JP2009531076A - 上顎洞挙上術のためのインプラントドリル - Google Patents
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Abstract
本発明は、上顎洞内膜の損傷無しで、容易で、かつ簡便に上顎骨を穿孔できるので、上顎洞の挙上を容易に術式できるようにし、インプラント植立のための上顎骨の穿孔部位を拡張できるようにする上顎洞挙上術のためのインプラントドリルに関するものであって、胴体にシャンク部を具備した中心軸が設けられて歯科用一般ハンドピースに装着されるインプラントドリルにおいて、上記胴体に弾力的に設置されて出没する突出部材、または胴体の回転から自由な挙上部材を含む上顎洞挙上術のためのインプラントドリルを介在する。
【選択図】 図4
【選択図】 図4
Description
本発明は、歯科用インプラントドリルに関し、より詳しくは、上顎洞内膜の損傷無しで、容易で、かつ簡便に上顎骨を穿孔できるので、上顎洞の挙上を容易に術式できるようにし、インプラント植立のための上顎骨の穿孔部位を拡張できるようにする上顎洞挙上術のためのインプラントドリルに関する。
最近、歯科では人工歯牙を植立するインプラント術式が速く普及されている。
しかしながら、患者の相当数はインプラントを施術し難い口腔構造を持っていて、施術に困難性を体験するようになり、一部の医者達はこのような患者を忌避するようになる。
特に、上顎洞が位置した旧歯部での残存骨が足りないでインプラントを植立し難い場合に多くの困難を経験するようになるが、このような場合、上顎洞内膜を挙上させて空間を形成した後、確保された空間に骨移植をし、ここにインプラントを埋植する方法を利用するようになり、これは垂直接近法と側方接近法、2種類に分けられる。
まず垂直接近法は、インプラント施術部位に残存骨がある程度確保された時(残存骨の厚み4mm以上)の方法であって、上顎洞内膜に損傷が生じないようにオステオトーム(鑿と槌)という器具で上顎骨を数回叩いて直径2〜3mmの孔をあけた後、孔を通じて移植骨を少しずつ入れる方式であり、これは施術部位が狭くて、施術後、患者から浮腫の発生が少ないという長所があるが、施術過程で上顎洞内膜を直接見ることができないので、その過程をX線で確認しながら非常に用心深く作業を進行するようになるので、施術時間を長く必要とし、施術過程での打撃により患者に相当な不快感が伴われる問題があった。
次に、側方接近法はインプラント施術部位の残存骨が非常に足りない時(残存骨の厚み4mm以下)の方法であって、上顎洞の側面に孔(Windows)を形成して上顎洞内膜を挙上させた後、これを通じて骨移植を行う方式であり、これは施術中に上顎洞内膜を直接見ながら持ち上げることができるので、上顎洞内膜に損傷が発生する場合が少ないだけでなく、もし損傷が発生するとしても後処理が可能であり、一度に希望する量の骨移植材を早く入れることができるので、迅速な進行が可能であるという長所があるが、施術自体が難しくて、大きな弁膜を形成しなければならないので、施術後にひどい浮腫が発生する問題があるので、このような術式を忌避している実状である。
一方、最近は上記の方法と共に、図1及び図2に示すような一般インプラント用ドリル及びトレフィンドリルを用いた上顎洞挙上術が研究されているが、インプラント用ドリルによる術式は患者の拒否感が少なくて、容易で、かつ速い時間に上顎骨の穿孔が可能な長所はありえるが、ドリル刃回転により上顎骨の穿孔が完了する瞬間、ドリル刃の先端が上顎洞内膜と接触することを遮断すべき手段が設けられていないので、上顎洞内膜がドリル刃の先端により裂けたり巻込まれる現象を避けられなくて、上顎洞内膜に損傷が発生するので、現在としてはドリルを用いた上顎洞挙上術は殆ど不可能な状態ということができる。
本発明は、上記のような実状を勘案して案出したものであって、上顎洞内膜の損傷無しで、容易で、かつ簡便に上顎骨を穿孔できて、上顎洞挙上術を容易に進行することができるようにする上顎洞挙上術のためのインプラントドリルを提供することをその目的とする。
また、本発明の他の目的は、上顎洞内膜の損傷無しで、容易で、かつ簡便にインプラント植立のための上顎骨の穿孔部位を拡張できるようにする上顎洞挙上術のためのインプラントドリルを提供することにある。
また、本発明の更に他の目的は、このようなインプラントドリルで上顎骨を穿孔するための位置を事前に容易に把握できるだけでなく、把握された人工歯牙のサイズ及び人工歯根の植立位置を施術部位に視覚的に表示できるようにするインプラントドリルを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の一態様による上顎洞挙上術のためのインプラントドリルは、円筒形胴体の外周面にカッティング溝が形成され、シャンク部を具備した中心軸が設けられて、歯科用一般ハンドピースに装着されるインプラントドリルにおいて、上記胴体に弾力的に設置されて、ドリル端部から長手方向に出没する突出部材を含んでなされる。
この際、上記突出部材の先端はラウンディング処理され、突出部材は上記胴体に長手方向に形成された貫通孔の内部にスプリングにより支持されるように挿入されることが好ましい。
そして、上記突出部材にはストップ棒が備えられて、ドリルの内部に挿入される深さが一定に調節されることが好ましい。
そして、上記突出部材には段部が形成され、貫通孔には内段部が形成されて、上記段部と内段部とが噛み合って突出部材が貫通孔から離脱しないようにしたことが好ましい。
また、上記胴体の外周面にはフランジが備えられて、ドリルが挿入される長さが一定に調節されることが好ましい。
また、上記胴体の外周面にはドリルが挿入される長さをより短く調節し、その長さだけ挿入された時、衝撃を吸収するための衝撃吸収体を付加的に有することが好ましい。
本発明の他の態様による上顎洞挙上術のためのインプラントドリルは、管状胴体の端部にカッティング溝が形成され、シャンク部を具備した中心軸が設けられて、歯科用一般ハンドピースに装着されるインプラント用トレフィン(trephine)ドリルにおいて、上記管状胴体に弾力的に設置されて、端部のカッティング溝の中央から長手方向に出没する突出部材を含んでなされる。
この際、上記突出部材は、上記管状胴体の内部にスプリングにより支持されるように挿入され、かつ上記突出部材には段部が形成され、管状胴体の内部には内段部が形成されて、上記段部と内段部とが噛み合って突出部材が管状胴体の内部から離脱しないようにしたことが好ましい。
そして、上記胴体の外周面にはフランジが備えられてドリルが挿入される長さが一定に調節されることが好ましい。
また、上記胴体の外周面にはドリルが挿入される長さをより短く調節し、その長さだけ挿入された時、衝撃を吸収するための衝撃吸収体を付加的に有することが好ましい。
また、本発明の更に他の態様による上顎洞挙上術のためのインプラントドリルは、テーパー付けた円筒形胴体の外周面にカッティング溝が形成され、シャンク部を具備した中心軸が設けられて歯科用一般ハンドピースに装着されるインプラントドリルにおいて、上記胴体のドリルの端部にドリルの回転から自由に設置された挙上部材を含んでなされる。
この際、上記挙上部材の先端はラウンディング処理され、上記挙上部材は両広中狭型からなって、中央部分がドリル端部でヒンジ結合をなしながら、一端はドリルの外部に位置し、他端は内部に位置したままにドリルの回転から自由なものが好ましい。
そして、上記挙上部材のドリルの内部に位置した他端は円錐形でなされて、尖っている端部がドリルの内部で支持されることが好ましい。
また、上記テーパー付けた円筒形胴体の外周面にはフランジが備えられてドリルが挿入される長さが一定に調節されるものが好ましい。
また、本発明の更に他の態様による上顎洞挙上術のためのインプラントドリルは、歯科用ハンドピースへの装着のためのシャンク部を具備する連結軸と、上記連結軸が固定設置される円筒形胴体からなり、かつ上記連結軸は胴体の上段の中心部に垂直に設けられ、上記胴体はその下段に一定深さの凹溝が形成されて、凹溝縁上に連続するの鋸歯形態の環状刃が設けられ、凹溝中心部に垂直方向に設置されるドリル刃が設けられることを特徴としてなされる。
この際、上記胴体はその凹溝の深さが環状刃の高さ以上であり、その中心部に設けられたドリル刃の下段は環状刃の下段以上に突出されることが好ましい。
また、上記胴体はおおよそ成人歯牙の幅でなされ、かつその幅の差等によって、ミニ型、レギュラー型、ワイド型が設けられて、選別的に使われることが好ましい。
本発明に係る上顎洞挙上術のためのインプラントドリルは、ドリル刃が上顎骨を完全に貫通する瞬間、突出部材の先端が前進しながら上顎洞内膜を持ち上げることになるので、ドリル刃が上顎洞内膜に接近することを源泉的に遮断できるようにするので、ドリル刃により上顎洞内膜が損傷される場合がないので、容易で、かつ簡便に上顎骨挙上術を行うことができるようにする。
また、本発明に係る上顎洞挙上術のためのインプラントドリルは、テーパーをなすドリル刃の先端が上顎骨の既存の穿孔部に挿入されながら、先端に比べて大きい直径を持つドリル刃の胴体が穿孔部位をより拡張するようになるものであり、ドリル刃の先端に比べて突出された挙上部材の下部支持体がドリル刃が上顎洞内膜に至る前に上顎洞内膜を持ち上げるようになるので、ドリル刃の先端が上顎洞内膜に接近することを源泉的に遮断することができるので、熟練していない者でもドリル刃により上顎洞内膜を損傷させる場合無しで、容易で、かつ簡便に上顎骨の穿孔部位を拡張できるようになる。
また、本発明に係る更に他の上顎洞挙上術のためのインプラントドリルは、ハンドピースに装着されて回転しながら施術部位に環状刃とドリル刃の挿入による表示を残すことになり、これを通じて人工歯牙の幅と人工歯根の植立位置を容易に把握できるようにするので、施術者がこれを視覚的に確認した以後に施術に臨むことができるので、患者別の口腔構造により適したインプラント術式を行うことができるようになる。
以下、添付図面に基づいて本発明に係る実施形態を詳細に説明すると次の通りである。
図3乃至図8は、本発明の一実施形態に従う上顎洞挙上術のためのインプラントドリルを説明するための図である。
図3に示すように、本発明による上顎洞挙上術のためのインプラントドリルAは、大別して、連結体110と、ドリル刃120と、突出部材130とが結合されてなされる。
連結体110は、直径4−5mm内外の円板型のものであって、その下部面に自体の外径より小さな外径を持つ円形係止枠111が形成されたものであり、その上部中心にシャンク部112aを具備した中心軸112が設けられたものであり、ドリル刃120は連結体110に比べてその直径が多少小さな直径3mm内外の円筒形のものであって、胴体120’の外周面に螺旋形カッティング溝121が形成されたものであり、垂直方向中心部に、上・下に繋がる直径2mm内外の貫通孔122が形成されたものであり、突出部材130はドリル刃120の貫通孔122の直径と等しいか小さな直径を持つ円形棒形態のものであって、その先端がラウンディング処理されたものであり、その他端にはストップ棒133が所定長さ突出されると共に、ストップ棒133の外部を覆いかぶせるスプリング132と接する形態のものであるので、スプリング132の弾性により一定範囲内で前・後進可能なものである。
ここで、突出部材130はドリル刃120の貫通孔122に内蔵設置されるが、図4に示すように、ラウンディング処理された先端がドリル刃120の下段の外部に表れるように設置され、反対の他端にスプリング132が位置し、上記スプリングは連結体により支持される。
そして、突出部材130が内蔵設置されたドリル刃120は、その上段に連結体110の係止枠111が結合されて連結体110と一体化されるが、ドリル刃120の上段に連結体110の係止枠111が結合される方式は、ねじ結合方式、熔接方式など、どの方式を使用しても関わらず、これは一定水準以上の締結力が保証されることを前提とする。
上記のような本発明により上顎骨を穿孔する過程は、図5乃至図8に図示されたような順序でなされ、これを詳細に説明すると次の通りである。
まず、連結体110のシャンク部112aを歯科用ハンドピース駆動部に装着して、電源印加時、ドリルAの全体が回転できるようにした状態で、図5に図示されたように、ドリル刃120の先端が施術部上に接近するようにする。
上記の状態で施術者が力を加えてドリル刃20の先端が施術部位に密着するようにした後、ハンドピースに電源を印加してドリルAを回転させると、図6に示すように、ドリル刃120の前方に一部表れていた突出部材130は上顎骨140との接触によりその後方に位置したスプリング132が圧着されながら後に押されるようになるので、突出部材130を覆いかぶせているドリル刃の先端が上顎骨140を食い込んで穿孔がなされるようになる。
この際、突出部材130が所定長さ後に押されると、ストップ棒133が連結体110に触れることになるにつれて、突出部材130が挿入される長さが一定に調節されて突出部材130の先端に骨粉が挟まることを防止する。
上顎骨140の穿孔が完了してドリル刃120の先端が空いている空間を覆いかぶせている形態の上顎洞内膜150に至る瞬間、突出部材130を押さえていた上顎骨140による圧力が瞬間的に解除されるので、図7に示すように、突出部材130はスプリング132の弾性により前方に突出しながら上顎洞内膜150を空いている空間に持ち上げるようになるので、骨移植材を投入できる空間を容易に確保することができるようになる。
ここで、突出部材130がドリル刃20の貫通孔122の内部から突出して上顎洞内膜150と接する間に突出部材130の先端が上顎洞内膜150を損傷させる恐れがあることができるが、本発明では突出部材130の先端をラウンディング処理したので、突出部材130の先端により上顎洞内膜150が損傷されることを防止できるようになり、この際、突出部材130には長手方向の中間に段部131が形成されており、ドリル刃120の貫通孔122の長手方向の中間に内段部122aが形成されているので、段部131と内段部122aとの噛合いにより突出部材130は貫通孔122の内部から離脱されず、かつ突出部材130の突出程度が一定範囲の以内でなされることができるようになる。
一方、ドリル刃120が上顎骨140を穿孔し、突出部材130が上顎洞内膜150を持ち上げた以後にも施術者はドリルAを押している状態であるので、施術者が力を加える方向、即ち、上顎洞に向けてドリル刃120が更に進行することができるが、図8に示すように、ドリル刃120が更に進行するとしても、ドリル刃120より大きい直径を持つ連結体110が穿孔始発点の周りの上顎骨140にかかることになるので、これ以上の進行はなされることができないので、ドリル刃120が上顎骨140の内部に挿入される程度を制限することができる。
必要によってはドーナッツ型の衝撃吸収体をドリル刃120の外径に装着することによって、ドリル刃120が上顎骨140の内部に挿入される長さをより短く調節し、その長さだけ挿入された時、上顎骨140による衝撃を吸収するようにすることができ、このような衝撃吸収体としては、例えば図4で図示されたゴムリング160でも十分可能である。
一方、本発明に係るドリル刃120は、必ず螺旋形である必要はないし、一例として図9に示すように、平行に形成されてもよい。
図10乃至図16は、本発明の他の実施形態に従う上顎洞挙上術のためのインプラントドリルを説明するための図である。
図10に示すように、本発明による上顎洞挙上術のためのインプラント用トレフィン(trephine)ドリルBは、大別して、連結体210と、ドリル刃220と、突出部材230とが結合されてなされる。
トレフィンドリルは円形で穿孔する通常のドリルと異なり、管状端部のみに円形のカッティング溝が備えられて穿孔することになるので、カッティング溝の中央部分には対応する円形の自家骨を抽出できるようにするためのものである。
連結体210は、直径4−5mm内外の円板型のものであって、その下部面に自体の外径より小さな外径を持つ円形係止枠211が形成されたものであり、その上部中心にシャンク部212aを具備した中心軸212が設けられたものであり、ドリル刃220は連結体210に比べてその直径が多少小さな直径3mm内外の管状のものであって、その管状胴体220’の端部に鋸歯カッティング溝221が円形で形成されたものであり、垂直方向の中心部に上・下に繋がる直径2mm内外の貫通孔222が形成されたものであり、突出部材230はドリル刃220の貫通孔222の直径と等しいか小さな直径を持つ円形棒形態のものであって、その先端がラウンディング処理されたものであり、その他端にはスプリング232と接する形態のものであるので、スプリング232の弾性により一定範囲以内で前・後進可能なものである。
ここで、突出部材230はドリル刃220の貫通孔222に内蔵設置されるが、図11に示すように、ラウンディング処理された先端がドリル刃220の下段外部に表れるように設置され、反対の他端にスプリング232が位置し、上記スプリングは連結体により支持される。
そして、突出部材230が内蔵設置されたドリル刃220は、その上段に連結体210の係止枠211が結合されて連結体210と一体化されるが、ドリル刃220の上段に連結体210の係止枠211が結合される方式は、ねじ結合方式、熔接方式など、どの方式を使用しても関わらず、これは一定水準以上の締結力が保証されることを前提とする。
上記のような本発明により上顎骨を穿孔し、自家骨を採取する過程は、図12乃至図15に図示されたような順序でなされ、これを詳細に説明すると次の通りである。
まず、連結体210のシャンク部212aを歯科用ハンドピース駆動部に装着して電源印加時、ドリルBの全体が回転できるようにした状態で、図12に示すように、ドリル刃220の先端が施術部位に接近するようにする。
上記の状態で施術者が力を加えてドリル刃220の先端が施術部位に密着するようにした後、ハンドピースに電源を印加してドリルBを回転させると、図13に示すように、ドリル刃220の前方に一部表れていた突出部材230は上顎骨240との接触によりその後方に位置したスプリング232が圧着されるにつれて後に押されることになるので、突出部材230を覆いかぶせているドリル刃の先端が上顎骨240を食い込んで穿孔がなされるようになるものであり、上顎骨240の穿孔が完了してドリル刃220の先端が空いている空間を覆いかぶせている形態の上顎洞内膜250に至る瞬間、突出部材230を押さえていた上顎骨240による圧力が瞬間的に解除されるので、図14に示すように、突出部材230はスプリング232の弾性により前方に突出されながら採取された自家骨を押しながら上顎洞内膜250を空いている空間に持ち上げるようになるので、骨移植材が投入できる空間を容易に確保できるようになる。
ここで、突出部材230がドリル刃220の貫通孔222の内部から突出されて、上顎洞内膜250と接する間に突出部材230の先端が上顎洞内膜250を損傷させる恐れがあることができるが、本発明では突出部材230の先端をラウンディング処理したので、突出部材230の先端により上顎洞内膜250が損傷されることを防止できるようになり、この際、突出部材230には長手方向の中間に段部231が形成されており、ドリル刃220の貫通孔222の長手方向の中間に内段部222aが形成されているので、段部231と内段部222aとの噛合いにより突出部材230は貫通孔222の内部から離脱せず、かつ、突出部材230の突出程度が一定範囲以内でなされることができるようになる。
一方、ドリル刃220が上顎骨240を穿孔し、突出部材230が上顎洞内膜250を持ち上げた以後にも施術者はドリルBを押している状態であるので、施術者が力を加える方向、即ち、上顎洞に向けてドリル刃220が更に進行できるが、図15に示すように、ドリル刃220が更に進行するとしてもドリル刃220より大きい直径を持つ連結体210が穿孔始発点の周りの上顎骨240にかかることになるので、これ以上の進行はなされることができないので、ドリル刃220が上顎骨240の内部に挿入される程度を制限することができるようになる。
必要によってはドーナッツ型の衝撃吸収体をドリル刃220の外径に装着することによって、ドリル刃220が上顎骨240の内部に挿入される長さをより短く調節し、その長さだけ挿入された時、上顎骨240による衝撃を吸収するようにすることができる。
衝撃吸収体としては、例えば図17に図示されたゴムリング260でも十分可能であり、より複雑な構造を持つ図16に図示されたスプリング装置270でも可能である。スプリング装置270はドーナッツ状のハウジング271の内部にコイルスプリング272が介されてなされるものである。
図18乃至図23は、本発明の更に他の実施形態に従う上顎洞挙上術のためのインプラントドリルを説明するための図である。
図18は、本発明の更に他の実施形態に従う上顎洞挙上術のためのインプラントドリルの斜視図であり、図示されたように、本発明の更に他の実施形態による上顎洞挙上術のためのインプラントドリルCは、大別して、連結体310と、ドリル刃320と、挙上部材330とが結合されてなされる。
連結体310は、直径4−5mm内外の円板型のものであって、その下部面に自体の外径より小さな外径を持つ円形係止枠311が形成されたものであり、その上部中心にシャンク部312aを具備した中心軸312が設けられたものであり、ドリル刃320は連結体310に比べてその直径が多少小さな直径3.8mm内外の円筒形のものであって、その下段の直径が小さく形成されて下部にテーパーをなすものであり、胴体320’の外周面に螺旋形カッティング溝321が形成されたものであり、垂直方向の中心部の上・下に繋がる2段の貫通孔322が形成されたものである。
そして、挙上部材330は亜鈴形態のものであって、上段に円錐形の上部支持体331が形成されたものであり、下段にラウンディング処理された下部支持体332が結合されたものである。
ここで、挙上部材330はドリル刃320の貫通孔322に内蔵設置されるが、図19に示すように、ラウンディング処理された下部支持体332がドリル刃320の下段の外部に表れるように設置され、上部支持体331は2段でなされた貫通孔322の上部に位置することになり、上部支持体331の下段が貫通孔322の内段322aにかかる形態になるので、挙上部材330は貫通孔322の内部から離脱しない状態で結合可能なものである。
そして、挙上部材330が内蔵設置されたドリル刃320は、その上段に連結体310の係止枠311が結合されて連結体310と一体化されるが、ドリル刃320の上段に連結体310の係止枠311が結合される方式は、ねじ結合方式、熔接方式など、どの方式を使用しても関わらず、これは一定水準以上の締結力が保証されることを前提とする。
上記のような本発明により既存の上顎骨340の穿孔部位を拡張する過程は、図20乃至図23に図示されたような順序でなされ、これを詳細に説明すると次の通りである。
まず、連結体310のシャンク部312aを歯科用ハンドピース駆動部に装着して、電源印加時、ドリルCの全体が回転できるようにした状態で、図20に示すように、挙上部材330の下部支持体332が施術部位に接近するようにする。
上記の状態で施術者が力を加えてドリル刃320の先端が施術部位に密着するようにした後、ハンドピースに電源を印加してドリルCを回転させると、図21に示すように、ドリル刃320の前方の下部支持体332とテーパー付けたドリル刃320の先端が穿孔部位に挿入されながらドリル刃320の胴体320’が穿孔部位の周りを剃り落としながら拡張がなされることになるが、通常、上顎骨穿孔の直径は3mm内外であるので、本発明ではドリル刃320の先端を上顎骨穿孔直径と同一な3mm内外にしたし、ドリル刃320の胴体320’は穿孔部位を拡張できるものでなければならないので、これより直径が大きい3.8mmにした。
一方、上顎骨340の穿孔部位の全体に亘って拡張がなされるためには、ドリル刃320の胴体が既存の穿孔部位を完全に貫通しなければならないが、本発明でのドリル刃320の先端には挙上部材330の下部支持体332が位置するので、ドリル刃320より下部支持体332が先んじながら上顎洞内膜350と接する瞬間から図22に図示されたように、上顎洞内膜350を空いている空間に持ち上げることになるので、ドリル刃320が穿孔部位を完全に貫通しても上顎洞内膜350が損傷されることを防止できるようになる。
ここで、挙上部材330の先端、即ち、下部支持体332が上顎洞内膜350と接する間に上顎洞内膜350を損傷させる虞があることができるが、本発明では下部支持体332をラウンディング処理したので、下部支持体332により上顎洞内膜350が損傷されることを防止できるようになり、下部支持体332が上顎洞内膜350に当接する瞬間、挙上部材330は上顎洞内膜350の抵抗により後方に若干押されながら円錐形上部支持体331の頂部が連結体332の底面に当接することになるが、これは接する面積が極小であるからドリル刃332の回転に関わらず、挙上部材330を支持できることになるものであり、挙上部材330自体の回転がないので、上顎洞内膜350と接する挙上部材330の回転により上顎洞内膜350が損傷されることを防止することができる。
一方、ドリル刃320が上顎骨340の穿孔部位を完全に貫通して拡張が完了した以後にも施術者はドリルCを押している状態であるので、施術者が力を加える方向、即ち、上顎洞に向けてドリル刃320が更に進行できるが、図23に示すように、ドリル刃320がさらに進行するとしてもドリル刃320の胴体321より大きい直径を持つ連結体310が拡張がなされた穿孔の入口にかかることになるので、これ以上のドリル刃320の進行はなされることができなくて、ドリル刃320が上顎骨340の内部に挿入される程度を制限できるようになる。
図24乃至図28は、前述したインプラントドリルで上顎骨を穿孔する前に人工歯牙のサイズ及び人工歯根の植立位置を施術部位に視覚的に表示するための本発明の更に他の上顎洞挙上術のためのインプラントドリルを説明するための図である。
図24及び図25に示すように、本発明に係る上顎洞挙上術のためのインプラントドリルDは連結軸410と胴体420とからなる。
連結軸410は所定長さの棒形態のものであって、その上段に歯科用ハンドピース430への装着のためのシャンク部411が設けられたものであり、その下段が胴体420の上段中央部に固定されたものである。
そして、胴体420は所定高さの円筒形のものであって、その下段に一定深さの凹溝421が形成されて、凹溝421の縁に連続する鋸歯形態の環状刃422が設けられたものであり、その中央部に垂直方向に設置されたドリル刃423が設けられ、外径には多数個の孔424が形成されたものである。
この際、凹溝421の深さは環状刃422の高さ以上に形成されることが好ましくて、ドリル刃423の下段は環状刃422の下段から一部突出される程度の高さを持つことが好ましい。
一方、本発明での胴体420は、その幅がおおよそ成人の歯牙幅(10mm内外)程度でなされるものであり、これはその幅に微細な差等を置いて、ミニ型、レギュラー型、ワイド型でそれぞれ設けられて、選別的に使用できるものであり、胴体420のサイズに関わらず、ドリル刃423の厚みは略2mm内外でなされる。
上記のような本発明は、図26に示すように、連結軸410の上段のシャンク部411を歯科用ハンドピース430のヘッド431に装着して使用するものであり、ハンドピース430が駆動されることによって、連結軸410を含む胴体420の回転がなされるようになる。
本発明がハンドピース430に装着された状態で施術部位、即ち、上顎骨に密着されて回転することになると、図27に示すように、ドリル刃423の先端及び環状刃422の先端が上顎骨440を食い込むことになり、これによって上顎骨440上には特定の形態のマーキング(a)が残ることになる。
図28は、本発明によるマーキング状態を示す平面図であって、図面上に示すように、本発明により歯槽骨440上に表示されるマーキング(a)は環状刃挿入溝422aとドリル刃挿入溝423aとが区分されて残ることになる。
この際、環状刃の挿入溝422aは人工歯牙のサイズを把握する手段になるものであり、ドリル刃の挿入溝423aは人工歯根の植立位置を把握する手段になるところ、施術者はこれを通じて被施術者の口腔条件に適した人工歯牙のサイズ及び人工歯根の植立位置を把握できるようになり、マーキングを通じて胴体420に残っている骨粉は孔424を通じて容易に取り出した後、施術にリサイクルできるようにする。
これを詳細に説明すると、次の通りである。
残存する既存歯牙450の間の上顎骨440に本発明を通じてマーキング(a)を残し、かつ、一側の既存歯牙450と最初のマーキング(a)の一側が隣接するようにし、以後のマーキング(a)は以前のマーキング(a)と互いに重畳したり間隔が発生しないようにマーキング作業を行う。
上記の過程において、最初のマーキング(a)のための胴体420は隣接する既存歯牙450のサイズを考慮して、ミニ型、レギュラー型、ワイド型のうち、どれか1つを選別して使用するようになり、最後のマーキング(a)に使われる胴体420は以前のマーキング(a)と他側の既存歯牙450との間の空間に密着受容できる程度の幅を持つ胴体420を使用するようになる。
仮に、既存の歯牙450の間に表示されるマーキング(a)がレギュラー型、レギュラー型の順であれば、移植される人工歯牙はレギュラー型胴体420の幅に該当する人工歯牙を連続して移植すればよいものであり、レギュラー型、ワイド型マーキングの順であれば、移植される人工歯牙はレギュラー型胴体420の幅に該当する人工歯牙とワイド型胴体420の幅に該当する人工歯牙を移植するようになるものであり、この際、各マーキング(a)の中央部に表示されたドリル刃挿入溝423aが人工歯牙移植のための人工歯根植立位置となる。
本発明は、このように施術者が人工歯牙のサイズ及び人工歯根の植立位置を視覚的に確認した後に施術を進行できるようにするので、患者別の口腔条件により適した術式を行うようになるものである。
一方、上記の例は移植しようとする人工歯牙が2つの場合を例にしたが、その以外の場合にも適用可能であり、単に多数の人工歯牙を移植しようとする場合、施術後の美観を考慮して同一幅の胴体420によるマーキング(a)は連続するようにすることが好ましい。
Claims (19)
- 円筒形胴体の外周面にカッティング溝が形成され、シャンク部を具備した中心軸が設けられて歯科用一般ハンドピースに装着されるインプラントドリルであって、
前記胴体に弾力的に設置されてドリル端部から長手方向に出没する突出部材を有することを特徴とする上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。 - 前記突出部材の先端はラウンディング処理されたことを特徴とする請求項1に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記突出部材は、前記胴体に長手方向に形成された貫通孔の内部にスプリングにより支持されるように挿入されたことを特徴とする請求項2に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記突出部材にはストップ棒が備えられてドリルの内部に挿入される深さが一定に調節されることを特徴とする請求項3に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記突出部材には段部が形成され、貫通孔には内段部が形成されて、前記段部と内段部とが噛み合って突出部材が貫通孔から離脱しないようにしたことを特徴とする請求項4に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記胴体の外周面にはフランジが備えられてドリルが挿入される長さが一定に調節されることを特徴とする請求項1乃至5のうち、いずれか1つに記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記胴体の外周面にはドリルが挿入される長さをより短く調節し、その長さだけ挿入された時、衝撃を吸収するための衝撃吸収体を付加的に有することを特徴とする請求項6に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 管状胴体の端部にカッティング溝が形成され、シャンク部を具備した中心軸が設けられて歯科用一般ハンドピースに装着されるインプラント用トレフィン(trephine)ドリルであって、
前記管状胴体に弾力的に設置されて端部のカッティング溝の中央から長手方向に出没する突出部材を有することを特徴とする上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。 - 前記突出部材は、前記管状胴体の内部にスプリングにより支持されるように挿入され、かつ前記突出部材には段部が形成され、管状胴体の内部には内段部が形成されて、前記段部と内段部とが噛み合って突出部材が管状胴体の内部から離脱しないようにしたことを特徴とする請求項8に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記胴体の外周面にはフランジが備えられてドリルが挿入される長さが一定に調節されることを特徴とする請求項9に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記胴体の外周面にはドリルが挿入される長さをより短く調節し、その長さだけ挿入された時、衝撃を吸収するための衝撃吸収体を付加的に有することを特徴とする請求項10に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- テーパー付けた円筒形胴体の外周面にカッティング溝が形成され、シャンク部を具備した中心軸が設けられて歯科用一般ハンドピースに装着されるインプラントドリルであって、
前記胴体のドリル端部にドリルの回転から自由に設置された挙上部材を有することを特徴とする上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。 - 前記挙上部材の先端はラウンディング処理されたことを特徴とする請求項12に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記挙上部材は両広中狭型からなって中央部分がドリル端部でヒンジ結合をなしながら、一端はドリルの外部に位置し、他端は内部に位置したままにドリルの回転から自由なことを特徴とする請求項13に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記挙上部材のドリルの内部に位置した他端は円錐形でなされて、尖っている端部がドリルの内部で支持されることを特徴とする請求項14に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記テーパー付けた円筒形胴体の外周面にはフランジが備えられてドリルが挿入される長さが一定に調節されることを特徴とする請求項12乃至15のうち、いずれか1つに記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 歯科用ハンドピースへの装着のためのシャンク部を具備する連結軸と、前記連結軸が固定設置される円筒形胴体とからなり、
前記連結軸は胴体の上段中心部に垂直に設けられ、
前記胴体はその下段に一定深さの凹溝が形成されて凹溝の縁上に連続する鋸歯形態の環状刃が設けられ、凹溝の中心部に垂直方向に設置されるドリル刃が設けられることを特徴とする上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。 - 前記胴体はその凹溝の深さが環状刃の高さ以上であり、その中心部に設けられたドリル刃の下段は環状刃の下段以上に突出されることを特徴とする請求項17に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
- 前記胴体はおおよそ成人歯牙の幅でなされ、かつその幅の差等によって、ミニ型、レギュラー型、ワイド型が設けられて選別的に使われることを特徴とする請求項17または18に記載の上顎洞挙上術のためのインプラントドリル。
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