JP2009501314A - 球形配列機構 - Google Patents

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    • B64G1/40Arrangements or adaptations of propulsion systems
    • B64G1/409Unconventional spacecraft propulsion systems

Abstract

【課題】エントロピー的に隔絶された環境で生産物を取り囲む電磁シールドを有するチャンバーを提供する。
【解決手段】生産物を操作するためのチャンバー又は一連のチャンバーが、一連の入れ子型のシェルとしての層状に形成される。シェルは、超電導シェルを取り囲む外部構造ケーシング及び電磁シールドを備える。超電導シェルは、室温である、又は、貯留部に貯留された極低温の冷却剤に浸される。生産物は、電磁界増幅器を通って移動させるために運動エネルギーを使用してさらに操作され、エネルギー生成又は移動推進力のためのエネルギー放出を促進するために使用することができる。
【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、米国特許出願第11/108、424号(2005年4月18日出願)及び第11/192、610号(2005年7月29日出願)の優先権を主張する。
(発明の技術分野)
本発明は超電導材料に関し、特に、エントロピー的に隔絶された環境で生産物を取り囲む電磁シールドを有する超電導シェルに関するものである。
一般に、量子物理学では、全ての空間はゼロ点変動(ゼロ点場)で満たされおり、ゼロ点エネルギーの普遍場を生成すると予測する。このエネルギーの密度は、ゼロ点変動が終わる周波数に大きく依存している。空間自体は、プランクスケール(10−33cm)と呼ばれる極めて小さな距離スケールで一種の量子的な泡に分裂するので、ゼロ点変動は対応するプランク周波数(1043Hz)で終わるはずだと主張されている。この理論によれば、ゼロ点エネルギーの密度は、太陽の中心での放射エネルギーよりも110桁大きくなる。
ゼロ点エネルギーの使用可能な電気的なエネルギーへの変換を電磁放射線によって促進することを記載した特許は数多くある(例えば、米国特許第5、590、031号)。また、超電導球体を外部の地球磁場と相互作用させて前記磁場内で車両を推進させることが、例えば米国特許第6、318、666号に示唆されている。また、電磁気力を使用して、プラズマを干渉波へ位相させることが可能なことが、例えば米国特許第5、966、452号に示唆されている。本発明に係る超電導シェルは、外部の地球磁場又は他の周囲の磁界若しくは電界とは相互作用することはなく、音をエネルギードライバ(energy driver)として使用するために、シェルの内部をそれらの場から保護するものである。しかし、これらの従来の装置は、本発明に係る超電導シェルについては開示も示唆をしていない。そのため、これらの従来の装置は、装置内において、生産物にエントロピー的に隔絶された環境を提供することはできない。
一般に、本発明は、チャンバー内の生産物に対して、エントロピー的に隔絶された環境を提供する。特に、本発明は、一連の入れ子型のシェルから形成されたチャンバーから形成される。前記一連の入れ子型のシェルは、少なくとも1つの超電導シェルを含み、チャンバー内の生産物を、チャンバーの周囲環境の電磁界から保護する。前記超電導シェルは、重ね合わせた複数の超電導体又は1つの超電導体の壁から作成することができる。生産物は、1つのシェル又は一連の連結されたシェルの内部で、運動エネルギー及び電磁エネルギーを使用して操作することができる。
本発明は、ゼロ点エネルギーのエネルギー変換の臨界開始段階中に周囲の電磁界を最小化させるエントロピー的に隔絶された環境を作成することによって、強い又は弱い原子間力、及び分子構造上にゼロ点エネルギーを作用させる。より詳しくは、本発明に係るチャンバーは、低いエントロピーとその後の高いエントロピーとの混合状態を維持し、チャンバー内に配置された生産物の原子及び分子構造に作用する。したがって、本発明に係るチャンバーは、生物物理学/生命科学、電子工学、コンピュータサイエンス、エネルギー生産、推進力、素粒子物理学、電磁気力、化学、医薬品、及び材料科学に使用することができる。
本発明のさらなる適用範囲は、以下の詳細な説明から明らかとなろう。以下の詳細な説明及び具体例は、本発明の好適な実施形態を示すものではあるが、説明のみを目的とするものであり、本発明の範囲を限定する目的のものでないことを理解されたい。
以下の添付図面では、同様の参照番号は同様の要素を示す。図1は、一実施形態に係る球形配列機構(Spheric Alignment Mechanism)チャンバー10の切り欠き図である。このチャンバー10は、一連の入れ子型シェル12として層状に形成される。一連の入れ子型シェル12は、チャンバー10の内部で生産物(Work Product)14を取り囲む。外側構造ケーシング16は、チャンバー10の外面を形成する。外側構造ケーシング16の内側には、超電導シェル20を取り囲む電磁シールド18が配置される。超電導シェル20は、好ましくは、貯留部24に貯留された極低温冷却剤22に浸される。貯留部24は、好ましくは、超電導シェル20の両側に配置された一対のデュワー瓶(Dewar flask)26、28によって形成される。すなわち、超電導シェル20は、外側のデュワー瓶26と内側のデュワー瓶28との間に密閉される。内側のデュワー瓶28は、好ましくは、チャンバー10の内部に配置される内側ケーシング30によって保護される。
図2(A)に示すように、チャンバー10は、支持構造体36の内側で相互接続される2つの半球体32、34から形成することができる。詳しく説明すると、ポール38は、下側の半球体34を所定の位置で保持しつつ、上側の半球体32を下側の半球体34に対して摺動させることによって、半球体32、34を一列に並べることができる。半球体32、34は、好ましくは、重なり合う部分40を有している。重なり合う部分40は、フランジ42とともに密閉され、圧力シール42´を提供する。重なり合う部分40におけるチャンバー層12の詳細図を、図2(B)示す。各半球体32、34は、好ましくは、取入弁44を備えており、取入弁44を介して極低温冷却剤を循環させることができる。チャンバー10が開いている間は、生産物14を台46の上に置く又はチャンバー10の内面に直接置くことができる。
図2(C)に示すように、チャンバー10を閉じると、生産物14及びチャンバー10の内部は、電界及び磁界並びに雑音などの外部の電磁放射線から遮断される。閉じられたチャンバー10の内側では、生産物14は、エントロピー的に隔絶された環境にある。詳しく説明すると、チャンバー10が開いているときは、チャンバー10内に配置された生産物14は、チャンバー10の外部の周囲環境と略同一のエントロピーレベルを有する。しかし、チャンバー10を閉じると、生産物14が配置されたチャンバー10の内部は、より高いエントロピー均衡状態レベル(entropic stasis level)を有する。電磁シールド18は、任意の様々な材料から作成することができる。そのような材料としては、鉛、ニオブ、合金(例えば、MUMETAL及び/又はMETGLASとして知られている合金)、及びそれらの遮断物質の組み合せなどがある。例えば、鉛箔及び/又はニオブ・バッキング層(niobium backing)が一体となるようにデュワー瓶26、28に製造する、又は鉛箔及び/又はニオブ・バッキング層(niobium backing)をデュワー瓶26、28に加えることができる。チャンバー10の内部は、真空又は加圧システムによって、標準的な大気条件に対して真空又は加圧状態にされ、それぞれ、加圧されたフランジ42によって密閉される。生産物台46は、これらのシステム46´、46´´のための機構を含むことができる。
チャンバー層12の分解図が図3A及び3Bに示されている。超電導シェルは、固体の連続的なシェル20´として、重なり合うシェル部分20´´として、又はそれらの均等物として作成される。入れ子型の超電導シェルは、本発明の他の実施形態でも使用することができることを理解されたい。上述したように、チャンバー10の内部領域を、超電導シェル20によって完全に取り囲むことが好ましい。遮断18は、複数の層から作成することができ、例えば、鉛箔及び/又はニオブ・バッキング18´´と組み合わせることができるMUMETAL及び/又はMETGLAS18´の1つの層から作成することができる。
チャンバー10の内部は、周囲の大気条件と等しい圧力及び温度に維持可能であり、チャンバー10内のエントロピー均衡状態レベルをチャンバー10の外側の大気環境におけるエントロピー均衡状態レベルよりも増大させるために、極低温に冷却する又は真空にする必要はないことを理解されたい。極低温の冷却剤を使用する場合、2つのデュワー瓶は、冷却剤とチャンバー10の内部及び外部との間での熱伝達を最小限に抑える。極低温の冷却剤の例としては、液体窒素、液体水素、液体ヘリウム、及びアルミニウム発泡体内の固体窒素がある。また、任意の超電導要素を本発明で使用することができることを理解されたい。前記任意の超電導要素としては、例えば、第1種超電導体、第2種超電導体、及びそれらの均等物(例えば、海面標準状態(すなわち室温)で超電導的な物質)がある。いくつかの用途では、1つのデュワー瓶が使用される。
チャンバーの一般的な概略配置が図4に示されている。超電導シェルの表面の真上に位置する半径Rの球状のガウス分布面(G)が、クーロン的に(Coulombically)示されている。チャンバー10のこの設計は、エントロピー的に隔絶された環境を作成することで、チャンバー10の内部での電磁界の減衰を可能にする。ガウスの法則による電束の方程式を、下記の数1に示す。Aは表面の面積であり、eは超電導体の表面の真上における電界強度である。
Figure 2009501314
上述したように及び図4に示したように、チャンバー10の内部は、電磁界48から遮断される。また、図3(B)を参照しつつ後述するよう、チャンバー10は、チャンバーの内部のエントロピー状態を変更するための電磁パルス発生器を備えることができる。
また、チャンバー10は、球体の形状に限定されるものではないこと、及び、必ずしも一対の半球体32、34から作成する必要はないことを理解されたい。例えば、図5、図6及び図7に示すように、チャンバー10は、任意の幾何学的形状に形成することができる。また、生産物14を取り囲む部分は、任意の数から形成することができる。図5に示すように、チャンバー10は、壁部分12´から作成することができる。各壁部分12´は、上述した図1、図2及び図3に示した半球体シェルと同様に、一連の入れ子型のシェル12から作成される。半球体シェル12と同様に、壁部分12´は、互いに重なり合う。一般に、シェル12、12´は、生産物14を取り囲み、チャンバー10の内部に生産物15を入れることを可能にする。
図5に詳しく示したように、壁部分12´は、外側構造ケーシング16、及び超電導シェル20を取り囲む電磁シールド18を有する平面パネルであり得る。これらの壁は、生物物理学的外傷を有する患者の細胞壊死を減少させる作用領域を取り囲むことができる。ある作用環境では、隔絶及び金属ケーシング内でシールされたデュワー瓶内に入れられた超電導壁に面するMETGLASを有するニオブとともに、固体窒素及びアルミニウム発泡体などの新材料を使用することができる。
図6(A)は、チャンバー10が図1の変形であり、シェル12がx軸方向に延びた楕円形状である実施形態を示す。また、図7は、シェル12が円筒状であり、生産物14であるワイヤを囲む鞘(sheath)12´´を形成する、チャンバー10の実施形態を特に示す。図6(B)に示すように、この楕円形状の装置は、チャンバー内に人間を入れることによって、鈍的外傷による細胞壊死を減少させるのに使用することができる。このチャンバーは、チャンバーの端部(すなわち、図6(A)及び(B)において点線で示された端部)を除去した、搬送可能な大きさであり得る。この搬送可能な実施形態は、生産物又は人間を部分的に取り囲むチャンバー10の例である、球形遮断ジャケット(Spheric Suspension Jacket)のサイズであり得、患者の首から大腿部までを完全に取り囲む。この球形遮断ジャケットは、歩行可能な環境で、生物物理学的外傷を有する患者の細胞壊死を減少させるのに使用される。このことは、患者の脊髄の細胞に相互作用する周囲の電磁界を遮断すること、細胞壊死を最小限に抑えること及び鞘(pod)全体への伝達を停止させて損傷を一時的に安定させることにより、又は進行した外傷を治療するための手術現場surgical theater)の一時的中止により達成される。図7の層状の(sheathed)ワイヤ装置は、いずれか1つのチャンバー10内にある電子装置に電力を供給するために使用される。
閉じられた内部10では、生産物14を、高いエントロピー均衡状態と、低いエントロピー励起モードとの間で操作することができる。生産物14及び内部チャンバー10の励起は、チャンバー10内に電磁及び/又は運動エネルギーを導入することによって行われる。チャンバー内に運動エネルギーを伝達させる例の1つは、基部52に内蔵され、チャンバー10を回転させる駆動部50である。他の例は、基部52又はチャンバー10の周囲の他の場所に内蔵され得る、音摂動(sound perturbation)システム54である。音摂動システム54は、生産物14の固有周波数に調整することができる。増幅器及びスピーカーは、チャンバー10の外側に配置され、音は、調整された共鳴管56を介してチャンバー10に照射される、及び、生産物を摂動させるために方向付けられる又は集中させられる。好ましくは、前記調整された共鳴管は、例えばMETGLASなどの、共鳴を強めるかつ遮断性を有する材料を用いて構成される。したがって、本発明に係るチャンバー10は、低いエントロピーとその後の高いエントロピーとの混合状態を維持することによって、ゼロ点エネルギーのエネルギー変換の臨界誘起段階の最中に、電磁放射線を遮断、防止及び/又は最小化する。
そのような運動エネルギーの操作の例では、イットリウム生産物14を開いたチャンバー10内に置くことができる。チャンバー10は閉じられ密閉され、イットリウム量子振動の音波又は記憶媒体から出力される関連する周波数が音摂動システム54で作成され、チャンバー10に照射される。複合材料に対しては、量子振動は、複合成分材料のスペクトラルに基づいており、調和振動を可能にするために作成され合成される。
また、電磁エネルギーは、様々な方法によって、チャンバー10の内部に伝達させることもできる。ワイヤ58は、チャンバー10の内部の電気回路60を、チャンバー10の外部のエネルギー源62に接続することができる。生産物14を励起するために、例えば、磁界発生器、電磁界パルス開始装置、レーザー及び光線などの周知の電気回路60を使用することができる。ワイヤ58は、好ましくは、基部52を通って電気回路60を電気的に接続する。図7に示したようにワイヤ58は、好ましくは、超電導鞘12´´の内部で電磁的に遮断され、囲まれている。複数のワイヤ58は、チャンバー10内の複数の電極及び他の電気回路60に接続される。前記電磁デバイスは、台46の上、又はシェル12の内側の周囲に配置することができる。例えば、前記電磁デバイスは、半球体32、34の周辺における4つの等距離の地点に配置することができる。図8(A)及び図8(B)に示したさらなる他の実施例では、前記電磁デバイスは6つの地点に配置される。
図8(A)及び図8(B)に詳細に示すように、6点の磁界発生器64は、チャンバー10内にニオブ格子66に配置され、基部52を通るワイヤ58から電力を供給される。全ての種類の磁界発生器はリストしないが、前記発生器の機能は、チャンバー内に光線(可視スペクトル及びコヒーレントレーザー光線)、火花ギャップ、並びに、γ線までの電磁放射線などの電磁界68を作成することである。前記電磁界パルスは可変であり、前記電磁界は低エントロピーのパルスを開始するのに使用される。上記の音摂動システム54で説明したように、生産物の原子及び分子構造内での高エントロピー相互作用に、音を使用することもできる。さらに、チャンバーの内部に、無響挿入体(anechoic insert)70を取り付けることができる。大きいチャンバーは、超電導量子干渉素子(superconducting quantum interference device:SQuID)を使用して、高エントロピーのチャンバー内で、分子を変化させる共鳴ポテンシャルを測定し、その後、パルス生成部を使用して、分子構造を再編成するために、調和振動数を開始することができる。外部音及び振動がチャンバーに入るのを制限するために、及び、チャンバー内での音の指向性を促進するために、無響挿入体70及び同様の挿入体を使用することができる。
小型の、電磁的に隔絶された、Bose Einstein光学テーブルを使用して、凝集状態から物質の形態の新しい相を作成する。この層形成では、ダイヤモンドアンビル圧力型セルと同様な機械式装置によって物質をさらに摂動させて、2つの異なる形態の物質を一緒にするのに効果的なポテンシャルを作成する。本発明によれば、チャンバー10で見られるように、圧力及びエネルギーを高いエントロピー環境において提供しない従来公知のシステムよりも、著しく少ない圧力及びエネルギーで済む。例えば、「Journal of Physics: Condensed Matter、 Vol. 14、 p. 10467-10470(2002年11月11日刊行)」に報告されている大阪大学の超電導磁気金属の実験では、研究者は、圧力下での鉄の場合に、超電導の開始を発見した。特に、電気抵抗測定を使用して、20GPaの圧力下で、超電導転移温度の最大値2Kが観察された。前記研究者からは、反磁性信号の方向に基づいたマイスナー効果に関連する現象も報告されている。本発明によれば、前記大阪大学の実験は、本発明の電磁シールド18及び超電導シェル20によって作成される高エントロピーのチャンバー内では、非常に少ないエネルギー及び圧力を必要とする。そのため、チャンバー10は、Bose-Einstein凝縮物、及び、作用力に比例する条件付きの人工重力様場(conditional artificial gravity-like fields)をより効率的に作成することができる。
本発明では、複数の超電導シェル20は、互いに入れ子にされる。例えば、図9に概略的に示したジャイロ(回転儀)の実施形態は、4つの入れ子型の超電導シェル20を有する。全ての実施形態と同様に、外部の電磁界は、電磁シールド18による電磁放射線、電界及び磁界の遮断に関して上述したようにして、内部のチャンバー10から遮断される。ジャイロ作用を生成するために、各入れ子型のシェルは、回転儀の動作を模倣した様々な方向(x+、x−、y+45°、z−45°)に電流を導く、まとめられた電源コード72を有する。電気信号は、個々の開始スイッチ又は各球体の電流を制御するコンピュータ・プログラムによって、各球体で発生される。
所定の回転儀のモーメントGでの、エネルギーの周波数に対する割合は、常に同じになる。他の例は、外側の磁界の電子である。前記電子は、ジャイロ的なモーメント及び磁場を有する。電子は、電磁放射損失を有し、それを反転させる作用をする直線状の外部磁界で作用する。しかし、ジャイロの計算は、電子のジャイロ的モーメントと一致し、h/2となる。下記の数式2では、Eはエネルギー、vは、主軸の歳差運動(precession)、Gはジャイロモーメント、hはプランク定数(Planck's constant)である。
Figure 2009501314
プランク定数は、電磁気界には関係しない、純粋なジャイロ的性質である。電子スピンが1/2であるというコンセプトは、ジャイロモーメントがh/2になることに関係する。室温の超電導体を有するさらなる実施形態では、各球体を物理学的に回転させることが可能である。室温の超電導体では、各球体を物理的に回転させることも可能である。
本発明では、4つの異なる超電導壁を使用することができる。4つの超電導壁は、各々が、基部上に設けられた回転マス(例えば、ディスク/ホィール)を介して操作される独立回転を有する。前記回転マス(spinning mass)は、その軸が1つ以上の方向に自由に回転して、その結果、基部のモータ及びシャフトの動きに関わらずにその方位を維持することができるように、基部上に設けられる。電磁エネルギーは、空間的に分離された4つの異なる球体の表面を横切って方向付けられ、静止した電磁ジャイロスコープを可能にする。入れ子型のシェル12が冷却剤の貯留部24を備える実施形態では、レーザー又は可視光線、ラジオからガンマまでの全ての波形を含む可視光線、磁界、又はそれらの組み合せを使用することができる。
上述の説明及び対応する図面から、本発明は、チャンバー10内でゼロ点エネルギー系を変更するために超電導界を使用していることが明らかとなろう。チャンバー10は、エネルギー伝達による物質の操作の効率を向上させるための触媒として作用する。特に、閉じられたチャンバーの内部では、生産物14の原子容量における強い及び弱い力は、低位の形態である。そして、生産物14は、その後、電磁及び/又は運動エネルギー場によって、摂動/励起され、生産物の原子及び分子構造の高位の操作を可能にする。さらに、チャンバー10は、異なる形状及びサイズに形成することができる。例えば、図5に示したチャンバーは、人間、機器及び他の構造を取り囲むに十分な大きさであり、図6に示したチャンバーは、携帯可能なほど十分に小さい。チャンバー10は、無生物の物質及び物体から生物物理学的生物(人間の患者も含む)に及ぶ生産物14の原子を変位させるのに使用することができる。したがって、前記チャンバーは、鈍器外傷によって生じた細胞壊死を最小限に抑える生命科学に使用することができる。前記チャンバーは、患者の原子及び分子構造の全体的なエントロピーを上昇させ、全身の組織に対して最小限のダメージで、局所的な医療介入を可能にする。そのため、前記チャンバーは、全身組織へのダメージを最小限にために、外科的介入のための手術室として使用することもできる。前記チャンバーは、物質の化学的性質を変更する製造、医薬品、超電導体、分子構造及び確認への作用に使用することができる。同一の電磁的に隔絶された環境を達成するために、様々な幾何学的形状を使用することができる。例えば、図10は、本発明にしたがって設計されたケーシング10を備える電子装置74を示す。
前記装置の周囲には、その形状に関係なく(放物状、三角形、立方体、管状、又は他の幾何学的形状)、均等に電磁遮断されている。説明した様々な実施形態から明らかにされるように、様々な幾何学的形状は、同一の電磁的隔絶環境を達成するのに使用することができる。例えば、図11に示すように、チャンバー10は、電磁的に隔絶された環境78で、放物的に集中した部分76から作成される。そのような電磁的に隔絶された環境78の1つの例は、外側の電磁界からチャンバー内部を完全に遮断するように設計された部屋である。6つの凹面の超電導表面76は、生産物を含む中心点の領域に集中する。本発明のこの実施形態から、電磁的に隔絶された環境78内では、チャンバー10が生産物を部分的に取り囲むことができることを理解されたい
一般に、閉じられたチャンバーの内部では、低くオーダーされた高いエントロピー均衡状態場は維持され、原子球体を強い又は弱い力で摂動させる内部エネルギーの量は最小限 に抑えられる。したがって、閉じられたチャンバー10の均衡状態場で、生産物14の原子又は分子を摂動させるのに必要な前記力は、チャンバー10の外で必要とされる力と比較すると、比例して低くなる。本発明は、新しい分子構造の形成、存在する要素への強力な分子結合、安定した原子構造の変更、及び放射線の中和を可能にし、さらには、存在するBose Einstein凝縮物からの新しい形態の物質及び重力確立波の形成をも可能にする。
図13は、エントロピー逓減(Entropic Step Down:ESD)実施形態及びエントロピー摂動システム(Entropic Perturbation System:EPS)実施形態の両方で、一連の相互接続チャンバーと共に使用されるあるチャンバーの概略断面図である。前記チャンバーは、一連の入れ子型のシェルとして、層状に形成され、前記チャンバーの内部で生産物を取り囲む。外側の構造ケーシング16は、前記チャンバーの外面を形成する。構造ケーシング16内では、電磁シールド18が、超電導シェル20を取り囲む。超電導シェル20は、好ましくは、貯留部24の内部に貯留された極低温の冷却剤22に浸される。貯留部24は、好ましくは、超電導シェル20の両側に位置する一対のデュワー瓶26、28から形成される。すなわち、超電導シェル20は、外側のデュワー瓶26と内側のデュワー瓶28との間に密閉される。内側のデュワー瓶28は、好ましくは、チャンバー10の内部の周囲で、内側ケーシング30によって保護される。切り欠け図に示すように、前記生産物の運動的な操作を促進するために、トーラス(torus)79が、チャンバー88へ伝達させるための音機構を収容する前記球体を完全に取り囲む。ブリッジ81及び基部52は、入れ子型の超電導シェルから成り、一連のチャンバーを相互接続するのに使用される。ブリッジ81及び基部52は、前記システムを通じて前記生産物に基底状態の境界条件をもたらすために、隔絶された電磁環境を維持するために、分子のファンデルワールス及び電磁界に関連する時空効果及び電磁界を共同で仲立ちする。閉鎖キャビティ共振器であり、ポテンシャル・カシミール力がその中心から離れる方向に向かう球面シェルは、カシミール力のQFT Limnitで調査される(article by Marco Scandurra)。基部52は、チャンバーの基部に設けられた隔絶チャネル80を介して生産物を導入するための入口である。トーラス79は、チャンバーの周囲を包み込むホワイトノイズから超音波までの可聴下音、音の摂動をチャンバー内部14の生産物上に集束させる取り替え可能な多周波数の音駆動部を収容する。「Large-Scale Surveys and Cosmic Structure(著:J.A. Peacock)」と題名の文献に開示されているように、「物質放射線の同等の宇宙論的な水平は、バリオン成分の性質に入る。音の速度はcのオーダーなので、単一の音響振動を受けることができる一番大きなスケールは、水平のオーダーである。純粋なバリオン界のための伝達関数は、前記界が物質優勢となり圧力支持が低下する前に完了した振動の数を反映して、大きな変化を示す。実数データにおけるそのような大きな変化の欠落は、無衝突暗黒物質で信じられている最も一般的な理由の1つである」。また、集束された音の使用は、一般に、文献「The Force Of Acoustics(1998年12月4日にPhysics Web.から刊行)」に開示されている。電磁的に遮断された駆動部のエネルギーは、外部の電源から提供される。
図14(a)は、SAM ESD(Entropic Step Down)発電シェルの上から見た図であり、図14(b)は概略図である。前記ESDは、図14(c)及び図14(d)に示すように、超電導の入れ子型のシェルに組み立てられる一連のシェル83、85、86、87、88から構成される。トーラス79は、一連のチャンバー、83、85、86、87及び88の1つに又は全体に渡って使用される(図14(a)、図14(b)、図15(b)及び図15(c))。図14(d)では、さらなるトーラス92が、トーラス79と併用される。この組み合せは、全てのチャンバー又は複数のチャンバーに渡って使用される。各チャンバーは、特定の周波数で共振して回転する。図15(b)において破線で表わしたトーラスを参照されたい。例えば、水素/ヘリウムの変動励起周波数と交互に共振するためにチャンバー84が調整され、チャンバー87がヘリウムの共振周波へ調整される間に、チャンバー83は水素を励起するためにトーラス79から放射された振動周波数と共振するために調整される(「Seeing Sound Waves in the Early Universe(article by Arthur Kosowsky)」及び「Spinodal Instability in the Quark-Gluon Plasma(article by C. E. Aguiar、 E. S. Fraga、 and T. Kodama)」を参照されたい)。87の「電磁真空」チャンバーで放出されたゼロ点エネルギー(Zero point energy:ZPE)は、単一の物質波の状態ポテンシャルを可能にする。「Vacuum Energy(article by M. D. Roberts)」によれば、「Larraza and Denardo(1998)は、帯域が制限された音響ノイズの放射圧に起因する、2つ固定された平行板な間での、力の法則についての理論的及び実験的な結果を示した。彼らは、理論と実験との間の優れた一致を主張している。これらの結果は、カシミール効果の音響アナログを構成するが、重要な差異は、帯域が制限されたノイズは、平板間の距離に応じて引き付ける又は反発する力を引き起こすことができるということである。背景ノイズの変換及び非共鳴音響浮揚に対しての、このカシミール効果の用途が示唆されている」。
図14aのエネルギードライバ(energy driver)は、ZPEチャンバー87から始まる。チャンバー88では、前記生産物は、2つの内部音響的に分離された球状チャンバー100a、100bから成る、波キャンセル装置(wave cancellation apparatus)100に分けられる(図16参照)。図16では、内部チャンバー100aは、生産物をヘリウムの周波数で共振させる、チャンバー100bは、生産物を前記チャンバー100aとは逆の様々な時間で共振させる(180度異なる位相から100aの生産物と「同相」へ)(「An Overview of Time-Reversal Acoustic Communications(article by G. F. Edelmann)」及び「The Phased Array Technology-Application to Time-Reversal in Acoustics(article by D. Cassereau、 M. Fink)」を参照されたい)。図16では、プラズマ音響駆動波の状態は、生産物100a及び100bの波状態を混合させるチャンバー100cの内部に動力学的に移動し、励起したヘリウムプラズマ単一波状態の特定の相の波束への解消を促進し、区画100dへの制御された分配を促進する。100dからは、生産物は、それぞれは、自分の相が反転されたヘリウム共振周波数の音ドライバーである、超電導体の遮断されたルーターチューブ(routers tubes)へ動的に移動される。前記ドライバーは、変換タービン駆動システム90への最後の分配の前に、ノッチプラズマ波「束」を、小さな混合共鳴調整されたフェイルセーフのチャンバー91の内部にある、波束をゼロ点から電磁エネルギーへ変換するポロイダル閉じ込め場89を有する、多数の特別に調整された電磁界増幅器へ流す(「Electron Acceleration by a Plasma Wave in a Sheared Magnetic field(磁界)(article by K. P. Singh、 V. L. Gupta、 Lalita Bhasin and V. K. Tripathi)」を参照されたい)。他の実施形態では、超電導ステラレーター、トカマク、又は、ZPE変換及び電磁気を封じ込めのための十分な強度を有する任意のポロイダル磁場閉じ込め装置を、増補する又は磁気共鳴装置89、94、95、96、97(図14b及び15b)と置換することができる。
動圧力下における内部のゼロ点エネルギー力間の力平衡、及び、核磁気共鳴器の力は、磁気−流体力学を使用して実験される。磁界を有する動圧力の平衡力は、下記の式を実現する。
Figure 2009501314
Jは、チャンバー内の生産物のZPE密度である。Bは、全磁界である。pは、生産物上の動圧力である。cは光の速度である。前記方程式は、いくつかの制限内で数学的に解く必要があるので、分析的な結果を得ることは可能である。前記核磁気共鳴装置(nuclear magnetic resonators:NMR)89、94、95、96、97は、ブリッジ81と共にトカマクと同様に機能し、回転対称を有し、それらの回転軸の各断面は、同一の平衡(磁界を有する動圧力の平衡力)を作成する(基本的には2次元の)。生産物を配置し、共振器89、94、95、96、97の長さでの一定の磁気的流体力学プロセスを促進するために、磁界はNMRトーラスの内側で強力であり、おおよそl/Rで変化する。Rは、ブリッジ81内の生産物のある点から、ポロイダル磁場コイルを有するNMRトーラスまでの距離である。電磁気的に遮断された場の駆動エネルギーは、外部の電源から供給される。
図15(b)及び図15(c)は、図14に示したチャンバー10、トーラス音装置79、基部52及びブリッジ81と同一の基本構造を使用した、SAM EPS(Entropic Perturbation System)を示す。単一の波状態は、一連の段階的な(0〜100%)狭ビームを集束させる電磁場増幅器94、95、96及び97の内部に移動し、磁束管の規模のエネルギー潜在力を生成する電磁的に制御されたノズル98を介して、推進する目的で、単一波状態の全体に渡ってゼロ点エネルギーの電磁エネルギーへの変換を促進する(「Dynamic and Stagnating Plasma Flow Leading to Magnetic Flux Tube Collimation(article by S. You、 G. Yun、 and P. M. Bellan)」を参照されたい)。中央のブリッジ81は、94、95及び96の切り欠け明らかな破線で示されている電磁界増幅器に渡って、超電導エントロピーを目盛付ける(100%−0)、電磁界増幅器94、95、96及び97の核の中央軸を走る。ESP推進の他の実施形態では、チャンバー87内に波束分割を備える。87内は、2つの内部の音的に分離された球体チャンバーに分けられる。第1の内部チャンバーは、ヘリウムの周波数で共振し、2つのチャンバーは、様々な制御された推進力のための複数の波束物質流れを可能にする、ヘリウムの反対の時間で共振する。
本発明の説明は、説明のみを目的とする。したがって、本発明の要旨から逸脱しない変形は、本発明の範囲に含まれる。上述した実施形態からは、音は生産物の摂動装置として好ましいことが理解されよう。しかし、他のタイプの運動エネルギーを生産物の操作に使用することができる。それらの他の操作、圧力、光及び電磁エネルギーを詳しく説明した。チャンバー10内で生産物に対して使用されるエネルギーの種類に関わらず、チャンバー10の内部は、その周囲環境から電磁的に遮断される。そのため、チャンバー10への全ての電気的入力は、電磁的に遮断された超電導ワイヤを介して入力され、チャンバー内での制御された生産物の摂動が無いときは、周囲状態に電磁界を導入しない。したがって、このような変形は、本発明の精神及び範囲から逸脱しているとは見なされない。
本発明に係るチャンバーの一部破断等角投影図である。 図1に示したチャンバーの断面図である。 図1に示したチャンバーの分解図である。 本発明の概略図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 チャンバーの内部断面図である。 ジャイロスコープの実施形態の概略図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 本発明の他の実施形態を示す図である。 ブリッジ・アタッチメントを有する単一のチャンバーの概略図である。 図14及び図15の単一のチャンバーの断面図である。 本発明の他の実施形態であるESD(Entropic Step Down)を示す図である。 本発明の他の実施形態であるEPS(Entropic Perturbation System)を示す図である。

Claims (38)

  1. 生産物の中の強い力の結合を減少させるためのチャンバーであって、
    前記生産物の周囲に位置し、電磁放射線、電界及び磁界を実質的に遮断する電磁シールドと、
    前記電磁シールドの内側に位置し、前記生産物を取り囲む超電導シェルとを備えるチャンバー。
  2. 請求項1に記載のチャンバーであって、
    前記電磁シールドは、鉛、ニオブ、合金及びそれらの任意の組み合せから成る物質の群から選択され、
    前記超電導シェルは、複数の重なり合った超電導素子、連続的な超電導素子及び一対の相対する相互接続された超電導素子から成る超電導壁の群から選択されることを特徴とするチャンバー。
  3. 請求項2に記載のチャンバーであって、
    前記超電導シェルは、開放位置及び閉鎖位置を有する一対の相互接続された半球体から構成されることを特徴とするチャンバー。
  4. 請求項3に記載のチャンバーであって、
    前記一対の相互接続された半球体の間に、フランジをさらに備えることを特徴とするチャンバー。
  5. 請求項4に記載のチャンバーであって、
    前記一対の相互接続された半球体の少なくとも一方は、前記一対の相互接続された半球体の他方と重なり、前記フランジは圧力シールを提供することを特徴とするチャンバー。
  6. 請求項1に記載のチャンバーであって、
    前記超電導シェルは、前記電磁シールド内に複数の超電導部分をさらに有し、
    前記電磁シールドは、前記生産物を前記電磁シールドの外側の電磁界から隔絶し、
    前記複数の超電導部分は、前記生産物を部分的に取り囲むことを特徴とするチャンバー。
  7. 請求項6に記載のチャンバーであって、
    前記複数の超電導部分は、前記生産物に集中する放物状の部分を含むことを特徴とするチャンバー。
  8. 請求項1に記載のチャンバーであって、
    前記超電導シェルの両側に配置された一対のデュワー瓶と、
    前記デュワー瓶の内部に入れられた少なくとも1つの冷却剤と、
    冷却剤取入弁とをさらに備え、
    前記一対のデュワー瓶は、前記冷却剤及び超電導シェルを含む貯留部を形成し、
    前記冷却剤取入弁は前記貯留部と流体的に接続され、
    前記冷却剤は低温流体であり、
    前記低温流体は、前記貯留層内で、前記超電導シェルの前記両側と接触することを特徴とするチャンバー。
  9. 請求項1に記載のチャンバーであって、
    前記超電導シェルの内側に位置する別の電磁シールドをさらに備えることを特徴とするチャンバー。
  10. 請求項1に記載のチャンバーであって、
    前記生産物を取り囲む入れ子型の超電導シェルと、
    エネルギーを当該チャンバー内に伝達する手段とをさらに備えることを特徴とするチャンバー。
  11. 生産物の中の強い力の結合を減少させるためのチャンバーであって、
    前記生産物を電磁放射線、電界及び磁界から遮断する遮断手段と、
    開放位置及び閉鎖位置を有し、前記生産物を取り囲む超電導シェルと、
    エネルギーを当該チャンバー内に伝達するエネルギー伝達手段とを備えるチャンバー。
  12. 請求項11に記載のチャンバーであって、
    前記遮断手段は、前記生産物の周囲に位置する電磁シールドを含み、
    前記エネルギー伝達手段は、当該チャンバー内に導電するワイヤを含むことを特徴とするチャンバー。
  13. 請求項12に記載のチャンバーであって、
    前記ワイヤの少なくとも一部は、電磁気的に遮断された超電導の鞘によって取り囲まれることを特徴とするチャンバー。
  14. 請求項12に記載のチャンバーであって、
    当該チャンバーの外側のエネルギー源と前記ワイヤを介して接続される電気回路を、当該チャンバー内にさらに備えることを特徴とするチャンバー。
  15. 請求項14に記載のチャンバーであって、
    前記電気回路は、磁界発生器、電磁界パルス、レーザー及び光線から成る回路の群より選択されることを特徴とするチャンバー。
  16. 請求項14に記載のチャンバーであって、
    当該チャンバー内に等間隔で配置される複数の前記電気回路をさらに備えることを特徴とするチャンバー。
  17. 請求項11に記載のチャンバーであって、
    前記エネルギー伝達手段は、動力気体、動力液体及び動力固体から選択される動的伝達機構から成ることを特徴とするチャンバー。
  18. 請求項17に記載のチャンバーであって、
    前記動的伝達機構は、前記生産物を摂動させるための、指向性又集束性音増幅システムをさらに含むことを特徴とするチャンバー。
  19. 請求項18に記載のチャンバーであって、
    前記動的伝達機構は、前記超電導シェルにシャフトを介して動作可能に接続された駆動部をさらに備え、
    前記駆動部は、前記シャフトを介して前記超電導シェルを回転させることを特徴とするチャンバー。
  20. 請求項11に記載のチャンバーであって、
    前記超電導シェルは、複数の超電導部分を前記遮断手段内にさらに備え、
    前記複数の超電導部分は、前記生産物を部分的に取り囲むことを特徴とするチャンバー。
  21. 請求項11に記載のチャンバーであって、
    前記生産物を取り囲む入れ子型の超電導シェルをさらに備えることを特徴とするチャンバー。
  22. 生産物の中の強い力の結合を減少させるためのチャンバーであって、
    外側ケーシングと、
    前記外側ケーシング内にあり、前記生産物の周囲に位置する電磁シールドと、
    前記外側ケーシング内にあり、前記生産物を完全に取り囲む超電導シェルと、
    前記超電導シェルの両側に配置された一対のデュワー瓶と、
    前記デュワー瓶の内部に入れられた少なくとも1つの冷却剤とを備え、
    前記一対のデュワー瓶は、前記冷却剤及び超電導シェルを含む貯留部を形成することを特徴とするチャンバー。
  23. 請求項22に記載のチャンバーであって、
    前記超電導シェルは、複数の重なり合った超電導素子、連続的な超電導素子、一対の相対する相互接続された超電導素子及び複数の入れ子型の超電導シェルから成る超電導壁の群から選択されることを特徴とするチャンバー。
  24. 請求項22に記載のチャンバーであって、
    前記超電導シェルは、一対の相互接続された半球体から構成されることを特徴とするチャンバー。
  25. 請求項24に記載のチャンバーであって、
    前記一対の相互接続された半球体の間に、フランジをさらに備えることを特徴とするチャンバー。
  26. 請求項25に記載のチャンバーであって、
    前記一対の相互接続された半球体の少なくとも一方は、前記一対の相互接続された半球体の他方と重なり、前記フランジは圧力シールを提供することを特徴とするチャンバー。
  27. 請求項26に記載のチャンバーであって、
    前記外側ケーシングを支持するための基部と、
    前記チャンバー内に配置された、前記生産物を支持するための試料台と、
    前記貯留部と流体的に接続された冷却剤取入弁とをさらに備え、
    前記冷却剤は低温流体であり、
    前記低温流体は、前記貯留部内で、前記超電導シェルの前記両側と接触し、
    前記一対の相互接続された半球体は、互いに接触する第1の部分と、互いに離間する第2の部分とを有することを特徴とするチャンバー。
  28. 請求項22に記載のチャンバーであって、
    エネルギーを当該チャンバー内に伝達する手段をさらに備えることを特徴とするチャンバー。
  29. 生産物の中の強い力の結合を減少させるためのチャンバーであって、
    前記生産物の周囲に位置し、電磁放射線、電界及び磁界を実質的に遮断する電磁シールドと、
    前記生産物を取り囲む複数の超電導シェルと、
    前記複数の超電導シェルを共同的に連結する少なくとも1つのブリッジを備え、
    前記生産物は、前記複数の超電導シェルの間で前記ブリッジを通って移動可能であることを特徴とするチャンバー。
  30. 請求項29に記載のチャンバーであって、
    前記電磁シールドは、鉛、ニオブ、合金及びそれらの任意の組み合せから成る物質の群から選択され、
    前記超電導シェルは、複数の重なり合った超電導素子、連続的な超電導素子、一対の相対する相互接続された超電導素子、及び一対の相対する相互接続された超電導半球体から成る超電導壁の群から選択されることを特徴とするチャンバー。
  31. 請求項29に記載のチャンバーであって、
    複数の超電導シェルは、一対の相互接続された半球体とフランジとを含み、両者の間で真空環境ポテンシャルを可能にするようにしたことを特徴とするチャンバー。
  32. 請求項31に記載のチャンバーであって、
    前記一対の相互接続された半球体の少なくとも一方は、前記一対の相互接続された半球体の他方と重なり、前記フランジは圧力シールを提供することを特徴とするチャンバー。
  33. 生産物の中の強い力の結合を減少させるための一連のチャンバーであって、
    前記生産物を電磁放射線、電界及び磁界から遮断する遮断手段と、
    開放位置及び閉鎖位置を有し、前記生産物を取り囲む超電導シェルと、
    前記生産物を、ゼロ点エネルギーを電磁エネルギーへ転換する電磁界閉じ込め増幅器の内部へ移動させる手段とを備える一連のチャンバー。
  34. 請求項33に記載の一連のチャンバーであって、
    当該一連のチャンバーの間に一連のブリッジをさらに備え、
    前記ブリッジは、隔絶系の全域でのエントロピーを維持する入れ子型の超電導シェルを含むことを特徴とする一連のチャンバー。
  35. 請求項33に記載の一連のチャンバーであって、
    当該チャンバーの基礎をなす基部をさらに備え、
    前記生産物は、前記基部を経由して前記系に圧力によって引き込まれ、
    前記基部は、入れ子型の超電導シェルを含むことを特徴とする一連のチャンバー。
  36. 請求項33に記載の一連のチャンバーであって、
    原子構造、分子構造及び生産物構造に対するファンデルワールス電磁界の時空作用は、それらの一番低い基底状態へ変更されることを特徴とする一連のチャンバー。
  37. 請求項36に記載の一連のチャンバーであって、
    音波を使用して前記生産物を摂動し、非電磁気励起を促進し、前記チャンバー内へのゼロ点エネルギーを放出させるようにしたことを特徴とする一連のチャンバー。
  38. 請求項33に記載の一連のチャンバーであって、
    電磁界の低い基底状態、及びそれに関連するゼロ点エネルギーを、電力、推進又は動力に使用されるエネルギー生成を促進する、一連の強力な電磁界ポロイダル閉じ込め増幅器によって、その一倍高い電磁界励起状態まで上昇させるようにしたことを特徴とする一連のチャンバー。
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