JP2009288529A - 視野領域抽出装置、映像表示装置、視野領域抽出方法、映像表示方法、視野領域抽出プログラム、及び映像表示プログラム - Google Patents

視野領域抽出装置、映像表示装置、視野領域抽出方法、映像表示方法、視野領域抽出プログラム、及び映像表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2009288529A
JP2009288529A JP2008141126A JP2008141126A JP2009288529A JP 2009288529 A JP2009288529 A JP 2009288529A JP 2008141126 A JP2008141126 A JP 2008141126A JP 2008141126 A JP2008141126 A JP 2008141126A JP 2009288529 A JP2009288529 A JP 2009288529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
visual field
user
field region
line
visual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008141126A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Okada
謙一 岡田
Hiromu Miyashita
広夢 宮下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keio University
Original Assignee
Keio University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keio University filed Critical Keio University
Priority to JP2008141126A priority Critical patent/JP2009288529A/ja
Publication of JP2009288529A publication Critical patent/JP2009288529A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】使用者の視する映像から、使用者の視野領域を高速かつ正確に抽出する視野領域抽出装置、映像表示装置、視野領域抽出方法、映像表示方法、視野領域抽出プログラム、及び映像表示プログラムを提供する。
【解決手段】使用者の視する映像から、使用者の視野領域を抽出する視野領域抽出装置において、前記使用者の眼球運動による眼電から使用者の視線位置を検出する視線位置検出手段と、前記視線位置検出手段により得られた使用者の視線位置を基準に、予め設定された範囲からなる使用者の視野領域を、前記使用者の視する映像から抽出する視野領域抽出手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者の視する映像から、使用者の視野領域を抽出する視野領域抽出装置、映像表示装置、視野領域抽出方法、映像表示方法、視野領域抽出プログラム、及び映像表示プログラムに関する。
従来から、例えばヘッドマウントディスプレイ(以下、「HMD」という。)等の装着型ディスプレイに三次元映像を表示してCG(Computer Graphics)や実写映像等の映像空間を提供する装置が実用化されている。使用者は、頭部にHMDを装着し、それぞれの眼に提供される視差分異なった画像や映像等を見ることにより、あたかも三次元空間にいるような感覚を得る。ここで、使用者に対して、良好な映像空間を提供するためには、使用者が見ている位置や見ている方向を変えた場合に、その位置や方向の変化に応じて、使用者に提供する画像や映像等を変化させる必要がある。
従来の装置においては、HMDにジャイロセンサを取り付け、使用者の首の動作に伴う顔の向きを測定した上でHMDの方向を検出し画像や映像等の表示をしていた。(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特開2000−308092号公報 特開2001−337645号公報
しかしながら、ジャイロセンサのみによる使用者の視野領域の検出方法は、使用者の高速な眼の動きに対して、使用者の首の動きに伴う顔の向きを検出した後に視野領域を検出するため、検出した使用者の視野領域を表示するのに時間がかかるという問題があった。
また、使用者の顔の向きから検出される視野領域を更に越えた位置にある対象を使用者が見ている場合や、使用者の顔の向きと使用者の実際に見ている視線方向とが異なる場合がある。このような場合には、使用者の意図する注視対象を正確に導出することができず、使用者の見たい画像等と使用者に提供される画像等とにずれが生じる場合があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、使用者の視する映像から、使用者の視野領域を高速かつ正確に抽出する視野領域抽出装置、映像表示装置、視野領域抽出方法、映像表示方法、視野領域抽出プログラム、及び映像表示プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、使用者の視する映像から、使用者の視野領域を抽出する視野領域抽出装置において、前記使用者の眼球運動による眼電から使用者の視線位置を検出する視線位置検出手段と、前記視線位置検出手段により得られた使用者の視線位置を基準に、予め設定された範囲からなる使用者の視野領域を、前記使用者の視する映像から抽出する視野領域抽出手段とを備える。
請求項2に記載された発明は、前記使用者の顔の向きにより、予め設定された範囲からなる前記視野領域の方向を検出する視野領域方向検出手段と、前記視線位置検出手段により得られた使用者の視線位置と、前記視野領域方向検出手段により得られた使用者の視野領域とを用いて、前記視線位置を基準に設定される前記視野領域を、前記使用者の視する映像から抽出する視野領域抽出手段とを備える。
請求項3に記載された発明は、前記視線位置の検出に用いられる眼電データに対して、高周波ノイズを除去する高周波ノイズ除去手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、前記高周波ノイズ除去手段により高周波ノイズが除去された前記眼電データに対して収束補正をする収束補正手段を備える。
請求項5に記載された発明は、前記請求項1乃至4のいずれか一項に記載の視野領域抽出装置を備えた映像表示装置において、前記使用者が視する映像に対し、前記請求項1乃至4のいずれか一項に記載の視野領域抽出装置から抽出された使用者の視野領域を、前記使用者の視する映像の中心に移動させて表示する表示手段を備える。
請求項6に記載された発明は、使用者の視する映像から、使用者の視野領域を抽出する視野領域抽出方法において、前記使用者の眼球運動による眼電から使用者の視線位置を検出する視線位置検出手順と、前記視線位置検出手順により得られた使用者の視線位置を基準に、予め設定された範囲からなる使用者の視野領域を、前記使用者の視する映像から抽出する視野領域抽出手順とを備える。
請求項7に記載された発明は、前記使用者の顔の向きにより、予め設定された範囲からなる前記視野領域の方向を検出する視野領域方向検出手順と、前記視線位置検出手順により得られた使用者の視線位置と、前記視野領域方向検出手順により得られた使用者の視野領域とを用いて、前記視線位置を基準に設定される前記視野領域を、前記使用者の視する映像から抽出する視野領域抽出手順とを備える。
請求項8に記載された発明は、前記視線位置の検出に用いられる眼電データに対して、高周波ノイズを除去する高周波ノイズ除去手順を備える。
請求項9に記載された発明は、前記高周波ノイズ除去手段により高周波ノイズが除去された前記眼電データに対して収束補正をする収束補正手順を備える。
請求項10に記載された発明は、前記請求項6乃至8のいずれか一項に記載の視野領域抽出方法を備えた映像表示方法において、前記使用者が視する映像に対し、前記請求項6乃至8のいずれか一項に記載の視野領域抽出方法から抽出された使用者の視野領域を、前記使用者の視する映像の中心に移動させて表示する表示手段を備える。
請求項11に記載された発明は、請求項6乃至9のいずれか一項に記載の視野領域抽出方法における手順をコンピュータに実行させるための視野領域抽出プログラムである。
請求項12に記載された発明は、請求項10に記載の映像表示方法における手順をコンピュータに実行させるための映像表示プログラムである。
本発明によれば、使用者の視する映像から、使用者の視野領域を高速かつ正確に抽出することを可能にする。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。
<視野領域抽出装置を備える映像表示装置の概略構成例>
図1は、視野領域抽出装置を備える映像表示装置の概略構成例を示す図である。図1に示す映像表示装置100は、視野領域抽出装置10と、EOG(Electro−Oculography)用電極30と、表示装置32と、位置角度センサ34とを備える。また、視野領域抽出装置10は、視線位置検出手段12と、高周波ノイズ除去手段14と、収束補正手段16と、視野領域抽出手段18、視野領域方向検出手段20とを備える。
図1に示す映像表示装置100は、視野領域抽出装置10を用いて、使用者の注視する視線位置を基準とした視野領域を抽出する。また、視野領域抽出装置10は、例えば皿電極等のEOG用電極30を用いて、使用者の眼球運動による眼電の電位データである眼電データ(EOG抽出データ)を取得する。
ここで、EOG用電極30は、例えば使用者の単発的な衝動性眼球運動であるサッカード運動等による眼球運動を測定対象とする。なお、EOG用電極30は、使用者の両目尻、右眼の上下付近の所定位置に接触するように、表示装置32の所定位置に取り付けて使用される。また、EOG用電極30は、更に使用者の眉間と両耳朶に取り付けて使用される。なお、使用者の眼電データを測定する測定位置、及びEOG用電極30の表示装置32への取り付け位置については、後述する。
また、視野領域抽出装置10は、視線位置検出手段12を用いて、EOG用電極30より取得した使用者の眼電データより、使用者の視線位置を検出する。使用者の視線位置は、例えばディスプレイ表示画面等における横、縦、斜め等の8方向、又は16方向に対して検出することができる。
視線位置検出手段12は、EOG用電極30より取得した使用者の眼電データに対して、後述する高周波ノイズ除去手段14により高周波ノイズを除去し、収束補正手段16により収束補正がされた眼電データを用いて、使用者の視線位置を検出する。なお、高周波ノイズの除去及び収束補正については、後述する。
また、視野領域抽出装置10は、視野領域抽出手段18を用いて、視線位置検出手段12により検出された使用者の視線位置を基準として、予め、例えば大きさ、範囲等が設定された視野領域を、使用者の注視する視野領域として、使用者の視する映像から抽出する。
また、視線領域抽出装置10は、視野領域抽出手段18により抽出された使用者の視野領域を表示装置32に出力する。表示装置32は、出力された使用者の視野領域を、使用者の視する映像の中心を基準として画像、映像等により表示する。なお、表示装置32は、例えばHMD等の装着型ディスプレイを用いる。
上述した実施形態により、視野領域抽出装置10は、EOG用電極30より取得した眼電データより、視線位置検出手段12を用いて使用者の視線位置を検出し、使用者の視線位置を基準とした視野領域を抽出する。これにより、視野領域抽出装置10を備えた映像表示装置100は、使用者の視線位置のみにより視野領域を抽出するため、使用者の高速な眼の動きに応じた、使用者の意図する画像を画面の中央に表示することが可能となる。
また、映像表示装置100は、使用者の視線位置のみにより視野領域を抽出するため、使用者が首を動かさず、使用者の眼の動きのみにより、使用者の視する映像空間における映像を移動させることが可能となる。
また、上述した手法の他に、映像表示装置100は、図1に示すように、視野領域抽出装置10の視野領域方向検出手段20と、位置角度センサ34を用いて、上述した使用者の視線位置と、使用者の顔の向きにより検出される視野領域方向とにより、使用者の視野領域を抽出する。
視野領域抽出装置10は、位置角度センサ34を用いて、使用者の首の動作に伴う顔の向きを取得する。なお、位置角度センサ34は、例えばジャイロセンサ、トラッキングセンサ、加速度センサ等の用いることができる。
ここで、位置角度センサ34としてジャイロセンサを用いる場合には、例えば表示装置32と一体となるように設置され、使用者の頭部に装着されることにより、使用者の首の動作に伴う顔の向きを検出する。つまり、位置角度センサ34は、固定座標に対する本体の3軸(xyz軸)の軸回りの回動角を検出することで、使用者の首の動作に伴う顔の向きを検出する。
また、視野領域抽出装置10は、視野領域方向検出手段20を用いて、位置角度センサ34より取得した使用者の顔の向きにより、予め設定した範囲からなる使用者の視野領域の方向を検出する。
また、視野領域抽出装置10は、視野領域抽出手段18を用いて、上述した視線位置検出手段12により検出された使用者の注視する視線位置と、視野領域方向検出手段20により検出された使用者の視野領域方向から、使用者の視線位置を中心とした使用者の視野領域を、使用者の視する映像から抽出する。
また、視野領域抽出装置10は、上記と同様に、視野領域抽出手段18により抽出した使用者の視野領域を表示装置32に出力する。表示装置32は、出力された使用者の視野領域を、使用者の視する映像の中心を基準として、映像により表示する。なお、表示装置32は、例えばHMD等の装着型ディスプレイを用いる。
上述した実施形態により、視野領域抽出装置10は、EOG用電極30より取得した眼電データより、視線位置検出手段12を用いて使用者の視線位置を検出し、位置角度センサ34より取得した使用者の顔の向きにより使用者の視野領域方向を検出し、使用者の視線位置を中心とした使用者の視野領域を抽出する。これにより、視野領域抽出装置10は、使用者の視野領域をより正確に抽出することが可能となり、視野領域抽出装置10を備えた映像表示装置100は、使用者の意図する映像をより正確に画面の中央に表示することが可能となる。
また、視野領域抽出装置10は、視線位置検出手段12と、視野領域方向検出手段20とを用いることにより使用者の視野領域を抽出するため、顔の向きのみにより検出される視野領域に比べて映像空間におけるより広域な範囲を対象にした使用者の視野領域を抽出することが可能となる。
ここで、上述した映像表示装置100は、上述した専用の装置構成により本発明における視野領域抽出装置10を制御することもできるが、各構成における処理をコンピュータに実行させるための実行プログラムを生成し、例えば汎用のコンピュータにインストールすることにより、視野領域抽出処理を実現することができる。
<映像表示装置のハードウェア構成例>
次に、本実施形態に係る実行可能なコンピュータのハードウェア構成例について図を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る視野領域抽出処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。
図2において、視野領域抽出装置10は、コンピュータ装置であって、入力装置41と、出力装置42と、ドライブ装置43と、補助記憶装置44と、メモリ装置45と、各種制御を行う演算処理装置46と、ネットワーク接続装置47、及び記録媒体48とを有するように構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置41は、プログラムの実行等、各種操作信号を入力する。出力装置42は、本実施形態に係る処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイを有し、演算処理装置46が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示することができる。入力装置41及び出力装置42は、例えば入出力一体としたHMDのディスプレイ等で構成することができる。
ここで、本実施形態において、コンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えばCD−ROM等の記録媒体48等により提供される。プログラムを記録した記録媒体48は、ドライブ装置43にセット可能であり、記録媒体48に含まれる実行プログラムが、記録媒体48からドライブ装置43を介して補助記憶装置44にインストールされる。
補助記憶装置44は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本実施形態に係る実行プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム、各種データ等を蓄積し必要に応じて入出力を行うことができる。
メモリ装置45は、演算処理装置46により補助記憶装置44から読み出された実行プログラム等を格納する。なお、メモリ装置45は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなる。
演算処理装置46は、OS(Operating System)等の制御プログラム、メモリ装置45により格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して各処理を実現することができる。また、プログラムの実行中に必要な各種情報は、補助記憶装置44から取得することができ、また格納することもできる。
ネットワーク接続装置47は、通信ネットワーク等と接続することにより、実行プログラムを通信ネットワークに接続されている他の装置から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラム自体を他の装置等に提供することができる。
なお、記録媒体48は、上述したCD−ROMの他、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等のように情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等のように情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
上述したようなハードウェア構成により、特別な装置構成を必要とせず、低コストで効率的に視野領域抽出処理及び映像表示処理を実現することができる。また、プログラムをインストールすることにより、上述の視野領域抽出処理及び映像表示処理を容易に実現することができる。
<EOG法について>
次に、上述したEOG用電極30を用いて、使用者の眼電を測定するEOG法について説明する。図3は、使用者の眼電を測定するEOG法を説明するための図である。
EOG法とは、眼の電気的特性を利用した眼球運動計測手法である。具体的には、図3(A)に示すように、眼球の角膜(黒目部分)は、網膜に対して正の電位を有している。この眼電と呼ばれる電位は、眼の周囲の皮膚に電極を貼付すること又は接触させることで検出可能であり、本実施形態では、EOG用電極30を用いて検出する。
また、図3(B)は、使用者が右を見たときの、使用者の右眼の目尻に貼付した電極から眼電を検出した眼電図の一例を示している。図3(B)に示す眼電図は、横軸が時間[sec]、縦軸が電圧[V]を示しており、眼電図上で波形が(+)側に動いていることから、使用者が右側を見たことがわかる。また、このとき、使用者から見て左眼の目尻に貼付した電極から眼電を検出する眼電図は、(−)側に波形が動く。
また、眼電の電位の変化は、眼球の回転角とほぼ比例関係にあるため、使用者の視線がどの方向にどの程度向いているかがわかる。このように、眼電を測定することで、使用者の視線位置及び視線移動を導出することができる。
一方、EOG法による測定では、電位を扱うために脳波や顔筋の筋電位等の影響を受けやすく、これらのノイズが眼電図に現れてしまう。また、まばたき時には、まぶたによるノイズや大きな上下方向の眼球運動を検出してしまうため、電位の波形が大きく乱れる。このため、本実施形態では、単発的な衝動性眼球運動であるサッカード運動を視線検出のための測定対象とする。
なお、EOG法は、例えば眼の周囲に電極を貼付する又は接触させる等の簡単な構成で測定することが可能であるため、目の周囲に大掛かりな装置を設置する必要がなく、例えば角膜反射法等のようにカメラを眼前に固定する必要がない。このため、眼電測定中に使用者の視野を妨げることがないため、EOG法によれば、使用者が顔や首を動かすことが可能であり、継続した眼球運動の測定が可能である。
<電極貼付位置>
次に、使用者の眼電を測定するEOG用電極を貼付する位置の例について説明する。図4は、使用者の眼電を測定するEOG用電極を貼付する位置を説明する例を示す図である。
図4に示すように、電極(A)は使用者の両目尻に貼付され、電極(B)は右眼の上下に貼付される。また、電極(C)は使用者の眉間と両耳朶に貼付される。使用者の両目尻に貼付される電極(A)は、横軸方向(x方向)の視線を測定し、使用者の右目の上下に貼付される電極が縦軸方向(y方向)の視線を測定する。これは、通常、人間の2つの眼が横軸方向、縦軸方向、どちらの方向に対しても同じ方向に動くことを前提としている。
上記のように電極を貼付して使用者の眼電を測定することで、本実施形態においては、使用者の視線位置を、例えばディスプレイ表示画面等における縦、横、斜め等の8方向、又は16方向において検出する。また、眉間と両耳朶の電極は、アースを取るために貼付される。
<映像表示装置の例>
次に、上述の映像表示装置100の一例としてEOG用電極30を設置したHMD装着例について説明する。図5は、EOG用電極を設置したHMDを説明するための図である。
図5は、使用者が装着する側から見たHMD50を示しており、頭部装着部50−1と画像表示部50−2から構成される。画像表示部50−2の上部には位置角度センサ34の一例としてのジャイロセンサが接着固定され、HMD50を使用者が頭部に装着することで、使用者の顔の向きを測定することが可能となる。
また、HMD50の画像表示部50−2の接眼部には、例えば水泳用ゴーグル等のように眼球の周囲に密着する部材を介してEOG用電極30が接着固定される。
水泳用ゴーグル上には、上述した使用者の両目尻の(A)に接する部分に、EOG用電極30(A)が設置され、使用者の右眼上下の(B)に接する部分に、EOG用電極30(B)が設置される。HMD50上の使用者の眉間(C)に接する部分には、EOG用電極30(C)が設置される。
このように、HMD50に例えば水泳用ゴーグル等を介してEOG用電極30を設置することで、使用者がHMD50を装着し、EOG用電極30を固定するときの電極のずれを防止し、また適度な加圧を可能とするため、使用者の精度の高い眼電を測定することを可能とする。
また、図6は、図5に示したHMDを使用者が装着した例を示している。図6に示すように、使用者は、EOG用電極30及び位置角度センサ34の一例としてのジャイロセンサが設置されたHMD50を装着する。使用者は、装着したHMD50のディスプレイ上に映し出された映像のある位置を、眼の動きや首の動作により移動させることができる。また、この使用者の眼球運動を測定し、顔の向きを検出することで、使用者の視野領域を抽出し、使用者の意図する画像又は映像を的確に表示することができる。
なお、図5及び図6に示す構成は一例であって、本発明における構成、配置、配線等は、特に制限されるものではない。
<視野領域抽出処理例>
次に、上述した映像表示装置100による使用者の視野領域抽出処理について説明する。図7は、視野領域抽出処理の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、視野領域抽出装置10の視線位置検出手段12は、EOG用電極30より使用者の眼電データを取得し、検出した使用者の視線位置が、例えば0.1秒以上等、一定時間停止しているか否かを判定する(S10)。
ここで視線位置は、EOG用電極30より抽出され、高周波除去手段14及び収束補正手段16の処理を経て得られる眼電データ(EOG抽出データ)を用いて横軸(x軸方向)及び縦軸(y軸方向)にて決定される、HMD50のディスプレイ画面上の使用者の注視位置である。
視線位置が一定時間停止していない場合(S10において、No)、視野領域抽出装置10の視野領域方向検出手段20は、位置角度センサ34より取得した使用者の首の動きに伴う顔の向きに従い、使用者の視野領域方向を検出する(S12)。
ここで視野領域は、位置角度センサ34より取得した使用者の顔の向きにしたがって、ある位置を基準として決定される所定の領域であって、HMD50のディスプレイ画面上における使用者の注視領域である。視野領域は、予め設定された所定の矩形領域又は円形領域とし、この矩形又は円形の領域は、HMD50のディスプレイ画面全体の縦横比に相似していることが好ましい。
次に、視野領域抽出装置10の視野領域抽出手段18は、S12の処理により検出された視野領域方向に基づき、使用者の視野領域を移動する(S14)。

次に、視野領域抽出手段18は、S14の処理にて移動した使用者の視野領域内に、視線位置検出手段12により検出された視線位置が視野領域内に含まれているか否か判定する(S16)。
視線位置が視野領域内に含まれていない場合(S16において、No)、視野領域抽出手段18は、視線位置が視野領域内に含まれるように視野領域を移動する(S18)。
また、S10の処理において、視線位置が一定時間停止している場合(S10において、Yes)、視野領域抽出手段18は、視線位置検出手段12により検出された視線位置が、視野領域方向検出手段20により検出された視野領域の中心に位置しているか否かを判定する(S20)。
視野領域の中心に視線位置がない場合(S20において、No)、視線位置が視野領域の中心に位置するよう視野領域を移動する(S22)。
また、S20の処理において、視野領域の中心に視線位置がある場合(S20において、Yes)、視野領域抽出手段18は、視野領域を決定する(S24)。次に、視野領域抽出手段18は、S20の処理にて決定した視野領域を表示装置32の画面中央に表示する(S26)。
なお、S20の処理において、検出された視線位置が既に視野領域内の中心にある場合には、表示装置32の画面をそのまま維持して表示することができる。
また、S16の処理において、視線位置が視野領域内に含まれている場合(S16において、Yes)、S24の処理に続く。なお、S16の処理において、検出された視線位置が、検出された視野領域内で動き続ける場合には、表示装置32に表示されている映像を閲覧しているとみなして、そのまま画面に表示しておくことができる。
なお、位置角度センサ34を用いない場合には、S12〜S18の処理を除いた処理を行う。S10の処理において、視線位置が一定時間停止していない場合(S10において、No)、STARTに戻り、後続の処理を続ける。また、視線位置が一定時間停止している場合(S10において、Yes)、予め所定の矩形領域又は円形領域を視野領域として設定しておき、この視野領域を用いて後続の処理を行う。
また、上述した手順をコンピュータに実行させるプログラムを生成し、コンピュータにインストールすることで同等の効果を得ることができる。
<視野領域表示例>
次に、上述した視野領域抽出処理による視野領域表示例について説明する。図8は、視野領域抽出処理による視野領域表示の一例を示す図である。
図8(A)に示す画像70には、使用者の顔の向きにしたがって移動した視野領域の流れが実線で囲んだ矩形の枠71〜枠74で示されている。図8(B)〜図8(E)は、それぞれの矩形の枠71〜枠74で表示される画像を示したものである。また、図8(A)〜図8(F)に示す実線及び破線で囲んだ丸枠60は、使用者の視線位置を示している。
まず、図8(A)に示すような使用者が視する映像から、図8(B)〜図8(E)に示すように、顔の向きにしたがって視野領域を移動させると、花の画像が視野領域の画像中に表示されていく。また、図8(E)に示す画像74では、花の画像が視野領域で示される画像の左上に表示される。
一方、使用者の視線位置を検出すると、図8(D)では、視線位置を示す丸枠60は、画像73の右下から矢印方向に示す花の画像の中心に移動している。また、図8(E)では、視線位置を示す丸枠60は、画像74の矢印方向に画像の右下から画像左上に移動している。
上述の視野領域抽出処理にしたがって、視線位置を視野領域の中心に位置するように、視野領域を移動すると、図8(F)に示すように、花の画像が中央にある画像75を使用者の見ている視野領域としてディスプレイ等の画面上に表示させることができる。
ここで、上述の視野領域抽出処理による視野領域表示例について、従来の視野領域表示例と比較して説明する。図9は、従来の視野領域表示例と視野領域抽出処理による視野領域表示例の一例を示す図である。
図9(A)に示す画像76には、使用者の見ていた初期位置の視野領域77から従来の使用者の顔の向きを検出することによって抽出された視野領域78と上述の視野領域抽出処理によって抽出された視野領域79が示されている。
また、図9(B)及び図9(C)は、従来の視野領域78及び上述の視野領域抽出処理による視野領域79で表示される画像を示したものである。また、図9に示す実線で囲んだ丸枠60が使用者の視線位置を示している。
図9(B)に示す従来の映像表示手法によれば、使用者の注視する視線位置にある風車は、抽出された視野領域78の画像の右上に表示されているが、図9(C)に示す本実施形態の映像表示手法によれば、使用者の注視する視線位置にある風車は、抽出された視野領域79の画像の中心位置に表示されている。このように、使用者の視線位置を検出することで、従来の使用者の顔の向きのみの検出による、視野領域の移動方向の検出精度を向上させ、より使用者の意図する注視対象を正確に抽出することを可能とする。
<眼電データの高周波ノイズ除去及び収束補正について>
次に、上述したEOG用電極30より取得し、視線位置を導出する眼電データの高周波ノイズ除去及び収束補正について説明する。図10は、視線位置を導出する眼電データの高周波ノイズ除去及び収束補正例を示す図である。
図10に示す眼電図は、横軸が時間[sec]、縦軸が電圧[V]を示している。例えば、使用者が右側のある一点を注視した場合、図10(A)に示すように、上述したEOG用電極30より検出した眼電データ(EOG抽出データ)80−1には、脳波や筋電等のノイズが含まれてしまうため、理想波形82と比較すると細かな揺れが現れてしまう。これらのノイズは、眼の動きによる電位変動と比較すると、より小さく、周波数が高いという特徴がある。
そこで、本実施形態では、高周波ノイズ除去手段14として例えば計算処理が速い一次のIIR(Infinite Impulse Response)フィルタ等をLPF(Low Pass Filter)として用いることにより、眼電データの高周波ノイズを除去し、図10(B)に示す眼電データ(EOG抽出データ)80−2を得ることが可能となる。
また、使用者がある一点を注視しているのにも関わらず、図10(B)の実線で囲んだ矩形の枠84に示すように、眼電データ80−2は、時間の経過とともに、0(ゼロ)へ収束していく。これは、測定装置自体のノイズである低い周波数を除去するために、測定装置に対して設定した時定数の影響によるものである。
そこで、本実施形態では、収束補正手段16として例えば眼電データを微分し、一定値以下の変動を排除し、図10(B)の実線で囲んだ矩形の枠86に示すように、視線移動における大きな変動のみ残す処理を行う。これにより、眼電データ80−2の緩やかな傾きを排除し、図10(C)に示すような眼電データ(EOG抽出データ)80−3を得ることが可能となる。
なお、上述したノイズの他に、まばたき時に発生するノイズがある。このノイズに対しては、例えば本実施形態における視線位置検出時において一定の休止時間等を設けることで、ノイズを除去することが可能となる。
上述の処理を行うことで、EOG法を用いることにより発生する脳波や筋電におけるノイズ、測定装置自体のノイズ等の問題を解決し、使用者の視線位置をより正確に検出することが可能となる。
上述したように、本発明によれば、EOG法による眼電データを用いて使用者の視線位置を検出し、この視線位置を中心とした視野領域を抽出することにより、使用者の高速な眼の動きに応じた、使用者の意図する画像又は映像を表示画面の中央に表示することが可能となる。
また、本発明によれば、使用者の視線位置と、使用者の顔の向きから検出される使用者の視野領域方向とを用いて、使用者の視線位置を中心とした視野領域を抽出する。これにより、使用者の視野領域をより正確に抽出し、使用者の意図する画像又は映像をより正確に表示画面の中央に表示することが可能となる。
また、本発明によれば、使用者の視線位置と、使用者の顔の向きから検出される使用者の視野領域方向とを用いて、使用者の視野領域を抽出するため、映像空間におけるより広域な範囲を対象にした使用者の視野領域を抽出することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
視野領域抽出装置を備える映像表示装置の概略構成例を示す図である。 本実施形態に係る視野領域抽出処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。 使用者の眼電を測定するEOG法を説明するための図である。 使用者の眼電を測定するEOG用電極を貼付する位置を説明する例を示す図である。 EOG用電極を設置したHMDを説明するための図である 図5に示したHMDを使用者が装着した例を示す図である。 本実施形態に係る視野領域抽出処理の一例を示すフローチャートである。 視野領域抽出処理による視野領域表示の一例を示す図である。 従来の視野領域表示例と視野領域抽出処理による視野領域表示例の一例を示す図である。 視線位置を導出する眼電データの高周波ノイズ除去及び収束補正例を示す図である。
符号の説明
10 視野領域抽出装置
12 視線位置検出手段
14 高周波ノイズ除去手段
16 収束補正手段
18 視野領域抽出手段
20 視野領域方向検出手段
30 EOG用電極
32 表示装置
34 位置角度センサ
41 入力装置
42 出力装置
43 ドライブ装置
44 補助記憶装置
45 メモリ装置
46 演算処理装置
47 ネットワーク接続装置
48 記録媒体
50 ヘッドマウントディスプレイ(HMD)
60 視線位置
70,75,76 画像
71〜74,84,86 矩形の枠
78,79 視野領域
80 眼電データ(EOG抽出データ)
82 理想波形
100 映像表示装置

Claims (12)

  1. 使用者の視する映像から、使用者の視野領域を抽出する視野領域抽出装置において、
    前記使用者の眼球運動による眼電から使用者の視線位置を検出する視線位置検出手段と、
    前記視線位置検出手段により得られた使用者の視線位置を基準に、予め設定された範囲からなる使用者の視野領域を、前記使用者の視する映像から抽出する視野領域抽出手段とを備えることを特徴とする視野領域抽出装置。
  2. 前記使用者の顔の向きにより、予め設定された範囲からなる前記視野領域の方向を検出する視野領域方向検出手段と、
    前記視線位置検出手段により得られた使用者の視線位置と、前記視野領域方向検出手段により得られた使用者の視野領域とを用いて、前記視線位置を基準に設定される前記視野領域を、前記使用者の視する映像から抽出する視野領域抽出手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の視野領域抽出装置。
  3. 前記視線位置の検出に用いられる眼電データに対して、高周波ノイズを除去する高周波ノイズ除去手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の視野領域抽出装置。
  4. 前記高周波ノイズ除去手段により高周波ノイズが除去された前記眼電データに対して収束補正をする収束補正手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の視野領域抽出装置。
  5. 前記請求項1乃至4のいずれか一項に記載の視野領域抽出装置を備えた映像表示装置において、
    前記使用者が視する映像に対し、前記請求項1乃至4のいずれか一項に記載の視野領域抽出装置から抽出された使用者の視野領域を、前記使用者の視する映像の中心に移動させて表示する表示手段を備えることを特徴とする映像表示装置。
  6. 使用者の視する映像から、使用者の視野領域を抽出する視野領域抽出方法において、
    前記使用者の眼球運動による眼電から使用者の視線位置を検出する視線位置検出手順と、
    前記視線位置検出手順により得られた使用者の視線位置を基準に、予め設定された範囲からなる使用者の視野領域を、前記使用者の視する映像から抽出する視野領域抽出手順とを備えることを特徴とする視野領域抽出方法。
  7. 前記使用者の顔の向きにより、予め設定された範囲からなる前記視野領域の方向を検出する視野領域方向検出手順と、
    前記視線位置検出手順により得られた使用者の視線位置と、前記視野領域方向検出手順により得られた使用者の視野領域とを用いて、前記視線位置を基準に設定される前記視野領域を、前記使用者の視する映像から抽出する視野領域抽出手順とを備えることを特徴とする請求項6に記載の視野領域抽出方法。
  8. 前記視線位置の検出に用いられる眼電データに対して、高周波ノイズを除去する高周波ノイズ除去手順を備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の視野領域抽出方法。
  9. 前記高周波ノイズ除去手段により高周波ノイズが除去された前記眼電データに対して収束補正をする収束補正手順を備えることを特徴とする請求項8に記載の視野領域抽出方法。
  10. 前記請求項6乃至8のいずれか一項に記載の視野領域抽出方法を備えた映像表示方法において、
    前記使用者が視する映像に対し、前記請求項6乃至8のいずれか一項に記載の視野領域抽出方法から抽出された使用者の視野領域を、前記使用者の視する映像の中心に移動させて表示する表示手段を備えることを特徴とする映像表示方法。
  11. 請求項6乃至9のいずれか一項に記載の視野領域抽出方法における手順をコンピュータに実行させるための視野領域抽出プログラム。
  12. 請求項10に記載の映像表示方法における手順をコンピュータに実行させるための映像表示プログラム。
JP2008141126A 2008-05-29 2008-05-29 視野領域抽出装置、映像表示装置、視野領域抽出方法、映像表示方法、視野領域抽出プログラム、及び映像表示プログラム Pending JP2009288529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141126A JP2009288529A (ja) 2008-05-29 2008-05-29 視野領域抽出装置、映像表示装置、視野領域抽出方法、映像表示方法、視野領域抽出プログラム、及び映像表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008141126A JP2009288529A (ja) 2008-05-29 2008-05-29 視野領域抽出装置、映像表示装置、視野領域抽出方法、映像表示方法、視野領域抽出プログラム、及び映像表示プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009288529A true JP2009288529A (ja) 2009-12-10

Family

ID=41457794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008141126A Pending JP2009288529A (ja) 2008-05-29 2008-05-29 視野領域抽出装置、映像表示装置、視野領域抽出方法、映像表示方法、視野領域抽出プログラム、及び映像表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009288529A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008290A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Softbank Mobile Corp 眼鏡型表示装置及びサーバ
JP2016516221A (ja) * 2013-03-26 2016-06-02 ルソスペース, プロジェクトス エンゲンハリア エリデーアー 表示装置
JP2017157139A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 株式会社東芝 眼球運動検出装置、眼球運動検出方法、およびアイウエア
CN109717828A (zh) * 2018-10-24 2019-05-07 中国医学科学院生物医学工程研究所 一种视野检查设备及检测方法
JP2019533824A (ja) * 2016-07-25 2019-11-21 マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap,Inc. 拡張現実および仮想現実アイウェアを用いた結像修正、表示、および可視化
US10602953B2 (en) 2015-11-27 2020-03-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Electro-oculographic detector and electro-oculographic detection method
KR20210066339A (ko) * 2019-11-28 2021-06-07 충남대학교병원 시야 보조 장치, 방법, 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 및 컴퓨터 프로그램

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008290A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Softbank Mobile Corp 眼鏡型表示装置及びサーバ
JP2016516221A (ja) * 2013-03-26 2016-06-02 ルソスペース, プロジェクトス エンゲンハリア エリデーアー 表示装置
US10602953B2 (en) 2015-11-27 2020-03-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Electro-oculographic detector and electro-oculographic detection method
JP2017157139A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 株式会社東芝 眼球運動検出装置、眼球運動検出方法、およびアイウエア
JP2019533824A (ja) * 2016-07-25 2019-11-21 マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap,Inc. 拡張現実および仮想現実アイウェアを用いた結像修正、表示、および可視化
JP7182538B2 (ja) 2016-07-25 2022-12-02 マジック リープ, インコーポレイテッド 拡張現実および仮想現実アイウェアを用いた結像修正、表示、および可視化
US11808943B2 (en) 2016-07-25 2023-11-07 Magic Leap, Inc. Imaging modification, display and visualization using augmented and virtual reality eyewear
CN109717828A (zh) * 2018-10-24 2019-05-07 中国医学科学院生物医学工程研究所 一种视野检查设备及检测方法
KR20210066339A (ko) * 2019-11-28 2021-06-07 충남대학교병원 시야 보조 장치, 방법, 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체 및 컴퓨터 프로그램

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8333475B2 (en) Electro-oculography measuring device, ophthalmological diagnosis device, eye-gaze tracking device, wearable camera, head-mounted display, electronic eyeglasses, electro-oculography measuring method, and recording medium
KR102627452B1 (ko) 다중 모드 눈 추적
Singh et al. Human eye tracking and related issues: A review
JP5665241B2 (ja) 眼球疲労判定装置およびその作動方法
CN109715047B (zh) 用于眼动追踪应用的传感器融合系统和方法
JP5490664B2 (ja) 眼電位推定装置、眼電位算出方法、視線検出装置、ウェアラブルカメラ、ヘッドマウントディスプレイおよび電子めがね
US10488925B2 (en) Display control device, control method thereof, and display control system
JP2009288529A (ja) 視野領域抽出装置、映像表示装置、視野領域抽出方法、映像表示方法、視野領域抽出プログラム、及び映像表示プログラム
Noris et al. A wearable gaze tracking system for children in unconstrained environments
US8430510B2 (en) Noise reduction device, electro-oculography measuring device, ophthalmological diagnosis device, eye-gaze tracking device, wearable camera, head-mounted display, electronic eyeglasses, noise reduction method, and recording medium
JP2014124308A (ja) 眼電位生成装置、眼電位生成方法およびビューワー
US11467662B1 (en) Identifying object of user focus with eye tracking and visually evoked potentials
US20150309567A1 (en) Device and method for tracking gaze
US20160132107A1 (en) Electronic device, method and storage medium
Barbara et al. Interfacing with a speller using EOG glasses
KR20120060978A (ko) 시선 위치 추적 기반의 3차원 인간-컴퓨터 상호작용 장치 및 방법
US20200237221A1 (en) Wearable device, signal processing method and device
WO2019062852A1 (zh) 显示内容的控制方法、装置及计算机可读介质
US10775883B2 (en) Information processing method, information processing apparatus and user equipment
US20180279902A1 (en) Dominant eye determining method and device
JP5483152B2 (ja) 眼電位を用いたマウスカーソル制御システム
Hammoud et al. Introduction to eye monitoring
Ahmed et al. A survey on human eye-gaze tracking (EGT) system “a comparative study”
KR102306111B1 (ko) 장시간 안구 움직임 검출을 위한 기준선 드리프트 제거 알고리즘을 이용한 eog 기반 안구 추적 프로토콜의 방법 및 장치
KR20210072350A (ko) 전기 안구도 측정을 통한 안구 운동 상태 기반의 렌더링 방법