JP2009509855A - 多目的データ及びエンジアリングシステム205用の方法及び装置 - Google Patents

多目的データ及びエンジアリングシステム205用の方法及び装置 Download PDF

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Abstract

船舶の船内に製造設備を装着し、設置する方法に関する。船舶は、先ず最初に船舶の海水箱を使用して海水を取り込んで船舶のバラストタンクを充填し、製造設備を連続的に且つ安全に作動できるようにする上で妥当な安定係数を確保する。
【選択図】図1

Description

本発明は、製造設備を船舶の船内に装着し、設置する方法に関する。船舶は、先ず最初に船舶の海水箱を使用して海水を取り込み、船舶のバラストタンクを充填し、製造設備を連続的に且つ安全に作動できるようにする上で妥当な安定係数を確保する。
本発明は、船舶(marine vessel)、大型船(ship)、艀、又は海洋プラットホームヴィークル(これらは全て、集合的に、船舶として周知である)を使用し、製品を製造し、次いで分配システム、主に地球上の、地上の港湾、ターミナル、及び港に送出する。分配システムは、特製の浮動構造であると呼ぶこともできる。こうした構造は、地上の港湾ターゲットの近くに置かれる。
製造された製品は、処理水、壜詰め水、パッケージングした水、アルコール飲料、産業用化学物質、産業用ガス、塩、メタンやディーゼル油等の炭化水素留出物である。
この他の製品は、鉄、鋼、アルミニウム、等の金属、電子部品、デバイス、及び組み立てたデバイス等の製造品であり、製造設備は、更に、半導体、医薬品、及び地上設備で製造される他の代表的な産業用の商品等を製造する。
本発明の概念は、原料を海又は地上の多くのターミナルのいずれかから取り入れる捕捉システムとして船舶を使用し、製造を船舶の船内即ち「現場」で行うと同時に、船舶を、第1の遠隔の場所にある所定の出発点から第2の遠隔の場所にある所定の到着点まで移動することである。変形例には、特定の製造活動の全プロセスの一部を行うために船舶を使用することが含まれる。
更に、船のバラストシステムを、船舶で実施される上述の製造活動を行うための手段の一つとして開示する。
以上の事項の詳細は、シンガポール国特許出願第200506252−6号に開示してある。
本発明の目的は、製造設備を船舶の船内に船内に装着し、設置する方法に関する。船舶は、先ず最初に船舶の海水箱を使用して海水を取り込み、船舶のバラストタンクを一杯にし、製造設備を連続的に且つ安全に作動できるようにする上で妥当な安定係数を確保する。
本発明には幾つかの形体があり、これらの形体のうちの「最良の態様」のプロセス及び方法を開示する。
[水及び水と関連した製品]
処理水を製造するため、船舶は、海運産業で海水箱とも呼ばれる海水取り込みバルブを使用して海水を取り込み、船のバラストタンクを充填する。船は、船内の海水処理プラントを備えている。このプラントは、バラストシステムから海水を徐々に引き込んで処理水を製造する。これは、海水の組成が、処理中、特に船舶が処理水を製造すると同時にこれを所期の分配システムに送出する場合、ほぼ一定であるため、有利である。バラストシステムの充填により、更に、船は正しいトン数に保持される。これは、徐々に製造される処理水の重量が、処理の最初の期間中及び船舶の航海中に十分でないためである。
更に、処理水には、炭酸飽和、壜詰め、及びパッケージング等の他の種類の製造プロセスが加えられてもよい。ビール等のアルコール飲料の発酵を行うための原料として使用してもよい。
処理水を製造し、発酵を船内で行う場合、ビールを製造するためのホップ、大麦、及び他の材料を地上の様々な場所から船舶に積み込む方法もまた開示する。更に、PETボトル又はペレット、パッケージング材料等の様々な原料を積み込み、最終製品を製造することによって、船舶で、船を使用した工場のように飲料を製造する方法もまた開示する。
[水処理手段]
更に、先ず最初に、処理水を製造する方法を開示する。この方法は、海水又は未処理の水源を、適当には電気分解デバイスを使用して水素と酸素に分離し、次いで水素及び酸素を燃料電池で化合することによって純水を生成することによって行われる。更に、燃料電池が発電を行うため、プロセス全体が効率的になる。次いで、純水を再ミネラル化システムに通し、飲用にする。この方法は、地上のプラントで行ってもよいし、船舶で行ってもよい。電気分解デバイスは、船舶の動力プラントで作動してもよいし、太陽エネルギデバイス又は風力エネルギデバイス等の別のデバイスで作動してもよく、これによりプロセス全体の燃料消費及びエネルギの消費を更に減少する。
[水収益強化手段]
更に、水処理を行うと同時に貨物の運搬を行う船舶を開示する。貨物は、標準的な船舶輸送用コンテナであってもよいし、日用物資等のばら荷であってもよく、船舶が複数の活動を行うことができることにより収益を最大にする。貨物船は、その戻り旅中、空荷であるということに着目されたい。
[塩]
本発明は、更に、海水又は塩水を捕捉するための手段として船舶を使用する。塩製品は、分配システムに送出する前にパッケージされる。二つの態様があり、その一方は、船舶が海水を捕捉し、海水を船内のプラントに通して塩を製造する方法である。プラントは、真空源蒸発デバイスであってもよいし、熱蒸発システムであってもよい。第2の態様は、地上の海水脱塩プラントから塩水排出物を積み込み、船内で塩を回収する方法である。塩は、産業用製品であるとも考えられる。
[化学物質及び産業用ガス]
本発明は、更に、海水又は他の原料を捕捉し、所望の化学物質及び産業用製品を製造するための手段として船舶を使用する。様々な産業用ガスを製造し、又はこれらのガスを化合して所望の化学物質を得るのに海水電気分解システムを使用してもよい。シンガポール国特許出願第200506252−6号には、更に、船舶が、船内で化学物質を製造するのに必要な様々な原料を、様々な分配システムから取り入れることができるようにする手段が開示してある。
[鉄及び鋼、金属及び鉱石]
本発明は、スクラップ金属又は鉱石、又はこれらの両方を集め、鉱石の処理、スクラップ金属の精錬を船内で行うと同時に、最終的な金属製品を船舶が多数の分配システムに送出する、船舶を使用する。
[炭化水素(海水から発生した過剰のH2)]
本発明は、更に、木材、廃棄物、ガラス、スクラップゴム、石炭等の所定範囲の炭質供給原料を集め、これらの供給原料を加熱し(加熱には、シンガポール国特許出願第200506252−6号に開示されているように、ガラス化や熱分解が含まれる)、二酸化炭素、一酸化炭素、及び水素を含む合成ガスと呼ばれるガスを得るために船舶を使用する。
次いで、合成ガスを触媒で反応させ、メタンガスから重質の燃料留出物の範囲の合成炭化水素を発生する。入力供給原料により得られる成分が一酸化炭素(合成ガス)又は二酸化炭素のいずれであるのかに応じて、フィッシャー−トロプス法又はサバチエ法により、ポリマー合成手段が提供される。
本発明は、更に、過剰の水素をこの合成ガスに導入する。過剰の水素は、海水から、船舶に取り付けられた電気分解デバイスによって得られる。このデバイスには、船舶の動力プラント、太陽エネルギデバイス、又は風力エネルギデバイスから電力を供給できる。
[船での汚水からの炭化水素の発生]
本発明は、更に、船舶に設けられた、嫌気性触媒が入ったバイオリアクターに汚水を入れ、船舶の動力プラント及びこの動力プラントの冷却システムからの廃熱を使用し、メタン及び二酸化炭素を含むガス流出物を製造する船舶を使用する。メタンガスを分離し、後に地上の複数の分配システムに送出するために貯蔵する。
[船で発生した合成ガスからの炭化水素の発生]
本発明は、更に、合成ガスを製造し、船内の製造プラントに合成ガスを送出し、次いで炭化水素製品を地上の複数の分配システムに送出するのに船舶を使用する。
船舶は、更に、地上で発生させた合成ガスを積み込み、炭化水素を船内で製造しながら製造中の製品をその所期の場所(地上の分配システム)に送出する。
[汎燃料動力プラント設計を持つ船舶]
本発明は、更に、船舶を作動する燃料として炭質材料を使用できるようにすることによって、供給原料から合成ガスを発生することによって、及び合成ガスを燃焼用燃料として使用することによって、動力プラントで様々な種類の燃料を使用できる船舶用の方法を含み、このような方法を開示する。
[特別のフィッシャー−トロプス(FT)/サバチエラック取り付け設計]
本発明は、更に、複数の小型反応器を含むFT/サバチエ反応器設計に関する。各小型反応器は、合成用の反応体ガスを反応器に供給するガスラインに連結されている。この設計により、輸送及びモジュール建設を容易にするための甲板取り付け(レール取り付け)を行うことができる。
次に、本発明の例示の実施例を添付図面を参照して例として説明する。
図1を参照し、本発明のプロセスフローを開示する。船舶バラストシステムを持つ船舶を、処理及び処理水の製造を船内で行うための原料源として使用し、次いで処理水を複数の分配システムに送出する。
船舶によって海水を海水箱又は海水取り入れバルブによって捕捉し、バラストシステムを所定レベルまで充填する。次いで、本発明の船内処理プラントが海水をバラストシステムから徐々に引き込んで処理水を製造する。
海水でバラストシステムを所定レベルまで充填したとき、船舶を設計最上吃水レベルで移動できると同時に船内で処理を行うために海水を提供できる。
記:水処理プラントは海水脱塩ユニットであってもよい。これは、逆浸透フィルタを展開するプラントであってもよいし、利用可能な様々な海水処理技術を使用するプラントであってもよい。現存の船舶の場合には、真の「接続するだけで作動する(プラグ・アンド・プレイ) 」を実施できる。これは、バラスト排出パイプを追加の鋼製配管で海水処理プラントに再連結できるためである。このようなプラントの多くは、スキッド甲板取り付け式の商業的ユニットとして提供される。これらのユニットの幾つかは、標準的な船積み用コンテナで完全にコンテナ化してある。これは、HACCP等の処理製造標準に適う。「接続するだけで作動する」形体及び作動モードでは、船舶は、水処理プラント及びその関連した配管接続を形成するとき、他の仕事を行うことができる。これにより、製造標準及び衛生標準を全く損なうことなく、飲料の製造や壜詰め等の「高付加価値」の仕事が行われる。
ビール等のアルコール飲料を製造する場合には、標準化したユニット即ちモジュール式にコンテナ化したユニットを用いて発酵及び醸造を行うことにより、一つの遠隔の場所から別の場所への船舶の輸送中にエレメントが汚染されないようにする。更に、船舶で飲料製造作業及び壜詰め作業を行う場合、バラストシステムは、一つの遠隔の場所から第二の遠隔の場所への船舶の輸送中、波の作用による甲板の揺れを抑えるための手段を提供するということに着目すべきである。
塩の製造及び回収を行う場合には、熱蒸発器システムを船舶の適当な部分に取り付け、海水を海水箱又はバラストシステムのいずれかから、又はこれらの両方から、塩水を熱蒸発器システムに入れる。
図2を参照すると、モジュール式フィッシャー−トロプス/サバチエ反応器設計が開示してある。小型反応器ベッセルがスキッド甲板又はラック取り付けパッケージで組み合わせられており、各ベッセルには、更に、ガスパイプが設けられている。 これらのパイプは、(i)合成ガス源、(ii)COガス源、(iii)CO2ガス源(iv)H2ガス源、又はこれらの組み合わせに連結される。反応器ベッセルRR1は適当な配向で配置されており、次いで、ベッセル支持プレートRR3によってベッセル上部構造RR4に取り付けられている。各ベッセルには、特定の所定の触媒材料RR2が設けられている。本発明の実施例では、各ベッセルは、更に、単一のモジュールで多数の(ポリマー長が異なる)炭化水素製品の合成を可能にする異なる反応器触媒を備えていてもよい。
図3を参照すると、本発明は、船舶を使用し、木材、バイオマス、石炭、処理済廃棄物、等を含む炭質供給原料等の原材料を捕捉し、次いで所定の熱処理手段を使用し、合成ガス、即ち水素(H2)、一酸化炭素(CO)、又は二酸化炭素(CO2)を含むガス混合物を得る。次いで、このガス混合物を、メタン生成反応システムに通し、合成天然ガスを発生する。しかしながら、ガス混合物(合成ガス)をフィッシャー−トロプス(FT)反応システムに通し、メタンから比較的長いポリマーの炭化水素までの範囲の合成炭化水素を製造してもよい。過剰の炭化水素は、メタン生成及び/又はFT反応プロセス(反応効率が高く、分子量が比較的高い炭化水素製品を合成する可能性が高い)を促進する。バラストシステム(3)を海水源として再び使用してもよく(余分の水素を取り出すため)、又は海水電気分解デバイス(5)及び(6)は、船舶の海水箱又はバラストシステム、又はこれらの両方から取り入れた海水から水素を取り出すことができる。CO2供給原料ガス化ユニット(8)は、単一のガス化ユニットであってもよいし、又はアレイをなしていてもよく、合成ガス製造ユニットであってもよい。このガス化ユニット(8)は、合成ガス、即ちCO、CO2、及びH2を含有するガス混合物を得るためのユニットである。海水電気分解デバイスである(5)及び(6)は、本発明のプロセスで必要とされる場合に過剰の水素を供給するということに着目すべきである。サバチエ反応器システム(9)の代わりにメタン化反応器システムを使用してもよいし、プロセス設計に応じて組み合わせてもよい。幾つかの場合において、本発明で製造したメタンガスを船舶の船内の液化ユニット(11)によって液化し、これを船舶のLNG(液化天然ガス)収容システムに貯蔵してもよい。
図4を参照すると、船舶は、船舶の海水箱を用いるのではなく、船舶のバラストシステムから直接捕捉した海水から過剰の水素を発生する。図4は、それ以外は図3のシステムと同様である。
図5を参照すると、船舶にMB2炭化水素合成反応器システム及び供給原料の捕捉及び処理を行う多くの供給原料捕捉ユニットが設けられたプロセスフローが開示してある。CT1は、材料焼却炉システムであり、続いて行われるサバチエ発生−変換のため、CO2ガス流を発生する。CA1は、石炭ガス化システムであり、CA2から蒸気が入力される。更に、EL1及びEL2によって汚水を捕捉できる、ここでメタン及び二酸化炭素を含有するガス流出物を隔離し、次いでメタンを液化し、船舶内に貯蔵する(船舶の大きさ、製品の流量、及び製品の必要な送出速度によっては液化を行わなくてもよい。
図6を参照し、石炭を炭質供給原料として使用する専用の船舶を開示する。石炭を地上の供給源から受け取って供給原料システムCG1に入れ、これをCG3から蒸気を追加することによりガス化システムCG2でガス化する。蒸気動力プラントを持つ現存のLNG船について、これにより、サイクルの実施回数が減少する。これは、動力プラントが発生する蒸気を船舶の動力プラント及びプロセス合成の両方で使用できるためである。
図7を参照すると、この図には、船舶の断面が開示してある。ここで、(1)は製品貯蔵収容システムであり、(2)は、大型船のバラストシステムのバラストタンクであり、(8)は、炭質供給原料貯蔵ユニットであり、(3)、(5)、及び(6)は、供給原料加工システム及び反応器デバイスを含むプロセス機器の構成要素及びサブシステムである。(7)は、製品(例えば液化天然ガス)を分配システムに最終的に分配する製品分配マニホールドである。(4)は、適当な密封構造に設けられた海水電気分解デバイスであってもよい。
図8を参照すると、船舶の様々な図の輪郭が示してある。(1)は、本発明の好ましい任意の実施例に従って形成された上部構造(図示せず)を含む船舶の開放デッキであり、(2)は、前記上部構造(図示せず)を船舶に取り付けるのに利用できる空間の平面レイアウトを示す。(3)は、本発明の好ましい実施例の各々による様々な構成要素及びサブシステムを収容できる貨物ホールドの概略図である。
当業者は、本発明の精神及び範囲内で変更を行うことができる。従って、本発明は、上文中に例として説明した特定の実施例に限定されない。
海水をバラストタンクに取り込み、海水をバラストタンクから水処理システムに送出し、海水を処理して処理水にし、これを船舶の船内の製造システムで使用する、船舶のプロセスフローを示す図である。 船舶等のヴィークルシステムに取り付けるためのサバチエ反応チャンバの構造及びレイアウトを示す図である。 炭化水素製品を合成するために水素及び炭素を取り出し、メタンである場合には、随意であるがこれを船内で液化してLNGにするため、船舶の海水箱及びバラストシステムに連結された捕捉システムの図である。 海水から水素を取り出すための船舶のバラストシステムに連結された捕捉システムの図であり、特にサバチエ反応システムは、フィッシャー−トロプス反応システムであってもよく、合成ガス製造源に連結されていてもよく、更に分子量が高い炭化水素製品を合成するために追加の水素を供給する。 炭化水素製品を発生するため、炭素及び水素の多数の捕捉システムが船舶の炭化水素合成装置に連結されており、製品の合成及び送出中にメタンを船内で液化してもよく、メタンを発生する汚水及び嫌気性反応器が処理及び貯蔵のために直接送出する、本発明の図である。 石炭を船舶に積み込み、ガス化し、更に炭化水素合成反応器に通し、海水を電気分解することにより水素を捕捉する手段の代りに、水素を導入することについてのオプションとして蒸気源を使用してもよい、本発明の図である。 船舶の断面レイアウト図である。 船舶、及び船舶のモード(水素、水、又は慣性した製品又は化学物質を製造するため)に応じて船内製造システムを含む様々な構成要素を保持するその様々な貨物ホールドのレイアウト図である。

Claims (41)

  1. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所と、第3分配場所とを含む製造品製造方法であって、前記第1の遠隔の場所は、一次原料として使用するための海水を捕捉し、所定数の二次原料を前記第2分配場所から前記船舶に取り入れ、前記製造品を前記第3分配場所に送出する、方法において、
    (a)前記第3分配場所で前記第1の遠隔の場所から製造品を受け取ること、
    (b)前記船舶は、前記第2分配場所で、前記所定数の二次原料を受け取ること、
    (c)前記第1の遠隔の場所は、前記第2分配場所から前記第3分配場所までの航海中に製造を実施し、前記製造品を製造すること、
    を含む、方法。
  2. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む処理水製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、海水を捕捉して処理水を製造し、前記第2分配場所は、処理水を分配する、プロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で処理水を受け取る工程であって、処理水が、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)前記船舶の海水箱から海水を捕捉し、
    (ii)前記船舶のバラストシステムを捕捉した海水で所定レベルまで充填し、
    (iii)海水を前記バラストシステムから海水処理プラントに引き込んで処理水を製造し、
    (iv)処理水を船舶の貨物システムに貯蔵する
    ことによって製造される、工程と、
    (b)処理水を前記遠隔の場所から前記第2分配場所まで送出する工程と
    を含む、プロセス。
  3. 処理水を製造し貨物を送出する方法であって、船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所と、第3分配場所とを含み、前記第1の遠隔の場所は、海水を捕捉して処理水を製造し、前記第2分配場所から船舶内への貨物の積み込みを行い、処理水及び貨物を前記第3分配場所に送出する方法において、前記プロセスは、
    (a)前記第3分配場所で処理水を前記第1の遠隔の場所から受け取ること、
    (b)前記船舶は、前記第2分配場所で貨物を受け取ること、
    (c)前記船舶は、貨物を前記第3分配場所に送出すること、
    を含む、方法。
  4. 純水製造プロセスにおいて、
    (a)未処理の水源を捕捉し、未処理の水を水素及び酸素に分離する工程であって、この工程が、
    (i)未処理の水を捕捉すること、
    (ii)未処理の水を電気分解によって水素及び酸素に分離すること、
    (iii)水素及び酸素を燃料電池デバイスに入れて再結合することによって純水を得ること
    を含む方法によって行われる、工程と、
    (b)処理水を分配システムに送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  5. 処理水製造プロセスにおいて、
    (a)未処理の水源を捕捉し、未処理の水を水素及び酸素に分離する工程であって、この工程が、
    (i)未処理の水を捕捉すること、
    (ii)未処理の水を電気分解によって水素及び酸素に分離すること、
    (iii)水素及び酸素を燃料電池デバイスに入れて再結合することによって純水を得ること、
    (iv)純水をミネラル化して処理水にすることによって純水を処理水にすること
    を含む方法によって行われる、工程と、
    (b)処理水を分配システムに送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  6. 処理水製造プロセスであって、船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含み、前記第1の遠隔の場所は海水を捕捉して処理水を製造し、前記第2分配場所は処理水を分配する、プロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で処理水を受け取る工程であって、処理水は、前記第2分配場所で、
    (i)海水を捕捉して船舶に入れること、
    (ii)電気分解により海水を水素及び酸素に分離すること、
    (iii)水素及び酸素を燃料電池デバイスに入れて再結合することによって純水を得ること、
    (iv)純水をミネラル化して処理水にすることによって純水を処理水にすること、
    (v)処理水を船舶の貨物システムに貯蔵すること、
    を含む方法によって製造される、工程と、
    (b)処理水を前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  7. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む塩製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、海水を捕捉して塩を製造し、前記第2分配場所は塩を分配する、プロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で塩を受け取る工程であって、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)海水を船舶内に捕捉すること、
    (ii)海水を塩製造プラントに送出し、海水から塩を回収すること、
    (iii)回収した塩を取り出して塩の純粋化を行うこと、
    (iv)塩を船舶の貨物システムに貯蔵すること
    を含む方法によって塩が製造される、工程と、
    (b)塩を前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  8. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む塩製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、塩水を捕捉して塩を製造し、前記第2分配場所は塩を分配する、プロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で塩を受け取る工程であって、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)塩水を船舶内に捕捉すること、
    (ii)塩水を塩製造プラントに送出し、海水から塩を回収すること、
    (iii)回収した塩を取り出して塩の純粋化を行うこと、
    (iv)塩を船舶の貨物システムに貯蔵すること
    を含む方法によって塩が製造される、工程と、
    (b)塩を前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  9. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含むパッケージ飲料製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は所定数の原料を受け取ってパッケージ飲料を製造し、前記第2分配場所はパッケージ飲料を分配する、プロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所でパッケージ飲料を受け取る工程であって、前記飲料は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)船舶内に処理水を捕捉すること、
    (ii)船舶内にパッケージ材料を捕捉すること、
    (iii)船舶内に所定の飲料製造成分を捕捉すること、
    (iv)処理水、前記成分、及びパッケージ材料を準備し、混合し、パッケージングし、パッケージ飲料を形成すること
    を含む方法によって製造される、工程と、
    (b)パッケージ飲料を遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  10. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含むパッケージ飲料製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は所定数の原料を受け取ってパッケージ飲料を製造し、前記第2分配場所はパッケージ飲料を分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所でパッケージ飲料を受け取る工程であって、前記飲料は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)海水を捕捉し、海水を処理水に変換し、船舶内に入れること、
    (ii)船舶内にパッケージ材料を捕捉すること、
    (iii)船舶内に所定の飲料製造成分を捕捉すること、
    (iv)処理水、前記成分、及びパッケージ材料を準備し、混合し、パッケージングし、パッケージ飲料を形成すること
    を含む方法によって製造される、工程と、
    (b)パッケージ飲料を遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  11. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含むアルコール飲料製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、所定数の原料を捕捉し、アルコール飲料を製造し、前記第2分配場所はアルコール飲料を分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所でアルコール飲料を受け取る工程であって、前記飲料は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)船舶内に処理水を捕捉すること、
    (ii)船舶内にパッケージ材料を捕捉すること、
    (iii)船舶内に所定の飲料製造成分を捕捉すること、
    (iv)処理水、前記成分、及びパッケージ材料を準備し、混合し、醸造し、発酵し、パッケージしてアルコール飲料にすること
    を含む方法によって製造される、工程と、
    (b)アルコール飲料を前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  12. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む鋼製品製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、鋼スクラップ材料を捕捉し、鋼製品を製造し、前記第2分配場所は鋼製品を分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で鋼製品を受け取る工程であって、前記鋼製品を、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)船舶内にスクラップ鋼を捕捉すること、
    (ii)船舶でスクラップ鋼を精錬すること、
    (iii)船舶で精錬した鋼を準備し冷却すること
    を含む方法によって製造する、工程と、
    (b)鋼製品を前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  13. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含むアルミニウム製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、鋼−アルミニウム材料を捕捉し、アルミニウムを製造し、前記第2分配場所はアルミニウムを分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所でアルミニウムを受け取り、前記製品を、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)船舶内でスクラップアルミニウムを捕捉すること、
    (ii)船舶でスクラップアルミニウムを精錬すること、
    (iii)船舶で精錬したアルミニウムを準備し冷却すること
    を含む方法によって製造する、工程と、
    (b)アルミニウム製品を前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  14. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む特定の化学製品の製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、前記製品の製造に必要な原料を捕捉し、前記第2分配場所は化学製品を分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で特定の化学製品を受け取る工程であって、前記製品を、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)船舶内に原料を捕捉すること、
    (ii)船舶内に製品先駆物質を捕捉すること、
    (iii)船舶で、原料及び先駆物質を特定の化学製品に製造すること
    を含む方法によって製造する、工程と、
    (b)化学製品を前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  15. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む特定の化合物の製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、前記化合物の製造に必要な原料を捕捉し、前記第2分配場所は化合物を分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で特定の化合物を受け取る工程であって、前記製品を、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)船舶内に原料を捕捉すること、
    (ii)船舶内に製品先駆物質を捕捉すること、
    (iii)船舶で、原料及び先駆物質を特定の化合物に製造すること
    を含む方法によって製造する、工程と、
    (b)化合物を前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  16. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む特定の化学的混合物の製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、前記化学的混合物の製造に必要な原料を捕捉し、前記第2分配場所は化学的混合物を分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で特定の化学的混合物を受け取る工程であって、前記製品を、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)船舶内に原料を捕捉すること、
    (ii)船舶内に製品先駆物質を捕捉すること、
    (iii)船舶で、原料及び先駆物質を特定の化学的混合物に製造すること
    を含む方法によって製造する、工程と、
    (b)化学的混合物を前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  17. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む、特定の化学的乳濁液の製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、前記化学的乳濁液の製造に必要な原料を捕捉し、前記第2分配場所は化学的乳濁液を分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で特定の化学的乳濁液を受け取る工程であって、前記製品を、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)船舶内に原料を捕捉すること、
    (ii)船舶内に製品先駆物質を捕捉すること、
    (iii)船舶で、原料及び先駆物質を特定の化学的乳濁液に製造すること
    を含む方法によって製造する、工程と、
    (b)化学的乳濁液を前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  18. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む炭化水素製品製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、前記第2分配場所で使用されるべき一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を形成し、前記第2分配場所は、炭化水素製品を形成するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で、一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を受け取る工程であって、前記混合物は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)炭質供給原料を準備すること、
    (ii)一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を、前記供給原料から熱分解によって取り出すこと、
    (iii)海水から過剰の水素を取り出してこれを合成ガスに加えること
    を含む工程によって製造される、工程と、
    (b)前記合成ガスをフィッシャー−トロプス反応システムで反応することによって、前記合成ガスを所定の炭化水素混合物に変換する工程と、
    (c)炭化水素製品を混合物から分離する工程と、
    を含む、プロセス。
  19. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む炭化水素製品製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、前記第2分配場所で送出されるべき炭化水素混合物を含む混合物を形成し、前記第2分配場所は、更に、炭化水素製品を分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で、炭化水素混合物を含む混合物を受け取る工程であって、前記混合物は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)炭質供給原料を準備すること、
    (ii)一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを、前記供給原料から熱分解によって取り出すこと、
    (iii)海水から過剰の水素を取り出してこれを合成ガスに加えること
    を含む方法によって製造される、工程と、
    (b)前記合成ガスをフィッシャー−トロプス反応システムで反応することによって、前記合成ガスを炭化水素混合物に変換する工程と、
    (c)炭化水素製品を前記炭化水素混合物から分離する工程と、
    を含む、プロセス。
  20. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含むメタン製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、メタンを含有する製品混合物を含む混合物を形成し、前記第2分配場所はメタンを分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で、メタンを含有する製品混合物を含む混合物を受け取る工程であって、前記混合物は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)炭質供給原料を準備すること、
    (ii)一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを、前記供給原料から熱分解によって取り出すこと、
    (iii)海水から過剰の水素を取り出してこれを合成ガスに加えること、
    (iv)合成ガスをフィッシャー−トロプス反応システムで反応することによって、合成ガスを製品混合物に変換すること
    を含む方法によって製造される、工程と、
    (b)メタンを製品混合物から分離する工程と、
    を含む、プロセス。
  21. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含むメタン製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、メタンを含有する製品混合物を含む混合物を形成し、前記第2分配場所はメタンを分配する、プロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所でメタンを受け取る工程であって、前記メタンは、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)炭質供給原料を準備すること、
    (ii)一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを、前記供給原料から熱分解によって取り出すこと、
    (iii)海水から過剰の水素を取り出してこれを合成ガスに加えること、
    (iv)合成ガスをフィッシャー−トロプス反応システムで反応することによって、合成ガスを製品混合物に変換すること、
    (v)メタンを製品混合物から分離すること
    を含む方法によって製造される、工程と、
    (b)メタンを前記遠隔の場所から前記第2分配場所に送出する工程と
    を含む、プロセス。
  22. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む化学製品製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、前記第2分配場所で使用されるべき、一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を形成し、前記第2分配場所は前記化学製品を形成する、プロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で、一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を受け取る工程であって、前記混合物は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)炭質供給原料を準備すること、
    (ii)一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を、供給原料から熱分解によって取り出すこと、
    (iii)海水から過剰の水素を取り出して過剰の水素を合成ガスに加えること
    を含む方法によって形成される、工程と、
    (b)合成ガスをフィッシャー−トロプス反応システムで反応することによって、合成ガスを所定の化学的混合物に変換する工程と、
    (c)化学製品を混合物から分離する工程と、
    を含む、プロセス。
  23. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む炭化水素製品製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、前記第2分配場所で使用されるべき、一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を形成し、前記第2分配場所は前記炭化水素製品を形成する、プロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で、一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を受け取る工程であって、前記混合物は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)炭質供給原料を準備すること、
    (ii)一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を、供給原料からプラズマガス化によって取り出すこと
    を含む方法によって形成される、工程と、
    (b)合成ガスをフィッシャー−トロプス反応システムで反応することによって、合成ガスを所定の炭化水素に変換する工程と、
    (c)炭化水素を混合物から分離する工程と、
    を含む、プロセス。
  24. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む炭化水素製品製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、第2分配場所に送出されるべき炭化水素混合物を含有する混合物を形成し、前記第2分配場所は、更に、炭化水素製品を分配するプロセスにおいて、
    (a)第2分配場所で、炭化水素混合物を含有する混合物を受け取り、前記混合物は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)炭質供給原料を準備すること、
    (ii)一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを、供給原料からプラズマガス化によって取り出すこと、
    (iii)合成ガスをフィッシャー−トロプス反応システムで反応することによって、合成ガスを炭化水素混合物に変換すること
    を含む方法によって形成される、工程と、
    (b)炭化水素製品を炭化水素混合物から分離する工程と、
    を含む、プロセス。
  25. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含むメタン製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、メタンを含有する製品混合物を含む混合物を形成し、前記第2分配場所はメタンを分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で、メタンを含有する製品混合物を含む混合物を受け取る工程であって、前記混合物は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)炭質供給原料を準備すること、
    (ii)一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを、供給原料からプラズマガス化によって取り出すこと、
    (iii)合成ガスをフィッシャー−トロプス反応システムで反応することによって、合成ガスを製品混合物に変換すること
    を含む方法によって形成される、工程と、
    (b)メタンを製品混合物から分離する工程と、
    を含む、プロセス。
  26. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含むメタン製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、メタンを含有する製品混合物を含む混合物を形成し、前記第2分配場所はメタンを分配するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所でメタンを受け取る工程であって、メタンは、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)炭質供給原料を準備すること、
    (ii)一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを、供給原料からプラズマガス化によって取り出すこと、
    (iii)合成ガスをフィッシャー−トロプス反応システムで反応することによって、合成ガスを製品混合物に変換すること、
    (iv)メタンを製品混合物から分離すること
    を含む方法によって形成される、工程と、
    (b)メタンを遠隔の場所から第2分配場所まで送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  27. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含む化学製品製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、第2分配場所で使用されるべき、一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を形成し、前記第2分配場所は、化学製品を形成するプロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所で、一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を受け取る工程であって、混合物は、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)炭質供給原料を準備すること、
    (ii)一酸化炭素及び水素を含有する合成ガスを含む混合物を、供給原料からプラズマガス化によって取り出すこと
    を含む方法によって形成される、工程と、
    (b)合成ガスをフィッシャー−トロプス反応システムで反応することによって、合成ガスを所定の化学的混合物に変換する工程と、
    (c)化学製品を混合物から分離する工程と、
    を含む、プロセス。
  28. 船舶を含む第1の遠隔の場所と、第2分配場所とを含むメタン製造プロセスであって、前記第1の遠隔の場所は、メタン及び一酸化炭素を含有する製品混合物を含む混合物を形成し、前記第2分配場所はメタンを分配する、プロセスにおいて、
    (a)前記第2分配場所でメタンを受け取る工程であって、メタンは、前記第1の遠隔の場所で、
    (i)汚水物を船舶に取り込むこと、
    (ii)メタン及び一酸化炭素を含有する製品混合物を汚水から発生させること、
    (iii)メタンを前記製品混合物から分離すること
    を含む方法によって形成される、工程と、
    (b)メタンを前記遠隔の場所から前記第2分配場所まで送出する工程と、
    を含む、プロセス。
  29. 請求項18乃至28のうちのいずれか一項に記載のプロセスにおいて、
    前記炭質供給原料は、バイオマス、廃棄物、スクラップゴム、汚水、木材、石炭、褐炭、農業廃棄物、草、都市廃棄物、産業廃棄物を含む、プロセス。
  30. 船舶用汎燃料動力プラントシステム用の方法及び装置において、
    供給原料モジュール、熱デバイス、及び動力プラントユニットを含む船舶を有し、前記供給原料モジュールは、前記熱デバイスに相互連結されており、前記デバイスは、更に、前記モジュール内の炭質材料を、前記熱手段によって、一酸化炭素及び水素を含有する合成ガス混合物に変換し、更に、合成ガスを前記動力プラントユニットに送出し、前記船舶用のエネルギを発生する、方法及び装置。
  31. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    前記炭質材料は、バイオマス、廃棄物、スクラップゴム、汚水、木材、石炭、褐炭、農業廃棄物、草、都市廃棄物、産業廃棄物を含む、方法及び装置。
  32. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    前記熱デバイスは、プラズマガス化システムである、方法及び装置。
  33. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    前記熱デバイスは、熱ガス化システムである、方法及び装置。
  34. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    前記動力プラントユニットは、内燃エンジンである、方法及び装置。
  35. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    前記動力プラントユニットは、ガスタービンである、方法及び装置。
  36. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    前記動力プラントユニットは、複合サイクルガス蒸気タービンである、方法及び装置。
  37. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    前記動力プラントユニットは、燃料電池である、方法及び装置。
  38. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    特定量の合成ガス混合物の一部を所定の炭化水素製品に変換する、方法及び装置。
  39. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    特定量の合成ガス混合物の一部を所定の燃料留出物製品に変換する、方法及び装置。
  40. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    特定量の合成ガス混合物の一部を所定の化学製品に変換する、方法及び装置。
  41. 請求項30に記載の方法及び装置において、
    前記船舶には、海水から過剰の水素を取り出すための電気分解ブロックが設けられており、過剰の水素を合成ガス混合物に追加する、方法及び装置。
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