、請求項27記載の装置。
  36. 前記複数の参照フレームは、参照フレームの系列を備え、前記挿間フレームは前記系列の特定の位置にあり、前記符号化データは前記系列における前記特定の位置を示すことを特徴とする、請求項35記載の装置。
  37. 前記生成する手段は、前記挿間フレームを少なくとも1つの予測フレームに基づいて生成するように構成されたことを特徴とする、請求項27記載の装置。
  38. 前記生成する手段は、アップコンバージョンフレームを生成するように構成されたことを特徴とする、請求項27記載の装置。
  39. 前記生成する手段は、前記挿間フレームを前記フレームの前記一部の前記符号化に実質的に関連付けられたときに生成するように構成されたことを特徴とする、請求項27記載の装置。
  40. 少なくとも1つの挿間フレームを生成し、
    前記挿間フレームを含む複数の参照フレームを識別し、
    少なくとも前記複数の参照フレームに基づいて少なくともフレームの一部を符号化する
    構成を備える、マルチメディアデータプロセッサ。
  41. マルチメディアデータを処理する命令を備える機械読み取り可能な媒体であって、前記命令は実行時に機械に対して、
    少なくとも1つの挿間フレームを生成させ、
    前記挿間フレームを含む複数の参照フレームを識別させ、
    少なくとも前記複数の参照フレームに基づいて少なくともフレームの一部を符号化させる
    ことを特徴とする、機械読み取り可能な媒体。
  42. マルチメディアデータを処理する方法であって、
    少なくともフレームの一部について挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信し、
    少なくとも前記挿間された参照フレームの一部を生成し、
    少なくとも前記フレームの一部を前記挿間された参照フレームの前記生成された一部に少なくとも部分的に基づいて復号する
    ことを含むことを特徴とする、方法。
  43. 受信することは、挿間された参照フレームを示す符号化されたデータフィールドを識別することを含むことを特徴とする、請求項42記載の方法。
  44. 生成することは、少なくともフレームレートアップコンバージョンフレームの一部を生成することを含むことを特徴とする、請求項42記載の方法。
  45. 生成することは、少なくとも1つの予測フレームに基づいて生成することを含むことを特徴とする、請求項42記載の方法。
  46. マルチメディアデータを処理する装置であって、
    少なくともフレームの一部について挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信するように構成された受信器と、
    少なくとも前記挿間された参照フレームの一部を生成するように構成された生成器と、
    前記挿間された参照フレームの前記生成された一部に少なくとも部分的に基づいて少なくとも前記フレームの一部を復号するように構成された復号器と
    を備えることを特徴とする、装置。
  47. 前記受信器は更に、挿間された参照フレームを示す符号化されたデータフィールドを識別するように構成されたことを特徴とする、請求項46記載の装置。
  48. 前記生成器は、少なくともフレームレートアップコンバージョンフレームの一部を生成するように構成されたことを特徴とする、請求項46記載の装置。
  49. 前記生成器は、前記挿間フレームを少なくとも1つの予測フレームに基づいて生成するように構成されたことを特徴とする、請求項46記載の装置。
  50. マルチメディアデータを処理する装置であって、
    少なくともフレームの一部について挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信する手段と、
    少なくとも前記挿間された参照フレームの一部を生成する手段と、
    前記挿間された参照フレームの前記生成された一部に少なくとも部分的に基づいて少なくとも前記フレームの一部を復号する手段と
    を備えることを特徴とする、装置。
  51. 前記受信する手段は更に、挿間された参照フレームを示す符号化されたデータフィールドを識別するように構成されたことを特徴とする、請求項46記載の装置。
  52. 前記生成する手段は、少なくともフレームレートアップコンバージョンフレームの一部を生成するように構成されたことを特徴とする、請求項46記載の装置。
  53. 前記生成する手段は、前記挿間フレームを少なくとも1つの予測フレームに基づいて生成するように構成されたことを特徴とする、請求項46記載の装置。
  54. 少なくともフレームの一部について挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信し、
    少なくとも前記挿間された参照フレームの一部を生成し、
    前記挿間された参照フレームの前記生成された一部に少なくとも部分的に基づいて少なくとも前記フレームの一部を復号する
    構成を備えることを特徴とする、マルチメディアデータプロセッサ。
  55. マルチメディアデータを処理する命令を備える機械読み取り可能な媒体であって、前記命令は実行時に機械に対して、
    少なくともフレームの一部について挿間された参照フレームを示す符号化されたデータを受信させ、
    少なくとも前記挿間された参照フレームの一部を生成させ、
    前記挿間された参照フレームの前記生成された一部に少なくとも部分的に基づいて少なくとも前記フレームの一部を復号させる
    ことを特徴とする、機械読み取り可能な媒体。
JP2009504461A 2006-04-04 2007-04-04 ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法 Withdrawn JP2009533002A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US78931906P 2006-04-04 2006-04-04
US11/558,867 US8634463B2 (en) 2006-04-04 2006-11-10 Apparatus and method of enhanced frame interpolation in video compression
PCT/US2007/065998 WO2007115325A2 (en) 2006-04-04 2007-04-04 Apparatus and method of enhanced frame interpolation in video compression

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012010063A Division JP2012124920A (ja) 2006-04-04 2012-01-20 ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009533002A true JP2009533002A (ja) 2009-09-10

Family

ID=38421577

Family Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009504461A Withdrawn JP2009533002A (ja) 2006-04-04 2007-04-04 ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法
JP2012010063A Withdrawn JP2012124920A (ja) 2006-04-04 2012-01-20 ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法
JP2013207753A Expired - Fee Related JP5770240B2 (ja) 2006-04-04 2013-10-02 ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法
JP2014165232A Expired - Fee Related JP6309388B2 (ja) 2006-04-04 2014-08-14 ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法

Family Applications After (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012010063A Withdrawn JP2012124920A (ja) 2006-04-04 2012-01-20 ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法
JP2013207753A Expired - Fee Related JP5770240B2 (ja) 2006-04-04 2013-10-02 ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法
JP2014165232A Expired - Fee Related JP6309388B2 (ja) 2006-04-04 2014-08-14 ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8634463B2 (ja)
EP (1) EP2002662B1 (ja)
JP (4) JP2009533002A (ja)
KR (1) KR101024231B1 (ja)
AR (1) AR060364A1 (ja)
TW (1) TW200746839A (ja)
WO (1) WO2007115325A2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005109899A1 (en) * 2004-05-04 2005-11-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for motion compensated frame rate up conversion
KR100913260B1 (ko) * 2004-07-01 2009-08-21 콸콤 인코포레이티드 규모 가변적 비디오 코딩에서 프레임 레이트 업 변환을 이용하는 방법 및 장치
MX2007000810A (es) * 2004-07-20 2007-04-02 Qualcomm Inc Metodo y aparato para conversion ascendente de velocidad por cuadro asistido de codificador (ea-fruc) para compresion de video.
US8553776B2 (en) * 2004-07-21 2013-10-08 QUALCOMM Inorporated Method and apparatus for motion vector assignment
US20070230564A1 (en) * 2006-03-29 2007-10-04 Qualcomm Incorporated Video processing with scalability
US8750387B2 (en) * 2006-04-04 2014-06-10 Qualcomm Incorporated Adaptive encoder-assisted frame rate up conversion
US8848793B2 (en) * 2007-10-31 2014-09-30 Broadcom Corporation Method and system for video compression with integrated picture rate up-conversion
US8767831B2 (en) * 2007-10-31 2014-07-01 Broadcom Corporation Method and system for motion compensated picture rate up-conversion using information extracted from a compressed video stream
US8514939B2 (en) * 2007-10-31 2013-08-20 Broadcom Corporation Method and system for motion compensated picture rate up-conversion of digital video using picture boundary processing
US8866971B2 (en) 2007-12-17 2014-10-21 Ati Technologies Ulc Method, apparatus and machine-readable medium for apportioning video processing between a video source device and a video sink device
US8830393B2 (en) * 2007-12-20 2014-09-09 Ati Technologies Ulc Method, apparatus and machine-readable medium for handling interpolated video content
KR101623890B1 (ko) * 2007-12-20 2016-06-07 에이티아이 테크놀로지스 유엘씨 비디오 소스 디바이스와 비디오 싱크 디바이스를 구비하는 시스템에서의 비디오 프로세싱 조정
KR101423655B1 (ko) * 2008-03-18 2014-07-29 삼성전자주식회사 필드 픽쳐 부호화/복호화 장치 및 그 방법
US8774541B2 (en) * 2008-11-05 2014-07-08 Sony Corporation Intra prediction with adaptive interpolation filtering for image compression
US8718142B2 (en) * 2009-03-04 2014-05-06 Entropic Communications, Inc. System and method for frame rate conversion that utilizes motion estimation and motion compensated temporal interpolation employing embedded video compression
US8508659B2 (en) * 2009-08-26 2013-08-13 Nxp B.V. System and method for frame rate conversion using multi-resolution temporal interpolation
KR101611437B1 (ko) * 2009-10-28 2016-04-26 삼성전자주식회사 복수의 프레임을 참조하여 영상을 부호화, 복호화하는 방법 및 장치
US20150124877A1 (en) * 2012-04-25 2015-05-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Multiview video encoding method using reference picture set for multiview video prediction and device therefor, and multiview video decoding method using reference picture set for multiview video prediction and device therefor
US10404979B2 (en) 2016-03-17 2019-09-03 Mediatek Inc. Video coding with interpolated reference pictures
US10354394B2 (en) 2016-09-16 2019-07-16 Dolby Laboratories Licensing Corporation Dynamic adjustment of frame rate conversion settings
US10977809B2 (en) 2017-12-11 2021-04-13 Dolby Laboratories Licensing Corporation Detecting motion dragging artifacts for dynamic adjustment of frame rate conversion settings
CN111770332B (zh) * 2020-06-04 2022-08-09 Oppo广东移动通信有限公司 插帧处理方法、插帧处理装置、存储介质与电子设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006007527A2 (en) * 2004-07-01 2006-01-19 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for using frame rate up conversion techniques in scalable video coding

Family Cites Families (78)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3670096A (en) * 1970-06-15 1972-06-13 Bell Telephone Labor Inc Redundancy reduction video encoding with cropping of picture edges
DE3072180D1 (de) 1979-05-08 1990-09-20 British Broadcasting Corp Fernseh-wiedergabesystem.
JPH0317883A (ja) * 1989-06-15 1991-01-25 Sony Corp 時間情報発生装置
JP3159365B2 (ja) 1989-09-27 2001-04-23 ソニー株式会社 映像信号伝送方法及び映像信号伝送装置
GB2247587B (en) * 1990-08-31 1994-07-20 Sony Broadcast & Communication Movie film and video production
US5122875A (en) 1991-02-27 1992-06-16 General Electric Company An HDTV compression system
FR2675002B1 (fr) * 1991-04-05 1993-06-18 Thomson Csf Procede de classification des pixels d'une image appartenant a une sequence d'images animees et procede d'interpolation temporelle d'images utilisant ladite classification.
US5784107A (en) * 1991-06-17 1998-07-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for picture coding and method and apparatus for picture decoding
KR0151410B1 (ko) * 1992-07-03 1998-10-15 강진구 영상신호의 운동벡터 검출방법
KR100318786B1 (ko) * 1993-06-01 2002-04-22 똥송 멀티메디아 에스. 에이. 움직임보상된보간방법및장치
JP2900983B2 (ja) * 1994-12-20 1999-06-02 日本ビクター株式会社 動画像帯域制限方法
JP3604752B2 (ja) 1995-01-09 2004-12-22 沖電気工業株式会社 動きベクトル検出装置および方法
JP3577354B2 (ja) 1995-02-08 2004-10-13 富士写真フイルム株式会社 補間画像データ生成装置および方法
FR2742900B1 (fr) * 1995-12-22 1998-02-13 Thomson Multimedia Sa Procede d'interpolation de trames progressives
US5852565A (en) 1996-01-30 1998-12-22 Demografx Temporal and resolution layering in advanced television
US6957350B1 (en) * 1996-01-30 2005-10-18 Dolby Laboratories Licensing Corporation Encrypted and watermarked temporal and resolution layering in advanced television
WO1997046020A2 (en) 1996-05-24 1997-12-04 Philips Electronics N.V. Motion vector processing
EP0840982B1 (en) 1996-05-24 2002-02-13 Koninklijke Philips Electronics N.V. Motion estimation
JP3363036B2 (ja) 1996-08-23 2003-01-07 ケイディーディーアイ株式会社 動画像符号化ビットストリーム変換装置
CN1170269C (zh) * 1996-11-07 2004-10-06 松下电器产业株式会社 声源矢量生成装置以及声音编码装置和声音解码装置
US6043846A (en) * 1996-11-15 2000-03-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Prediction apparatus and method for improving coding efficiency in scalable video coding
US6480541B1 (en) * 1996-11-27 2002-11-12 Realnetworks, Inc. Method and apparatus for providing scalable pre-compressed digital video with reduced quantization based artifacts
US6008865A (en) * 1997-02-14 1999-12-28 Eastman Kodak Company Segmentation-based method for motion-compensated frame interpolation
FR2764156B1 (fr) 1997-05-27 1999-11-05 Thomson Broadcast Systems Dispositif de pretraitement pour codage mpeg ii
EP0883298A3 (en) 1997-06-04 2000-03-29 Hitachi, Ltd. Conversion apparatus for image signals and TV receiver
JP4092778B2 (ja) 1997-06-04 2008-05-28 株式会社日立製作所 画像信号の方式変換装置及びテレビジョン受像機
JP4083266B2 (ja) 1997-10-07 2008-04-30 株式会社日立製作所 動きベクトルの生成方法および装置
WO1999022525A1 (en) 1997-10-23 1999-05-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image encoding method, image encoder, image decoding method, and image decoder
RU2201654C2 (ru) 1997-12-23 2003-03-27 Томсон Лайсенсинг С.А. Способ низкошумового кодирования и декодирования
US6560371B1 (en) * 1997-12-31 2003-05-06 Sarnoff Corporation Apparatus and method for employing M-ary pyramids with N-scale tiling
US6404901B1 (en) * 1998-01-29 2002-06-11 Canon Kabushiki Kaisha Image information processing apparatus and its method
US6192079B1 (en) * 1998-05-07 2001-02-20 Intel Corporation Method and apparatus for increasing video frame rate
JP4004653B2 (ja) * 1998-08-03 2007-11-07 カスタム・テクノロジー株式会社 動きベクトル検出方法および装置、記録媒体
US6229570B1 (en) * 1998-09-25 2001-05-08 Lucent Technologies Inc. Motion compensation image interpolation—frame rate conversion for HDTV
JP2000134585A (ja) 1998-10-23 2000-05-12 Hitachi Ltd 動きベクトル決定方法、画像信号のフレーム数変換方法および回路
US6597738B1 (en) * 1999-02-01 2003-07-22 Hyundai Curitel, Inc. Motion descriptor generating apparatus by using accumulated motion histogram and a method therefor
US6618439B1 (en) * 1999-07-06 2003-09-09 Industrial Technology Research Institute Fast motion-compensated video frame interpolator
US6625333B1 (en) * 1999-08-06 2003-09-23 Her Majesty The Queen In Right Of Canada As Represented By The Minister Of Industry Through Communications Research Centre Method for temporal interpolation of an image sequence using object-based image analysis
US7003038B2 (en) * 1999-09-27 2006-02-21 Mitsubishi Electric Research Labs., Inc. Activity descriptor for video sequences
US6704357B1 (en) * 1999-09-28 2004-03-09 3Com Corporation Method and apparatus for reconstruction of low frame rate video conferencing data
JP2003513565A (ja) 1999-10-29 2003-04-08 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ビデオ符号化方法
US6639943B1 (en) 1999-11-23 2003-10-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. Hybrid temporal-SNR fine granular scalability video coding
WO2001088852A2 (en) 2000-05-18 2001-11-22 Koninklijke Philips Electronics N.V. Motion estimator for reduced halos in motion compensared picture rate up-conversion
WO2002001883A1 (en) * 2000-06-28 2002-01-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Image encoder and image encoding method
RU2182727C2 (ru) 2000-07-20 2002-05-20 Дворкович Александр Викторович Способ поиска векторов движения деталей в динамических изображениях
US7042941B1 (en) * 2001-07-17 2006-05-09 Vixs, Inc. Method and apparatus for controlling amount of quantization processing in an encoder
EP1481546A1 (en) 2002-02-28 2004-12-01 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and apparatus for field rate up-conversion
KR100850705B1 (ko) 2002-03-09 2008-08-06 삼성전자주식회사 시공간적 복잡도를 고려한 적응적 동영상 부호화 방법 및그 장치
US6975359B2 (en) 2002-04-25 2005-12-13 Trident Microsystems, Inc. Method and system for motion and edge-adaptive signal frame rate up-conversion
US20030215011A1 (en) 2002-05-17 2003-11-20 General Instrument Corporation Method and apparatus for transcoding compressed video bitstreams
KR100850706B1 (ko) * 2002-05-22 2008-08-06 삼성전자주식회사 적응적 동영상 부호화 및 복호화 방법과 그 장치
JP4318019B2 (ja) 2002-05-28 2009-08-19 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
WO2003102868A2 (en) * 2002-05-29 2003-12-11 Pixonics, Inc. Classifying image areas of a video signal
US20040001546A1 (en) 2002-06-03 2004-01-01 Alexandros Tourapis Spatiotemporal prediction for bidirectionally predictive (B) pictures and motion vector prediction for multi-picture reference motion compensation
DE10232372B3 (de) 2002-07-17 2004-01-22 Micronas Gmbh Verfahren zur Interpolation eines Bildpunktes einer Zwischenzeile eines Halbbildes
JP2005538637A (ja) 2002-09-11 2005-12-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 映像符合化方法及び装置
JP3910510B2 (ja) 2002-09-17 2007-04-25 株式会社東芝 フレーム補間システム及びフレーム補間方法
JP4007594B2 (ja) 2002-09-26 2007-11-14 株式会社東芝 動画像符号化装置及び方法、動画像符号化方式変換装置及び方法
US7116716B2 (en) * 2002-11-01 2006-10-03 Microsoft Corporation Systems and methods for generating a motion attention model
KR100517504B1 (ko) * 2003-07-01 2005-09-28 삼성전자주식회사 B-픽처의 움직임 보상 모드 결정방법 및 장치
FR2857205B1 (fr) * 2003-07-04 2005-09-23 Nextream France Dispositif et procede de codage de donnees video
US7366462B2 (en) 2003-10-24 2008-04-29 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for seamlessly switching reception between multimedia streams in a wireless communication system
JP4198608B2 (ja) * 2004-01-15 2008-12-17 株式会社東芝 補間画像生成方法および装置
US20050201471A1 (en) * 2004-02-13 2005-09-15 Nokia Corporation Picture decoding method
WO2005109899A1 (en) * 2004-05-04 2005-11-17 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for motion compensated frame rate up conversion
US8374238B2 (en) 2004-07-13 2013-02-12 Microsoft Corporation Spatial scalability in 3D sub-band decoding of SDMCTF-encoded video
MX2007000810A (es) * 2004-07-20 2007-04-02 Qualcomm Inc Metodo y aparato para conversion ascendente de velocidad por cuadro asistido de codificador (ea-fruc) para compresion de video.
US8553776B2 (en) * 2004-07-21 2013-10-08 QUALCOMM Inorporated Method and apparatus for motion vector assignment
US8649436B2 (en) * 2004-08-20 2014-02-11 Sigma Designs Inc. Methods for efficient implementation of skip/direct modes in digital video compression algorithms
US20060133495A1 (en) 2004-12-22 2006-06-22 Yan Ye Temporal error concealment for video communications
KR100703744B1 (ko) * 2005-01-19 2007-04-05 삼성전자주식회사 디블록을 제어하는 fgs 기반의 비디오 인코딩 및디코딩 방법 및 장치
US8644386B2 (en) * 2005-09-22 2014-02-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of estimating disparity vector, and method and apparatus for encoding and decoding multi-view moving picture using the disparity vector estimation method
US8879635B2 (en) 2005-09-27 2014-11-04 Qualcomm Incorporated Methods and device for data alignment with time domain boundary
US20070230564A1 (en) * 2006-03-29 2007-10-04 Qualcomm Incorporated Video processing with scalability
US8750387B2 (en) * 2006-04-04 2014-06-10 Qualcomm Incorporated Adaptive encoder-assisted frame rate up conversion
JP4764273B2 (ja) * 2006-06-30 2011-08-31 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
US8045783B2 (en) * 2006-11-09 2011-10-25 Drvision Technologies Llc Method for moving cell detection from temporal image sequence model estimation
CN101184081A (zh) 2006-11-14 2008-05-21 西门子公司 通信网络中识别点对点业务的方法及装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006007527A2 (en) * 2004-07-01 2006-01-19 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for using frame rate up conversion techniques in scalable video coding

Non-Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6011049976; "ITU-T Recommendation H.264(03/2005)" [online]インターネット, 200503, 第106〜112頁, ITU *
JPN6011049977; "H.264: Advanced video coding for generic audiovisual services" [online]インターネット, 20110914, ITU *
JPN6012059741; Yoshihiro Kikuchi, et. al.: '"Improved multiple frame motion compensation using frame interpolation"' Document: JVT-B075 , 20050117, 全5頁, Joint Video Team(JVT) of ISO/IEC MPEG & ITU-T VCEG *
JPN6012059745; "wftp3.itu.int - /av-arch/jvt-site/2002_01_Geneva/" , 20121109, 全5頁 *
JPN6012059746; "ITU-T Recommendation H.264(03/2005)" , 200503, 第50、51、92、93頁, ITU *

Also Published As

Publication number Publication date
EP2002662B1 (en) 2016-03-16
US8634463B2 (en) 2014-01-21
TW200746839A (en) 2007-12-16
AR060364A1 (es) 2008-06-11
JP6309388B2 (ja) 2018-04-11
US20070230578A1 (en) 2007-10-04
JP2015029272A (ja) 2015-02-12
WO2007115325A3 (en) 2007-11-29
JP2014042300A (ja) 2014-03-06
EP2002662A2 (en) 2008-12-17
KR20090006132A (ko) 2009-01-14
WO2007115325A2 (en) 2007-10-11
KR101024231B1 (ko) 2011-03-29
JP5770240B2 (ja) 2015-08-26
JP2012124920A (ja) 2012-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5770240B2 (ja) ビデオ圧縮におけるエンハンストフレーム補間の装置及び方法
EP2290991B1 (en) Predicting motion vectors for fields of forward-predicted interlaced video frames
AU2003203270B2 (en) Moving picture coding method and apparatus and decoding method and apparatus
US8897360B2 (en) Method and apparatus for encoding and decoding images by adaptively using an interpolation filter
US9264731B2 (en) Method and an apparatus for decoding a video
KR100964526B1 (ko) 전환 효과를 위한 멀티미디어 코딩 기술
JP2004007379A (ja) 動画像符号化方法及び動画像復号化方法
JP2004048552A (ja) 画像符号化装置、画像符号化方法、画像復号装置、画像復号方法、および通信装置
US20110176614A1 (en) Image processing device and method, and program
MX2007000254A (es) Metodo y aparato para utilizar tecnicas de conversion ascendente de indice de cuadro en codificacion de video que se puede escalar.
US20050276331A1 (en) Method and apparatus for estimating motion
JP2011501542A (ja) フレーム間予測符号化の方法および装置
JPWO2019069602A1 (ja) 映像符号化装置、映像復号装置、映像符号化方法、映像復号方法、プログラムおよび映像システム
JP2007049742A (ja) 動画像符号化方法、復号化方法及び装置
JP5835523B1 (ja) 動画像復号装置、動画像復号方法、及び動画像復号プログラム、並びに、受信装置、受信方法、及び受信プログラム
JPWO2019069601A1 (ja) 映像符号化装置、映像復号装置、映像符号化方法、映像復号方法およびプログラム
JP4944792B2 (ja) 画像符号化方法、画像復号化方法、画像符号化装置および画像復号化装置
JP2005513927A (ja) ビデオシーケンスの動き補償された時間補間のための方法および装置
JP4264811B2 (ja) 画像復号化装置及び画像復号化方法
US20080192828A1 (en) Method for pixel prediction with low complexity
KR101615507B1 (ko) 움직임 정보를 이용한 해상도 변환 방법 및 그 장치
JP2005245012A (ja) 動画像復号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111220

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121002

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20130129