JP2009513076A - 拡散スペクトル・セルラ・システムにおける移動局からのアップリンク上のデータの伝送 - Google Patents
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Abstract
本発明は、セルラ・システム内の少なくとも1つの移動局と基地局との間の無線通信のための方法および装置を提供する。この方法は、基地局へのアップリンクでの伝送で少なくとも2つのキャリアを用いてデータを伝送するために、時間ドメインおよび周波数ドメインで所望の拡散を提供するステップを含む。基地局が所望の拡散を可能にするための標識を移動局に提供することもできるし、あるいは、移動局が標識を要求することもできる。拡散スペクトル・セルラ・システムが移動局に二次元拡散を提供させるようにできて、その移動局が拡散を時間方向および周波数方向に分散する。単一の二次元拡散符号または少なくとも2つの一次元拡散符号が1つの二次元拡散を提供できる。
Description
本発明は全般的には遠隔通信に関し、より詳細には無線通信に関する。
無線通信システムまたは移動体遠隔通信システムは、通常、無線通信装置の様々なユーザまたは加入者に多様なサービスを提供する。その無線通信装置は移動体ユニットまたは固定ユニットでよく、1つ以上の無線ネットワークに渡る地理的地域に置かれていてよい。移動局(MS)、アクセス端末、またはユーザ機器などの無線通信装置のユーザまたは加入者は、特定の無線ネットワーク内(または外)で絶えず移動する可能性がある。
無線通信システムは、一般的には、移動局との間に無線リンクを確立できる1つ以上の基地局(BS)を含む。基地局は、ノードBまたはアクセス・ネットワークと呼ばれることもある。移動局と基地局との間に無線通信リンクを形成するには、移動局が、基地局からブロードキャストされる使用可能なチャネル/キャリアのリストにアクセスする。その目的のために、拡散スペクトル無線通信システムなどの無線通信システムは、複数のユーザが同じ広帯域無線チャネル内で同時に伝送できるようにし、拡散スペクトル技術に基づいて周波数再利用を可能にする。
多くのセルラ・システム、例えば、拡散スペクトル・セルラ・システムは、IS−95、CDMA2000、またはユニバーサル移動体通信システム(UMTS)準拠の広帯域CDMA(WCDMA)などの符号分割多重接続(CDMA)プロトコルを使用して、所望の規格と矛盾しない無線ネットワーク内でデータを伝送する。拡散スペクトル・セルラ・システムは、一般的に、基地局がダウンリンク(順方向(FL)リンクとも呼ばれる)でサービスを提供する1つ以上の移動局に関連付けられた伝送を行う。したがって、移動局から単一セクタ(基地局)への伝送はアップリンク(逆方向(RL)リンクとも呼ばれる)で行うことができる。
セルラ・システム内で無線通信を確立するには、基地局(BS)が、移動局(MS)からBSへのリンク(逆方向リンク、RL)でBSがサービスを提供している種々の移動局(MS)の伝送をスケジュールする。この目的のために、基地局は、BSからMSへのリンク(順方向リンク、FL)で移動局へコマンドを送信できる。例えば、特定のセルラ・システムにおいては、移動局は、基地局への逆方向リンク(RL)で伝送するために、普通は時間スロットと呼ばれる時間単位ベースの無線アクセスを使用できる。時間スロットは、通常、移動局(MS)と基地局(BS)の間で(例えば、スロット境界近傍で)擬似同期化される。
同様に、逆方向リンク(RL)上では、1つ以上の移動局が、例えば、2つの伝送モードでサービス基地局と通信することができる。すなわち、逆方向リンクで通信するとき、移動局の特定のサブセットからサービス基地局への伝送が基地局において相互に干渉し合う場合、それらの移動局は、非直交モードと呼ばれる第1の伝送モードになっている可能性がある。例えば、逆方向リンクで通信するために移動局のサブセットが無線アクセス用にCDMAまたは多重キャリアCDMA(MC−CDMA)プロトコルを使用すると、移動局のそのサブセットは第1の送信モードになる可能性がある。この場合、移動局のサブセットからサービス基地局への伝送は、非直交符号を使用している間は同じ周波数帯域で行われる。その結果、伝送は相互に直交することができず、したがって、基地局において相互に干渉し合う。移動局が非直交モードで伝送する場合、この状態はパイロット(復調用またはシンク推定用に使用される)チャネルまたはベアラ/トラフィック用チャネルのどちらかに、またはその両方のチャネルに適用される可能性がある。
しかし、逆方向リンク上の移動局のサブセットからの伝送が、サービス基地局で相互に干渉しないようなものであれば、そのサブセットの移動局は第2の伝送モードであると見なされる。第2の伝送モードでは、このサブセットの移動局は直交モードであると言われる。例えば、そのような直交モードは、移動局のサブセットについて、そのサブセットの移動局が無線アクセス技術として直交周波数分割多重(OFDM)方式を使用して逆方向リンク上で通信する場合に生じ得る。この場合には、基地局のサービスを受けている、このサブセットの移動局からの伝送は異なる無線周波数で行われ、相互に直交する。その結果、第2の伝送モードでの伝送は基地局で相互に干渉し合わない。この場合にも、非直交モードでの状態と同様に、このシナリオは、移動局が直交モードで伝送しているとき、パイロット・チャネルまたはベアラ/トラフィック用チャネルのどちらかに、またはその両方のチャネルに適用される可能性がある。順方向リンクで1つ以上のメッセージを送信することにより、基地局(BS)は、2つの制御モードでの移動局伝送を制御することができる。
MC−CDMAモードで動作している間、移動局(MS)は、周波数ドメイン内の拡散など、種々のタイプの拡散技術を使用できる。しかし、セルラ・システム内の移動局がMSからBSへのリンク(逆方向リンク、RL)伝送でMC−CDMAモードを使用する場合、ほとんどの従来の拡散技術が一般に高いパケット・エラー率に苦しんでいる。その結果、MC−CDMAモードでは、セルラ・システムのシステム・パフォーマンスが著しく低下する。例えば、パケット伝送の成功率が不本意に低下すると、高速移動体ユーザに対するシステム・パフォーマンスに重大な影響を与えかねない。システム・パフォーマンスの低下の一例として、平均再伝送回数の増加がある。MC−CDMAモードのユーザは、ボイス・オーバーIP(インターネット・プロトコル)(VoIP)サービスの低速のユーザであってよいので、一定のレベルを超えたパケット遅延は受け入れられなくなるだろう。さらに、セルラ・システムにおいて、符号語のひずみが原因でセル内干渉が発生する可能性があり、そのため、干渉に関する望ましくない影響に対処するために何らかの抑制が必要になるだろう。
以下で、本発明のいくかの態様の基本的な理解を促すために、本発明の簡単な概要を説明する。この概要は、本発明の包括的な概説ではない。また、本発明のキーまたは重要な要素を特定することも、本発明の範囲を概説することも意図されていない。その唯一の目的は、後述される、より詳細な説明の序文として、簡略な形で多少の概念を提示することである。
本発明は、上述された問題の1つ以上の影響の克服、または少なくとも低減に関するものである。
本発明の1つの実施形態において、セルラ・システム内の少なくとも1つの移動局と基地局との間の無線通信のための方法が提供されている。この方法は、基地局へのアップリンクでの伝送で少なくとも2つのキャリアを用いてデータを伝送するために、時間ドメインおよび周波数ドメインで所望の拡散を提供するステップを含む。
本発明の別の実施形態において、セルラ・システム内の少なくとも1つの移動局と基地局との間の無線通信のための方法が提供されている。この方法は、基地局へのアップリンクでの伝送で少なくとも2つのキャリアを用いてデータを伝送するために、時間ドメインおよび周波数ドメインで所望の拡散を可能にするための標識を少なくとも1つの移動局に提供するステップを含む。
本発明は、添付の図面と関連付けて記載される以下の説明を参照することにより理解できるであろう。この説明の中では、同じ参照番号は同じ要素を識別する。
本発明は、種々の修正および代替形態が可能であるが、本発明の具体的な実施形態を図面に例示の目的で示し、本明細書において詳細に説明する。ただし、本明細書における具体的な実施形態の説明は、本発明を、開示された特定の形に限定するようには意図されておらず、それどころか、意図するところは、添付の特許請求の範囲で定義された本発明の精神および範囲内に入るすべての修正、均等物、および代替形態を包含することであることを理解されたい。
本発明の実施形態の例を以下で説明する。明瞭にするために、本明細書では、実際の実施態様のすべての特徴は説明しない。当然ながら、そのような実際の実施形態の開発において、実施態様ごとに異なるシステム関連および業務関連の制約を順守するなど、開発者の特定の目標を達成するために多くの実施態様固有の決定を行えることが理解されよう。さらに、そのような開発の努力は複雑で時間を消費するかもしれないが、それにもかかわらず、本開示の利益を得る当業者にはルーチン作業になる可能性があることを理解されたい。
大ざっぱに言えば、セルラ・システム内の少なくとも1つの移動局と基地局との間の無線通信のための方法および装置が提供されている。この方法は、基地局へのアップリンクでの伝送で少なくとも2つのキャリアを用いてデータを伝送するために、時間ドメインおよび周波数ドメインで所望の拡散を提供するステップを含む。基地局が、所望の拡散を可能にするための標識を移動局に提供することができる。あるいは、移動局が、所望の拡散についての標識を要求することができる。拡散スペクトル・セルラ・システムが移動局に二次元拡散を提供させるようにできて、その移動局が拡散を時間方向および周波数方向に分散する。このように、多重キャリア符号分割多重接続(MC−CDMA)プロトコルを使用するアップリンク伝送で、移動局に関連付けられた送信機が、データ部分を時間ドメインおよび周波数ドメインに拡散されるように変更することにより、データのジョイント拡散を提供できる。MC−CDMAプロトコルに従うと、ジョイント拡散を提供するために、送信機は、伝送中の拡散を分散するように、拡散符号を時間方向および周波数方向に分散することを示すことができる。二次元拡散を提供するために、1つの実施形態において、送信機は単一の二次元拡散符号を使用できる。あるいは、送信機は、二次元拡散を提供するために、少なくとも2つの一次元拡散符号を使用することもできる。例えば、少なくとも2つの一次元拡散符号を縦続接続することにより、送信機は、1つの二次元拡散符号を形成することができる。1つの実施形態において、所望の長さの1つの二次元拡散符号を形成するために、送信機は、同じ長さ、すなわち所望の長さの1つの拡散符号を使用できる。所望のピーク対平均比を提供するために拡散符号を選択することができる。MC−CDMAプロトコルの使用時、移動局は、アップリンク伝送で1つ以上の拡散フォーマットを選択できる。アップリンク伝送で時間ダイバーシティおよび周波数ダイバーシティを使用すると、再伝送の回数を平均で減少させることができるので、パケット伝送の成功率を上げることができる。MC−CDMAモードの移動局のユーザにとっては、パケット遅延を減少させることができる。フレキシブルな方法で特定の拡散フォーマットを使用すると、一般的に符号語のひずみが原因で発生するセル内干渉を抑制することができる。
図1を参照すると、拡散スペクトル・セルラ・システム100は、基地局(BS)110(1〜k)のセット、および本発明の1つの実施形態の例に従って、アップリンク120で少なくとも2つのキャリアを用いて伝送するために、複数のドメインで所望の拡散を提供できる複数の移動局(MS)115(1〜m)を含むことが図示されている。基地局110(1〜k)のセットは、任意の所望のプロトコルに従った、少なくとも1つの移動局115(1)との無線接続を提供することができる。プロトコルの例には、符号分割多重接続(CDMA、CDMA2000)プロトコル、広帯域CDMA(WCDMA)プロトコル、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)プロトコル、移動体通信用グローバルシステム(GSM)プロトコルなどがある。
移動局115(1〜m)の例には、セルラ電話、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、およびデジタル・セルラCDMAネットワークなどの高速無線データ・ネットワークで稼働するための拡散スペクタル・セルラ・システム100を使用する全地球測位システム(GPS)など、しかし、それらに限定されるわけではない無線通信装置のホストがある。移動局115(1〜m)の他の例として、スマートホン、テキスト・メッセージ装置などがある。
拡散スペクトル・セルラ・システム100において、基地局110(1〜k)のセットと各移動局115(1〜m)との間でメッセージを伝達する移動体通信は、符号分割多重接続(CDMA)プロトコルを使用する無線周波数(RF)中間チャネルなどの無線チャネル135を介して空気インターフェース上で行われる。図示されていないが、無線チャネル135は、移動局115(1〜m)と基地局110(1〜k)との間の無線通信を促す中間装置を含んでよい。例えば、無線チャネル135は、様々な中継器、アンテナ、ルータ、および無線通信を提供できる任意の所望の通信構成要素またはネットワーク構成要素を使用することができる。各移動局115(1〜m)は、無線チャネル135上で、アップリンク(逆方向リンク)120を使用する基地局110(1〜k)のセットとさらに通信することができる。
無線ネットワーク・コントローラ130は、ユーザが1つの基地局110(1)の担当域を離れて別の基地局110(k)に入るときの移動体通信のハンドオーバを調整することができる。すなわち、移動体通信のハンドオーバは、移動局115(1)については、通信の担当が基地局110(1)のサービスを受けている第1のセル・セクタから、他の基地局110(k)のサービスを受けている第2のセル・セクタへ切り換わるときに発生する。
本発明の1つの実施形態の例によると、拡散スペクトル・セルラ・システム100は、両方の基地局に接続されたフレーム選択ユニット(FSU)を備えることができ、基地局110(1)および110(k)で受信されたフレームを比較して、良いほうのフレームを識別することができる。これにより、基地局110(1〜k)のセットのうちの2つ(または2つ以上)の基地局が移動局115(1〜m)をシームレスにサポートすることが可能になる。
異なる基地局110(1〜k)と通信するために、移動局115(1)は受信機(RX)142および送信機(TX)145を備えることができる。受信機142が基地局110(1〜k)のセットからのパケット・データの伝送を受信している間、送信機145は、伝送125でパケット・データを送信することができる。伝送125は、基地局のセル・セクタに関連付けることができる基地局110(1)へのパケット・データを含んでいてよい。
基地局110(1)は、本発明の1つの実施形態において、受信機(RX)150および送信機(TX)155を備えることができる。受信機150が移動局115(1〜m)からのパケット・データの伝送を受信している間、送信機155は、基地局110(1)がアップリンク120で移動局115(1)にサービスを提供する場合、パケット・データおよび信号メッセージを送信できる。1つの実施形態において、移動局115(1)は、アップリンク120で通信するために、符号分割多重接続(CDMA)プロトコルまたは多重キャリアCDMA(MC−CDMA)無線アクセス技術を使用できる。
本発明の1つの実施形態に従うと、送信機145は、拡散スペクトル無線セルラ・システム100において、移動局115(1)による時間および周波数ジョイント拡散を提供できる。例えば、送信機145は、基地局110(1)へのアップリンク120での伝送125で少なくとも2つのキャリアを使用することができる。拡散スペクトル・セルラ・システム100で複数のキャリアをそのように使用する1つの例として、多重キャリア/符号分割多重接続(MC−CDMA)プロトコルがある。このように、移動局115(1)がMC−CDMAをデプロイする場合、データを伝送するには、時間ドメインおよび周波数ドメインの両方でデータ165を選択的に拡散することにより、送信機145はアップリンク120で移動局115(1)による所望の拡散を提供できる。移動局115(1)はパケット・エラー率を下げることができる。1つの実施形態において、パケット・エラー率が下がると、拡散スペクトル・セルラ・システム100のシステム・パフォーマンスが大幅に上がる。
1つの実施形態において、時間および周波数ジョイント拡散は、少なくとも2つのサブチャネルを使用できるフレーム・フォーマットなど、特定のフレーム構造に適用することができる。例えば、フレーム・フォーマットは、移動局115(1)からアップリンク120を経て基地局110(1)への伝送125の第1の部分および第2の部分用の少なくとも2つの異なる伝送フォーマットを使用することができる。本発明の1つの実施形態の例によると、フレーム・フォーマットは、それぞれが異なる伝送フォーマットに関連付けられた複数のアクセス・モードに基づいた伝送125の多重化を可能にすることができる。伝送125の第1の部分を伝送する目的で、フレーム・フォーマットは、第1のアクセス・モードに対して多重キャリア符号分割多重化を使用し、伝送125の第2の部分を伝送するために第2のアクセス・モードに対して時間および周波数分割多重化を使用することができる。伝送125の2つの部分は、アップリンク120で時間的、スペクトル的、および/または空間的ドメインに分離することができる。
詳細には、送信機145は、時間ドメイン内のデータ165の第1のデータ部分165(1)を周波数ドメイン内のデータ165の第2のデータ部分165(2)とジョイントさせて拡散させることができる。拡散因数158は、伝送125における時間方向および周波数方向の所望の拡散を定義することができる。拡散因数158に基づいて、送信機145は、時間ドメインおよび周波数ドメイン内の所望の拡散を提供するために、伝送125のデータ165の第1および第2のデータ部分165(1、2)を選択的に変更することができる。このようにすると、移動局115(1)と基地局110(1)との間の無線通信について、アップリンク120上のパケット・データ伝送の成功率は大幅に上がるだろう。
アップリンク120でデータ165を伝送するために拡散因数158に基づいて所望の拡散を提供するために、送信機145は、拡散スペクトル・プロトコル170、および第1のキャリア125(1)および第2のキャリア125(2)を含む少なくとも2つのキャリアを使用することができる。第1および第2のキャリア125(1、2)の1つの例として、移動局115(1)と基地局110(1)との間の空気インターフェースを介してデータ165の伝送を可能にする無線チャネルがある。拡散因数158は、拡散スペクトル・セルラ・システム100内のアップリンク120上の伝送125に割り振られたデータ165を時間ドメインおよび周波数ドメインにまたがって拡散させるための拡散符号を利用することができる。
1つの実施形態において、基地局110(1)は、移動局115(1)で使用される、第1のデータ部分165(1)に関連付けられた第1のビット数および第2のデータ部分165(2)に関連付けられた第2のビット数を指定することができる。複数の移動局115の各移動局に対して、基地局110(1)は、第2のデータ部分165(2)用の第2のビット数とは異なる第1のビット数の値を示すことができる。あるいは、移動局115(1)が、第1および第2のデータ部分165(1、2)に関連付けられたビット数を要求することもできる。
より詳細には、移動局115(1)が基地局110(1)に、二次元のデータ・ブロックの第1のビット値および第2のビット値を決定する標識175を提供するように要求することができる。移動局115(1)の送信機145は、二次元のデータ・ブロックの第1および第2のビット値を入手して、時間・周波数インターリーブを二次元のデータ・ブロックに適用することができる。言い換えれば、基地局110(1)が標識175を指定または提供するか、または移動局115(1)が標識175を要求するかどうかにかかわらず、二次元のデータ・ブロックに対する第1および第2のビット値に基づいて時間ドメインおよび周波数ドメインにおける所望の拡散を得ることができる。送信機145は、基地局110(1)へのアップリンク120の伝送125で、第1のキャリア125(1)および第2のキャリア125(2)など、少なくとも2つのキャリアを用いてデータ・ブロックを伝送することができる。
より詳細には、標識175は、データ165の二次元ビットに対する第1の次元ビット値160(1)および第2の次元ビット値160(2)を含むことができる。この第1および第2の次元ビット値160(1、2)に基づいて、送信機145はデータ165を、時間および周波数ジョイント拡散フォーマットに基づいて少なくとも1つの二次元ブロックに拡散させることができる。標識175に応答して、移動局115(1)は、アップリンク120の伝送125で時間ダイバーシティおよび周波数ダイバーシティを使用することができる。言い換えれば、基地局110(1)は、移動局115(1)にアップリンク120の伝送125で時間ダイバーシティおよび周波数ダイバーシティを使用させることができる。移動局115(1)は、標識175が送信機145に全帯域幅の一部に周波数拡散を行うように指示しているかを判定する。それが指示されている場合、移動局115(1)は、周波数ダイバーシティに対して符号ホッピングを使用することができる。
各移動局115は、伝送125でデータ・パケットなどのトラフィック・パケットを伝送することができる。多くの場合、トラフィック・パケットは、移動局115の特定のユーザ用に意図された情報を含む。例えば、トラフィック・パケットは、音声情報、画像、映像、インターネット・サイトから要求されたデータなどを含むことができる。標識175は移動局115(1)で使用されることを意図することができるが、拡散スペクトル・セルラ・システム100の他の要素もこの標識を使用することができる。この目的で、標識175は、構成メッセージ、セットアップ命令、切替え命令、ハンドオフ命令などもさらに含むことができる。
拡散スペクトル・セルラ・システム100において、無線データ・ネットワークは、基地局110(1〜k)と移動局115(1〜m)との間に任意の所望のプロトコルに従った無線通信を使用可能にするために、任意の所望のプロトコルをデプロイすることができる。そのようなプロトコルの例として、CDMAプロトコル、WCDMAプロトコル、UMTSプロトコル、GSMプロトコルなどがある。移動局115(1)のユーザがセルラ・ネットワークなどのネットワークでパケット・データを伝達できるようにするために、無線ネットワーク・コントローラ(RNC)130を基地局110(1)および110(k)に結合してもよい。セルラ・ネットワークの1つの例として、第3世代(3G)パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)仕様で指定されるような、CDMAプロトコルに基づいたデジタル・セルラ・ネットワークがある。
そのようなプロトコルの他の例として、WCMDAプロトコル、UMTSプロトコル、GSMプロトコルなどがある。無線ネットワーク・コントローラ130は、移動局115(1〜m)と基地局110(1〜k)との間の無線通信の交換を本発明の例示した1つの実施形態に従って管理することができる。図1には2つの基地局110(1〜k)および1つの無線ネットワーク・コントローラ130が示されているが、本開示の受益者である当業者は、基地局110および無線ネットワーク・コントローラ130を所望の任意の数だけ使用できることを理解されたい。
基地局110(1〜k)(ノードBと呼ばれることもある)のそれぞれが、無線データ・ネットワーク内の関連の地理的地域との接続を提供することができる。当業者は、そのような無線データ・ネットワークの部分は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを用いて他の構成要素を組み込むように種々の方法で適切に実装できることを理解されたい。無線データ・ネットワークは当業者には周知なので、本明細書では、明瞭にするために、無線データ・ネットワークの、本発明に関する態様のみを説明する。
1つの実施形態によると、各移動局115は、第1および第2の基地局110(1〜k)に結合された無線ネットワーク・コントローラ130を介して、逆方向リンク120上でアクティブ基地局110と通信できる。各移動局115はアップリンク120を介してアクティブ基地局と通信することができて、各アクティブ基地局は一般的にサービス基地局またはサービス・セクタと呼ばれる。第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)規格は、サービス基地局またはサービス・セクタおよびサービス無線ネットワーク・コントローラの役割を3GPP仕様に基づいて定義する。
1つの実施形態では、アップリンク120およびダウンリンク140は複数のチャネル上に確立できる。トラフィック・チャネルおよび制御チャネルなどのチャネルは、個別のチャネル周波数を関連付けられてよい。例えば、チャネル番号および周波数を関連付けられたCDMAチャネルが高速パケット・データの伝送用の無線通信リンクを形成できる。ダウンリンク140では、例えば、移動局115(1〜m)は、順方向トラフィック・チャネルまたは順方向制御チャネルで伝送を受信するためのデータ転送速度で基地局110(1)を更新することができる。トラフィック・チャネルはユーザ・データ・パケットを搬送する。制御チャネルは制御メッセージを搬送し、ユーザ・トラフィックも搬送できる。ダウンリンク140は、逆方向パワー制御(RPC)チャネル、データ転送速度制御ロック(DRCLock)チャネル、ACKチャネル、および逆方向アクティビティ(RA)チャネルを備えた4つのサブチャネルを含む順方向MACチャネルを使用してよい。
アップリンク120では、移動局115(1)はアクセス・チャネルまたはトラフィック・チャネルで伝送できる。アクセス・チャネルはパイロット・チャネルおよびデータ・チャネルを含む。トラフィック・チャネルはパイロット・チャネル、MACチャネル、およびデータ・チャネルを含む。MACチャネルは、データ・チャネルが逆方向トラフィック・チャネルで伝送されているかどうか、およびデータ転送速度を示すために用いられる逆方向転送速度表示(RRI)サブチャネルを含む4つのサブチャネルを有する。別のサブチャネルは、移動局115(1)が、順方向トラフィック・チャネルが最善のサービス・セクタでサポートしてよいデータ転送速度を第1の基地局110(1)に示すために用いるデータ転送速度制御(DRC)である。受信通知(ACK)サブチャネルは、移動局115(1)によって、順方向トラフィック・チャネルで伝送されたデータ・パケットが正常に受信されたかどうかを基地局110(1)に知らせるために用いられる。データ・ソース制御(DSC)サブチャネルは、基地局セクタのうちのどれが順方向リンク・データを送信しているはずであるかを示すために用いられる。
別の実施形態では、移動局115(1)はパケット・データの伝送125を、図1に示されているように、基地局110(1〜k)のセットのうちの1つ以上の基地局に関連付けられた少なくとも2つのセル・セクタに提供することができる。1つの実施形態では、拡散スペクトル・セルラ・システム100はセルラ・ネットワークに基づいていてよく、そのセルラ・ネットワークは、少なくとも部分的に、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)規格に基づいていてよい。セルラ・ネットワークは、UMTS、CDMA2000などのプロトコルのいずれか1つを採用した2G、3G、または4G規格のいずれか1つに関連付けられることができるが、特定の規格または特定のプロトコルの使用は設計上の選択の問題であって、本発明には必ずしも重要ではない。
1つの実施形態では、従来のオープン・システム・インターコネクション(OSI)モデルは、移動局115(1)と基地局110(1〜k)のセットとの間でパケット・データ、およびメッセージ、パケット、データグラム、フレームなどの他のデータの伝送を可能にすることができる。用語「パケット・データ」には、情報、または所望の方法で配置されたメディア・コンテンツを含むことができる。パケット・データは、無線リンク・プロトコル(RLP)フレーム、信号リンク・プロトコル(SLP)フレーム、または他の任意の所望のフォーマットなど、しかしそれらに限定されるわけではないフレームとして送信することができる。パケット・データの例としては、音声、映像、信号、メディア・コンテンツ、または特定の用途に基づいた任意の他のタイプの情報を表すペイロード・データ・パケットがある。
図2を参照すると、この図は、本発明の実施形態の1つの例に従って、図1に示された移動局115(1)から基地局110(1)へのアップリンク120の伝送125で少なくとも2つのキャリア125(1、2)を用いてデータ165を伝送するための、時間ドメインおよび周波数ドメインにおける所望の拡散200を概略的に示している。この目的のために、送信機145は、データ165の伝送125で、時間ドメインおよび周波数ドメイン用に二次元拡散フォーマットを使用することができる。
一例を挙げれば、データ165は二次元ビットを含むことができる。送信機145がデータ165の二次元ビットを、移動局115(1)のユーザ(1)のために、時間および周波数ジョイント拡散の二次元ブロック200(1)に拡散することができる。このように、拡散スペクトル・セルラ・システム100は、ユーザ・データの二次元ビットを、それぞれ、対応する二次元ブロック200(1〜4)に拡散することにより、ユーザ(1〜4)のためにアップリンク120上で時間および周波数ジョイント拡散を提供することができる。
例えば、送信機145は、MC−CDMA伝送において、時間ドメインおよび周波数ドメインの両方で所望の拡散200を可能にすることができる。この目的のために、送信機145は、周波数ドメインの拡散因数158を「X」、時間ドメインの拡散因数を「Y」と定義することができる。送信機145は、ユーザ用のデータ165のM*NビットをX*Y周波数・時間ブロック200(1〜4)に拡散できる。X=M*N、Y=1の場合には、この拡散は、MC−CDMAシステムに適している。X=1、Y=M*Nの場合には、この拡散は、MC−DS−CDMAシステムに適している。
図3を参照すると、この図は、本発明の1つの実施形態の例に従って、拡散を時間方向および周波数方向に分散する二次元の拡散300を概略的に示している。詳細には、二次元の拡散300は、第1の分散である時間方向の拡散305および第2の分散である周波数方向の拡散310を有している。
符号分割多重接続(CDMA)プロトコル・ベースの通信またはセルラ・システムなどの拡散スペクトル・セルラ・システム100において、移動局115(1)は、所望の拡散200を提供するために拡散符号を使用することができる。拡散符号とは、大ざっぱに言えば、アップリンク120でデータを伝送するために割り振られた周波数スペクトル全体を包含するようにデータ信号を拡散するために使用される符号である。例えば、広帯域CDMA(WCDMA)通信システムにおいて、拡散コードは、データ転送に割り振られる広帯域スペクトル全体を使用するようにデータ信号を拡散することができる。拡散符号は、拡散スペクトル・セルラ・システム100などの無線通信システムにおいて、空気インターフェース上のデータ・チャネル同士を互いに分離することができる。異なるセル同士を分離するために拡散符号の1つのセットをダウンリンク140(順方向リンクとしても知られる)で使用し、拡散符号の別のセットがアップリンク(逆方向リンクとしても知られる)120の個々の移動局115を分離することができる。
例えば、送信機145は、MC−CDMA伝送において、単一の二次元拡散符号を用いるか、または2つの縦続接続された一次元拡散符号を用いることにより、時間方向および周波数方向の両方で二次元拡散300を使用可能にすることができる。送信機145は、チップを時間方向および周波数方向に分散しておいて、長さLの拡散符号から長さLの二次元拡散符号を形成することができる。縦続接続された拡散符号を形成するには、送信機145は、適切なピーク対平均比(PAPR)特性を持つ拡散符号、例えば、相補的Golay符号を使用することができる。
移動局115(1)からの要求がMおよびNの所望の値を提供することができる。あるいは、基地局110(1)がMおよびNの所望の値を指定することもできる。ただし、各移動局115が使用するMおよびNは異なってよい。所望の最大周波数ダイバーシティ・ゲインは、1つの実施形態では、大きいM値で得ることができる。一方、小さいM値を選択することにより、送信機145は、基地局110(1)での直交性を基本的に保持しながら、実質的に符号のゆがみに対処することができる。送信機145は、200(1)などのM*Nデータ・ブロックに時間・周波数インターリーブを適用することができる。周波数拡散が合計の使用可能帯域幅の一部に実施される場合、移動局115(1)は、周波数ダイバーシティをさらに高めるために符号ホッピングを使用することができる。
図4に進むと、本発明の1つの実施形態に従って、アップリンク伝送の方法を実施するための説明が様式化されて示されている。この方法は、データ165の第1および第2のデータ部分165(1、2)を時間ドメインおよび周波数ドメインに拡散されるように変更することにより、ジョイント拡散を提供することができる。データ165を伝送するために、移動局115(1)は、伝送125で多重キャリア符号分割多重接続(MC−CDMA)プロトコルを使用することができる。
したがって、ブロック400において、送信機145は、移動局115(1)などの少なくとも1つの移動局が、アップリンク120の伝送125の時間ドメインおよび周波数ドメインで所望の拡散を提供するようにできる。すなわち、拡散スペクトル・セルラ・システム100内のアップリンク120でデータを伝送するために、移動局115(1)は、基地局110(1)への無線通信用に時間ドメインおよび周波数ドメインの拡散を提供できる。
ブロック405において、送信機145は、時間ドメイン内の第1のデータ部分165(1)を周波数ドメイン内のデータ165の第2のデータ部分165(2)とジョイントさせて拡散させることができる。拡散因数158は、ブロック410に示されているように、伝送125における時間方向および周波数方向の所望の拡散を定義することができる。ブロック415において、移動局115(1)は、アップリンク120上の伝送125で第1および第2のキャリア125(1、2)を用いてデータ165を基地局110(1)に伝送することができる。
判断ブロック420の検査は、拡散因数158の変更が示されているかどうかを確かめることができる。判断ブロック420で拡散因数158の変更が示されている場合、送信機145は、時間ドメインおよび周波数ドメインで所望の拡散を得るために、ブロック425に示されているように、伝送125のデータ165の第1および第2のデータ部分165(1、2)の分散を選択的に変更することができる。しかし、拡散因数158の変更が示されていない場合、送信機145は、ブロック410に示されているように、拡散因数158を引き続いて使用できる。
1つの実施形態では、アップリンク120において、専用物理データ制御チャネル(DPDCH/DPCCH)を、拡散因数158を用いて所与のチップ・レートに拡散することができる。拡散因数158は、特定のサービスがアップリンク120において専用物理データ制御チャネルを拡散するためのユーザ・ビット・レートを示すことができる。
1つの実施形態では、拡散スペクトル・セルラ・システム100は、各ユーザまたは企業が所望する速度およびカバレージで移動データを無線で伝達することができる。1つの実施形態によると、高速無線データ・ネットワークは、インターネット・プロトコル(IP)ネットワークがインターネットおよび公衆電話システム(PSTN)を含むように、1つ以上のデータ・ネットワークを含むことができる。第3世代(3G)移動体通信システム、すなわち、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)は、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP)仕様に従ったマルチメディア・サービスをサポートする。UMTSは、広帯域符号分割多重接続(WCDMA)とも呼ばれ、パケット交換ネットワークであるコア・ネットワーク(CN)、例えば、IPベースのネットワークを含む。インターネットのアプリケーションと移動体のアプリケーションが併合されるため、UMTSユーザは遠隔通信およびインターネット・リソースの両方にアクセスできる。ユーザにエンド・ツー・エンド・サービスを提供するために、UMTSネットワークは、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(3GPP2)規格に指定されたUMTSベアラ・サービス階層化アーキテクチャをデプロイすることができる。エンド・ツー・エンド・サービスの規定は複数のネットワークに渡って伝えられ、プロトコル層の対話によって実現される。
本発明の部分および対応する詳細な説明は、ソフトウェア、またはアルゴリズムおよびコンピュータ・メモリ内のデータ・ビットに対する動作の記号表現に関して示される。このような説明および表現は、当業者がその仕事の実体を他の当業者に効果的に伝える手段として使用されるものである。アルゴリズムとは、この用語が本明細書で使用された場合、一般に使用された場合と同様に、所望の結果に導く、自己矛盾のない一連のステップであると考えられる。これらのステップは、物理量の物理的操作を必要とするものである。通常、ただし必須ではないが、これらの量は、記憶、転送、組合せ、比較、およびそうでなければ操作が可能な光学的、電気的、または磁気的信号の形をとる。主として一般的な習慣が理由で、これらの信号をビット、値、要素、記号、文字、用語、数字などと呼ぶと便利であることが時々証明されている。
ただし、これらの用語および同様の用語はすべて、適切な物理量に関連付けられており、これらの量に適用される便利なラベルにすぎないことを記憶に留めておくべきである。他に特に断りがない限り、あるいは説明から明らかなように、「処理」、「コンピューティング」、「計算」、「判定」、「表示」などの用語は、コンピュータ・システムのレジスタおよびメモリ内の物理的、電子的量として表されるデータを操作し、コンピュータ・システムのメモリまたはレジスタまたは他のそのような情報記憶、送信、または表示装置内で同様に物理量として表される他のデータに変換する、コンピュータ・システムまたは同様の電子計算装置のアクションおよびプロセスを指す。
また、ソフトウェアが実現する本発明の態様は、普通は、何らかの形のプログラム記憶媒体上に符号化されるか、またはいずれかのタイプの送信媒体を介して実現されることにも留意されたい。プログラム記憶媒体は磁気式(例えば、フロッピー(登録商標)・ディスクまたはハード・ドライブ)または光学式(例えば、コンパクト・ディスク読取専用メモリ、すなわち「CD ROM」)であってよいし、読取専用またはランダム・アクセスであってよい。同様に、送信媒体は対のより線、同軸ケーブル、光ファイバ、または当業者に知られている他の適切な送信媒体であってよい。本発明は、所与の実装のこれらの態様によって限定されることはない。
上述の本発明を、添付の図を参照しながら説明する。種々の構造、システム、およびデバイスを、説明を目的としてのみ、さらに当業者に周知の詳細で本発明をあいまいにしないように、図面に概略的に示す。それでも、添付の図面は、本発明の例示的な例を挙げて説明するために記載されている。本明細書で使用される語および句は、当業者による、その語および句の解釈と矛盾しない意味を持つものと理解および解釈されたい。本明細書の用語または句の一貫した用法によって、その用語または句の特別な定義、すなわち、当業者によって解釈される通常の、習慣的な意味と異なる定義を意味することは意図されていない。用語または句が特別な意味、すなわち、当業者による解釈以外の意味を持つことが意図されている限り、そのような特別な定義が、明細書の中で、その用語または句の特別な定義を直接的に、明確に提供する定義らしい方法で明示的に記載される。
本発明は、本明細書の中では遠隔通信ネットワーク環境で有用として例示されているが、他の接続環境においても用途がある。例えば、上述のデバイスのうちの2つ以上を、ハード配線、無線周波数信号(例えば、802.11(a)、802.11(b)、802.11(g)、Bluetoothなど)、赤外線結合、電話線とモデムなどのデバイス間接続によって結合することができる。本発明は、2人以上のユーザが相互に接続され、互いに通信できるすべての環境で用途があり得る。
当業者は、本明細書の種々の実施形態に示された種々のシステム層、ルーチン、またはモジュールは、実行可能な制御ユニットでよいことを理解するであろう。このような制御ユニットとしては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ、(1つ以上のマイクロプロセッサまたはコントローラが組み込まれた)プロセッサ・カードまたは他の制御またはコンピューティング・デバイス、および1つ以上のストレージ・デバイスに収納された実行可能な命令があり得る。このストレージ・デバイスとしては、データおよび命令を記憶するための1つ以上の機械可読記憶媒体があり得る。この記憶媒体としては、動的または静的ランダム・アクセス・メモリ(DRAMまたはSRAM)、消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(EPROM)、電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリ(EEPROM)およびフラッシュ・メモリなどの半導体メモリ・デバイス、固定、フロッピー(登録商標)、取外し可能ディスクなどの磁気ディスク、テープなどの他の磁気媒体、コンパクト・ディスク(CD)またはデジタル・ビデオ・ディスク(DVD)などの光媒体など様々な形のメモリがあり得る。様々なシステム内の種々のソフトウェア層、ルーチン、またはモジュールを構成する命令はそれぞれのストレージ・デバイスに記憶されていてよい。命令が個々の制御ユニットによって実行されると、対応するシステムが、プログラムされた動作を実行する。
本発明は、本明細書の教示の受益者である当業者には明らかな、異なるが均等の方法で修正および実施できるので、本明細書で開示された特定の実施形態は例示のためだけである。さらに、添付の特許請求の範囲に記載されたことを除いて、本明細書に示された構成または設計の詳細に限定されることは意図されていない。したがって、本明細書で開示された特定の実施形態は変更または修正することが可能であることは明らかであり、そのような変形は、本発明の範囲および精神から逸脱しないと考えられる。したがって、本明細書で求める保護は、添付の特許請求の範囲の記載のとおりである。
Claims (10)
- セルラ・システム内の少なくとも1つの移動局と基地局との間の無線通信の方法であって、
前記基地局へのアップリンクでの伝送で少なくとも2つのキャリアを用いてデータを伝送するために、時間ドメインおよび周波数ドメインで所望の拡散を提供するステップを含む方法。 - 時間ドメイン内の前記データの第1の部分を周波数ドメイン内の前記データの第2の部分とジョイントさせて拡散させるステップと、
前記伝送における時間方向および周波数方向の所望の拡散を拡散因数に基づいて定義するステップと、
前記伝送における前記データの前記第1および第2の部分を、前記時間ドメインおよび前記周波数ドメインで所望の拡散用に前記拡散因数に基づいて選択的に変更するステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記少なくとも2つのキャリアに基づいて、前記アップリンクで前記データを伝送するために拡散スペクトル・プロトコルを使用するステップ
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 符号分割多重接続に関連付けられた前記少なくとも2つのキャリアを、前記少なくとも1つの移動局からの前記アップリンクでの前記伝送用の拡散スペクトル・プロトコル用に選択するステップと、
二次元の1つ以上のビットを含む前記データを前記伝送で拡散させるための、周波数ドメインおよび時間ドメインの拡散因数を定義するステップと、
前記データの前記二次元の1つ以上のビットを時間および周波数ジョイント拡散の二次元の1つ以上のブロックに拡散させるステップと
をさらに含む、請求項3に記載の方法。 - 前記基地局からの標識を受信するステップと、
前記標識に応答して、前記少なくとも1つの移動局が前記データを伝送するために時間ドメインおよび周波数ドメイン内で前記拡散を提供できるようにするステップと
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記データの前記伝送における前記時間ドメインおよび前記周波数ドメイン用の二次元拡散フォーマット、前記二次元拡散を提供するための単一の二次元拡散符号、前記二次元拡散を提供するための少なくとも2つの一次元拡散コードの少なくとも1つを使用し、前記所望の長さの拡散符号を用いて所望の長さの二次元拡散符号を形成するステップをさらに含み、前記拡散符号は所望のピーク対平均比を持つ、請求項1に記載の方法。
- 複数の移動局のそれぞれの移動局で使用される、前記データの前記第1の部分に関連付けられた異なる値の第1のビット数および前記データの前記第2の部分に関連付けられた第2のビット数を提供するステップを
さらに含む、請求項6に記載の方法。 - セルラ・システム内の少なくとも1つの移動局と基地局との間の無線通信の方法
であって、
前記基地局へのアップリンクでの伝送で少なくとも2つのキャリアを用いてデータを伝送するために、時間ドメインおよび周波数ドメインで所望の拡散を可能にするための標識を前記少なくとも1つの移動局に提供するステップを含む方法。 - 前記少なくとも1つの移動局に標識を提供するステップが、時間および周波数ジョイント拡散フォーマットに基づいて少なくとも1つの二次元データ・ブロックに拡散される少なくとも1つの二次元ビットのデータの第1の次元ビット値および第2の次元ビット値を組み込むステップを
さらに含む、請求項8に記載の方法。 - 前記標識に応答して、前記少なくとも1つの移動局に、前記少なくとも1つの移動局からの前記アップリンクでの前記伝送において時間ダイバーシティおよび周波数ダイバーシティを使用させるようにするステップ
をさらに含む、請求項9に記載の方法。
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