JP2009525810A - 折り畳み式ボールゲームのゴール - Google Patents

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Abstract

折り畳み可能な、三次元ゲーム用のゴール(10)が:(a)少なくとも二つのほぼ輪形状で、開閉式フープ(11,12)であって、各フープ(11,12)が開閉式であって、各フープ(11,12)のフープ継手(17)において連結可能で、フープ(11,12)が少なくとも三つのポスト連結機構(21)を具え;(b)少なくとも三本の取外し可能なポスト(13)が実質的に長さが等しく、ポスト(13)は、
フープ(11,12)上でポスト連結機構(21)に取外し可能に連結が可能で;(c)実質的に可撓性のネット(14)はフープの上側(12)に取付け可能で;(d)取外し可能なネット保持機構(23)は各ポスト(13)上のポスト連結機構に取付け可能であり;ゴール(10)が開いた、直立位にあるとき;フープ(11)の下側フープは競技面(16)にあり、上側フープ(12)は実質的にフープ(11)の下側フープに平行であり間隔をあけて設けられており、ネット(14)は実質的に水平に向けられたフープ(11,12)の間を下方に延在する。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み式ボールゲームのゴールに関し、更に特定するならば、ボールを用いたゲーム(練習)用の折り畳み可能で、持ち運び可能な、三次元のネット状のボールゲームのゴールであり、この直立型のゲームゴールは、三つの異なる方向において外側を向いた少なくとも三つのほぼ垂直の隣接した得点面を有し、中央の得点用バスケットは、バスケットのほぼ円形状の上側周囲を特定するゴールの上側フープ付きで、三つの得点面はこの得点用バスケットの三角形状の基部を画定する。
背景
一般的に、例えばサッカー、フットボール、ホッケー、ラクロス及びバスケットボールなどの野外のチームボールスポーツは二つの対向するチームにより、競技場の反対端側に設けられた二つの単一平面ゴール、又はバスケットを有する、開放された、一般的に長方形の競技場で行われる。これにより互いに対向し合う勢力図式を作り出す。選手は、競技場を横切って、又相手チームのゴール又はバスケットへゲームボールを進める、打つなどして、得点を獲得し、割当てられた時間枠で相手チームより、多く得点を獲得しようする。
新しいスポーツ、ソッチ(Socci)が発明され、これはここに記載した野外チームボールのスポーツとは異なる。ソッチ(Socci)というスポーツは、二チームの選手によって、ミッドフィールドラインで均等に分けた長円形の競技フィールド上で行われる。フィールドの各半卵形の側には、ほぼ中心部に、本発明の三次元ゴールを設ける。本発明の折り畳み可能で、持ち運び可能なゴールは、少なくとも三つのほぼ垂直で、平坦な隣接した得点面を有し、各面は、ネットにより画定され、少なくとも一つ、好ましくは一つだけが、通常の水平なバスケットである。
単一ゴールを有し、得点を獲得するにはボールをゴールに入れなければならないその他の野外チームボールスポーツと違って、ソッチ(Socci)スポーツは、複数の得点面を有し、選手に更なる得点の機会を与える。このことは、従来の野外のチームボールスポーツの反対側で対向し合う勢力図式というより、むしろ中央で対向する勢力図式を作り出す。
更に、本発明の中央で対向する勢力図式は、ほぼ垂直を向いたゴールとほぼ水平を向いたゴールバスケットの双方を有し、ゴール毎の選手人数が低率となるため、群がりが減少し、得点の機会が更に増える。
また、本発明は、多面ゴール構造で、少なくとも四つの別々の特有の得点面があり、三つの得点面全ての総平方フィート面積は従来の単一の従来のサイズのゴールによって提供される得点領域に匹敵する。これによって、ソッチ(Socci)の対向するゴールは、得点獲得への挑戦を望ましなく減少させることなしに、互いに対してより近接して配置することができる。
更に、ここに記載する方法で設置したとき、本発明の多面ゴールの各々は:二つの前向きの隣接したセンタ及び競技場端部からアクセス可能なゴール面と;後向きの、競技場後方からのみアクセス可能なゴール面と;競技場上のどの位置からもアクセス可能なほぼ水平なバスケットを有する。ゴールが直立して、正しい位置にあると、前向きの得点面29の一方は、競技場の前方左側端部に向き、前向きの得点面29の他方は、競技場の前方左側端部に向く。ゲームルールでは、ほぼ垂直なゴールの平坦な得点面29と、ほぼ水平な得点バスケット27のいずれに、競技場上のどの地点からボールをに打ち込んでもよいため、多数の得点機会が提供される。
従来の競技場は長方形の形状であるが、フットジャグリングスポーツであるソッチ(Socci)は、楕円形状の競技場で行われるのが好ましい。長方形状の競技場と違い、楕円形状の競技場にはデッドコーナがなく、特に本発明の三次元ゴールの周りで選手の流れを促進する。ソッチ(Socci)のゴールは小さく、運動上に互いに比較的近接させて設けられるため(約50フィート以下に離すのが好ましい)、限られたスペースで若者又は老人によってゲームを行うことができる。
各ゴール面によって表される難易度に合わせて、一番アクセスが容易な正面を向いたゴール面に打つと1ポイントとみなされ、一方で、アクセスが難しくリスクが多い反対側を向いたゴール面を打てば2ポイントとみなされる。後者の場合、ソッチ(Socci)の選手は、相手チームのゴールの後方にボールと持って前進しなければならず、チームのオウンゴールとなるシュートの危険にさらされる。ゴールは競技場のどこからでもアクセス可能であるが、得点を獲得するためにはソッチ(Socci)のボールはロブか、又はキックしてバスケットの中に入れなければならない。バスケットの中にロブでボールを送ることは、ボールを空中にキックしてターゲットのバスケットの中に入れる必要がある。ボールをバスケットの中にキックするためには、多大なスキルと機敏さが必要である。従って、力を超えた技巧を更に促進するため、バスケットをヒットすると3ポイントとみなされる。
ここに記載した特別なゴール構成及び勢力図式は、新スポーツのソッチ(Socci)に特有なものであるが、本発明のゴールは、多くのその他のスポーツ及びゲーム、並びに現存のスポーツ用トレーニングに使用できる。例えば、形状が似ているゴール構成を用いて、三次元サッカーの代用 、“ソッチサッカー(Socci soccer)”に使用できる。同様に、ここに記載したゴールの変形は、“ソッチハンドボール(Socci handball)”、“ソッチホッケー(Socci-hockey)”、又は“ソッチフリスビー(Socci Frisbee)”に使用できる。本発明のゴールのここに記載した利点は、これらのゲームにも活用される。また、本発明のゴールは、ソッチ(Socci)又はその他の野外スポーツ用の技術練習をするために使用できる。
本発明は、折り畳み可能で、持ち運び可能な、ボールを使ったゲームを行う(練習も含む)ための三次元のネット状のボールゲームのゴールである。本発明のゴールは、(a)少なくとも二つのほぼ輪形状の開閉式フープで、実質的に互いに同じ直径を有し、各フープが少なくとも一のフープ継手を具え、各フープがこのフープ継手において開閉可能であり、このフープが少なくとも三つのポスト連結機構を具えるフープと、(b)実質的に長さが等しい少なくとも三つの引き離し可能なポストで、各ポストの対向する端部が、フープ上のポスト連結機構の一つに取外し可能に連結可能であるポストと;(c)前記フープとの間及び前記ポストとの間に延在する実質的に可撓性のネットであって、前記ネットはフープの上側に取付けられているが、ポストには取付けられていないネットと、(d)各ポストの対向する側部において、前記ポストに対して前記ネットの一部分を保持するための、前記ポスト連結機構に取付け可能な着脱可能なネット保持機構と、を具える。
開いた、直立位において、このゴールは、ゴールにキックするあるいは投げるゲームボールを用いてソッチ(Socci)のゲームをしたり、その他の野外のボールゲームを行うときに好適に使用される。本発明のゴールはまたソッチ(Socci)又はその他のボールゲームのトレーニングや練習に役立つ。頑丈なネット状ゴールは四つの特有の外側に向いた得点面を提供する。ゲームゴールは少なくとも三つのほぼ垂直な三つの異なる方向を向いた隣接した得点面と、ゴールの先端部に少なくとも一つの円形状で、ほぼ水平の得点バスケットを有する。上側フープは、直立ゴールの先端部において平らな得点面に隣接して、得点バスケットのほぼ円形状の上側周辺部を画定し、従って、ゴールは後部、正面、両側部及びゴールの先端部から得点が可能となる。得点バスケットのほぼ三角形のベースの両側は、得点面が形成されている。
本発明のゴールは軽量で、折り畳み位置にあるときには持ち運びが容易であるが、開いて、直立位にあるときは頑丈である。一又はそれ以上の折り畳みゴールは、例えば乗物の後部シート又はトランクに入れて搬送が容易である。本発明のゴールが折り畳み位置にある場合は、キャリーバッグに入れたり、大人又は子供が手で持ち運ぶことができる。本発明の軽量ゴールはまた、開いた、直立位である場合、例えば競技場の周りを移動するのも容易である。開いた位置にあるゴールは、キックされたりゲーム又は練習用ボールを投げ込まれても倒れない。ゴールはコンパクトであるが、驚くほど大きい総得点面を有する。この多様な面に得点するためには、作戦や、例えば技巧、機敏さ、スピード、協調、器用さ及び持久力といった通常ではない多様なアスレチックスキルを必要とする。
以下の記載において、いくつかの図面を通して同じ符号は同じ又は対応する箇所を示す。また、以下の記載において、“正面”、“後部”、“内部”及び同様の関連用語は限定する用語として使用するものではない。図面を更に詳細に参照して、以下に本発明を説明する。
初めに図1を参照すると、折り畳み可能で、持ち運び可能な三次元のゲームゴール10は:
(a)少なくとも二つのほぼ輪形状の、開閉式フープ11,12であり、それぞれが開閉可能で、フープ継手17において互いに締結可能で、当該フープが少なくとも三つのポスト連結機構21を具えるフープと;(b)実質的に長さが等しい少なくとも三つの取外し可能ポスト13であって、各ポスト13の対向する端部が、フープ11,12上のポスト連結機構21の一方に取外し可能に連結しているポストと;(c)複数の箇所15において上側フープ12に取付けられているが、ポスト13には取付けられていない長さが実質的にフレキシブルなネット14と;(d)各ポスト13の対向する端部においてポスト連結機構21に取付け可能な着脱可能なネット保持機構30であって、ネット14の隣接部分をポスト13に対して保持する機構と:を具える。
フープ11,12は少なくとも三つの、好ましくは三つのポスト連結機構21を具える。各ポスト13の端部は、下側(“第1”)及び上側(“第2”)フープ11,12の上のポスト連結機構21に取外し可能に連結できる。
ゲームゴール10は二つの使用位置を有する:図1に示すような、開いた、直立の使用できる位置と、図7に示すような、移動及び保管用の閉じた、折り畳み位置である。直立立位において、ゴール10は、ソッチ(Socci)のゲーム又はゴールにキックしたり、投げるゲームボールを使用するその他の野外ボールゲームに適している。本発明のゴールは、ソッチ(Socci)又はその他のボールゲームをトレーニング及び練習するのにも役立つ。
ゴール10が、図1に示すように開いて、直立位にあるとき、下側フープ11は競技面上に位置し、上側フープ12は下側フープ11に実質的に平行で、間隔をあけて位置し、ネット14は実質的に水平方向を向いたフープ11,12の間に下方に延在している。また、ゴール10が開いて直立位にあるとき、ポスト13は間隔をあけて位置し、二つのフープ11,12の間に実質的に垂直に延在し、ポスト13及びネット14は少なくとも三つの隣接した、実質的に垂直な得点面29を画定し、各得点面は競技場で異なる方向を向いている。最後に、上側フープ12は、直立ゴール10の先端部にあり、平らな得点面に隣接している得点バスケット27のほぼ円形状の上側周囲を画定している。
得点バスケット27のほぼ三角形状の基部の両側部は得点面によって形成される。得点バスケットの三角形状の基部は、図1に示すように競技面に接触しており、可撓性のネット14と共に競技の間、ゲームボールが弾んで外に出ないようにするという利点がある。ネット14は好ましくはいくつかのネット取付け箇所15において上側フープ12に取付けられている。ネット14の底側分は下側フープ11に取付けないのが好ましい。
折り畳み位では、軽量ゴール10は、大人又は子供によってキャリーバッグで、例えば競技場に運んだり、乗物に乗せて容易に搬送することも可能である。ポスト13の長さはフープ11,12の直径を超えないことが好まししく、従ってキャリーバッグ(図示せず)はフープの直径を実質的に超える必要がなく、競技中はゴールの高さが適当となる。図7に示すように、キャリーバッグの中では三本のポスト13は、折り畳んだフープ組立体20とネット14の先端部に配置するのが好ましい。折り畳んだフープ組立体20は明確にするために、図5ではネットを外して示されている。直立位において、ゴール10は、好ましくは高さ約三乃至四フィートで、幅約三乃至四フィートである。従って、フープ11,12は、好ましくは直径約三乃至四フィートである。両フープ11,12はほぼ円形状であるため、ゴール10は直立位において、横に倒し、競技場のある場所から他の場所へ、必要であれば、転がすことが可能である。
図1に示すように、ゴール10が開いて、直立位にあると、フープは実質的に水平方向を向き、下側フープ11は競技面16の上に位置する。下側フープ11は、その真上にある上側フープ12に実質的に平行で、間隔をあけて位置している。フープ11,12は三本のポスト13により互いに連結されており、ゴール10が直立位であるときに、ほぼ垂直方向を向く。ポスト13はフープ11,12の周囲に沿って互いに間隔をあけて設けられている。ポスト13は互いにサイズが同じであることが好ましい。輪形状のフープ11,12は互いに同じサイズであることが好ましい。
ゴール10を立てるには、各ポスト13の対向する端部を、フープ11,12上に間隔をあけて設けたポスト連結機構21の中に挿入する。ポスト連結機構は、好ましくは間隔をあけて設けたポスト連結継手21であって、これは上側及び下側フープ11,12を取り囲んでいる。もちろん、図1,2及び5に示すように、上側フープ12上のほぼT字形状のポスト連結継手21のポスト受け端部25は下方に延在しており、対応する同じ大きさの下側ポスト連結継手のポスト受け端部25は、上方に延在しているため、ポストを容易にポスト連結継手21に挿入し、又は取外すことができる。
図1,2,4A乃至C,5,7及び8に示すように、各フープ11,12は、少なくとも一方のフープ継手17を具える。各フープ11,12は、フープ継手17において開放可能であり、好ましくは銅製の継手である。フープ継手17によって使用者は各フープ11,12を離して、ゴール10を分解して、折り畳むことができる。上側フープ12は、図4Aに、連結した使用位置が、図4Bに、連結を解除した弛緩位位置が又、図4Cに、連結を解除した折り畳み位置が示されている。もう一方の下側フープ11も同じ外観を有する。フープ継手17によって使用者はゴール10を直立した使用位に組立ることができる。
フープ11,12の雄型端部18は継手17の雌型端部に嵌り、対向する端部は好ましくはフープ11,12の対向する端部19に永久に取付けられている(図4A乃至Cを参照)。各フープ11,12の雄型端部18もフープ11,12上の継手17の雌型端部に嵌め込み可能である。驚いたことに、両フープ11,12の雄型端部18が反対側フープの雌継手17に嵌ると、コイル状フープ組立体20が形成され(図5参照)、図8の形状を作る。これは、使用者によって平らにされ、又は押し下げられ、図7に示すような折り畳んだコイル状フープ組立体となる。折り畳んだネット14は図7に示すようにゴール10を折り畳むときにフープの中心に収まる。
フープ11,12及びポスト13は、好ましくは、折り曲げ可能なポリ塩化ビニル(PVC)管でできており、0.5乃至2インチの直径を有するのがもっとも好ましい。その他のチューブの直径もまた、ここにおいて使用に適している。ポリ塩化ビニルは必要に応じてよりしっかり固定するために、直径を大きくしてもよい。その他の適当な材料、例えば金属、木材又はバネ鋼をポリ塩化ビニルに代用とすることができる。折り畳んだゴールのフープコイルにより、好ましいポリ塩化ビニル製フープ組立体の一体性が維持され、たとえ外気の変化にさらされても、時間が経過して、ゴールが形状を損なう可能性が少ない。
放置しておくと、連結を解除したポリ塩化ビニル製フープ11,12は、図4Bに示すように、弛緩位になる傾向にある。従って、使用者が非連結フープ11,12の雄フープ端部18を同じフープの継手17に挿入すると、生じる張力によってフープが適所に保持され、例えばキックボールにより衝撃を受けても容易に曲がらない。ゴール10を分解する間、雄型フープ端部18は、各フープ11,12を引き離すには、わずかな力で継手17から引き出さなくてはならない。図4Cに示すような非連結の折り畳みフープは、図4Aに示す連結フープのほぼ2/3の大きさであるため、折り畳みフープは容易に収納可能である。加えて、折り畳みゴール(図7参照)はほぼ平面であるため、収納が容易である。折り畳んだゴールは、例えば、車のトランク又は後部座席に納まる。
図1及び3を参照すると、ネット14が、上側フープ12から斜めに垂れ下がると、ネットの開口部は図1及び3に示すようにダイヤモンド形状22になり、従来の一直線に垂れ下がって開口部が正方形状の一列の開口部になるよりも、より良く機能を果たすことがここにおいて理解できる。直立ゴール10のネット14はピンと張るよりフレキシブルである。ここでは、この傾斜によって、ゲームボールをキックしたり、又は投げた時に受ける衝撃をネットがより良好に吸収してゴール面を被覆するネット量を軽減し、上側フープ12へのネット上の着脱を容易にする。フレキシブルで、頑丈で、耐久性がある網目ネットが好ましい。
ネット14の端部は、間隔をあけて好ましくは上側フープ12に沿って約6乃至12箇所に設けられたネット取付け箇所15において固定されている。好ましくは、ネット14の端部は、図3に示すように、上側フープ12の内側面の中にネジ込んだネット取付けループ23を介して摺動自在に輪になる。上側フープに間隔をあけて設けた取付け箇所にネットを取付けるその他の機構、例えば、フック、ネジ、ボルト、又は留め金も同様に使用できる。ネットを随意に取付けて上側フープの周りを覆った部分を被覆するようにしてもよい(図示せず)。間隔をあけて設けられた取付け箇所15(図2を参照)は、ネットを先端部において伸ばし、空中を進むゲームボールの衝撃を更に吸収するという利点がある。重要なのは、ここに記載したように、ネット14が傾斜で垂れ下がり、上側フープの端部に沿って間隔を置いて固定されて、円筒形状というよりもむしろ円錐形状を形成する(図1及び2参照)ことである。円錐形状、又はじょうご形状のネットは、ゲームゴールに望ましい。なぜならば、従来の単に下に垂れ下がる形状よりもボールを受けるポケットを作りだすからである。ネット14の円形状の先端部はほぼ水平な得点バスケット27の端部を形成する。ネット14は、ゴール10が直立しているとき、重力によって上側フープ12から垂れ下がる。ネット14は、上側フープ12上の複数の取付け位置に類似する取付け箇所に下側フープ12に沿って取付けられないことが好ましい。ゴールネット14は、下側フープ11内の地面に単に接触するのに必要とするより長い。ゴールネット14は、ここにおいて長く、ひだ状に垂れ下がっているのが好ましい。本ネット組立体は、ゴール10を分解する間、ポスト13を除去することが容易で、ゲームホールによってネット14が衝撃を与えられる、たわみを生じさせる。ボールがゴールネット14に衝撃を与えると、ゴールネット14によってポスト13が引き上げられる。ボールを固く跳ね返したり、ピンと張ったネットのゴールを倒さないように、ネットを下側フープに取付けられていないのが好ましいからである。
図1乃至3に示されるように、ネット取付け箇所15は、各上側フープ継手21上に一の継手ネット取付け箇所28を具えるのが好ましく、もっとも好ましいのは、継手取付けネジ28が部分的に上側フープ12上の継手21の内側部又は上側面と、二つ又は三つの固定ネット取付け箇所23、好ましくは各フープ継手21間のネット取付けループ23(例えば、合計9個)にネジ込まれている。三つの上側フープ継手21上の継手ネット取付け箇所28は永久に固定されていてもされていなくてもよい。ネット14の端部は、好ましくは図3に示すように、継手取付けネジ28の上を単に輪をつくる。継手取付けネジから垂れ下がるネット重量及びその結果ネット端部に生じる張りにより、ネット端部は継手取付けネジ28上の適所に固定される。ネジに代えて、ボルト、フック、留め金、又はその他の適当なネット取付け機構を用いることができる。
ゴール10の分解は、一方のみ(又は、あまり好ましくないが、それ以上)の取外し可能なネット取付け箇所24により上側フープ継手17において機能する。必要ないとしても、上側フープ12に沿ったその他のネット取付け箇所は永久に上側フープ12に取付けられるのが好ましい。図2に示すように、取外し可能ネット取付け箇所24は好ましくはネット14のエッジの一の端部に取付けたストリップ状のフックとループ材24である。フックとループストリップ24の他端はフープ継手17の周りに緩く締結されている。取外し可能取付け箇所は、ゴール10の分解にかかる時間を短かくする利点がある。特に、フックとループ取付けストリップ24は上側フープ継手17の周りから取外し可能である。フックとループストリップ24の一端は、ネット14の端部に取付けられるため、フックとループストリップは使用しない時は、緩んだ状態になる。これにより、ネットにいくからの緩みを提供し、上側フープ12の雄型端部18は、分解過程の一部として、上側フープ継手17からの引き出すことが容易となる。
続いて図2及び3に示すように、三つの上側ポスト連結継手21に取付けられていることに加え、ネット14は、取外し可能なネット取付け機構、好ましくは、下側及び上側フープ11,12上にあるポスト連結継手21の間に延在する取外し可能なポストロープ30を用いて三本のポスト13に保持されている。ポストロープ30は、好ましくは細引であるが、弾性材又はその他の適当な材料を用いてもよい。好ましくは、ポストロープ30の下側端部は下側部フープ11上のポスト連結継手21にあるネジ28に固定する。ポストロープ30はゴール10を素早く分解及び組立体るために取外しが容易である。ゴール10を組立体てるためには、ポストロープ30を、一旦、ポストの内側に沿ってネットを引っ張り上げて、下側及び上側フープ11,12とポスト13を適所に置く。図2に示す緩みのように、ポストロープ30の上側端部は、好ましくはポストロープループ31を具え、これはネット取付けネジ28又は上側ポスト連結継手21にあるその他のネット取付け機構の上を取外し可能に輪を作る。図3に示すように、ポストロープは張っているため、得点面29は過度にふくらみすぎない。ネジの代りにフープの中にネジ込んだフックのような代替のネット取付け機構を使用してもよい。ネット取付けネジ28は、好ましくは、下側フープ12にあるポスト連結継手21の内側面の中に部分的にネジ込んで、ポストロープループ31がネジ28の先端部の周りで輪をつくれるようにしてもよい。各ポストロープ30は対応するポスト13に沿ってネット14を保持している。
ポストロープ33は、ゴール10の互いに隣り合う三つの(側部)得点面29の形成を助けるという利点がある。図1に示すように、ゴール10が直立状態であると;得点面29はほぼ垂直で実質的に平面である。開口ゴール10では、ネット14は頂上において丸く、得点バスケット27を形成しているが、底側においては三角形状である(図1参照)。図1に示すように、この三角形状は、下側フープ11によって形成される円によって形作られる。この形状により更なる特有の得点方法が可能となる。すなわち、ゲームボールを下側フープ11によって作り出される円の中に通過するが、得点面29のネット14にあたらないという得点方法である。
もう一方のロープ、ここでいう地面又は底部ロープ33を用いて、結ばれずに落ちているネット14の底部で、地面に近くにネットを比較的ピンと張った状態で保持するのが好ましい。底部ロープ33は、ネット基部において、ネットを収集し、ボールを投げたり又はキックして生じる衝撃を吸収し、ボールが試合中ゴールネットの下に押し込まれることを防ぐ。投げた又はキックされたボールによりネットを低く下げる衝撃が与えられると、底部ロープ33によって、わずかに収集されたネットを衝撃によりポストに沿って持ち上げることができる。ネット14は、下側フープ11に取付けられないので、底部ロープ33には、ゴール10を折り畳んだ状態で保管又は輸送する時に、下側フープ11がゴールの残り部分から離れないようにする利点もある。
底部ロープ又はロープ33は、長さがほぼ等しい三つのコード又は、一方下側フープポスト連結継手21から隣に延在するその他のロープである。底部ロープ33は好ましくは永久に取付ネジ28に固定されているか又は、下側フープポスト連結継手21上のその他のネット取付け機構23に固定されているため、底部ロープ締結する必要がない。代替的に、底部ロープ33は長いコードで、弾性材又は他の適当な材料から出来ており、ポスト連結継手21のポスト受け端部25の周りで輪をつくるか又はその他の方法でポスト13の基部の間で引き伸ばされる。図1に示すように、底部ロープ33は、ネット14を介して織り込まれ、ネットを若干縮めている。
図6のポスト連結継手21の断面図に示すように、取付けネジ28も各ポスト連結継手21を上側又は下側フープ11に取付ける働きをしている。図6の実施例におけるネジ28は、フープ11,12を介してポスト連結継手21の先端部を通って延在している。図6の継手のポスト受け端部25を介して示すように、上側フープ12のもう一方の側部上には、ネジの端部がナット34及びワッシャにより締付けられている。ネジ28の頭部はフープと同一面にないので、ネット14(上側フープ)、ポストロープ31(どちらかのフープ)又は底部ロープ33(下側フープ)用の取付け箇所として機能できる。フープ11,12は若干曲がっているため、ポスト連結継手21の中に緩く嵌め込むのが好ましい。
折り畳まれたゴールを開いた直立位に組立てるためには、以下のステップが行われる:
a)ゴール10のフープ組立体20を二つのフープ継手17において引き離す(図4A乃至C参照);
b)上側又は下側ループ11,12の雄型端部18を同じフープのフープ継手17の中に挿入する;他方のフープ11,12の雄型端部18を同じフープのフープ継手17の中に挿入する(図5参照);
c)下側フープ11を上方向に向いている下側フープポスト連結継手21のポスト受け端部25を有する地面又は他の平面上に置く;
d)下側フープ11上の上側フープ12を、対応する下側ポスト連結継手21上に下方向を向いている上側フープポスト連結継手21のポスト受け端部25で保持する;
e)各ポストの一の端部を下側ポスト連結継手21のポスト受け端部25の中に差し込み、ポスト13の対向する端部13を上側フープポスト連結継手21の対応するポスト受け端部25の中に差し込み;各ポスト13用に繰り返す(ネット14は上側フープ12から垂れ下がる);
f)各取外し可能ネット保持機構30,好ましくは、ポストロープ30を対応ポスト13に沿って及びポストに対するネット14部分の上に張り、ポストロープ端部ループ31又はその他の取付手段を継手取付ネジ28又は上側フープポスト連結継手21上の他のネット取付け機構23にポスト13の先端部で取付ける(図3参照);各ポストロープ30にこのステップを繰り返す;及び
g)フック及びループストリップ24を上側フープ12上のフープ継手17のまわりに取付ける。そして開ゴールの使用準備ができる(図1参照)。
直立ゴールを折り畳み位に分解するためには、以下のステップが行われる。ここに記載する通り、直立ゴールは:(1)実質的に互いに同じ直径の少なくとも二つのほぼ輪形状で、開閉可能な、間隔をあけて設けられた、実質的に平行で実質的に水平なフープ11,12を具え、各フープ11,12は少なくとも一方のフープ継手17を具え、各フープ11,12はフープ継手17において開閉可能であり、フープ11,12は少なくとも三つのポスト連結機構21を具え;(2)実質的に等しい長さの少なくとも三本の取外し可能な間隔をあけて設けた、実質的に垂直なポスト13であって、各ポスト13の対向する端部は取外し可能にフープ11,12上のポスト連結機構21の一方に連結可能であり;(3)ある長さの実質的にフレキシブルなネット14フープ11,12とポスト13の間を延在し、ネット14は、フープ12の上側一つに取付けられるが、ポスト13には取付けられておらず;ネット14はフープ11,12内を下方で延在している;
a)フック及びループストリップ24又はその他の取外し可能なネット取付け機構をゴールの上側フープ12上にあるフープ継手17から引き離す;
b)各ポストロープ30の上側端部を取付けネジ28又は各ポスト13の先端部における上側フープポスト連結継手21上のその他のネット取付け機構23から引き離す;各ポストロープ30について繰り返す;
c)各ポスト13を上側及び下側フープポスト連結継手21(図2参照)又はその他のポスト連結機構のポスト受け端部25から引き離し;
d)上側フープ12を上側フープ継手17において引き離し(必要であればステップ2又は3の前に行ってもよい);
e)下側フープ11を下側フープ継手17において引き離し(図8参照);
f)上側又は下側フープ11,12の雄型端部18を反対側フープのフープ継手17の中に挿入する。そして、他方のフープ11,12の雄型端部18を反対側フープのフープ継手17の中に差し込み、図8に示すフープ組立体20を形成する;
g)選択的に、フープ組立体20の先端部を押し下げ、コイル状にしてコンパクトにする。これでゴールは折り畳んだ状態となり、移動又は保管の準備が整う。ネット14は、上側フープ12に取付けられたままで、図7に示すように、フープ組立体20の中心内に入る。緩んだポストロープ30は、一端において、取付ネジ28又は下側ロープ11のポスト連結継手21上のその他の取付手段に取付けられた状態である(図8参照)。下側ロープ33は取付けネジ28又は下側フープ11のポスト連結継手21上のその他の取付け手段に取付けられた状態である(図2参照)。必要であれば、三本のポスト13をフープ組立体20の上に置いて(図7参照)、折り畳んだゴールをキャリーバッグの中に入れ、移動を容易にする。閉じた状態のゴールはコンパクトな形状であり、特に、輸送がより安価であり、保管が容易で、より少ないスペースをとり、持ち運びがより容易で、通常のゴールと比べると、組立体、分解がより容易である。
図1に示すように、ゴール10が直立状態にある場合、三つのほぼ垂直で平坦な得点面29は、二つのフープ11,12によって画定される領域に入る。ほぼ円形状で水平方向を向いた得点バスケット27はほぼ平らな得点面29に隣接し、その上にある。得点バスケット27の周囲は上側フープ12によって画定される。ネット14は上側フープ12から下方に延在する。三つのほぼ垂直な得点面29は、それぞれ二本のポストによって、得点面のどちらか一方の端部、ネット底側における底部ロープ33、得点面29の先端部における上側フープ12で固定されている。ネット14はゴールの三つの側部で得点面29を画定し、得点バスケット27をゴール10の先端部で画定する。ゴールを使用する時、ゲームボールはネットを打ち、跳ね返り又はゴール10の中に引っかかる。
開いた直立状態にあるゴール10にある、競技用に野外に置き、一つの得点面29を反対側ゴールからはなして直接外に向ける。そして、その他の二つの得点面29は、ほぼ前向の位置にある。ほぼ前向の得点面は、競技場のより大きい部分からアクセス可能で、反対側の、後方を向いた得点面は、競技場の小さい部分からアクセス可能である。合わせると、三つの得点面29は360度の得点面を提供する。ソッチ(Socci)のゲームにおいて、ゴールは、ボールがネット14に接触又はゴール10に入る度に、ゴールが得点される。ソッチ(Socci)において、より高い得点(2得点)は後部得点面を打った時に与えられ、正面を向いた得点面29を打つと1得点である。ゲームゴールを得点バスケット27の中に入れると3得点が与えられる。
上記の通り、ここに記載した本発明の装置は、折り畳み可能の、持ち運び可能なゴールとして容易に便利に使用できる。ここに記載した寸法は、どれも説明のためのものであり、限定するものではない。
本発明の好ましい実施例は、特定の用語を用いて記載しているが、本記載は説明の目的のためだけのものである。本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者が、本発明の精神と範囲から逸脱することなしに様々な改良を行えることは自明である。本発明の公正な特許請求の範囲は、本特許請求の文言に含まれないが、実際には、物質的に逸脱しない他人の発明に関連して均等論によって決定されるとする。
更なる分析を必要とせず、上記によって、本発明の主旨を十分に明らかにしており、現存の知識を適用しながら、従来技術の観点から、本発明の遺伝的又は特別な観点の本質的特徴を十分に構成する特徴を省略することなく、様々なアプリケーションに適合できる。
本発明の更なる理解及び利点は以下の付随の図面と共に詳細な説明で明らかになり、本発明の実施例が示される:
図1は、本発明の開いた直立位で示す折り畳みゲームゴールの斜視図である。 図2は、本発明を部分的に分解して示すゲームゴールの斜視図である。 図3は、本発明のゲームゴールの一部分の斜視図である。 図4Aは、本発明を使える状態で示すゲームゴールのフープの斜視図である。 図4Bは、本発明を部分的に分解して示すゲームゴールのフープの斜視図である。 図4Cは、コイル状で示す本発明のゲームゴールのフープの斜視図である。 図5は、本発明のゲームゴールのフープ組立体の斜視図である。 図6は、本発明のゲームゴールの二本のポスト連結継手の一部分の斜視図である。 図7は、折り畳み位で示す本発明のゲームゴールの斜視図である。 図8は、部分的に折り畳んだ弛緩位でに示す本発明のゲームゴールの斜視図である。

Claims (18)

  1. 競技面(16)上で使用する折り畳み可能な、三次元ゲームゴール(10)において:
    (a)少なくとも二つのほぼ輪形状で、開閉式のフープ(11,12)であって、それぞれが少なくとも一のフープ継手(17)を具え、前記各フープ(11,12)が前記フープ継手(17)において開閉可能であって、前記フープ(11,12)が少なくとも三つのポスト連結機構(21)を具えるフープと;
    (b)実質的に長さが等しい少なくとも三本の取外し可能なポスト(13)であって、各ポスト(13)の対向する端部が前記フープ(11,12)上の前記ポスト連結機構(21)の一方に取外し可能に連結可能であるポストと;
    (c)複数の取付け箇所(15)において、前記フープ(12)の上側に取付けたある長さの実質的に可撓性のネット(14)と;及び
    (d)前記各ポスト(13)の対向する端部において、前記ポスト連結機構(21)に取付け可能な取外し可能ネット保持機構(30)と;を具え、
    前記ゴール(10)が開いた、直立位にあるときに:前記フープ(11)の下側は前記競技面(16)に位置し;前記フープ(12)の上側は、前記フープ(11)の下側に実質的に平行で、この下側から間隔をあけて設けられ、前記ネット(14)が実質的に水平方向を向いた前記フープ(11,12)と、ほぼ垂直方向を向き、間隔をあけて設けた前記ポスト(13)との間を下方に延在し;前記少なくとも三本のポスト(13)と前記ネット(14)が、少なくとも三つの隣接した、実質的に垂直な得点面(29)を画定し;前記フープ(12)の上側が、得点バスケット(27)のほぼ円形状の上側周囲を前記ゴール(10)の先端において画定し、前記得点バスケット(27)のほぼ三角形状の基部が前記得点面(29)によって形成されることを特徴とするゲームゴール。
  2. 前記ネット(14)が前記上側フープ(12)から傾斜して垂れ下がることで、前記ネット(14)の複数の開口部(22)が、ダイヤモンド形状であって;前記ネット(14)は複数の間隔をあけて設けた取付け箇所(15)において前記底側フープ(12)に取付けられているが、前記少なくとも三本のポスト(13)には取付けられていないことを特徴とする請求項1に記載のゴール。
  3. 前記ゴール(10)が、二つの前記フープ(11,12)と:前記上側フープと前記底側フープ(11)と:三本の前記ポスト(13)を具え:前記ポスト連結機構(21)がポスト連結継手(21)であることを特徴とする請求項1に記載のゴール。
  4. 前記ポスト連結継手(21)に取付けた前記取外し可能ネット保持機構が、
    一方の端部において、前記下側フープ(11)上の前記ポスト連結継手(21)に取付けられ、他方の取外し可能な端部において、前記上側フープ(12)上の前記ポスト連結継手(21)の対応する側に取付けたポストロープ(30)であって;前記ポストロープ(30)が、前記ゴール(10)が開いた、直立位にある時に前記ネット(14)の一部分を前記隣接ポスト(13)に対して保持することを特徴とする請求項3に記載のゴール。
  5. 前記ネット取付け箇所(15)が、各ポスト連結継手(21)上に、継手取付け箇所(28)をは前記上側フープ(12)上に少なくとも三つの固定ネット取付け箇所(15)を具え、各固定ネット取付け箇所(15)は前記ポスト連結継手(21)の間にあって、少なくとも一方の取外し可能なネット取付け箇所(15)が前記フープ継手(17)に対応することを特徴とする請求項3に記載のゴール。
  6. 前記ネット(14)が前記フープ(11)の下側に取付けられていないことを特徴とする請求項5に記載のゴール。
  7. 前記固定ネット取付け箇所(15)が、一方の端部分において前記上側フープ(12)に永久に取付けられたネット取付けループ(23)から間隔をあけて設けられ、前記ネット(14)のエッジは、前記各ネット取付けループ(23)の対向する端部を介して摺動可能に輪をつくることを特徴とする請求項5に記載のゴール。
  8. 前記取外し可能な取付け箇所(15)が前記ネット(14)に取付けられ、前記上側フープ(12)の周りに取付け可能なストリップ状のフックとループ材(24)であることを特徴とする請求項5に記載のゴール。
  9. 各得点面(29)が前記得点バスケット(27)から異なる方向に向き、前記得点バスケット(27)が前記競技面(16)に下方に延在することを特徴とする請求項1に記載のゴール。
  10. 前記底側フープ上で前記ポスト連結機構(21)の間に延在し、前記ネット(14)の底部分の複数の前記開口部(22)を介して編み込まれている底部ロープ(33)を更に具えることを特徴とする請求項1に記載のゴール。
  11. 前記底側フープ(11)上で三つの前記ポスト連結継手(21)の間に延在する底部ロープ(33)を更に具えることを特徴とする請求項3に記載のゴール。
  12. 前記底部ロープ(33)が、継手取付け機構(28)に前記三つのポスト連結継手(21)の各々の上で取付けられており、前記底部ロープ(33)が、前記ネット(14)の底側分の複数の開口部(22)を介して編み込まれ、前記底部ロープ(33)が、ほぼピンと張り、前記ゴール(10)が直立位にあるときに、ほぼ前記三角形状を形成することを特徴とする請求項11に記載のゴール。
  13. 直立で、折り畳み可能な三次元のゲームゴール(10)を分解する方法において、当該方法が:
    a)取外し可能なネット取付け機構(23)をフープ継手(17)から前記ゴール(10)の上側フープ(12)上で取外すステップであって;前記ゴール(10)が:(1)少なくとも二つのほぼ輪形状で、開閉式で、間隔をあけて設けられ、実質的に水平で実質的に平行な、実質的に同じ長さの直径を有するフープ(11,12)を具え、前記各フープ(11,12)が少なくとも一方のフープ継手(17)を具え、前記各フープ(11,12)が前記フープ継手(17)において開閉可能であり、前記フープ(11,12)が少なくとも三つのポスト連結機構(21)を具え;(2)少なくとも三本の取外し可能な、間隔をあけて設けた、実質的に垂直な実質的に長さが等しいポスト(13)であって、前記各ポスト(13)の対向する端部は、前記フープ(11,12)上で前記ポスト連結機構(21)の一方に取外し可能に連結可能であって;(3)ある長さの実質的に可撓性のネット(14)が前記フープ(11,12)の間と前記ポスト(13)の間を延在し、前記ネット(14)は、前記フープ(12)の上側に固定あれているが、前記ポスト(13)には固定されておらず、前記ネット(14)は、前記フープ(11,12)内で下方に延在し;及び(d)前記ポスト連結機構(21)に前記各ポスト(13)の対向する端部において取付け可能な取外し可能なネット保持機構(30);を具えるステップと、
    b)三つのポストロープ(30)の各々の上側端部を、、前記ゴール(10)の各ポスト用の上側フープポスト連結機構(21)の上でネット取付け機構(23)から取外すステップと;
    c)各ポスト(13)を前記ゴール(10)の前記上側及び下側フープポスト連結機構(21)から取り外すステップと;
    d)前記ゴール(10)の前記上側フープ(12)を前記上側フープ継手(17)において引き離すステップと;
    e)前記ゴール(10)の前記下側フープ(11)を前記底側フープ継手(17)において引き離すステップと;
    を具えることを特徴とする方法。
  14. 請求項13に記載の方法において、ステップd)がステップb)又はc)に先行することを特徴とする方法。
  15. 請求項13に記載の方法が更に:
    f)前記上側又は下側フープ(11,12)の一方の端部を前記反対側フープの前記フープ継手(17)に連結し;前記他方のフープの一方の端部を前記反対側フープの前記フープ継手(17)に連結するステップを具えることを特徴とする方法。
  16. 折り畳み可能な三次元のゲームゴール(10)を直立させる方法において、当該方法が:
    a)前記折り畳んだゴール(10)のフープ組立体を前記ゴール(10)の二つのフープ継手(17)において引き離すステップであって;前記ゴール(10)が:(1)少なくとも二つのほぼ輪形状で、実質的に同じ長さの直径を有する開閉式フープ(11,12)であって、前記各フープ(11,12)が少なくとも一方のフープ継手(17)を具え、前記フープ(11,12)の各々が前記フープ継手(17)において開閉可能であり、前記フープ(11,12)が少なくとも三つのポスト連結機構(21)を具えるフープと;(2)実質的に長さが等しい少なくとも三本の取外し可能なポスト(13)であって、前記各ポスト(13)の対向する端部が、前記フープ(11,12)上の前記ポスト連結機構(21)の一方に取外し可能に連結可能であるポストと;(3)前記フープ(11,12)の間と前記ポスト(13)の間を延在する長さの実質的に可撓性のネット(14)であって、前記ネット(14)が、前記フープ(12)の上側は取付けられているが、前記ポスト(13)には取付けられていないネットと;(d)前記各ポスト(13)の対向する端部において前記ポスト連結機構(21)に取付け可能な取外し可能ネット保持機構(30);を具えるステップと、
    b)前記上側又は下側フープ(11,12)の端部を前記同じフープの前記フープ継手(17)に連結し;前記他方のフープの端部を前記同様のフープの前記フープ継手(17)に連結するステップと;
    c)上方に向いた前記底側フープポスト連結機構(21)と共に前記下側フープ(11)をほぼ平坦な面上におくステップと;
    d)前記上側フープ(12)を前記下側フープ(11)上に、前記対応する下側フープポスト連結機構(21)上で下方に向いた上側フープポスト連結機構(21)で保持するステップと;
    e)各ポスト(13)の一方の端部を前記底側ポスト連結機構(21)に挿入し、
    前記ポスト(13)の対向する端部を前記対応する上側フープポスト連結機構(21)に挿入するステップと;各ポスト(13)用にこれを繰り返すステップと;
    を具えることを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法が更に:
    f)ポストロープ(30)を対応する各ポスト(13)に沿って及びネット(14)の一部分の上を前記ポスト(13)に対してピンと張り、前記ポストロープ(30)の着脱可能な端部を前記上側フープポスト連結機構(21)上の前記ネット取付け機構(23)に前記ポスト(13)の先端で取付けるステップと;各ポストロープ(30)用にこれを繰り返すステップ;を具えることを特徴とする方法。
  18. 請求項17に記載の方法が更に:
    g)前記フープ継手(17)の周りの前記フック及びループストリップ(24)を前記上側フープ(12)上に取付けるステップを具えることを特徴とする方法。
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