JP2009285867A - Propelling pencil - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、芯タンクとともにチャックが回転しながら前進することにより芯が適宜回転するシャープペンシルに関する。 The present invention relates to a mechanical pencil in which a lead is appropriately rotated by advancing while a chuck rotates together with a lead tank.
一般的に筆記具は若干傾けて筆記するが、シャープペンシルを傾けて筆記すると芯が片減りしてしまうために、芯の端面が楕円状になってしまい筆記幅が次第に太くなってしまうものであった。そのため、細い筆記幅を保つためにはシャープペンシルを回転する必要があった。 In general, writing instruments are written with a slight tilt, but writing with a mechanical pencil tilted reduces the lead, so the end of the lead becomes elliptical and the writing width gradually increases. It was. Therefore, it was necessary to rotate the mechanical pencil in order to maintain a narrow writing width.
この点を解消するために、芯タンクに回転子を回転不能に取り付けるとともに、軸筒に摺動子を回転不能に取り付け、ノック部材の押圧動作によって芯タンク及び摺動子を移動させ、その摺動子の移動によって回転子を回転させるとともに、回転子とともに芯タンクに固定されたチャック体を回転させて芯を回転させるシャープペンシルが知られている。(特許文献1参照)
しかし、従来知られている回転子と摺動子を用いて芯を回転させるものは、構造が複雑となりコスト高になるとともに構造上回転子の回転量が大きく、1回の押圧動作で芯が大きく回転してしまい非常に筆記しにくいものであった。 However, in the case of rotating the core using a conventionally known rotor and slider, the structure becomes complicated and the cost is high, and the amount of rotation of the rotor is large due to the structure. It was very difficult to write because it rotated a lot.
本発明は、上記課題を解消するシャープペンシルを提供することを目的とするものである。 An object of this invention is to provide the mechanical pencil which eliminates the said subject.
本発明は、チャックと、チャックに連結される芯タンクと、チャックの頭部に外嵌される締具と、チャックを長手方向後方に付勢するチャックスプリングとからなり、チャックを前進させることにより芯を繰り出すシャープペンシルであって、芯タンクに突起を形成するとともに軸筒に傾斜した開口溝を形成し、前記芯タンクの突起を軸筒の開口溝に係合させ、芯タンクを押圧することにより突起が軸筒の開口溝に沿って回転しながら前進し、芯タンクとともにチャックが回転することにより芯が適宜回転しながら繰り出されることを第1の要旨とする。 The present invention comprises a chuck, a lead tank coupled to the chuck, a fastener fitted to the head of the chuck, and a chuck spring that urges the chuck rearward in the longitudinal direction. A mechanical pencil that feeds a lead, forming a protrusion on the lead tank and forming an inclined opening groove in the shaft cylinder, engaging the protrusion on the lead tank with the opening groove of the shaft cylinder, and pressing the lead tank Accordingly, the first aspect is that the protrusion advances while rotating along the opening groove of the shaft cylinder, and the core is fed out while appropriately rotating as the chuck rotates together with the core tank.
また、チャックと、チャックに連結される芯タンクと、チャックの頭部に外嵌される締具と、チャックを長手方向後方に付勢するチャックスプリングとからなり、チャックを前進させることにより芯を繰り出すシャープペンシルであって、芯タンクに円周方向等間隔に複数の係合突起を形成するとともに、軸筒に開口溝を形成し、前記開口溝は前端縁及び後端縁が傾斜されて形成され、かつ、押部材に前突起と後突起を形成し、押部材の後突起を前記軸筒の開口溝に係合させ、更に、押部材をリターンスプリングにより長手方向後方に付勢し、押部材を押圧することにより、押部材の前突起が芯タンクの係合突起に係合するとともに、後突起が開口溝の前端縁に当接されて回転し、押部材とともに芯タンク及びチャックが回転することにより芯が適宜回転しながら繰り出されることを第2の要旨とする。 The chuck includes a chuck, a core tank connected to the chuck, a fastener fitted to the head of the chuck, and a chuck spring that urges the chuck rearward in the longitudinal direction. A mechanical pencil that is fed out and has a plurality of engaging protrusions formed at equal intervals in the circumferential direction on the core tank, and an opening groove is formed in the shaft cylinder, and the opening groove is formed by tilting the front edge and the rear edge. In addition, a front protrusion and a rear protrusion are formed on the pressing member, the rear protrusion of the pressing member is engaged with the opening groove of the shaft tube, and the pressing member is further urged rearward in the longitudinal direction by a return spring. By pressing the member, the front protrusion of the pressing member engages with the engaging protrusion of the core tank, and the rear protrusion rotates in contact with the front edge of the opening groove, and the core tank and chuck rotate together with the pressing member. By There is a second aspect to be unwound while rotating properly.
本発明のシャープペンシルは、芯タンクを押圧した時、芯タンクの突起が軸筒の傾斜した開口溝に沿って回転しながら前進し芯を回転させるので、構造が簡単になるとともに、芯の回転量を極微少から1回転以下の間で適宜設定できる効果が奏せられるものである。 With the mechanical pencil of the present invention, when the lead tank is pressed, the lead of the lead tank advances while rotating along the inclined opening groove of the shaft cylinder, and the lead is rotated, so that the structure is simplified and the lead is rotated. There is an effect that the amount can be appropriately set between a very small amount and not more than one rotation.
芯タンクを前進させる時、芯タンクの突起が軸筒の開口溝に沿って回転するので、簡単な構造でかつ回転量を任意に設定できるシャープペンシルを実現した。 When the lead tank is moved forward, the protrusion of the lead tank rotates along the opening groove of the shaft cylinder, so that a mechanical pencil with a simple structure and an arbitrary rotation amount can be realized.
以下、図1、図2および図3に基づいて本発明における実施例1のシャープペンシルを説明する。また、図1の左側を前方とし右側を後方とする。先ず、黄銅等からなる金属製のチャック1の前部を3分割して構成し、このチャック1の後部に芯タンク2を固着する。この芯タンク2は図3に示したように、中間部にコ字型に切り欠いた弾性片2Aを形成し、この弾性片2Aの先端部に突起2Bを形成する。また、チャック1の頭部1Aには締具3が外嵌され、締具3を受け止める連結具4の内段4Aと芯タンク2の前端との間にチャックスプリング5を張架し、チャック1を長手方向後方に付勢する。更に、芯タンク2の後部には消しゴム6が取り付けられるとともに、消しゴム6を覆うノブ7が嵌合され、機構部が構成される。
Hereinafter, the mechanical pencil according to the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 1, 2, and 3. Moreover, let the left side of FIG. 1 be the front, and let the right side be back. First, a front part of a metal chuck 1 made of brass or the like is divided into three parts, and a
また、軸筒8は、把持部8Aが細径に形成されるとともに把持部8Aに傾斜した開口溝8Bを構成する。更に、軸筒8の後部にクリップ9を形成する。
Further, the
この軸筒8の後方から前記機構部が挿入され、軸筒8の前端から連結具4が突出するとともに、芯タンク2の突起2Bが軸筒8の開口溝8Bに係合される。更に、軸筒8の把持部8Aにゴム等の軟質材からなるグリップ10が被せられ、このグリップ10によって軸筒8の開口溝8Bを覆っている。更に、軸筒8の前端から突出した連結具4に、芯11を適度の力で保持する芯ホルダー12を内蔵した先部材13を着脱可能に螺合し、実施例1のシャープペンシルが構成される。
The mechanism portion is inserted from the rear side of the
次に、筆記により芯11が適宜摩耗した場合には、ノブ7を押圧することにより芯タンク2及びチャック1がチャックスプリング5を圧縮しながら前進する。この時、芯タンク2の突起2Bが軸筒8の傾斜された開口溝8Bに沿って回転しながら前進する。したがって、チャック1により保持された芯11も回転しながら繰り出される。そして、チャック1に外嵌された締具3が先部材13の係止段13Aに当接され、チャック1の頭部1Aから締具3が外れる。すると、チャック1が拡開され芯11を解放する。
Next, when the
この状態でノブ7の押圧を解除すると、チャックスプリング5により後方に付勢された芯タンク2は突起2Bが軸筒8の開口溝8Bに沿って逆に回転しながら後退する。また、芯11はチャック1から解放されているのでチャック1が逆に回転しながら後退しても、芯11は回転させられたり後退させられることはない。そして、チャック1が再び締具3に押圧され図1の筆記状態に復帰する。したがって、芯11は一定量繰り出されるとともに、一定量回転される。
When the pressing of the
以下、図4に基づいて本発明における実施例2のシャープペンシルを説明する。また、図4の左側を前方とし右側を後方とする。先ず、黄銅等からなる金属製のチャック101の前部を3分割して構成し、このチャック101の後部に合成樹脂製のコネクター14を圧入固着する。更に、コネクター14の後部に合成樹脂製の芯タンク102を圧入固着する。また、芯タンク102の後部には隆起部102Cが形成され、この隆起部102Cに円周方向等間隔に複数の係合突起102Dを形成する。
Hereinafter, the mechanical pencil according to the second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. Moreover, let the left side of FIG. 4 be the front, and let the right side be back. First, a front part of a
前記チャック101の頭部101Aには締具103が外嵌され、締具103を受け止める連結具104とコネクター14の前端との間に150g程度の取付時荷重でチャックスプリング105を張架し、チャック101を長手方向後方に付勢する。
A
前記芯タンク102の外側には重量体15が遊嵌され、重量体15はコネクター14の外鍔14Aと芯タンク102の隆起部102Cの間を長手方向に摺動可能に構成される。
A
前記連結具104は前軸16の前端と先部材113の内段113Bにより挾持され機構部が前軸16内に内蔵される。また、前記先部材113には芯11を適度の力で保持する芯ホルダー12が内蔵されている。更に、前軸16にはゴム等の軟質材で構成されたグリップ110が取り付けられ、前記グリップ110は先部材113の後端と前軸16の外鍔16Aにより挾持される。
The connecting
後軸17には傾斜した開口溝17Aが形成され、この開口溝17Aは前端縁17Bの方が後端縁17Cより急傾斜に構成される。押部材18の外面には長手方向に伸びた前突起18Aと後突起18Bが形成され、後突起18Bは前記後軸17の開口溝17Aに係合される。更に、押部材18の後部には内軸19が固着され、後軸17の内鍔17Dと内軸19の外段19Aとの間に300g程度の取付時荷重でリターンスプリング20が張架され、押部材18の後端が後軸17の内鍔17Dに当接される。更に、内軸19の後部には消しゴム106が取り付けられるとともに、消しゴム106を覆うノブ107が嵌合される。
The
更に、後軸17には外鞘21が被嵌され、外鞘21により後軸17の開口溝17Aを覆って構成される。また、外鞘21の後部にクリップ109が形成される。
Further, an
前記前軸16に後軸17が着脱可能に螺合され、前軸16の外鍔16Aと後軸17の外鍔17Eにより外鞘21を挾持する。前記前軸16と後軸17により軸筒を構成し、実施例2のシャープペンシルが構成される。
A
次に、筆記により芯11が適宜摩耗した場合には、軸筒を振ると重量体15の慣性力により芯タンク102及びチャック101がチャックスプリング105を圧縮しながら前進する。しかし、この場合には芯11は回転しない。芯11を回転させる場合には、後軸17の後端より突出したノブ107を押圧すると、後突起18Bが後軸17の傾斜された開口溝17Aの前端縁17Bに当接され図5の(a)の状態となり、後突起18Bが前端縁17Bに沿って前進することにより押部材18は回転しながら前進する。すると、押部材18の前突起18Aが芯タンク102の係合突起102Dに係合し図5の(b)の状態となり、芯タンク102及びチャック101を回転させる。そして、押部材18の内鍔18Cが芯タンク102の後端に当接すると、押部材18とともに芯タンク102及びチャック101が前進しながら回転し、チャック101に保持された芯11も回転しながら繰り出される。そして、チャック101に外嵌された締具103が先部材113の係止段113Aに当接され、チャック101の頭部101Aから締具103が外れる。すると、チャック101が拡開され芯11を解放する。また、後突起18Bは開口溝17Aの最前進位置に到達し、図5の(c)の状態となる。
Next, when the
この状態でノブ107の押圧を解除すると、押部材18の前突起18Aが芯タンク102の係合突起102Dに係合した状態で、押部材18の後突起18Bが後軸17の開口溝17A内を回転することなく後退する。そして、チャック101の頭部101Aが締具103に押圧されてチャック101が閉じられ芯11を保持する。
When the pressing of the
すると、チャック101及び芯タンク102の後退は停止されるが、押部材18は更に後退し、芯タンク102の係合突起102Dと押部材18の前突起18Aの係合が外れる。その後、押部材18の後突起18Bが後軸17の開口溝17Aの傾斜された後端縁17Cに当接され、後突起18Bが後端縁17Cに沿って後退することにより押部材18は回転しながら後退する。この時、芯タンク102の係合突起102Dと押部材18の前突起18Aは係合していないので、芯タンク102及びチャック101は回転しない。そして、押部材18の後突起18Bが後軸17の後端縁17Cの最後退位置に到達すると、押部材18の後退は止められ図4及び図5の(a)の状態に復帰する。
Then, the retraction of the
この実施例2の場合は、振出式シャープペンシルにおいても芯11を回転させることができる利点が得られる。
In the case of the second embodiment, there is an advantage that the
以下、図6に基づいて本発明における実施例3のシャープペンシルを説明する。尚、図4と同一部材は同一の符号を付してその説明を省略する。芯タンク202を合成樹脂製のパイプ材で構成し、この芯タンク202の後部にカム部材22が固着される。このカム部材22に円周方向等間隔に複数の係合突起22Aを形成したものである。
Hereinafter, the mechanical pencil according to the third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The same members as those in FIG. 4 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted. The
この実施例3の場合は、芯タンク202の製造が容易でかつバラツキなく作製できる利点が得られる。
In the case of the third embodiment, there is an advantage that the
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、芯タンク、軸筒、前軸、後軸といった部材は複数の部材を固着あるいは嵌合して一体化することも可能である。 In addition, this invention is not limited to the said Example, Members, such as a core tank, a shaft cylinder, a front axis | shaft, and a rear axis | shaft, can also be integrated by adhering or fitting a some member.
芯タンクを押圧すると、一定量芯が繰り出せるとともに、芯を回転することができ、しかも、芯の回転量を任意に設定できるシャープペンシルに適用できる。 When the lead tank is pressed, the lead can be fed out by a certain amount, the lead can be rotated, and the lead can be applied to a mechanical pencil that can arbitrarily set the rotation amount of the lead.
1 チャック
1A チャック1の頭部
2 芯タンク
2B 芯タンク2の突起
3 締具
5 チャックスプリング
8 軸筒
8B 軸筒8の開口溝
11 芯
18 押部材
18A 押部材18の前突起
18B 押部材18の後突起
20 リターンスプリング
101 チャック
101A チャック101の頭部
102 芯タンク
102D 芯タンク102の係合突起
103 締具
105 チャックスプリング
202 芯タンク
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (2)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008137884A JP2009285867A (en) | 2008-05-27 | 2008-05-27 | Propelling pencil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008137884A JP2009285867A (en) | 2008-05-27 | 2008-05-27 | Propelling pencil |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009285867A true JP2009285867A (en) | 2009-12-10 |
Family
ID=41455582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008137884A Pending JP2009285867A (en) | 2008-05-27 | 2008-05-27 | Propelling pencil |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009285867A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011074450A1 (en) | 2009-12-17 | 2011-06-23 | シャープ株式会社 | Broadcast information display device, broadcast information display method, program, and recording medium |
JP2020069674A (en) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | 株式会社パイロットコーポレーション | Bar-shaped lead delivery device |
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2008
- 2008-05-27 JP JP2008137884A patent/JP2009285867A/en active Pending
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JP2020069674A (en) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | 株式会社パイロットコーポレーション | Bar-shaped lead delivery device |
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