JP2009290772A - 電子装置、外部接続電子機器、外部接続電子機器の適合性識別方法、および、識別用信号変換方法 - Google Patents

電子装置、外部接続電子機器、外部接続電子機器の適合性識別方法、および、識別用信号変換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電子装置(移動体通信端末装置)に外部接続電子機器(外部アンテナ装置)が接続して用いられるようなシステムにおける、両者の技術的或いは法的な適合性を識別するための構成を簡素化する。
【解決手段】、移動体通信端末装置100の接続検出回路170から外部接続端子160を通して外部アンテナ装置200の識別用信号検知・返信部230に第一の識別用信号を送り込むと、第一の識別用信号に対し上記適合性に対応した態様の信号変換が施され第二の識別用信号が形成される。第二の識別用信号が移動体通信端末装置100に返信され、接続検出回路170で、この第二の識別用信号が先に送出した第一の識別用信号に対し当該所定の適合性に対応する態様の信号変換が行われたもの否かによって上記適合性を識別する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子装置、外部接続電子機器、外部接続電子機器の適合性識別方法、および、識別用信号変換方法に関し、特に、電子装置に外部接続電子機器が接続して用いられる場合に、技術的な適合性、或いは、法的な適合性を識別することを可能にした電子装置、外部接続電子機器、外部接続電子機器の適合性識別方法、および、識別用信号変換方法に関する。
携帯電話機等の移動通信端末装置では、アンテナ性能の改善を目的として外部アンテナを接続して用いることがある。
また、移動通信端末装置の障害発生時に簡易検査を行うために、或いは、移動通信端末装置のアドレスデータや画像データをバックアップするために、IMT2000用ARIB-Aコネクタ等が接続端子として用いられることがある。
上述のように外部アンテナを用いる場合、電波法上、アンテナを変更した場合には、その都度、技術適合認証を取得することが規定されている。
即ち、電波法第9条(工事設計等の変更)には、「前条の予備免許を受けたものは、工事設計を変更しようとするときは、あらかじめ総務大臣の許可を受けなければならない」と規定されている。
しかしながら、不法に製造された外部アンテナが安価で販売され、ユーザがこのような外部アンテナを使用して電波法違反に該当する行為を行ってしまうといった虞もある。
このような問題に着目し、使用することが認証されていないアンテナが送受信装置に接続されたときには通信を禁止して他の高周波機器に妨害を与えないようにすると共に、法規上の問題の発生を予防しようとする技術も提案されるに到っている(例えば特許文献1等参照)。
特許文献1所載の技術では、送受信装置本体とこれに接続して用いられるアンテナ装置との組み合わせが正規のものとして認証され得るものである場合には、当初の接続時に、送受信装置本体側のメモリに格納された特定の認証用データを一または複数のアンテナ装置側のメモリに書き込んでおき、これ以降、送受信装置本体と当該正規のアンテナ装置とが接続されたときには、アンテナ装置側のメモリに書き込んである認証用データを読み出して、送受信装置本体側のメモリに保持してある認証用データと照合することによって、当該認証が成立する旨を識別するというものである。
特開2004−208260号公報(要約、段落0024〜段落027、図3等)
上掲の特許文献1に開示の技術では、送受信装置本体のみならずアンテナ装置側にもメモリを有することが前提とされ、従って、最低限でも認証に供するためのデジタルデータの授受やメモリへのアクセスを行うためのマイクロプロセッサを主体に構成されるコントローラや各部の動作の歩調をとるためのクロックの発生源等々を必要とし、複雑な構成となることが避けられない。
特に、アンテナ装置側について見れば、本来の主機能部たるアンテナ素子自体の簡素な構成からすれば、謂わば補助的な機能部であるはずの認証のための構成の方が格段に複雑な構成とならざるを得ず、総体的視座からは極めて効率の悪いシステムになってしまうといった問題がある。
以上は、送受信装置本体とアンテナ装置との組み合わせにおける適合性の識別といった、一つの限定的な事例に関する具体的な問題であるが、このような問題は、より一般的に、電子装置に外部接続電子機器が接続されるようなシステムにおける、両者の技術的或いは法的な適合性を識別する場合についても生じる技術課題でもある。
本発明は、上述のような状況に鑑みてなされたものであり、電子装置に外部接続電子機器が接続して用いられるようなシステムにおける、両者の技術的或いは法的な適合性を識別するための構成を簡素化した電子装置、外部接続電子機器、外部接続電子機器の適合性識別方法、および、識別用信号変換方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するべく、本願では次に列記するような技術を提案する。
本発明の請求項1の電子装置は:
外部接続端子に接続される外部接続電子機器に関し該接続を行って用いる場合における所定の適合性を有するか否かの識別を実行可能に構成された電子装置であって、
該識別に適用する第一の識別用信号を発生する識別用信号発生器と、
前記外部接続端子に接続された当該外部接続電子機器に前記外部接続端子を通して前記識別用信号発生器から発生した当該第一の識別用信号を送出する第一の識別用信号送出手段と、
前記第一の識別用信号送出手段から送出された当該第一の識別用信号に対し、当該外部接続電子機器に設けられた識別用信号変換手段で所定の信号変換が施されて形成された第二の識別用信号を受信する第二の識別用信号受信手段と、
前記第二の識別用信号受信手段で受信された当該第二の識別用信号が当該第一の識別用信号に対して前記識別用信号変換手段で正規の信号変換が施されて形成された形態を成しているか否かに基づいて当該外部接続電子機器が前記適合性を有するか否かの識別をする適合性識別手段と、を備えていることを特徴とする。
上記請求項1の電子装置では、外部接続端子に接続される外部接続電子機器に関し該接続を行って用いる場合における所定の適合性を有するか否かの識別を実行可能に構成される。
識別用信号発生器が該識別に適用する第一の識別用信号を発生する。この第一の識別用信号が、第一の識別用信号送出手段により、外部接続端子を通して、当該外部接続電子機器に送出される。
該送出された第一の識別用信号を受けた外部接続電子機器側では、この第一の識別用信号に対し識別用信号変換手段で所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成し、該第二の識別用信号を電子装置側に返す。
電子装置側では、第二の識別用信号受信手段によってこの第二の識別用信号を受信し、適合性識別手段によって、該受信した当該第二の識別用信号が当該第一の識別用信号に対して外部接続電子機器側の識別用信号変換手段で正規の信号変換が施されて形成された形態を成しているか否かに基づいて当該外部接続電子機器が前記適合性を有するか否かの識別をする。
本発明の請求項2の電子装置は:
上記請求項1の電子装置において特に、前記適合性識別手段は、当該外部接続電子機器が当該電子装置に対する所定の外部アンテナまたは試験用プローブとしての適合性を有するか否かの識別をすることを特徴とする。
上記請求項2の電子装置では、当該外部接続電子機器が当該電子装置に対する所定の外部アンテナまたは試験用プローブである場合に、これら外部接続電子機器の自装置への適合性について、適合性識別手段が識別を行う。
本発明の請求項3の電子装置は:
上記請求項1または2の何れか一の電子装置において特に、前記識別用信号発生器は、前記第一の識別用信号として低周波信号または直流信号の何れかを発生することを特徴とする。
上記請求項3の電子装置では、前記第一の識別用信号として低周波信号または直流信号の何れかを発生する。
このため対応する外部接続電子機器側においても、これらの第一の識別用信号に対して簡単な構成の回路によって変換を施して第二の識別用信号を形成することが可能である。
本発明の請求項4の電子装置は:
上記請求項1または2の電子装置において特に、前記識別用信号発生器は所定の識別用原信号発生器から出力されるに識別用原信号に対して暗号化を施して前記第一の識別用信号を発生することを特徴とする。
上記請求項4の電子装置では、外部接続端子から外部に送出される第一の識別用信号が暗号化を施されたものとなるため、セキュリティの点で優れる。
本発明の請求項5の外部接続電子機器は:
所定の電子装置に備られた外部接続端子に接続されるように構成され該接続を行って用いられる場合における所定の適合性を有することを当該電子装置側で識別可能になされた外部接続電子機器であって、
当該電子装置の前記外部接続端子を通して送出される第一の識別用信号を受信する第一の識別用信号受信手段と、
前記第一の識別用信号受信手段で受信した第一の識別用信号に対し当該識別のための所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成する識別用信号変換手段と、
前記識別用信号変換手段で形成された第二の識別用信号を前記外部接続端子を通して当該電子装置に供給するべく送出する第二の識別用信号送出手段と、
を備えていることを特徴とする。
上記請求項5の外部接続電子機器は、所定の電子装置に備られた外部接続端子に接続されるように構成され該接続を行って用いられる場合における所定の適合性を有することを当該電子装置側で識別可能にするものである。
このような外部接続電子機器において、第一の識別用信号受信手段は、当該電子装置の前記外部接続端子を通して送出される第一の識別用信号を受信する。
該受信された第一の識別用信号に対し、識別用信号変換手段が、当該識別のための所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成する。
該形成された第二の識別用信号は、第二の識別用信号送出手段によって、前記外部接続端子を通して当該電子装置に供給される。
上述のようにして供給された第二の識別用信号を受けた電子装置側では、該受けた第二の識別用信号が当該第一の識別用信号に対して正規の信号変換が施されて形成された形態を成しているか否かに基づいて当該外部接続電子機器が前記適合性を有するか否かの識別をすることができるようになる。
本発明の請求項6の外部接続電子機器は:
上記請求項5に記載の外部接続電子機器において特に、所定の外部アンテナまたは試験用プローブとして機能する主機能部を更に備えていることを特徴とする。
上記請求項6の外部接続電子機器では、対応する電子装置によって適合性があると識別されたときには、当該主機能部によって、その電子装置の外部アンテナまたは試験用プローブとして機能する。
本発明の請求項7の外部接続電子機器は:
上記請求項5または6の何れか一の外部接続電子機器において特に、前記識別用信号変換手段は、前記第一の識別用信号受信手段で受信した低周波信号または直流信号の何れかである第一の識別用信号に対して所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成することを特徴とする。
上記請求項7の外部接続電子機器では、前記識別用信号変換手段によって、前記第一の識別用信号受信手段で受信した低周波信号または直流信号の何れかである第一の識別用信号に対して所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成する。
本発明の請求項8の外部接続電子機器は:
上記請求項5または6の何れか一の外部接続電子機器において特に、前記識別用信号変換手段は、前記第一の識別用信号受信手段で受信した第一の識別用信号が所定の識別用原信号に対して暗号化を施して生成された信号であるときに、当該暗号化に対応する復号化を施して得た識別用原信号に対して所定の再暗号化を施して前記第二の識別用信号を生成することを特徴とする。
上記請求項8の外部接続電子機器では、前記電子装置側で所定の識別用原信号に対して暗号化を施して生成された第一の識別用信号を前記第一の識別用信号受信手段で受信し、該受信した第一の識別用信号に対し、識別用信号変換手段によって、当該暗号化に対応する復号化を施して識別用原信号を得て、更に、この識別用原信号に対して所定の再暗号化を施して前記第二の識別用信号を生成する。
尚、ここでは、識別用信号変換手段によって、当該暗号化に対応する復号化、再暗号化を施した例を示しているが、復号化、再暗号化することなく、受信した信号を識別用原信号に復号することなく変換処理を施してもよい。
当該電子装置および外部接続電子機器から外部に送出される信号は何れも暗号化が施されたものとなるため、セキュリティの点で優れる。
本発明の請求項9の外部接続電子機器の適合性識別方法は:
電子装置に接続される外部接続電子機器に関し該接続を行って用いる場合における所定の適合性を有するか否かの識別を行う外部接続電子機器の適合性識別方法であって、
該識別に適用する第一の識別用信号を発生する第一の識別用信号発生ステップと、
前記第一の識別用信号発生ステップで発生した当該第一の識別用信号を送出する第一の識別用信号送出ステップと、
前記第一の識別用信号送出ステップで送出された当該第一の識別用信号に対し、当該外部接続電子機器側で所定の信号変換が施されて形成された第二の識別用信号を受信する第二の識別用信号受信ステップと、
前記第二の識別用信号受信ステップで受信された当該第二の識別用信号が当該第一の識別用信号に対して正規の信号変換が施されて形成された形態を成しているか否かに基づいて当該外部接続電子機器が前記適合性を有するか否かの識別をする適合性識別ステップと、を含んでいる。
上記請求項9の外部接続電子機器の適合性識別方法では、この外部接続電子機器に対し、電子装置側で、前記第二の識別用信号受信ステップで受信された当該第二の識別用信号が当該第一の識別用信号に対して正規の信号変換が施されて形成された形態を成しているか否かに基づいて簡単且つ確実にその適合性を識別することができる。
本発明の請求項10の識別用信号変換方法は:
所定の電子装置に接続されて用いられる場合における外部接続電子機器の所定の適合性を識別することを可能にするための識別用信号変換方法であって、
当該電子装置から送出される第一の識別用信号を受信する第一の識別用信号受信ステップと、
前記第一の識別用信号受信ステップで受信した第一の識別用信号に対し当該識別のための所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成する識別用信号変換ステップと、
前記識別用信号変換ステップで形成された第二の識別用信号を当該電子装置に送出する第二の識別用信号送出ステップと、
を含んでいることを特徴とする。
上記請求項10の識別用信号変換方法では、第一の識別用信号受信ステップで受信した第一の識別用信号に対し当該識別のための所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成するが、この第二の識別用信号が、電子装置側における当該外部接続電子機器の前記適合性の識別に供されるため、簡単且つ確実にその適合性を識別することができる。
本発明によれば、電子装置に外部接続電子機器が接続して用いられるようなシステムにおける、両者の技術的或いは法的な適合性を識別するための構成を簡素化した電子装置、外部接続電子機器、外部接続電子機器の適合性識別方法、および、識別用信号変換方法が実現される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳述することにより本発明を明らかにする。
尚、以下に参照する各図において、本発明に関係する要部は適宜誇張して表記され、その他の部分については、適宜簡略化され乃至は省略されている。
(本発明の一つの実施の形態としての電子装置および外部接続電子機器)
図1は、本発明の実施の形態としての電子装置および外部接続電子機器を表すブロック図である。
図1の実施の形態では、電子装置は移動通信端末装置100であり、外部接続電子機器は外部アンテナ装置200である。
移動通信端末装置100には、通常、この移動通信端末装置100の筐体101に内蔵するようにして主アンテナ110が設けられている。
この主アンテナ110は、外部アンテナ装置200を適用する場合に、その外部アンテナ装置200が有効に機能する系統に回路を切り換える手段としてのアンテナスイッチ120を介して送受共用器130に接続されている。
送受共用器130はデュプレクサあるいは送受切替スイッチと通称される公知の回路であり、そのアンテナポート131がアンテナスイッチ120側に接続され、送信ポート132が送信系回路140に接続され、受信ポート133が受信系回路150に接続されている。
移動通信端末装置100の筐体101には、外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200を接続する外部接続端子160が設けられている。
また、この移動通信端末装置100には、外部接続端子160への外部接続電子機器の接続の有無を検出する接続検出回路170が設けられている。この接続検出回路170については、後に図2を参照して詳述する。
上述のアンテナスイッチ120は、送受共用器130のアンテナポート131に接続された共通極端子121に対し、主アンテナ110側の系統に接続された第一の端子122と外部接続電子機器側の系統に接続された第二の端子123とが選択的に接続されるように構成されている。
この第二の端子123と上述の外部接続端子160との間に分波合成回路180が介挿されている。
一方、アンテナ素子210を有する外部アンテナ装置200には、移動通信端末装置100の外部接続端子160に対応する接続端子220が設けられている。この接続端子220の配置は、図示されない接続コードの端部等に設けられる態様が採られ得る。
アンテナ素子210と接続端子220とを結ぶ信号経路中には、後に他図を参照して詳述する識別用信号検知・返信部230への分岐点に分波合成回路240が介挿されている。
図2は、図1中の移動通信端末装置100における接続検出回路170の詳細を表す機能ブロック図である。
既述の通り、本電子装置(移動通信端末装置)100は、その外部接続端子160に接続される外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200に関し該接続を行って用いる場合における所定の適合性を有するか否かの識別を行うが、図示の接続検出回路170にはこのような識別を行うための枢要な各機能部が備られている。
即ち、接続検出回路170には、上述の識別に適用する第一の識別用信号を発生する識別用信号発生器171、および、外部接続端子160に接続された外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200に識別用信号発生器171から発生した当該第一の識別用信号を送出する第一の識別用信号送出手段172を含む信号送信部173が設けられている。
接続検出回路170には、更に、第一の識別用信号送出手段172から送出された当該第一の識別用信号に対し、外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200に設けられた後述する識別用信号変換手段で所定の信号変換が施されて形成された第二の識別用信号を受信する第二の識別用信号受信手段としての受信部174と、受信部174で受信された当該第二の識別用信号が当該第一の識別用信号に対して前記識別用信号変換手段で正規の信号変換が施されて形成された形態を成しているか否かに基づいて当該外部接続電子機器が前記適合性を有するか否かの識別をする適合性識別手段としての信号識別部175が設けられている。
尚、識別用信号発生器171が発する第一の識別用信号を外部接続端子160を通して、この外部接続端子160に接続された外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200に送出する手段については、上述の信号送信部173の第一の識別用信号送出手段172によって、識別用信号発生器171の出力である第一の識別用信号が分波合成回路180に導かれ、この分波合成回路180から外部接続端子160に向けての信号伝送路を通して当該第一の識別用信号の送出が行われるようになる。
即ち、識別用信号発生器171の出力端から分波合成回路180を経て外部接続端子160に到る信号伝送路乃至そのうちの部分を以って、外部接続端子160に接続された外部接続電子機器200に外部接続端子160を通して識別用信号発生器171から発生した当該第一の識別用信号を送出する第一の識別用信号送出手段を構成しているものと観念することができる。
図3は、図1中の外部アンテナ装置200における識別用信号検知・返信部230の詳細を表す機能ブロック図である。
図3の識別用信号検知・返信部230には、電子装置(移動通信端末装置)100側において、当該外部接続電子機器(アンテナ装置)200の所定の適合性を識別することを可能ならしめるための枢要な機能部が備られている。
即ち、この識別用信号検知・返信部230には、電子装置(移動通信端末装置)100の識別用信号発生器171から発せられ外部接続端子160を通して送出される既述の第一の識別用信号を受信する第一の識別用信号受信手段としての信号受信部231と、信号受信部231で受信した第一の識別用信号に対し当該識別のための所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成する識別用信号変換手段としての信号変換部232と、信号変換部232で形成された第二の識別用信号を接続端子220および外部接続端子160を通して電子装置(移動通信端末装置)100に供給するべく送出する第二の識別用信号送出手段としての信号送信部233とが備られている。
図4は、図1中の電子装置(移動通信端末装置)100の動作の概要を表すフローチャートである。
次に、図4を参照して、電子装置(移動通信端末装置)100の動作の概要について説明する。
先ず、周期的に接続検出回路170の信号送信部173(その第一の識別用信号送出手段172)から第一の識別用信号を外部接続端子160を通して外部アンテナ装置200に送出する(ステップS401)。なお、第一の識別用信号は常時送信させてもよい。
その後、外部アンテナ装置200側から既述の第二の識別用信号が返され受信されるのを待機し(ステップS402:No)、第二の識別用信号が受信されると(ステップS402:Yes)、この第二の識別用信号について、外部アンテナ装置200の適合性を判断する(ステップS403)。この適合性を判断の詳細については、後に図6を併せ参照して詳述する。
ステップS403で外部アンテナ装置は所定の適合性を充足するものと判断されたときには(ステップS403:Yes)、図1におけるアンテナスイッチ120を外部接続電子機器側(外部アンテナ装置側)の系統に接続された第二の端子123側への接続となるように切換える(ステップS404)。
一方、ステップS403で、外部アンテナ装置は所定の適合性を満たさないと判断されたときには(ステップS403:No)、その外部アンテナ装置は適合性が無い旨の警告表示を行い(ステップS405)、アンテナスイッチ120を切換えることはせず、この移動通信端末装置100内に備えられた主アンテナ110側の系統に接続された第一の端子122への接続を維持する。
尚、ステップS405の警告表示の処理を実行することなく終了するようにしてもよい。
図5は、図4の電子装置(移動通信端末装置)100の動作に対応する外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200の動作の概要を表すフローチャートである。
次に、図5を参照して、外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200の動作の概要について説明する。
移動通信端末装置100からの第一の識別用信号が受信されるまで非作動状態が継続し(ステップS501:No)、第一の識別用信号が受信されると(ステップS501:Yes)、識別用信号検知・返信部230の信号変換部232で、この第一の識別用信号に対し所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成する(ステップS502)。
この信号変換としては、例えば、低周波の第一の識別用信号を、単純に半周期単位で抜き出したり、或いは、半周期単位で反転させる等の単純な変換処理を適用することが推奨される。しかし、上述のような単純な処理を必須とする趣旨ではない。
ステップS502で形成された第二の識別用信号は、識別用信号検知・返信部230の信号送信部233から分波合成回路240および接続端子220を通して、電子装置たる移動通信端末装置100(その接続検出回路170の信号受信部174)に向け送出される(ステップS503)。
図6は、電子装置(移動通信端末装置)100と外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200との間で両者の接続に係る所定の適合性の有無を識別する場合の動作を表すシーケンスチャートである。
次に、図6および既述の他図を随時参照して、本発明の電子装置(移動通信端末装置)および外部接続電子機器(外部アンテナ装置)の動作について、より詳細に説明する。
図4を参照して既述のとおり,移動体通信端末装置100(その外部接続端子160)に外部アンテナ装置200が(外部アンテナ装置200側の接続端子220で)接続されると、図1の移動体通信端末装置100の接続検出回路170における信号送信部173(図2)から第一の識別用信号が送出され、図1の外部アンテナ装置200における識別信号検知・返信部230の信号受信部231(図3)で受信される(ステップS601)。
ステップS601における第一の識別用信号の送出は、移動体通信端末装置100における接続検出回路170の信号送信部173に設けられた第一の識別用信号送出手段172によって、信号送信部173の識別用信号発生器171の出力である第一の識別用信号が分波合成回路180に導かれ、この分波合成回路180から信号伝送路を通して外部接続端子160に到り、この外部接続端子160から外部アンテナ装置200に向けて当該第一の識別用信号が送出されるようにして行われる。
この場合、第一の識別用信号は、例えば、低周波の信号であり、通信における本来の伝送対象たる主情報を担う信号に重畳されて伝送されるが、主情報を担う信号とは周波数を異にするため、分波合成回路による分離は容易である。尚、第一の識別用信号としては、主情報を担う信号と確実に分離可能な限りで高周波信号を適用することも可能である。
外部アンテナ装置200における識別信号検知・返信部230の信号受信部231は、ステップS601で受信した第一の識別用信号を、識別信号検知・返信部230内の信号変換部232に移送する(ステップS602)。
信号変換部232は、ステップS602で移送された第一の識別用信号を受け、該信号に対し所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成する(ステップS603)。
この信号変換における変換の態様は、外部アンテナ装置200が移動体通信端末装置100にとって仕様上の適合性を満たすと共に電波法の規定を充足する所定の適合性をも有することを、移動体通信端末装置100側において識別可能にするものである。
既述のように、この信号変換としては、例えば、低周波の第一の識別用信号を、単純に半周期単位で抜き出したり、或いは、半周期単位で反転させる等の単純な変換処理を適用することが推奨される。しかし、上述のような単純な処理を必須とする趣旨ではない。
ステップS603で形成された第二の識別用信号は、識別信号検知・返信部230内の信号送信部233に移送される(ステップS604)。
ステップS604で信号送信部233に移送された第二の識別用信号は、識別信号検知・返信部230→分波合成回路240→接続端子220→移動体通信端末装置100側の外部接続端子160→分波合成回路180→接続検出回路170内の信号受信部174の経路で、信号受信部174に伝送される(ステップS605)。
ステップS605で第二の識別用信号を受けた信号受信部174は、この第二の識別用信号を接続検出回路170内の信号識別部175に移送する(ステップS606)。
ステップS606で第二の識別用信号を受けた信号識別部175は、この第二の識別用識別用が、ステップS601で移動体通信端末装置100(その信号送信部173)から送出された第一の識別用信号に対して、外部アンテナ装置200が所定の適合性を有する旨を表す形態での信号変換を受けたものであるか否かに基づいて適合性の判定を実行する(ステップS607)。
ステップS607において外部アンテナ装置200が所定の適合性を有すると判定されたときには(ステップS607:Yes)、信号識別部175は、適合性ありの旨の検出信号Dを発して、該検出信号Dをアンテナスイッチ120に供給する。
この検出信号Dは、上述したアンテナスイッチ120の切換えを制御する切換え制御信号でもあり、この検出信号Dによって、アンテナスイッチ120は、外部アンテナ装置200の系統を用いる状態に切換えられる。
即ち、アンテナスイッチ120では、送受共用器130のアンテナポート131に接続された共通極端子121に対し、常時は主アンテナ110側の系統に接続された第一の端子122側への接続が選択されていたところ、外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200が接続されて上述のようにその適合性が認識されたときには、外部アンテナ装置側へ接続されるようにアンテナスイッチ120における切換えが行われる。
一方、ステップS607で、外部アンテナ装置200の適合性が否定されたときには(ステップS607:No)、上述のようなアンテナスイッチ120の切換えは行われず、移動体通信端末装置100の表示部等に外部アンテナ装置は不適合である旨の警告表示が行われる(ステップS609)。
尚、ステップS609の警告表示の処理は行わないようにしてもよい。
以上、図1乃至図6を参照して説明したところから明確に理解されるとおり、本発明では、電子装置(移動体通信端末装置)に対する外部接続電子機器(外部アンテナ装置)の所定の適合性は、当該外部接続電子機器側に記憶保持されている識別用のデータを読み出して、該読み出したデータに依拠して判定されるのではなく、電子装置(移動体通信端末装置)側から送り込んだ所定の識別用信号(第一の識別用信号)に対して当該外部接続電子機器において如何様な変換が施されるかに依拠して実行される。
従って、外部接続電子機器(外部アンテナ装置)にはその適合性乃至正当性を表すデータは保有されないため、仮にもこのような適合性乃至正当性を表すデータを読み出して解析しようと試みても、本来的にこの種のデータは存在せず、解析され得ないため、偽造品の出現を効果的に予防することができる。
また、適合性乃至正当性を表すデータを常時保有するためのメモリや、このメモリに対して書き込みや読み出しを行うための回路(多くはCPUの管理下で作動するように構成される)等、構成を複雑化させるような機能部を要さず、この種の外部接続電子機器として特に求められる構成の簡素化が図られる。
(本発明の他の実施の形態)
図7および図8は、本発明の他の実施の形態としての移動体通信端末装置およびこれに対応する外部アンテナ装置における各要部である接続検出回路および識別用信号検知・返信部を表す機能ブロック図である。
尚、移動体通信端末装置のこの実施の形態における図7に表された接続検出回路170a以外の部分については既述のものと略同様の構成であるためそれらの機能ブロック図は省略し、後に図9および図11を参照して、当該他の実施の形態としての移動体通信端末装置の特徴について詳述する。
また、外部アンテナ装置の他の実施の形態における図8に表された識別用信号検知・返信部230a以外の部分については既述のものと略同様の構成であるためそれらの機能ブロック図は省略し、後に図10および図11を参照して、当該他の実施の形態としての外部アンテナ装置における特徴について詳述する。
接続検出回路170aについて、図7では、既述の図2との対応部には同一の符号を附して示しそれら各部については適宜説明を省略する。
図7に示すように、この接続検出回路170aは、図2の接続検出回路170における各部に加え、暗号化部176を有する点で特に異なっている。
また、信号送信部173aは、図2の接続検出回路170における信号送信部170との比較において、識別用信号発生器171に替えて識別用原信号発生器171aを有する点において異なる。
即ち、図7の信号送信部173aでは、図2の信号送信部173には第一の識別用信号を発生する識別用信号発生器171が設けられているのに対し、これに相応する識別用原信号発生器171aが設けられ、この識別用原信号発生器171aから発せられる識別用原信号が暗号化部176に供給されて所定の暗号化が施されて、第一の識別用信号が生成されるように構成されている。
また、識別用信号検知・返信部230aについて、図8では、既述の図3との対応部には同一の符号を附して示しそれら各部については適宜説明を省略する。
図8に示すように、この識別用信号検知・返信部230aは、図3の識別用信号検知・返信部230の構成に各相応する信号受信部231および信号送信部233の他に、既述の信号変換部232に替えて信号識別部234および識別用信号再暗号化部235が設けられている。なお、セキュリティ性を高めつつ、回路をさらに簡易化するため、復号化された暗号を再暗号化する処理機能部を持たず、図3の構成をそのまま適用してもよい。
図9は、図7の接続検出回路170aを備えた移動体通信端末装置の動作の概要を表すフローチャートである。
次に、図9を参照して、本発明の他の実施の形態としての電子装置(移動通信端末装置)の動作の概要について説明する。
先ず、周期的に接続検出回路170a内の信号送信部173a(その識別用原信号発生器171a)で識別用原信号を発生する(ステップS901)。なお、識別用原信号は常時発生させてもよい。
ステップS901で発生された識別用原信号は、一旦、暗号化部176に供給されて、ここで所定の暗号化処理が施され第一の識別用信号が発生される(ステップS902)。
ステップS902で発生された第一の識別用信号を外部接続端子160を通して外部アンテナ装置200に送出する(ステップS903)。
その後、外部アンテナ装置200側から既述の第二の識別用信号が返され受信されるのを待機し(ステップS904:No)、第二の識別用信号が受信されると(ステップS904:Yes)、この第二の識別用信号を復号化し(ステップS905)、この復号化された第二の識別用信号について、外部アンテナ装置200の適合性を判断する(ステップS906)。この適合性判断の詳細については、後に図11を併せ参照して詳述する。
ステップS906で外部アンテナ装置は所定の適合性を充足するものと判断されたときには(ステップS906:Yes)、アンテナスイッチ120(図1)を外部接続電子機器側(外部アンテナ装置側)の系統に接続された第二の端子123側への接続となるように切換える(ステップS907)。
一方、ステップS906で、外部アンテナ装置は所定の適合性を満たさないと判断されたときには(ステップS906:No)、その外部アンテナ装置は適合性が無い旨の警告表示を行い(ステップS908)、アンテナスイッチ120を切換えることはせず、この移動通信端末装置100内に備えられた主アンテナ110側の系統に接続された第一の端子122への接続を維持する。
尚、ステップS908の警告表示の処理は行わないようにしてもよい。
図10は、図9の電子装置(移動通信端末装置)100の動作に対応する外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200の動作の概要を表すフローチャートである。
次に、図10を参照して、外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200の動作の概要について説明する。
移動通信端末装置100からの第一の識別用信号が受信されるまで非作動状態が継続し(ステップS1001:No)、第一の識別用信号が受信されると(ステップS1001:Yes)、識別用信号検知・返信部230aの信号識別部234で、この第一の識別用信号に対し所定の復号化を施す(ステップS1002)。
ステップS1002での復号化処理に際して、ステップS1001で受けた第一の識別用信号に係る暗号化は、当該移動通信端末装置100と外部アンテナ装置200との組み合わせにおいて正当なものであるか否かが判断され(ステップS1003)、正当なものであると判断されたときには(ステップS1003:Yes)、ステップS1002で復号化された信号を再暗号化して第二の識別用信号を形成する(ステップS1004)。
ステップS1004で形成された第二の識別用信号は、識別用信号検知・返信部230の信号送信部233から分波合成回路240および接続端子220を通して、電子装置たる移動通信端末装置100(その接続検出回路170の信号受信部174)に伝送される(ステップS1005)。
尚、ステップS1003で、ステップS1001で受けた第一の識別用信号に係る暗号化は、当該移動通信端末装置100と外部アンテナ装置200との組み合わせにおいて正当なものではないと判断されたときには(ステップS1003:No)、当該正当なものではない旨を表すNG信号が生成されて電子装置たる移動通信端末装置100(その接続検出回路170の信号受信部174)に向け送出される(ステップS1006)。
尚、ステップS1006のNG信号の生成および送出の処理は行わないようにしてもよい。
また、セキュリティ性を高めつつ、回路をさらに簡易化するため、図5のフローチャートの処理をそのまま適用してもよい。
図11は、他の実施の形態としての電子装置(移動通信端末装置)と外部接続電子機器(外部アンテナ装置)との間で両者の接続に係る所定の適合性の有無を識別する場合の動作を表すシーケンスチャートである。
次に、図11および既述の他図を随時参照して、本発明の電子装置(移動通信端末装置)および外部接続電子機器(外部アンテナ装置)の動作について、より詳細に説明する。
移動体通信端末装置の外部接続端子160に外部アンテナ装置が(外部アンテナ装置200側の接続端子220で)接続されると、図7を参照して既述の接続検出回路173aの信号送信部173aにおける識別用原信号発生器171aから識別用原信号が発生され、図7の暗号化部176に供給される(ステップS1101)。
ステップS1101で識別用原信号の供給を受けた暗号化部176は、この識別用原信号に所定の暗号化を施して第一の識別用信号を生成する(ステップS1102)。
ステップS1102で生成された第一の識別用信号が、図7の第一の識別用信号送信部173a(その第一の識別用信号送出手段172)に移送され(ステップS1103)、ここから、外部アンテナ装置における識別信号検知・返信部230aの信号受信部231(図8)に送出され、この信号受信部231で受信される(ステップS1104)。
ステップS1101における第一の識別用信号の送出は、図7の接続検出回路170aの信号送信部173に設けられた第一の識別用信号送出手段172によって、ステップS1102で暗号化されて生成された第一の識別用信号が分波合成回路180(図1)に導かれ、この分波合成回路180から外部接続端子160に向けての信号伝送路を通して当該第一の識別用信号が送出されるようにして行われる。
外部アンテナ装置における図8の識別信号検知・返信部230aの信号受信部231は、ステップS1104で受信した第一の識別用信号を、識別信号検知・返信部230a内の信号識別部234に移送する(ステップS1105)。
信号識別部234は、ステップS1105で移送された第一の識別用信号を受け、該信号に対し所定の復号化を施す(ステップS1106)。
ステップS1106での復号化処理に際して、ステップS1104、ステップS1105で受信した第一の識別用信号に係る暗号化は、当該移動通信端末装置と外部アンテナ装置との組み合わせにおいて正当なものであるか否かが判断され(ステップS1107)、正当なものであると判断されたときには(ステップS1107:Yes)、ステップS1106で復号化された信号は識別用信号再暗号化部235に移送される(ステップS1108)。
ステップS1108で復号化された信号を受けた識別用信号再暗号化部235は、この復号化された信号を再暗号化して第二の識別用信号を形成する(ステップS1109)。
ステップS1109で形成された第二の識別用信号は、識別用信号検知・返信部230の信号送信部233に移送され(ステップS1110)、ここから分波合成回路240および接続端子220を通して、電子装置たる移動通信端末装置100(その接続検出回路170の信号受信部174)に向け送出される(ステップS1111)。
ステップS1111で第二の識別用信号を受けた信号受信部174は、この第二の識別用信号を接続検出回路170a内の信号識別部175に移送する(ステップS1112)。
ステップS1112で第二の識別用信号を受けた信号識別部175は、この第二の識別用識別用が、ステップS1101で移動体通信端末装置(その信号送信部173a)から送出された暗号化された第一の識別用信号に対して、外部アンテナ装置200が所定の適合性を有する旨を表す形態での信号変換たる復号化および再暗号化を受けたものであるか否かに基づいて適合性の判定を実行する(ステップS1113)。
ステップS1113において外部アンテナ装置が所定の適合性を有すると判定されたときには(ステップS1113:Yes)、信号識別部175は、適合性ありの旨の検出信号Dを発して、該検出信号Dをアンテナスイッチ120(図1)に供給する。
この検出信号Dは、上述したアンテナスイッチ120の切換えを制御する切換え制御信号でもあり、この検出信号Dによって、アンテナスイッチ120は、外部アンテナ装置200の系統を用いる状態に切換えられる。
即ち、アンテナスイッチ120では、送受共用器130のアンテナポート131に接続された共通極端子121に対し、常時は主アンテナ110側の系統に接続された第一の端子122側への接続が選択されていたところ、外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200が接続されて上述のようにその適合性が認識されたときには、外部アンテナ装置側へ接続されるように切換えが行われる。
一方、ステップS1113で、外部アンテナ装置200の適合性が否定されたときには(ステップS1113:No)、上述のようなアンテナスイッチ120の切換えは行われず、移動体通信端末装置の表示部等に外部アンテナ装置は不適合である旨の警告表示が行われる(ステップS1115)。
ステップS1115の警告表示の処理については、この処理を行わないようにしてもよい。
尚、ステップS1107で、ステップS1105で受けた第一の識別用信号に係る暗号化は、当該移動通信端末装置と外部アンテナ装置との組み合わせにおいて正当なものではないと判断されたときには(ステップS1107:No)、当該正当なものではない旨を表すNG信号が生成されて電子装置たる移動通信端末装置(その接続検出回路170の信号受信部174)に向け送出される(ステップS1116)。
ステップS1116のNG信号の生成および送出の処理については、この処理を行わないようにしてもよい。
このステップS1116は、図10を参照して既述のステップS1006と同じ処理であるため、詳細な図示および説明は省略する。なお、セキュリティ性を高めつつ、回路をさらに簡易化するため、図11のS1105〜S1110における暗号の復号化から再暗号化に到る処理を省き、図6のS602〜S604のような簡易な処理に置き換えてもよい。
以上、図7乃至図11を参照して説明したところから明確に理解されるとおり、この実施の形態では、電子装置(移動体通信端末装置)に対する外部接続電子機器(外部アンテナ装置)の所定の適合性は、当該外部接続電子機器側に記憶保持されている識別用のデータを読み出して、該読み出したデータに依拠して判定されるのではなく、電子装置(移動体通信端末装置)側から送り込んだ所定の識別用信号(第一の識別用信号)に対して当該外部接続電子機器において如何様な変換が施されるかに依拠して実行される。
従って、外部接続電子機器(外部アンテナ装置)にはその適合性乃至正当性を表すデータは保有されないため、仮にもこのような適合性乃至正当性を表すデータを読み出して解析しようと試みても、本来的にこの種のデータは存在せず、解析され得ないため、偽造品の出現を効果的に予防することができる。
図7乃至図11を参照して説明した実施の形態では、特に、上述したような暗号化の手法が利用されるため、偽造品の出現を抑止したり、違法な外部アンテナの使用を阻止するといったセキュリティの一層の強化が図られる。
また、適合性乃至正当性を表すデータを常時保有するためのメモリや、このメモリに対して書き込みや読み出しを行うための回路(多くはCPUの管理下で作動するように構成される)等、構成を複雑化させるような機能部を要さず、この種の外部接続電子機器として特に求められる構成の簡素化が図られる。
(本発明の更に他の実施の形態)
図12は、本発明の更に他の実施の形態の構成を表すブロック図である。図12において、既述の図1との対応部には同一の参照符号を附して示し、それら各部の説明は適宜省略する。
図12の実施の形態における移動体通信端末装置100aでは、図1における移動体通信端末装置100の分波合成回路180に替えて、バイアスティー180aが適用され、図1における第一の識別用信号が例えば低周波信号であったところ、これに替えて、直流信号が適用されている点が異なり、図1の実施の形態に対するこの実施の形態における特徴点となっている。
また、図12の移動体通信端末装置100aにおける上述のような特徴点に対応して、外部アンテナ装置200aも、図1の装置における分波合成回路240に替えて、バイアスティー180aが適用されている。
図12の実施の形態では、第一の識別用信号として直流信号が用いられ、この第一の識別用信号が、アンテナ系の(RF)信号に重畳されて移動体通信端末装置100a側から外部アンテナ装置200a側に送り込まれ、該送り込まれた第一の識別用信号が、外部アンテナ装置200a側において、例えば、直流信号に係る極性の反転や振幅(レベル)の変更といった簡単な信号変換を受けて第二の識別用信号として移動体通信端末装置100a側に返送され、該返送された第二の識別用信号に係る信号変換の態様が、先に外部アンテナ装置200a側に送出された第一の識別用信号に対して、当該外部アンテナ装置200aの適合性を表す所定のものであるか否かに基づいて、その適合性が判断される。
適合性ありと判断された場合に、この判断を表す検出信号Dがアンテナスイッチ120に供給される。
図1の実施の形態について既述のように、この検出信号Dは、上述したアンテナスイッチ120の切換えを制御する切換え制御信号でもあり、この検出信号Dによって、アンテナスイッチ120は、外部アンテナ装置200aの系統を用いる状態に切換えられる。
即ち、送受共用器130のアンテナポート131に接続された共通極端子121に対し、常時は主アンテナ110側の系統に接続された第一の端子122側への接続が選択されていたところ、外部接続電子機器(外部アンテナ装置)200aが接続されて上述のようにその適合性が認識されたときには、外部アンテナ装置側へ接続されるようにアンテナスイッチ120における切換えが行われる。
尚、以上において、識別用信号として、低周波信号や直流信号を適用した例について説明したが、識別用信号はこれに限ることを必須のものとする趣旨ではない。即ち、通信における本来の伝送対象たる主情報を担う信号とは周波数を異にし、確実に分離可能な限りの高周波信号を適用することも可能である。
(本発明の電子装置の外観上の構成例)
図13は、上述した本発明の電子装置の各実施の形態として共通に実施され得る電子装置としての移動体通信端末装置100(100a)の外観図である。
図13において、図1および図12では、概念的に線図として表記された移動体通信端末装置100(100a)は、例えば、この図13に表されたように、この限りでは既存のこの種の装置を略同様の外観形状をなし、その筐体101には、表示部102が設けられている。
また、図1および図12では、ブロックとして表記された外部接続端子160もこの筐体101に図示の如く配されている。
表示部102には、例えば、既述のような、外部アンテナ装置が不適合である趣旨の警告表示などが文字または象徴的な図形パターン等によって、所要に応じて動的な表示として表示される。
また、外部アンテナ装置が技術的に不適合であるといった表示のみならず、電波法に違反するものである趣旨の表示なども行なわれ得る。
更には、不適合である場合のユーザとしての対処方等についてのガイドメッセージが表示されるように構成されても良い。
以上を総じて、当該電子装置に対する外部接続電子機器として外部アンテナ 装置を適用した場合の実施の形態について詳述したが、本発明の技術思想における外部接続電子機器は、既述の外部アンテナ装置に限られるものではない。
即ち、これらの外部接続電子機器として、外部アンテナ装置に替えて、試験用プローブを適用し、当該試験用プローブを用いての試験対象とされる電子装置との適合性の識別を上述同様の構成によって行うことも可能である。
このような場合も、当該試験用プローブが試験対象とされる電子装置に対して所定の適合性を充足するものであることが識別されたときに、既述のアンテナスイッチ同様の回路切換え機能部でその試験用プローブが有効に機能するように回路が切換えられるように構成すれば、当該試験における人為的判断ミスを排除でき、且つ、試験における効率が向上することが期待できる。
尚、以上説明した各実施の形態において、第一の識別用信号としては、既述のような低周波の或いは直流の既知の形態の信号が適用され得るが、本発明の技術思想は、このような既知の形態の信号であることを必須とするものではない。
即ち、第一の識別用信号は、本体機器である電子機器側からこれに接続された外部接続電子機器に送り込まれたときに、当該外部接続電子機器内で施される信号変換が如何様であったかが、電子機器側において結果的に識別可能であればよい。
従って、第一の識別用信号としては、例えばホワイトノイズのように不規則に振動するような様相を呈する信号であった場合でも、その信号に対して当該外部接続電子機器内で施される信号変換が如何様であったかが電子機器側において識別可能である限りは(送出時の形態を所要の期間保持する手段を備える等この識別を可能にする構成が実現可能である限りは)、それらの信号を適用することが可能である。
本発明は、電子装置に外部接続電子機器が接続して用いられるようなシステムにおける、両者の技術的或いは法的な適合性を識別するための構成を簡素化した電子装置、外部接続電子機器、外部接続電子機器の適合性識別方法、および、識別用信号変換方法を実現するために有効に利用可能である。
本発明の実施の形態としての電子装置および外部接続電子機器を表すブロック図である。 図1中の電子装置(移動通信端末装置)における接続検出回路の詳細を表す機能ブロック図である。 図1中の外部接続電子機器(外部アンテナ装置)における識別用信号検知・返信部の詳細を表す機能ブロック図である。 図1中の電子装置(移動通信端末装置)の動作の概要を表すフローチャートである。 図4の電子装置(移動通信端末装置)の動作に対応する外部接続電子機器(外部アンテナ装置)の動作の概要を表すフローチャートである。 電子装置(移動通信端末装置)と外部接続電子機器(外部アンテナ装置)との間で両者の接続に係る所定の適合性の有無を識別する場合の動作を表すシーケンスチャートである。 本発明の他の実施の形態としての移動体通信端末装置における要部である接続検出回路を表す機能ブロック図である。 本発明の他の実施の形態としての外部アンテナ装置における要部である識別用信号検知・返信部を表す機能ブロック図である。 図7の接続検出回路を備えた移動体通信端末装置の動作の概要を表すフローチャートである。 図9の電子装置(移動通信端末装置)の動作に対応する外部接続電子機器(外部アンテナ装置)の動作の概要を表すフローチャートである。 他の実施の形態としての電子装置(移動通信端末装置)と外部接続電子機器(外部アンテナ装置)との間で両者の接続に係る所定の適合性の有無を識別する場合の動作を表すシーケンスチャートである。 本発明の更に他の実施の形態の構成を表すブロック図である。 本発明の電子装置の各実施の形態として共通に実施され得る電子装置としての移動体通信端末装置の外観図である。
符号の説明
100,100a…移動通信端末装置(電子装置)
101…筐体
102…表示部
110…主アンテナ
120…アンテナスイッチ
121…共通極端子
122…第一の端子
123…第二の端子
130…送受共用器
131…アンテナポート
132…送信ポート
133…受信ポート
140…送信系回路
150…受信系回路
160…外部接続端子
170,170a…接続検出回路
180…分波合成回路
180a…バイアスティー
200,200a…外部アンテナ装置(外部接続電子機器)
210…アンテナ素子
220…接続端子
230,230a…識別用信号検知・返信部
240…分波合成回路
240a…バイアスティー

Claims (10)

  1. 外部接続端子に接続される外部接続電子機器に関し該接続を行って用いる場合における所定の適合性を有するか否かの識別を実行可能に構成された電子装置であって、
    該識別に適用する第一の識別用信号を発生する識別用信号発生器と、
    前記外部接続端子に接続された当該外部接続電子機器に前記外部接続端子を通して前記識別用信号発生器から発生した当該第一の識別用信号を送出する第一の識別用信号送出手段と、
    前記第一の識別用信号送出手段から送出された当該第一の識別用信号に対し、当該外部接続電子機器に設けられた識別用信号変換手段で所定の信号変換が施されて形成された第二の識別用信号を受信する第二の識別用信号受信手段と、
    前記第二の識別用信号受信手段で受信された当該第二の識別用信号が当該第一の識別用信号に対して前記識別用信号変換手段で正規の信号変換が施されて形成された形態を成しているか否かに基づいて当該外部接続電子機器が前記適合性を有するか否かの識別をする適合性識別手段と、を備えていることを特徴とする電子装置。
  2. 前記適合性識別手段は、当該外部接続電子機器が当該電子装置に対する所定の外部アンテナまたは試験用プローブとしての適合性を有するか否かの識別をすることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記識別用信号発生器は、前記第一の識別用信号として低周波信号または直流信号の何れかを発生することを特徴とする請求項1または2の何れか一項に記載の電子装置。
  4. 前記識別用信号発生器は所定の識別用原信号発生器から出力される識別用原信号に対して暗号化を施して前記第一の識別用信号を発生ことを特徴とする請求項1または2の何れか一項に記載の電子装置。
  5. 所定の電子装置に備られた外部接続端子に接続されるように構成され該接続を行って用いられる場合における所定の適合性を有することを当該電子装置側で識別可能になされた外部接続電子機器であって、
    当該電子装置の前記外部接続端子を通して送出される第一の識別用信号を受信する第一の識別用信号受信手段と、
    前記第一の識別用信号受信手段で受信した第一の識別用信号に対し当該識別のための所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成する識別用信号変換手段と、
    前記識別用信号変換手段で形成された第二の識別用信号を前記外部接続端子を通して当該電子装置に供給するべく送出する第二の識別用信号送出手段と、
    を備えていることを特徴とする外部接続電子機器。
  6. 所定の外部アンテナまたは試験用プローブとして機能する主機能部を更に備えていることを特徴とする請求項5に記載の外部接続電子機器。
  7. 前記識別用信号変換手段は、前記第一の識別用信号受信手段で受信した低周波信号または直流信号の何れかである第一の識別用信号に対して所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成することを特徴とする請求項5または6の何れか一項に記載の外部接続電子機器。
  8. 前記識別用信号変換手段は、前記第一の識別用信号受信手段で受信した第一の識別用信号が所定の識別用原信号に対して暗号化を施して生成された信号であるときに、当該暗号化に対応する復号化を施して得た識別用原信号に対して所定の再暗号化を施して前記第二の識別用信号を生成することを特徴とする請求項5または6の何れか一項に記載の外部接続電子機器。
  9. 電子装置に接続される外部接続電子機器に関し該接続を行って用いる場合における所定の適合性を有するか否かの識別を行う外部接続電子機器の適合性識別方法であって、
    該識別に適用する第一の識別用信号を発生する第一の識別用信号発生ステップと、
    前記第一の識別用信号発生ステップで発生した当該第一の識別用信号を送出する第一の識別用信号送出ステップと、
    前記第一の識別用信号送出ステップで送出された当該第一の識別用信号に対し、当該外部接続電子機器側で所定の信号変換が施されて形成された第二の識別用信号を受信する第二の識別用信号受信ステップと、
    前記第二の識別用信号受信ステップで受信された当該第二の識別用信号が当該第一の識別用信号に対して正規の信号変換が施されて形成された形態を成しているか否かに基づいて当該外部接続電子機器が前記適合性を有するか否かの識別をする適合性識別ステップと、を含んでいることを特徴とする外部接続電子機器の適合性識別方法。
  10. 所定の電子装置に接続されて用いられる場合における外部接続電子機器の所定の適合性を識別することを可能にするための識別用信号変換方法であって、
    当該電子装置から送出される第一の識別用信号を受信する第一の識別用信号受信ステップと、
    前記第一の識別用信号受信ステップで受信した第一の識別用信号に対し当該識別のための所定の信号変換を施して第二の識別用信号を形成する識別用信号変換ステップと、
    前記識別用信号変換ステップで形成された第二の識別用信号を当該電子装置に送出する第二の識別用信号送出ステップと、
    を含んでいることを特徴とする識別用信号変換方法。
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