JP2009521264A - 組織切断器具 - Google Patents

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Abstract

切開手術処置及び/または、胸部組織における経皮処置のような、最小侵襲性処置に用いるに適する、軟組織のような、材料または物質の効率的な切放しまたは切断のための器具及び方法が開示される。組織切断器具は一般に、プローブ、格納形態または標本を切断するための予備成形切断形態にあるように構成された集成切断器、組織固定器及び標本回収器を備えることができる。集成切断器は、切断形態にあるときに、プローブ軸に沿って組織固定器に対して移動し、標本を切断するように構成することができる。組織固定器は標本の切断中の組織の一領域の安定化を容易にすることができる。この組織領域は、標本領域及び/または標本に隣接する領域及び/または標本近傍の領域とすることができる。標本回収器は、必要に応じて、集成切断器に結合させることができ、組織固定器の一部として一体化することができる。

Description

関連出願の説明
本出願は、2004年3月31日に出願された、名称を「組織切断器具及び方法(Tissue Cutting Devices and Methods)」とする、同時係属米国特許出願第10/815912号(代理人案件第MNOAP008号)に関わる。
本発明は全般的には材料または物質を切断するための器具に関する。さらに詳しくは、切開手術及び/または、胸部組織における経皮処置のような、最小侵襲性処置に用いるに適する、軟組織のような、材料または物質の効率的な切放しまたは切断のための器具及び方法が開示される。
組織を切り放す標準的な方法には、メス、ハサミ及び高周波エネルギーの使用を含めることができる。しかし、胸部のような軟組織における経皮処置は、切開外科処置におけるような露出した空洞または空間がないから、標準的なハサミ及びメスを用いて実施することは困難である。切断器具の操作に影響を与え得るかまたは操作を妨げ得る、隣接組織の連続的な圧力または力が切断器具にかかる。さらに、閉じた環境においては、組織の切放しに普通に用いられるタイプのエネルギーである高周波電流は周囲の組織内に散逸して、切断を開始するに十分に高い電流密度を切断電極において達成できる能力を低下させる。この問題を克服するため、しばしば苦痛をもたらし、組織への熱損傷を強める、高電力設定が切断の開始に必要とされることが多い。
閉じた環境においては、変形可能な切断機構が所望の形状を達成することは困難であり得る。組織への経皮器具の挿入中、挿入を容易にするために切断機構はプローブまたはシース内に収められていることが多い。例えばプローブからの進出またはシースの引戻しによって、切断機構を露出させても、切断機構は軟組織に囲まれたままである。軟組織は、切断機構の所望の形状または構成の達成を阻止するに十分な圧力を切断機構にかけることができる。特に、展開可能なカッティングループは十分に展開できず、よって切断の実施が妨げられ得る。
経皮処置の別の欠点は、処置中の組織の安定化が困難であることである。組織安定化は、特に軟組織が周囲組織から分離されているときの、不意の動きを防止することによって軟組織の切断を容易にする。一例において、硬く、固定直径の、振動カッターがトラフにかけて前進している間、トラフ内の組織を保持及び安定化するために、真空源による吸引を用いることができる。切断毎に小さな組織コアしか得られない。正確な診断するに十分な組織コアを得るには何回もの切断が必要であることが多い。
したがって、胸部組織における経皮処置のような最小侵襲性処置中に用いることができる、より効率的な組織の切放しまたは切断が必要とされている。
切開手術及び/または、胸部組織における経皮処置のような、最小侵襲性処置に用いるに適する、軟組織のような、材料または物質の効率的な切放しまたは切断のための器具及び方法が開示される。本発明が、プロセス、装置、システム、器具及び方法を含む、数多くの態様で実施できることは当然である。本発明の創意性のある実施形態のいくつかが以下で説明される。
組織切断器具は一般に1つないしさらに多くの変形可能な集成切断器を備えることができる。集成切断器は、格納形態にあるときに全体的に変えられるかまたは変形される、いずれかのあらかじめ定められた予備成形形状をもつことができる。切断形態にあるときに、集成切断器はあらかじめ定められた予備成形形状に概ね復帰することが好ましい。集成切断器は、矩形、正方形、円形またはその他いずれかの適する形状とすることができる断面を有する。集成切断器は1つないしさらに多くの刃先を有することができる。刃先は鋭利にすることができ、あるいは刃先の少なくとも一部に沿って一組の切り歯を配置することができる。集成切断器の少なくとも一部は、高周波、レーザ、超音波、加熱、冷却、流体圧及び/または機械的な振動及び/または回転のようなエネルギー源と動作可能な態様で結合させることができる。集成切断器の少なくとも一部は少なくともある程度絶縁することができる。
集成切断器は部分ループまたは完全なループを形成するカッティングループとすることができる。カッティングループは円形、長円形、正方形または、正形または不正形の、その他いずれかの適する形状とすることができる。複数のカッティングループを用い、1つのカッティングループを別のカッティングループ内に入れ子にすることができる。例えば、集成切断器を、第1の組の切り歯が第2の組の切り歯と揃えられて第2の組の切り歯と協同するように構成されるように、第2のカッティングループに対向する第1のカッティングループで構成することができる。1つないしさらに多くのカッティングループは振動及び/または回転することができる。
組織切断器具は一般に、プローブ軸を定めるプローブ及び格納形態または切断形態にある集成切断器を備える。集成切断器は、格納形態でプローブ内に少なくともある程度引き込むことができ、プローブの遠端またはその近傍の1つないしさらに多くの開口を通して少なくともある程度引き出されたときに切断形態に復帰することができる。プローブは、集成切断器が少なくともある程度切断形態にある近位位置と格納形態にある集成切断器をシースが少なくともある程度収める遠位位置の間で滑動可能である、シースまたはカバーを有することができる。
一実施形態において、集成切断器が切断形態に復帰するときに、集成切断器は初め、プローブ軸と全体的に揃えることができ、集成切断器ピボットを中心としてプローブ軸に対して旋回するように構成することができる。
出血の制御を容易にするために、血液凝固器を集成切断器に組み込むことができる。例えば、それぞれのカッティングブレードの外表面上に血液凝固器を配置することができる。高周波エネルギー、レーザ、低温、超音波加熱及び/または電気抵抗加熱源のようなエネルギー源に血液凝固器を結合させることができる。
組織固定器を組織切断器具に組み込むことができる。組織固定器は切断処置を容易にするために、組織が切断されている間、組織の一領域を安定化することができる。この組織領域は、切り放されるべき組織及び/または切り放されるべき組織に隣接する組織及び/または切り放されるべき組織の近傍の組織とすることができる。組織固定器は、この組織領域を把持するか、この組織領域に貫入するかまたはこの組織領域に付着することができる。例えば、貫入器として、組織固定器は切り放されるべき組織に埋め込まれる1本ないしさらに多くのワイアとすることができる。組織切断器具は組織固定器を収める基部を備えることができる。集成切断器は基部及び/または組織固定器に対して移動可能とすることができる。
標本回収器を集成切断器及び/またはプローブに組み込むことができる。例えば、標本回収器は、少なくとも一部が集成切断器に取り付けられ、組織が切断されている間に試料を少なくともある程度包み込む、変形可能な材料とすることができる。
内部牽引器を組織切断器具に組み込むことができる。例えば、内部牽引器は集成切断器のまわりに配置することができる。集成切断器が、例えばシースの引込み及び/またはプローブの遠端からの進出によって、組織にさらされたときに、集成切断器は周囲の軟組織からの圧力によって所望の予備成形形状に実質的にまたは完全には復帰できないかもしれない。内部牽引器は軟組織を押すかまたは牽引して集成切断器から離し、集成切断器の所望の予備成形形状への復帰を容易にすることができる。高周波を用いて器具を作動させる場合、内部牽引器は軟組織を押すかまたは牽引して切断電極から離して、軟組織内への電流の散逸を最小限に抑えるかまたは遮断し、よって切断電極における切断プロセスを開始するに十分な電流密度の達成を容易にすることができる。
組織を切断するための方法は一般に、切り放されるべき組織の領域に接してまたは領域内で、組織切断器具の、プローブ軸を定める、プローブの遠位領域を位置決めする工程、標本固定器を作動させる工程、集成切断器を格納形態から切断形態に概ね復帰させる工程、組織切断器具が組織の切放し及び収集を行うように、集成切断器及び標本回収器を作動させる工程を含む。必要に応じて、内部牽引器は集成切断器の作動に先立って作動させることができる。
本発明の上記及びその他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び、例として本発明の原理を示す、添付図面において、一層詳細に提示されるであろう。
本発明は、同様の参照数字が同様の構造要素を指定する添付図面をともなう、以下の詳細な説明によって容易に理解されるであろう。
切開手術及び/または、胸部組織における経皮処置のような、最小侵襲性処置における使用に適する、軟組織のような、材料または物質の効率的な切放しまたは切断のための器具及び方法が開示される。以下の説明はどの当業者にも本発明の作成及び使用が可能になるように提示される。特定の実施形態及び応用の説明は例としてのみ与えられ、当業者には様々な改変が容易に明らかであろう。本明細書に定められる全般的原理は本発明の精神及び範囲を逸脱することなくその他の実施形態及び応用に適用することができる。したがって、本発明には本明細書に開示される原理及び特徴と矛盾しない、数多くの別形、改変及び等価物を包含する最も広い範囲が認められるべきである。明解さのため、本発明に関わる技術分野において既知の技術的事柄に関する詳細は、本発明を不必要に曖昧にしないために、詳細に説明されることはない。
図1A〜1Dは、ハンドル500から伸び出ているプローブ200を一般に備える組織切断器具100の例示的実施形態を示す。プローブ200はプローブ軸224を定める長さを有する。プローブ200は、内プローブ240,基部300及びシース350を備えることができる。集成切断器400が内プローブ240内に収められる。
基部300は内プローブ240の少なくとも一方の側に配置することができる。基部300はプローブ軸224に概ね沿う長さを有する。基部300の遠端は基部尖端320を有することができる。基部尖端320は必要に応じて組織への挿入を容易にするために鋭利にすることができる。基部尖端320は軟組織への挿入及び軟組織内の位置決めを容易にするために、高周波、レーザ、冷却、加熱、超音波、流体(例えば、液体及び/または気体)圧力のような、外部エネルギー源(図示せず)に動作可能な態様で接続することができる。内プローブ240は基部300の長さに沿って、例えばプローブ軸224に沿って、滑動可能である。
シース350も内プローブ240の長さ及び基部300の長さに沿って、例えばプローブ軸224に沿って、滑動可能である。図1A及び1Bに示されるように、シース350の位置は、シース350上に配置されることが好ましい、シースコントローラ352を手動で後退または前進させることによって制御することができる。図1Aに示されるように、シース350は、シース350が内プローブ240,基部300及び/または集成切断器400の少なくとも一部を収める、閉位置または閉形態360aを与えることができる。基部尖端320は、シース350が閉位置360aにあるときに、露出されたままであることが好ましい。あるいは、シース350は基部300に沿って滑動するが、基部300内に収まることはない。シース350の閉位置360aは、概ね平滑な表面を与えることにより、例えばプローブ200と組織の間の摩擦を弱めることにより、胸部組織のような軟組織内へのプローブ200の挿入及びそのような軟組織内のプローブ200の位置決めを容易にする。方向362でシースコントローラ352をハンドル500に向けて、例えば近位に、接近させると、図1Bに示されるように、シース350が開位置360bまで滑り、集成切断器400が露出する。
図1Bに示されるように、集成切断器400はカッティングループ420として構成することができる。集成切断器400は変形可能であることが好ましく、例えば、金属、合金、セラミック、ガラス、プラスチック、ポリマー及び/またはこれらのいずれか適する組合せで形成することができる。集成切断器400は、ニッケル−チタン合金(例えばNiTiまたはニチノール)のような形状記憶特性及び/または超弾性を有する材料及び/または十分に高い弾性をもつ材料でつくることができる。集成切断器400は、技術上既知であるように、図1B及び1Dに示されるような切断態様424bに予備成形されることが好ましい。切断態様424bは、円形、長円形、三角形、正方形、矩形、多角形。螺旋または、好ましくは全体的に軟組織の切断を最適化するかあるいは組織切断器具100の用途に依存する特定の処置のためのその他いずれか適する形状の少なくとも一部を定める。
例えば、1つないしさらに多くの外力がかかっていると、集成切断器400の周囲でシース350を滑らせることにより、集成切断器400の弾性及び/または超弾性が、発生する歪が集成切断器400の材料の回復可能歪限界をこえない限り、永久変形を概ねおこさずに、集成切断器400に格納形態424aをとらせる。外力が取り除かれると、集成切断器400は切断形態424bに概ね復帰することが好ましい。例えば、図1A及び1Cに示されるように、(カッティングループ420として示される)集成切断器400は、シース350が閉位置360aにあるときに、シース350内に格納形態424aで収められて格納されるように構成することができる。特に、シース350の内壁はカッティングループ420に格納形態424aをとらせるに十分な外力を印加する。カッティングループ420が格納形態424aにあって、シース350内に収められているときには、図1B及び1Dに示されるように、プローブ200のプロファイルは、カッティングループ420が切断形態424bにあるときよりも一般に小さい。プローブ200のプロファイルが小さくなるほど、組織内のプローブ200の位置決めが容易になり、皮膚の切開口を小さくすることができる。概ね切断形態424bにあるときには、集成切断器400は(図示されていない)集成切断器ピボットを中心にしてプローブ軸に対して旋回するように構成することができる。
別の実施形態(図示せず)において、集成切断器400はプローブ200の遠端またはその近傍の1つないしさらに多くの開口を通して進出及び/または後退させることができる。後退させられたときに、集成切断器400はプローブ200内に閉じ込められて、格納形態424aをとることができる。プローブ200の遠端またはその近傍の1つないしさらに多くの開口を通して進出させられたときに、集成切断器400は切断形態424bに概ね復帰する。
集成切断器400の断面積(図示せず)は、円形、長円形、菱形、三角形、矩形、正方形、その他いずれかの多角形及び/または様々な形状のいずれか適する組合せの少なくとも一部を定めることができる。集成切断器400は、高周波、レーザ、超音波、熱、低温、周期振動、非周期振動、回転、流体圧力を用いて、作動させることができる。集成切断器400は外部エネルギー源(図示せず)に動作可能な態様で結合させることができる。あるいは、エネルギー源はハンドル500内に収めることができる。集成切断器400が高周波エネルギーで作動させられる場合、集成切断器400は単極電極または双極電極として構成することができる。集成切断器400の起動または作動は、例えばハンドル500上にまたは足踏み式制御として、配置することができる切断コントローラ(図示せず)によって制御することができる。
集成切断器400は1つないしさらに多くの付加材料(図示せず)を有することができる。付加材料は集成切断器400の表面上及び/またはその中に、連続であるかまたは不連続であり、対称であるかまたは非対称の、1つないしそれより多くの層、領域またはセグメントとして構成することができる。付加材料は、電気絶縁、断熱、変化する伝導度(例えば熱伝導度及び/または導電度)、強度、潤滑能力及び/またはセンサ(例えば温度センサ)のような特性を与えることができる。付加材料には、セラミック、ポリマー、プラスチック、金属、合金、ガラス、ダイアモンド、ダイアモンド様カーボン、(金属ドープまたは非金属ドープ)ダイアモンド様非複合コーティング及び/またはその他の様々な適する物質を含めることができる。例えば潤滑能力及び/または断熱能力を与えるために、1つないしさらに多くの液体材料を集成切断器400に組み込むこともできる。そのような材料には、例えば、シリコーン及び過フッ素化液を含めることができる。外部エネルギー源として高周波エネルギーが用いられる場合、集成切断器400は、切断電流を1つないしさらに多くの刃先に集中させるために、1つないしさらに多くの絶縁材料で少なくともある程度覆われることが好ましい。絶縁材料は、切断電流の組織内への散逸を防止または低減し、1つないしさらに多くの刃先に切断電流を集中させるに十分な絶縁耐力をもつことが好ましい。1つないしさらに多くの絶縁材料のそれぞれは高周波エネルギーによって生じ得る高温に耐え得ることも好ましい。集成切断器400は技術上既知の、機械加工、レーザ加工、打抜き及び/または化学エッチングを含めることができる、技法及び方法を用いて形成することができる。
図1A〜1Dを再び参照すれば、カッティングループ420は、それぞれが組織の分離及び/または切放しを容易にするための1つないしさらに多くの刃先を有する、1つないしさらに多くのカッティングブレード430として構成することができる。それぞれの刃先は、尖頭形、平形、丸形、鈍、鋭利及び/または鋸歯形とすることができる。刃先が鋸歯形である場合、鋸歯は連続的、断続的、規則的及び/または不規則的とすることができる。1つないしさらに多くの刃先は、化学エッチング、機械加工及び/またはレーザ加工のような、様々な方法を用いて形成することができる。1つないしさらに多くの鋸歯の間隔は、カッティングブレード430の長さに沿って一定とするかまたは可変とすることができる、ブレード離隔幅(図示せず)を定める。カッティングブレード430の内の1つないしさらに多くは回転及び/または振動を行うことができる。振動の周波数は50Hzと100Hzの間であることが好ましいが、50Hzより低くするかまたは100Hzより高くすることもできる。複数のカッティングブレード430が振動及び/または回転を行う場合、複数のカッティングブレード430は互いに逆方向の振動及び/または回転を行うことができる。振動及び/または回転は、交流または直流、真空または流体圧力によって動力を供給することができる。直流が用いられる場合、1つないしそれより多くの電池をハンドル500内に、またはハンドル500外に、配置することができる。
切断形態424bにあるときの、カッティングループ420(図示せず)の直径はほぼ1〜3cmであることが好ましいが、あるいは1cmより小さくするかまたは3cmより大きくすることもできる。切断形態424bにあるときのカッティングループ420の直径は固定とするかまたは可変とすることができる。
組織固定器460は切断処置中の組織の一領域の安定化を容易にする。その組織領域は、切り放されるべき組織及び/または切り放されるべき組織に隣接する組織または切り放されるべき組織の近傍の組織であることが好ましい。組織固定器460は、例えば基部300の少なくとも一部とすることにより、及び/または基部300内に収めることによって、組織切断器具100に一体化されることが好ましいが、あるいは組織切断器具100から分離しておくこともできる。組織固定器460が切り放されるべき組織を安定化する場合、組織固定器460は、軟組織からの標本(すなわち、ある大きさの切り放された組織)の摘出すなわち取出しも容易にすることができる。組織固定器460は組織領域に貫入するかまたは組織領域を把持することができ、適する形状の1つないしさらに多くのフック、クランプ、ニードル及び/またはワイアとすることができる。あるいは、組織固定器460は組織領域に付着し、切り放されるべき組織の縁または端となる組織領域に付着することが好ましい。組織固定器460は、内部または外部の真空源に連結された真空及び/または組織固定器460上に被覆または層形成された生体適合性粘着物質によって組織領域に付着することができ、及び/または組織固定器460は組織固定器460に隣接する組織に付着するかまたはその領域を凍結させるに十分な低温に冷却することができる。組織固定器460は、組織固定器と標本回収器の複合機構が組織固定及び標本回収のいずれをも達成するように、標本回収器440と一体化させることができる。
再び図2を参照すれば、組織固定器460は2つの支枝をもつワイアまたはニードルとして構成することができるが、組織固定器460は、全般的なまたは特定の処置のために組織の固定を最適化する、いずれか適する形状または形態に構成することができる。組織固定器460は、形状記憶特性、弾性または超弾性をもつ材料で形成されることが好ましく、あらかじめ定められた固定器形状に予備成形されることが好ましい。シース350が閉位置360aにある場合、組織固定器460は基部300内のチャネル(図示せず)内に収められ、よって組織固定器460がチャネルの拘束によって印加される外力に概ね同形になることが好ましい。組織固定器460がチャネル開口462を通してチャネルから進出させられると、組織固定器460はチャネルの外力から解放され、組織内に貫入するにつれて、予備成形固定器形状に概ね復帰する。チャネルからの組織固定器460の進出は、例えば図1Aに示されるようにハンドル500上に設けられた、固定子コントローラ464を手動で前進させることによって制御することができる。組織固定器460は、組織内への貫入及び組織内での固定を容易にするための、1つないしさらに多くの鋭利な刃先及び/または尖端を有することが好ましい。図示されてはいないが、組織固定器460は組織内への貫入を容易にするために、例えば高周波エネルギーを用いて、作動させることができる。
図1A〜1Dに示されるように、標本回収器は、組織が切り放されるにつれて標本を少なくともある程度包み込む、変形可能な材料または膜とすることができる。変形可能な材料または膜は、いずれか適する組成、組合せまたは変形の、プラスチック、ポリマー、金属、金属合金または適するいずれかの変形可能材料で形成することができる。ポリマーは、単体の、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリフッ化ビニル及びポリテトラフルオロエチレンのいずれか、またはこれらのいずれかの組合せとすることができる。標本回収器440は、より強い力を受けることがあり得るような部分または領域において強化することができる。あるいは、図示されてはいないが、標本回収器440は、付着子、貫入子または把持子とすることができる。付着子として、標本回収器は、標本を凍結させて標本に付着するに十分に低温の冷却領域、生体適合性粘着物質で層形成または被覆された領域及び真空源に取り付けられた真空を有することができる。貫入子として、標本回収器は1つないしさらに多くのワイア、ニードル、フック等を有することができる。
図1A〜1Dに戻れば、集成切断器400に一部が取り付けられ、基部300の少なくとも一部も囲む、変形可能な材料として構成された標本回収器440が示される。集成切断器400が組織を切り放すにつれて、標本回収器440は標本の回収を容易にするために切り放された組織を少なくともある程度包み込む。
図3Aの部分斜視図並びに図3B及び3Cの部分上面図に示されるような別の実施形態において、組織切断器具100は内部牽引器800を備える。図3A及び3Cは開位置360bにあるシース350を示し、図3Bは閉位置360aにあるシース350を示す。図示されるように、内部牽引器800はシース350内に収められることが好ましい。内部牽引器800は、例えばハンドル500上に配置された牽引器コントローラ(図示せず)を前進させることによって起動させることができ、あるいは別の実施形態においては固定器コントローラ464が組織固定器460及び内部牽引器800のいずれの起動も制御することができる。内部牽引器800の起動は、プローブ軸224から外側に内部牽引器800を拡張させて、組織に力を加えるかまたは牽引して集成切断器400から引き離すことによって、集成切断器400に隣接する組織からの外圧の低減または排除を容易にする。この結果、集成切断器400が予備成形切断形態424bに概ね復帰することが容易になる。集成切断器400を作動させるために高周波エネルギーが用いられる場合、内部牽引器800は、集成切断器400を作動させている間の組織内への電流の散逸を防止するかまたは電流散逸量を低減させ、よって集成切断器400における切断プロセスを開始するに十分な電流密度の達成を容易にすることができる。特に、内部牽引器800は、組織に力を加えて集成切断器400から引き離すことによって、集成切断器400と隣接する組織の間の接触の量の低減または接触の排除に役立ち、よって集成切断器400の組織からの隔離が容易になる。内部牽引器800は、集成切断器400からの組織の強制引離し、集成切断器400にかかる隣接組織からの圧力の低減及び/または集成切断器400の組織からの隔離を最適化するため、様々な形状または形態に、また様々な材料から、つくることができる。また別の実施形態において、内部牽引器800は、例えばバルーンの膨張に際して、組織を強制的に引き離すことができる。
図示されてはいないが、組織切断器具100に様々な付加コンポーネントを組み込み得ることに注意されたい。例えば、出血の制御を容易にするために血液凝固器を集成切断器400に組み込むことができる。それぞれのカッティングブレードの外表面上に血液凝固器を配置することができる。高周波エネルギー、レーザ、冷却、超音波加熱及び/または電気抵抗加熱源のようなエネルギー源に血液凝固器を結合させることができる。血液凝固器は、第1及び第2のカッティングブレードの少なくとも一方の少なくとも一部の周囲に構成された誘導コイルとすることができる。誘導コイルを通して電流を送って、誘導コイルで囲まれている集成切断器400の少なくとも一部の温度を誘導加熱によって高めるためのエネルギー源を、血液凝固器に接続することができる。カッティングブレード及び血液凝固器の少なくとも一方の温度を制御するためのフィードバック機構を設けるために温度センサを集成切断器400に組み込むこともできる。
付加コンポーネントの別の例として、組織マーカーを集成切断器400に組み込むことができる。組織マーカーは集成切断器400上及び/または組織固定器460上に備えられる1つないしさらに多くの染料とすることができる。1つないしさらに多くの染料は、標本が取り出された胸部に対する後の方位決定のために標本の特定の側または縁、例えば、浅縁、深縁及び/または外側縁、の識別を可能にするために、好ましくは組織が切り放される際に、標本にマークをつけることができる。また別の例として、撮影、追跡及び/または探知手段を組織切断器具100に組み込むことができる。例えば、撮影、追跡及び/または探知手段は内部源または外部源に動作可能な態様で結合された光とすることができる。また別の例として、組織切断器具100は、切断領域からの流体及び/または材料の排出のため及び/または切断領域への流体及び/またはその他の物質の滴注のための1本ないしさらに多くのチャネルを有することができる。1本ないしさらに多くのチャネルは真空源及び/または流体及び/またはその他の物質のための供給源に動作可能な態様で接続させることができる。
図4A〜4Fは、組織切断器具100の一実施形態を用いて、胸部600の組織を固定し、切り放して、組織標本を取り出すための方法の部分斜視断面図である。図示されるように、乳頭/乳輪複合体604から胸部600の末梢610に向かって広がる肺葉606は胸部600の皮膚表面602から深くにある。本図では主気管612として示される、1本ないしさらに多くの気管が概ね肺葉606の長さに沿って延びる。肺葉606の一部内に病変650が示される。病変650は、1つないしさらに多くの良性病変、侵襲性癌、主気管612内及び/または気管枝(図示せず)内及び/またはクーパー靭帯内の癌の延長及び/またはいずれかの多病巣性癌または主気管612内に局限された癌であり得る。図4Aにおいて、病変650の一部(例えば生検材料)または全てを含む、切除されるべき予定組織領域680が示される。予定組織領域680が病変650の全てを含む(例えば治療切除の)場合、病変650を囲む正常組織の縁が含められることが好ましい。予定組織領域680は肺葉606の一部を含むが、予定組織領域680には、病変650の大きさ及び広がり並びに処置の目的、例えば生検または治療切除に依存して、肺葉606のほとんど全て、肺葉606全体、または1つより多くの肺葉606及び/または胸部600の周囲組織652の一部を含めることができる。
病巣650は医用探査装置(図示せず)を用いてねらいを付けることができる。医用探査装置は、超音波撮影、磁気共鳴撮影、コンピュータ連動断層撮影、ポジトロン断層撮影、核放射線及びX線撮影のような撮影装置であることが好ましい。撮影装置にはアナログ画像化技術及び/またはデジタル画像化技術を用いることができる。撮影装置は2次元画像、3次元画像及び/または4次元画像をつくる。撮影装置は、病巣650の少なくとも一部、予定組織領域680及び組織切断器具100のプローブ200の少なくとも一部を画像化することが好ましい。医用探査装置は、皮膚表面602に隣接させて、皮膚表面602から距離をおいて、及び/または胸部600内に、配置することができる。胸部600内に配置される場合、医用探査装置は、組織切断器具100に取り付けるかまたは組み込むことができ、あるいは組織切断器具100から独立させておくことができる。医用探査装置は組織切断器具100を用いる処置を誘導するために用いられることも好ましい。図示されてはいないが、1つないしさらに多くの探知器を組織切断器具100上に、好ましくはプローブ200の遠端またはその近傍に、配置することもできる。探知器は、例えばいずれか適するタイプの発光を用いる、組織内のプローブ200の少なくとも一部を識別する、異なる、及び/または強化された方法を提供する。探知器の位置を検出及び識別するため、皮膚の外に配置されることが好ましい探知器センサを利用することができる。
予定組織領域680が決定された後、標準的な外科手法を用いて、胸部600の準備を整え、局部麻酔薬を投与することができる。皮膚切開口690が、好ましくは外科手術用メスを用い、好ましくは乳頭/乳輪複合体604の境界に、つくられる。図4Aに示されるように、プローブ200が皮膚切開口690を通して挿入されて、好ましくは予定組織領域680の下側に配置される。一実施形態(図示せず)において、プローブ200の正確な位置決めを容易にするため、プローブ200の挿入に先立って胸部600内に導入器を挿入することができる。導入器は、例えば、誘導針、拡張器及び誘導シースを有することができる。誘導針は予定組織領域680の下側に配置することができる。十分な位置決めがなされた後、誘導針上で拡張器及び誘導シースを滑らせる。拡張器が誘導針周囲の誘導路を拡大し、次いで拡張器及び誘導針が取り出されて、誘導シースが所定の場所に残される。別の実施形態(図示せず)において、導入器は導入器シースを有することができる。導入器は胸部600への挿入及び胸部600内の位置決めを容易にするための鋭利な尖端及び/または活動化尖端を有することができる。導入器及び導入器シースは胸部600内に配置される。十分な位置決めがなされた後、導入器は取り出されて、導入器シースが所定の場所に残される。内プローブ240及び基部300及び/または、好ましくは、プローブカバー(図示せず)を胸部600の外側で誘導シースまたは導入器シースの末端に配置することができる。次いで内プローブ240及び基部300を好ましくはプローブカバーを通し、誘導シースまたは導入器シース内を滑らせて、胸部600内にある誘導シースまたは導入器シースの遠端に集成切断器400が届くまで、胸部内に入れる。基部300は鋭利な尖端及び/または活動化尖端をもたないことが好ましい。
次に、組織切断器具100を用いて胸部600の組織を固定し、切り放して胸部600から組織標本を取り出すためのプロセスまたは方法を図4A〜4Fを参照してさらに詳細に説明する。図4Aに示されるように、プローブ200が、閉位置360aにあるシース350を用いて、予定組織領域680に隣接して配置される。プローブ200は予定組織領域680の下側に配置されることが好ましい。予定組織領域680に隣接するプローブ200は切断されるべき標本682の第1の縁または端(図示せず)に備える。図4Bに示されるように、シース350が方向362に開位置360bまで引き戻されて、(カッティングループ420として示される)集成切断器440,標本回収器440及び組織固定器460を露出させる。図4Cに示されるように、次いで(ワイアとして示される)組織固定器460を(例えば、基部300に設けられた、図示されていない、チャネルを介して)基部300から進出させ、(図4Aに示される)切り放されるべき予定組織領域680に貫入させて、その領域を固定する。予定組織領域680の固定により、予定組織領域680が安定化され、カッティングループ420の方向362への移動に対して反作用が与えられることで切断処置が容易になる。別の実施形態(図示せず)において、組織固定器460は基部360内に収められ、切断されるべき標本682の第1の縁に付着することができて、予定組織領域680に貫入はしないことが好ましい。組織固定器460は、切断されるべき標本682の第1の縁に沿って組織を凍結して、組織に付着するに十分な温度まで冷却することができ、あるいは生体適合性粘着物質または真空源に取り付けられた真空を有することができる。
カッティングループ420は組織の切放しまたは切断を容易にするために起動させることができ、図4Dに示されるように、プローブ軸224に対して例えばほぼ90°まで旋回させるかまたは持ち上げることができる。別の実施形態(図示せず)において、カッティングループ420の起動に先立ち、カッティングループ420の切断形態424bへの復帰を容易にするため及び/または高周波エネルギーを用いる場合の組織切断の開始を容易にするために、組織牽引器が起動させられて、隣接する組織に力を加えるかまたは牽引してカッティングループ420から離す。
カッティングループ420が持ち上げられた後、手動で、または組織切断器具100上に配置された機構(図示せず)によって、基部300を安定化することができる。例えば、基部300とハンドル500の間に配置されたバネを、カッティングループ420及びシース350を納めている内プローブ240が方向362に引き戻される際の基部300の方向362への移動を防止するに十分な圧力を方向362とは逆の方向に基部360に印加するために、作動させることができる。安定化されて、胸部600に対して比較的固定された位置にある、基部300によって、内プローブ及びシース350は皮膚切開口690に向けて引き戻されて少なくともある程度は皮膚切開口690から外に出て、カッティングループ420を方向362に移動させ、よって、胸部600からの標本682の全体的な周辺の分離を生じさせる。内プローブ240及びシース350は、図4Eに示されるように、カッティングループ420が下げられたときにカッティングループ420が予定組織領域680の近位にあるように、カッティングループ420が皮膚切開口690に対して予定組織領域680に全体的に近づくまで、引き戻される。カッティングループ420が予定組織領域680に近づいたときに、カッティングループ420の降下によって胸部600からの標本682の切放しが完了する。
カッティングループ420が持ち上げられて切断が開始されるときに、変形可能な材料で形成され、少なくとも一部がカッティングループ420に取り付けられた、標本回収器440が展開される。標本回収器440は、カッティングループ420が引き戻されるにつれて、標本682を概ね包み込み、周囲組織から標本682を少なくともある程度隔離する。基部300は標本682の第1の縁に隣接したままである。本明細書に説明される方法において、標本回収器440は標本682だけでなく基部300の少なくとも一部も囲む。別の実施形態(図示せず)において、標本回収器440は標本682の一部に粘着するかまたは付着する。標本回収器440は標本682の一部を凍結して付着するに十分な温度まで冷却することができ、あるいは生体適合性粘着物質または真空源に取り付けられた真空を有することができる。また別の実施形態(図示せず)において、組織固定器460及び標本回収器440は一体化される。
図4Fに示されるように、胸部600からの標本682の切放しが完了すると、胸部600からのプローブ200の取り出しを容易にするために、シース350がカッティングループ420上を閉位置360aまで前進する。基部300上の、また少なくともある程度は標本回収器440内にある、組織固定器460に固定された標本682を収めているプローブ200は、次いで、皮膚切開口690を通して引き戻して、胸部600の外に出すことができる(図示せず)。明らかなように、標本回収器440,基部300及び組織固定器460が標本682の取り出しを容易にしている。
本発明の例示的実施形態を本明細書で説明し、図示したが、これらの実施形態は説明のためであるに過ぎず、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく改変がこれらの実施形態になされ得ることが認められるであろう。したがって、本発明の範囲は、それぞれの特許請求事項が本発明の実施形態として[発明を実施するための最良の形態]に明示的に織り込まれている、修正され得る、特許請求の範囲によってのみ定められるとされる。
集成切断器が格納形態にある組織切断器具の例示的実施形態の斜視図である 集成切断器が切断形態にある図1A及び1Cの組織切断器具の例示的実施形態の部分斜視図である 集成切断器が格納形態にある組織切断器具の例示的実施形態の部分上面図である 集成切断器が切断形態にある図1A及び1Cの組織切断器具の例示的実施形態の部分上面図である 作動された組織固定器を示す図1A〜1Dの組織切断器具の斜視図である シースが開位置にある、内部牽引器を有する組織切断器具の例示的実施形態の部分斜視図である シースが閉位置にある、図3A及び3Cの組織切断器具の部分上面図である シースが開位置にある、内部牽引器を有する組織切断器具の例示的実施形態の部分上面図である 組織切断器具の一実施形態を用いる、胸部組織の固定及び切放し並びに胸部からの組織標本の取出しのための方法の部分斜視断面図である 組織切断器具の一実施形態を用いる、胸部組織の固定及び切放し並びに胸部からの組織標本の取出しのための方法の部分斜視断面図である 組織切断器具の一実施形態を用いる、胸部組織の固定及び切放し並びに胸部からの組織標本の取出しのための方法の部分斜視断面図である 組織切断器具の一実施形態を用いる、胸部組織の固定及び切放し並びに胸部からの組織標本の取出しのための方法の部分斜視断面図である 組織切断器具の一実施形態を用いる、胸部組織の固定及び切放し並びに胸部からの組織標本の取出しのための方法の部分斜視断面図である 組織切断器具の一実施形態を用いる、胸部組織の固定及び切放し並びに胸部からの組織標本の取出しのための方法の部分斜視断面図である
符号の説明
100 組織切断器具
200 プローブ
224 プローブ軸
240 内プローブ
300 基部
320 基部尖端
350 シース
352 シースコントローラ
400 集成切断器
420 カッティングループ
430 カッティングブレード
440 標本回収器
460 組織固定器
462 チャネル開口
464 固定子コントローラ
500 ハンドル
800 内部牽引器

Claims (45)

  1. 組織切断器具において、
    プローブ軸を定めるプローブ、
    標本の切断中に組織の一領域の安定化を容易にするように構成された組織固定器であって、前記組織の一領域が、前記標本、前記標本に隣接する組織及び前記標本の近傍の組織の内の少なくとも1つである、組織固定器、
    前記標本を切断するための予備成形切断形態を有する集成切断器であって、前記切断形態から格納形態への変形が可能であり、さらに、前記切断形態にある場合に、前記プローブ軸に沿って前記組織固定器に対して移動し、前記標本を切断するように構成される、集成切断器、及び
    前記集成切断器に少なくとも一部が結合されるか、前記組織固定器の一部として一体化されるかの、少なくとも一方である標本回収器、
    を備えることを特徴とする組織切断器具。
  2. 前記プローブが基部を有し、前記集成切断器が前記基部に対して滑動可能であることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  3. 前記基部が前記標本回収器及び前記組織固定器の内の少なくとも一方の少なくとも一部を含むことを特徴とする請求項2に記載の組織切断器具。
  4. 前記基部が前記基部の遠端に尖端を有し、前記尖端が組織への前記プローブの貫入を容易にするための形状につくられていることを特徴とする請求項2に記載の組織切断器具。
  5. 前記基部の前記尖端が活動化されることを特徴とする請求項4に記載の組織切断器具。
  6. 前記組織固定器が前記組織の一領域への貫入及び前記組織の一領域の把持の内のいずれか一方のための形状につくられることを特徴とする請求項1に記載の素子形切断器具。
  7. 前記組織固定器が、1つないしさらに多くの、ワイア、ニードル、フック及びクランプからなる群から選ばれることを特徴とする請求項6に記載の組織切断器具。
  8. 前記組織固定器が、形状記憶特性、弾性及び超弾性の内の少なくとも1つを有する材料を有することを特徴とする請求項6に記載の組織切断器具。
  9. 前記組織固定器が前記組織の一領域に付着するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  10. 前記組織固定器が、前記組織の一領域を凍結させて前記組織の一領域に付着するに十分な温度に冷却されるように構成されるか、生体適合性粘着物質を有するか、真空源に取り付けられた真空を有するかの内の少なくとも1つであることを特徴とする請求項9に記載の組織切断器具。
  11. 前記組織固定器が切り放されるべき前記標本の縁またはその近傍において組織を固定するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  12. 前記標本回収器が、変形可能な材料、付着子、貫入子及び把持子からなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  13. 前記標本回収器が、変形可能であり、前記標本が前記集成切断器によって切断されているときに、前記標本を少なくともある程度包み込むために前記集成切断器に少なくとも一部が取り付けられることを特徴とする請求項12に記載の組織切断器具。
  14. 前記付着子が、前記組織の一領域の凍結及び前記組織の一領域への付着、生体適合性粘着物質による層形成または被覆、並びに真空源に結合された真空の内の少なくとも1つであることを特徴とする請求項12に記載の組織切断器具。
  15. 前記貫入子が、1つないしさらに多くの、ワイア、ニードル及びフックの内の少なくとも1つであることを特徴とする請求項12に記載の組織切断器具。
  16. 前記組織固定器及び前記標本回収器が一体化されることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  17. 前記集成切断器が、完全なループまたは部分ループの内の一方をなすカッティングループを有することを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  18. 前記カッティングループが動作可能な態様でエネルギー源に結合され、前記エネルギー源が、高周波、レーザ、超音波、熱、低温、流体圧力、振動及び回転からなる群から選ばれることを特徴とする請求項17に記載の組織切断器具。
  19. 前記集成切断器が複数のカッティングループを有し、前記カッティングループの内の少なくとも1つが前記カッティングループの内の別のカッティングループ内に入れ子になっていることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  20. 前記カッティングループの内の少なくとも1つが動作可能な態様でエネルギー源に結合され、前記エネルギー源が、高周波、レーザ、超音波、熱、低温、流体圧力、振動及び回転からなる群から選ばれることを特徴とする請求項19に記載の組織切断器具。
  21. 前記切断形態にある前記集成切断器が、前記プローブ軸に対して旋回するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  22. 前記集成切断器が少なくとも部分的に絶縁されていることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  23. 前記集成切断器が少なくとも1つの刃先を有し、前記刃先は、鋭利にされているか、前記刃先の少なくとも一部に沿って配置された一組の切り歯を有するかの、少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  24. 前記プローブが、内プローブと、交互に、(1)前記集成切断器が前記格納形態にあるように前記集成切断器を覆い、(2)前記集成切断器が前記切断形態にあるように前記集成切断器を露出させるように、前記内プローブに沿って滑動可能なシースとを有することを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  25. 前記シースが、前記格納形態にある前記集成切断器を覆うために遠位に滑動し、前記切断形態にある前記集成切断器を露出させるために近位に滑動することを特徴とする請求項24に記載の組織切断器具。
  26. 前記プローブが前記プローブの遠位領域またはその近傍に1つないしさらに多くの開口を定め、前記開口から前記集成切断器が前記格納形態から前記切断形態に展開することを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  27. 前記標本にマークをつけるように構成された組織マーカーをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  28. 撮影手段、追跡手段または探知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の組織切断器具。
  29. 前記撮影手段、追跡手段または探知手段が光であることを特徴とする請求項28に記載の組織切断器具。
  30. 組織切断器具において、
    標本の切断中に組織の一領域の安定化を容易にするように構成された組織固定器であって、前記組織の一領域が、前記標本、前記標本に隣接する組織及び前記標本の近傍の組織の内の少なくとも1つである、組織固定器、
    前記標本を切断するための予備成形切断形態を有する集成切断器であって、前記切断形態から格納形態に変形可能である、集成切断器、
    組織を前記集成切断器から離すために前記組織を押すか、牽引するかの内の1つを容易にするための、前記集成切断器を少なくともある程度囲んで配置された内部牽引器、及び
    前記標本を回収するように構成された標本回収器、
    を備えることを特徴とする組織切断器具。
  31. 前記内部牽引器が、第1の前もって定められた予備成形形状への前記集成切断器の復帰及び前記集成切断器を作動させるために高周波エネルギーが用いられる場合の前記組織への電流の散逸の低減の内の少なくとも一方を容易にすることを特徴とする請求項30に記載の組織切断器具。
  32. 前記集成切断器が組織を切断している際に、前記集成切断器が前記組織固定器に対して移動するように構成されることを特徴とする請求項31に記載の組織切断器具。
  33. 組織標本の切断及び取り出しのための方法において、
    組織切断器具のプローブの遠位領域を前記標本に隣接して、または前記標本内で、位置決めする工程であって、前記プローブはプローブ軸を定める工程、
    前記組織切断器具の集成切断器が前記標本を切断しているときの組織の一領域の安定化を容易にするために前記組織切断器具の組織固定器を作動させる工程であって、前記組織の一領域は、前記標本、前記標本に隣接する組織及び前記標本の近傍の組織の内の少なくとも1つである工程、
    前記集成切断器を変形された格納形態から予備成形切断形態に復帰させる工程であって、前記予備成形切断形態は前記標本を切断するために前記プローブの外部に展開し、前記変形された格納形態は前記集成切断器を全体的に前記プローブ内に格納するための形態である工程、
    前記標本を切り放すために前記集成切断機を作動させる工程、
    旋回及び前記プローブ軸の方向に沿う移動の内の一方によって前記標本を切り放すために前記組織固定器を作動させながら前記集成切断機を移動させる工程、及び
    標本回収器を用いて前記標本を取り出す工程、
    を含むことを特徴とする方法。
  34. 前記位置決めする工程が、医用探査装置を用いて誘導されることを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 前記位置決めする工程が前記医用探査装置として撮影装置を用いる撮影を含むことを特徴とする請求項34に記載の方法。
  36. 前記撮影が、超音波撮影、マンモグラフ撮影、立体定位撮影、コンピュータ連動断層撮影、磁気共鳴撮影、核放射線撮影及びX線撮影の内の1つであることを特徴する請求項35に記載の方法。
  37. 前記撮影が2次元画像、3次元画像及び4次元画像の内の少なくとも1つを描画することを特徴とする請求項35に記載の方法。
  38. 前記組織固定器の前記作動が、前記標本への貫入、前記標本の把持及び前記標本への付着の内の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  39. 前記組織固定器の前記作動が、前記標本内への1本ないしさらに多くのワイアの進入、前記標本上への1つないしさらに多くのクランプの締結及び前記標本内への1つないしさらに多くのフックの進入の内の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  40. 前記組織固定器の前記作動が前記標本への付着を含み、前記組織固定器の前記付着が、切り放されるべき前記組織の縁に付着するための、真空源からの真空の作動、生体適合性粘着物質の露出または活性化及び前記組織の冷却の内の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  41. 前記集成切断器を前記変形された格納形態から前記予備成形切断形態に復帰させる前記工程が、前記プローブの遠端またはその近傍にある1つないしさらに多くの開口を通して前記集成切断器を進出させる工程及び前記集成切断器が前記切断形態を再びとるように前記集成切断器を露出させるために内プローブに沿ってシースを滑らせる工程の内の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  42. 前記集成組織切断器を作動させる前記工程が、振動、回転、高周波、レーザ、超音波、熱、低温及び流体圧力の内の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  43. 標本回収器を用いて前記標本を取り出す前記工程が、前記組織が切り放されるにつれて前記標本を少なくともある程度包み込む変形可能な膜の使用、前記標本の把持、1つないしさらに多くの、ワイア、ニードル及び/またはフックによる前記標本への貫入、及び、真空、冷却された標本回収器及び生体適合性粘着物質の内の少なくとも1つによる前記標本への付着の内の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項33に記載の方法。
  44. 前記標本を取り出す前記工程が前記組織固定器によって容易になることを特徴とする請求項33に記載の方法。
  45. 組織標本の切断及び取り出しのための方法において、
    組織切断器具のプローブの遠位領域を前記標本に隣接して、または前記標本内で、位置決めする工程であって、前記プローブはプローブ軸を定める工程、
    前記組織切断器具の集成切断器が前記標本を切断しているときに組織の一領域の安定化を容易にするために前記組織切断器具の組織固定器を作動させる工程であって、前記組織の一領域は、前記標本、前記標本に隣接する組織及び前記標本の近傍の組織の内の少なくとも1つである工程、
    前記標本に隣接する組織に力を加えて、及び/または牽引して、前記集成切断器から離すために、組織牽引器を作動させる工程、
    前記集成切断器を、変形された格納形態から、前記標本を切断するための予備成形切断形態に復帰させる工程、
    前記標本を切り放すために前記集成切断機を作動させる工程、
    前記標本を切り放すために前記組織固定器に対して前記集成切断機を移動させる工程、及び
    標本回収器を用いて前記標本を取り出す工程、
    を含むことを特徴とする方法。
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