JP2009290544A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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【課題】予め設定された周波数で固定割当を行う通信方式において、通信品質が劣化するほど通信品質の程度に応じて固定割当する再送回数を増やし、通信品質が良好になるほどダイナミック割当する再送回数を増やすことにより、再送時の空リソースおよびダイナミック割当によるオーバーヘッドの双方を最適化して、周波数利用効率を向上させる。
【解決手段】本発明の無線通信装置100は、通信相手との間の無線伝搬路の通信品質を取得する通信品質取得部150aと、通信品質取得部150aにより取得した通信品質に応じて、予め設定された第1の周波数での再送回数を制御する再送回数制御部150bと、再送回数制御部150bにより制御した再送回数を超える再送については、前記通信相手との間で任意に設定した第2の周波数にて前記再送を行うように制御する再送制御部150cとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信相手に対するデータの再送時には、予め設定された周波数を利用して前記再送を行う、無線通信装置および無線通信方法に関するものである。
時間・周波数リソースをダイナミック割当する通信方式としては、例えば「LTE(Long Term Evolution)」がある。このような時間・周波数リソースをダイナミック割当する通信方式においては、ある程度安定した通信量が持続するパケット通信(例えばVoIP(Voice Over Internet Protocol))を行う際に、オーバーヘッドを削減することを目的として、固定的に無線リソースを割り当てる方式が検討されている。
図5は所定の周波数チャネルに2単位時間毎に再送のためのリソースを固定割当する固定スケジューリング例(従来例1)を説明するための図であり、図中の右向き斜線を付けたリソースは固定割当したリソースである。この固定スケジューリング例では、通信相手に対するデータの初回の送信を行った後に、同一周波数チャンネルにおいて2単位時間毎に再送のためのリソースを合計4回分確保するように構成されており、10単位時間が1つのデータの送信期間となっている。最初の送信期間には、初回の送信後に通信相手に対する固定割当によるデータの再送が2回行われたため、再送がない空リソース(図中の左向き斜線を付けたリソース)が2回分じており、次の送信期間には、初回の送信後に通信相手に対する固定割当によるデータの再送が1回行われたため、再送がない空リソース(図中の左向き斜線を付けたリソース)が3回分生じている。
このような使用されない空リソースの発生を回避するために、図6に示すように、図中の右向き斜線を付けたリソースに対応する初回の送信のみを固定割当して、図中の二重斜線を付けたリソースに対応する再送時にはリソースをダイナミック割当する「初回固定・再送ダイナミックスケジューリング例(従来例2)」が提案されている。
従来例1の固定スケジューリングの場合には、通信品質が良好な環境においては、図5に示すように空リソースが発生するため、動的に他ユーザにリソースを割り当てし直さない限り、リソースを有効に活用できないという問題が生じる。また、従来例2の初回固定・再送ダイナミックスケジューリングの場合には、無線環境が劣化した環境においては、再送(すなわちダイナミック割当)が多発することとなり、オーバーヘッドが大きくなるという問題が生じる。
本発明は、予め設定された周波数で固定割当を行う通信方式において、通信品質が劣化するほど通信品質の程度に応じて固定割当する再送回数を増やし、通信品質が良好になるほど固定割当する再送回数を減らしてダイナミック割当する再送回数を増やすことにより、再送時の空リソースおよびダイナミック割当によるオーバーヘッドの双方を最適化して、周波数利用効率を向上させる技術(無線通信装置および無線通信方法)を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る無線通信装置は、通信相手に対するデータの再送時には、予め設定された周波数を利用して前記再送を行う無線通信装置であって、前記通信相手との間の無線伝搬路の通信品質を取得する通信品質取得部と、前記通信品質取得部により取得した通信品質に応じて、予め設定された第1の周波数での再送回数を制御する再送回数制御部と、前記再送回数制御部により制御した再送回数を超える再送については、前記通信相手との間で任意に設定した第2の周波数にて前記再送を行うように制御する再送制御部と、を備えることを特徴とする。
上記本発明の請求項1に係る無線通信装置の好適例としては、前記再送回数制御部は、前記通信品質取得部により取得した通信品質が高くなるほど前記再送回数が少なくなるように制御すること、および、前記再送回数制御部は、前記通信品質取得部により取得した通信品質が所定通信品質を超える場合には、前記第1の周波数での再送が停止されるように前記再送回数を制御すること、がある。
上記目的を達成するため、本発明の請求項4に係る無線通信方法は、通信相手に対するデータの再送時には、予め設定された周波数を利用して前記再送を行う無線通信方法であって、前記通信相手との間の無線伝搬路の通信品質を取得する通信品質取得ステップと、前記通信品質取得ステップにより取得した通信品質に応じて、予め設定された第1の周波数での再送回数を制御する再送回数制御ステップと、前記再送回数制御ステップにより制御した再送回数を超える再送については、前記通信相手との間で任意に設定した第2の周波数にて前記再送を行うように制御する再送制御ステップと、を行うことを特徴とする。
本発明によれば、通信相手との間の無線伝搬路の通信品質に応じて、予め設定された第1の周波数での再送回数を、例えば通信品質が高くなるほど再送回数が少なくなるように制御し、前記再送回数を超える再送については、通信相手との間で任意に設定した第2の周波数にて再送を行うように制御するから、例えば通信品質が劣化するほど通信品質の程度に応じて固定割当する再送回数を増やし、通信品質が良好になるほど固定割当する再送回数を減らしてダイナミック割当する再送回数を増やすことにより、再送時の空リソースおよびダイナミック割当によるオーバーヘッドの双方を削減することができ、再送時の空リソースおよびダイナミック割当によるオーバーヘッドの双方を最適化して、周波数利用効率を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の無線通信装置の概略構成を示すブロック図である。本発明の無線通信装置(基地局)100は、所定の通信方式(例えばLTE)に対応するデータ通信を行い得るように構成されており、図1に示すように、アンテナ110と、RF部130と、RF制御部140と、システム制御部150と、入力部160と、表示部170と、システム記憶部180等を有している。RF制御部140は、受信部140aおよび送信部140bを有している。システム制御部150は、通信品質取得部150aと、再送回数制御部150bと、再送制御部150cとを有している。システム記憶部180は、通信品質情報記憶部180aを有している。
上記RF部130は、所定の通信方式で送信するデータを高周波信号に変換してアンテナ110から送信したり、アンテナ110から入力された高周波信号をデータ信号に変換したりするものである。
上記RF制御部140は、所定の通信方式の通信(送受信)を制御したり、アンテナで受信した通信相手となる無線通信装置(端末)からの電界の強度(RSSI等)を測定したりするものである。また、上記RF制御部140は、RF部130から入力されるデータ信号およびRF部130へ出力するデータ信号に対応して受信部140aおよび送信部140bとして機能するものである。
上記システム制御部150は、基地局100の各部を統括して制御する制御部である。
上記通信品質取得部150aは、通信相手(端末)との間の無線伝搬路の通信品質を取得するものであり、取得した通信品質は、上りまたは下りの、SINR、CINR、ドップラー周波数等の通信品質情報として、システム記憶部180の通信品質情報記憶部180aに記憶する。その際、上り(Uplink)の情報を用いる場合には、通信相手(端末)の送信信号を無線通信装置(基地局)100が測定することにより当該情報を取得し、下り(Downlink)の情報を用いる場合には、通信相手(端末)からのフィードバック信号を無線通信装置(基地局)100が受信することにより当該情報を取得するものとする。
上記通信品質は、例えば通信品質レベル1,通信品質レベル2,通信品質レベル3,・・・のように段階的に表わすことができるものであり、通信品質レベル1が最高位の通信品質であり、通信品質レベル2が次に高い通信品質であり、通信品質レベル3,・・と進むにつれて低い通信品質となる。
上記通信品質レベルの定義の一例を表1に示す。表1の例では、50%以上の送信が再送回数0回(再送無し)で成功する場合を通信品質レベル1と定義し、50%以上の送信が再送回数1回で成功する場合を通信品質レベル2と定義し、50%以上の送信が再送回数2回で成功する場合を通信品質レベル3と定義し、以下、必要に応じて、上記と同様にして通信品質レベル4以降を定義する。
なお、表1に示す通信品質レベルの定義は、これに限定されるものではなく、必要に応じて変更することができる。例えば、「ダイナミック割当を行う際のオーバーヘッドの削減」を「再送が発生しなかった場合の空リソースの削減」よりも重視する場合には、上記通信品質レベルの定義中の「50%」を「50%未満の所定値」に設定し、「再送が発生しなかった場合の空リソースの削減」を「ダイナミック割当を行う際のオーバーヘッドの削減」よりも重視する場合には、上記通信品質レベルの定義中の「50%」を「50%を超える所定値」に設定すればよい。
Figure 2009290544
上記再送回数制御部150bは、通信品質取得部150aにより取得した通信品質に応じて、予め設定された第1の周波数での再送回数を制御するものである。具体的には、表1に示す通信品質レベルと再送回数との関係に基づいて、固定割当する再送回数を設定する。その際、上記再送回数制御部150bは、表1に示すように、通信品質取得部150aにより取得した通信品質(通信品質レベル)が低くなるほど再送回数が多くなり、通信品質取得部150aにより取得した通信品質(通信品質レベル)が高くなるほど再送回数が少なくなるように制御するとともに、通信品質取得部150aにより取得した通信品質(通信品質レベル)が所定通信品質を超えた場合(例えば最高位の通信品質である通信品質レベル1の場合)には、前記第1の周波数での再送が停止されるように再送回数を0に制御する。
上記再送制御部150cは、再送回数制御部150bにより制御した再送回数だけ前記第1の周波数にて再送を行うとともに、再送回数制御部150bにより制御した再送回数を超える再送については、通信相手(端末)との間で任意に設定した第2の周波数にて前記再送を行うように制御するものである。なお、この場合、第2の周波数は、第1の周波数と異なる周波数であったり、場合によっては、第1の周波数と同じ周波数となることもある。また、上記再送制御部150cは、再送回数制御部150bにより前記第1の周波数での再送が停止するように再送回数を0に制御された場合には、前記第2の周波数にて全ての再送を行う(ダイナミック割当で全ての再送を行う)ことになる。
上記入力部160は、情報を入力したり、表示部170の表示画面に表示された選択肢の何れかを選択する際に使用するものであり、各種キーおよび各種ボタンを有している。なお、入力部160、表示部170は、必要に応じて省略することもできる。
上記システム記憶部180は、RAM等のメモリによって構成され、アプリケーションプログラムや一時的なデータを保存するものである。
上記通信品質情報記憶部180aは、上記通信品質取得部150aで取得した通信品質を、上りSINR、下りSINR、CINR、ドップラー周波数等の通信品質情報として記憶するものである。
[割当方式決定手順のフローチャート]
図2は本発明の無線通信装置(基地局)が実行する無線通信方法における割当方式決定手順を例示するフローチャートである。この図2の割当方式決定手順は、通信開始時(無線アクセス開始時)に起動される。
まず、ステップS11では、通信品質取得部150aによって通信相手(端末)との間の無線伝搬路の通信品質(通信品質レベル)を取得する。次のステップS12では、通信相手(端末)に対するデータの初回の送信が固定割当であるか否かを判定し、初回の送信が固定割当でなければステップS13に進んで初回の送信および再送を含む全ての送信をダイナミック割当し、初回の送信が固定割当であればステップS14に進む。なお、ステップS12の固定割当であるか否かの判定は、例えばQos(Quality of Service)に基づいて行うものとする。
ステップS14では、ステップS11で取得した通信品質に応じて、予め設定された第1の周波数での再送回数を固定割当するとともに、該再送回数を超える再送を第2の周波数にダイナミック割当する。すなわち、ステップS14では、ステップS11で取得した通信品質レベルが通信品質レベル1,通信品質レベル2,通信品質レベル3,・・の何れであるかを判定し、通信品質レベル1であればステップS15に進み、通信品質レベル2であればステップS16に進み、通信品質レベル3であればステップS17に進む。
最高位の通信品質である通信品質レベル1の場合に進むステップS15では、通信品質が極めて良好な環境であるため再送が発生する確率が低くなって空リソースの発生が減り、全ての再送をダイナミック割当した方が効率が良くなることを考慮して、予め設定された第1の周波数での再送(固定割当)が停止されるように再送回数を0に制御して、全ての再送を第2の周波数にダイナミック割当する。2番目に高い通信品質である通信品質レベル2の場合に進むステップS16では、固定割当の再送回数を1に制御して、再送1回を固定割当し、再送2回目以降をダイナミック割当する。通信品質が劣化した環境である通信品質レベル3の場合に進むステップS17では、再送が頻発して一定の再送回数までは固定割当した方がダイナミック割当を行う際のオーバーヘッドが減ることを考慮して、固定割当の再送回数を2に制御して、再送2回を固定割当し、再送3回目以降をダイナミック割当する。
図3は図2の割当方式決定手順の動作例を示す図である。この図3は「再送2回までを固定割当し、その後の再送をダイナミック割当するスケジューリング例における動作例」を示しており、図2のステップS17に対応する、最初の送信期間には、初回の送信後に通信相手に対する固定割当によるデータの再送が2回行われた後、ダイナミック割当によるデータの再送が1回行われるため、再送がない空リソースは発生せず、かつ、ダイナミック割当によるデータの再送も1回であるため、ダイナミック割当を行う際のオーバーヘッドが図6に示す従来例2の2回分から1回分に減少している。また、図2のステップS17に対応する、次の送信期間には、初回の送信後に通信相手に対する固定割当によるデータの再送が1回だけ行われるため、再送がない空リソースが1回分生じているが、空リソースは図5に示す従来例1の3回分から大幅に減少している。
本発明の無線通信装置(基地局)および本発明の無線通信装置(基地局)が実行する無線通信方法によれば、図2の割当方式決定手順を行うことにより、通信開始時に、通信品質レベルに応じて、通信品質レベルが低いほど再送回数が増え、通信品質レベルが高いほど再送回数が減るように固定割当の再送回数を制御して、当該再送回数だけ予め設定された第1の周波数を利用して再送を行い、前記再送回数を超える再送については、通信品質レベルが良好になるほどダイナミック割当の再送回数が増えるように再送回数を制御して、当該再送回数だけ通信相手(端末)との間で任意に設定した第2の周波数にて再送を行うように制御するから、通信品質が劣化するほど通信品質の程度に応じて再送を固定割当する回数を増やすとともに通信品質が良好になるほど再送を固定割当する回数を減らして再送をダイナミック割当する回数を増やすことにより、再送時の空リソースおよびダイナミック割当によるオーバーヘッドの双方を削減することができ、再送時の空リソースおよびダイナミック割当によるオーバーヘッドの双方を最適化して、周波数利用効率を向上させることができる。
[割当方式変更手順のフローチャート]
図2の割当方式決定手順において割当方式を決定するタイミングは通信開始時であるが、通信開始時に決定した割当方式は、その後の通信品質の変動に応じて、通信中(送信パケット発生時)も変更可能であることが望ましい。
図4は本発明の無線通信装置(基地局)が実行する無線通信方法における割当方式変更手順を例示するフローチャートである。この図4の割当方式変更手順は、図2の割当方式決定手順により決定した割当方式を通信品質の変動に応じて変更するものであり、一定周期毎に実行される。
まず、ステップS21では、通信品質取得部150aによって通信相手(端末)との間の無線伝搬路の通信品質(通信品質レベル)を取得する。次のステップS22では、通信相手(端末)に対するデータの初回の送信が固定割当であるか否かを判定し、初回の送信が固定割当でなければステップS23に進んで初回の送信および再送を含む全ての送信をダイナミック割当し、初回の送信が固定割当であればステップS24に進む。なお、ステップS12の固定割当であるか否かの判定は、例えばQos(Quality of Service)に基づいて行うものとする。
ステップS24では、ステップS21で取得した通信品質に応じて、予め設定された第1の周波数での再送回数を固定割当するとともに、該再送回数を超える再送を第2の周波数にダイナミック割当する。すなわち、ステップS24では、ステップS21で取得した通信品質レベルが通信品質レベル1,通信品質レベル2,通信品質レベル3,・・の何れであるかを判定し、通信品質レベル1であればステップS25に進み、通信品質レベル2であればステップS26に進み、通信品質レベル3であればステップS27に進む。
最高位の通信品質である通信品質レベル1の場合に進むステップS25では、通信品質が極めて良好な環境であるため再送が発生する確率が低くなって空リソースの発生が減り、全ての再送をダイナミック割当した方が効率が良くなることを考慮して、予め設定された第1の周波数での再送(固定割当)が停止されるように再送回数を0に制御して、全ての再送を第2の周波数にダイナミック割当する。2番目に高い通信品質である通信品質レベル2の場合に進むステップS26では、固定割当の再送回数を1に制御して、再送1回を固定割当し、再送2回目以降をダイナミック割当する。通信品質が劣化した環境である通信品質レベル3の場合に進むステップS27では、再送が頻発して一定の再送回数までは固定割当した方がダイナミック割当を行う際のオーバーヘッドが減ることを考慮して、固定割当の再送回数を2に制御して、再送2回を固定割当し、再送3回目以降をダイナミック割当する。
次のステップS28では、ステップS25,ステップS26またはステップS27で決定した割当方式が現在の割当方式と一致しているか否かを判定し、一致していればステップS29に進んで現在の割当方式を維持し、不一致であればステップS30に進んで割当方式をステップS25,ステップS26またはステップS27で決定した割当方式に変更する。
なお、ステップS29またはステップS30の実行後にはステップS21に戻って上記割当方式変更手順を繰り返すので、送信パケット発生時であれば、通信品質の変動に応じて割当方式が随時変更されることになる。
本発明の無線通信装置(基地局)および本発明の無線通信装置(基地局)が実行する無線通信方法によれば、図4の割当方式判定手順を行うことにより、通信開始時および通信中に、通信品質レベルに応じて、通信品質レベルが低いほど再送回数が増え、通信品質レベルが高いほど再送回数が減るように固定割当の再送回数を制御して、当該再送回数だけ予め設定された第1の周波数を利用して再送を行い、前記再送回数を超える再送については、通信品質レベルが良好になるほどダイナミック割当の再送回数が増えるように再送回数を制御して、当該再送回数だけ通信相手(端末)との間で任意に設定した第2の周波数にて再送を行うように制御するから、通信品質が劣化するほど通信品質の程度に応じて再送を固定割当する回数を増やすとともに通信品質が良好になるほど再送を固定割当する回数を減らして再送をダイナミック割当する回数を増やすことにより、再送時の空リソースおよびダイナミック割当によるオーバーヘッドの双方を削減することができ、再送時の空リソースおよびダイナミック割当によるオーバーヘッドの双方を最適化して、周波数利用効率を向上させることができる。
なお、上述した第1実施形態の無線通信装置(基地局)では、「通信品質レベルに応じて、通信品質レベルが低いほど再送回数が増え通信品質レベルが高いほど再送回数が減るように固定割当の再送回数を制御し、前記再送回数を超える再送についてはダイナミック割当する、割当方式決定手順および割当方式変更手順」を用いているが、例えば、「通信相手(端末)の移動速度に応じて、移動速度が速いほど再送回数が増え移動速度が遅いほど再送回数が減るように固定割当の再送回数を制御し、前記再送回数を超える再送についてはダイナミック割当する、割当方式決定手順および割当方式変更手順」を併用するようにしてもよい。
本発明の無線通信装置(基地局)の概略構成を示すブロック図である。 本発明の無線通信装置(基地局)が実行する無線通信方法における割当方式決定手順を例示するフローチャートである。 図2の割当方式決定手順の動作例を示す図である。 本発明の無線通信装置(基地局)が実行する無線通信方法における割当方式変更手順を例示するフローチャートである。 所定の周波数チャネルに再送のためのリソースを固定割当する、固定スケジューリング例(従来例1)を説明するための図である。 初回のみ所定の周波数チャネルに再送のためのリソースを固定割当しその後は再送のためのリソースをダイナミック割当する、初回固定・再送ダイナミックスケジューリング例(従来例2)を説明するための図である。
符号の説明
100 無線通信装置(基地局)
110 アンテナ
130 RF部
140 RF制御部
140a 受信部
140b 送信部
150 システム制御部
150a 通信品質取得部
150b 再送回数制御部
150c 再送制御部
160 入力部
170 表示部
180 システム記憶部
180a 通信品質情報記憶部

Claims (4)

  1. 通信相手に対するデータの再送時には、予め設定された周波数を利用して前記再送を行う無線通信装置であって、
    前記通信相手との間の無線伝搬路の通信品質を取得する通信品質取得部と、
    前記通信品質取得部により取得した通信品質に応じて、予め設定された第1の周波数での再送回数を制御する再送回数制御部と、
    前記再送回数制御部により制御した再送回数を超える再送については、前記通信相手との間で任意に設定した第2の周波数にて前記再送を行うように制御する再送制御部と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記再送回数制御部は、前記通信品質取得部により取得した通信品質が高くなるほど前記再送回数が少なくなるように制御することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記再送回数制御部は、前記通信品質取得部により取得した通信品質が所定通信品質を超える場合には、前記第1の周波数での再送が停止されるように前記再送回数を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. 通信相手に対するデータの再送時には、予め設定された周波数を利用して前記再送を行う無線通信方法であって、
    前記通信相手との間の無線伝搬路の通信品質を取得する通信品質取得ステップと、
    前記通信品質取得ステップにより取得した通信品質に応じて、予め設定された第1の周波数での再送回数を制御する再送回数制御ステップと、
    前記再送回数制御ステップにより制御した再送回数を超える再送については、前記通信相手との間で任意に設定した第2の周波数にて前記再送を行うように制御する再送制御ステップと、
    を行うことを特徴とする無線通信方法。
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