JP2009530773A - 無負荷磁気低電圧変圧器を通して流れる非対称的な電流を防止するための調光器 - Google Patents

無負荷磁気低電圧変圧器を通して流れる非対称的な電流を防止するための調光器 Download PDF

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    • H05B39/04Controlling
    • H05B39/08Controlling by shifting phase of trigger voltage applied to gas-filled controlling tubes also in controlled semiconductor devices

Abstract

2線式調光器は、磁気低電圧(MLV)負荷に供給される電力量を制御するように動作可能であると共に、双方向性半導体スイッチと、タイミング回路と、可変電圧しきい値を有するトリガ回路と、クランプ回路とを備える。タイミング回路のタイミング電圧信号が、可変電圧しきい値の初期の大きさを超える場合に、トリガ回路は、半導体スイッチを導通状態にし、タイミング電圧信号を、初期の大きさより小さい所定の大きさまで減少させ、可変電圧しきい値を、第1の大きさより大きい第2の大きさまで増加させるように動作可能である。クランプ回路は、タイミング電圧信号の大きさを、初期の大きさと第2の大きさとの間のクランプの大きさに制限し、それにより、タイミング電圧信号が第2の大きさを越えることを防止する。従って、MLV負荷のMLV変圧器が無負荷状態のときに、MLV調光器が非対称的な電流を伝導することが防止される。

Description

本発明は、電気負荷に供給される電力量を制御するために負荷制御装置に関係する。更に具体的には、本発明は、磁気低電圧(magnetic low-voltage:MLV)負荷を通して流れる非対称的な電流を防止する2線式アナログ調光器のための駆動回路に関係する。
この出願は、同一出願人による、本出願と同じ題名を有すると共に、その全体の開示が参照によってここに組み込まれた、2006年3月17日に出願された米国仮出願シリアル番号第60/783,538号明細書と、2007年2月12日に出願された米国特許出願シリアル番号第11/705,477号明細書に対して優先権を主張する。
一般的な照明用調光器は、交流(AC)電力(一般的に、50[Hz]または60[Hz]のライン電圧の交流電源線)と照明負荷との間に連結される。標準の調光器は、照明負荷に対して供給される電力量、従って負荷によって放出される光の強度を制御するために、トライアックまたは電界効果トランジスタ(FET)のような1つ以上の半導体スイッチを使用する。半導体スイッチは、一般的に、電源と照明負荷との間に直列に連結される。位相制御調光技術(phase-control dimming technique)を使用して、調光器は、電力を照明負荷に提供するために、各ライン半周期(line half-cycle)の一部分の間、半導体スイッチを導通状態にし、照明負荷から電力を切り離すために、ライン半周期(line half-cycle)の残りの部分の間、半導体スイッチを非導通状態にする。
いくつかの調光器は、磁気低電圧(MLV)負荷、及び電子低電圧(electronic low-voltage:ELV)負荷のような低電圧照明負荷の強度を制御するように動作可能である。低電圧負荷は、ほとんどの場合、ステップダウン変圧器(step-down transformer)、一般的に絶縁変圧器を介して、交流電力を供給される。これらのステップダウン変圧器は、1つのランプまたは複数のランプに電力を供給するために必要な低電圧レベルまで、例えば12ボルトから24ボルトまで、電圧を下げる。変圧器を使用する低電圧照明負荷、具体的にはMLV負荷に関する1つの問題は、それらの変圧器が、該変圧器を横断して供給された電圧のあらゆる直流(DC)成分に影響を受けやすいことである。変圧器を横断する電圧における直流成分は、変圧器に音響雑音を発生させると共に、変圧器を飽和させて変圧器の温度を増加させ、そして潜在的に変圧器を損傷する原因となり得る。
図1Aは、従来技術の磁気低電圧調光器10の単純化された構成図である。従来技術の調光器10は、HOT端子14を介して交流電源12と連結され、調光後HOT端子18を介してMLV負荷16と連結される。MLV負荷16は、変圧器16Aと電灯負荷16Bとを備える。調光器10は、交流電源12とMLV負荷16との間に直列電気接続において接続されるトライアック20を更に備えると共に、MLV負荷に供給される電力を制御するように動作可能である。トライアック20は、該トライアックを導通状態にするためのゲート端子(または、制御入力端子)を備えている。具体的には、トライアック20は、各半周期の特定時刻に導通状態になると共に、トライアックを流れる負荷電流“i”が実質的にゼロアンペアになるとき、すなわち半周期の終りにおいて、非導通状態になる。MLV負荷16に供給される電力量は、トライアック20が導通状態である各半周期の部分によって決まる。インダクタンスコイルL22は、調光器10のHOT端子14及び調光後HOT端子18において、電磁妨害(EMI)のノイズフィルタリングを提供するために、トライアック20と直列に連結される。
タイミング回路30は、トライアック20と並列電気接続において連結された抵抗器−コンデンサ(RC)回路を備える。具体的には、タイミング回路30は、ポテンショメータR32と、コンデンサC34とを備える。コンデンサC34が交流電源12の各半周期において充電及び放電すると、電圧“v”がコンデンサを横断して発生する。コンデンサC34を横断する電圧“v”、及びMLV負荷16を流れる負荷電流“i”のプロットが、図2において示される。コンデンサC34は、各半周期の始まり(すなわち図2における時刻“t”)において、ポテンショメータR32の抵抗とコンデンサC34の電気容量(キャパシタンス)とによって決まる割合で充電を開始する。
トリガ装置として使用されるダイアック40は、タイミング回路30とトライアック20のゲートとの間に直列に連結される。コンデンサC34を横断する電圧“v”が、ダイアック40のブレークオーバ電圧(break-over voltage)“VBR”(例えば、30[V])を越えるとすぐに、ダイアック40を横断する電圧は、ブレークバック電圧(break-back voltage)“VBB”まで大きさが減少する。ダイアック40及びコンデンサC34を横断する電圧の素早い変化は、ダイアック40が、ゲート電流“iGATE”をトライアック20のゲート端子に対して伝導させるか、ゲート電流“iGATE”をトライアック20のゲート端子から伝導させる原因となる。ゲート電流“iGATE”は、正の半周期の間、トライアック20のゲート端子に流れ込み、負の半周期の間、トライアック20のゲート端子から流れ出す。
図1Bは、一般的なダイアックの電圧−電流特性のプロット図である。ブレークオーバ電圧“VBR”の値と、ブレークバック電圧“VBB”の値は、正の半周期の間と負の半周期の間では、僅かに異なり得る。従って、図1Bの電圧−電流特性は、正の半周期の間に発生する正のブレークオーバ電圧“VBR+”及び正のブレークバック電圧“VBB+”と、負の半周期の間に発生する負のブレークオーバ電圧“VBR−”及び負のブレークバック電圧“VBB−”とを示す。
コンデンサC34の充電時間、すなわちRC回路の時定数は、交流電源12の各半周期においてトライアック20が導通し始める時刻を修正するように、ポテンショメータR32の抵抗の変化に応答して変化する。ゲート電流“iGATE”の大きさは、ゲート抵抗器R42によって制限される。ゲート電流“iGATE”は、コンデンサC34の電気容量、ダイアック40のブレークオーバ電圧“VBR”とブレークバック電圧“VBB”との差異、及びゲート電流“iGATE”の大きさによって決定される時間“TPULSE”の間流れる。コンデンサC34を横断する電圧“v”がダイアック40のブレークオーバ電圧“VBR”を越えると共に、ゲート電流“iGATE”がおおよそゼロアンペアまで減少した後で、電圧“v”は、実質的にダイアック40のブレークバック電圧“VBB”だけ減少する。
ゲート電流“iGATE”がトライアック20のゲート端子を流れる間、(図2における時刻“t”で示されるように、)トライアックは、メイン負荷端子を通じて、すなわち交流電源12とMLV負荷16との間で、電流を伝導し始めることになる。ゲート電流“iGATE”が流れるのをやめたあとで、トライアック20が導通状態を維持するために、負荷電流“i”は、ゲート電流がゼロアンペアに達する前に、トライアックの所定のラッチ電流“ILATCH”を超えなければならない。MLVランプ16BがMLV変圧器16Aと接続されているとき、トライアック20のメイン負荷端子を流れる負荷電流“i”は十分に大きく、負荷電流はトライアックのラッチ電流“ILATCH”を超える。従って、ゲート電流期間“TPULSE”の後にゲート電流“iGATE”の大きさが実質的にゼロアンペアまで落ちる場合に、トライアック20は、現在の半周期の残りの間、すなわちトライアック20のメイン負荷端子を流れる負荷電流“i”が(例えば、図2の時刻“t”において)ゼロアンペアに近づくまで、導通状態を維持する。
MLVランプ16BがMLV変圧器16Aと接続されていない、すなわちMLV変圧器が無負荷であるとき、MLV負荷16は、MLVランプ16BがMLV変圧器16Aと接続されているときより、更に大きなインダクタンスを有することになる。更に大きなインダクタンスLは、インダクタンスコイルを流れる電流の変化の割合がインダクタンスに反比例する、すなわち“di/dt=v/L”(インダクタンスコイルを横断する瞬間電圧“v”は一定の状態を維持すると仮定する)であるので、トライアック20のメイン負荷端子を流れる負荷電流“i”が更に遅い割合で増加する原因となる。従って、MLVランプ16Bが接続されていないとき、負荷電流“i”は、トライアック20のラッチ電流を超えるように十分に速く上昇しない可能性があると共に、トライアックは、ゲート電流“iGATE”が実質的にゼロアンペアに落ちるとき、導通することを中止する可能性がある。
図3は、MLV変圧器16Aが無負荷の場合のコンデンサC34を横断する電圧“v”と負荷電流“i”のプロット図である。(ピーク“A”によって示されるように)電圧“v”がダイアック40のブレークオーバ電圧“VBR”を超えた後で、(ピーク“B”によって示されるように)負荷電流“i”はゆっくりと増加し始める。しかしながら、ゲート電流“iGATE”が流れるのをやめる前に、負荷電流“i”は、トライアック20のラッチ電流“ILATCH”に到達せず、従って、トライアック20はラッチ状態でオンしないと共に、負荷電流“i”は、減少を始める。トライアック20がラッチ状態にならずに非導通状態になるので、タイミング回路30を横断する電圧は、実質的に大きな電圧、すなわち交流電源12の電圧に実質的に等しくなると共に、(ピーク“A”によって示されるように)コンデンサC34は再度充電することを開始する。負荷電流“i”は、ゼロアンペアまで落下する十分な時間を有していないということに注意が必要である。現在の半周期において2度目に電圧“v”がブレークオーバ電圧“VBR”を越える場合に、ゲート電流“iGATE”がゲート端子を流れると共に、(ピーク“B”によって示されるように)トライアック20はもう一度導通するように試みることになる。ゲート電流“iGATE”が流れ始めた時に負荷電流“i”がゼロアンペアではないので、負荷電流“i”は、ピーク“B”において到達した値より更に大きい値に上昇する。それでもなお、負荷電流“i”はラッチ電流“ILATCH”に到達しないと共に、従って(ピーク“A”及び“B”によって示されるように)サイクルは再び繰り返す。類似するが、しかし相補的な状況が、負の半周期の間に発生する。図3において示されたように、負荷電流“i”は、交流ライン半周期のいずれにおいても、ラッチ電流“ILATCH”を超えない。
図3の状況が複数の半周期に関して繰り返すので、すなわちトライアック20が1つの半周期から次の半周期まで、繰り返して導通するように試みるので、トライアックのメイン負荷端子を流れる負荷電流“i”は、正か負の直流成分のいずれかを獲得し得る。結局、直流成分は、いくつかの半周期、例えば図4において示された負の半周期の間に、負荷電流“i”がラッチ電流“ILATCH”を超える原因になる。従って、MLV変圧器16Aに音響雑音を発生させると共に、MLV変圧器を潜在的に損傷し得る過熱した状態(オーバーヒート:overheat)の原因になる非対称的な負荷電流“i”が、MLV負荷16を通して流れることになる。
従って、MLV変圧器が無負荷にされる場合に、MLV負荷を通した非対称的な電流の伝導を防止するMLV調光器の必要性が存在する。
本発明によれば、交流電源から負荷に供給される電力量を制御するための2線式負荷制御装置は、半導体スイッチと、タイミング回路と、トリガ回路と、クランプ回路とを備える。半導体スイッチは、交流電源と負荷との間に直列電気接続において連結されるように動作可能である。半導体スイッチは、該半導体スイッチを非導通状態と導通状態との間で制御するための制御入力端子を有する。タイミング回路は、半導体スイッチと並列電気接続において連結されると共に、タイミング電圧信号を提供するための出力端子を有する。トリガ回路は、タイミング回路の出力端子と連結されると共に、半導体スイッチを制御するように動作可能である。タイミング信号に応答して時間に対して大きさが増加するトリガ電圧は、トリガ回路を横断して発生する。トリガ回路は、初期の大きさを有する可変電圧しきい値によって特徴付けられる。半導体スイッチは、トリガ回路を介した制御電流の伝導に応答して、非導通状態と導通状態との間で切り替わるように動作可能である。クランプ回路は、タイミング電圧の大きさを、初期の大きさより大きいクランプの大きさに制限するために、タイミング回路の出力端子に連結される。交流電源の半周期が開始した後で、タイミング電圧が、可変電圧しきい値の初期の大きさを超えるときに、トリガ回路は、(1)制御電流を伝導し、(2)タイミング電圧を初期の大きさより小さい所定の大きさに減少させ、(3)可変電圧しきい値をクランプの大きさより大きい第2の大きさまで増加させるように動作可能である。それにより、タイミング電圧は、第2の大きさを越えることが防止される。
更に、本発明は、負荷制御装置内の半導体スイッチを制御するように動作可能なトリガ回路を提供する。トリガ回路は、ブレークオーバ回路と、オフセット回路とを備える。ブレークオーバ回路は、ブレークオーバ電圧によって特徴付けられると共に、ブレークオーバ回路を横断する電圧がブレークオーバ電圧を越える場合に、制御電流を伝導するように動作可能である。半導体スイッチは、制御電流に応答して、非導通状態と導通状態との間で切り替わるように動作可能である。オフセット回路は、ブレークオーバ回路と直列に連結されると共に、制御電流を伝導するように動作可能であり、それによりオフセット電圧がオフセット回路を横断して発生する。トリガ回路は、ブレークオーバ回路とオフセット回路が制御電流を伝導する前の初期の電圧しきい値によって特徴付けられる。初期の電圧しきい値は、ブレークオーバ電圧の大きさに実質的に等しい大きさを有している。トリガ回路は、更に、ブレークオーバ回路とオフセット回路が制御電流を伝導した後の第2の電圧しきい値によって特徴付けられる。第2の電圧しきい値は、ブレークオーバ回路のブレークオーバ電圧にオフセット電圧を足した大きさに実質的に等しい最大の大きさを有する。
本発明は、更に、交流電源から負荷に供給される電力量を制御するための負荷制御装置における半導体スイッチを制御する方法を提供する。方法は、(1)交流電源の半周期の間に時間に対して大きさが増加するトリガ電圧を生成する段階と、(2)トリガ電圧が初期の電圧しきい値を有する可変電圧しきい値を越えるときを判定する段階と、(3)トリガ電圧が初期電圧しきい値を越える場合に、ゲート電流を半導体素子の制御入力端子を介して伝導する段階と、(4)可変電圧しきい値を、初期の電圧しきい値から、初期の電圧しきい値より大きい第2の電圧しきい値まで増加させる段階と、(5)交流電源の半周期の間に、トリガ電圧が第2の電圧しきい値を越えることを防止する段階とを有する。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照する本発明の以下の説明から明白になるであろう。
好ましい実施例の以下の詳細な説明と同様に、添付された図面と共に読まれたとき、要約書は更によく理解される。本発明を例証する目的のために、図面におけるいくつかの図を通じて同じ番号が同じ構成要素を表す図面において、現時点で好ましい実施例が示されるが、しかしながら、本発明は、開示された特定の方法及び手段に限定されないということが理解される。
図5Aは、本発明によるMLV調光器100の簡略化したブロック図である。MLV調光器100は、交流電源12とMLV負荷16との間に直列電気接続において連結される半導体スイッチ120を備える。半導体スイッチ120は、トライアック、全波整流ブリッジにおける電界効果トランジスタ(FET)または絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、逆直列に接続された2つの電界効果トランジスタ(FET)または2つの絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、あるいはあらゆる他の適当なタイプの双方向性の半導体スイッチを備え得る。半導体スイッチ120は、該半導体スイッチを実質的な導通状態と実質的な非導通状態との間で制御するための制御入力を有している。
タイミング回路130は、半導体スイッチ120と並列電気接続において連結されると共に、出力端子においてタイミング電圧信号“v”を提供する。タイミング電圧信号“v”は、MLV負荷16の目標調光レベルによって決まる割合で時間に対して増加する。ユーザインタフェース125は、MLV負荷16の目標調光レベルを提供すると共に、タイミング電圧信号“v”が増加する割合を制御するために、タイミング回路130に対して入力を提供する。トリガ回路140は、タイミング回路130の出力端子と半導体スイッチ120の制御入力端子との間に連結される。タイミング電圧信号“v”が増加すると、トリガ電圧信号は、トリガ回路140を横断して発生する。トリガ電圧信号は、通常はタイミング電圧信号“v”の大きさに実質的に等しい大きさを有している。
トリガ回路140は、初期値“V”を有する可変電圧しきい値“VTH”によって特徴付けられる。タイミング回路130の出力端子におけるタイミング電圧信号“v”が電圧しきい値“VTH”の初期値“V”を実質的に越える場合に、トリガ回路140は、半導体スイッチ120を導通状態にならせる制御電流“iCONTROL”を伝導する。この時点で、タイミング電圧信号“v”は、初期の電圧しきい値“V”より小さいレベルまで減少させられると共に、電圧しきい値“VTH”は、好ましくは増加量“ΔV”だけ増加させられる。従って、タイミング電圧信号“v”は、新しい増加された電圧しきい値、すなわち“VTH=V+ΔV”を超えるように、更に大きいレベルに達する必要がある。好ましくは、電圧しきい値“VTH”は、“V+ΔV”まで増加させられてから所定期間の後に、初期の電圧しきい値“V”にリセットされる。好ましくは、電圧しきい値“VTH”は、次のライン電圧サイクルの開始の前に、初期の電圧しきい値“V”にリセットされる。
MLV調光器100は、タイミング回路130の出力端子と調光後HOT端子18との間に連結されるクランプ回路150を更に備える。クランプ回路150は、タイミング回路130の出力端子におけるタイミング電圧信号“v”の大きさを、おおよそクランプ電圧“VCLAMP”に制限する。従って、トリガ回路140を横断するトリガ電圧の大きさは、同様に制限される。クランプ電圧“VCLAMP”は、好ましくは、初期の電圧しきい値“V”より大きいが、増加させられた電圧しきい値より小さい値の大きさを有し、すなわち“V<VCLAMP<V+ΔV”である。
更に、MLV調光器100は、半導体スイッチ120と直列に連結された、すなわち交流電源12とMLV負荷16との間に直列に連結された機械的スイッチ124を備える。機械的スイッチ124が開いているとき、交流電源12はMLV負荷16から分離され、従ってMLVランプ16Bはオフである。機械的スイッチ124が閉じられているとき、半導体スイッチ120は、MLVランプ16Bの強度を制御するように動作可能である。インダクタンスコイルL122は、EMIノイズのフィルタリングを提供するために、半導体スイッチ120と直列に連結される。
図5Bは、MLV調光器100のユーザインタフェース125の斜視図である。ユーザインタフェース125は、フェースプレート126、押しボタン127(すなわち、トグル作動装置)、及びスライダ制御器128を備える。押しボタン127を押すことは、調光器100の中の機械的スイッチ124を作動させる。押しボタン127を連続して押すことは、機械的スイッチ124を、開状態と閉状態との間でトグルさせる。スライダ制御器128は、細長いスロット128Bに沿ってスライドさせるために取り付けられた作動ノブ128Aを備える。細長いスロット128Bの上端に作動ノブ128Aを動かすことは、MLVランプ16Bの強度を増加させ、細長いスロット128Bの下端に作動ノブ128Aを動かすことは、MLVランプ16Bの強度を減少させる。
図6は、本発明の第1の実施例によるMLV調光器200の単純化された構成図である。MLV調光器200は、交流電源12とMLV負荷16との間に直列電気接続において連結された一組のメイン端子を有するトライアック220を備える。トライアック220は、該トライアック220を導通状態にするための制御入力端子、すなわちゲート端子を有している。MLV調光器200は、トライアック220のメイン端子と並列に連結されたタイミング回路230を備えると共に、コンデンサC234と直列に連結されたポテンショメータR232を更に備える。タイミング電圧信号“v”は、出力端子、すなわちポテンショメータR232とコンデンサC234との接合点において生成されると共に、トリガ回路240に供給される。ポテンショメータR232の抵抗は、調光器200のユーザインタフェースのスライダ制御器(例えば、ユーザインタフェース125のスライダ制御器128)の作動に応答して変更され得る。
トリガ回路240は、タイミング回路230の出力端子とトライアック220のゲート端子との間に直列電気接続において連結される。トリガ回路240は、従来技術の調光器10のダイアック40と同様に動作するダイアック260を有するブレークオーバ回路と、オフセット回路270とを備える。タイミング電圧信号“v”が増加すると、トリガ電圧信号が、トリガ回路240を横断して発生する。トライアック220のゲート−アノード接合(すなわち、トライアックのゲート端子から調光後HOT端子18まで)を横断する電圧は、実質的に小さな電圧、すなわち約1[V]であるので、トリガ電圧信号の大きさは、タイミング電圧信号“v”の大きさに実質的に等しい。
タイミング電圧信号“v”が、ダイアック260のブレークオーバ電圧“VBR”(例えば、おおよそ30[V])を超える場合に、ゲート電流“iGATE”が、オフセット回路270を通じて流れ、具体的には、正のライン電圧半周期の間、ダイオードD272AとコンデンサC274Aを通ってトライアック220のゲート端子に流れ込み、負のライン電圧半周期の間、トライアック220のゲート端子から出てコンデンサC274BとダイオードD272Bを通って流れる。コンデンサC274A、C274Bの両方は、例えば約82[nF]の電気容量を有する。ゲート電流“iGATE”は、時間“TPULSE”、例えばおおよそ1[μsec]以上の間流れる。放電抵抗器R276A、R276Bは、それぞれ、コンデンサC274A、C274Bと並列に連結される。MLV調光器200は、ゲート電流“iGATE”の大きさを、例えば約1アンペア以下に制限するために、トライアック220のゲート端子と直列に接続された電流制限抵抗器R280を更に備える。
MLV調光器200は、タイミング回路230の出力端子と調光後HOT端子18との間に連結されるクランプ回路250を更に備える。クランプ回路250は、それぞれが実質的に同じブレークオーバ電圧“V”、例えばおおよそ40Vを有する、2つの定電圧ダイオードZ252A、Z252Bを備える。定電圧ダイオードZ252A、Z252Bのカソード端子は一緒に連結され、クランプ回路250は、両方のライン電圧半周期において、タイミング電圧信号“v”を同じ電圧、すなわちブレークオーバ電圧“V”に制限する。
図7は、MLV調光器200の動作を説明する波形を示す。正の半周期の開始点において(例えば、時刻“t”において)、トリガ回路240の電圧しきい値“VTH”は、初期の電圧しきい値“V”にある。最初に、オフセット回路270のコンデンサC274Aは電荷を有しておらず、従って電圧はコンデンサを横断して発生しない。タイミング電圧信号“v”は、初期の電圧しきい値“V”まで増加し、すなわち(時刻“t”において)(ダイオードD272Aの小さな順方向降下を加えた)ダイアック260のブレークオーバ電圧“VBR”が超えられる。この時点で、ダイアック260は、ダイオードD272AとコンデンサC274Aを通ってトライアック220のゲート端子に流れ込むゲート電流“iGATE”を伝導する。電圧“ΔV”が、オフセット回路270を横断して、具体的にはコンデンサC274Aを横断して発生すると共に、“ΔVMAX=iGATE・TPULSE/C274A”に等しい、最大の大きさ“ΔVMAX”を有し、ここで“C274A”は、コンデンサC274Aの電気容量である。好ましい実施例において、コンデンサC274Aを横断して発生する電圧の最大の大きさの電圧オフセット“ΔVMAX”は、約12ボルトである。
ダイアック260がゲート電流“iGATE”を伝導した後で、コンデンサC234を横断する電圧は、所定の電圧“V”へ、おおよそダイアックのブレークバック電圧“VBB”だけ減少する。もし、(時刻“t”において)ゲート電流“iGATE”が流れるのをやめる前に、トライアック220を流れる負荷電流“i”がラッチ電流“ILATCH”に到達しない場合、タイミング電圧信号“v”は再度増加し始めることになる。トライアック220のゲート端子を通してゲート電流“iGATE”を伝導するために、電圧しきい値“VTH”が、初期の電圧しきい値にコンデンサC274Aを横断するオフセット電圧“ΔV”を加えた値まで、増加させられるので、タイミング電圧信号“v”は、“V+ΔV”、すなわちおおよそ42ボルトを超えなければならない。しかしながら、定電圧ダイオードZ252Aがタイミング電圧信号“v”を、ブレークオーバ電圧“V”、すなわち38ボルトに制限するので、タイミング電圧信号“v”は、電圧しきい値“VTH”を越えることが防止される。従って、トライアック220は、MLV変圧器16Aが無負荷であるときでさえも、各半周期の間に繰り返して導通しようと試みることが防止され、負荷電流“i”は実質的に対称的になる。
コンデンサC274Aを横断する電圧“ΔV”が、おおよそ定電圧ダイオードZ252Aのブレークオーバ電圧“V”からダイアック242のブレークオーバ電圧“VBR”を減算した値に減衰するまで、タイミング電圧信号“v”は電圧しきい値“VTH”を越えることが防止される。放電抵抗器R276Aは、好ましくは68.1[kΩ]の抵抗を有しており、コンデンサC274は、ゆっくりと、すなわち約5.58[msec]の時定数によって放電することになる。好ましくは、コンデンサC274Aを横断する電圧“ΔV”が、おおよそ定電圧ダイオードZ252Aのブレークオーバ電圧“V”からダイアック242のブレークオーバ電圧“VBR”を減算した値に減衰するまでに必要とされる時間は、十分に長く、トライアック220は、各半周期の間に、1度だけ導通しようと試みる。図7において示されるように、コンデンサC274Aを横断する電圧は、負の半周期の間に実質的にゼロボルトに減衰し、コンデンサC274Aを横断する電圧は、次の正の半周期の最初では実質的にゼロボルトになる。
図8は、本発明の第2の実施例によるMLV調光器300の単純化された構成図である。MLV調光器300は、HOT端子14と調光後HOT端子18との間に直列電気接続において連結されたトライアック320と、トライアックと並列に連結されるタイミング回路330とを備える。タイミング回路330は、ポテンショメータR332と、コンデンサC334と、較正用抵抗器R336とを備える。タイミング回路は、出力端子におけるタイミング電圧信号“v”を生成するために、MLV調光器200のタイミング回路230と類似した方法で動作する。
MLV調光器は、4つのダイオードD342A、D342B、D342C、D342Dを有する整流ブリッジと、ブレークオーバ回路360とオフセット回路370を有するトリガ回路と、電流制限回路380と、オプトカプラ390とを更に備える。ブレークオーバ回路360、電流制限回路380、及びオプトカプラ390のフォトダイオード390Aは、整流ブリッジの直流側を横断して直列に接続される。オフセット回路370は、それぞれ正の半周期と負の半周期の間に、第1の部分370A及び第2の部分370Bが、ブレークオーバ回路360、電流制限回路380、及びフォトダイオード390Aと直列に連結されるように接続される。トリガ回路は、オプトカプラ390及び抵抗器R392、R394、R396を経由して、トライアック320のゲート端子と連結される。
ブレークオーバ回路360は、2つのバイポーラ接合トランジスタQ362、Q364と、2つの抵抗器R366、R368と、定電圧ダイオードZ369とを備える。ブレークオーバ回路360は、MLV調光器200のダイアック260と同様の方式で動作する。ブレークオーバ回路360を横断する電圧が定電圧ダイオードZ369のブレークオーバ電圧“VBR”を越えるとき、定電圧ダイオードは電流を伝導し始める。定電圧ダイオードZ369のブレークオーバ電圧“VBR”は、好ましくは約30[V]である。抵抗器R366を横断する電圧がトランジスタQ362の必要とされるベース−エミッタ間電圧に到達すると、トランジスタQ362は導通し始める。電圧は、その場合に、抵抗器R368を横断して生成され、それはトランジスタQ364に導通を開始させる。これは、本質的に、定電圧ダイオードが導通するのをやめるように、定電圧ダイオードZ369をショートし、ブレークオーバ回路360を横断する電圧は、約ゼロボルトまで低下する。電流のパルス、すなわち制御電流“iCONTROL”は、コンデンサC334から、ブレークオーバ回路360とオプトカプラ390のフォトダイオード390Aを通して流れる。
タイミング電圧信号“v”が各ライン電圧半周期の最初から増加するので、トリガ電圧信号は、トリガ回路、すなわちブレークオーバ回路360とオフセット回路370を横断して発生する。トリガ電圧信号の大きさは、タイミング電圧信号“v”に、ダイオードD342A、D342Dの順方向電圧降下、フォトダイオード390Aの順方向電圧降下、及び電流制限回路380の電圧降下による追加の電圧“V”を加えた大きさに、実質的に等しい。例えば、追加の電圧“V”は、合計で約4ボルトになり得る。タイミング電圧信号“v”が、ブレークオーバ回路360の定電圧ダイオードZ369のブレークオーバ電圧“VBR”にオフセット回路370を横断する電圧と追加の電圧“V”を加えた電圧を越える場合に、トリガ回路は、オプトカプラ390のフォトダイオード390Aを通じて制御電流“iCONTROL”を伝導するように動作可能である。各正のライン電圧半周期の初めにおいて、オフセット回路370の第1の部分370Aを横断する電圧は、実質的にゼロボルトであり、各負のライン電圧半周期の初めにおいて、オフセット回路370の第2の部分370Bを横断する電圧は、実質的にゼロボルトである。従って、初期電圧しきい値“V”は、約34[V]である。制御電流“iCONTROL”は、好ましくは約300[μsec]の間、フォトダイオード390Aを流れる。従って、フォトダイオード390Aが制御電流“iCONTROL”を伝導するとき、オプトカプラ390の光電性のトライアック390Bは、正の半周期の間、電流がトライアック320のゲート端子に流れ込み、負の半周期の間、電流がトライアック320のゲート端子から流れ出すことを可能にするように、電流を伝導する。
正の半周期の間、制御電流“iCONTROL”は、ダイオードD342A、ブレークオーバ回路360、フォトダイオード390A、電流制限回路380、コンデンサC374A(及び抵抗器R376A)、そしてダイオードD342Dを通じて流れる。負の半周期の間、制御電流“iCONTROL”は、ダイオードD342B、コンデンサC374B(及び抵抗器R376B)、ブレークオーバ回路360、フォトダイオード390A、電流制限回路380、そしてダイオードD342Cを通じて流れる。従って、オフセット電圧“ΔV”は、正の半周期ではコンデンサC374Aを横断して発生し、そして負の半周期ではコンデンサC374Bを横断して発生する。放電抵抗器R376A、376Bは、コンデンサがゆっくりと放電することを可能にするために、コンデンサC374A、C374Bと並列に連結される。コンデンサC374A、C374Bは、両方共、好ましくは約82[nF]の電気容量を有すると共に、放電抵抗器R376A、R376Bは、好ましくは約68.1[kΩ]の抵抗を有している。
電流制限回路380は、バイポーラ接合トランジスタQ382、2つの抵抗器R384、R386、及びシャントレギュレータ定電圧ダイオードZ388を備える。トリガ回路330を横断する電圧がおおよそゼロボルトに低下した後、タイミング電圧信号“v”に実質的に等しい電圧が、電流制限回路380を横断して発生する。トランジスタが導通するように、電流が、好ましくは約33[kΩ]の抵抗を有する抵抗器R384を通して、トランジスタQ382のゲート端子に流れこむ。従って、制御電流“iCONTROL”が、フォトダイオード390A、トランジスタQ382、及び抵抗器R386を通して流れることになる。ダイオードZ388は、好ましくは、制御電流“iCONTROL”の大きさを制限するために、トランジスタQ382のエミッタ端子と連結されたシャント接続を有する。好ましくは、シャントダイオードZ388は、1.25[V]の基準電圧を有すると共に、抵抗器R386は、約392[Ω]の抵抗を有しており、制御電流“iCONTROL”の大きさは、約3.2[mA]に制限される。
MLV調光器300は、MLV調光器200のクランプ回路250と類似したクランプ回路350を更に備える。クランプ回路350は、逆直列接続された2つの定電圧ダイオードZ352、Z354を備える。好ましくは、定電圧ダイオードZ352、Z354は、同じブレークオーバ電圧“V”、例えば38[V]を有すると共に、コンデンサC344を横断するタイミング電圧信号“v”は、両方の半周期においてブレークオーバ電圧“V”に制限される。従って、トリガ回路を横断するトリガ電圧信号は、おおよそブレークオーバ電圧“V”から他の構成部品による追加の電圧“V”を減算した値に制限される。
MLV調光器300は、MLV調光器200と同様の動作を示す。正の半周期の初めにおいて、コンデンサC374Aを横断する電圧“ΔV”は、おおよそゼロボルトである。従って、制御電流“iCONTROL”が流れる間に、コンデンサC334を横断するタイミング電圧信号“v”は、初期電圧しきい値“V”、すなわちブレークオーバ回路360の定電圧ダイオードZ369のブレークオーバ電圧“VBR”にMLV調光器300の他の構成部品による追加の電圧“V”を加算した電圧を越えなければならない。上で示されたように、初期電圧しきい値“V”は、約34[V]である。
制御電流“iCONTROL”がオフセット回路370の第1の部分370Aを通じて流れる場合に、好ましくは約12[V]の大きさを有する電圧“ΔV”が、コンデンサC374Aを横断して発生する。従って、新しい電圧しきい値“VTH”は、初期電圧しきい値“V”に電圧“ΔV”を加算した値、すなわち約42[V]に等しい。しかしながら、クランプ回路350がタイミング電圧信号“v”の大きさを38[V]に制限しているので、タイミング電圧信号は、電圧しきい値“VTH”を越えることができないことになる。従って、トライアック320は、同じ半周期の間に繰り返し導通しようと試みないと共に、負荷電流“i”は、実質的に対称的な状態を維持することになる。MLV調光器300のタイミング電圧信号“v”と負荷電流“i”のプロットが図9において示される。
図10は、本発明の第3の実施例によるMLV調光器400の単純化された構成図である。調光器400は、MLV調光器300と同じか、もしくは非常に類似した回路を備える。しかしながら、図10の回路は、異なる方法において連結される。
MLV調光器400は、クランプ回路450を備えると共に、それは、MLV調光器200と同様に、整流ブリッジの交流側を横断するよりむしろ、オプトカプラ390のフォトダイオード390A、ブレークオーバ回路360、及びオフセット回路470を横断して連結される。正の半周期の間、オフセット回路470内のコンデンサC474Aは、電圧“ΔV”に充電され、従って、電圧しきい値“VTH”は、電圧“ΔV”に初期電圧しきい値“V”を加算した値まで増加する。再度、コンデンサC474Aを横断する電圧“ΔV”は、正の半周期の初めにおいて、実質的にゼロボルトであると共に、従って、初期電圧しきい値“V”は、ブレークオーバ回路360のブレークオーバ電圧“VBR”、例えば約30[V]に、他の構成部品による追加の電圧降下“V”を加算した値に等しい。クランプ回路450の第1の定電圧ダイオードZ452は、トリガ電圧(すなわちブレークオーバ回路360とオフセット回路470のコンデンサC474Aとを横断する電圧)にフォトダイオード390Aの順方向電圧降下を加算した大きさを、定電圧ダイオードZ452のブレークオーバ電圧“V”、例えば約36[V]に制限する。同様に、負の半周期の間、コンデンサC474Bは、電圧“ΔV”に充電されると共に、定電圧ダイオードZ454は、トリガ電圧(すなわちブレークオーバ回路360とオフセット回路470のコンデンサC474Aとを横断する電圧)にフォトダイオード390Bの順方向電圧降下を加算した大きさを、同じブレークオーバ電圧“V”に制限する。
本発明が、それについて特別な実施例に関して説明されたが、多くの他の変形及び修正、そして他の使用法が、当業者にとって明白になるであろう。従って、本発明は、ここで説明された特定の開示に制限されず、添付された特許請求の範囲によってのみ制限されることが好ましい。
従来技術のMLV調光器の単純化された構成図である。 図1AのMLV調光器のダイアックの電圧−電流特性のプロット図である。 タイミングコンデンサを横断する電圧と、図1AのMLV調光器を流れる負荷電流“i”のプロット図である。 MLV変圧器が無負荷の場合の、タイミングコンデンサを横断する電圧と、負荷電流“i”のプロット図である。 MLV変圧器が無負荷の場合の、非対称的な動き具合を示す、タイミングコンデンサを横断する電圧と、負荷電流“i”のプロット図である。 本発明によるMLV調光器の簡略化したブロック図である。 図5AのMLV調光器のユーザインタフェースの斜視図である。 本発明の第1の実施例によるMLV調光器の単純化された構成図である。 図6のMLV調光器の動作を説明する波形図である。 本発明の第2の実施例によるMLV調光器の単純化された構成図である。 図8のMLV調光器のタイミング電圧及び負荷電流のプロット図である。 本発明の第3の実施例によるMLV調光器の単純化された構成図である。
符号の説明
10 磁気低電圧調光器
12 交流電源
14 HOT端子
16 MLV負荷
16A 変圧器
16B 電灯負荷
18 調光後HOT端子
20 トライアック
30 タイミング回路
40 ダイアック
100 MLV調光器
120 半導体スイッチ
124 機械的スイッチ
125 ユーザインタフェース
126 フェースプレート
127 押しボタン
128 スライダ制御器
128A 作動ノブ
128B 細長いスロット
130 タイミング回路
140 トリガ回路
150 クランプ回路
200 MLV調光器
220 トライアック
230 タイミング回路
240 トリガ回路
250 クランプ回路
260 ダイアック
270 オフセット回路
300 MLV調光器
320 トライアック
330 タイミング回路
350 クランプ回路
360 ブレークオーバ回路
370 オフセット回路
370A 第1の部分
370B 第2の部分
380 電流制限回路
390 オプトカプラ
390A フォトダイオード
400 MLV調光器
450 クランプ回路
470 オフセット回路
L22 インダクタンスコイル
R32 ポテンショメータ
C34 コンデンサ
L122 インダクタンスコイル
R232 ポテンショメータ
C234 コンデンサ
D272A ダイオード
D272B ダイオード
C274A コンデンサ
C274B コンデンサ
R276A 放電抵抗器
R276B 放電抵抗器
R280 電流制限抵抗器
Z252A 定電圧ダイオード
Z252B 定電圧ダイオード
R332 ポテンショメータ
C334 コンデンサ
R336 較正用抵抗器
D342A ダイオード
D342B ダイオード
D342C ダイオード
D342D ダイオード
R392 抵抗器
R394 抵抗器
R396 抵抗器
Q362 バイポーラ接合トランジスタ
Q364 バイポーラ接合トランジスタ
R366 抵抗器
R368 抵抗器
Z369 定電圧ダイオード
C374A コンデンサ
C374B コンデンサ
R376A 抵抗器
R376B 抵抗器
Q382 バイポーラ接合トランジスタ
R384 抵抗器
R386 抵抗器
Z388 シャントレギュレータ定電圧ダイオード
Z352 定電圧ダイオード
Z354 定電圧ダイオード
C474A コンデンサ
C474B コンデンサ
Z452 定電圧ダイオード
Z454 定電圧ダイオード
R476A 抵抗器
R476B 抵抗器

Claims (49)

  1. 交流電源から負荷に供給される電力量を制御するための2線式負荷制御装置であって、
    前記負荷制御装置が、
    前記交流電源と前記負荷との間に直列電気接続において連結されるように動作可能な半導体スイッチと、
    タイミング電圧信号を提供するための出力端子を有すると共に、前記半導体スイッチと並列電気接続において連結されたタイミング回路と、
    トリガ電圧を有すると共に、初期の大きさを有する可変電圧しきい値によって特徴付けられ、前記半導体スイッチを制御するように動作可能なトリガ回路と、
    前記トリガ電圧の大きさを、前記初期の大きさより大きいクランプの大きさに制限するためのクランプ回路とを備え、
    前記半導体スイッチは、該半導体スイッチを非導通状態と導通状態との間で制御するための制御入力端子を有し、
    前記トリガ電圧は、該トリガ回路を横断して生成されると共に、前記タイミング電圧信号に応答して時間に対して大きさが増加し、
    前記半導体スイッチは、前記トリガ回路を介した制御電流の伝導に応答して、非導通状態と導通状態との間で切り替わるように動作可能であると共に、
    前記交流電源の半周期が開始した後で、前記トリガ電圧が、最初に前記可変電圧しきい値の初期の大きさを超えるときに、前記トリガ回路が、前記制御電流を伝導し、前記トリガ電圧を前記初期の大きさより小さい所定の大きさに減少させ、前記可変電圧しきい値を前記クランプの大きさより大きい第2の大きさまで増加させるように動作可能であり、それにより、前記トリガ電圧は、前記第2の大きさを越えることが防止される
    ことを特徴とする負荷制御装置。
  2. 前記半導体スイッチが、トライアックを含み、
    前記トライアックが、該トライアックを導通状態にするためのゲート端子を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の負荷制御装置。
  3. 前記トリガ回路と直列に連結された入力端子と前記トライアックのゲート端子に連結された出力端子とを有するオプトカプラを更に備え、
    前記オプトカプラの入力端子が前記制御電流を伝導する場合に、前記オプトカプラの出力端子が、前記トライアックのゲート端子を通してゲート電流を伝導するように動作可能であり、それにより、前記トライアックを導通状態にする
    ことを特徴とする請求項2に記載の負荷制御装置。
  4. 前記トリガ回路が、前記制御電流を伝導するように動作可能なオフセットコンデンサを有するオフセット回路を備え、
    前記トリガ電圧が前記可変電圧しきい値の初期の大きさを越える場合に、前記オフセットコンデンサが、前記電圧しきい値の第2の大きさと初期の大きさとの間の差異におおよそ等しい最大の大きさを有するオフセット電圧を発生させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の負荷制御装置。
  5. 前記トリガ回路が、前記オフセット回路と直列に連結されると共に、前記制御電流を伝導するように動作可能なブレークオーバ回路を更に備えると共に、
    前記ブレークオーバ回路が、定電圧ダイオードを備え、
    それにより、前記可変電圧しきい値が、前記定電圧ダイオードのブレークオーバ電圧及び前記オフセット電圧によって決まる
    ことを特徴とする請求項4に記載の負荷制御装置。
  6. 前記オフセット回路が、前記オフセットコンデンサと並列電気接続において連結された放電抵抗器を更に備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の負荷制御装置。
  7. 前記タイミング電圧信号の受取りのために前記タイミング回路に連結された交流端子と、前記ブレークオーバ回路及び前記オプトカプラの入力端子が直列電気接続において連結された直流端子とを有する整流ブリッジを更に備え、
    前記オフセット回路が、第2のオフセットコンデンサと、前記第2のオフセットコンデンサと並列に連結された第2の放電抵抗器とを備えると共に、
    前記第1のオフセットコンデンサが、前記交流電源の正の半周期に前記制御電流を伝導するように動作可能であり、前記第2のオフセットコンデンサが、前記交流電源の負の半周期に前記制御電流を伝導するように動作可能である
    ことを特徴とする請求項6に記載の負荷制御装置。
  8. 前記クランプ回路が、前記タイミング電圧信号の大きさを制限するために、前記タイミング回路の出力端子に連結されると共に、逆直列に連結された第1定電圧ダイオード及び第2の定電圧ダイオードを備え、
    それにより、前記第1の定電圧ダイオードが、正の半周期において、実質的に前記クランプの大きさまで前記タイミング電圧信号の大きさを制限するように動作可能であり、前記第2の定電圧ダイオードが、負の半周期において、実質的に前記クランプの大きさまで前記タイミング電圧信号の大きさを制限するように動作可能である
    ことを特徴とする請求項7に記載の負荷制御装置。
  9. 前記クランプ回路が、第1の定電圧ダイオード及び第2の定電圧ダイオードを備え、
    前記第1の定電圧ダイオードは、前記正の半周期において、前記トリガ電圧が実質的に前記クランプの大きさに制限されるように連結され、
    前記第2の定電圧ダイオードは、前記負の半周期において、前記トリガ電圧が実質的に前記クランプの大きさに制限されるように連結される
    ことを特徴とする請求項7に記載の負荷制御装置。
  10. 前記ブレークオーバ回路及び前記オプトカプラの入力端子と直列に連結された電流制限回路を更に備え、
    前記電流制限回路が、前記制御電流の大きさを制限するように動作可能である
    ことを特徴とする請求項7に記載の負荷制御装置。
  11. 前記ブレークオーバ回路が、半導体スイッチを更に備え、
    それにより、前記ブレークオーバ回路が前記制御電流を伝導した後で、前記ブレークオーバ回路を横断する電圧が、実質的にゼロボルトまで減少する
    ことを特徴とする請求項5に記載の負荷制御装置。
  12. 前記トリガ回路が、前記タイミング回路の出力端子と前記トライアックのゲート端子との間に直列電気接続において連結され、
    前記制御電流が、前記トライアックのゲート端子を流れることができる
    ことを特徴とする請求項2に記載の負荷制御装置。
  13. 前記トリガ回路が、前記制御電流を伝導するように動作可能なオフセットコンデンサを有するオフセット回路を備え、
    前記トリガ電圧が前記可変電圧しきい値の初期の大きさを越える場合に、前記オフセットコンデンサが、前記電圧しきい値の第2の大きさと初期の大きさとの間の差異におおよそ等しい最大の大きさを有するオフセット電圧を発生させる
    ことを特徴とする請求項12に記載の負荷制御装置。
  14. 前記トリガ回路が、ブレークオーバ電圧によって特徴付けられると共に、前記オフセット回路と直列に連結されるダイアックを更に備え、
    前記ダイアックが、前記制御電流を伝導するように動作可能であり、
    それにより、前記可変電圧しきい値が、前記ダイアックのブレークオーバ電圧及び前記オフセット電圧によって決まる
    ことを特徴とする請求項13に記載の負荷制御装置。
  15. 前記オフセット回路が、前記オフセットコンデンサと並列電気接続において連結された放電抵抗器を更に備える
    ことを特徴とする請求項14に記載の負荷制御装置。
  16. 前記オフセット回路が、
    第2のオフセットコンデンサと、
    前記第2のオフセットコンデンサと並列に連結された第2の放電抵抗器と、
    前記第1のオフセットコンデンサと前記第1の放電抵抗器との並列結合に対して直列に連結された第1のダイオードと、
    前記第2のオフセットコンデンサと前記第2の放電抵抗器との並列結合に対して直列に連結された第2のダイオードとを更に備え、
    前記第1のオフセットコンデンサが、前記交流電源の正の半周期に前記制御電流を伝導するように動作可能であり、
    前記第2のオフセットコンデンサが、前記交流電源の負の半周期に前記制御電流を伝導するように動作可能である
    ことを特徴とする請求項15に記載の負荷制御装置。
  17. 前記クランプ回路が、タイミング電圧信号の大きさを制限するために、前記タイミング回路の出力端子に連結されると共に、逆直列に連結された第1の定電圧ダイオード及び第2の定電圧ダイオードを備え、
    それにより、前記第1の定電圧ダイオードが、正の半周期において、実質的にクランプの大きさまでタイミング電圧信号の大きさを制限するように動作可能であり、前記第2の定電圧ダイオードが、負の半周期において、実質的にクランプの大きさまでタイミング電圧信号の大きさを制限するように動作可能である
    ことを特徴とする請求項16に記載の負荷制御装置。
  18. 前記タイミング回路の出力端子と前記トライアックのゲート端子との間に直列電気接続において連結された制限抵抗器を更に備え、
    前記制限抵抗器が、前記制御電流の大きさを制限するように動作可能である
    ことを特徴とする請求項16に記載の負荷制御装置。
  19. 前記トリガ回路が最初に前記制御電流を伝導した場合に、もし前記トライアックを流れる負荷電流が前記トライアックのラッチ電流を超えないならば、前記負荷制御装置は、前記負荷電流が前記ラッチ電流を超えることを防止するように動作可能である
    ことを特徴とする請求項2に記載の負荷制御装置。
  20. 前記トリガ回路が、前記制御電流を伝導するように動作可能なオフセット回路を備え、
    前記トリガ電圧が前記可変電圧しきい値の初期の大きさを越える場合に、前記電圧しきい値の第2の大きさと初期の大きさとの間の差異におおよそ等しい最大の大きさを有するオフセット電圧が、前記オフセット回路を横断して発生する
    ことを特徴とする請求項1に記載の負荷制御装置。
  21. 前記オフセット回路が、前記制御電流を伝導するように動作可能なオフセットコンデンサを備え、
    前記オフセット電圧が、前記オフセットコンデンサを横断して発生する
    ことを特徴とする請求項20に記載の負荷制御装置。
  22. 前記オフセット回路が、前記オフセットコンデンサと並列電気接続において連結された放電抵抗器を更に備える
    ことを特徴とする請求項21に記載の負荷制御装置。
  23. 前記トリガ回路が、前記オフセット回路と直列に連結されると共に、定電圧ダイオードと半導体スイッチを有するブレークオーバ回路を更に備え、
    前記ブレークオーバ回路は、前記ブレークオーバ回路を横断する電圧が前記定電圧ダイオードのブレークオーバ電圧を越える場合に、前記制御電流を伝導すると共に、前記ブレークオーバ回路が前記制御電流を伝導した後で、前記ブレークオーバ回路を横断する電圧を実質的にゼロボルトまで減少させるように動作可能であり、
    それにより、前記可変電圧しきい値が、前記定電圧ダイオードのブレークオーバ電圧及び前記オフセット電圧によって決まる
    ことを特徴とする請求項21に記載の負荷制御装置。
  24. 前記トリガ回路が、ブレークオーバ電圧によって特徴付けられると共に、前記オフセット回路と直列に連結されるダイアックを更に備え、
    前記ダイアックは、前記ブレークオーバ回路を横断する電圧が前記ダイアックのブレークオーバ電圧を超える場合に、前記制御電流を伝導するように動作可能であり、
    それにより、前記可変電圧しきい値が、前記ダイアックのブレークオーバ電圧及び前記オフセット電圧によって決まる
    ことを特徴とする請求項21に記載の負荷制御装置。
  25. 前記負荷制御装置が、調光器を備えると共に、
    前記負荷が、MLV変圧器と連結されるように動作可能なMLVランプを有するMLV負荷を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の負荷制御装置。
  26. 前記タイミング回路が、タイミングコンデンサとポテンショメータとを備え、
    前記負荷制御装置が、前記タイミング回路の時定数に応答して、前記MLVランプの明暗度を制御するように動作可能である
    ことを特徴とする請求項25に記載の負荷制御装置。
  27. ユーザインタフェースを更に備え、
    前記ポテンショメータが、前記ユーザインタフェースに応答して抵抗を変更するように動作可能である
    ことを特徴とする請求項26に記載の負荷制御装置。
  28. 前記MLVランプが前記MLV変圧器と連結されない場合に、前記負荷制御装置が、前記MLV変圧器に非対称の電流が流れることを防止するように動作可能である
    ことを特徴とする請求項25に記載の負荷制御装置。
  29. 負荷制御装置における半導体スイッチを制御するように動作可能なトリガ回路であって、
    前記トリガ回路が、
    ブレークオーバ電圧によって特徴付けられると共に、制御電流を伝導するように動作可能であるブレークオーバ回路と、
    前記制御電流の伝導に応答して、非導通状態と導通状態との間で切り替わるように動作可能な半導体スイッチと、
    前記ブレークオーバ回路と直列に連結されると共に、前記制御電流を伝導するように動作可能なオフセット回路とを備え、
    前記ブレークオーバ回路が、該ブレークオーバ回路を横断する電圧が前記ブレークオーバ電圧を超える場合に前記制御電流を伝導するように動作可能であり、
    それにより、前記オフセット電圧が、前記オフセット回路を横断して発生し、
    前記トリガ回路が、前記ブレークオーバ電圧の大きさに実質的に等しい大きさを有すると共に、前記ブレークオーバ回路と前記オフセット回路が前記制御電流を伝導する前の、初期の電圧しきい値によって特徴付けられると共に、
    前記トリガ回路が、前記ブレークオーバ回路の前記ブレークオーバ電圧に前記オフセット電圧を足した大きさに実質的に等しい最大の大きさを有すると共に、前記ブレークオーバ回路と前記オフセット回路が前記制御電流を伝導した後の、第2の電圧しきい値によって更に特徴付けられる
    ことを特徴とするトリガ回路。
  30. 前記オフセット回路が、前記制御電流を伝導するように動作可能なオフセットコンデンサを備え、
    前記オフセット電圧が、前記オフセットコンデンサを横断して発生する
    ことを特徴とする請求項29に記載のトリガ回路。
  31. 前記オフセット回路が、前記オフセットコンデンサと並列電気接続において連結された放電抵抗器を更に備える
    ことを特徴とする請求項30に記載のトリガ回路。
  32. 前記半導体スイッチが、ゲート端子を有するトライアックを備える
    ことを特徴とする請求項29に記載のトリガ回路。
  33. 前記トリガ回路が、前記トライアックのゲート端子と直列電気接続において連結されるように動作可能であり、
    前記制御電流が、前記トライアックのゲート端子を通して流れることができる
    ことを特徴とする請求項32に記載のトリガ回路。
  34. 前記ブレークオーバ回路が、定電圧ダイオードと半導体スイッチを備え、
    前記ブレークオーバ回路のブレークオーバ電圧が、前記定電圧ダイオードのブレークオーバ電圧に実質的に等しいと共に、
    前記ブレークオーバ回路が前記制御電流を伝導した後で、前記ブレークオーバ回路を横断する電圧が、実質的にゼロボルトまで減少させられる
    ことを特徴とする請求項29に記載のトリガ回路。
  35. 前記ブレークオーバ回路が、ダイアックを備え、
    前記ブレークオーバ回路のブレークオーバ電圧が、前記ダイアックのブレークオーバ電圧に実質的に等しい
    ことを特徴とする請求項30に記載のトリガ回路。
  36. 前記負荷制御装置が、前記トリガ回路を横断する前記トリガ電圧の大きさを、前記初期の電圧しきい値より大きく、かつ前記第2の電圧しきい値より小さいクランプの大きさまで実質的に制限するように動作可能なクランプ回路を備え、
    前記トリガ電圧は、前記第2の電圧しきい値を越えることが防止される
    ことを特徴とする請求項30に記載のトリガ回路。
  37. 交流電源から負荷に供給される電力量を制御するための負荷制御装置における、制御入力端子を有する半導体スイッチを制御する方法であって、
    前記方法が、
    前記交流電源の半周期の間に時間に対して大きさが増加するトリガ電圧を生成する段階と、
    前記トリガ電圧が初期の電圧しきい値を有する可変電圧しきい値を越えるときを判定する段階と、
    前記トリガ電圧が前記初期の電圧しきい値を越える場合に、ゲート電流を前記半導体スイッチの制御入力端子を介して伝導する段階と、
    前記可変電圧しきい値を、前記初期の電圧しきい値から、前記初期の電圧しきい値より大きい第2の電圧しきい値まで増加させる段階と、
    前記交流電源の半周期の間に、前記トリガ電圧が前記第2の電圧しきい値を越えることを防止する段階と
    を有することを特徴とする方法。
  38. 交流電源から負荷に供給される電力量を制御するための2線式負荷制御装置であって、
    前記負荷制御装置が、
    前記交流電源と前記負荷との間に直列電気接続において連結されるように動作可能であると共に、ゲート端子を有するトライアックと、
    前記トライアックと並列電気接続において連結されると共に、前記負荷に供給されるべき所望の電力量によって決まる割合で増加するタイミング電圧を提供するための出力端子を有するタイミング回路と、
    前記タイミング電圧を受け取るために前記タイミング回路に連結された交流端子、及び直流端子を有する整流ブリッジと、
    前記整流ブリッジの前記直流端子と直列電気接続において連結されると共に、ブレークオーバ電圧によって特徴付けられるブレークオーバ回路と、
    前記ブレークオーバ回路と直列電気接続において連結された入力端子、及び前記トライアックのゲート端子と連結された出力端子を有するオプトカプラと、
    前記交流電源の正の半周期に前記制御電流を伝導するように動作可能な第1のオフセットコンデンサ、及び前記交流電源の負の半周期に前記制御電流を伝導するように動作可能な第2のオフセットコンデンサを有するオフセット回路と、
    前記タイミング電圧の大きさを制限するために前記整流ブリッジの交流端子を横断して連結されたクランプ回路とを備え、
    前記トライアックのゲート端子は、該トライアックを導通状態にするためのものであり、
    該ブレークオーバ回路を横断する電圧が前記ブレークオーバ電圧を超える場合に、前記ブレークオーバ回路が、制御電流を伝導するように動作可能であり、
    前記ブレークオーバ回路と前記オプトカプラの入力端子が前記制御電流を伝導する場合に、前記オプトカプラの出力端子が、前記トライアックのゲート端子を通してゲート電流を伝導するように動作可能であり、それにより前記トライアックを導通状態にし、
    正の半周期において前記ブレークオーバ回路を横断する電圧が前記ブレークオーバ電圧を超える場合に、前記第1のオフセットコンデンサを横断する第1のオフセット電圧が発生し、
    負の半周期において前記ブレークオーバ回路を横断する電圧が前記ブレークオーバ電圧を超える場合に、前記第2のオフセットコンデンサを横断する第2のオフセット電圧が発生し、
    前記ブレークオーバ回路と前記第1のオフセットコンデンサとの直列結合を横断する電圧は、前記ブレークオーバ回路の前記ブレークオーバ電圧に前記第1のオフセット電圧を足した大きさを実質的に越えることが防止され、
    前記ブレークオーバ回路と前記第2のオフセットコンデンサとの直列結合を横断する電圧は、前記ブレークオーバ回路の前記ブレークオーバ電圧に前記第2のオフセット電圧を足した大きさを実質的に越えることが防止される
    ことを特徴とする負荷制御装置。
  39. 交流電源から負荷に供給される電力量を制御するための2線式負荷制御装置であって、
    前記負荷制御装置が、
    前記交流電源と前記負荷との間に直列電気接続において連結されるように動作可能であると共に、ゲート端子を有するトライアックと、
    前記トライアックと並列電気接続において連結されると共に、前記負荷に供給されるべき所望の電力量によって決まる割合で増加するタイミング電圧を提供するための出力端子を有するタイミング回路と、
    前記タイミング電圧を受け取るために前記タイミング回路に連結された交流端子、及び直流端子を有する整流ブリッジと、
    前記整流ブリッジの前記直流端子と直列電気接続において連結されると共に、ブレークオーバ電圧によって特徴付けられるブレークオーバ回路と、
    前記ブレークオーバ回路と直列電気接続において連結された入力端子、及び前記トライアックのゲート端子と連結された出力端子を有するオプトカプラと、
    前記交流電源の正の半周期に前記制御電流を伝導するように動作可能な第1のオフセットコンデンサ、及び前記交流電源の負の半周期に前記制御電流を伝導するように動作可能な第2のオフセットコンデンサを有するオフセット回路と、
    前記オプトカプラの入力端子、前記ブレークオーバ回路、及び前記オフセット回路を横断して連結されたクランプ回路とを備え、
    前記トライアックのゲート端子は、該トライアックを導通状態にするためのものであり、
    該ブレークオーバ回路を横断する電圧が前記ブレークオーバ電圧を超える場合に、前記ブレークオーバ回路が、制御電流を伝導するように動作可能であり、
    前記ブレークオーバ回路と前記オプトカプラの入力端子が前記制御電流を伝導する場合に、前記オプトカプラの出力端子は、前記トライアックのゲート端子を通してゲート電流を伝導するように動作可能であり、それにより前記トライアックを導通状態にし、
    正の半周期において前記ブレークオーバ回路を横断する電圧が前記ブレークオーバ電圧を超える場合に、前記第1のオフセットコンデンサを横断する第1のオフセット電圧が発生し、
    負の半周期において前記ブレークオーバ回路を横断する電圧が前記ブレークオーバ電圧を超える場合に、前記第2のオフセットコンデンサを横断する第2のオフセット電圧が発生し、
    前記ブレークオーバ回路と前記第1のオフセットコンデンサとの直列結合を横断する電圧は、前記ブレークオーバ回路の前記ブレークオーバ電圧に前記第1のオフセット電圧を足した大きさを実質的に越えることが防止され、
    前記ブレークオーバ回路と前記第2のオフセットコンデンサとの直列結合を横断する電圧は、前記ブレークオーバ回路の前記ブレークオーバ電圧に前記第2のオフセット電圧を足した大きさを実質的に越えることが防止される
    ことを特徴とする負荷制御装置。
  40. 正のライン半周期及び負のライン半周期を有する交流電源から負荷に供給される電力量を制御するための2線式負荷制御装置であって、
    前記負荷制御装置が、
    前記交流電源と前記負荷との間に連結可能な一組の入力端子を有すると共に、出力端子におけるタイミング電圧信号を生成するように、所望の調光レベル入力に応答するタイミング回路と、
    前記タイミング回路の出力端子に連結された入力端子を有すると共に、出力端子におけるゲート電流信号を生成するように、前記タイミング電圧信号に応答するトリガ回路と、
    前記交流電源と前記負荷との間に連結可能な一組の電源端子、及び前記トリガ回路の出力端子に連結されたゲート入力端子を有すると共に、実質的非導通状態と実質的導通状態との間で切り替わるように、前記ゲート電流信号に応答する半導体スイッチと、
    前記タイミング回路に連結されると共に、前記タイミング電圧信号を所定のクランプ電圧を越えないようにクランプすることができるクランプ回路とを備え、
    前記トリガ回路が、クランプ電圧より小さい第1の電圧しきい値を有すると共に、クランプ電圧より大きい第2の電圧しきい値を有することによって特徴付けられ、
    ライン半周期において、前記タイミング電圧信号が最初に前記第1の電圧しきい値を超える場合、
    (1)前記トリガ回路が、前記半導体スイッチを実質的非導通状態と実質的導通状態との間で切り替えさせる前記ゲート電流信号を生成し、
    (2)前記タイミング信号が、前記第1の電圧しきい値より小さいレベルまで減少させられ、
    (3)前記トリガ回路が、前記ゲート電流信号を生成することを中止すると共に、
    (4)前記トリガ回路の電圧しきい値が、前記第2の電圧しきい値まで上昇させられる
    ように前記トリガ回路が構成され、
    それにより、前記半導体スイッチが再び同じライン半周期の間に実質的導通状態に切り替わることが防止されるように、前記タイミング信号は、第2の電圧しきい値を越えることが防止される
    ことを特徴とする負荷制御装置。
  41. 交流の正のライン半周期と負のライン半周期とを有する交流電源から実質的に誘導的な電気負荷に供給される電力量を制御するための2線式負荷制御装置であって、
    前記負荷制御装置が、
    前記交流電源に対する接続に適している第1の装置端子、及び前記負荷に対する接続に適している第2の装置端子と、
    前記負荷に供給されるべき所望の電力レベルを代表するタイミング信号を出力端子において提供するタイミング回路と、
    前記タイミング回路の出力端子と連結された入力端子を有すると共に、前記タイミング信号がトリガ回路しきい値レベルを越える場合に、出力端子における制御信号を提供するように、前記タイミング信号に応答するトリガ回路と、
    前記第1の装置端子と接続された第1の電源端子、前記第2の装置端子と接続された第2の電源端子、及び前記トリガ回路の出力端子に連結された制御入力端子を有すると共に、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に実質的に低いインピーダンスの電気接続を確立するように、制御信号に応答する制御可能な伝導性装置とを備え、
    前記制御可能な伝導性装置が、ラッチ電流によって特徴付けられ、もし前記制御信号が前記制御入力端子に存在する間に、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子を通過する負荷電流が、ラッチ電流しきい値レベルを越えることに失敗した場合に、その場合に、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間の実質的に低いインピーダンスの電気接続は、実質的に高いインピーダンスの電気接続に戻ると共に、
    前記トリガ回路が、前記トリガ回路の入力端子と前記トリガ回路の出力端子との間に直列電気接続において連結されるトリガ回路しきい値上昇手段と、信号制限回路とを備え、
    前記トリガ回路しきい値上昇手段が、前記トリガ回路しきい値を、第1のしきい値レベルから、前記第1のしきい値レベルより大きい第2のしきい値レベルまで上昇させるように、前記トリガ回路を流れる電流に応答し、
    前記信号制限回路が、前記トリガ回路の入力端子と前記第2の電源端子とに連結され、前記タイミング信号が、前記第1のしきい値レベルより大きく前記第2のしきい値レベルより小さい所定の信号限界値を超えないように制限される
    ことを特徴とする負荷制御装置。
  42. 前記しきい値上昇手段が、コンデンサを備える
    ことを特徴とする請求項41に記載の負荷制御装置。
  43. 前記しきい値上昇手段が、前記コンデンサと並列に接続された抵抗器を更に備える
    ことを特徴とする請求項42に記載の負荷制御装置。
  44. 前記しきい値上昇手段が、前記コンデンサと前記抵抗器との並列結合に対して直列に連結されたダイオードを備える
    ことを特徴とする請求項43に記載の負荷制御装置。
  45. 前記信号制限回路が、第1の定電圧ダイオードを備える
    ことを特徴とする請求項41に記載の負荷制御装置。
  46. 前記信号制限回路が、前記第1の定電圧ダイオードと逆直列に接続された第2の定電圧ダイオードを更に備える
    ことを特徴とする請求項45に記載の負荷制御装置。
  47. 交流の正のライン半周期と負のライン半周期とを有する交流電源から電気負荷に供給される電力量を制御するための2線式負荷制御装置であって、
    前記負荷制御装置が、
    前記負荷に供給されるべき所望の電力レベルを代表するタイミング信号に応答する入力端子を有すると共に、タイミング信号がトリガ回路しきい値レベルを越える場合に、出力端子においてスイッチング素子制御信号を提供するトリガ回路を備え、
    前記トリガ回路は、各ライン半周期において前記スイッチング素子制御信号が1度だけ供給されることを保証するための手段を備える
    ことを特徴とする負荷制御装置。
  48. 前記保証するための手段が、トリガ回路しきい値上昇手段を備え、
    前記トリガ回路しきい値上昇手段が、ライン半周期の第1の時刻における第1のしきい値から、前記第1の時刻より後のライン半周期の第2の時刻における、前記第1のしきい値より大きい第2のしきい値まで、前記トリガ回路しきい値レベルを上昇させるように、トリガ回路を流れる電流に応答する
    ことを特徴とする請求項47に記載の負荷制御装置。
  49. 前記保証するための手段は、前記トリガ回路が、ライン半周期の前記第1の時刻において、前記タイミング信号が前記第1のしきい値を越える場合に、前記スイッチング素子制御信号を提供することを許可し、前記トリガ回路が、ライン半周期の前記第2の時刻において、前記タイミング信号が前記第2のしきい値を越えることを防止することによって、前記スイッチング素子制御信号を提供することを防止するように連結された信号制限回路を更に備える
    ことを特徴とする請求項48に記載の負荷制御装置。
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