JP2009521864A - ネットワークの問題を診断するための分散型システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ネットワークの端点で信号の問題を診断するための分散型システムおよび方法を提供する。分散型システムは、端点に設けられたサービス品質モニタと、端点から一般的に遠く離れて設けられたシステム・マネージャと、を含む。サービス品質モニタは、通話品質分析コンポーネントと、パラメータ記録コンポーネントと、問題報告コンポーネントと、を含む。通話品質分析コンポーネントは、信号の品質問題を報告するために、通話品質パラメータの値を監視する。品質問題の検出によって、パラメータ記録コンポーネントは、短縮されたサンプリング・インターバルで通話品質パラメータの値をサンプリングする。パラメータ報告コンポーネントは、パラメータ記録コンポーネントによってサンプリングされた値をネットワーク上で送信するための問題通話品質報告の中に組み込む。システム・マネージャは、後続の検査のために問題通話品質報告を検索し、格納する。
Description
本発明は、ネットワーク監視システムおよび方法に関する。特に、本発明は、ネットワーク・システムの端点で信号の問題を診断するための分散型システムおよび方法に関し、従来のネットワーク・プローブまたはアナライザの能力は仮想的な機能として複製されても良い。
ネットワークの問題を診断するためのプローブおよびアナライザのようなネットワーク検査装置の使用がうまく確立されている。ネットワークの問題の特定を促進するためには、上記装置は、パケット・ネットワークに取り付けられ、監視された点を通過するパケットを記録し、分析し、そして、パケット・コンテンツの分析から抽出されたデータを報告しまたは表示する。遠く離れた端点に検査装置を設置することは高価であり且つ非実用的であるので、大量の統合されたトラフィックが存在する点で上記プローブおよびアナライザをネットワークに取り付けることが普及している。
たとえば、住宅ボイス・オーバ・IPは、住宅ゲートウェイ、アナログ電話アダプタ、IPフォン、またはソフト・フォンである(まとめて、加入者宅内機器と呼ばれる)。上記加入者宅内機器は、ブロードバンド・ネットワーク接続を介してIPネットワークに取り付けられる。これは、ボイス・オーバIPが、ある加入者のための加入者宅内機器と別の加入者のための加入者宅内機器との間を送信されるようにする。DSLまたはケーブルモデムのようなブロードバンド・ネットワーク接続の混雑状態は共通であり、且つ、ボイス・オーバIPの断続的な品質問題をもたらす。したがって、住宅ボイス・オーバIPサービスのマネージャは、これらの問題を特定し、解決できることを必要とする。しかしながら、加入者機器に一般的なネットワーク・プローブまたはアナライザを設置することは、一般的には費用が高額となる。
追加の問題は、数千万にも達するかもしれない潜在的に多数の加入者から生じる。たとえば、加入者Aが、彼または彼女が問題を経験したことを報告する場合には、その次にネットワーク・マネージャが調査を担当するかもしれない。IP問題は実際には一時的であるので、ネットワーク・マネージャは、彼または彼女が加入者の接続を点検するときに問題が発生することを確実に期待することはできない。その上、一時的な問題を掴むことを期待して問題を報告した全ての加入者の接続をネットワーク・マネージャが監視することは非実用的である。
したがって、これらの問題を克服する改善されたネットワーク監視システムおよび方法の要求が存在する。
本発明は、大規模住宅ボイス・オーバIPもしくはIPTVサービス、IP携帯電話サービス、または大企業ボイス・オーバIP展開が効果的に監視され得るシステムおよび方法を提供することによって、この要求に応え、それによって、ネットワーク・マネージャが、大きなネットワーク・プローブおよびアナライザに制限される前の機能性を使用して一時的な問題に関する情報を記録できるようにする。
本発明によれば、ネットワークの端点で信号の問題を診断するための分散型システムは、端点に設けられたサービス品質モニタと、端点から一般的に遠く離れて設けられたシステム・マネージャと、を含む。サービス品質モニタは、通話品質分析コンポーネントと、パラメータ記録コンポーネントと、問題報告コンポーネントと、を含む。通話品質分析コンポーネントは、信号の品質問題を報告するために、通話品質パラメータの値を監視する。品質問題の検出によって、パラメータ記録コンポーネントは、短縮されたサンプリング・インターバルで通話品質パラメータの値をサンプリングする。パラメータ報告コンポーネントは、パラメータ記録コンポーネントによってサンプリングされた値をネットワーク上で送信するための問題通話品質報告の中に組み込む。システム・マネージャは、後続の検査のために問題通話品質報告を検索し、格納する。
一実施形態では、標準報告コンポーネントは、標準サンプリング・インターバルで通話品質パラメータの値をサンプリングし、サンプリングされた値を標準通話品質報告に組み込み、標準通話品質報告をネットワーク上でシステム・マネージャに送信する。このように、標準サンプリング・インターバルは、通話信号に関連づけられた品質問題を監視している間に使用され、品質問題が検出された場合には、短縮されたサンプリング・インターバルは、品質問題を診断するのに十分なデータを集めるために使用される。
別の実施形態では、通話品質分析コンポーネントは、品質パラメータの監視された値と閾値とを比較することによって品質問題を検出する。1または複数の品質パラメータお監視された値が閾値を超える場合には、品質問題が検出され、パラメータ記録コンポーネントには、短縮されたサンプル・インターバルでサンプリングを始めるための信号が送られる。
追加の実施形態では、問題報告コンポーネントは、量子化およびサンプリングされたデータの圧縮処理を行うことによって、パラメータ記録コンポーネントによってサンプリングされた値を問題通話品質報告に組み込む。
本発明の目的は、極めて多数の端点が、問題が発生するときに監視され、上記問題のトラブルシューティングのための役に立つ詳細なデータを取得するシステムおよび方法を提供することである。
追加の目的、機能、および目的は、図面と併せて理解される以下の本発明の詳細な説明および添付の特許請求の範囲を考慮した上で明らかになるであろう。
図1を参照すると、本発明に係る分散型システム10は、ネットワーク12の端点14で信号の問題を診断するように示されている。分散型システム10は、端点14に設けられたサービス品質モニタ18と、端点14から一般的に遠く離れて設けられたシステム・マネージャ20と、を含んでいる。本実施形態では、サービス品質モニタ18は、アナログ電話アダプタ16に含まれており、アナログ電話アダプタ16は、標準電話17に接続されている。サービス品質モニタ18は、IPフォン、「ソフト・フォン」、携帯情報端末、携帯電話、パーソナル・コンピュータ、住宅ゲートウェイ、ケーブルシステムMTA、IPTVセット・トップ・ボックスなどの端点14のいかなる適当な有線または無線装置に関連づけられても良く、端点装置に結合される外部ユニットに含まれても良いし、端点装置の内部コンポーネントとして含まれても良い。
図2を参照すると、アナログ電話アダプタ16は、ネットワーク・インタフェース22、ジッタ・バッファ24、ボイス・オーバIP変換コンポーネント26、信号伝達コンポーネント28、および電話インタフェース(ボイス・ポート)30を含んでいる。ネットワーク・インタフェース22は、イーサネット(登録商標)接続などによってネットワーク12に接続されている。電話インタフェース30は、電話17に接続されている。ボイス・オーバIP変換コンポーネント26は、電話17から受信されたアナログ・ボイス信号をボイス・オーバIPパケットのストリームに変換し、そのパケットをネットワーク12上で送信する。さらに、ボイス・オーバIP変換コンポーネント26は、リモート・ボイス・オーバIPシステム(図示されない)から受信されたボイス・オーバIPのストリームをアナログ・ボイス信号に変換し、そのアナログ信号を電話17に送信する。信号伝達コンポーネント28は、新しい通話を確立し、システム・マネージャ20にメッセージを送ることによって完了された通話を終了する。信号伝達コンポーネント28は、通話品質(サービス品質(QoS))情報を組み込むメッセージを送っても良いし、これらのメッセージをシステム・マネージャ20か分別収集システムの何れかに導いても良い。
サービス品質モニタ18は、終点14でボイス・オーバIPの品質を測定し、通話品質報告を生成するためのアナログ電話アダプタ16の中に組み込まれる。上記通話品質報告は、RFC3611(RTCP XR)、SIP、またはその他の公知の適当なもののようなプロトコルを使用して、ネットワーク12上でシステム・マネージャ20に送られる。サービス品質モニタ18は、以下で参照される米国特許6,741,569号、表題「マルチメディア通信システムのサービス品質モニタ」、米国特許7,058,048号、表題「マルチメディア通信システムの通話ごとのサービス品質モニタ」、および/または米国特許7,075,981号、表題「動的サービス品質モニタ」に開示されているように、動作しても良い。
図3を参照すると、サービス品質モニタ18は、通話品質分析コンポーネント40、パラメータ記録コンポーネント42と、問題報告コンポーネント44と、標準報告コンポーネント48と、を含んでいる。通話品質分析コンポーネント40は、通話信号に関連づけられた品質パラメータの値をサンプリングするように構成されている。上記品質パラメータは、推定されたMOSスコア、R因子、遅延、パケット損失、ジッタ、信号レベル、雑音レベル、エコーレベル、ひずみ、絶対パケット遅延変化、パケット遅延変化に対する相対パケット、短期遅延変化、短期平均遅延、タイミング・ドリフト、および/またはシーケンス外パケットの比率のような測定され、計算され、または推定されたパラメータを含むかもしれない。
以下にさらに詳細に説明されているように、サービス品質モニタ18は、2つの動作モード、(1)品質パラメータがサンプリングされ、通話品質報告が標準インターバルで送信される標準モードと、(2)品質パラメータがサンプリングされ、通話品質報告がより短いインターバル、すなわち、より高い周波数で送信される問題モードと、を有する。多種のネットワーク問題を診断するのに十分なデータを取得するためには、より高いサンプリングおよび報告周波数の使用が望ましい。しかしながら、常により高いサンプリンおよび報告周波数を使用することは、ネットワーク12上を送信されている過度な量の通話品質報告をもたらし、最後には、品質が極めて低減してしまうほどのネットワーク・トラフィックを作ってしまうであろう。この関連で、維持的な問題を検出するための多くの端点でネットワーク品質を監視することが望ましいが、結果として生じるネットワーク上の通話品質報告パケットの量は、1秒あたりの通話品質報告の数と監視されている端点の数との積−いかなる大きさのネットワークでも過度な量−に等しくなるであろう。有利には、本発明の実施形態では、標準サンプリングおよび報告周波数は、通話信号に関連づけられた品質問題を監視している間に使用され、品質問題が検出された場合には、品質問題を診断するのに十分なデータを集めるために、より高いサンプリングおよび報告周波数が使用されることが有利である。
図3を参照すると、表寿モードでは、通話品質分析コンポーネント40は、信号に関連づけられた品質パラメータを継続的に監視し、標準報告コンポーネント48は、5乃至20秒毎のような標準サンプル・インターバルで品質パラメータをサンプリングする。標準報告コンポーネント48は、サンプリングされた値を標準通話品質報告の中に組み込み、5乃至20秒毎におよび/または通話の終わりに標準通話品質報告をシステム・マネージャ20に送信する。システム・マネージャ20は、標準通話品質報告を受信し、後続の検査のために標準通話品質報告をデータベースに格納する。
通話品質分析コンポーネント40が品質問題を検出する場合には、問題モードが始動する。問題モードでは、パラメータ記録コンポーネント42は、200乃至500ミリ秒毎のような短期サンプル・インターバルで信号に関連づけられた品質パラメータをサンプリングする。問題報告コンポーネント46は、パラメータ記録コンポーネント42によってサンプリングされた値を問題通話品質報告に組み込み、問題通話品質報告をシステム・マネージャ20に送信する。システム・マネージャ20は、問題通話品質報告を受信し、後続の検査のために問題通話品質報告をデータベースに格納する。
一実施形態では、通話品質分析コンポーネント40は、品質パラメータの監視された値と閾値とを比較することによって品質問題を検出する。1または複数の品質パラメータの監視された値が閾値を超える場合には、品質問題が検出され、パラメータ記録コンポーネント42に短縮されたサンプル・インターバルでサンプリングを始めるための信号が送られる。通話品質分析コンポーネント40は、1または複数の品質パラメータが閾値を侵犯することを特定するように構成されても良い。上記問題品質パラメータの特定に基づいて、パラメータ記録コンポーネント42は、好ましいインターバルに対して短縮されたサンプリング・インターバルを設定しても良い。たとえば、問題品質パラメータがジッタとして特定された場合には、極めて詳細な解像度のデータ図を有することが役立つかもしれない。このように、パラメータ記録コンポーネント42は、その他の種類の問題よりも短い期間に対するジッタ問題のために短縮されたサンプリング・インターバルを設定することができた。問題品質パラメータの特定は、短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングするための詳細な品質パラメータを選択するために、パラメータ記録コンポーネント42によって使用されても良い。たとえば、問題品質パラメータがパケット損失として特定される場合には、パケット損失が混雑状態に起因するかどうかを画定するためのジッタに関連するデータを取得することが役立つかもしれない。このように、パラメータ記録コンポーネント42は、短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングするための品質パラメータとしてジッタを選択することができた。
問題報告コンポーネント46は、通話の終了によって、パラメータ記録コンポーネント42によってサンプリングされた値を問題通話品質報告に組み込むように構成されても良い。別の実施形態では、パラメータ記録コンポーネント42は、配列44の品質パラメータのサンプリングされた値を格納するように構成され、配列44をファイリングすることによって、問題報告コンポーネント46がパラメータ記録コンポーネント42によってサンプリングされた値を問題通話品質報告に組み込むように構成されている。
一実施形態では、問題報告コンポーネント46は、サンプリングされた値で量子化および圧縮処理を行うことによって、パラメータ記録コンポーネント42によってサンプリングされた値を問題通話品質報告に組み込む。特に、問題報告コンポーネント46は、パラメータ記録コンポーネント42によってサンプリングされた値を量子化し、圧縮されたデータ・ブロックの量子化された値を格納し、圧縮されたデータ・ブロックを問題通話品質報告の中に組み込むように構成されても良い。
上記量子化は、パラメータ記録コンポーネント42によってサンプリングされた値のそれぞれを一連の範囲値に1つに関連づけ、関連づけられた範囲値に基づいて、パラメータ記録コンポーネント42によってサンプリングされた値を量子化することを含んでも良い。たとえば、パラメータ記録コンポーネント42によってサンプリングされたMOS−LQ値は、4より高い値が良い品質を示す1乃至5の数値範囲内であっても良い。その値が3より高いときはMOSの小さい変化を特定するのに役立つが、MOS値が低いときは小さい変化を特定するのにあまり役立たない。したがって、サンプリングされたMOS値は、以下の範囲値に役立つように量子化されても良い。
000=1.00−2.00
001=2.01−2.80
010=2.81−3.30
011=3.31−3.50
100=3.51−3.70
101=3.71−3.90
110=3.91−4.10
111=4.11−5.00
000=1.00−2.00
001=2.01−2.80
010=2.81−3.30
011=3.31−3.50
100=3.51−3.70
101=3.71−3.90
110=3.91−4.10
111=4.11−5.00
所与のMOS値が前のMOS値と同じ場合には、これらの範囲値は、「0」のように圧縮された形式で表されても良いし、所与のMOS値が前のMOS値と異なる場合には、上にリストアップされたように、3ビットの符号後が続く「1」のように圧縮された形式で表されても良い。差分符号化、ハフマン符号化、ジブ・レンペル符号化、またはその他の熟練家に知られているようなその他の量子化または符号化の仕組みが使用されても良い。
本発明の実施形態では、パラメータ符号化あたり約123乃至480ビット内に500mSの割合でサンプリングされた60秒間を表すことができる(平均的な大きさはパラメータあたり約200ビット)。これは、500mSでサンプリングされた上記4個のパラメータの60秒間が約100バイトの圧縮されたデータ・ブロックに表せることを可能にする。
問題報告コンポーネント46は、サンプリングされたデータの圧縮されたデータ・ブロックを問題通話品質報告の中に組み込み、格納のために、問題通話品質報告をシステム・マネージャ20に送信する。やや後ろの時点で、圧縮されたデータ・ブロックは、問題のトラブルシューティングを促進するために検索され、復号化されても良い。
その結果として、通話品質分析コンポーネント40が通話中の品質問題を検出するときに、パラメータ記録コンポーネント42は、30乃至60秒間の200乃至500mSのサンプリング・インターバルで4乃至8個のキー通話品質パラメータをすぐにサンプリングし始められ、問題報告コンポーネント46は、圧縮されたデータ・ブロックにサンプリングされたデータを格納することができた。通話の最後に、診断に関するデータの圧縮されたブロックは、システム・マネージャ20に帰って報告され、データベースに格納されても良い。これらのステップは品質問題が検出されるときにすぐに呼び出されるので、
データが記録されている間に品質問題が未だに存続していて、サンプルが品質問題上の情報を含んでいることの高い可能性がある。したがって、本発明は、このデータを取得するためのオーバヘッドを最小に保ちながら、圧縮され、サンプリングされた問題を経験する各通話上のデータの小さなブロックをシステム・マネージャ20に設ける。
データが記録されている間に品質問題が未だに存続していて、サンプルが品質問題上の情報を含んでいることの高い可能性がある。したがって、本発明は、このデータを取得するためのオーバヘッドを最小に保ちながら、圧縮され、サンプリングされた問題を経験する各通話上のデータの小さなブロックをシステム・マネージャ20に設ける。
ネットワーク管理者がすでに完了された通話をトラブルシュートすることを望む将来の時点で、彼は、システム・マネージャ20で通話データベースから圧縮されたデータ・ブロックを検索し、視覚的解釈のためにサンプリングされたデータ・ブロックを映像で表すことができる。品質パラメータは、互いに同調してサンプリングされるので、一連の位置合わせしたタイム・チャートとしてサンプリングされた品質パラメータを表すことができる。
結果として、本発明は、上記問題をトラブルシューティングするための役立つ詳細なデータを取得するために問題が生じるときに極めて多数の端点が監視されても良いシステムおよび方法が提供される。さらに、本発明の実施形態では、小さな追加のデータのブロックのみが上記利点を達成するための既存メッセージの中に組み込まれることが必要である。さらに、本発明によって述べられた解決方法は、何百万の端点に拡大可能であり、極めて大きなネットワークの一時的且つ予期できない問題をトラブルシューティングするプロセスを大きく促進する。
本発明は、ここでは、特定の実施形態を参照して説明されたが、これらの実施形態は、本発明の主題および応用の単なる例示であることを理解されたい。したがって、本発明は、開示された構造およびプロセスを参照して述べられたが、説明された詳細に限定されることはなく、添付の特許請求の範囲の範囲内に収まるように、上記のような修正または変更を含むことが意図されている。
Claims (28)
- ネットワークの端点で信号の問題を診断するための分散型システムであって、
a.前記端点に設けられたサービス品質モニタは、
i.前記信号の品質問題を検出するために、前記信号に関連づけられた少なくとも1つの品質パラメータの値を監視するように構成された通話品質分析コンポーネントと、
ii.前記品質問題の検出によって、短縮されたサンプリング・インターバルで前記信号に関連づけられた少なくとも1つの品質パラメータの値をサンプリングするように構成されたパラメータ記録コンポーネントと、
iii.前記パラメータ記録コンポーネントによってサンプリングされた値を問題通話品質報告の中に組み込み、ネットワーク上で前記問題通話品質報告を送信するように構成された問題報告コンポーネントと、
を含み、
b.前記端点から一般的に遠く離れたネットワークに設けられたシステム・マネージャは、データベースを含み、前記問題通話品質報告を受信し、前記問題通話品質報告を前記データベースに格納する
分配システム。 - 前記システム・マネージャは、さらに、
a.前記データベースから前記問題通話品質報告を検索し、
b.インタフェースを介してユーザに対して、前記パラメータ記録コンポーネントによってサンプリングされた値を表示する
請求項1に記載のシステム。 - 前記短縮されたサンプリング・インターバルは、約200ミリ秒乃至500ミリ秒である請求項1に記載のシステム。
- a.標準サンプリング・インターバルで前記信号に関連づけられた少なくとも1つの品質パラメータの値をサンプリングし、
b.前記サンプリングされた値を標準通話品質報告の中に組み込み、
c.前記システム・マネージャに対して前記ネットワーク上で前記標準通話品質報告を送信する
ように構成された標準報告コンポーネントをさらに含む請求項1に記載されたシステム。 - 前記標準サンプリング・インターバルは、約5秒乃至20秒である請求項4に記載のシステム。
- 前記パラメータ記録コンポーネントは、配列に少なくとも1つの品質パラメータのサンプリングされた値を格納するように構成され、前記問題報告コンポーネントは、前記配列をファイリングすることによって、前記パラメータ記録コンポーネントによってサンプリングされた値を前記問題通話品質報告の中に組み込むように構成された請求項1に記載のシステム。
- 前記信号に関連づけられた通話の終了によって、前記パラメータ記録コンポーネントによってサンプリングされた値を前記問題通話品質報告の中に組み込むように構成された請求項1に記載のシステム。
- 前記少なくとも1つの品質パラメータは、推定されたMOSスコア、R因子、遅延、パケット損失、ジッタ、信号レベル、雑音レベル、エコーレベル、ひずみ、絶対パケット遅延変化、パケット遅延変化に対する相対パケット、短期遅延変化、短期平均遅延、タイミング・ドリフト、およびシーケンス外パケットの比率から構成されたグループから選択される請求項1に記載のシステム。
- 前記問題報告コンポーネントは、前記パラメータ記録コンポーネントによってサンプリングされた値を量子化し、圧縮されたデータ・ブロックに前記量子化された値を格納し、前記圧縮されたデータ・ブロックを前記問題通話品質報告に組み込む請求項1に記載のシステム。
- 前記システム・マネージャは、
a.前記データベースから問題通話品質報告を検索し、
b.インタフェースを介してユーザに対して前記量子化された値を表示する
請求項9に記載のシステム。 - 前記問題報告コンポーネントは、
a.前記パラメータ記録コンポーネントによってサンプリングされた値をそれぞれ一連の範囲値の1つに関連づけ、
b.前記関連づけられた範囲値に基づいて、前記パラメータ記録コンポーネントによってサンプリングされた値を量子化する
請求項9に記載のシステム。 - 前記通話品質分析コンポーネントは、
a.少なくとも1つの品質パラメータの監視された値と閾値とを比較し、
b.前記監視された値が前記閾値を超える場合に、問題品質パラメータを特定する
請求項1に記載のシステム。 - 前記パラメータ記録コンポーネントは、前記問題品質パラメータに基づいて、前記短縮されたサンプリング・インターバルを設定するように構成された請求項12に記載のシステム。
- 前記パラメータ記録コンポーネントは、前記問題品質パラメータに基づいて、前記短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングするための少なくとも1つの品質パラメータを選択するように構成された請求項12に記載のシステム。
- ネットワークの端点で信号の問題を診断するための方法であって、
a.前記信号の品質問題を検出するために、前記信号に関連づけられた少なくとも1つの品質パラメータの値を前記端点で監視し、
b.前記品質問題の検出によって、短縮されたサンプリング・インターバルで前記信号に関連づけられた少なくとも1つの品質パラメータの値を前記端点でサンプリングし、
c.前記短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングされた値を問題通話品質報告の中に組み込み、
d.データベースへの格納のために、前記端点から一般的に遠く離れて設けられたシステム・マネージャに前記ネットワーク上で前記問題通話品質報告を送信する
ことを含む方法。 - a.前記データベースから前記問題通話品質報告を検索し、
b.インタフェースを介してユーザに対して、前記短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングされた値を表示する
ステップをさらに含む請求項15に記載の方法。 - 前記短縮されたサンプリング・インターバルは、約200ミリ秒乃至500ミリ秒である請求項15に記載の方法。
- a.標準サンプリング・インターバルで前記信号に関連づけられた少なくとも1つの品質パラメータの値をサンプリングし、
b.前記標準サンプリング・インターバルでサンプリングされた値を標準通話品質報告の中に組み込み、
c.前記システム・マネージャに対して前記ネットワーク上で前記標準通話品質報告を送信する
ステップをさらに含む請求項15に記載された方法。 - 前記標準サンプリング・インターバルは、約5秒乃至20秒である請求項18に記載の方法。
- 配列に前記短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングされた値を格納するステップをさらに含み、前記短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングされた値を前記問題通話品質報告の中に組み込むステップは、前記配列をファイリングすることによって行われる請求項15に記載の方法。
- 前記短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングされた値を前記問題通話品質報告の中に組み込むステップは、前記信号に関連づけられた通話の終了によって行われる請求項15に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの品質パラメータは、推定されたMOSスコア、R因子、遅延、パケット損失、ジッタ、信号レベル、雑音レベル、エコーレベル、ひずみ、絶対パケット遅延変化、パケット遅延変化に対する相対パケット、短期遅延変化、短期平均遅延、タイミング・ドリフト、およびシーケンス外パケットの比率から構成されたグループから選択される請求項1に記載の方法。
- a.前記短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングされた値を量子化し、
b.圧縮されたデータ・ブロックに前記量子化された値を格納し、
c.前記圧縮されたデータ・ブロックを前記問題通話品質報告に組み込む
請求項15に記載の方法。 - a.前記データベースから前記問題通話品質報告を検索し、
b.インタフェースを介してユーザに対して前記量子化された値を表示する
ステップをさらに含む請求項23に記載の方法。 - 前記短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングされた値をそれぞれ一連の範囲値の1つに関連づけ、前記短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングされた値を量子化するステップは、前記関連づけられた範囲値を使用する請求項23に記載の方法。
- a.前記少なくとも1つの品質パラメータの監視された値と閾値とを比較し、
b.前記監視された値が前記閾値を超える場合に、問題品質パラメータを特定する
ステップをさらに含む請求項15に記載の方法。 - 前記問題品質パラメータに基づいて、前記短縮されたサンプリング・インターバルを設定するステップをさらに含む請求項26に記載の方法。
- 前記問題品質パラメータに基づいて、前記短縮されたサンプリング・インターバルでサンプリングするための少なくとも1つの品質パラメータを選択するステップをさらに含む請求項26に記載の方法。
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