JP2009302830A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】顔認識機能を利用して静止画用の切り出しを行う場合も、動画用の切り出し領域に制限されることなく、撮像素子の全有効画素からのデータに対して顔認識を行うことができる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、撮像素子302からの映像データに対して、動画用の切り出しを行う映像信号処理手段304と、撮像素子302からの映像データに対して、静止画用の切り出しを行う画像信号処理手段311とを具備し、動画記録中に静止画同時記録を行う際に、映像信号処理手段304による動画用の切り出し処理と、画像信号処理手段311による静止画用の切り出し処理とを同一の映像データに対して異なる切り出し位置で並列に行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、動画記録中に静止画を記録できる機能を持つデジタルビデオカメラ等の撮像装置に関する。
従来の撮像装置において、被写体の顔を認識し、認識部分に自動でフォーカスを合わせる機能を持つものがある。
例えば、撮像した被写体の顔周辺画像から顔の大きさを検出し、画角における顔の占める割合が予め設定された大きさになるよう前記顔周辺画像に対して拡大・縮小処理を行うことで、適正な顔の大きさの画像を記録する撮像装置が提案されている(特許文献1)。
一方、図10は、従来の手ぶれ補正機能を備えたデジタルビデオカメラを説明するためのブロック図である。
このデジタルビデオカメラは、レンズ201を介して撮像素子202に結像した光学像を、該撮像素子202が映像データに変換する。
防振処理手段203は、搭載したジャイロの出力および撮像素子202から出力された映像データを基に、画角のぶれを検出し、検出した画角のぶれに応じて映像データの切り出し位置を設定する。
映像信号処理手段204は、撮像素子202から出力された映像データを規格化された映像信号に変換し、防振処理手段203により設定された切り出し位置から動画用の切り出しを行う。
動画信号処理手段205は、映像信号処理手段204にて切り出された映像信号に対してデジタルビデオテープ等の動画記録媒体206に記録するのに適した信号に変換して、動画記録媒体206に記録する。
静止画信号処理手段207は、映像信号処理手段204にて切り出された映像信号を基に静止画像を生成して、SDカード等の静止画記録媒体208に記録する。
図11は、図10に示す従来のデジタルビデオカメラにおける撮像素子の画角、静止画切り出し領域、及び切り出された静止画の画角の関係を説明するための説明図である。
101は撮像素子202の全画素領域から出力された映像データであり、102が検出された画角のぶれに応じて設定された切り出し位置である。そして、103が設定された切り出し位置102に従って実際に切り出された映像信号である。
特開平11−84481号公報
しかし、上記特許文献1では、動画記録中に静止画を同時に記録する場合に、次のような問題がある。
即ち、動画記録中に静止画を同時記録する場合は、撮像素子から出力された映像データに対して、画角のぶれを相殺するための切り出しを行い、この切り出された映像データから動画および静止画が生成される。そのため、前後のフレーム映像との画角のずれを考慮する必要のない静止画においても、画角のぶれに応じて映像信号が切り出されてしまう。そのため、検出した顔が最適な位置となるように静止画の切り出しを行おうとしても、すでに画角のぶれに応じて映像信号が切り出されてしまっているために、所望の構図となる静止画の切り出しができなくなる場合がある。
また、動画記録中に静止画を同時記録する場合は、顔認識機能を用いて被写体の顔を拡大した静止画を記録する際にも、動画用の切り出しが施された映像データから静止画を切り出すため、撮像素子の全有効画素からのデータに対して顔認識を行うことができない。例えば、全有効画素の映像信号からは顔を検出できる場合であっても、手ぶれ補正のために映像信号を切り出したことによって、顔の一部が欠けてしまい、顔が検出できなくなってしまうことが考えられる。
そこで、本発明は、顔認識機能を利用して静止画用の切り出しを行う場合も、動画用の切り出し領域に制限されることなく、静止画に好適な映像信号の切り出しを行うことができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、映像データを出力する撮像素子と、該撮像素子から出力された映像データに対して動画用の切り出しを行う映像信号処理手段と、前記撮像素子から出力された映像データに対して静止画用の切り出しを行う画像信号処理手段と、を備え、動画の記録中に静止画の記録を行う際に、前記映像信号処理手段による動画用の切り出し処理と、前記画像信号処理手段による静止画用の切り出し処理とを同一の映像データに対して異なる切り出し位置で並列に行う、ことを特徴とする。
本発明によれば、顔認識機能を利用して静止画用の切り出しを行う場合も、動画用の切り出し領域に制限されることなく、静止画に好適な映像信号の切り出しを行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタルビデオカメラを説明するためのブロック図である。
本実施形態のデジタルビデオカメラは、図1に示すように、レンズ301を介して撮像素子302に結像した光学像が、該撮像素子302により映像データに変換される。
防振処理手段303は、デジタルビデオカメラに搭載されたジャイロの出力を基に、画角のぶれを検出し、検出した画角のぶれに応じて動画の切り出し位置を設定する。
映像信号処理手段304は、撮像素子302から出力された映像データを規格化された映像信号に変換し、防振処理手段303により設定された動画用切り出し位置から動画用の切り出しを行う。
動画信号処理手段305は、映像信号処理手段304から出力された映像信号に対してデジタルビデオテープ等の動画記録媒体306に記録するのに適した信号に変換して、動画記録媒体306に記録する。
顔認識手段307は、撮像素子302から出力された、すなわち、映像信号処理手段304によって切り出しが行われる前の映像データを基に、被写体の顔位置を検出する。ズーム倍率制御手段309は、静止画の画角内における被写体の顔の大きさ(画角内で顔が占める面積の割合)を設定する。ズーム倍率入力装置310は、ズーム倍率を撮影者が入力するための装置である。
デジタルズーム手段308は、撮像素子302から出力された映像データを、顔認識手段307で検出された被写体の顔の位置を中心として拡大する際のズーム倍率を決定する。
画像信号処理手段311は、撮像素子302から出力された映像データに対して、顔認識手段307で検出された被写体の顔の位置情報と、デジタルズーム手段308で決定されたズーム倍率とを基に、静止画用の切り出しを行う。
画素数カウント手段312は、画像信号処理手段311から出力された映像データの画素数をカウントする。静止画信号処理手段313は、画像信号処理手段311から出力された映像信号を基に静止画像を生成して、SDカード等の静止画記録媒体314に記録する。
上記構成のデジタルビデオカメラにおける動画記録中の静止画同時記録では、撮像素子302から、動画用の切り出しを行う映像信号処理手段304と、静止画用の切り出しを行う画像信号処理手段311に対して、映像データを並列に出力する。これにより、映像信号処理手段304での動画用の切り出し処理と、画像信号処理手段311での静止画用の切り出し処理とを、同一の映像データに対して異なる切り出し位置にて、並列して行うことができる。
次に、図2及び図3を参照して、映像信号処理手段304における動画用の切り出し処理(デジタルビデオカメラの手ぶれ補正を目的とする処理)について説明する。
図2は映像信号処理手段304における動画用の切り出し処理について説明するためのフローチャート図、図3は映像信号処理手段304における動画用の切り出し処理を模式的に示す図である。なお、図2での各処理は、ROMやハードディスク等に記憶されたプログラムがRAMにロードされて、CPUに含まれる映像信号処理手段304により実行される。
図2において、ステップS701では、映像信号処理手段304は、撮像素子302から出力された映像データを取得し、ステップS702に進む。
ステップS702では、映像信号処理手段304は、防振処理手段303の出力から得られた揺れデータ積分値による、手ぶれ補正値を計算する。ここで、本実施形態では、防振処理手段303は、揺れを検出するジャイロ、ジャイロ出力の直流成分をカットするDCカット用HPF、DCカット用HPFの出力をデジタル変換するADコンバータから構成される。
防振処理手段303は、DCカット用HPFがジャイロの出力のDC成分をカットし、ADコンバータがその出力に対してAD変換を行い、映像信号処理手段304に出力する。そして、映像信号処理手段304は、防振処理手段303から出力されたデジタルデータを積分することで、手ぶれ補正値を算出し、ステップS703に進む。
なお、図3(a)において、符号705は撮像素子302から出力される映像データの全画素領域、符号706は前回の動画の切り出し位置、符号704はステップS702で算出された手ぶれ補正値を示す。
次に、ステップS703では、映像信号処理手段304は、ステップS702で算出した手ぶれ補正値に応じて動画の切り出しを行う。具体的には、映像信号処理手段304は、手ぶれ補正値を撮像素子302の出力データにおける位置情報に換算することで、手ぶれ補正値に応じた位置からの動画の切り出しを行う。
なお、図3(b)において、符号707は手ぶれ補正値から換算した位置情報、符号709は前回の動画の切り出し位置、符号708は位置情報707から設定された動画用の切り出し位置を示す。
ここではジャイロ出力から手ぶれ補正量を演算する例をあげて説明を行ったが、ジャイロを用いずに、映像データのみから手ぶれ補正量を求めてもよい。例えば、映像データの連続するフレームデータをそれぞれ複数ブロックに分割し、フレームデータ間で比較を行うことで、分割したブロック毎に動きベクトルを求める。そして、ブロックの位置に応じて重み付けを行って、それぞれのブロックの動きベクトルを加算することで、手ぶれ補正量を求めることもできる。
次に、図4及び図5を参照して、画像信号処理手段311における静止画用の切り出し処理について説明する。図4は画像信号処理手段311における静止画用の切り出し処理について説明するためのフローチャート図、図5は画像信号処理手段311における静止画用の切り出し処理を模式的に示す図である。なお、図4での各処理は、ROMやハードディスク等に記憶されたプログラムがRAMにロードされて、CPUに含まれる画像信号処理手段311により実行される。
図4において、ステップS801では、顔認識手段307と画像信号処理手段311は、撮像素子302から出力された映像データを取得し、ステップS802に進む。
ステップS802では、顔認識手段307は、ステップS801で取得した映像データを基に、顔の領域及び顔の中心位置を検出する。なお、顔の検出方法は、特に限定されず、例えば、エッジ検出や形状パターン検出による顔検出方法、色相抽出や肌色抽出による顔検出方法を用いることができる。
また、候補領域を小領域に分割し、該分割領域毎の特徴点を予め設定した顔パターンと照合して、その確度から顔領域を抽出する方法(特開2000−137788号公報参照)も用いることができる。
更には、顔の候補領域を抽出し、各候補領域の重複度から確度を評価して顔領域を抽出する方法(特開2000−149018号公報参照)を用いることができる。その他、顔の候補領域を抽出して、各候補領域の濃度が閾値に対応する値である場合に、胴体候補領域を抽出し、顔及び胴体候補領域の濃度や彩度コントラストを用いて角度を評価して、顔領域を抽出する方法(特開2000−148980号公報参照)等がある。なお、顔の中心位置の検出処理は、上記方法で検出された顔の領域における中心位置の座標データである。図5(a)の符号805は顔認識手段307にて検出された顔の領域であり、図5(b)の符号806は顔認識手段307にて検出された顔の中心位置を示す。
次に、ステップS803では、画像信号処理手段311は、ズーム倍率(切り出し領域における顔領域の倍率)を取得し、ステップS804に進む。ズーム倍率は、静止画切り出し領域と顔の領域との面積の割合を示す倍率で、本実施形態では予めその値が設定されているものとする。図5(c)の符号808は顔認識手段307にて検出された顔の領域の縦方向長さを示している。この顔の領域の縦方向長さがxで、設定されたズーム倍率が2倍であった場合、符号807で示される切り出し予定位置の縦方向長さ809は2xとなる。
ステップS804では、画像信号処理手段311は、顔領域とズーム倍率とから算出された大きさの切り出し領域を、図5(b)に示した顔の中心位置を基準(中心)として設定し、ステップS801で取得した映像データから静止画用の切り出しを行う。図5(d)の符号810は、ステップS804で設定された切り出し位置を示す。
図6は、本実施形態における動画用の切り出し領域と静止画用の切り出し領域を比較するための図である。この図6において、符号104は、撮像素子302から出力される全画素領域の映像データ、符号105は、画角のぶれに応じて設定された動画用の切り出しを行う領域である。従来技術のように、動画用の切り出し後に静止画用の切り出しを行うのであれば、この領域105内から静止画用の切り出しを行う必要があった。
これに対し、本実施形態では、静止画用の切り出し処理と動画用の切り出し処理とを並列に行い、全画素領域104から被写体の顔位置を検出して、被写体が中央に位置するような静止画用の切り出しを行うことが可能となる。即ち、動画用の切り出し領域105の外側に位置する領域を含めて、静止画用の切り出し領域106を設定することが可能となる。なお、図6において符号108は顔認識手段307で認識された被写体の顔位置、符号109は切り出し領域106の映像信号から生成された静止画である。さらに、符号110は、ズーム倍率制御手段にて符号109の静止画よりも高いズーム倍率が設定された場合の静止画を示す。
以上説明したように、本実施形態では、撮像素子302の出力する映像データに対して、動画用の切り出し処理と、静止画用の切り出し処理を並列で行うことができる。これにより、顔認識機能を利用して静止画用の切り出しを行う場合も、動画用の切り出し領域に制限されることなく、静止画に好適な切り出し領域を設定することが可能となる。
(第2の実施形態)
次に、図7を参照して、本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタルビデオカメラについて説明する。なお、本実施形態のデジタルビデオカメラの装置構成は、上記第1の実施形態と同様であるため、符号を流用して説明する。
本実施形態では、顔認識手段307で複数の被写体の顔が検出された場合、検出された顔の数だけ被写体の顔の位置情報をデジタルズーム手段308に出力する。デジタルズーム手段308は、取得した顔の位置情報の数だけのズーム倍率を決定して画像信号処理手段311に出力する。画像信号処理手段311は、取得した複数の顔の位置情報とズーム倍率に応じて、静止画の切り出しを行う。これに対し、動画では、第1の実施形態と同様に、画角のぶれに応じて1つの切り出し領域のみが設定される。
図7に、複数の被写体の顔が検出された場合の静止画用の切り出し領域を示す。図7において、符号401は撮像素子302から出力される全画素領域の映像データ、402,403,404は検出されたそれぞれの被写体の顔に対する静止画の切り出し領域の例を示す。
本実施形態では、複数の被写体の顔が検出された場合、検出された顔の数の静止画を記録することが可能となるため、撮影者にとって被写体の顔の静止画を撮り逃すことを防止することができる。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
次に、図8及び図9を参照して、本発明の撮像装置の第3の実施形態であるデジタルビデオカメラについて説明する。なお、本実施形態のデジタルビデオカメラの装置構成は、上記第1の実施形態と同様であるため、符号を流用して説明する。
図8は、デジタルズーム手段308でのズーム倍率が、ズーム倍率入力装置310を介して撮影者によって設定される場合の動作を説明するためのフローチャート図である。
図9は、ズーム倍率入力装置310を介してズーム倍率を設定する場合の不図示の表示部への表示例を示す図である。なお、図8での各処理は、ROMやハードディスク等に記憶されたプログラムがRAMにロードされて、CPUにより実行される。ここで、CPUには、顔認識手段307、デジタルズーム手段308、ズーム倍率制御手段309、画像信号処理手段311、画素数カウント手段312、静止画信号処理手段313等が含まれるものとする。
図8において、ステップS501では、撮影者によってズーム倍率入力装置310によってズーム倍率が設定されると、ズーム倍率制御手段309は、設定されたズーム倍率情報をデジタルズーム手段308に出力する。
ここで、図9を参照して、ズーム倍率入力装置310からズーム倍率を入力してズーム倍率を変化させると、静止画画角内の被写体の顔の大きさを表すアイコン610の大きさが変化し、静止画画角内での被写体の顔の大きさを設定することができる。
図9において、符号602はデフォルトの静止画画角と顔の大きさとの割合を示す表示である。また、符号603はズーム倍率入力装置310で静止画画角内の顔の大きさの割合を小さくした場合の表示、符号604はズーム倍率入力装置310で静止画画角内の顔の大きさの割合を大きくした場合の表示である。
次に、ステップS502では、動画記録中に静止画の同時記録が行われる場合、顔認識手段307から被写体の顔が中央に配置される位置情報がデジタルズーム手段308に出力される。
デジタルズーム手段308は、顔認識手段307から出力された位置情報とステップS501で設定されたズーム倍率情報とに応じたズーム倍率を決定する。画像信号処理手段311は、撮像素子302から出力された映像データに対して、顔認識手段307での被写体の顔の位置情報と、デジタルズーム手段308で決定されたズーム倍率とを基に、静止画用の切り出しを行う。
次に、ステップS503では、画素数カウント手段312は、ステップS502で切り出された静止画の画素数をカウントして、カウントされた画素数が目標値を超えているか否かを判断する。そして、カウントされた画素数が目標値未満の場合、ステップS504に進み、カウントされた画素数が目標値を超える場合、ステップS505に進む。
ステップS504では、画素数カウント手段312は、ズーム倍率制御手段309に対してズーム倍率を下げるための信号を出力する(リミッタ機能)。これは、カウントされた画素数が目標値未満である場合には、切り出されて拡大された画像の解像度が粗くて画質が低いことが想定されるため、解像度を高めるためにズーム倍率を下げる処理を行う。そして、前記信号を取得したズーム倍率制御手段309は、ズーム倍率入力装置310において入力されたズーム倍率情報より拡大率を低下させたズーム倍率情報をデジタルズーム手段308に出力する。
デジタルズーム手段308は、顔認識手段307から出力された位置情報と拡大率を低下させたズーム倍率情報とに応じたズーム倍率を決定し、画像信号処理手段311は、上記同様にして、再度静止画の切り出しを行い、ステップS503に戻る。
一方、ステップS503でカウントされた画素数が目標値を超える場合は、ステップS505において、静止画信号処理手段313は、画像信号処理手段311で切り出された領域の映像信号を基に静止画像を生成して、静止画記録媒体314に記録する。このときに静止画記録媒体314に記録される静止画の一例を図6の符号110に示す。
以上説明したように、本実施形態では、従来撮影者には設定できなかった静止画画角における被写体の顔の大きさをズーム倍率入力装置310から容易に設定することが可能となる。
また、切り出された静止画の画素数が目標値未満の場合は、ズーム倍率入力装置310において入力されたズーム倍率情報より拡大率を低下させたズーム倍率情報を用いて静止画の切り出しを行うため、デジタルズームによる画質の低下を防ぐことができる。その他の構成及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。
なお、本発明は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明の撮像装置の第1の実施形態であるデジタルビデオカメラを説明するためのブロック図である。 映像信号処理手段における動画用の切り出し処理について説明するためのフローチャート図である。 映像信号処理手段における動画用の切り出し処理を模式的に示す図である。 画像信号処理手段における静止画用の切り出し処理について説明するためのフローチャート図である。 画像信号処理手段における静止画用の切り出し処理を模式的に示す図である。 静止画用の切り出し処理を説明するための説明図である。 本発明の撮像装置の第2の実施形態であるデジタルビデオカメラにおいて、複数の被写体の顔が検出された場合の静止画用の切り出し領域を説明するための説明図である。 本発明の撮像装置の第3の実施形態であるデジタルビデオカメラにおいて、デジタルズーム手段でのズーム倍率がズーム倍率入力装置を介して撮影者によって予め設定されている場合の動作を説明するためのフローチャート図である。 ズーム倍率入力装置を介してズーム倍率を設定する場合の不図示の表示部への表示例を示す図である。 従来のデジタルビデオカメラを説明するためのブロック図である。 従来の静止画用の切り出し処理を説明するための説明図である。
符号の説明
301 レンズ
302 撮像素子
303 防振処理手段
304 映像信号処理手段
305 動画信号処理手段
306 動画記録媒体
307 顔認識手段
308 デジタルズーム手段
309 ズーム倍率制御手段
310 ズーム倍率入力装置
311 画像信号処理手段
312 画素数カウント手段
313 静止画信号処理手段
314 静止画記録媒体

Claims (6)

  1. 映像データを出力する撮像素子と、該撮像素子から出力された映像データに対して動画用の切り出しを行う映像信号処理手段と、前記撮像素子から出力された映像データに対して静止画用の切り出しを行う画像信号処理手段と、を備え、
    動画の記録中に静止画の記録を行う際に、前記映像信号処理手段による動画用の切り出し処理と、前記画像信号処理手段による静止画用の切り出し処理とを同一の映像データに対して異なる切り出し位置で並列に行う、ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像素子から出力された映像データの画角のぶれを検出する防振処理手段を備え、
    前記映像信号処理手段は、前記防振処理手段により検出された画角のぶれに基づいて、動画用の切り出し処理を行う、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像素子から出力された映像データを基に被写体の顔の位置を検出する顔認識手段を備え、
    前記画像信号処理手段は、前記顔認識手段により検出された被写体の顔の位置情報に基づいて、静止画用の切り出し処理を行う、ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記撮像素子から出力された映像データを、前記顔認識手段により検出された被写体の顔の位置情報に応じた位置で拡大するためのズーム倍率を決定するデジタルズーム手段を備え、
    前記画像信号処理手段は、前記顔認識手段により検出された被写体の顔の位置情報と、前記デジタルズーム手段により決定されたズーム倍率とに基づいて、静止画用の切り出し処理を行う、ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記顔認識手段により複数の被写体の顔が検出された際に、該顔認識手段は、検出された複数の被写体の顔の位置情報を前記デジタルズーム手段に出力し、該デジタルズーム手段は、取得した複数の顔の位置情報に応じたズーム倍率を決定する、ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記画像信号処理手段によって切り出された静止画の画素数をカウントするカウント手段を備え、該カウント手段によりカウントされた画素数が目標値未満の場合に、前記デジタルズーム手段で決定されたズーム倍率を下げる、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮像装置。
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