JP2009520125A - 動きが与えられる造花 - Google Patents

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Abstract

開花する花を模擬する装置は、花の茎を模擬する細長い管内に摺動可能に配置されたピストンを含む。茎内のチャンバは、溶解可能な固体材料を保持するように構成される。ピストンは、上向きに付勢される一方で、ピストンの上方のチャンバ内に配置された溶解可能な固体材料によって定位置に保持される。模擬された花は、茎又はピストンの端部に取り付けられ、複数の模擬された花弁を有しており、花弁は、茎が液体中に配置され、固体材料が溶解し、かつピストンが茎内で上向きに動くときに開くように構成される。

Description

本発明は、一般に造花に関する。より詳細には本発明は、開花する花を模擬する装置に関し、当該装置が液体に曝される際、その模擬される花を開くように内部機構を作動させる。
造花は、一般に室内装飾に使用されている。乾燥工程を経て本物の花から製作される乾燥花、及びプラスチック材料又はサテンリボンなどで製作される模造花などの通常の造花は、一般に固定されたタイプであり、美的な感覚を呈することができるが、バイタリティーをもたらさない。したがって造花は、生き生きとした感じが生じず、よって、鑑賞者には快い感覚をもたらさない。
しかしながら、生花は寿命が短い。さらに、バラなどいくつかの花は、それらの花が完全に開花して広がるのに何日もかかる。すなわち、生花はバイタリティー及び自然美を呈するが、欠点も有する。
開花を模擬する、又は造花の花弁内に隠された不意の品物を呈示する動きが与えられる造花及び人工植物の使用が、従来技術で知られている。しかし、これらのほとんどが、電気モータ又は手で駆動される機構を隠すための大きなアセンブリを必要とし、そのため、茎の長い切花の外観を有することができない。別の物は、本質的に不意の贈り物を隠すことができない。さらに別の物は、漸進的な開花を模擬しない。
本発明者は、水又は別の液体中に配置されるときに開花し、花弁の整然とした重なりをもたらし、連続的に開く間に、不意の品物の中の複雑な電気的又は機械的機能を切り換え、又は、溶解可能な固体材料を補充することによる再使用を可能にし、又は、液体を吸収する膨張可能な材料を使用しながら上述の何らかの特徴を提供する、いかなる造花の従来技術も認識していない。
したがって、茎の長い切花の外観を有し、水又は別の液体中に配置されるときに生長又は開花を模擬する、造花装置が必要とされ続けている。さらに、開花する花の漸進的又は制御された呈示をもたらし、再使用可能な、そのような装置が必要とされ続けている。さらに、閉じた花の内部に隠された贈り物又は不意の品物の呈示を可能にする、そのような装置が必要とされ続けている。本発明は、これらの要望を満たし、その他の利点を提供する。
本発明は、開花する花を模擬する装置に属する。動きが与えられる造花装置は、特に好ましい実施形態では、茎の長い切花に酷似しており、液体中に配置されるとき、漸進的な生長及び開花を模擬する。一実施形態では、花が開くとき、贈り物支承プラットホームが、閉じられた花の中に隠された内部チャンバの外に持ち上げられる。別の実施形態では、花が開くとき、光又は音響発生電子回路が作動される。
一実施形態では、装置は花の茎を模擬する細長い管を備える。この茎は、溶解可能な固体材料を保持するように構成されたチャンバへの入口をその中に画成する。ピストンが茎内に摺動可能に配置され、上向きに付勢される。模擬された花が茎に取り付けられており、ピストンが茎内で上向きに動かされるときに開き、ピストンが茎内で下向きに動かされるときに閉じるように構成された、複数の模擬された花弁を有する。ピストンを下降させ、溶解可能な固体材料をピストンの上方で茎のチャンバ内に挿入し、続いて溶解可能な固体を溶媒に露出させると、溶解可能な固体材料が溶媒中に溶解し、ピストンが上向きに動き、模擬された花の模擬された花弁を開く。
スリーブを、ピストンに連結させ、茎に対して摺動可能にすることができる。スリーブは、チャンバへのアクセスを提供するように茎の入口と位置合せ可能な開口を含む。
花は、茎内で摺動可能に受けられる内側茎と、内側茎に枢動式に取り付けられた花弁ヒンジと、花弁ヒンジにその一端部が取り付けられた花弁とを備える。内側茎は、ばねによって上向きに付勢される。花弁ヒンジは、拡張させられるときにほぼ平坦に開き、閉じられるときに弓なりになり、又は湾曲を有するように、ばね特性を有する。花は、ピストンが上向きに動くときに花弁を開位置へと下向きに引っ張るようになされた花弁引っ張り装置を含むことができる。通常、花弁は1組の内側花弁と、閉位置にあるときに内側花弁と重なる1組の外側花弁とを備える。好ましくは、花はまた花弁カップを含み、花弁カップは、その上部円周の周りに形成されて閉位置にあるときに花弁を部分的に覆う、可撓性を有する模擬された萼片を有する。特に好ましい実施形態では、萼片の厚さに差がある。交互の厚い萼片と薄い萼片が、花弁を整然と重ねて閉じるように、花弁を取り囲む。花弁カップはまた、基部を含むことができ、基部は、茎を摺動可能に覆い、開花前の花の生長を模擬するように上向きに付勢される。花弁カップ基部は、内側茎が上向きに動くときに上向きに動くように、内側茎に係合可能である。内側茎及び/又は花弁カップ基部の上向きの運動を制限するために、停止部がそれらに係合するように設けられる。
一実施形態では、駆動シャフトは茎の上方部分内に摺動可能に配置され、動作可能にピストンに連結される。駆動シャフトは、ばねによって、模擬された花を通って上向きに付勢される。贈り物プラットホームが、駆動シャフト又はピストンの一端部に配置される。贈り物プラットホームは、贈り物をプラットホームに固定するようになされた固定部材を含む。
特に好ましい実施形態では、制動アセンブリはピストン及び駆動シャフトと関連付けられる。一形態では、ピストンと駆動シャフトとの間に線が延びる。制動アセンブリは、第1の滑車と第1の滑車から離れて付勢される第2の滑車とを備え、線は滑車上を通過し、十分に張力を受けるとき、第2の滑車を第1の滑車に向かって動かす。線の張力が失われ、第2の滑車が第1の滑車から離れて動かされるとき、制動シューは第2の滑車に動作可能に連結されており、線と接触して動かすことができる。この制動アセンブリは、通常ハウジングを備え、それを通って線が延びる。第1の滑車はハウジングに固定され、第2の滑車はハウジング内に形成されたスロットに沿って動かすことができる。ハウジングの内壁は制動シュー案内部を画成する。
別の形態では、制動アセンブリは駆動シャフトとピストンのシャフトとの間に相互連結された、制動シューを備える。制動アセンブリは、駆動シャフトとピストンのシャフトとの間の張力が十分であるとき非制動位置に配置されるが、駆動シャフトとピストンのシャフトとの間の張力が不十分であるときは制動位置へと動かされるようになされる。より具体的には、制動シューはピストンのシャフトに取り付けられた板ばねを備え、板ばねはその一端部にて制動パッドを有する。引っ張り線が駆動シャフトに動作可能に連結させられており、十分な張力がかけられているときに板ばね及び制動パッドを弓なりの非制動位置に保持するように板ばねへと延びる。
装置は、電気接点を有する電子回路を含むことができ、電気接点は花が開かれるとき、回路を閉じるように動いて互いに接触する。電子回路は光発生装置又は音響発生装置を含むことができる。
一実施形態では、ピストンはばねが茎とピストンの底端部との間に配置された状態で上向きに付勢される。そのような実施形態では、チャンバをピストンによって茎内に画成することができる。
さらに別の実施形態では、開花する花を模擬する装置は茎を模擬する細長い管と茎内に摺動可能に配置されるが下向きに付勢されるピストンとを備える。液体の吸収と共に膨張する材料がピストンの下方で茎内に配置される。模擬された花がピストンに取り付けられ、ピストンが茎内で上向きに動かされるときに開き、ピストンが茎内で下向きに動かされるときに閉じるように構成された、複数の模擬された花弁を有する。茎を液体中に配置すると、材料が茎内の小さい開口を通じて液体を吸収し、膨張して、ピストンを上向きに動かし、模擬された花の模擬された花弁を開く。ピストンが上向きに動く場合に花弁を開位置へと下向きに引っ張るようになされた花弁引っ張り装置が、通常、装置に組み込まれる。
本発明のその他の特徴及び利点は、本発明の原理を例として示される添付の図面と併用される下記のより詳細な説明から明らかとなる。
添付の図面は、本発明を示す。
例示の目的で添付の図面に示すように、本発明は漸進的な生長及び開花を模擬する、動きが与えられる造花装置に関する。好ましくは、造花装置は茎の長い花に酷似しており、水などの液体溶媒中に配置されるときに、ばね又はピストン駆動される機構がその花を徐々に開かせる。いくつかの実施形態では、電子装置が作動され、別の実施形態では、贈り物プラットホームが持ち上げられ、贈り物などを支承する。特に好ましい実施形態では、造花装置の動作を繰り返すことができる。
次に図1を参照しながら、本発明を実施する造花装置100の斜視図を示す。装置100は、通常細長い管である細長い茎102を備える。図示しないが、好ましくは、茎102は花の茎の外観を有し、人工の葉などを取り付けることができる。細長い茎102を組立などのために互いに接合される複数の区間として設けることができることも当業者には理解される。
図1〜図11に示す実施形態では、茎102よりわずかに直径が大きい丸い管を構成するスリーブ104が茎102を覆って摺動可能に配置される。特に、本発明においてより完全に説明されるように、スリーブ104は内部ピストンに取り付けられる。模擬された花106は、茎102のほぼ反対側の端部に取り付けられる。
次に、図2〜図5を参照すると、装置100の内部構成要素が示されている。ピストン108が、茎102内に摺動可能に配置されている。ピストン108は、通常、閉じた端部と丸められた隅部を有する円筒形の管である。ピストン108は、ピストン108を通り、茎102内に形成された溝112を通りスリーブ104内に延びるピン110などを用いてスリーブ104に取り付けられる。茎102の溝112は、ピストン108及びスリーブ104が茎102の下方の長さに沿って上下に動くとき、ピン110が、茎102の下方部分に沿って移動することを可能にする。スリーブ104は、図9に示すように、それを貫通するピン110を受けるための小さい開口114を備える。
線116が、その一端部にてピストン108に連結されており、その上方端部が、茎102内に配置された駆動シャフトへと延びる。線116は、例えば単繊維など、任意の適当な材料で構成することができる。線116は、茎102内に配置されたばね120による張力を受け、駆動シャフト118と、ピストン108の上方で茎102内に配置された基部122とを係合させる。ばねの自然な反動は、駆動シャフト118を拡張させ、上方へと押す。ピストン108は、線116によって駆動シャフト118に連結されているので、この反動は、ピストン108もまた、上方に付勢する。
図9〜図11を参照すると、スリーブ104を下向きに引っ張ることなどにより、ピストン108が茎102の底端部に向かって後退させられるとき、ピストンピン110がピストンピン係止スロット124内に動かされるまでスリーブ104をねじることによって、ピストン108を、この底部内に一時的に係止させることができる。茎102及びスリーブ104はいずれも、開口126及び128を有する。茎の開口126は、溶解可能な固体材料を挿入するための、その内部チャンバ内への入口である。ピストン108を定位置に係止させるために、ピン110がスロット124内へと動かされるようにスリーブ104が回転させられるとき、開口126及び128は、溶解可能な固体材料130を内部チャンバ132内に配置することができるよう、図10に示すように互いに位置合せされる。内部チャンバは、ピストン108の位置と、茎102内に配置されたワッシャ134とによって画成される。ワッシャ134は、通常、硬いゴム材料で構成され、線116が貫通することを可能にする小さい開口を有する丸い平坦なワッシャである。ワッシャ134は、本発明においてより詳細に説明されるように、チャンバ132内の固体材料130を保持し、上方機構内への液体の進入を低減する。
溶解可能な固体材料は、チャンバ132内に挿入することができる、液体溶媒によって溶解可能ないかなる材料とすることもできる。そのような溶解可能な固体材料が、グラニュー糖を含むことができることが、本発明によって企図される。もちろん、可溶性タブレット、食卓塩又は岩塩、溶解可能な固体の栓状挿入物、キャンディの顆粒、風味付けされた飲料の素など、別の溶解可能な材料も可能である。ただし、砂糖は容易に入手可能であり、迅速に水に溶ける。さらに、砂糖は、顆粒状にされ、位置合せされた開口126及び128を通してチャンバ132内に容易に注ぎ込まれる。ピストンピン110が、スリーブ104を図11に示すように回転させることによって、係止スロット124から解放されるとき、ピストン108は、チャンバ132内に固体材料130が存在することにより、定位置に保持される。ピストン108の圧縮による固体材料130の設置は、ピストン108のわずかな前進をもたらし、それによりピン110が、係止スロット124との位置合せから外れ、スリーブ104の望ましくないそれ以上の回転を妨げる。
チャンバ132を固体材料130で充填するために、ピストンピン110を係止スロット124内に係止しようとするときに、使用者が不用意にスリーブ104を解放し、スリーブ104及びピストン108が茎102内で急速に上向きに動くことが可能になり、それにより駆動シャフト118が、ばね120によって急速なやり方で上向きに押される可能性が残る。これにより、花106が急速かつ乱暴に開かれるが、これは望ましくなく、不意の贈り物の損失を生じる可能性がある。したがって本発明は、そのような線の張力が失われる状況における、制動アセンブリ136の使用を企図する。制動アセンブリ136は、図2〜図5に示すように、ピストン108と駆動シャフト118の中間に配置される。
例示的な制動システムを、図12〜図17に示す。図12〜図14は、正常な非制動モードにあるときの、制動アセンブリを示す。アセンブリ136は、箱構造を構成するハウジング138を備える。第1の滑車140は、滑車軸142に回転可能に連結され、滑車軸142は、ハウジング138を通りそれに固定された関係で延びる。第2の滑車144は、ハウジング138内に形成されたスロット148内にある、車軸146に回転可能に取り付けられる。1つ又は複数のばね150は、滑車軸146を上向きに付勢する。ただし、図12〜図14に示すように、両方の滑車140及び144の上を通過する線116は、張力がかけられるとき、滑車140及び144を互いに向かって引っ張るように働く。制動シュー152、及びより典型的には、2つ以上の制動シューが、第2の滑車軸146に連結される。制動シューは、制動パッド154を備える。制動シュー152は、図14に示すように、平坦でわずかに可撓性を有する矩形の台として構成され、ほぼハウジング138の内側表面156に沿って移動する。制動シュー152内のスロット153は、車軸142用の間隙を提供する。図12に示すように、ハウジング138の内側表面又は壁部156は、線116に向かって内側に湾曲する。
次に図15〜図17を参照すると、内部チャンバ132を充填するために、開口126及び128を位置決めするようスリーブ104を下降させるときなど、線116上の張力が突然失われるとき、ピストンピン110が係止スロット124内に完全に挿入される前に、線116が誤って解放され、1つ又は複数のばね150が、ピストン軸146を、制動アセンブリ136のハウジング138のスロット148を通して上向きに引っ張る。これは、ばね150の付勢力が、線116における張力を上回るときに生じ、そうでなければ、線116における張力は、滑車144を滑車140の近位に接近させて保持する。図15に示すように、車軸146の上向きの運動は、それと共に制動シュー152を同様に上向きに引っ張り、かつ、制動パッド154を引っ張り、線116と接触させ、それを締め付けさせる。制動パッド154による線116の把持は、線116の運動、したがって全ての花アセンブリを、減速又は停止させる。装置100は、線116に張力を回復させるように、単にスリーブ104を下向きに引っ張り、制動シュー152を滑車144及び車軸146と共に再び下向きに動かすことによって、リセットすることができる。
溶解可能な固体材料130が内部チャンバ132内に配置された状態では、ピストン108は、材料130が除去又は溶解されるまで、上向きに動かすことができない。これは、茎102を、水など液体溶媒中に配置することによって行われる。当然、これが切花を水中に配置することを模擬することが、理解されるであろう。水又は別の溶媒は、スリーブ104及び茎102と、装置100の別の構成要素との間の間隙を通る浸潤によって、チャンバ132内に入る。当然、茎102及び/又はスリーブ104は、溶媒がチャンバ132に入ることを可能にするように特別に設計された、開口を備えることができる。水又は別の溶媒がチャンバ132に入るにつれて、固体材料130は、溶解し始め、溶液内に入る。これが生じるとき、ピストン108は、上向きに動かされる。固体材料130が溶解し、ピストン108が上向きに動かされる速度は、固体材料130の性質及び組成、溶媒の温度、スリーブ104の茎102上への嵌り具合、チャンバ132を取り囲むスリーブ104及び茎102の区間を構築するために使用される材料の多孔率、固体材料130の顆粒のサイズ、溶媒中に溶液として以前に溶解させられた固体130の存在を含む、多くの要因によって制御することができる。すなわち、ピストン108がチャンバ132を通って完全に動くために必要な時間は、数分間から多くの日数まで変化させることができる。
図2は、チャンバ132が溶解可能な固体材料130で充填された状態にある、その最も低い位置にあるピストン108、及び閉じられた花106を示す。図3は、固体材料130が完全に溶解させられた後などの、その最も高い位置にありワッシャ134に接触して停止させられたピストン108、及び完全に開いた状態にある花106を示す。茎102内の内部構成要素の運動は、図4及び図5に最もよく示されており、図4は、花106が閉じられている間の内部構成要素を示し、図5は、花106が開かれている間の内部構成要素を示す。
固体材料130が溶解するにつれて、ピストン108は、駆動シャフト118の下方端部を押し付けるばね120の張力により、線116によって上向きに引っ張られる。駆動シャフト118は、その端部にて、贈り物支承プラットホーム158を有する。この贈り物支承プラットホーム158は、図4に示すように、閉位置にあるときは花106の底部内に載るが、図3に示すように、開かれた花106を超えて上向きに延びる。贈り物(図示せず)は、閉じられた花106内に隠され、花106が開かれることによって現れる。贈り物支承プラットホーム158は、贈り物保護手段160を備え、贈り物保護手段160は、贈り物をプラットホーム158上に保持するための、ピン又は任意の別の固定部材を含むことができる。図示のピン160などの形の、贈り物固定手段160は、開かれた花から贈り物が取り外されるとき、贈り物電子回路を作動させ、液体が充填された小さい包みを開栓し、又は引き裂いて開いて、香料などを放出することができる。さらに、贈り物支承プラットホーム158によって贈り物が最初に持ち上げられるとき、同様の特徴を作動させるために、1つ又は複数の贈り物制御ピン165を、贈り物から引き抜くことができる。
次に図6から図8を参照すると、贈り物プラットホーム158は、花弁基部162の上方端部に係合し、花弁基部162は、そこから下向きに茎102内へと延びる、内側茎164を有する。ばね120と同心であり、プラットホーム158と内側茎164の下方端部との間に延びるばね166は、内側茎164を上向きに付勢する。ただし、ピストン108が係止された位置にあり、又は固体材料130の存在により上向きに動くことが妨げられるとき、茎164は図7に示すように、贈り物プラットホーム158によって定位置に保持される。固体材料130が溶解させられ、ピストン108が上昇するとき、贈り物プラットホーム158の上向きの動きは、図8に示すように、内側茎164及び花弁基部162が、ばね166によって上向きに押されることを可能にする。ピン170は、内側茎164内に形成された、溝172内にある。リッジ174は、ピン170に接触することにより、内側茎164の運動の範囲を限定する。花弁カップ基部176が、茎102を覆って摺動可能に配置される。ばね178が、花弁カップ基部176内に配置され、花弁カップ基部176を上向きに付勢するように、花弁カップ基部176のリッジ180及びピン170を押す。花弁カップ基部176内に形成された溝182は、ピン170が花弁カップ基部176の下方端部に固定された停止プラグ184と接触するまで、花弁カップ基部176が茎102に沿って上向きに摺動し、花の生長の錯覚をもたらすことを可能にする。
再び図1及び図2を参照すると、花弁カップ基部176は、花弁カップ186に連結され、又はそれと一体に形成される。花弁カップ186は、その基部が比較的厚く、その上方縁部に向かって徐々に薄くなる。より具体的には、複数の萼片188及び190が、花弁カップ186の上方縁部の周りに交互に形成される。萼片188及び190は、花弁ヒンジ192のばね力に圧倒されるとき、外側にたわみ、花弁ヒンジ192は、開花動作中に花弁カップ186の外に持ち上げられるとき、まっすぐになる。花弁カップ186及び萼片188及び190は、好ましくは、花の萼と類似するように形状付けされる。
花弁ヒンジ192は、花弁基部162と一体に形成され、又はそれに取り付けられる。花弁ヒンジ192は、通常、平坦かつ直線状であり、花弁カップ186内へと下降させられるとき、それらが湾曲又は弓なり形状に屈曲させられ、花弁カップ186を超えて持ち上げられるとき、それらがほぼ平坦かつ直線状に開くことが可能になるように、ばね特性を有する。花弁ヒンジ192は、花106が閉じられるときに、花弁ヒンジ192がより容易に花弁カップの形状に曲がることが可能になるように、厚さが花弁基部162に向かってより大きくなり、その端部に向かってより薄くなるよう、先細にすることができる。
花弁脚部194は、ヒンジ192の端部に連結される。花弁脚部は、平坦な先細形状のものであり、内側花弁196をその上側及び内側上で、外側花弁198をその下側又は外側面で支持する。花弁は、生花の花弁と類似するように構成される。
装置100の花106の、構成要素の部品の運動をより完全に説明すると、固体材料130が溶媒に露出され溶解した後、ピストン108は、上記のように上向きに動く。前進するピストン108は、線116及び駆動シャフト118を通じて、贈り物プラットホーム158がばね120の力によって持ち上げられることを可能にする。贈り物プラットホーム158は、持ち上がるとき、内側茎164及び花弁基部162を解放する。これは、花弁カップばね178の力を用いて、花弁カップ186が持ち上がることを可能にする。花弁カップ186は、固定された花弁カップ基部プラグ184が持上げ停止ピン170と接触すると、その移動を中止する。このプロセスは、内側花弁196及び外側花弁198を開くように、花弁ヒンジ192が徐々にまっすぐになることを可能にする。萼片188及び190は、それらが花弁カップ186内から持ち上げられるとき、最初は花弁ヒンジ192の直線化に抵抗し、その後、持上げが続くにつれて、より大きい力に応答して外側に曲がる。
花弁カップ186及び内側茎164は、駆動シャフト118及び贈り物プラットホーム158ほど遠くへは移動しない。すなわち、花弁196及び198が完全に開かれた後に、贈り物プラットホーム158は、ばね120の力によって持ち上げられ続け、全ての固体材料130が完全に溶解され、ピストン108がゴムの停止ワッシャ134に接触するときにのみ停止する。
ピン170が溝172及び溝182に沿って移動するとき、内側茎164及び花弁カップ186が、持ち上げられるにつれて強制的に回転させられるように、内側茎164の溝172、及び花弁カップ基部176の溝182を、螺旋形など非直線的なやり方で形成することができることが、本発明によって企図される。これは当然、開く花106にも回転をもたらす。花106の内側基部は、花106が完全に開かれた後に、花弁基部162及びその他の取り付けられた構成要素を視界から美的に覆うために、丸いリング形状の可撓性の装飾材料など、装飾充填物163を備えることができる。
萼片188は、隣接する萼片190より薄く、より高い可撓性を有しており、それらが花弁カップ186の上方の周囲に交互のやり方で配列されることにより、各花弁ヒンジ192は、花106が閉じる間に、その隣接する花弁ヒンジ192とわずかに異なる速度で湾曲状態に屈曲させられる。開かれた花106が、閉じられた状態に後退させられるとき、より薄い萼片188は、より厚い萼片190よりも低い圧力を用いて、下降する隣接萼片198を内側に押し、整然とした重なりをもたらし、閉じる花弁198間の縁部の緩衝を回避する。閉じられた花106の内部で、交互の外側花弁198は、隣接する外側花弁に整然と重なる。これは、さらなる写実性のために、重なり合う大きい外側花弁198を使用することを可能にし、図3に示すように花が完全に開くときに、喜ばしい美意識を増す。
本発明を実施する別の造花装置200を、図18〜図21に示す。上記の装置100と同様に、この装置200もまた、茎202を備え、茎202は、その内部に摺動可能に配置されピン210によって外側スリーブ204に連結された、ピストン208を有する。スリーブ204及び茎202は、上記のように、内部チャンバ232へのアクセスをもたらす位置合せ可能な開口を備え、内部チャンバ232は、溶解可能な固定材料で充填することができる。ピストンピン210もまた、ピン210がスロット(図示せず)に入ることなどによって定位置に係止されるように、スリーブ204をねじることによって定位置に係止することができる。ただし、可撓性の線又はコードの代わりに、本実施形態は、ピストン208から上向きに延び駆動シャフト218に動作可能に連結された、ピストンロッド216を使用し、駆動シャフト218は、この実施形態200ではより大幅に細長い。
この装置200及び上記の装置100の、全体的な動作は同様であるが、これら2つの間には、線の代わりにピストンロッド216を使用すること以外に、さらなる相違がある。特に、制動アセンブリ236は、可撓性の線の欠如を受け入れるための、異なる設計のものである。図22〜図25に示すように、制動アセンブリ236は、ピストンの茎216と駆動シャフトの茎218との間に相互連結される。通常、ピストンシャフト216を受けるために貫通開口を有する、円形で平坦なワッシャである基部238は、駆動シャフト218を受けるための貫通開口を同様に有する、頂部基部240から離隔されている。ピストンシャフト216及び駆動シャフト218は両方とも、それぞれプレート238及び240によって定位置に保持されるように、拡げられ、又は別の方法で拡張された端部を有する。ポスト242が、基部プレート238及び240の間に延び、それらを互いに対して離隔された関係に保持するように、それらに固定される。通常平坦な金属の板ばねで構成される、制動シュー244は、その端部に取り付けられ、下向き及び外向きに回転するように付勢される、制動パッド246を有する。制動シューの板ばね244の中心は、ピストンシャフト216の拡げられた頭部と基部プレート238との間に挟まれ、又は、別の方法で基部プレート238に連結させることができる。図示のように、引っ張りワイヤ248が、制動シュー板ばね244の自由端部から、通常制動パッド246を通りワイヤ取り付けリング250へと延び、上方基部プレート240と駆動シャフト218の拡げられた頭部との間に、緩く挟まれる。
通常、ピストンロッド216及び駆動シャフト218は、本明細書でより完全に説明するように、張力がかけられた状態にあり、制動シュー板ばね244は、その外側端部が引っ張りワイヤ248によって、かつその中心部がピストンロッド216にて引っ張られ、湾曲又はカップ形状となる。ピストン208が突然抜かれる(チャンバ232が溶解可能な材料で完全に満たされていない間に、手動で後退させられ解放させられる)場合、張力が失われ、花の動作が猛烈に急速な速度で進行する。これを妨げるために、制動アセンブリ236は、張力が失われる場合に、運動するアセンブリの突然の進行を減速又は停止させるように作用する。ピストンロッド216にて張力が失われるとき、制動シュー板ばね244は、その正常の平坦な位置に戻ることが可能になり、制動パッド246を、外向き及び下向きに回転させる。制動パッド246は、茎202の内側表面と接触するように付勢され、その表面は、駆動シャフト218が上向きに前進し、引っ張りワイヤ248によって保持されることを妨げるために、摩擦を増大させるように処理することができる。ポスト242によって接合される基部プレート238及び240は、誤用による制動アセンブリ236への損傷を防止するために、制動シュー板ばね244のたわみの程度を制限するための包囲箱を作り出す。これは、図24及び図25に示される。わずか1つの制動シュー244を使用することができるが、特に好ましい実施形態では、2つ以上の制動シュー244及びパッド246が、制動パッド246と茎202の内壁との間の摩擦接触を均一に分布させるために使用される。ピストンシャフト216と駆動シャフト218との間の張力が再び確立された後に、板ばね制動シュー244が、上向きに引っ張られ、制動パッド246は、茎202の内側表面との接触が取り外される。
再び図18〜図21を参照すると、上記で議論したやり方で、装置200に、溶解可能な固体材料(図示せず)が装填されている。すなわち、図18に示すように、ピストン208は固体材料の下方にあり、花206は閉じられたままである。後退させられたピストン208は、同心のコイルばね220及び266内にエネルギーを蓄え、同心のコイルばねはそれぞれ、その一端部にてプラットホーム268に係合し、その他端部にて駆動シャフト218及び内側茎264の下方端部に係合する。装置200が、水の容器など溶媒中に配置されるとき、溶媒は、スリーブ204及び茎202の多孔開口部を通って、円柱形茎202に浸潤し、チャンバ232内の固体材料を徐々に溶解させる。あるいは、茎202又はスリーブ204は、チャンバ232内への水の進入を容易にするために、微細なメッシュスクリーンなど多孔性材料で構成することができる。溶解の速度は、上記で議論したように、変えることができる。
固体を溶解させることは、ピストン208が前進し、すなわち駆動シャフト218がばね220の力によって上向きに動かされることを、可能にする。これは、上記で議論され、図20に示されるように、贈り物プラットホーム258を上向きに動かす。
贈り物プラットホーム258の運動は、内側茎264が、圧縮されたばね266の力によって上向きに動くことを可能にする。この場合、花弁基部276は、茎202に固定される。ピン270は、コイルばね278によって、内側茎264に向かって付勢される。ピン270及び内側茎264の外側表面は、内側茎264内に形成されたリッジ282に係合するまで、互いを通過して摺動し、茎264のさらなる上向きの運動を制限する。ただし、贈り物プラットホーム258は、チャンバ232内の溶解された材料が全て溶解され、ピストン208がその停止部234に接触するまで、駆動シャフトばね220のみの力によって持ち上がり続ける。
外側花弁カップ286は、花弁カップ基部276に結合され、又はそれと一体に形成される。花弁カップ286は、花の萼に類似するように構成され、質感が与えられる。
図20を参照すると、内側茎264が上昇させられるとき、内側茎264は、内側カップ284も持ち上げる。細い板ばね292が、花弁カップ284に取り付けられており、花弁296及び298を外向きに押すように、外側へと付勢される。花弁296及び298は、プラスチックのリベットなど可撓性部材294によって、花弁カップ284に連結される。好ましくは、ばね292上の小さいナイロンの先端262が、影響を受ける表面を損傷から保護し、花の葯に類似したばね292の安全な終端部をもたらす。審美的な目的のために、ばね292又は花206の別の内側作用部を、さらに完全に被覆し、又は装飾的な充填物などをもたせることができる。
花が開かれた後、贈り物を見ることができ、プラットホーム258から取り外すことができる。装置200は、上記で説明したように、内部チャンバ232を溶解可能な固体材料で充填するために露出するように、スリーブ204を下方へと引っ張り、ピストン208を定位置に係止することによって、再使用することができる。これにより花206が、その閉位置へと後退させられる。
次に図26及び図27を参照すると、本発明を実施する別の造花装置300が示されている。本明細書における装置は、必ずしも縮尺どおりではなく、その構成要素を視覚的に分かりやすくするために、比率がいくらか誇張されていることに留意されたい。完成した装置の実際の比率及び外観は、本物の花と非常に類似することが意図されている。
装置300は、茎302を構成する細長い外側管を備える。茎302内に、茎302に接近して離隔され、その中で摺動可能である、ピストン304がある。ピストン304は、その基部内に開口306を備え、開口306は、それを貫通する保持ロッド308を受容する。保持ロッド又はピン308は、茎302の下方部分又は端部に取り付けられた、拡がった端部310を有する。ばね312が、ピストン304の底部と茎302との間に配置されており、ピストン304を上向きに付勢する。
上記で説明されたものと同様に、チャンバ314が、茎302内に画成され、この場合より具体的には、ピストン304内に画成される。溶解可能な固体材料316が、チャンバ314内に配置される。下方ワッシャ318及び上方ワッシャ320はさらに、チャンバ314を画成し、溶解可能な固体材料をそれらの間で保持する。中心部分内にばね保持クリップを有するワッシャ322は、ワッシャ320の位置を固定する。ワッシャ322はさらに、保持ロッド又はピン308の突起324によって保持される。
装置300の下方部分を、水など溶媒中に挿入するとき、水がチャンバ314内に浸透して、固体材料316を溶解させる。ピストンが下向きに動かされ、ばね312が圧縮された状態では、装置300の花部分は閉じたままである。ただし、水がチャンバ314内に入り、固体材料316が溶解する状態で、ピストン304をばね312によって上向きに動かすことが可能になる。チャンバ314内への水の進入は、それぞれ茎302及びピストン304内に形成された開口326及び328によって、促進することができる。
ピストン304が上昇するとき、ピストン304は、それに直接又は間接的に取り付けられた全ての構成要素を持ち上げる。すなわち、茎302、ばね312、ワッシャ320及び322、ならびに保持ピン又はロッド308に加えて、装置300の残りの構成要素が持ち上げられる。
ピストン304は、ばね312のほぼ反対側で、花弁基部330に取り付けられる。内側花弁332及び外側花弁334が、その一端部にて、花弁基部330に取り付けられる。花弁引っ張り装置336もまた、内側花弁332及び外側花弁334に取り付けられる。
ピストン304が上昇するとき、花弁引っ張り装置336のフランジ338が、花弁引っ張り装置336の上昇を停止させるように、茎302の上方リッジ340に接触する。花弁引っ張り装置336は、図27に示すように、内側花弁332及び外側花弁334を下向きに、開位置へと引っ張る。ただし、ピストン304の上向きの運動は依然、抑制されず、上昇し続ける。
花弁基部330は、上記で議論されたように、贈り物プラットホームを備えることができる。ただし、図示のように、花弁基部330は、代替として、電池を備える電子回路342、発光ダイオードなど光発生装置344、又は音響発生装置さえ備えることができる。図示の実施形態では、電子回路342は、その一端部にて発光ダイオード344に電気的に接続された電池を備え、かつ、保持ピン308によって別の電気接点348から離隔された接点346を有する。ピストン304がばね312によって上向きに動かされるにつれて、保持ピン308は次第に、接点346と348の間から押しのけられる。これが生じるとき、ばね特性を有する接点346及び348は、互いに接触して回路を完結させ、LED344を点灯させる。当然これは、音響発生装置など、別のいかなる電子装置とすることもできる。特に好ましい実施形態では、発光ダイオード344は、花弁基部330に結合された雌しべフード350によって覆われる。雌しべフード350は、通常、半透明又は透明の柔軟なゴム材料製であり、花の雌しべを模擬するためのベルベットの質感を有することができる。花の内側の外観をできる限り生花に似せるために、別の装飾的な裏地352などを、組み込むことができる。
ピストン304は、下方ワッシャ318が上方ワッシャ320と接触し、ピストン304の上向きの運動を停止させるまで、上昇し続け、LED344を点灯させ、花弁332及び334を引っ張って開く。
図1〜図25に示した上記実施形態において、花装置100又は200が、贈り物支承プラットホームの代わりに光発生装置又は音響発生装置など電子装置を組み込むことができることが、当業者には理解されるであろう。開いた花の中に贈り物が飾られるときに、贈り物及び/又は贈り物プラットホームが、照明又は音響を生み出すためのそのような電子回路と関連付けて使用されることも、本発明によって企図される。
次に、図28及び図29を参照すると、わずかに異なる実施形態の装置300'が示されている。装置300'の、茎302、ピストン304、及び下方部分は、図26及び図27に関して上記で説明されるものと同一である。ただし、電気接点の配列、ならびに花弁引っ張り装置の設計及び配列が、変えられている。ピストン304は、花弁基部330に取り付けられる。フード350は、発光ダイオード344又は別の電子装置を覆い、同様に花弁基部330に取り付けられる。ただし、保持ピン308は、花弁基部330を通り、2つの電池354と356の間に延びる。電池354及び356の一方の電気接点が、LED344用の電気接点又はリード線358及び360に接続される。ただし、電池のもう一方の接点は、保持ピン308によって離隔される。ピストン304及び基部330が上向きに動かされるとき、保持ピン308は、電池354と356の間から移動させられる。気泡ゴム圧縮材料362及び364などのばねが、ハウジング366内に配置されており、保持ピン308が移動させられた後に、拡張し、電池354及び356を押して互いに接触させて、電子回路を閉じ、LED344を点灯させる。
また、花弁332及び334を開くためのプロセスも異なる。保持ピン308は、保持クリップ370の上方に位置決めされた停止部368を備え、保持クリップ370は、ピストン304の開口374を通りレバー376へと延びる、保持クリップ370に取り付けられた紐又はコード372を有し、紐又はコード372は、花弁332及び334の下方部分を通り、通常気泡ゴムなど柔軟で可撓性を有する材料で構成される取付けリング378内へと延びる。ピストン304が持ち上げられるとき、保持ピン308上の停止部368は、保持クリップ370と接触する。これは、保持クリップ370を下向きに引っ張り、紐372に張力を加える。紐に張力を与えることにより、レバー376上に張力が加えられ、それによりレバーが枢動し、取付けリング378を下向きに引っ張り、花弁332及び334を開く。図28及び図29に示された装置300'は、造花装置300'をより写実的に見せるためにピストン304及び茎302に取り付けられた葉380を備えており、葉380は、本明細書で説明するいかなる実施形態に加えることもできることが、当業者には理解されるであろう。
次に、図30及び図31を参照すると、図26〜図29に示し説明したものと非常に類似する、本発明を実施するさらに別の装置300"が示されている。この例では、保持ピン308が、電池354と356の間から引っ張られ、ばね要素362及び364が、電池354と356を押して互いに接触させ、LED344又は別の電子装置を点灯させる。ただし、この例では、第1の取付けリング378が、花弁基部330に取り付けられており、弾性的な可撓性を有し上向きに湾曲させられた、その端部を有する。第2の取付けリング382が、茎302の頂部に取り付けられ、同様に弾性的な可撓性を有する材料で構成されており、その外側縁部又は端部が、その自然な状態で下向きに屈曲している。コード384などが、取付けリング378及び382の、2つの外側縁部の間に延びる。図31に示すように、ピストンが上昇するとき、そうでなければ緩む紐384に張力が加えられ、取付けリング378及び382の端部又は外側縁部を互いに向かって動かして、図示のように花弁332及び334を開く。
次に、図32及び図33を参照すると、上記で議論したものに対するわずかな変化を有する、さらに別の実施形態の装置300"が示されている。この実施形態では、図26及び図27に関して上記で議論したように、保持ピン308が、電気接点346と348の間に配置されている。ただし、花弁引っ張り機構が異なる。花弁開放リング386が、LEDフードカバー350を通して取り付けられている。通常、花弁リング386の開放部は、フード350のスロットを貫通するスポークを有する。花弁離隔リング388及び390が、花弁332と334、及び花弁の任意の追加層との間に配置される。そのような花弁離隔リング388及び390は通常、柔軟で弾性を有する材料で構成される。花弁332、334など、及び花弁離隔リング388、390などを互いに、また花弁基部330に対して保持するために、リベット392などが使用される。ピストン304が上向きに動かされるとき、停止部368が、クリップ370に接触し、コード394を緊張させ、花弁開放リング386を、花弁332及び334の下方部分及び花弁離隔リング388及び390上へと、下向きに引っ張る。そのように連続させられる下向きの運動によって、花弁332及び334が開かれる。
上記で図示及び説明した全ての実施形態において、ピストンは、ばねによって直接又は間接的に付勢される。ただし、必ずしもそうでなくてもよい。図34及び図35を参照すると、水を吸収するとき膨張力をもたらす吸水性ポリマーなどの物質402を利用する、本発明を実施する装置400が図示されている。この物質402は、ピストン404の下方で茎406内に配置される。ピストン404は、茎406内に摺動可能に配置される。案内ピン408が、茎406及びピストン404を貫通して延びる。保持案内ピン408は、本明細書でより完全に説明されるように、停止部410を備える。ポリマー材料402が実質的に乾燥されているとき、ピストン404はその最も低い位置にあり、装置400の花部分412は閉じている。ただし、茎406を水又は別の液体中に配置すると、ポリマー又は別の物質402が、図35に示すように、液体を吸収して膨張し、ピストン404を茎406内で上向きに動かす。花瓶又は水を収容する別の容器内に装置400を配置し、花を開くことができるように、吸水性物質402を収容する茎406のチャンバ内への水の吸入を促進するために、開口436などが茎406内に形成される。この上向きの運動が、花弁基部414を上向きに動かし、贈り物支承プラットホーム又はLEDなど電子装置416を備えることができる。LED416は、フード418又は別のそのような装飾用カバーを有することができる。電子装置416は、リード線又は電気接点420及び422を備え、そのうちの一方が、茎406の上方リッジ424に取り付けられ、もう一方が、花弁引っ張り装置428の上方リッジ426上に取り付けられる。これらは通常、ピストン404が上向きに動かされるとき圧縮されるばね430を用いて、互いから離れて付勢される。電気接点420及び422が互いに接触すると、電子回路が閉じられ、LED416など電子装置が作動される。同時に、花弁引っ張り装置428が、リッジ424と接触することによって停止させられ、花412を開くように花弁432及び434を下向きに引っ張る。ピストン404が保持/案内ピン停止部410に接触すると、ピストン404の運動が停止させられる。
吸水性物質402によっては、物質402を十分乾燥させ、再び繰り返して含水させることができる場合、装置400を再使用することができる。
いくつかの実施形態を、例示のためにいくらか詳細に説明してきたが、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく、様々な修正形態を製作することができる。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲によって限定される以外は、限定されない。
閉状態にある、本発明を実施する造花装置を示す前方斜視図である。 図1の線2−2にほぼ沿った、装置の様々な構成要素部品を示す断面図である。 図2と同様であるが、開状態にある造花装置を示す断面図である。 図2の領域「4」を示す拡大断面図である。 図3の領域「5」を示す拡大断面図である。 本発明の装置の様々な構成要素を示す、部分的に分断され部分的に分解された断面図である。 図6の構成要素を、組み立てられた閉状態で示す、部分的に分断された断面図である。 図7と同様であり、組み立てられた開状態にある、部分的に分断された断面図である。 本発明に従って使用される茎及びスリーブを示す、部分的に分断された分解斜視図である。 装置の内部チャンバにアクセスするように位置決めされた、茎及びスリーブを示す分断された斜視図である。 内部チャンバへのアクセスを閉じるためのスリーブの回転を示す、図10と同様の分断斜視図である。 非制動位置にある制動アセンブリを示す、本発明に従って使用される制動アセンブリの断面図である。 図12の線13−13にほぼ沿った側面図である。 図12の線14−14にほぼ沿った断面図である。 図12と同様であるが、線の張力が失われた状態に相当する制動位置にある、制動アセンブリを示す断面図である。 図15の線16−16にほぼ沿った側面図である。 図15の線17−17にほぼ沿った断面図である。 閉状態にある、本発明を実施する別の造花装置を示す断面図である。 本発明に従って使用される停止ピンを示す、図18の領域「19」を示す拡大断面図である。 図18と同様であるが、開状態にある造花装置を示す断面図である。 本発明による装置の内側茎の溝と係合して延ばされる停止ピンを示す、領域「21」を示す拡大断面図である。 本発明に従って使用される別の制動システムを示す、図20の領域「22」を示す拡大断面図である。 図22の制動アセンブリの、非制動位置にある制動シューを示す斜視図である。 図23の制動アセンブリであるが、装置のピストンと駆動シャフトとの間の張力が失われたことにより制動位置にある、制動アセンブリを示す斜視図である。 図24の線25−25にほぼ沿った断面図である。 閉状態にある、本発明を実施するさらに別の造花装置を示す断面図である。 図26の装置を開状態で示す断面図である。 閉状態にある、本発明を実施するさらに別の花装置の上方部分を示す、部分的に分断された断面図である。 図28と同様であるが、開状態にある造花装置を示す断面図である。 閉状態にあるその花を示す、本発明を実施するさらに別の造花装置の、部分的に分断された断面図である。 図30と同様であるが、開状態にある造花装置を示す断面図である。 閉状態にある、本発明を実施するさらに別の造花装置を示す断面図である。 図32と同様であるが、開状態にある造花装置を示す断面図である。 閉状態にある、本発明を実施するさらに別の造花装置を示す、部分的に分断された断面図である。 図34と同様であるが、開状態にある花を示す断面図である。
符号の説明
100 造花装置
102 細長い茎
104 スリーブ
106 模擬された花
108 ピストン
110 ピン
112 溝
114 開口
116 線
118 駆動シャフト
120 ばね
122 基部
124 係止スロット
126 開口
128 開口
130 溶解可能な固体材料
132 内部チャンバ
134 ワッシャ
136 制動アセンブリ
138 ハウジング
140 第1の滑車
142 滑車軸
144 第2の滑車
146 車軸
148 スロット
150 ばね
152 制動シュー
154 制動パッド
156 内側表面
158 贈り物支承プラットホーム
160 贈り物保護手段
162 花弁基部
164 内側茎
166 ばね
165 贈り物制御ピン
170 ピン
172 溝
174 リッジ
176 花弁カップ基部
178 ばね
180 リッジ
182 溝
184 停止プラグ
186 花弁カップ
188 萼片
190 萼片
192 花弁ヒンジ
194 花弁脚部
196 内側花弁
198 外側花弁
200 造花装置
202 茎
204 外側スリーブ
206 花
208 ピストン
210 ピン
216 ピストンロッド
218 駆動シャフト
220 ばね
232 内部チャンバ
234 停止部
236 制動アセンブリ
238 基部
240 頂部基部
242 ポスト
244 制動シュー
246 制動パッド
248 引っ張りワイヤ
250 ワイヤ取り付けリング
258 贈り物プラットホーム
262 先端
264 内側茎
266 ばね
268 プラットホーム
270 ピン
276 花弁基部
278 ばね
282 リッジ
284 内側カップ
286 外側花弁カップ
292 ばね
294 可撓性部材
296 花弁
298 花弁
300 造花装置
300' 装置
300" 装置
302 茎
304 ピストン
306 開口
308 保持ロッド
310 端部
312 ばね
314 チャンバ
316 溶解可能な固体材料
318 下方ワッシャ
320 上方ワッシャ
322 ワッシャ
324 突起
326 開口
330 花弁基部
332 内側花弁
334 外側花弁
336 花弁引っ張り装置
338 フランジ
340 上方リッジ
342 電子回路
344 光発生装置
346 接点
348 接点
350 雌しべフード
352 裏地
354 電池
356 電池
358 リード線
360 リード線
362 気泡ゴム圧縮材料
364 気泡ゴム圧縮材料
368 停止部
370 保持クリップ
372 コード
374 開口
376 レバー
378 第1の取付けリング
380 葉
382 第2の取付けリング
384 コード
386 花弁開放リング
388 花弁離隔リング
390 花弁離隔リング
392 リベット
402 物質
404 ピストン
406 茎
408 案内ピン
410 停止部
412 花部分
414 花弁基部
416 電子装置
418 フード
420 接点
422 接点
424 上方リッジ
428 花弁引っ張り装置
430 ばね
432 花弁
434 花弁
436 開口

Claims (30)

  1. 開花する花を模擬する装置であって、
    溶解可能な固体材料を保持するように構成されたチャンバへの入口を内部に画成する、茎を模擬する細長い管と、
    前記茎内に摺動可能に配置され、上向きに付勢されるピストンと、
    前記茎に取り付けられており、前記ピストンが前記茎内で上向きに動かされるときに開き、前記ピストンが前記茎内で下向きに動かされるときに閉じるように構成された複数の模擬された花弁を有する、模擬された花とを備え、
    前記ピストンを下降させ、前記溶解可能な固体材料を前記ピストンの上方の前記茎のチャンバ内に挿入し、続いて前記溶解可能な固体を溶媒に露出させるとき、前記溶解可能な固体材料が前記溶媒内で溶解し、前記ピストンが上向きに動き、前記模擬された花の前記模擬された花弁を開くことを特徴とする装置。
  2. 前記ピストンに連結され前記茎と摺動可能な関係にあるスリーブを含み、前記スリーブが、前記チャンバへのアクセスを提供するように前記茎の入口と位置合せ可能な開口とを含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 駆動シャフトを含み、前記駆動シャフトが、前記茎の上方部分内に摺動可能に配置され、前記ピストンに動作可能に連結され、第1のばねによって前記模擬された花を通って上向きに付勢されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記ピストンのほぼ反対側で前記駆動シャフトの一端部に配置された贈り物プラットホームを含むことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記贈り物プラットホームが、贈り物を前記プラットホームに固定するようになされた固定部材を含むことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 前記茎は、それが上向きに動くときに前記模擬された花に回転を加えるための、内側茎又はカップ基部内に形成された溝に係合可能な突起を含むことを特徴とする請求項4に記載の装置。
  7. 前記ピストン及び前記駆動シャフトに関連付けられた制動アセンブリを含むことを特徴とする請求項3に記載の装置。
  8. 前記ピストンと前記駆動シャフトとの間に延びる線を含むことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記制動アセンブリが、第1の滑車と、前記第1の滑車から離れて付勢される第2の滑車と、前記滑車上を通過し、十分に張力が加えられるときに前記第2の滑車を前記第1の滑車に向かって動かす前記線と、前記第2の滑車に動作可能に連結されており、線の張力が失われて前記第2の滑車が前記第1の滑車から離れて動かされるときに前記線と接触して動かすことができる制動シューとを備えることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記制動アセンブリが、ハウジングをさらに備え、それを通って前記線が延び、前記第1の滑車が、前記ハウジングに固定され、前記第2の滑車が、前記ハウジング内に形成されたスロットに沿って動かすことができ、前記ハウジングの内壁が、制動シュー案内部を画成することを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記制動アセンブリが、制動シューを備え、前記制動シューが、前記駆動シャフトと前記ピストンのシャフトとの間に相互連結され、前記駆動シャフトとピストンのシャフトとの間の張力が十分であるときに非制動位置に配置され、前記シャフトとピストンのシャフトとの間の張力が不十分であるときに制動位置へと動くようになされることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  12. 前記制動シューが、前記ピストンのシャフトに取り付けられてその一端部にて制動パッドを有する板ばねと、前記駆動シャフトに動作可能に連結されて前記板ばねへと延びる引っ張り線とを備えることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記花が、前記茎内で摺動可能に受けられる内側茎と、前記内側茎に枢動式に取り付けられた花弁ヒンジと、前記花弁ヒンジにその一端部が取り付けられた前記花弁とを備えることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  14. 前記内側茎が、第2のばねによって上向きに付勢されることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 前記花弁ヒンジが、拡張させられるときにほぼ平坦に開き、閉じられるときに湾曲するようにばね特性を有することを特徴とする請求項13に記載の装置。
  16. 前記花弁が、1組の内側花弁と、閉位置にあるときに前記内側花弁と重なる1組の外側花弁とを備えることを特徴とする請求項13に記載の装置。
  17. 花弁カップを含み、前記花弁カップが、前記花弁ヒンジに取り付けられた模擬された萼片を有し、前記閉位置にあるときに前記花弁を部分的に覆うことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  18. 前記萼片が、交互の厚い区間及び薄い区間を備えることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記萼片が、前記茎を摺動可能に覆って上向きに付勢される萼片基部を含み、前記萼片基部は、前記内側茎が上向きに動くときに上向きに動くよう前記内側茎と係合可能であることを特徴とする請求項18に記載の装置。
  20. 前記内側茎に係合するようになされた停止部を含むことを特徴とする請求項14に記載の装置。
  21. 前記内側茎及び前記花弁基部に係合するようになされた停止部を含む、請求項19に記載の装置。
  22. 電気接点を有する電子回路を含み、前記電気接点は、前記花が開くときに前記回路を閉じるように動いて互いに接触することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  23. 前記電子回路が、光発生装置又は音響発生装置を含むことを特徴とする請求項22に記載の装置。
  24. ばねがその一方の端部にて前記茎に、そのほぼ反対側端部にて前記ピストンに係合させられた状態で、前記ピストンが上向きに付勢されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  25. 前記チャンバが、前記茎内で前記ピストンによって画成されることを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 前記ピストンが上向きに動くときに前記花弁を開位置へと下向きに引っ張るようになされた花弁引っ張り装置を含むことを特徴とする請求項24に記載の装置。
  27. 開花する花を模擬する装置であって、
    茎を模擬する細長い管と、
    前記茎内に摺動可能に配置され、下向きに付勢されるピストンと、
    前記茎内で前記ピストンの下方に配置された、液体を吸収する膨張可能な材料と、
    前記ピストンに取り付けられ、複数の模擬された花弁を有し、前記ピストンが前記茎内で上向きに動かされるときに開き、前記ピストンが前記茎内で下向きに動かされるときに閉じるように構成された、模擬された花とを備え、
    前記茎を液体中に配置すると、前記材料が前記液体を吸収し、膨張して、前記ピストンを上向きに動かし、前記模擬された花の前記模擬された花弁を開くことを特徴とする装置。
  28. 電気接点を有する電子回路を含み、前記電気接点は、前記花が開くときに前記回路を閉じるように動いて互いに接触することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  29. 前記電子回路が、光発生装置又は音響発生装置を含むことを特徴とする請求項28に記載の装置。
  30. 前記ピストンが上向きに動くときに前記花弁を開位置へと下向きに引っ張るようになされた花弁引っ張り装置を含むことを特徴とする請求項27に記載の装置。
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