JP2009530937A - デュアルアンテナパルス型uwb通信システムのための空間−時間符号化/復号化方法 - Google Patents

デュアルアンテナパルス型uwb通信システムのための空間−時間符号化/復号化方法 Download PDF

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Abstract

2つの放射素子を備えるUWB送信システムのための空間−時間符号化方法は3または3より大きい複数の時間位置を有するPPM変調コンステレーションまたはPPM−PAM複合変調コンステレーションに属する情報シンボルのブロック(S=(a,a,a,a))をベクトルの系列
Figure 2009530937

に符号化し、ベクトルの成分はシステムの放射素子および所定の送信インターバル(T)についてパルス型UWB信号を変調するために使用される。ベクトルのうち1番目および2番目は情報シンボルのうち1番目の組および2番目の組の第1の線形結合によって得られ、ベクトルのうち3番目および4番目は情報シンボルのうち1番目の組および2番目の組の第2の線形結合によって得られ、第1および第2の線形結合はスカラー係数
Figure 2009530937

を使用し、その対応する比率はゴールド数およびその逆数にほぼ等しく、ベクトルのうち1つの成分はパルス型UWB信号を変調する前に巡回置換される。

Description

本発明は、超広帯域UWB通信およびマルチアンテナ空間−時間符号化(STC)システムの分野に関する。
先行技術においてマルチアンテナ型の無線通信システムがよく知られている。これらのシステムは、複数の放射および/または受信アンテナを使用し、採用される構成の種類に応じて、MIMO(Multiple Input Multiple Output)、MISO(Multiple Input Single Output)、または、SIMO(Single Input Multiple Output)と呼ばれている。以下、用語MIMOは、上記MIMOおよびMISOの変形を含めて使用する。放射および/または受信における空間ダイバーシティの使用は、これらのシステムが、従来の単一アンテナシステム(SISO(Single Input Single Output))よりずっと良いチャネル容量を提供することを可能とする。この空間ダイバーシティは、通常、空間−時間符号化の方法で時間ダイバーシティによって行われる。そのような符号化において、送信される情報シンボルは、いくつかのアンテナについて、いくつかの送信時点において符号化される。2つの主要なカテゴリの空間−時間符号化を有するMIMOシステム、空間−時間トレリス符号化(STTC)システムおよび空間−時間ブロック符号化(STBC)システムが知られている。トレリス符号化システムにおいて、空間−時間符号化器は、現在の状態と符号化される情報シンボルの関数としてP個のアンテナにP個の送信シンボルを与える有限状態機械と見ることができる。受信における復号化は、複雑さが状態の数の関数として指数関数的に増加する多次元ビタビアルゴリズムによって行われる。ブロック符号化システムにおいて、送信される情報シンボルのブロックは送信シンボルの行列内に符号化され、行列の一方の次元はアンテナ数に対応し、他方は連続した送信時点に対応する。
図1は、STBC符号化を用いたMIMOシステム100を図式的に表わす。情報シンボルのブロックS=(a,...,a)、例えば、bビット、または、より一般に、b個のM−aryシンボルの2進ワードが空間−時間行列として符号化される。
Figure 2009530937
ここで、符号(code)の係数ct,p,t=1,...,T;p=1,...,Pは、一般に、情報シンボルに応じた複素係数であり、Pは放射のために使用されるアンテナ数、Tは符号の時間拡張を示す整数、言い換えると、チャネル使用時点またはPCU(Per Channel Use)の数である。
情報シンボルのベクトルSを空間−時間符号ワードCに対応させる関数fは符号化関数と呼ばれる。関数fが線形ならば、空間−時間符号は線形であると言われる。係数ct,pが実数ならば、空間−時間符号は実数であると言われる。
図1において、空間−時間符号化器は110と示されている。各々のチャネル使用時点tにおいて、符号化器はマルチプレクサ120に行列Cのt番目の行ベクトルを与える。マルチプレクサは変調器130,...,130に行ベクトルの係数を送信し、変調された信号はアンテナ140,...,140によって送信される。
空間−時間符号はそのレート、言い換えると、チャネル使用ごと(PCU)に送信する情報シンボル数によって特徴付けられる。符号は、単一アンテナの使用(SISO)に関するレートよりP倍高いならば、フルレートであると言われる。
また、空間−時間符号は、行列Cのランクとして定義することができるそのダイバーシティによって特徴付けられる。2つのベクトルSおよびSに対応する2つの任意の符号ワードCおよびCについて行列C−Cがフルランクであるならば、最大のダイバーシティが存在する。
最後に、空間−時間符号は、異なる符号ワード間の最小距離を与えるその符号化利得によって特徴付けられる。それは次のように定義することができる。
Figure 2009530937
または、線形の符号について等価的に、
Figure 2009530937
ここで、det(C)はCの行列式であり、CはCの共役転置行列である。情報シンボルあたりの所定の送信エネルギーについての符号利得は制限される。
空間−時間符号は、その符号化利得が高いとき、なおさら消失に耐性がある。
2つの送信アンテナを用いたMIMOシステムについての空間−時間符号化の一例は、非特許文献1において提案された。
提案された符号はゴールド符号(Golden code)と呼ばれ、有理数体Qの2次代数拡大Kに基づく:K=Q(i,θ)であり、ここで、i=√−1は多項式X+1の解であり、θはゴールド数(Golden number)θ=(1+√5)/2、すなわち、多項式X−X−1の解である。ゴールド符号は次の行列によって表わすことができる。
Figure 2009530937
ここで、S=(a,a,a,a)は情報シンボルのベクトルである。a,a,a,aは2−QAM(直交振幅変調)のコンステレーションの複素シンボル、すなわち、Z[i]の部分集合であり、Zは整数環である。θ=(1+√5)/2はθの共役解であり、α=1+i(1−θ)およびα=1+i(1−θ)である。
ゴールド符号は最大のダイバーシティおよび上記で定義した意味でフルレートを有する利点がある。また、それまでに得られた最大の符号化利得を有する。
現在、もう1つの通信の領域、すなわち、将来の無線パーソナルネットワーク(WPAN)の発展が特に見込まれているUWB通信システムにおいて多数の研究が行われている。これらのシステムは、超広帯域信号を用いたベースバンドで直接に動作する点で特有である。UWB信号は、一般に、FCC(連邦通信委員会)の2005年3月に改正された2002年2月14日の規則に規定されたスペクトルマスクに準拠する信号、言い換えると、基本的に、3.1から10.6GHzのスペクトル帯域において−10dBにおいて少なくとも500MHzの帯域幅を有する信号を意味する。実際、2種類のUWB信号、マルチバンドOFDM(直交周波数分割多重)(MB−OFDM)信号およびパルス型UWB信号が知られている。以下の説明では、パルス型UWB信号のみ関心がある。
パルス型UWB信号は、典型的に、1フレーム内に分散した数百ピコ秒のオーダーのたいへん短いパルスからなる。多重アクセス干渉(MAI)を減少させるために、異なる時間ホッピング(TH)符号が各ユーザに割り当てられる。ユーザkからの信号出力またはユーザkに向けられた信号出力は、次のように表わすことができる。
Figure 2009530937
ここで、wは基本パルス形状であり、Tはチップ期間、TはT=Nである基本インターバルの期間であり、ここで、Nは1つのインターバル内のチップ数であり、全フレーム期間はT=Nであり、ここで、Nはフレーム内のインターバル数である。基本パルスの期間はチップ期間より短く選択され、すなわち、T≦Tである。n=0,...,N−1について系列c(n)はユーザkの時間ホッピング符号を定義する。時間ホッピング系列は、異なるユーザの時間ホッピング系列に属するパルス間の衝突数を最小化するように選択される。
図2Aは、ユーザkに関するTH−UWB信号を表わす。一般に、TH−UWB信号は、ユーザkからの、または、ユーザkへの所定の情報シンボルを送信するようにPPM(パルス位置変調)によって変調され、すなわち、変調された信号は次のように表わすことができる。
Figure 2009530937
ここで、εはチップ期間Tよりかなり小さいディザであり、d∈{0,...,M−1}はシンボルのM−ary PPM位置である。
その代わりに、振幅変調(PAM)を用いて情報シンボルを送信することができる。この場合において、変調された信号は次のように表わすことができる。
Figure 2009530937
ここで、a(k)=2m’−1−M’であり、ここで、m’=1,...,M’であり、a(k)はPAM変調のM−aryシンボルである。例えば、BPSK変調(M’=2)を使用することができる。
また、PPMおよびPAM変調は複合M.M’−ary変調に結合することができる。変調された信号の一般的な表現は次の通りである。
Figure 2009530937
図3に、基数M.M’のこの変調のアルファベットが表わされている。M個の時間位置の各々についてM’個の可能な変調振幅が存在する。アルファベットのシンボル(d,a)は系列a,m=0,...,M−1によって表わすことができ、ここで、a=δ(m−d)aであり、dはPPM変調の位置であり、aはPAM変調の振幅であり、δ(・)はディラック分布である。
時間ホッピング符号によって異なるユーザを分離することに代えて、直交符号、例えば、DS−CDMA(Direct sequence-Code Division Multiple Access)におけるようなアダマール符号によって分離することが可能である。そこで、DS−UWB(直接拡散UWB)について説明する。この場合において、数式(5)に対応する変調されない信号についての次の数式を得る。
Figure 2009530937
ここで、b (k),n=0,...,N−1はユーザkについての拡散系列である。数式(9)は従来のDS−CDMA信号の数式に類似していることに留意すべきである。しかし、チップがフレーム全体を占めないという事実において異なるが、期間Tにおいて分布する。図2Bは、ユーザkに関するDS−UWB信号を表わす。
先述のように情報シンボルはPPM変調、PAM変調、または、複合PPM−PAM変調を用いて送信されうる。TH−UWB信号(7)に対応する振幅変調されたDS−UWB信号(7)は、同じ表記を用いて次のように表わすことが可能である。
Figure 2009530937
最後に、時間ホップおよびスペクトル拡散符号を結合して異なるユーザに多重アクセスを提供できることが知られている。従って、結果は次の一般的な形式を有するTH−DS−UWB パルス型UWB信号である。
Figure 2009530937
図2Cは、ユーザkに関するTH−DS−UWB信号を表わす。この信号は、M.M’−ary PPM−PAM複合変調によって変調されうる。変調された信号についての結果は次の通りである。
Figure 2009530937
先行技術においてMIMOシステムにUWB信号を使用することが知られている。この場合において、各アンテナは、情報シンボルまたはそのようなシンボルのブロック(STBC)の関数として変調されたUWB信号を送信する。
最初に狭帯域信号またはDS−CDMAについて発展した空間−時間符号化技術は、パルス型UWB信号に適していない。実際、ゴールド符号のような知られた空間−時間符号は、一般に、複雑な係数を有し、従って、位相情報を伝送する。パルス型UWB信号の帯域と同じくらい広い帯域を有する信号においてこの位相情報を取得することは非常に難しい。たいへん狭いパルス時間のサポートは位置(PPM)または振幅(PAM)の変調にずっと適している。
UWB信号のための空間−時間符号は非特許文献2で提案され、www.tsi.enst.frで入手可能である。
上述した制約によれば、提案された空間−時間符号は実数である。例えば、2つの送信アンテナを用いた構成について、符号は次のように表わすことができる。
Figure 2009530937
ここで、
Figure 2009530937
であり、S=(a,a,a,a)はPAM情報シンボルのベクトル、すなわち、a∈{−M’+1,...,M’−1}である。
非特許文献2は、PPM−PAMのアルファベットに属する情報シンボルのブロックを符号化するためにこの空間−時間符号がどのように一般化されうるかを示唆している。2つの送信アンテナを用いた構成について、この符号はサイズ2M×2の行列
Figure 2009530937
によって表わすことができる。ここで、各情報シンボルa=(ai,0,...,ai,M−1)はPPM−PAMの記号のアルファベットを表わすベクトルであり、ここで、ai,m=aδ(m−d)であり、aはPAMのアルファベットの要素であり、dはPPMのアルファベットの要素である。従って、符号Cを使用して符号化される情報シンボルのブロックは単にS=(a,a,a,a)である。
より詳しくは、情報シンボルSのブロックは下記でさらに述べる数式に従ってUWB信号を生成する。表記を簡単にするために、単一ユーザによる使用を仮定した(kによるインデックスを付けず、従って、拡散系列はない)。
アンテナ1は第1フレームTの間に下記の信号を送信する。
Figure 2009530937
この信号は、符号(14)の最初のM行の第1列ベクトルに対応する。
アンテナ2は第1フレームTの間に下記の信号を同時に送信する。
Figure 2009530937
この信号は、符号の最初のM行の第2列ベクトルに対応する。
そして、アンテナ1は第2フレームの間に下記の信号を送信し、再び、フレームの開始において時間の始点を考慮する。
Figure 2009530937
この信号は、符号の最後のM行の第1列ベクトルに対応する。
最後に、アンテナ2は第2フレームの間に下記の信号を同時に送信する。
Figure 2009530937
この信号は、符号の最後のM行の第2列ベクトルに対応する。
J-C Belfiore他,"The Golden code: a 2×2 full-rate space-time code with non-vanishing determinants",IEEE Transactions on Information Theory,(米国),2005年4月,第51巻,第4号,p.1432-1436 Chadi Abou-Rjeily他,"Space-Time coding for multi-user Ultra-Wideband communications",IEEE Transactions on Communications,(米国),2005年9月
上記で定義した空間−時間符号は、ダイバーシティに関してたいへん良い性能を有する。しかし、その符号化利得は(4)において定義されたゴールド符号の符号化利得より低い。さらに、行列(14)において見られるスカラー項√2は各フレームにおいてアンテナ間のエネルギーの不均衡を生じる。
本発明の目的は、MIMOシステムについて知られた符号、特に、(14)によって定義される符号より高い利得を有するパルス型UWB信号を用いたMIMOシステムについての空間−実時間符号を提供することである。本発明の第2の目的は、各フレームにおいてアンテナ間で均衡のとれたエネルギー分布を有する空間−時間符号を提供することである。
本発明は、2つの放射素子を備えるUWB送信システムのための空間−時間符号化方法によって定義され、3または3より大きい複数の時間位置を有するPPM変調コンステレーションまたはPPM−PAM複合変調コンステレーションに属する情報シンボルのブロック(S=(a,a,a,a))をベクトルの系列
Figure 2009530937
に符号化する過程を有し、ベクトルの成分が前記UWB送信システムの放射素子および所定の送信インターバル(T)についてパルス型UWB信号を変調するために使用される。この方法によれば、前記ベクトルのうち1番目および2番目は前記情報シンボルのうち1番目の組および2番目の組の第1の線形結合によって得られ、前記ベクトルのうち3番目および4番目は前記情報シンボルのうち1番目の組および2番目の組の第2の線形結合によって得られ、前記第1および第2の線形結合はスカラー係数
Figure 2009530937
を使用し、その対応する比率はゴールド数およびその逆数にほぼ等しく、前記ベクトルのうち1つの成分は、前記パルス型UWB信号が変調される前に巡回置換によって置換される。
また、本発明は、前記方法を実現する空間−時間符号化システムによって定義される。これを行うため、前記システムは、
4つの情報シンボルを記憶する入力メモリ素子を備え、各情報シンボルはM≧3であるM個の成分からなり、各成分はM’≧1であるM’個の値をとり、
第1複数個の第1モジュールをさらに備え、各々は1番目の情報シンボルの1つの成分および2番目の情報シンボルの同一列の成分を受信し、各第1モジュールは前記成分の前記第1および第2の線形結合を実行して第1および第2出力値を与え、
第2複数個の第2モジュールをさらに備え、各々は3番目の情報シンボルの1つの成分および4番目の情報シンボルの同一列の成分を受信し、各第2モジュールは前記成分の前記第1および第2の線形結合を実行して第1および第2出力値を与え、
前記第1および第2モジュールそれぞれの前記第1および第2出力値を記憶する出力メモリ素子と、
次数Mの巡回置換によって前記出力メモリ素子のうち1つの書き込みまたは読み出しアドレスを置換するための手段と、をさらに備える。
本発明の他の特徴および効果は、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を読んだ後に明らかになる。
本発明の基本的な概念は、上述したように、パルス型UWB信号の使用と相容れない、ゴールド符号(4)に現れる複素数値αおよびαの使用を必要とせず、アンテナにおけるエネルギーの不均衡な分布の原因である、符号(13)および(14)に現れる√2スカラー値のない、空間−時間符号を生成することである。
開示する空間−時間符号は、パルス型UWB信号を使用した2つの送信アンテナを有するMIMOシステムに適用可能であり、ここで、情報シンボルは、M≧3であるPPM−PAM変調を使用して変調され、上記のように定義されるMはPPM変調の基数である。この技術分野の当業者は、このタイプの変調はM≧3である特定のPPM変調を含むことを明瞭に理解する。提案する符号は、サイズ2M×2の行列によって表わされ、ここで、Mは上記のようなPPM変調の基数である。
Figure 2009530937
ここで
Figure 2009530937
であり、a=(ai,0,...,ai,M−1)は上記のような情報シンボルであり、OはサイズM×Mの巡回置換行列である。例えば、Oは簡単な循環シフト
Figure 2009530937
であり、ここで、IM−1×M−1は大きさM−1の単位行列であり、O1×M−1は大きさM−1のゼロの行ベクトルであり、OM−1×1は大きさM−1のゼロの列ベクトルである。
見て分かるように、行列Cは実数であり、アンテナに応じた非対称の重み付けは存在しない。これはより明示的に次のように表わすことができる。
Figure 2009530937
数式(21)は、行列Oによる乗算を行うことが結果として行列Cの最後のM行の第1列ベクトルにおける巡回置換となることを表わす。従って、1番目のフレーム(Cの最初のM行)の間のPPM位置の時系列順は両方のアンテナについて同一であるが、2番目のフレーム(Cの最後のM行)についてシンボルa,aに関するPPM位置はシンボルa,aのPPM位置に関して巡回置換される。例において、巡回置換は単純な循環シフトである。言い換えると、2番目のフレームの間、図3に表わされているシンボルa,aのPPM−PAMコンステレーションが右に向かって1つの位置だけ循環したかのように全てが行われる。
概して、行列Oは次数Mの巡回置換行列である。M≧3であるとき、この行列は簡単な転置に単純化することができない。1番目および2番目のフレームの間に2つのアンテナによって生成されるUWB信号を与える数式(15)〜(18)は、下記の数式(21)〜(24)に置き換えられるべきである。
1番目のフレーム:
Figure 2009530937
2番目のフレーム:
Figure 2009530937
ここで、σは集合{0,1,...,M−1}の巡回置換である。
提案する符号の行列Oは、任意の1つまたは複数のその成分の正負符号(sign)の変更と対応付けされた巡回置換とすることが可能である。(20)の例の場合において、χ=±1である行列:
Figure 2009530937
は、本発明による符号Cにおいて使用することが可能である。正負符号の反転と対応付けされた巡回置換は、PPM−PAMコンステレーション(図3を参照)において、本発明に関係する位置について巡回置換させることと等価であり、当該位置についてPAMコンステレーションのゼロの振幅の軸に関して対称であることに留意すべきである。
また、(19)によって定義される空間−時間符号の代わりとして次の変形を使用することができる。
Figure 2009530937
これらの変形は、(19)の対角の、および/または、対角でないM×1列ベクトルの置換によって得られる。
明らかに、行列(26)、(27)、(28)について、行列Oは(19)について想定されるのと同じ変形、すなわち、1つまたは複数のその成分の正負符号の反転と対応付けされる、または、対応付けされない巡回置換を有しうる。
また、符号(19)、(26)、(27)、(28)の想定される形式にかかわらず、シンボルaのインデックスにおける任意の置換が本発明による空間−時間符号であり、なぜならそのような置換はブロックS=(a,a,a,a)内の簡単な時間の再配置に相当することに留意することが重要である。
最後に、行列Cの係数
Figure 2009530937
の間の比率はゴールド数に等しく、
Figure 2009530937
である(エネルギー利得は1に等しい)。この比率の値の維持において、
Figure 2009530937
の相似値(homothetic value)は本発明による空間−時間符号に導くことが明らかである。実際、係数
Figure 2009530937
はデジタル形式に量子化され、これはゴールド数からわずかに異なる比率を与える。ゴールド数の近く±10%に等しいこの比率における差は、空間−時間符号の性能に大きくは影響しないことを示すことができる。以下でゴールド数にほぼ等しい比率に言及するとき、この変形の範囲内の比率を意味する。
符号(19)、(26)、(27)、(28)の想定される形式にもかかわらず、この符号は、2つのチャネルの使用について2つのアンテナにおいて4つの情報シンボルの送信を可能とする。従って、それは最高速度で動作する。また、符号は、M≧3,∀M’≧1について最大のダイバーシティを有し、さらに、符号化利得は次の場合に最大であることを示すことができる。
(a)M’=1かつM≧3、言い換えると3−PPM、4−PPM変調、等について。
(b)M≧4,∀M’≧1
図4は、本発明による空間−時間符号化を使用した送信システムの例を表わす。
システム400はブロックS=(a,a,a,a)ごとに情報シンボルを受信し、ここで、値aはPPM−PAMコンステレーションのシンボルである。その代わりに、情報シンボルは、もう1つのM.M’−aryコンステレーションから生じることが可能であり、それらがPPM−PAMコンステレーションのシンボルにマッピングされると仮定する。明らかに、情報シンボルは、ソース符号化、畳み込み型チャネル符号化、ブロック符号化、または、直列または並列のターボ符号化、インターリービング、等のような、この技術分野の当業者によく知られた1つまたは複数の操作から生じることが可能である。
そして、情報シンボルのブロックは、空間−時間符号化器410内の符号化操作に従う。より詳しくは、モジュール410は、数式(19)、(26)、(27)、(28)またはそれらの変形のうち1つに従って行列Cの係数を計算する。1番目のフレームのためにCの最初のM行からなる2つの列ベクトル
Figure 2009530937
が、そして、2番目のフレームのためにCの最後のM行からなる2つの列ベクトル
Figure 2009530937
が、それぞれ、UWB変調器420および425に送信される。ここで、上側のインデックスはフレームを示し、下側のインデックスは放射素子430または435を示す。UWB変調器420はベクトル
Figure 2009530937
から対応する変調されたパルス型UWB信号を生成する。同様に、UWB変調器425はベクトル
Figure 2009530937
から対応する変調されたパルス型UWB信号を生成する。例えば、図に表わされているように空間−時間符号化行列(19)が使用されるならば、UWB変調器420は順に信号(21)および(23)を与え、UWB変調器425は順に信号(22)および(24)を与える。一般に、変調をサポートする役割を果たすパルス型UWB信号は、TH−UWB、DS−UWB、または、TH−DS−UWB型とすることが可能である。従って、変調されたパルス型UWB信号は、放射素子430および435に送られる。これらの放射素子は、UWBアンテナ、または、例えば、電気−光変調器に結合された赤外線の範囲で動作するレーザーダイオード(LED)とすることが可能である。そして、提案された送信システムは、無線光通信の目的のために使用することができる。
図5は、図4における空間−時間符号化器410の効果的な実施形態を表わす。符号化器は、2つの入力および2つの出力を有する基本モジュール520または525を使用して次の線形操作を実行する。
Figure 2009530937
ここで、全ての値はスカラーであり、x,yは入力値、X,Yは出力値である。
モジュール520、525の例が図6に図式的に表わされている。モジュール520、525は、示されているように配線された乗算器および加算器からなり、または、マイクロコンピュータの逐次動作を使用して作ることが可能である。
空間−時間符号化器は、並列に動作する2M個のそのような基本モジュールを備える。図示しない1つの変形の実施形態によれば、空間−時間符号化器は、単に2M個の約数のこれらのモジュールを含むことが可能であり、入力において提供されるデータおよび出力において与えられるデータはそれぞれ多重化および逆多重化される。
ベクトルの成分a,a,a,aは入力バッファ510内に記憶される。基本モジュール520はベクトルa,aのM個の成分について操作(29)を実行し、基本モジュール525はベクトルa,aの成分について同じ操作を実行する。
それぞれ1番目および2番目のフレームに関する列ベクトル
Figure 2009530937
は出力バッファ530内に記憶される。
図5は、空間−時間符号化が(19)の形式である場合を表わす。基本モジュール520からの出力における値XおよびYは、それぞれ
Figure 2009530937
のバッファ530内に書き込まれる。基本モジュール525からの出力における値XおよびYは、それぞれ
Figure 2009530937
のバッファ530内に書き込まれる。明らかに、(26)、(27)、または、(28)の形式の時間符号化の使用は、置換されたバッファ内への書き込みに導く。図5に表わされている場合において、値X,Yは、ベクトルa,a,a,aの成分が書き込まれるのと同一の順序で
Figure 2009530937
の出力バッファ内に書き込まれる。一方、
Figure 2009530937
のバッファ530内への書き込みは、巡回置換σによって置換されたアドレスを使用して行われる。図示しない1つの変形の実施形態によれば、
Figure 2009530937
のバッファ内への書き込みは、ベクトルa,a,a,aの成分と同一の順序で行われるが、読み出しはσ−1によって置換されたアドレスを使用して行われる。両方の場合において、アドレス指定手段は、バッファ530の入力または出力において書き込みまたは読み出しアドレスを置換するように設計される。
行列Oにおいて正負符号の反転が存在するならば、該当する成分に関するモジュール525内で
Figure 2009530937
の正負符号を変更することによって考慮することが可能である。
図4に表わされているシステムによって送信されるUWB信号は、従来、マルチアンテナ受信器によって処理することが可能である。例えば、受信器は、例えば、この技術分野の当業者に知られたスフィア復号化器(sphere decoder)を使用して、レイク型の相関部、続く判定部を備えることが可能である。
先行技術において知られたSTBC符号化を用いたMIMO送信システムを表わす図である。 TH−UWB信号の波形を表わす。 DS−UWB信号の波形を表わす。 TH−DS−UWB信号の波形を表わす。 PPM−PAM変調のコンステレーションの例を表わす。 本発明による空間−時間符号化を使用したMIMO送信システムを表わす図である。 本発明の一実施形態による空間−時間符号化器の構成を表わす図である。 図5の空間−時間符号化器を実現するために有効な基本モジュールの構成を表わす図である。
符号の説明
400 システム
410 空間−時間符号化器
420、425 UWB変調器
430、435 放射素子

Claims (10)

  1. 2つの放射素子を備えるUWB送信システムのための空間−時間符号化方法であって、3または3より大きい複数の時間位置を有するPPM変調コンステレーションまたはPPM−PAM複合変調コンステレーションに属する情報シンボルのブロック(S=(a,a,a,a))をベクトルの系列
    Figure 2009530937
    に符号化する過程を有し、ベクトルの成分が前記UWB送信システムの放射素子および所定の送信インターバル(T)についてパルス型UWB信号を変調するために使用される方法において、
    前記ベクトルのうち1番目および2番目は前記情報シンボルのうち1番目の組および2番目の組の第1の線形結合によって得られ、
    前記ベクトルのうち3番目および4番目は前記情報シンボルのうち1番目の組および2番目の組の第2の線形結合によって得られ、
    前記第1および第2の線形結合はスカラー係数
    Figure 2009530937
    を使用し、
    前記スカラー係数の対応する比率はゴールド数およびその逆数にほぼ等しく、
    前記ベクトルのうち1つの成分は、前記パルス型UWB信号を変調するに先立って巡回置換によって置換されることを特徴とする空間−時間符号化方法。
  2. 前記巡回置換が行われるベクトルは、前記パルス型UWB信号を変調するに先立ってその1つまたは複数の成分の正負符号の反転が行われることを特徴とする請求項1に記載の空間−時間符号化方法。
  3. 前記ベクトルは、サイズ2M×2の行列
    Figure 2009530937
    のM×1ブロック成分、または、サイズ2M×2の行列
    Figure 2009530937
    のM×1ブロック成分、または、サイズ2M×2の行列
    Figure 2009530937
    のM×1ブロック成分、または、サイズ2M×2の行列
    Figure 2009530937
    のM×1ブロック成分によって定義され、ここで、a,a,a,aは前記情報シンボルであり、
    Figure 2009530937
    は前記第1の線形結合のスカラー係数であり、
    Figure 2009530937
    は前記第2の線形結合のスカラー係数であり、MはPPM変調の次数であり、Oは、1つまたは複数の係数(χ)の正負符号の反転に従い、または、従わないM×Mの巡回置換行列であることを特徴とする請求項1に記載の空間−時間符号化方法。
  4. 3または3より大きい複数の時間位置を有するPPM変調コンステレーションまたはPPM−PAM複合変調コンステレーションに属する複数の情報シンボルを送信するための方法において、
    前記情報シンボルは、請求項1から3のいずれか1項に記載の空間−時間符号化方法を使用して符号化されて前記第1、第2、第3、および、第4のベクトルを与え、これらのベクトルの各々の成分は、パルス型UWB信号を形成するパルスの位置、または、位置および振幅を変調して4つの変調されたパルス型UWB信号を取得し、これらの4つの信号は、それぞれ第1および第2の送信インターバルの間に第1および第2の放射素子によって送信されることを特徴とする方法。
  5. 前記放射素子はUWBアンテナであることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記放射素子はレーザーダイオードまたは発光ダイオードであることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記パルス型UWB信号はTH−UWB信号であることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記パルス型UWB信号はDS−UWB信号であることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記パルス型UWB信号はTH−DS−UWB信号であることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の方法。
  10. 請求項1から3のいずれか1項に記載の空間−時間符号化方法を実現する空間−時間符号化システムにおいて、
    4つの情報シンボルを記憶する入力メモリ素子(510)を備え、各情報シンボルはM≧3であるM個の成分からなり、各成分はM’≧1であるM’個の値をとり、
    第1複数個の第1モジュール(520)をさらに備え、各々は1番目の情報シンボルの1つの成分および2番目の情報シンボルの同一列の成分を受信し、各第1モジュールは前記成分の前記第1および第2の線形結合を実行して第1および第2出力値を与え、
    第2複数個の第2モジュール(525)をさらに備え、各々は3番目の情報シンボルの1つの成分および4番目の情報シンボルの同一列の成分を受信し、各第2モジュールは前記成分の前記第1および第2の線形結合を実行して第1および第2出力値を与え、
    前記第1および第2モジュールそれぞれの前記第1および第2出力値を記憶する出力メモリ素子(530)と、
    次数Mの巡回置換によって前記出力メモリ素子のうち1つの書き込みまたは読み出しアドレスを置換するための手段と、
    をさらに備えることを特徴とする空間−時間符号化システム。
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