JP2009293208A - 天井化粧材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、化粧面11の上側に壁材3を配設して天井材を形成する金属製の天井化粧材1の製造方法であって、化粧面11に複数の矩形状の開口部12が形成される加工を行い、前記加工により離反した矩形状の金属板材4が、屋根構造に用いられる副資材と4A,9A〜9Cして用いられることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
そこで、本発明は、前記の問題点を解消できる天井化粧材の製造方法を提供することを目的とする。
なお、前記天井化粧材の化粧面から離反した矩形状の金属板材を継手捨板として用いる場合には、勿論必要に応じて矩形状の金属板材を継手捨板としての構成(形状)を有するように加工する操作を必要とするものの、天井化粧材と継手捨板の製造方法と言い換えることもできる。
同様に、前記天井化粧材の化粧面から離反した矩形状の金属板材を外装材用保持部材として用いる場合には、勿論必要に応じて矩形状の金属板材を外装材用保持部材としての構成(形状)を有するように加工する操作を必要とするものの、天井化粧材と外装材用保持部材の製造方法と言い換えることもできる。
また、廃材の産出を最小限に抑えることができるので、産業廃棄物処理業者におけるリサイクルに関わる処理も必要としないため、省エネルギーや省資源にも貢献する。
さらに、外装材の接続部材として、従来は新たな金属板材を加工して製造していたので、その原材料コストを必要ないものとすることができる。
そして、例えばこの天井化粧材の上方側に組み合わされる壁材に応じて、或いは建築様式や躯体構造にも影響され、例えば強度面に関しては、ある程度の強度が必要な場合も、殆ど強度を求められない場合もある。例えば色調に関しては、他の各種の室内建材との組み合わせや嗜好により、様々な種類のものが用いられる。このように、その板厚や材質、色調を適宜に選択して用いればよい。
この屋根構造に用いられる副資材としては、例えば屋根構造内部に配される外装材の接続部材、より詳しくは横葺き外装構造における外装材の桁行き方向の端部の接続に用いられる継手捨板や縦葺き外装構造における外装材の左右方向の端部の接続(下地への取付)に用いられる外装材用保持部材として用いてもよいし、面戸部材、水切り、ケラバ包み等の各納め部材として、或いは各種の補強(用)部材、各種の連結(用)部材などがある。
そして、上記天井化粧材1の化粧面11には、複数の矩形状の開口部12が形成され、この開口部から離反した(切り離した)矩形状の金属板材4が、継手捨板として用いられる。
また、図1(c)に示す天井化粧材1'では、同寸法の開口部12'は千鳥格子状に形成され、合計17枚の金属板材4(と半分サイズの2枚の板材)が生産される。
これらの開口部12,12'は、縦横が原反(原材料である長尺な金属板材)の長さ方向及びそれに直交する方向に沿うものであるため、これらの開口部12,12'を形成するための切断加工が例えばロールフォーミングにスリット用刃を組み込むことにより容易に実施できる。
これらの天井化粧材1,1'では、金属板材4が18枚,17枚生産されるので、生産効率としては、開口部12を碁盤目状に形成する天井化粧材1が有利であるが、金属板材4を切り離した化粧面11,11'は、天井化粧材1では縦横の枠状となり、天井化粧材1'では千鳥格子状の枠状となるから、強度的(耐湾曲性など)には天井化粧材1'が有利である。
この天井化粧材1"では、前述のように長さ方向に対して斜めに開口部12"が並列するように形成され、合計14枚の金属板材4が生産される。
そして、この天井化粧材1"は、前記図1の天井化粧材1,1'と比較して金属板材4の生産効率も悪いし、開口部12"を形成するための切断加工も複雑となるが、長さ方向に直交する撓み耐性には最も優れ、意匠性の点でも優れている。
そして、天井化粧材1の掛止部13を、母屋2の下フランジ22の先端に設けられた上向きリップ221に掛止させると共に、重合部14を構造材2のウエブ部21及び上フランジ23の先端に重合状に沿わせて固定している。
なお、天井化粧材1(〜1")の構成は、前記固定方法に限定されるものではなく、どのような公知の固定方法にて取り付けられるものでもよい。
この捨板4Aは、同図(d)に示すように面板部41の左右にそれぞれ二条の隆起部411が形成され、同図(e)〜(g)に示すように中央よりやや棟側側が起きあがるように屈曲され、棟端を上方へ折り上げた棟側成形部42、軒端を下方へ折り下げた軒側成形部43が形成された構成である。また、棟側成形部42及び面板部41には、発泡ゴムからなる止水材44が貼り付けられている。さらに、面板部41の裏面側には、両面粘着テープ45によってバックアップ材46が貼り付けられている。
図5(a),(b)に示される保持部材9Aは、前記第1の態様と前記第2の態様を組み合わせた例であり、図5(b)に示すように矩形状の金属板材の下端から切り込み線を形成し、中央部分を一方側(右手前側)へ折曲して固定具9d(抵抗部9d')が固定される固定部92とし、両端部分を他方側(図面では左奥側)へ折曲して被係止部931が設けられる横片部93としている。固定部92には、長さ方向の略中央に、固定具9dを挿通させるための孔921が設けられている。
また、起立部91の上縁96は、長さ方向の略中央で二分割され、側方に略三角状の折部97が突出する略台形状に形成されている。そして、外装材8Aの側縁成形部82を保持する保持部94を形成する際には、前記上縁96を、一方側、他方側へ(左右方向へ)折曲して保持部94とし、折部97を外方へ折曲して被係合部95とした。
なお、例えば保持部94は、前記上縁96に、断面が連続丸波状となるプレス加工を施し、保持部94とした際に、側縁成形部82に強固に押圧されるようにしてもよく、或いは両面フォーム型接着剤を介在させて保持するようにしてもよい。
前記隆起部84の裏面には、少なくとも負圧作用時に前記保持部材9Bの固定具9dの頭部の抵抗部9d'が引っ掛かる係止部が設けられる。この係止部は、略√字状の隅部であって、前記保持部材9Bの抵抗部9d'に係止するので、外装材8Aが面板部81方向へズレ動こうとする場合の抵抗となる。
また、前記隆起部84の表面側には、後述するキャップ材8Bの当接部331が当接、詳しくは面状に接地する構成である。
11,1'1,11" 化粧面
12,12',12" 開口部
13 掛止部
14 重合部
2 母屋
20 母屋受け
3 壁材
3B 断熱材
4 金属板材
4A 捨板
41 面板部
42 棟側成形部
43 軒側成形部
44 止水材
45 両面粘着テープ
46 バックアップ材
5 梁
50 アスファルトルーフィング
6A 垂木
6B 断熱材
7 吊子
8 横葺き外装材
80 バックアップ材
8A (縦葺き)外装材
8B キャップ材
9A〜9C (外装材用)保持部材
Claims (2)
- 化粧面の上側に壁材を配設して天井材を形成する金属製の天井化粧材の製造方法であって、
化粧面に複数の矩形状の開口部が形成される加工を行い、前記加工により離反した矩形状の金属板材が、屋根構造に用いられる副資材として用いられることを特徴とする天井化粧材の製造方法。 - 屋根構造に用いられる副資材は、継手捨板又は外装材用保持部材であることを特徴とする請求項1に記載の天井化粧材の製造方法。
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JP2007291662A (ja) * | 2006-04-24 | 2007-11-08 | Kirii Construction Materials Co Ltd | 天井下地材の接合構造 |
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