JP2009532965A - スペクトルを割り当てる通信システム、通信装置及び方法 - Google Patents

スペクトルを割り当てる通信システム、通信装置及び方法 Download PDF

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Abstract

本発明の一形態は、少なくとも第1動作モード及び第2動作モードを同時にサポートする無線通信システムでスペクトルを割り当てる。第1動作モード及び第2動作モード双方で同時に動作するために無線通信装置に必要なスペクトルの割合を決定するように論理部が用意される。第1動作モードで動作する無線通信装置用の第1スペクトル部分と、第2動作モードで同時に動作する無線通信装置用の第2スペクトル部分との間に一時的ガードバンドを割り当てることの可能な、無線通信システム内でスペクトルを割り当てるように、論理部が用意される。

Description

本発明は一般に通信システムの技術分野に関連し、特に少なくとも2つの通信システム間で又はそのような通信システムの2つの通信モード間でスペクトルガードバンドを割り当てることに関連する。
本発明の技術分野では、無線リソースは希少で高くつくものであることが知られている。従ってセルラベースのシステムを設計及び運営する際、スペクトル効率は最適化されなければならない。このことは、特に現在の無線通信環境で特に重要であり、その環境では、いくつものオペレータが同じ周波数帯域の中で顧客を求めて競合している。
特定の国々の周波数スペクトルは、各国政府の無線に関する機関(Government Radio Agency)によって割り当てられている。例えばセルラ無線通信システムの場合、しばしば同じスペクトルが多数の国で割り当てられ、その結果、特定の国に固有のユーザ無線加入者通信装置でデュアルモード又はマルチモード周波数処理機能を用意することなく、1つの無線通信装置がそれらの国々の間でローミングできるようになる。
スペクトルが無線の機関(Radio Agency)によって割り当てられる場合、スペクトルは特定のタイプの通信システムに対してスペクトルブロック全体として割り当てられるかもしれないし、或いは(又はそれに加えて)、スペクトルの周波数サブブロックとして割り当てられるかもしれない。例えば、スペクトルのサブブロックがネットワークオペレータ各自に割り当てられる。従って、スペクトルの或るサブブロックは、スペクトルの別のサブブロックと隣接してしばしば用意される。
更に、(例えば、異なる信号タイプの信号を伝送するモードのような)異なる動作モードを利用する通信システムが、スペクトルの隣接するサブブロックの割り当てを受けることも知られている。従って場合によってはスペクトルサブブロックの一端の第1タイプの信号が、隣接するスペクトルサブブロックの第2タイプ(異なるタイプ)の信号と干渉するかもしれない。例えば、その異なる信号時間は、非常に強い電力で送信されるかもしれない。その強い電力の信号が、隣接するサブブロック間の境界を越えて隣接帯域に洩れると、その隣接帯域での信号の受信が妨害されてしまう。
現在の通信システムでは、既知の多数のスペクトル割り当て法が存在している。
1つの既知のスペクトル割り当て法は、特定の通信システム内のスペクトルの一定量を各オペレータに割り当てることであり、或いは、特定の技術により全割当スペクトルの内、所定数個のスペクトル周波数「ブロック」をオペレータのニーズに応じて割り当てることである。この場合、各オペレータがサービスするトラフィック量及び彼らがサポートするカバレッジの観点から或る目的を達成するように、各オペレータは任されている。オペレータがこれらの目的を達成しなかった場合、そのオペレータのスペクトルの一部は、スペクトルを必要とする他のオペレータに割り当て直される。
しかしながらこの方法は欠点を有し、目的に合致しているか否かの査定や、目的が満たされていなかった場合の固定的な再割当は、数ヶ月とは言わないまでもそれを実行するのに数週間かかってしまう。更にこの方法はあまりに非柔軟的なので所望の目的に合わない方法として一般的に受け入れられている。これらの要因以外にも、特定のオペレータのスペクトル利用度がピーク的で過剰になった場合、この方法が適切でないことは明らかである。従って、トラフィックのニーズに応じてスペクトルを割り当て直す更に動的な方法が必要になる。
ある代替方法が特許文献1で提案されており、その方法は不使用スペクトルの割当に着目している。特許文献1は、共通の無線周波数帯域でいくつもの無線システムを柔軟に共存させることで、スペクトル利用度を最適化しようとしている。この方法は、通信システムの干渉条件(隣接するオペレータ周波数からの干渉)及びサービス条件(必要な帯域幅)を満たす周波数を探索することを含む。
この方法は、共存し且つ協同的なオペレータの間での「動的なキャリア(スペクトル)割当」(Dynamic Carrier(Spectrum) Assignment(Allocation))に似ている。この場合、全ての周波数は「プールされ」、全てのオペレータにとって利用可能にされ、指定された割当条件を満たす場合に与えられる。しかしながら特許文献1はこの方法を如何にして実現するかについて如何なるアルゴリズムも示唆も示していない。
無線通信システムはユーザ無線通信装置及びネットワーク要素を通常含んでいる。そのような無線通信システムは、GSM、第3世代パートナーシッププログラム(3GPP)、IEEE802.11システム等を含む。3GPPシステムのユーザ装置(UE)のような無線通信装置は、3GPPシステムのノードBのような1つ以上のネットワーク要素と無線通信する。そのような無線通信システムは1つ以上のUE及び/又は1つ以上のノードBを含んでよい。
本願では、無線加入者通信装置、移動電話、セルラユニット、セルラ電話及びそのような無線システムに関連する端末等は、ユーザ装置又はUEと言及される。UEは典型的にはバッテリの電力供給を受ける移動装置であるが、それは必須でない。或いはUEは配電網からの電力供給を受ける固定装置でもよい。UEはメモリ、プロセッサ及びプロセッサで実行可能なプログラムコードを含んでよい。メモリ及び/又はプロセッサ及び/又はプログラムコードは、或るシリコン構造に組み込まれてもよい。例えば、プロセッサは、専用プロセッサ、或る形式の内蔵RAM、読み取り専用メモリ(ROM)形式で保存されたプログラムコードを含んでよい。
同様に、本願では、ノードB、基地局(BS)、ベーストランシーバ局(BTS)、基地局システム/サブシステム(BSS)等のようなネットワーク要素は、ノードB(Node B)と言及される。ネットワーク要素は、基地局コントローラ(BSC)、移動管理センタ(MSC)等のような要素を含んでもよい。
図1及び図2は、1つ又は2つのノードBによりサポートされている重複したカバレッジ領域にUEが在圏している様子を示す。図1に示されるように、ノードB 100は、重複する領域を有する2つの別個の通信モード信号110,120を提供している。或いは2つのノードBが並存し、各ノードBが重複する領域で各自別個の通信モード信号を提供し、等価的に重複するカバレッジエリアを提供してもよい。
或いは、図2に示されるように、2つのノードB100,105が地理的に離れているかもしれない。しかしながらこの場合も一対のノードBは各自のモード信号(110,120)を提供し、同様に重複するカバレッジエリア140をもたらす。
図示されているように、ある時点でUEは重複するカバレッジエリア140に位置するかもしれない。重複する領域をなす1つ以上のノードB100,105は、複数の動作モードをサポートする。例えば第1動作モードは時間分割複信−符号分割多重アクセス(TDD−CDMA)モードであり、第2動作モードは周波数分割複信−符号分割多重アクセス(FDD−CDMA)モードでもよい。
或いは、第1動作モードがFDD−CDMAモードで動作し、第2動作モードがTDD−CDMAモードで動作してもよい。或いは、第1動作モードが周波数分割多重アクセス(FDMA)モードで動作し、第2動作モードがTDD−CDMAモードで動作してもよい。当業者は他のモードの組合せも可能なことを理解するであろう。或る動作モードでなされる通信は、別モード又は他のモード等がサポートしていないサービスを可能にするかもしれない。例えば、周波数分割複信(FDD)符号分割多重アクセス(CDMA)FDD−CDMAを利用するシステムは、1対1のデータトラフィックに対して効率的なリソース利用効果をもたらすが、時間分割複信(TDD)符号分割多重アクセス(CDMA)TDD−CDMAを利用するシステムは、1対多のブロードキャストサービスに対して効率的なリソース利用効果をもたらす。
別個の通信モードで動作している通信システムは、重複するスペクトル割当を共有してよいことが知られている。或いは、2つの異なるモードで動作する通信システムが重複しないスペクトルを有し、そのスペクトルは他の通信に使用される広い帯域で分離されていてもよい。或いは、システム間干渉を減らすため、ある狭い一定のガードバンドで隔てられたスペクトルが、その複数の動作モードに割り当てられてよいことが知られている。或いは、そのような動作モードは共通のスペクトル境界を共有してもよいことが知られている。
ITU地域1における3GPPのTDD及びFDD技術に関するスペクトル割当が、以下に説明される。TDD割当はスペクトル割当の内低い部分にあり、1900Mz乃至1920MHzの範囲内の20MHzのスペクトルが割り当てられている。20MHzのスペクトルは更に4つの5MHzのブロックに分割される。このスペクトルは一般に「不対又はアンペア(unpaired)」スペクトルと言及され、ノードB及びUEは同じ周波数で送信するが、時間的に直交している(時間分割複信)。
これに対して、FDDアップリンクが1920MHz乃至1980MHzの範囲内の60MHzに割り当てられている。60MHzのスペクトルは12個の5MHzのブロックに更に分割される。これに関して、複数の連続するスペクトルブロックが、特定のオペレータに割り当てられるのが一般的である。FDDアップリンクスペクトルは、FDDダウンリンクスペクトルとペアになっており、FDDダウンリンクスペクトルの割当は、アップリンクスペクトルから厳密に190MHzずれるように設定される。このスペクトルは一般に「対又はペア(paired)」スペクトルと言及され、基地局はFDDダウンリンク割当により送信し、移動局はFDDアップリンク割当により送信する。より最適にリソースを利用するため、UEは例えばTDDモードのような第1動作モードで通信を開始し、FDDモードのような第2動作モードを用いてサービスにアクセスしてもよい。
表1
Figure 2009532965
従って、現在欧州では或るオペレータは不対の及び対のスペクトル双方の割当を受けてよく、例えば、上記の表1に規定されるような割当を受けてもよいことが知られている。
図示されているようにオペレータAは5MHzの不対スペクトル及び15MHzのペアスペクトルを有する一方、オペレータBは5MHzの不対スペクトル及び10MHzのペアスペクトルを有する。特に、オペレータAには不対のTDDスペクトルが割り当てられ、これはFDDスペクトル対のアップリンクの間近に隣接している。
モバイルテレビジョン(移動TV)アプリケーションの場合、通常のユニキャスト伝送に使用されるペアスペクトルと共に、不対スペクトルでストリーミングビデオがブロードキャストされるように計画されている。特筆すべきことに、不対スペクトル全てがダウンリンク伝送に使用され、そういうわけで通常のTDDモードでは運用されず、即ちそのスペクトルはブロードキャスト配信に使用される。移動TVで重要な条件は、ブロードキャスト受信及びユニキャスト送受信を同時にサポートする無線通信装置を用意することである。これは、無線通信装置に対する或る無線周波数部分を必要とし、その無線周波数部分は、不対TDDスペクトルで非常に低い電力で信号を受信する一方、対のFDDアップリンクで高い電力で同時に送信することを可能にするものである。
特に、同時デュアル動作モードは深刻な問題を招き、特に、不対TDDスペクトルと対FDDアップリンクとの分離度が小さい場合に問題となる。
図3はスペクトルバンド内の第1動作モード及び第2動作モードを示す。第1動作モードに割り当てられているバンド200及び第2動作モードに割り当てられているバンド300は、ある共通の境界400により分離されている。第1バンド200に割り当てられている第1通信システムは、1つ以上の個々の通信信号210,220を含んでもよい。同様に、第2バンド300に割り当てられている第2通信システムは、1つ以上の個々の通信信号310,320を含んでもよい。隣接する信号は、バンド内のガードバンド215,315によって又はバンド間のガードバンド404により分離されているかもしれないし、されていないかもしれない。図3は中心周波数214,314をそれぞれ有する2つのアクティブな信号210,310の電力スペクトルも示している。
図3に示される例の場合、第1信号210はピーク電力216を有し、このピーク電力は第2信号310のピーク電力316よりかなり低い。第2信号には第2バンド300内でのみスペクトルが割り当てられていたとしても、図示されるように第2信号は第1スペクトルバンド200内に電力を伝搬してしまい(電力がもれてしまい)、その結果、領域406に示されるように第1信号210と干渉してしまうことが懸念される。
この問題を更に説明するため、一例として図4を参照する。この場合に、オペレータAのスペクトル割り当てを受けており、装置のFDD送信機440は例えば+21dBmで送信を行っているとする。3GPPのTDD受信機の典型的な受信感度値は、−103dBm程度である。図4によれば、FDD送信機の不完全性がサイドバンドノイズ(隣接チャネルスプラッタとも言及される)を生じさせ、送信機の隣接チャネル内に侵入する。隣接チャネル干渉(ACI: Adjacent Channel Interference)の典型値は33dBmであり、図4の場合、FDD送信機により引き起こされる干渉は、−12dBmのオーダになる。
装置のFDDアップリンク415におけるFDD送信機410及びTDDリンク425におけるTDD受信機420の間のRF分離の典型値は、15dBのオーダである。従って、これは、TDD受信機で感じられるFDD送信機からの干渉は、−27dBmのオーダになることを意味する。これは実際次のことを意味する:FDD送信機410がアクティブな場合、TDD受信機は実質的に敏感でなくなり430、即ちFDDアップリンクチャネルが送信されている場合TDD信号を事実上受信できないことを意味する。システムの観点からは、これは、FDDアップリンクが動作している場合、通信装置の不対TDDスペクトルで動作するアプリケーションは使用できなくなることを意味する。
図5は連続的に割り当てられたバンド及び不連続に割り当てられたバンドを示す。第1バンド200は第1動作モード用にチャネル210,230,240を用意する。2つのバンド300,301は第2動作モード用にチャネル(310,320,...,N0及び311,321,...,N1)を用意している。例えば、バンド200はTDD−CDMAモードで動作するバンドを表し、バンド300及び301はFDD−CDMAモードで動作するのに使用されるバンドを表す。アップリンク及びダウンリンク通信は、TDDバンド200の時間及び/又は周波数チャネル間隔により分けられている。
FDD−CDMA動作の場合、バンド300はアップリンクチャネルを提供し、バンド301は対応するダウンリンクチャネルを提供する。
上述したように、周波数バンドは図5で400で示されているように、隣接して又は連続していてもよいし、或いは図5の408で示されているようにガードバンドで分離されていてもよい。
上述したように、隣接するスペクトルブロックからの信号間の干渉を低減する既知の1つの解は、スペクトルブロックの一方端に又は双方の端に永続的なガードバンドを設けることである。その永続的な(固定的な)ガードバンドは、他のバンドから干渉するおそれのある信号から、スペクトル的に信号を分離する。
米国特許第5,907,812号明細書
本発明の課題は、より効率的なスペクトル割り当て法をもたらすことである。
本発明の一形態は、少なくとも第1動作モード及び第2動作モードを同時にサポートする無線通信システムでスペクトルを割り当てる装置をもたらす。本装置は、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するために無線通信装置に必要なスペクトルの割合を決定する論理部を有する。本発明の一形態によれば、装置は、前記第1動作モードで動作する前記無線通信装置用の第1スペクトル部分と、前記第2動作モードで同時に動作する前記無線通信装置用の第2スペクトル部分との間に一時的ガードバンドを割り当てることの可能な、無線通信システム内でスペクトルを割り当てる論理部を更に有する。
一形態によれば、前記第1動作モードは対のないスペクトルでの動作を含み、前記第2動作モードは対のあるスペクトルでの動作を含む。一形態によれば、前記第1動作モードはダウンリンクだけの伝送を含み、前記第2動作モードは周波数分割複信(FDD)方式のアップリンク動作を含む。一形態によれば、前記第1動作モードは、ブロードキャストTVダウンリンク伝送を含む。この場合、TDDサービスは適用しなくてもよい。
一形態によれば、割り当てられた前記一時的ガードバンドの帯域幅は、サービスと1つ以上の周波数キャリアとの対応関係に基づいて事前に決定されている。一形態によれば、 前記一時的ガードバンドの帯域幅は、対のないチャネル帯域幅の整数倍に設定されている。一形態によれば、前記第1動作モードをサポートする第1スペクトルバンド内で、少なくとも部分的に落ち込む帯域幅特性を、前記一時的ガードバンドが有する。一形態によれば、割り当てられた前記一時的ガードバンドの帯域幅は、前記第1スペクトル部分の整数倍に設定されている。一形態によれば、前記第2動作モードをサポートする第2スペクトルバンド内で、少なくとも部分的に落ち込む帯域幅特性を、前記一時的ガードバンドが有する。
一形態によれば、本装置は前記無線通信装置にメッセージを送信する送信機を更に有し、前記メッセージは、前記無線通信装置が前記一時的ガードバンド内で送信することを制限する指示を含み、例えばFDDアップリンクで送信電力を減らすことで制限する。
一形態によれば、スペクトルを割り当てる前記論理部は、第1動作モード及び第2動作モードで同時に動作することを無線通信装置が終えた後に、少なくとも1つの別の無線通信装置による使用に備えて、前記一時的ガードバンドの一部分を再割当可能である。
一形態によれば、本装置は、前記無線通信装置から第1信号を受信する受信機を更に有し、前記第1信号は、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で前記無線通信装置が同時に動作することを求めるリクエストを含む。このように、本発明の一形態は2つのシステムに独立に適用されてよい。一形態によれば、前記第1信号を受信する前記受信機が、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するための前記無線通信装置からの黙示的なリクエストを確認する論理部を有する。
一形態によれば、前記第1信号を受信する前記受信機は、サービスを求める前記無線通信装置からのリクエストを確認する論理部を有する。一形態によれば、リクエストされたサービスはブロードキャストサービスを含む。
一形態によれば、前記第1信号を受信する前記受信機は、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作する前記無線通信装置から明示的なリクエストを確認する論理部を有する。
一形態によれば、本装置は、前記無線通信装置から所望の一時的ガードバンドの指示を求めるリクエストを、前記無線通信装置に送信することの可能な送信機を更に有する。一形態によれば、本装置は、前記無線通信装置から所望の一時的ガードバンドの指示を受信する論理部を更に有する。
一形態によれば、無線通信装置は、少なくとも1つの暗号化パラメータを受信し、前記第1動作モードの際は第1スペクトル部分で及び前記第2動作モードの際は同時に第2スペクトル部分で動作することを前記無線通信装置に指示する。
一形態によれば、第1オペレータ及び第2オペレータには、前記一時的ガードバンドの一方端又は双方の端部に共用のスペクトルが割り当てられている。一形態によれば、前記第1オペレータが、前記第2オペレータに割り当てられているスペクトルを利用する。
一形態によれば、前記第1オペレータ及び前記第2オペレータのスペクトル割当が集約され、集約されたスペクトルの少なくとも一部が各オペレータで共有される。一形態によれば、集約されたスペクトルの少なくとも一部が、共有コンテンツを提供するように共有される。一形態によれば、前記共有コンテンツが、共有のTVチャネルを有する。
一形態によれば、集約され共有されるスペクトルが、周波数分割複信(FDD)方式のアップリンク(UL)割当に隣接する対のないスペクトルを含む。
本発明の他の形態は、少なくとも第1動作モード及び第2動作モードを同時にサポートする無線通信システムでスペクトルアクセスを可能にする方法を提供する。本方法は、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するために前記無線通信装置に必要なスペクトルの比率を決定するステップを有する。本方法は、前記第1動作モードで動作する前記無線通信装置用の第1スペクトル部分と、前記第2動作モードで同時に動作する前記無線通信装置用の第2スペクトル部分との間に一時的ガードバンドを割り当てることで、無線通信システム内でスペクトルアクセスを可能にするステップを更に有する。
本発明の一形態は、少なくとも第1動作モード及び第2動作モードで同時に通信可能な無線通信装置を提供する。無線通信装置は、第1スペクトル部分での第1動作モード及び第2スペクトル部分での第2動作モード双方で同時に送信及び受信を行うことの可能なトランシーバを有する。前記第1スペクトル部分及び前記第2スペクトル部分の間に割り当てられる一時的ガードバンドを収容するように、前記トランシーバの動作周波数を調整する論理部が用意される。
本発明の一形態は、少なくとも第1動作モード及び第2動作モードで同時に通信する無線通信システムにおける方法を提供する。本方法は、第1スペクトル部分での第1動作モード及び第2スペクトル部分での第2動作モード双方で同時に送信及び受信を行うステップを有する。本方法は、前記第1スペクトル部分及び前記第2スペクトル部分の間に割り当てられる一時的ガードバンドを収容するように、前記第1スペクトル部分及び前記第2スペクトル部分で同時に送信及び受信する動作周波数を調整するステップを有する。
本発明の一形態は、少なくとも第1動作モード及び第2動作モードを同時にサポート可能な通信システムを提供する。通信システムは、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するために無線通信装置に必要なスペクトルの割合を決定する論理部を有する。前記第1動作モードで動作する前記無線通信装置用の第1スペクトル部分と、前記第2動作モードで同時に動作する前記無線通信装置用の第2スペクトル部分との間に一時的ガードバンドを割り当てる論理部も用意される。
一形態では、コンピュータプログラムプロダクトは、無線通信システムでスペクトルを割り当てるために実行可能なプログラムコードを有する。コンピュータプログラムプロダクトは、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するために無線通信装置に必要なスペクトルの割合を決定させるプログラムコードを有する。コンピュータプログラムプロダクトは、前記第1動作モードで動作する前記無線通信装置用の第1スペクトル部分と、前記第2動作モードで同時に動作する前記無線通信装置用の第2スペクトル部分との間に一時的ガードバンドを割り当てることで、前記無線通信システム内でスペクトルアクセスを可能にするプログラムコードを有する。
本発明の他の特徴及び形態は、添付図面を考慮して、本発明の一実施例による特徴を一例として示す以下の詳細な説明から更に明らかになるであろう。
この「課題を解決するための手段」の欄は本発明の範囲を限定しようとするものではなく、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によってのみ規定される。
以下の説明では、本発明のいくつかの実施例を示す添付図面が参照される。しかしながら、本発明の範囲から逸脱せずに、他の実施例も使用可能であること、及び機械的な、構構成上の、構造的な 電気的な及び処理上の変更がなされてよいことが、理解されるべきである。提示される図面は代表例を示すに過ぎず、寸法を描いたものではない。図面のある部分は誇張して描かれているが、他の部分は小さく評価されている。図面は本発明の様々な実施例を説明することを意図しており、本発明は当業者に良く理解され且つ適切に実行される。従って本発明は添付の特許請求の範囲内で修正例及び代替例と共に実現されてもよいことが、理解されるべきである。説明は網羅的であることを意図しておらず、開示される具体的な形式に本発明を限定しようとするものでもない。
2つの異なる通信処理モードが隣接する周波数スペクトルに割り当てられる場合(或いは実質的に隣接する場合)、本発明の実施例は、動作モード間に潜在的な干渉が存在するか否かを判定する。そのような判定に応じて、その2つの通信処理モードをスペクトル的に分離するように、ある一時的なガードバンドが割り当てられ、それにより信号間の干渉を軽減する又は防ぐ。
本発明の或る実施例は通信システムをもたらし、通信システムは、隣接する通信システムと統合され、改善された中央制御機能をもたらす。
現在割り当てられている周波数を用いて干渉信号が生じるか否かを判定したことに応答して、一時的なガードバンドの準備が、ユーザ装置により及び/又はノードBにより開始される。本発明の或る実施例は、バンドの端から遠く離れたスペクトルをアクティブユーザに割り当てし直す通信システムをもたらす。
以下の詳細な説明の一部分は、手順、ステップ、論理ブロック、処理及びその他のデータビットについての抽象的な処理(コンピュータメモリで実行可能な処理)の表現の観点からなされる。手順、コンピュータで実行されるステップ、論理ブロック、プロセス等は、所望の結果を導出する首尾一貫した一連のステップ又は命令を有するものと考えられる。これらのステップは、物理量の物理的な操作を利用するものである。これらの量は電気的な、磁気的な又は無線の信号の形式をとることができ、格納され、伝送され、結合され、比較されることが可能であり、或いはコンピュータシステム内で他の処理に委ねられてもよい。これらの信号は折に触れてビット、値、エレメント(要素)、シンボル、キャラクタ、期間、数番号等として言及されてもよい。各ステップはハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア又はそれらの組み合せにより実行されてもよい。
更に、本発明の或る実施例によれば、UE、ノードB又は他のネットワーク要素が、信号干渉が一切予想されないこと又は干渉が予想されるとしても最小限しかないことを確認した場合に、一時的に割り当てられるガードバンドが解放され、これにより一層最適にスペクトルを使用し、そうでない場合は一時的なガードバンドが存在する。
本発明の1つの目的は、本発明の背景技術で言及した敏感でなくなること(de−sensitisation)を引き起こさずに、同時デュアル動作モード(simultaneous dual mode operation)を可能にすることである。
本発明の更に改善された実施例は、ネットワーク共有化(network sharing)の概念を提案し、本発明の一実施例では、ブロードキャストモバイルTVに関連するネットワーク共有化が不対スペクトルに関して行われる。ネットワーク共有化は、ある共通のインフラストラクチャ要素一式が、1より多くのオペレータにより、複数のユーザにサービス提供するのに使用される。
要するに、本発明の実施例によれば、UEが同時デュアル動作モードで動作することを求める場合、例えばデュアルTDD及びFDD動作の場合、ネットワークはFDDアップリンクキャリアを再構築し、不対スペクトル及び対スペクトル間に一時的なガードバンドが挿入されるようにする。この方法の場合、一時的なガードバンドは、通常のフィルタリング手段を利用することで同時デュアル動作モードを実現してもよい。
通常のフィルタリング手段の一例は、バルク超音波(BAW:Bulk Acoustic Wave)フィルタであり、移動電話アプリケーションの集積RF回路では一般的である。別の例は、圧電薄膜共振(FBAW:Film Bulk Acoustic Resonator)フィルタである。これらの通常のフィルタリング手段は、急峻なロールオフ率をもたらし、一時的なガードバンドを利用することでイネーブルになる所望の帯域阻止機能を達成する。
或いは、ネットワークはUEがFDDキャリアとは異なるTDDキャリアを再設定するよう指示し、不対スペクトル及び対スペクトル間に一時的なガードバンドが挿入されるようにしてもよい。更に、再設定される不対キャリアは或るオペレータに属し、そのオペレータは対スペクトルのオペレータとは実質的に異なる。
そして、3GPPの対(FDD)の及び不対(TDD)のスペクトルの場合、ネットワークは不対の又は対のスペクトル帯域のUEのキャリア周波数を再設定し、10MHz以上の一時的なガードバンドを保証する。再設定が確認されると、ネットワークはUEに対してブロードキャストサービスの暗号化を解除するのに使用される暗号キーを送信する。これらのキーは1対1通信リンクのペアスペクトルを用いてUEに送信されてもよい。ネットワークからUEへのキーの伝送は、UEが不対スペクトルでブロードキャストサービスを受信し始めてよいことをUEに通知する1つの可能な手段であることが、理解されるであろう。そのような手段は明示的でない(間接的な)通信の一例であり、後述のSTART_DUAL_MODEメッセージと等価である。
以後、UEは不対TDDスペクトルでブロードキャストサービスを受信し始めるが、対のFDDスペクトルでデータ又は音声サービスを同時に処理している。
同時デュアル動作モードが終了すると、例えばブロードキャストサービスから解放されると、ネットワークは、UEを再構築して一時的なガードバンドを取り除くか否か、UEの現在のキャリア周波数の設定を維持して一時的なガードバンドを維持するか否かを決定することができる。本発明の或る実施例の場合、この判定は、システム容量及び/又はネットワーク負荷のレベルを確認する論理に応答してなされてもよい。
本発明の一実施例は、汎用パケット無線システム(GPRS:General Packet Radio System)のペアの周波数割当として想定され、不対スペクトルと共にデュアル動作モードの際に使用される。GRPSスペクトル302は900MHzに位置し、不対スペクトル200は1900MHzに位置し、10MHzというよりもむしろ1000MHzの一時的ガードバンド303を提供する。周波数間隔が大きい場合、RFアイソレーションを維持することは極めて容易になることを、当業者は理解するであろう。ブロードキャストサービスが不対キャリアで解放されると、UEはネットワークによりワイドバンド(W)CDMAペアスペクトルに再構築し直され、より高速のデータレートのサービスがサポート可能であるが、一時的なガードバンドは殆ど無いように構築される。
一時的なガードバンドはUEに直接的に通知されてもよいし、或いは間接的に通知されてもよいことが理解されるであろう。間接的な通知の場合、一時的なガードバンドは間接的でよく、UEが不対キャリアを走査してどのキャリアが要求サービスを提供しているかを確認することで、一時的なガードバンドが確認されてもよい。この場合のスペクトル割り当てに関する確認は、ネットワーク中のある地点でなされ、その地点では当業者に理解されるようにサービスが特定の不対キャリアに対応付けられる。
一時的なガードバンドは、適切な処理に見合う最小値を有することが、当業者に理解されるであろう。その最小値の一例は10MHzである。実際には、様々なサイズの一時的なガードバンドが存在してよく、これらのサイズはその最小の一時的ガードバンドより大きくても小さくてもよい。一時的なガードバンドサイズの変動は、特定のオペレータに割り当てられているペアスペクトルの関数である。例えば、図9を考察した場合、オペレータB956はオペレータA954よりかなり広い一時的ガードバンドを有する。
図6は、割り当てられた周波数バンド200,300の間の(又はそれらの間に部分的に用意された)一時的に用意されたガードバンドのいくつかのスペクトル配置を示す。周波数バンド601において又はその近辺において、割り当てバンド300の一端の信号は、ガードバンドが一切無かった場合又は狭いガードバンドしかなかった場合、別の割り当てバンド200の隣接端の信号と干渉するかもしれない。
本発明の一実施例では、FDDのULキャリアと不対キャリアとを端に比較することで、十分なガードバンドは有るか否かについての予想がなされる。本実施例の場合、差分が所定値より少なかった場合、再構築(再設定)が必要になる。
所定値に関し、2GHz帯における5MHzの割り当てについては、10MHzが最小値として使用されてよい。従って不対チャネル帯域の整数倍である一時的ガードバンドの概念は、本実施例に特に有利であり、例えば不対チャネル帯域の少なくとも2倍の場合に適用される。
本発明の一実施例では、ガードバンドの一時的な形成が導入される。本発明の一実施例では、一時的なガードバンド(temporary guard band)611はバンド200の完全に外側にあり、図6の周波数バンド境界601の右側にある。或いは、一時的に形成されるガードバンド613は、バンド300の完全に外側にあり、図6の周波数バンド境界601の左側にあってもよい。或いは、一時的に形成されるガードバンド612は、図6の周波数バンド200及び周波数バンド300双方に部分的に含まれてもよい。
図7は、例えばTDD動作モードである第1動作モードのUEの第1群の受信信号と、例えばFDD動作モードである第2動作モードのUEの第2群の同時送信信号とが、本発明の一実施例による一時的なガードバンド700により隔てられている様子を示す。一時的なガードバンド700の表現例が、一時的なガードバンドの周波数境界604,605と共に、1つの図面に示されている。信号210,310は、上述した例と同様に相対的に異なるピーク電力216,316を引き続き有する。しかしながら図示されているように、領域406(図2)内の信号210,310の間の干渉は、領域407に示されているように著しく減少している。
図8を参照するに、一連の信号フローチャートは、UE830及びノードB832間の本発明の一実施例による通信を示す。サービスを求めるリクエストを起こすため、信号フローチャート805は、UE830がノードB832にデュアルモードサービスを求めるリクエスト(リクエスト−デュアル−モード−メッセージ)を送信することを示す810。リクエスト−デュアル−モード−メッセージ810は、デュアルモード動作を求める明示的なリクエストでもよいことが予想される。例えば、あるリソースがネットワークで利用可能な場合、UE830は第2動作モードのそのようなリソースを求めるリクエストを正確且つ明確に表現してもよい。
或いは、リクエスト−デュアル−モード−メッセージ810は、デュアル動作モードを求める暗示的なリクエストでもよい。例えば、本発明の一実施例の場合、あるタイプのサービスは不対スペクトルで伝送される。本実施例の場合、UE830が例えば第2動作モードの或るサービスを要求していることを確認することで、ネットワークはそのUEがデュアル動作モードを望んでいることを推測できる。
本実施例の具体例は不対スペクトルで動作するビデオストリーミングサービスやリアルタイムのモバイルTVでもよいことが予想されるであろう。他の具体例は、株式市況のようなカルーセルタイプサービス(carousel type service)でもよい。オペレータに人気のある更に別の本実施例の具体例は、不対スペクトルにおける高品質オーディオサービス(例えば、Virgin FM)でもよい。
本発明の一実施例では、ノードB832又は他のネットワーク要素は、UE830から受信した或るリクエストのタイプに基づいて、デュアルモード動作が要求されていることを確認してもよい。例えば、UEは1対多のブロードキャストプログラミングを受信するようなサービスを要求してもよく、そのサービスは第2モードで提供される。或る実施例では、リクエストを許可する前に、UEがデュアルモードで機能する能力を有することを、ネットワークは確認してもよい。
或いは、ノードB832及び/又は他の何らかのネットワーク要素は、UE830がデュアルモード動作を要求していることを推測してもよい。例えば、ネットワークによって既知のUE830についての情報に基づいて、ノードB830又は他のネットワーク要素は、UE830が第2動作モードのリソースを(利用可能ならば)利用してよいことを確認してもよい。
何れの場合でも、UE830は、第1動作モードの通信を利用して現在の動作を続けてもよいし、或いは、UE830は第1モードでリクエスト−デュアル−モード−メッセージ810を送信することで第2モードでの動作を開始してもよい。
暗黙のメッセージ又は明示的なリクエスト−デュアル−モード−メッセージ810を受信すると、ノードB832及び/又は他のネットワーク要素は、十分なガードバンドの有無を確認する。例えば、ノードB832及び/又は他のネットワーク要素は、第1モードを利用して通信するデータと、第2モードを利用して通信するデータとの間の潜在的な干渉量を推定してもよい。例えばUE830は第1モードでネットワークとデータをやりとりしているかもしれない。そして、通信されるデータの通信属性や、要求される第2動作モードでの通信属性の傾向に基づいて、ネットワークは、第1モード信号に隣接するスペクトルリソースが利用可能なことを確認してもよい。しかしながら、第1モード信号に隣接するスペクトルリソースが周波数的に近すぎて、信号間干渉を招くおそれのあることを、ネットワークが確認するかもしれない。
3GPP通信システムの対スペクトルと不対スペクトルとを妥当に分離するため、ネットワーク(ノードB832)は、少なくとも10MHzの一時的ガードバンドを割り当てる必要のあることが、予想される。これに関し、十分なガードバンド(例えば、10MHz以上の帯域幅)が存在していた場合、ネットワーク832はUE830に対するスペクトル割り当てを再設定しないであろう。
しかしながら、不十分なガードバンドしか存在しなかった場合、ネットワークは一時的ガードバンドを用意する。一時的ガードバンドは短期間の間に割り当てられてもよく、例えばFDDリンクでの呼の期間又はTDDダウンリンク通信チャネルでのブロードキャスト伝送期間でよいことが、予想される。或いは、ネットワークにより用意されるガードバンドの期間は、特定のオペレータに特定のスペクトル部分が割り当てられている期間のように長期にわたってもよいことが、予想される。ガードバンドの時間的な性質は、上記2つの両極端の間の何らかの期間でよいことも、予想される。
一時的なガードバンドは、第1モードで動作する第1バンド内に少なくとも部分的に属してもよいし、第2モードで動作する第2バンド内に少なくとも部分的に属してもよいし、或いは第1モードで動作する第1バンド内に部分的に属してもよいし、第2モードで動作する第2バンド内に部分的に属してもよい。更に、一時的ガードバンドを用意することは、その一時的ガードバンドでの送信を制限するように1つ以上の送信機(UE又はノードB)を再構築することを含んでよい。一時的ガードバンドの必要性が無くなった後(例えば、デュアルモード処理が終わった後)、ネットワークはその一時的ガードバンドを解放し、そのスペクトルが他のリクエストを満たすように使用されることを可能にする。
第2動作モードで使用するようにリソースが現在UE830にとって利用可能であった場合、ノードB832及び/又は他のネットワーク要素は、UE830がデュアルモード動作を開始することを指示してもよい(スタート−デュアル−モード−メッセージ820)。
或いは、第2動作モードで利用するようにリソースが利用可能であった場合、ノードB832及び/又は他のネットワーク要素は、1つ以上のUEに対してその処理を再構築するように指示し、例えばキャリア周波数を変えることを指示し、これによりそのリソースがUE830にとって利用可能になり、これについては信号フローチャート845を参照しながら以下で説明される。UE830がその処理動作を新たなキャリア周波数に再構築すると、再構築の確認メッセージがUE830からネットワーク832に送信され、キャリア周波数が新たなキャリア周波数に変更されたことが確認される。
スタート−デュアル−モード−メッセージ820は、デュアルモード動作を開始する明示的な指示でもよい。或いは、スタート−デュアル−モード−メッセージ820はサービスを許可し、そしてデュアルモード動作が始まることを示唆するメッセージでもよい。例えば、メッセージ820は、ブロードキャストサービスを求めるリクエスト(例えば、メッセージ810)に対する応答(レスポンス)でもよい。要求したブロードキャストサービスを適切に受信して処理するためにUE830が使用してよい情報を、メッセージ820は含む。
スタート−デュアル−モード−メッセージ820を受信すると、UE830は、UEがデュアルモード動作を開始してよいことを明示的に又は黙示的に確認する。或いは、ネットワークはUEのリクエストを明示的に否定してもよいし(例えば、UE830に対してリクエスト否定メッセージ(図示せず)を送信することで通知してもよい)、或いはUE830のデュアル−モード−リクエスト810に対して応答しないことで黙示的に否定してもよい。後者の場合、UE830は時間切れになるかもしれないし及び/又は1つ以上の追加的なリクエスト−デュアル−モード−メッセージ810を送信するかもしれない。代替的に、UE830は、時間切れの際、デュアルモード動作を要求することを止めてもよい。
更に別の代替例は、ガードバンドは、UEが不対キャリアを走査する際に設定されてもよいことが、予想される。そして、UEが所望のサービスをサポートするキャリアを発見した場合、UEは対のスペクトルでコネクションを設定し、デュアルモード処理を開始する。
スタート−デュアル−モード−メッセージ820の受信の後、UE830及びノードB832は、メッセージ822で示されるように、第1動作モードでデータを通信し続けてもよい。同時に、UE830及びノードB832は通信を開始し、例えばメッセージ824で示されるように第2動作モードでダウンリンクブロードキャスト伝送を受信し始めてよい。
そして、ネットワークはスタート−デュアル−モード−メッセージ820をUE830に送信する。UEの観点からは、不対スペクトルで受信しているTDD受信機を敏感でないようにせずに、データが現在ネットワークからUE830へ不対スペクトルで伝送され、UE830は対のスペクトルで送信を行うことができる。
UE830及びネットワーク間の同時処理は、第1モード処理及び第2モード処理双方において、第1モードで提供されるサービス及び第2モードで提供されるサービスの恩恵をUE830が同時に受けられるようにする。
信号フローチャート815は、UE830が1つ上の汎用の又は特有の機能(capability)を備えているか否かを確認する際に使用されるメッセージのやりとりを示す。或る実施例では、ノードB832は、その機能を確認するリクエストをUE830に送信する(例えば、UE−機能−リクエストメッセージ832を送信する)。それに応じて、UE830はその機能を特定する情報と共に回答してもよい(UE−機能−応答メッセージ834)。他の実施例では、UE830は要求されていないメッセージ(図示せず)で機能情報を送信してもよい。
要求されたメッセージペア832,834又は要求されていないメッセージは、UE830及びネットワーク間のメッセージ交換の様々な場面でなされてよい。例えば、ある実施例の場合、UEのネットワークとの初期のデータ交換の際に、機能情報がやりとりされてもよい。ある実施例の場合、リクエスト−デュアル−モード−メッセージ810に先立って又はその一部として、機能情報がやりとりされてもよい。ある実施例の場合、スタート−デュアル−モード−メッセージ820の前又は後で、機能情報がやりとりされてもよい。
機能情報は、ネットワークにより、例えば一時的ガードバンドの最小帯域を決めるのに使用されてもよい。あるUE(複数)はカットオフ周波数で鋭く形を整えている入力フィルタを備え、それらのUEが、互いに一層近接したスペクトルリソースの割り当てを受けられるようにしている。別の例として、UEは暗号アルゴリズムを処理できるか否かが、機能情報によりネットワークに通知されてもよい。更に別の例として、UEが同時デュアルモード機能を備えているか否かを判定するために、機能情報がネットワークに通知されてもよい。
信号フローチャート825は、信号フローチャート805と同様に或るメッセージ交換を示し、この場合、UE830が暗号化リンクを設定するのに使用する付加情報(例えば、セキュアモードでのサービス用の暗号キー)を、ネットワークは提供する。暗号化情報は、スタート−デュアル−モード−メッセージ820の一部分としてUE830に与えられてもよいし、或いは図示のように別個のメッセージ850として与えられてもよい。
信号フローチャート835は、UE830を再構築するのに使用されるメッセージ交換を示す。UE830は上記のように要求するUE830とは別のUEでもよい。或いはUE830は上述したのと同じUE830でもよい。例えば、UE830は或るリソースを使って動作し、そのリソースは、UE830のデュアルモード動作に必要な一時的ガードバンドを用意するためにネットワークが要求し直したものである。ネットワークはUE830の使用する新たなリソースを割り当て、ノードB832からUE830へメッセージを送信し、UE830に対して現在のリソースを解放して新たなリソースを使用することを指示する。こうして以前に使用されていたリソースは解放され、ネットワークはUE830の使用する一時的ガードバンドを作成する。
信号フローチャート845,855,865は、UE830による測定(メジャーメント)を後に行う通信を示す。UE830は現在のセル及び/又は1つ以上の隣接セルの現状の測定を行った後、UE830はその測定情報(メジャーメント情報)をネットワークに報告する。信号フローチャート845に示されるように、UE830は、別のメッセージと共にメジャーメント情報をネットワークに報告してよい。メッセージ810に関連して説明したように、信号フローチャート845は、UE830がデュアルモードサービスを要求していることを示す。しかしながらこの点に関し、リクエスト−デュアル−モード−メッセージ880は、メジャーメントレポート情報を含んでいる。或いは、メジャーメント情報は、信号フローチャート855に示されるように、専用のメジャーメントレポートメッセージ880でネットワークに報告されてもよい。
或いは、UE830は1つ以上の測定値(measurement)からの結果を使用して、特手の動作が要求されるべきことを決定してもよい。例えば、信号フローチャート865は、UE830が現在のセル及び/又は1つ以上の隣接セルの測定を行うことを示す。その測定値に基づいて、UE830はUEの再構築を求めるリクエスト(リクエスト−再構築メッセージ890)を送信することを決定する。例えば、第2信号はUEの第1モード信号又はUEの第2モード信号と干渉するとUEが判断した場合、そのUEは、各UEの再構築を求め及び干渉を軽減するためのリソースを求めることができる。ノードB832がリクエスト−再構築メッセージ890を受信すると、ネットワークは、リソースの再構築がシステムパフォーマンス等に有益であることを判断してもよい。
本発明の第2形態は、UE機能である。この場合において、ネットワークはUEからの情報(即ち、UEにより要求される最小の一時的ガードバンドの情報)を要求する。UEが同時デュアルモード処理をサポートできる場合、最小ガードバンド分離に関する判断内容と共にUEはネットワークに応答する。この情報は、再構築手順の一部分として、ネットワークにより後に使用される。本発明による本形態は、例えばフィルタ及び送信技術の進歩に起因して、将来発売されるUEが、より狭いガードバンドをサポートできるようにする。
簡易なメッセージフローが上記のUE機能を導入する。メッセージUE_CAPABILITY_REQは、最小の一時的ガードバンドをUEから要求する。メッセージUE_CAPABILITY_RESは、そのリクエストメッセージに対する応答である。メッセージ中の一時的ガードバンドを含むフィールドは、UEが同時デュアルモード処理をサポートする場合にのみ占められる。機能の問い合わせはメッセージRCONFIG_REQに先行していることが理解されるであろう。
本発明の更に別の形態では、不対スペクトルが1対1通信リンクに使用され、ブロードキャストサービスは不対スペクトルを使用する別のキャリアで送信されることが、予想される。従って、1対1通信リンクに使用している不対スペクトルについて再構築が適用される。この方法は、連続的な不対スペクトルブロックが同じオペレータによって使用される場合になされてもよい。
本発明の更に別の形態では、不対スペクトルが1対1通信リンクに使用され、対のスペクトルが他のデータサービス(例えば、マルチキャストサービス)に使用されることが、予想される。従って、1対1通信リンクに使用される不対スペクトルについて再構築が適用される。
ネットワークは(信号フローチャート835に示されるように)UE830を割り当てし直し、或いは、例えば応答メッセージ895のようなノードB832からの応答メッセージによって示されているように、UE830を割り当てし直してもよい。
本発明の代替例又は改善例では、より効率的にスペクトルを割り当てるため、一時的ガードバンドが有効に機能している改善例において、その(一時的)ガードバンドの一方端側にスペクトルの割り当てを受けたオペレータは、その(一時的)ガードバンドの他方端側に別のオペレータに割り当てられたスペクトルを再利用してよいことが、予想される。以後、このスペクトル再利用(re-use)は「ネットワークシェアリング」(Network Sharing)と言及される。
インフラストラクチャを共有することで、ネットワークシェアリングは、インフラストラクチャのコストだけでなく、セルサイトの捕捉、インストール、メンテナンス(保守点検)及びネットワーク管理等の分野でも有用である。
ネットワークシェアリングは、FDD及びTDD技術双方を並列的且つ同時に使用するユーザ装置をサポートすることを、通信システムに要求する。更に、UEはホームFDDネットワークに接続できる一方、そのホームネットワークの一部分ではない別のTDDネットワークからブロードキャストサービスを受けることができる必要がある。それに加えて及びそれと同時に、UEはホームネットワーク上で通常のデータ及び音声サービスをサポートできる必要がある。TDDネットワークでユーザに提供されるブロードキャストサービスは、あたかもそれらがホームネットワークから発しているように見える必要がある(課金及びセキュリティ形態につてもそう見える必要がある)。
本発明のこの改善例によれば、2種類のネットワークシェアリングが使用されてよいことが予想される:
完全ネットワークシェアリング
完全ネットワークシェアリングは、1920MHz〜1980MHzのアップリンク帯域の全てのFDD−UEが、同じUEの中でFDDアップリンク送信による著しい感度劣化を被ることなしに、不対スペクトルのブロードキャストサービスを受信できる状況を実現する。
部分ネットワークシェアリング
部分ネットワークシェアリングは、一部のFDD−UEが、同じUEの中でFDDアップリンク送信による著しい感度劣化を被ることなしに、不対スペクトルのブロードキャストサービスを受信できる状況を実現する。
本発明の一実施例によれば、ITU地域1におけるUMTSのTDD及びFDD技術に関するスペクトル割当は、次のようになってよい。TDD割当はスペクトルバンドの内低い部分にあり、1900Mz〜1920MHzの範囲内の20MHzのスペクトルが割り当てられる。20MHzのスペクトルは更に4つの5MHzのブロックに分割される。このスペクトルは一般に不対スペクトルと言及され、ノードB及びUEは同じキャリアで送信するが、時間的に直交している(これは、しばしば時間分割複信(TDD)と言及される。)。
更に、本発明の一実施例によれば、FDDアップリンクが1920MHz〜1980MHzの範囲内の60MHzに割り当てられている。60MHzのスペクトルは12個の5MHzのブロックに更に分割され、複数の連続するブロックが、モバイルオペレータに割り当てられるのが一般的である。FDDアップリンクスペクトルは、FDDダウンリンクスペクトルとペア(対)になっており、FDDダウンリンクスペクトルの割当は、アップリンクスペクトルから190MHzずれている。このスペクトルは一般に対スペクトルと言及され、ノードBはFDDダウンリンク割当により送信し、UEはFDDアップリンク割当により送信する。
欧州では、モバイルオペレータは不対の及び対のスペクトル双方の割当を受けてよく、例えば、上記の表1に規定されるような割当を受けてもよい。
オペレータAは5MHzの不対スペクトル及び15MHzのペアスペクトルを有する一方、オペレータBは5MHzの不対スペクトル及び10MHzのペアスペクトルを有する。特に、オペレータAは不対スペクトルを有し、これはアップリンクの対スペクトルの間近に隣接している。この状況は、ITU地域1のスペクトル割り当てに一般的である。
即ち要するに本発明の一実施例によれば、以下のスペクトル区域が提案される:
● 1900MHz〜1910MHz:FDDスペクトルを有する全てのオペレータに使用される。
● 1910MHz〜1915MHz:1925MHzより高周波のスペクトルを有するオペレータに使用される。
● 1915MHz〜1920MHz:1930MHzより高周波のスペクトルを有するオペレータに使用される。
事実上、TDDスペクトルは3つのスペクトルバンドに分けられる:
1次バンド: 1900MHz 〜 1910MHz
2次バンドI: 1910MHz 〜 1915MHz
2次バンドII: 1915MHz 〜 1920MHz
従って、TDDの1次バンドは完全ネットワークシェアリングを可能にすることが予想される。更に、TDDの2次バンドは部分ネットワークシェアリングを可能にすることが予想される。より具体的には、2次バンドIは、アップリンクバンド1925MHz〜1980MHzのFDD−UEをサポートするよう用意され、2次バンドIIは、アップリンクバンド1930MHz〜1980MHzのFDD−UEをサポートするよう用意されることが、予想される。
上記のネットワークシェアリングの指針による1つの目的は、全てのTDDスペクトル資源が完全ネットワークシェアリングをサポートするのを保証することであるが、場合によっては、無線周波数(RF)又はUEの処理回路による技術的制約により、結果的には部分ネットワークシェアリングになるかもしれないことが予想されるであろう。
完全ネットワークシェアリングを行う主な利点は、どのオペレータもサービスから排除されないことである。従って、ユーザ数を最大化することができ、収益の向上及びスペクトル環境システムの改善をもたらす(なぜなら、全てのオペレータがサービスにアクセスできるからである。)。
そこで、本発明の実施例によるネットワークシェアリングが以下に適用されるかを次に考察する:
図9を参照しながら、スペクトル割当900を考察する:双方のオペレータが同じ市場に存在し;オペレータAは、1920MHz〜1925MHzのバンド915でFDDサービスを展開しているが、スペクトル1925MHz〜1935MHzのバンド930を使用する如何なるセルサイトも配備していない;オペレータBは、1900MHz〜1905MHzの1次バンド920に不対スペクトルの割り当てを受けており、1960MHz〜1965MHzのバンド925でFDDサービスを展開している。
更に、オペレータB910は、1900MHz〜1905MHzの1次バンド920でダウンリンクのみのサービス(モバイルTV)を配備し、同じ市場の他のモバイルオペレータ(例えば、オペレータA905)のユーザもこれらのサービスに対するアクセス権を持てるように決めている。インフラストラクチャの観点からは、オペレータBに関する並存の問題はなく、従って完全ネットワークシェアリングを全てのモバイルオペレータに提供できる。
オペレータA905がブロードキャストモバイルTVを顧客に提供することを希望する場合、オペレータB910からのサービスを要求することになる。なぜなら、オペレータAに割り当てられているスペクトル915とFDD−ULバンド930が近いことに起因して、オペレータA905はモバイルTVサービスを自身の顧客に提供できないからである。しかしながら、オペレータA905は他のオペレータに対しては、如何なる共存の問題も軽減する程度に周波数分離は十分なので、モバイルTVサービスを提供できるであろう。そこで、オペレータA905は、自身のFDD顧客にサービスできないので、他のオペレータにサービスを提供する、というような部分ネットワークシェアリング法が提案されるかもしれない。そのような状況は望まれるものではなく、特にオペレータAにとって望ましくない。
先ず、上記の状況を考察するに、或るオペレータが1次バンドで不対スペクトルを有し、第2のオペレータが2次バンドの1つで不対スペクトルを有するとする。この状況を考察するため、オペレータA及びオペレータB双方がブロードキャストモバイルTVサービスの提供を目的にしていたとする。一例として、各オペレータのTDDキャリア各々が16個のTVチャネルをサポートし、それらのチャネルは2ブロックに分けられ、ブロック当たり8チャネルであったとする。TVチャネルの第1ブロック950は、BBC24、CNN、スカイスポーツニュース等の基本的なTVパッケージを提供するのに使用され;8チャネルの第2ブロックは、例えば音楽、スポーツ及び映画等のようなそのオペレータ915,920に固有の価値内容を提供するものとする。そして、オペレータA905及びオペレータB910双方が基本TVパッケージ950を提供し、それ故に重複的な内容が提供され、これは明らかにネットワーク容量を浪費している。
本発明の一実施例では、オペレータA905及びオペレータB910間でスペクトル提携関係(spectral partnership arrangement)が想定され、オペレータA905及びオペレータB910双方がブロードキャストモバイルTVをサポートするようにする。特に、本発明の一実施例では、2つのオペレータのTDDスペクトル955は組み合わされたサービスパッケージを作るように集約され、実際には、1オペレータの帯域の2倍を提供できるようにすることが、想定される。オペレータA905にとって非常に魅力的なのは、オペレータBのスペクトル割当によるブロードキャストモバイルTVサービスへのアクセス権を、オペレータAのFDD顧客が取得できることである。
従って本発明の一実施例では、複数のオペレータが彼らのスペクトルを集約し、32個のTVチャネルを生成することが想定される。32個のTVチャネルは3つのブロックに分割され、1ブロックは基本TVパッケージ952を提供し、1ブロック954はオペレータA905に固有のコンテンツを提供し、1ブロック956はオペレータB910に固有のコンテンツを提供する。基本TVパッケージ952に8つのチャネルがあった場合、残りの24チャネルをオペレータ固有のコンテンツにする。オペレータA905のFDD顧客はオペレータB910の1次スペクトルにアクセスできるだけであり、固有のコンテンツの8チャネル954は1次バンドでオペレータAに割り当てられ、オペレータB910に固有のコンテンツの16チャネルは2次バンドに割り当てられる。
こうして上記のパートナーシップモデル(提携関係)は、基本TVパッケージについて完全ネットワークシェアリングをサポートし、双方のオペレータを満足させ、オペレータ固有のコンテンツについては部分ネットワークシェアリングを実現する。後者は特に有利である。なぜなら、最終的にはオペレータ固有のコンテンツは本来的に部分ネットワークシェアリング法にすべきであり、一部のユーザだけがそのコンテンツを視聴するのにアクセスしたり許可を得たりすべきだからである。オペレータAと提携するオペレータBにとっての魅力は、オペレータ固有のコンテンツ容量が100%増えることである。
次に図10を参照し、2つのオペレータ1005,1010が1次TDDバンド1055で不対スペクトルを有する状況を考察する。上記の場合と同様に、5MHzのTDDキャリア各々が16個のチャネルをサポートしているものとする。従って、2つのオペレータ1005,1010間のスペクトル統合ポリシにより、32個のコンテンツのチャネルが生じる;再び、プールされたチャネルは3つのブロックに分割される。双方のオペレータに共有される基本TVパッケージについて8つのチャネルが想定され、残り24チャネルが2つのオペレータ1005,1010間で固有コンテンツ用に等しく共有され、スペクトル並存の問題はない。これは、オペレータ固有のコンテンツの場合にオペレータ1054,1056当たり12チャネルになり、チャネル容量で正味50%増えることになる。
1次の不対スペクトルを伴うスペクトル統合に関し、1つの選択肢は、3.84Mcpsの2キャリアではなく、7.68Mcpsで配備することが、予想される。1キャリアで配備することに関し、コスト及びパフォーマンス双方の利点がある:
●セルサイトで2つではなく1つの送信機しか必要としない。これはセルサイトのコストを低減する一方、保守点検及び配備を簡易にする。
●2つの別個のキャリアでなく、1つのキャリアであることは、ネットワーク処理センタの動作管理を簡易にする。
●3.84Mcpsから7.68Mcpsにチップレートを増やすことで、Eb/N0のゲインを2dB向上させることができる。
図10に示されるように、全てのTVチャネルは1つのRFキャリアに変調され、ブロードキャストモバイルTV信号を受信するUEは、7.68McpsのTDDで動作可能である。UTRA−FDDとは異なり、より高いチップレート形式のUTRA−TDDは、3GPPリリース7に関連する。
本発明の一実施例によれば、割り当てられたスペクトルのネットワークシェアリングは、オペレータ各自のTDDスペクトル資源を最大限活用する。有利なことに、FDD−UL割当に間近に隣接するTDDスペクトルを有するオペレータには、彼らの顧客をサポートし且つ他のオペレータのスペクトル資源を利用する機会が備わっている。
本発明は特定の具体例及び図面の観点から説明されているが、本発明は説明されている具体例や図面に限定されないことを、当業者は理解するであろう。本発明の実施例が場合によってはUMTSの技術用語を用いて説明されているが、当業者は、その用語が一般的な意味に使用されていること及び本発明がそのようなシステムに限定されないことを認めるであろう。
当業者は、様々な実施例の処理がハードウエア、ソフトウエア、ファームウエア又はそれらの適切な組合せを用いて実現されてよいことを認めるであろう。例えば、ソフトウエア、ファームウエア又はハードワイヤ論理装置の制御の下でプロセッサ又は他のディジタル回路を用いて、プロセスは実行可能である。本願における「論理装置(logic)」なる用語は、言及された機能を実行するように当業者に認識されるような、固定的なハードウエア、プログラム可能な論理装置及び/又はそれらの適切な組合せを指す。)ソフトウエア及びファームウエアはコンピュータ読取可能な媒体に格納可能である。他のプロセスは、当業者に良く知られているように、アナログ回路を使って実現されてもよい。更に、メモリその他のストレージ、更には通信要素が本発明の実施例で使用されてよい。
図11は一般的なコンピュータシステム1100を示し、本発明の一実施例による処理機能を実現するように使用される。このタイプのコンピュータシステムは、例えばeNB(特に、eNB−基地局−のスケジューラ)、アクセスゲートウエイ(aGW)のようなコアネットワーク要素、UE等に使用される。当業者は、他のコンピュータシステム又はアーキテクチャを使用して本発明を実現する方法を認識するであろう。コンピュータシステム1100は、例えば、デスクトップ、ラップトップ又はノートブックコンピュータ、携帯用コンピュータ装置(PDA、セルラ電話、パームトップ等)、メインフレーム、サーバ、クライアント等を表現してもよいし、所与のアプリケーション又は環境に望まれる又は相応しい特殊な又は汎用の如何なる他のタイプのコンピュータ装置を表現してもよい。コンピュータシステム1100は、プロセッサ1104のような1つ以上のプロセッサを含んでよい。プロセッサ1104は、例えば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラその他の制御論理装置のような汎用の又は特定用途の処理エンジンを使用して実現されてもよい。本実施例の場合、プロセッサ1104はバス1102又は他の通信媒体に接続される。
通信システム1100は、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は他のダイナミックメモリのようなメインメモリ1108を含み、メインメモリはプロセッサ1104で実行される命令及び情報を格納する。メインメモリ1108は、プロセッサ1104で実行される命令の実行中に、一時的な変数又は他の中間的な情報を格納するのに使用される。コンピュータシステム1100は、同様に、バス1102に結合された読み取り専用メモリ(ROM)又は他の静的記憶装置を含み、プロセッサ1104用の命令及び静的情報を格納する。
コンピュータシステム1100は情報格納システム1110も含み、例えば、メディアドライブ1112及び取り外し可能なインタフェース1120を含んでもよい。メディアドライブ1112は、固定の又は取り外し可能な記憶媒体をサポートするドライブ又は他の手段を含み、そのドライブ又は他の手段は、例えば、ハードディスクドライブ、フロッピディスクドライブ、磁気テープドライブ、光ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)ドライブ、ディジタルビデオドライブ(DVD)、リード/ライトドライブ(R/RW)、その他の取り外し可能な又は固定的なメディアドライブ等である。ストレージ媒体1118は、例えば、ハードディスク、フロッピディスク、磁気テープ、光ディスク、CD、DVD、又はその他の固定的な若しくは着脱可能な媒体(メディアドライブ1114により読み書きされる媒体)を含んでもよい。これらの具体例が示しているように、ストレージ媒体1118は、特定のコンピュータソフトウエア又はデータを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含んでよい。
代替例の場合、情報格納システム1110は同様な他の素子を含み、その素子は、コンピュータプログラム又は他の命令若しくはデータがコンピュータシステム1100にロードされるのを可能にする。そのような素子は、例えば、取り外し可能なストレージユニット1122及びインタフェース1120を含んでもよいし(例えば、プログラムカートリッジ及びカートリッジインターフェース、取り外し可能なメモリ(例えば、フラッシュメモリ又は他の取り外し可能なメモリモジュール)及びメモリスロット等)、他の取り外し可能なストレージユニット1122及びインタフェース1120を含んでもよい(インタフェースは、その取り外し可能なストレージユニット1118からコンピュータシステム1100へソフトウエア及びデータが転送されるのを可能にする)。
コンピュータシステム1100は通信インタフェース1124を含んでもよい。通信インタフェース1124は、コンピュータシステム1100及び外部装置間でソフトウエア及びデータが転送されるのを可能にする。通信インタフェース1124の具体例は、モデム、ネットワークインタフェース(イーサーネット又は他のNICカード等)、通信ポート(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート)、PCMCIAスロット及びカード等を含んでよい。通信インタフェース1124を介して伝送されるソフトウエア及びデータは或る信号の形式を取り、その信号は、電子的な、電磁的な、光学的な又は他の信号であり、通信インタフェース1124によって受信可能なものである。これらの信号はチャネル1128を介して通信インタフェーフェース1124に提供される。このチャネル1128は信号を搬送し、及び無線媒体、ワイヤ又はケーブル、光ファイバその他の通信媒体を用いて実現されてもよい。チャネルの具体例は、電話回線、セルラ電話リンク、RFリンク、ネットワークインタフェース、ローカル又は広域ネットワーク及び他の通信チャネルを含む。
本願では、「コンピュータプログラムプロダクト」及び「コンピュータ読取可能な媒体」等の用語は、例えばメモリ1108、ストレージデバイス1118又は格納ユニット1122のような媒体を一般的に指すように使用される。コンピュータ読取可能な媒体のこれら及び他の形態は、プロセッサ1104により使用するための1つ以上の命令を格納し、その命令は指定された処理をプロセッサが実行することを引き起こす。そのような命令は、一般的に「コンピュータプログラムコード」(コンピュータプログラム形式にグループ化されてもよいし、或いは他のグルーピングがなされてもよい)と言及され、実行されると、本発明の実施例の諸機能をコンピュータシステムが実行できるようにする。そのコードは指定された処理をプロセッサが実行すること、それを実行するようにコンパイルされること、及び/又はそれを実行するように他のソフトウエア、ハードウエア及び/又はファームウエア要素(例えば、標準的な機能を実行するライブラリ)と共に結合されること等を直接的に引き起こすことに留意を要する。
要素がソフトウエアで実現される実施例の場合、そのソフトウエアはコンピュータ読取可能な媒体に格納され、コンピュータシステム1100にロードされ、その際例えば取り外し可能なストレージデバイス1114、ドライブ1112又は通信インタフェース1124を使用してもよい。制御論理装置(この例の場合、ソフトウエア命令又はコンピュータプログラムコード)は、プロセッサ1104により実行される場合、上記の本発明による機能をプロセッサが実行することを引き起こす。
簡明化のため、上記の記述は個々の機能ユニット及びプロセッサを参照しながら本発明の実施例を説明していることが、理解されるであろう。しかしながら、本発明から逸脱せずに、様々な機能ユニット、プロセッサ又はドメインの間で適切な如何なる機能の分散がなされてもよいことは、明らかであろう。例えば、個々のプロセッサ又はコントローラで実行されるように説明された機能は、同じプロセッサやコントローラで実行されてもよい。従って特定の機能ユニットを参照することは、機能説明を行うのに適切な手段を参照しているに過ぎず、論理的又は物理的な構造又は機構を示すものではない。
本発明はいくつかの実施例に関連して説明されてきたが、言及された具体的な形式に限定されることは意図されていない。むしろ本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ規定される。
更に、特定の実施例に関連して或る特徴が説明されているかもしれないが、当業者は、その説明された実施例の様々な特徴は本発明により組み合わされてよいことを、理解するであろう。
更に、個々に列挙されているが、複数の手段、要素又は方法ステップは、例えば1つの装置又はプロセッサで実現されてもよい。更に、個々の特徴が当初の異なる請求項に含まれていても、ひょっとするとそれらは有利に結合されるかもしれないし、異なる請求項に含められていたとしても、特徴の組合せが実現不可能であること及び/又は有利でないことを意味するわけではない。或るカテゴリの請求項に或る特徴が含まれていることは、その特徴がそのカテゴリに限定されることを意味するわけではなく、その特徴は必要に応じて他の請求項のカテゴリに等しく導入されてよい。
1つ又は2つのノードBにより提供される重複したカバレッジ領域に在圏するUEを示す図。 1つ又は2つのノードBにより提供される重複したカバレッジ領域に在圏するUEを示す図。 スペクトル内の第1モード及び第2モード信号を示す図。 隣接する送信機によって受信機が不能になる様子を示す図。 連続する又は不連続の帯域割り当ての様子を示す図。 本発明の一実施例により割り当てられたバンド内の様々なガードバンド配置を示す図。 本発明の一実施例によりガードバンドで分離された第1モード及び第2モード信号を示す図。 本発明の一実施例によるUE及びノードB間の通信の様子を示す図。 本発明の一実施例によるUE及びノードB間の通信の様子を示す図。 本発明の一実施例によるUE及びノードB間の通信の様子を示す図。 本発明の一実施例によるネットワーク共有法を示す図。 本発明の一実施例によるネットワーク共有法を示す図。 本発明の一実施例による処理機能を実現するのに使用される一般的なコンピュータシステムを示す図。

Claims (57)

  1. 少なくとも第1動作モード及び第2動作モードを同時にサポートする無線通信システムでスペクトルを割り当てる装置であって、
    前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するために無線通信装置に必要なスペクトルの割合を決定する論理部と、
    前記第1動作モードで動作する前記無線通信装置用の第1スペクトル部分と、前記第2動作モードで同時に動作する前記無線通信装置用の第2スペクトル部分との間に一時的ガードバンドを割り当てることの可能な、無線通信システム内でスペクトルを割り当てる論理部と、
    を有する装置。
  2. 前記第1動作モードは対のないスペクトルでの動作を含み、前記第2動作モードは対のあるスペクトルでの動作を含む請求項1記載の装置。
  3. 前記第1動作モードはダウンリンクだけの伝送を含み、前記第2動作モードは周波数分割複信(FDD)方式のアップリンク動作を含む請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記第1動作モードは、ブロードキャストTVダウンリンク伝送を含む請求項3記載の装置。
  5. 割り当てられた前記一時的ガードバンドの帯域幅は、サービスと1つ以上の周波数キャリアとの対応関係に基づいて事前に決定されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の装置。
  6. 割り当てられた前記一時的ガードバンドの帯域幅は、対のないチャネル帯域幅の整数倍に設定されている請求項2乃至5の何れか1項に記載の装置。
  7. 前記第1動作モードをサポートする第1スペクトルバンド内で、少なくとも部分的に落ち込む帯域幅特性を、前記一時的ガードバンドが有する請求項1乃至6の何れか1項に記載の装置。
  8. 割り当てられた前記一時的ガードバンドの帯域幅は、前記第1スペクトル部分の整数倍に設定されている請求項1乃至7の何れか1項に記載の装置。
  9. 前記第2動作モードをサポートする第2スペクトルバンド内で、少なくとも部分的に落ち込む帯域幅特性を、前記一時的ガードバンドが有する請求項5又は6に記載の装置。
  10. 前記無線通信装置にメッセージを送信する送信機を更に有し、前記メッセージは、前記無線通信装置が前記一時的ガードバンド内で送信することを制限する指示を含む請求項1乃至9の何れか1項に記載の装置。
  11. 無線通信システム内でスペクトルを割り当てる前記論理部が、少なくとも1つの別の無線通信装置による使用に備えて、前記一時的ガードバンドの一部分を再割当可能である請求項1乃至10の何れか1項に記載の装置。
  12. 前記無線通信装置から第1信号を受信する受信機を更に有し、前記第1信号は、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で前記無線通信装置が同時に動作することを求めるリクエストを含む請求項1乃至12の何れか1項に記載の装置。
  13. 前記第1信号を受信する前記受信機が、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するための前記無線通信装置からの黙示的なリクエストを確認する論理部を有する請求項12記載の装置。
  14. 前記第1信号を受信する前記受信機は、サービスを求める前記無線通信装置からのリクエストを確認する論理部を有する請求項12又は13に記載の装置。
  15. リクエストされたサービスはブロードキャストサービスを含む請求項14記載の装置。
  16. 前記第1信号を受信する前記受信機は、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作する前記無線通信装置から明示的なリクエストを確認する論理部を有する請求項12記載の装置。
  17. 前記無線通信装置から所望の一時的ガードバンドの指示を求めるリクエストを、前記無線通信装置に送信することの可能な送信機を更に有する請求項1乃至16の何れか1項に記載の装置。
  18. 前記無線通信装置から所望の一時的ガードバンドの指示を受信する論理部を更に有する請求項17記載の装置。
  19. 少なくとも1つの暗号化パラメータを前記無線通信装置に送信する送信機を更に有し、前記第1動作モードの際は第1スペクトル部分で及び前記第2動作モードの際は同時に第2スペクトル部分で動作することを前記無線通信装置に指示する請求項1乃至18の何れか1項に記載の装置。
  20. 第1オペレータ及び第2オペレータには、前記一時的ガードバンドの一方端又は双方の端部に共用のスペクトルが割り当てられている請求項1乃至19の何れか1項に記載の装置。
  21. 前記第1オペレータが、前記第2オペレータに割り当てられているスペクトルを利用する請求項20記載の装置。
  22. 前記第1オペレータ及び前記第2オペレータのスペクトル割当が集約され、集約されたスペクトルの少なくとも一部が各オペレータで共有される請求項20又は21に記載の装置。
  23. 集約されたスペクトルの少なくとも一部が、共有コンテンツを提供するように共有される請求項22記載の装置。
  24. 前記共有コンテンツが、共有のTVチャネルを有する請求項23記載の装置。
  25. 集約され共有されるスペクトルが、周波数分割複信(FDD)方式のアップリンク(UL)割当に隣接する対のないスペクトルを含む請求項22乃至23の何れか1項に記載の装置。
  26. 少なくとも第1動作モード及び第2動作モードを同時にサポートする無線通信システムでスペクトルアクセスを可能にする方法であって、
    前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するために前記無線通信装置に必要なスペクトルの比率を決定するステップと、
    前記第1動作モードで動作する前記無線通信装置用の第1スペクトル部分と、前記第2動作モードで同時に動作する前記無線通信装置用の第2スペクトル部分との間に一時的ガードバンドを割り当てることで、無線通信システム内でスペクトルアクセスを可能にするステップと、
    を有する方法。
  27. 前記第1動作モードは対のないスペクトルでの動作を含み、前記第2動作モードは対のあるスペクトルでの動作を含む請求項26記載の方法。
  28. 前記第1動作モードはダウンリンクだけの伝送を含み、前記第2動作モードは周波数分割複信(FDD)方式のアップリンク動作を含む請求項26又は27に記載の方法。
  29. 前記第1動作モードは、ブロードキャストTVダウンリンク伝送を含む請求項26乃至28の何れか1項に記載の方法。
  30. 前記一時的ガードバンドの帯域幅の割当は、サービスと1つ以上の周波数キャリアとの対応関係に基づいている請求項26乃至29の何れか1項に記載の方法。
  31. 前記一時的ガードバンドの帯域幅の割当は、対のないチャネル帯域幅の整数倍である一時的ガードバンドの帯域幅を割り当てることを含む請求項26乃至30の何れか1項に記載の方法。
  32. 前記一時的ガードバンドの帯域幅の割当は、前記第1動作モードをサポートする第1スペクトルバンド内で、少なくとも部分的に落ち込む特性の帯域幅を割り当てることを含む請求項26乃至31の何れか1項に記載の方法。
  33. 前記一時的ガードバンドの帯域幅の割当は、前記第1スペクトル部分の整数倍に帯域幅を割り当てることを含む請求項26乃至32の何れか1項に記載の方法。
  34. 前記一時的ガードバンドの帯域幅の割当は、前記第2動作モードで動作する第2スペクトルバンド内で、少なくとも部分的に落ち込む特性の帯域幅を割り当てることを含む請求項30又は31に記載の方法。
  35. 前記無線通信装置にメッセージを送信し、前記無線通信装置が前記一時的ガードバンド内で送信することを制限することを指示する請求項26乃至34の何れか1項に記載の方法。
  36. 無線通信システム内でスペクトルアクセスを可能にすることが、少なくとも1つの別の無線通信装置による使用に備えて、前記一時的ガードバンドの一部分を再割当することを含む請求項26乃至35の何れか1項に記載の方法。
  37. 前記無線通信装置から第1信号を受信するステップを更に有し、前記第1信号は、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で前記無線通信装置が同時に動作することを求めるリクエストを含む請求項26乃至36の何れか1項に記載の方法。
  38. 前記第1信号を受信するステップが、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するための前記無線通信装置からの黙示的なリクエストを受信するステップを有する請求項37記載の方法。
  39. 前記第1信号を受信するステップが、サービスを求める前記無線通信装置からのリクエストを受信するステップを有する請求項37又は38に記載の方法。
  40. リクエストされたサービスはブロードキャストサービスを含む請求項39記載の方法。
  41. 前記第1信号を受信するステップは、前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作する前記無線通信装置から明示的なリクエストを確認するステップを有する請求項37乃至40の何れか1項に記載の方法。
  42. 前記無線通信装置から所望の一時的ガードバンドの指示を求めるリクエストを、前記無線通信装置に送信するステップを更に有する請求項26乃至41の何れか1項に記載の方法。
  43. 前記無線通信装置から所望の一時的ガードバンドの指示を受信するステップを更に有する請求項42記載の方法。
  44. 少なくとも1つの暗号化パラメータを前記無線通信装置に送信し、前記第1動作モードの際は第1スペクトル部分で及び前記第2動作モードの際は同時に第2スペクトル部分で動作することを前記無線通信装置に指示するステップを更に有する請求項26乃至43の何れか1項に記載の方法。
  45. 第1オペレータ及び第2オペレータには、前記一時的ガードバンドの一方端又は双方の端部に共用のスペクトルが割り当てられるようにする請求項26乃至44の何れか1項に記載の方法。
  46. 前記第1オペレータが、前記第2オペレータに割り当てられているスペクトルを利用する請求項45記載の方法。
  47. 前記第1オペレータ及び前記第2オペレータのスペクトル割当を集約し、集約されたスペクトルの少なくとも一部を各オペレータで共有するステップを更に有する請求項45又は46に記載の方法。
  48. 集約されたスペクトルの共有される少なくとも一部で共有コンテンツを提供するステップを更に有する請求項47記載の方法。
  49. 前記共有コンテンツが、共有のTVチャネルを有する請求項48記載の方法。
  50. 集約され共有されるスペクトルが、周波数分割複信(FDD)方式のアップリンク(UL)割当に隣接する対のないスペクトルを含む請求項47乃至49の何れか1項に記載の方法。
  51. 少なくとも第1動作モード及び第2動作モードで同時に通信可能な無線通信装置であって、
    第1スペクトル部分での第1動作モード及び第2スペクトル部分での第2動作モード双方で同時に送信及び受信を行うことの可能なトランシーバと、
    前記第1スペクトル部分及び前記第2スペクトル部分の間に割り当てられる一時的ガードバンドを収容するように、前記トランシーバの動作周波数を調整する論理部と、
    を有する無線通信装置。
  52. 前記トランシーバに動作可能に結合され、所望の一時的ガードバンドを決定する論理部を更に有し、前記論理部は、前記第1動作モード及び前記第2動作モードをサポートする無線通信システム内のスペクトル割当論理部へ、前記所望の一時的ガードバンドの指示を当該無線通信装置から送信可能である請求項51記載の無線通信装置。
  53. 当該無線通信装置は、加入者無線通信装置である請求項52記載の無線通信装置。
  54. 当該無線通信装置は、基地局である請求項51記載の無線通信装置。
  55. 少なくとも第1動作モード及び第2動作モードで同時に通信する無線通信システムにおける方法であって、
    第1スペクトル部分での第1動作モード及び第2スペクトル部分での第2動作モード双方で同時に送信及び受信を行うステップと、
    前記第1スペクトル部分及び前記第2スペクトル部分の間に割り当てられる一時的ガードバンドを収容するように、前記第1スペクトル部分及び前記第2スペクトル部分で同時に送信及び受信する動作周波数を調整するステップと、
    を有する方法。
  56. 少なくとも第1動作モード及び第2動作モードを同時にサポート可能な通信システムであって、
    前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するために無線通信装置に必要なスペクトルの割合を決定する論理部と、
    当該無線通信システム内でスペクトルアクセスを可能にする論理部と、
    前記第1動作モードで動作する前記無線通信装置用の第1スペクトル部分と、前記第2動作モードで同時に動作する前記無線通信装置用の第2スペクトル部分との間に一時的ガードバンドを割り当てる論理部と、
    を有する通信システム。
  57. 無線通信システムでスペクトルを割り当てるために実行可能なプログラムコードを有するコンピュータプログラムであって、
    前記第1動作モード及び前記第2動作モード双方で同時に動作するために無線通信装置に必要なスペクトルの割合を決定させるステップと、
    前記第1動作モードで動作する前記無線通信装置用の第1スペクトル部分と、前記第2動作モードで同時に動作する前記無線通信装置用の第2スペクトル部分との間に一時的ガードバンドを割り当てることで、前記無線通信システム内でスペクトルアクセスを可能にするステップと、
    を実行させるコンピュータプログラム。
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