JP2009514678A - 回分投入式生ごみ処理機用スイッチアセンブリ - Google Patents
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Abstract
生ごみ処理機用のスイッチアセンブリ(10、100)が、スイッチ(16、116)と第1磁石(110)および第2磁石(111)とを含むハウジング(12、112)を含む。連動装置(100)が第3磁石(310)および第4磁石(311)を有する。磁石(110、111、310、311)は、第1磁石(110)と第3磁石(310)が整列し、第2磁石(111)と第4磁石(311)が整列するときにスイッチ(16、116)が作動されるように配置されている。
Description
本出願は、2005年11月9日に出願された印国特許出願第1400/MUM/2005号明細書および2005年12月27日に出願された米国特許出願第11/319355号明細書の恩典および優先権を主張する。これらの特許出願のいずれも参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、生ごみ処理機、より詳しくは回分投入モードで生ごみ処理機を操作する手段に関する。
回分投入式生ごみ処理機の動作は、連続投入式生ごみ処理機とは異なり、処理機に生ごみを充填し、次いで水抜開口部を実質的に塞いでから処理機を操作することによって行われ、これによって生ごみを回分式に処理している。回分投入式処理機は、水抜開口部に位置決めされた連動装置を使用して処理機を起動させる。この連動装置はまた、動作中に銀食器などの異物が処理機に進入するのを防止するが、通常は水を処理機内に流入させる。回分投入式生ごみ処理機は、シンク域の上に有線スイッチを有さない台所でも使用され、その場合には、連動装置が回分投入式生ごみ処理機のスイッチとして機能する。
処理機を起動させる1つの一般的な手段は、連動装置が処理機の供給口のスイッチと機械的に接触することである。しかし、処理機を起動させるこのような機械的手段はこれまでのところ信頼性がなく、初期故障に陥り易い。
回分投入式生ごみ処理機を起動させるより新しい方法には、例えば磁気スイッチの起動などの接触しない手法がある。この手法では、連動装置は磁石を含み、この磁石は、水抜開口部の中で適切に整列されると処理機起動用の磁気スイッチを閉鎖する。連動装置の磁石が水抜開口部内で正しい垂直方向および半径方向の位置にあって磁気スイッチと整列するように、この連動装置を位置決めしなければならない。
磁気スイッチアセンブリを使用している回分投入式生ごみ処理機、例えばミシシッピ州グリーンウッド(Greenwood)のヴァイキング・レンジ・コーポレーション(Viking Range Corporation)によって販売されているものでは、処理機を起動させるために、スイッチに接続された磁石、通常はスナップ作用スイッチまたはマイクロスイッチが使用されている。さらに、リードスイッチまたはホール効果センサを使用することもできる。このアセンブリは通常、特殊の接続アセンブリを使用することによって処理機本体の外部表面に取り付けられる。
ここで必要なものは、家主が用具を使用せずに既存の生ごみ処理機に容易に据え付けることのできる簡単な磁気スイッチアセンブリである。連続投入式生ごみ処理機を回分投入式生ごみ処理機に転換するために、既存の連続投入式生ごみ処理機に容易に据え付けることのできる磁気スイッチアセンブリを有することも望ましい。さらに、家主が回分投入式処理機を連続投入式処理機に容易に転換できることも望ましい。
さらに、一部の既存の回分投入式処理機については、強力な磁石、例えば金属物体を回収するために使用されるテレスコープ型のもの、または磁気性のブレスレット宝飾品などによって処理機を偶発的に作動させてしまう可能性がある。処理機の外部の大きな振動も処理機を偶発的に作動させることがある。スイッチ機構の設計に、偶発的に作動する可能性を最小限に抑えると同時に、処理機が外部の振動によって作動されることがないという妥当なレベルの保障をもたらす特徴を含むことが望ましい。処理機の偶発的な作動は、当然ながら極めて望ましくない。
本出願は、従来技術に関連付けられた欠点に対処するものである。
本開示の特定の教示に従って、生ごみ処理機用のスイッチアセンブリは、スイッチと第1磁石および第2磁石とを含むハウジングを含む。連動装置が第3磁石および第4磁石を有する。これらの磁石は、第1磁石と第3磁石が整列し、第2磁石と第4磁石が整列するときにスイッチが起動されるように配置されている。特定の例示的な実施形態では、ロックアウト部材が第1磁石に接続され、第1磁石と第3磁石が整列されていないときはスイッチ装置の起動を防止するように、付勢されている。起動部材が第2磁石に接続され、第2磁石と第4磁石が整列されたときにスイッチを起動する。ロックアウト部材は起動部材と相互作用して、起動部材がロックアウト位置にあるとき、起動部材をオフ位置にロックする。
一部の実施形態では、第3磁石と第4の磁石は、連動装置内の特定の位置に配置されて、これらの磁石同士の間で所定の角度を画定し、これによって、連動装置を精確に位置決めしなければ、磁石を整列させ、処理機を作動させることができなくなっている。例えば、第3と第4の磁石は、これらの間で90度未満の角度を画定することができる。
処理機を連続投入式処理機に転換するために、スイッチをオン位置にロックするようにオーバーライド装置がハウジングによって受け取り可能である。処理機を、スイッチアセンブリとは関係なく操作することができる。スイッチにケーブルが取り付けられる。ケーブルを、例えばこれを処理機の皿洗い機の給水管に取り付けることによって固定することができる。応力解除装置がケーブルを受け取り、第1端部を給水管に旋回可能に接続して有する。応力解除装置の第2端部を締め具が給水管に接続する。
以下の詳しい説明を読み、図面を参照すれば、本発明の他の目的および利点が明らかになる。
本発明は様々な修正形態および代替形態を生じ易いが、例として本発明の具体的な実施形態を図面に示し、それらについて本明細書で詳しく記述する。しかし、当然ながら、具体的実施形態についての本明細書での記述は、本発明を開示している特定の形態に限定することを目的としているわけではない。それとは逆に、本発明は、ここに添付している特許請求の範囲によって規定される通りの本発明の精神および範囲に入る全ての修正形態、均等物、および代替形態を網羅するものである。
本発明の例示的な実施形態を以下に記述する。明確にするために、実際的実装の全ての特徴を本明細書で述べることはしない。当然理解されることであるが、このような任意の実際の実施形態を発展させる中で、開発者の個別の目的を達成するために、実装に固有の多数の決定、例えばシステムに関係した、またビジネスに関係した、実装ごとに様々となる制約事項の遵守などを行わなければならない。さらに、このような開発努力は複雑であり、時間が掛かるかもしれないが、それにもかかわらず、本開示の恩典を有する当業者にとっては日常の仕事であることが理解される。
図1から図4を参照すると、シンクフランジ20に取り付けられる磁気スイッチアセンブリ10を示している。生ごみ処理機用のシンクフランジならびに標準的なシンク取り付け具についての議論が、米国特許第3,025,007号明細書で見出すことができるが、これを参照により本明細書に組み込む。
図1は磁気スイッチアセンブリ10の上面図を表している。磁気スイッチアセンブリ10はハウジング12と、磁石14(ハウジングの中に含まれ、透視図で示している)と、磁石14に動作可能に結合されたスイッチ16(ハウジングの中に含まれ、透視図で示している)とからなる。スイッチ16は、ケーブル18によって処理機を操作する電源(図示していない)に最終的に接続し、これを制御する。ハウジング12は、プラスチック材料または任意の他の適切な材料で作成される一部片のハウジングである。「一部片のハウジング」という用語は、家主によって使用されるようなハウジング12の最終的な構造物を指す。また、ハウジング12を実際には2つ以上の部片で構築できることが想定される。
ハウジング12は、ハウジング12をシンクフランジ20の外側周囲の少なくとも一部分のまわりに「スナップ嵌めする」ことによってシンクフランジ20に取り付けられることが、本開示の好ましい態様である。ハウジング12を、水抜開口部を取り囲む生ごみ処理機の任意の外部表面15にスナップ嵌めできることも想定される。図1で最もよく示しているように、このスナップ嵌め係合は、シンクフランジ20のおおよその直径Dと合致するハウジング12をもたらすことによって達成される。この方法で、ハウジング12の第1表面13が、処理機のシンンクフランジ20の外部表面15と係合する。図3で最もよく示しているようにこの第1表面13と外部表面15の形状は全体として円形である。また、ハウジング12は、シンクフランジ20の円周の半分よりも大きな部分を包囲して、ハウジング12のシンクフランジ20に対する安定した係合を促進しながらもスナップ嵌めできるようにすることが好ましいことにも留意されたい。図2で最もよく示しているように、ハウジング12は、シンク22、シンクフランジ20、または生ごみ処理機(図示せず)を全く解体する必要なく、シンクフランジ20のまわりに嵌まり、シンクフランジ20に嵌め合い係合されたままとなる。特に、ハウジング12は、(通常は)3つのフランジねじ24のうちの2つの間でシンクフランジ20に取り付けられている。したがって、フランジねじ24のいずれも取り外さずにハウジング12を据え付け、または取り外すことができる。
ハウジング12はまた、フランジねじの少なくとも1つと係合するように設計されたロック溝28を含むことが好ましい。したがって、最初にハウジング12をシンクフランジ20のまわりにスナップ嵌めし(図2)、次いでハウジング12を、ロック溝28がフランジねじ24と係合するまで回転させることによって、磁気スイッチアセンブリ10をしっかりと据え付けることができる。磁気スイッチアセンブリ10をこの方法で固定することによって、磁気スイッチアセンブリ10が生ごみ処理機の動作中に移動する可能性を軽減し、安定したスイッチング位置を実現することができる。
ハウジング12のシンクハフランジ20における適切な位置(即ちシンク22の下の相対的な垂直方向距離)は、連動装置が水抜開口部に位置決めされる際の起動磁石の予想される位置によって決まることを当業者は認識する。このような当業者は、ハウジングの位置を相応に調節することが可能である。
ハウジング12は磁石14と、スイッチ16と、磁石14をスイッチ16に動作可能に結合するために必要な任意の他の結合装置とを保持するように設計されている。図1から図4はハウジング12を、磁石14とスイッチ16を完全に含むものとして示しているが、ハウジングがこれらの品目を一方のみを部分的に含み、または両方とも含むことが実現可能である。単一のスイッチは図面で表され、本明細書で述べられているが、当業者には、重複式(reduntant)スイッチシステムを実現するために、複数のスイッチを使用できることを理解されたい(例えば、生ごみ処理機を起動するのに2つのスイッチを閉鎖しなければならないスイッチ機構)。ハウジング12の他の機能的態様は、シンクフランジ20の外部面の近位置への磁石14の安定した位置決めである。当業者は、これをいくつかの方法で達成できることを理解する。それらのうちの1つを図1および図3に表している。
前述のように、スイッチ16は、磁石を水抜開口部内に有する連動装置の存在を感知すると、生ごみ処理機の動作を可能にするように設計されている。スイッチ16は、磁石14に結合されたスナップ作用スイッチであることが好ましいが、他のタイプの受信器を利用して、連動装置およびその磁石の存在を感知できることも想定される。当業者には、スイッチアセンブリ10内における個別磁石14の必要は、使用されるスイッチのタイプによって決まることを理解されたい。図1から図3に示している実施形態では、スナップ作用スイッチ16が使用され、これが、連動装置の磁石を感知する手段として磁石14に結合され、それによってスイッチを閉鎖する。しかし、リードスイッチまたはホール効果センサを受信器として使用すれば、ハウジングに別個の磁石は必要ない。リードスイッチの内部では、2つの強磁性接触部が、別個の磁石の存在によって、この場合連動装置の中に位置付けられた磁石の存在によって生成された磁場の存在下で引き寄せられまたは跳ね返される。ホール効果センサの芯はホール効果要素である。ホール効果要素の近傍に磁石があるとき、磁場の強度に比例した電流が要素内に流入する。要素内で生じた電流は、2つの端子の間で電位差を作り出す。ホール効果スイッチでは、この電位差が特定のレベルを上回ると、スイッチが閉鎖する。
スナップ作用スイッチが好ましいのは、他のタイプのスイッチが対処することのできない、生ごみ処理機の高動作電流にこれが対処できるためである。今日市場で一般的に見られるスナップ作用スイッチの例には、Cherry社のKWSA−0001スナップ作用スイッチと、Saia−Burgess社のスナップ作用スイッチとが含まれる。他のスイッチ、即ちリードスイッチまたはホール効果スイッチなどは、高電流の動作を可能にするために継電器またはトライアックと組み合わせて使用する必要がある。処理機が動作していないとき、スイッチ16は定常開の構成となる。定常開の構成とは、スイッチの接触部が開回路位置にある(即ち処理機は起動されていない)ことを意味する。
スイッチ16を閉鎖するには2つの容認可能な設計の代替方法があり、そのいずれを使用しても生ごみ処理機を起動することができる。第1の方法として、磁石14がシンクフランジ20内部に位置付けられた別の磁石によって「引き寄せられる」ときに、スイッチ16を閉鎖することができる。第2に、磁石14がシンクフランジ20内部に位置付けられた別の磁石によって「跳ね返される」ときに、スイッチ16を閉鎖することができる。知られているように、ここで開示しているスナップ作用スイッチは、押されるとスイッチが閉鎖されるようにするボタンを含む。(使用されるスナップ作用スイッチの種類によって)ハウジングの磁石14の動きをスイッチ16のボタンに結合しなければならない場合がある。したがって、磁石14を受け取り、スイッチ16のボタンと接続するように特別に適応された結合手段26は、磁石14が移動するにつれて移動するように設計され、したがってスイッチを閉鎖する。結合手段26は、一実施形態では、特別に形成され成形された硬質プラスチックの部片であるが、磁力のスイッチ16への適切な伝達をもたらすために、いくつかの異なった材料から、いくつかの異なった構成で製造することもできる。しかし、磁石とスイッチの配向に応じて、磁石の力を直接スイッチに伝えることができる限り、結合手段26は必要ない場合がある。さらに、構成要素14、16、および26の代わりに、組み合わせ型の磁石/スイッチアセンブリを使用することができる。この場合、アセンブリの磁石はスイッチとして動作し、スイッチ機能を直接制御する。
磁石14は希土類磁石であることが好ましい。磁石がネオジムからなることがより好ましく、磁石がネオジム鉄ボロンからなることがさらにより好ましい。希土類磁石が好ましいのは、それらの強度、小型の寸法、信頼性、およびコストによる。試験によって、希土類磁石がより堅牢かつ精確なスイッチング位置を提供することも判明しているが、このことは家主の使い易さにとって重要である。
図4Aおよび図4Bは本開示の追加の特色を示している。ケーブル18を直接生ごみ処理機に接続することができるが、ケーブル18を、標準型の接地された電気コンセントの中に差し込むことができるプラグ30に接続することもできる。プラグ30は、雄型端部32と雌型端部34を含む。当分野でよく知られているように、雄型端部32は3つの端子、即ちライン端子36、中性点端子38、およびアース端子40を備える。雌型端部34は、生ごみ処理機(図示していない)からのプラグを受け取るための、ラインレセプタクル42、中性点レセプタクル44、およびアースレセプタクル46を有する。図4Bで示しているように、ライン端子36をライン端子42に接続している回路が、スイッチアセンブリ10の閉鎖スイッチ16によって閉鎖されるときにしか、生ごみ処理機を起動することはできない。この設計は、家主側で配線をする必要がないことから、連続投入式生ごみ処理機を回分投入式生ごみ処理機に転換するのに特に有用である。
ハウジング12に接続されるケーブル18などのケーブルは、代理店の引き抜き試験に合格するように充分堅固に固定しなければならない。プラスチックまたはゴムのコード絶縁物を損傷してはならない。
さらに、処理機の装飾的カバーを過度の歪みにさらしてはならない。ケーブルまたは処理機に関連付けられた他のコードを固定するために、コード歪み解除装置を開示する。
図5はコード62を固定するコード歪み解除装置60を示している。ケーブル18などのコード62を処理機のハウジングに取り付けるのではなく、処理機の装飾的カバーはコードの歪みから隔離される。これは、解除装置60が、処理機に関連付けられた給水管64の既存構造物、即ち処理機の皿洗い機の給水管などを使用して、コード62に対して係留装置をもたらしていることによる。これによって、さもなければコードを係留するのに必要となる追加の経費および構造物なしで、装飾的なカバーを設計することが可能になる。
図5を参照すると、コード62は解除装置60の穴66を通って滑動される。装置の一方側は、解除装置60の枢動ピン68などによって給水管64に旋回可能に接続されている。枢動ピン68は、皿洗い機の給水管64の対合機能部70によって受け取られる。ねじなどの締め具が、解除装置60および給水管64の開口部71、72によってそれぞれ受けられる。2つの部分を一緒に引っ張り、同時に、コード62をクリンプするための力と、充分な歪みの解除を実現するための構造的強度との両方をもたらすように、このねじが使用される。
上述のように、スイッチ16は、シンクフランジ20の内部に位置付けられた別の磁石との磁石14の相互作用によって起動される。通常、この磁石は、処理機を操作するために使用者によってシンクフランジ内に挿入される連動装置の一部となる。しかし、事例によっては、回分投入式処理機が、連動装置に関連付けられない強力磁石、即ち金属物体を回収するのに使用されるテレスコープ型のもの、または磁気性のブレスレット宝飾品などによって偶発的に起動されてしまう可能性がある。
図6および図7は、スイッチアセンブリ100と、スイッチアセンブリ100を起動して生ごみ処理機を制御する連動装置300との例示的実施形態を示している。図6はオン位置にある装置を示し、図7はオフ位置にある装置を示している。図8は、スイッチアセンブリ100と連動装置300の別の変化形態である。
連動装置300がスイッチアセンブリ100を作動するためには、連動装置100の2つの磁石310、311を、スイッチアセンブリ100の2つの磁石110、111と整列させなければならない。ここに示しているシステムでは、磁石310、311は、連動装置300から延在するローブ312、313に受け取られる。ここに示している実施形態は、第2セットの磁石310a、311aと、それらに関連付けられたローブ312a、313aと含むが、これらは使用者の都合を良くするために設けられているものであり、このシステムの動作に必要なわけではない。
連動装置300は本質的に、スイッチアセンブリ100に含まれたスイッチ機構116をロック解除するための精確な磁石の「鍵」として動作する。このような磁石310のうちの1つは、ロックアウト部材150に取り付けられた対応する磁石110を引き寄せ、これを連動装置300に向けて引っ張ることによってこの機構をロック解除する。連動装置300の第2磁石311は、起動部材またはアーム152によってスイッチ116を作動させる磁石111を引き寄せる。磁石同士の角度が重要である。連動装置300が右または左に回転されて、磁石の整列が外れると、スイッチ機構116のばねがこれをオフにする。ロック部材150のばね154が、スイッチアーム116がオフ位置に戻る助けとなる。ロック部材150は定位置内に移動して、スイッチアーム116が移動するのを防止する。連動装置がさらに回転されるにつれて、磁石同士の吸引が、いずれの方向にも「オフ」の戻り止めとして機能する。これによって、システムが外側の振動にさらされたとき作動してしまう傾向が少なくなる。磁石同士の角度は90度未満であることから、連動装置100の他方側の第2セットの磁石310a、311aは、システムを作動させるほど充分に接近していない。第2セットの磁石310a、311aは、システムが機能するのに必要ではないが、消費者の便利性のために加えることができる。
代替的実施形態では、スイッチ116を作動させ、またはこれをオフモードにロックするように、必要に応じてロック部材150と起動アーム152を吸引し、または反発するように、様々な磁石の極性が配置される。なおさらなる実施形態では、所望によりロック部材150と起動アーム152の移動を実行するように、弱い磁石と強力な磁石の異なった組み合わせが使用される。
図9で示しているように、ハウジング112は通常、(通常)3つのフランジねじ24のうちの2つの間で、シンクフランジ20に取り付けられる。ハウジング112は、フランジねじ24を受け取る、全体に楔形状の開口部170を画定する。捻りばね172などの固定部材が、ハウジング112を、シンクフランジ20に対してぴったり合うように押しやる。
一部の例では、消費者は、磁気連動装置300を使用する代わりに、壁のスイッチによって処理機を作動する方を好む場合がある。言い換えれば、もはや回分投入式装置として機能しなくなるように処理機を転換するということである。図10および図11は、図6から図8で示しているようなスイッチアセンブリ100を使用する回分投入式処理機が、ユニットの配線をやり直すことなく、連続投入式の設計に容易に変更されるのを可能にする装置を示している。
オーバーライド装置400が、回分投入式処理機に対して、磁気的に作動されるスイッチアセンブリ100と協力して機能する。図10で示すように、スイッチ機構116がオン位置で作動される間、オーバーライド装置400はスイッチアセンブリ100のハウジング112の開口部410を押し通され、最後に図11に示している定位置内に嵌まり込む。オーバーライド装置400の先端はアーム160と接触し、これがスイッチ116を作動させる。これによってスイッチ機構116がオン位置でロックされ、消費者が、壁のスイッチまたは処理機付近に位置付けられた他のスイッチによって処理機をオンまたはオフにして、連続投入式処理機を使用するように回分投入式処理機を使用することが可能になる。
本発明を、特定の実施形態を参照して以上に述べたが、本発明はこれらの実施形態に限定されるわけではない。本発明を、多くの方法で修正し、または変化させることができるが、そのような修正形態および変化形態も本発明の範囲および精神の中に入り、以下の特許請求の範囲内に含まれる。
Claims (20)
- 生ごみ処理機用のスイッチアセンブリであって、
スイッチと第1磁石および第2磁石とを含むハウジングと、
第3磁石および第4磁石を有する連動装置とを備え、
第1磁石と第3磁石が整列し、第2磁石と第4磁石が整列するときにスイッチが作動されるように磁石が配置されている、アセンブリ。 - 第1磁石に接続されたロックアウト部材をさらに備え、第1磁石と第3磁石が整列されないとき、スイッチ装置の作動を防止するようにロックアウト部材が付勢されている、請求項1に記載のアセンブリ。
- 第2磁石に接続された起動部材をさらに備え、第2磁石と第4磁石が整列されるとき、起動部材がスイッチを起動させる、請求項1に記載のアセンブリ。
- 第1磁石に接続され、ロックアウト位置と起動位置とに位置決め可能であるロックアウト部材と、
第2磁石に接続され、起動部材がスイッチをオンにするオン位置と、オフ位置とに位置決め可能である起動部材とをさらに備え、
起動部材がロックアウト位置にあるとき、ロックアウト部材が起動部材と相互作用して、起動部材をオフ位置にロックする、請求項1に記載のアセンブリ。 - 第3磁石と第4磁石がこれらの間で90度未満の角度を画定する、請求項1に記載のアセンブリ。
- 生ごみ処理機が、複数のフランジねじに結合されたシンクフランジを含み、ハウジングが、アセンブリを生ごみ処理機に取り付けるためのフランジねじの1つを受け取る楔形状開口部を画定する、請求項1に記載のアセンブリ。
- フランジねじと相互作用する固定部材をさらに備える、請求項6に記載のアセンブリ。
- ハウジングが2つの楔形状開口部を画定し、それぞれがアセンブリを生ごみ処理機に取り付けるためのフランジねじの1つを受け取る、請求項6に記載のアセンブリ。
- スイッチをオン位置にロックするようにハウジングによって受け取り可能なオーバーライド装置をさらに備える、請求項1に記載のアセンブリ。
- 第2磁石に接続された起動部材をさらに備え、起動部材が、スイッチをオンにするオン位置と、オフ位置とに位置決め可能であり、オーバーライド装置が起動部材をオン位置にロックする、請求項9に記載のアセンブリ。
- 生ごみ処理機が皿洗い機の給水管を含み、
スイッチに結合され、ハウジングから延在するケーブルと、
ケーブルを受け取り、給水管に旋回可能に接続された第1端部を有する応力解除装置と、
応力解除装置の第2端部を給水管に接続する締め具とをさらに備える、請求項1に記載のアセンブリ。 - 応力解除装置の第1端部が、給水管の対応する開口部によって受け取られる枢動ピンを含む、請求項11に記載のアセンブリ。
- 生ごみ処理機用のスイッチアセンブリであって、
スイッチと第1磁石および第2磁石とを含むハウジングと、
第3磁石および第4磁石を有する連動装置と、
第1磁石と第3磁石が整列し、第2磁石と第4磁石が整列するときにスイッチを作動させる手段とを備える、アセンブリ。 - スイッチをオン位置にロックする手段をさらに備える、請求項13に記載のアセンブリ。
- スイッチに結合されたケーブルと、
ケーブルを生ごみ処理機に固定する手段とをさらに備える、請求項13に記載のアセンブリ。 - 生ごみ処理機を操作する方法であって、
連動装置を、スイッチアセンブリを取り付けて有する水抜き開口部内に挿入することと、
連動装置を回転させて、スイッチアセンブリの第1磁石および第2磁石を、それぞれ連動装置の第3磁石および第4磁石に整列させて、スイッチアセンブリのスイッチを操作することとを備える、方法。 - オーバーライド装置を、スイッチを含むハウジングの中に挿入して、スイッチをオン位置にロックすることをさらに備える、請求項16に記載の方法。
- ケーブルを固定する装置であって、
管と、
ケーブルを受け取る開口部を有し、管に旋回可能に接続された第1端部を有する応力解除装置と、
応力解除装置の第2端部を管に接続して、これらの間のケーブルをクリンプする締め具とを備える、装置。 - 応力解除装置の第1端部が、管の対応する開口部によって受け取られる枢動ピンを含む、請求項18に記載のアセンブリ。
- 管が生ごみ処理装置の皿洗い機用給水管を備える、請求項18に記載のアセンブリ。
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CN101305137A (zh) | 2008-11-12 |
CN101305137B (zh) | 2013-05-29 |
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Legal Events
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