JP2009515447A5

JP2009515447A5 -

Info

Publication number: JP2009515447A5
Application number: JP2008539320A
Authority: JP
Filing date: 2006-11-07
Publication date: 2012-08-16

Claims

固定部材（１０）が信号発生器（１２）により信号を供給される第一コイル（１１）を有し、回転可能な部材（２０）が磁気的に第一コイル（１１）に接続されている第二コイル（２１）を有し、固定部材（１０）に対して回転可能な部材（２０）のシステム状態を無接触検査する装置において、
第二コイル（２１）が少なくとも一つの容量（２２）と共に共振回路を構成し、少なくとも一つの開閉要素（２３ａ，２３ｂ）が設けられ、その開閉要素が少なくとも一つのインピーダンス（２４ａ，２４ｂ）をこの共振回路に接続し、さらに固定部材（１０）には評価装置（１３）が設けられ、この評価装置は、この共振回路構成の少なくとも一つの共振周波数が得られるまで信号発生器（１２）の周波数を変更させて、この共振回路構成の少なくとも一つの共振周波数及び減衰又はそのいずれか一方に基づいて少なくとも一つの開閉要素の状態を推定することを特徴とする装置。
請求項１の上位概念に一致するシステム状態を無接触検査する装置において、
第二コイル（２１）が少なくとも一つの容量（２２）と共に共振回路を構成し、少なくとも一つの開閉要素（２３ａ，２３ｂ）が設けられ、その開閉要素が少なくとも一つのインピーダンス（２４ａ，２４ｂ）をこの共振回路に接続し、さらに固定部材（１０）には評価装置（１３）が設けられ、この評価装置は、この共振回路に基づく自励発振信号発生器として構成された信号発生器（１２）の周波数を評価して、この共振回路構成の少なくとも一つの共振周波数及び減衰又はそのいずれか一方に基づいて少なくとも一つの開閉要素の状態を推定することを特徴とする装置。
固定部材（１０）が信号発生器（１２）により信号を供給される第一コイル（１１）を有し、回転可能な部材（２０）が磁気的に第一コイル（１１）に接続されている第二コイル（２１）を有し、固定部材（１０）に対して回転可能な部材（２０）のシステム状態を無接触検査する装置において、
第二コイル（２１）が少なくとも一つの容量（２２）と共に共振回路を構成し、少なくとも一つの開閉要素（２３ａ，２３ｂ）が設けられ、その開閉要素が少なくとも一つのインピーダンス（２４ａ，２４ｂ）をこの共振回路に接続し、さらに固定部材（１０）には評価装置（１３）が設けられ、この評価装置は、信号発生器（１２）の周波数を所定周波数範囲内で変更させ、それに伴って、第一コイルにおける電気パラメータ、周波数、振幅、位相の少なくとも一つの測定が実施され、そのパラメータを基礎として少なくとも一つの開閉要素の状態を推定することを特徴とする装置。
固定部材（１０）が信号発生器（１２）により信号を供給される第一コイル（１１）を有し、回転可能な部材（２０）が磁気的に第一コイル（１１）に接続されている第二コイル（２１）を有し、固定部材（１０）に対して回転可能な部材（２０）のシステム状態を無接触検査する装置において、
第二コイル（２１）が少なくとも一つの容量（２２）と共に共振回路を構成し、少なくとも一つの開閉要素（２３ａ，２３ｂ）が設けられ、その開閉要素が少なくとも一つのインピーダンス（２４ａ，２４ｂ）をこの共振回路に接続し、さらに固定部材（１０）には評価装置（１３）が設けられ、この評価装置は、この信号発生器が複数の周波数を有する信号を出力するように信号発生器（１２）を駆動し、その際に第一コイルにおける電気パラメータ、周波数、振幅、位相の少なくとも一つの測定が実施され、そのパラメータを基礎として少なくとも一つの開閉要素の状態を推定することを特徴とする装置。
検知された電気パラメータを所定値と比較し、それらの偏差が大きい場合に、この共振回路構成の誤りを示すことによって納得性を制御する手段が配備されていることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかの一項に記載の装置。
別のインピーダンスの大きさは、開閉要素（２３ａ，２３ｂ）のすべての組合せに対して一義的な共振周波数が生じるように規定されていることを特徴とする請求項１乃至５のいずれかの一項に記載の装置。
選択的に第一コイル（１１）及び第二コイル（２１）又はそのいずれか一方が複数の部分コイルから構成されることを特徴とする請求項１乃至６のいずれかの一項に記載の装置。
固定部材（１０）が信号発生器（１２）により信号を供給される第一コイル（１１）を有し、回転可能な部材（２０）が磁気的に第一コイル（１１）に接続されている第二コイル（２１）を有し、固定部材（１０）に対して回転可能な部材（２０）のシステム状態を無接触検査する方法において、
・第二コイル（２１）と少なくとも一つの容量とで共振回路を構成し、
・少なくとも一つの開閉要素によって少なくとも一つのインピーダンスを接続し、
・異なる周波数の信号を第一コイル（１１）に供給し、
・第一コイル（１１）において電流、電圧或いはインピーダンスのような電気量を測定し、
・この共振回路構成の一つの共振周波数を検出し、
・その共振周波数を少なくとも一つの別のインピーダンスに対応させ、それによりこれを接続する開閉要素に対応させる、
工程から成ることを特徴とする方法。